JP2011022951A - 車載装置、決済システム、サーバ装置、決済意思確認方法、車載装置用プログラム及びサーバ装置用プログラム - Google Patents

車載装置、決済システム、サーバ装置、決済意思確認方法、車載装置用プログラム及びサーバ装置用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】有料駐車場の駐車料金についてクレジット決済の利用の意思を確認することができるとともに、車両がスムーズに有料駐車場から出ることができる車載装置等を提供する。
【解決手段】車載器1の制御部11が、搭載車両がこれから向かう駐車場Pの場外に位置しているときにスキップ設定するものとして当該駐車場Pの駐車料金をクレジット決済する意思表示が搭乗者から入力されるように制御し、クレジット決済する意思表示入力された場合、「クレジット決済の利用の意思有り」が設定された意思表示通知を所定のタイミングで駐車料金サーバ2に送信する。一方、駐車料金サーバ2の制御部21が、車載器1から「クレジット決済の利用の意思有り」が設定された意思表示通知を受信した場合には、クレジット決済制御処理を行う。
【選択図】図5

Description

本願は、クレジット決済を含む複数の決済方法から駐車料金の決済方法が選択可能な駐車場の利用の際、決済方法の意思確認に用いられる車載装置、決済システム、サーバ装置、決済意思確認方法、車載装置用プログラム及びサーバ装置用プログラムの技術分野に関する。
従来、利用する都度駐車料金の決済が必要な有料駐車場において、駐車料金の決済方法として、現金決済のほか、クレジットカードによる決済(以下、クレジット決済と称する)を選択することができる駐車場が知られている。クレジット決済においては、わざわざ現金を用意出する必要がないという利便性があることから、この利便性等を考慮した駐車料金の決済方法が提案されている。
例えば、特許文献1には、車両が駐車場の出口ゲートに進むと、車両に搭載された車載器が支払いをETC(Electronic Toll Collection System)カードで行うか(クレジット決済で行うか)現金で行うかのメッセージを報知し、ユーザがETCカードでの支払いを指示する操作を行うと、駐車場の出入口ゲートに設置された無線通信機が駐車料金の課金処理を行い出口ゲートを開放させる方法が開示されている。
特開2003−256897
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、車両が駐車場の出口に着いたときにユーザが支払い方法を選択しなければならない。そのため、支払い方法を選択するのに要する時間だけ車両が駐車場から退出するのが遅くなるとともに、当該退出するのが遅くなるにともない駐車場の出口付近で混雑を招く虞がある。
その一方で、安全性や確実性等に鑑みると、クレジット決済の利用に当たっては、ユーザにその意思の表明を行わせることが好ましい。つまり、ユーザの意思を確認せずにクレジット決済を行うと、トラブルの原因にもなり兼ねない。その点、特許文献1に記載の方法では、ETCカードでの支払いを指示するユーザの操作が、クレジット決済を行う当該ユーザの意思の表明に対応する。
本願は、以上の点に鑑みてなされたものであり、その課題の一例は、有料駐車場の駐車料金についてクレジット決済の利用の意思を確認することができるとともに、車両がスムーズに有料駐車場から出ることができる車載装置、決済システム、サーバ装置、決済意思確認方法、車載装置用プログラム及びサーバ装置用プログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、車両に搭載される車載装置であって、前記車両が駐車する駐車場の駐車料金の支払いをクレジット決済によりおこなうか否かのユーザの意思を入力するために用いられる入力手段と、これから利用される前記駐車場外に前記車両が位置しているときに前記ユーザの意思を入力させるように前記入力手段を制御する入力制御手段と、を備え、前記入力制御手段は、前記駐車場外における入力によってクレジット決済をおこなう旨の前記ユーザの意思が確認された場合には、前記駐車場内での当該入力手段による前記ユーザの意思を入力させるための制御を省略する、ことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、車両に搭載される車載装置と、当該車載装置がネットワークを介して接続可能なサーバ装置と、を備える決済システムであって、前記車載装置は、前記車両が駐車する駐車場の駐車料金の支払いをクレジット決済によりおこなうか否かのユーザの意思を入力するために用いられる入力手段と、これから利用される前記駐車場外に前記車両が位置しているときに前記ユーザの意思を入力させるように前記入力手段を制御する入力制御手段と、前記駐車場外における入力によってクレジット決済をおこなう旨の前記ユーザの意思が確認された場合には、前記駐車場の駐車料金の支払いをクレジット決済によりおこなう旨のユーザの意思を示すクレジット決済意思表示情報を前記サーバ装置に送信する意思表示情報送信手段と、を備え、前記サーバ装置は、前記車載装置から送信された前記クレジット決済意思表示情報を受信する意思表示情報受信手段と、前記クレジット決済意思表示情報が受信された場合、前記車両が前記駐車場に駐車することにより発生する駐車料金をクレジット決済するために必要な処理を行う決済処理手段と、を備えることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項6に記載の決済システムに含まれる車載装置であって、請求項6に記載の入力手段、入力制御手段及び意思表示情報送信手段を備えることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、車両に搭載される車載装置と、当該車載装置がネットワークを介して接続可能なサーバ装置と、を備える決済システムであって、前記車載装置は、前記車両が駐車する駐車場の駐車料金の支払いをクレジット決済によりおこなうか否かのユーザの意思を入力するために用いられる入力手段と、これから利用される前記駐車場外に前記車両が位置しているときに前記ユーザの意思を入力させるように前記入力手段を制御する入力制御手段と、前記駐車場外における入力によってクレジット決済をおこなう旨の前記ユーザの意思が確認された場合には、クレジット決済をおこなう旨の意思を示すクレジット決済意思表示情報を設定する設定手段と、前記クレジット決済意思表示情報の設定の有無を示す設定有無情報を所定のタイミングで前記サーバ装置に送信する設定有無情報送信手段と、を備え、前記サーバ装置は、前記車載装置から送信された設定有無情報を受信する設定有無情報受信手段と、前記受信された設定有無情報が前記クレジット決済意思表示情報の設定有りを示す場合、前記車両が前記駐車場に駐車することにより発生する駐車料金をクレジット決済するために必要な処理を行う決済処理手段と、を備えることを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項9に記載の決済システムに含まれる車載装置であって、請求項9に記載の入力手段、入力制御手段、設定手段及び設定有無情報送信手段を備えることを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、請求項9に記載の決済システムに含まれるサーバ装置であって、請求項9に記載の設定有無情報受信手段及び決済処理手段を備えることを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、車両に搭載される車載装置により実行される決済意思確認方法であって、前記車両が駐車する駐車場の駐車料金の支払いをクレジット決済によりおこなうか否かのユーザの意思を入力するために用いられる入力手段を用いて、これから利用される前記駐車場外に前記車両が位置しているときに前記ユーザの意思を入力させるように前記入力手段を制御する入力制御工程を有し、前記駐車場外における入力によってクレジット決済をおこなう旨の前記ユーザの意思が確認された場合には、前記駐車場内での当該入力手段による前記ユーザの意思を入力させるための制御を省略する、ことを特徴とする。
請求項14に記載の発明は、コンピュータを、請求項1乃至5、8及び11の何れか1項に記載の車載装置として機能させることを特徴とする。
請求項15に記載の発明は、コンピュータを、請求項9に記載のサーバ装置として機能させることを特徴とする。
第1実施形態に係る駐車料金決済システムSの概要構成の一例を示すブロック図である。 第1実施形態に係る車載器1の概要構成の一例を示すブロック図である。 第1実施形態に係る駐車料金サーバ2の概要構成の一例を示すブロック図である。 第1実施形態に係る車載器1の目的地設定時の処理例を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る駐車料金決済システムSの駐車場Pの利用時における実施例1の処理例を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る駐車料金決済システムSの駐車場Pの利用時における実施例1の処理例を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る駐車料金決済システムSの駐車場Pの利用時における実施例2の処理例を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る駐車料金決済システムSの駐車場Pの利用時における実施例1の処理例を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る駐車料金決済システムSの駐車場Pの利用時における実施例1の処理例を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る駐車料金決済システムSの駐車場Pの利用時における実施例2の処理例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本願の実施形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、駐車料金決済システムに対して本願を適用した場合の実施形態である。
