JP2011015928A - 天然、人工の宝石類および透明物質の、反射光線を増幅、調整する方法 - Google Patents
天然、人工の宝石類および透明物質の、反射光線を増幅、調整する方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】宝石や宝飾用物質に当たった光の、反射光の焦点を任意設定し、その3次元ドームなる焦点において、反射光線や、輝き、きらめき、虹色などを増幅し、宝石は宝飾用物質の美しさを強調して、目視させる方法を提供する。
【解決手段】本発明は、宝石や宝飾物質の任意面、あるいは任意の各面を、任意の曲率半径によって研磨し磨くことによって、曲率半径によって決められる場所に3次元焦点ドームを発生させ、宝石や宝飾物質の明るさや輝き、きらめきや色付きを、その焦点空間において、三次元ドームとして強調したことを要旨とするものである。
【選択図】図1
【解決手段】本発明は、宝石や宝飾物質の任意面、あるいは任意の各面を、任意の曲率半径によって研磨し磨くことによって、曲率半径によって決められる場所に3次元焦点ドームを発生させ、宝石や宝飾物質の明るさや輝き、きらめきや色付きを、その焦点空間において、三次元ドームとして強調したことを要旨とするものである。
【選択図】図1
Description
本発明は、天然および人工宝石類、および宝飾用に作られた透明物質にあたった光の、外部への反射光が、任意の外部点で焦点を持つように、宝石類、および宝飾用に作られた透明物質表面の各面・ファセットを曲率半径を持つ曲面で研磨し、その反射光量および反射光線の強さと色を、任意に調整できるようにする方法に関するものである。
宝石類や宝飾用物質にあたった光は、その物質の状態が透明なものは、一部の表面反射を除いて、他は全部内部へ入射し、入射した光の一部は下部へ漏洩し、一部は内部反射を繰り返して、再び上部から外部に放射される。一方、不透明な宝石類の場合は、内部への入射がないので、表面反射のみとなる。いずれの場合も、光が入射、あるいは反射、出射してゆく際の光の量や状態は、宝石類や宝飾用物質の表面の状態によって決められる。
光は直進するが、宝石にあたった光がどのように進むかは、光のあたった表面の状態が平面であるか、球面、あるいは曲面であるかで異なる。
図1で示すように、宝石類や宝飾用物質の特定の面や、それぞれの各任意の面が、球面で曲率半径を持つ場合は、その球面に入射した光の一部は表面で反射され、上部で3次元焦点をむすび、焦点の集合は、この場合、上部ドーム状となる。これらの各焦点では、光が集められているので、その各焦点上では、明るさが増幅されている。
本発明の目的は、宝石や宝飾用物質Dに当たった光の反射光線を、宝石や宝飾用物質Dの、任意の面、あるいは任意の各面を、任意の焦点距離をもつ曲率半径を持つ曲面に研磨し磨くことによって、その宝石や宝飾用物質Dの明るさ、輝き、色付の具合などを、任意の3次元焦点距離の場所で、増幅させて見せる方法を提供することにある。
本発明は前記目的を達成するため、適切な曲面を、宝石や宝飾用物質Dの任意の面に施すことで、反射光量を増幅し、その宝石や宝飾用物質Dの美しさを強調することを要旨とするものである。
本発明は前記目的を達成するため、適切な硬さの研磨剤を使う必要がある。特にダイヤモンドの研磨や磨きにおいては、ダイヤモンド結晶の結晶方向の固さを考慮して、平面でない曲面への研磨や磨きにおいては、ダイヤモンド以上の固さを持つ物質が研磨には必要となる。この目的は、合成ナノ・カーボンであるニカナイト、あるいは、天然ダイヤモンドより固い結晶である、合成ヒメダイヤモンドなどを使用して、達成することを要旨とするものである。
これまでは見ることのできなかった、宝石や宝飾用物質Dに当たった光の、焦点での増幅され、強くされた反射光線の明るさや、増幅された輝きラスターや、増幅された虹色の美しさを、この発明によって、目視観察できるようになった。舞台で演奏や演技をする芸術家の手や耳や胸に輝く宝石類に、任意観客席への焦点を持たせ、その距離で立体ドーム状に輝くように設計することや、ショウウインドウ覗き込む顧客や店内空間や店頭での特定距離に輝きや、きらめきを増幅して提供することも、できるようになったので、この方法の利用によって、輝きやきらめき、明るさや虹色などの展示鑑賞のできる空間が任意の距離で広がった。
以下、図面について本発明の宝石類および透明物質の光の反射通路と曲面との関係を説明する。図1は本発明のダイヤモンドなどの宝石類および宝飾用透明物質の、球面上での、光の表面反射通路を示す説明図である。L1とL2は入射光線であり、これが、曲率半径Crを持つテーブル面で反射する場合、いずれも前方の焦点Fで焦点を結ぶ。
C…宝石面:クラウン
Cr…曲率半径
D…資料宝石類
F…焦点
Fr…焦点距離
L…入射光線
P…宝石面:パビリオン
T…宝石面:テーブル
Cr…曲率半径
D…資料宝石類
F…焦点
Fr…焦点距離
L…入射光線
P…宝石面:パビリオン
T…宝石面:テーブル
Claims (1)
- 天然および合成宝石、貴石、半貴石、および宝飾用合成物質にあたった光線の、宝石本体、あるいは宝飾用物質本体からの表面反射と、本体内部へ屈折入射してから、内部で反射した後、外部へ屈折放出される光の反射光線の焦点を決める方法であって、反射光を、天然および合成宝石、貴石、半貴石、および宝飾用合成物質の外部の任意の点で、焦点を持たせることによって、特定の反射光や輝きを任意の距離で増幅して見せるようにする方法である。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009178385A JP2011015928A (ja) | 2009-07-09 | 2009-07-09 | 天然、人工の宝石類および透明物質の、反射光線を増幅、調整する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009178385A JP2011015928A (ja) | 2009-07-09 | 2009-07-09 | 天然、人工の宝石類および透明物質の、反射光線を増幅、調整する方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2011015928A true JP2011015928A (ja) | 2011-01-27 |
Family
ID=43594185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009178385A Pending JP2011015928A (ja) | 2009-07-09 | 2009-07-09 | 天然、人工の宝石類および透明物質の、反射光線を増幅、調整する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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2009
- 2009-07-09 JP JP2009178385A patent/JP2011015928A/ja active Pending
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