JP2011002523A - 吸音体及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、同一の体積であっても、より効果的な吸音材を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明に係る吸音体としての特徴は、軟質ポリウレタンフォームからなる原材料Cが体積比1.5分の1〜12分の1に熱圧縮成型されてなることにある。成型用金型A・Bを電気炉に入れた状態で180℃の設定温度まで上昇させ、成型用金型A・Bの間にセル数50の軟質ポリウレタンフォームを挟んで圧縮する。この状態で180℃の電気炉内で60分間熱した後、固定クランプをはずし、熱圧縮整形されたウレタンフォームを取り出して吸音体となる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、軟質ポリウレタンフォームを用いた吸音体及びその製造方法に関するものである。
従来、吸音体としては、グラスウールなどの繊維状物質やウレタンフォームなどの発泡体が広く用いられている(特許文献1参照)。そして、その吸音効果を高めるためには体積を増やす方法が一般的であった。
特許第3388681号公報
しかしながら、上述のように体積を増やす方法では、吸音効果を高めるためには吸音体の体積を増大せざるを得ず、空間の有効利用の面で問題があった。
本発明は、上記従来の問題点に着目してなされたものであって、本発明は、同一の体積であっても、より効果的な吸音材を提供することを課題とする。
本発明に係る吸音体の特徴は、軟質ポリウレタンフォームからなる原材料が体積比1.5分の1〜12分の1に熱圧縮成型されてなることにある。また、本発明に係る吸音体の製造方法としての特徴は、軟質ポリウレタンフォームからなる原材料を体積比1.5分の1〜12分の1に熱圧縮成型して、吸音体を製造することにある。
上記構成からなる本発明にあっては、従来のものに比して、同一の体積であっても、より効果的な吸音効果を発揮することができる。
なお、本発明にあって、吸音体の原材料としての軟質ポリウレタンフォームとしては、セル数10〜80のものを用いることが好ましい。
また、本発明にあっては、吸音体の表面に皮膜の付加や塗装や植毛加工を施すことが好ましく、これにより、表面の皮膜により中低域の吸音効果を増すことができ、また、植毛加工や塗装によって、装飾性の付加により室内等で直接目に触れる機会が多い場合にも好適に用いることができる。
また、本発明にあっては、吸音体として原材料(軟質ポリウレタンフォーム)を熱圧縮成型する型面に凸凹や装飾性を施した成型用金型を用いて熱圧縮加工を施すことが好ましく、これにより、表面の凸凹により入射音の拡散を図ることができ、また、装飾性の付加により、室内等で直接目に触れる機会が多い場合にも好適に用いることができる。
また、本発明にあって、ポリウレタンフォームを成型する成型装置としては、熱間プレス装置又は電気炉及び成型用金型を用いて成型することができる。また、成型温度は150〜240℃が好ましい。さらに、圧縮時間は、ポリウレタンフォームの体積や物性によって決定されるが、作業性や劣化を考慮すると、可能な限りの短時間であることが好ましい。
本発明に係る吸音体、所望の圧縮率を持ったポリウレタンフォームを、吸音材として使用することにより、従来ではスペースの問題で少量の吸音材しか設置出来ず効果の乏しかった場所への効果的な吸音材の装着や、一定の吸音効果を求めるために大型にならざるを得なかった機器を小型化でき、省スペース、省資源になるほか、同一の体積の吸音材を用いる場合はよりいっそう効果的な吸音性能を提供することができる。また、プロファイル加工等では難しかった絵柄などの吸音材表面への意匠付けが、成型金型を加工することにより、一工程で簡単に出来、従来装飾性に乏しかった吸音材にデザイン性の優れた加工を施すことができる。また、同一体積で比較した場合、従来の非圧縮の物より、本発明のように圧縮した物の方が中低域での吸音効果が上昇する。また、吸音材表面に皮膜を付加することで高音域での吸音効果は下がるが、中低域での吸音効果が増すことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を参酌しつつ説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る吸音体の製造方法の実施の形態の概略的正面図、図2は本発明の実施の形態に係る吸音体の製造方法の実施の形態の概略的正面図、図3は本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数13、厚さ240mm)の各周波数における吸音率を示すグラフ、図4は本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数13、厚さ210mm)の各周波数における吸音率を示すグラフ、図5は本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数13、厚さ180mm)の各周波数における吸音率を示すグラフ、図6は本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数13、厚さ150mm)の各周波数における吸音率を示すグラフ、図7は本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数13、厚さ120mm)の各周波数における吸音率を示すグラフ、図8は本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数13、厚さ90mm)の各周波数における吸音率を示すグラフ、図9は本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数13、厚さ60mm)の各周波数における吸音率を示すグラフ、図10は本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数13、厚さ45mm)の各周波数における吸音率を示すグラフ、図11はセル数13、未圧縮の厚さ30mmの軟質ポリウレタンフォームの各周波数における吸音率を示すグラフである。
