JP2010528869A - 機械的プレスのための改造装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

フライホイール駆動タイプの機械的プレスを、駆動モータ(20)及びドライブ・トレイン(34,27,29)、及びそのように変えられた機械的プレスを有するサーボ・プレスに改造するための、プレス駆動モータ・アップグレード・キット(1)。このキットは、前記機械的プレスを駆動するように構成された少なくとも一つのサーボ・モータ(22)、及びこのサーボ・モータ(22)に接続され且つ前記機械的プレスの前記ドライブ・トレインの少なくとも一つのギアまたはシャフトと係合するように構成された、駆動トランスミッション装置またはギアー・トランスミッションなど(9)、を有している。このキットは、サーボ・モータ及びトランスミッションがその上に配置されたベースプレート(4)または取付構造を有していても良い。
【選択図】図1

Description

本発明は、機械的プレスのための改造装置及び方法に係る。特に、本発明は、フライホイール駆動タイプの機械的プレスを改装して、それをサーボ・プレスに変えるための部分の、電動モータ・アップグレード・キットについて記載している。このキットは、好ましくは、既存の機械的プレスを、または既存の従来のフライホイール・デザインに基づいて作られた機械的プレスを、サーボ・プレスに、好ましくは、ハイブリッド・サーボ・タイプのサーボ・プレスに、改造するために使用されても良く、それにより、既存のプレスの製造サイクル、または従来のデザインで作られたプレスの製造サイクルに対して、より大きな制御性をもたらす。
機械的プレスは、自動車部品などのような、工業製品を形成するために広く使用されている。それらの工業製品は、鋼のブランクまたはワークピースから打ち抜かれ、またはプレスされる。今日の大きな機械的プレスは、しばしば、フライホイールにより駆動される。フライホイールの機能は、プレス、打ち抜き(stamping)、パンチングその他の作業を実行するために、必要なエネルギーを貯えることにある。プレス作業の開始の前に、プレスが行われる速度でフライホイールが回転しているように
、モータがフライホイールを駆動する。
そのようなプレスにおいて、部品は、アッパー・ダイとローアー・ダイとの間でプレスされる。アッパー・ダイは、プレス・スライドに接続され、このプレス・スライドは、スライド・ガイドの中で上下に移動し、他方、ローアー・ダイは、ベッドの上に固定されるかあるいは取り付けられている。スライド運動は、プレス・メカニズムにより駆動され、このプレス・メカニズムは、プレスのアッパー部分(クラウンと呼ばれる)の中に配置されている。プレス・メカニズムは、減速ギア、及びギアの回転運動をスライドの直線運動に転換する機構から構成されている。この転換は、比較的シンプルな偏心メカニズムであることも、または、より複雑なリンク−駆動メカニズムであることも可能である。ギアは、今日、フライホイールにより駆動され、このフライホイールは、クラッチを介して、いわゆるメイン・シャフト(または高速シャフト)に接続されている。ブレーキも、この同じシャフトに接続されている。
従来の機械的プレスにおいて、プレスは、それぞれのプレス・ステージが終了した後、その偏心ホイールが完全に一回、回転されるまで、回り続ける。プレスに続くこの第二のステージの間、フライホイールを駆動するモータは、回転速度をゆっくり増加させて、正常のプレス速度を再び得ることになる。運転の最後に、クラッチが切り離され、プレスの運動を停止させるためにブレーキが使用される。従来の機械的なソリューションにおいて、完全な運転の間、プレス速度が固定され、且つフライホイールの速度に比例している。このようにして、もし、プレスを、(品質または他の技術的な理由のために)低い速度で動かさなければならない場合には、完全な運転が低い速度で行われることになる。これは、長いサイクル・タイムをもたらし、それ故に、低い製造速度をもたらすことになる。
プレス製造サイクルの非プレス・ステージにおける低い速度の問題に取り組むために、サーボ・プレスまたはハイブリッド・サーボ・プレスと呼ばれる、可変速度の駆動モータを備えたプレスが開発されている。
例えば、US 2004/003729 は、“Drive unit and drive method for press”との名称を有し、Komatsu にアサインされ、プレス駆動ユニットについて記載している。このプレス駆動ユニットは、メイン・モータでフライホイールを駆動するための第一の駆動システム、及び、サブ・モータで可変の速度で駆動シャフトを駆動するための第二の駆動システムを備えている。
サーボ・プレスを実現するための一つのオプションは、新しいプレス機構を設計して、この新しいデザインに、サーボ・モータ及び対応するトランスミッションを統合することである。このオプション、即ち新しいプレスのデザインは、デザインが最適化されることが可能であるので、サーボ運転のために最も適したデザインを与えることが可能なオプションである。例えば、そのオプションは、プレス・フェーズの間のプレスの最適な制御性のために、または、最も高い可能性のある生産性のために、デザインされることが可能である。
しかしながら、このオプションは、プレスの生産者及びその顧客の双方に対して、高いリスクを含んでいる。デザインが新しくなるので、従って、実証されておらず、そして、しばしば、生産者及び顧客は、そのようなデザインがどのような性能を備えるべきかについて、未だ、明確な仕様をほとんど持っていないか、あるいは全く持っていない。その結果、様々な生産者が、非常に異なるデザインのサーボ・プレスを提供することになり易く、あるものは、既存の機械的プレスよりも遅くなり、また、あるものは、極めて高いパワーの要求を備え、そして、一般的には、非常に異なる性能を備え、また、その性能も、長いサービス寿命に亘って予測できない場合がある。
