JP2010536696A5

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Info

Publication number: JP2010536696A5
Application number: JP2010521083A
Authority: JP
Filing date: 2008-08-05
Publication date: 2011-09-22

Claims

水、
水硬性成分の乾燥重量に基づいて少なくとも５０重量％の焼成した石膏を含む水硬性成分、
泡、
消泡剤、
ポリカルボキシレート分散剤
を含むことを特徴とする石膏スラリー。
該消泡剤の少なくとも一部が、該ポリカルボキシレートに結合しており、そしてポリプロピレンオキシド誘導基、ポリエチレンオキシド−ポリプロピレンオキシド誘導基、ポリジメチルシロキサン基およびこれらの組み合わせからなる群から選ばれる疎水性構造要素を含む請求項１の石膏スラリー。
該消泡剤が、シリコーン油、シリコーン含有エマルション、重合可能なシロキサン、有機変性ポリシロキサン、直鎖または環式の水素変性シリコーン樹脂、ボレートエステル、アルコキシレート、ポリオキシアルキレンコポリマー、消泡性を有するアセチレン性ジオールおよび式Ｐ（Ｏ）（Ｏ−Ｒ_８）_３（式中、Ｐは燐を表し、Ｏは酸素を表し、そしてＲ_８はＣ_２−Ｃ_２０アルキル基である）を有する化合物からなる群から選ばれる請求項１の石膏スラリー。
該ポリカルボキシレート分散剤が、第１および第２の繰り返し単位から本質的になり、ここで該第１の繰り返し単位は、オレフィン性不飽和モノカルボン酸繰り返し単位またはそのエステルまたは塩、或いはオレフィン性不飽和スルホン酸繰り返し単位またはその塩であり、該第２の繰り返し単位は、一般式

（式中、Ｒ^１は

により示され、Ｒ^２は水素または脂肪族Ｃ_１−Ｃ_５炭化水素基であり、Ｒ^３は非置換または置換アリール基好ましくはフェニルであり、そしてＲ^４は水素または脂肪族Ｃ_１−Ｃ_２０炭化水素基、脂環式Ｃ_５−Ｃ_８炭化水素基、置換Ｃ_６−Ｃ_１４アリール基または式

（式中、Ｒ^５およびＲ^７は、互いに独立して、アルキル、アリール、アラルキルまたはアルキルアリール基であり、Ｒ^６は、二価のアルキル、アリール、アラルキルまたはアルキルアリール基である）で示される基であり、ｐは０、１，２，３であり、ｍおよびｎは、独立して、２，３，４，５の整数であり、ｘおよびｙは、独立して、１から３５０の整数でありそしてｚは０から２００の整数である）
で示される請求項１の石膏スラリー。
界面活性剤をさらに含み、ここで該界面活性剤は、エチレンオキシド／プロピレンオキシドブロックコポリマー、アルコールエチルオキシドＲ_９−（ＥＯ）−Ｈ（式中、Ｒ_９は、１−２０炭素原子を有する脂肪族炭化水素基、アセチレン性ジオール、モノアルキルポリアルキレン、エトキシル化ノニルフェノール、アルキルエーテルスルホネートおよびこれらの組み合わせからなる群から選ばれる）、スチレン／マレイン酸コポリマー、脂肪族アルコールアルコキシレートおよびこれらの組み合わせからなる群から選ばれる請求項４の石膏スラリー。
請求項１のスラリーから作られたことを特徴とする石膏の建築用パネル。
請求項５のスラリーから作られたことを特徴とする石膏の建築用パネル。
該界面活性剤は、エチレンオキシド／プロピレンオキシドブロックコポリマー、アルコールエチルオキシドＲ_９−（ＥＯ）−Ｈ（式中、Ｒ_９は、１−２０炭素原子を有する脂肪族炭化水素基、アセチレン性ジオール、モノアルキルポリアルキレン、エトキシル化ノニルフェノール、アルキルエーテルスルホネートおよびこれらの組み合わせからなる群から選ばれる）、スチレン／マレイン酸コポリマー、脂肪族アルコールアルコキシレートおよびこれらの組み合わせからなる群から選ばれる請求項７の石膏ボード。
ポリカルボキシレート分散剤および消泡剤を、独立して、焼石膏を混ぜる水、発泡用水またはその両者に添加し、
焼成した石膏および焼石膏を混ぜる水を含む石膏スラリーを用意し、
発泡用水および１つ以上の発泡剤から泡を製造し、
泡と石膏スラリーとを組み合わせて、発泡した石膏スラリーを作り、発泡した石膏スラリーをパネルに形成し、
パネルを硬化することを特徴とする形成された石膏パネルの製法。
該製造工程の１つ以上の発泡剤が、不安定な泡を生成する第１の発泡剤、および安定な泡を生成する第２の発泡剤を含む請求項９の方法。