[1.第1実施形態]
[1.1 駐車料金支払いシステムの概要構成]
先ず、本実施形態に係る駐車料金支払いシステムSの概要構成について、図1を用いて説明する。
図1は、本実施形態に係る駐車料金支払いシステムSの概要構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、駐車料金支払いシステムSは、複数の車両の夫々に搭載された車載器1(車載装置の一例)と、駐車料金サーバ2(サーバ装置の一例)と、クレジット会社サーバ5と、を備えている。また、駐車料金支払いシステムSは、複数の駐車場Pの夫々に設置された入口装置3と出口装置4とを備えている。そして、駐車料金サーバ2と入口装置3、出口装置4及びクレジット会社サーバ5とは、ネットワークNWを介して互いに通信可能になっている。
駐車場Pは、1回の利用毎に駐車料金が請求される有料駐車場である。この駐車場Pは、駐車時間に応じて駐車料金が加算される。また、駐車場Pの駐車料金の支払い方法としては、クレジット決済による支払いを含む複数の支払い方法からユーザが一つの支払い方法を選択可能になっている。クレジット決済の支払い以外の支払い方法としては、例えば、現金支払い、プリペードカードによる支払い等がある。なお、本実施形態においては、駐車料金の支払い方法として、クレジット決済による支払いと現金支払いとが選択可能であるものとして以下説明する。
クレジット会社サーバ5は、クレジットカードを発行している信販会社又は銀行等により設置されたサーバ装置である。このクレジット会社サーバ5は、駐車料金サーバ2から送信されてきたクレジット決済情報に基づいて、駐車場Pに駐車した車両の駐車料金をクレジットカードで決済する処理を行う。
入口装置3は、駐車場Pの入口に設置されている。この入口装置3は、例えば、駐車場Pの入口ゲートを駆動制御する駆動部、ネットワークNWを介して駐車料金サーバ2との通信を制御する通信部、車載器1との無線通信を制御する無線通信部、駐車券を発券する発券部、これらを統括制御する制御部等を備えている。車載器1を搭載した車両(以下、搭載車両と称する)が駐車場Pの入口ゲートに到着すると、入口装置3は、車載器1との間で無線通信を行い車両識別情報を車載器1から受信する。車両識別情報は、搭載車両を識別するための情報である。なお、通信部は、当該車両識別情報を駐車料金サーバ2へ送信する。
出口装置4は、駐車場Pの出口に設置されている。この出口装置4は、例えば、駐車場Pの出口ゲートを駆動制御する駆動部、ネットワークNWを介して駐車料金サーバ2との通信を制御する通信部、車載器1との無線通信を制御する無線通信部、駐車料金を現金にて領収する現金領収部、これらを統括制御する制御部等を備えている。搭載車両が駐車場Pの出口ゲートに到着すると、出口装置4は、車載器1との間で無線通信を行い車両識別情報を車載器1から受信する。そして、通信部は、当該車両識別情報を駐車料金サーバ2へ送信する。
車載器1と駐車料金サーバ2とは、入口装置3とネットワークNWとを介して互いにデータを送受信することが可能になっているとともに、出口装置4とネットワークNWとを介して互いに通信可能になっている。なお、ネットワークNWに所定の基地局を接続し、この基地局と車載器1とが無線通信することにより、車載器1と駐車料金サーバ2とでデータの送受信を行うように構成されても良い。ちなみに、駐車料金サーバ2は、必要に応じて出力装置4における現金領収部を制御する。
車載器1は、入口装置3及びネットワークNW、又は、入口装置3及びネットワークNWを介して駐車料金サーバ2と通信可能になっている。この車載器1としては、例えば、ナビゲーション装置、オーディオプレーヤー、ETC(Electronic Toll Collection System)車載器等が適用可能である。なお、本実施形態においては、車載器1としてナビゲーション装置が適用されているものとして以下説明する。
[1.2 車載器の構成及び機能]
次に、車載器1の構成について、図2を用いて説明する。
図2は、本実施形態に係る車載器1の概要構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、車載器1は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備える制御部11と、各種プログラム及び各種データ等を記憶する記憶部12(例えば、フラッシュメモリ、ハードディスクドライブ等)と、搭乗者(車載器1を利用するユーザ)からの操作指示を受け付け、その指示内容を指示信号として制御部11に出力する操作部13(入力手段の一例)と、画像や文字等の情報を表示する表示部14(例えば、液晶ディスプレイ等)と、アンテナATを介して入口装置3や出口装置4と電波の送受信を行う無線通信部15と、GPS(Global Positioning System)センサ、車速センサ、ジャイロセンサ等の搭載車両の位置及び方位を特定するための各種センサから構成されるセンサ部16と、クレジットカードが挿入される挿入口を有し、挿入されたクレジットカードからクレジットカードの番号、クレジットカードの名義人の名前、クレジットカードの有効期限等のカード情報を読み出すカード読取部17と、を備え、制御部11と各部とはシステムバス18を介して相互に接続されている。
制御部11は、CPUが、ROMまたは記憶部12に記憶された各種プログラム(車載装置用プログラムの一例を含む)を読み出し実行することにより、車載器1の各部を統括制御するとともに、入力制御手段、送信手段、意思表示情報送信手段、目的地設定手段、移動経路設定手段、現在位置情報取得手段、入口到着検出手段、意思確認要求情報受信手段及び料金情報取得手段等として機能するようになっている。
記憶部12には、ナビゲーション処理に必要な地図データが記憶されている。この地図データは、例えば、施設の位置、種別、識別情報、名称、詳細情報等を規定する施設データ、道路の位置形状、接続情報、分岐地点等の情報を規定する道路データ等により構成されている。また、記憶部12には、搭載車両の車両識別情報が記憶されている。この車両識別情報としては、例えば、車両の登録ナンバーや車体番号等が用いられる。
なお、記憶部12に記憶される各種プログラムは、例えば、CD−ROM等の記録媒体に記録されてドライブ装置を介して読み込まれるようにしても良いし、無線通信部15を介してサーバ1等からダウンロードされるようにしても良い。
このような構成の車載器1において、制御部11は、搭載車両の移動経路を案内するためのナビゲーション処理を行う。例えば、制御部11は、現在位置情報取得手段として、センサ部16から出力された各種データに基づいて搭載車両の現在位置を求める。そして、制御部11は、記憶部12に記憶されている地図データに基づいて、現在位置周辺の地図を表示部14に表示させるとともに、搭載車両の現在位置を示す自車位置マークを表示部14に表示させる。また、制御部11は、目的地設定手段として、搭乗者からの操作部13の操作に基づいて、搭載車両がこれから向かう目的地を設定する。例えば、制御部11は、地図検索や施設検索等により目的地候補を搭乗者に提示し、搭乗者に選択された地点を目的地として設定する。制御部11は、目的地が設定されると、移動経路設定手段として、搭載車両の現在位置から目的地までの移動経路を設定する。そして、制御部11は、地図上に移動経路と自車位置マークとを表示させたり、案内情報を表示させる等して、経路誘導を行う。
また、制御部11は、搭載車両が駐車場Pに駐車した際の駐車料金の支払い方法が搭乗者から選択された場合、選択された支払い方法で支払いを要求するための処理を行う。
