JP2011023853A - アンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】アンテナ効率が高く、二つの放射素子間のアイソレーションの高いアンテナを得る。
【解決手段】誘電体基体20の下面に第1の給電端子電極FP1、第2の給電端子電極FP2、及び接地端子電極GPがそれぞれ形成されている。誘電体基体20の他の面には、接地端子電極GPから延びる導体パターンR11、導体パターンR11から連続する導体パターンR12、導体パターンR12から連続する導体パターンR13が形成されている。これらの導体パターンR11,R12,R13によって第1の放射素子が構成されている。また、第2の給電端子電極FP2から延びる導体パターンR21、導体パターンR21から連続する導体パターンR22、導体パターンR22から連続し、接地端子電極GPに繋がる導体パターンR23が形成されている。これらの導体パターンR21,R22,R23によって第2の放射素子が構成されている。
【選択図】図2

Description

この発明は、基体に少なくとも二つの放射素子を備えたマルチバンドアンテナに関し、例えば移動体無線通信端末の筐体内に配置されるアンテナに関するものである。
携帯電話端末のような移動体無線通信端末に用いられるアンテナとして、特許文献1〜4が開示されている。
特許文献1のアンテナは、2給電マルチバンドアンテナである。図1は特許文献1のアンテナ装置の構成を示す図である。第1アンテナ素子11は、基板1に設けられた第1給電点13で給電されると共に、第1短絡点14で基板1の接地回路に短絡されることにより接地される。第2アンテナ素子12は、基板1に設けられた第2給電点15で給電されると共に、第2短絡点16で基板1の接地回路に短絡されることにより接地される。第1短絡点14と第2短絡点16は、第1給電点13と第2給電点15の間に挟まれた位置に設けられる。
第1のアンテナ素子(放射素子)11はλ/4モード、第2のアンテナ素子(放射素子)12はλ/2モードで動作する。λ/2モードの放射素子は、途中で折り返された形状であり、給電点の近傍に接地点が配置されている。
特許文献2,特許文献3のアンテナは、2給電マルチバンドアンテナであり、接地点は2つの放射素子で共通である。給電方法はいずれも容量給電である。
特許文献4のアンテナは、1給電シングルバンドアンテナであり、接地点は給電点付近に配置されている。給電方法は直接給電である。
特開2009−33742号公報 特表2007−524310号公報 特開2006−67259号公報 特開平9−153734号公報
特許文献1には、二つの放射素子の接地点を二つの放射素子の給電点の間に配置することによりアイソレーションが改善されることを述べられているが、回路基板に搭載(実装)する際に、端子電極の数が合計4(給電点二つ、接地点二つ)となって、コストアップおよび信頼性低下の要因になる。また、特許文献1ではアンテナ効率に関して言及されていないが、一般的にλ/2モードの電極パターンを折り返し構造にして、接地点を給電点近傍に置くと、ループ径が小さくなるため、放射抵抗が小さくなってアンテナ効率が劣化する。
特許文献2,特許文献3では、構造上2つの放射素子がλ/4モードで動作するようにみえる。また、λ/2モードの動作に関する記述はなく、λ/2モードと組み合わせることによる効果も示されていない。
また、特許文献2,特許文献3に示されているアンテナの構造で、給電方法を特許文献4のように直接給電に変更すると、二つの放射素子間のアイソレーションが充分に確保できないことが予想される。
そこで、この発明の目的は、アンテナ効率が高く、二つの放射素子間のアイソレーションの高いアンテナを提供することにある。
前記の課題を解決するための、この発明のアンテナは次のように構成する。
(1)基体に第1の放射素子及び第2の放射素子を備えたアンテナであって、
第1の放射素子は、第1の端部が開放され、第2の端部が接地点に接続され、第1の通信周波数帯のほぼ1/4波長モードで共振し、
第1の放射素子の第1の端部と第2の端部との間の所定位置と第1の給電点との間を接続する給電ラインを備え、
第2の放射素子は、第1の端部が第2の給電点であり、第2の端部が前記接地点に接続され、第2の通信周波数帯のほぼ1/2波長モードで共振し、
前記接地点から第2の給電点までの距離は、前記接地点から第1の給電点までの距離より遠い。
