JP2011022256A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】圧接離間機構が無い場合においても、トナー像転写後の記録シート上に白抜け部分が発生するのを有効に防止することが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】トナー像を担持する像担持体と前記像担持体と常時圧接され、圧接部を通過する記録シートに前記像担持体上のトナー像を転写させる転写部材と、印刷ジョブが実行されない期間において、所定のタイミングで(S301:YES)、記録シートを前記圧接部へ搬送して前記像担持体と前記転写部材との間に挟持させる制御手段(S305)と、を備える画像形成装置。
【選択図】図3

Description

本発明は、プリンタ、複写機等、転写部材と像担持体とが圧接された状態で像担持体上のトナー像を記録シートに転写する画像形成装置に関し、特に、非転写時においても、転写部材と像担持体とが圧接された状態が維持される画像形成装置において、当該圧接に起因する、記録シートへのトナー像の転写不良を防止する技術に関する。
近年、プリンタ、複写機等、転写部材と像担持体とを圧接させて像担持体上のトナー像を記録シートに転写する画像形成装置においては、転写部材と像担持体との間の圧接と離間を切替えることが可能な圧接離間機構を有する画像形成装置が利用されている。
例えば、トナー像を中間転写ベルトに1次転写した後、2次転写ローラを用いて記録シートに2次転写する画像形成装置においては、2次転写ローラは、中間転写ベルトとの間で、圧接状態と離間状態とが切り替え可能なように構成されている。
これにより、中間転写ベルト上にトナーが付着した場合に、2次転写ローラと中間転写ベルトとが離間状態になるように制御し、付着したトナーが2次転写ローラに移動し、2次転写ローラが当該トナーで汚染されないようにすることができる。
例えば、画像形成条件を調整するため、中間転写ベルト上に調整用の各色のトナーパターンを形成し、トナーパターンの状態を光学式のセンサで検知する動作を行う場合に、2次転写ローラと中間転写ベルトとが離間状態になるように制御し、2次転写ローラがトナーパターンで汚染されないようにすることができる。
一方、圧接離間機構は、モータ、ギヤ、圧接・離間状態検出センサ等の種々の高コストの部品で構成されるため、画像形成装置に圧接離間機構を設けると、製造コストの上昇につながってしまう。
そこで、コストダウンを図るため、昨今、中間転写ベルトがトナーで汚染されている場合に、2次転写ローラに印加する電圧の極性を当該トナーと同極性に制御することで、圧接離間機構を設けることなく、2次転写ローラの汚染を防止することが可能な画像形成装置が利用され始めている。
これにより、画像形成装置の製造コストのコストダウンを図りつつ、2次転写ローラと中間転写ベルトとが圧接状態にあるときに生じやすい2次転写ローラの汚染を有効に防止することができる。
特開2006−110968号公報
しかしながら、圧接離間機構の無い画像形成装置においては、当該画像形成装置の駆動が停止された後も、常時2次転写ローラと中間転写ベルトとが圧接状態にあるため、停止期間中に2次転写ローラの組成成分(例えば、充填剤、添加剤等)が、中間転写ベルト側に染み出して中間転写ベルトに付着し、付着した部分にトナー像が担持された場合に、当該付着物によってトナー像の記録シートへの2次転写が阻害されやすくなる。
特に、停止期間が長期間に及ぶ場合には、付着物の量が多くなるため、トナーが付着物にくっつきやすくなり、付着物にくっついたトナーが記録シート上に2次転写されなくなるため、記録シート上に、トナー像が2次転写されない、帯状の白抜け部分が生じるという問題が生じる。
本発明は、上述のような問題に鑑みて為されたものであって、圧接離間機構が無い場合においても、トナー像転写後の記録シート上に白抜け部分が発生するのを有効に防止することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る画像形成装置は、トナー像を担持する像担持体と前記像担持体と常時圧接され、圧接部を通過する記録シートに前記像担持体上のトナー像を転写させる転写部材と、印刷ジョブが実行されない期間において、所定のタイミングで記録シートを前記圧接部へ搬送して前記像担持体と前記転写部材との間に挟持させる制御手段と、を備える。
前記所定のタイミングは、電源オフの指示が入力されたとき又は自装置の消費電力を低減させるスリープモードの指示が入力されたとき又は直前の印刷を終了した後、印刷ジョブが実行されない時間が閾値に達したときの何れかであることとすることができる。
前記画像形成装置は、印刷指示を受取る指示受取手段と、印刷指示受取時に、前記圧接部において記録シートが挟持されている場合に、当該記録シートを機外へ排出する排出手段と、を備えることとすることができる。
上記構成を備えることにより、印刷ジョブが実行されない期間において、所定のタイミングで記録シートが、像担持体と転写部材との間の圧接部に搬送されて両者の間に挟持され、圧接部において転写部材から染み出す組成成分を記録シートに保持させることができるので、両者が直接接触した状態で圧接されることにより、転写部材の組成成分が像担持体側に染み出すのを防止することができ、染み出し成分が像担持体に付着することに起因するトナー像の転写不良を防止し、記録シート上に白ぬけ部分が発生するのを有効に防止することができる。
ここで、前記画像形成装置は、異なるサイズの記録シートをそれぞれ給紙する複数の給紙手段と、前記各給紙手段が給紙する記録シートのサイズ又は厚みを示すテーブルを記憶している記憶手段と、を備え、前記制御手段は、前記圧接部において挟持させるべき記録シートを、前記テーブルの示すサイズ又は厚みに基づいて選択する選択手段と、選択した記録シートを前記圧接部へ搬送する搬送手段と、を有することとすることができる。
これにより、記録シートのサイズ又は厚みに基づいて、圧接部に挟持させる記録シートを選択することができるので、例えば、染み出し成分の収容量が大きい厚みが厚い記録シートを優先的に選択させたり、圧接部を被覆する領域が広いサイズの大きい記録シートを優先的に選択させたりするように制御することができ、転写部材の組成成分が像担持体側に染み出すのを効果的に防止することができる。
ここで、前記画像形成装置は、片面印刷機能と両面印刷機能とを有し、記録シートを前記圧接部へ搬送する第1搬送手段と、第1搬送手段によって搬送された記録シートの表裏を反転させた後、第1搬送手段の上流側へ再搬送する第2搬送手段と、印刷指示を受取る指示受取手段と、を備え、前記制御手段は、印刷指示受取時に、前記圧接部において記録シートが挟持されており、かつ、当該印刷指示に係る印刷が片面印刷の場合に、第2搬送手段による搬送を通じて当該記録シートの表裏を反転させた後、当該記録シートを、第1搬送手段を通じて前記圧接部へ再搬送させて前記像担持体上のトナー像を当該記録シートに転写させ、当該印刷指示に係る印刷が両面印刷の場合には、第2搬送手段による搬送を回避し、当該記録シートを直接機外へ排出させることとすることができる。