具体的に、制御部11は、搭載車両が駐車場Pの出口ゲートに到着したとき、車両識別情報を出口装置4ならびにネットワークNWを駐車料金サーバ2に送信するとともに、意思確認要求情報受信手段として、駐車料金サーバ2から意思確認要求(意思確認要求情報の一例)ならびに駐車料金情報を受信する。すると、制御部11は、利用した駐車場Pの駐車料金(受信した駐車料金情報で示される駐車料金)をクレジット決済によって支払うか否かを確認するための意思確認画面を表示部14に表示する。この意思確認画面においては、例えば、「クレジット決済しますか?」というメッセージが表示される。ここで、搭乗者が操作部13の操作により「はい」又は「いいえ」を選択すると、制御部11は、意思表示情報送信手段として、意思表示通知(意思表示情報の一例)を出口装置4を介して駐車料金サーバ2に送信する。この意思表示通知には、クレジット決済の意思の有無を示すクレジット決済意思種別が設定される。制御部11は、「はい」が選択されると、クレジット決済意思種別として「クレジット決済の意思の有り」を意思表示通知に設定する。また、制御部11は、クレジットカードが挿入されていることを確認した場合にカード読取部17に当該挿入されたクレジットカードのカード情報をカード読取部17により読み取らせ、このカード情報を意思表示通知に設定する。一方、クレジットカードが挿入されていないことを確認した場合には、たとえば、「クレジットカードを挿入してください。」というメッセージが表示される。そして、「クレジット決済の意思の有り」及びカード情報が設定された意思表示通知を受信した駐車料金サーバ2によりクレジット決済に必要な処理が行われ、たとえば、当該必要な処理が正常に行われた場合に出口ゲートが開放される。一方、制御部11は、「いいえ」が選択されると、クレジット決済意思種別として「クレジット決済の意思の無し」を意思表示通知に設定する。そして、搭乗者が現金で駐車料金を支払う旨の意思が確認されると、たとえば、出口装置4が現金支払いをお願いする旨の音声案内や駐車料金の表示等を行い、搭乗者に対し当該現金領収部に備えられている現金投入口に駐車料金に相当する現金を投入させる。そして、駐車料金を満たす現金の投入がなされた場合に出口ゲートが開放される。
また、上述した駐車場Pの出口ゲートでのクレジット決済の意思確認に伴う搭乗者の選択操作を省略(スキップ)するため、制御部11は、入力制御手段として、これから利用される駐車場Pの場外に搭載車両が位置している間に、駐車料金の支払い方法としてクレジット決済を利用する意思(当該選択操作をスキップするという意思)を搭乗者に入力させるように制御する。そして、制御部11は、クレジット決済を利用する意思が有る(当該選択操作をスキップする意思がある)と判定された場合には、出口ゲートでの意思確認に伴う選択操作をスキップするための処理、すなわち、後述するスキップ設定情報で示される意思表示通知を送信して、意思確認画面を表示しない処理を行う。
具体的に、たとえば、制御部11は、搭載車両がこれから向かう目的地として、駐車場Pを含む施設(駐車場Pそのものであっても良い)が設定された場合、その時点で、目的地における駐車場Pの駐車料金の支払いにクレジット決済を利用する意思(選択操作をスキップする意思)を搭乗者に確認させる。例えば、制御部11は、駐車場Pを含む施設が目的地として設定されたとき、スキップ設定問い合わせ画面を表示部14に表示させる。このスキップ設定問い合わせ画面においては、例えば、「スキップ設定しますか?」というメッセージを表示させる。ここで、搭乗者が操作部13の操作により「はい」を選択すると、制御部11は、スキップ設定を行う。より具体的に、制御部11は、例えば、設定された目的地における駐車場Pの識別情報等を含むスキップ設定情報を記憶部12に記憶させる。このスキップ設定情報は、設定された目的地における駐車場Pの駐車料金の支払いをする場合には、クレジット決済による支払いを行うという搭乗者の意思表示を示す情報である。
目的地が設定された時点で搭乗者の意思確認が行われるので、搭載車両が駐車場Pに到着する前に、つまり、駐車場Pの外側で搭乗者の意思確認が行われることとなる。ただし、搭載車両が或る駐車場Pに駐車している間に、これとは別の駐車場Pが目的地として設定された場合、目的地として設定された方の駐車場Pの駐車料金についてクレジット決済を利用する意思を確認することは可能である。
スキップ設定が行われた後、搭載車両の駐車場Pへの入庫時(より詳細には、搭載車両が駐車場Pの場外から入口ゲートの前に着いたとき)、又は搭載車両の駐車場Pからの出庫時(より詳細には、搭載車両が駐車場Pの場内から出口ゲートの前に着いたとき)に、受信した駐車料金サーバ2からの意思確認要求に対し、制御部11は、意思表示情報送信手段として、この駐車場Pに対応するスキップ設定情報が記憶部12に記憶されていることに基づき、スキップ設定情報で示される意思表示通知(クレジット決済意思表示情報の一例)を駐車料金サーバ2に送信して、クレジット決済による支払いをするか否かの搭乗者の選択操作のための処理をスキップする。これにより駐車料金サーバ2は、出口ゲートに到着した当該搭載車両の駐車料金に対するクレジット決済の処理を行う。
一方、スキップ設定問い合わせ画面が表示されたときに、搭乗者が「いいえ」を選択した場合はスキップ設定を行わないことになる。つまり、搭載車両の駐車場Pへの入庫時または駐車場Pからの出庫時に、受信した駐車料金サーバ2からの意思確認要求に対し、制御部11は、この駐車場Pに対応するスキップ設定情報が記憶部12に記憶されていないことに基づき、上記した意思確認画面を表示部14に表示させて、搭乗者に対し、クレジット決済による支払いをするか否かを選択操作させる。つまり、クレジット決済による支払いをするか否かの搭乗者の選択操作のための処理をスキップさせない。そして、その選択結果がクレジット決済を行わないとの意思表示であった場合には、「クレジット決済の意思の無し」が設定された意思表示通知を駐車料金サーバ2に送信する。駐車料金サーバ2は当該意思表示通知を受けて、出口ゲートに到着した当該搭載車両の駐車料金に対し、搭乗者に現金支払いを行わせるように出力装置4を制御する。たとえば、上記したように、出口装置4に対して音声案内や駐車料金の表示を行わせて、搭乗者に対し当該現金領収部に備えられている現金投入口に駐車料金に相当する現金を投入させるよう促す。
一方、選択結果がクレジット決済を行うとの意思表示であった場合には、「クレジット決済の意思の有り」が設定された意思表示通知を駐車料金サーバ2に送信する。これにより駐車料金サーバ2は、出口ゲートに到着した当該搭載車両の駐車料金に対するクレジット決済の処理を行う。
なお、搭載車両の駐車場Pへの入庫時または駐車場Pからの出庫時に、受信した駐車料金サーバ2からの意思確認要求に対し、制御部11は、この駐車場Pに対応するスキップ設定情報が記憶部12に記憶されていない、つまり、「スキップ設定しますか?」というメッセージに対し、搭乗者が「いいえ」と選択したことに基づき、「クレジット決済の意思の無し」が設定された意思表示通知を駐車料金サーバ2に送信するようにしてもよい。つまり、上記した意思確認画面による搭乗者に対するクレジット決済するか否かの選択操作を行わせずに、「クレジット決済の意思の無し」が設定された意思表示通知を送信するようにしてもよい。これにより駐車料金サーバ2は、出力装置4を制御して現金支払いを行わせるようにする。上記したように、たとえば、出口装置4に対して音声案内や駐車料金の表示を行わせて、搭乗者に対し当該現金領収部に備えられている現金投入口に駐車料金に相当する現金を投入させるよう促すようにしてもよい。
または、搭載車両の駐車場Pへの入庫時または駐車場Pからの出庫時に、受信した駐車料金サーバ2からの意思確認要求に対し、制御部11は、この駐車場Pに対応するスキップ設定情報が記憶部12に記憶されていない、つまり、「スキップ設定しますか?」というメッセージに対し、搭乗者が「いいえ」と選択したことに基づき、クレジットカードの挿入状態を確認する。そして、クレジットカードが挿入されている場合には、「クレジット決済の意思の有り」と判断し、当該「クレジット決済の意思の有り」が設定された意思表示通知を駐車料金サーバ2に送信するようにしてもよい。つまり、上記した意思確認画面による搭乗者に対するクレジット決済するか否かの選択操作を行わせずに、「クレジット決済の意思の有り」が設定された意思表示通知を送信するようにしてもよい。これにより駐車料金サーバ2は、駐車料金サーバ2は、出口ゲートに到着した当該搭載車両の駐車料金に対するクレジット決済の処理を行う。
なお、目的地として、最終目的地に加えて経由地が設定された場合、つまり、複数の目的地が設定された場合に、目的地として複数の駐車場Pを含む施設が設定される場合がある。この場合、制御部11は、目的地が設定された時点で全ての駐車場Pについてクレジット決済を利用する意思を確認するように処理しても良い。この場合、全ての駐車場Pについて一括して確認されるようにしても良いし、一箇所ずつ確認されるようにしても良い。或いは、制御部11は、駐車場P一箇所ずつ別々のタイミングでクレジット決済を利用する意思を確認するように処理しても良い。例えば、目的地が設定された時点では、設定された目的までの移動経路上、搭載車両が最初に訪れる駐車場Pについてクレジット決済を利用する意思を確認する。そして、制御部11は、経由地における駐車場Pにおいて駐車した後、例えば、搭載車両のエンジンが始動したときに、設定された移動経路上、搭載車両が次に訪れる駐車場Pについてクレジット決済を利用する意思を確認する。
[1.3 サーバの構成及び機能]
次に、駐車料金サーバ2の構成について説明する。図3は、本実施形態に係る駐車料金サーバ2の概要構成の一例を示すブロック図である。
図3に示すように、駐車料金サーバ2は、CPU、RAM、ROM等を備える制御部21と、各種プログラム及びデータ等を記憶する記憶部(例えば、ハードディスク等)22と、ネットワークNWに接続して入口装置3や出口装置4との通信状態を制御する通信部23(例えば、ネットワークアダプタ等)と、を備え、制御部21と各部とはシステムバス24を介して相互に接続されている。
制御部21は、CPUが、ROMまたは記憶部22に記憶された各種プログラム(サーバ装置用プログラムの一例を含む)を読み出し実行することにより、駐車料金サーバ2の各部を統括制御するとともに、意思表示情報受信手段、決済処理手段及び意思確認要求情報送信手段等として機能するようになっている。また、必要に応じて、出力装置4の現金領収部を制御する。
