JP2018153112A - 植物用照明器具及び植物用照明装置 - Google Patents

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洋二 田村
英生 仲渡
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英生 仲渡
藤田 岳
Takeshi Fujita
岳 藤田
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Abstract

【課題】植物の種類に依らず適用できることで拡張性が高く、それでいて植物の成長を促進する光を植物の高さ方向と四方の双方で均一に照射することが可能な植物用照明器具及び植物用照明装置を提供する。【解決手段】本発明の植物用照明器具は、植物の成長を促進する光を照射する光源と、前記光源の周囲に配置されて当該光源の光を前方に反射させる第1反射部材と、前記光源に対して前記第1反射部材とは反対側に配置され、その側面に複数の貫通孔を有するとともにその内面に前記光を反射可能な円筒状導光体と、を含むことを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、植物用照明技術に関し、より詳細には植物に対して害を為す病害虫を除去し、又は植物の成長を助長するための植物用照明器具及び植物用照明装置に関する。
オランダや日本をはじめとした先進諸国では、従来型の農業に対してエレクトロニクスを組み合わせることで農作物の生産効率を飛躍的に向上させる開発が進んでいる。例えば植物の成長に対して病害虫は脅威であるが、従来の薬剤散布に代えて人工的な光を用いてこの病害虫を除去するシステムなどが提案されつつある。
例えば特許文献1では、植物の病害虫対策として有効な紫外光であるUV−B光が用いられ、植物の成長に応じて配光を容易に制御できるとともに植物が成長して装置に近づいた場合に植物に葉焼け障害を生じないようにすることができる照明装置が提案されている。
また、特許文献2では、同様にUV−B光を利用し、さらに透過孔が形成された反射板を光源に接続することで、光源からの距離が近い植物の葉に対する葉焼けを抑制できる植物病害防除用照明器具が提案されている。
なお、上記した病害虫駆除用のUV−B光の他、植物の成長促進に有効な光として例えば可視光にUV−A光を付加して照射すると植物の生育が促進されることが知られている。
一方、照射対象を植物に限らなければ照明器具はオフィスや家具などでも用いられており、例えば特許文献3の照明器具では、貫通孔を複数形成した筒状の光拡散部材の端部に光源を配置し、当該光源から光拡散部材を介して拡散した光が均一に四方へ照射されるように構成されている。
特開2012−170361号公報 特開2013−126379号公報 特開2013−62084号公報
しかしながら、上記した特許文献に記載の技術では、植物の病害虫駆除としてある程度の効果は挙げているものの、少なくとも下記の点において改善の余地は未だにあると言える。
すなわち、上記特許文献2にも開示されているように、植物育成では一般的に植物が比較的高密度で植えられることが多く、光源からの光を効率よく周囲へ拡散せねばならない。しかしながら、例えば特許文献1に開示された照明器具では、植物のうち上側に多くの光が届く一方で側方への均一な照射は困難であるという課題を有している。
また、特許文献2では、そもそもベース台13に向かう光を充分に利用できておらず光の利用効率が高いとは言えない。さらに、特許文献2では植物の下側に光源を配置する形態であることから側方にも光は照射可能であるが、植物によっては背丈が比較的大きくなるものも多く、かような植物に対しては別途高さを調整する機構を準備せねばならずコスト高となってしまう。
また、特許文献3は、そもそも植物用途ではないことに加え、光源からの光を植物用途として有効に利用する点ではそのまま適用できるものではなく、照射の均一性も十分ではない。
本発明は、かような課題を解決することを一例に鑑みてなされたものであり、植物の種類に依らず適用できることで拡張性が高く、それでいて植物の成長を促進(UV−A光による助長や、UV−B光による病害虫駆除など)する光を植物の高さ方向と四方の双方で均一に照射することが可能な植物用照明器具及び植物用照明装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一実施形態にかかる植物用照明器具は、(1)植物の成長を促進する光を照射する光源と、前記光源の周囲に配置されて当該光源の光を前方に反射させる第1反射部材と、前記光源に対して前記第1反射部材とは反対側に配置され、その側面に複数の貫通孔を有するとともにその内面で前記光を反射可能な円筒状導光体と、を含むことを特徴とする。