この構造により、第1・第2の放射素子の接地点が共有化されるので、端子電極の数を減らすことができ、コストダウンにつながる。
第2の放射素子を先端短絡素子としてλ/2モードで使用し、接地点を第2の給電点から遠く離すことにより、ループ径が大きくなって放射抵抗が大きくなるのでアンテナ効率が向上する。
(2)第1の放射素子の共振周波数f1及び第2の放射素子の共振周波数f2は、
0.37 < f1/f2 < 0.96 の関係を満足するものとする。
上記範囲内では、第1・第2のそれぞれの放射素子が共振しているときに互いに相手側の放射素子は励振されにくい状態となるため、アイソレーション特性が向上する。
この発明によれば、実装先である回路基板上の電極と導通させるべき端子電極の数が少ないので低コスト化が図れる。また、第2の放射素子のループ径が大きくなって放射抵抗が大きくなるのでアンテナ効率が向上する。さらに、二つの放射素子間のアイソレーションが確保できる。
特許文献1のアンテナ装置の構成を示す図である。 図2(A)及び図2(B)はアンテナ101の斜視図である。 図3(A)及び図3(B)はアンテナ101の等価回路図である。 図4(A)はアンテナ101の第1の放射素子の共振時の電界強度分布図、図4(B)はアンテナ101の第2の放射素子の共振時の電界強度分布図である。 アイソレーション特性の実測結果を示す図である。 第1の通信周波数帯の中心周波数f1と第2の通信周波数帯の中心周波数f2の比(f1/f2)を変化させた場合のアイソレーション特性を示す図である。 図7(A)及び図7(B)は、第2の実施形態に係るアンテナ102の斜視図である。
《第1の実施形態》
第1の実施形態に係るアンテナ101について、図2〜図6を参照して説明する。
図2(A)及び図2(B)はいずれもアンテナ101の斜視図である。図2(A)は、アンテナ101が実装された回路基板30の一つの角部を斜め前方から見た斜視図である。図2(B)は、前記回路基板30の角部を回路基板30の斜め後方から見た斜視図である。
アンテナ101は、直方体形状の誘電体基体(誘電体ブロック)20と、その外面に形成された、所定パターンの導体で構成されている。すなわち、誘電体基体20の下面(回路基板30に対する実装面)に第1の給電端子電極FP1、第2の給電端子電極FP2、及び接地端子電極GPがそれぞれ形成されている。第1の給電端子電極FP1は「第1の給電点」、第2の給電端子電極FP2は「第2の給電点」、接地端子電極GPは「接地点」にそれぞれ対応する。
誘電体基体20の手前の面に、接地端子電極GPから延びる導体パターンR11が形成されている。誘電体基体20の上面には、導体パターンR11から連続する導体パターンR12が形成されている。誘電体基体20の後方の面には、導体パターンR12から連続する導体パターンR13が形成されている。これらの導体パターンR11,R12,R13によって第1の放射素子が構成されている。
誘電体基体20の手前の面には、第1の給電端子電極FP1から延び、導体パターンR11の一部に繋がる給電ラインF1が形成されている。
誘電体基体20の手前の面には、第2の給電端子電極FP2から延びる導体パターンR21が形成されている。誘電体基体20の上面には、導体パターンR21から連続する導体パターンR22が形成されている。誘電体基体20の手前の面には、導体パターンR22から連続し、接地端子電極GPに繋がる導体パターンR23が形成されている。これらの導体パターンR21,R22,R23によって第2の放射素子が構成されている。
アンテナ101は回路基板30のグランド電極形成領域の上面に実装される。
図3(A),図3(B)は、前記アンテナ101の等価回路図である。図3(A)中の各符号は、図2(A),図2(B)に示した各符号に対応している。
第1の給電端子電極FP1には第1の通信周波数帯を扱う第1の給電回路FC1が接続される。第2の給電端子電極FP2には第2の通信周波数帯を扱う第2の給電回路FC2が接続される。そして、接地端子電極GPには回路基板30のグランドが接続される。
第1の給電回路FC1からの給電電圧は給電ラインF1を介して前記第1の放射素子の所定位置に印加される。
導体パターンR11,R12,R13による第1の放射素子の第1の端部が開放され、第2の端部が接地された構造となって、第1の放射素子は第1の通信周波数帯のほぼ1/4波長モードで共振する。
