JP2011006208A - エレベータの手摺装置 - Google Patents

エレベータの手摺装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011006208A
JP2011006208A JP2009151930A JP2009151930A JP2011006208A JP 2011006208 A JP2011006208 A JP 2011006208A JP 2009151930 A JP2009151930 A JP 2009151930A JP 2009151930 A JP2009151930 A JP 2009151930A JP 2011006208 A JP2011006208 A JP 2011006208A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handrail
handle
car
state
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009151930A
Other languages
English (en)
Inventor
Fujio Urino
藤男 瓜野
Yukiomi Mizuno
幸臣 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2009151930A priority Critical patent/JP2011006208A/ja
Publication of JP2011006208A publication Critical patent/JP2011006208A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

【課題】車椅子利用者等によるかごの乗降をより適切に援助することができるエレベータの手摺装置を提供する。
【解決手段】手摺本体10は、かご1の内側に収容される収容状態と、先端部がかご1の内側から乗場50に突出する突出状態との一方から他方に伸縮変形可能となっている。手摺本体10の伸縮変形は、手摺駆動機構20によって駆動される。第1手摺11の先端部には、ハンドル駆動機構30と、棒状のハンドル40とが設けられている。ハンドル40は、かご出入口1fの高さ方向に沿う鉛直位置と、かご出入口1fの間口方向に沿い利用者に握られるための水平位置との一方から他方へ変位可能となっている。ハンドル40の変位は、ハンドル駆動機構30によって駆動される。
【選択図】図1

Description

この発明は、利用者のかごの乗降を援助するためのエレベータの手摺装置に関する。
従来のエレベータの手摺装置では、手摺本体がかごの側面にかご出入口の奥行方向に沿って設けられている。この手摺本体は、その手摺本体の先端部が乗場出入口及びかご出入口を超えてかごの内側から乗場側へ突出する突出状態と、かご内に収容される収容状態と一方から他方へ伸縮変形可能である。また、手摺本体の先端部には、ボタン(操作部)が設けられている。そして、手摺本体が突出状態のときに、ボタンが利用者に操作されたことに応じて、手摺本体が突出状態から収容状態に変形する。これにより、手摺本体の先端部を握る利用者が、その手摺本体の変形によって、かご内へ引っ張られて誘導される(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−36044号公報
上記のような従来のエレベータの手摺装置では、車椅子に乗る利用者(以下、「車椅子利用者」)が、車椅子から手を伸ばして、片手で手摺本体を握ることとなり、姿勢がやや不安定になることから、車椅子利用者にとって使い難いという問題がある。また、車椅子を用いていない利用者のうち、歩行機能の衰えた利用者(以下、「歩行衰弱利用者」)にとっては、手摺本体を伝ってかごの乗降をすることが困難な場合があり、このような歩行衰弱利用者にとっては、十分な援助とはならなかった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、車椅子利用者及び歩行衰弱利用者によるかごの乗降をより適切に援助することができるエレベータの手摺装置を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータの手摺装置は、かご内の側面部にかご出入口の奥行方向に沿って配置され、前記かご内に収容される収容状態と、先端部が前記かごの内側から乗場側へ突出する突出状態との一方から他方へ伸縮変形可能な手摺本体と、利用者によって操作される操作部と、前記手摺本体に接続され、利用者による前記操作部の操作に応じて、前記手摺本体を伸縮変形させる手摺駆動機構とを備えるものであって、前記手摺本体の前記かご出入口側の端部に設けられ、前記かご出入口の高さ方向に沿う鉛直位置と、前記かご出入口の間口方向に沿い利用者によって握られるための水平位置との間で変位可能な棒状のハンドルをさらに備え、前記手摺駆動機構は、利用者による前記操作部の操作に応じて、前記水平位置に配置された状態で前記ハンドルが水平移動するように、前記手摺本体を前記突出状態と前記収容状態との一方から他方へ変形させるものである。