これにより、印刷指示に係る印刷が片面印刷指示である場合には、圧接部に挟持されている記録シートを用いてトナー像の転写が行われるので、挟持用の記録シートを有効に活用することができる。
ここで、前記印刷指示には、印刷対象となる記録シートのサイズの指定が含まれ、前記画像形成装置は、前記圧接部において挟持されている記録シートのサイズを記憶している記憶手段を備え、前記制御手段は、前記印刷指示に係る印刷が片面印刷の場合において、さらに指定されたサイズが、前記記憶手段に記憶されているサイズと一致する場合に、反転させた記録シートを、第1搬送手段を通じて前記圧接部へ再搬送させて前記像担持体上のトナー像を当該記録シートに転写させ、両者のサイズが一致しない場合には、反転させた記録シートを第2搬送手段に保持させて第1搬送手段による前記圧接部への再搬送を回避させることとすることができる。
又、前記印刷指示には、印刷対象となる記録シートの厚みの指定が含まれ、前記画像形成装置は、前記圧接部において挟持されている記録シートの厚みを記憶している記憶手段を備え、前記制御手段は、前記印刷指示に係る印刷が片面印刷の場合において、さらに指定された厚みが、前記記憶手段に記憶されている厚みと一致する場合に、反転させた記録シートを、第1搬送手段を通じて前記圧接部へ再搬送させて前記像担持体上のトナー像を当該記録シートに転写させ、
両者の厚みが一致しない場合には、反転させた記録シートを第2搬送手段に保持させて第1搬送手段による前記圧接部への再搬送を回避させることとすることとしてもよい。
又、前記印刷指示には、印刷対象となる記録シートの材質の指定が含まれ、前記画像形成装置は、前記圧接部において挟持されている記録シートの材質を記憶している記憶手段を備え、前記制御手段は、前記印刷指示に係る印刷が片面印刷の場合であって、さらに指定された材質が、前記記憶手段に記憶されている材質と一致する場合に、反転させた記録シートを、第1搬送手段を通じて前記圧接部へ再搬送させて前記像担持体上のトナー像を当該記録シートに転写させ、
両者の材質が一致しない場合には、反転させた記録シートを第2搬送手段に保持させて第1搬送手段による前記圧接部への再搬送を回避させることとしてもよい。
これにより、印刷指示に係る印刷が片面印刷指示である場合には、当該印刷指示において指定されたサイズと圧接部に挟持されている記録シートのサイズとが一致する場合、又は当該印刷指示において指定された厚みと圧接部に挟持されている記録シートの厚みとが一致する場合、又は当該印刷指示において指定された材質と圧接部に挟持されている記録シートの材質とが一致する場合に限り、圧接部に挟持されている記録シートを用いてトナー像の転写が行われるので、ユーザが所望しないサイズ又は厚み又は材質の記録シートに指示された印刷が行われないように配慮しつつ、挟持用の記録シートを有効に活用することができる。
プリンタ1の構成を示す図である。 制御部60の構成を示す機能ブロック図である。 実施の形態1における記録シート挟持処理の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1における記録シート挟持解除処理の動作を示すフローチャートである。 給紙カセット収納記録シート特定テーブルの具体例を示す。 実施の形態2における記録シート挟持処理の動作を示すフローチャートである。 挟持用記録シート選択処理の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1における記録シート挟持解除処理の動作を示すフローチャートである。 記録シート挟持処理の変形例の動作を示すフローチャートである。 記録シート挟持処理の別の変形例の動作を示すフローチャートである。 挟持用記録シート選択処理の変形例の動作を示すフローチャートである。
(実施の形態1)
以下、本発明に係る一形態の画像形成装置の実施の形態を、片面印刷機能と両面印刷機能を備えたタンデム型カラーデジタルプリンタ(以下、単に「プリンタ」という。)に適用した場合を例にして説明する。
[1]プリンタの構成
先ず、本実施の形態に係るプリンタ1の構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係るプリンタ1の構成を示す図である。
同図に示すように、このプリンタ1は、画像プロセス部3、給紙部4、定着部5、排出部7、反転部8および制御部60を備えている。
プリンタ1は、ネットワーク(例えばLAN)に接続され、外部の端末装置(不図示)や後述する操作パネル9から印刷指示を受け付けると、その指示に基づいてイエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックの各色のトナー像を形成し、これらを多重転写してフルカラーの画像を形成することにより、記録シートへの印刷処理を実行する。
以下、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各再現色をY、M、C、Kと表し、各再現色に関連する構成要素の番号にこのY、M、C、Kを添字として付加する。
画像プロセス部3は、作像部3Y、3M、3C、3K、露光部10、中間転写ベルト11、2次転写ローラ45などを有している。
作像部3Y、3M、3C、3Kの構成は、いずれも同様のものであるため、以下、主として作像部3Yについて説明する。
作像部3Yは、感光体ドラム31Yと、その周囲に配設された帯電器32Y、現像器33Y、1次転写ローラ34Y、および感光体ドラム31Yを清掃するためのクリーナ35Yなどを有しており、感光体ドラム31Y上にY色のトナー像を作像する。
現像器33Yは、感光体ドラム31Yに対向し、感光体ドラム31Yに帯電トナーを搬送する。
中間転写ベルト11は、無端状のベルトであり、駆動ローラ12と従動ローラ13に張架されて矢印C方向に周回駆動される。中間転写ベルト11の材質としては、例えば、ポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂にカーボンを分散させ、表面抵抗率を1×107〜1×1012Ω/sq(square)に調整したものを用いることができる。PPS樹脂の代わりに、ポリカーボネート(PC)樹脂、ポリイミド(PI)樹脂、ウレタン系樹脂、フッ素系樹脂、ナイロン系樹脂等を用いることとしてもよい。
露光部10は、レーザダイオードなどの発光素子を備え、制御部60からの駆動信号によりY〜K色の画像形成のためのレーザ光Lを発し、作像部3Y、3M、3C、3Kの各感光体ドラムを露光走査する。
この露光走査により、帯電器32Yにより帯電された感光体ドラム31Y上に静電潜像が形成される。作像部3M、3C、3Kの各感光体ドラム上にも同様にして静電潜像が形成される。
各感光体ドラム上に形成された静電潜像は、作像部3Y、3M、3C、3Kの
