JP2011018713A - 半導体レーザ - Google Patents

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Abstract

【課題】安定で真円に近い近視野像を有する半導体レーザを提供する。
【解決手段】n-InP基板10と、i-InGaAlAs(0.95μm組成)第1のSCH層2と、InGaAlAs活性層1と、i-InGaAlAs(0.95μm組成)第2のSCH層3と、p-InP第1のクラッド層7aと、p-InGaAsP(1.1μm組成)高屈折率層8と、p-InP第2のクラッド層7bと、半導体レーザエピタキシャル膜からなるp+-InGaAsPキャップ層9とを備え、p-InP第1のクラッド層7aにこのp-InP第1のクラッド層7a中に回折格子のp‐InGaAsP(1.1μm組成)光ガイド層6を形成し、p-InP第2のクラッド層7b及びp+-InGaAsPキャップ層9をリッジに形成し、p-InGaAsP高屈折率層8はp-InP第1のクラッド層7a及びp-InP第2のクラッド層7bよりも屈折率を高くした。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体レーザに関する。
急激に増大する伝送容量に対応するため、メトロエリア及びローカルエリア系のネットワークでは2.5又は10Gb/sの高速伝送サービスが行われている。さらに、このようなサービスは低コストのネットワークで構築されることが必要とされる。これに対応するものとして、低消費電力、低コスト及び小型化の特徴を持つ温度調整(温調)なしの光トランシーバモジュールが開発された。この光トランシーバモジュールは、雰囲気温度70℃までの範囲において動作する高温特DFBレーザが開発されたためであり、広い温度範囲で高速動作する高温特DFBレーザの実現は低コストのネットワーク構築に大きく寄与した。
近年、XFP(10Gbps(X) Form‐Factor Pluggable)に代表されるように、モジュールの実装密度が高くなると、チップ温度は雰囲気温度より大きく上昇することになり、さらに高温動作のDFBレーザが求められている。そこで、これに対応する高温特DFBレーザとして、InGaAlAsを活性層とするDFBレーザが注目されている。
InGaAlAsを活性層とする半導体レーザはInGaAsPを活性層とするレーザに比べ、高温で電子のオーバーフローが少ない特徴を持つ。このInGaAlAs活性層DFBレーザは130℃までの最高発振温度特性を持ち、さらに、100℃の雰囲気温度でも良好なopen‐eye特性(10Gbps変調)を持つことが報告されている。
しかしながら、InGaAlAs系DFBレーザではAlを含む活性層を持つため、活性層側壁をエッチングした場合、酸化による欠陥が生成される。したがって、現在のところ、信頼性の観点から活性層側壁をエッチングしないリッジ構造が採用されている。
図6は、従来のリッジ型InGaAlAs系DFBレーザの構造を示した模式図である。
図6に示すように、従来のリッジ型InGaAlAs系DFBレーザは、圧縮歪み量子井戸層と伸張歪みバリア層からなるInGaAlAs活性層101を備えている。なお、量子井戸層は、1.31μm波長に対応したバンドギャップを持ち、井戸厚は6nm、井戸数6、圧縮歪み1.4%である。また、バリア層は、0.95μm波長に対応したバンドギャップを持ち、バリア厚10nm、引っ張り歪み0.6%である。
また、従来のリッジ型InGaAlAs系DFBレーザは、i-InGaAlAs(0.95μm組成)第1のSCH(Separate‐confinement heterostructure)層102、i-InGaAlAs(0.95μm組成)第2のSCH層103、n-InAlAsキャリアストップ層104、p-InAlAsキャリアストップ層105、p‐InGaAsP(1.1μm組成)光ガイド層106、p-InPクラッド層107、p+-InGaAsPキャップ層109、n-InP基板110、SiNx絶縁膜111、p電極112、n電極113、反射防止膜114及び高反射膜115を備えている。
