JP2010535061A - 椅子背もたれ用メモリ装置 - Google Patents
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Abstract
本発明の特徴的な構成は、複数の支持軸と、ユーザーの腰椎及び胸椎部分に位置するように前記支持軸に嵌合される複数のハウジングと、前記各ハウジングに嵌挿され両側面には複数の固定溝が凹設された支持ブロックと、前記支持ブロックを弾持するバネと、前記ハウジングの内部両側面に嵌挿された状態で回転できるように支持軸に一端が嵌合され他端には固定溝に嵌合される固定突起が形成された一対の設定ブロックと、前記設定ブロックを弾持する設定バネと、前記設定ブロックにワイヤーを介して連結された回転レバーと、前記回転レバーがヒンジを介して設けられ、一方の面には設定溝と解放溝が凹設された支持板と、前記回転レバーに支持バネを介して弾設された作動レバーと、前記作動レバーに一体に形成されて設定溝または解放溝に選択的に嵌挿される設定ピンと、ユーザーの頸椎部分に位置するように前記支持軸に嵌め込まれた状態で積層されるように嵌合孔が穿設され、前面には複数のポケット溝が凹設されたハウジングと、前記各ハウジングのポケット溝に嵌挿される支持ポケットと、前記ポケット溝に突設されたガイド軸と、を備えてなる。
【選択図】図2
【選択図】図2
Description
本発明は椅子背もたれ用メモリ装置に係り、さらに詳しくは、椅子に座って後ろにもたれるときにユーザーの上体を受け止める背もたれの内部に多数の支持ブロックを所定の範囲において移動可能に設けてユーザーの上体(背と腰の部分)から加えられる圧迫の度合いに応じて各支持ブロックの配列状態を変動させた後に停止させることにより、ユーザーの体形と椅子にもたれる習慣に適するように椅子の背もたれ面の形状を設定し、設定された状態を維持して長時間椅子にもたれる場合であっても疲労感を極力抑えることのできる椅子背もたれ用メモリ装置に関する。
一般に、椅子は、休息を取ったり職場人や学生が事務室または家庭において各種の作業を行う場合に身体を楽な姿勢で着席させる身体据置手段であり、休息を取ったり作業などに適するように背もたれ機能を強化させることにより、ユーザーが正しい姿勢で座るようにするのに重点をおいて製作されている。
しかしながら、この種の椅子は、通常、背もたれと載置板及び受脚が互いに一体化された単純固定構造を取ることにより、ユーザーの身体屈曲に適切に対応することができないという構造的な問題点があるが、長時間着席時に背こり現象または腰痛症などの使用上問題点が常に存在する。
上記の理由から、上述した単純椅子の問題点を解決するために種々の形態の機能性椅子の量産、普及が求められており、特に、ユーザーの上体を楽に受け止める背もたれが切望されているのが現状である。
しかしながら、この種の椅子は、通常、背もたれと載置板及び受脚が互いに一体化された単純固定構造を取ることにより、ユーザーの身体屈曲に適切に対応することができないという構造的な問題点があるが、長時間着席時に背こり現象または腰痛症などの使用上問題点が常に存在する。
上記の理由から、上述した単純椅子の問題点を解決するために種々の形態の機能性椅子の量産、普及が求められており、特に、ユーザーの上体を楽に受け止める背もたれが切望されているのが現状である。
一方、人体の上体(脊髄構造)は、図1に示すように、下部に位置する骨盤に順次に連結されている腰椎、胸椎及び頸椎に大別される。
そして、脊椎は合計で26個の骨(頸椎:7、胸椎:12、腰椎:5、薦骨:1)から構成され、成人の脊椎長さは約71〜75Cmであり、骨と骨との間には椎間円板(ディスク)という繊維性軟骨が骨と骨を保護している。
また、脊椎は側面視「S」字状に曲がっており、これを湾曲というが、成人の場合には4個所が曲がっており、首部湾曲は先天的であり、腰の湾曲は生後1年頃にあんよを始める時期に形成される。
最近の自動車の普及と労働形態の変化は人間の椅子への着座時間を増加させており、米国のウェルズは姿勢を極端的なタイプに分類して人類型と類人型に分けており、文明の発達とは逆に類人型の姿勢に退化されていくという事実は否めない。
現在は起立姿勢よりも長時間を過ごす椅子への着座姿勢が一層重要視されている。というのは、起立姿勢は自分の意思により調節されるが、椅子に着座しているときには自分の意思よりは人工的な要素に支配されるため、楽な姿勢で着座可能な椅子の選択が必要である。このときには、座板の高さ、深さ及び傾斜、そして背もたれの傾斜、湾曲部などが重要である。先ず、座板の高さは下腿の長さと一致するものであり、大腿部が水平になったり膝がやや高くなった方がよく、これよりも高ければ腰の伸筋が作用してしまうため疲労し易い。深さは大腿部の長さよりもやや短くなければ膝後面が圧迫され、長時間経過後には下肢の血行障害を引き起こす。
