JP2011023617A - GaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタ - Google Patents

GaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタ Download PDF

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Abstract

【課題】GaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタにおいて、ゲート電極直下のチャネルのソース端に局所的に高電界領域を形成することで同領域における電子の走行時間を短縮し、同トランジスタの優れた高速動作を実現する。
【解決手段】(0001)サファイア基板1上に設けられるGaNバッファ層2及びAlGaNショットキ層3と、AlGaNショットキ層3上に設けられるソース電極6、ドレイン電極7、及びゲート電極8とを備えるGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタにおいて、ソース電極6とゲート電極8との間に、窒化シリコンからなり圧縮性の内部応力を有する第一の絶縁膜9を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、GaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタに関し、より具体的には低バイアス電圧における高周波動作に優れたGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタに関する。
図6に従来のGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタの構造を示す。図6に示すように、従来のGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタは、(0001)サファイア基板31上に順次積層されるGaNバッファ層32及びAlGaNショットキ層33と、AlGaNショットキ層33上に相互に離間して形成されるソース電極36及びドレイン電極37と、ソース電極36とドレイン電極37との間に形成されるゲート電極38とを有して構成されている。
具体的には、(0001)サファイア基板31上に、厚さ2μmの不純物を積極的に含まないGaNバッファ層32、厚さ20nm、Al組成0.25の不純物を積極的に含まないAlGaNショットキ層33をMOCVD法により順次積層し、ウルツ鉱構造を有して表面がIII族原子面で覆われる窒化物半導体ヘテロ構造34を形成している。
そしてこの半導体ヘテロ構造34を塩素系のドライエッチングによって少なくともGaNバッファ層32が露出するまでエッチングすることにより、メサ構造35を形成している。
さらに、メサ構造35の表面に局所的にTi/Al/Ni/Auからなりオーミック性を有するソース電極36、ドレイン電極37を形成した後、ソース電極36とドレイン電極37との間に、例えばNi(30nm)/Au(200nm)からなりショットキ性を有するゲート長0.5μmのゲート電極38をリフトオフ法等により形成している。
図7に上述したような従来のGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタのAlGaN/GaN界面における伝導帯最下端エネルギーの空間分布図を示す。図7に示すように、従来のGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタにおいて、ゲート電極38直下の部分における伝導帯最下端エネルギーは横方向座標によらず概ね一定である。
このように構成されるGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタでは、ドレイン電極37に正の電圧を印加すると、チャネル中に電界が発生し、二次元電子ガスがソース電極36からドレイン電極37に向かって走行してドレイン電流が発生する。ゲート電極38に印加する電圧を変調してドレイン電流を制御することによりトランジスタ動作が達成される。
Y.-F.Wu等著、"Very high breakdown voltage and large transconductance realized on GaN heterojunction field effect transistors"、Applied Physics Letters、1996年、Vol. 69、pp.1438-1440 Conal E. Murray著、" Mechanics of edge effects in anisotropic thin film/substrate systems"、Journal of Applied Physics、2006年、vol.100、103532 Sean J. Hearnea and Jerry A. Floro著、"Mechanisms inducing compressive stress during