JP2011024795A - 炊飯器 - Google Patents
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Abstract
【課題】保温中の御飯が局部的に乾燥して固くなったり、あるいは結露により白化して柔らかくなるなどの食味の劣化を防止し、よりおいしく保温できる炊飯器を提供すること。
【解決手段】時間を計測する時間計測手段7、鍋1の底部分の温度を検知する底温度検知手段4、蓋5の温度を検知する蓋温度検知手段6からの信号を入力し、鍋1の底部分を加熱する底加熱手段2、蓋5を加熱する蓋加熱手段3とを制御して炊飯及び保温を行う制御手段8とを備え、底温度検知手段4による底の温度が、あらかじめ決められた保温温度に達するまでの期間において、蓋温度検知手段3による蓋の温度が、底温度検知手段4による底の温度より高くなるように制御するとともに、その温度差を次第に大きくするように底加熱手段2と蓋加熱手段3を制御することで、ご飯の上部に結露してべちゃつき、ご飯の味が劣化することを抑えることができる。
【選択図】図1
【解決手段】時間を計測する時間計測手段7、鍋1の底部分の温度を検知する底温度検知手段4、蓋5の温度を検知する蓋温度検知手段6からの信号を入力し、鍋1の底部分を加熱する底加熱手段2、蓋5を加熱する蓋加熱手段3とを制御して炊飯及び保温を行う制御手段8とを備え、底温度検知手段4による底の温度が、あらかじめ決められた保温温度に達するまでの期間において、蓋温度検知手段3による蓋の温度が、底温度検知手段4による底の温度より高くなるように制御するとともに、その温度差を次第に大きくするように底加熱手段2と蓋加熱手段3を制御することで、ご飯の上部に結露してべちゃつき、ご飯の味が劣化することを抑えることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は一般家庭向けの保温機能を有する炊飯器に関するものである。
従来、この種の炊飯器は炊飯工程から保温工程に入り、蓋部の温度と底部の温度の差をほぼ一定にするように制御したり、その温度差を時間経過とともに徐々に小さく制御するようにしている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。
しかしながら、前記従来の構成では、蓋部の温度と底部の温度の差をほぼ一定にするように制御したり、その温度差を時間経過とともに徐々に小さく制御するようにしているため、ご飯の乾燥を抑えることはできるが、あらかじめ決められた保温温度に達するまでの温度下降時には、ご飯の中心の温度が最も高く、鍋に接する底の部分、空気に接するご飯の上部の順に低くなり、その差は、時間経過とともに大きくなるので、よりご飯の上部に結露してべちゃつきご飯の味が劣化することになるという課題を有していた。
また、あらかじめ決められた保温温度に達してからも、ご飯の温度が全体に均一化するより早く蓋部の温度と底部の温度を略同一に近づけることになり、鍋上部や蓋の内側の結露が増え、露がご飯に落下して白化し、ご飯の味が劣化することになるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、ご飯の味が劣化するのを抑えて保温する炊飯器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の炊飯器は、炊飯工程から保温工程に入り、底温度検知手段による底の温度があらかじめ決められた保温温度に達するまでの期間において、蓋温度検知手段による蓋の温度が、底温度検知手段による底の温度より高くなるように制御するとともに、その温度差を次第に大きくするように底加熱手段と蓋加熱手段を制御する制御手段を備えたものである。
これによって、ご飯の温度が全体に均一化してから蓋部の温度と底部の温度を略同一に近づけることになり、鍋上部や蓋の内側の結露を抑えてご飯の上部の結露によるべちゃつき等、ご飯の味が劣化することを抑えて保温することができ、より食味のよいご飯を使用者に供する炊飯器を提供できる。
本発明の炊飯器は、ご飯の温度が全体に均一化してから蓋部の温度と底部の温度を略同一に近づけることになり、鍋上部や蓋の内側の結露を抑えてご飯の上部の結露によるべちゃつき等、ご飯の味が劣化することを抑えて保温することができ、より食味のよいご飯を
使用者に供する炊飯器を提供することができる。
使用者に供する炊飯器を提供することができる。