座板の傾斜度について、事務用は3〜5°、休息用は15°程度が適当であり、背もたれの傾斜度は事務用は100〜110°、休息用は115〜130°が適当である。
背もたれの湾曲部は起立時の腰部の湾曲部よりも緩やかである必要がある。というのは、湾曲部が強いときには椎間板にストレスが加えられて腰が疲労し易いためである。
従来には背もたれの内部にクッションを内蔵してユーザーに安楽感を提供したり、上体と類似する形態に屈曲されるように成形された背もたれ付き椅子(別名:ハイパック椅子)を使用している。
そして、脊椎は合計で26個の骨(頸椎:7、胸椎:12、腰椎:5、薦骨:1)から構成され、成人の脊椎長さは約71〜75Cmであり、骨と骨との間には椎間円板(ディスク)という繊維性軟骨が骨と骨を保護している。
また、脊椎は側面視「S」字状に曲がっており、これを湾曲というが、成人の場合には4個所が曲がっており、首部湾曲は先天的であり、腰の湾曲は生後1年頃にあんよを始める時期に形成される。
最近の自動車の普及と労働形態の変化は人間の椅子への着座時間を増加させており、米国のウェルズは姿勢を極端的なタイプに分類して人類型と類人型に分けており、文明の発達とは逆に類人型の姿勢に退化されていくという事実は否めない。
現在は起立姿勢よりも長時間を過ごす椅子への着座姿勢が一層重要視されている。というのは、起立姿勢は自分の意思により調節されるが、椅子に着座しているときには自分の意思よりは人工的な要素に支配されるため、楽な姿勢で着座可能な椅子の選択が必要である。このときには、座板の高さ、深さ及び傾斜、そして背もたれの傾斜、湾曲部などが重要である。先ず、座板の高さは下腿の長さと一致するものであり、大腿部が水平になったり膝がやや高くなった方がよく、これよりも高ければ腰の伸筋が作用してしまうため疲労し易い。深さは大腿部の長さよりもやや短くなければ膝後面が圧迫され、長時間経過後には下肢の血行障害を引き起こす。
座板の傾斜度について、事務用は3〜5°、休息用は15°程度が適当であり、背もたれの傾斜度は事務用は100〜110°、休息用は115〜130°が適当である。
背もたれの湾曲部は起立時の腰部の湾曲部よりも緩やかである必要がある。というのは、湾曲部が強いときには椎間板にストレスが加えられて腰が疲労し易いためである。
従来には背もたれの内部にクッションを内蔵してユーザーに安楽感を提供したり、上体と類似する形態に屈曲されるように成形された背もたれ付き椅子(別名:ハイパック椅子)を使用している。
本発明は上記の如き従来の椅子背もたれの問題点を解消するためになされたものであり、その目的は、椅子の背もたれにもたれるときにユーザーの体形と椅子へのもたれ習慣に適するように椅子の背もたれ面を可変にした後、その可変状態を維持して長時間椅子にもたれる場合であっても安楽感とくつろぎを維持することのできる椅子背もたれ用メモリ装置を提供するところにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、椅子の背もたれの内部に垂直に配備される複数の支持軸と、前記支持軸に嵌合される複数のハウジングと、前記各ハウジングに嵌挿され、両側面には複数の固定溝が凹設された支持ブロックと、前記支持ブロックを弾持するバネと、前記ハウジングの内部両側面に嵌挿された状態で回転できるように支持軸に一端が嵌合され他端には固定溝に嵌合される固定突起が形成された一対の設定ブロックと、前記設定ブロックを弾持する設定バネと、前記設定ブロックにワイヤーを介して連結された回転レバーと、前記回転レバーがヒンジを介して設けられ、一方の面には設定溝と解放溝が凹設された支持板と、前記回転レバーに支持バネを介して弾設された作動レバーと、前記作動レバーに一体に形成されて設定溝または解放溝に選択的に嵌挿される設定ピンと、を備えてなることを特徴とする。