各現像器により現像されて各感光体ドラム上に対応する色のトナー像が形成され
る。
現像に用いられるトナーとしては、例えば、粒径7μm以下、望ましくは4.5μm以上6.5μm以下の重合トナーを用いることができる。又、現像方式は、トナーのみの一成分現像方式であっても、トナーとキャリアを用いた2成分方式であってもよい。
形成されたトナー像は、作像部3Y、3M、3C、3Kの各1次転写ローラにより、中間転写ベルト11上の同じ位置に重ね合わされるように、中間転写ベルト11上にタイミングをずらして順次1次転写された後、2次転写ローラ45による静電力の作用により中間転写ベルト11上のトナー像が一括して記録シート上に2次転写される。
2次転写ローラ45の材質としては、例えば、アルミ製芯金をシリコンゴム層
で被覆し、さらにその外周面をフッ素樹脂層で被覆したものを用いることができ
る。
中間転写ベルト11と2次転写ローラ45とは、2次転写の実行の有無に関ら
ず、常に圧接されている。2次転写の実行時には、トナー像が2次転写された記録シートは、さらに定着部5に搬送され、記録シート上のトナー像(未定着画像)が、定着部5において加熱及び加圧されて記録シートに熱定着された後、排出部7に搬送される。
一方、2次転写非実行時には、後述する記録シート挟持処理によって、記録シ
ートが給紙部4から2次転写位置46に搬送され、中間転写ベルト11と2次転
写ローラ45との間に挟持される。
これにより、2次転写非実行時に中間転写ベルト11と2次転写ローラ45と
が直接接触して、2次転写ローラ45の組成成分が、圧接により中間転写ベルト
11側に染み出すのを抑制することができ、染み出し成分が中間転写ベルト11
へ付着することに起因する2次転写不良の発生を有効に防止することができる。
給紙部4は、記録シート(図1の符号Sで表す)を収容する給紙カセット41と、給紙カセット41内の記録シートを搬送路43上に1枚ずつ繰り出す繰り出しローラ42と、繰り出された記録シートを2次転写位置46に送り出すタイミングをとるためのタイミングローラ44と、記録シートの先端がタイミングローラ44の位置に到達したことを検出するタイミングセンサ47(タイミングセンサ47としては、例えば、反射型の光学センサを用いることができる。)などを備えている。給紙カセットは、1つに限定されず、複数であってもよい。
記録シートとしては、大きさや厚さの異なる用紙(普通紙、厚紙)やOHPシートなどのフィルムシートを利用できる。給紙カセットが複数ある場合には、異なる大きさ又は厚さ又は材質の記録シートを複数の給紙カセットに収納することとしてもよい。
繰り出しローラ42、タイミングローラ44等の各ローラは、搬送モータ(不図示)を動力源とし、歯車ギヤやベルトなどの動力伝達機構(不図示)を介して回転駆動される。
この搬送モータとしては、例えば、高精度の回転速度の制御が可能なステッピングモータが使用される。なお、搬送モータをローラ毎に設けることとしてもよい。
記録シートは、中間転写ベルト11上のトナー像の移動タイミングに合わせて
給紙部4から2次転写位置46に搬送され、2次転写ローラ45により中間転写
ベルト11上のトナー像が一括して記録シート上に2次転写される。
定着部5は、定着ローラと加圧ローラを有し、両ローラ間に形成される定着ニップ部に、トナー像が2次転写された記録シートを挿入して記録シートを加圧状態で加熱して、当該トナー像を記録シートに熱定着させる。定着ローラには、ハロゲンヒータ等の発熱体が内包され、この発熱体のオンオフを制御部60により、制御することで、定着部5の温度制御が行われる。なお、定着部の加熱方式は、上記のような熱ローラ方式に限定されず、例えば、電磁誘導加熱方式であってもよい。
又、加圧ローラは、駆動モータ等の駆動力により回転し、加圧ローラの回転に伴って定着ローラが従動回転する。この回転の制御は、制御部60により行われる。
排出部7は、反転ローラ71、排紙トレイ72、排出ローラ73、切替ガイド部材74などを備える。
反転ローラ71は、記録シートが搬送されると、当該記録シートの搬送方向を、反転させ、当該記録シートを、当該記録シートの搬送方向と逆方向に搬送し、反転部8に送出する。排出ローラ73は、記録シートが搬送されると、当該記録シートを排紙トレイ72へ排出する。
切替ガイド部材74は、定着部5から反転ローラ71に向かう搬送路と、定着部5から排出ローラ73に向かう搬送路との分岐点70の周辺領域に配され、両矢印Aで示す角度範囲で回動可能な部材で構成される。切替ガイド部材74は、不図示の固定部材に回動可能な状態で固定されている。
切替ガイド部材74の回動は、例えば、駆動モータにより行わる。制御部60により、駆動モータの駆動が制御されることにより、切替ガイド部材74の回動が制御される。制御部60によって切替ガイド部材74が上方向に回動されて、矢印Aの上方向の先端位置に達すると、定着部5から搬送された熱定着後の記録シートは、排出ローラ73に向かう搬送路へ導かれる。
一方、制御部60によって切替ガイド部材74が下方向に回動されて矢印Aの下方向の先端位置に達すると、定着部5から搬送された熱定着後の記録シートは、反転ローラ71に向かう搬送路へ導かれる。
反転部8は、搬送ローラ81、82、83、84及び記録シートの先端が搬送ローラ84の位置(以下、「待機位置」という。)に到達したことを検出する通紙センサ48(通紙センサ48としては、例えば、反射型の光学センサを用いることができる。)等を備える。
反転部8は、反転ローラ71から送出された記録シートを、搬送ローラ81、82、83、84を用いて反転搬送経路80に沿って搬送し、タイミングローラ44に導く。
これにより、記録シート面の表裏が反転されて、トナー像が2次転写されていない方の面に、トナー像を2次転写することが可能となる。
その後、当該記録シートは、タイミングローラ44を通じて再び2次転写位置46に搬送され、記録シートのトナー像が熱定着されていない方の面に、トナー像が2次転写された後、定着部5で熱定着され、排出ローラ73を通じて排紙トレイ72へ排出される。
これにより、記録シートの両面にトナー像が熱定着され、当該記録シートについて両面印刷が完了する。
なお、後述する記録シート挟持解除処理においては、記録シートが待機位置に搬送されると、所定要件が充足されるまで、記録シートは、搬送ローラ84によって挟持され、所定要件が充足されると、挟持されている記録シートは搬送ローラ84を通じてタイミングローラ44に導かれる。
なお、記録シートが挟持される搬送ローラは、搬送ローラ84に限定されず、搬送ローラ81〜84の何れかであればよいが、タイミングローラ44までの搬送距離を考慮すると、当該搬送距離が最短の搬送ローラ84に記録シートを挟持するのが望ましい。
[2]制御部の構成