第1の発明は炊飯器本体と、前記炊飯器本体内に収納され米と水を入れる着脱自在な鍋と、前記鍋の上部開口部を覆う開閉自在な蓋と、前記鍋の底部分を加熱する底加熱手段と、前記鍋の前記蓋の内側を加熱する蓋加熱手段と、前記鍋の底部分の温度を検知する底温度検知手段と、前記鍋の前記蓋部分の温度を検知する蓋温度検知手段と、時間を計測する時間計測手段と、前記時間計測手段と前記底温度検知手段と前記蓋温度検知手段の信号を入力し、前記底加熱手段と前記蓋加熱手段を制御して、炊飯と保温を行う制御手段とを備え、前記制御手段は炊飯工程から保温工程に入り、前記底温度検知手段による底の温度があらかじめ決められた保温温度に達するまでの期間において、前記蓋温度検知手段による蓋の温度が、前記底温度検知手段による底の温度より高くなるように制御するとともに、その温度差を次第に大きくするように前記底加熱手段と前記蓋加熱手段を制御することにより、ご飯の温度が全体に均一化してから蓋部の温度と底部の温度を略同一に近づけることになり、鍋上部や蓋の内側の結露を抑えてご飯の上部の結露によるべちゃつき等、ご飯の味が劣化することを抑えて保温することができ、より食味のよいご飯を使用者に供する炊飯器を提供することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の制御手段は、前記底温度検知手段による底の温度があらかじめ決められた保温温度に達した後、前記蓋温度検知手段による蓋の温度が、前記底温度検知手段による底の温度より高くなるように制御するとともに、その温度差が、あらかじめ決められた時間をかけて所定の値以下になるように前記底加熱手段と前記蓋加熱手段を制御することにより、鍋上部や蓋の内側の結露を抑えて、露がご飯に落下して白化してご飯の味が劣化することを抑えることができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明の制御手段は、前記底温度検知手段による底の温度があらかじめ決められた保温温度に達した後、前記蓋温度検知手段による蓋の温度が、前記底温度検知手段による底の温度より高くなるように制御するとともに、その温度差が、保温開始からあらかじめ決められた保温温度に達するまでの時間に応じた時間をかけて所定の値以下になるように前記底加熱手段と前記蓋加熱手段を制御することにより、鍋上部や蓋の内側の結露を抑えて、露がご飯に落下して白化してご飯の味が劣化することを抑えることができる。
第4の発明は、特に、第1〜3のいずれか1つの発明の制御手段は、前記底温度検知手段による底の温度があらかじめ決められた保温温度に達した後、前記蓋温度検知手段による蓋の温度が、前記底温度検知手段による底の温度より高くなるように制御するとともに、前記底温度検知手段による底の温度が、あらかじめ決められた保温温度に達する前に比べて単位時間あたりの蓋温度検知手段による蓋の温度の変化量が次第に小さくなるように前記蓋温度検知手段による温度を変化させて、所定の値以下になるように前記底加熱手段と前記蓋加熱手段を制御することにより、ご飯の上部の結露を抑えて、べちゃつきによるご飯の味の劣化を抑えることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態の炊飯器を示すブロック図である。
図1は本発明の第1の実施の形態の炊飯器を示すブロック図である。
図1において、米や水などの調理物を入れる鍋1の底部に、鍋1の底部分を加熱する底加熱手段2と、鍋1の底部分の温度を検知する底温度検知手段4を配している。鍋1は上部に開口部を有する筒状有底体で、鍋1の上部には鍋1の上部開口部を覆う開閉自在な蓋5を配し、蓋5の上部に蓋5の温度を検知する蓋温度検知手段6と、蓋5を加熱する蓋加熱手段3を備えている。制御手段8は、底温度検知手段4と蓋温度検知手段6と時間を計時する計時手段7の出力に応じ、あらかじめ設定されたシーケンスに従って、底加熱手段2と蓋加熱手段3を制御して、炊飯および保温を行う。
図2は本発明の第1の実施の形態の炊飯器の保温時の温度遷移図を示すもので、保温開始からの底温度検知手段4による底温度と蓋温度検知手段6による蓋温度の状態を簡易に示したものであり、底温度検知手段4による底温度を実線で示し、蓋温度検知手段6による蓋温度を点線で示したものである。なお、図2における横軸は保温開始からの時間であり、縦軸は温度である。
以降、図1と図2を用いて動作を説明する。鍋1に米と調理物を入れた後、制御手段8は、底加熱手段2と蓋加熱手段3を制御して加熱し、炊飯を行った後、保温を開始する。保温開始時点では、図2に示すように、底温度検知手段4による底温度と蓋温度検知手段6による蓋温度は、ほぼ同一になっている(本実施例の場合は120℃)。
