JP2011024504A - 植物用紫外光照射装置 - Google Patents

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広行 関井
Makoto Yamada
真 山田
Masanori Ishiwatari
正紀 石渡
Tatsukiyo Uchida
達清 内田
Yuki Shirakawa
友樹 白川
Hiromichi Shibazaki
弘道 柴▲崎▼
Yoshinori Karasawa
宜典 唐沢
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Abstract

【課題】植物用紫外光照射装置において、光源からの紫外光を植物にだけ効率よく照射できるようにする。
【解決手段】植物用紫外光照射装置1は、植物Pに対して紫外光を含む光を照射する光源2と、光源2からの光を植物Pの方向に反射する半楕円筒の反射板3と、光源2から反射板3に反射されずに植物Pに直接照射される光の光路上に配置される紫外光遮断性を有した光学部材4とを備えている。光源2から反射板3に反射されずに植物Pに直接照射される光に紫外光が含まれないようにして、反射板3により反射される紫外光のみを植物Pに配光するので、紫外光が植物Pに向けて広角に配光されることがない。
【選択図】図2

Description

本発明は、植物に対して紫外光を含む光を照射する光源を有した植物用紫外光照射装置に関する。
従来から、圃場において果樹や野菜、花、きのこ等を栽培する際、これらの栽培植物に紫外光を照射することにより、灰色カビ病やうどんこ病、ベト病、炭そ病等の植物病害を防除することが知られている。この種の病害防除のための構成として、光源から放射される紫外光のUB−B成分(波長域280〜340nm)やUB−A成分(波長域340〜380nm)等を光制御して、植物病害の原因となる糸状菌の胞子形成や菌糸成長を抑制しようとするものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、植物の光合成に必要となる可視光を紫外光に併せて照射することによって、病害防除と共に植物の育成促進を図る技術が知られている(例えば、特許文献2及び3参照)。
特開2005−328734号公報 特開2001−28947号公報 特開2003−339236号公報
ところで、上記のような病害防除の構成においては、植物に対する紫外光の照射効率を向上させるため、紫外光を放射する光源の一部を反射板で覆い、光源からの紫外光を植物の方向に集光させるものが多い。このような場合、反射板で反射される紫外光は植物に向けて狭角に配光されるが、反射板で反射されない紫外光は植物に向けて広角に配光されることがあり、その結果、圃場に居る作業者に紫外光を照射する虞があった。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、光源からの紫外光を植物にだけ効率よく照射することができる植物用紫外光照射装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、植物に対して紫外光を含む光を照射する光源を有した植物用紫外光照射装置であって、前記光源からの光を植物の方向に反射する反射板を備え、前記光源から前記反射板に反射されずに植物に直接照射される光の光路上に、紫外光遮断性を有した部材、又は紫外光を可視光に変換する部材のいずれか一方が配置されるものである。
請求項1の発明によれば、光源から反射板に反射されずに植物に直接照射される光に紫外光が含まれないようにして、反射板により反射される紫外光のみを植物に配光するので、紫外光が植物に向けて広角に配光されることがなく、紫外光を植物にだけ効率よく照射できる。また、紫外光を可視光に変換する部材を本装置に配した場合、又は光源からの光に可視光を含めた場合、植物に対して可視光を広範囲に照射できるので、植物の光合成を促進して植物生育効果を高めることができる。
本発明の第1の実施形態に係る植物用紫外光照射装置の据付け配置図。 上記植物用紫外光照射装置の側断面図。 本発明の第2の実施形態に係る植物用紫外光照射装置の側断面図。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係る植物用紫外光照射装置について図1及び図2を参照して説明する。図1、図2は本実施形態に係る植物用紫外光照射装置(以下、本装置という)1の構成を示す。本装置1は、ハウス圃場10で栽培される植物Pに発生する植物病害を防除するため植物Pに光照射するものであって、ハウス圃場10の天井部分に複数設置されている。ここで、上記の植物病害とは、灰色カビ病やうどんこ病、ベト病、炭そ病等である。本装置1は、植物Pに対して紫外光を含む光を照射する光源2と、光源2からの光を植物Pの方向に反射する半楕円筒形の反射板3と、反射板3の半楕円筒内方側において光源2と対向する紫外光遮断性を有した光学部材4とを備えている。
光源2は、UV−B領域(波長域が280〜340nm)と可視領域(波長域が380〜750nm)に発光ピークを有する発光管から成り、反射板3の半楕円筒内方側に横向きして設けられている。光源2の種類は、特に限定されるものでなく、例えば、蛍光灯や白熱灯、高輝度放電灯、発光ダイオード、有機EL等である。