electrodeposition of Ni"、Journal of Applied Physics、2005年、vol.97、014901 O. Ambacher等著、"Two-dimensional electron gases induced by spontaneous and piezoelectric polarization charges in N- and Ga-face AlGaN/GaN heterostructures"、Journal of Applied Physics、1999年、vol.85, pp.3222-3233 Edward Y. Chang等著、"Passivation of GaAs FET's with PECVD Silicon Nitride Films of Different Stress States"、IEEE Trans. Electron Devices、1988年、vol.35, no.9, pp.1412−1418
チャネル中に電界が発生する結果として伝導帯最下端エネルギーは場所(横方向座標)に依存するが、ゲート電極直下のドレイン端(ドレイン電極側の端部)に近い領域においては変化が著しい(高電界が発生する)ものの、ソース端(ソース電極側の端部)に近い領域においては変化が小さい(電界は低い)。
GaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタのスイッチング時間は、チャネル中の二次元電子のソース電極36からドレイン電極37に至る走行時間によって規定される。そして、優れたトランジスタ動作を実現するためには、二次元電子のチャネル中走行時間を短縮することが必要となる。
しかしながら、上述したように、ヘテロ構造電界効果トランジスタのゲート電極38下のチャネルにおいてソース端(ソース電極側の端部)に近い領域では、二次元電子をドリフトする電界強度が小さく、従って同領域における走行速度が低い。スイッチング時間を短縮する、すなわち、高い動作周波数を実現するためには、ソース端に近い領域において電子を高速で走行させることが必要となる。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、その目的はGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタにおいて、ゲート電極直下のチャネルのソース端に局所的に高電界領域を形成することで同領域における電子の走行時間を短縮し、同トランジスタの優れた高速動作を実現することにある。
上記の課題を解決するための第1の発明に係るGaN系ヘテロ構造電荷効果トランジスタは、基板上に積層されるバッファ層と、前記バッファ層上に積層されるショットキ層と、前記ショットキ層上に相互に離間して形成されるソース電極及びドレイン電極と、ショットキ性を有し前記ソース電極及び前記ドレイン電極間に形成されるゲート電極とを備えてなるGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタにおいて、前記ゲート電極と前記ソース電極との間に、絶縁材料からなり圧縮性の内部応力を有する第一の保護膜を設けたことを特徴とする。
第2の発明に係るGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタは、第1の発明に係るGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタにおいて、前記ゲート電極と前記ドレイン電極との間に、絶縁性材料からなる第二の保護膜を設けたことを特徴とする。
第3の発明に係るGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタは、第2の発明に係るGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタにおいて、前記ゲート電極が伸張性の内部応力を有する金属材料からなり、前記第二の保護膜が積極的に内部応力を有しない絶縁性材料からなることを特徴とする。
第4の発明に係るGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタは、第2の発明に係るGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタにおいて、前記ゲート電極が伸張性の内部応力を有する金属材料からなり、前記第二の保護膜が伸張性の内部応力を有する絶縁性材料からなることを特徴とする。
第5の発明に係るGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタは、第1乃至第4のいずれかの発明に係るGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタにおいて、前記ゲート層がニッケル層を含み、前記ニッケル層が前記第一の保護膜以上の膜厚を有するように形成されていることを特徴とする。