p‐InGaAsP光ガイド層106には回折格子が作製され、これにより動的単一モードの動作が実現される。リッジは幅1.5μmのp-InPクラッド層107、p+-InGaAsPキャップ層109から成っている。また、リッジ頂上を除く半導体表面にはSiNx絶縁膜111があり、半導体とp電極112とを絶縁する構造になっている。そして、電流はリッジ頂上から注入される。
このように、従来のリッジ型InGaAlAs系DFBレーザは活性層の埋め込みがなく、製造が簡単であり、リーク電流も小さく、高効率で動作する利点がある。しかしながら、リッジ構造では埋込み構造に比べ、遠視野像(FFP:Far Field Pattern)が扁平になり、FFPの半値全幅(FWHM:Full Width at Half Maximum)は水平22度に対して垂直48度のようにアンバランスになる。
これは近視野像が扁平であるためであり、シングルモードファイバとの結合効率を悪くする。このような構造のInGaAlAs系DFBレーザ出力をシングルモードファイバに高い結合効率で結合させるには非球面レンズを用いなければならず、モジュールが高価になるという問題点があった。
さらに、近視野像(NFP:Near Field Pattern)はリッジの深さに依存し、リッジ深さが変わるとFFPの扁平さも変化していた。このような近視野像の変化はp‐InGaAsP(1.1μm組成)光ガイド層106の光分布に影響を及ぼし、その結果、回折格子の結合係数κが変化し、レーザの特性も変動していた。
結合係数κの値を増加させるには光ガイド層を厚くすることにより対応することができる。一方、回折格子はウエットエッチングを使ったエッチングを使うため、膜厚方向に加工する時には、マスクの下の横方向エッチングも同時に進む。しかしながら、この横方向エッチングを制御することは困難であり、加工の観点からは、できるだけp‐InGaAsP光ガイド層106は薄くすることが望まれる。
W.‐Y.Choi、外2名、"MBE‐GROWN InGaAlAs 1.5μm MQW RIDGE WAVEGUIDE LASER DIODES WITH AlAs ETCH STOP LAYERS"、ELECTRONICS LETTERS、Vol.29、No.5、1993年3月4日、p.483−485
このように従来のリッジ型InGaAlAs系DFBレーザではリッジの深さに依存し、近視野像も変化していた。その結果、近視野像の扁平さに対応して非球面レンズを変更する必要があり、シングルモードファイバと結合して容易に高結合モジュールを実現することは困難であった。
また、近視野像の変化はp‐InGaAsP光ガイド層106の光分布に影響を及ぼし、その結果、回折格子の結合係数κが変化し、レーザの特性も変動していた。さらに、回折格子の作製において、回折格子を構成する抜きの幅が変化し、その結果、結合係数κが変動するため、再現性の高い作製が望まれていた。
以上のことから、本発明は、安定で真円に近い近視野像を有する半導体レーザを提供することを目的とする。
上記の課題を解決する第1の発明に係る半導体レーザは、
半導体基板と、
前記半導体基板の上に形成された第1のSCH層と、
前記第1のSCH層の上に形成された活性層と、
前記活性層の上に形成された第2のSCH層と、
前記第2のSCH層の上に形成された第1のクラッド層と、
前記第1のクラッド層の上に形成された高屈折率層と、
前記高屈折率層の上に形成された第2のクラッド層と、
前記第2のクラッド層の上に形成されたキャップ層と
を備え、
前記第1のクラッド層は該第1のクラッド層中に回折格子の光ガイド層が形成され、
前記第2のクラッド層及び前記キャップ層はリッジに形成され、
前記高屈折率層は前記第1のクラッド層及び前記第2のクラッド層よりも屈折率が高い
ことを特徴とする。
上記の課題を解決する第2の発明に係る半導体レーザは、第1の発明に係る半導体レーザにおいて、
前記高屈折率層の厚さを10nm以上、100nm以下とする
ことを特徴とする。
本発明によれば、安定で真円に近い近視野像を有する半導体レーザを提供することができる。