その後、制御手段8は底温度検知手段4による底の温度が、あらかじめ決められた保温温度(本実施例の場合は70℃)に達するまで、底温度検知手段4による底温度より蓋温度検知手段6による蓋温度が高く、その温度差が次第に大きくなるように底加熱手段2と蓋加熱手段3を制御する。本実施例の場合は、底温度が100℃に達した時点では、蓋温度は102℃の2度差となるようにし、底温度が90℃に達した時点では、蓋温度は93℃の3度差となるようにし、底温度が80℃に達した時点では、蓋温度は、84℃の4度差、そして底温度が70℃に達した時点では、蓋温度は75℃の5度差となるようにその温度差が次第に大きくなるように底加熱手段2と蓋加熱手段3を制御する。
このように、本実施の形態では、底温度検知手段4による底の温度が、あらかじめ決められた保温温度に達するまでの期間において、蓋温度検知手段6による蓋の温度が、底温度検知手段4による底の温度より高くなるように制御するとともに、その温度差を時間経過とともに大きくするように底加熱手段2と蓋加熱手段3を制御しているので、ご飯の上部に結露してべちゃつき、ご飯の味が劣化することを抑えることができる。
なお、本実施の形態では、底温度に応じて蓋温度との差を決めるようにしているが、温度差が次第に大きくなるようになればよいのであって、保温開始からの時間に応じて温度差が大きくなるようにしてもよいのは明らかである。
また、本実施の形態では、温度を具体的に示しているが、この温度に限定されるものではなく、温度差も同じ幅で変化する必要はなく、室温や炊飯量、蓋開閉の状態、目標とする保温温度などに応じて変化させてもよいのは明らかである。
(実施の形態2)
図3は、本発明の第2の実施の形態の炊飯器を示すブロック図である。
図3は、本発明の第2の実施の形態の炊飯器を示すブロック図である。
図3において、図1と同じ番号を付したものは、同じであるので詳細な説明は省略する。制御手段9は底温度検知手段4と蓋温度検知手段6と計時手段7の出力に応じ、あらかじめ設定されたシーケンスに従って、底加熱手段2と蓋加熱手段3を制御して、炊飯および保温を行う。
図4は本発明の第2の実施の形態の炊飯器の保温時の温度遷移図を示すもので、保温開始からの底温度検知手段4による底温度を実線で示し、蓋温度検知手段6による蓋温度を点線で示したものである。なお、図4における横軸は保温開始からの時間であり、縦軸は温度である。
以降、図3と図4を用いて動作を説明する。鍋1に米と調理物を入れた後、制御手段9は、底加熱手段2と蓋加熱手段3を制御して炊飯を行った後、保温を開始する。保温開始時点では、図4に示すように、底温度検知手段4による底温度と蓋温度検知手段6による蓋温度は、ほぼ同一になっている(本実施例の場合は120℃)。
その後、制御手段9は底温度検知手段4による底の温度が、あらかじめ決められた保温温度(本実施例の場合は70℃)に達するまで、底温度検知手段4による底温度より蓋温度検知手段6による蓋温度が高く、その温度差が次第に大きくなるように底加熱手段2と蓋加熱手段3を制御する。本実施例の場合は、底温度が70℃に達した時点で蓋温度は75℃の5度差となるようにその温度差が次第に大きくなるように底加熱手段2と蓋加熱手段3を制御する。このときの計時手段7による保温開始からの時間tとすると、あらかじめ決められた保温温度(本実施例の場合は70℃)に達した後、底温度検知手段4による底温度より蓋温度検知手段6による蓋温度が高くなるようにしたまま、さらに時間tが経過した時点で、蓋温度と底温度の差が所定の値(本実施例の場合2度)以下となるように底加熱手段2と蓋加熱手段3を制御する。
このように、本実施の形態では、底温度検知手段4による底の温度が、あらかじめ決められた保温温度に達した後、蓋温度検知手段6による蓋の温度が、底温度検知手段4による底の温度より高くなるように制御するとともに、その温度差が、保温開始からあらかじめ決められた保温温度に達するまでの時間に応じた時間をかけて所定の値以下になるように底加熱手段2と蓋加熱手段3を制御することで、鍋上部や蓋の内側の結露が増え、露がご飯に落下して白化し、ご飯の味が劣化することを抑えることができる。
また、本実施の形態で温度や温度差を具体的に示しているが、この温度に限定されるものではなく、保温開始からあらかじめ決められた保温温度に達するまでの時間と同じ時間をかけて所定の温度差以下になるようにしているが、必ずしも同じである必要はなく、一定の時間でなく、保温開始からあらかじめ決められた保温温度に達するまでの時間に応じた時間であればよく室温や炊飯量、蓋開閉の状態、目標とする保温温度などに応じてさらに変化させてもよいのは明らかである。
(実施の形態3)
図5は、本発明の第3の実施の形態の炊飯器を示すブロック図である。
図5は、本発明の第3の実施の形態の炊飯器を示すブロック図である。
図5において、図1と同じ番号を付したものは、同じであるので詳細な説明は省略する。制御手段10は底温度検知手段4と蓋温度検知手段6と計時手段7の出力に応じ、あらかじめ設定されたシーケンスに従って、底加熱手段2と蓋加熱手段3を制御して、炊飯および保温を行う。
