JP2011012763A - 車両用ドラムブレーキ - Google Patents

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Akira Hiratsuka
明良 平塚
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Abstract

【課題】簡単な構造で小型化及び軽量化を図ることのできる車両用ドラムブレーキを提供する。
【解決手段】バックプレート3の内部側に一対のブレーキシュー4,5を基端部を回動中心として先端側が拡開可能な状態で対称に配置する。一方のブレーキシュー5の先端拡開側に、板材で形成したパーキングレバー13の一端を回動可能に連結し、他端に牽引手段連結部13eを形成する。牽引手段連結部13eは、パーキングレバー13のレバー本体13cの他端から延出した延出片13hを、プレス加工によってレバー本体13cの板厚T2よりも薄く形成すると共に、バックプレート側にU字状に折り返して形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車や自動二輪車等の車両に用いる内拡式のドラムブレーキであって、詳しくは、ブレーキケーブル等の牽引手段によって牽引されて、バックプレートの内部側に配置された一対のブレーキシューを拡開させるパーキングレバーの構造に関する。
従来、車両用ドラムブレーキでは、車体に固設されるバックプレートの内部側に一対のブレーキシューを基端部を回動中心として先端側が拡開可能な状態で対称に配置し、一方のブレーキシューの先端拡開側に、板材で形成したパーキングレバーの一端を回動可能に連結し、該パーキングレバーの他端に牽引手段を連結する牽引手段連結部を形成し、牽引手段を牽引してパーキングレバーを傾動させることにより、一対のブレーキシューを拡開させるものがあった。牽引手段を連結する牽引手段連結部は、パーキングレバーのレバー本体の他端から延出した延出片をバックプレート側にU字状に折り返して形成され、牽引手段の頭部を掛け止めしていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−154912号公報
しかし、上述の特許文献1のものでは、パーキングレバーのレバー本体の他端から延出した延出片は、鉄板のプレスによる打ち抜き加工でレバー本体と一体に形成され、レバー本体と同一の板厚を備えており、牽引手段連結部は、これをU字状に折り返して形成されることから、牽引手段連結部のブレーキ軸方向の厚さ寸法が大きくなり、他の部材との干渉を考慮するとドラムブレーキが大型化する虞があった。
そこで本発明は、簡単な構造で小型化を図ることのできる車両用ドラムブレーキを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明の車両用ドラムブレーキは、車体に固設されるバックプレートの内部側に一対のブレーキシューを基端部を回動中心として先端側が拡開可能な状態で対称に配置し、一方のブレーキシューの先端拡開側に、板材で形成したパーキングレバーの一端を回動可能に連結し、該パーキングレバーの他端に形成した牽引手段連結部に牽引手段を連結し、該牽引手段で前記パーキングレバーを傾動させることにより、前記一対のブレーキシューを拡開させるドラムブレーキにおいて、前記牽引手段連結部は、前記パーキングレバーのレバー本体の他端から延出した延出片を、前記レバー本体の板厚よりも薄く形成すると共に、U字状に折り返して形成したことを特徴とし、前記牽引手段連結部は、前記延出片の折返し点が、前記レバー本体の板厚の中心線上に配置されると好適である。
本発明の車両用ドラムブレーキによれば、牽引手段連結部の板厚はレバー本体の板厚よりも薄く形成されることから、U字状に折り返しても牽引手段連結部のブレーキ軸方向の厚さ寸法を小さく抑えることができ、他の部材との干渉を避けることができ組み付け性やレイアウト性の向上を図ることができると共に、ドラムブレーキの小型化を図ることができる。
また、牽引手段連結部は延出片の折返し点を、レバー本体の板厚の中心線上に配置することにより、レバー本体に対して牽引手段連結部をバランス良く形成することができると共に、ドラムブレーキの厚さ方向における、レバー本体からのはみ出し長さをそれぞれ最小限とすることができ、ドラムブレーキを必要以上に大型化しないように構成することができる。
