JP2011013506A - 表示装置 - Google Patents

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英史 岩田
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Abstract

【課題】保持体による表示パネルの保持力を大きくして、保持体に対する表示パネルの面方向の位置ずれを防止することができる表示装置を提供する。
【解決手段】画像を表示する液晶パネル1と、液晶パネル1の周縁部を一面の側から保持するベゼル2と、液晶パネル1の周縁部を他面の側から保持するパネル支持フレーム3及びランプホルダとを備える表示装置において、ベゼル2に、パネル支持フレーム3及びランプホルダに向けて突出する凸部24が前記周縁部の一面又は他面に対向する位置に設けてある。ベゼル2と、パネル支持フレーム3及びランプホルダとにより液晶パネル1を挟持したときに、凸部24に対向する位置の液晶パネル1の周縁部に作用する接触圧力を大きくすることができるから、保持体による液晶パネル1の保持力を大きくして、液晶パネル1を保持する保持体に対する液晶パネル1の面方向の位置ずれを防止することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、2つの保持体により表示パネルの周縁部を一面及び他面から保持してある表示装置に関する。
液晶表示装置等の表示装置においては、画像を表示する表示パネルを外部衝撃から保護し、また外部衝撃により表示パネルの位置がずれることを防止すること等を目的として、表示パネルの周縁部を2つの保持体により挟持してある。このような表示装置は、一般に、この2つの保持体を、表示パネルの周縁部を表示パネルの一面の側から保持する第1保持体と、他面の側から保持する第2保持体とから構成し、これら2つの保持体をネジ等の締付部材により締付けて表示パネルへの接触圧力を得ることにより、表示パネルを挟持するように構成してある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示された液晶テレビジョンは、液晶パネルの周縁部を前側から保持するベゼルと、該ベゼルの前側に設けられ、前記液晶パネルの周縁部を前側から覆うフロントキャビネットと、液晶パネルの後側に設けられ、液晶パネルを後側から保持する液晶モジュールとを備えている。該液晶モジュールの厚み方向の側面の中途位置から突出した被固定部位のネジ穴を挿通させたネジ(締付部材)をフロントキャビネットの前側壁の内面に設けられたボスに螺合して締付けることにより、フロントキャビネット及び液晶モジュールにより表示パネルが挟持される。
この液晶テレビジョンのフロントキャビネットの前側壁の内面には、ベゼルの液晶パネルの前面の上下左右の周縁部に当接する面であるパネル面補強部に当接するリブがボスに一体的に設けてある。また、ベゼルのパネル面補強部には、夫々通しで、液晶パネルに向けて突設させて絞りが形成してある。これにより、フロントキャビネットのフロント面が変形して、リブがパネル面補強部を押圧した場合においても、パネル面補強部自体が高い強度を持つためにベゼルの変形が抑制され、内側の液晶パネルに不要な負荷が伝わりにくくなる。
実用新案登録第3115175号公報
しかしながら、絞りを設けることによるベゼルの補強には限界があり、締付部材間ピッチが大きくなると、ベゼルが若干変形して、ベゼルのパネル面補強部を平面に形成した場合と同様に、ベゼルのパネル面補強部に夫々通しで設けてある絞りが液晶パネルの周縁部に不均衡に接触する虞がある。この結果、液晶パネルに接触する接触圧力が液晶パネルの周縁部の位置によって不均衡となり、接触圧力が不足して、液晶パネルにベゼル及び液晶モジュールに対して面方向の位置ずれが発生する虞がある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、保持体による表示パネルの保持力を大きくして、表示パネルを保持する保持体に対する表示パネルの面方向の位置ずれを防止することができる表示装置を提供することを目的とする。
