JP2011010038A - 画像形成装置、処理方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ファクシミリ送信するデータをプレビュー表示する際に、送信するデータのチェック箇所を表示させ、送信するデータに誤りがないかを容易に確認することができる仕組みを提供すること
【解決手段】ファクシミリ通信可能な画像形成装置であって、文字情報を抽出するための領域情報を受け付け、スキャンした原稿に対応する第1の画像をから、文字情報を抽出するための領域情報に従って第2の画像を抽出し、当該抽出された第2の画像に含まれる文字情報に対応する関連情報を外部装置より取得し、ユーザに原稿の内容の確認を促す確認領域の領域情報を受け付け、受け付けた関連情報と、取得したユーザに原稿の内容の確認を促す領域情報に従って生成された確認領域と、前記第1の画像とを合成しプレビュー表示する。
【選択図】図1
【解決手段】ファクシミリ通信可能な画像形成装置であって、文字情報を抽出するための領域情報を受け付け、スキャンした原稿に対応する第1の画像をから、文字情報を抽出するための領域情報に従って第2の画像を抽出し、当該抽出された第2の画像に含まれる文字情報に対応する関連情報を外部装置より取得し、ユーザに原稿の内容の確認を促す確認領域の領域情報を受け付け、受け付けた関連情報と、取得したユーザに原稿の内容の確認を促す領域情報に従って生成された確認領域と、前記第1の画像とを合成しプレビュー表示する。
【選択図】図1
Description
本発明は、ファクシミリ通信可能な画像形成装置、処理方法及びプログラムに関し、特にファクシミリ送信する際に送信するデータを表示する表示方法に関する。
近年、複合機等を用いてFAXによる通信が頻繁に行われているが、相手先の回線番号を誤入力すると、誤って送信した相手方に迷惑を掛けるうえ、それが秘匿する必要のある送信文書である場合にはセキュリティの観点から好ましくないので、相手先の回線番号の誤入力を防止する仕組みが存在する。
また、相手先の回線番号を正しく入力したとしても送信するデータを間違ってしまった場合には、秘匿する必要のある送信文書が送信されてしまうこと問題となるため、FAX送信前に、一旦FAX送信データをプレビューして、FAX送信データの内容を確認してから送信するというセキュリティを高める仕組みが提案されている(特許文献1)。
さらに、FAX送信時のセキュリティを高めるために、FAXデータの内容をすべてプレビューしてからでないと、FAX送信できないという仕組みが提案されている(特許文献2)。
しかしながら、特許文献1や特許文献2の仕組みでは、FAXの誤送信を軽減することはできるが、単にプレビューを行うため、ユーザによるチェックミスによるFAXの誤送信が依然として発生してしまっていた。
特に、FAXデータをチェックするユーザは管理者などであるため、多くのFAXデータをチェックする場合に、チェックミスが発生してしまっていた。
これは、チェックするFAXデータが見積書や発注書などである場合に顕著であり、様々な商品に関する情報が記載されている見積書では、管理者が全ての商品の情報について知りえるわけでないためにチェックミスが発生する。
また、FAX送信する原稿として複数のフォームを利用可能である場合に、フォームが異なることでチェックする箇所が異なり、通常よりもチェックミスが多く発生する。
そこで、本発明は、ファクシミリ送信するデータをプレビュー表示する際に、送信するデータのチェック箇所を表示させ、送信するデータに誤りがないかを容易に確認することができる仕組みを提供することを目的とする。
前述した目的を達成するためのファクシミリ通信可能な画像形成装置であって、ファクシミリ送信する送信先を入力する入力手段と、ファクシミリ送信する原稿を読み取る読取手段と、前記読取手段で読み取った原稿に対応する第1の画像を前記送信先と対応付けて格納する第1の画像格納手段と、文字情報を抽出するための領域情報を受け付ける文字情報抽出領域情報受付手段と、前記第1の画像格納手段で格納した第1の画像から、前記文字情報抽出領域情報受付手段で受け付けた文字情報を抽出するための領域情報に従って第2の画像を抽出し、当該抽出された第2の画像に含まれる文字情報に対応する関連情報を外部装置より取得する関連情報取得手段と、ユーザに原稿の内容の確認を促す確認領域の領域情報を受け付ける確認領域情報取得手段と、前記関連情報取得で取得した関連情報と、前記確認領域情報取得手段で取得したユーザに原稿の内容の確認を促す領域情報に従って生成された確認領域と、前記第1の画像とを合成しプレビュー表示するプレビュー表示手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、ファクシミリ送信するデータをプレビュー表示する際に、送信するデータのチェック箇所を表示させ、送信するデータに誤りがないかを容易に確認することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明のFAXチェック用データ蓄積サーバ200および複合機300を適用可能なファクシミリ送信システムの構成の一例を示すシステム構成図である。
図1に示すように、本実施形態のファクシミリ送信システムは、FAXチェック用データ蓄積サーバ200、複数のファクシミリ送信可能な複合機300がローカルエリアネットワーク(LAN)100を介して接続され、また外部の複数のファクシミリ端末500と公衆回線網400で接続され、情報の送受信を行う構成となっている。
複合機300はスキャンしたFAX原稿のFAX画像を元にプレビュー時に表示する情報をFAXチェック用データ蓄積サーバ200から取得する。
FAXチェック用データ蓄積サーバ200には商品マスタが記憶されているデータベース700が接続されており、複合機300から送信されたデータに基づき、プレビュー画面に表示するFAXの内容の妥当性判断に必要なデータを商品マスタから取得する。