記憶部22には、各駐車場Pの情報が登録される駐車場DB(データベース)が構築されている。この駐車場DBには、例えば、駐車場Pの識別情報、駐車時間と駐車料金との対応関係を示す料金表データ等が、駐車場P毎に登録されている。また、駐車場DBには、駐車場Pに入庫した搭載車両の車両識別情報と入庫時刻、及び、駐車場Pから出庫する搭載車両の車両識別情報と出庫時刻が、駐車場P毎に登録される。
なお、記憶部22に記憶される各種プログラムは、例えば、CD−ROM等の記録媒体に記録されてドライブ装置を介して読み込まれるようにしても良いし、通信部23を介して所定のサーバ装置等からダウンロードされるようにしても良い。
このような構成の駐車料金サーバ2において、制御部21は、各駐車場Pにおける搭載車両の入出庫に関する情報を管理するとともに、駐車場Pにおける駐車料金を課金する制御を行う。
具体的に、制御部21は、搭載車両が駐車場Pの入口ゲートに到着したときに、当該搭載車両の車載器1から入口装置3を介して当該搭載車両の車両識別情報を受信する。この車両識別情報には、入口装置3によって駐車場Pの識別情報が付加される。これにより、制御部21は、搭載車両が駐車場Pの入口ゲートに到着したことを認識する。そして、制御部21は、車両識別情報の受信時刻を入庫時刻とし、車両識別情報と入庫時刻とを駐車場Pの識別情報に対応付けて駐車場DBに登録する。
また、制御部21は、車両が駐車場Pの出口ゲートに到着したときに、車両に搭載された車載器1から出口装置4を介して当該搭載車両の車両識別情報を受信する。この車両識別情報には、出口装置4によって駐車場Pの識別情報が付加される。これにより、制御部21は、車両が駐車場Pの出口ゲートに到着したことを認識する。そして、制御部21は、車両識別情報の受信時刻を出庫時刻とし、車両識別情報と出庫時刻とを駐車場Pの識別情報に対応付けて駐車場DBに登録する。
そして、制御部21は、対応する入庫時刻を駐車場DBから検索し、入庫時刻と出庫時刻とに基づいて、車両識別情報が示す車両の駐車時間を算出し、駐車時間と料金表データとに基づいて駐車料金を計算する。
制御部21は、駐車料金を計算すると、意思確認要求情報送信手段として、駐車料金を示す料金情報と意思確認要求とを出口ゲート4を介して車載器1に送信する。意思確認要求は、クレジット決済の意思の有無の確認を要求する通信メッセージである。
また、制御部21は、意思表示情報受信手段として車載器1から意思表示通知を受信すると、決済処理手段として、意思表示通知の内容に応じて駐車料金を決済するのに必要な処理を行う。具体的に、制御部21は、意思表示通知に「クレジット決済の意思の有り」が設定されている場合、クレジット決済情報をクレジット会社サーバ5に送信する。このクレジット決済情報には、例えば、意思表示通知に設定されているカード情報、駐車場Pの名称、駐車場Pの利用日等が設定される。一方、制御部21は、意思表示通知に「クレジット決済の意思の無し」が設定されている場合、駐車場Pの出口装置4に、現金で駐車料金を領収するように通知する。そして、制御部21は、クレジット決済情報を送信し、又は、出口装置4から駐車料金が現金で領収された旨の通知を受信すると、出口ゲートを開放させる指令を出口装置4に送信する。なお、制御部21は、クレジット決済情報をリアルタイムで送信するのではなく、所定のタイミングにバッチ処理でまとめて送信しても良い。この場合、制御部21は、「クレジット決済の意思の有り」が設定された意思表示通知受信した時点で出口ゲートを開放させる。また、制御部21は、クレジット決済情報をクレジット会社サーバ5に送信した後、クレジット会社サーバ5からクレジット決済の認証に成功した旨の通知を受信した後に出口ゲートを開放させても良い。
上記では、設定された目的地に関わる駐車場への駐車料金の支払いを対象として、当該目的地の設定の際に「スキップ設定問い合わせ画面」を表示部14に表示して、クレジット決済を利用する意思(クレジット決済の意思確認に伴う搭乗者の選択操作をスキップする意思)を確認するようにしているが、これに限ることはない。たとえば、搭載車両がいずれの駐車場の場外にあるときで、クレジットカードが挿入されたり、または、搭載車両のエンジンが起動されたりしたときにスキップ設定問い合わせ画面を表示部14に表示して、クレジット決済による駐車料金の支払いを可能とする全ての有料駐車場を対象として、クレジット決済を利用する意思を確認するようにしてもよい。この場合、たとえば、「スキップ設定問い合わせ画面」で確認された意思表示通知の設定は、その確認された日を対象として有効とし、次の日にはリセットされ、再度意思を確認するようにする。そのようにすれば、目的地の設定の都度意思の確認をおこなう必要がなく、さらなる利便性が向上される。
また、上記のように、クレジット決済による駐車料金の支払いを可能とする全ての有料駐車場(駐車場P)を対象として、クレジット決済を利用するという搭乗者の意思が確認された場合においては、搭載車両が何れかの駐車場Pの入口ゲートの前に到着したときに、車載器1が、当該搭乗者の意思を再度確認するための制御を行っても良い。例えば、車載器1が、「スキップ設定がされていますが良いですか?」等メッセージを表示等し、これに対して搭乗者から所定時間内にスキップ設定を認めない操作がされた場合には、当該駐車場に対しては、スキップ設定を解除する。スキップ設定が解除された場合、車載器1は、搭載車両が出庫するとき、駐車料金の支払いにクレジット決済を利用するか否かの搭乗者の意思を入力させるために上記した「意思確認画面」を表示する処理を行う。また、たとえば所定時間内にスキップ設定を認めない操作がされた場合には、当該駐車場に対してはスキップ設定を解除する。スキップ設定が解除された場合、当該駐車場を含め以降の駐車場について車載器1は、搭載車両が出庫するとき、駐車料金のクレジット決済を行うか否かについて上記した「意思確認画面」を表示する処理を行う。
[1.4 駐車料金決済システムの動作]
次に、駐車料金決済システムSの動作について説明する。なお、以下では、目的地の設定時における駐車料金決済システムSの動作について説明する。
[1.4.1 目的地設定時の動作]
先ず、車載器1において目的地の設定時における動作について説明する。図4は、本実施形態に係る車載器1の目的地設定時の処理例を示すフローチャートである。
図4に示す処理は、例えば、目的地が設定され、この目的地までの移動経路が設定されたときに開始される。先ず、制御部11は、目的地が駐車場Pを含む施設であるか否かを判定する(ステップS1)。この判定は、例えば、施設データに基づいて行われる。具体的に、目的地として設定された施設が有料駐車場を有し、この有料駐車場が、クレジット決済を含む複数の支払い方法から駐車料金の支払い方法が検索可能であると、この施設の詳細情報に示されている場合には、目的地が駐車場Pを含む施設であると判定される。そして、制御部11は、目的地が駐車場Pを含む施設ではない場合には(ステップ1:NO)、図4に示す処理を終了させる。
一方、制御部11は、目的地が駐車場Pを含む施設である場合には(ステップS1:YES)、スキップ設定問い合わせ画面を表示部14に表示させる(ステップS2)。次いで、制御部11は、スキップ設定をするか否かを判定する(ステップS3)。このとき、制御部11は、搭乗者が「いいえ」を選択した場合には、スキップ設定をしないと判定し(ステップS3:NO)、図4に示す処理を終了させる。
一方、制御部11は、搭乗者が「はい」を選択した場合には、スキップ設定をすると判定し(ステップS3:YES)、次に、クレジットカードの挿入を確認する(ステップS4)。具体的に、制御部11は、カード読取部17からクレジットカードの挿入状態を取得する。クレジットカードがカード読取部17に挿入されている場合、制御部11は、クレジットカードの挿入確認を終了する。一方、クレジットカードがカード読取部17に挿入されていない場合、制御部11は、「クレジットカードを挿入してください」等のメッセージを表示部14に表示させる。そして、クレジットカードがカード読取部17に挿入されると、制御部11は、クレジットカードの挿入確認を終了する。
次いで、制御部11は、スキップ設定を行う(ステップS5)。具体的に、制御部11は、目的地に設定された施設の識別情報を駐車場Pの識別情報として含むスキップ設定情報を記憶部12に記憶させる。この処理を終えると、制御部11は、図4に示す処理を終了させ、ナビゲーション処理を開始させる。
[1.4.2 駐車場利用時の動作]
次に、駐車場Pの利用時における動作について説明する。ここでは、スキップ設定されたことによるクレジット決済を利用する意思を、入口ゲートで駐車料金サーバ2に通知する場合を実施例1として説明し、出口ゲートで駐車料金サーバ2に通知する場合を実施例2として説明する。
[1.4.2.1 実施例1]
図5及び図6は、本実施形態に係る駐車料金決済システムSの駐車場Pの利用時における実施例1の処理例を示すフローチャートである。
図5に示す処理は、搭載車両が駐車場Pの入口ゲートに到着することによって、車載器1と入口装置3とが互いに通信可能となり、入口装置3から車載器1に駐車場Pの識別情報を受信した時に開始される。車載器1の制御部11は、入口到着検出手段として、入口装置3との通信開始を検出することにより、搭載車両が入口ゲートに到着したことを認識する。
先ず、制御部11は、記憶部12に記憶されている車両識別情報を、入口装置3を介して駐車料金サーバ2に送信する(ステップS101)。