本発明の一形態例を示す車両用ドラムブレーキのパーキングレバーを組み付けた状態を示す側面図である。 同じくパーキングレバーを組み付けた状態を示す正面図である。 図4のIII-III断面図である。 同じく車両用ドラムブレーキの正面図である。
本形態例の車両用ドラムブレーキ1は、デュオサーボ型の機械式ドラムブレーキであって、車体(図示せず)に、複数の取付ボルト2にてボルト止めされるバックプレート3の内側に、第1ブレーキシュー4と第2ブレーキシュー5とが対向配置され、基端側を回動支点として先端側が拡開可能に形成されている。
両ブレーキシュー4,5は、所定の板厚を備えた板材で形成され、それぞれバックプレート3と平行に配置される板状のウエブ4a,5aと、該ウエブ4a,5aの外縁に交差方向に固設されるリム4b,5bと、このリム4b,5bの外周面に貼着されるライニング4c,5cとで形成され、ウエブ4a,5aの略中間部がシューホールドピン6,6とシューホールドスプリング7,7とによってバックプレート3に弾持されている。
両ブレーキシュー4,5の基端部間には、アジャストギア8aによるアジャスト機構を備えたフローティングサポート8が配置され、両基端部間に張設されたブレーキシュー戻しスプリング9によって基端部がフローティングサポート8の両端に圧接状態で支持されている。また、両ブレーキシュー4,5の先端部間にはアンカーピン10が設けられ、アンカーピン10とブレーキシュー4,5の先端部との間にそれぞれ張設されたリターンスプリング11,11により、非作動時の両ブレーキシュー4,5を縮径方向に付勢して先端部をアンカーピン10に圧接させて支持するようにしている。前記第2ブレーキシュー5のウエブ5aの先端部近傍には、支軸12によってパーキングレバー13の一端が回動可能に枢着されている。
パーキングレバー13は、ウエブ5aのバックプレート側に、ウエブ5aに沿って配置され、取付側半体13aと中間部半体13bとから成るレバー本体13cと、牽引手段連結部13eとを一体に備えている。レバー本体13cは、ブレーキシュー4,5と同一の板厚に形成され、取付側半体13aは、一端に支軸12の挿通孔13dが形成され、ウエブ5aのバックプレート側に当接するように形成される。中間部半体13bは、取付側半体13aの他端から第1屈曲部13fを介してバックプレート側にオフセットして形成され、ウエブ5aとの間には隙間が形成されている。牽引手段連結部13eは、中間部半体13bから第2屈曲部13gを介して、ウエブ5a側にオフセットして設けられ、第2屈曲部13gの先端から延出片13hを延出させ、該延出片13hをバックプレート側にU字状に折り返して形成され、牽引手段連結部13eのウエブ側面13iと、前記取付側半体13aのウエブ側面13kとは面一に形成される。
このパーキングレバー13は、プレスによる打ち抜き加工で、レバー本体13cとなる取付側半体13a、各屈曲部13f,13g、中間部半体13bと、延出片13hとを一体に形成し、レバー本体13cの板厚T1と同一の板厚を備えた延出片13hをプレス加工してレバー本体13cの板厚T1よりも薄い板厚T2とした後に、U字状に折り返して形成されると共に、延出片13hの折返し点13mを、中間部半体13bの板厚T1の中心線CL1上に配置する。
牽引手段連結部13eには、パーキングレバー13を牽引するための牽引手段であるブレーキケーブル14が連結される。ブレーキケーブル14は、バックプレート3の挿通孔を通してバックプレート3の内部側に挿通されると共に、牽引手段連結部13eに挿入され、先端に形成した抜け止め用の頭部14aを、牽引手段連結部13eの反フローティングサポート側面13nに当接させて係止させている。
パーキングレバー13における前記取付側半体13aと前記第1ブレーキシュー4のウエブ4aの先端部側との間には、アンカーピン10の内周側に近接してストラット16が配設されるとともに、ストラット16と第2ブレーキシュー5のウエブ5aとの間には、ストラット16をパーキングレバー13側に付勢するストラット戻しスプリング17が張設されている。