本発明の実施例に係る半導体レーザの構成を示した模式図である。 本発明の実施例に係る半導体レーザと従来のリッジ型InGaAlAs系DFBレーザの電界分布の計算を示した図である。 本発明の実施例に係る半導体レーザにおける高屈折率層の厚さによる垂直及び水平方向相対スポットサイズ比の計算結果を示した図である。 本発明の実施例に係る半導体レーザにおける高屈折率層の厚さによる光ガイド層の光閉じ込め係数比の計算結果を示した図である。 本発明の実施例に係る半導体レーザを用いたモジュールを示した模式図である。 従来のリッジ型InGaAlAs系DFBレーザの構造を示した模式図である。
以下、本発明に係る半導体レーザを実施するための形態について、図面を参照しながら説明する。
はじめに、本発明に係る半導体レーザの概要について説明する。
本発明に係る半導体レーザは、リッジ型InGaAlAs系DFBレーザにおいて、リッジ脇の底になる位置にクラッド層よりも高い高屈折率層を10〜100nmの範囲で設け、光のフィールドをリッジ方向に引っ張ることを特徴とする。
本発明に係る半導体レーザは、リッジ脇の底になる位置にクラッド層よりも高い高屈折率層を10nm以上設け、光のフィールドをリッジ方向に引っ張ることにより、出射端のNFPをファイバ伝搬するガウス型の分布(等方的)に近づけるものである。このことはFFPが真円に近くなることを意味し、シングルモードファイバとの光結合を改善する。
一方、高屈折率層が100nm以上となると、InP層とp+-InGaAsPキャップ層を除く層厚が0.3μm以上となり、垂直方向のFFPがマルチモードになる可能性が高くなることから、高屈折率層の最大膜厚は100nm以下に限定される。
また、本発明に係る半導体レーザは、InPクラッド層のみがウエットエッチングされ、高い屈折率のInGaAsP層の表面でウエットエッチングが停止する。リッジ脇の底は均一に作製されるため、リッジの深さによる近視野像のばらつきは減少する。なお、InGaAsP層をエッチングストップ層として使用する場合、光フィールドに影響しないように10nm以下とする点において従来のエッチングストップ層(例えば、上記非特許文献1参照)とは異なる。
本発明に係る半導体レーザは、さらに、光ガイド層への光分布を増加させ、回折格子の結合係数κを増加させる。これは回折格子の厚さを薄くして、所定の結合係数κが得られることを意味する。回折格子を作製するには、オーバーウエットエッチングが必要であるが、厚さが減少することにより、横方向へのエッチングも減少し、結合係数κの制御性を向上させることができる。
以下、本発明に係る半導体レーザの実施例について説明する。
図1は、本発明の実施例に係る半導体レーザの構成を示した模式図である。
図1に示すように、本実施例に係る半導体レーザは、圧縮歪み量子井戸層と伸張歪みバリア層からなるInGaAlAs活性層1を備えている。なお、量子井戸層は1.31μm波長に対応したバンドギャップを持ち、井戸厚は6nm、井戸数6、圧縮歪み1.4%である。また、バリア層は0.95μm波長に対応したバンドギャップを持ち、バリア厚10nm、引っ張り歪み0.6%である。
また、本実施例に係る半導体レーザは、i-InGaAlAs(0.95μm組成)第1のSCH層2、i-InGaAlAs(0.95μm組成)第2のSCH層3、n-InAlAsキャリアストップ層4、p-InAlAsキャリアストップ層5、p‐InGaAsP(1.1μm組成)光ガイド層6、p-InP第1のクラッド層7a、p-InGaAsP(1.1μm組成)高屈折率層8、p-InP第2のクラッド層7b、p+-InGaAsPキャップ層9、n-InP基板10、SiNx絶縁膜11、p電極12、n電極13、反射防止膜14及び高反射膜15を備えている。
リッジ脇の底はドライエッチングと塩酸系のウエットエッチングを用い、p-InGaAsP高屈折率層8でウエットエッチングを選択的にストップさせ、リッジ深さに変動のない良好なリッジを作製した。リッジは幅1.5μmのp-InP第2のクラッド層7bとp+-InGaAsPキャップ層9とから成っている。また、リッジ頂上を除く半導体表面にはSiNx絶縁膜11があり、半導体とp電極12とを絶縁する構造になっている。そして、電流はリッジ頂上から注入される。