図12は本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数20、厚さ240mm)の各周波数における吸音率を示すグラフ、図13は本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数20、厚さ210mm)の各周波数における吸音率を示すグラフ、図14は本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数20、厚さ180mm)の各周波数における吸音率を示すグラフ、図15は本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数20、厚さ150mm)の各周波数における吸音率を示すグラフ、図16は本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数20、厚さ120mm)の各周波数における吸音率を示すグラフ、図17は本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数20、厚さ90mm)の各周波数における吸音率を示すグラフ、図18は本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数20、厚さ60mm)の各周波数における吸音率を示すグラフ、図19は本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数20、厚さ45mm)の各周波数における吸音率を示すグラフ、図20はセル数20、未圧縮の厚さ30mmの軟質ポリウレタンフォームの各周波数における吸音率を示すグラフである。
図21は本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数40、厚さ240mm)の各周波数における吸音率を示すグラフ、図22は本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数40、厚さ210mm)の各周波数における吸音率を示すグラフ、図23は本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数40、厚さ180mm)の各周波数における吸音率を示すグラフ、図24は本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数40、厚さ150mm)の各周波数における吸音率を示すグラフ、図25は本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数40、厚さ120mm)の各周波数における吸音率を示すグラフ、図26は本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数40、厚さ90mm)の各周波数における吸音率を示すグラフ、図27は本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数40、厚さ60mm)の各周波数における吸音率を示すグラフ、図28は本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数40、厚さ45mm)の各周波数における吸音率を示すグラフ、図29はセル数40、未圧縮の厚さ30mmの軟質ポリウレタンフォームの各周波数における吸音率を示すグラフである。
図30は本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数50、厚さ240mm)の各周波数における吸音率を示すグラフ、図31は本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数50、厚さ210mm)の各周波数における吸音率を示すグラフ、図32は本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数50、厚さ180mm)の各周波数における吸音率を示すグラフ、図33は本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数50、厚さ150mm)の各周波数における吸音率を示すグラフ、図34は本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数50、厚さ120mm)の各周波数における吸音率を示すグラフ、図35は本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数50、厚さ90mm)の各周波数における吸音率を示すグラフ、図36は本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数50、厚さ60mm)の各周波数における吸音率を示すグラフ、図37は本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数50、厚さ45mm)の各周波数における吸音率を示すグラフ、図38はセル数50、未圧縮の厚さ30mmの軟質ポリウレタンフォームの各周波数における吸音率を示すグラフである。
