JP2011010552A - グミキャンディ - Google Patents

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Abstract

【課題】グミに糖アルコールを糖衣する際に生ずるグミから糖衣層への水分移行、水分の移行防止のためにグミと糖衣層との間に油脂層を設けた際に生ずる、糖衣層の剥がれを防止するとともに、酸味料による油浸みを防止したグミキャンディを提供する。
【解決手段】グミからなる中心層の周囲に、内側から第1層〜第3層の3層が順に形成されており、第1層及び第3層が糖を主成分とする糖衣層であり、第2層が油脂を主成分とする油脂層であり、第3層の糖衣層が糖アルコールを主成分とし、第2層の油脂層に酸味料として、ビタミンC及びフマル酸の少なくとも一方を含むグミキャンディ。
【選択図】なし

Description

本発明は、グミキャンディに関し、更に詳しくは、中心層がグミからなり、最外層が糖アルコールを主成分とする糖質層からなるグミの糖衣物であり、糖アルコールと酸味料による涼味と果汁感を有するグミキャンディに関する。
従来、グミの糖衣物としては、グミからなる中心層と糖衣層との2層構造からなるものが大半を占めていた。例えば、糖衣部分の水分が1%前後で、砂糖、水飴を掛けたハード糖衣としては、商品名「Cケア」(ユーハ味覚糖(株))が、また水分が3%前後のソフト糖衣としては、商品名「ポイフル」(明治製菓(株))が代表的なものとして挙げられる。
グミの糖衣物において、冷涼感及び食べ始めの香り立ちを際立たせるには、例えば、キシリトール、マルチトール、ソルビトール、エリスリトールなど、溶解熱が吸熱の糖アルコールにより糖衣層を形成することが非常に有効である。このようなグミキャンディの糖衣物としては、例えば、食物繊維の摂取を目的とする低カロリー食品を製造する方法において、可食性材料でなる核がこんにゃくマンナンを含有するゼリー又はグミキャンディであり、この核の周囲に粉末こんにゃくを分散、含有せしめたマルチトール、キシリトール、ソルビトールなどの糖アルコール甘味料のコーティング層を形成した食物せんい含有低カロリー食品(特許文献1参照。)、水分8質量部%以上でかつトレハロース及び還元澱粉糖化物を含有するグミキャンディを、糖アルコールを含有する糖衣層で被覆した糖衣グミキャンディ(特許文献2参照。)、水分8質量%以上のグミキャンディに硬さの違う糖衣層を2層ないし3層を設けた糖衣固形食品(特許文献3参照。)、グミ全体を覆う糖衣層を形成させた後、加温してなる糖衣固形食品(特許文献4参照。)など、種々のグミキャンディが提案されている。
しかし、グミの外側に糖アルコールからなる糖衣層を形成すると、糖衣層に比べて水分が高いグミから糖衣層に水分が移行し、パリッとした食感が得られない、冷涼感が損なわれる、という現象があった。しかし、グミの外側の糖衣層が砂糖を主成分とした層では冷涼感が得られない。また、トレハロース、還元澱粉糖化物を併用することは著しく乾燥に時間がかかり、製造上に問題がある。
また、水分8質量%以上の固形食品の表面全体に油脂の薄膜層が成され、かつ、プルランと糖アルコールを含有する糖衣層が該薄膜層全体を覆うように形成されている糖衣固形食品も提案されているが(特許文献5参照。)、特にグミキャンディなどの固形食品の外側にすぐ油脂層があると、ゼラチンが入り弾力性を有するグミキャンディと油脂層は剥離しやすく、食べた時、油脂層とグミキャンディがすぐに離れ、口の中でバラバラになり、著しく食感を損なう。これを防ぐ為、グミの表面にデンプン、あるいはシェラック等の油脂以外のコーティング層を設ける場合があるが、この場合、粉っぽい食感になったり、冷涼感が得られない等の不具合を生じる。
