JP2011021840A - 製氷機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】製氷機Mは、製氷水タンク22から所定水位以上の製氷水を排出するオーバーフロー部と、製氷水タンク22に貯留された製氷水の下限水位を検知する水位検知手段40を備える。そして製氷機Mは、除氷運転において、規定の貯水量の製氷水が製氷水タンク22に貯留されるタイミングで供給を停止する供給停止手段C1を備える。また製氷機Mは、除氷運転において、給水停止から所定時間経過したことを条件として循環ポンプ25を駆動させる先行駆動手段C2を備える。更に製氷機Mは、製氷運転の間に、蒸発器35の出口温度Toに基づいて循環ポンプ25を一時停止する綿氷防止手段C3を備える。
【選択図】図2
Description
前記製氷水タンクに設けられ、該製氷水タンクから所定水位以上の製氷水を排出するオーバーフロー部と、
除氷運転において前記製氷水タンクに所定水位以上の製氷水が貯留されるタイミングで除氷水供給手段からの除氷水の供給を停止する供給停止手段と、
除氷運転において前記除氷水供給手段からの除氷水の供給を停止してから所定時間経過したことを条件として、前記蒸発器によって前記製氷部が冷却される製氷運転に先立って前記循環ポンプを駆動させる先行駆動手段と、
製氷運転の間に、前記製氷部を冷却する蒸発器の出口温度に基づいて前記循環ポンプを一時停止する綿氷防止手段とを備えたことを特徴とする。
従って、請求項2に係る発明によれば、温度検知手段で蒸発器の出口温度を検知して、該出口温度に基づいて循環ポンプを綿氷防止サイクルで駆動することで、製氷水の過冷却が抑止され、該製氷水の過冷却による綿氷の発生を防止し得る。しかも、製氷水の温度を直接検知する別途の温度検知手段を追加装備することなく綿氷の発生を防止し得るので、製氷機の製造コストアップを抑えつつ綿氷の発生を防止し得る。
(1) 供給停止手段C1により、除氷水の供給を終えた後、先行駆動手段C2により、予め設定された待機時間Twが経過してから循環ポンプ25を駆動する構成としたので、全体として製氷水タンク22の上限水位を超えない水量で製氷運転を行なうことができる。従って、綿氷防止手段C3により、製氷運転において綿氷の発生を防止する綿氷防止運転を行なうために循環ポンプ25を停止しても、製氷水が製氷水タンク22から外部へ排出されることはない。すなわち製氷機Mは、除氷運転において、冷却される前の余剰製氷水を排出するようになっているので、製氷運転で余剰な製氷水を冷却することがなく、冷却エネルギーの無駄を省き、設定された製氷能力を発揮することができ、また製氷運転サイクル毎の製氷量を安定させることができる。
(2) 綿氷防止手段C3により、蒸発器35の出口温度Toが、製氷水の温度が0℃以下になっていない第1設定温度P1である10℃に到達したら、綿氷防止手段C3により綿氷防止運転へ切り替わるようにしたので、製氷水が過冷却状態となっていない状態で綿氷防止運転が開始され、該綿氷防止運転を効率的に行なうことができる。
(3) 綿氷防止手段C3により、綿氷防止運転における間欠運転では、循環ポンプ25を10秒間停止して50秒間駆動する綿氷防止サイクルを繰り返すので、製氷部21における氷塊Sの生成に支障を来すことなく製氷水の冷却を遅らせて該製氷水の過冷却を抑止しながら、該循環ポンプ25の停止中には製氷板23において氷塊Sの成長が始まるので綿氷の発生を防止し得る。
(4) 綿氷防止手段C3により、蒸発器35の出口温度Toが、0℃より高い第2設定温度P2である1℃となった後も、循環ポンプ25の間欠運転をしばらく継続するので、製氷水の過冷却が確実に抑止され、綿氷の発生を適切に防止し得る。
(5) 製氷水の水温を直接検知する温度検知手段を製氷水タンク22に追加装備する必要がないので、製造コストを抑えつつ綿氷の発生を好適に防止し得る。しかも、制御装置Cにおける循環ポンプ25の運転制御プログラムを変更するだけで、綿氷の発生を好適に防止するようにし得る。
