JP2010532372A5 - - Google Patents

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本発明は、例えば、以下を提供する:
(項目1)
ヒトにおいてウイルス感染を予防的または治療的に処置するための、化合物6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸または薬学的に許容できるその塩およびUGT経路もしくはUGT代謝を阻害する化合物、または薬学的に許容できるその塩の使用。
(項目2)
6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸または薬学的に許容できるその塩85±10mgが上記ヒトに投与される、項目1に記載の使用。
(項目3)
6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸または薬学的に許容できるその塩150±25mgが上記ヒトに投与される、項目1に記載の使用。
(項目4)
6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸または薬学的に許容できるその塩300±50mgが上記ヒトに投与される、項目1に記載の使用。
(項目5)
上記6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸または薬学的に許容できるその塩、およびUGT経路もしくはUGT代謝を阻害する上記化合物、または薬学的に許容できるその塩が共投与される、項目1から4のいずれか一項に記載の使用。
(項目6)
上記6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸または薬学的に許容できるその塩、およびUGT経路もしくはUGT代謝を阻害する上記化合物、または薬学的に許容できるその塩を含む単一剤形が投与される、項目1から4のいずれか一項に記載の使用。
(項目7)
シトクロムP−450を阻害する化合物、または薬学的に許容できるその塩を上記ヒトに投与することをさらに含む、項目1から6のいずれか一項に記載の使用。
(項目8)
上記6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸または薬学的に許容できるその塩、およびシトクロムP−450を阻害する上記化合物、または薬学的に許容できるその塩が共投与される、項目7に記載の使用。
(項目9)
上記6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸または薬学的に許容できるその塩、およびシトクロムP−450を阻害する上記化合物、または薬学的に許容できるその塩を含む単一剤形が投与される、項目7に記載の使用。
(項目10)
UGT経路もしくはUGT代謝を阻害する上記化合物、または薬学的に許容できるその塩、およびシトクロムP−450を阻害する上記化合物、または薬学的に許容できるその塩が共投与される、項目7に記載の使用。
(項目11)
UGT経路もしくはUGT代謝を阻害する上記化合物、または薬学的に許容できるその塩、およびシトクロムP−450を阻害する上記化合物、または薬学的に許容できるその塩を含む単一剤形が投与される、項目7に記載の使用。
(項目12)
UGT経路またはUGT代謝を阻害する上記化合物が、フラボノイド、脂肪酸、ステロイド、ベンゾジアゼピン、非ステロイド性抗炎症薬、もしくはアタザナビル、または薬学的に許容できるそれらの塩である、項目1から11のいずれか一項に記載の使用。
(項目13)
UGT経路またはUGT代謝を阻害する上記化合物が、アタザナビルまたは薬学的に許容できるその塩である、項目1から11のいずれか一項に記載の使用。
(項目14)
アタザナビルまたは薬学的に許容できるその塩300±150mgが投与される、項目13に記載の使用。
(項目15)
シトクロムP−450を阻害する上記化合物が、ケトコナゾール、イトラコナゾール、クラリスロマイシン、テリスロマイシン、インディナビル、ネルフィナビル、サキナビル、ネファザドン、エリスロマイシンおよびリトナビル、ならびに薬学的に許容できるそれらの塩から選択される、項目7から14のいずれか一項に記載の使用。
(項目16)
シトクロムP−450を阻害する上記化合物が、下式の化合物:
Figure 2010532372


または薬学的に許容できるその塩である、項目7から14のいずれか一項に記載の使用。
(項目17)
シトクロムP−450を阻害する上記化合物が、リトナビル、または薬学的に許容できるその塩である、項目7から14のいずれか一項に記載の使用。
(項目18)
リトナビルまたは薬学的に許容できるその塩100±50mgが上記ヒトに投与される、項目17に記載の使用。
(項目19)
上記ウイルスが、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)である、項目1から18のいずれか一項に記載の使用。
(項目20)
6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸または薬学的に許容できるその塩;UGT経路もしくはUGT代謝を阻害する化合物、または薬学的に許容できるその塩;および薬学的に許容できる担体または希釈剤を含む組成物。
(項目21)