例えば、特許出願 US 60/765 183 に開示されたプレスなどのような、サーボ・プレスは、時折、ダイレクト駆動チェイン形態を有しているとして説明され、大きなフライホイール及びクラッチを有していない。サーボ・モータは、プレスを直接的に駆動する。運転の開始の際、モータは、プレス速度よりも高い高い速度まで、プレスを加速する。その後、インパクトの前に、モータは、プレスをプレス速度まで減速し、それにより、機械的なソリューションとほぼ同じ速度で、プレスが行われる。プレスが完了されと直ぐに、モータは、もう一度、プレスを高い速度まで加速する。アンローダー・ロボットがプレスの中に入るために、プレスが十分に開いたとき、モータがプレスの減速を開始する。サーボ・プレスは、このようにして、低いプレス速度で、遥かに改善されたサイクル時間を実現することが可能であり、それは、サイクルの残りの間に高い速度で動くと言う、その能力のためである。しかしながら、サーボ・プレスは、大きなモータ及びパワー・コンバータを必要とする(完全な機械的プレスと比べてほぼ5倍大きい)。
米国特許出願公開第 US 2004/003729 号明細書 米国特許第 US 60/765 183号明細書
本発明のアスペクトによれば、フライホイール駆動の機械的プレスを改造するための駆動モータ・アップグレード・キットについて記載される。このキットは、前記機械的プレスを駆動するように構成されたサーボ・モータと;このサーボ・モータに接続され、且つ前記機械的プレスの前記ドライブ・トレインの少なくとも一つのギアまたはシャフトと係合するように構成された駆動トランスミッション装置と;サーボ・モータ及び駆動トランスミッション装置がその上に配置された構造的な取付具またはベースプレートと;を有している。
本発明の実施形態によれば、フライホイール駆動の機械的プレスを改造するための駆動モータ・アップグレード・キットについて記載される。ここで、前記アップグレード・キットの駆動トランスミッション装置は、既存のオリジナルのプレス・ドライブ・トレインのギアまたはシャフトと協働するように構成されている。
本発明の実施形態によればフライホイール駆動の機械的プレスを改造するための駆動モータ・アップグレード・キットについて記載される。ここで、駆動トランスミッション装置は、前記機械的プレスの外側の部分に取り付けられ、前記機械的プレスの内側に配置された、前記機械的プレスの前記ドライブ・トレインのギアまたはシャフトと協働する。
本発明の他の実施形態によれば、フライホイール駆動の機械的プレスを改造するための駆動モータ・アップグレード・キットについて記載される。ここで、駆動トランスミッション装置は、前記機械的プレスの外側の部分に取り付けられ前記機械的プレスの内側に配置された、前記機械的プレスの前記ドライブ・トレインのギアまたはシャフトと協働し、このギアは、オリジナルの既存のプレス・ドライブ・トレインの中間ギアであっても良い。
本発明の他の実施形態によれば、フライホイール駆動の機械的プレスを改造するための駆動モータ・アップグレード・キットについて記載される。ここで、アップグレード・キットは、共通の取付具またはベースプレートを有していて、このベースプレートは、駆動トランスミッション装置を介して前記機械的プレスの前記ドライブ・トレインと係合させるために、前記機械的プレスのクラウンの側面または上に、サーボ・モータを取り付けるために配置される。
本発明の他の実施形態によれば、フライホイール駆動の機械的プレスを改造するための駆動モータ・アップグレード・キットについて記載される。ここで、アップグレード・キットは、共通の取付具またはベースプレートを有していて、このベースプレートは、前記機械的プレスのクラウンのトップに、サーボ・モータを取り付けるために配置される。
本発明の他の実施形態によれば、フライホイール駆動の機械的プレスを改造するための駆動モータ・アップグレード・キットについて記載される。ここで、アップグレード・キットは、第一のプレス・フライホイール・モータ及びアップグレード・モータのトータルのピーク・パワーを、正及び負の両方で、サーボ・モータ単独でのピーク・パワー以下の値に制限するためのコントロール手段を、更に有している。
本発明の他のアスペクトによれば、フライホイール駆動タイプの機械的プレスのための機械的プレスが開示され、この機械的プレスには、フライホイール駆動タイプの前記機械的プレスを、駆動モータ及びドライブ・トレインを有するサーボ・プレスに改造するための、駆動モータ・アップグレード・キットが設けられ、それによって、前記機械的プレスは、前記機械的プレスを駆動するように構成されたサーボ・モータと;サーボ・モータに接続され、且つ前記機械的プレスの前記ドライブ・トレインの少なくとも一つのギアまたはシャフトと係合するように構成された駆動トランスミッション装置と;サーボ・モータ及び駆動トランスミッション装置がその上に配置された構造的な取付具またはベースプレートと;を更に有している。
この発明の目的は、下記のデザインを用いて、上述のソリューションの不都合を取り除くことにある:
− 現場で、非常に短い時間で、既存のプレスに取り付けられることが可能である;
− プレス・クラウンに重大な変更を必要としない;
− オプションとして、新しいプレスに提供されることが可能であり、そのオプションは、プレスのデザイン/製造プロセスの後のステージにおいて追加されることが可能である。
− 比較的低い慣性を有している。
上記の目的の幾つかを実現するために、サーボ・モータ及び対応するトランスミッション(ギア)は、好ましくは、ユニットとして一緒に作られ、それは、“プレス・モータ・アップグレード・キット”と呼ばれる。このユニットは、プレス・クラウンのトップに取り付けられ、且つ、既存のプレス・メカニズムの変更を必要とすることなく、既存のプレス・ギアに接続されるようにデザインされている。この明細書の中で、サーボ・モータと言う用語は、コントロール可能な、可変出力の電動モータのタイプを意味するために使用されている。
プレス・モータ・アップグレード・キットは、一つの部分として、プレスに取り付けられるスタンド・アローン・ユニットである。このアップグレード・キットは、ベースプレート(またはベース構造)からなり、このベースプレートは、キットの他の部分を、原則的には、モータ及び対応するトランスミッション(例えばギア)を、一緒に保持する。この構造またはベースプレートは、十分な取り付けの正確さ及び剛性を備えて、プレス・クラウンのトップまたは他の構造的な部分に固定される。ベースプレートまたは構造の上には、単数または複数の(サーボ)モータが取り付けられる。カップリングにより、このモータは、機械的プレスのギア・ホイールに接続され、これらのギアが、モータの速度を、プレス・クラウンの中の既存のギアのより低い速度まで、典型的に減少させることになる。