次に、制御部60の構成について説明する。図2は、制御部60の構成を示す機能ブロック図である。制御部60は、所謂コンピュータであって、同図に示されるように、CPU(Central Processing Unit)601、通信インターフェース(I/F)部602、ROM(Read Only Memory)603、RAM(Random Access Memory)604、用紙位置検出部605、用紙位置記憶部606、フラグ記憶部607などを備える。
通信I/F部602は、LANカード、LANボードといったLANに接続するためのインターフェースである。ROM603には、画像プロセス部3、給紙部4、定着部5、排出部7、操作パネル9、タイミングセンサ47、通紙センサ48等を制御するために必要なプログラムのほか、後述する記録シート挟持処理、記録シート挟持解除処理、挟持用記録シート選択処理の各動作を制御するためのプログラムなどが格納されている。
ここで、操作パネル9は、複数の入力キーと液晶表示部を備え、液晶表示部の表面にはタッチパネルが積層されている。タッチパネルからのタッチ入力又は入力キーからのキー入力により、ユーザからの指示を受取り、制御部60に通知する。
RAM604は、CPU601のプログラム実行時のワークエリアとして用いられる。
用紙位置検出部605は、給紙部4から記録シートの給紙を開始してからの搬送モータの駆動パルス数をカウントすることにより、記録シートの給紙開始位置からの搬送距離を算出し、記録シートの搬送路43上における現在位置を検出する。駆動パルス数は、例えば、制御部60から搬送モータに供給される駆動パルス数をカウントすることにより、検知することができる。
用紙位置検出部605は、現在位置を検出する際、記録シートがタイミングセンサ47により検出される毎に、用紙位置記憶部606に予め記憶されている、タイミングセンサの検出位置に相当する駆動パルス数を参照して、当該センサの検出位置を通過する時点までにカウントされた駆動パルス数を、当該センサについて記憶されている駆動パルス数と一致するように補正する。
さらに、用紙位置検出部605は、後述する記録シート挟持処理において、記録シートが給紙部4から給紙開始され、駆動パルス数のカウント数が、給紙開始位置から2次転写位置46までの記録シートの搬送距離に相当するカウント数に達したときに、給紙部4から搬送された記録シートの先端が、2次転写位置46に到達したと推定し、CPU601にその旨の通知をする。
CPU601は、当該通知がされると、画像プロセス部3の中間転写ベルト1
1及び2次転写ローラ45の駆動を停止させる。これにより、給紙部4から搬送
された記録シートは、その先端部が中間転写ベルト11と2次転写ローラ45と
の間に圧接された状態で挟持される。
用紙位置記憶部606は、タイミングセンサ47が検出する検出位置及び2次転写位置46にそれぞれ相当する駆動パルス数を記憶している。具体的には、タイミングセンサ47の検出位置に相当する駆動パルス数として、給紙開始位置からタイミングセンサ49の検出位置までの距離に相当する駆動パルス数を、2次転写位置46に相当する駆動パルス数として、給紙開始位置から2次転写位置46までの距離に相当する駆動パルス数をそれぞれ記憶している。
フラグ記憶部607は、挟持フラグを記憶している。ここで、「挟持フラグ」とは、記録シートが2次転写位置46において挟持されているか否かを示すフラグのことをいう。記録シートが2次転写位置46において挟持されている場合には、CPU601によって、挟持フラグがフラグ記憶部607において「オン」に設定され、記録シートが2次転写位置46において挟持されていない場合には、CPU601によって、挟持フラグがフラグ記憶部607において「オフ」に設定される。
CPU601は、ROM603から必要な制御プログラムを読出し、画像プロセス部3、給紙部4、定着部5、排出部7、ユーザからの各種の指示を受付ける操作パネル9、タイミングセンサ47、通紙センサ48等を制御し、片面印刷及び両面印刷を円滑に実行させるとともに、後述する記録シート挟持処理、記録シート挟持解除処理、挟持用記録シート選択処理の各動作の実行を制御する。
[3]記録シート挟持処理の動作
次に記録シート挟持処理の動作について説明する。図3は、上記動作を示すフローチャートである。
制御部60は、操作パネル9を通じて電源オフ指示を受け付けると(ステップS301:YES)、給紙部4より記録シートを搬出させ(ステップS302)、給紙部4のタイミングセンサ47により、搬出された記録シートがタイミングローラ44の位置に到達したことが検出されると(ステップS303:YES)、タイミングローラ44を駆動させ、記録シートを2次転写位置46に搬送させるとともに、画像プロセス部3の中間転写ベルト11と2次転写ローラ45とを駆動させる(ステップS304)。
さらに、制御部60は、用紙位置検出部605により、搬送された記録シートが2
次転写位置46に到達したことが検出されると、画像プロセス部3の中間転写ベルト1
1と2次転写ローラ45の駆動を停止させ、記録シートを中間転写ベルト11と2
次転写ローラ45との間に挟持させ、フラグ記憶部607の挟持フラグをオンに
設定する(ステップS305)。その後、制御部60は、電源をオフにする(ステ
ップS306)。
[4]記録シート挟持解除処理の動作
次に記録シート挟持解除処理の動作について説明する。図4は、上記動作を示すフローチャートである。
制御部60は、操作パネル9又はI/F部602を通じて、ユーザから印刷指示を
受取ると(ステップS401:YES)、フラグ記憶部607に記憶されている挟持フ
ラグを参照し、挟持フラグがオンに設定されているか否かを判定する(ステップS40
2)。
挟持フラグがオンに設定されている場合に(ステップS402:YES)、制御部6
0は、画像プロセス部3の中間転写ベルト11と2次転写ローラ45とを駆動させ、
挟持されている記録シートの搬送を開始し、さらに、排出部7の切替ガイド部材74
を上方向に回動させるとともに、排出ローラ73を駆動させて記録シートを機外へ排出し、フラグ記憶部607の挟持フラグをオフに設定する(ステップS403)。
ステップS403の処理を実行した後、制御部60は、印刷処理を開始する(ス
テップS404)。
(実施の形態2)
実施の形態1においては、プリンタの備える給紙カセットを単数とし、記録シート挟持処理において、給紙カセットに収納されている記録シートを2字転写位置46に搬送して挟持させることとしたが、本実施の形態2においては、プリンタの備える給紙カセットを複数とし、各給紙カセットにサイズの異なる記録シートを収納し、記録シート挟持処理において、所定の要件を充足する記録シートを、2次転写位置46にて挟持させるべき記録シート(以下、「挟持用記録シート」という。)として選択する点において相違する。
又、実施の形態1においては、記録シート挟持解除処理において、挟持を解除した後、挟持させていた記録シートをそのまま機外へ排出させることとしたが、本実施の形態においては、挟持を解除した後、当該記録シートを反転部8において保持し、所定の要件が充足された場合に当該記録シートを用いて印刷処理を実行する点において相違する。
[1]プリンタの構成の相違点