図39は本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数80、厚さ240mm)の各周波数における吸音率を示すグラフ、図40は本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数50、厚さ210mm)の各周波数における吸音率を示すグラフ、図41は本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数80、厚さ180mm)の各周波数における吸音率を示すグラフ、図42は本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数80、厚さ150mm)の各周波数における吸音率を示すグラフ、図43は本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数80、厚さ120mm)の各周波数における吸音率を示すグラフ、図44は本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数80、厚さ90mm)の各周波数における吸音率を示すグラフ、図45は本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数80、厚さ60mm)の各周波数における吸音率を示すグラフ、図46は本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数80、厚さ45mm)の各周波数における吸音率を示すグラフ、図47はセル数80、未圧縮の厚さ30mmの軟質ポリウレタンフォームの各周波数における吸音率を示すグラフである。
図48は本発明の他の実施の形態に係る吸音体の製造方法の実施の形態の概略的正面図、図49は本発明の他の実施の形態に係る吸音体の製造方法に使用する成型用金型の概略的平面図である。
なお、上述の図面の説明における『厚さ○○mm』の『厚さ』は圧縮する前の素材としての軟質ポリウレタンフォームの厚さを示すものとする。
また、本出願におけるセル数とは、ある素材(本出願においては軟質ポリウレタンフォーム)の断面に長さ25mmの直線を引き、その直線が横切る孔の数をいう。すなわち、軟質ポリウレタンフォームの断面に引かれた長さ25mmの直線が、50個の孔を横切っている場合のセル数は50となる。
なお、このセル数については、JIS規格K6400の中のK6400−1の『軟質発泡材料―物理特性の求め方―第1部:通則の付属書1』に規定されている。
また、以下の実験では、軟質ポリウレタンフォームとして、株式会社イノアックコーポレーションのフィルター素材であるMFシリーズを使用しているが、他社の軟質ポリウレタンフォームであってもよいことはもちろんである。
まず、成型用金型A・Bを電気炉に入れた状態で180℃の設定温度まで上昇させ、その後、図1に示すように成型用金型A・Bの間に軟質ポリウレタンフォームC(縦150×横400×厚み120mm)を挟んで、図2に示すように、クランプで締め付けて圧縮する。この時、圧縮時の厚みを30mmとする為に金属片D・Eを成型用金型A・Bの間且つウレタンフォームCの両側に設置している。そして、この状態で180℃の電気炉内で60分間熱した後、固定クランプをはずし、熱圧縮整形されたウレタンフォームCを取り出すことによって、本実施形態の吸音体が製造されることになる。
なお、吸音率の測定に関してはJIS規格JISA1405−2『音響管による吸音率及びインピーダンスの測定−第2部:伝達関数法』による測定方法を用いている。
次に、セル数がセル数13、セル数20、セル数40、セル数50、セル数80の5種類で、厚さが厚さ240mm、210mm、180mm、150mm、120mm、90mm、60mm、45mmの8種類の軟質ポリウレタンフォームをそれぞれ厚さ30mmに圧縮して得られた吸音体の各周波数(単位:Hz)における吸音率と、これらの吸音体の素材となった未圧縮の厚さ30mmの軟質ポリウレタンフォームの各周波数(単位:Hz)における吸音率とを比較する。
なお、厚さ240mmの軟質ポリウレタンフォームを30mmに圧縮した場合の圧縮率は1/8、厚さ210mmの軟質ポリウレタンフォームを30mmに圧縮した場合の圧縮率は1/7、厚さ180mmの軟質ポリウレタンフォームを30mmに圧縮した場合の圧縮率は1/6、厚さ150mmの軟質ポリウレタンフォームを30mmに圧縮した場合の圧縮率は1/5、厚さ120mmの軟質ポリウレタンフォームを30mmに圧縮した場合の圧縮率は1/4、厚さ90mmの軟質ポリウレタンフォームを30mmに圧縮した場合の圧縮率は1/3、厚さ60mmの軟質ポリウレタンフォームを30mmに圧縮した場合の圧縮率は1/2、厚さ45mmの軟質ポリウレタンフォームを30mmに圧縮した場合の圧縮率は1/1.5となっている。
セル数13で厚さ240mm、210mm、180mm、150mm、120mm、90mm、60mm、45mmの軟質ポリウレタンフォームを厚さ30mmに圧縮して得た吸音材の各周波数における吸音率と、セル数13で厚さ30mmの同等の軟質ポリウレタンフォームの各周波数における吸音率とを比較する。なお、図3乃至図11にグラフで示されている。

図3 図4 図5 図6 図7 図8 図9 図10 図11
周波数 240mm 210mm 180mm 150mm 120mm 90mm 60mm 45mm 30mm
