JP2011008395A - デバッグ支援装置及びデバッグ支援方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】デバッグ装置は、プロセッサがプログラムを実行する際に取得したトレースデータを所定の条件に基づいて複数のグループに分類するイベント検出部と、入力操作に応答して不要グループを設定する条件設定部と、取得したトレースデータが不要グループに属するか否かを監視するイベント検出部と、取得したトレースデータが不要グループに属すとき取得したトレースデータを表示せず、不要グループに属さないとき取得したトレースデータを表示するトレース表示部とを備える。
【選択図】図3
Description
ユーザは、ユーザインタフェース24に対する入力操作により条件設定を行う。設定内容は、トレース取得条件の選択(「保存」か「削除」か、すなわち全ての取得した実行トレースをトレースメモリに保存するか、不要な実行トレースは削除するかの選択)と、不要グループの選択である。取得/表示条件設定部31は、選択された不要グループに関するトレース表示フラグ33を「非表示」に設定する。その結果、各不要グループに関して、複数のグループをそれぞれ特定する識別情報の各々に対応づけたトレース表示フラグ33がトレース表示部32に格納される。尚、本実施形態では不要グループに属しない実行トレースに関しては、全ての実行トレースが表示されるものとするため、トレース表示フラグ33を用意する必要はない。これらの処理におけるデータの流れが、図6のユーザインタフェース24から取得/表示条件設定部31への矢印に示されている。
保存/表示条件設定部31は、ステップS1で入力された条件設定を、所定の手順に従って解釈することにより、トレース取得条件、グループの開始アドレス及び終了アドレスという要素に分離する。
またトレース表示部32内のトレース表示フラグ33が自動的に非表示に初期設定される。この処理におけるデータの流れが、図6の取得/表示条件設定部からトレース表示部32に向う矢印に示されている。
ユーザがユーザインタフェース24に対して所定の操作を行うと、CPU22上でデバッグ対象のプログラムの指定された部分が実行される。トレース制御部34はCPU22が実行したフレームから順にリアルタイムに実行トレースを取得する(ステップS3−1)。
これら処理におけるデータの流れが、図7のCPU22からイベント検出器28を経てトレース制御部34に向う矢印に示されている。
ステップS3で生成されたイベント情報(ステップS4−1)をトリガに、イベント検出器28は設定されたトレース取得方法に応じたフィルタリングを行う。ステップS1とS2で設定されたトレース取得方法が「削除」に設定されていた場合(ステップS4−2YES)、イベント検出器28は取得した実行トレースの1フレームをトレースメモリ26に格納せずに削除し破棄する(ステップS4−3)。設定されたトレース取得方法が「保存」に設定されていた場合(ステップS4−2NO)、イベント検出部28は、取得した実行トレースの1フレームをトレースメモリ26に格納する。その際、取得した実行トレースの属するグループを示す識別情報も共にトレースメモリ26(図4の例では第1の物理メモリ27−1)に保存される(ステップS4−4)。
トレース表示部32は、トレースメモリ26に取得した実行トレースをユーザインタフェース24の表示装置に表示する(ステップS5)。
ステップS1とS2で設定されたトレース取得方法が「削除」であれば、トレースメモリ26には、不要グループ以外の実行トレースのみが保存されている。従ってトレース表示部はトレースメモリ26に保存された実行トレースを全て表示する。
ステップS1とS2で設定されたトレース取得方法が「保存」であれば、実行トレース内のグループ情報(図4の例では第1の物理メモリ27−1に保存されている)に対応するトレース表示フラグ33を読み出す。トレース表示フラグ33が「表示」であれば、該当するグループの実行トレースを表示する。トレース表示フラグ33が「非表示」であれば、該当するグループの実行トレースを表示せずに、図1Bのループ処理トレースデータ3−2やOS処理トレースデータ5−2のようにして隠す。
これら処理におけるデータの流れが、図8のトレースメモリ26からトレース制御部34及びトレース表示部32を経てユーザインタフェース24に向う矢印に示されている。
1−2 実行トレース表示画面
2 ユーザ処理トレースデータ
3−1 ループ処理トレースデータ
3−2 ループ処理トレースデータ
4−1 表示/非表示ボタン
4−2 表示/非表示ボタン
5−1 OS処理トレースデータ
5−2 OS処理トレースデータ
6−1 表示/非表示ボタン
6−2 表示/非表示ボタン
7 ユーザ処理トレースデータ
10−1 実行トレース情報
10−2 実行トレース情報
11 ユーザ処理トレースデータ
12 ループ処理トレースデータ
13 OS処理トレースデータ
14 ユーザ処理トレースデータ
20 デバッグ支援装置
22 CPU
24 ユーザインタフェース
26 トレースメモリ
27−1〜27−n 物理メモリ
28 イベント検出器
29 トレース取得条件フラグ
30 グループアドレス範囲
31 取得/表示条件設定部
32 トレース表示部
33 トレース表示フラグ
34 トレース制御部
Claims (14)
- プロセッサがプログラムを実行する際に取得したトレースデータを所定の条件に基づいて複数のグループに分類するイベント検出部と、
入力操作に応答して前記複数のグループの中で少なくとも1つの不要グループを設定する条件設定部とを具備し、
前記イベント検出部は、前記取得したトレースデータが前記少なくとも1つの不要グループに属するか否かを監視し、
更に、前記取得したトレースデータが前記少なくとも1つの不要グループに属すとき前記取得したトレースデータを表示せず、前記少なくとも1つの不要グループに属さないとき前記取得したトレースデータを表示するトレース表示部
