JP2011001063A - ポンポン等のリボン結束体製造装置 - Google Patents

ポンポン等のリボン結束体製造装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011001063A
JP2011001063A JP2009143090A JP2009143090A JP2011001063A JP 2011001063 A JP2011001063 A JP 2011001063A JP 2009143090 A JP2009143090 A JP 2009143090A JP 2009143090 A JP2009143090 A JP 2009143090A JP 2011001063 A JP2011001063 A JP 2011001063A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ribbon
twisted
ribbon body
pair
pom
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009143090A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5106485B2 (ja
Inventor
Seiji Shiomi
正治 塩見
Kazuaki Nishida
和章 西田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOWA KK
Kowa Co Ltd
Original Assignee
KOWA KK
Kowa Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KOWA KK, Kowa Co Ltd filed Critical KOWA KK
Priority to JP2009143090A priority Critical patent/JP5106485B2/ja
Publication of JP2011001063A publication Critical patent/JP2011001063A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5106485B2 publication Critical patent/JP5106485B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Basic Packing Technique (AREA)
  • Making Paper Articles (AREA)
  • Decoration Of Textiles (AREA)

Abstract

【課題】ポンポン製品等のリボン結束体を極めて効率的に且つ省力的に製造することができ、品質バラツキを可及的に抑制するリボン結束体製造装置を提供すること。
【解決手段】幅寸法w、長さ寸法Lの細長いリボン体を用いて、ポンポン等のリボン結束体を製造する製造装置であって、リボン体の長さ方向両端部側4をそれぞれ面方向に挟持する一対のチャック16、17を備え、その少なくとも一方を、挟持したリボン体の長さ方向を軸にして、そのまわりに回転させることにより、リボン体の長さ方向中央部分に捩り部2を形成する捩り付与手段14と、該捩り部が形成された捩りリボン体3を、その長さ方向を軸として、捩り部において互いに異なる角度間隔をおいて交差するように保持する捩りリボン体保持手段15とを含むリボン結束体製造装置。
【選択図】図2