前記のような問題解決のため、グミからなる中心層の周囲に、内側から第1層〜第3層の3層が順に形成されており、第1層及び第3層が糖アルコールを主成分とする層からなり、第2層が油脂を主成分とする層からなるグミキャンディが提案されている(特許文献6参照。)。しかし、冷涼感及び食べ始めの香り立ちを際立たせるグミキャンディの場合、甘味と共に酸味が重要であるが、糖衣層に糖アルコールとともに酸味料を使用する場合、添加量によっては酸味料が吸湿し、糖衣表面への油浸み等の問題が生じる。
特開平10−248528号公報 特開2002−45116号公報 特開2002−45117号公報 特開2002−165569号公報 特開2002−45118号公報 特許第4285413号公報
そこで本発明は、グミからなる中心層に糖アルコールを糖衣する際に生ずるグミから糖衣層への水分移行による不都合、即ちパリッとした食感と涼味感を損なうことや、前記水分の移行防止のためにグミと糖衣層との間に油脂層を設けた際に生ずる、糖衣層がグミから剥がれやすくなり、口の中でバラバラとなり、食感を損なうなど、従来のグミの糖衣物における種々の問題を解決するとともに、油脂層に酸味料を添加した場合に見られる糖衣表面への油浸みの問題を解決したグミキャンディを提供せんとするものである。
本発明者らは、鋭意検討を重ねた結果、中間層に油脂層を設けるとともに特定の酸味料を用いることによってグミの水分が糖アルコールの部分に移行せず、油浸みの問題も解消しうることを見出し、本発明を完成するに至った。即ち、パリッとした食感と涼味感を得るには、グミの水分を糖アルコールからなる糖衣層に移行させない必要があり、その解決策として、グミと糖アルコールからなる糖衣層の途中に油脂からなる層を設けた。また、グミと前記油脂層との剥離を防止するために、両者の間に糖衣層を介在させた。即ち、グミの周囲に設けた糖衣部分の中間層が油脂層で、外側が糖アルコールであれば、糖アルコールによる涼味感と果汁感を有し、また外側の糖アルコールが吸湿しないでパリッとした食感が非常に変化しにくく、しかも中心層のグミと油脂層との間に糖衣層を介在させることで、口のなかでバラバラにならないことを見出した。更に、本発明者らによれば、第2層の油脂に含まれる酸味料としてクエン酸を用いた場合には油脂中であってもクエン酸が吸湿し、糖衣表面への油浸みが確認された。そこで、種々の酸味料の検討を行った結果、酸味料としてビタミンCもしくはフマル酸を用いることで、糖衣表面への油浸みを克服した。
即ち、本発明に係るグミキャンディは、グミからなる中心層の周囲に、内側から第1層〜第3層の3層が順に形成されており、第1層及び第3層が糖を主成分とする糖衣層であり、第2層が油脂を主成分とする油脂層であり、第3層の糖衣層が糖アルコールを主成分とし、第2層の油脂層に酸味料を含み、該酸味料が、ビタミンC及びフマル酸の少なくとも一方であることを特徴とする。
第1層の糖衣層が、第3層と同様に糖アルコールを主成分とする糖衣層であるとより好ましい。
前記糖アルコールとしては、キシリトール、マルチトール、ソルビトール及びエリスリトールなど、溶解熱が吸熱で、かつ水に対する溶解度が大きいものを使用することが好ましい。
さらに、前記油脂を主成分とする層には、前記酸味料に加え、ビタミンA、Eなどのビタミン類をはじめとして、各種の親油性の機能性成分等を加えることができる。しかも、興味深いことに、本発明者らの知見によれば、中間層の油脂の融点を変えることによって、即ち、第2層の油脂の融点が24℃〜58℃である場合には、例えばビタミンEなどの親油性の機能性成分(栄養成分)を加えても、その成分に起因する臭みがマスキングされて、不快な匂いを感じなくなり、嗜好を損なうことがない。油脂の融点が高くなるほど、キャンディをなめたときの口溶けは悪くなる傾向にあるが、本発明に係るグミキャンディは、グミを糖衣した噛むタイプのキャンディであることから、油脂の融点が多少高めでも、口溶けに与える影響は少ない。そして、本発明に係るグミキャンディにおいては、前記のように比較的融点が高めの油脂に機能性成分を含ませておくことで、該機能性成分の溶出が抑制され、不快な匂いを感じさせないものと思われる。