この発明に係るエレベータの手摺装置によれば、水平位置と鉛直位置との間で変位可能なハンドルが手摺本体のかご出入口側の端部に設けられており、ハンドルが水平位置に配置された状態で水平移動するように、手摺駆動機構が手摺本体を突出状態と収容状態との一方から他方へ伸縮変形させるので、車椅子利用者に対してはかご及び乗場の一方から他方へ牽引して誘導し、歩行衰弱利用者に対してはハンドルで身体の前面を支えながら比較的安定した状態でかご及び乗場の一方から他方へ誘導することにより、車椅子利用者及び歩行衰弱利用者によるかごの乗降をより適切に援助することができる。
この発明の実施の形態1による乗場出入口の周辺を示す斜視図である。 図1の乗場及びかごを示す平面図である。 図1の乗場壁の一部を拡大して示す斜視図である。 図1の手摺本体及び手摺駆動機構を示す平面図である。 図4のV−V線に沿う断面図である。 図4のVI−VI線に沿う断面図である。 図1のハンドル駆動機構及びハンドルを拡大して示す斜視図である。 図1のハンドル駆動機構及びハンドルを拡大して示す斜視図である。 図4のIX−IX線に沿う断面図である。 図4の手摺駆動機構及びハンドル駆動機構の制御系を示すブロック図である。 車椅子利用者による図1の手摺本体についての利用例を示す平面図である。 車椅子利用者による図1の手摺本体についての利用例を示す平面図である。 歩行衰弱利用者による図1の手摺本体についての利用例を示す平面図である。 歩行衰弱利用者による図1の手摺本体についての利用例を示す平面図である。 歩行衰弱利用者による図1の手摺本体についての利用例を示す平面図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエレベータの乗場出入口の周辺を示す斜視図である。図2は、図1の乗場50及びかご1を示す平面図である。図3は、図1の乗場壁51の一部を拡大して示す斜視図である。
図1〜3において、かご1は、かご正面部1a、かご背面部1b、かご第1側面部1c、かご第2側面部1d、かご床部1e、及びかご天井部(図示せず)を有している。かご正面部1aには、かご出入口1fと、かご戸当り柱2と、戸袋柱(袖壁)3と、かご出入口1fを開閉する片開き式のかごドア4とが設けられている。戸袋柱3には、一般利用者用の第1かご操作盤5が取り付けられている。
かご背面部1bには、手摺固定穴1gと、利用者の後部確認用の鏡6とが設けられている。かご第1側面部1cには、かご出入口1fの奥行方向に沿って、固定手摺7が取り付けられている。かご第2側面部1dには、身障者用の第2かご操作盤8と、音声出力手段としてのかごスピーカ9とが取り付けられている。また、かご第2側面部1dには、手摺本体10と、手摺駆動部としての手摺駆動機構20とが設けられている。
手摺本体10は、かご出入口1fの奥行方向に沿って配置されている。また、手摺本体10は、第1手摺11、第2手摺12、第3手摺13及び第4手摺14を有している。第1〜第4手摺11〜14の形状は、いずれも円筒状である。また、第1〜第4手摺11〜14は、いずれも同軸上に配置されており、隣り合う手摺同士の一方の一部が他方の内部に挿入されている。
手摺本体10は、かご1の内側に収容される収容状態と、先端部(第1手摺11のかご出入口1f側の端部)がかご1の内側から乗場50に突出する突出状態との一方から他方に伸縮変形可能となっている。手摺本体10の伸縮変形は、手摺駆動機構20によって駆動される。
第1手摺11の先端部(乗場50側の端部)には、ハンドル駆動機構30と、棒状のハンドル40とが設けられている。ハンドル40は、かご出入口1fの高さ方向に沿う鉛直位置と、かご出入口1fの間口方向に沿い利用者に握られるための水平位置との一方から他方へ変位可能(回動可能)となっている。ハンドル40の変位は、ハンドル駆動機構30によって駆動される。
建物の各階の乗場50には、乗場出入口50a、乗場壁51、及び乗場ドア52が設けられている。乗場壁51には、一般利用者用の第1乗場操作盤53、車椅子利用者・歩行衰弱利用者用の第2乗場操作盤54、乗場出入口枠55、乗場手摺56、音声出力手段としての乗場スピーカ57、及び説明板58が取り付けられている。第2乗場操作盤54は、乗場壁51の壁面から乗場出入口50aの奥行方向の反昇降路側へ突出して配置されている。第2乗場操作盤54の表面は、2つの呼び登録ボタン54a,54bと、操作部・補助要求操作部としての補助要求ボタン54cとが設けられている。説明板58の表面には、図3に示すように、手摺本体10についての使用方法等の説明が記載されている。
次に、手摺本体10及び手摺駆動機構20の構成について具体的に説明する。図4は、図1の手摺本体10及び手摺駆動機構20を示す平面図である。図5は、図4のV−V線に沿う断面図である。図6は、図4のVI−VI線に沿う断面図である。図4〜6において、第4手摺14のかご背面部1b側の端部は、手摺固定穴1gに挿入されて、かご背面部1bに固定されている。
第3手摺13は、第4手摺14に連結されており、第4手摺14の外面に沿って変位可能となっている。第2手摺12は、第3手摺13に連結されており、第3手摺13の外面に沿って変位可能となっている。第1手摺11は、第2手摺12に連結されており、第2手摺12の内面に沿って変位可能となっている。