Description

この発明は、各種スポーツの応援、各種フェスティバルあるいはパレードなどにおいて使用する通称「ポンポン」といわれるリボン結束体を製造するための製造装置に関するものであり、より詳細には、薄いプラスチックフィルムからなる短冊状のリボンを、その長さ方向中央部分において結束し、結束部分のまわりに各リボン体の両端側を拡げて略球体形状に構成したポンポン等のリボン結束体を効率的に製造するための製造装置に関するものである。
周知のように、従来のポンポン製品は、短冊状に形成したプラスチックフィルム製のリボン体を準備し、当該リボン体を多数枚重ね合わせ、その長さ方向の中央部分を結束用バンドで結束し、しかる後、各リボン体の長さ方向両端を、結束点のまわりに拡げてポンポン製品に仕上げるものであり、そのほぼ全ての作業を手作業で行うという極めて非効率的なものであるとともに、製品精度のバラツキなど多くの問題を包含するものであった。
従来、上記するようなポンポン製品を、省力的簡易的に、且つ、製品の品質バラツキがないように製造することができる製造装置、すなわち、機械化されたリボン結束体の製造装置については、いまだ提供されていなかった。
上記するポンポン製品は、多数枚の短冊状リボン体を、その長さ方向の中央部分で結束して、その結束部のまわりにリボン体の両端部分を拡げて略球体形状に構成するというものであることから、当該ポンポン製品を製作するための大きなポイントとしては、
(1)各短冊状リボン体の長さ方向中央の結束する部分では、できるだけ嵩張らないように構成すること、
(2)各短冊状リボン体の両端で拡げる部分では、できるだけ嵩を大きくしてボリューム感を増大させるように構成すること、である。
そこで、この発明では、上記ポンポン製品等のリボン結束体にみられる特殊性をも考慮して、そのようなポンポン製品を機械化により製作する新規なポンポン等のリボン結束体製造装置を提供するものであって、上記(1)および(2)の要件を満たすべく、供給される短冊状リボン体を結束する前に、その長さ方向の中央部分において、それぞれ捩り加工を施して細径化しておき、この捩ったリボン体を互いに所望の角度間隔をおいて交差するように重ね合わせ状に保持しておき、しかる後、その捩り加工を施した細径部において結束し、結束後、各短冊状リボン体の両端部分を拡げて、略球体形状をなすボリューム感のあるポンポン製品を製作するようにしたものである。
この発明は、当該ポンポン製品等のリボン結束体を極めて効率的に且つ省力的に製造することができるポンポン等のリボン結束体製造装置を提供しようとするものであり、さらには、ポンポン製品の品質バラツキを可及的に抑制し、美しい製品を製造することができるリボン結束体製造装置を提供しようとするものである。
この発明は、上記する目的を達成するにあたって、具体的に、請求項1に記載の発明は、 幅寸法w、長さ寸法Lの細長いリボン体を用いて、ポンポン等のリボン結束体を製造するための製造装置であって、
前記リボン体の長さ方向両端部側をそれぞれ面方向に挟持する一対のチャックを備え、前記一対のチャックの少なくとも一方を、挟持したリボン体の長さ方向を軸にして、そのまわりに回転させることにより、前記リボン体の長さ方向中央部分に捩り部を形成する捩り付与手段と、
前記捩り付与手段によって、長さ方向中央部分に捩り部が形成されたリボン体を、その長さ方向を軸として、前記捩り部において互いに異なる角度間隔をおいて交差するように保持する捩りリボン体保持手段とを含むものからなることを特徴とするポンポン等のリボン結束体製造装置。
幅寸法w、長さ寸法Lの細長いリボン体を用いて、ポンポン等のリボン結束体を製造するための製造装置であって、
前記リボン体の長さ方向両端部側をそれぞれ面方向に挟持する一対のチャックを備え、前記一対のチャックの少なくとも一方を、挟持したリボン体の長さ方向を軸にして、そのまわりに回転させることにより、前記リボン体の長さ方向中央部分に捩り部を形成する捩り付与手段と、
前記捩り付与手段によって、長さ方向中央部分に捩り部が形成された捩りリボン体を、その長さ方向を軸として、前記捩り部において互いに異なる角度間隔をおいて交差するように保持する捩りリボン体保持手段とを含むものからなることを特徴とするポンポン等のリボン結束体製造装置を構成するものである。
さらに、この発明において、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のポンポン等のリボン結束体製造装置であって、前記捩り付与手段における左右一対のチャックが、それぞれ下チャック片と上チャック片とを含む左右一対のチャック組立体からなり、
前記左右一対のチャック組立体の少なくとも一方が、挟持したリボン体に捩りを付与するべく、リボン体の長さ方向を軸にして回転する回転機構を備え、
前記左右一対のチャック組立体の少なくとも他方が、挟持したリボン体の捩り部を細径化するべく、リボン体の長さ方向に沿ってスライド移動するスライド機構を備えたものからなることを特徴とするものである。
さらに、この発明において、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のポンポン等のリボン結束体製造装置であって、前記捩りリボン体保持手段が、下部挿入治具と上部挿入治具とを含むものからなり、前記下部挿入治具は、回動手段を備え、該回動手段における回動軸のまわりに回動可能な回動基台と、前記回動基台上において前記回動軸のまわりに所望の角度間隔をおいて立設され、各対角位置に捩りリボン体保持空間を形成するポール部材とを含むものからなり、
