JP2011010635A - 乗用型水田作業機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】自走車の後部に昇降操作自在に連結された水田作業装置を備えてある。自走車の後側で、かつ水田作業装置の前側で整地作用する車体横向き軸芯Xまわりに回転駆動自在な整地ロータ50を水田作業装置10に設けてある。自走車に位置する作業トランスミッションから水田作業装置に伝達された駆動力を整地ロータ50に伝達するロータ伝動機構60を設けてある。ロータ伝動機構60に、整地ロータ50の駆動速度を変更するロータ変速部65を設けてある。
【選択図】図4
Description
前記自走車の後側で、かつ前記水田作業装置の前側で整地作用する車体横向き軸芯まわりに回転駆動自在な整地ロータを前記水田作業装置に設け、
前記自走車に位置する作業トランスミッションから前記水田作業装置に伝達された駆動力を前記整地ロータに伝達するロータ伝動機構を設け、
前記ロータ伝動機構に、前記整地ロータの駆動速度を変更するロータ変速部を設けてある。
ロータ伝動機構にロータ変速部を設けてあるから、水田作業装置の低速駆動や高速駆動にかかわらず、整地ロータの回転速度の過不足が発生しないようにロータ変速部によって整地ロータの駆動速度を調整することができる。
また、深水圃場の場合、ロータ変速部の減速操作によって、水田作業装置の駆動速度を変更せずに整地ロータの駆動速度を減速し、整地ロータによる泥水の跳ね上げを抑制しながら整地ロータによる整地を行わせることができる。
図1は、本発明の実施形態に係る乗用型水田作業機の全体を示す側面図である。この図に示すように、本発明の実施形態に係る乗用型水田作業機は、左右一対の操向操作及び駆動自在な前車輪1,1、及び左右一対の駆動自在な後車輪2,2が装備された自走車を備え、この自走車の車体フレーム3の後部にリンク機構4を介して連結された水田作業装置10を備え、自走車の車体後部に設けた肥料タンク21が装備された施肥装置20を備えて構成してある。
すなわち、自走車は、車体前部に設けたエンジン5、ミッションケース6、左右一対の前車輪1,1を支持する前輪駆動ケース7、左右一対の後車輪2,2を支持する後輪駆動ケース8を備え、エンジン5が出力した駆動力をミッションケース6の内部に位置する走行トランスミッション(図示せず)を介して前輪駆動ケース7及び後輪駆動ケース8に伝達して左右一対の前車輪1,1及び左右一対の後車輪2,2を駆動して走行する。自走車は、車体後部に設けた運転座席9aが装備された搭乗型の運転部9を備え、この運転部9に搭乗して操縦するよう搭乗型になっている。自走車は、車体前部の両横側に設けた予備苗収容装置30を備えている。左右の予備苗収容装置30は、上下四段に設けた予備苗棚30aを備え、各予備苗棚30aに予備のマット状苗を一枚ずつ載置して収容する。
図2は、水田作業装置10を示す側面図である。図3は、水田作業装置10を示す正面図である。これらの図及び図4に示すように、水田作業装置10は、前記八つの苗植付機構13、前記四つの接地フロート11、前記一つの接地センサフロート12を備える他、車体横向きの角形の鋼管材でなるメインフレーム14aを備えて構成されたフレーム14、このフレーム14の前部の上側に下端側ほど車体後方側に位置する傾斜姿勢で設けた一つの苗載せ台15を備えている。
すなわち、自走車の前後傾斜などに起因して水田作業装置10の対地高さが変化した場合、接地センサフロート12の前端側に作用する接地反力の大きさが変化して接地センサフロート12の前端側が軸芯Pまわりにフレーム14に対して昇降し、連動ロッド41が昇降操作されて植付深さ検出センサ42の操作アーム42aを揺動操作する。したがって、植付深さ検出センサ42は、接地センサフロート12の前端側のフレーム14に対する高さを基に、苗植付機構13の植付け深さを検出する。
すなわち、図5に示すように、接地センサフロート12の前端12bが、接地センサフロート12の両横側に位置する接地フロート11の前端11bよりも車体前方側に位置する配置で接地センサフロート12及び四つの接地フロート11を配置してある。これにより、接地センサフロート12の接地フロート11よりも車体前方側に突出している前端側部分が後車輪2よりも車体内方側に位置する箇所に位置し、接地センサフロート12は、接地フロート11を自走車の後車輪2の後側に後車輪12に近づけて配置することを許容し、水田作業装置10を自走車に近づけて連結することを可能にしている。
各ロータカバー85は、整地ロータ50の外周囲に沿うように成形された湾曲形の鉄板によって構成してある。各ロータカバー85は、整地ロータ50によって跳ね上げられた泥土を接地フロート11などに掛からないように受け止めて田面に落下させる。
植付深さが中間位置から最深位置の範囲では、整地ローラ90を最下限位置に設定してあると、整地ローラ90の下端90bが接地センサフロート12の接地底面12cよりも下側に位置する。したがって、高さ調節手段97を操作することにより、整地ローラ90の下端90aが接地センサフロート12の接地底面12cよりも設定高さD1を隔てた高い配置高さで、かつ整地ロータ50の下端50aよりも高い配置高さに位置するように整地ローラ90の取り付け高さを調節することができる。
9a 運転座席
10 水田作業装置
50 整地ロータ
60 ロータ伝動機構
65 ロータ変速部
66,67 巻き掛け伝動体
68 速度切換え機構
69,113 変速操作具
X 車体横向き軸芯
Claims (3)
- 自走車の後部に昇降操作自在に連結された水田作業装置を備えた乗用型水田作業機であって、
前記自走車の後側で、かつ前記水田作業装置の前側で整地作用する車体横向き軸芯まわりに回転駆動自在な整地ロータを前記水田作業装置に設け、
前記自走車に位置する作業トランスミッションから前記水田作業装置に伝達された駆動力を前記整地ロータに伝達するロータ伝動機構を設け、
前記ロータ伝動機構に、前記整地ロータの駆動速度を変更するロータ変速部を設けてある乗用型水田作業機。 - 前記整地ロータに伝動する複数本の巻き掛け伝動体、及び前記複数本の巻き掛け伝動体を択一的に伝動状態に切り換える速度切換え機構を備えて、前記ロータ変速部を構成してある請求項1記載の乗用型水田作業機。
- 前記ロータ変速部の変速操作のための変速操作具を、前記自走車又は前記水田作業装置の前記自走車に面する部位に設けてある請求項1又は2記載の乗用型水田作業機。
Priority Applications (1)
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JP2009159871A JP2011010635A (ja) | 2009-07-06 | 2009-07-06 | 乗用型水田作業機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009159871A JP2011010635A (ja) | 2009-07-06 | 2009-07-06 | 乗用型水田作業機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2011010635A true JP2011010635A (ja) | 2011-01-20 |
Family
ID=43590089
Family Applications (1)
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JP2009159871A Pending JP2011010635A (ja) | 2009-07-06 | 2009-07-06 | 乗用型水田作業機 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2011010635A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111406453A (zh) * | 2020-04-03 | 2020-07-14 | 大势创意设计(上海)有限公司 | 一种ai智能农耕机器人 |
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2009
- 2009-07-06 JP JP2009159871A patent/JP2011010635A/ja active Pending
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