JP2000090843A - イオン源電源回路 - Google Patents

イオン源電源回路

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JP2000090843A
JP2000090843A JP10257970A JP25797098A JP2000090843A JP 2000090843 A JP2000090843 A JP 2000090843A JP 10257970 A JP10257970 A JP 10257970A JP 25797098 A JP25797098 A JP 25797098A JP 2000090843 A JP2000090843 A JP 2000090843A
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aging
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electrode
gas
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JP10257970A
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Inventor
Tomoshi Yoshida
知史 吉田
Kazuhiko Tanaka
和彦 田中
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Nissin High Voltage Co Ltd
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Nissin High Voltage Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多段の加速電極と電極に電圧を掛ける電源回
路が絶縁ガス(SFガス)容器内に収容されているイ
オン源において、使用に先だって電極のエージングを行
う必要がある。個別の電極間のエージングと一括エージ
ングを行う必要がある。従来のエージングはガス交換の
ために長い日数がかかっていた。ガス交換の必要のない
エージングを行う事のできるイオン源電源回路を提供す
ることが目的である。 【解決手段】 隣接電極間に電圧を印加する電源を短絡
するスイッチを設け、短絡スイッチを外部から開閉出来
るようにし、SFガスを容器に充たしたまま一つの電
源に対するスイッチだけを開放し、他の電源に対するス
イッチは閉じて、その電源によって電圧を印加される電
極間のエージングを行う。スイッチを切り替えて個別エ
ージングを行った後、全てのスイッチを開放して一括エ
ージングを行う。ガス交換や繋ぎ替え作業はなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大型で複数の電極
を有するイオン源の電極のエージング方法に関する。多
段電極を持つイオン源を製造した場合、組立後通電開始
前の電極には細かい突起や傷やゴミがある。そのまま使
うと放電が起こって電極間に所望の電圧が掛からない。
そこで使用の前に電極間に電圧を印加して意図的に放電
を発生させ放電エネルギーにより電極面の突起、ムラ等
を除去し平滑にする。これがエージングである。エージ
ングはそのイオン源が使用されるのと同じ条件でなされ
なければならない。
【0002】ここで対象とするイオン源容器は絶縁性の
高いガスによって充たされる。例えばSFガスを容器
に充填する。ガスによって充たすのは電極や端子の間で
の放電などを避けるためである。ガスによって絶縁性を
高めることができる。窒素ガスや空気でも絶縁性はある
が、絶縁耐力の点でSFガスが優れている。ガス圧力
を高めると絶縁耐力が高くなり、容器内に設置するイオ
ン源及び電源機器をコンパクトにすることができる。そ
れで5kg/cm程度の圧力のSFガスを容器内に
充填し高い絶縁性能を確保する。大型のイオン源を対象
にするが、イオン源容器の全体にSFガスを充たし、
フィラメントや電源及びスイッチ、端子、電極なども全
てSFガスの雰囲気にある。大型の容器であるから作
業者が内部に入って電源の調整、配線の接続、交換、調
整などを行うことができる。
【0003】
【従来の技術】このようなイオン源装置を製造した時、
すぐには使用できない。イオン源には多数の穴を穿孔し
た電極板がある。これはCuなどの導電性の板に穴を明
けたものであるから尖った部分やバリ、ゴミ、傷などが
ある。電極に電圧が掛かるとバリ、傷、ゴミなど尖鋭部
には電界が集中する。電界集中のため放電が起こりやす
い。電極にはそのような異物や異形のものがあってはい
けない。そこで運転を始める前に電極間に電圧を掛けて
意図的に放電を起こさせて放電エネルギーにより突起物
を消滅させる。突起物や異形物がなくなると、電界分布
が一様になり、放電が起こり難くなる。これがエージン
グである。使用前のエージングは不可欠である。それも
できるだけ使用条件と同じような条件で行う必要があ
る。
