JP2011004030A - 電子機器における配線の引き回し構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】受信機1の一側面に接続した同軸ケーブル7を引き回すための構造であって、電子機器の一側面における第1位置に配置されたコネクタ11であって、同軸ケーブル7を接続するためのコネクタ11と、コネクタ11に接続された同軸ケーブル7を引き回すために受信機1の一側面に形成された溝状の配線路であって、第1位置から引き出し位置に至る第1配線路15aと、少なくとも同軸ケーブル7を受信機1の外部に引き出すために受信機1の一側面に形成された凹部であって、引き出し位置に形成された引出口15eを備える。
【選択図】図4
Description
また、第1配線を第1配線路に収容することで、第1配線路を電子機器に密着させることが可能となり、別途に固定する作業が不要となるので、第1配線を引き回すことによる施工性の低下を防止することができる。
特に、第1配線及び第2配線を相互に異なる第1配線路と第2配線路を介して引き回すことができるので、第1配線路や第2配線路を第1配線や第2配線の引き回し経路や形状に合致した構造にすることで、配線路の最適化を図ることができる。
また、第1配線及び第2配線を相互に共通の引出口を介して電子機器の外部に引き出すことができるので、施工性を一層向上させることが可能となる。
特に、第1配線及び第2配線を相互に集約した形で電子機器の外縁に引き出すことができるので、施工性を一層向上させることが可能となる。
最初に、受信機の基本構成について説明する。図1は本実施の形態に係る受信機を示す図であり、(a)は正面図、(b)は背面図、(c)は底面図である。図1(a)に示すように、受信機1は、筐体3の内部に図示しない各種の電子部品等を収容して構成されている。この筐体3は、正面カバー3aと背面カバー3bとを組み合わされて構成されている。正面カバー3aと背面カバー3bの接続方法は任意であるが、例えば、正面カバー3aと背面カバー3bは嵌合やネジ留めにて接続することができる。
次に、このように構成された受信機1を固定するための固定板20について説明する。図2は固定板20を示す図であり、(a)は正面図(受信機1に対向する側を正面とする)、(b)は右側面図、(c)は(a)のA−A矢視断面図、(d)は底面図、(e)は(a)のB−B矢視断面図、(f)は背面図である。固定板20は、樹脂材にて形成された略板状体であり、受信機1と設置面の間に介在され、受信機1を設置面に固定するものである。
次に、受信機1における配線の引き回し方法について説明する。ここでは、受信機1の固定状態としては、壁面平行状態、及び直立状態の2つの方法を取り得るものとし、この固定状態によって、配線の引き回し方法が異なる。
このように本実施の形態によれば、壁面平行状態においては、同軸ケーブル7を、第1配線路15aを介して引出口15eに引き込み、この引出口15eから受信機1の外部に引き出すことができるので、同軸ケーブル7が受信機1の外側に向けて不用意に飛び出すことを防止でき、同軸ケーブル7を引き回すことによる意匠性の低下を防止することができる。
以上、本発明の本実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
上記実施の形態では、受信機1の固定状態として、壁面平行状態と直立状態を挙げているが、いずれか一方のみの固定状態や、他の固定状態で受信機1を固定することも可能であり、この場合には、当該固定状態に合致した構造で配線を取り回し可能とすることができる。例えば、受信機1の長手側面を下方側にして設置面に載置する場合には、第3配線路15cを当該下方側の外縁に至るように形成してもよい。
配線の数及び種類は任意に変更可能であり、例えば、同軸ケーブル7を介して電力供給を受ける場合には電源コード8を省略してもよく、移報出力を行わない場合には移報用ケーブル9を省略してもよく、あるいは、告知放送を他の機器に中継出力するためのさらなる同軸ケーブル7を受信機1に接続するようにしてもよい。このような配線の数及び種類に応じて、配線の取り回し構造を適合させることができ、例えば、配線数を増やした場合には配線路を増やすことができ、配線数を減らした場合には配線路を減らすことができる。上記実施の形態では、直立状態における第3配線路15cに、同軸ケーブル7と移報用ケーブル9を収容しているが、このように、一つの配線路に複数の配線を収容してもよい。この場合には、配線数を増やした場合であっても、配線路を増やすことなく、既存の配線路のみを用いて全ての配線を収容することもできる。