本発明に係るグミキャンディは、最外層となる第3層が糖アルコールからなり、かつ該糖アルコール層の内側に、第2層として油脂層を、グミからなる中心層との間に介在させたことで、中心層のグミの水分が最外層の糖アルコールからなる糖衣層に移行することがない。加えて、前記油脂からなる第2層とグミからなる中心層との間に、第1層として糖衣層を介在させたことにより、前記油脂層及び糖衣層からなる糖衣部分が中心層のグミから剥がれて口のなかでバラバラになるということもない。また、第2層の油脂層に酸味料を含むことで良好な酸味を感じることが出来るグミキャンディを提供でき、しかも、第2層の酸味料としてビタミンCもしくはフマル酸を用いることで、糖衣表面への油浸みを防止することが出来る。
第1層が、最外層と同様の糖アルコールを主成分とする糖衣層である場合は、糖アルコールによる、より一層の涼味と果汁感を付与することができ、また糖味の違和感もない。
更に、油脂層に親油性の機能性成分を含むことで高機能でおいしいグミキャンディを提供できる。この場合、融点が24℃〜58℃と比較的高めのものを用いることで、油脂層に添加した機能性成分の不快な匂いを感じさせることがない。
本発明のグミキャンディの中心層はグミからなる。本発明で使用できるグミは、水分が7重量%以上28重量%未満、より好ましくは9重量%以上18重量%未満である。このグミは、ブルーム強度80から300までのゼラチンと水からなる調製溶液と、蔗糖、水あめ、糖アルコールなどの糖質からなる溶液を混合し、所定の水分まで乾燥させることで得られる。水分が7重量%未満では、グミの弾力的なテキスチャーがなくなって硬くなり過ぎる傾向にあり、また28重量%以上では水分が多すぎて保形性が保てなく場合がある。ブルーム強度が250程度のゼラチンを使用し、水分値が9重量%〜18重量%のグミが、テキスチャーが一番良好で、本発明のグミキャンディの中心層として好ましい。また、中心層となるグミの大きさとしては、食べやすい大きさであれば特に制限はなく、例えば、長さ12mm、幅8mm、高さ8mm、単重0.4g程度であり、またその形状にも特に制限はない。
前記グミからなる中心層の外側に形成される第1層及び最も外側に形成される第3層は、糖を主成分とする糖衣層であり、第3層は糖アルコールを主成分とする層からなる。また、第1層の糖衣層に使用する糖には特に限定はなく、砂糖など一般的な糖が使用できるが、第3層と同様に糖アルコールを主成分とする層とすると、糖アルコールによるより好ましい涼味と果汁感を付与することができる。
本発明で使用できる糖アルコールは、単糖、単糖が2〜10分子結合したオリゴ糖、あるいはデキストリン、水飴、デンプン等を発酵や水素添加により還元して得られるものである。具体的には、キシリトール、ソルビトール、マルチトール、エリスリトール、マンニトール、パラチニット、ラクチトール、直鎖オリゴ糖アルコール、分岐オリゴ糖アルコール、高糖化還元水飴、還元麦芽糖水飴、還元水飴等が挙げられる。
キシリトールは、D-キシロースの還元により得られるペントースで、白色の結晶で砂糖と同等の甘みを有する。天然にも、例えばプラム、イチゴ、カリフラワーなど、多くの果物や野菜に含まれる。その水への溶解熱は−34.8cal/g(吸熱)である。
ソルビトールは、甘味度が50、水への溶解熱が−28.0cal/g(吸熱)のヘキソースであり、初めて抽出されたバラ科ナナカマド(Sorbus acuparia)に由来し、多くの果実、海藻類に含まれる。