本発明に係る表示装置は、画像を表示する表示パネルと、該表示パネルの周縁部を一面の側から保持する第1保持体と、前記表示パネルの周縁部を他面の側から保持する第2保持体とを備える表示装置において、前記第1保持体及び第2保持体の少なくとも一方に、他方に向けて突出する凸部が前記周縁部の一面又は他面に対向する位置に設けてあることを特徴とする。
本発明にあっては、表示パネルの周縁部を一面の側から保持する第1保持体と、他面の側から保持する第2保持体とを備え、第1保持体及び第2保持体の少なくとも一方に他方に向けて突出する凸部を表示パネルの周縁部の一面又は他面に対向する位置に設けてある。凸部を設けることにより、第1保持体及び第2保持体により表示パネルを挟持したときに、凸部に対向する位置の表示パネルの周縁部に作用する接触圧力を大きくすることができるから、第1保持体及び第2保持体による表示パネルの保持力を大きくして、表示パネルを保持する第1保持体及び第2保持体に対する表示パネルの面方向の位置ずれを防止することができる。
本発明に係る表示装置は、前記第1保持体及び第2保持体は、前記表示パネルの周縁に沿って設けられた複数の締付部材により締付けられて前記表示パネルを挟持するように構成してあり、前記凸部は、前記複数の締付部材間に設けてあることが好ましい。
本発明にあっては、表示パネルの周縁に沿って設けられ、前記第1保持体及び第2保持体を締付ける複数の締付部材間に凸部が設けてある。締付部材により第1保持体及び第2保持体を締付けたとき、締付部材間に設けられた凸部により表示パネルに接触圧力が作用し、凸部に対向する位置の表示パネルの周縁部に作用する接触圧力を大きくすることができる。この結果、表示パネルに作用する接触圧力が締付部材近傍に比較して小さくなる締付部材間における接触圧力を大きくすることができ、締付部材近傍に加えて、締付部材間において大きな接触圧力を作用させることができるから、第1保持体及び第2保持体による表示パネルの保持力を大きくして、表示パネルを保持する第1保持体及び第2保持体に対する表示パネルの面方向の位置ずれを更に防止することができる。
本発明に係る表示装置は、前記第1保持体及び第2保持体は、前記表示パネルの周縁に沿って設けられた複数の締付部材により締付けられて前記表示パネルを挟持するように構成してあり、前記凸部は、前記締付部材の周りに設けてあることが好ましい。
本発明にあっては、表示パネルの周縁に沿って設けられ、前記第1保持体及び第2保持体を締付ける複数の締付部材の周りに凸部が設けてある。締付部材により第1保持体及び第2保持体を締付けたとき、締付部材の周りに設けられた凸部により挟持パネルに大きな接触圧力が作用し、締付部材の近傍の表示パネルの周縁部に作用する接触圧力を更に大きくすることができる。この結果、締付部材の近傍における第1保持体及び第2保持体による表示パネルの保持力を更に大きくして、表示パネルを保持する第1保持体及び第2保持体に対する表示パネルの面方向の位置ずれを防止することができる。また、複数の締付部材間に加えて、締付部材の周りに凸部を設けることによって、表示パネルの周縁部の締付部材近傍及び締付部材間において大きな接触圧力を作用させることができるから、第1保持体及び第2保持体による表示パネルの保持力を更に大きくすると共に、表示パネルに周縁部にバランス良く作用させることができ、表示パネルを保持する第1保持体及び第2保持体に対する表示パネルの面方向の位置ずれを更に防止することができる。
本発明に係る表示装置は、前記凸部は、前記第1保持体又は第2保持体に塑性加工により形成したものであることが好ましい。
本発明にあっては、第1保持体又は第2保持体に凸部を塑性加工により形成しているから、部品点数を増加することなく、容易な加工にて凸部を設けることができる。
本発明に係る表示装置は、前記凸部及び表示パネル間に可撓性部材が介装してあることが好ましい。
本発明にあっては、凸部及び表示パネル間に可撓性部材が介装してある。凸部によって撓められた可撓性部材の弾性復元力により表示パネルを押圧するから、表示パネルに必要以上の負荷が伝達されることを防ぎつつ、表示パネルの面方向の位置ずれを防止することができる。
