JP2011007583A - 電子体温計 - Google Patents

電子体温計 Download PDF

Info

Publication number
JP2011007583A
JP2011007583A JP2009150449A JP2009150449A JP2011007583A JP 2011007583 A JP2011007583 A JP 2011007583A JP 2009150449 A JP2009150449 A JP 2009150449A JP 2009150449 A JP2009150449 A JP 2009150449A JP 2011007583 A JP2011007583 A JP 2011007583A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
electronic thermometer
armpit
measurement
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009150449A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Nakao
浩治 中尾
Tomomasa Ijiri
朋応 井尻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Terumo Corp filed Critical Terumo Corp
Priority to JP2009150449A priority Critical patent/JP2011007583A/ja
Publication of JP2011007583A publication Critical patent/JP2011007583A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)

Abstract

【課題】、電子体温計の温度センサが収納された測温部(金属キャップ)が腋下の体温測定部位に適切に装着できる電子体温計の提供。
【解決手段】測定部位が腋下であり、本体部、測温部、温度表示部を備えた電子体温計であって、本体部が板状であり、本体部の該測定部位に対応する位置を曲線形状部とし、曲線形状部の適所に該測温部を突出して設けたことを特徴とする。また、測温部の温度センサは、半導体型温度センサ,サーミスタ,サーモパイル型赤外線センサから選ばれるものであることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子体温計に関するものである。特に、腋下の体温を測定する電子体温計に関するものである。
従来の電子体温計においては、日本においては主に水銀体温計の形状を踏襲し、体温測定部位をワキ下(腋下)とし、保護者・介護者が棒状の電子体温計のプローブ部(金属キヤップ部)を被測定者のワキ下(腋下)に挟んだり、測定者自身が棒状の電子体温計のプローブ部(金属キヤップ部)をワキ下(腋下)に挟んで体温を測定するものである(特許文献1:特公平3−24615号公報)。
特公平3−24615号公報
しかしながらこのような電子体温計においては、特に高齢者ややせ型体形の場合、測定部位への測温部(金属キャップ部)の装着が適切でなく、エラー報知がされない場合、体温が低めに測定される可能性がある。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、電子体温計の温度センサが収納された測温部(金属キャップ)が腋下の体温測定部位に適切に装着できる電子体温計を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の電子体温計は、測定部位が腋下であり、本体部、測温部、温度表示部を備えた電子体温計であって、本体部が板状であり、本体部の測定部位に対応する位置を曲線形状部とし、曲線形状部の適所に該測温部を突出して設けたことを特徴とする。また、測温部の温度センサは、半導体型温度センサ,サーミスタ,サーモパイル型赤外線センサから選ばれるものであることを特徴とする。また、本体部は熱伝導率が低い材料であることを特徴とする。