前記下部挿入治具および上部挿入治具を相対的に上下移動させる上下移動手段を備え、前記上下移動手段によって、前記捩りリボン体を前記捩りリボン体保持空間内に挿入し、前記回動手段によって、順次、異なる捩りリボン体保持空間内に捩りリボン体を挿入するようになしたことを特徴とするものである。
以上の構成になるこの発明のポンポン等のリボン結束体製造装置は、リボン体の長さ方向両端部側をそれぞれ面方向に挟持する一対のチャックを備え、一対のチャックの少なくとも一方を、挟持したリボン体の長さ方向を軸にして、そのまわりに回転させることにより、リボン体の長さ方向中央部分に捩り部を形成する捩り付与手段と、この捩り付与手段によって、長さ方向中央部分に捩り部が形成されたリボン体を、その長さ方向を軸として、捩り部において互いに異なる角度間隔をおいて交差するように保持する捩りリボン体保持手段とによって構成したことにより、細長いリボン体を結束する前に、その長さ方向の中央部分において、それぞれ捩り加工を施して細径化しておき、この捩ったリボン体を互いに所望の角度間隔をおいて交差するように重ね合わせ状に保持し、しかる後、その捩り加工を施した細径部において結束し、結束後、各短冊状リボン体の両端部分を拡げて、略球体形状をなすボリューム感のあるポンポン製品を製作することができる。
さらに、この発明になるポンポン等のリボン結束体製造装置によれば、当該ポンポン製品等のリボン結束体を、極めて効率的に、且つ、省力的に製造することができる点において極めて有効に作用するものであり、さらには、ポンポン製品の品質バラツキを可及的に抑制し、美しい製品を製造することができるという点において極めて有効に作用するものであるといえる。
図1は、この発明の適用にかかるポンポン製品について、その製造手順の概要を分かり易く示すものであって、図1Aは、幅寸法w、長さ寸法Lに細長く形成されたリボン体の概略的な斜視図、図1Bは、当該リボン体を、その長さ方向中央部分において捩った状態を示す概略的な斜視図、図1Cは、捩りリボン体を互いに所望の角度間隔で交差するように重ね合わせた状態を示す概略的な斜視図、図1Dは、捩った部分を重ね合わせた状態で、結束バンドにより結束した状態を示す概略的な斜視図である(なお、図1Dは、図の説明を分かり易くするため、3本の捩りリボン体を結束するような図になっているが、実際には、このような本数ではなく、各リボン体の両端部側の拡散によって、略球体形状のポンポン製品とすることができる程度の多数のリボン体によって構成されているものである)。 図2は、この発明になるポンポン等のリボン結束体製造装置の外観を示す概略的な正面図である。 図3は、その概略的な側面図である。 図4は、その概略的な平面図である。 図5は、この発明装置において、細長いリボン体の両端部側を挟持して、当該リボン体の長さ方向中央部分に捩り部を形成するための捩り付与手段を示すものであって、図5Aは、左右一対のチャックを示す概略的な平面図、図5Bは、その概略的な正面図である。 図6は、この発明装置において、捩り付与手段における左右一対のチャックの作動態様を示すものであって、図6Aは、チャックが閉じている状態(リボン体挟持状態)を示す概略的な側面図、図6Bは、チャックが開いた状態(リボン体非挟持状態)を示す概略的な側面図である。 図7は、長さ方向の中間部分で捩られたリボン体を、順次、その交差角度を変えて受け入れて保持する下部挿入治具の具体的な例を示すものであって、図7Aは、その概略的な平面図、図7Bは、その概略的な斜視図である。 図8は、この発明装置における電源手段における電源ボックス、操作手段における操作ボックス、制御手段における制御ボックスの各態様例を示す概略的な正面図である。 図9は、この発明装置のための捩り部並びに挿入部の作動用空気圧系統の例を示す概略的な空気圧回路図である。
以下、この発明になるポンポン等のリボン結束体製造装置について、図面に示す具体的な実施例にもとづいて詳細に説明する。
まず、図1各図に基づいて、この発明の適用になるポンポン製品の製造手順を順次説明する。このポンポン製品は、各種プラスチック製フィルムを主材料とするものであり、当該プラスチック製フィルムを、例えば、幅寸法wが、約2〜10cm程度で、長さ寸法Lが、約30〜100cm程度のリボン体1として準備される。前記リボン体1は、目的幅寸法のものとしてロール状に巻かれたものを、目的長さ寸法にカットしたものであってもよい。この場合、この発明装置におけるリボン体供給側に、リボン供給装置並びにカッター装置を設けておくことによって対応することができる。
この発明の適用にかかるリボン体1は、上述するように、幅寸法w、長さ寸法Lの細長いリボン体として準備される(図1A参照)。
まず、この発明では、上記するようにして準備されたリボン体1に対して、該リボン体の長さ方向を軸にして、その軸のまわりに捩って、リボン体1の長さ方向中央部分に捩り部2を設けて、捩りリボン体3を形成する(図1B参照)。この発明の詳細な説明適用にかかるポンポン製品は、上記する各捩りリボン体3の各捩り部2において結束される構成のものである。
この発明において、細長いリボン体1に対する捩り回数は、特に限定されるものではなく、仕上がり製品の規模に応じて、予め設定されるものであり、この実施例によれば、例えば、0.5回、1回、1.5回、2回、3回程度のものである。