FAXチェック用データ蓄積サーバ200はデータベース700から取得したFAX内容の妥当性判断に必要なデータ、およびあらかじめFAXチェック用データ蓄積サーバ200に登録されているFAXの内容の妥当性判断に必要なデータの表示領域およびFAX原稿を訂正するときの訂正領域を複合機300に送信する。
FAXの内容の妥当性判断に必要なデータの表示領域と、FAX原稿を訂正するときの訂正領域は、FAXチェック用データ蓄積サーバ200にバーコードから得られる値と対応付いて記憶されている。
なお、バーコードは例えば、FAXデータのフォームに対応して生成されたものである。つまり、このバーコードは、送信するFAX原稿を生成し、印刷する際に付与されたものである。
本実施形態では、FAX原稿を生成する処理は省略するが、FAX原稿は、上述の通り上位システムでバーコード付きのFAX原稿が生成され、印刷されるものとする。
以下、図2を用いて、図1に示したFAXチェック用データ蓄積サーバ200に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成について説明する。
図2は、図1に示したFAXチェック用データ蓄積サーバ200に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2において、201はCPUで、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
203はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM202あるいは外部メモリ211からRAM203にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、205は入力コントローラで、キーボード(KB)209や不図示のマウス等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。206はビデオコントローラで、CRTディスプレイ(CRT)210等の表示器にへの表示を制御する。なお、図2では、CRT210と記載しているが、表示器はCRTだけでなく、液晶ディスプレイ等の他の表示器であってもよい。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。
207はメモリコントローラで、ブートプログラム,各種のアプリケーション,フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイル,各種データ等を記憶するハードディスク(HD)や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
208は通信I/Fコントローラで、ネットワーク(例えば、図1に示したLAN100)を介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT210上での表示を可能としている。また、CPU201は、CRT210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイル及び各種情報テーブル等も、外部メモリ211に格納されており、これらについての詳細な説明も後述する。
次に、図3を用いて、図1に示した複合機300のハードウェア構成について説明する。
図3は、図1に示した複合機300のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。なお、図3は、ファクシミリ端末500のハードウェア構成としても適用可能である。
図3において、316はコントローラユニットで、画像入力デバイスとして機能するスキャナ314や、画像出力デバイスとして機能するプリンタ部312と接続する一方、LAN(例えば、図1に示したLAN100)や公衆回線(WAN)(例えば、PSTNまたはISDN等)と接続することで、画像データやデバイス情報の入出力を行う。
コントローラユニット316において、301はCPUで、システム全体を制御するプロセッサである。302はRAMで、CPU301が動作するためのシステムワークメモリであり、プログラムを記録するためのプログラムメモリや、画像データを一時記録するための画像メモリでもある。
303はROMで、システムのブートプログラムや各種制御プログラムが格納されている。304はハードディスクドライブ(HDD)で、システムを制御するための各種プログラム,画像データ等を格納する。
307は操作部インタフェース(操作部I/F)で、操作部(キーボード)308とのインタフェース部である。また、操作部I/F307は、操作部308から入力したキー情報(例えば、スタートボタンの押下)をCPU301に伝える役割をする。また、ファックス送信するための送信先のファックス番号の入力を操作部308から行うことができる。
305はネットワークインタフェース(Network I/F)で、ネットワーク(LAN)100に接続し、データの入出力を行う。306はモデム(MODEM)で、公衆回線に接続し、FAXの送受信等のデータの入出力を行う。
318は外部インタフェース(外部I/F)で、USB、IEEE1394,プリンタポート,RS−232C等の外部入力を受け付けるI/F部であり、本実施形態においては認証で必要となる携帯端末のICカード(記憶媒体)の読み取り用のカードリーダ319が外部I/F部318に接続されている。そして、CPU301は、この外部I/F318を介してカードリーダ319による携帯端末のICカードからの情報読み取りを制御し、該携帯端末のICカードから読み取られた情報を取得可能である。以上のデバイスがシステムバス309上に配置される。
320はイメージバスインタフェース(IMAGE BUS I/F)であり、システムバス309と画像データを高速で転送する画像バス315とを接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。