【0004】エージングは電極間毎と、全体一括で行
う。つまりm枚の電極があると、(m−1)回の個別の
エージングと、全体一括のエージングとで合計m回のエ
ージングを行う必要がある。
【0005】電極各段をエージングするときは、SF
ガス絶縁容器内のSFガスを回収し、大気開放した
後、別の直流電源を用意し、作業者が容器の内部に入り
外部より電源を引き込み、絶縁容器内で配線の接続を行
う。作業者が容器から出て蓋を閉じSFガスを導入し
て絶縁性を確保する。そして電源から対象となる一対の
電極に電圧を掛けてエージングを行う。その電極対のエ
ージングが終わると、SFガスを排出し他の容器に移
し、大気開放し、作業者が内部に入り、電極と電源の配
線をつなぎ替えて、つぎの電極対の間に直流電圧が掛か
るようにする。また作業者が容器から出て、真空引き
し、SFガスを導入して、電源から電極間に電圧を印
加してエージングする。
【0006】大容量の容器であるからSFガスを排出
するだけでも半日掛かる。配線のつなぎ替えを行うのも
数時間掛かる、空気を排出してSFガスを入れるのに
やはり一日掛かる。エージング自体に1日掛かる。する
と一対の電極を個別エージングするだけで3日間かか
る。例えば5枚の電極があるとすると、4対の電極間で
個別エージングする必要がある。これに実質12日の日
数が掛かってしまう。それだけでは済まない。個別のエ
ージングが終わっても、全体の一括エージングを行わな
くてはならない。その場合もSFガスを排出して真空
とし大気を入れて蓋を開き作業者が入って、電源と電極
の接続を変更し、全段の電極に全電圧を印加する。例え
ば5段の電極を持ちそれぞれの段間の電圧が200kV
とした場合、それぞれの段間は200kVの電圧を掛け
てエージングする。全体でのエージングは1000kV
の電圧を掛けて一括エージングする。一括エージングに
も3日程度の日数がかかる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のイオン源のエー
ジング方法は、SFガスと空気の交換を各段毎に行わ
なくてはならなかった。作業者が内部に入って作業する
ぐらいの大きい容器である。またゲージ圧で5kg/c
もの高圧にガスを充填しなければならない。大容量
の容器にガスを高圧になるまで入れるのであるからガス
交換も容易でない。ガス交換だけで半日から1日掛かっ
てしまう。日数が掛かりすぎる。これが問題である。日
数がかかるというのは単に時間の浪費というだけに留ま
らない。排気のためのモータ電力が必要である。長時間
であるからかなりの電力費を要する。またSFガスが
何度も排気、充填されるからガスが配管や弁から洩れて
しまう。高価なSFガスがそのたびに空中に逃げて行
く。
【0008】エージングを空気中で行う事ができれば、
各段ごとのSFガス、大気の交換は不要になるであろ
う。しかし空気であると耐圧が低いので電極間に十分な
高圧を掛ける事ができない。空気とSFガスでは絶縁
耐圧が違うので使用時と同じ条件でない。これは望まし
くない。やはりSFガスの雰囲気で個別段のエージン
グを実施するべきである。
【0009】また作業者が一回毎に容器に入って、狭い
空間で、電源と電極の接続を変える必要がある。狭いの
で作業性が悪いし、高圧が掛かる装置であるから危険性
もある。エージングの為の特別の工夫がなされておらず
特別の回路がないのでいちいちつなぎ変えないといけな
いのである。面倒な作業である。しかも高圧が掛かる部
分であるから熟練者が行わなければならない。イオン源
立上げに意外な労力が掛かるのである。
【0010】イオン源のエージングをより短時間で行え
るようにしたイオン源の電源回路を提供する事が本発明
の第1の目的である。イオン源のエージングを行う際に
ガス交換を不要としたイオン源回路を提供する事が本発
明の第2の目的である。エージングを行う際に作業者が
容器内に入って配線をつなぎ替える必要のないイオン源
電源回路を提供する事が本発明の第3の目的である。個
別の電極間のエージングから全体一括のエージングへの
流れを円滑にしたイオン源電源回路を提供することが本
発明の第4の目的である。
【0011】
【課題を解決するための手段】各段間毎に短絡スイッチ
を入れ、各段間のエージングをするとき、SFガス絶
縁容器外部より遠隔操作が可能なこの短絡スイッチによ
り各段間毎にエージング可能な回路への接続と切り離し
ができる回路とする。
【0012】
【発明の実施の形態】図1によって本発明の実施の形態
を説明する。イオン源1は、絶縁容器2の内部に収容さ
れる。イオン源1は内部にフィラメント3と、加速電極
系を有する。加速電極系は、第1電極31、第2電極3
2、第3電極33、第4電極34、第5電極35、第6
電極36よりなる。第1電極は接地される。
【0013】容器2の内部には、イオン源1の為の加速
電源4や端子部分、スイッチや抵抗等を有する。絶縁容
器2は絶縁ガス(SFガス)5が収容される。フィラ
メント3は負電源に接続されて熱電子を放射するもので
ある。ここではフィラメント電源は図示を略している
が、電極の電源よりもさらに負電圧になっている。加速