本発明によれば、保持体による表示パネルの保持力を大きくして、表示パネルを保持する保持体に対する表示パネルの面方向の位置ずれを防止することができる。
本発明に係る表示装置の模式的外観斜視図である。 図1におけるII−II線による模式的断面図である。 図1における III−III 線による模式的断面図である。 ベゼルの凸部近傍の部分拡大図である。 弾性体の状態を示す説明図である。 凸部の他の例を示す図である。 凸部の他の例を示す図である。 凸部の他の例を示す図である。 凸部の他の例を示す図である。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて、表示装置として、液晶表示装置、所謂液晶テレビジョンを例にして詳述する。図1は、本発明に係る表示装置の模式的外観斜視図である。図2は、図1におけるII−II線による模式的断面図である。図3は、図1における III−III 線による模式的断面図である。
図中1は、画像を表示する表示面1aをその前面に有する表示パネルである液晶パネルである。液晶パネル1は略直方体をなし、画像表示部を構成している。液晶パネル1の上縁部前面及び下縁部前面には、電子部品が実装されている複数のフレキシブルプリント基板の一端が前記上縁部及び下縁部の長手方向(液晶パネル1の周方向)に離隔して接続されている。
液晶パネル1の前側(一面の側)には、液晶パネル1の周縁部を前側(一面の側)から保持する第1保持体としてのベゼル2が設けてある。ベゼル2は、液晶パネル1の周縁部前面に対向する矩形枠状の挟持板部21と、該挟持板部21の外縁から後方に延設され、延設端から外側に挟持板部21に平行をなして設けられた矩形枠部22と、該矩形枠部22の外縁から略直交して後方に延びる周壁23とを備えている。ベゼル2は、挟持板部21が液晶パネル1の表示面1aの周縁部に対向するように設けてある。ベゼル2の矩形枠部22には、後述する第2保持体を構成するパネル支持フレーム3及びランプホルダ4の雌螺子部に整合させて複数のネジ穴22aが設けてある。なお、本実施の形態に係るベゼル2は、金属板をプレス成形してなる。このベゼル2の挟持板部21の内縁側後面には、略全周に亘って、液晶パネル1の周縁部を弾性的に受止める可撓性部材である弾性体15が設けてある。
液晶パネル1の後側(他面の側)には、液晶パネル1の周縁部を後側(他面の側)から保持する第2保持体としてのパネル支持フレーム3と、ランプホルダ4とが設けてある。
パネル支持フレーム3は、液晶パネル1の正面上側部及び正面下側部に沿って、図3に示すように、液晶パネル1の周縁部を保持するように設けてある。パネル支持フレーム3は、液晶パネル1の周縁部後面に対向する矩形板状の挟持板部31と、該挟持板部31の外縁から後方に延設され、延設端から外側に挟持板部31に平行をなして設けられた矩形縁部と、該矩形縁部の外縁から略直交して後方に延びる側壁32とを備えている。パネル支持フレーム3の矩形縁部には、液晶パネル1の周縁方向に適長離隔してブロック状の補強部33が設けてあり、補強部33には、前側に開口を有する有底円筒の内側にネジ溝が形成されてなる雌螺子部33aが設けてある。また、パネル支持フレーム3の側壁32には、前記フレキシブルプリント基板夫々の他端に接続され、液晶パネル1を駆動するプリント回路基板が取付けてある。プリント回路基板はベゼル2を介して接地してある。なお、パネル支持フレーム3は合成樹脂材を成形してなる。
パネル支持フレーム3は、該パネル支持フレーム3を、挟持板部31が液晶パネル1の後面の周縁部に対向するようにベゼル2に内嵌し、ベゼル2のネジ穴22aに締付部材であるネジS1を挿通して、パネル支持フレーム3の雌螺子部33aに螺合することにより、ベゼル2と一体化してある。このパネル支持フレーム3の挟持板部31の前面には、液晶パネル1の周縁部を弾性的に受止める可撓性部材である弾性体16が設けてある。