上述した第1の発明に係るGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタによれば、電界効果トランジスタのチャネル中のゲートのソース端に高電界領域が形成され、同領域において二次元電子が加速される。これにより、ソース電極からドレイン電極にかけて、チャネル中をより短時間で二次元電子が走行することとなり、スイッチング速度を向上させることができる。
また、第2の発明に係るGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタによれば、ヘテロ構造表面のゲートのドレイン端からドレイン電極にかけての領域が第2の保護膜によって覆われるため、安定したデバイス特性を伴ってスイッチング速度をより向上させることができる。
また、第3の発明に係るGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタによれば、伸張性の内部応力を有するゲート電極の内部応力と厚さの積と、圧縮性の内部応力を有する第一の保護膜の内部圧力と厚さの積との和によりゲート電極のソース端にエッジフォースが形成される。そのため、第1の発明に係るGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタに比較して、より大きなエッジフォースをゲート電極のソース端に形成することができる。即ち、より高い電界をチャネル中のゲート電極のソース端に形成することができる。
また、第4の発明に係るGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタによれば、伸張性の内部応力を有するゲート電極の内部応力と厚さとの積が伸張性の内部応力を有する第二の保護膜の内部応力と厚さとの積と打ち消し合い、ゲート電極のドレイン端にエッジフォースが生じない。従って、ゲート電極のドレイン端にチャネル中の電子走行に影響を及ぼし得ない程度の量までピエゾ電荷の発生を抑制することができる。
また、第5の発明に係るGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタによれば、圧縮性の内部応力を有する第一の保護膜よりも伸張性の内部応力を有するゲート電極材料が厚く形成されるので、第1乃至第4の発明に係るGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタに比較して、より強いエッジフォースがゲート電極のソース端に形成される。従って、第1乃至第4の発明に係るGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタに比較して、より高い電界がチャネル中のゲート電極のソース端付近に形成され、より短時間で二次元電子が走行することとなり、更にスイッチング速度を向上させることができる。
本発明の実施例1に係るGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタの構造を示す説明図である。 本発明の実施例1に係るGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタのピエゾ電荷の空間分布図である。 本発明の実施例1に係るGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタのAlGaN/GaN界面における伝導帯最下端エネルギーの空間分布図である。 本発明の実施例2に係るGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタの構造を示す説明図である。 本発明の実施例4に係るGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタの構造を示す説明図である。 従来のGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタの代表的な構造を示す説明図である。 従来のGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタのAlGaN/GaN界面における伝導帯最下端エネルギーの空間分布図である。
以下に、本発明に係るGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタの一実施形態について説明する。
本実施形態では、基板上にバッファ層と、ショットキ層とをMOCVD法により順次積層してなるヘテロ構造と、ショットキ層上に相互に離間して形成されるソース電極及びドレイン電極と、ソース電極とドレイン電極との間に形成されるゲート電極とを有するGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタにおいて、ゲート電極直下のチャネルのソース端に局所的に高電界領域を形成するために、ゲート電極のソース端に接する位置に圧縮性の内部応力を有する第一の保護膜としての絶縁膜を形成する。
このような構成とすることにより、ヘテロ構造中にピエゾ効果による電荷(ピエゾ電荷)を発生させることができる。本実施形態においては絶縁膜の内部応力が圧縮性であることからヘテロ構造中のゲート電極直下部分には負のピエゾ電荷が発生し、ヘテロ構造のゲート電極・ソース電極間の部分には正のピエゾ電荷が発生する。