6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸または薬学的に許容できるその塩85±10mgを含む、項目20に記載の組成物。
(項目22)
6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸または薬学的に許容できるその塩175±25mgを含む、項目20に記載の組成物。
(項目23)
UGT経路またはUGT代謝を阻害する上記化合物が、フラボノイド、脂肪酸、ステロイド、ベンゾジアゼピン、非ステロイド性抗炎症薬、もしくはアタザナビル、または薬学的に許容できるそれらの塩である、項目20から22のいずれか一項に記載の組成物。
(項目24)
UGT経路またはUGT代謝を阻害する上記化合物が、アタザナビルまたは薬学的に許容できるその塩である、項目20から22のいずれか一項に記載の組成物。
(項目25)
アタザナビルまたは薬学的に許容できるその塩300±150mgを含む、項目24に記載の組成物。
(項目26)
シトクロムP−450を阻害する化合物、または薬学的に許容できるその塩をさらに含む、項目20から25のいずれか一項に記載の組成物。
(項目27)
シトクロムP−450を阻害する上記化合物が、ケトコナゾール、イトラコナゾール、クラリスロマイシン、テリスロマイシン、インディナビル、ネルフィナビル、サキナビル、ネファザドン、エリスロマイシンおよびリトナビル、ならびに薬学的に許容できるそれらの塩から選択される、項目26に記載の組成物。
(項目28)
シトクロムP−450を阻害する上記化合物が、リトナビル、または薬学的に許容できるその塩である、項目26に記載の組成物。
(項目29)
リトナビルまたは薬学的に許容できるその塩100±50mgを含む、項目28に記載の組成物。
(項目30)
シトクロムP−450を阻害する上記化合物が、下式の化合物:
Figure 2010532372


または薬学的に許容できるその塩である、項目26に記載の組成物。
(項目31)
(1)6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸、または薬学的に許容できるその塩、(2)UGT経路もしくはUGT代謝を阻害する化合物、または薬学的に許容できるその塩、(3)1つまたは複数の容器、および(4)UGT経路もしくはUGT代謝を阻害する該化合物、または薬学的に許容できるその塩と一緒に、6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸または薬学的に許容できるその塩を投与することに関する処方情報を含むキット。
(項目32)
6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸または薬学的に許容できるその塩85±10mgを含む、項目31に記載のキット。
(項目33)
6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸または薬学的に許容できるその塩175±25mgを含む、項目31に記載のキット。
(項目34)
UGT経路またはUGT代謝を阻害する上記化合物が、フラボノイド、脂肪酸、ステロイド、ベンゾジアゼピン、非ステロイド性抗炎症薬、もしくはアタザナビル、または薬学的に許容できるそれらの塩である、項目31に記載のキット。
(項目35)
UGT経路またはUGT代謝を阻害する上記化合物が、アタザナビルまたは薬学的に許容できるその塩である、項目31に記載のキット。
(項目36)
アタザナビルまたは薬学的に許容できるその塩400±150mgを含む、項目35に記載のキット。
(項目37)
シトクロムP−450を阻害する化合物、または薬学的に許容できるその塩をさらに含む、項目31から36のいずれか一項に記載のキット。
(項目38)
シトクロムP−450を阻害する上記化合物が、ケトコナゾール、イトラコナゾール、クラリスロマイシン、テリスロマイシン、インディナビル、ネルフィナビル、サキナビル、ネファザドン、エリスロマイシンおよびリトナビル、ならびに薬学的に許容できるそれらの塩から選択される、項目37に記載のキット。
(項目39)
シトクロムP−450を阻害する上記化合物が、リトナビル、または薬学的に許容できるその塩である、項目37に記載のキット。
(項目40)
リトナビルまたは薬学的に許容できるその塩100±50mgを含む、項目39に記載のキット。
(項目41)
シトクロムP−450を阻害する上記化合物が、下式の化合物:
Figure 2010532372


または薬学的に許容できるその塩である、項目37に記載のキット。
(項目42)
ヒトにおいてウイルス感染を治療するための医薬品を製造するための、化合物6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸または薬学的に許容できるその塩の使用であって、UGT経路もしくはUGT代謝を阻害する化合物、または薬学的に許容できるその塩と一緒に、該化合物または薬学的に許容できるその塩を該ヒトに投与することを含む使用。
(項目43)
ヒトにおいてウイルス感染を治療するための医薬品を製造するための、化合物6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸または薬学的に許容できるその塩の使用であって、UGT経路もしくはUGT代謝を阻害する化合物、または薬学的に許容できるその塩と一緒に、およびシトクロムP−450を阻害する化合物、または薬学的に許容できるその塩と一緒に、該化合物または薬学的に許容できるその塩を該ヒトに投与することを含む使用。