マンニトールも、イチジク、オリーブ等に含まれている、水への溶解熱が−30.0cal/g(吸熱)のヘキソースである。
エリスリトールは、水への溶解熱が−43.0cal/g(吸熱)のテトロースである。
更に、マルチトールは、麦芽の主成分であるDマルトースの触媒を用いた水素添加によって得られる2糖アルコールで、水への溶解熱は−16.3cal/g(吸熱)である。
また、これらの糖アルコールの37℃における水100mlに対する溶解度は、キシリトールが256g、ソルビトールが334g、マンニトールが32g、エリスリトールが81g、またマルチトールは201gである。
本発明においては、上記の糖アルコールをいずれも使用できるが、これらの中でも、水に対する溶解熱が吸熱つまり涼味を有するキシリトール、ソルビトール、マルチトール、エリスリトールが、特に最外層の第3層には好ましい。これら糖アルコールは、何れか1種を単独で使用してもよいし、2種以上を組み合わせて使用してもよい。更に、これらの中で、製造時の作業性ではマルチトールが良好であり、清涼感ではソルビトールとキシリトールが優れており、キシリトールは一番砂糖に近い甘さで良好である。マンニトールはソルビトールより溶解熱(吸熱)は高いものの、溶解度が低い為、清涼感に劣る傾向にある。
また、糖アルコールを主成分とする第3層の好ましい水分値は5%未満であり、特に好ましいのは1%未満である。第3層の水分値が5%を超えると、良好な冷涼感が得られ難い。なお、これらの糖アルコールにゼラチン、アラビアガムを加えることで、糖衣層の接着性を上げることができる。
本発明のグミキャンディの第2層は、油脂を主成分とする油脂層である。第2層で使用出来る油脂は、特に限定されるものではないが、例えば、チョコレート原料のカカオ脂やパーム油、パーム核油、ヤシ油、コーン油、綿実油、大豆油、菜種油、米油、ヒマワリ油、サフラワー油、サル脂などの各種植物性油脂ならびにこれらを水素添加、分別及びエステル交換から選別される1または2以上の処理をした加工油脂が挙げられる。本発明のグミキャンディにおける第2層では、これらの油脂を単独で用いることも出来るし、2種以上を組み合わせても用いることもできる。
前記油脂としては、融点が24℃〜58℃のものが使用可能であるが、より好ましくは35℃〜45℃である。また、使用する季節に合わせて2種類の融点の違う油脂を任意に混ぜて夏場は融点を高めに、冬場は低めに設定することも可能である。外気温が高い夏場には、融点が24℃未満では外気温が上がった時に油脂が解け、表面の糖衣層から外に滲み出して見た目も食感も損なう。また融点が58℃を超えると、口解けが非常に悪くなり、蝋(ろう)の食感になってしまう。
また、この第2層の油脂層に、酸味料としてビタミンCもしくはフマル酸を油脂100重量部に対して1〜60重量部含ませた場合、酸味を感じながらも糖衣表面に油染みが起こらないグミキャンディが得られる。更に、これらの油脂に、酸味料の他、砂糖、乳糖などのいろいろな糖類、前記したような糖アルコール、全脂粉乳、脱脂粉乳、スキンミルクなどの乳製品などを含ませてもなんら差し支えない。
その他、油脂層には、親油性の機能性成分として、ビタミンE、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンK、DHA、EPA、リノール酸、リノレイン酸、カロチンなどを含有させても、それぞれの機能性成分の不快な臭いは感じない。また、この第2層の油脂層と第3層の糖アルコールと間に、シェラック、デンプン(例えば、商品名「プルラン」;(株)林原製)などを掛けて被膜を設けることにより、より滲みのない安定したグミキャンディとなる。