また、前記構成を基に椅子ユーザーの頸椎に相当する位置に前記支持軸に嵌め込まれた状態で積層されるように嵌合孔が穿設され、前面には複数のポケット溝が凹設されたハウジングと、前記各ハウジングのポケット溝に嵌挿される支持ポケットと、前記ポケット溝に突設されたガイド軸と、を備えてなることを特徴とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、椅子の背もたれの内部に垂直に配備される複数の支持軸と、前記支持軸に嵌合される複数のハウジングと、前記各ハウジングに嵌挿され、両側面には複数の固定溝が凹設された支持ブロックと、前記支持ブロックを弾持するバネと、前記ハウジングの内部両側面に嵌挿された状態で回転できるように支持軸に一端が嵌合され他端には固定溝に嵌合される固定突起が形成された一対の設定ブロックと、前記設定ブロックを弾持する設定バネと、前記設定ブロックにワイヤーを介して連結された回転レバーと、前記回転レバーがヒンジを介して設けられ、一方の面には設定溝と解放溝が凹設された支持板と、前記回転レバーに支持バネを介して弾設された作動レバーと、前記作動レバーに一体に形成されて設定溝または解放溝に選択的に嵌挿される設定ピンと、を備えてなることを特徴とする。
また、前記構成を基に椅子ユーザーの頸椎に相当する位置に前記支持軸に嵌め込まれた状態で積層されるように嵌合孔が穿設され、前面には複数のポケット溝が凹設されたハウジングと、前記各ハウジングのポケット溝に嵌挿される支持ポケットと、前記ポケット溝に突設されたガイド軸と、を備えてなることを特徴とする。
上記の如き本発明の椅子背もたれに設けられるメモリ装置は背もたれの垂直方向に稠密に積層された多数の支持ブロックを所定の区間において出没させた状態で背もたれにもたれるユーザーの脊椎形態及び習慣に一致するように支持ブロックの屈曲の度合いを設定すると共に、その屈曲状態を維持することにより、長時間使用するユーザーに安楽感を提供することはもちろん、ユーザーの疲労感を最小化させることができるといった特有の効果がある。
以下、添付図面に基づき、本発明の椅子背もたれ用メモリ装置を詳述する。
図2は、本発明の実施形態の椅子背もたれに設けられるメモリ装置を示す分解斜視図であり、本発明は、椅子背もたれの内部に垂直方向に位置するように多数の支持軸300が配設され、この支持軸300は後述する支持ブロック120が移動できるように結合されたハウジング110を支持するためのものであり、安定的な支持力を確保するためには4個設けられることが好ましい。
前記支持軸300には複数のハウジング110が積層状態で嵌挿されているが、前記ハウジング110には支持軸300が嵌合される嵌合孔111が形成され、複数のハウジング110を積層するときには嵌合孔111を介して支持軸300をはめ込むことにより一定に積層することができ、積層されたハウジング110の配設間隔を調節するために各ハウジング110の間に間隔維持具310が設けられている。
前記各ハウジング110の前面には適当なサイズの収容溝112が凹設され、その収容溝112の内部には所定の範囲において椅子背もたれの前後面方向に移動可能に支持ブロック120が嵌挿されている。
ハウジング110の収容溝112の内部には一対のガイド114が形成され、支持ブロック120には前記ガイド114が嵌挿されるガイド溝121が凹設されており、前記ガイド溝121の一方の側にはバネ溝121aが凹設されてここに支持ブロック120が前方に向かう弾性力を与えるためのバネ122が内蔵されており、前記支持ブロック120の上面にはその支持ブロック120の移動量を制限するためのストッパー125が突設されている。
前記支持ブロック120の両側面にはその長手方向に配列されるように数多くの固定溝126が凹設され、支持ブロック120の前面には弧状の凹溝124が凹設されており、前記支持ブロック120の前面両側には延長板123をさらに形成することも可能である。
一方、前記ハウジング110の内部両側面には設定ブロック320がそれぞれ設けられているが、その設定ブロック320には回転部材322が備えられて支持軸300に回転自在に嵌め込まれている。
前記両側設定ブロック320の向かい合う面には固定溝126のどちらか一個所に嵌挿されてハウジング110内において移動範囲が設定された支持ブロック120を停止させる固定突起321が形成され、前記回転部材322の間にはその回転部材322に引っ張り力を加えて両側の設定ブロック320が支持軸300を起点として内向きに寄り集まるように支持する設定バネ324が設けられている。
図3は、前記メモリ装置が椅子背もたれに結合された状態の横方向断面図と、そのメモリ装置の作動部を示す平面図であり、図4は、前記メモリ装置が椅子背もたれに結合された状態の縦方向断面図である。