この接続は、その場合に、アップグレード・モータが、可変の速度で、両方の正及び負の方向に、プレス・ギアを動かすことを可能にし、そして、機械的プレス駆動が、最大の打ち抜き速度を超える打ち抜き(stamping)のために、当初はデザインされていないときには、より高い速度(例えば、50%より高い速度)まで、動かすことを可能にすることになる。他の優位性は、製造サイクルのフレキシビリティの増加が可能になることである。例えば、ここで記載されたハイブリッド・サーボ技術は、サイクル・タイムを維持しながら、より低い速度でのプレスを可能にし、あるいは、その代わりに、同一速度でのプレスではあるがサイクル・タイムをより短くすることを可能にし、あるいは、これらの二つの混合を可能にする。
このプレス・モータ・アップグレード・キットは、プレス・クラウンに大きな変更を要求することがないので、既存のプレスへの組み込みが迅速に行われ、そして、プレスの計画されたメインテナンスまたはホリデイ・ストップの中で、容易に実行されることが可能である。
クラウンに対する小幅な変更は、下記を含んでいても良い:トップ・プレートを変えること;換気孔を移動すること;偏心位置センサーを移動すること;潤滑チューブを移動すること;囲いを移動または置き換えること;取付孔を加えること;クラウン・トップ構造の部分を機械化すること;サーボ・モータ・ケーブリングのためのケーブル・ガイドを追加すること;その他。しかしながら、これらのような小幅な変更は、現場で実行されることが可能であり、そしてまた、プレスの既存のギア・メカニズムに影響を及ぼすことがない。
このキットの適用は、メイン・シャフトのピニオンが、キットのギアと相互作用をするために、プレスの外側に十分近くにある形態のプレスのみに限定されない。実際には、ほとんどのプレスにおいて、メイン・シャフトは、クラウンのトップの近くに無い。その代わりに、ほとんどのプレスにおいて、クラウンのトップの近くに、中間ギアがある。これらの中間ギアは、従来の機械的プレスの、メイン・シャフトの高い速度と偏心ホイールの低い速度との間のギア・ステップをもたらすために使用されている。
このようにして、その最も典型的な形態において、プレス・アップグレード・キットは、好ましくは、既存の機械的プレスの中間ギアと相互作用をするようにデザインされることになる。その理由は、このギアが、ほとんど常に、プレス・クラウンのトップの最も近くにあるからである(あるケースでは、このギアが、クラウンのトップ構造の上方まで伸びてもいることさえもある。そのような中間ギアが、メイン・シャフトより低い速度で回転すると言うことは、不利であると思われるかもしれない。その理由は、高速度モータへのトランスミッションにおいて、より高いギア比が、このようにして要求されるからである。
しかしながら、中間ギア・ホイールのトップと、キットに属する第一のギア・ホイールの取り付けポイントとの間の、距離を跨ぐために、典型的には、比較的大きな直径のギア・ホイールが必要とされる。そのようなホイールに関係する運動エネルギーを制限するために、それが可能な限り低い速度で回転することが好ましい。このようにして、キットがプレスに付け加える慣性が可能な限り小さくなるように、中間ギアとの相互作用により、メイン・シャフト・ピニオンと相互作用をすることは、多くの場合、好ましい。
プレスを適合させるために記載されたモータ・アップグレード・キットを使用することの重要な優位性は、既存のプレスのデザインに依拠することが、確立されたデザイン・ルールが依然として適用されると言うことを意味していて、それによって、プレス性能、寿命、その他に、意に反する驚きが生ずることがないと言うことである。このようにして、適合されたプレスに対する信頼性が、高く保たれることが期待される。更にまた、記載されたモータ・アップグレード・キットを使用することの他の優位性は、それが、既存のプレスまたはプレスのデザインの構造的な変更を含まないと言うことである。これは、相対的により短い時間を要するよりシンプルなプロセスを表していて、それによって、休止時間が比較的短くなる。
また、既存のプレスに対してなされる構造的な変更が無いことは、プレス・モータ・アップグレード・キットを使用することが、全く新しいプレスのデザインに投資する場合と比べて、製造者へのリスクがより低くなると言うことを意味している。それに加えて、ハイブリッドー・トポロジーにおいて、必要な場合には、キットが取り除かれることが可能であり、その後に、製造者が、十分に機能的な従来の機械的プレスを有することになると言うこともまた有利である。
本発明は、広く適用されても良い、その理由は、既存のデザインにサーボ・モータを追加することは、既存のプレスに適用されることが可能なオプションであるからである。プレスは、典型的に、30年以上の寿命を有しているので、これは、非常に重要な優位性である。多くの生産者及び供給者は、完全に新しいラインに投資するよりも、彼らの既存のプレス・ラインをアップグレードまたは改装することを望んでいる。
代替形態として、キットが、プレスの偏心ホイールに関係するギア(キットの中でより高いギア比が実現されることを要求する)、または、メイン・シャフト・ピニオン(または、ギア)(キットの中でより低いギア比が実現されることを要求する)と、相互作用をするようにデザインされても良い。
他の実施形態において、更なるギア・メカニズムが、キットのサーボ・モータと機械的プレスの既存のギアー・トランスミッション・システムとの間で、使用されても良い。例えば、既存のドライブ・トレインで相互に接続された、サーボ・モータとギアとの間に、ギアまたはギア以外のものが有っても良く、同様に、ベルト駆動またはチェイン駆動が有っても良い。
更なる実施形態または発展において、キットのサーボ・モータと既存のプレスとの間のトランスミッションが、クラッチを有していても良い。ブレーキが、サーボ・モータと既存のプレス・ギアとの間に、追加されても良く、このブレーキは、サーボ・モータ駆動及びトランスミッションに対するブレーキとして働くことになる。オプションとして、そのようなブレーキが、アップグレード・モータにブレーキをかけるためまたはそれを静止状態で保持するために、アップグレード・モータ(22)に接続されて設けられても良い。オプションとして、クラッチ及びブレーキが、単一のユニットの中に結合されても良く、このユニットは、サーボ・モータとプレスの既存のトランスミッション・ギアとの間に挿入されることになる。