ここで、第1手摺11には、その長手方向に沿って、凹字状の溝部11aが設けられている。溝部11aの奥面(図4,6の左側の面)には、第1ラック面部11bが形成されている。第2手摺12は、板状の手摺平面部12aを有している。手摺平面部12aの先端面(図4〜6の右端面)には、T字状の手摺スライド部12bが設けられている。また、手摺平面部12aの先端部には、手摺スライド部12bから間隔をおいて手摺ガイド部12cが設けられている。なお、第1及び第2手摺11,12は、可動手摺を構成しており、第3及び第4手摺13,14は、背面接続手摺を構成している。
手摺駆動機構20は、第1手摺11の変位を駆動する第1ラックピニオン機構20Aと、第2手摺12の変位を駆動する第2ラックピニオン機構20Bとを有している。第1ラックピニオン機構20Aは、第1手摺モータ(手摺駆動用モータ)21と、手摺駆動用歯車としての第1〜第3歯車22〜24と、及び第2ラック面部11bとによって構成されている。第1手摺モータ21は、カバー25Aを介して、手摺平面部12aに取り付けられている。第1歯車22は、第1手摺モータ21の回転軸に取り付けられている。第2及び第3歯車23,24は、それぞれ手摺平面部12aに回転可能に取り付けられている。
また、第2歯車23は、第1歯車22の歯部と噛み合うように配置されている。さらに、第3歯車24は、第2歯車23及び第1ラック面部11bの歯部のそれぞれと噛み合うように配置されている。従って、第1手摺モータ21の駆動による第3歯車24の回転によって、第1ラック面部11bがその長手方向の一方へ送り出され、第1手摺11がかご出入口1fの奥行方向の一方へ変位する。
第2ラックピニオン機構20Bは、ガイドレール26と、第2手摺モータ27と、手摺駆動用歯車としての第4及び第5歯車28,29とによって構成されている。ガイドレール26は、かご第2側面部1dに、かご出入口1fの奥行方向に沿って取り付けられている。ガイドレール26の断面形状は、略凸字状(凸字の先端面が欠けた形状)となっている。また、ガイドレール26の内部(凸字の底部)には、第2ラック面部26aが形成されている。
第2手摺12の手摺スライド部12bとガイドレール26とは、互いに係合しており、手摺平面部12aは、ガイドレール26に沿って摺動可能となっている。手摺ガイド部12cは、ガイドレール26の先端(図4〜6の左端)と接するように配置されており、手摺ガイド部12cによって第2手摺12の揺動(図4〜6の左右方向の揺動)が規制される。
第2手摺モータ27は、カバー25Bを介して、手摺平面部12aに取り付けられている。第4歯車28は、第2手摺モータ27の回転軸に取り付けられている。第5歯車29は、手摺平面部12aに回転可能に取り付けられている。また、第4歯車28は、第2ラック面部26a及び第4歯車28のそれぞれの歯部と噛み合うように配置されている。従って、第2手摺モータ27の駆動によって、第4歯車28が第2ラック面部26a上を回転し、第2手摺12がガイドレール26に沿って変位する。また、第3手摺13は、第2手摺12の変位に従って、第1手摺11がかご出入口1fの奥行方向の一方へ変位する。
ここで、手摺本体10の突出状態とは、第1〜第3手摺11〜13が乗場50側まで最大限に変位した状態である(手摺本体10が最大限に伸びた状態)。また、手摺本体10の収容状態は、通常手摺状態と、背面側後退状態とを含んでいる。通常手摺状態とは、第1〜第4手摺11〜14がかご正面部1aとかご背面部1bとの間を全体として渡すような状態である。
背面側後退状態とは、第1〜第3手摺11〜13がかご背面部1b側に配置され、第1〜第4手摺11〜14が、それぞれの長さ方向全体に渡って、径方向で重なり合うように配置された状態である(手摺本体10が最大限に縮んだ状態)。従って、第1手摺11〜第3手摺13が変位することによって、手摺本体10が突出状態と収容状態との一方から他方へ全体として伸縮変形する。なお、第3及び第4手摺13,14は、背面接続手摺を構成している。
次に、ハンドル駆動機構30及びハンドル40の構成について説明する。図7,8は、図1のハンドル駆動機構30及びハンドル40を拡大して示す斜視図である。図9は、図4のIX−IX線に沿う断面図である。図7〜9において、ハンドル駆動機構30は、歯車伝動機構である。また、ハンドル駆動機構30は、ケース31と、ハンドルモータ(ハンドル駆動用モータ)32と、ハンドル駆動用歯車としての第6及び第7歯車33,34とによって構成されている。
ケース31の形状は、円筒状である。また、ケース31は、第1手摺11のかご正面部1a側の端部に取り付けられている。さらに、ケース31の内周には、その半周に渡って、歯部31aが形成されている。即ち、ケース31は、内歯車をなしている。ハンドルモータ32は、第1手摺11のかご正面部1a側の端部に、取付部材(図示せず)を介して取り付けられている。
第6歯車33は、ハンドルモータ32の回転軸に取り付けられている。第7歯車34は、第1手摺11のかご正面部1a側の端部に、回転可能に取り付けられている。また、第7歯車34は、第6歯車33及び歯部31aと噛み合うように配置されている。ここで、ハンドルモータ32の駆動による第7歯車34の回転によって、ケース31が、その周方向の一方へ回動される。
また、ケース31の第1手摺11の反対側の端面には、ハンドル40を水平位置にするために利用者により操作される水平変位ボタン35が設けられている。水平変位ボタン35の表面には、例えば図7,8に示すような説明書き35aが記載されている。