以下、実施の形態1との相違点を中心に説明する。なお、実施の形態1に係るプリンタ1と共通する構成要素については、同一の番号を付与するものとする。本実施の形態2に係るプリンタ2の構成は、給紙部4の有する給紙カセット41の数が複数であり、各給紙カセットにサイズの異なる記録シートが収納されている点を除いて、実施の形態1に係るプリンタ1の構成と同様である。プリンタ2において、複数のどの給紙カセットから記録シートを搬出させるかについては、制御部60によって制御される。
ここでは、記録シートの搬送方向は、中間転写ベルト11と2次転写ローラ45との圧接部において、記録シートが挟持される幅が、記録シートの長手方向の幅となるように、記録シートの長手方向と直交する方向とする。
[2]制御部の構成の相違点
本実施の形態に係る制御部60の構成は、制御部60が給紙カセット収納記録
シート特定テーブル記憶部608を備える点を除いて、実施の形態1に係る制御
部60の構成と同様である。
給紙カセット収納記録シート特定テーブル記憶部608は、給紙カセット収納
記録シート特定テーブル及び後述する挟持用記録シート選択処理により選択された挟持用記録シートのサイズを記憶している。ここで、「給紙カセット収納記録シート特定テーブル」とは、給紙部4の複数の給紙カセット41にそれぞれ収納されている記録シートのサイズを示すテーブルのことをいう。
図5は、給紙カセット収納記録シート特定テーブルの具体例を示す。同図に示
す特定テーブルは、給紙カセット41aに、A4サイズ、給紙カセット41bに、
A3サイズ、給紙カセット41cに、B5サイズ、給紙カセット41dに、B4
サイズの記録シートがそれぞれ収納されていることを示す。
ここで、A4、A3、B5、B4は、日本工業規格(JIS)により定められ
ているサイズを示す。
給紙カセット収納記録シート特定テーブルは、操作パネル9を通じてユーザか
ら入力される各給紙カセットに収納された記録シートのサイズのデータに基づい
て、制御部60により作成され、給紙カセット収納記録シート特定テーブル記憶
部608に記録される。
[3]記録シート挟持処理の動作
図6は、実施の形態2に係る記録シート挟持処理の動作を示すフローチャートで
ある。同図において、図3に示す実施の形態1に係る記録シート挟持処理の動作と処理内容が同一の処理については同一のステップ番号を付与している。以下、図6を参照して上記動作について説明する。
制御部60は、図3のステップS301と同様の処理を行い、操作パネル9を介
して電源オフ指示を受け付けると(ステップS301:YES)、後述する挟持用記録
シート選択処理を行い(ステップS601)、その後、挟持用記録シート選択処理
によって挟持用記録シートとして確定された記録シートについて、図3のステップS302〜306の処理と同様の処理を行う。
図7は、挟持用記録シート選択処理の動作を示すフローチャートである。以下、
同図を参照して上記動作について説明する。
制御部60は、給紙カセット収納記録シート特定テーブル記憶部608に記憶
されている給紙カセット収納記録シート特定テーブルを参照し(ステップS70
1)、サイズ(長手方向(横方向)の長さ)が最も長い記録シートを選択し(ステップS702)、選択した記録シートのサイズを操作パネル9に表示させるとともに、表示されたサイズに係る記録シートを用いて挟持処理を実行することを選択する否かについての選択ボタン及び非選択ボタンの各GUI(Graphic User Interface)表示を操作パネル9に表示させてユーザ選択を受け付ける(ステップS703)。
表示されたサイズに係る記録シートについて、ユーザが挟持処理の実行を選択した場合には(ステップS704:YES)、制御部60は、当該選択に係る記録シートを挟持用記録シートとして確定して当該記録シートのサイズを給紙カセット収納記録シート特定テーブル記憶部608に記憶させ(ステップS705)、その後、図6のステップS302の処理に移行し、確定した挟持用記録シートを収納する給紙部4の給紙カセット41から記録シートを搬出させる。
一方、表示されたサイズに係る記録シートについて、ユーザが挟持処理の実行を選択しなかった場合には(ステップS704:NO)、制御部60は、給紙カセット収納記録シート特定テーブルを参照し、選択済みの記録シートのサイズを除く記録シートのサイズの内、長手方向(横方向)の長さが最も長い記録シートのサイズを再選択した後(ステップS706)、ステップS703の処理に移行する。
[4]記録シート挟持解除処理の動作
図8は、記録シート挟持解除処理の動作を示すフローチャートである。以下、
同図を参照して上記動作について説明する。
制御部60は、操作パネル9又はI/F部602を通じて、ユーザから両面印刷か片面印刷かの指示、及び印刷用の記録シートのサイズの指定を含む印刷指示を受取ると(ステップS801:YES)、フラグ記憶部607に記憶されている挟持フラグを参照し、挟持フラグがオンに設定されているか否かを判定する(ステップS802)。
挟持フラグがオンに設定されている場合に(ステップS802:YES)、制御部60は、当該印刷指示が両面印刷指示であれば(ステップS803:YES)、画像プロセス部3の中間転写ベルト11と2次転写ローラ45とを駆動させ、挟持されている記録シートの搬送を開始し、さらに、排出部7の切替ガイド部材74を上方向に回動させるとともに、排出ローラ73を駆動させて記録シートを機外へ排出し、フラグ記憶部607の挟持フラグをオフに設定する(ステップS804)。制御部60は、ステップS804の処理を行った後、給紙部4から指定されたサイズの印刷用記録シートを、当該サイズの記録シートを収納する給紙カセット41から搬出させて印刷指示された両面印刷処理を実行する(ステップS807)。
一方、当該印刷指示が両面印刷指示でなければ(ステップS803:NO)、制御部60は、画像プロセス部3の中間転写ベルト11と2次転写ローラ45とを駆動させ、挟持されている挟持用記録シートの搬送を開始し、さらに、排出部7の切替ガイド部材74を下方向に回動させるとともに、反転部8の各搬送ローラを駆動させて挟持用記録シートを反転搬送経路80に沿って待機位置まで導き、挟持用記録シートを搬送ローラ84に挟持させた後、搬送ローラ84の駆動を停止させる(ステップS805)。
ここで、制御部60は、通紙センサ48により挟持用記録シートが待機位置に到達したことが検出されると、所定時間経過後に搬送ローラ84の駆動を停止させる。この所定時間は、挟持用記録シートの先端が待機位置に到達してから、当該先端部が搬送ローラ84に挟持されるのに要する時間であり、予め製造者によって設定される。
なお、挟持用記録シートが搬送ローラ84に挟持される位置は、当該所定時間を調整することにより、任意の位置に変更可能であるが、挟持状態にあるときの記録シートへの負荷を少なくする観点から、挟持される位置は、挟持用記録シートの先端部又は後端部であることが望ましい。