反射板3は、光源2をその上方から覆う半楕円筒内方面が反射面となっており、光源2から放射される光を高効率で反射する。なお、反射板3の形状は、半楕円筒に限定されず、例えば、断面の外形が真円又は楕円の円弧となる形状であっても構わない。また、反射板3は、軽量でありながら高い反射率を実現するため、例えば、アルマイト処理、蒸着めっき処理、又は研磨加工等が施されたアルミニウムにより構成される。なお、反射板3は、例えば、銀やアルミニウムの蒸着処理が施された鉄、反射率を高める塗装が施された鉄、さらに、銀やアルミニウム等の蒸着処理が施されたフィルム状の高反射シートが貼付された金属、ガラス又は樹脂等で構成されていてもよい。また、反射板3は、耐腐食性を備えさせるため、例えば、ステンレスで構成されていても構わない。
光学部材4は、例えば、ガラス又は樹脂等の透明材料に酸化チタン又は酸化亜鉛等の微粒子をドープした紫外光遮光フィルタで構成され、光源2から反射板3に反射されずに植物Pに直接照射される光の光路上に配置される。光学部材4は、光源2を下方から覆う断面円弧状の外形とされ、その両端縁が光源2の中心と反射板3両端縁を結ぶ線上まで延出している。光学部材4の形状は、上記のような円弧形に限定されず、例えば、平板状であってもよい。
上記のように構成された植物用紫外光照射装置1における紫外光及び可視光の光路について説明する。光源2から放射される光には紫外光及び可視光が含まれており、これらの光は反射板3又は光学部材4に向けて進行する。反射板3に向かう紫外光LA1は、反射板3で反射されて植物Pに向けて狭角に配光される。反射板3向かう可視光LA2についても、紫外光LA1と同様に配光される。一方で、光学部材4に向かう紫外光LB1は、光学部材4によって遮断され、光学部材4に向かう可視光LB2は、光学部材4を透過して植物Pに向かって広角に配光される。
本実施形態に係る植物用紫外光照射装置1によれば、光源2から反射板3に反射されずに植物Pに直接照射される光に紫外光が含まれないようにして、反射板3により反射される紫外光のみを植物Pに配光するので、紫外光が植物Pに向けて広角に配光されることがなく、紫外光を植物Pにだけ効率よく照射できる。また、植物Pに対して光源2からの可視光を広範囲に照射できるので、植物Pの光合成を促進して植物生育効果を高めることができる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に係る植物用紫外光照射装置について図3を参照して説明する。図3は本実施形態に係る植物用紫外光照射装置1の構成を示す。本実施形態においては、上述した光学部材の構成が第1の実施形態と相違する。本装置1に備えられる光学部材4は、紫外光を可視光に変換する蛍光物質から成るフィルムで構成されており、光源2の下方外周面に貼付され該部材4の両端縁が光源2の中心と反射板3両端縁を結ぶ直線まで延出している。
このような構成によって、光源2の光学部材4が配されていない部分からは、反射板3によって植物Pに向けて狭角に配光される紫外光LA1及び可視光LA2が放射される。また、光源2の光学部材4が配された部分からは、植物Pに向かって広角に配光される可視光LB2が放射される。従い、本実施形態に係る植物用紫外光照射装置1についても、上記実施形態と同様の効果が得られる。
なお、本発明は、上記各種実施形態の構成に限られず、発明の趣旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、紫外光を植物Pに対して狭角に配光するものあれば、1つの反射板に対して光源が複数設けられていてもよい。
1 植物用紫外光照射装置
2 光源
3 反射板
4 光学部材
P 植物

Claims (1)

  1. 植物に対して紫外光を含む光を照射する光源を有した植物用紫外光照射装置であって、
    前記光源からの光を植物の方向に反射する反射板を備え、
    前記光源から前記反射板に反射されずに植物に直接照射される光の光路上に、紫外光遮断性を有した部材、又は紫外光を可視光に変換する部材のいずれか一方が配置されることを特徴とする植物用紫外光照射装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11517007B2 (en) 2016-08-18 2022-12-06 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Pest control apparatus

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JPH02283219A (ja) * 1989-04-25 1990-11-20 Shimizu Corp 植物栽培装置
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JP2009106168A (ja) * 2007-10-26 2009-05-21 Panasonic Electric Works Co Ltd 植物用紫外線照射器具

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