これにより、ゲート電極直下のソース端付近には二次元電子を加速させる電界が形成される。同電界はトランジスタ動作において電子の走行時間を短縮する効果を有するため、二次元電子が、チャネル中をソース電極からドレイン電極にかけてより短時間で走行することとなり、スイッチング速度を向上させることができる。
なお、ゲート電極の端部に発生するピエゾ電荷量及び電界の強さは絶縁膜の内部応力の強さとその厚さの積(以下、応力・厚さ積という)によって決定される。
図1乃至図3を用いて本発明に係るGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタの第一の実施例について説明する。図1は本実施例に係るGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタの構造を示す説明図、図2は本実施例に係るGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタのピエゾ電荷の空間分布図、図3は本実施例に係るGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタのAlGaN/GaN界面における伝導帯最下端エネルギーの空間分布図である。
図1に示すように、本実施例に係るGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタは、(0001)サファイア基板1上に順次設けられたGaNバッファ層2及びAlGaNショットキ層3と、AlGaNショットキ層3上に設けられたソース電極6、ドレイン電極7、ゲート電極8、及び第一の保護膜としての第一の絶縁膜9とを有して構成される。
具体的には、(0001)サファイア基板1上に厚さ2μmの不純物を積極的に含まないGaNバッファ層2、及び、厚さ20nm、Al組成0.25の不純物を積極的に含まないAlGaNショットキ層3をMOCVD法により順次積層して、ウルツ鉱構造を有し表面がIII族原子面で覆われる窒化半導体ヘテロ構造4を形成する。
そしてこの窒化半導体ヘテロ構造4に対し、塩素系のドライエッチングにより少なくともGaNバッファ層2が露出するまでエッチングすることにより、メサ構造5を形成する。
さらに、このメサ構造5の表面に局所的にTi/Al/Ni/Auからなりオーミック性を有するソース電極6、ドレイン電極7を形成した後、ソース電極6とドレイン電極7との間に例えばNi(30nm)/Au(200nm)からなりショットキ性を有するゲート長0.5μmのゲート電極8をリフトオフ法などにより形成する。
さらに加えて、ゲート電極8のソース端(ソース電極6側の端部)に接する位置(ソースエッジ)に、0.5GPaの圧縮性の内部応力を有する窒化シリコン(SiN)からなり、厚さが140nmの第一の保護膜としての第一の絶縁膜9を形成する。なお、本実施例では、ソース電極6とゲート電極8との間の領域全体に第一の絶縁膜9を形成している。
このように構成される本実施例に係るGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタにおいては、ゲート電極8のソース端が接する窒化物半導体ヘテロ構造4表面の位置Aに図1中に矢印で示すように、局所的にエッジフォース(edge force)という名称で知られる著しい力F(以下、エッジフォースFという)が印加される(例えば、非特許文献2参照)。エッジフォースFの大きさは第一の絶縁膜9の応力・厚さ積と、ゲート電極8のNi層の応力・厚さ積との差に等しい。
本実施例において、第一の絶縁膜9は内部応力が0.5GPa(圧縮性)、膜厚が140nmであり応力・膜厚積は70GPa・nmである。またゲート電極8のNi層の内部応力は通常1GPa(伸張性)であることが知られており(例えば、非特許文献3参照)、その厚さは30nmであるため応力・厚さ積は30GPa・nmである。第一の絶縁膜9の内部応力とゲート電極8の内部応力の向きが反対なので、本実施例におけるエッジフォースFは、第一の絶縁膜9の応力・厚さ積とゲート電極7の応力・厚さ積との絶対値の和に等しく、ゲート幅あたり(70+30=)100GPa・nmであり、その向きは図1に矢印で示す向きとなる。
エッジフォースFの効果により窒化物半導体ヘテロ構造4中のソース電極6、ゲート電極8間の部分にはひっぱり歪み、ゲート電極8直下部分には圧縮歪みが生ずる。歪みの大きさは位置Aからの距離に強く依存し、位置Aから離れた位置での歪みは急激に小さくなる。
GaNバッファ層2、AlGaNショットキ層3中のピエゾ効果のために、歪みの空間変化に比例するピエゾ電荷が発生するのであるから、本実施例においては、図2に示すように窒化物半導体ヘテロ構造4中の位置Aの近傍にピエゾ電荷が発生する。窒化物半導体ヘテロ構造4をMOCVD法で成長したことから、この窒化物半導体ヘテロ構造4の表面はIII族原子面で覆われており(例えば、非特許文献4参照)、また、窒化物半導体ヘテロ構造4のソース電極6、ゲート電極8間の部分にはひっぱり歪み、ゲート電極8直下部分には圧縮歪みが生ずることから、GaNバッファ層2及びAlGaNショットキ層3におけるピエゾ電荷の正負は図2の通りとなる。