図6は本発明の第3の実施の形態の炊飯器の保温時の温度遷移図を示すもので、保温開
始からの底温度検知手段4による底温度を実線で示し、蓋温度検知手段6による蓋温度を点線で示したものである。なお、図6における横軸は保温開始からの時間であり、縦軸は温度である。
始からの底温度検知手段4による底温度を実線で示し、蓋温度検知手段6による蓋温度を点線で示したものである。なお、図6における横軸は保温開始からの時間であり、縦軸は温度である。
以降、図5と図6を用いて動作を説明する。鍋1に米と調理物を入れた後、制御手段10は、底加熱手段2と蓋加熱手段3を制御して炊飯を行った後、保温を開始する。保温開始時点では、図6に示すように、底温度検知手段4による底温度と蓋温度検知手段6による蓋温度は、ほぼ同一になっている(本実施例の場合は120℃)。
その後、制御手段9は底温度検知手段4による底の温度が、あらかじめ決められた保温温度(本実施例の場合は70℃)に達するまで、底温度検知手段4による底温度より蓋温度検知手段6による蓋温度が高く、その温度差が次第に大きくなるように底加熱手段2と蓋加熱手段3を制御する。本実施例の場合は、底温度が70℃に達した時点で蓋温度は75℃の5度差となるようにその温度差が次第に大きくなるように底加熱手段2と蓋加熱手段3を制御し、このとき、制御手段10は、計時手段7による時間で所定の時間T毎(例えば1時間毎)に蓋の温度を確認し、単位時間あたりの蓋温度の変化量を確認しながら、底温度が70℃に達した後、蓋温度が目標とする温度となるように、底加熱手段2と蓋加熱手段3を制御している。
図6に示すように、本実施例の場合、底温度が70℃に達する1時間前の蓋温度は77℃で、2時間前の蓋温度は80℃である。従って、2時間前から1時間の1時間では3度変化し、1時間前から、底温度が70℃に達するまでの1時間では2度変化している。制御手段10は、底温度が70℃に達した後の1時間では、底温度が70℃に達するまでの1時間の変化量2度より小さく1.5度変化させ、73.5℃に、2時間後にはさらに小さく1度変化させて72.5℃に、3時間後にはさらに小さく0.5度変化させて72.0℃として、蓋の温度の変化量が次第に小さくなるように、底温度と蓋温度の差が所定の値(本実施例の場合2度)以下になるように底加熱手段2と前記蓋加熱手段3を制御している。
このように、本実施の形態では、底温度検知手段4による底の温度が、あらかじめ決められた保温温度に達した後、蓋温度検知手段6による蓋の温度が、底温度検知手段4による底の温度より高くなるように制御するとともに、その蓋の温度差の変化量が次第に小さくなるように底加熱手段2と蓋加熱手段3を制御することで、鍋上部や蓋の内側の結露が増え、露がご飯に落下して白化し、ご飯の味が劣化することを抑えることができる。
また、本実施の形態で温度や温度差や時間を具体的に示しているが、この値に限定されるものではなく、底の温度が、あらかじめ決められた保温温度に達した後も蓋の温度を急激に下げることなく、ゆるやかに下降するようにしていればよく、室温や炊飯量、蓋開閉の状態、目標とする保温温度などに応じて変化させてもよいのは明らかである。
以上のように、本発明にかかる炊飯器は、ご飯の味が劣化するのを抑えて保温することができるものであるので、家庭用のみならず保温機能を持つ業務用の炊飯器等の用途にも適用できる。
1 鍋
2 底加熱手段
3 蓋加熱手段
4 底温度検知手段
5 蓋
6 蓋温度検知手段
7 計時手段
8、9、10 制御手段
2 底加熱手段
3 蓋加熱手段
4 底温度検知手段
5 蓋
6 蓋温度検知手段
7 計時手段
8、9、10 制御手段
Claims (4)
- 炊飯器本体と、前記炊飯器本体内に収納され米と水を入れる着脱自在な鍋と、前記鍋の上部開口部を覆う開閉自在な蓋と、前記鍋の底部分を加熱する底加熱手段と、前記鍋の前記蓋の内側を加熱する蓋加熱手段と、前記鍋の底部分の温度を検知する底温度検知手段と、前記鍋の前記蓋部分の温度を検知する蓋温度検知手段と、時間を計測する時間計測手段と、前記時間計測手段と前記底温度検知手段と前記蓋温度検知手段の信号を入力し、前記底加熱手段と前記蓋加熱手段を制御して、炊飯と保温を行う制御手段とを備え、前記制御手段は炊飯工程から保温工程に入り、前記底温度検知手段による底の温度があらかじめ決められた保温温度に達するまでの期間において、前記蓋温度検知手段による蓋の温度が、前記底温度検知手段による底の温度より高くなるように制御するとともに、その温度差を次第に大きくするように前記底加熱手段と前記蓋加熱手段を制御してなる炊飯器。