制御部60は、ステップS805の処理を行った後、給紙カセット収納記録シート特定テーブル記憶部608に記憶されている挟持用記録シートのサイズを参照し、印刷指示において指定された印刷用記録シートのサイズが、挟持用記録シートのサイズと一致する場合には(ステップS806:YES)、搬送ローラ84を駆動させて挟持用記録シートをタイミングローラ45の位置へ搬送させ、当該挟持用記録シートを用いて印刷指示された片面印刷処理を実行する(ステップS808)。
又、印刷指示において指定された印刷用記録シートのサイズが、挟持用記録シートのサイズと一致しない場合には(ステップS806:NO)、挟持用記録シートを搬送ローラ84に挟持させたまま、指定されたサイズの印刷用記録シートを収納する給紙カセット41から印刷用記録シートを搬出させて印刷指示された片面印刷処理を実行する(ステップS809)。
[5]変形例
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明が上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例を実施することができる。
・ 本実施の形態においては、電源オフの指示があったときに、記録シート挟
持処理を行うこととしたが、印刷処理終了後、所定時間以上印刷指示がなかった場合に記録シート挟持処理を行うこととしてもよい。
以下、本変形例について、実施の形態1との相違点を中心に説明する。本変形例に係るプリンタの構成は、制御部60が、時間を計測するタイマ(以下、「タイマ608」という。)を備える点を除いてプリンタ1と同様であり、プリンタ1と同一の各構成要素については、実施の形態1の場合と同一の番号を付与するものとする。
図9は、本変形例に係る記録シート挟持処理の動作を示すフローチャートである。以下、同図を参照して上記動作について説明する。
制御部60は、印刷処理を終了すると(ステップS901)、タイマ608を起動して時間計測を開始し(ステップS902)、所定時間内に新たな印刷指示がない場合(ステップS903:NO、ステップS905:YES)、給紙部4の給紙カセット41から記録シートを搬出させる(ステップS906)。
なお、「所定時間」は、中間転写ベルト11と2次転写ローラ45とが圧接された状態で放置された場合における、放置時間に対する2次転写ローラ45からの染み出し成分の増加量を実験的に調べることにより決定される。所定時間としては、例えば、1時間を用いることができる。
給紙部4のタイミングセンサ47により、搬出された記録シートがタイミングローラ44の位置に到達したことが検出されると(ステップS907:YES)、制御部60は、タイミングローラ44を駆動させ、記録シートを2次転写位置46に搬送させるとともに、画像プロセス部3の中間転写ベルト11と2次転写ローラ45を駆動させる(ステップS908)。
さらに、制御部60は、用紙位置検出部605により、搬送された記録シートが2
次転写位置46に到達したことが検出されると、画像プロセス部3の中間転写ベルト1
1と2次転写ローラ45の駆動を停止させ、記録シートを中間転写ベルト11と2
次転写ローラ45との間に挟持させ、フラグ記憶部607の挟持フラグをオンに
設定する(ステップS909)。
一方、所定時間内に新たな印刷指示があった場合(ステップS903:YES)、制御部60は、印刷処理を開始する(ステップ904)。
なお、本実施の形態に係る記録シート挟持処理に加え、上記変形例に係る記録シート挟持処理を制御部60が行うこととしてもよい。
又、別の変形例として、プリンタの消費電力をセーブし、プリンタを短時間で印刷可能な状態に復帰することが可能な待機状態にするモードであるスリープモードが選択されたたときに、記録シート挟持処理を制御部60が行うこととしてもよい。
図10は、当該別の変形例に係る記録シート挟持処理の動作を示すフローチャートである。以下、同図を参照して上記動作について説明する。
制御部60は、操作パネル9を通じてユーザからスリープモードの選択指示を受け付けると(ステップS1001)、図3に示す本実施の形態1に係る記録シート挟持処理のステップS302〜ステップS305の処理と同様の処理を行い(ステップ1002〜ステップS1005)、その後、プリンタに供給する電力をセーブして、スリープモードを実行する(ステップS1006)。
なお、本実施の形態1に係る記録シート挟持処理に加え、上記別の変形例に係る記録シート挟持処理を制御部60が行うこととしてもよいし、さらに、上記変形例に係る記録シート挟持処理も合わせて行うこととしてもよい。
(2)本実施の形態2では、図7に示す挟持用記録シート選択処理において、記録シートのサイズに基づいて挟持用記録シートの候補を選択することとしたが、記録シートのサイズの代わりに記録シートの厚みに基づいて挟持用記録シートの候補を選択することとしてもよい。
具体的には、給紙カセット収納記録シート特定テーブル記憶部608に記憶する給紙カセット収納記録シート特定テーブルを、給紙部4の複数の給紙カセット41にそれぞれ収納されている記録シートの坪量(1m当たりの重量(g))を示すテーブルとし、図11に示すフローチャートに従って記録シートの坪量に基づいて挟持用記録シートを選択することとしてもよい。
図11は、本変形例に係る挟持用記録シート選択処理の動作を示すフローチャートである。以下、図11を参照して上記動作について説明する。
制御部60は、図7のステップS701の処理と同様に、給紙カセット収納記録シート特定テーブルを参照し(ステップS1101)、坪量が最も大きい記録シートを選択した後(ステップS1102)、選択した記録シートの坪量を操作パネル9に表示させるとともに、表示された坪量に係る記録シートを用いて挟持処理を実行することを選択するか否かについての選択ボタン及び非選択ボタンの各GUI表示を操作パネル9に表示させてユーザ選択を受け付ける(ステップS1103)。
表示された坪量に係る記録シートについて、ユーザが挟持処理の実行を選択した場合には(ステップS1104:YES)、制御部60は、当該選択に係る記録シートを挟持用記録シートとして確定して当該記録シートの坪量を給紙カセット収納記録シート特定テーブル記憶部608に記憶させ(ステップS1105)、その後、図6のステップS302の処理に移行し、確定した挟持用記録シートを収納する給紙部4の給紙カセット41から記録シートを搬出させる。
一方、表示された坪量に係る記録シートについて、ユーザが挟持処理の実行を選択しなかった場合には(ステップS1104:NO)、制御部60は、給紙カセット収納記録シート特定テーブルを参照し、選択済みの記録シートの坪量を除く坪量の内、坪量が最も大きい記録シートの坪量を再選択した後(ステップS1106)、ステップS1103の処理に移行する。
これにより、2次転写ローラ45から染み出す染み出し成分の収容量が大きい、坪量が大きい記録シートが、優先的に挟持用記録シートとして選択されるので、記録シートが中間転写ベルト11と2次転写ローラ45との間に挟持された状態で長期間放置等されることにより、染み出し成分の染み出し量が増加した場合においても、染み出し成分が中間転写ベルト11側にリークするのを有効に防止することができる。