本発明の他のアスペクトにおいて、プレス・システムまたはプレス・ラインが記載され、このプレス・ラインは、駆動モータ・アップグレード・キットが設けられた、フライホイール駆動タイプの少なくとも一つの機械的プレスを有し、そして、このプレスは、ローディングおよび/またはプレス・アンローディング装置と同期して運転される。
図1は、本発明の実施形態に基づく、機械的プレスのためのモータ・アップグレード・キットのための概略ブロック図である。 図2aは、本発明の実施形態に基づく、機械的プレスのためのモータ・アップグレード・キットの斜視図を示す概略図である。 図2bは、本発明の実施形態に基づく、モータ・アップグレード・キットの相対的な位置と共に、前面の立面図としての機械的プレスのクラウン部分の図を有する概略図である。
次に、本発明の実施形態について、添付図面を特に参照しながら説明する。但し、これらの説明は、例を示すものに過ぎない。
図1は、二つの駆動を備えた機械的プレスのトポロジーを示している。この機械的プレスは、対応するモータ20を備えた、クラッチ30及びフライホイール35を有する機械的な駆動機構2、及び、対応するトランスミッション5を備えたサーボ・モータ22を有している。この図はまた、プレス・ラム23を示していて、このプレス・ラムは、プレス・トランスミッション・ギア27及び偏心ホイール29を介して、メイン・シャフト34により、往復運動Vで駆動され、それにより、プレスを開きそして閉じる。
運転状態にある、既存のモータ20及びアップグレード・モータ22の両方の駆動機構によって、これは、ハイブリッド・サーボ・プレスのトポロジーである。即使用可能状態または運転状態にある機械的な駆動機構のみでは、これは、古典的な機械的プレスとなるであろう。モータ・アップグレード・キット1のみ(及び、恐らくは、非常ブレーキ)が、運転されている状態では、これは、“フル”・サーボ・プレスとなるであろう。しかしながら、モータ・アップグレード・キットを有する機械的プレスのための最も可能性の高いトポロジーは、ハイブリッド・サーボ・トポロジーである。
図2aは、単一のモータを備えたキット1の原理図、並びに、このキットが、如何にして、図2bの中のプレスのギアと相互作用をするかについての概略図を示している。図2aは、構造的なベースプレート4の上に取り付けられたモータ・アップグレード・モータ22を示していて、このベースプレートに、モータ22からパワーを伝達するための一組のギア9も取り付けられている。
図2bは、機械的プレスのクラウンまたはトップTの図を示している。この図は、キット1を示していて、アップグレード・モータ22及び一組のギア9が、ベースプレート4の上に配置されている。キットは、ここでは、プレスのクラウンのトップに配置された状態で示されており、それによって、キット1のギア9のセットのギア5(図1)が、機械的プレスの既存のパワー・トランスミッション・トレインのギア7(図1)と協働するように配置されることになり、それによって、アップグレード・モータ22が、プレスの既存のパワー・トレインを介して、プレスを駆動することが可能になる。
プレス・アップグレード・キット1で改造されたプレスを、ハイブリッド形態でを運転するとき、プレスのクラッチ及びブレーキが個々にコントロールされることが要求される。このブレーキは、非常停止及びメインテナンスのためにのみ、通常、活性化されることになる。これに対して、クラッチは、現実の打ち抜きまたはプレスの間、全てのプレス・サイクルの間、活性化されることになる。
従来の機械的プレスにおいて、クラッチ及びブレーキは、ユニットの中に結合されていても良く、このユニットの中で、いつでも、クラッチまたはブレーキの何れかが活性化される。これに該当するプレスにおいて、サーボ・プレスへの変換は、キットの組み込みのみではなく、クラッチ/ブレーキ・ユニットの中の変更までをも要求する。そのような結合されたクラッチ/ブレーキ・ユニットが、改造されるか、または、新しい単一のユニットにより置き換えられるか、または、個々のクラッチ・ユニット及びブレーキ・ユニットにより置き換えられることになる。
プレス・アップグレード・キットのギアは、ハイブリッド・サーボ・プレス・トポロジーのために、既存のプレス・ギアと比べて、典型的に、より狭いまたはより薄いものあっても良い。これは、キット・ギアの寸法が全プレス力に対して設計される必要がないために、可能であり、その理由は、この力がフライホイールにより供給され続けることになるからである。このようにして、より小さい幅(即ち、ギア・ホイールの厚さ)を使用することにより、キットがよりコンパクトになって、より少ない慣性をプレスに付け加えることになる。
ギア比に関する上記の議論は、メイン・シャフトの所望のトップ速度と比べてより高いトップ速度を有する(サーボ)モータが使用される場合にも当てはまる。将来のモータ発展は、より低い速度のモータの使用に至る場合もあり、それは、中間ギアへの接続または偏心シャフト・ギアへの接続を、更に一層適切なものにすることになる。
既存のプレスまたはプレスのデザインに追加されるモータ22などのような、サーボ・モータは、典型的に、従来のプレスのメイン・シャフト34のトップ速度より高い、または、それと比べてあまり低くないトップ速度を有している。このようにして、このサーボ・モータの接続は、典型的に、モータ・シャフトとプレス・メイン・シャフトとの間のギアリング・トランスミッション・メカニズムを含むことになる。
そのようなトランスミッション・メカニズムのために、様々なソリューションが存在し、それらは、例えば、以下のようなものである:
1. メイン・シャフトにギア・ホイールを加える;このギア・ホイールは、アップグレード・モータ・シャフト上のギア・ホイールと、恐らくは中間ギア・ホイールと、相互作用をする;
2. メイン・シャフトにプーリを加える;このプーリは、ベルトを介して、より小さいプーリに接続され、このより小さいプーリは、恐らくは中間ギア・ホイールで、モータ・シャフトに取り付けられる;
3. メイン・シャフトにピニオンを加える;このピニオンを介して、チェインがより小さいピニオンに接続され、このより小さいピニオンは、恐らくは中間ギア・ホイールで、モータ・シャフトに取り付けられる。
これらのソリューションは、全て、プレスのクラウンTの内側に対して変更が行われなければならないと言う欠点を、共通に有している。例外は、新しいギア、プーリまたはピニオンが、メイン・シャフトの上且つクラウンの外側に取り付けられる場合であろう。しかし、これは、典型的に、メイン・シャフトが長く作られなければならないと言うことを意味していて、その結果、クラウンの内側にある既存のコンポーネントに対しても影響を及ぼすことになる。