従って、本実施例に係るGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタによれば、図3に示すように、ゲート電極8のソース端において、AlGaN/GaN界面における伝導帯最下端エネルギーにはスパイク状の場所依存性が生じ、ドレイン電圧を印加していない状態で約5kV/cmという高い電界がゲート電極8のソース端直下に生ずる。
これにより、本実施例に係るGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタの動作時(ドレイン電極7に正のバイアス電圧を印加した状態)に、ソース電極6からゲート電極8直下に注入される二次元電子ガスは、同電界の作用によりゲート電極8直下のソース電極6に近い部分において加速され、これにより高速度でのトランジスタ動作が実現される。
なお、ゲート電極8のドレイン端(ドレイン電極7側の端部)直下にはゲート電極8の内部応力に起因するエッジフォースが生ずるのみでその大きさは30GPa・nmに過ぎない。従ってゲート電極8のドレイン端付近に生じうるピエゾ電荷量は無視できるほど小さく、その結果としてゲート電極8のドレイン端に生ずる電界の影響は無視することができる。
図4を用いて本発明に係るGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタの第二の実施例について説明する。図4は本実施例に係るGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタの構造を示す説明図である。
図4に示すように、本実施例に係るGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタは、(0001)サファイア基板11上に順次設けられたGaNバッファ層12及びAlGaNショットキ層13と、AlGaNショットキ層上に設けられたソース電極16、ドレイン電極17、ゲート電極18、第一の保護膜としての第一の絶縁膜19、及び第二の保護膜としての第二の絶縁膜20とを有して構成される。
具体的には、(0001)サファイア基板11上に、厚さ2μmの不純物を積極的に含まないGaNバッファ層12、及び、厚さ20μm、Al組成0.25の不純物を積極的に含まないAlGaNショットキ層13をMOCVD法により積層して、ウルツ鉱構造を有し表面がIII族原子面で覆われる窒化物半導体ヘテロ構造14を形成する。
そしてこの窒化物半導体ヘテロ構造14を、塩素系のドライエッチングにより少なくともGaNバッファ層が露出するまでエッチングすることによりメサ構造15を形成する。
さらに、このメサ構造15表面に局所的にTi/Al/Ni/Auからなりオーミック性を有するソース電極16、ドレイン電極17を形成した後、ソース電極16及びドレイン電極17の間に、例えばNi/Auからなりショットキ性を有するゲート長0.5μmのゲート電極18をリフトオフ法などにより形成する。
さらに加えて、窒化半導体ヘテロ構造14表面のゲート電極18のソース端に接する位置(ソースエッジ)に、0.5GPaの圧縮性の内部応力を有する窒化シリコン(SiN)からなり、厚さが140nmの第一の絶縁膜19を形成する。そしてこれと同時に、窒化半導体ヘテロ構造14表面のゲート電極18とドレイン電極17との間に、意図的に内部応力を有しない窒化シリコン(SiN)からなる第二の保護膜としての第二の絶縁膜20を形成する。なお、本実施例においてはゲート電極18とソース電極16との間の領域全体に第一の絶縁膜19を、また、ゲート電極18とドレイン電極17との間の領域全体に第二の絶縁膜20を形成している。
ここで、圧縮性の内部応力を有するSiNからなる第一の絶縁膜19と意図的に内部応力を有しないか伸張性の内部応力を有するSiNからなる第二の絶縁膜20を、成膜条件を変更することにより区別して形成できることが従来から知られている(例えば、非特許文献5参照)。
本実施例に係るGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタにおいては、第二の絶縁膜20は意図的に内部応力を有しないので、ゲート電極18のドレイン端にはゲート電極18の内部応力に起因するエッジフォースが生ずるのみで、その大きさは30GPa・nmに過ぎない。従って実施例1と同様にゲート電極18のドレイン端付近に生じ得るピエゾ電荷量は無視し得るほど小さい。
このように構成される本実施例に係るGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタによれば、第一の絶縁膜19を設けたことにより、実施例1と同様に、GaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタの動作時にソース電極16からゲート電極18直下に注入される二次元電子ガスが、ゲート電極18直下のソース電極16に近い部分において加速され、これにより高速度でのトランジスタ効果が実現できる。
さらに、窒化物半導体ヘテロ構造14表面の金属電極16,17,18間の領域を全て絶縁膜19,20によって覆う構造としたため、絶縁膜19,20の保護膜としての機能により、デバイス特性の安定性に優れた電界効果トランジスタを実現することができる。