ハンドル40の形状は、かご出入口1fの奥行方向のかご出入口1f側へ突出するようにL字状(鈎状)であり、L字第1辺部40aと、L字第2辺部40bとを有している。L字第1辺部40aのL字第2辺部40bの反対側の端部は、ケース31の側面に固定されている。
ハンドル40は、かご出入口1fの高さ方向に沿う鉛直位置と、かご出入口1fの間口方向に沿い利用者によって握られるための水平位置との間で変位可能となっている。また、ハンドル40は、ケース31の回動に伴って、水平位置と鉛直位置との一方から他方に変位される。即ち、ハンドルモータ32の駆動力によって、ハンドル40が変位される。
L字第1辺部40aには、利用者により操作される操作部・ハンドル操作部としてのハンドルスイッチ41〜45が、L字第1辺部40aの長手方向に並べて配置されている。ハンドルスイッチ41,44は、手摺本体10を突出状態から収容状態へ変形させるための前進操作に対応する前進ハンドル操作部である。
また、ハンドルスイッチ42,45は、手摺本体10を収容状態から突出状態へ変形させるための後退操作に対応する後退ハンドル操作部である。さらに、ハンドルスイッチ43は、他のハンドルスイッチ41,42,44,45が操作されているときに、手摺本体10の伸縮変形を強制的に停止させるための停止操作に対応する停止ハンドル操作部である。
ハンドルスイッチ41〜45の表面には、それぞれの機能を示す説明書きが記載されている。また、ハンドルスイッチ41〜45の表面は、機能毎に異なる色で、色分けされている。例えば、前進用スイッチのハンドルスイッチ41,44の表面は青色であり、後退用スイッチのハンドルスイッチ42,45の表面は黄色であり、停止用スイッチのハンドルスイッチ43の表面は赤色である。
また、ハンドルスイッチ41〜45は、利用者によるハンドル40の握り強さに応じた信号を生成する。即ち、ハンドルスイッチ41〜45は、全体として、ハンドル40における利用者の握り位置及び握り強さに応じた信号を生成する。
L字第2辺部40bは、例えばウレタンの等の軟質材によって形成(モールド)されている。また、L字第2辺部40bの内部には、衝突検出器46が設けられている。衝突検出器46は、L字第2辺部40bに衝撃が加わったことに応じて信号を生成する。
次に、手摺駆動機構20及びハンドル駆動機構30の制御系について説明する。図10は、図4の手摺駆動機構20及びハンドル駆動機構30の制御系を示すブロック図である。図10において、かご1の運転は、エレベータ制御装置100によって制御される。エレベータ制御装置100は、第1及び第2かご操作盤5,8と、(各階の)第1及び第2乗場操作盤53,54とにそれぞれ接続されており、利用者による各操作盤5,8,53,54の操作に応じて、呼び登録を行い、かご1の運転を制御する。
第1及び第2手摺モータ21,27及びハンドルモータ32のそれぞれの駆動は、手摺制御装置101によって制御される。手摺制御装置101は、手摺駆動機構20及びハンドル駆動機構30がそれぞれ有する状態検出スイッチ(いずれも図示せず)を介して、手摺本体10の状態とハンドル40の位置とを監視している。
また、手摺制御装置101は、エレベータ制御装置100と相互に通信可能となっている。さらに、手摺制御装置101は、ハンドルスイッチ41〜45及び衝突検出器46によって生成された信号を受ける。即ち、手摺制御装置101は、利用者によるハンドルスイッチ41〜45及び水平変位ボタン35の操作と、L字第2辺部40bに衝撃が加わったことを検出可能である。
また、手摺制御装置101は、エレベータ制御装置100を介して補助要求ボタン54cが操作されたことを検出した場合に、補助要求ボタン54cが操作された乗場階にかご1が到着して戸開した後、第1及び第2手摺モータ21,27を駆動し、手摺本体10を通常手摺状態(収納状態)から突出状態に変形させる。ここで、手摺制御装置101は、手摺本体10が変形中、又は手摺本体10が突出状態のときには、エレベータ制御装置100によるかご1の戸閉制御を禁止し、エレベータ制御装置100にかご1の戸開状態を継続させる。
さらに、手摺制御装置101は、手摺本体10が突出状態となった後に、ハンドルモータ32を駆動し、ハンドル40を鉛直位置から水平位置に変位させる。なお、手摺制御装置101は、手摺本体10を通常手摺状態から突出状態に変形させている途中で、水平変位ボタン35が操作されたことを検出すると、手摺本体10を突出状態に変形させながら、ハンドル40を鉛直位置から水平位置に変位させる。
また、手摺制御装置101は、衝突検出器46を介して、ハンドル40のL字第2辺部40bに衝撃が加わったことを検出すると、安全のために、ハンドル40の変位を反転させる。そして、手摺制御装置101は、一定の時間(例えば1分)の経過後に、再びハンドル40を鉛直位置から水平位置に変位させる。
さらに、手摺制御装置101は、ハンドル40が水平位置に配置されているときに、ハンドルスイッチ41,44のいずれかが操作されたことを検出すると、その操作がされている間は、ハンドル40がかご背面部1b側へ水平移動するように、手摺本体10を変形させる。そして、手摺制御装置101は、手摺本体10が背面側後退状態となると、エレベータ制御装置100によるかご1の戸閉制御を許可する。