以上のような、第1層として糖衣層、第2層として油脂層、更に第3層としてキシリトール、ソルビトール、マルチトール、エリスリトールなどの糖アルコールからなる層を、中心層としてのグミに糖衣してなる本発明のグミキャンディにおいては、第1層〜第3層からなる糖衣部分全体における、第1層の糖衣層と、第3層の糖アルコールからなる層の合計重量比が糖衣部分全体の10重量%〜80重量%の時、目的である涼味感と果汁感とパリッとした食感に加えて、油脂層に機能性成分を添加しても、添加した成分の不快な匂いを感じさせない、高機能で美味しいグミキャンディが得られ易い。
本発明のグミキャンディの具体的製造方法としては、先ず糖衣パンの回転ドラム内に、被糖衣物(中心層)として、例えば、長さ12mm、幅8mm、高さ8mm、単重0.4g程度のグミを入れ、ドラムを回転させながら、送風などを行い、糖衣シロップや必要に応じて糖粉末を掛けてゆき、第1層を0.01〜0.2mm、例えば0.1mmの厚さ形成する。次に、冷風を送りながら、湯煎等で溶かし、酸味料や親油性の機能性成分などを入れた油脂をかけてゆき、第2層を0.5〜0.7mm、例えば0.6mmに形成する。最後にまた、送風を行いながら糖衣シロップ、アラビアガム、水などからなる調製溶液や必要に応じて糖粉末を掛けてゆき、第3層を0.3〜0.5mm、例えば0.4mmの厚さに形成して得ることが出来る。また、前記第3層の調製溶液には、色素、香料などの所望の成分を添加することが出来る。
次に、実施例によって本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例により何ら制限されるものではない。例えば、糖アルコールとしては、作業性の良いマルチトールを使用しているが、それより溶解熱(吸熱)が高いキシリトール、ソルビトール、マンニトール、エリスリトールなど、他の糖アルコールを用いても同等以上の品質のグミキャンディが得られることはいうまでもない。
(実施例1)
まず、以下のようにして中心層のグミを準備した。
(1)ゼラチン70重量部と水98重量部を混ぜ、膨潤後、温水バスにて60℃に保ち、ゆるく撹拌することで、ゼラチンを溶液化する。
(2)砂糖340重量部、水飴340重量部、異性化糖120重量部と前記(1)のゼラチン溶液とを混合し、1.5気圧の圧力をかけながら95℃に昇温し、200Torr下で脱泡を行った後、クエン酸18重量部と、いちご果汁48重量部、いちご香料2重量部を加え、糖度を77%に調整する。
(3)前記(2)のグミ溶液を、長さ12mm、幅8mm、高さ8mmのコーンスターチ型に0.44g充填し、室温で糖度85%になるまで乾燥させ、単量0.4gのいちご味のグミを得た。
また、糖衣層の原料として、以下の(A)〜(F)の6種類の糖衣原料を準備した。
(A)シェラック(商品名「ラックグレーズ32E」;日本シェラック工業(株)製)。
(B)下掛けシロップ;粉末マルチトール(商品名「レシス」;東和化成工業(株)製)72gに、還元水飴1.5g、ゼラチン1gを水1.5gに溶解したもの、アラビアガム4gを水12gに溶解したものを添加し、これに水20gを加え、常温に保持しておいた。
(C)油脂調製品;融点45℃の植物性油脂(商品名「メルバ45」;不二製油(株)製)100gに、いちご香料3.0gを添加し、50℃で保温しておいた。
(D)中掛けシロップ;粉末マルチトール(レシス)72gに、還元水飴1.5gとアラビアガム2gを水6.0gに溶解したものを加え、さらに水23gを加え溶解し、さらに、いちご香料4.0gを加え、30℃で保温しておいた。
(E)外掛けシロップ;粉末マルチトール(レシス)72gに、還元水飴1.5gとアラビアガム2gを水6.0gに溶解したものを加え、さらに水23gを加えて溶解し、いちご香料4.0gを添加し、更に赤ビート色素(商品名「サンビートLF」;三栄源エフ・エフ・アイ(株)製)4gを添加し、これを、30℃で保温しておいた。