上記実施の形態で説明した以外の引き回し経路を採用することもでき、例えば、壁面平行状態や直立状態において、移報用ケーブル9を電源コード8と共に第4配線路15dに引き込み、この第4配線路15dを介して筐体3の下縁又は上縁に引き出してもよい。
1a、1b、1c、1d 係止穴
3 筐体
3a 正面カバー
3b 背面カバー
4 操作部
4a 告知再生スイッチ
4b ラジオ再生スイッチ
4c ボリュームスイッチ
5 表示部
5a 電源表示灯
5b 緊急放送表示灯
5c 一般放送表示灯
6 音響孔
7 同軸ケーブル
8 電源コード
9 移報用ケーブル
10 収容空間部
11 コネクタ
12 移報端子
14 電源端子
15 配線ガイド部
15a 第1配線路
15b 第2配線路
15c 第3配線路
15d 第4配線路
15e 引出口
16 電池取付部
16a 電池カバー
17 アンテナ
18、19 コード抑え
20 固定板
21 引込口
22、23 ネジ孔
22a 大径部
22b 小径部
24 係止突起
25 溝部
30 結束バンド
G 床面
W 設置壁
Wa 接続ボックス
Claims (6)
- 電子機器の一側面に接続した配線を引き回すための構造であって、
前記電子機器の一側面における第1位置に配置された端子であって、前記配線としての第1配線を接続するための第1接続端子と、
前記第1接続端子に接続された前記第1配線を引き回すために前記電子機器の一側面に形成された溝状の配線路であって、前記第1位置から引き出し位置に至る第1配線路と、
少なくとも前記第1配線を前記電子機器の外部に引き出すために前記電子機器の一側面に形成された凹部であって、前記引き出し位置に形成された引出口と、
を備える電子機器における配線の引き回し構造。 - 前記電子機器の一側面における前記第1位置以外の第2位置に配置された端子であって、前記配線としての第2配線を接続するための第2接続端子と、
前記第2接続端子に接続された前記第2配線を引き回すために前記電子機器の一側面に形成された溝状の配線路であって、前記第2位置から前記引き出し位置に至る第2配線路とを備え、
前記引出口は、前記第1配線及び前記第2配線を前記電子機器の外部に引き出すために形成された、
請求項1に記載の電子機器における配線の引き回し構造。 - 前記第1配線路には、前記第1接続端子に接続された前記第1配線を前記引出口以外から前記電子機器の外部に引き出すために、前記電子機器の一側面に形成された溝状の配線路であって、当該第1配線路のいずれかの位置から前記電子機器の一側面における外縁に至る第3配線路、
を備える請求項1又は2に記載の電子機器における配線の引き回し構造。 - 前記第2接続端子に接続された前記第2配線を、少なくとも前記第2配線路及び前記引出口を介して、前記第3配線路に引き回し可能とした、
請求項2及び3に記載の電子機器における配線の引き回し構造。 - 前記電子機器の一側面は、当該電子機器の背面である、
請求項1から4のいずれか一項に記載の電子機器における配線の引き回し構造。 - 前記電子機器は、当該電子機器の背面に取り付けられた固定板を介して設置面に設置されるものであり、
前記固定板における前記引き出し位置に対応する位置には、前記引出口を介して引き出された少なくとも前記第1配線を、前記設置面に向けて引き込むための引込口を設けた、
請求項5に記載の電子機器における配線の引き回し構造。
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JP2009143922A JP5443842B2 (ja) | 2009-06-17 | 2009-06-17 | 電子機器における配線の引き回し構造 |
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JP2018133542A (ja) * | 2017-02-17 | 2018-08-23 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 筐体およびリモコン装置 |
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JPH10335855A (ja) * | 1997-05-29 | 1998-12-18 | Mitsubishi Electric Corp | 基地局装置 |
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2009
- 2009-06-17 JP JP2009143922A patent/JP5443842B2/ja not_active Expired - Fee Related
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