(項目44)
ヒトへの投与後に、6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸、または薬学的に許容できるその塩の薬物動態を改善するのに有用な医薬品を調製するための、UGT経路もしくはUGT代謝を阻害する化合物、または薬学的に許容できるその塩の使用。
(項目45)
ヒトにおいてレトロウイルスインテグラーゼの活性を阻害するための医薬品を製造するための、化合物6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸または薬学的に許容できるその塩の使用であって、UGT経路もしくはUGT代謝を阻害する化合物、または薬学的に許容できるその塩と一緒に、該化合物または薬学的に許容できるその塩を該ヒトに投与することを含む使用。
(項目46)
ヒトにおいてレトロウイルスインテグラーゼの活性を阻害するための医薬品を製造するための、化合物6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸または薬学的に許容できるその塩の使用であって、UGT経路もしくはUGT代謝を阻害する化合物、または薬学的に許容できるその塩と一緒に、およびシトクロムP−450を阻害する化合物、または薬学的に許容できるその塩と一緒に、該化合物または薬学的に許容できるその塩を該ヒトに投与することを含む使用。
(項目47)
ヒトへの投与後に、6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸、または薬学的に許容できるその塩の投与量を約40〜60%低減するのに有用な該ヒト用の医薬品を調製するための、UGT経路もしくはUGT代謝を阻害する化合物、または薬学的に許容できるその塩の使用。
(項目48)
ヒトへの投与後に、6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸、または薬学的に許容できるその塩の投与量を約40〜60%低減するのに有用な該ヒト用の医薬品を調製するための、シトクロムP−450を阻害する化合物、または薬学的に許容できるその塩との組合せの、UGT経路もしくはUGT代謝を阻害する化合物、または薬学的に許容できるその塩の使用。
(項目49)
UGT経路またはUGT代謝を阻害する上記化合物が、アタザナビルまたは薬学的に許容できるその塩である、項目42から49のいずれか一項に記載の使用。
(項目50)
1)6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸または薬学的に許容できるその塩、および2)UGT経路もしくはUGT代謝を阻害する化合物、または薬学的に許容できるその塩をヒトに投与することを含む該ヒトにおいてウイルス感染を治療する方法。
(項目51)
組合せで、(a)化合物6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸または薬学的に許容できるその塩および(b)UGT経路もしくはUGT代謝を阻害する化合物、または薬学的に許容できるその塩を含む1つまたは複数の抗ウイルス剤。
(項目52)
(b)UGT経路もしくはUGT代謝を阻害する化合物、または薬学的に許容できるその塩との組合せで使用される、(a)化合物6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸または薬学的に許容できるその塩を含む1つまたは複数の抗ウイルス剤。
(項目53)
UGT経路もしくはUGT代謝を阻害する化合物、または薬学的に許容できるその塩との組合せで使用される、化合物6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸または薬学的に許容できるその塩。
(項目54)
組合せで、(a)化合物6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸または薬学的に許容できるその塩;(b)UGT経路もしくはUGT代謝を阻害する化合物、または薬学的に許容できるその塩;および(c)シトクロムP−450を阻害する化合物、または薬学的に許容できるその塩を含む1つまたは複数の抗ウイルス剤。
(項目55)
UGT経路もしくはUGT代謝を阻害する化合物、または薬学的に許容できるその塩、およびシトクロムP−450を阻害する化合物、または薬学的に許容できるその塩との組合せで使用される、化合物6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸または薬学的に許容できるその塩を含む1つまたは複数の抗ウイルス剤。
(項目56)
UGT経路もしくはUGT代謝を阻害する化合物、または薬学的に許容できるその塩、およびシトクロムP−450を阻害する化合物、または薬学的に許容できるその塩との組合せで使用される、化合物6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸または薬学的に許容できるその塩。
(発明の概要)
ヒトにおける本化合物への全身的暴露は、本化合物が、リトナビルの共投与の有無に関わらず、アタザナビル(ATV)と一緒に投与された場合に改善することが判明した。アタザナビルと一緒に投与される本化合物の300mgの投与量は、リトナビルと共投与した時の本化合物の300mg投与量に等しい全身的暴露を有することが分かった。さらに、リトナビルでブーストしたアタザナビルと一緒に投与される本化合物の85mgの投与量は、本化合物単独の150mg投与量に等しい全身的暴露を有することが分かった。