を具備するデバッグ支援装置。 - 請求項1に記載されたデバッグ支援装置であって、
前記取得したトレースデータは、前記少なくとも1つの不要グループに属さないときトレースメモリに保存され、
前記条件設定部は、入力操作に応じて前記少なくとも1つの不要グループを削除設定とし、
前記イベント検出部は、前記削除設定がなされているとき、前記少なくとも1つの不要グループに属する前記取得したトレースデータを前記トレースメモリに保存せずに削除する
デバッグ支援装置。 - 請求項2に記載されたデバッグ支援装置であって、
前記イベント検出部は、前記削除設定がなされていないとき、前記少なくとも1つの不要グループに属する前記取得したトレースデータを前記トレースメモリに記録し、且つ前記少なくとも1つの不要グループに属する前記取得したトレースデータのグループを示すグループ識別子を所定のメモリに記録する
デバッグ支援装置。 - 請求項3に記載されたデバッグ支援装置であって、
前記トレースメモリは複数の物理メモリによって構成され、
前記所定のメモリは、前記複数の物理メモリのうち前記グループ識別子を格納できる最少数の物理メモリである
デバッグ支援装置。 - 請求項1から4のいずれかに記載されたデバッグ支援装置であって、
前記条件設定部は、前記少なくとも1つの不要グループの各々について入力操作に応じてトレース表示フラグを設定し、
前記トレース表示部は、前記少なくとも1つの不要グループに属する前記取得したトレースデータの前記表示画面における表示と非表示とを、前記トレース表示フラグに応じて択一的に切り替える
デバッグ支援装置。 - 請求項1から5のいずれかに記載されたデバッグ支援装置であって、
リアルタイムOSのトレースデータが、前記少なくとも1つの不要グループとして設定可能である
デバッグ支援装置。 - 請求項1から6のいずれかに記載されたデバッグ支援装置であって、
前記イベント検出部が前記取得したトレースデータを参照して前記プロセッサがループ処理を行っていると認識した場合の前記ループ処理中の前記トレースデータが、前記少なくとも1つの不要データとして設定可能である
デバッグ支援装置。 - プロセッサがプログラムを実行する際に取得したトレースデータをコンピュータが備えるイベント検出手段が所定の条件に基づいて複数のグループに分類する工程と、
入力操作に応答してコンピュータが備える条件設定手段が前記複数のグループの中で少なくとも1つの不要グループを設定する工程と、
前記イベント検出手段が、プログラムをプロセッサが実行する際に取得したトレースデータが前記少なくとも1つの不要グループに属するか否かを監視する工程と、
コンピュータが備えるトレース表示手段が、前記取得したトレースデータが前記少なくとも1つの不要グループに属すとき前記取得したトレースデータを表示せず、前記少なくとも1つの不要グループに属さないとき前記取得したトレースデータを表示する工程
とを具備するデバッグ支援方法。 - 請求項8に記載されたデバッグ支援方法であって、
更に、前記取得したトレースデータを、前記少なくとも1つの不要グループに属さないときトレースメモリに保存する工程と、
入力操作に応じて前記少なくとも1つの不要グループを削除設定とする工程と、
前記削除設定がなされているとき、前記少なくとも1つの不要グループに属する前記取得したトレースデータを前記トレースメモリに保存せずに削除する工程
とを具備するデバッグ支援方法。 - 請求項9に記載されたデバッグ支援方法であって、
更に、前記削除設定がなされていないとき、前記少なくとも1つの不要グループに属する前記取得したトレースデータを前記トレースメモリに記録する工程と、
前記少なくとも1つの不要グループに属する前記取得したトレースデータのグループを示すグループ識別子を所定のメモリに記録する工程
とを具備するデバッグ支援方法。 - 請求項10に記載されたデバッグ支援方法であって、
前記トレースメモリは複数の物理メモリによって構成され、
前記所定のメモリは、前記複数の物理メモリのうち前記グループ識別子を格納できる最少数の物理メモリである
デバッグ支援方法。 - 請求項8から11のいずれかに記載されたデバッグ支援方法であって、
更に、前記少なくとも1つの不要グループの各々について入力操作に応じてトレース表示フラグを設定する工程と、
前記少なくとも1つの不要グループに属する前記取得したトレースデータの前記表示画面における表示と非表示とを、前記トレース表示フラグに応じて択一的に切り替える工程
とを具備するデバッグ支援方法。 - 請求項8から12のいずれかに記載されたデバッグ支援方法であって、
リアルタイムOSのトレースデータが、前記少なくとも1つの不要グループとして設定可能である
デバッグ支援方法。 - 請求項8から13のいずれかに記載されたデバッグ支援方法であって、
前記取得したトレースデータを参照して前記プロセッサがループ処理を行っていると認識した場合の前記ループ処理中の前記トレースデータが、前記少なくとも1つの不要データとして設定可能である
デバッグ支援方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009149766A JP2011008395A (ja) | 2009-06-24 | 2009-06-24 | デバッグ支援装置及びデバッグ支援方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2013031010A1 (ja) * | 2011-09-01 | 2013-03-07 | 株式会社日立製作所 | デバッグ支援方法、計算機及びデバッグ支援プログラム |
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2009
- 2009-06-24 JP JP2009149766A patent/JP2011008395A/ja active Pending
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