なお、p-InP第2のクラッド層7bの屈折率とp-InGaAsP高屈折率層8の屈折率の関係は、「(p-InGaAsP高屈折率層8の屈折率)>(p-InP第2のクラッド層7bの屈折率)」であれば良い。また、垂直方向のFFPをシングルモードにするためには、p-InP第1のクラッド層7a、p-InP第2のクラッド層7b、n‐InP基板10及びp+-InGaAsPキャップ層9を除く層厚が約0.3μm以下とすることが必要であり、この観点からp-InGaAsP高屈折率層8の層厚は10nm以上、100nm以下とすることが必要となる。
図2は、本発明の実施例に係る半導体レーザと従来のリッジ型InGaAlAs系DFBレーザの電界分布の計算を示した図である。なお、図2(a)はエピタキシャル膜に垂直方向の電界分布を示した図、図2(b)はエピタキシャル膜に水平方向の電界分布を示した図である。また、図2中において、dは本発明に係る半導体レーザにおけるp-InGaAsP(1.1μm組成)高屈折率層8の膜厚である。d=0は従来のリッジ型InGaAlAs系DFBレーザにおける電界フィールドを示す。
図2より、dの厚さが増加するに従い、垂直及び水平方向に電界フィールドの幅が減少していることが分かる。
ここで、電界フィールドの1/e=0.368となる幅をスポットサイズと仮定し、d=0のスポットサイズを1として、スポットサイズ比のd依存性を計算した結果を示す。
図3は、本発明の実施例に係る半導体レーザにおける高屈折率層の厚さによる垂直及び水平方向相対スポットサイズ比の計算結果を示した図である。
図3より、スポットサイズ比は垂直方向に比べ、水平方向でその減少は大きくなっていることが分かる。これはInGaAlAs活性層1の上にp-InGaAsP高屈折率層8を配置したことにより、電界フィールドが上に引っ張り上げられたため、水平方向の電界フィールドはリッジ脇の空気の影響を大きく受け、電界フィールドが大きく減少したためと説明することができる。
従来のリッジ型InGaAlAs系DFBレーザ(図1中、p-InGaAsP高屈折率層8なし)における垂直方向と水平方向のFFPのFWHM値の比は2.18であった。従来のリッジ型InGaAlAs系DFBレーザに対し、図1に示すようにp-InGaAsP高屈折率層8(d=50nm)を挿入することにより、垂直方向と水平方向のFFPのFWHM値の比は1.5に改善した。
このように、光強度分布を高屈折率層8によってリッジ方向に引っ張り上げ、横方向に空気、半導体、空気と屈折率差が大きいリッジによって、真円に近いFFPへと整形されたことが確認された。
また、本発明に係る半導体レーザにおけるp-InGaAsP高屈折率層8をウエットエッチングストップ層としたことにより、良好なリッジ形状を作製できた。その結果、垂直と水平方向のFFPのFWHM値の比のばらつきは、従来のリッジ型InGaAlAs系DFBレーザに比べ大幅に低下した。
図4は、本発明の実施例に係る半導体レーザにおけるp-InGaAsP高屈折率層8の厚さによるInGaAsP光ガイド層6の光閉じ込め係数比の計算結果を示した図である。
図4より、p-InGaAsP高屈折率層8(d=50nm)を挿入すると光閉じ込め係数は従来のリッジ型InGaAlAs系DFBレーザにおけるd=0nmの場合に比べ25%増加し、効果が大きいことが分かる。
また、本実施例に係る半導体レーザはInGaAsP光ガイド層6を従来のリッジ型InGaAlAs系DFBレーザの30nmから25nmに薄膜化した。本実施例に係る半導体レーザの閾値電流は7.0±0.5mAとなり、従来のリッジ型InGaAlAs系DFBレーザと比べ、ばらつきは約1/2に減少した。これは近視野像の変動が低減され、さらに、InGaAsP光ガイド層6の薄膜化による結合係数κの変動が低減されたことによるものである。
図5は、本発明の実施例に係る半導体レーザを用いたモジュールを示した模式図である。