画像バス315は、PCIバスまたはIEEE1394で構成される。画像バス315上には以下のデバイスが配置される。
310はラスタイメージプロセッサ(RIP)で、例えば、PDLコード等のベクトルデータをビットマップイメージに展開する。311はプリンタインタフェース(プリンタI/F)で、プリンタ部312とコントローラユニット316を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。また、313はスキャナインタフェース(スキャナI/F)で、スキャナ314とコントローラユニット316を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
317は画像処理部で、入力画像データに対し補正、加工、編集を行ったり、プリント出力画像データに対して、プリンタの補正、解像度変換等を行う。また、これに加えて、画像処理部317は、画像データの回転や、多値画像データに対してはJPEG、2値画像データはJBIG、MMR、MH等の圧縮伸張処理を行う。
スキャナ部314は、原稿となる紙上の画像を照明し、CCDラインセンサで走査することで、ラスタイメージデータとして電気信号に変換する。原稿用紙は原稿フィーダのトレイにセットし、装置使用者が操作部308から読み取り起動指示することにより、CPU301がスキャナ314に指示を与え、フィーダは原稿用紙を1枚ずつフィードし原稿画像の読み取り動作を行う。
プリンタ部312は、ラスタイメージデータを用紙上の画像に変換する部分であり、その方式は感光体ドラムや感光体ベルトを用いた電子写真方式、微少ノズルアレイからインクを吐出して用紙上に直接画像を印字するインクジェット方式等があるが、どの方式でも構わない。プリント動作の起動は、CPU301からの指示によって開始する。なお、プリンタ部312には、異なる用紙サイズまたは異なる用紙向きを選択できるように複数の給紙段を持ち、それに対応した用紙カセットがある。
操作部308は、LCD表示部を有し、LCD上にタッチパネルシートが貼られており、システムの操作画面を表示するとともに、表示してあるキーが押されるとその位置情報を操作部I/F307を介してCPU301に伝える。また、操作部308は、各種操作キーとして、例えば、スタートキー、ストップキー、IDキー、リセットキー等を備える。
尚、表示部はプリンタによって表示性能が異なり、タッチパネルを介して操作をできるプリンタ、単に液晶画面を備え文字列を表示(印刷状態や印刷している文書名の表示)させるだけのプリンタによって本発明は構成されている。
ここで、操作部308のスタートキーは、原稿画像の読み取り動作を開始する時などに用いる。スタートキーの中央部には、緑と赤の2色LEDがあり、その色によってスタートキーが使える状態にあるかどうかを示す。また、操作部308のストップキーは、稼働中の動作を止める働きをする。また、操作部308のIDキーは、使用者のユーザIDを入力する時に用いる。リセットキーは、操作部からの設定を初期化する時に用いる。
カードリーダ319は、CPU301からの制御により、携帯端末内に備えられたICカードに記憶されている情報を読み取り、該読み取った情報を外部I/F318を介してCPU301へ通知する。
以上のような構成によって、複合機300は、スキャナ314から読み込んだ画像データをLAN100上に送信したり、LAN100から受信した印刷データをプリンタ部312により印刷出力することができる。また、複合機300は、スキャナ314から読み込んだ画像データをMODEM306から公衆回線網上にFAX送信したり、公衆回線網からFAX受信した画像データをプリンタ312で印刷出力したりすることができる。
次に、図4、5、を参照しながら、複合機300とFAXチェック用データ蓄積サーバ200のソフトウェアの機能構成について説明する。
まず、図4を用いて複合機300のソフトウェアの機能構成を説明する。
スキャナ部314でスキャンされたFAX画像はFAX画像保存部401によってHDD304に一時保存され、あらかじめHDD304に記憶されている設定ファイル等で指定されている原稿フォーマット特定領域(座標値)を用いてFAX画像から原稿フォーマットを特定するための画像をFAX画像読み取り部402で読み込む。原稿フォーマット特定領域はバーコードや原稿タイトルなどを使用する。 FAX画像読み取り部402で読み込まれた原稿フォーマット特定領域画像は、原稿フォーマットに応じたチェック領域を取得するために通信部403によってFAXチェック用データ蓄積サーバ200に送られる。
通信部403は、送信した原稿フォーマット特定領域画像に対応して、FAXチェック用データ蓄積サーバ200から原稿フォーマットに応じたチェック領域(座標値)を取得する。
FAX画像読み取り部402は、FAX画像からチェック領域を用いて画像を読み取り、通信部403によってチェック領域の画像がFAXチェック用データ蓄積サーバ200に送られる。
通信部403は、チェック領域の画像に対応して、FAXチェック用データ蓄積サーバ200からFAX内容の妥当性をチェックするためのデータおよびデータの表示領域およびFAX原稿訂正領域および領域番号を取得する。
データ表示部404は複合機300に付いているパネルに読み込まれたFAX原稿をプレビューする。FAX原稿訂正領域がFAX原稿のチェックするべき個所となるため図9の901のように色を付けて表示する。FAX原稿訂正領域の横には領域番号が表示される。
また、FAXの内容の妥当性をチェックするためのデータが図9の902のようにFAXの内容の妥当性をチェックするためのデータ表示領域に表示される。例えばFAX原稿訂正領域に表示されるチェックすべきデータが商品の見積価格だった場合、このデータ表示領域には商品の原価や平均販売単価などを表示すると効果的である。