本発明に係るGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタの第三の実施例について説明する。本実施例に係るGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタは、図4に示し上述した第二の絶縁膜20に代えて、伸張性を有し応力・厚さ積が30GPa・nmとなるSiNによって形成された第二の保護膜としての第二の絶縁膜20’(図4参照)を用いるものである。その他の構成は第二の実施例において説明した構成と概ね同様であり、図4に示し上述した部材と同様の効果を奏する部材については同一の符合を付して重複する説明は省略する。
本実施例においては、第二の絶縁膜20’の応力・厚さ積がゲート電極18の応力・厚さ積と打ち消しあうので、ゲート電極18のドレイン端に生じ得るエッジフォースは第二の実施例と比較して非常に僅かである。
従って、本実施例に係るGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタによれば、第二の実施例に比較してゲート電極18のドレイン端付近に生じ得るピエゾ電荷量をさらに低減することができる。
図5を用いて本発明に係るGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタの第四の実施例について説明する。図5は本実施例に係るGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタの構造を示す説明図である。
図5に示すように、本実施例に係るGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタは、(0001)サファイア基板21上に順次設けられたGaNバッファ層22及びAlGaNショットキ層23と、AlGaNショットキ層23上に設けられたソース電極26、ドレイン電極27、ゲート電極28、第一の保護膜としての第一の絶縁膜29、及び第二の保護膜としての第二の絶縁膜30とを有して構成される。
具体的には、(0001)サファイア基板21上に、厚さ2μmの不純物を積極的に含まないGaNバッファ層22、及び、厚さ20nm、Al組成0.25の不純物を積極的に含まないAlGaNショットキ層23をMOCVD法により順次積層し、ウルツ鉱構造を有し表面がIII族原子面で覆われる窒化物半導体ヘテロ構造24を形成する。
そしてこの窒化物半導体ヘテロ構造24を、塩素系のドライエッチングにより少なくともGaNバッファ層22が露出するまでエッチングすることによりメサ構造25を形成する。
さらに、このメサ構造24表面に、局所的にTi/Al/Ni/Auからなりオーミック性を有するソース電極26、ドレイン電極27を形成した後、ソース電極26とドレイン電極27との間のソース電極26側に、0.5GPaの圧縮性の内部応力を有する窒化シリコン(SiN)からなり、厚さが140nmの第一の保護膜としての第一の絶縁膜28を形成する。
さらに加えて、窒化物半導体ヘテロ構造24表面の第一の絶縁膜29とドレイン電極27との間のドレイン電極27側に、伸張性の内部応力を有し、応力・厚さ積が140GPa・nmとなるSiNからなり、厚さ140nmの第二の保護膜としての第二の絶縁膜30を形成する。第一の絶縁膜29と第二の絶縁膜30との間隔は0.5μmとする。
さらに、窒化物半導体ヘテロ構造24表面の第一の絶縁膜29と第二の絶縁膜30とに挟まれた位置に、厚さが140nm以上となるようにNi層を形成し、さらにこのNi層上にAu層を形成し、例えばイオンミリング法によりNi層及びAu層を選択エッチングしてゲート長0.5μmのゲート電極28を形成する。なお、本実施例では、図5に示すように、少なくともAu層は第一の絶縁膜29及び第二の絶縁膜30の一部を覆うように形成されている。
本実施例における第一の絶縁膜29及び第二の絶縁膜30による効果は、上述した実施例3における第一の絶縁膜19及び第二の絶縁膜20による効果と同様である。上述した実施例と同様に本実施例のゲート電極28はNi/Auにより形成されている。ただ、本実施例においてゲート電極28のNi層は、第一の絶縁膜29以上の厚さを有するように形成されている。Niは1GPaなる伸張性の内部応力を有するので、Ni層の厚さを第一の絶縁膜29の厚さである140nm以上とすることにより、実施例1、実施例2に比較して、エッジフォースを110GPa・nm以上強くする、すなわち、ゲート電極28のソース端に生ずる電界を高くすることができる。従って、実施例1,2に比較して電子がチャネル中をより短時間で走行することが可能となり、より高周波特性に優れたトランジスタ動作を実現することができる。
また、本実施例においては第二の絶縁膜30の応力・厚さ積がゲート電極28のNi層の応力・厚さ積を打ち消すので、ゲート電極28のドレイン端に発生するエッジフォースは無視し得るほど小さい。従って、ゲート電極28のドレイン端に発生するピエゾ電荷量は無視することができる。