電極の電源4は直列に接続された第1電源21、第2電
源22、第3電源23、第4電源24、第5電源25等
よりなる。これは5段加速(加速電極が5枚、接地電極
が1枚)のものであるがより段数の多いものであっても
良い。同じ電圧の電源が直列に繋がれているから、第1
電源21の負極の電圧は−V、第2電源22の負極の電
圧は−2V…というふうになる。例えば5段の電源があ
り、各段間に−200Vの電圧が印加される。第1電源
21の正極Aが接地される。接地、第1電源〜第5電源
の接続点をA、B、C、D、E、第5電源25の負極を
Fとする。
【0014】加速電極31、32、33、34、35、
36の端子をa’、b’、c’、d’、e’、f’とす
る。電源系の方からの端子はそれに対応してa、b、
c、d、e、fとする。電源21の正極Aが端子aにつ
ながっている。電源21、22の中間点Bが限流抵抗R
1を介して端子bにつながる。電源22、23の中間点
Cが限流抵抗R2を通って端子cにつながる。中間点D
は抵抗R3を経て端子dにつながる。中間点Eは抵抗R
4を経て端子eにつながる。電源25の負極Fは抵抗R
5を通り端子fにつながる。
【0015】電源側の端子a、b、c、d、e、fは、
電極側の端子a’、b’、c’、d’、e’、f’と接
続される。従来は、端子間を人手によって繋ぎ替えて、
隣接電極間に電源電圧を与えて、放電を起こしひとつひ
とつエージングを行っていたのである。例えば、電源側
のa、b端子を、電極側の、a’、b’に接続すると電
極31、32間のエージングが行える。電源側a、b端
子を、電極側のb’、c’間につなぐと電極32、33
間のエージングを実施できる。従来はこのように端子間
の接続の切り替えを人手によって行っていた。ところが
本発明は、以下のような回路構成にすることによって自
動的に接続の切り替えを行い順次電極間の個別エージン
グを行う事ができる。
【0016】本発明はそれぞれの電源の端子間を限流抵
抗を介して短絡するスイッチSW1〜SW5を設ける。
第1電源21の正負極間には第1スイッチSW1が繋が
れる。第2電源22の正負極間には第2スイッチSW2
が繋がれる。第3電源23の正負極間には第3スイッチ
SW3がつながれる。第4電源24、第5電源25も同
様に第4、第5スイッチが接続されている。
【0017】これらの短絡用スイッチSWjを操作する
短絡スイッチ駆動回路7が容器2内に設けられる。さら
に短絡スイッチ駆動回路7を制御するための制御盤6が
容器2の外部に設けられる。
【0018】初めに各段間の個別エージングを行い、そ
の後一括エージングをする。全てのエージングにおいて
SFガスは容器に充填したままとする。SFガスの
排気、大気開放、SFガスの充填などの工程がない。
各段のエージングを行うときは、エージングを行うとこ
ろの段間の短絡スイッチをオフとし、その他の段につい
てはオンとする。
【0019】初め第1電極31と第2電極32の間のエ
ージングを行う。SFガス5は容器2に充たしたまま
とする。作業者は容器2に入らない。外から制御盤6を
操作することにより短絡スイッチ駆動回路7を動作させ
る。スイッチSW2〜SW5の全てを閉じる。第2電極
32〜第6電極36の間には電圧が掛からなくなる。ス
イッチSW1だけ開く(オフとする)。第1電源21の
電圧が第1、2電極31、32の間に印加される。第1
電源の電圧は初め0またはある低電圧とする。SF
スは所定の圧力(例えば5kg/cm)で容器に充た
され、使用時と同じ条件である。電源電圧を上げていく
と、製造したばかりで傷、ゴミ、突起などが存在する電
極間で放電が起こる。放電によって焼き切れてそのよう
な異形のものが消滅する。さらに電圧を上げると新たな
傷や突起の箇所で放電が起こる。放電によって傷や突起
などがなくなる。さらに電圧を上げる。このようにして
使用時の電圧(例えば−200kV)まで上げて、もは
やその電圧では電極間放電が起こらないようにする。電
極表面は平滑化して等電位面の特異点がなくなる。これ
で1段目のエージングが終了する。エージングはSF
ガスの中で行われた。
【0020】ついで第2段めの個別エージングを行う。
制御盤6を操作しスイッチSW2だけを開き(オフ)と
して、スイッチSW1、SW3〜SW5をオンとする。
第2電極32と第3電極33の間に第2電源22の電圧
が掛かる。第2電極の下側の傷や突起は消滅したが上側
の異形物が残っている。第2電源22の電圧を徐々に上
げ第2電極32、第3電極33の間の電圧を上げてい
く。突起物、ゴミなどがあると放電が起こりこれが焼か
れて消滅する。さらに電圧を上げるとより小さな傷やゴ
ミから放電が起こるようになる。この異形物も放電で消
滅する。さらに電圧を上げる。このようにして使用時の
電圧まで緩やかに電圧を上げて緩やかな放電を起こし
傷、ゴミ、突起などを消して行く。第2電極の両面と第
3電極の下面のエージングが終わる。
【0021】さらに第3段の個別エージングを行う。外
部から制御盤6を操作して、スイッチSW3だけを開
き、その他のスイッチを閉じる。電源23の電圧が第3