見積もり額が原価割れしていたり、平均販売単価を大きく下回っていればFAX原稿に記載された見積もり額が間違いである可能性が高い。
プレビュー画面で原稿の間違いに気づいた場合は、どこの領域を訂正するかの指示を操作部308を介して入力する。なお、入力の方法として、FAX原稿訂正領域の横に表示されている領域番号を複合機付属の数字キーなどで訂正する箇所分入力する。
訂正入力後、FAX送信原稿修正のために複合機に対して紙出力指示を行う。FAX画像修正部405は入力された領域番号の領域を空白にして複合機からFAX原稿の出力を行う。
ユーザは出力されたFAX原稿の空白部分の訂正領域に正しい値を書き込んで、スキャンを行う。FAX画像保存部401によって前回HDD304に一時保存された画像がスキャンされたFAX画像を差し替える。この差替えは、原稿フォーマット特定領域画像を再度読み込み、原稿フォーマット特定領域画像から得られた値や文字列の一致したFAX画像を差し替えるものとする。
プレビュー画面で再読み込みしたFAX画像が正しいことを確認できれば、FAX送信ボタンによりFAX送信部407がMODEM306を介してFAX送信する。
次に、図5を用いてFAXチェック用データ蓄積サーバ200のソフトウェアの機能構成を説明する。
複合機300からバーコード等の原稿フォーマット特定領域画像を通信部503が受信する。
原稿フォーマット特定領域画像解析部502は画像を解析して取得できた原稿を特定するコード(バーコード解析で得られた値)から図8の設定ファイルを参照してチェック項目領域を取得する。
本実施形態では設定ファイルをXMLとして記載しているが、他のテキスト形式やバイナリデータやデータベースでも構わない。
設定ファイルは、不図示の管理者PCや複合機300で表示される、図6のFAX内容チェック用データ設定画面で入力された値がFAXチェック用データ蓄積サーバ200にあらかじめ設定されているものとする。
通信部503は複合機からチェック項目領域画像を取得するために、チェック項目領域を複合機300に送信する。
また、通信部503は、複合機300でスキャンされたFAX画像から切り出されたチェック項目領域部分の画像を受信する。OCR処理部505はチェック項目領域の画像からOCR処理を行ってキーワード(文字列)を取得する。
このOCR処理時にはチェック項目領域の画像を図6の606で設定する項目数で行方向に分割し、行数分のOCR処理を行う。
データベースアクセス部501はOCR処理で取得したキーワードをキーにデータベース700を検索し、FAX内容チェック用のデータを取得する。
本実施形態ではデータベース700は図7の商品マスタであり、OCRで取得できる商品名から商品の原価や平均売価を取得してFAX内容のチェックデータとしているが、データベースは商品マスタでなくても良い。
例えばデータベース700には住所録が入っており、OCRで取得できる氏名から住所や電話番号を取得してFAX内容のチェックデータとすることも可能である。
データベースから取得されたFAX内容チェック用のデータは一時データ領域504蓄積され、行数分のFAX内容チェック用のデータが取得されると通信部503により複合機300に送信される。
次に、図6を用いて、FAX送信前にチェックする領域を設定するためのFAX内容チェック用データ設定画面について説明する。
FAX内容チェック用データ設定画面は、FAXチェック用データ蓄積サーバ200のCRT210(表示部)に表示される。なお、FAX内容チェック用データ設定画面は不図示の管理者PC上に表示させて入力するように構成することも可能である。
図6のFAX内容チェック用データ設定画面で設定されるデータにより、FAX内容チェック用データが取得でき、FAX送信前のプレビュー画面に表示することができる。
図6のFAX内容チェック用データ設定画面により設定された設定内容は、FAXチェック用データ蓄積サーバ200に登録され、図8の設定ファイルが作成されるものとする。
まず、本FAX内容チェック用データ設定画面では、設定した帳票フォームの画像を読み込みプレビュー領域に表示させる。そして、この表示した帳票に対して、各種設定を入力する。
帳票名入力域603には本帳票につける帳票名を入力する。
帳票名入力域603には本帳票につける帳票名を入力する。
原稿フォーマット特定番号入力域604にはバーコード等のユニークなコードを入力する。尚、このコードは複合機300から送られてくる原稿特定画像から取得できるものとする。
チェック項目領域入力域605にはチェックに必要なデータおよび表示領域および訂正領域・訂正番号を取得するためのキーワードが書かれた画像領域(座標値)を指定する。
ここで指定された領域は送信領域601に領域が識別できる方法で表示される。例として領域は色を変えて矩形で表示する。
チェック領域項目数入力域606にはチェック項目領域入力域605からいくつのキーワードを取得するかを入力する。入力には、例えば、取得する行数を入力する。
チェック項目領域入力域605によってチェック領域項目数入力域606が行に分解されてOCR処理を行いキーワードを取得することができる。なお、チェック領域項目数入力域606を設定すると、610のように表示される。
チェック項目データベースカラム名入力域607には図7の商品マスタのキーワードが登録されているカラム名を入力する。
チェック用データ領域608には図7の商品マスタから取得できるFAX内容チェックデータのカラム名とプレビュー画面に表示するときの座標および領域につけるタイトルを入力する。なお、チェック用データ領域608で設定すると、611のようにプレビュー領域602に領域が識別可能なように表示される。また領域の最上部にタイトルも表示する。
チェック項目データベースカラム名入力域607に入力されたカラムを、610で取得したキーワードで検索し、611の領域に検索された情報(例えば、価格情報)をFAX内容チェックデータとして取得し、表示させる。
訂正領域入力域609にはFAX画像修正出力時に空白にする部分の矩形領域(座標)とその矩形に対するタイトルを入力する。