なお、上記した(1)に記載の植物用照明器具においては、(2)前記光源は、前記植物に付着する病害虫を駆除するUV−B光を照射する光源であることが好ましい。
また、上記した(2)に記載の植物用照明器具においては、(3)前記第1反射部材及び前記円筒状導光体の少なくとも一方は、前記UV−B光の反射率が80%以上であることが好ましい。
また、上記した(1)〜(3)のいずれかに記載の植物用照明器具においては、(4)前記貫通孔は、前記円筒状導光体の周方向に列を為すとともに、前記円筒状導光体の軸方向に隣り合う孔の中心位置が前記周方向にずれるように配列されていることが好ましい。
また、上記した(1)〜(4)のいずれかに記載の植物用照明器具においては、(5)前記複数の貫通孔は、以下の関係式を満足するように前記円筒状導光体の側面に形成されることが好ましい。
0.51<D/T<1.7 且つ、0.29<D/L<1.9
ただし、
D:貫通孔の直径
T:周方向における貫通孔の第一列と、この第一列と軸方向で隣り合う前記周方向における貫通孔の第二列を想定した場合の、前記第一列に属する第1の貫通孔の中心と、前記第二列に属し前記第1の貫通孔に隣接する第2の貫通孔の中心との周方向の距離
L:前記想定した場合の、前記第1の孔の中心と、前記第2の孔の中心との軸方向の距離
また、上記した(1)〜(5)のいずれかに記載の植物用照明器具においては、(6)前記光源に対して前記第1反射部材とは反対側に、前記光源の光を周方向に反射させる第2反射部材を更に有することが好ましい。
このとき、上記した(6)に記載の植物用照明器具においては、(7)前記第2反射部材は、前記円筒状反射板の軸方向に複数配置されていることが好ましい。
また、上記した(1)〜(7)のいずれかに記載の植物用照明器具においては、(8)前記円筒状反射板の側面には、周方向に沿って、前記複数の貫通孔が形成された拡散領域と、前記貫通孔が形成されない非拡散領域とが形成されていることが好ましい。
また、上記した(8)に記載の植物用照明器具においては、(9)前記周方向に沿って、前記拡散領域と前記非拡散領域が交互に配置されていることが好ましい。
さらに上記課題を解決するため、本発明の一実施形態にかかる植物用照明装置は、上記した(1)〜(9)のいずれかに記載の植物用照明器具と、植物の成長を促進する光を照射する光源と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、筒状導光体の軸方向の長さを調整するだけで植物の種類に依らず適用することができ、高い拡張性を備えるとともに、設置スペースが小さく構造も簡単な植物用照明器具などを提供することができる。また、第1反射部材と円筒状導光体との組み合わせによって光源からの光を高さ方向や周方向へ均一に拡散することができ、これにより植物の成長を促進することが可能となる。
第1実施形態に係る植物用照明器具100を含む植物用照明装置ISの外観を示す模式図である。 植物用照明装置ISのうち光源10の模式図である。 植物用照明器具100のうち第1反射部材20付近を示す部分拡大図である。 植物用照明器具100のうち円筒状導光体30を示す模式図である。 円筒状導光体30の側面に形成される貫通孔33の配置を説明する模式図である。 第1実施形態に係る植物用照明器具100を含む植物照明装置ISによる照射シミュレーションを説明する図及びグラフである。 第2実施形態に係る植物用照明器具200を含む植物用照明装置ISの外観を示す模式図である。 第3実施形態に係る植物用照明器具300を含む植物用照明装置ISの外観を示す模式図である。
以下、本発明を実施するための実施形態について説明する。なお、それぞれの図中において、植物用照明器具100の円筒状導光体30の主軸が延びる軸方向をZ方向、このZ方向と交わる方向をそれぞれX方向及びY方向と便宜的に定義した。しかしながらこれら方向付けは、本発明の技術的範囲を何ら制限するものではない。
≪第1実施形態≫
図1〜図6を用いて本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る植物用照明装置ISの外観を模式的に示した図である。同図に示すように、植物用照明装置ISは、光源10と、植物用照明器具100を少なくとも含んでいる。このうち植物用照明器具100は、第1反射部材20及び円筒状導光体30を少なくとも含み、更に接続部材41を介して第2反射部材40を有して構成されている。
図1及び図2に示すように、光源10は、植物の成長を促進する光を照射する機能を備えている。光源10が照射する光としては、例えば紫外光が例示される。このうち、特に植物に付着する病害虫を駆除するために有効な波長を有するUV−B領域の光(以下、「UV−B光」とも称する)が本実施形態で使用されることが望ましい。