この捩り加工は、前述するポンポン製品の製作のポイント(1)を考慮するものであり、多数枚のリボン体を、その長さ方向中央部分で結束する際、当該結束部分が嵩張らないようにするためのものである。さらに、必要に応じて、この捩り部をより細径化するために、リボン体1を、その長さ方向に引っ張るように構成することもできる。この捩り加工は、後述する捩り付与手段によってなされる。
さらに、前述する製作のポイント(1)をより満たす目的で、各捩りリボン体3を互いに所望の角度間隔で交差するように保持しておき、各捩りリボン体3の両端部分4、4が放射状方向に位置するように構成することができる(図1C参照)。このように、捩りリボン体3を異なる交差角度をもって保持する構成は、この発明装置における捩りリボン体保持手段によってなされる。
図1Cに示すように、各捩りリボン体3を異なる交差角度をもって保持した状態で、前記各捩りリボン体3を、その長さ方向中央部分に形成した捩り部2の部分において、結束手段5によって結束して、リボン結束体6を形成する(図1D参照)。なお、図1Dは、図の説明を分かり易くするため、3本の捩りリボン体を結束するような図になっているが、実際には、このような本数ではなく、各リボン体の両端部側の拡散によって、略球体形状のポンポン製品とすることができる程度の多数のリボン体によって構成されているものである。
しかる後、放射方向にのびる各捩りリボン体3の両端部側を、適宜拡散させ、必要に応じて、皺付けなど嵩高処理を施して、ボリューム感のある球体形状に仕上げる。
次いで、この発明になるポンポン等のリボン結束体製造装置10について、図2〜図9に示す具体的な実施例に基づいて詳細に説明する。図2は、この発明装置の正面図であり、図3は、その側面図であり、図4は、図2を上から見た平面図である。
この発明になるポンポン等のリボン結束体製造装置10は、下端に複数のアジャスタ付脚体12および複数のキャスター13を備えた機体11を含むものからなっている。前記機体11には、捩り付与手段14および捩りリボン体保持手段15が搭載されている。
まず、前記捩り付与手段14は、前記リボン体1の長さ方向両端部側4、4をそれぞれ面方向に挟持する左右一対のチャック16、17を備え、前記一対のチャックの少なくとも一方を、挟持したリボン体1の長さ方向を軸にして、そのまわりに回転させることにより、前記リボン体1の長さ方向中央部分に捩り部2を形成するものである。
前記左右一対のチャック16、17は、前記機体11の上部から情報に向けてのびるチャック支持支柱18、19上に設けてあり、下チャック片20と、該下チャック片20に対して挟持位置(図6A参照)並びに非挟持位置(図6B参照)をとる上チャック片21とを含む左右一対のチャック組立体22、23によって構成されている。前記上チャック片21の開閉動作は、後述する空気圧制御回路によって制御されるようになっている。
各チャック片20、21の対向する面の先端側には、プラスチック製のチャック素子24、25が取り付けてあり、リボン体1に対して、適度の挟持圧をもって接触し挟持することができるようになっている。この挟持圧も、後述する空気圧制御回路によって制御されるようになっている。
この発明装置において、前記捩り付与手段14は、回転機構26とスライド機構27を含むものからなっている。前記回転機構26は、回転駆動源28を備え、該回転駆動源28によって、前記左右一対のチャック組立体22、23の少なくとも一方、この実施例では、左のチャック組立体22を、挟持したリボン体1に対して、捩りを付与するように、リボン体1の長さ方向を軸として回転するように構成されている。
前記スライド機構27は、例えば、空気圧シリンダ29を備え、該空気圧シリンダ29によって、左右一対のチャック組立体22、23の少なくとも一方、この実施例では、右のチャック組立体23を、挟持したリボン体1に対して、捩り部2を細径化するように、リボン体1の長さ方向に沿ってスライド移動するように構成されている。前記スライド機構27における空気圧シリンダ29は、後述する空気圧制御回路によって制御されるようになっている。
次いで、前記捩りリボン体保持手段15について説明する。前記捩りリボン体保持手段15は、前記捩り付与手段14によって、長さ方向中央部分に捩り部2が形成された捩りリボン体3を、その長さ方向を軸として、前記捩り部2において互いに異なる角度間隔をおいて交差するように保持する構成のものである。
前記捩りリボン体保持手段15は、下部挿入治具30と上部挿入治具31とを含むものからなっている。前記下部挿入治具30は、回動手段32を備え、該回動手段32における回動軸33のまわりに回動可能な回動基台34を含むものからなっている。
この発明装置における特徴の一つである捩りリボン体保持手段15において、前記下部挿入治具30は、前記回動基台34上に、上方に向けてのびる複数本のポール部材35が設けられていて、前記ポール部材35間に捩りリボン体保持空間36を形成する。
前記複数本のポール部材35は、図7に示すように、前記回動手段32の回動軸33のまわりにおいて、同心円周上に、所望の角度間隔を隔てて立設されており、各対角位置にそれぞれ捩りリボン体3が挿入される捩りリボン体保持空間36を形成する。図7に示す実施例において、そのうちの一つの対角一の空間37は、前述する結束手段5を挿通するための者として構成されている。図7において、参照符号38は、前記捩りリボン体3を受け入れる部分の下端ストッパーである。