ここで指定された領域と領域に自動的に割り振られるユニークな番号(図6の612では、1〜31)はプレビュー領域602に領域が識別できる方法で表示される。例として領域は色を変えて矩形で表示され、領域番号は領域の上に表示される。
次に、図7と図8を用いて、本実施形態で用いるデータについて説明する。
図7は、データベース700に記憶されているデータの一例を示す図である。本実施形態では、データベース700に記憶されているデータは商品マスタとし、OCR処理で取得した商品名(キーワード)からその商品の原価や平均売価を取得することができる。
図8は、図6のFAX内容チェック用データ設定画面により入力された値によって作成される設定ファイルの一例を示す図である。本実施形態では設定ファイルはXML形式で保存している。また、FAXチェック用データ蓄積サーバ200の外部メモリ211に記憶されている。
次に、図9を用いて、本実施形態で表示される複合機300の表示例について説明する。
図9は、複合機300でFAX送信前にプレビューされるFAXプレビュー画面の一例を示す図である。データ訂正領域901は、図6の訂正領域入力域609で設定された座標に従って矩形で表示され、各データ訂正領域の横には訂正番号が表示される。
また、FAXの内容チェックを容易にするためにFAXチェック用データ表示領域902は、図6のチェック用データ領域608で設定された座標に従って矩形で表示され、矩形の最上位にタイトルが表示され、各矩形の中にはFAXチェック用データ蓄積サーバ200より取得した、FAX内容チェック用データが表示される。
次に、図10〜図12を用いて、本実施形態の処理について説明する。
図10は、複合機300の動作フローである。複合機300はスキャンした画像の中の原稿特定画像をFAXチェック用データ蓄積サーバ200に送り、原稿種別に応じたチェック領域を取得する。スキャンした画像のチェック領域を切り出し、再度FAXチェック用データ蓄積サーバ200に画像を送信し、FAX内容チェックに必要なデータおよび表示領域および訂正領域・訂正番号を受信する。
受信したデータをもとにFAXプレビュー画面にFAX画像とFAX内容チェックに必要なデータと訂正領域・訂正番号を表示する(図9)。
ユーザはFAX送信プレビュー画面でFAXの内容をチェックし、FAXの内容に誤りがあれば訂正番号と訂正原稿出力指示を行い、訂正番号の領域が空白になったFAX画像を出力する。
ユーザにより修正されたFAX画像は再度複合機300で読み込まれ、元のFAX画像と差し替えられ、再度プレビューされる。ユーザはFAX内容を確認し、内容に問題がなければFAX送信指示を行ってFAXを送信する。
本処理によれば、FAX原稿変更後に再度宛先を入力しなくても送信画像の差し替えができる。
以下、図10を参照しながら各ステップに従って処理を説明する。
ステップS1001では、複合機300がFAX宛先(FAX番号等の差往診先)の入力を受け付ける。
ステップS1002では、複合機300はフィーダにセットされたFAX原稿を検知する。
ステップS1003では、複合機300はセットされたFAX原稿をスキャンし(読み取り)、FAX画像(第1の画像)を生成する。
ステップS1004では、FAX画像保存部401で既に保存された、ステップS1003で生成されたFAX画像と対応する画像があるかどうかをチェックし、あればS1005に進み、なければS1006に進む。
なお、ステップS1003で生成されたFAX画像と対応する画像があるか否かは、ステップS1001で入力されたFAX番号によって判断する。後述するステップS1010で出力したFAX画像はFAX番号と対応付いて送信されずにHDD304に保持(格納)されている。
本実施形態では、FAX番号によってFAX画像と対応する画像があるかどうかをチェックするように構成したが、FAX原稿に一意の識別情報が印刷されている場合には、この一意の識別番号をOCR処理などを行って取得し、取得した一意の識別情報が一致するか否かで判断するように構成してもよい。
ステップS1005では、FAX画像保存部401で一時保存されている画像をスキャンされた新しいFAX画像に差し替える(置き換える)。差し替えとは、一時保存されている画像を削除して新しいFAX画像に置き換える(置換)、或いは新しいFAX画像で上書きする等の処理である。
また、ステップS1005では、差し替えた履歴を記録しておき、ステップS1010で修正するために出力したが、修正して送信していないFAX画像をユーザからの要求に応じて操作部308に一覧に表示させる。
これにより、修正したFAX原稿に適切に置き換えることができるため、間違った内容のFAX原稿を送信先に送ることがなくなるため、セキュリティの高いFAX送信を行うことができる。
ステップS1006では、FAX内容チェック用データをFAXチェック用データ蓄積サーバ200から取得する。なお、本処理は、図11で詳述する。
ステップS1007では、ステップS1006で取得したFAX内容チェック用データ(関連情報)と、FAX画像に対応する設定ファイルに記載の訂正領域の座標とチェック用データ領域の座標とに従って、図9のように、FAXプレビュー画面にFAX画像を複合機300のパネルに表示する。
具体的には、訂正領域の座標からFAX画像に合成する(例えば、FAX画像と重ね合わせる)透過設定がされた矩形と、FAX内容チェック用データ(関連情報)が入力されたチェック用データ領域の座標からFAX画像に合成する(例えば、FAX画像と重ね合わせる)透過設定がされた矩形とを生成し、FAX画像(第1の画像)と合成して操作部308の表示領域にプレビュー表示(図9)する。
なお、プレビュー表示の際には、FAX画像を縮小したFAX画像を用いることも可能である。この場合、縮小率に従って表示する矩形も縮小する。