又、記録シートのサイズ及び坪量に基づいて挟持用記録シートの候補を選択することとしてもよい。
例えば、複数の各給紙カセットに収納されている記録シートのサイズと坪量のそれぞれについて、大きいもの順にランク付けし、給紙カセット収納記録シート特定テーブル記憶部608に記憶する給紙カセット収納記録シート特定テーブルを、給紙部4の複数の給紙カセット41にそれぞれ収納されている記録シートについて、ランク付けしたサイズ及び坪量の各ランク値を示すテーブルとし、制御部60が、当該テーブルを参照して、サイズのランク値と坪量のランク値とを加算したランク値が小さいものから順に挟持用記録シートの候補となる記録シートを選択することとしてもよい。
又、挟持用記録シートの候補の選択は、給紙カセットに収納されている記録シートの材質に基づいて行うこととしてもよい。
例えば、給紙カセット収納記録シート特定テーブル記憶部608に記憶する給紙カセット収納記録シート特定テーブルを、給紙部4の複数の給紙カセット41にそれぞれ収納されている記録シートの材質が、「紙」であるか、「フィルム用紙(例えば、OHPフィルム用紙)」であるかを示すテーブルとし、挟持用記録シート選択処理の動作において、染み出し成分が浸透しにくいフィルム用紙を、挟持用記録シートの候補として優先的に選択することとしてもよい。
(3)本実施の形態2では、図8に示す記録シート挟持解除処理において、印刷用記録シートのサイズが挟持用記録シートのサイズと一致するか否かにより(ステップS806)、挟持用記録シートに対し、片面印刷処理を実行するか否かを決定することとしたが、記録シートのサイズの代わりに記録シートの厚みが一致するか否かにより、片面印刷処理を実行するか否かを決定することとしてもよい。
具体的には、変形例(2)に示す挟持用記録シート選択処理を行うことにより、挟持用記録シートを確定し、確定した挟持用記録シートの坪量を給紙カセット収納記録シート特定テーブル記憶部608に記憶させることとし、図8に示す記録シート挟持解除処理を以下のように変更することとしてもよい。
ステップS801において、印刷用の記録シートのサイズの代わりに、当該印刷用記録シートの坪量の指定を含む印刷指示を受取り、ステップS806において、記録シートのサイズの一致の有無を判定する代わりに、印刷指示において指定された印刷用記録シートの坪量が、挟持用記録シートの坪量と一致する否かを判定する。
又、記録シート挟持解除処理における片面印刷処理を実行するか否かの決定は、記録シートの材質が一致するか否かにより行うこととしてもよい。
(2)の変形例で説明したように、例えば、給紙カセット収納記録シート特定テーブル記憶部608に記憶する給紙カセット収納記録シート特定テーブルを、給紙部4の複数の給紙カセット41にそれぞれ収納されている記録シートの材質が、「紙」であるか、「フィルム用紙(例えば、OHPフィルム用紙)」であるかを示すテーブルとし、挟持用記録シート選択処理の動作において、染み出し成分が浸透しにくいフィルム用紙を、挟持用記録シートの候補として優先的に選択することとし、図8に示す記録シート挟持解除処理を以下のように変更することとしてもよい。
ステップS801において、印刷用の記録シートのサイズの代わりに、当該印刷用記録シートの材質の指定を含む印刷指示を受取り、ステップS806において、記録シートのサイズの一致の有無を判定する代わりに、印刷指示において指定された印刷用記録シートの材質が、挟持用記録シートの材質と一致する否かを判定する。
さらに、記録シート挟持解除処理における片面印刷処理を実行するか否かの決定を、
記録シートのサイズと厚みと材質の全てが一致するか否かにより、行うこととしてもよいし、記録シートのサイズ、厚み、材質の内の何れか2つが一致するか否かにより、上記の決定を行うこととしてもよい。
又、本実施の形態2に係る図8の記録シート挟持解除処理において、印刷指示が片面印刷指示である場合には(ステップS803:NO)、印刷用記録シートのサイズが挟持用記録シートのサイズと一致するか否かに関らず、挟持用記録シートを用いて片面印刷処理を実行することとしてもよい。
(4)本実施の形態1及び2においては、本発明に係る各形態をタンデム型カラーデジタルプリンタに適用した場合について説明したが、本発明に係る各形態が適用できるプリンタは、タンデム型カラーデジタルプリンタに限定されず、例えば、ロータリ型のプリンタであってもよいし、感光体ドラムに形成されたトナー像を、参考文献(特開2004-234048号公報、図2及び段落20)に示すように、中間転写ベルトに一時転写することなく、感光体ドラムと転写部との間に挟持された記録シートに直接転写する白黒プリンタであってもよい。
当該白黒プリンタの場合には、非転写時に、挟持用記録シートを感光体ドラムと転写部との間に挟持させることにより、転写部からの染み出し成分が、感光体ドラム側に移行するのを防止することができる。
(5)記録シート挟持処理の実行時期は、本実施の形態1、2及び(1)〜(4)の変形例における実行時期に限定されず、任意のタイミングで実行することができる。例えば、ユーザからの実行指示を、操作パネル9を通じて受付けて、制御部60が記録シート挟持処理を実行することとしてもよい。
(6)本実施の形態1の記録シート挟持解除処理においては、印刷処理を開始する前に、2次転写位置46に挟持されている記録シートを機外へ排出させることとしたが、機外へ排出させる代わりに、操作パネル9に挟持されている記録シートを取り除くように警告する警告メッセージを表示させ、ユーザに当該記録シートの除去を促すこととしてもよい。
(7)本実施の形態2では、図7に示す挟持用記録シート選択処理において、記録シートのサイズに基づいて挟持用記録シートの候補を選択する毎に、選択した挟持用記録シートの候補を用いて挟持処理を実行するか否かの選択を、ユーザから受け付ける(ステップS703)こととしたが、予めユーザから、挟持させたくない記録シートのサイズの指定を、操作パネル9を通じて受け付けておき、当該サイズの記録シートを除く記録シートのサイズについて、ステップS702の処理を行うことにより選択した記録シートを挟持用記録シートとして確定することとしてもよい。
(8)実施の形態1及び2及び(1)〜(7)に示す変形例において、挟持用記録シートが、2次転写位置46において挟持状態にある間、その旨を報知(例えば、操作パネル9に表示、音声で通知)することとしてもよい。
同様に、挟持用記録シートが待機位置において挟持状態にある間、その旨を報知することとしてもよい。
これにより、ユーザの注意を喚起することができる。