駐車料金サーバ2の制御部21は、車載器1から車両識別情報を受信すると、車両識別情報と入庫時刻とを駐車場DBに登録する(ステップS201)。次いで、制御部21は、意思確認要求を入口装置3を介して車載器1に送信する(ステップS202)。
車載器1の制御部11は、意思確認要求を受信すると、スキップ設定有りか否かを判定する(ステップS102)。スキップ設定有りか否かの判定は、入口装置3から受信した駐車場Pの識別情報に対応するスキップ設定情報が記憶部12に記憶されているか否かに基づいて行われる。ここで、制御部11は、スキップ設定有りである場合には(ステップS102:YES)、意思表示通知の設定を行う(ステップS107)。具体的に、制御部11は、クレジット決済意思種別として「クレジット決済の意思の有り」を意思表示通知に設定する。また、制御部11は、カード読取部17によりカード情報を読み取らせ、このカード情報を意思表示通知に設定する。
一方、制御部11は、スキップ設定無しである場合には(ステップS102:NO)、意思確認画面を表示部14に表示させる(ステップS103)。次いで、制御部11は、クレジット決済を行うか否かを判定する(ステップS104)。このとき、制御部11は、搭乗者が「いいえ」を選択した場合には、クレジット決済を行わないと判定し(ステップS104:NO)、意思表示通知のクレジット決済意思種別として、「クレジット決済の意思の無し」を設定する(ステップS105)。
一方、制御部11は、搭乗者が「はい」を選択した場合には、クレジット決済を行うと判定し(ステップS104:YES)、クレジットカードの挿入を確認する(ステップS105)。この処理は、図4に示すステップS4の処理と同様である。次いで、制御部11は、意思表示通知のクレジット決済意思種別として、「クレジット決済の意思の有り」を設定する(ステップS107)。
制御部11は、ステップS105又はS107において、意思表示通知のクレジット決済意思種別を設定すると、この意思表示通知を入口装置3を介して駐車料金サーバ2に送信する(ステップS108)。
なお、上述したように、クレジット決済による駐車料金の支払いを可能とする全ての有料駐車場を対象として、クレジット決済を行うとの意思が、制御部11により確認された場合において(この場合、上記ステップS102でスキップ設定有りである)、制御部11は、スキップ設定確認画面を表示部14に表示させ、スキップ設定の有無を搭乗者が確認できるようにしてもよい。このとき現金支払いに変更したいと考える搭乗者の利便を考慮してスキップ設定の一時解除や設定変更の操作もできるようにしてもよい。例えば、制御部11は、スキップ設定確認画面の表示状態において、搭乗者が操作部13を操作して「いいえ」を選択した場合には、スキップ設定が解除されたと判定し、ステップS105に進む。
駐車料金サーバ2の制御部21は、意思表示通知を受信すると、この意思表示通知が示す意思表示の情報を車両識別情報に対応付けて駐車場DBに登録する(ステップS203)。
次いで、制御部21は、入口ゲートの開放指令を入口装置3に送信する(ステップ204)。開放指令を受信した入口装置3は、入口ゲートを開放駆動する。
車載器1が意思表示通知を送信すると(ステップS108)、入口ゲートが開放するので、搭乗者は、入口ゲートから搭載車両を進めて、駐車場P内の駐車スペースに搭載車両を駐車させる。
その後、搭乗者は、駐車場Pを利用した後、出庫するために搭載車両を出口ゲートに進める。搭載車両が出口ゲートに到着すると、車載器1と出口装置4とが互いに通信可能となる。車載器1の制御部11は、出口装置4との通信開始を検出することにより、図6に示すように、搭載車両が出口ゲートに到着したことを認識する(ステップS109)。
次いで、制御部11は、記憶部12に記憶されている車両識別情報を、出口装置4を介して駐車料金サーバ2に送信する(ステップS110)。
駐車料金サーバ2の制御部21は、車両識別情報を受信すると、車両識別情報と出庫時刻とを駐車場DBに登録する(ステップS205)。次いで、制御部21は、登録された入庫時刻と出庫時刻とに基づいて、駐車料金の計算を行う(ステップS206)。次いで、制御部21は、料金情報を出口装置4を介して車載器1に送信する(ステップS207)。
車載器1の制御部11は、料金情報を受信すると、料金情報取得手段として、料金情報が示す駐車料金を表示部14に表示させる(ステップS111)。
駐車料金サーバ2の制御部21は、料金情報を送信した後、受信した車両識別情報に対応して登録されている意思表示を確認する(ステップS208)。次いで、制御部21は、この意思表示に設定されたクレジット決済意思種別が「クレジット決済の意思の有り」であるか否かを判定する(ステップS210)。
このとき、制御部21は、クレジット決済意思種別が「クレジット決済の意思の無し」である場合には(ステップS210:NO)、現金支払い制御処理を実行する(ステップS211)。具体的に、制御部21は、現金領収指令を出口装置4に送信する。現金領収指令を受信した出口装置4は、例えば、現金投入口を開放させる。搭乗者により現金投入口に現金が投入され、駐車料金に相当する現金が投入されると、出口装置4から現金領収完了通知が駐車料金サーバ2に送信される。制御部21は、現金領収完了通知を受信すると、現金支払い制御処理を終了させる。
一方、制御部21は、クレジット決済意思種別が「クレジット決済の意思の有り」である場合には(ステップS210:YES)、クレジット決済制御処理を実行する(ステップS212)。具体的に、制御部21は、意思表示通知に設定されたカード情報を含むクレジット決済情報をクレジット会社サーバ5に送信する。
制御部21は、ステップS211又はステップS212の処理を終えると、出口ゲートの開放指令を出口装置4に送信する(ステップ213)。開放指令を受信した出口装置4は、出口ゲートを開放駆動する。
なお、クレジット決済を利用する意思が有るか否かを確認する処理(ステップS103〜S108)において、車載器1の制御部11は、クレジット決済を行うか否かを搭乗者に選択させるように制御していたが、これとは異なる条件で搭乗者の意思を判定しても良い。例えば、制御部11は、搭乗者がクレジット決済を利用する意思がないと判断して処理を行っても良い。この場合、図4における意思確認は、クレジット決済を利用する意思が有るか無いかの意思確認となる。また、制御部11は、クレジットカードがカード読取部17に挿入されている場合には、搭乗者がクレジット決済を利用する意思が有ると判断して処理を行い、クレジットカードがカード読取部17に挿入されていない場合には、搭乗者がクレジット決済を利用する意思が無いと判断して処理を行っても良い。この場合、クレジットカードの挿入の有無が、クレジット決済を利用する意思が有るか無いかの意思を示すものとなる。また、制御部11は、クレジットカードがカード読取部17に挿入されている場合にのみ、クレジット決済を行うか否かを搭乗者に選択させ、クレジットカードがカード読取部17に挿入されていない場合には、搭乗者がクレジット決済を利用する意思が無いと判断して処理を行っても良い。
[1.4.2.2 実施例2]
図7は、本実施形態に係る駐車料金決済システムSの駐車場Pの利用時における実施例2の処理例を示すフローチャートであり、同図において、図5又は図6と同様の要素については同様の符号を付してある。
図7に示す処理は、搭載車両が駐車場Pの入口ゲートに到着したときに開始される。車載器1の制御部11は、車両識別情報を駐車料金サーバ2に送信する(ステップS101)。
駐車料金サーバ2の制御部21は、車両識別情報を受信すると、車両識別情報と入庫時刻とを駐車場DBに登録し(ステップS201)、入口ゲートの開放指令を入口装置3に送信する(ステップS204)。
すると、入口ゲートが開放するので、搭乗者は、入口ゲートから搭載車両を進めて、駐車場P内の駐車スペースに搭載車両を駐車させる。
その後、搭乗者は、出庫するために搭載車両を出口ゲートに進める。搭載車両が出口ゲートに到着すると(ステップS109)、車載装置1の制御部11は、車両識別情報を駐車料金サーバ2に送信する(ステップS110)。
駐車料金サーバ2の制御部21は、車両識別情報を受信すると、車両識別情報と出庫時刻とを駐車場DBに登録し(ステップS205)。駐車料金の計算を行う(ステップS206)。次いで、制御部21は、料金情報と意思確認要求とを出口装置4を介して車載器1に送信する(ステップS231)。なお、ここで制御部21は、意思確認要求を送信しなくても良く、この場合、車載器1においては、例えば、車両識別情報を送信した後、自律的にステップS131、S103〜S108の処理を行うようにすれば良い。
車載器1の制御部11は、料金情報と意思確認要求とを受信すると、駐車料金を表示部14に表示させる(ステップS111)。次いで、制御部11は、スキップ設定有りか否かを判定する(ステップS131)。このとき、制御部11は、スキップ設定有りである場合には(ステップS131:YES)、意思表示通知のクレジット決済意思種別として、「クレジット決済の意思の有り」を設定し(ステップS107)、この意思表示通知を出口装置4を介して駐車料金サーバ2に送信する(ステップS108)。なお、このとき制御部11は、クレジットカードで決済される旨のメッセージを表示部12に表示させるとともに、スキップ設定を解除しても良い。