さらに、手摺制御装置101は、ハンドル40が水平位置に配置されているときに、ハンドルスイッチ42,45のいずれかが操作されたことを検出すると、その操作がされている間は、ハンドル40が乗場50側へ水平移動するように、手摺本体10を変形させる。手摺制御装置101は、手摺本体10が変形しているときに、ハンドルスイッチ43が操作されたことを検出すると、手摺本体10の変形を停止させる。
従って、手摺制御装置101は、水平位置に配置された状態でハンドル40が水平移動するように、手摺本体10を突出状態と収容状態との一方から他方へ伸縮変形させる。これらの手摺本体10及びハンドル40の変形・変位については、緩速(比較的低速)で行われる。
また、手摺制御装置101は、手摺本体10を変形させる際、又はハンドル40を変位させる際に、手摺本体10及びハンドル40の変形・変位知らせるための音声アナウンスと、手摺本体10及びハンドル40の状態に応じた手摺本体10及びハンドル40の使用方法とを利用者に知らせるための音声アナウンスとを、かごスピーカ9及び乗場スピーカ57を介して、かご1内及び乗場50に出力する。即ち、手摺制御装置101は、アナウンス制御部としての機能を有し、音声アナウンスを出力することによって、手摺本体10及びハンドル40の使用方法を利用者に説明するとともに、手摺本体10及びハンドル40の変形・変位について利用者に注意を促す。
ここで、手摺制御装置101は、演算処理部(CPU)、記憶部(ROM、RAM及びハードディスク等)及び信号入出力部を持ったハードウェア(図示せず)により構成することができる。手摺制御装置101のハードウェアの記憶部には、手摺制御装置101の機能を実現するためのプログラムが格納されている。なお、手摺制御装置101の機能については、各操作盤のハードウェアやエレベータ制御装置100のハードウェアによって実現することもできる。
次に、動作について説明する。ここでは、車椅子利用者Aのかご1の乗降に関する一連の動作について説明する。図2に示すように、車椅子利用者Aが第2乗場操作盤54の呼び登録ボタン54a,54bのいずれかと、補助要求ボタン54cとを操作すると、その操作がエレベータ制御装置100を介して手摺制御装置101に伝わる。そして、かご1がその乗場50に到着して戸開すると、手摺制御装置101は、かご1の戸開動作とほぼ同時に、手摺本体10を通常手摺状態から突出状態に変形させる。これとともに、手摺制御装置101は、例えば「手摺の先端が伸びます。ご注意下さい。」等の音声アナウンスを出力する。
そして、手摺本体10が突出状態となると、手摺制御装置101は、例えば「手摺先端のハンドル水平になります」等の音声アナウンスを出力するとともに、図11に示すように、ハンドル40を鉛直位置(実線)から水平位置(二点鎖線)に変位させる。続いて、ハンドル40が水平位置に配置された後、車椅子利用者Aがハンドル40を握って、ハンドルスイッチ41,44のいずれかが押圧(操作)されたことに応じて、手摺制御装置101は、例えば「進行します。」等の音声アナウンスを出力する。そして、手摺制御装置101は、ハンドル40がかご背面部1b側へ水平移動するように、手摺本体10を突出状態から背面側後退状態へ変形させる。
ここで、手摺本体10の背面側後退状態への変形の途中で、車椅子利用者Aがハンドル40を離し、ハンドルスイッチ41,44の押圧状態が解除されると、手摺制御装置101は、その時点で手摺本体10の変形を停止させ、ハンドル40の水平移動を止める。この後、車椅子利用者Aがハンドル40を握り、ハンドルスイッチ41,44が再び押圧されると、手摺制御装置101は、例えば「進行します。」等の音声アナウンスを出力して、手摺本体10の背面側後退状態への変形を再開する。
そして、図12に示すように、手摺本体10が背面側後退状態となると、手摺制御装置101は、エレベータ制御装置100にかご1の戸閉制御を許可する。また、車椅子利用者Aが第2かご操作盤8の行先階ボタンを操作すると、エレベータ制御装置100は、その操作に応じた行先階登録を行い、車椅子利用者Aの目的階へ、かご1を移動させる。
かご1が車椅子利用者Aの目的階に到着して戸開すると、手摺制御装置101は、例えば「後退可能です、黄色の後退部分を握って下さい。」等の音声アナウンスを出力する。そして、車椅子利用者Aによりハンドルスイッチ41,44のいずれかが押圧(操作)されたことに応じて、手摺制御装置101は、例えば「後退します。注意して下さい。」等の音声アナウンスを出力し、ハンドル40が乗場50側へ水平移動するように、手摺本体10を背面側後退状態から突出状態へ変形させる。
そして、手摺本体10が突出状態となると、手摺制御装置101は、例えば「ハンドルを放して下さい。」等の音声アナウンスを出力し、ハンドルスイッチ41,44の押圧状態が解除されたことに応じて、ハンドル40を水平位置から鉛直位置に変位させる。これとともに、手摺制御装置101は、手摺本体10を突出状態から通常手摺状態へ変形させる。手摺本体10が通常手摺状態となると、エレベータ制御装置100にかご1の戸閉制御を許可し、かご1が戸閉する。以上により、車椅子利用者Aのかご1の乗降に関する一連の動作が終了する。
ここで、図13〜15は、歩行衰弱利用者Bによる図1の手摺本体10についての利用例を示す平面図である。歩行衰弱利用者Bが手摺本体10を利用する場合でも、手摺本体10及びハンドル40の変形・変位の動作は車椅子利用者Aの場合と同様である。また、これらの図13〜15に示すように、歩行衰弱利用者Bに対しては、水平位置に配置されたハンドル40で身体の前面を支えながら比較的安定した状態で、手摺本体10の伸縮変形によって、かご1の乗降が誘導される。