ランプホルダ4は、液晶パネル1の正面左右側部に沿って、図2に示すように、液晶パネル1の周縁部を保持するように設けてある。ランプホルダ4は、液晶パネル1の周縁部後面に対向する矩形板状の挟持板部41と、該挟持板部41の後方に延設され、バックライト部5のランプ51を保持するソケット部42とを備えている。
バックライト部5は、一面開口の筐体形状を有する金属製のバックライトシャーシ52と、該バックライトシャーシ52の内部に収容されたランプ51等を備えている。バックライト部5は、バックライトシャーシ52を、第2保持体であるパネル支持フレーム3及びランプホルダ4に後側から内嵌させて一体化してある。なお、バックライト部5のランプ51と液晶パネル1の間には、光学シート6が配してある。
ランプホルダ4は、該ランプホルダ4を、挟持板部11が液晶パネル1の後面の周縁部に対向するようにベゼル2に内嵌し、ベゼル2のネジ穴に締付部材であるネジを挿通して、ランプホルダ4の雌螺子部に螺合することにより、ベゼル2と一体化してある。このランプホルダ4の挟持板部41の前面には、液晶パネル1の周縁部を弾性的に受止める可撓性部材である弾性体16が設けてある。
以上の構成により、液晶パネル1は、弾性体15,16を介して第1保持体であるベゼル2と、第2保持体であるパネル支持フレーム3及びランプホルダ4により挟持されて保持されることになる。
このようにパネル支持フレーム3及びランプホルダ4に締付部材であるネジにより一体化されるベゼル2の挟持板部21には、図2及び図3に示すように、パネル支持フレーム3及びランプホルダ4の挟持板部31,41に向けて、換言すると液晶パネル1の周縁部の一面に向けて突設された凸部24が設けてある。なお、締付部材であるネジは、液晶パネル1の周縁に沿って適長離隔して複数設けてある。本実施の形態においては、凸部24は、複数のネジ間に設けてある。
図4は、ベゼル2の凸部24近傍の部分拡大図である。図4(a)は凸部24近傍の模式的外観図であり、図4(b)は図4(a)のIV−IV線による模式的断面図であり、図4(c)は凸部24近傍の模式的平面図である。凸部24は、図4に示すように、複数のネジS1,S1の間に、挟持板部21の一部を絞り加工により板厚方向に一側に(液晶パネル1の側に)突出させてなる。凸部24は、挟持板部21の内縁端から外縁端に亘って、液晶パネル1の周縁に沿った方向の適長に亘って形成してある。なお、凸部24の突設高さは、矩形枠部22の前面よりも前側に位置するようにしてあり、例えば、0.4〜0.5(mm)程度である。なお、凸部24は、絞り加工により形成してあるが、これに限定されない。塑性加工により形成されることが望ましい。
このベゼル2の挟持板部21の内縁側後面(凸部24が突設された側の面)には、前述したように弾性体15が設けてある。図5は、弾性体15の状態を示す説明図である。表示装置組込前においては、図5(a)に示すように、弾性体15が凸部24の形状に応じて該凸部24と同一方向に盛り上がっている。表示装置組込後は、ベゼル2と、パネル支持フレーム3及びランプホルダ4とを締付部材であるネジにより締付けるから、弾性体15がネジの締付力により圧縮されて撓むことになる(図5(b)参照)。そして、この組込状態においては、図5(b)中に矢符にて示すように、撓みに応じた弾性復元力が液晶パネル1に作用する。即ち、凸部24に対応する部分において大きな力が液晶パネル1に作用する。
このベゼル2の前側には、図2に示すように、該ベゼル2を前側から取囲む樹脂製のフロントキャビネット7が設けてある。フロントキャビネット7は、長方形状の窓を有する矩形枠部71と、該矩形枠部71の外縁から略直交して後方に延びる周壁72とを備えている。このフロントキャビネット7の周壁72には、バックライト部5の後側を被覆するバックキャビネット8が嵌入されて一体化してある。
以上のように構成された本実施の形態に係る表示装置においては、第1保持体であるベゼル2の液晶パネル1の周縁部に対向する位置に、第2保持体であるパネル支持フレーム3及びランプホルダ4に向けて突設された凸部24を設けている。凸部24を設けることにより、ベゼル2と、パネル支持フレーム3及びランプホルダ4とにより液晶パネル1を挟持したときに、凸部24に対向する位置の液晶パネル1の周縁部に作用する接触圧力を大きくすることができるから、第1保持体及び第2保持体による液晶パネル1の保持力を大きくして、液晶パネル1を保持する第1保持体及び第2保持体に対する液晶パネル1の面方向の位置ずれを防止することができる。