駐車料金サーバ2の制御部21は、意思表示通知を受信すると、この意思表示通知に設定されたクレジット決済意思種別が「クレジット決済の意思の有り」であるか否かを判定する(ステップS210)。スキップ設定有りである場合、制御部21は、「クレジット決済の意思の有り」であると判定するので(ステップS210:YES)、制御部21は、クレジット決済制御処理を行った後(ステップS212)、出口ゲートの開放指令を送信する(ステップS213)。
一方、車載器1の制御部11は、ステップS131においてステップ設定無しである場合には(ステップS131:NO)、クレジット決済を利用する意思が有るか否かを確認する処理を行う。この場合における車載器1の制御部11における処理(ステップS103〜S108)と、駐車料金サーバ2の制御部21における処理(ステップS210〜S213)とは、実施例1における処理と同様である。
以上説明したように、本実施形態によれば、車載器1の制御部11が、これから利用される駐車場Pの場外に搭載車両が位置しているときにスキップ設定するものとして当該駐車場Pの駐車料金をクレジット決済する意思表示が搭乗者から入力されるように制御し、クレジット決済する意思表示入力された場合、「クレジット決済の利用の意思有り」が設定された意思表示通知を所定のタイミングで駐車料金サーバ2に送信し、駐車場Pの場内でクレジット決済を行うか否かを搭乗者に入力させる制御を省略する。一方、駐車料金サーバ2の制御部21が、車載器1から「クレジット決済の利用の意思有り」が設定された意思表示通知を受信した場合には、クレジット決済制御処理を行う。
従って、駐車場Pの場外でスキップ設定がされていれば、駐車場Pの出口においてクレジット決済を利用する意思を搭乗者に確認する処理が省略されるので、駐車場Pの駐車料金についてクレジット決済の利用の意思を確認することができるとともに、車両がスムーズに駐車場Pから出ることができる。
また、車載器1の制御部11が、駐車料金サーバ2から送信された意思確認要求を受信した時点でスキップ設定有りである場合に、「クレジット決済の利用の意思有り」が設定された意思表示通知を送信することにより、駐車料金サーバ2においては、決済方法の確認処理を従来の処理から変更する必要がない。
また、車載器1の制御部11が、搭載車両がこれから向かう目的地を設定し、設定された目的地が駐車場Pを含む施設である場合に、目的地が設定されたときにスキップ設定をするか否かが搭乗者から入力されるように制御するので、搭乗者が駐車場Pを利用する意思が示されたことに基づいて確実に駐車場Pの場外で搭乗者の意思を確認することができる。
また、車載器1の制御部11が、搭載車両が駐車場Pの入口ゲートの前に到着したことを検出し、入口ゲートの前に到着したことが検出されたときに当該駐車場Pについてスキップ設定がされている場合に、「クレジット決済の利用の意思有り」が設定された意思表示通知を送信することもできる。
[2.第2実施形態]
上記説明した第1実施形態においては、スキップ設定有りである場合に、車載器1から駐車料金サーバ2に、「クレジット決済の意思の有り」が設定された意思表示通知が送信され、これによって、駐車場Pの出口において車載器1による搭乗者の意思確認が省略されていた。これに対し、以下に説明する第2実施形態においては、車載器1がスキップ設定有無を示す情報を駐車料金サーバ2に送信し、駐車料金サーバ2が受信した情報に基づいて搭乗者の意思確認を省略するか否かを判断する。
具体的に、車載器1の制御部11が、車載器1自身がスキップ機能を有することを示すスキップ設定機能有り通知を駐車料金サーバ2に送信する。すると、駐車料金サーバ2の制御部21が、設定確認要求情報送信手段として、スキップ設定の有無を確認するスキップ設定確認要求を車載器1に送信する。これに応じて、車載器1の制御部11が、設定有無情報送信手段として、駐車場Pへの入庫時又は出庫時、その時点におけるその駐車場Pに対応するスキップ設定に応じたスキップ設定内容情報(設定有無情報の一例)を駐車料金サーバ2に送信する。このとき、制御部11は、スキップ設定情報が記憶部12に記憶されている場合には、スキップ設定有りを示すスキップ設定内容情報(クレジット決済意思表示情報の他の例)を送信し、スキップ設定情報が記憶部12に記憶されていない場合には、スキップ設定無しを示すスキップ設定内容情報を送信する。
そして、駐車場Pからの出庫時、駐車料金サーバ2の制御部21は、受信したスキップ設定内容情報がスキップ設定無しを示す場合には、通常と同様に意思確認要求を車載器1に送信する。一方、制御部21は、受信したスキップ設定内容情報がスキップ設定有りを示す場合には、意思確認要求を送信せずに、クレジット決済制御処理を行う。
[2.1 駐車料金決済システムの動作]
次に、駐車料金決済システムSの動作について説明する。ここでは、駐車料金決済システムSの駐車場Pの利用時における動作について、第1実施形態の場合と同様に、実施例1と実施例2とを説明する。なお、車載器1において目的地の設定時における動作については、第1実施形態における動作と同様であるので、説明は省略する。
[2.1.1 実施例1]
図8及び図9は、本実施形態に係る駐車料金決済システムSの駐車場Pの利用時における実施例1の処理例を示すフローチャートであり、図8及び図9において、図5又は図6と同様の要素については同様の符号を付してある。
図8に示すように、搭載車両が駐車場Pの入口ゲートに到着すると、車両識別情報とスキップ設定機能有り通知とを入口装置3を介して駐車料金サーバ2に送信する(ステップS141)。
駐車料金サーバ2の制御部21は、車載器1から車両識別情報とスキップ設定機能有り通知とを受信すると、車両識別情報と入庫時刻とを駐車場DBに登録する(ステップS201)。次いで、制御部21は、スキップ設定機能有り通知を受信したことに対応して設定確認要求を入口装置3を介して車載器1に送信する(ステップS241)。なお、スキップ設定機能有り通知を受信しなかった場合、駐車料金サーバ2においては、従来における処理内容と同様の処理が行われる。
車載装置1の制御部11は、設定確認要求を受信すると、スキップ設定内容情報を入口装置3を介して駐車料金サーバ2に送信する(ステップS142)。
駐車料金サーバ2の制御部21は、車載器1からスキップ設定内容情報を受信すると、このスキップ設定内容情報がスキップ設定有りを示すか否かを判定する(ステップS242)。このとき、制御部21は、スキップ設定内容情報がスキップ設定有りを示す場合には(ステップS242:YES)、ステップS203に移行する。一方、制御部21は、スキップ設定内容情報がスキップ設定無しを示す場合には(ステップS242:NO)、意思確認要求を車載器1に送信して(ステップS202)、ステップS203に移行する。
なお、ステップS141において、車載器1は、スキップ設定機能有り通知を送信することなく、車両識別情報とスキップ設定内容情報とを駐車料金サーバ2に送信しても良い。この場合、駐車料金サーバ2は、設定確認要求を車載器1に送信することなく、スキップ設定内容情報の判定を行えば良い。
車載器1の制御部11は、意思確認要求を受信すると、クレジット決済を利用する意思が有るか否かを確認する処理を行う。この場合における車載器1の制御部11における処理(ステップS103〜S108)は、第1実施形態の実施例1における処理と同様である。
駐車料金サーバ2の制御部21は、車載器1から意思表示通知を受信すると、この意思表示通知が示す意思表示の情報を駐車場DBに登録して(ステップS203)入口ゲートの開放指令を送信する(ステップS204)。
図9に示すように、その後、搭載車両が出口ゲートに到着すると(ステップS109)、車載装置1の制御部11は、車両識別情報を駐車料金サーバ2に送信する(ステップS1110)。
駐車料金サーバ2の制御部21は、車両識別情報を受信すると、車両識別情報と出庫時刻との登録、駐車料金の計算、及び料金情報の送信を行う(ステップS205〜S207)。
車載器1の制御部11は、料金情報と意思確認要求とを受信すると、駐車料金を表示部14に表示させる(ステップS111)。
駐車料金サーバ2の制御部21は、料金情報を送信した後、決済方法の意思確認と決済に必要な処理を行う。この場合における、駐車料金サーバ2の制御部21における処理(ステップS208〜S213)は、第1実施形態の実施例1における処理と同様である。
[2.1.2 実施例2]
図10は、本実施形態に係る駐車料金決済システムSの駐車場Pの利用時における実施例2の処理例を示すフローチャートであり、同図において、図8又は図9と同様の要素については同様の符号を付してある。
図10に示すように、搭載車両が駐車場Pの入口ゲートに到着すると、車載器1の制御部11は、車両識別情報を駐車料金サーバ2に送信する(ステップS101)。
駐車料金サーバ2の制御部21は、車両識別情報を受信すると、車両識別情報と入庫時刻との登録、及び入口ゲートの開放指令の送信を行う(ステップS201、S204)。
その後、搭載車両が出口ゲートに到着すると(ステップS109)、車載装置1の制御部11は、車両識別情報とスキップ設定機能有り通知とを出口装置4を介して駐車料金サーバ2に送信する(ステップS151)。
なお、車載器1は、スキップ設定機能有り通知を送信することなく、車両識別情報とスキップ設定内容情報とを駐車料金サーバ2に送信しても良い。この場合、駐車料金サーバ2は、設定確認要求を車載器1に送信することなく、スキップ設定内容情報の判定を行えば良い。
駐車料金サーバ2の制御部21は、車両識別情報とスキップ設定機能有り通知とを受信すると、車両識別情報と出庫時刻との登録、及び駐車料金の計算を行い(ステップS205、S06)、料金情報と設定確認要求とを出口装置4を介して車載器1に送信する(ステップS251)。