上記のソリューション2及び3(ベルトまたはチェイン・トランスミッション)は、実現することが比較的容易である。その理由は、単一のホイール(プーリまたはピニオン)のみがメイン・シャフトに取り付けられなければならないからである。しかしながら、チェイン及びベルトの双方は、通常、限られた寿命、及びパワー・トランスミッションのための限られた能力を有していて、それは、プレスにおけるそれらの適用を制限し且つ難しくすることになる。例えば、1000Tのハイブリッド・サーボ・プレスのためのベルトは、約300mmの幅を有していて、この値は、利用可能なスペースと比べて大きく、且つ、3年以下の寿命を有することになる。プレスの内側にベルトを取り付けること、および/または、プレスの内側でベルトを交換することはまた、もしプーリがシャフトの端にない場合には、面倒な問題を伴う、その理由は、ベルトが“無限の長さ”を有しているからである。
更にまた、ベルト及びプーリのソリューションの双方は、そのような直径、強度及び幅のメイン・シャフトの上に、ホイールを必要とし、その結果、回転している質量のトータルの慣性大幅な増大(>=15%)がもたらされる、それによって、サーボ・ソリューションの動的性能を低下させることになる。チェインの場合、チェインの質量までもが、大きな慣性を付け加えることになる。
しかしながら、ソリューション2及び3は、次のような重要な優位性を有している。即ち、メイン・シャフトとサーボ・モータとの間の大きな距離が、ベルトまたはチェインによりブリッジされることが可能であり、また、その場合には、メイン・シャフトとサーボ・モータ・シャフトとの間で要求されるギア比が、単一のステップで実現される場合がある。大きい距離がブリッジされることが可能であるので、サーボ・モータが、プレスのトップに取り付けられることが可能になる。これは、このソリューションが、大半のプレスの建設のために実現されることが可能である、と言うことを意味している。但し、適切な位置が、メイン・シャフト上のプーリに対して見出される必要がある。
ソリューション1は、このような優位性を有していない。即ち、メイン・シャフトとプレスのトップとの間の距離をブリッジすることが難しく、また、対応して大きな慣性を備えた大きなギア・ホイールを含むことになる。このソリューションについての主要な問題は、しかしながら、新しいギア・ホイールもまた、それらの軸受のためのサポートを必要とすると言うことである。これらのサポートが、既存のクラウン構造の中に作られなければならないか、あるいは、支持プレートまたは構造が、クラウンに追加され且つ固定されなければならない。
更にまた、以上のソリューション、以下の不都合を有している:
* 新しいプレスに対して:
− クラウン・デザインの変更が、プレスのデザイン・ステージの中で早い段階に、行われなければならない。
* 既存のプレスに対して:
− クラウンの変更は、専用のワークショップまでプレス(クラウン)を移動することを要求する(ソリューション1);
− クラウンの変更は、長い時間に亘ってプレスが運転できない状態をもたらすことになる(ソリューション1に対して、これは約2ヶ月にも及びことがあり、それは、通常の1月の夏の休止期間よりも長い);
− ソリューション2及び3は、プレスに大きな慣性を付け加え、それは、プレス・ブレーキの寸法が変更されなければならない(即ち、より大きなブレーキにより置き換えられる)と言うことを意味する場合がある。
* 新しい及び既存のプレスに対して:
− ソリューション2及び3は、プレスに大きな慣性を付け加え、それにより、サーボがもたらすべき性能の改良を制限する。
このように、本発明に基づくアップグレード・キットによれば、上述のソリューションの不都合が、記載されたデザインにより、取り除かれ、その結果:
− 非常に短い時間で、現場で、既存のプレスに取り付けられることが可能である;
− プレス・クラウンに重大な変更を要求しない;
− オプションとして、新しいプレスに対して提案されることが可能であり、このオプションは、プレスのデザイン/製造プロセスの後のステージにおいて、追加されることが可能である;
− 比較的低い慣性を有している。
アップグレードされたプレスに、新しいモータをコントロールするためのコントロール・ユニットが設けられても良い。コントロール・ユニットが、両方のモータをコントロールするために、配置されても良い。コントロール・ユニットまたはコントロール・システムが、フライホイールの既存のモータまたは新しいモータ、及び、その既存のインバータまたは新しいインバータをコントロールするために配置されても良く、それによって、フライホイールをエネルギー・バッファとして使用して、二つのモータ(20,22)のトータルのピーク・パワーを、正及び負の両方で、サーボ・モータのピーク・パワー以下の値に制限する。
モータ速度コントロール手段は、周波数コンバータ、示されているようなインバータ/整流器、または、他のモータ速度コントロール手段を有していても良い。モータ速度コントロール手段は、他のプレスまたはマシンで共有されても良い。駆動機構がマルチ駆動されても良い。即ち、二つ以上のインバータが単一の整流器を共有するシステムであっても良い。これは、上述のパワー制限のために、整流器のピーク・パワーがサーボ・モータのためのインバータのピーク・パワー以下である場合において、好ましい。好ましくは、アップグレード・プレスのアレンジメントにおいて、フライホイールがプレスのために使用されない場合(即ち、ハイブリッド・サーボで運転されずに、ダイレクト/フル・サーボで運転されるとき)、フライホイールが、上述のパワー制限のために、依然として使用されても良い。
好ましくは、整流器は、如何なる場合にも、二方向性であるように設けられ、それによって、エネルギーが、グリッドに送り返されることが可能になる。整流器は、アクティブ整流器であるので、この整流器は、ファクトリー・グリッドにリアクティブ・パワーを供給することが可能である。それは、このようにして、他のプレスにおいて使用された整流器により消費されたリアクティブ・パワーの一部を補償するために、使用されても良い。
可能性のある形態は、以下の形態を含んでいる:
− 既存のフライホイール・モータ、インバータ、整流器が維持される;