200 0.06916 0.06816 0.07850 0.06862 0.06653 0.06507 0.05546 0.04879 0.04078
250 0.09170 0.08551 0.09261 0.08220 0.07623 0.07449 0.06114 0.05349 0.04506
315 0.12528 0.11291 0.11343 0.10098 0.09057 0.08687 0.06896 0.06044 0.04995
400 0.17250 0.15041 0.14231 0.12546 0.10879 0.10165 0.07754 0.06976 0.05555
500 0.23174 0.19993 0.18497 0.15649 0.12931 0.11920 0.08604 0.08086 0.06047
630 0.32676 0.26702 0.23853 0.19616 0.16055 0.14252 0.09829 0.09735 0.06644
800 0.46740 0.37528 0.32376 0.25730 0.20542 0.17100 0.11230 0.11350 0.07171
1000 0.65172 0.52284 0.44768 0.34691 0.26983 0.20923 0.13151 0.12168 0.07829
1250 0.84309 0.70460 0.61040 0.47279 0.35548 0.26645 0.16009 0.13166 0.08985
1600 0.97530 0.88660 0.78729 0.63783 0.47855 0.35693 0.20877 0.16260 0.11490
2000 0.96659 0.97080 0.91031 0.79476 0.62550 0.47675 0.27853 0.21325 0.14941
2500 0.83945 0.89544 0.90299 0.83407 0.71496 0.56996 0.35483 0.26647 0.18390
3150 0.75374 0.79743 0.83238 0.77908 0.71121 0.56999 0.40456 0.29870 0.20477
セル数20で厚さ240mm、210mm、180mm、150mm、120mm、90mm、60mm、45mmの軟質ポリウレタンフォームを厚さ30mmに圧縮して得た吸音材の各周波数における吸音率と、セル数20で厚さ30mmの同等の軟質ポリウレタンフォームの各周波数における吸音率とを比較する。なお、図12乃至図20にグラフで示されている。
図12 図13 図14 図15 図16 図17 図18 図19 図20
周波数 240mm 210mm 180mm 150mm 120mm 90mm 60mm 45mm 30mm
200 0.08177 0.07481 0.07262 0.06817 0.07174 0.06934 0.06229 0.05686 0.04689
250 0.11127 0.09843 0.09582 0.08712 0.08824 0.08407 0.07227 0.06294 0.05269
315 0.15995 0.14061 0.13300 0.11723 0.11141 0.10284 0.08447 0.07088 0.05822
400 0.22367 0.19601 0.18532 0.15712 0.14318 0.12508 0.09810 0.07992 0.06497
500 0.31322 0.27039 0.24963 0.20392 0.18253 0.15013 0.11371 0.08966 0.07107
630 0.45929 0.39524 0.34081 0.27613 0.23718 0.18649 0.13443 0.10314 0.08047
800 0.62716 0.54962 0.47743 0.37682 0.30887 0.23400 0.16067 0.12006 0.09261
1000 0.79560 0.72550 0.64010 0.50822 0.41040 0.29850 0.19728 0.14396 0.10984
1250 0.92148 0.88714 0.81254 0.66503 0.54649 0.38923 0.24859 0.17887 0.13643
1600 0.96851 0.98048 0.94969 0.83560 0.70926 0.51122 0.32437 0.23246 0.17825
2000 0.92085 0.96546 0.99396 0.95364 0.85176 0.65417 0.42775 0.30718 0.23317
2500 0.83565 0.87508 0.93491 0.94577 0.88553 0.75553 0.53461 0.38982 0.28679
3150 0.79190 0.80362 0.87419 0.88217 0.83867 0.76962 0.59022 0.44837 0.31585
セル数40で厚さ240mm、210mm、180mm、150mm、120mm、90mm、60mm、45mmの軟質ポリウレタンフォームを厚さ30mmに圧縮して得た吸音材の各周波数における吸音率と、セル数40で厚さ30mmの同等の軟質ポリウレタンフォームの各周波数における吸音率とを比較する。なお、図21乃至図29にグラフで示されている。
図21 図22 図23 図24 図25 図26 図27 図28 図29
周波数 240mm 210mm 180mm 150mm 120mm 90mm 60mm 45mm 30mm
