JP2010534199A5 - - Google Patents

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Claims (48)

  1. 治療活性を有するイミダゾールまたはその誘導体と、ジスルフィラムまたはその誘導とを含む組成物。
  2. 前記イミダゾールまたはその誘導体は、
    一般式(式I):
    Figure 2010534199
    [式中、
    R、R1、およびR2は、同じであっても異なってもよく、それぞれ水素、低級アルキル、フェニル、または置換フェニルからなる群から選択され、前記置換フェニルは、ハロ、低級アルキル、および低級アルコキシからなる群から選択された少なくとも1つのフェニル置換基を含有し、
    R’は、水素、メチル、およびエチルからなる群から選択された要素であり、
    R’’は、水素およびメチルからなる群から選択された要素であり、
    1は、0もしくは1であり、
    Xは、オキシ、S、NH、または
    Figure 2010534199
    であり、
    2は、0もしくは1であり、
    3は、0、1、もしくは2であり、
    4は、0もしくは1であり、
    X’は、S、オキシ、または不在であり、
    Arは、独立して、フェニル、置換フェニル、チエニル、およびハロチエニルからなる群から選択され、前記置換フェニルは、ハロ、低級アルキル、および低級アルコキシからなる群から選択された少なくとも1つのフェニル置換基を含有し、
    Ar’は、フェニル、置換フェニル、およびα−テトラリルからなる群から選択された要素であり、前記置換フェニルは、フェニル、チエニル、フェニルチオ、ハロ、低級アルキル、低級アルコキシ、シアノ、ニトロ、およびアミノからなる群から選択された少なくとも1つのフェニル置換基を含有し、
    ただし、
    (v)XがNHである場合、前記Rは水素であり、
    (vi)前記Ar’が、ニトロおよびアミノからなる群から選択された少なくとも1つのフェニル置換基を含有する置換フェニルである場合、前記Xはオキシであり、かつ前記n3はゼロであり、
    (vii)前記Ar’がα−テトラリルである場合、前記XはNHであり、かつ前記n3はゼロであり、
    (viii)Xがオキシであり、かつ前記Ar’がフェニル、およびハロ、低級アルキル、低級アルコキシ、およびシアノからなる群から選択された少なくとも1つのフェニル置換基を含有する置換フェニルからなる群から選択された要素である場合、前記n3はゼロ以外である]
    のものである、請求項1に記載の組成物。
  3. 前記低級アルキルは、1〜約6個の炭素を有する直鎖もしくは分岐鎖の炭化水素である、請求項2に記載の組成物。
  4. 前記低級アルキルはメチルである、請求項3に記載の組成物。
  5. 前記低級アルコキシは、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、およびイソプロポキシからなる群から選択される、請求項2に記載の組成物。
  6. 前記低級アルコキシはメトキシである、請求項5に記載の組成物。
  7. 前記「ハロ」基は、フルオロ、ヨード、ブロモ、およびクロロから選択される、請求項2に記載の組成物。
  8. 前記置換フェニル基Arは、モノ−、ジ−、およびトリハロ−フェニル、チオール−ジハロ−フェニル、低級アルキルフェニル、および低級アルコキシフェニルから選択される、請求項2に記載の組成物。
  9. 前記置換フェニル基Ar’は、モノ−、ジ−、およびトリ−ハロフェニル、ジ−フェニル、チオール−フェニル、低級アルコキシフェニル、シアノフェニル、モノ−、ジ−ニトロフェニル、およびアミノフェニルから選択される、請求項2に記載の組成物。
  10. 前記イミダゾールは、クロトリマゾール、エコナゾール、ミコナゾール、ブトコナゾール、フェンチコナゾール、オキシコナゾール、セルタコナゾール、スルコナゾール、およびチオコナゾール、ならびにそれらの誘導体からなる群から選択される、請求項1に記載の組成物。