− 既存のフライホイール・モータ、インバータ、整流器が置き換えられ、整流器がサーボ駆動機構で共有される(これは、最大ピーク・パワーの制限を可能にする);
− 既存のモータは維持されるが、インバータ及び整流器は置き換えられる(前のものとほぼ同じ、もし、モータがACモータである場合)。
ハイブリッド・サーボまたはダイレクト・サーボ・プレスの優位性は、それが、他の装置で同期されても良いと言うことである。そのようなプレスのために、あるいは、可変の速度でコントロールされても良い、ここに記載されたプレス・モータ・アップグレード・キットで改造されたプレスのために、プレスの運動を適合させる方策があり、それによって、プレスが、アンローダーおよび/またはローダー・ロボットの運動に対して同期が取られ、最適なサイクル・タイムをもたらすことになる。
この方法及び他の方法は、2007年6月6日に出願されたPCT出願であって、“IMPROVED METHO AND SYSTEM FOR OPERATING CYCLIC PRODUCTION MACHINE IN COORDINATION WITH A LOADER OR UNLOADER MACHINE” との名称を有し、この出願と同じ出願人より出願され、且つ共通の発明者による、PCT出願の中に記載され、その出願の内容は、ここにおいて、このリファレンスによりこの明細書の中に組み込まれる。記載された方法は、予想された同期時間ポイントに依存して、プレス運動の中での設定ポイントを変えることを有している。記載された発明はまた、運転中においても、プレス・ラインを自動的に最適化するための方法をもたらす。また、同様に、アンローダー・ロボットをプレスに同期させるために使用されても良い方法の提案も記載されている。
プレス・ラインおよび/またはサーボ・プレス・ラインの生産性を最適化するため、プレスの運動は、ローディング装置の運動に同期が取られなければならず、あるはその逆に同期が取られなければならない。特に、後退運動(“選択的な双方向”)のために、これは、同期のための、従来の機械的プレスのために使用されてきたものとは異なる新しいコンセプトを必要とする。プレス・ラインは、多数のプレスを有していても良く、それらは、通常、運転のシーケンスを実行するように配置される。“プレス・ライン”と言う用語は、単一のプレス及び自動化されたローダーおよび/またはアンローダーを含んでいても良い。
サーボ・モータは、プレス・サイクルの異なるタイプのために、異なるやり方に基づいて運転されるように、コントロールされても良い。例えば、プレスの前及び後での、プレス速度よりも高い速度が、サイクル・タイムを減少させるために、および/または、プレス速度を減少させながらサイクル・タイムを維持するために使用される。
それに加えて、全プロセス・セクションのライン調整が、そのような・ラインをコントロールすることにより、改善されても良く、それは、本発明の実施形態に基づく方法を実行するように構成され単一のコントローラを使用することにより、部分的には、ダイレクト・サーボまたはハイブリッド・サーボ・プレスの改善された制御性のために、実現される。これは、ロボット・コントローラ・ユニットにより、および/または、他のコントロール・ユニットにより、実行されても良い。
調整または最適化は、プレスを開放または閉鎖する間に、速度を適合させることにより、部分的に実現されても良い(同時に、サイクルのプレス打ち抜き部分の間に、例えば、要求された速度及びエネルギー・アウトプットを維持しながら)。それは、下記のパラメータに依存して減少されることがあるサイクル・タイムをもたらす:即ち、下流プロセスの状態;または、上流プロセスの状態;または、全体のパワー消費などのような他の考慮;エネルギー消費の減少;プレス・ラインにおけるパワー消費ピークの平滑化。
ここで留意すべきことは、以上において、本発明の実施形態の例について説明したが、添付された特許請求の範囲において規定された本発明の範囲から逸脱することなく、開示されたソリューションに対してなされても良い幾つかの変形及び変更があると言うことである。
例えば、特許出願 US 60/765 183 に開示されたプレスなどのような、サーボ・プレスは、時折、ダイレクト駆動チェイン形態を有しているとして説明され、大きなフライホイール及びクラッチを有していない。サーボ・モータは、プレスを直接的に駆動する。運転の開始の際、モータは、プレス速度よりも高い高い速度まで、プレスを加速する。その後、インパクトの前に、モータは、プレスをプレス速度まで減速し、それにより、機械的なソリューションとほぼ同じ速度で、プレスが行われる。プレスが完了されと直ぐに、モータは、もう一度、プレスを高い速度まで加速する。アンローダー・ロボットがプレスの中に入るために、プレスが十分に開いたとき、モータがプレスの減速を開始する。サーボ・プレスは、このようにして、低いプレス速度で、遥かに改善されたサイクル時間を実現することが可能であり、それは、サイクルの残りの間に高い速度で動くと言う、その能力のためである。しかしながら、サーボ・プレスは、大きなモータ及びパワー・コンバータを必要とする(完全な機械的プレスと比べてほぼ5倍大きい)。
US 2005/145117 は、“Mechanical press with controllable mechanism”との名称を有していて、一定の速度で動くメイン・モータ、及び第二のモータ(例えば、可変の速度で動くサーボ・モータ)を備えた機械的プレスを開示している。第二のモータ(サーボ・モータ)は、リンク機構により、プレスのドライブ・トレインに接続され、一つのモータ(サーボ・モータ)のみをコントロールすることにより、ラムの運動のプロファイルに影響を与える。
EP 0 941 832 は、“Eccentric Press with Varriable Slide Movement”との名称を有し、Schuler GmbH にアサインされ、二つのモータが設けられたプレスを開示している。このプレスは、サーボ駆動アレンジメントを有し、このサーボ駆動アレンジメントは、偏心要素9への恒久的な駆動接続を有している。サーボ・モータは、変位対時間特性を設定するために、即ち、偏心要素の幾何学的形態を変えるために、自由にプログラム可能であり、このようにして、プレスの運動のプロファイルを変える。