200 0.14851 0.12345 0.11370 0.09691 0.07958 0.07435 0.07066 0.07357 0.08478
250 0.19813 0.16876 0.15188 0.12504 0.10648 0.09753 0.08958 0.08869 0.09646
315 0.27088 0.24127 0.21355 0.16276 0.14931 0.13244 0.11562 0.11003 0.10975
400 0.34902 0.31474 0.27686 0.25400 0.19465 0.17289 0.15098 0.13299 0.12391
500 0.52141 0.43419 0.40141 0.37533 0.29721 0.24383 0.19528 0.16222 0.14072
630 0.65822 0.62872 0.57775 0.50316 0.43017 0.33286 0.24773 0.19717 0.16229
800 0.71181 0.72022 0.70048 0.64026 0.56945 0.43707 0.31415 0.23966 0.18989
1000 0.72141 0.76441 0.79400 0.77914 0.71859 0.56588 0.39774 0.29584 0.22728
1250 0.71889 0.78350 0.85302 0.88397 0.85278 0.70560 0.50171 0.36857 0.27973
1600 0.71337 0.77911 0.86532 0.93942 0.94695 0.84441 0.62827 0.46491 0.35435
2000 0.70805 0.76542 0.85019 0.94770 0.98137 0.95137 0.76348 0.58177 0.44687
2500 0.72716 0.76585 0.83428 0.92751 0.95472 0.98315 0.85674 0.68599 0.52833
3150 0.78256 0.79534 0.85016 0.91167 0.91535 0.95775 0.87375 0.72842 0.56443
セル数50で厚さ240mm、210mm、180mm、150mm、120mm、90mm、60mm、45mmの軟質ポリウレタンフォームを厚さ30mmに圧縮して得た吸音材の各周波数における吸音率と、セル数50で厚さ30mmの同等の軟質ポリウレタンフォームの各周波数における吸音率とを比較する。なお、図30乃至図38にグラフで示されている。
図30 図31 図32 図33 図34 図35 図36 図37 図38
周波数 240mm 210mm 180mm 150mm 120mm 90mm 60mm 45mm 30mm
200 0.19051 0.16278 0.14553 0.12059 0.10366 0.08412 0.07969 0.08456 0.09712
250 0.24146 0.20992 0.18779 0.15345 0.12811 0.10683 0.09865 0.10479 0.11311
315 0.31455 0.28303 0.25251 0.19611 0.16054 0.13943 0.12960 0.13116 0.13159
400 0.38175 0.35146 0.31002 0.27583 0.25156 0.18527 0.16815 0.16086 0.15360
500 0.54523 0.47419 0.46711 0.45715 0.38072 0.29006 0.23418 0.20470 0.18238
630 0.67259 0.66734 0.65197 0.59589 0.51000 0.40053 0.30692 0.25722 0.21214
800 0.65614 0.69736 0.72547 0.70612 0.64793 0.52499 0.39035 0.31933 0.25098
1000 0.62602 0.68803 0.75847 0.79980 0.78158 0.66696 0.48969 0.39955 0.30325
1250 0.61333 0.68041 0.77429 0.85196 0.88215 0.80178 0.60315 0.49875 0.37365
1600 0.62327 0.68229 0.77490 0.86871 0.94325 0.91429 0.72862 0.60723 0.45389
2000 0.64562 0.69413 0.77332 0.86219 0.95918 0.98367 0.84695 0.71830 0.54464
2500 0.67364 0.71936 0.78051 0.84657 0.93606 0.99434 0.92075 0.80676 0.62932
3150 0.69144 0.77250 0.80130 0.83823 0.90919 0.96904 0.93335 0.83898 0.66787
セル数80で厚さ240mm、210mm、180mm、150mm、120mm、90mm、60mm、45mmの軟質ポリウレタンフォームを厚さ30mmに圧縮して得た吸音材の各周波数における吸音率と、セル数80で厚さ30mmの同等の軟質ポリウレタンフォームの各周波数における吸音率とを比較する。なお、図39乃至図47にグラフで示されている。
図39 図40 図41 図42 図43 図44 図45 図46 図47
周波数 240mm 210mm 180mm 150mm 120mm 90mm 60mm 45mm 30mm