Claims (55)

  1. ヒトにおいてウイルス感染を予防的または治療的に処置するための薬物であって、該薬物は、化合物6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸または薬学的に許容できるその塩およびUGT経路もしくはUGT代謝を阻害する化合物または薬学的に許容できるその塩を含む、薬物
  2. 6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸または薬学的に許容できるその塩85±10mgが前記ヒトに投与されることを特徴とする、請求項1に記載の薬物
  3. 6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸または薬学的に許容できるその塩150±25mgが前記ヒトに投与されることを特徴とする、請求項1に記載の薬物
  4. 6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸または薬学的に許容できるその塩300±50mgが前記ヒトに投与されることを特徴とする、請求項1に記載の薬物
  5. 前記6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸または薬学的に許容できるその塩、およびUGT経路もしくはUGT代謝を阻害する前記化合物または薬学的に許容できるその塩が共投与されることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の薬物
  6. 前記薬物が、前記6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸または薬学的に許容できるその塩、およびUGT経路もしくはUGT代謝を阻害する前記化合物または薬学的に許容できるその塩を含む単一剤形中にあることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の薬物
  7. シトクロムP−450を阻害する化合物、または薬学的に許容できるその塩をさらに含、請求項1から6のいずれか一項に記載の薬物
  8. 前記6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸または薬学的に許容できるその塩、およびシトクロムP−450を阻害する前記化合物または薬学的に許容できるその塩が共投与されることを特徴とする、請求項7に記載の薬物
  9. 前記薬物が、前記6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸または薬学的に許容できるその塩、およびシトクロムP−450を阻害する前記化合物または薬学的に許容できるその塩を含む単一剤形中にあることを特徴とする、請求項7に記載の薬物
  10. UGT経路もしくはUGT代謝を阻害する前記化合物、または薬学的に許容できるその塩、およびシトクロムP−450を阻害する前記化合物、または薬学的に許容できるその塩が共投与されることを特徴とする、請求項7に記載の薬物
  11. 前記薬物が、UGT経路もしくはUGT代謝を阻害する前記化合物、または薬学的に許容できるその塩、およびシトクロムP−450を阻害する前記化合物、または薬学的に許容できるその塩を含む単一剤形中にあることを特徴とする、請求項7に記載の薬物
  12. UGT経路またはUGT代謝を阻害する前記化合物が、フラボノイド、脂肪酸、ステロイド、ベンゾジアゼピン、非ステロイド性抗炎症薬、もしくはアタザナビル、または薬学的に許容できるそれらの塩である、請求項1から11のいずれか一項に記載の薬物
  13. UGT経路またはUGT代謝を阻害する前記化合物が、アタザナビルまたは薬学的に許容できるその塩である、請求項1から11のいずれか一項に記載の薬物
  14. アタザナビルまたは薬学的に許容できるその塩300±150mgが投与されることを特徴とする、請求項13に記載の薬物
  15. シトクロムP−450を阻害する前記化合物が、ケトコナゾール、イトラコナゾール、クラリスロマイシン、テリスロマイシン、インディナビル、ネルフィナビル、サキナビル、ネファザドン、エリスロマイシンおよびリトナビル、ならびに薬学的に許容できるそれらの塩から選択される、請求項7から14のいずれか一項に記載の薬物
  16. シトクロムP−450を阻害する前記化合物が、下式の化合物:
    Figure 2010532372


    または薬学的に許容できるその塩である、請求項7から14のいずれか一項に記載の薬物
  17. シトクロムP−450を阻害する前記化合物が、リトナビル、または薬学的に許容できるその塩である、請求項7から14のいずれか一項に記載の薬物
  18. リトナビルまたは薬学的に許容できるその塩100±50mgが前記ヒトに投与されることを特徴とする、請求項17に記載の薬物
  19. 前記ウイルスが、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)である、請求項1から18のいずれか一項に記載の薬物