上記のような実施の形態1のエレベータの手摺装置によれば、水平位置と鉛直位置との間で変位可能なハンドル40が手摺本体10のかご出入口1f側の端部に設けられており、水平位置に配置された状態でハンドル40が水平移動するように、手摺駆動機構20が手摺本体10を突出状態と収容状態との一方から他方へ伸縮変形させる。この構成により、車椅子利用者に対してはかご1及び乗場50の一方から他方へ牽引して誘導し、歩行衰弱利用者に対してはハンドル40で身体の前面を支えて比較的安定した状態でかご1及び乗場50の一方から他方へ誘導することにより、車椅子利用者及び歩行衰弱利用者によるかご1の乗降をより適切に援助することができる。
また、ハンドル40は、水平位置に配置されているときには、かご出入口1fの間口方向に沿った状態となる。これにより、かご1の乗降のために利用者の体の全体がかご出入口1fの奥行方向を向いている状態において、ハンドル40が水平位置に配置されているときには、その利用者がそのままの姿勢でハンドル40のL字第1辺部40aを両手で握ることができる。
ここで、特許文献1に示すような従来のエレベータの手摺装置では、利用者が手摺本体の先端部に設けられたボタンを押せない場合には、その利用者は手摺本体の変形による援助を受けることができず、利便性が低下していた。
これに対して、実施の形態1のエレベータの手摺装置では、第2乗場操作盤54の補助要求ボタン54cが操作されたことに応じて、手摺駆動機構20は、かご1が当該乗場に到着し戸開した際に、手摺本体10を収容状態から突出状態へ変形させる。この変形の際に、ハンドル駆動機構30は、ハンドル40を鉛直位置から水平位置へ変位させる。そして、手摺駆動機構20は、手摺本体10が突出状態のときで、かつハンドル40が水平位置に配置されているときに、ハンドルスイッチ41,44のいずれかが操作されたことに応じて、手摺本体10を突出状態から収容状態へ変形させる。この構成により、特許文献1に示すような従来のエレベータの手摺装置に比べて、容易に操作することができ、利便性を向上させることができる。
さらに、ハンドルスイッチ41〜45のそれぞれは、ハンドル40の水平移動の方向と移動停止との操作に対応している。手摺駆動機構20は、ハンドルスイッチ41〜45のいずれかが操作された際に、その操作がされたハンドルスイッチの種類(前進・後退・移動停止)に応じて、手摺本体10の収容状態への変形と、手摺本体10の突出状態への変形と、手摺本体10の変形停止とのいずれかを行う。この構成により、利用者がハンドル40における握り位置を変更することによって、ハンドル40の水平移動の方向と移動停止とを操作することができ、利便性をより向上させることができる。
また、ハンドル40のL字第2辺部40bが、かご出入口1fの奥行方向の乗場50側へ突出している(鈎状になっている)。この構成により、ハンドル40から利用者の身体を外れ難くすることができ、重度の障害者であっても、より安定した状態で、かご1の乗降を援助することができる。
さらに、ハンドル40の先端部であるL字第2辺部40bが軟質材で形成されている。この構成により、ハンドル40の先端部が何らかの物体と衝突した場合に、その被衝突物に与える衝撃を緩和させることができる。
また、手摺駆動機構20は、第1及び第2ラックピニオン機構20A,20Bであることから、一定速で手摺本体10を変形させることができる。これに加えて、特許文献1に示すような従来のエレベータの手摺装置の空気圧式の伸縮機構に比べて、利用者によるハンドルスイッチ41〜45の操作に対する応答性を向上させることができる。
さらに、手摺制御装置101は、手摺本体10の伸縮変形、及びハンドル40の変位に際して、手摺本体10の伸縮変形及びハンドル40の変位についての音声アナウンスをかごスピーカ9及び乗場スピーカ57から出力する。この構成により、車椅子利用者又は歩行困難利用者が、音声アナウンス(及び説明板58の記載)に従って援助要求ボタン54cとハンドルスイッチ41〜45とを操作可能となる。このため、車椅子利用者又は歩行困難利用者に介護者がいない場合であっても、車椅子利用者又は歩行困難利用者が、手摺本体10及びハンドル40を使用することができる。
なお、実施の形態1では、手摺駆動機構20が第1及び第2ラックピニオン機構20A,20Bであった。しかしながら、手摺駆動機構は、ラックピニオン機構に限定するものではなく、例えば、空気圧式の伸縮機構であってもよい。
また、実施の形態1では、ハンドル40の形状がL字状であり、ハンドル40の先端部がかご出入口1fの奥行方向の一方向のみに突出していたが、ハンドル40の先端部がかご出入口1fの奥行方向の両方向にしていてもよい。即ち、ハンドル40の形状がT字状であってもよい。
さらに、実施の形態1では、手摺本体10は、可動手摺としての第1及び第2手摺11,12と、背面接続手摺としての第3及び第4手摺13,14とを有していた。しかしながら、第3及び第4手摺13,14については、省略することもできる。