200 0.09433 0.15708 0.23046 0.23490 0.23653 0.14876 0.10741 0.08177 0.08161
250 0.11044 0.19338 0.30013 0.31232 0.34931 0.22945 0.17731 0.10814 0.11311
315 0.14081 0.25877 0.40409 0.40834 0.51023 0.34369 0.27097 0.17405 0.16339
400 0.18786 0.37195 0.50290 0.46941 0.60527 0.45835 0.37329 0.26443 0.22510
500 0.26438 0.52017 0.53975 0.47945 0.59975 0.56142 0.50459 0.36709 0.30371
630 0.38663 0.55405 0.48692 0.44908 0.54546 0.64072 0.63683 0.49987 0.39980
800 0.47294 0.42620 0.39748 0.41013 0.51013 0.65249 0.73573 0.64069 0.51553
1000 0.37721 0.31904 0.34492 0.37583 0.50289 0.63262 0.80106 0.77469 0.64911
1250 0.25072 0.28415 0.32925 0.35629 0.51260 0.61490 0.83115 0.88035 0.78638
1600 0.20670 0.29574 0.34825 0.35960 0.52940 0.61190 0.83289 0.94185 0.90904
2000 0.24978 0.32866 0.36591 0.36941 0.54299 0.62484 0.81690 0.94980 0.98247
2500 0.32476 0.31953 0.35197 0.37748 0.55829 0.65332 0.80469 0.91588 0.97691
3150 0.41394 0.45120 0.38436 0.43849 0.57420 0.65974 0.81784 0.89191 0.93850
これらのデータから判明することは、圧縮率が高いほど、すなわち元の軟質ポリウレタンフォームの厚さが厚いほど全周波数域において吸音率が高くなるという事実である。
これはセル数が異なっても同様の結果を示している。ただし、全体としてセル数が高いほど高い吸音率を示す傾向にあると思われる。また、圧縮率を上げ過ぎると吸音率は低下する傾向にある。この圧縮率を上げ過ぎると吸音率が低下する原因は、明確にはわからないが軟質ポリウレタンフォームの空隙が押しつぶされてしまうことにあると考えられる。
特に、図11で示すように、セル数13で未圧縮の厚さ30mmの軟質ポリウレタンフォームは、ほとんど吸音率が低いものであるが、図3乃至図7に示すように圧縮することによって顕著に吸音率が向上していることが判明する。
また、図21乃至図28で示すように、セル数40のものは圧縮することにより、630Hzから2000Hzの範囲で吸音率が向上していることが判明する。
このように、軟質ポリウレタンフォームを圧縮することにって、吸音率を高めることができるのである。特に、この傾向は圧縮度を高めるとなお顕著に現れるものである。
なお、現状においては、軟質ポリウレタンフォームを熱圧縮することで吸音率が向上する理由は完全には解明されていないが、熱圧縮することによって軟質ポリウレタンフォームの単位体積当たりの内部の空隙の数が増加したり、空隙の形状が変化することが理由として考えられる。
なお、このため、いくつかの圧縮度の異なったウレタンフォームの組み合わせで、より広範囲な周波数特性を持つ吸音体を作ることも可能である。
また、セル数と圧縮率の組み合わせを変えることにより、特定の周波数を重点的に吸音させるようにすることも可能である。
なお、本実施形態は上記構成からなるため上記利点を有するものであったが、本発明の意図する範囲内で適宜設計変更可能である。
つまり、上記実施形態にあっては、セル数が13、20、40、50、80の5種類のものについて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、適宜なセル数を持った軟質ポリウレタンフォームを採用することができる。
また、上記実施形態においては、熱圧縮成型する型の型面が平面であるものについて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、たとえば、凸凹に型面を施して、得られる製品の表面に凸凹ができるようにすることも可能であり、また、型面に所望の意匠を施して、得られる製品の表面に所望の意匠が施されるように設けることも可能である。
また、熱圧縮成型された製品の表面に、中低域の吸音効果を増すために皮膜を付加することも可能であり、また、表面に布などを巻いたり、植毛加工や塗装を施すことも適宜設計変更可能である。
さらに、軟質ポリウレタンフォームを熱圧縮成型する成型用金型A、Bに孔Hを開設しておき、この孔Hに熱風を供給することで熱圧縮成型の作業時間を短縮することも可能である。
例えば、図48に示すように、成型用金型A、Bの軟質ポリウレタンフォームCが接する部分に複数の孔Hを開設し、この孔に熱風発生機からの熱風を供給するようにする。その際、軟質ポリウレタンフォームCから熱風が漏れでないように、軟質ポリウレタンフォームCの全周囲を覆うカバーGを設ける。このカバーGは、熱風の漏れ防止のためのみならず、軟質ポリウレタンフォームCの圧縮時の厚みを30mmとする役目も併せ持っている。なお、図48では説明のためにカバーGの一部を破断し,内部の軟質ポリウレタンフォームCを示している。