US 5 468 194 は、“Power Transmission for Mechanical Press”との名称を有し、石川島播磨重工(Ishikawajima Harima Heavy Ind(JP))にアサインされ、メイン・モータ及びサーボ・モータを備えた機械的プレスのためのパワー・トランスミッションについて記載している。この文献は、パワー・トランスミッション・アレンジメントと、プラネタリ・ギアと、を有する改良について開示していて、上記のパワー・トランスミッション・アレンジメントは、第一及び第二のシャフト・セクションに分割され、それらのセクションは、前記フライホイール及び前記パワー テイク・オフ・ギアに、それぞれ、隣接し、上記のプラネタリ・ギアは、二つのシャフト・セクションの間にあり、サーボ・モータにより駆動されるように適合されている。
JP 11 058 091 は、“Servo Motor Driven Press”との名称を有し、Aida Eng Ltd にアサインされ、サーボ・モータで駆動されるプレスについて記載していて、メイン・モータ22が第一の入力シャフト10でフライホイール21を駆動する。サーボ・モータ24は、タイミング・ベルト23Bを介して、第二の入力シャフト20にパワーを供給するように配置されている。メイン・モータからの、第二の入力シャフト20及び第一の入力シャフト10の双方は、プラネタリ・ギアに基づく作動機構8に接続され、この作動機構は、出力シャフト11を介して、更に、スライド26にパワーを伝達する。
米国特許出願公開第 US 2004/003 729 号明細書 米国特許出願公開第 US 60/765 183 号明細書 米国特許出願公開第 US 2005/145117 号明細書 欧州特許出願公開第 EP 0 941 832 号明細書 米国特許第 US 5 468 194 号明細書 特開平11−058091号明細書

Claims (55)

  1. フライホイール駆動タイプの機械的プレスを、サーボ・プレスに改造するための駆動モータ・アップグレード・キット(1)であって、前記機械的プレスは、駆動モータ(20)及び既存のドライブ・トレイン(34,27,7,29)を有する、駆動モータ・アップグレード・キットにおいて、
    前記キットは:
    − 前記機械的プレスを駆動するように構成されたサーボ・モータ(22)を有し;
    − 前記サーボ・モータ(22)に接続され、且つ前記機械的プレスの前記既存のドライブ・トレインの少なくとも一つのギアと係合するように構成された駆動トランスミッション装置(9,5)を有し、この係合は、前記既存のドライブ・トレインの変更を必要とするものではなく;
    − 構造的な取付具(4)またはベースプレートを有し、その上に、前記サーボ・モータ及び前記駆動トランスミッション装置が配置されていること;
    を特徴とする駆動モータ・アップグレード・キット。
  2. 下記特徴を有する請求項1に記載のモータ・アップグレード・キット:
    前記モータ・アップグレード・キット(1)は、前記機械的プレスの外側の部分に取り付けられる。
  3. 下記特徴を有する請求項1に記載のモータ・アップグレード・キット:
    前記駆動トランスミッション装置は、前記プレス・ドライブ・トレインのギアと協働する。
  4. 下記特徴を有する請求項1に記載のモータ・アップグレード・キット:
    前記駆動トランスミッション装置は、前記機械的プレスの外側の部分に取り付けられ、前記機械的プレスの内側に配置された前記機械的プレスの前記ドライブ・トレインのギアと協働する。
  5. 下記特徴を有する請求項1に記載のモータ・アップグレード・キット:
    前記駆動トランスミッション装置は、ドライブ・トレインの中間ギア(7)と協働する。
  6. 下記特徴を有する請求項2から5の何れか1項に記載のモータ・アップグレード・キット:
    共通の取付具(ベースプレート)(4)を有し、
    その上に、前記サーボ・モータ及び前記駆動トランスミッション装置が、前記サーボ・モータを前記機械的プレスの外側の部分に取り付けるために配置され、
    それによって、前記サーボ・モータ(22)を、前記駆動トランスミッション装置(9,5)を介して、前記機械的プレスの前記ドライブ・トレインの部分に接続する。
  7. 下記特徴を有する請求項1に記載のモータ・アップグレード・キット:
    前記共通の取付具またはベースプレートは、前記駆動トランスミッション装置(9,5)を介する、前記機械的プレスの前記ドライブ・トレイン(34,27,29)との係合のために、前記サーボ・モータを、前記機械的プレスのクラウン(T)の側面または上に取り付ける。
  8. 下記特徴を有する請求項7に記載のモータ・アップグレード・キット:
    共通の取付具またはベースプレートは、前記サーボ・モータを、前記機械的プレスのクラウン(T)のトップに取り付ける。
  9. 下記特徴を有する請求項7または8に記載のモータ・アップグレード・キット:
    共通の取付具またはベースプレートは、前記サーボ・モータを、前記機械的プレスのプレス・ラム(23)トップの上の高さの位置で、前記機械的プレスの前記外側に取り付ける。
  10. 下記特徴を有する請求項1に記載のモータ・アップグレード・キット:
    前記駆動トランスミッション装置(9)は、既存のプレス・クラッチと、既存のプレスの偏心ホイール(29)または前記機械的プレスのリンク機構との間に配置された、前記ドライブ・トレインの中間ギア(7)と係合する。
  11. 下記特徴を有する請求項1から10の何れか1項に記載のモータ・アップグレード・キット:
    前記アップグレード・キットの前記駆動トランスミッション装置(9)は、前記機械的プレスの既存のドライブ・トレインの偏心ホイールまたはギア(29)と係合する。
  12. 下記特徴を有する請求項1に記載のモータ・アップグレード・キット:
    前記アップグレード・キットの前記駆動トランスミッション装置(9)は、既存のプレス・クラッチと前記機械的プレスの偏心ホイールとの間で、前記ドライブ・トレインの中に含まれるメイン・ギアと係合する
  13. 下記特徴を有する請求項1に記載のモータ・アップグレード・キット:
    前記アップグレード・キット(9)の駆動トランスミッション装置は、中間シャフト上のギア部分と係合するための、一つまたはそれ以上のギア・ホイール(5)を有し、この中間シャフトは、前記機械的プレスの前記ドライブ・トレインの前記メイン(HS)・シャフトに接続されている。