なお、本実施形態では病害虫駆除のためUV−B光を用いたが、この形態に限られず、植物の成長を促進する限りにおいて、例えば植物の成長を助長する波長域であるUV−A領域の光やその他の波長域の光を用いてもよい。
また、具体的な光源10の構造としては、特に制限はないが、コストや入手の容易さを考慮すると、図2に例示したごとき電球型光源(UV−Bの波長を有する電球型UVランプ)が最適である。また、かような電球型光源としては、外形が電球状であればよく、例えば電球(白熱球)の他に、電球型ハロゲンランプ、電球型蛍光管、コンパクト形蛍光管、電球型LEDなど公知の種々の構造を適用してもよい。
なお、光源10は、リモートコントロール機を有して遠隔操作が可能となっていてもよい。これにより、作業者はリモコンのスイッチを制御して植物用照明装置ISの光源10から照射される光のON/OFFなどを制御することができる。また、光源10が複数種類の波長を照射可能な光源であれば、当該リモコンを介して照射する波長を適宜切り替えることができる。
図1及び図3に示すように、第1反射部材20は、光源10の周囲に配置されて当該光源10の光を前方に反射させる機能を有する。より具体的に本実施形態の第1反射部材20は、光源10の周囲を囲うお椀型の反射板からなる。そして本実施形態では、お椀型の内側すなわち反射板の光源側表面は鏡面仕上げとなっている。
また、図3に示すように、本実施形態では公知の固定板とビスからなる固定具FSによって、第1反射部材20と円筒状導光体30などが固定されている。しかしながら第1反射部材20と円筒状導光体30との固定方法はこの態様に限定されず公知の種々の手法を適用してもよい。
また、光源10と第1反射部材20とは互いにビス止めなど公知の連結部材で連結されていてもよいし、互いの位置関係がズレない限りにおいて連結されておらずともよい。
この第1反射部材20の材質としては、光源10から照射される光を効率的に反射させる材料が望ましく、本実施形態ではUV−B光の反射率が高い鏡面アルミニウム板材を採用している。そして本実施形態の第1反射部材20は、特にUV−B光の反射率が80%以上であることも特徴となっている。UV−B光の反射率が80%未満であると植物に対する病害虫駆除としての機能が充分に発揮できないからである。
なお本実施形態では第1反射部材20の材質としてUV−B光の反射率が高いという観点からアルミニウムを用いたが、UV−B光の反射率が80%以上確保する限りにおいてこの材質に限定されない。また、照明として利用する波長域の光に応じて、例えばAgなど他の公知の材質を適用してもよい。
また、第1反射部材20は、少なくとも表面がUV−B光の反射率を80%以上確保できれいればよいので、例えば鋼板などの裏面(光源10と対向する面)にアルミニウムを蒸着やコーティングしたAl蒸着板材やAlコーティング板材を用いてもよい。この場合、さらに鋼板の表面(Al層の下層)にはニッケルめっき層やクロムめっき層あるいは亜鉛めっき層などを形成して防食機能を持たせてもよい。
また、第1反射部材20に用いられるお椀型の形状としては、光源10から照射された光を効率的に前方(円筒状導光体30が配置される方向)へ照射可能な形状が好ましい。かような形状としては、例えば放物面や楕円面などが例示され、第1反射部材20として楕円鏡構造や放物面鏡構造を採用する場合には、これらの焦点に光源10が位置するように配置することが望ましい。
図1及び図4に示すように、円筒状導光体30は、光源10に対して第1反射部材20とは反対側すなわち光源10の前方(光源10からの光が第1反射部材20によって反射される方向)に配置される。また、円筒状導光体30は、その側面31に複数の貫通孔33を有するとともに、その内面32で光源10の光を反射することが可能となっている。
この円筒状導光体30の材質は、特に制限はないが、筒状の内側表面が鏡面仕上げとなっており、第1反射部材20と同様に光源10から照射される光を効率的に反射させる材料が望ましい。したがって、本実施形態の円筒状導光体30は、UV−B光の反射率が高い鏡面アルミニウム板材が採用されており、このUV−B光の反射率が80%以上であることも特徴となっている。
なお本実施形態では円筒状導光体30の材質としてUV−B光の反射率が高いという観点からアルミニウムを用いたが、UV−B光の反射率が80%以上確保する限りにおいてこの材質に限定されない。また、照明として利用する波長域の光に応じて、例えばAgなど他の公知の材質を適用してもよい。
また、円筒状導光体30は、少なくとも内面32がUV−B光の反射率を80%以上確保できれいればよいので、例えば鋼板などの裏面(後に内面32となる面)にアルミニウムを蒸着やコーティングしたAl蒸着板材やAlコーティング板材を用いてもよい。この場合、さらに鋼板の表面(Al層の下層)にはニッケルめっき層やクロムめっき層あるいは亜鉛めっき層などを形成して防食機能を持たせてもよい。