車載器1の制御部11は、料金情報と設定確認要求とを受信すると、駐車料金を表示部14に表示させ(ステップS111)、スキップ設定内容情報を出口装置4を介して駐車料金サーバ2に送信する(ステップS152)。
駐車料金サーバ2の制御部21は、車載器1からスキップ設定内容情報を受信すると、このスキップ設定内容情報がスキップ設定有りを示すか否かを判定する(ステップS252)。このとき、制御部21は、スキップ設定内容情報がスキップ設定有りを示す場合には(ステップS252:YES)、クレジット決済制御処理、及び出口ゲートの開放指令の送信を行う(ステップS212、S213)。
一方、駐車料金サーバ2の制御部21は、スキップ設定内容情報がスキップ設定無しを示す場合には(ステップS252:NO)、決済方法の意思確認と決済に必要な処理を行う。この場合における、駐車料金サーバ2の制御部21における処理(ステップS209〜S213)と、車載器1の制御部11における処理(ステップS103〜S108)とは、第1実施形態の実施例1における処理と同様である。
なお、スキップ設定有りである場合、車載器1の制御部11は、クレジットカードで決済される旨のメッセージを表示部12に表示させるとともに、スキップ設定を解除しても良い。
以上説明したように、本実施形態によれば、車載器1の制御部11が、これから利用される駐車場Pの場外に搭載車両が位置しているときにスキップ設定するものとして当該駐車場Pの駐車料金をクレジット決済する意思表示が搭乗者から入力されるように制御し、クレジット決済する意思表示が入力された場合にはスキップ設定を行い、スキップ設定の有無を示すスキップ設定有無通知を所定のタイミングで駐車料金サーバ2に送信し、駐車場Pの場内でクレジット決済を行うか否かを搭乗者に入力させる制御を省略する。そして、駐車料金サーバ2の制御部21が、車載器1から受信したスキップ設定有無通知がスキップ設定有りを示す場合にはクレジット決済制御処理を行う。
従って、駐車場Pの場外でスキップ設定がされていれば、駐車場Pの出口においてクレジット決済を利用する意思を搭乗者に確認する処理が省略されるので、駐車場Pの駐車料金についてクレジット決済の利用の意思を確認することができるとともに、車両がスムーズに駐車場Pから出ることができる。
[3.変形例]
上記各実施形態においては、目的地設定時においての問い合わせは、スキップ設定するか否か、或いは、クレジット決済を利用する意思表示又は利用しない意思表示の何れかがされたか、を問い合わせるようになっていた。これ以外にも、クレジット決済を利用する意思がある駐車料金の上限を問い合わせるようにしても良い。例えば、図4に示す処理において、スキップ設定することが選択された場合(ステップS3:YES)、車載器1の制御部11が、クレジット決済を利用する意思がある駐車料金の上限が搭乗者から入力されるように制御する。そして、駐車料金の範囲としてX円以下等が入力された場合、当該料金の上限を示す情報を含むスキップ設定情報を記憶部12に記憶させる。
その後、例えば、第1実施形態の実施例2においては、図7に示す処理において、スキップ設定有りである場合(ステップS131:YES)、車載器1の制御部11が、駐車料金サーバ2から受信した料金情報が示す駐車料金がスキップ設定情報に含まれる料金の上限以下であるか否かを判定する。そして、制御部11は、駐車料金がスキップ設定情報に含まれる料金の上限以下である場合には、「クレジット決済の意思有り」が設定された意思表示通知を送信し、駐車料金がスキップ設定情報に含まれる料金を越える場合には、通常の意思確認の処理を行う(ステップS103)。
例えば、第2実施形態の実施例1においては、図10に示す処理において、車載器1の制御部11が、スキップ設定有無を示すとともに、入力された料金の上限を示すスキップ設定内容情報を駐車料金サーバ2に送信する(ステップS152)。そして、図9に示す処理において、スキップ設定有りである場合(ステップS252:YES)、駐車料金サーバ2の制御部21が、計算した駐車料金がスキップ設定内容情報に含まれる料金の上限以下であるか否かを判定する。そして、制御部21は、駐車料金がスキップ設定内容情報に含まれる料金の上限以下である場合には、クレジット決済制御処理を行い、駐車料金がスキップ設定内容情報に含まれる料金の上限を超える場合には、通常の意思確認の処理を行う(ステップS209)。
駐車場Pにおいては、駐車時間によって駐車料金が変化する。このような場合には、クレジット決済を利用する意思がある駐車の上限を搭乗者が予め決めておくことで、決済方法の選択に関して搭乗者の意思をより反映させることができる。
また、上記各実施形態においては、駐車場Pが目的地に設定された時点でスキップ設定をするか否かが入力されるように制御されていたが、これから利用される駐車場Pの場外で入力されるように制御する方法としてはこれだけに限られるものではない。例えば、車載器1が目的地に向かって経路誘導しているときに、設定された経路に沿って搭載車両が現在位置から目的地に移動するのに要する距離が所定距離以下になったときに、車載器1がスキップ設定をするか否かを搭乗者に問い合わせするようにしても良い。この所定距離の値は予め設定されていても良いし、搭乗者により設定されても良い。スキップ設定をするか否かを搭乗者が選択するのに数秒から十数秒要するので、選択されるまでの間に搭乗者が駐車場Pに到着してしまわないように、所定距離が予め設定されていると良い。また、例えば、車載器1が搭載車両が現在位置から目的地に移動するのに要する時間を推定し、この時間が所定時間以下になったときに、車載器1がスキップ設定をするか否かを搭乗者に問い合わせするようにしても良い。
また、上記各実施形態においては、クレジットカードが車載器1に挿入されていることをスキップ設定が行われる条件としていたが、この条件は必須ではない。例えば、車載器1にユーザがカード情報を登録しておき、登録されたカード情報を車載器1が駐車料金サーバ2に送信しても良い。或いは、駐車料金サーバ2において、ユーザが所有する車両の車両識別情報に対応付けてカード情報が予め記憶部22のデータベース等に登録されていても良い。これらの場合、車載器1はカード読取部17を備えていなくても良い。また、ETCカードに記録されている情報を読み取るようにカード読取部17を構成し、車載器1がこの情報を駐車料金サーバ2に送信することによって、駐車料金サーバ2においてクレジット決済に必要な処理が行われても良い。
また、上記各実施形態においては、車載器1は、設定された目的地における駐車場Pに関してのみスキップ設定が行われるようにしていたが、例えば、目的地設定時にスキップ設定が行われた場合、このスキップ設定を、駐車場Pが設定された目的地に含まれているか否かにかかわらず、設定時以降に搭載車両が立ち寄る駐車場P全てに適用しても良い。また、この場合、車載器1は、駐車場Pでの駐車料金の決済時に、スキップ設定がされているか否かを示すメッセージを画面表示し、設定を変更する必要がある場合には搭乗者により設定を変更することができるようにしても良い。また、このときのスキップ設定は、搭乗者により任意に変更することが可能となっていても良い。
また、上記各実施形態においては、車載器1は、目的地の設定時に、スキップ設定をするか否かの入力されるように制御していたが、例えば、クレジットカードの車載器1への挿入時、搭載車両へのユーザの搭乗時、搭載車両のエンジン始動時等のタイミングでスキップ設定をするか否かの入力されるように制御しても良い。また、車載器1は、スキップ設定が行われている場合に、クレジットカードの車載器1への挿入時、搭載車両へのユーザの搭乗時、搭載車両のエンジン始動時等のタイミングでスキップ設定の確認をユーザに行わせるようにしても良い。
また、車載器1は、意思確認画面、及びスキップ設定問い合わせ画面を表示する代わりに、夫々メッセージを音声出力することにより搭乗者に対して問い合わせを行っても良い。
また、上記第2実施形態においては、スキップ設定がされた場合、搭載車両が駐車場Pの入口ゲートに到着したとき、又は、出口ゲートに到着したときに、車載器1はクレジット決済する意思を駐車料金サーバ2に通知していたが、通知タイミングはこれだけに限られるものではない。例えば、搭載車両が駐車場Pの入口ゲートに到着してから出口ゲートに到着するまでの期間における何れかのタイミングで通知されても良い。つまり、搭載車両が駐車場Pに駐車することが確定したタイミングから決済方法が選択されていなければならないタイミングまでの間に通知されれば良い。
また、車載装置を、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、ノートパソコン等の携帯端末に適用しても良い。そして、例えば、ナビゲーション装置やETC車載器等と接続されたクレードルに携帯端末を装着した態様で、ユーザの意思を駐車場Pの場外で入力させる制御を行うように構成しても良い。
1 車載器
2 駐車料金サーバ
3 入口装置
4 出口装置
5 クレジット会社サーバ
11 制御部
12 記憶部
13 操作部
14 表示部
15 無線通信部
16 センサ部
17 カード読取部
18 システムバス
21 制御部
22 記憶部
23 通信部
24 システムバス
P 駐車場
S 駐車料金決済システム

Claims (15)

  1. 車両に搭載される車載装置であって、