本願は、前述した実施例の構成に限定されるものではなく、その他の構成を適宜に採用することができる。
(1)除氷運転における給水停止から循環ポンプ25の駆動まで待機時間(所定時間)Twは、実施例の如く10秒に限定されず、各製氷機M毎に変更可能である。すなわち、給水停止から除氷水経路R1の除氷水全量が製氷水タンク22に回収されるのに要する時間は各製氷機毎に異なり得るので、各々の製氷機Mに適合した待機時間Twとすればよい。
(2)実施例では、第1設定温度P1および第2設定温度P2を設定して、蒸発器35の出口温度Toが第1設定温度P1を検知して第2設定温度P2を検知した後も、循環ポンプ25の間欠運転による綿氷防止サイクルを実行するようにした綿氷防止手段C3を例示したが、綿氷防止手段C3はこれに限定されない。例えば、図5に示した従来の運転のように、第2設定温度P2に対応する設定温度(図5では1℃)が設定されて、蒸発器35の出口温度Toが該設定温度を検知した後に1回だけ循環ポンプ25を停止させる綿氷防止運転を実行する綿氷防止手段C3でもよい。
(3)実施例では、第1設定温度P1を10℃、第2設定温度P2を1℃としたが、これら第1設定温度P1および第2設定温度P2は、綿氷防止運転を実行する製氷機に合わせて適宜変更することが可能である。
(4)実施例では、綿氷防止運転において、循環ポンプ25の間欠運転における停止時間を10秒、運転時間を50秒としたが、これら停止時間および運転時間も変更可能である。
(5)実施例では、オープンセル方式の製氷機構を備える製氷機を例に挙げたが、水循環式であれば、クローズド方式やその他のタイプの製氷機構を備える製氷機であってもよい。
35 蒸発器,41 オーバーフロー部,C1 供給停止手段,C2 先行駆動手段
C3 綿氷防止手段,P1 第1設定温度,P2 第2設定温度,To 出口温度
Claims (2)
- 製氷運転に際して、製氷水が製氷水タンク(22)から循環ポンプ(25)により製氷部(21)に供給されて、該製氷部(21)を流下して該製氷水タンク(22)に回収されるまでの製氷水経路を循環し、除氷運転に際して、除氷水供給手段(26)により除氷水を製氷部(21)に供給して、この製氷部(21)から流下する除氷水を前記製氷水タンク(22)で回収して次回の製氷運転における製氷水とする製氷機において、
前記製氷水タンク(22)に設けられ、該製氷水タンク(22)から所定水位以上の製氷水を排出するオーバーフロー部(41)と、
除氷運転において前記製氷水タンク(22)に所定水位以上の製氷水が貯留されるタイミングで除氷水供給手段(26)からの除氷水の供給を停止する供給停止手段(C1)と、
除氷運転において前記除氷水供給手段(26)からの除氷水の供給を停止してから所定時間経過したことを条件として、前記蒸発器(35)によって前記製氷部(21)が冷却される製氷運転に先立って前記循環ポンプ(25)を駆動させる先行駆動手段(C2)と、
製氷運転の間に、前記製氷部(21)を冷却する蒸発器(35)の出口温度(To)に基づいて前記循環ポンプ(25)を一時停止する綿氷防止手段(C3)とを備えた
ことを特徴とする製氷機。 - 前記綿氷防止手段(C3)は、前記蒸発器(35)の出口温度(To)が第1設定温度(P1)以下になった際に、設定された停止時間に亘って前記循環ポンプ(25)を停止し、設定された運転時間に亘って該循環ポンプ(25)を駆動する綿氷防止サイクルを繰り返し、蒸発器(35)の出口温度(To)が前記第1設定温度(P1)より低く設定された第2設定温度(P2)になったことを条件として、前記綿氷防止サイクルを設定回数繰り返した後に該綿氷防止サイクルを停止する請求項1記載の製氷機。
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