ストラット16は、ウエブ5a,6a及びパーキングレバー13に対して直交する方向に配置され、ストラット16の一端部が第1ブレーキシュー4のウエブ4aに形成した嵌合溝4d内に配置され、他端部が第2ブレーキシュー5のウエブ5aとパーキングレバー13とが重合する嵌合溝5d内にそれぞれ配置され、非作動時には、前記ストラット戻しスプリング17の作用でストラット16の他端部が嵌合溝5dに当接した状態となっている。
このように形成した車両用ドラムブレーキ1では、ハンドレバーやフットペダル等の操作子を操作してブレーキケーブル14を牽引すると、パーキングレバー13が傾動する。これにより、パーキングレバー13はストラット16を第1ブレーキシュー4の方向に押動し、第1ブレーキシュー4を拡開させるとともに、その反作用として、パーキングレバー13の一端と第2ブレーキシュー5の拡開側とに拡開させる方向の押動力が作用し、第2ブレーキシュー5を拡開させる。これにより、両ブレーキシュー4,5のライニング4c,5cがブレーキドラムの内周面に摺接して両ブレーキシュー4,5による制動力を発生させる。
上述の車両用ドラムブレーキ1では、牽引手段連結部13eの板厚T2はレバー本体13cの板厚T1よりも薄く形成されることから、U字状に折り返しても牽引手段連結部13eのブレーキ軸方向の厚さ寸法を小さく抑えることができ、第2ブレーキシュー5やバックプレート3等の他の部材との干渉を避けることができ、組み付け性やレイアウト性の向上を図ることができると共に、ドラムブレーキ1の小型軽量化を図ることができる。
また、牽引手段連結部13eは延出片13hの折返し点13mを、中間部半体13bの板厚T1の中心線CL上に配置することにより、中間部半体13bのウエブ側面13pとバックプレート側面13qから突出する牽引手段連結部13eのウエブ側面13iとバックプレート側面13rの突出寸法が均等になり、レバー本体13cに対して牽引手段連結部13eをバランス良く形成することができると共に、ドラムブレーキの厚さ方向における、レバー本体3cの中間部半体13bからのはみ出し長さをそれぞれ最小限とすることができ、車両用ドラムブレーキ1を必要以上に大型化しないように構成することができる。
なお、本発明は上述の形態例のように、デュオサーボ型の機械式ドラムブレーキに適用するものに限らず、カム式の機械式ドラムブレーキ等にも適用できる。また、両ブレーキシューの拡開側に制動間隙自動調整装置を備えたものにも適用することができる。
1…車両用ドラムブレーキ、2…取付ボルト、3…バックプレート、4…第1ブレーキシュー、5…第2ブレーキシュー、4a,5a…ウエブ、4b,5b…リム、4c,5c…ライニング、4d,5d…嵌合溝、6…シューホールドピン、7…シューホールドスプリング、8…フローティングサポート、8a…アジャストギア、9…ブレーキシュー戻しスプリング、10…アンカーピン、11…リターンスプリング、12…支軸、13…パーキングレバー、13a…取付側半体、13b…中間部半体、13c…レバー本体、13d…挿通孔、13e…牽引手段連結部、13f…第1屈曲部、13g…第2屈曲部、13h…延出片,13i,13k,13p…ウエブ側面、13n…反フローティングサポート側面、13m…折返し点、13q,13r…バックプレート側面、14…ブレーキケーブル、14a…頭部、16…ストラット、17…ストラット戻しスプリング

Claims (2)

  1. 車体に固設されるバックプレートの内部側に一対のブレーキシューを基端部を回動中心として先端側が拡開可能な状態で対称に配置し、一方のブレーキシューの先端拡開側に、板材で形成したパーキングレバーの一端を回動可能に連結し、該パーキングレバーの他端に形成した牽引手段連結部に牽引手段を連結し、該牽引手段で前記パーキングレバーを傾動させることにより、前記一対のブレーキシューを拡開させるドラムブレーキにおいて、前記牽引手段連結部は、前記パーキングレバーのレバー本体の他端から延出した延出片を、前記レバー本体の板厚よりも薄く形成すると共に、U字状に折り返して形成したことを特徴とする車両用ドラムブレーキ。
  2. 前記牽引手段連結部は、前記延出片の折返し点が、前記レバー本体の板厚の中心線上に配置されることを特徴とする請求項1記載の車両用ドラムブレーキ。
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