ステップS1008では、訂正指示があるか否かを判断する。訂正指示があるか否かは、複合機300の付属の数字キーが押下されたか否かで判断する。また、複合機付属の数字キー以外に、不図示の操作部308に表示されている訂正指示ボタンが押下されたか否かを判断してもよい。
訂正指示があった場合には、ステップS1009に進み、訂正指示がない場合にステップS1011へ進む。つまり、FAX内容に間違いがあり訂正する場合はS1009に進み、間違いがなければS1011に進む。
ステップS1009では、訂正する領域(確認領域)(データ訂正領域901)に対応する、ユーザによって押下された複合機300に付属の数字キーの数字(識別番号)の入力を受け付ける(識別番号受付)。なお、複数の領域の番号の受付も可能である。また、データ訂正領域901のうち、受け付けた番号に対応する領域の色を反転するようにして、押下された番号が識別できるようにする。
ステップS1010では、複合機300は受け付けた訂正番号に対応する領域がFAX画像上で空白なるようにFAX画像に矩形オブジェクトを合成し、合成したFAX画像(不可視化したFAX画像)を紙出力する。つまり、FAX画像上で空白なるようにFAX画像に矩形オブジェクトを合成する処理は、FAX画像でユーザが指定した領域を不可視とする(不可視化)処理である。不可視化する処理は矩形によってマスキングする処理と言い換えることも可能である。
なお、本実施形態では、紙出力したFAX画像が訂正を容易に行えるように、訂正番号に対応する領域が空白となるようにFAX画像に矩形オブジェクトを合成するように構成したが、空白とする領域のカラー値を白にするように画像処理を行うようにすることも可能である。また、空白とする処理を行う場合には、罫線を残すように処理を行う。
紙出力したのち、ユーザにより訂正されたFAX原稿が再度複合機にセットされた場合には、S1002に進む。
ステップS1011では、複合機300はFAX送信ボタン(例えば、複合機のハードキーであるスタートボタン、或いは操作部308に表示する送信ボタン)が押下されたことを検知する(ファクシミリ送信指示)。
ステップS1012では、FAX画像保存部401で一時保存されている画像をFAX送信する。具体的には、訂正がされていないFAX画像、又はステップS1005で差替え(置き換え)られたFAX画像をFAX画像と対応付いて記憶されているFAX番号(ステップS1001で入力されたFAX番号)にファックス送信する。
ステップS1013では、FAX画像保存部401に一時保存されている画像を複合機300のHDD304から削除する。
図11は、図10で説明したステップS1006のFAXチェック用データ蓄積サーバ200の処理の詳細を説明したものである。
以下、図11を参照しながら各ステップに従って処理を説明する。
ステップS1101では、FAX画像保存部401で一時保存されているFAX画像からあらかじめ登録されている領域(座標)からの原稿特定画像(第3の画像)を取得する。本実施形態では原稿特定画像としてバーコードの画像を取得するように構成する。バーコードの画像を取得するための領域はあらかじめ複合機300の設定ファイル(図8)などに記憶されている。
ステップS1102では、バーコード画像をFAXチェック用データ蓄積サーバ200に送る。
ステップS1103では、後述するステップS1203で送信された、バーコード画像から得られた値に対応するチェック項目領域(座標)をFAXチェック用データ蓄積サーバ200から受信する。つまり、チェック項目領域は、文字列(文字情報)を抽出するために用いられる領域情報である。
ステップS1104では、FAX画像保存部401で一時保存されているFAX画像からチェック項目領域(座標)に従って、チェック項目領域の画像(例えば、図6の610)を取得する。
ステップS1105では、チェック項目領域の画像(第2の画像)をFAXチェック用データ蓄積サーバ200に送信する。
つまり、ステップS1104〜ステップS1105では、HDD304に格納したFAX画像(第1の画像)から、ステップS1103で受け付けた領域情報に従って、チェック項目領域の画像(第2の画像)を抽出してFAXチェック用データ蓄積サーバ200に送信する処理である。
ステップS1106では、後述するステップS1214で送信されたFAX内容チェックに必要なデータおよび表示領域および訂正領域・訂正番号をFAXチェック用データ蓄積サーバ200から受信する。
つまり、ステップS1106では、ステップS1005で送信されたチェック項目領域の画像(第2の画像)からFAXチェック用データ蓄積サーバ200で抽出された文字列(文字情報)に従ってデータベース700から取得した商品情報(原価や平均売価などの関連情報)を取得する処理(関連情報取得)である。
また、ステップS1106では、ユーザに原稿の内容を確認してもらい。間違いがあった場合に訂正するための訂正領域(確認領域)の領域情報(座標)をFAXチェック用データ蓄積サーバ200から取得する処理(確認領域情報取得)である。
なお、本実施形態でのFAX内容チェックに必要なデータは、商品マスタから取得した原価と平均売価である。また、表示領域とは、図6の608で入力された座標値で、訂正領域とは、図6の609で入力された座標値で、訂正番号は訂正可能な領域の識別番号(図6の612の「1」〜「31」)である。
図12は、図10で説明したS1006のFAXチェック用データ蓄積サーバ200の処理の詳細フローである。
この図12では、FAXチェック用データ蓄積サーバ200は原稿特定に使用するバーコードの画像を複合機300から受信する。画像を解析し、バーコードの値を取得し、値をキーに図8の設定ファイルからチェック項目領域(座標)を取得する。チェック項目領域(座標)を複合機300に送信し、複合機からFAX画像のチェック項目領域の画像を受信する。チェック項目数を図8の設定ファイルから取得し、チェック項目領域画像をチェック項目数で行方向に分割し、1行ごとに画像に対してOCR処理を行い、キーワード(文字列)を取得する。このキーワード(文字列)で図7の商品マスタで一致する商品名を検索して、商品名に対応する原価や平均売価を取得する。