前記下部挿入治具30は、前記捩り付与手段14によって捩りが加えられた捩りリボン体3を、例えば、前記捩りリボン体保持空間36a、36b、36cの順に、順次受入れられるようになっており、これを複数回繰り返して、各捩りリボン体保持空間36a、36b、36cに、それぞれ複数本の捩りリボン体3を受入れ保持することができるようになっている。
前記下部挿入治具30は、前記回動手段32によって、例えば、図7に示す実施例のように、約30°程度の角度間隔ごとに、回動用駆動源39によって回動可能に構成されている。
前記下部挿入治具30は、上下動用空気圧シリンダ40によって、上下動可能に構成されており、前進・後退用空気圧シリンダ41によって、前進・後退動可能に構成されている。前記下部挿入治具30は、前記前進・後退用空気圧シリンダ41により、前記捩りリボン体3を受け入れる受入位置P1と、完成製品取り出し位置P2との間で移動可能になっている。
この下部挿入治具30に対して、前記上部挿入治具31は、機体11上にのびる支持柱42に取り付けられている。前記上部挿入治具31は、シャフト43の先端に設けた挿入カム44を含むものからなっている。前記挿入カム44は、前記下部挿入治具30における捩りリボン体保持空間36に入り込む歯部を備えたものからなっている。前記上部挿入治具31は、前記下部挿入治具30が受入位置P1にある時、上下動用空気圧シリンダ45によって、上下動可能に構成されている。
図8は、この発明装置における電源部、操作部および制御部の構成例を示すものである。この発明装置において、前記電源部は、電源ボックス46により構成されており、電源ボタン47、停止ボタン48、緊急操作手段49が設けてある。
操作部は、操作ボックス50により構成されており、仕上がり製品のサイズの設定51、捩り回数の設定52、自動−手動の設定53、挿入回数の設定54、製品排出55、リセット56、予備57などが設けてある。
制御部は、制御ボックス58により構成されており、メイン電源59、電源ランプ60などが設けてある。
次いで、この発明装置の作動態様について、図9に示す作動用空気圧系統と併せて説明する。図9は、この発明装置のための「捩り部」並びに「挿入部」の作動用空気圧系統の例を示す空気圧回路図である。この発明装置では、まず、リボン体1を準備する一方、仕上がり製品サイズの設定51、捩り回数の設定52、挿入回数の設定54等の諸設定を操作ボックス50で予め行っておく。
予め準備したリボン体1を、左右一対のチャック16、17における下チャック片20、20にセットする。左右一対のチャック16、17における上チャック片21、21が作動して、リボン体1の両端部側4、4を挟持する。前記回転機構26における回転駆動源28が駆動して、一方のチャック16を回転させ、リボン体1にねじリブ2を形成する。この際、他方のチャック17を、スライド機構27における空気圧シリンダ29の作動によって、長さ方向に引っ張って、捩り部2を細径化することができる。
下部挿入治具30が、挿入位置P1に前進し、上下動空気圧シリンダ40の作動により上昇する。一方、上部挿入治具31が、上下動空気圧シリンダ45により下降する。この際、チャック16、17は、開放され、捩りリボン体3を下部挿入治具30の捩りリボン体保持空間36aに挿入する。
最初の捩りリボン体3が、捩りリボン体保持空間36a内に挿入された後、前記下部挿入治具30と上部挿入治具31とは、一旦離遠して、前記下部挿入治具30が、下部挿入治具回動手段32により、所望の角度間隔だけ回動するようになっている。
前記捩り付与手段14によって、次に捩られた捩りリボン体3が、前記下部挿入治具30と上部挿入治具31の各上下動によって、下部挿入治具30の捩りリボン体保持空間36bに挿入される。
この動作を繰り返して、各捩りリボン体保持空間36a、36b、36cに、それぞれ複数の捩りリボン体3が挿入保持される。この状態で、下部挿入治具30が、下降して、且つ、完成製品取り出し位置P2移動した段階で、前記結束手段5による結束処理がなされ、一作業が終了する。
1 リボン体
2 捩り部
3 捩りリボン体
w 幅寸法
L 長さ寸法
4、4 捩りリボン体の両端部分
5 結束手段
6 リボン結束体
10 リボン結束体製造装置
11 機体
12 アジャスタ付脚体
13 キャスター
14 捩り付与手段
15 捩りリボン体保持手段
16、17 左右一対のチャック
18、19 チャック支持支柱
20 下チャック片
21 上チャック片
22、23 左右一対のチャック組立体
24、25 チャック素子
26 回転機構
27 スライド機構
28 回転駆動源
29 空気圧シリンダ
30 下部挿入治具
31 上部挿入治具
32 回動手段
33 回動軸
34 回動基台
35 ポール部材
36 捩りリボン体保持空間
36a、36b、36c 捩りリボン体保持空間
37 結束手段挿入空間
38 下端ストッパー
39 回動用駆動源
40 上下動用空気圧シリンダ
41 前進・後退用空気圧シリンダ
P1 捩りリボン体受入位置
P2 完成製品取り出し位置
42 支持柱
43 シャフト
44 挿入カム
45 上下動用空気圧シリンダ
46 電源ボックス
49 緊急操作手段
50 操作ボックス
58 制御ボックス