また、導体パターンR21,R22,R23による第2の放射素子の第1の端部は第2の給電端子電極FP2を介して整合回路MC及び第2の給電回路FC2に接続される。第2の放射素子の第2の端部は接地端子電極GPを介して接地される。そのため、第2の放射素子は第2の通信周波数帯のほぼ1/2波長モードで共振する。
前記整合回路MCは、導体パターンR21,R22,R23による第2の放射素子と第2の給電回路FC2とのインピーダンス整合をとる。
以上に示した構成によれば、第1・第2の放射素子の接地端子電極GPが共有化されているので、端子電極の数が少なくて済む。そのため、コストダウンが図れ、耐腐食性などの信頼性の向上も期待できる。
図3(B)は、前記アンテナ101の別の等価回路図である。図3(B)において符号GNDは回路基板上のグランド電極である。導体パターンR21,R22,R23による第2の放射素子は回路基板のグランド電極上に配置されるため、図3(B)において破線で示すように、回路基板30のグランド電極GNDを鏡面とする地板影像(イメージ)が生じる。図中の矢印は或る半サイクルでの電流の方向を示している。
このように回路基板30のグランド電極GNDを鏡面とする地板影像(イメージ)が生じることによって、ループ面積の大きな1波長放射素子として作用する。
導体パターンR21,R22,R23による第2の放射素子は、折り返し構造にはなっていない。そして、接地端子電極GPから第2の給電端子電極FP2までの距離は、前記接地端子電極GPから第1の給電端子電極FP1までの距離より長くなるように配置されている。したがって、限られた大きさの誘電体基体20を用いても、前記ループ面積の大きな第2の放射素子を構成できる。そのため第2の放射素子の放射抵抗が大きくなって高いアンテナ効率が得られる。
一般的に、λ/2モードで動作するループアンテナでは、以下の式で表されるようにループ面積が大きくなるほど放射抵抗は大きくなる。
ここで、放射素子の形状を円形のループとし、ループの外形半径をR、導体幅をr、ループに流れる電流をIとすると、磁気モーメントmは
m=IπR2
で表される。
空間の特性インピーダンスをZo(120π[Ω])、波数をko(ko=2π/λ[rad/m])、波長をλで表すと、放射抵抗Rrは、
Rr=(Zoko4/6π)(m/2I)2
=(Zoko4/24)πR4
の関係が成り立つ。
従って第2の放射素子は折り返し構造をとらず、接地点の位置を給電点から遠く離してループ面積を大きく稼ぐほど、第2の放射素子の放射抵抗が大きくなって高いアンテナ効率が得られる。
図4(A)は前記アンテナ101の第1の放射素子の共振時の電界強度分布図、図4(B)は前記アンテナ101の第2の放射素子の共振時の電界強度分布図である。図4(C)は前記アンテナ101の第1の放射素子の共振時の電流強度分布図、図4(D)は前記アンテナ101の第2の放射素子の共振時の電流強度分布図である。いずれも、図2(A)に示した向きと等しい向きの斜視図である。
ここで、第1の通信周波数帯の中心周波数f1は3600MHz、第2の通信周波数帯の中心周波数f2は5500MHz、(f1/f2=0.65)とし、電磁界シミュレーションにより求めた。
図4(A)及び図4(C)に表れているように、第1の放射素子の共振時には第2の放射素子上の電磁界強度は小さい、すなわち第2の放射素子が励振されにくい状態にあることが分かる。同様に、図4(B)及び図4(D)に表れているように、第2の放射素子の共振時には第1の放射素子上の電磁界強度は小さい、すなわち、第1の放射素子が励振されにくい状態にあることが分かる。このことから、第1の放射素子と第2の放射素子とのアイソレーションが高いことが分かる。
第1の通信周波数帯の中心周波数f1と、第2の通信周波数帯の中心周波数f2との関係が、
0.37 < f1/f2 < 0.96
の範囲では、第2の放射素子の例えば5GHzの共振時に、第1の放射素子は前記周波数f2における1/4波長以上3/4波長以下の先端開放線路となっている。
先端開放の放射素子は、1/2波長に対して、開放端の逆側である接続点はハイインピーダンスに見えるため、第1の通信周波数帯の中心周波数f1と第2の通信周波数帯の中心周波数f2との関係を前記の範囲にすることによって、第1の放射素子は前記周波数f2で励振されにくい状態となる。
また、第1の放射素子の例えば2.5GHzの共振時に、第2の放射素子は前記周波数f1における1/2波長以下の両端短絡線路となっている。
先端ショートの放射素子は、1/4波長に対して、ショート端の逆側である接続点はハイインピーダンスに見えるため、第1の通信周波数帯の中心周波数f1と第2の通信周波数帯の中心周波数f2との関係を前記の範囲にすることによって、第2の放射素子は前記周波数f1で励振されにくい状態となる。