(F)仕上げシロップ;粉末マルチトール(レシス)70gを水30gに溶解させた。
なお、以下の実施例、比較例の記載において、送風は22℃〜25℃で湿度未調整であり、冷風は15℃で湿度未調整であり、また、ドライエアーは温度20℃で湿度35%とした。
まず、オニオン型糖衣パンに、中心層として、前記単重0.4gのいちご味のグミ100gを投入し、温度20℃、湿度35%のドライエアーをたえず送りながら、(B)下掛けシロップ12.0gと粉末マルチトール(レシス)14.0gを数回に分けて交互に掛け、第1層とした。
これに、40℃〜50℃で保温しておいた、(C)油脂調整品を60.0gとビタミンC10.0gを、15℃の冷風を絶えず入れながら交互に数回に分けて掛け固めるという工程を繰り返し、第2層とした。
次いで、(A)シェラック(ラックグレーズ32E)0.85gを噴霧し、22℃〜25℃の送風を行い十分乾燥させた。次に、ドライエアーを絶えず送りながら、(C)下掛けシロップ12.0gと粉末マルトロール(レシス)14.0gを掛けた。その後、ドライエアーをたえず送りながら、(D)中掛けシロップ12.0gを数回に分けて掛け、十分乾燥させた。これに、30℃で保温しておいた、(E)外掛けシロップ8.0gを同様に数回に分けて掛け、最後に、(F)仕上げシロップ0.5gを掛け、十分乾燥させ、第3層とした。
こうして得られたグミの糖衣物は、涼味と果汁感の点で優れたグミキャンディであり、37℃、湿度70%の条件において2週間保存しても糖衣表面への油染み等の問題は見られなかった。
(実施例2)
実施例1において、ビタミンCを同量のフマル酸に代えた以外は実施例1と同様にしてグミの糖衣物を得た。こうして得られたグミの糖衣物は、涼味と果汁感の点で優れたグミキャンディであり、37℃、湿度70%の条件において2週間保存しても糖衣表面への油染み等の問題は見られなかった。
(実施例3)
実施例1の(B)〜(F)と同じ5種類の糖衣原料を準備した。
まず、オニオン型糖衣パンに、中心層として、前記単重0.4gのいちご味のグミ100gを投入し、ドライエアーを絶えず送りながら、(B)下掛けシロップ12.0gと粉末マルチトール(レシス)14.0gを交互に2回に分けて掛け、第1層とした。
これに、40℃〜50℃で保温しておいた、(C)油脂調整品を60.0gに、親油性の機能性成分であるビタミンE(理研ビタミン(株)製)を0.4g加え、この親油性の機能性成分を含んだ油脂調整品とビタミンC10.0gとを、冷風を絶えず入れながら交互に数回に分けて掛け固めるという工程を繰り返し、第2層とした。
次に、ドライエアーを絶えず送りながら、(D)中掛けシロップ12.0gを数回に分けて掛け十分乾燥させた。これに、30℃で保温しておいた、(E)外掛けシロップ8.0gを同様に数回に分けて掛け、最後に、(F)仕上げシロップ0.5gを掛け、十分乾燥させて、第3層とした。
こうして得られたグミの糖衣物は、涼味と果汁感の点だけでなく、機能性成分であるビタミンEの不快な匂いがない、優れたグミキャンディであった。また、37℃、湿度70%の条件において2週間保存しても糖衣表面への油染み等の問題は見られなかった。
(参考例1)
実施例1の(B)〜(F)と同じ5種類の糖衣原料を準備した。
まず、オニオン型糖衣パンに、中心層として、前記単重0.4gのいちご味のグミ100gを投入し、ドライエアーを絶えず送りながら、(B)下掛けシロップ12.0gと粉末マルチトール(レシス)14.0gを交互に2回に分けて掛け、第1層とした。
これに、40℃〜50℃で保温しておいた、(C)油脂調整品を60.0gに、親油性の機能性成分であるビタミンE(理研ビタミン(株)製)を0.4g加え、冷風を絶えず入れながら数回に分けて掛け固めるという工程を繰り返し、第2層とした。