  11. 前記イミダゾールは、クロトリマゾール、エコナゾール、およびミコナゾール、ならびにそれらの誘導体からなる群から選択される、請求項10に記載の組成物。
  12. 前記イミダゾールは、クロトリマゾールまたはその誘導体である、請求項11に記載の組成物。
  13. 前記イミダゾールは、エコナゾールまたはその誘導体である、請求項11に記載の組成物。
  14. 前記イミダゾールは、ミコナゾールまたはその誘導体である、請求項11に記載の組成物。
  15. 前記誘導体は硝酸イミダゾールである、請求項1に記載の組成物。
  16. 前記硝酸イミダゾールは、硝酸ミコナゾールおよび硝酸エコナゾールからなる群から選択される、請求項15に記載の組成物。
  17. 前記ジスルフィラム誘導体は、ジスルフィラムの代謝産物である、請求項1に記載の組成物。
  18. 前記ジスルフィラムの代謝産物は、ジエチルジチオカルバミン酸およびジメチルジチオカルバミン酸からなる群から選択される、請求項17に記載の組成物。
  19. 予防的使用のための、請求項1に記載の組成物。
  20. 多剤耐性菌種が誘因または原因となる感染症の処置のための、ジスルフィラムまたはその誘導体と、別個に、同時に、または連続的に組み合わせた、治療活性を有するイミダゾールまたはその誘導体。
  21. 前記イミダゾールまたはその誘導体は、一般式(式I):
    Figure 2010534199

    [式中、
    R、R1、およびR2は、同じであっても異なってもよく、それぞれ水素、低級アルキル、フェニル、または置換フェニルからなる群から選択され、前記置換フェニルは、ハロ、低級アルキル、および低級アルコキシからなる群から選択された少なくとも1つのフェニル置換基を含有し、
    R’は、水素、メチル、およびエチルからなる群から選択された要素であり、
    R’’は、水素およびメチルからなる群から選択された要素であり、
    1は、0もしくは1であり、
    Xは、オキシ、S、NH、または
    Figure 2010534199
    であり、
    2は、0もしくは1であり、
    3は、0、1、もしくは2であり、
    4は、0もしくは1であり、
    X’は、S、オキシ、または不在であり、
    Arは、独立して、フェニル、置換フェニル、チエニル、およびハロチエニルからなる群から選択され、前記置換フェニルは、ハロ、低級アルキル、および低級アルコキシからなる群から選択された少なくとも1つのフェニル置換基を含有し、
    Ar’は、フェニル、置換フェニル、およびα−テトラリルからなる群から選択された要素であり、前記置換フェニルは、フェニル、チエニル、フェニルチオ、ハロ、低級アルキル、低級アルコキシ、シアノ、ニトロ、およびアミノからなる群から選択された少なくとも1つのフェニル置換基を含有し、
    ただし、
    (ix)XがNHである場合、前記Rは水素であり、
    (x)前記Ar’が、ニトロおよびアミノからなる群から選択された少なくとも1つのフェニル置換基を含有する置換フェニルである場合、前記Xはオキシであり、かつ前記n3はゼロであり、
    (xi)前記Ar’がα−テトラリルである場合、前記XはNHであり、かつ前記n3はゼロであり、
    (xii)Xがオキシであり、かつ前記Ar’がフェニル、およびハロ、低級アルキル、低級アルコキシ、およびシアノからなる群から選択された少なくとも1つのフェニル置換基を含有する置換フェニルからなる群から選択された要素である場合、前記n3はゼロ以外である]
    のものである、請求項19に記載の治療活性を有するイミダゾール。
  22. 前記低級アルキルは、1〜約6個の炭素を有する直鎖もしくは分岐鎖の炭化水素である、請求項21に記載の治療活性を有するイミダゾール。
  23. 前記低級アルキルはメチルである、請求項22に記載の治療活性を有するイミダゾール。
  24. 前記低級アルコキシは、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、およびイソプロポキシからなる群から選択される、請求項21に記載の治療活性を有するイミダゾール。