電極33、第4電極34の間に印加される。以下同じ手
順で第3段階のエージングが行われる。第4、第5段階
の個別エージングも同様な方法で行うことができる。電
極面は平滑になっている。
【0022】これらの個別エージングにおいて、作業者
は、容器2の内部に入る必要がない。SFガスの交換
も不要である。SFガスは容器2内に充填されたまま
である。単に外部からのスイッチの切り替えだけで個別
エージングを実行できる。5段階の個別エージングが終
わると、最後に一括エージングを行う。
【0023】SFガスは所定圧力(例えば6kg/c
)で容器に充填されたままである。制御盤6からの
操作によって全ての短絡スイッチSW1〜SW5を開
く。第j電極の電圧が、第j電極と第j+1電極の間に
掛かる。電極31と電極36の間に掛かる電圧は全ての
電源電圧の和ΣVjとなる。それぞれの電源に於ける電
圧を少しづつ上げてゆく。放電が起こることもあるが、
放電によって傷やゴミはなくなるので、電圧をさらに上
げることができる。最終的には使用時と同じ電圧まで上
げる。使用時電圧を例えば電極間あたり−200kVと
すると、全電極間では−1000kVの電圧が掛かる。
この状態でもはや放電が起こらなくなると一括エージン
グが終わったということである。
【0024】この例では加速電極が5段構成(加速電極
5枚、接地電極1枚)としているが、任意の段数に適用
できる。限流抵抗R1〜R5はイオン源電極放電時の流
入エネルギーを低減するために設けている。
【0025】ここでは負イオン源の例を示した。しかし
勿論本発明は正イオン源にも適用できる。その場合は、
電源はマイナスでなくプラス電圧を印加するものとな
る。
【0026】
【実施例】SFガス5中で、加速電極4とイオン源1
が各段毎に接続されており、かつ各段間に短絡スイッチ
が接続されて1段目のみ短絡スイッチがオフでそのほか
は、オン(短絡)となっている状態で、まず一段目のエ
ージングを行う。
【0027】つぎに制御盤6により遠隔操作を行い、2
段目のみ短絡スイッチをオフとし、その他についてはオ
ンとする。これを遠隔操作にして各段毎にエージングを
行う。
【0028】各段毎のエージングが終了すれば、制御盤
6より遠隔操作を行い、全ての短絡スイッチをオフにし
て一括のエージングを行う。イオン源は一般に正イオン
と負イオンの二種類がある。図1については負イオン源
用の負極性出力加速電源であるが、正イオン源用の場合
は加速電源出力が正極性となるだけで同様に適用でき
る。
【0029】上記の切り替えは全てSFガス容器中で
行われる。
【0030】
【発明の効果】従来のエージングは、各段間の個別エー
ジングを行うため、SFガスを別の容器に取りだし、
大気開放して作業者が内部に入って、配線の繋ぎ替えを
して真空引きし、SFガスを入れてエージングを行っ
ていた。一段あたり2.5日〜3日かかるから5段の個
別エージングと一括エージングに15日〜18日掛かっ
ていた。
【0031】本発明は、ガス交換をしないからエージン
グ時間を大幅に短縮できる。容器容積が大きいのでガス
交換時間は長い。これが省略できるというのは大きな利
益である。本発明では個別、一括エージングを含め3日
〜4日で行うことができる。さらに作業者が容器内部に
入る必要がないので作業者の負担も軽減される。危険な
作業を回避できる利益は大きい。またSFガスを容器
間でたびたび交換輸送しないからガスの損失も少ない。
高価なガスの損失を免れる。ガス交換に伴う電力費も省
くことができる。ガス、電力両方の資源のムダ遣いを防
ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかるイオン源電源回路の概
略構成図。
【符号の説明】
1 イオン源 2 絶縁容器 3 フィラメント 4 加速電源 5 SFガス 6 制御盤 7 短絡スイッチ駆動回路 21 第1電源 22 第2電源 23 第3電源 24 第4電源 25 第5電源 31 第1電極 32 第2電極 33 第3電極 34 第4電極 35 第5電極 36 第6電極

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多段の加速電極と、隣接電極間に電圧を
    与える電源とを有し、加速電極と電源が絶縁ガス容器内
    に収容されるイオン源の電源回路であって、隣接電極間
    に電圧を加える電源の正負極間に短絡スイッチを設け、
    短絡スイッチを容器外部から開閉できるようにして、絶
    縁ガスを容器に充填したまま、短絡スイッチのうち一つ
    のスイッチだけ開放し、他のスイッチは閉じて、そのス
    イッチによって電圧が印加される電極間の個別エージン
    グを行い、全てのスイッチを開放して一括エージングを
    行う事ができるようにしたことを特徴とするイオン源電
    源回路。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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