次に、ドライエアーを絶えず送りながら、(D)中掛けシロップ12.0gを数回に分けて掛け十分乾燥させた。これに、30℃で保温しておいた、(E)外掛けシロップ8.0gを同様に数回に分けて掛け、最後に、(F)仕上げシロップ0.5gを掛け、十分乾燥させて、第3層とした。
こうして得られたグミの糖衣物は、涼味と果汁感の点だけでなく、機能性成分であるビタミンEの不快な匂いがない、優れたグミキャンディであった。
(参考例2)
実施例1の(B)〜(F)と同じ5種類の糖衣原料を準備した。
まず、オニオン型糖衣パンに、中心層として、前記単重0.4gのいちご味のグミ100gを投入し、ドライエアーを絶えず送りながら、(B)下掛けシロップ12.0gと粉末マルチトール(レシス)14.0gを交互に2回に分けて掛け、第1層とした。
これに、40℃〜50℃で保温しておいた、(C)油脂調整品を60.0gに、親油性の機能性成分であるDHAを0.3g加え、冷風を絶えず入れながら数回に分けて掛け固めるという工程を繰り返し、第2層とした。
次に、ドライエアーを絶えず送りながら、(D)中掛けシロップ12.0gを数回に分けて掛け十分乾燥させ、次いで、30℃で保温しておいた、(E)外掛けシロップ8.0gを同様に数回に分けて掛け、最後に、(F)仕上げシロップ0.5gを掛け、十分乾燥させて、第3層とした。
こうして得られたグミの糖衣物は、涼味と果汁感の点だけでなく、機能性成分であるDHAの不快な匂いがない、優れたグミキャンディであった。
(参考例3)
(C)油脂調製品を、下記(C’)油脂調整品(ミルクチョコレート)に代えた以外は、実施例1と同じ糖衣原料を準備した。
(C’)油脂調製品;ミルクチョコレート
砂糖45gに、ココアバター25g、全脂粉乳15g、カカオマス15g、乳化剤(レシチン)0.4g、バニリン0.1gを加えた配合のチョコレートを50℃で保温しておいた。この油脂調整品の融点は33℃であった。
まず、オニオン型糖衣パンに、中心層として、前記単重0.4gのいちご味のグミ100gを投入し、これに、(A)シェラック(ラックグレーズ32E)0.85gを噴霧し、送風を行い十分乾燥させた。ドライエアーを絶えず送りながら、(B)下掛けシロップ12.0gと粉末マルチトール(レシス)14.0gを交互に掛け、第1層とした。
これに、40℃〜50℃で保温しておいた、(C’)油脂調製品(チョコレート)を60.0gにキシリトール6.0gを加え、冷風を絶えず入れながら数回に分けて掛け固めるという工程を繰り返し、第2層とした。
次に、(A)シェラック(ラックグレーズ32E)0.85gを噴霧し、送風を行い十分乾燥させ、その後ドライエアーを絶えず送りながら、(D)中掛けシロップ12.0gを数回に分けて掛け十分乾燥させた。これに、30℃で保温しておいた、(E)外掛けシロップ8.0gを同様に数回に分けて掛け、最後に、(F)仕上げシロップ0.5gを掛け、十分乾燥させ、第3層とした。
こうして得られたグミの糖衣物は、涼味と果汁感の点で優れたグミキャンディであった。
(比較例1)
実施例1と同じ6種類の糖衣原料を準備した。
まず、オニオン型糖衣パンに、中心層として、前記単重0.4gのいちご味のグミ100gを投入し、温度20℃、湿度35%のドライエアーを絶えず送りながら、(B)下掛けシロップ12.0gと粉末マルチトール(レシス)14.0gを交互に掛け第1層とした。
これに、40℃〜50℃で保温しておいた、(C)油脂調整品を60.0gとクエン酸10.0gを冷風を絶えず入れながら交互に数回に分けて掛け固めるという工程を繰り返し、第2層とした。