前記各設定ブロック320の外側面にはワイヤー330を介して連結されてその延長された部分が椅子の所定の位置にヒンジ373を介して支持板370に設けられた回転レバー340に連結されており、前記支持板370の一方の面には回転レバー340の動作を制御する設定溝372と解放溝371がそれぞれ凹設されている。
前記支持板370は椅子の座板底面部位または椅子を使用するときに不便さを与えない個所であればどの部位にでも設けることが可能である。
前記回転レバー340には支持バネ351を介して弾性力を受ける作動レバー350が設けられ、前記作動レバー350には設定溝372または解放溝371に選択的に嵌挿される設定ピン360が一体に形成されている。
一方、椅子背もたれの表面をなす背もたれカバー180の内側面に接触されるように支持ブロック120を設けることもできるが、前記背もたれカバー180と支持ブロック120との間にはクッション190を内蔵することが好ましい。
そして、前記背もたれカバー180の内側面にヒーター200をさらに設けることも可能である。
図5及び図6は、本発明の椅子背もたれ用メモリ装置の作動状態を示す平面図と、そのメモリ装置に加えられた圧力により背に密着される部位が任意の屈曲状態に変形された例を示す側断面図であり、図7及び図8は、前記メモリ装置に対するそれぞれの実施形態を示す正面構成図である。
本発明の椅子背もたれ用メモリ装置は、ユーザーの脊椎形態及び習慣に適するように背もたれの屈曲を調節するときには、図5に示すように、設定ブロック320に形成された固定突起321と支持ブロック120に形成された固定溝126が分離されるように両側に設けられた各設定ブロック320を外向きに回転させる。
設定ブロック320を回転させるときには、回転レバー340に設けられた作動レバー350を引っ張ると、前記作動レバー350は支持バネ351を圧縮させ、設定ピン360は支持板370から外される。
この状態で、ワイヤー330が引っ張られる方向に回転レバー340を回転させ、作動レバー350に加えられた外力を除去すると、支持バネ351の復元力によって設定ピン360が移動され、前記設定ピン360は解放溝371に嵌め込まれることにより、ワイヤー330は引っ張られた状態が維持される。
上記のようにワイヤー330が引っ張られると、一対の設定ブロック320は外向きに回転されて固定突起321と固定溝126が分離され、支持ブロック120はバネ122の弾性力によって背もたれの前面に移動(突出)される。
このとき、支持ブロック120はガイド溝121に嵌め込まれたガイド114に案内されながら安定的に移動されるものであり、前記支持ブロック120の上面に形成されたストッパー125がハウジング110の内側面に接触されると、それ以上移動されないようにして支持ブロックの移動範囲が定められる。
この状態で椅子に着席したユーザーが上体を背もたれにもたれて圧力を加えると、背もたれの垂直方向に沿って稠密な間隔にて積層された多数の支持ブロック120はユーザーの上体から加えられる力によって移動されるものであり、多数の支持ブロック120は、図6に示すように、ユーザーの脊髄形態及び着席習慣に一致するように出没される。
このため、多数の支持ブロック120はユーザーの上体を支持するクッションの役割を果たす。
一方、上述したように、ユーザーの上体湾曲と一致するように複数の支持ブロック120が移動された後にその支持ブロック120の位置を固定し、このときには設定ブロック320に形成された固定突起321と支持ブロック120に凹設された固定溝126を結合させる。
このときには、作動レバー350を引っ張って設定ピン360を解放溝371から外した後、回転レバー340を回転させると、ワイヤー330に加えられた引張り力が除去され、このとき、設定ブロック320は設定バネ324の復元力によって回転される。
前記設定ブロック320は内側に回転されるものであり、その設定ブロック320の他端に形成された固定突起321が固定溝126に係合されて支持ブロック120の移動を防止する。
このため、上記のように複数の支持ブロック120が出没されながらユーザーの上体湾曲と一致させると、ユーザー自分の体形に一致するように背もたれの屈曲が調節された状態であるため、椅子に着席した状態で長時間使用しても安楽さを感じることができ、疲労感を最小化することができる。
一方、背もたれカバー180の内側にヒーター200を内蔵した場合には、ユーザーがヒーター200を選択的に作動させることにより、寒気予防はもとより、補助医療機器として使用することができ、前記支持ブロック120の表面に凹設された凹溝124及びクッション190によって安楽感が増大される。