  25. 前記低級アルコキシはメトキシである、請求項24に記載の治療活性を有するイミダゾール。
  26. 前記「ハロ」基は、フルオロ、ヨード、ブロモ、およびクロロから選択される、請求項21に記載の治療活性を有するイミダゾール。
  27. 前記置換フェニル基Arは、モノ−、ジ−、およびトリハロ−フェニル、チオール−ジハロ−フェニル、低級アルキルフェニル、および低級アルコキシフェニルから選択される、請求項21に記載の治療活性を有するイミダゾール。
  28. 前記置換フェニル基Ar’は、モノ−、ジ−、およびトリ−ハロフェニル、ジ−フェニル、チオール−フェニル、低級アルコキシフェニル、シアノフェニル、モノ−、ジ−ニトロフェニル、およびアミノフェニルから選択される、請求項21に記載の治療活性を有するイミダゾール。
  29. 前記イミダゾールは、クロトリマゾール、エコナゾール、ミコナゾール、ブトコナゾール、フェンチコナゾール、硝酸オキシコナゾール、セルタコナゾール、スルコナゾール、およびチオコナゾール、ならびにそれらの誘導体からなる群から選択される、請求項20に記載の治療活性を有するイミダゾール。
  30. 前記イミダゾールは、クロトリマゾール、エコナゾール、およびミコナゾール、ならびにそれらの誘導体からなる群から選択される、請求項29に記載の治療活性を有するイミダゾール。
  31. 前記イミダゾールは、クロトリマゾールまたはその誘導体である、請求項30に記載の治療活性を有するイミダゾール。
  32. 前記イミダゾールは、エコナゾールまたはその誘導体である、請求項30に記載の治療活性を有するイミダゾール。
  33. 前記イミダゾールは、ミコナゾールまたはその誘導体である、請求項30に記載の治療活性を有するイミダゾール。
  34. 前記誘導体は硝酸イミダゾールである、請求項20に記載の治療活性を有するイミダゾール。
  35. 前記硝酸イミダゾールは、硝酸ミコナゾールおよび硝酸エコナゾールからなる群から選択される、請求項34に記載の治療活性を有するイミダゾール。
  36. 前記多剤耐性菌種は、MRSA、VISA、およびVRSAから構成される群から選択される、請求項20に記載の治療活性を有するイミダゾール。
  37. 予防的使用のための、請求項20に記載の治療活性を有するイミダゾール。
  38. 多剤耐性菌種が誘因または原因となる感染症の処置のための、治療活性を有するイミダゾールまたはその誘導体と、別個に、同時に、または連続的に組み合わせた、ジスルフィラムまたはその誘導体。
  39. 前記ジスルフィラムは、ジスルフィラムの代謝産物である、請求項38に記載のジスルフィラム。
  40. 前記ジスルフィラムの代謝産物は、ジエチルジチオカルバミン酸およびジメチルジチオカルバミン酸からなる群から選択される、請求項39に記載のジスルフィラム。
  41. 前記多剤耐性菌種は、MRSA、VISA、およびVRSAから構成される群から選択される、請求項38に記載のジスルフィラム。
  42. 予防的使用のための、請求項38に記載のジスルフィラム。
  43. 感染症を処置するための複合薬の製造における、治療的なイミダゾールの使用。
  44. MRSA、VISA、またはVRSAが誘因または原因となる前記感染症が、その結果VISAまたはVRSAの出現を減少させる、請求項43に記載の使用。
  45. 前記薬は、ジスルフィラムまたはその誘導体との組み合わせである、請求項44に記載の使用。
  46. 感染症を処置するための治療活性を有するイミダゾールとの複合薬の製造における、ジスルフィラムの使用。
  47. MRSA、VISA、またはVRSAが誘因または原因となる前記感染症が、その結果VISAまたはVRSAの出現を減少させる、請求項46に記載の使用。
  48. 添付の実施例に関連して実質的に上記請求項に記載されるとおりの、前記組成物、イミダゾール、ジスルフィラム、方法、または使用。
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