- 制御手段は、前記底温度検知手段による底の温度があらかじめ決められた保温温度に達した後、前記蓋温度検知手段による蓋の温度が、前記底温度検知手段による底の温度より高くなるように制御するとともに、その温度差が、あらかじめ決められた時間をかけて所定の値以下になるように前記底加熱手段と前記蓋加熱手段を制御してなる請求項1に記載の炊飯器。
- 制御手段は、前記底温度検知手段による底の温度があらかじめ決められた保温温度に達した後、前記蓋温度検知手段による蓋の温度が、前記底温度検知手段による底の温度より高くなるように制御するとともに、その温度差が、保温開始からあらかじめ決められた保温温度に達するまでの時間に応じた時間をかけて所定の値以下になるように前記底加熱手段と前記蓋加熱手段を制御してなる請求項1または2に記載の炊飯器。
- 制御手段は、前記底温度検知手段による底の温度があらかじめ決められた保温温度に達した後、前記蓋温度検知手段による蓋の温度が、前記底温度検知手段による底の温度より高くなるように制御するとともに、前記底温度検知手段による底の温度が、あらかじめ決められた保温温度に達する前に比べて単位時間あたりの蓋温度検知手段による蓋の温度の変化量が次第に小さくなるように前記蓋温度検知手段による温度を変化させて、所定の値以下になるように前記底加熱手段と前記蓋加熱手段を制御してなる請求項1〜3のいずれか1項に記載の炊飯器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009174066A JP2011024795A (ja) | 2009-07-27 | 2009-07-27 | 炊飯器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009174066A JP2011024795A (ja) | 2009-07-27 | 2009-07-27 | 炊飯器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2011024795A true JP2011024795A (ja) | 2011-02-10 |
Family
ID=43634260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009174066A Pending JP2011024795A (ja) | 2009-07-27 | 2009-07-27 | 炊飯器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2011024795A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109953653A (zh) * | 2017-12-14 | 2019-07-02 | 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 | 烹饪方法、烹饪器具和计算机可读存储介质 |
CN110908304A (zh) * | 2018-09-14 | 2020-03-24 | 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 | 烹饪器具及其加热控制方法、以及计算机可读存储介质 |
-
2009
- 2009-07-27 JP JP2009174066A patent/JP2011024795A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109953653A (zh) * | 2017-12-14 | 2019-07-02 | 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 | 烹饪方法、烹饪器具和计算机可读存储介质 |
CN109953653B (zh) * | 2017-12-14 | 2021-08-27 | 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 | 烹饪方法、烹饪器具和计算机可读存储介质 |
CN110908304A (zh) * | 2018-09-14 | 2020-03-24 | 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 | 烹饪器具及其加热控制方法、以及计算机可读存储介质 |
CN110908304B (zh) * | 2018-09-14 | 2023-07-28 | 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 | 烹饪器具及其加热控制方法、以及计算机可读存储介质 |
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