円筒状導光体30の外形としては、第1反射部材20と端部が接続可能であって且つその内面32が鏡面となって貫通孔が側面に形成可能であれば、種々の筒状形状が適用できる。図1や図3などに示すとおり、本実施形態では、この円筒状導光体30は、第1反射部材20と接続されてその内面に光源10からの光を取り入れる円筒状反射板となっている。なお円筒状導光体30の外形は、円筒状に限られず、例えば三角筒や四角筒などの角筒状であってもよい。
<円筒状導光体30の側面31における貫通孔33の配置形態>
次に図4を用いて、円筒状導光体30の側面31における貫通孔33の配置について詳述する。図4(a)は本実施形態の円筒状導光体30の部分外観図であり、(b)はその展開図である。なお、説明の便宜上、図4(a)では無孔領域31aは図示を省略している。
図4(b)に示すとおり、円筒状導光体30を製造するに際しては、まず長方形状の板材を準備する。上述したように、この板材としては、鏡面アルミニウム板材を適用してもよいし、鋼板などの基材上にアルミニウムを蒸着やめっき処理したものでもよい。次いで、準備した板材に対し、必要な表面洗浄などを行った後に、所望の位置にパンチなどプレス加工によって複数の貫通孔33を形成する。
このとき、同図に示すとおり、板材には、Z方向に沿って、無孔領域31a、小径孔領域31bおよび大径孔領域31cがそれぞれ形成される。
このうち無孔領域31aは、円筒状導光体30のうち一番光源に近い領域であり、その周囲には植物の葉が届かないことが多いことから光源10からの光を四方へは拡散させず前方へ送り出す領域となっている。また、背の高い植物で光源10近くまで葉が伸びる場合には、無効領域31aが光源10からの直射光を遮り、これにより植物の葉焼けを防ぐ効果も奏することができる。なお、この無孔領域31aは必須ではなく、適宜省略してもよい。
また、小径孔領域31bは、後述する大径孔領域31cに比して相対的に小径の貫通孔33が形成される領域である。大径孔領域31cに比して小径孔領域31bは光源10に近いため、本実施形態では円筒状導光体30の軸方向(Z方向)に対して光量がほぼ均一となるように貫通孔33の径を領域毎に異ならせることとした。また、貫通孔33の配置は、軸方向(Z方向)に隣接する4列の周方向(θ方向)列が一組となって、軸方向(Z方向)に繰り返して配置されるパターンとなっている。
次に大径孔領域31cは、小径孔領域31bよりも光源10から遠い位置にあるため、相対的に大径の貫通孔33が形成されている。貫通孔33の配置は、軸方向(Z方向)に隣接する2つの周方向(θ方向)列が一組となって、軸方向(Z方向)に繰り返して配置されるパターンとなっている。なお、本実施形態では、軸方向(Z方向)における大径孔領域31cの大きさと小径孔領域31bの大きさは、ほぼ等しくなっている。しかしながらこの態様に限られず、例えば光源10の出力強度に応じて、大径孔領域31cの大きさを小径孔領域31bの大きさよりも小さくしてもよいし、その逆としてもよい。
また、周方向(θz方向)に関しても、複数の貫通孔33が形成された拡散領域31dと、貫通孔33が形成されない非拡散領域31eとが形成されている。これにより、この板材が円筒状となったときは、周方向に沿って、複数の貫通孔33が形成された拡散領域31dと、貫通孔33が形成されない非拡散領域31eとが形成されることになる。
そして図4(b)に示すとおり、本実施形態では、周方向に沿って拡散領域31dと非拡散領域31eが交互に配置されており、拡散領域31dの割合のほうが非拡散領域31eの割合よりも大きくなっている。なお、より好ましくは、円筒状導光体30における非拡散領域31eは、拡散領域31dの2割以下である。
これにより、例えば植物を植えた間に本実施形態の植物用照明装置ISを配備する場合、植物の列間(畝間)に相当する向きに非拡散領域31eが位置付けられ、植物群に相当する向きに拡散領域31dが位置付けられるようにすることができる。
かような貫通孔33が形成された板材を加工機などで円筒形に折り曲げてから、X方向の両端部にある固着領域31f同士を接合する。なお、この接合の態様としては、公知の種々の技術を適用してもよく、例えば固着領域31f同士を超音波接合してもよいし、これらを加熱によって溶着してもよいし、公知の接着剤で互いを固着してもよい。なお、図4(a)に示した円筒状導光体30では、固定孔34(図4(b)を参照)を介してビス止めしてある。
<円筒状導光体30の側面31における貫通孔33同士の位置関係>
次に図5を用いて、円筒状導光体30の側面31における貫通孔33同士の位置関係について詳述する。なお図5は、図4(a)における円筒状導光体30の側面31の一部を拡大した図となっている。より詳しくは、図5(a)は、図4(b)の展開図における大径孔領域31cの貫通孔33の配置の一部を拡大した模式図である。そして図5(b)は、図4(b)の展開図における小径孔領域31bの貫通孔33の配置の一部を拡大した模式図である。