Claims (3)

  1. 幅寸法w、長さ寸法Lの細長いリボン体を用いて、ポンポン等のリボン結束体を製造するための製造装置であって、
    前記リボン体の長さ方向両端部側をそれぞれ面方向に挟持する一対のチャックを備え、前記一対のチャックの少なくとも一方を、挟持したリボン体の長さ方向を軸にして、そのまわりに回転させることにより、前記リボン体の長さ方向中央部分に捩り部を形成する捩り付与手段と、
    前記捩り付与手段によって、長さ方向中央部分に捩り部が形成された捩りリボン体を、その長さ方向を軸として、前記捩り部において互いに異なる角度間隔をおいて交差するように保持する捩りリボン体保持手段とを含むものからなることを特徴とするポンポン等のリボン結束体製造装置。
  2. 前記捩り付与手段における左右一対のチャックが、それぞれ下チャック片と上チャック片とを含む左右一対のチャック組立体からなり、
    前記左右一対のチャック組立体の少なくとも一方が、挟持したリボン体に捩りを付与するべく、リボン体の長さ方向を軸にして回転する回転機構を備え、
    前記左右一対のチャック組立体の少なくとも他方が、挟持したリボン体の捩り部を細径化するべく、リボン体の長さ方向に沿ってスライド移動するスライド機構を備えたものからなることを特徴とする請求項1に記載のポンポン等のリボン結束体製造装置。
  3. 前記捩りリボン体保持手段が、下部挿入治具と上部挿入治具とを含むものからなり、前記下部挿入治具は、回動手段を備え、該回動手段における回動軸のまわりに回動可能な回動基台と、前記回動基台上において前記回動軸のまわりに所望の角度間隔をおいて立設され、各対角位置に捩りリボン体保持空間を形成するポール部材とを含むものからなり、
    前記下部挿入治具および上部挿入治具を相対的に上下移動させる上下移動手段を備え、前記上下移動手段によって、前記捩りリボン体を前記捩りリボン体保持空間内に挿入し、前記回動手段によって、順次、異なる捩りリボン体保持空間内に捩りリボン体を挿入するようになしたことを特徴とする請求項1に記載のポンポン等のリボン結束体製造装置。
JP2009143090A 2009-06-16 2009-06-16 ポンポン等のリボン結束体製造装置 Active JP5106485B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009143090A JP5106485B2 (ja) 2009-06-16 2009-06-16 ポンポン等のリボン結束体製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009143090A JP5106485B2 (ja) 2009-06-16 2009-06-16 ポンポン等のリボン結束体製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011001063A true JP2011001063A (ja) 2011-01-06
JP5106485B2 JP5106485B2 (ja) 2012-12-26