また、第1保持体及び第2保持体を締付ける複数のネジ間に凸部24を設けているから、液晶パネル1に作用する接触圧力がネジ近傍に比較して小さくなるネジ間における接触圧力を大きくすることができ、ネジ近傍に加えて、ネジ間において大きな接触圧力を作用させることができるから、第1保持体及び第2保持体による液晶パネル1の保持力を大きくして液晶パネル1を保持する第1保持体及び第2保持体に対する液晶パネル1の面方向の位置ずれを更に防止することができる。
そして、凸部24及び液晶パネル1間に可撓性部材である弾性体15が介装してあり、凸部24によって撓められた弾性体15の弾性復元力により液晶パネル1を押圧するから、液晶パネル1に必要以上の負荷が伝達されることを防ぎつつ、液晶パネル1の面方向の位置ずれを防止することができる。
なお、本実施の形態においては、図4に示すように、挟持板部21の内縁端から外縁端に亘って、液晶パネル1の周縁に沿った方向の適長に亘って凸部24を形成しているが、これに限定されず、凸部は板厚方向に一側に(液晶パネル1の側に)突設させてあればよい。
図6は、凸部の他の例を示す図である。凸部25は、図4及び図5に示す凸部24とは異なり、挟持板部21との連設部の一方を切欠いてあり、凸部25の突設幅(液晶パネル1の周縁に沿った方向の長さ)は、凸部24の突設幅の略半分である。このように凸部を形成することにより、前述した効果が得られる。また、挟持板部21との連設部の一方を切欠いてあるから、凸部25を変形させるために必要となる力が小さくなり、加工が容易となる。
図7は、凸部の他の例を示す図である。図7(a)はベゼル2の凸部26近傍の模式的外観図であり、図7(b)は、図7(a)の VII−VII 線による模式的断面図である。凸部26は、挟持板部21の一部をパンチ加工等により押圧して板厚方向に一側に(液晶パネル1の側に)突設させてなり、円柱状を有している。このように凸部26を形成することにより、前述した効果が得られる。また、円柱状の凸部26を設けているから、液晶パネル1の面方向の何れの方向に対しても滑りにくく、大きな接触圧力を作用させることができる。
図8は、凸部の他の例を示す図である。図8(a)はベゼル2の凸部27近傍の模式的外観図であり、図8(b)は、図8(a)のVIII−VIII線による模式的断面図である。凸部27は、挟持板部21の内縁端から外縁端に亘って、液晶パネル1の周縁に沿った方向の適長離隔した2箇所を切欠いて、切欠いた部分を絞り加工により板厚方向に一側に(液晶パネル1の側に)突設させてなる。このように凸部27を形成することにより、前述した効果が得られる。また、切欠いて絞り加工をしてあるから、凸部27を変形させるために必要となる力が小さくなり、加工が容易となる。
図9は、凸部の他の例を示す図である。図9(a)はベゼル2の凸部28近傍の模式的外観図であり、図9(b)は、図9(a)のIX−IX線による模式的断面図である。凸部28は、挟持板部21の内縁端から外縁端に亘って、液晶パネル1の周縁に沿った方向の適長離隔した2箇所を切欠いて、切欠いた部分を一側に(液晶パネル1の側に)折り曲げてなる。このように凸部28を形成することにより、前述した効果が得られる。また、切欠いた後に折り曲げているから、凸部28を変形させるために必要となる力が小さくなり、加工が容易となる。
以上のように、第1保持体又は第2保持体に凸部を絞り加工等の塑性加工により形成しているから、部品点数を増加することなく、容易な加工にて凸部を設けることができる。