  20. 6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸または薬学的に許容できるその塩;UGT経路もしくはUGT代謝を阻害する化合物、または薬学的に許容できるその塩;および薬学的に許容できる担体または希釈剤を含む組成物。
  21. 6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸または薬学的に許容できるその塩85±10mgを含む、請求項20に記載の組成物。
  22. 6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸または薬学的に許容できるその塩175±25mgを含む、請求項20に記載の組成物。
  23. UGT経路またはUGT代謝を阻害する前記化合物が、フラボノイド、脂肪酸、ステロイド、ベンゾジアゼピン、非ステロイド性抗炎症薬、もしくはアタザナビル、または薬学的に許容できるそれらの塩である、請求項20から22のいずれか一項に記載の組成物。
  24. UGT経路またはUGT代謝を阻害する前記化合物が、アタザナビルまたは薬学的に許容できるその塩である、請求項20から22のいずれか一項に記載の組成物。
  25. アタザナビルまたは薬学的に許容できるその塩300±150mgを含む、請求項24に記載の組成物。
  26. シトクロムP−450を阻害する化合物、または薬学的に許容できるその塩をさらに含む、請求項20から25のいずれか一項に記載の組成物。
  27. シトクロムP−450を阻害する前記化合物が、ケトコナゾール、イトラコナゾール、クラリスロマイシン、テリスロマイシン、インディナビル、ネルフィナビル、サキナビル、ネファザドン、エリスロマイシンおよびリトナビル、ならびに薬学的に許容できるそれらの塩から選択される、請求項26に記載の組成物。
  28. シトクロムP−450を阻害する前記化合物が、リトナビル、または薬学的に許容できるその塩である、請求項26に記載の組成物。
  29. リトナビルまたは薬学的に許容できるその塩100±50mgを含む、請求項28に記載の組成物。
  30. シトクロムP−450を阻害する前記化合物が、下式の化合物:
    Figure 2010532372


    または薬学的に許容できるその塩である、請求項26に記載の組成物。
  31. (1)6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸、または薬学的に許容できるその塩、(2)UGT経路もしくはUGT代謝を阻害する化合物、または薬学的に許容できるその塩、(3)1つまたは複数の容器、および(4)UGT経路もしくはUGT代謝を阻害する該化合物、または薬学的に許容できるその塩と一緒に、6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸または薬学的に許容できるその塩を投与することに関する処方情報を含むキット。
  32. 6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸または薬学的に許容できるその塩85±10mgを含む、請求項31に記載のキット。
  33. 6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸または薬学的に許容できるその塩175±25mgを含む、請求項31に記載のキット。
  34. UGT経路またはUGT代謝を阻害する前記化合物が、フラボノイド、脂肪酸、ステロイド、ベンゾジアゼピン、非ステロイド性抗炎症薬、もしくはアタザナビル、または薬学的に許容できるそれらの塩である、請求項31に記載のキット。
  35. UGT経路またはUGT代謝を阻害する前記化合物が、アタザナビルまたは薬学的に許容できるその塩である、請求項31に記載のキット。
  36. アタザナビルまたは薬学的に許容できるその塩400±150mgを含む、請求項35に記載のキット。
  37. シトクロムP−450を阻害する化合物、または薬学的に許容できるその塩をさらに含む、請求項31から36のいずれか一項に記載のキット。
  38. シトクロムP−450を阻害する前記化合物が、ケトコナゾール、イトラコナゾール、クラリスロマイシン、テリスロマイシン、インディナビル、ネルフィナビル、サキナビル、ネファザドン、エリスロマイシンおよびリトナビル、ならびに薬学的に許容できるそれらの塩から選択される、請求項37に記載のキット。
  39. シトクロムP−450を阻害する前記化合物が、リトナビル、または薬学的に許容できるその塩である、請求項37に記載のキット。
  40. リトナビルまたは薬学的に許容できるその塩100±50mgを含む、請求項39に記載のキット。
  41. シトクロムP−450を阻害する前記化合物が、下式の化合物:
    Figure 2010532372


    または薬学的に許容できるその塩である、請求項37に記載のキット。
  42. ヒトにおいてウイルス感染を治療するための医薬品を製造するための、化合物6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸または薬学的に許容できるその塩の使用であって、該医薬品は、UGT経路もしくはUGT代謝を阻害する化合物、または薬学的に許容できるその塩と一緒に、該化合物または薬学的に許容できるその塩該ヒトに投与されることを特徴とする、使用。