1 かご、1a かご正面部、1b かご背面部、1c かご第1側面部、1d かご第2側面部、1f かご出入口、9 かごスピーカ(音声出力手段)、10 手摺本体、11 第1手摺(可動手摺)、11b ラック面部、12 第2手摺(可動手摺)、13 第3手摺(背面接続手摺)、14 第4手摺(背面接続手摺)、20 手摺駆動機構、20A 第1ラックピニオン機構、20B 第2ラックピニオン機構、21a ラック面部、21 第1手摺モータ(手摺駆動用モータ)、22 第1歯車、23 第2歯車、24 第3歯車、26 ガイドレール、27 第2手摺モータ(手摺駆動用モータ)、28 第4歯車、29 第5歯車、30 ハンドル駆動機構、31 ケース(内歯車部)、32 ハンドルモータ(ハンドル駆動用モータ)、33 第6歯車、34 第7歯車、40 ハンドル、40a L字第1辺部、40b L字第2辺部、41,44 ハンドルスイッチ(操作部、前進ハンドル操作部)、42,45 ハンドルスイッチ(操作部、後退ハンドル操作部)、43 ハンドルスイッチ(操作部、停止ハンドルスイッチ)、46 衝突検出器、50 乗場、50a 乗場出入口、54c 援助要求ボタン(操作部、補助要求操作部)、57 乗場スピーカ(音声出力手段)、100 エレベータ制御装置、101 手摺制御装置(アナウンス制御部)、A 車椅子利用者、B 歩行衰弱利用者。

Claims (8)

  1. かご内の側面部にかご出入口の奥行方向に沿って配置され、前記かご内に収容される収容状態と、先端部が前記かごの内側から乗場側へ突出する突出状態との一方から他方へ伸縮変形可能な手摺本体と、
    利用者によって操作される操作部と、
    前記手摺本体に接続され、利用者による前記操作部の操作に応じて、前記手摺本体を伸縮変形させる手摺駆動機構と
    を備えるエレベータの手摺装置であって、
    前記手摺本体の前記かご出入口側の端部に設けられ、前記かご出入口の高さ方向に沿う鉛直位置と、前記かご出入口の間口方向に沿い利用者によって握られるための水平位置との間で変位可能な棒状のハンドル
    をさらに備え、
    前記手摺駆動機構は、利用者による前記操作部の操作に応じて、前記水平位置に配置された状態で前記ハンドルが水平移動するように、前記手摺本体を前記突出状態と前記収容状態との一方から他方へ変形させる
    ことを特徴とするエレベータの手摺装置。
  2. 前記ハンドルを前記鉛直位置と前記水平位置との一方から他方へ変位させるハンドル駆動機構
    をさらに備え、
    前記操作部は、
    前記乗場に設けられ利用者によって操作される乗場補助要求操作部と、
    前記ハンドルに設けられ利用者が前記ハンドルを握ることにより押圧されて操作されるハンドル操作部と
    を含んでおり、
    前記手摺駆動機構は、前記乗場補助要求操作部が操作されたことに応じて、前記かごが当該乗場に到着し戸開した際に、前記手摺本体を前記収容状態から前記突出状態へ変形させ、
    前記ハンドル駆動機構は、前記手摺本体が前記収容状態から前記突出状態へ変形する際に、前記ハンドルを前記鉛直位置から前記水平位置へ変位させ、
    前記手摺駆動機構は、前記手摺本体が前記突出状態のときで、かつ前記ハンドルが前記水平位置に配置されているときに、前記ハンドル操作部が操作されたことに応じて、前記手摺本体を前記突出状態から前記収容状態へ変形させる
    ことを特徴とする請求項1記載のエレベータの手摺装置。
  3. 前記ハンドル駆動機構は、
    前記手摺本体の先端部に設けられたハンドル駆動用モータと、
    前記ハンドル駆動用モータの駆動力によって回転されるハンドル駆動用歯車と、
    前記ハンドルの前記手摺本体側の端部に設けられ、前記ハンドル駆動用歯車を介して前記ハンドル駆動用モータの駆動力を受ける内歯車部と
    を有する歯車伝動機構である
    ことを特徴とする請求項2記載のエレベータの手摺装置。
  4. 前記ハンドル操作部は、
    前記手摺本体を前記収容状態へ変形させるための前進操作に対応する前進ハンドル操作部と、
    前記手摺本体を前記突出状態へ変形させるための後退操作に対応する後退ハンドル操作部と、
    前記手摺本体の変形を停止させるための停止操作に対応する停止ハンドル操作部と
    を有しており、
    前記前進ハンドル操作部、前記後退ハンドル操作部及び前記停止ハンドル操作部は、前記ハンドルの長さ方向に並べて前記ハンドルに配置されており、
    前記手摺駆動機構は、前記前進操作部、前記後退操作部及び前記停止操作部のいずれかが操作された際に、その操作された前記ハンドル操作部の種別に応じて、前記手摺本体の前記収容状態への変形と、前記手摺本体の前記突出状態への変形と、前記手摺本体の変形停止とのいずれかを行う
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のエレベータの手摺装置。
  5. 前記ハンドルの前記手摺本体の反対側の端部は、
    軟質材によって形成されており、
    前記ハンドルが水平位置に配置された状態において前記かご出入口の奥行方向の一方及び両方のいずれかへ向けて突出している
    ことを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のエレベータの手摺装置。
  6. 前記手摺駆動機構は、手摺駆動用モータと手摺駆動用歯車とラック面部とを有し、前記手摺駆動用モータの駆動力により、前記手摺本体を前記かご出入口の奥行方向へ変位させるラックピニオン機構である