株式会社イノアックコーポレーションのフィルター素材であるMFシリーズのセル数40の厚さ120mm(縦:180mm、横180mmの直方体)の軟質ポリウレタンフォームを図48に示す装置に設置し、上側の成型用金型Aから180℃の熱風を0.1MPaで200リットル/分で供給すると、10分で吸音体として成型された。熱風は軟質ポリウレタンフォームを通過して下側の成型用金型Bの孔Hから排気された。
なお、成型用金型A、Bの孔Hは、直径2mmで30mm間隔で36個開設した。
これに対し、熱風を供給しない場合であれば、吸音体として成型されるまでに50分の時間を必要とした。
このように、軟質ポリウレタンフォームを熱圧縮する際に、熱風を供給すると、成型用金型のみで加熱するよりも成型に要する時間を大幅に短縮することができる。
なお、上側の成型用金型Aのみから熱風を供給したが、上下両方の成型用金型A、Bから同時に熱風を供給してもよいし、孔Hを開けるのは、上下の成型用金型A、Bのうちの一方であってもよい。
本発明の実施の形態に係る吸音体の製造方法の実施の形態の概略的正面図である。 本発明の実施の形態に係る吸音体の製造方法の実施の形態の概略的正面図である。 本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数13、厚さ240mm)の各周波数における吸音率を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数13、厚さ210mm)の各周波数における吸音率を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数13、厚さ180mm)の各周波数における吸音率を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数13、厚さ150mm)の各周波数における吸音率を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数13、厚さ120mm)の各周波数における吸音率を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数13、厚さ90mm)の各周波数における吸音率を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数13、厚さ60mm)の各周波数における吸音率を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数13、厚さ45mm)の各周波数における吸音率を示すグラフである。 セル数13、未圧縮の厚さ30mmの軟質ポリウレタンフォームの各周波数における吸音率を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数20、厚さ240mm)の各周波数における吸音率を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数20、厚さ210mm)の各周波数における吸音率を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数20、厚さ180mm)の各周波数における吸音率を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数20、厚さ150mm)の各周波数における吸音率を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数20、厚さ120mm)の各周波数における吸音率を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数20、厚さ90mm)の各周波数における吸音率を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数20、厚さ60mm)の各周波数における吸音率を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数20、厚さ45mm)の各周波数における吸音率を示すグラフである。 セル数20、未圧縮の厚さ30mmの軟質ポリウレタンフォームの各周波数における吸音率を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数40、厚さ240mm)の各周波数における吸音率を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数40、厚さ210mm)の各周波数における吸音率を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数40、厚さ180mm)の各周波数における吸音率を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数40、厚さ150mm)の各周波数における吸音率を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数40、厚さ120mm)の各周波数における吸音率を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数40、厚さ90mm)の各周波数における吸音率を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数40、厚さ60mm)の各周波数における吸音率を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数40、厚さ45mm)の各周波数における吸音率を示すグラフである。 