Family

ID=43559386

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009143090A Active JP5106485B2 (ja) 2009-06-16 2009-06-16 ポンポン等のリボン結束体製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5106485B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0199920A (ja) * 1987-06-30 1989-04-18 Nanami:Kk ポンポン等のプラスチックテープ結束物の製造機
FR2745593A1 (fr) * 1996-02-29 1997-09-05 Murgue Freres S A Ets Procede de fabrication de pompons, installation de mise en oeuvre du procede et les produits obtenus
JP2004225231A (ja) * 2003-01-17 2004-08-12 Toshihiko Mori ポンポン作成法
JP2007077520A (ja) * 2005-09-13 2007-03-29 Fuminori Tada ポンポン及びその製造方法
US20080000934A1 (en) * 2006-07-01 2008-01-03 Schorr Natalie E Bow-making Assist Device with Storage

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0199920A (ja) * 1987-06-30 1989-04-18 Nanami:Kk ポンポン等のプラスチックテープ結束物の製造機
FR2745593A1 (fr) * 1996-02-29 1997-09-05 Murgue Freres S A Ets Procede de fabrication de pompons, installation de mise en oeuvre du procede et les produits obtenus
JP2004225231A (ja) * 2003-01-17 2004-08-12 Toshihiko Mori ポンポン作成法
JP2007077520A (ja) * 2005-09-13 2007-03-29 Fuminori Tada ポンポン及びその製造方法
US20080000934A1 (en) * 2006-07-01 2008-01-03 Schorr Natalie E Bow-making Assist Device with Storage

Also Published As

Publication number Publication date
JP5106485B2 (ja) 2012-12-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ES2563764T3 (es) Aparato y método para fabricar elementos de bobina para núcleos de máquinas de dinamo eléctricas mediante doblado
JP3779330B2 (ja) コイル配設体を製造する方法及び装置
CN109075672A (zh) 用于生产电机的转子或定子的方法以及装置
CN201980433U (zh) 一种上料皮带及使用该皮带的全自动扎线机
JP2013055862A (ja) 回転電機のステータの製造装置及び製造方法
CN106229142B (zh) 自动绕线设备及其方法
CN109905002A (zh) 线圈成形装置和旋转电机的线圈
CN113303534B (zh) 假睫毛的制作装置
JP5106485B2 (ja) ポンポン等のリボン結束体製造装置
US20160128456A1 (en) Brush manufacturing method and brush
TWI763901B (zh) 用於彎折較佳為金屬製的例如條材、桿材、型材等長圓形構件的機器及方法
JP2010135710A (ja) 多連巻きコイル巻線方法及び装置
US20050204794A1 (en) Method for producing an end lug of a spring member formed of a strand of wire, and apparatus for manufacturing same
CN113197379A (zh) 机械绕制的假睫毛
JP4740774B2 (ja) 巻線端末処理方法および装置
JPH06218470A (ja) 自動結束装置
CN206252793U (zh) 球棒缠柄机
CN113317580B (zh) 假睫毛的机械制作方法
JP2002012204A (ja) バンド掛け梱包機
TWI224529B (en) Method for automatically forming acupuncture needles
CN108787966B (zh) 一种制作空心六棱砖铅丝的机具
JP4057028B2 (ja) ポンポン及びその製造方法
JPH06251972A (ja) コイルの巻線方法および巻線装置
JP7290822B2 (ja) 抽出バッグ用シート製造方法および製造装置
JP2020145778A (ja) 巻線装置及び巻線方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110124

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120831

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120905

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121002

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5106485

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151012

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250