図5に示すように、本実施例に係る半導体レーザを用いたモジュールは、本実施例に係る半導体レーザ16、受光素子17、プリアンプ18、WDM(Wavelength Division Multiplexing)フィルタ19、ボールレンズ20及びシングルモード光ファイバ21を備えている。
本実施例に係る半導体レーザを用いたモジュールによれば、本実施例に係る半導体レーザ16を用いることにより、真円に近いFFPへと整形され、シングルモード光ファイバ21との結合効率については、従来のリッジ型InGaAlAs系DFBレーザを用いたモジュールと比べ、20%から40%の結合効率を容易に得ることができた。
以上説明したように、本発明に係る半導体レーザによれば、p-InGaAsP高屈折率層8をウエットエッチングストップ層とすることにより、リッジの深さを制御することができる。さらに、p-InP第1のクラッド層7aとp-InP第2のクラッド層7bとの間にp-InP第1のクラッド層7a及びp-InP第2のクラッド層7bよりも屈折率の高いp-InGaAsP高屈折率層8を設けることにより、光フィールドがリッジ方向へ引っ張られ、真円に近い近視野像(すなわち、真円に近いFFP)を実現することができた。
そして、FFPの水平、垂直方向の扁平比が小さいため、シングルモード光ファイバとの結合は安価なボールレンズを用いて高効率に行うことができる。同時に、近視野像の変動が小さくなり、さらに、InGaAsP光ガイド層6の薄膜化による結合係数κの変動も小さくなるため、閾値電流のばらつきも減少させることができた。
本発明は、例えば、光通信などに用いられる半導体レーザに利用することが可能である。
1 InGaAlAs活性層
2 i-InGaAlAs(0.95μm組成)第1のSCH層
3 i-InGaAlAs(0.95μm組成)第2のSCH層
4 n-InAlAsキャリアストップ層
5 p-InAlAsキャリアストップ層
6 p‐InGaAsP(1.1μm組成)光ガイド層
7a p-InP第1のクラッド層
7b p-InP第2のクラッド層
8 p-InGaAsP(1.1μm組成)高屈折率層
9 p+-InGaAsPキャップ層
10 n-InP基板
11 SiNx絶縁膜
12 p電極
13 n電極
14 反射防止膜
15 高反射膜
16 半導体レーザ
17 受光素子
18 プリアンプ
19 WDMフィルタ
20 ボールレンズ
21 光ファイバ
101 InGaAlAs活性層
102 i-InGaAlAs(0.95μm組成)第1のSCH層
103 i-InGaAlAs(0.95μm組成)第2のSCH層
104 n-InAlAsキャリアストップ層
105 p-InAlAsキャリアストップ層
106 p‐InGaAsP(1.1μm組成)光ガイド層
107 p-InPクラッド層
109 p+-InGaAsPキャップ層
110 n-InP基板
111 SiNx絶縁膜
112 p電極
113 n電極
114 反射防止膜
115 高反射膜

Claims (2)

  1. 半導体基板と、
    前記半導体基板の上に形成された第1のSCH層と、
    前記第1のSCH層の上に形成された活性層と、
    前記活性層の上に形成された第2のSCH層と、
    前記第2のSCH層の上に形成された第1のクラッド層と、
    前記第1のクラッド層の上に形成された高屈折率層と、
    前記高屈折率層の上に形成された第2のクラッド層と、
    前記第2のクラッド層の上に形成されたキャップ層と
    を備え、
    前記第1のクラッド層は該第1のクラッド層中に回折格子の光ガイド層が形成され、
    前記第2のクラッド層及び前記キャップ層はリッジに形成され、
    前記高屈折率層は前記第1のクラッド層及び前記第2のクラッド層よりも屈折率が高い
    ことを特徴とする半導体レーザ。
  2. 前記高屈折率層の厚さを10nm以上、100nm以下とする
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体レーザ。
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