なお、上述した実施例は一例であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることはいうまでもない。例えば、エッジフォースの大きさは第一の絶縁膜の応力・厚さ積で与えられるので、所定のエッジフォースを実現するための内部応力と厚さは任意でよい。ただし、エッジフォースの値が大きければ大きいほど上述した実施例の効果は大きい。なお、第一の絶縁膜の内部応力及び厚さの実現可能な最大値は内部応力1GPa、絶縁膜厚1000nmとする。
また、所定の内部応力を有する限り、第一の絶縁膜、第二の絶縁膜の材質は任意とする。さらに、GaNバッファ層厚、AlGaNショットキ層厚、AlGaNショットキ層のAl組成は任意でよい。
また、上述した実施例1〜4では第一の絶縁膜9,19,29をゲート電極8,18,28とソース電極6,16,26との間の領域全体、第二の絶縁膜20(又は20’),30をゲート電極18,28とドレイン電極17,27との間の領域全体に形成する例を示したが、第一の絶縁膜、第二の絶縁膜はそれぞれゲート電極のソース端、ドレイン端に接していればよく、このような構成とすることにより本発明の効果を得ることができる。ただし、第一の絶縁膜、第二の絶縁膜をそれぞれゲート電極とソース電極、ゲート電極とドレイン電極の間の領域全体に形成すれば素子の表面を保護し安定したデバイス動作を実現することが可能となり、より好適である。
[実施例の変更可能性]
ここで、ヘテロ構造は(1000)面上のウルツ鉱構造を有するので、面内での弾性的性質及びピエゾ効果は等方的である。従って本発明による効果は電界効果トランジスタの二次元電子走行方向(電界効果トランジスタのソース電極からドレイン電極に至る方向)に依らない。
MBE法にて上記ヘテロ構造を成長すると、表面がV族原子面で覆われることが知られ
ている。その場合はヘテロ構造中のピエゾ係数の正負が逆転し、上記実施例において説明した第一の絶縁膜9,19,又は29に代えて伸張性の内部応力を有する絶縁膜を形成することにより本発明と同等の効果が発揮される。更に圧縮性の内部応力を有する金属材料(例えばWSiN)をゲート電極に用いることにより、上記実施例において伸張性の内部応力を有するNiをゲート電極に用いたことと同じ効果が発揮される。
本発明は、GaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタに適用可能であり、とくに、低バイアス電圧における高周波動作に優れたGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタに適用して好適なものである。
1,11,21 (0001)サファイア基板
2,12,22 GaNバッファ層
3,13,23 AlGaNショットキ層
4,14,24 窒化物半導体へテロ構造
5,15,25 メサ構造
6,16,26 ソース電極
7,17,27 ドレイン電極
8,18,28 ゲート電極
9,19,29 第一の絶縁膜
20,20’,30 第二の絶縁膜

Claims (5)

  1. 基板上に積層されるバッファ層と、前記バッファ層上に積層されるショットキ層と、前記ショットキ層上に相互に離間して形成されるソース電極及びドレイン電極と、ショットキ性を有し前記ソース電極及び前記ドレイン電極間に形成されるゲート電極とを備えてなるGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタにおいて、
    前記ゲート電極と前記ソース電極との間に、絶縁材料からなり圧縮性の内部応力を有する第一の保護膜を設けた
    ことを特徴とするGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタ。
  2. 前記ゲート電極と前記ドレイン電極との間に、絶縁性材料からなる第二の保護膜を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載のGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタ。
  3. 前記ゲート電極が伸張性の内部応力を有する金属材料からなり、
    前記第二の保護膜が積極的に内部応力を有しない絶縁性材料からなる
    ことを特徴とする請求項2記載のGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタ。
  4. 前記ゲート電極が伸張性の内部応力を有する金属材料からなり、
    前記第二の保護膜が伸張性の内部応力を有する絶縁性材料からなる
    ことを特徴とする請求項2記載のGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタ。
  5. 前記ゲート層がニッケル層を含み、前記ニッケル層が前記第一の保護膜以上の膜厚を有するように形成されている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のGaN系ヘテロ構造電界効果トランジスタ。
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