この原価や平均売価がFAX内容チェック用データとして一時領域に保存される。全行分のFAX内容チェック用データが一時領域に保存されたら、図8の設定ファイルからチェック用データの表示領域、訂正領域・訂正番号を読み込む。
そして、複合機300の操作部308でFAX画像をプレビューし、内容をチェックするために、一時領域に保存されたFAX内容チェック用データおよびチェック用データの表示領域、訂正領域・訂正番号を複合機300に送信する。
以下、図12を参照しながら各ステップに従って処理を説明する。
ステップS1201では、複合機300からステップS1102で送信されたバーコード画像を受信する。
ステップS1202では、バーコード画像からバーコードの値(第3の画像から得られる値)を取得し、バーコードの値をキーに図8の設定ファイルから文字列(文字情報)を抽出するためのチェック項目領域(座標)を取得する。
ステップS1203では、取得したチェック項目領域(座標)を複合機300に送信する。
ステップS1204では、複合機300からステップS1105で送信されたチェック項目領域の画像を受信する。
ステップS1205では、チェック項目数を図8の設定ファイルから取得する。
ステップS1206では、チェック項目領域の画像をチェック項目数分、行方向に画像を分割する。
ステップS1207では、行カウンタNに1を代入する。
ステップS1207では、行カウンタNに1を代入する。
ステップS1208では、N行目の画像からOCRでキーワード(文字列)を取得する。
ステップS1209では、取得したキーワード(文字列)をキーにデータベースの商品マスタ(図8)からチェック用データを取得する。
なお、本実施形態ではキーワード(文字列)に商品名を用い、この商品名から商品マスタで対応する原価や平均売価を取得してFAXチェック用データとする。
ステップS1210では、取得したFAXチェック用データを一時領域に保存する。
ステップS1211では、行カウンタNに1を加える。
ステップS1211では、行カウンタNに1を加える。
ステップS1212では、N行目の画像があるかどうかを判定し、次の画像があればステップS1208に戻り、次の画像なければステップS1213に進む。
ステップS1213では、図8の設定ファイルからチェック用データの表示領域・タイトル、訂正領域・訂正番号を読み込む。
ステップS1214では、一時領域に保存されたチェック用データとチェック用データを表示する表示領域、表示領域に表示するタイトル、訂正領域・訂正領域の訂正番号(識別番号)を複合機に送信する。
本実施形態によれば、FAX送信するデータをプレビュー表示する際に、送信するデータのチェック箇所を表示させ、送信するデータに誤りがないかを容易に確認することができる。
また、FAX送信者本人もしくは第三者(例えば、管理者)がFAX原稿内容の妥当性を確認することが容易になり、業務負荷の軽減が実現できる。
さらに、妥当性のないFAX原稿を送信してしまう可能性を軽減することで、妥当性のないFAX原稿を送信してしまった場合に発生する被害を少なくすることができる。
本実施形態では、FAX画像のバーコード画像の解析(ステップS1202)を複合機300からFAXチェック用データ蓄積サーバ200で行うように構成したが、複合機300でFAX画像のバーコード画像の解析やFAX画像のチェック項目領域画像のOCR処理を行うようにすることも可能である。
この場合、図8の設定ファイルを複合機300のHDD304に記憶させるようにする。つまり、ステップS1205〜S1212の処理をFAXチェック用データ蓄積サーバ200で実行し、このステップS1205〜S1212で得られたチェック用データをFAXチェック用データ蓄積サーバ200から受信して以降の処理を複合機300で実行するように構成する。
また、FAX画像のチェック項目領域画像の全ての行について複合機300でOCR処理(ステップS1208)を実行し、OCR処理した結果得られるキーワード(文字列などの文字情報)をFAXチェック用データ蓄積サーバ200に送信して、FAXチェック用データ蓄積サーバ200では、このキーワード(文字列などの文字情報)に対応する商品情報(原価や平均売価)を取得して、複合機300に送るような構成をとることも可能である。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、本発明におけるプログラムは、図10〜図12に示すフローチャートの処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムであり、本発明の記憶媒体は図10〜図12の処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムが記憶されている。なお、本発明におけるプログラムは図10〜図12の各装置の処理方法ごとのプログラムであってもよい。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM、シリコンディスク、ソリッドステートドライブ等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ、データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
100 LAN
200 FAXチェック用データ蓄積サーバ
300 複合機
400 公衆回線網
500 ファクシミリ端末
700 データベース
200 FAXチェック用データ蓄積サーバ
300 複合機
400 公衆回線網
500 ファクシミリ端末
700 データベース
Claims (8)
- ファクシミリ通信可能な画像形成装置であって、
ファクシミリ送信する送信先を入力する入力手段と、
ファクシミリ送信する原稿を読み取る読取手段と、
前記読取手段で読み取った原稿に対応する第1の画像を前記送信先と対応付けて格納する第1の画像格納手段と、