まず本実施形態の貫通孔33は、円筒状導光体30の周方向に列を為すとともに、円筒状導光体30の軸方向(Z方向)に隣り合う孔の中心位置が周方向(θ方向)にずれるように配列されている。
図5(a)(b)を用いてより詳細に説明すると、図5(a)では周方向に第一列C1を為す複数の貫通孔33のうち左から2番目の第1貫通孔33aと、周方向に第二列C2を為す複数の貫通孔33のうち左から2番目の第2貫通孔33bとの位置関係に着目する。同様に図5(b)では、それぞれ左から3番目、4番目の貫通孔に着目する。なお説明の便宜上、図5(a)では第一列C1と第二列C2のみを示し、図5(b)では第一列C1と第二列C2を含む5列の周方向列のみを示したが、他図からも明らかなとおり、複数の貫通孔33の周方向における列はこの二列または五列のみでないことは言うまでもない。
この場合、第2貫通孔33bの中心位置Oは、第1貫通孔33aの中心位置Oに対してZ方向の直下にはなく、周方向にTだけずれて配置している。これにより、上記貫通孔33の位置関係が適用された領域は、Z方向に関して貫通孔33が一列に並んでしまうことが抑制される。言い換えれば、円筒状導光体30の拡散領域31dにおいて、軸方向(Z方向)に隣接する周方向(θ方向)の複数列(Z方向の繰り返し配置パターンの一組分の列)全体で見たときに、貫通孔33のない部分の周方向(θ方向)の幅を狭くすることができ、さらには無いようにすることもできる。
そして上記特許文献のごとき従来構造の照明器具では貫通孔が一列に並ぶことによって明暗の縞模様が生じていたが、本実施形態では植物用照明器具100の周囲に拡散する光による照度ムラが生じてしまうのを抑制することが可能となる。
このとき、円筒状導光体30の側面31に形成される複数の貫通孔33は、以下の関係式(1)及び(2)を満足することが好ましい。
0.51<D/T<1.7 ・・・(1)
0.29<D/L<1.9 ・・・(2)
ただし、
D:貫通孔の直径
T:周方向における貫通孔33の第一列C1と、この第一列C1と軸方向で隣り合う周方向における貫通孔33の第二列C2を想定した場合の、第一列C1に属する第1貫通孔33aの中心Oと、第二列C2に属し第1貫通孔33aに隣接する第2貫通孔33bの中心Oとの周方向の距離
L:この想定した場合の、第1貫通孔33aの中心Oと、第2貫通孔33bの中心Oとの軸方向の距離
上記したD/Tが0.51以下、又はD/Lが0.29以下の場合には、円筒状導光体30の軸方向又は周方向に沿った縞模様の照度ムラが生じてしまうことがある。一方で、D/Tが1.7を超えるか、又はD/Lが1.9を超える場合には、貫通孔33のパンチング加工が難しくなり、また、円筒状導光体30の強度も弱くなる不具合が生じてしまう。そしてD/TおよびD/Lの上限は、それぞれ1.1未満、さらには1.0以下が加工面、強度面からより好適である。
なお本実施形態では、上記した大径孔領域31c及び小径孔領域31bの双方で、上記した貫通孔33同士の位置関係を適用しているが、上記照度ムラの影響が出ない限りにおいてこの形態に限られず、大径孔領域31c及び小径孔領域31bの少なくとも一方で上記貫通孔33の位置関係が適用されていてもよい。
図1に戻り、本実施形態の植物用照明器具100の説明を継続する。
第2反射部材40は、後述する接続部材41を介して円筒状導光体30の下端に接続されている。この第2反射部材40は、例えば外形が円錐状の部材であり、UV−B光の反射率が80%以上の鏡面アルミニウム板材が採用されている。
なお本実施形態では第2反射部材40の材質としてUV−B光の反射率が高いという観点からアルミニウムを用いたが、UV−B光の反射率が80%以上確保する限りにおいてこの材質に限定されない。また、照明として利用する波長域の光に応じて、例えばAgなど他の公知の材質を適用してもよいし、鋼板などの基材にAlやAgなどを蒸着又はコーティング処理したものを用いてもよい。この場合、さらに鋼板の表面(Al層の下層)にはニッケルめっき層やクロムめっき層あるいは亜鉛めっき層などを形成して防食機能を持たせてもよい。
そして第2反射部材40における底面の直径は、例えば円筒状導光体30の大きさとほぼ同じとなっている。これにより、円筒状導光体30からの光を有効に植物の葉裏などへ照射することが可能となり、しかも器具全体をスリムに構成することができる。
なお本実施形態は上記した態様に限定されず、第2反射部材40における底面の直径は、円筒状導光体30のXY平面方向における幅よりも大きくともよいし、これより小さくてもよい。
また、第2反射部材40における軸方向の高さも特に制限はないが、例えば円筒状導光体30の小径孔領域31b又は大径孔領域31cの大きさとほぼ同じであってもよいし、これらよりも小さくともよい。