次いで、(A)シェラック(ラックグレーズ32E)0.85gを噴霧し、22℃〜25℃の送風を行い十分乾燥させた。次に、ドライエアーを絶えず送りながら、(C)下掛けシロップ12.0gと粉末マルチロール(レシス)14.0gを掛けた。その後、ドライエアーを絶えず送りながら、(D)中掛けシロップ12.0gを数回に分けて掛け、十分乾燥させた。これに、30℃で保温しておいた、(E)外掛けシロップ8.0gを同様に数回に分けて掛け、最後に、(F)仕上げシロップ0.5gを掛け、十分乾燥させ、第3層とした。
こうして得られたグミの糖衣物は、涼味と果汁感の点で優れたグミキャンディであったが、37℃、湿度70%の条件において2週間保存したところ、糖衣表面にまだら状の油染みが確認された。
(比較例2)
実施例1の(A)、(C)〜(F)と同じ5種類の糖衣シラップを準備した。
まず、オニオン型糖衣パンに、中心層として、前記単重0.4gのいちご味のグミ100gを投入し、十分乾燥させた。これに、40℃〜50℃で保温しておいた、(C)油脂調整品を60.0gを冷風を絶えず入れながら数回に分けて掛け固めるという工程を繰り返した。
これに、(A)シェラック(ラックグレーズ32E)0.85gを噴霧し、送風を行い十分乾燥させた。その後、ドライエアーを絶えず送りながら、(D)中掛けシロップ12.0gを数回に分けて掛け十分乾燥させた。これに、30℃で保温しておいた、(E)外掛けシロップ8.0gを同様に数回に分けて掛け、最後に、(F)仕上げシロップ0.5gを掛け、十分乾燥させた。
こうして得られたグミの糖衣物は、涼味感がなく、グミキャンディ部分と油脂層は分離しやすく、口の中でバラバラになり、著しく食感を損なうものであった。
(比較例3)
実施例1の(B)、(D)〜(F)と同じ4種類の糖衣原料に加え、下記(G)を準備した。
(G)機能性成分入り下掛けシロップ;粉末マルチトール(商品名「レシス」;東和化成工業(株)製)72gに、還元水飴1.5g、ゼラチン1gを水1.5gに溶解したもの、及びアラビアガム4gを水12gに溶解したものを添加し、これにビタミンEを1.6gと水20gを入れ、常温に保持しておいた。
まず、オニオン型糖衣パンに、中心層として、前記単重0.4gのいちご味のグミ100gを投入し、ドライエアーを絶えず送りながら、(B)下掛けシロップ12.0gと粉末マルチトール(レシス)14.0gを交互に掛けた。
これに、40℃〜50℃で保温しておいた、(G)機能性成分入り下掛けシロップを28.0gと粉末マルチトール(レシス)32.0gとを交互に掛けた。
次に、ドライエアーを絶えず送りながら、(D)中掛けシロップ12.0gを数回に分けて掛け、十分乾燥させた。これに、30℃で保温しておいた、(E)外掛けシロップ8.0gを同様に数回に分けて掛け、最後に、(F)仕上げシロップ0.5gを掛け、十分乾燥させた。
こうして得られたグミの糖衣物は、涼味はあるが、機能性成分であるビタミンEの不快な匂いがし、また、ビタミンEが乳化せず不均一に分散したグミキャンディであった。

Claims (4)

  1. グミからなる中心層の周囲に、内側から第1層〜第3層の3層が順に形成されており、第1層及び第3層が糖を主成分とする糖衣層であり、第2層が油脂を主成分とする油脂層であり、第3層の糖衣層が糖アルコールを主成分とし、第2層の油脂層に酸味料を含んでなり、該酸味料が、ビタミンC及びフマル酸の少なくとも一方であること特徴とするグミキャンディ。
  2. 第1層の糖衣層が糖アルコールを主成分とする請求項1記載のグミキャンディ。
  3. 前記糖アルコールが、キシリトール、マルチトール、ソルビトール及びエリスリトールからなる群から選択される少なくとも1種である請求項1又は2に記載のグミキャンディ。
  4. 第2層の油脂層が融点24℃〜58℃の油脂を主成分とし、かつ該油脂層に親油性の機能性成分を含んでなる請求項1〜3のいずれかに記載のグミキャンディ。
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