セル数40、未圧縮の厚さ30mmの軟質ポリウレタンフォームの各周波数における吸音率を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数50、厚さ240mm)の各周波数における吸音率を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数50、厚さ210mm)の各周波数における吸音率を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数50、厚さ180mm)の各周波数における吸音率を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数50、厚さ150mm)の各周波数における吸音率を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数50、厚さ120mm)の各周波数における吸音率を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数50、厚さ90mm)の各周波数における吸音率を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数50、厚さ60mm)の各周波数における吸音率を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数50、厚さ45mm)の各周波数における吸音率を示すグラフである。 セル数50、未圧縮の厚さ30mmの軟質ポリウレタンフォームの各周波数における吸音率を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数80、厚さ240mm)の各周波数における吸音率を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数50、厚さ210mm)の各周波数における吸音率を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数80、厚さ180mm)の各周波数における吸音率を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数80、厚さ150mm)の各周波数における吸音率を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数80、厚さ120mm)の各周波数における吸音率を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数80、厚さ90mm)の各周波数における吸音率を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数80、厚さ60mm)の各周波数における吸音率を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係る吸音体(セル数80、厚さ45mm)の各周波数における吸音率を示すグラフである。 セル数80、未圧縮の厚さ30mmの軟質ポリウレタンフォームの各周波数における吸音率を示すグラフである。 本発明の他の実施の形態に係る吸音体の製造方法の実施の形態の概略的正面図である。 本発明の他の実施の形態に係る吸音体の製造方法に使用する成型用金型の概略的平面図である。
A,B 成型用金型
C 軟質ポリウレタンフォーム
D,E 金属片

Claims (10)

  1. 軟質ポリウレタンフォームからなる原材料が体積比1.5分の1〜12分の1に熱圧縮成型されてなることを特徴とする吸音体。
  2. 請求項1記載の吸音体であって、前記原材料は、セル数10〜80であることを特徴とする吸音体。
  3. 請求項1または2記載の吸音体であって、表面に皮膜の付加や塗装や植毛加工が施されてなることを特徴とする吸音体。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載の吸音体であって、型面に凸凹や装飾性を施した成型用金型を用いて熱圧縮加工が施されてなることを特徴とする吸音体。
  5. 請求項1乃至4の何れかに記載の吸音体であって、布が巻き付けられてなることを特徴とする吸音体。
  6. 軟質ポリウレタンフォームからなる原材料を体積比1.5分の1〜12分の1に熱圧縮成型して、吸音体を製造することを特徴とする吸音体の製造方法。
  7. 軟質ポリウレタンフォームからなる原材料を体積比1.5分の1〜12分の1に熱圧縮成型して、吸音体を製造する吸音体の製造方法において、軟質ポリウレタンフォームを熱圧縮する際の成型用金型に軟質ポリウレタンフォームが接触する部分に孔を設け、この孔に熱風を供給することを特徴とする吸音体の製造方法。
  8. 請求項6または7記載の吸音体の製造方法であって、前記原材料として、セル数10〜80の軟質ポリウレタンフォームを用いることを特徴とする吸音体の製造方法。
  9. 請求項6乃至8記載の吸音体の製造方法であって、熱圧縮成型された原材料の表面に、皮膜の付加や塗装や植毛加工を施すことを特徴とする吸音体の製造方法。
  10. 請求項6乃至9の何れかに記載の吸音体の製造方法であって、型面に凸凹や装飾性が施された金型を用いて熱圧縮加工を施すことを特徴とする吸音体の製造方法。
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