JP2011017695A - 放射線検出器、及び放射線検出方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】絶縁部材の第1の面上に形成された円形状の複数の開口部を有する第1の電極パターン及び前記絶縁部材の前記第1の面と相対向する第2の面上に形成されるとともに、前記絶縁部材を貫通し、前記開口部の略中心部に先端が露出した凸状部を有する第2の電極パターンを有し、前記第1の電極パターンと前記第2の電極パターンとが第1の電位差を有するように設定されてなるピクセル型電極と、を具える放射線検出器において、前記第1の電極パターン及び前記第2の電極パターン間に、前記第1の電位差よりも小さい第2の電位差に相当する第2の電圧を印加し所定時間保持した後、電圧を高くして前記第1の電位差に相当する第1の電圧を印加する電圧印加手段により連続した放電や配線のショートを抑制する。
【選択図】図4
Description
絶縁部材の第1の面上に形成されるとともに、円形状の複数の開口部を有する第1の電極パターン、前記絶縁部材の前記第1の面と相対向する第2の面上に形成されるとともに、前記絶縁部材を貫通し、前記第1の電極パターンの前記開口部の略中心部に先端が露出してなる凸状部を有する第2の電極パターンを有し、前記第1の電極パターンと前記第2の電極パターンとが第1の電位差を有するように設定されてなるピクセル型電極と、
前記第1の電極パターン及び前記第2の電極パターン間に、電圧を印加するとともに前記電圧の値を経時的に昇圧させ、前記第1の電位差よりも小さい第2の電位差に相当する第2の電圧に達した時点で所定時間保持した後、再度前記電圧を昇圧させて前記第1の電位差に相当する第1の電圧を印加するように制御されてなる電圧印加手段と、
を具えることを特徴とする、放射線検出器に関する。
絶縁部材の第1の面上に形成されるとともに、円形状の複数の開口部を有する第1の電極パターン、前記絶縁部材の前記第1の面と相対向する第2の面上に形成されるとともに、前記絶縁部材を貫通し、前記第1の電極パターンの前記開口部の略中心部に先端が露出してなる凸状部を有する第2の電極パターンを有し、前記第1の電極パターンと前記第2の電極パターンとが第1の電位差を有するように設定されてなるピクセル型電極を準備するステップと、
前記第1の電極パターン及び前記第2の電極パターン間に、電圧を印加するとともに前記電圧の値を経時的に昇圧させ、前記第1の電位差よりも小さい第2の電位差に相当する第2の電圧に達した時点で所定時間保持した後、再度前記電圧を昇圧させて前記第1の電位差に相当する第1の電圧を印加するステップと、
を具えることを特徴とする、放射線検出方法に関する。
電極間で大電流が流れた際に放電が生じる理由の一つとして、電極間に存在する(跨る)ごみが放電の核となることが挙げられるが、第2の電圧を150V〜250Vに設定し、この電圧で所定時間、好ましくは5分以上保持すると、当該ごみが焼却除去されるようになる。結果として、放射線検出器を機能不全とさせていた放電を十分に抑制することができるようになる。
20 ピクセル型放射線検出器
21 検出パネル
22 電極板
211 絶縁部材
212 第1の電極パターン
212A 第1の電極パターンの円形状開口部
213 第2の電極パターン
214 第2の電極パターンの凸状部
216 電圧印加手段
Claims (14)
- 絶縁部材の第1の面上に形成されるとともに、円形状の複数の開口部を有する第1の電極パターン、前記絶縁部材の前記第1の面と相対向する第2の面上に形成されるとともに、前記絶縁部材を貫通し、前記第1の電極パターンの前記開口部の略中心部に先端が露出してなる凸状部を有する第2の電極パターンを有し、前記第1の電極パターンと前記第2の電極パターンとが第1の電位差を有するように設定されてなるピクセル型電極と、
前記第1の電極パターン及び前記第2の電極パターン間に、電圧を印加するとともに前記電圧の値を経時的に昇圧させ、前記第1の電位差よりも小さい第2の電位差に相当する第2の電圧に達した時点で所定時間保持した後、再度前記電圧を昇圧させて前記第1の電位差に相当する第1の電圧を印加するように制御されてなる電圧印加手段と、
を具えることを特徴とする、放射線検出器。 - 前記電圧印加手段は、前記第1の電位差を400V〜800Vに設定するとともに、前記第2の電位差を150V〜250Vに設定することを特徴とする、請求項1に記載の放射線検出器。
- 前記電圧印加手段は、前記第2の電圧における保持時間を5分以上とすることを特徴とする、請求項1又は2に記載の放射線検出器。
- 前記第2の電圧は複数の電圧を含み、前記第1の電極パターン及び前記第2の電極パターン間に印加する前記電圧を、前記複数の電圧それぞれに達した時点で所定時間保持することを特徴とする、請求項1に記載の放射線検出器。
- 前記第2の電位差を150V〜450Vに設定することを特徴とする、請求項4に記載の放射線検出器。
- 前記電圧印加手段は、前記第2の電圧における保持時間を5分未満とすることを特徴とする、請求項4又は5に記載の放射線検出器。
- 前記第2の電極パターンの前記凸状部は、その上面においてエッジ部を有することを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一に記載の放射線検出器。
- 絶縁部材の第1の面上に形成されるとともに、円形状の複数の開口部を有する第1の電極パターン、前記絶縁部材の前記第1の面と相対向する第2の面上に形成されるとともに、前記絶縁部材を貫通し、前記第1の電極パターンの前記開口部の略中心部に先端が露出してなる凸状部を有する第2の電極パターンを有し、前記第1の電極パターンと前記第2の電極パターンとが第1の電位差を有するように設定されてなるピクセル型電極を準備するステップと、
前記第1の電極パターン及び前記第2の電極パターン間に、電圧を印加するとともに前記電圧の値を経時的に昇圧させ、前記第1の電位差よりも小さい第2の電位差に相当する第2の電圧に達した時点で所定時間保持した後、再度前記電圧を昇圧させて前記第1の電位差に相当する第1の電圧を印加するステップと、
を具えることを特徴とする、放射線検出方法。 - 前記第1の電位差を400V〜800Vに設定するとともに、前記第2の電位差を150V〜250Vに設定することを特徴とする、請求項8に記載の放射線検出方法。
- 前記第2の電圧における保持時間を5分以上とすることを特徴とする、請求項8又は9に記載の放射線検出方法。
- 前記第2の電圧は複数の電圧を含み、前記第1の電極パターン及び前記第2の電極パターン間に印加する前記電圧を、前記複数の電圧それぞれに達した時点で所定時間保持することを特徴とする、請求項8に記載の放射線検出方法。
- 前記第2の電位差を150V〜450Vに設定することを特徴とする、請求項11に記載の放射線検出方法。
- 前記第2の電圧における保持時間を5分未満とすることを特徴とする、請求項11又は12に記載の放射線検出方法。
- 前記第2の電極パターンの前記凸状部は、その上面においてエッジ部を有することを特徴とする、請求項8〜13のいずれか一に記載の放射線検出方法。
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- 2010-06-08 JP JP2010131171A patent/JP2011017695A/ja active Pending
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