文字情報を抽出するための領域情報を受け付ける文字情報抽出領域情報受付手段と、
前記第1の画像格納手段で格納した第1の画像から、前記文字情報抽出領域情報受付手段で受け付けた文字情報を抽出するための領域情報に従って第2の画像を抽出し、当該抽出された第2の画像に含まれる文字情報に対応する関連情報を外部装置より取得する関連情報取得手段と、
ユーザに原稿の内容の確認を促す確認領域の領域情報を受け付ける確認領域情報取得手段と、
前記関連情報取得で取得した関連情報と、前記確認領域情報取得手段で取得したユーザに原稿の内容の確認を促す領域情報に従って生成された確認領域と、前記第1の画像とを合成しプレビュー表示するプレビュー表示手段と
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記確認領域に対応する識別番号の入力を受け付ける識別番号受付手段と、
前記識別番号受付手段で受け付けた識別番号に対応する確認領域の領域情報に対応する、前記第1の画像の領域の情報を不可視化する不可視化手段と、
前記不可視化手段で不可視化した第1の画像を印刷する印刷手段と
を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記読取手段で読み取った原稿に対応する第1の画像が、前記格納手段で既に格納された第1の画像と一致するか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段で、一致すると判定された場合に、前記格納手段で既に格納された第1の画像を、前記読取手段で読み取った原稿に対応する第1の画像に置き換える置換手段と
を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。 - 前記置換手段で置き換える第1の画像は、前記印刷手段で印刷された原稿に対応する第1の画像であることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
- ファクシミリ送信を指示する送信指示手段と、
前記送信指示手段でファクシミリ送信指示がされた場合に、前記格納手段で格納した第1の画像、又は前記置換手段で置き換えた第1の画像を、前記入力手段で入力された送信先にファクシミリ送信する送信手段と
を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記第1の画像格納手段で格納した第1の画像から、原稿を識別するための識別情報を含む第3の画像を取得する第3の画像取得手段を備え、
前記文字情報抽出領域情報受付手段は、前記第3の画像取得手段で取得した第3の画像から得られる原稿の識別情報に従って、前記第1の画像に対応する文字情報を抽出するための領域情報を受け付けることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 読取手段で読み取った原稿に対応する第1の画像をファクシミリ送信する送信先と対応付けて記憶する記憶手段を備えるファクシミリ通信可能な画像形成装置の処理方法であって、
文字情報を抽出するための領域情報を受け付ける文字情報抽出領域情報受付ステップと、
前記記憶手段で記憶する第1の画像から、前記文字情報抽出領域情報受付ステップで受け付けた文字情報を抽出するための領域情報に従って第2の画像を抽出し、当該抽出された第2の画像に含まれる文字情報に対応する関連情報と、ユーザに原稿の内容の確認を促す確認領域の領域情報とを取得ステップと、
前記取得ステップで取得した関連情報と、ユーザに原稿の内容の確認を促す領域情報に従って生成された確認領域と、前記第1の画像とを合成しプレビュー表示するプレビュー表示ステップと
を実行することを特徴とする処理方法。 - 読取手段で読み取った原稿に対応する第1の画像をファクシミリ送信する送信先と対応付けて記憶する記憶手段を備えるファクシミリ通信可能な画像形成装置で実行可能なプログラムであって、
前記画像形成装置を
文字情報を抽出するための領域情報を受け付ける文字情報抽出領域情報受付手段と、
前記記憶手段で記憶する第1の画像から、前記文字情報抽出領域情報受付手段で受け付けた文字情報を抽出するための領域情報に従って第2の画像を抽出し、当該抽出された第2の画像に含まれる文字情報に対応する関連情報と、ユーザに原稿の内容の確認を促す確認領域の領域情報とを取得手段と、
前記取得手段で取得した関連情報と、ユーザに原稿の内容の確認を促す領域情報に従って生成された確認領域と、前記第1の画像とを合成しプレビュー表示するプレビュー表示手段と
して機能させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009151648A JP2011010038A (ja) | 2009-06-25 | 2009-06-25 | 画像形成装置、処理方法及びプログラム |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017045210A (ja) * | 2015-08-25 | 2017-03-02 | キヤノンマーケティングジャパン株式会社 | 携帯端末、情報処理システムと、その処理方法及びプログラム |
US11301180B2 (en) | 2018-03-09 | 2022-04-12 | Fujifilm Business Innovation Corp. | Information processing apparatus registering redo or erroneous process request |
-
2009
- 2009-06-25 JP JP2009151648A patent/JP2011010038A/ja active Pending
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