    ことを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のエレベータの手摺装置。
  7. 前記手摺本体は、前記かご出入口の奥行方向に沿って配置され一端部が前記かごの背面部に接続された背面接続手摺と、前記背面接続手摺に連結され前記手摺駆動機構によって変位される可動手摺とを含んでおり、
    前記可動手摺及び前記背面接続手摺は、前記手摺本体が突出状態のときに、前記乗場と前記かごの背面部との間を、全体として渡すように配置される
    ことを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のエレベータの手摺装置。
  8. 前記かご及び前記乗場に設けられた音声出力手段を介して、前記手摺本体の状態と前記ハンドルの位置とに応じた前記手摺本体及び前記ハンドルについての使用方法に関する音声アナウンスを、前記かご及び前記乗場へ出力するアナウンス制御部
    をさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のエレベータの手摺装置。
JP2009151930A 2009-06-26 2009-06-26 エレベータの手摺装置 Pending JP2011006208A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009151930A JP2011006208A (ja) 2009-06-26 2009-06-26 エレベータの手摺装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009151930A JP2011006208A (ja) 2009-06-26 2009-06-26 エレベータの手摺装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011006208A true JP2011006208A (ja) 2011-01-13

Family

ID=43563369

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009151930A Pending JP2011006208A (ja) 2009-06-26 2009-06-26 エレベータの手摺装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011006208A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106185547B (zh) * 2015-03-13 2019-06-11 东芝电梯株式会社 电梯
CN113086817A (zh) * 2019-12-23 2021-07-09 苏州珀威智能科技有限公司 一种隐藏式电梯门把手的控制方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106185547B (zh) * 2015-03-13 2019-06-11 东芝电梯株式会社 电梯
CN113086817A (zh) * 2019-12-23 2021-07-09 苏州珀威智能科技有限公司 一种隐藏式电梯门把手的控制方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5319346B2 (ja) シートベルト装置の補助機構
WO2019216421A1 (ja) 車両用ドア制御装置
JP2008162758A (ja) エレベータ誘導用ロボット制御システム
JP2009221652A (ja) 車両用ドアの電動開閉装置
WO2017034809A1 (en) Vehicle front door power opening system
JP2011006208A (ja) エレベータの手摺装置
JP2008045357A (ja) アシスト付ドアクローザ
KR20140060610A (ko) 장애인용 운전시뮬레이터
JP2019105046A (ja) 車両用ドア制御システム
Murai et al. Elevator available voice activated wheelchair
JP2010275102A (ja) エレベータの戸開制御装置
JP2001002331A5 (ja)
JP2007230742A (ja) エレベーターの視覚障害者誘導装置
JP2015096444A (ja) エレベータ
JP2007068558A (ja) 浴槽手すり
JP4980017B2 (ja) エレベータドア引き込まれ警報装置
JPH06199488A (ja) 歩行補助装置
JP2019509816A (ja) 車椅子利用者の移動のための昇降台リフト
EP3369880B1 (en) Vehicle door control device
JPH09255243A (ja) 音声作動エレベータ−
JP5286970B2 (ja) エレベータのドア安全装置
JP2003335158A (ja) 身体障害者用車両
JP2019015124A (ja) 車両用ドアアシスト装置
JP2005255370A (ja) エレベーターの制御装置
JP2018202977A (ja) 車両用ドア制御装置