したがって、第1の通信周波数帯の中心周波数f1と第2の通信周波数帯の中心周波数f2との関係を前記の範囲にすることによって、第1の放射素子と第2の放射素子とのアイソレーションを高くできる。
図5は前記アイソレーション特性の実測結果を示す図である。図5において、曲線S11(R1)は第1の放射素子のリターンロス、曲線S22(R2)は第2の放射素子のリターンロス、曲線S21(R1toR2)は第1の放射素子と第2の放射素子との間の透過量である。
曲線S11(R1)及びS22(R2)の縦軸は一目盛り5dB、曲線S21(R1toR2)の縦軸は一目盛り10dBである。横軸は周波数2GHzから6GHzまでの周波数範囲について表している。
このように、第1の放射素子と第2の放射素子とのアイソレーションは15dB以上確保される。この値はマルチバンドアンテナの特性として充分である。
図6は、前記周波数f1とf2の比(f1/f2)を変化させた場合のアイソレーション特性を示す図である。菱形は低い側の共振周波数f1でのアイソレーション、四角は高い側の共振周波数f2でのアイソレーションである。
一般的に、アイソレーションは最低10dB以上確保することが望ましい。図6から0.37 < f1/f2 < 0.96の範囲にあるとき、10dB以上のアイソレーションが確保されていることがわかる。
《第2の実施形態》
図7(A)及び図7(B)は、第2の実施形態に係るアンテナ102の斜視図である。図7(A)は、アンテナ102が実装された回路基板30の一つの角部を前方から見た斜視図である。図7(B)は、前記回路基板30の角部を回路基板30の後方から見た斜視図である。
アンテナ102は、直方体形状の誘電体基体(誘電体ブロック)20と、その外面に形成された、所定パターンの導体で構成されている。第1の実施形態で図2(A),図2(B)に示したアンテナと異なるのは、第1の放射素子用の導体パターンである。
誘電体基体20の手前の面に、接地端子電極GPから延びる導体パターンR11が形成されている。誘電体基体20の上面には、導体パターンR11から連続する導体パターンR12が形成されている。誘電体基体20の後方の面には、導体パターンR12から連続する導体パターンR13が形成されている。誘電体基体20の上面には導体パターンR13から連続するクランク形状の導体パターンR14が形成されている。誘電体基体20の後方の面には、導体パターンR14から連続する導体パターンR15が形成されている。これらの導体パターンR11,R12,R13,R14,R15によって第1の放射素子が構成されている。その他の構成は図2に示したアンテナ101と同様である。
このように第2の実施形態では、第1の放射素子用の導体パターンの一部にクランク状に迂回する導体パターンR14を設けている。このクランク状の導体パターンは、第1の放射素子の共振周波数を所定の周波数にするために設けられている。
F1…給電ライン
FC1…第1の給電回路
FC2…第2の給電回路
FP1…第1の給電端子電極
FP2…第2の給電端子電極
GND…グランド電極
GP…接地端子電極
MC…整合回路
R11,R12,R13,R14,R15…第1の放射素子用導体パターン
R21,R22,R23…第2の放射素子用導体パターン
20…誘電体基体
30…回路基板
101…アンテナ
102…アンテナ

Claims (2)

  1. 基体に第1の放射素子及び第2の放射素子を備えたアンテナであって、
    第1の放射素子は、第1の端部が開放され、第2の端部が接地点に接続され、第1の通信周波数帯においてほぼ1/4波長モードで共振し、
    第1の放射素子の第1の端部と第2の端部との間の所定位置と第1の給電点との間を接続する給電ラインを備え、
    第2の放射素子は、第1の端部が第2の給電点であり、第2の端部が前記接地点に接続され、第2の通信周波数帯においてほぼ1/2波長モードで共振し、
    前記接地点から第2の給電点までの距離が、前記接地点から第1の給電点までの距離より遠い、アンテナ。
  2. 第1の放射素子の共振周波数f1及び第2の放射素子の共振周波数f2は、
    0.37 < f1/f2 < 0.96 の関係を満足する、請求項1に記載のアンテナ。
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