また、ユーザーが変わる場合には上述した過程を繰り返し行うことにより、各ユーザーの湾曲に一致するように背もたれの屈曲を簡単に調節し、これにより、多数人のユーザーが使用可能になる。
一方、支持ブロック120は、図7に示すように、互いに分離された状態で等間隔が維持されるように設けたり、図8に示すように、腰椎部分は近づくように設け、胸椎部分及び頸椎部分は分離されるように設けることも可能であり、このときには間隔維持具310のサイズにより調節する。
図9は、本発明の椅子用背もたれメモリ装置のさらに他の実施形態を示す分解斜視図であり、図10は、前記さらに他の実施形態のメモリ装置が適用された状態を示す正面図であって、前記実施形態のように椅子背もたれの下部の一部区間を支持ブロック120に積層させた状態で支持軸300の上部側に嵌合孔511を備えたさらに他の形態のハウジング510を積層するが、ハウジング510の配設間隔を調節するために各ハウジング510の間に間隔維持具310を介装する。
前記ハウジング510は頸椎部分に設けることが好ましく、前記各ハウジング510には多数のポケット溝512が一列に凹設されてこれらに支持ポケット400がそれぞれ嵌挿されているが、その支持ポケット400は椅子背もたれの前後面方向に移動可能に嵌挿されるものであり、前記支持ポケット400の上面には停止ピン402が形成されている。
前記各ポケット溝512の内部にはガイド軸513が形成され、支持ポケット400にはガイド軸513が嵌挿されるガイド溝401が形成されており、前記ガイド溝401の内部には支持ポケット400が前方に向かう弾性力を与えるためのポケットバネ422が内蔵されている。
このため、前記支持ポケット400は外部から加えられる力によって所定の範囲において出没されるため、椅子に背をもたれるときにユーザーの脊椎部位のうち下部の腰椎及び胸椎部分は支持ブロック120を屈曲変形させてユーザーの体形に応じて選択的に固定し、上部の頸椎部分に設けられた支持ポケット400はユーザーの体形に応じて変形されていて、力が除去されたときにさらに元の状態に戻る出没動作をするため、ユーザーに安楽感を提供する。
Claims (4)
- 複数の支持軸(300)と、前記支持軸(300)に嵌合される複数のハウジング(110)と、前記各ハウジング(110)に嵌挿され両側面には複数の固定溝(126)が凹設された支持ブロック(120)と、前記支持ブロック(120)を弾持するバネ(122)と、前記ハウジング(110)の内部の両側面に嵌挿された状態で回転できるように支持軸(300)に一端が嵌合され他端には固定溝(126)に嵌合される固定突起(321)が形成された一対の設定ブロック(320)と、前記設定ブロック(320)を弾持する設定バネ(324)と、前記設定ブロック(320)にワイヤー(330)を介して連結された回転レバー(340)と、前記回転レバー(340)がヒンジ(373)を介して配設され、一方の面には設定溝(372)と解放溝(371)が凹設された支持板(370)と、前記回転レバー(340)に支持バネ(351)を介して弾設された作動レバー(350)と、前記作動レバー(350)に一体に形成されて設定溝(372)または解放溝(371)に選択的に嵌挿される設定ピン(360)と、を備えることを特徴とする椅子背もたれ用メモリ装置。
- 前記支持ブロック(120)の前面には人体工学的側面を考慮して弧状の凹溝(124)が凹設され、支持ブロック(120)の両側面には延長板(123)がさらに形成されることを特徴とする請求項1に記載の椅子背もたれ用メモリ装置。
- 前記支持軸(300)にはハウジング(110)の配設間隔を維持する間隔維持具(310)がさらに配設されることを特徴とする請求項1に記載の椅子背もたれ用メモリ装置。
- 前記椅子背もたれの下部の一部区間を支持ブロック(120)に積層させた状態でユーザーの頸椎部分に位置するように支持軸(300)の上部側に嵌合孔(511)を備えた別の形態のハウジング(510)を積層するが、前面には複数のポケット溝(512)が凹設されたハウジング(510)と、前記各ハウジング(510)のポケット溝(512)に嵌挿される支持ポケット(400)と、前記ポケット溝(512)に突設されたガイド軸(513)と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の椅子背もたれ用メモリ装置。
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