    前記車両が駐車する駐車場の駐車料金の支払いをクレジット決済によりおこなうか否かのユーザの意思を入力するために用いられる入力手段と、
    これから利用される前記駐車場外に前記車両が位置しているときに前記ユーザの意思を入力させるように前記入力手段を制御する入力制御手段と、を備え、
    前記入力制御手段は、前記駐車場外における入力によってクレジット決済をおこなう旨の前記ユーザの意思が確認された場合には、前記駐車場内での当該入力手段による前記ユーザの意思を入力させるための制御を省略する、
    ことを特徴とする車載装置。
  2. 請求項1に記載の車載装置であって、
    目的地を設定する目的地設定手段を更に備え、
    前記入力制御手段は、前記設定された目的地が前記駐車場を含む施設である場合に、当該駐車場の駐車料金の支払いをクレジット決済によりおこなうか否かのユーザの意思を当該目的地設定のときに入力させるように前記入力手段を制御することを特徴とする車載装置。
  3. 請求項1に記載の車載装置であって、
    目的地を設定する目的地設定手段と、
    前記設定された目的地までの移動経路を設定する移動経路設定手段と、
    前記車両の現在位置を示す現在位置情報を取得する現在位置情報取得手段と、を更に備え、
    前記入力制御手段は、前記設定された目的地が前記駐車場を含む施設である場合、前記取得された現在位置情報に基づいて、前記設定された目的地までの距離が所定の距離になったときに、当該駐車場の駐車料金の支払いをクレジット決済によりおこなうか否かのユーザの意思を入力させるように前記入力手段を制御することを特徴とする車載装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか1項に記載の車載装置であって、
    前記車両が前記駐車場の入口に到着したことを検出する入口到着検出手段と、
    前記車両が前記駐車場の入口に到着したことが検出されたときに、前記入力手段により入力された当該駐車場の駐車料金の支払いをクレジット決済によりおこなう旨のユーザの意思を示すクレジット決済意思表示情報を送信する送信手段と、
    を更に備えることを特徴とする車載装置。
  5. 請求項1乃至3の何れか1項に記載の車載装置であって、
    前記駐車場の駐車料金を示す料金情報を取得する料金情報取得手段を更に備え、
    前記入力制御手段は、クレジット決済により支払いを可能とする金額の上限を前記ユーザに入力させるように前記入力手段を制御し、
    前記取得された料金情報が示す駐車料金が前記入力された金額の上限以下である場合に、前記駐車場の駐車料金の支払いをクレジット決済によりおこなう旨のユーザの意思を示すクレジット決済意思表示情報を送信する送信手段を更に備えることを特徴とする車載装置。
  6. 車両に搭載される車載装置と、当該車載装置がネットワークを介して接続可能なサーバ装置と、を備える決済システムであって、
    前記車載装置は、
    前記車両が駐車する駐車場の駐車料金の支払いをクレジット決済によりおこなうか否かのユーザの意思を入力するために用いられる入力手段と、
    これから利用される前記駐車場外に前記車両が位置しているときに前記ユーザの意思を入力させるように前記入力手段を制御する入力制御手段と、
    前記駐車場外における入力によってクレジット決済をおこなう旨の前記ユーザの意思が確認された場合には、前記駐車場の駐車料金の支払いをクレジット決済によりおこなう旨のユーザの意思を示すクレジット決済意思表示情報を前記サーバ装置に送信する意思表示情報送信手段と、
    を備え、
    前記サーバ装置は、
    前記車載装置から送信された前記クレジット決済意思表示情報を受信する意思表示情報受信手段と、
    前記クレジット決済意思表示情報が受信された場合、前記車両が前記駐車場に駐車することにより発生する駐車料金をクレジット決済するために必要な処理を行う決済処理手段と、
    を備えることを特徴とする決済システム。
  7. 請求項6に記載の決済システムにおいて、
    前記車載装置は、
    前記駐車場の駐車料金の支払いをクレジット決済によりおこなう旨のユーザの意思を確認する要求を示す意思確認要求情報が前記サーバ装置から送信されてきたときに当該意思確認要求情報を受信する意思確認要求情報受信手段を更に備え、
    前記入力制御手段は、前記意思確認要求情報が受信された時点で前記駐車場外における入力によってクレジット決済をおこなう旨の前記ユーザの意思が確認されていない場合には、前記駐車場内での前記入力手段による前記ユーザの意思を入力させるための制御を行い、
    意思表示情報送信手段は、前記駐車場内において入力されたクレジット決済をおこなうか否かの前記ユーザの意思を示す決済意思表示情報を前記サーバ装置に送信し、
    前記サーバ装置は、
    前記意思確認要求情報を前記車載装置に送信する意思確認要求情報送信手段を更に備え、
    前記意思表示情報受信手段は、前記車載装置から送信された前記意思表示情報を受信し、
    前記決済処理手段は、前記受信された意思表示情報が示す意思に対応した決済方法で駐車料金を決済するのに必要な処理を行うことを特徴とする決済システム。
  8. 請求項6に記載の決済システムに含まれる車載装置であって、
    請求項6に記載の入力手段、入力制御手段及び意思表示情報送信手段を備えることを特徴とする車載装置。
  9. 車両に搭載される車載装置と、当該車載装置がネットワークを介して接続可能なサーバ装置と、を備える決済システムであって、
    前記車載装置は、
    前記車両が駐車する駐車場の駐車料金の支払いをクレジット決済によりおこなうか否かのユーザの意思を入力するために用いられる入力手段と、
    これから利用される前記駐車場外に前記車両が位置しているときに前記ユーザの意思を入力させるように前記入力手段を制御する入力制御手段と、
    前記駐車場外における入力によってクレジット決済をおこなう旨の前記ユーザの意思が確認された場合には、クレジット決済をおこなう旨の意思を示すクレジット決済意思表示情報を設定する設定手段と、
    前記クレジット決済意思表示情報の設定の有無を示す設定有無情報を所定のタイミングで前記サーバ装置に送信する設定有無情報送信手段と、
    を備え、
    前記サーバ装置は、
    前記車載装置から送信された設定有無情報を受信する設定有無情報受信手段と、
    前記受信された設定有無情報が前記クレジット決済意思表示情報の設定有りを示す場合、前記車両が前記駐車場に駐車することにより発生する駐車料金をクレジット決済するために必要な処理を行う決済処理手段と、
    を備えることを特徴とする決済システム。
  10. 請求項9に記載の決済システムであって、
    前記車載装置は、
    前記駐車場の駐車料金の支払いをクレジット決済によりおこなう旨のユーザの意思を確認する要求を示す意思確認要求情報が前記サーバ装置から送信されてきたときに当該意思確認要求情報を受信する意思確認要求情報受信手段を更に備え、
    前記入力制御手段は、前記意思確認要求情報が受信された場合には、前記駐車場内での前記入力手段による前記ユーザの意思を入力させるための制御を行い、
    前記駐車場内において入力されたクレジット決済をおこなうか否かの前記ユーザの意思を示す決済意思表示情報を前記サーバ装置に送信する意思表示情報送信手段を更に備え、
    前記サーバ装置は、
    前記受信された設定有無情報が前記クレジット決済意思表示情報の設定無しを示す場合、前記意思確認要求情報を前記車載装置に送信する意思確認要求情報送信手段と、
    前記車載装置から送信された前記決済意思表示情報を受信する意思表示情報受信手段と、
    を更に備え、
    前記決済処理手段は、前記受信された意思表示情報が示す意思に対応した決済方法で駐車料金を決済するのに必要な処理を行うことを特徴とする決済システム。
  11. 請求項9に記載の決済システムに含まれる車載装置であって、
    請求項9に記載の入力手段、入力制御手段、設定手段及び設定有無情報送信手段を備えることを特徴とする車載装置。
  12. 請求項9に記載の決済システムに含まれるサーバ装置であって、
    請求項9に記載の設定有無情報受信手段及び決済処理手段を備えることを特徴とするサーバ装置。
  13. 車両に搭載される車載装置により実行される決済意思確認方法であって、
    前記車両が駐車する駐車場の駐車料金の支払いをクレジット決済によりおこなうか否かのユーザの意思を入力するために用いられる入力手段を用いて、これから利用される前記駐車場外に前記車両が位置しているときに前記ユーザの意思を入力させるように前記入力手段を制御する入力制御工程を有し、
    前記駐車場外における入力によってクレジット決済をおこなう旨の前記ユーザの意思が確認された場合には、前記駐車場内での当該入力手段による前記ユーザの意思を入力させるための制御を省略する、
    ことを特徴とする決済意思確認方法。
  14. コンピュータを、
    請求項1乃至5、8及び11の何れか1項に記載の車載装置として機能させることを特徴とする車載装置用プログラム。
  15. コンピュータを、
    請求項9に記載のサーバ装置として機能させることを特徴とするサーバ装置用プログラム。
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