  43. ヒトにおいてウイルス感染を治療するための医薬品を製造するための、化合物6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸または薬学的に許容できるその塩の使用であって、該医薬品は、UGT経路もしくはUGT代謝を阻害する化合物、または薬学的に許容できるその塩と一緒に、およびシトクロムP−450を阻害する化合物、または薬学的に許容できるその塩と一緒に、該化合物または薬学的に許容できるその塩該ヒトに投与されることを特徴とする、使用。
  44. ヒトへの投与後に、6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸、または薬学的に許容できるその塩の薬物動態を改善するのに有用な医薬品を調製するための、UGT経路もしくはUGT代謝を阻害する化合物、または薬学的に許容できるその塩の使用。
  45. ヒトにおいてレトロウイルスインテグラーゼの活性を阻害するための医薬品を製造するための、化合物6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸または薬学的に許容できるその塩の使用であって、該医薬品は、UGT経路もしくはUGT代謝を阻害する化合物、または薬学的に許容できるその塩と一緒に、該化合物または薬学的に許容できるその塩該ヒトに投与されることを特徴とする、使用。
  46. ヒトにおいてレトロウイルスインテグラーゼの活性を阻害するための医薬品を製造するための、化合物6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸または薬学的に許容できるその塩の使用であって、該医薬品は、UGT経路もしくはUGT代謝を阻害する化合物、または薬学的に許容できるその塩と一緒に、およびシトクロムP−450を阻害する化合物、または薬学的に許容できるその塩と一緒に、該化合物または薬学的に許容できるその塩該ヒトに投与されることを特徴とする、使用。
  47. ヒトへの投与後に、6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸、または薬学的に許容できるその塩の投与量を約40〜60%低減するのに有用な該ヒト用の医薬品を調製するための、UGT経路もしくはUGT代謝を阻害する化合物、または薬学的に許容できるその塩の使用。
  48. ヒトへの投与後に、6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸、または薬学的に許容できるその塩の投与量を約40〜60%低減するのに有用な該ヒト用の医薬品を調製するための、シトクロムP−450を阻害する化合物、または薬学的に許容できるその塩との組合せの、UGT経路もしくはUGT代謝を阻害する化合物、または薬学的に許容できるその塩の使用。
  49. UGT経路またはUGT代謝を阻害する前記化合物が、アタザナビルまたは薬学的に許容できるその塩である、請求項42から48のいずれか一項に記載の使用。
  50. 組合せで、(a)化合物6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸または薬学的に許容できるその塩および(b)UGT経路もしくはUGT代謝を阻害する化合物、または薬学的に許容できるその塩を含む1つまたは複数の抗ウイルス剤。
  51. (b)UGT経路もしくはUGT代謝を阻害する化合物、または薬学的に許容できるその塩との組合せで使用される、(a)化合物6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸または薬学的に許容できるその塩を含む1つまたは複数の抗ウイルス剤。
  52. UGT経路もしくはUGT代謝を阻害する化合物、または薬学的に許容できるその塩との組合せで使用される、化合物6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸または薬学的に許容できるその塩を含む組成物
  53. 組合せで、(a)化合物6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸または薬学的に許容できるその塩;(b)UGT経路もしくはUGT代謝を阻害する化合物、または薬学的に許容できるその塩;および(c)シトクロムP−450を阻害する化合物、または薬学的に許容できるその塩を含む1つまたは複数の抗ウイルス剤。
  54. UGT経路もしくはUGT代謝を阻害する化合物、または薬学的に許容できるその塩、およびシトクロムP−450を阻害する化合物、または薬学的に許容できるその塩との組合せで使用される、化合物6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸または薬学的に許容できるその塩を含む1つまたは複数の抗ウイルス剤。
  55. UGT経路もしくはUGT代謝を阻害する化合物、または薬学的に許容できるその塩、およびシトクロムP−450を阻害する化合物、または薬学的に許容できるその塩との組合せで使用される、化合物6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[(2S)−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸または薬学的に許容できるその塩。
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