また、本実施形態では第2反射部材40は円錐状であるが、円筒状導光体30内を通過して第2反射部材40に達した光が周囲に拡散可能であれば、三角錐や四角錐など角錐であってもよい。
接続部材41は、円筒状導光体30から第2反射部材40を吊るして支持するための部材である。この接続部材41の材質に特に制限はなく、例えば公知の鋼材やアルミ材などの金属材を適用できる。また、接続部材41と円筒状導光体30との接続箇所や、接続部材41と第2反射部材40との接続箇所は、例えば溶着やビス止めなど公知の締結手段を適用してもよい。なお、接続部材41は、円筒状導光体30の非拡散領域31eの下方部分に設けるのが、植物側面等への光の照射を妨げないので好ましい。
<植物用照明装置ISによる照射シミュレーション実験>
以上説明した第1実施形態によれば、第1反射部材20と円筒状導光体30との組み合わせによって光源10からの光を高さ(Z)方向や周(θ)方向へほぼ均等な光量で光を拡散することができ、これにより植物の成長を促進することが可能となる。また、円筒状導光体30の軸方向の長さは適宜調整が可能であるため、単にその長さを調整するだけで多くの植物の栽培に適用できるなど高い拡張性を備えている。
図6に、第1実施形態に係る植物用照明装置ISによる照射状態をシミュレーションにより調べた結果を示す。このうち図6(a)は、このシミュレーションにおける植物用照明装置ISによる照射環境を示す模式図である。同図に示すとおり、ビニールハウスや植物栽培工場を想定して植物用照明装置ISを吊り下げた状態とし、この植物用照明装置ISから所定距離だけ離間した位置に測定面MPを置き、この面での光量をシミュレーションで算出した。
図6(b)には、上記測定面MPで算出された光量のグラフを示す。
このうち同図における左側のグラフは光源10とその下に円筒状導光体30のうち無孔領域31a部分のみを吊り下げた場合について算出したものであり、右側のグラフは本実施形態の植物用照明装置ISを吊り下げた場合について算出したものである。同グラフから明らかなとおり、光源10と無孔領域31aのみでは測定面MPの上側半分程度しか光が到達せず、しかもX方向への光の広がりもないことから均一な光の拡散は実現できていない。
一方で本実施形態によれば、測定面MPの下端まで光が到達しているばかりでなく、さらにはX方向にも充分な広がりを見せている。換言すれば、光源10からの光がほぼ均一に四方へ拡散しており、周囲に植えられる植物に対して充分な量の光を供給可能なことが証明された。
このように本実施形態では、パンチングなどで開口調整された円筒状導光体(円筒状反射板)30を用い、電球型の光源10から照射される光を高さ方向及び周方向にほぼ均等に拡散させることを実現した。そして更には、この筒状導光体の側面に形成される複数の貫通孔33における配置を上記のとおり工夫することで、周方向で縞模様が生じてしまう照度ムラの課題をも解決するに至った。
なお、本実施形態の植物用照明器具100は、第2反射部材40と接続部材41を具備していたが、これらは必須ではなく適宜省略してもよい。かような場合にも、光源10から照射される光を高さ方向及び周方向にほぼ均等に拡散させることができ、さらには周方向で縞模様が生じてしまう照度ムラの課題をも解決できる。
≪第2実施形態≫
次に図7を用いて本実施形態の第2実施形態について説明する。
上記した第1実施形態では円筒状導光体30の下端には第2反射部材40が接続されていたが、本実施形態ではこれに代えて長孔筒50を有する点に主とした特徴がある。
よって、以下では既述した実施形態と異なる点を主として説明し、既述の実施形態と同様な機能を持つ部材については同じ番号を付してその説明は適宜省略する(続く第3実施形態でも同様)。
すなわち図7に示すとおり、本実施形態の植物用照明器具200は、上記した第1反射部材20、円筒状導光体30、及び長孔筒50を含んで構成されている。このうち、長孔筒50は、円筒状導光体30と同じ直径を有した中空円筒状の部材である。
この長孔筒50の材質としては、UV−B光の反射率が高いという観点からアルミニウムが用いられている。しかしながら長孔筒50の材質は、UV−B光の反射率が80%以上確保する限りにおいてに限定されない。また、照明として利用する波長域の光に応じて、例えばAgなど他の公知の材質を適用してもよいし、鋼板などの基材にAlやAgなどを蒸着またはめっき処理してもよい。
また、長孔筒50を製造するに際しては、上記した円筒状導光体30と同様に、例えばまず長方形状の板材を準備する。この板材としては、鏡面アルミニウム板材を適用してもよいし、鋼板などの基材上にアルミニウムを蒸着やめっき処理したものでもよい。次いで、準備した板材に対し、必要な表面洗浄などを行った後に、所望の位置にパンチなどプレス加工によって複数の長孔を形成する。