なお、以上の実施の形態においては、複数のネジ間に凸部を設けているが、これに限定されず、複数のネジ間に加えてネジの周り(ネジが設けられた液晶パネル1の周縁位置と同一の周縁位置を含む)に凸部を設けても、ネジの近傍のみであってもよい。複数のネジ間に加えて、ネジの周りに凸部24を設けた場合、液晶パネル1の周縁部のネジ近傍及びネジ間において大きな接触圧力を作用させることができるから、第1保持体及び第2保持体による液晶パネル1の保持力を更に大きくすると共に、液晶パネル1に周縁部にバランス良く作用させることができ、液晶パネル1を保持する保持体に対する表示パネルの面方向の位置ずれを更に防止することができる。ネジの周りのみに凸部を設けた場合においても、ネジの締付力によって得られるネジ近傍の接触圧力に加えて、ネジ近傍の液晶パネル1の周縁部に作用する接触圧力を更に大きくすることができる。この結果、ネジの近傍における第1保持体及び第2保持体による液晶パネル1の保持力を更に大きくして、液晶パネル1を保持する第1保持体及び第2保持体に対する液晶パネル1の面方向の位置ずれを防止することができる。
なお、以上の実施の形態においては、ベゼル2の挟持板部21の内縁側後面に、略全周に亘って、液晶パネル1の周縁部を弾性的に受止める弾性体15が設けてあり、凸部が弾性体15を介して液晶パネル1を押圧するように構成してあるが、弾性体15はなくてもよい。この場合において、密着性の高い樹脂シートが弾性体15に代えて設けてある方が好ましいが、必須ではない。
また、以上の実施の形態においては、ベゼル2を金属製としているが、これに限定されず、樹脂成形品としてもよい。樹脂成形品とした場合、凸部の形状を自在に形成することができる。なお、この場合、ベゼルにメッキ又は銅箔を施すことが好ましい。これにより、前述したようにプリント回路基板を、ベゼルを介して接地することができる。
また、以上の実施の形態においては、ベゼル2に凸部を設けているが、これに限定されず、液晶パネル1を保持する部材に凸部が設けてあればよい。例えば、パネル支持フレーム3及び/又はランプホルダ4であってもよい。また、本実施の形態においては、ランプホルダ4をバックライトシャーシ52と別体に構成してあるが、ランプホルダとバックライトシャーシとを一体的に設けるように構成してもよく、この場合、バックライトシャーシに凸部を設ければよい。
更に、以上の実施の形態において、表示装置として液晶テレビを例に説明したが、これに限定されず、液晶テレビ以外の液晶表示装置、プラズマ表示装置、EL表示装置等の表示装置にも適用可能であり、その他、特許請求の範囲に記載した事項の範囲内において種々変更した形態にて実施することが可能であることは言うまでもない。
1 液晶パネル(表示パネル)
2 ベゼル(第1保持体)
3 パネル支持フレーム(第2保持体)
4 ランプホルダ(第2保持体)
15,16 弾性体(可撓性部材)
24,25,26,27,28 凸部
S1 ネジ(締付部材)

Claims (5)

  1. 画像を表示する表示パネルと、該表示パネルの周縁部を一面の側から保持する第1保持体と、前記表示パネルの周縁部を他面の側から保持する第2保持体とを備える表示装置において、
    前記第1保持体及び第2保持体の少なくとも一方に、他方に向けて突出する凸部が前記周縁部の一面又は他面に対向する位置に設けてあることを特徴とする表示装置。
  2. 前記第1保持体及び第2保持体は、前記表示パネルの周縁に沿って設けられた複数の締付部材により締付けられて前記表示パネルを挟持するように構成してあり、
    前記凸部は、前記複数の締付部材間に設けてあることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記第1保持体及び第2保持体は、前記表示パネルの周縁に沿って設けられた複数の締付部材により締付けられて前記表示パネルを挟持するように構成してあり、
    前記凸部は、前記締付部材の周りに設けてあることを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 前記凸部は、前記第1保持体又は第2保持体に塑性加工により形成したものであることを特徴とする請求項1から3の何れか一つに記載の表示装置。
  5. 前記凸部及び表示パネル間に可撓性部材が介装してあることを特徴とする請求項1から4の何れか一つに記載の表示装置。
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