(9)実施の形態1及び2及び(1)〜(7)に示す変形例において、給紙トレイ41にトレイセンサを設けて、給紙トレイ41に記録シートが収納されているか否かを検出することとし、記録シート挟持処理の動作において、挟持用記録シートを2次転写位置46に挟持させる処理を開始する際に、トレイセンサにより、給紙トレイ41に記録シートが収納されていないことが検出された場合には、制御部60は、記録シート挟持処理を中断し、記録シートを補充するように警告する警告メッセージを報知(例えば、操作パネル9に表示、音声で通知等)させることとしてもよい。
プリンタ、複写機等、転写部材と像担持体とが圧接された状態で像担持体上のトナー像を記録シートに転写する画像形成装置に関し、特に、非転写時においても、転写部材と像担持体とが圧接された状態が維持される画像形成装置において、当該圧接に起因する、記録シートへのトナー像の転写不良を防止する技術として利用できる。
1 プリンタ
3 画像プロセス部
3Y〜3K 作像部
4 給紙部
5 定着部
7 排出部
8 反転部
9 操作パネル
10 露光部
11 中間転写ベルト
12 駆動ローラ
13 従動ローラ
31Y 感光体ドラム
32Y 帯電器
33Y 現像器
34Y 1次転写ローラ
41 給紙カセット
42 繰り出しローラ
43 搬送路
44 タイミングローラ
45 2次転写ローラ
46 2次転写位置
47 タイミングセンサ
48 通紙センサ
60 制御部
71 反転ローラ
72 排紙トレイ
73 排出ローラ
74 切替ガイド部材
80 反転搬送経路
81、82、83、84 搬送ローラ

Claims (8)

  1. トナー像を担持する像担持体と
    前記像担持体と常時圧接され、圧接部を通過する記録シートに前記像担持体上のトナー像を転写させる転写部材と、
    印刷ジョブが実行されない期間において、所定のタイミングで記録シートを前記圧接部へ搬送して前記像担持体と前記転写部材との間に挟持させる制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記所定のタイミングは、電源オフの指示が入力されたとき又は自装置の消費電力を低減させるスリープモードの指示が入力されたとき又は直前の印刷を終了した後、印刷ジョブが実行されない時間が閾値に達したときの何れかである
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 印刷指示を受取る指示受取手段と、
    印刷指示受取時に、前記圧接部において記録シートが挟持されている場合に、当該記録シートを機外へ排出する排出手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 異なるサイズの記録シートをそれぞれ給紙する複数の給紙手段と、
    前記各給紙手段が給紙する記録シートのサイズ又は厚みを示すテーブルを記憶している記憶手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、
    前記圧接部において挟持させるべき記録シートを、前記テーブルの示すサイズ又は厚みに基づいて選択する選択手段と、
    選択した記録シートを前記圧接部へ搬送する搬送手段と、
    を有することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成装置は、片面印刷機能と両面印刷機能とを有し、
    記録シートを前記圧接部へ搬送する第1搬送手段と、
    第1搬送手段によって搬送された記録シートの表裏を反転させた後、第1搬送手段の上流側へ再搬送する第2搬送手段と、
    印刷指示を受取る指示受取手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、印刷指示受取時に、前記圧接部において記録シートが挟持されており、かつ、当該印刷指示に係る印刷が片面印刷の場合に、第2搬送手段による搬送を通じて当該記録シートの表裏を反転させた後、当該記録シートを、第1搬送手段を通じて前記圧接部へ再搬送させて前記像担持体上のトナー像を当該記録シートに転写させ、
    当該印刷指示に係る印刷が両面印刷の場合には、第2搬送手段による搬送を回避し、当該記録シートを直接機外へ排出させる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  6. 前記印刷指示には、印刷対象となる記録シートのサイズの指定が含まれ、
    前記圧接部において挟持されている記録シートのサイズを記憶している記憶手段を備え、
    前記制御手段は、前記印刷指示に係る印刷が片面印刷の場合において、さらに指定されたサイズが、前記記憶手段に記憶されているサイズと一致する場合に、反転させた記録シートを、第1搬送手段を通じて前記圧接部へ再搬送させて前記像担持体上のトナー像を当該記録シートに転写させ、
    両者のサイズが一致しない場合には、反転させた記録シートを第2搬送手段に保持させて第1搬送手段による前記圧接部への再搬送を回避させる
    ことを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 前記印刷指示には、印刷対象となる記録シートの厚みの指定が含まれ、
    前記圧接部において挟持されている記録シートの厚みを記憶している記憶手段を備え、
    前記制御手段は、前記印刷指示に係る印刷が片面印刷の場合において、さらに指定された厚みが、前記記憶手段に記憶されている厚みと一致する場合に、反転させた記録シートを、第1搬送手段を通じて前記圧接部へ再搬送させて前記像担持体上のトナー像を当該記録シートに転写させ、
    両者の厚みが一致しない場合には、反転させた記録シートを第2搬送手段に保持させて第1搬送手段による前記圧接部への再搬送を回避させる
    ことを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  8. 前記印刷指示には、印刷対象となる記録シートの材質の指定が含まれ、
    前記圧接部において挟持されている記録シートの材質を記憶している記憶手段を備え、
    前記制御手段は、前記印刷指示に係る印刷が片面印刷の場合であって、さらに指定された材質が、前記記憶手段に記憶されている材質と一致する場合に、反転させた記録シートを、第1搬送手段を通じて前記圧接部へ再搬送させて前記像担持体上のトナー像を当該記録シートに転写させ、
    両者の材質が一致しない場合には、反転させた記録シートを第2搬送手段に保持させて第1搬送手段による前記圧接部への再搬送を回避させる
    ことを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
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JP2017097262A (ja) * 2015-11-27 2017-06-01 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

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