次いで、長孔が形成された板材を円筒状としてビス止めや溶着などして固定すると、本実施形態の長孔筒50が製造される。
なお、円筒状導光体30と長孔筒50の接続手法としては、特に制限はなく、例えばビスを用いた固定や接着剤を用いた固着、あるいは加熱による溶着など公知の種々の手法を適用してもよい。また、円筒状導光体30と長孔筒50を、共通の一枚の板材を曲げてなる予め一体の構成として形成してもよい。
長孔筒50は、少なくとも内面32がUV−B光の反射率を80%以上確保できれいればよいので、例えば鋼板などの裏面(後に内面32となる面)にアルミニウムを蒸着やコーティングしたAl蒸着板材やAlコーティング板材を用いてもよい。この場合、さらに鋼板の表面(Al層の下層)にはニッケルめっき層やクロムめっき層あるいは亜鉛めっき層などを形成して防食機能を持たせてもよい。
以上説明した第2実施形態に係る植物用照明器具200及びこれを具備する植物用照明装置ISは、光源10と無孔領域31aのみの場合に比して格段に優れた効果を奏することができる。すなわち本第2実施形態によれば、電球型の光源10から照射される光を高さ方向及び周方向にほぼ均等に拡散させることを実現でき、さらには周方向で縞模様が生じてしまう照度ムラの課題をも解決できる。
なお第2実施形態では、第2反射部材40は具備していなかったが、植物用照明器具200が第2反射部材40と接続部材41を更に備えていてもよい。この場合には、例えば長孔筒50の更に下端に接続部材41を介して第2反射部材40が吊り下げ支持される構成などが考えられる。
≪第3実施形態≫
次に図8を用いて本実施形態の第3実施形態について説明する。
上記した第1実施形態では円筒状導光体30の下端に円錐状の第2反射部材40を具備していたが、本実施形態の植物用照明器具300では長孔筒50と笠状の第3反射部材60を有する点に主とした特徴がある。
図8(a)に示すように、本実施形態の植物用照明器具300は、植物用照明器具100に対して第2反射部材40が省かれるとともに長孔筒50と第3反射部材60を含んで構成されている。
このうち第3反射部材60は、例えば円筒状導光体30が通過可能な挿入孔を具備した笠状の反射部材である。そして第3反射部材60は、例えば光源10に対して第1反射部材20とは反対側に設置される。
第3反射部材60の材質に特に制限はないが、本実施形態ではUV−B光の反射率が80%以上の鏡面アルミニウム板材が採用されている。なお本実施形態では第3反射部材60の材質としてアルミニウムを用いたが、UV−B光の反射率が80%以上確保する限りにおいてこの材質に限定されない。また、照明として利用する波長域の光に応じて、例えばAgなど他の公知の材質を適用してもよいし、鋼板などの基材にAlやAgなどを蒸着又はめっき処理してもよい。
また、第3反射部材60は、光源10の光を周方向に反射させる機能を有している。本実施形態の第3反射部材60は、外形が笠状であるため、当該光源10から出射した光は進行方向(−Z方向)とは逆向きの上側に向けて反射させる。これにより、例えば高さのある植物に対してその葉裏へも有効に光源10からの光を照射することが可能となる。
なお、第3反射部材60は、円筒状導光体30に対して少なくとも1つ設置されていればよいが、本実施形態の第3反射部材60は、円筒状導光体30の軸方向に複数配置されている。
より具体的には、植物用照明器具300は、第3反射部材60aと、第3反射部材60bとを含んでいる。
第3反射部材60aは、円筒状導光体30の下端における側面31に設置されている。一方、第3反射部材60bは、長孔筒50の下端(円筒状導光体30との接続箇所と反対側の端部)に設置されている。
よって、この第3反射部材60bには円筒状導光体30が通過する貫通孔は形成されずともよく、光源10から円筒状導光体30内を通る光がそのまま第3反射部材60bを直進して貫通しないように構成されていてもよい。
このように本実施形態では、第3反射部材60bに上記貫通孔は形成されていないが、この態様に限られず第3反射部材60aと同様に貫通孔を有していてもよい。
また、本実施形態の植物用照明器具300は、長孔筒50を具備しているがこれを省略してもよい。その場合、上記した少なくとも1つの第3反射部材60は、円筒状導光体30の側面31に取り付けられる。
例えば第3反射部材60aと第3反射部材60bの2つを備える場合には、図8(c)に示すように、第3反射部材60aは円筒状導光体30における側面31のうち小径孔領域31bと大径孔領域31cの境界に配置され、第3反射部材60bは円筒状導光体30における下端の側面31に配置されていてもよい。
以上説明した第3実施形態に係る植物用照明器具300及びこれを具備する植物用照明装置ISは、上記した各実施形態と同様に、光源10と無孔領域31aのみの場合に比して格段に優れた効果を奏することができる。