本発明によれば、本体部の測定部位に対応する曲線形状部を、腋下にあてがって挟むだけで、乳幼児,老若男女,年齢,体形を問わず、測定精度が高い体温測定ができる。
本発明の電子体温計の好ましい実施形態を示す図である。 図1に示す電子体温計のブロック図である。
以下に、図面を参照して、この発明の実施の形態を実測式の電子体温計を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、この発明の範囲をこれらに限定する趣旨のものではなく、平衡温予測式の電子体温計に適用できることはいうまでもない。
(実施例) <電子体温計の構成>
図1において、(a)は実施例における電子体温計の平面図、(b)は側面図、(c)は他の実施例における平面図、図2は機能ブロック図である。
図1において、電子体温計1は、全体の重量が20〜30g程度で、本体部2、サーミスタで形成された温度センサ(不図示)が収納され、金属キャップでその温度センサを液密に保護した測温部7、測温部7を保持する曲線形状部3、測定された体温値を表示するため液晶等で形成される表示部4、電源ON/OFFスイッチ5を備えている。本体部2は、長さ(L)が130〜150mm程度、厚み(T1)が5〜8mm程度、厚み(T2)が4〜5mm程度、幅(W)が25〜30mm程度、曲線形状部3の曲率半径(R)は、20〜30cm程度である。これらの寸法は、腋下に確実に装着するために設定されたものである。測温部7はこの曲線形状部3の適所に4〜5mm突出して設けられ、好ましくは、その先端部が本体部2の幅寸法(W)を越えないように設けられている。また、曲線形状部3の厚み(T2)は、T2/T1=0.6〜0.8程度として、T1より薄くして熱容量を小さくしている。
図2は、本実施例の電子体温計1の構成を示す機能ブロック図である。電子体温計1は、測温部7、この測温部7で計測されたデジタル量を実測温度または予測温度を演算するとともに電子体温計1を制御する演算制御部(CPU)12、測定結果を表示する液晶などの表示部4とから構成される。演算制御部(CPU)12は、体温測定に必要なパラメータを格納したEEPROM12c、計測温度を時系列で記憶するためのRAM12a、被検者の体温を予測演算するプログラム等を格納したROM12bに基づき、電子体温計1全体を制御する。
測定温部7は、サーミスタ、コンデンサ、測温用CR発振回路等から構成されており、サーミスタにより検出された温度を発信信号として出力する。出力された発信信号はカウンタにおいてカウントされることで、デジタル量として出力される。少なくともサーミスタはステンレス製の金属キャップで液密に保護された測温部7を構成している。
演算制御部12は、測温部7より出力されるデジタル信号のON時間を計測するタイマー(不図示)を備える。
<電子体温計における体温測定処理の流れ>
次に、電子体温計における体温測定処理の流れについて説明する。なお、ここでは、平衡温予測式の電子体温計1の体温測定処理の流れについて説明するが、本発明はこれに限定されず、実測式の電子体温計、予測/実測を併用するタイプの電子体温計にも適用可能である。
被検者の腋下に装着されると、電子体温計1では、所定の周期のサンプリングタイミングで温度計測を開始し、取得された温度データの時間変化に基づいて、被検者の体温を予測演算する。演算処理は、マイクロコンピュータで構成される演算処理部(不図示)において実行される。
電子体温計1の電源ON/OFFスイッチ5がONされると、電子体温計1の初期化が行われ、サーミスタによる温度計測が開始される。例えば、演算処理部では、所定間隔、例えば、0.5秒おきに温度データの演算が行われる。
次に、体温計測開始条件が成立したか否かを判断する。具体的には、前回の温度計測により演算された温度データの値(つまり、0.5秒前の温度データの値)からの上昇度が、所定の値(例えば、1℃)以上となったか否かを判断する。
次に、上昇度が所定の値以上となったと判断した場合には、体温測定開始条件が成立したと判断し、当該温度データを計測したタイミングを、予測体温演算の基準点(t=0)として設定する。つまり、電子体温計1では、急激な温度上昇が計測されると、被検者が、腋下に電子体温計1を装着したものとみなす。
次に、体温測定開始条件が成立したと判断した場合には、温度データの取り込みを開始する。具体的には、出力された温度データと、当該温度データを計測したタイミングとを、時系列データとしてRAM12aに記憶する。次に、記憶された温度データを用いて、所定の予測式により、予測体温を演算する。
次に、基準点(t=0)から所定時間(例えば25秒)、経過した後に、算出された一定区間(例えば、t=25〜30秒)における予測値が、予め設定された予測成立条件を満たすか否かを判断する。具体的には、所定の範囲(例えば、0.1℃)以内に収まっているか否かを判断する。
次に、予測成立条件を満たすと判断されると、温度計測を終了するとともに、予測体温の演算が終了した旨の音声をスピーカ(不図示)で出力し、表示部4に、演算された予測体温を表示し、所定秒経過後、電源を自動的にOFFする。
一方、予測成立条件を満たさないと判断された場合には、基準点(t=0)から所定時間(例えば45秒)経過したか否かを判断し、経過したと判断された場合には、温度計測を強制終了する。なお、強制終了した場合には、その際に演算されていた予測体温を、表示部4に表示する。一方、体温測定終了指示を受け付けたと判断された場合には、電池(電源部)13からの電源供給を自動的にOFFにする。
なお、本体部2は、熱伝導率が低く、耐衝撃性がある材料である、スチレン系樹脂(ハイインパクトスチロール,ABS樹脂)、ポリオレフィン系樹脂(ポリプロピレン,ポリエチレン)等で形成されている。また、抗菌性を持たせるために、リン酸ジルコニウム銀化合物をほぼ1〜2.5重量%含むようにして成形してもよい。
また、電源ON/OFFスイッチ5を設けないで、歪ゲージを設けて、所定位置に装着して挟まれるとこの歪ゲージに押圧力がかかり、電源がONされるようにしてもよい。
図1(c)は、他の実施例を示すもので、測温部7が、曲線形状部3に設けられた凹部3aに設けられている構成のみが上述の実施例と異なる。
また、実施例において、本体部2の長さを伸縮できる構造にすることでコンパクト化が図れる。また、測温部7を、曲線形状部3に2ケ以上設けて、測定された温度値の最高値を体温値としてもよい。
1 電子体温計、2 本体部、3 曲線形状部、4 表示部、7 測温部

Claims (3)

  1. 測定部位が腋下であり、本体部、測温部、温度表示部を備えた電子体温計であって、
    該本体部が板状であり、該本体部の該測定部位に対応する位置を曲線形状部とし、該曲線形状部の適所に該測温部を突出して設けたことを特徴とする電子体温計。
  2. 該測温部の温度センサは、半導体型温度センサ,サーミスタ,サーモパイル型赤外線センサから選ばれるものであることを特徴とする請求項1に記載の電子体温計。
  3. 該本体部は熱伝導率が低い材料であることを特徴とする請求項1に記載の電子体温計。
JP2009150449A 2009-06-25 2009-06-25 電子体温計 Pending JP2011007583A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009150449A JP2011007583A (ja) 2009-06-25 2009-06-25 電子体温計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009150449A JP2011007583A (ja) 2009-06-25 2009-06-25 電子体温計

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011007583A true JP2011007583A (ja) 2011-01-13

Family

ID=43564434

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009150449A Pending JP2011007583A (ja) 2009-06-25 2009-06-25 電子体温計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011007583A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6150235U (ja) * 1984-09-05 1986-04-04
JPS6294136A (ja) * 1985-10-19 1987-04-30 松下電工株式会社 体温計
JP2004264297A (ja) * 2003-02-13 2004-09-24 Terumo Corp 電子体温計

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6150235U (ja) * 1984-09-05 1986-04-04
JPS6294136A (ja) * 1985-10-19 1987-04-30 松下電工株式会社 体温計
JP2004264297A (ja) * 2003-02-13 2004-09-24 Terumo Corp 電子体温計

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101818857B1 (ko) 체온 측정 및 모니터링이 가능한 스마트 밴드형 온도계
US10448928B2 (en) Method and device for detecting physiological index
JP5596323B2 (ja) 電子体温計及び電子体温計の制御方法
JP2011133300A (ja) 電子体温計及び体温測定方法
WO2007007607A1 (ja) 電子体温計、電子体温計の制御方法並びに制御プログラム
WO2007007605A1 (ja) 電子体温計、電子体温計の制御方法並びに制御プログラム
JP2012032337A (ja) 女性体温計及びその制御方法
JP5300613B2 (ja) 電子体温計
JP5281961B2 (ja) 電子体温計
JP2011007583A (ja) 電子体温計
JP5330166B2 (ja) 電子体温計
JP5706151B2 (ja) 電子体温計及び電子体温計の制御方法
JP5237208B2 (ja) 電子体温計
JP5432066B2 (ja) 電子体温計及びその制御方法
JP2011064582A (ja) 体温検出システム
JP5033451B2 (ja) 電子体温計
JP2003075262A (ja) 電子体温計
JP4920922B2 (ja) 電子体温計
JP2011022098A (ja) 電子体温計
JP2011022097A (ja) 電子体温計
JP2011022094A (ja) 電子体温計
JP3159026U (ja) 電子体温計
JP2011022091A (ja) 電子体温計
JP2011022096A (ja) 電子体温計
JP4754893B2 (ja) 電子体温計

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120607

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130305

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130424

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130521