以上説明した各実施形態は一例であって、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変形が可能である。
例えば、上記した第1実施形態から第3実施形態を適宜組み合わせて新たな植物用照明器具や植物用照明装置を構成してもよい。
また、第1実施形態から第3実施形態における植物用照明器具100〜300では、これらを直立して吊り下げるような使用例を説明したが、この形態に限られず斜めに傾斜するように吊り下げてもよいし、水平方向に寝かせて使用してもよい。
また、上記した各実施形態は、例えば以下のとおり変形が可能である。
第1実施形態については、上記したとおり、例えば第2反射部材40と接続部材41を省略してもよい。
第2実施形態については、上記したとおり、例えば第2反射部材40と接続部材41を長孔筒50の下端に追加してもよい。
第3実施形態については、例えば図8(b)で第2反射部材40と接続部材41を長孔筒50の下端に追加してもよい。この場合において、更に、第3反射部材60aと第3反射部材60bの少なくとも一方は省略してもよい。
また、第3実施形態については、例えば図8(c)で長孔筒50を円筒状導光体30の下端に追加してもよい。この場合において、更に、第3反射部材60aと第3反射部材60bの少なくとも一方は省略してもよい。
以上説明したように、本発明の植物用照明器具は、植物の種類を問わず植物栽培分野で広く適用が可能である。
P 植物
IS 植物用照明装置
100〜300 植物用照明器具
10 光源
20 第1反射部材
30 筒状導光体
40 第2反射部材
50 長孔筒
60 第3反射部材

Claims (10)

  1. 植物の成長を促進する光を照射する光源の周囲に配置されて当該光源の光を前方に反射させる第1反射部材と、
    前記光源に対して前記第1反射部材とは反対側に配置され、その側面に複数の貫通孔を有するとともにその内面で前記光を反射可能な円筒状導光体と、
    を含むことを特徴とする植物用照明器具。
  2. 前記光源は、前記植物に付着する病害虫を駆除するUV−B光を照射する光源である請求項1に記載の植物用照明器具。
  3. 前記第1反射部材及び前記円筒状導光体の少なくとも一方は、前記UV−B光の反射率が80%以上である請求項2に記載の植物用照明器具。
  4. 前記貫通孔は、前記円筒状導光体の周方向に列を為すとともに、前記円筒状導光体の軸方向に隣り合う孔の中心位置が前記周方向にずれるように配列されている請求項1〜3のいずれか一項に記載の植物用照明器具。
  5. 前記複数の貫通孔は、以下の関係式を満足するように前記円筒状導光体の側面に形成される請求項1〜4のいずれか一項に記載の植物用照明器具。
    0.51<D/T<1.7 且つ、
    0.29<D/L<1.9
    ただし、
    D:貫通孔の直径
    T:周方向における貫通孔の第一列と、この第一列と軸方向で隣り合う前記周方向における貫通孔の第二列を想定した場合の、前記第一列に属する第1貫通孔の中心と、前記第二列に属し前記第1貫通孔に隣接する第2貫通孔の中心との周方向の距離
    L:前記想定した場合の、前記第1貫通孔の中心と、前記第2貫通孔の中心との軸方向の距離
  6. 前記光源に対して前記第1反射部材とは反対側に、前記光源の光を周方向に反射させる第2反射部材を更に有する請求項1〜5のいずれか一項に記載の植物用照明器具。
  7. 前記第2反射部材は、前記円筒状反射板の軸方向に複数配置されている請求項6に記載の植物用照明器具。
  8. 前記円筒状反射板の側面には、周方向に沿って、前記複数の貫通孔が形成された拡散領域と、前記貫通孔が形成されない非拡散領域とが形成されている請求項1〜7のいずれか一項に記載の植物用照明器具。
  9. 前記周方向に沿って、前記拡散領域と前記非拡散領域が交互に配置されている請求項8に記載の植物用照明器具。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の植物用照明器具と、
    植物の成長を促進する光を照射する光源と、
    を含む植物用照明装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019069721A1 (ja) * 2017-10-06 2019-04-11 東洋鋼鈑株式会社 植物用照明器具及び植物用照明装置
WO2020194891A1 (ja) * 2019-03-28 2020-10-01 株式会社エンプラス 光束制御部材、発光装置および照明装置
CN113454525A (zh) * 2019-02-21 2021-09-28 美蓓亚三美株式会社 面状照明装置

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