  14. 下記特徴を有する請求項1に記載のモータ・アップグレード・キット:
    前記アップグレード・モータ(22)にブレーキをかけるためまたはそれを保持するために、ブレーキが前記アップグレード・モータ(22)に接続されている。
  15. 下記特徴を有する請求項1または14に記載のモータ・アップグレード・キット:
    クラッチまたは他のカップリング/デカップリング手段が、前記アップグレード・モータ(22)と前記機械的プレスの既存のドライブ・トレインとの間に、接続されている。
  16. 下記特徴を有する請求項1または15に記載のモータ・アップグレード・キット:
    クラッチ及びブレーキが、前記サーボ・モータと前記機械的プレスの既存のドライブ・トレインとの間に挿入されたユニットの中に結合されている。
  17. 下記特徴を有する請求項1または14または16に記載のモータ・アップグレード・キット:
    クラッチ及びブレーキが、前記サーボ・モータと前記機械的プレスの既存のドライブ・トレインとの間に挿入されたユニットの中に結合され、
    前記サーボ・モータを機械的にスイッチング・アウトするための手段が設けられ、それによって、前記サーボ・モータがパワーを供給すること無しに、前記プレスが運転されることが可能になる。
  18. 下記特徴を有する請求項1に記載のモータ・アップグレード・キット:
    前記アップグレード・キット(9)の駆動トランスミッション装置は、一つまたはそれ以上の駆動ベルトまたはその他のトランスミッション手段を有している。
  19. 下記特徴を有する請求項1に記載のモータ・アップグレード・キット:
    前記アップグレード・キット(1)の中に、二つ以上のサーボ・モータを有している。
  20. 下記特徴を有する請求項1に記載のモータ・アップグレード・キット:
    前記改造キットの前記サーボ・モータのための、コントロール機能を備えたパワー供給のためのコントロール手段を有している。
  21. 下記特徴を有する請求項1または18に記載のモータ・アップグレード・キット:
    − 前記改造キットの前記サーボ・モータ(22)にパワーを提供するためのパワー供給手段(21c)を有している。
  22. 下記特徴を有する請求項1または20または21に記載のモータ・アップグレード・キット:
    コントロール手段が、前記アップグレード・キットの中に含まれていて、前記サーボ・モータをスイッチング・アウトするために、前記改造キットの前記サーボ・モータ(22)にコントロール機能を提供し、それによって、前記サーボ・モータが前記プレスにパワーを提供することなく、前記プレスが運転されることが可能になる。
  23. 下記特徴を有する請求項1または21または22に記載のモータ・アップグレード・キット:
    前記第一のモータ(20)及び前記アップグレード・モータ(22)のトータルのピーク・パワーを、正及び負の両方で、前記サーボ・モータ単独でのピーク・パワー以下の値に制限するためのコントロール手段を有している。
  24. 下記特徴を有する請求項1または21または23に記載のモータ・アップグレード・キット:
    単一の整流器に接続された少なくとも二つのインバータの内の一方のインバータによる、パワー供給のために設けられている。
  25. 下記特徴を有する請求項1または23または24に記載のモータ・アップグレード・キット:
    一つのインバータまたは単一の整流器に接続された少なくとも二つのインバータによる、パワー供給のために設けられ、
    コントロール・ユニットまたはコントロール・システムが、前記フライホイールのモータ及びその既存のまたは新しいインバータのコントロールのために設けられ、
    前記フライホイールをエネルギー・バッファとして使用して、前記二つのモータ(20,22)のトータルのピーク・パワーを、正及び負の両方で、前記サーボ・モータのピーク・パワー以下の値に制限する。
  26. フライホイール駆動タイプの機械的プレスであって、
    フライホイール駆動タイプの機械的プレスをサーボ・プレスに改造するための、駆動モータ・アップグレード・キット(1)が設けられ、
    前記機械的プレスは、駆動モータ(20)及び既存のドライブ・トレイン(34,27,7,29)を有する、
    機械的プレスにおいて、
    前記プレスは、更に、
    − 前記機械的プレスを駆動するように構成されたサーボ・モータ(22)を有し;
    − 前記サーボ・モータ(22)に接続され、且つ前記機械的プレスの前記既存のドライブ・トレインの少なくとも一つのギアと係合するように構成された駆動トランスミッション装置(9,5)を有し、この係合は、前記既存のドライブ・トレインの変更を必要とするものではなく;
    − 構造的な取付具(4)またはベースプレートを有し、その上に、前記サーボ・モータ及び前記駆動トランスミッション装置が配置されていること;
    を特徴とする機械的プレス。
  27. 下記特徴を有する請求項26に記載の機械的プレス:
    前記モータ・アップグレード・キット(1)は、前記機械的プレスの外側の部分に取り付けられて配置されている。
  28. 下記特徴を有する請求項26に記載の機械的プレス:
    前記駆動トランスミッション装置(9)は、前記プレス・ドライブ・トレインのギア(7)と協働するように構成されている。
  29. 下記特徴を有する請求項26に記載の機械的プレス:
    前記駆動トランスミッション装置(9)は、前記機械的プレスの外側の部分に取り付けられ、前記機械的プレスの内側に配置された前記機械的プレスの前記ドライブ・トレインのギア(7)と協働する。
  30. 下記特徴を有する請求項26に記載の機械的プレス:
    前記駆動トランスミッション装置は、ドライブ・トレインの中間ギア(7)と協働するように配置されている。
  31. 下記特徴を有する請求項26に記載の機械的プレス:
    前記サーボ・モータ及び前記駆動トランスミッション装置は、前記機械的プレスの外側の部分に取り付けるための、共通の取付具ベースプレート(4)に取り付けられて配置され、それによって、前記アップグレード・サーボ・モータ(22)を、前記機械的プレスの前記ドライブ・トレインの部分に、前記駆動トランスミッション装置(9)を介して接続する。
  32. 下記特徴を有する請求項26に記載の機械的プレス:
    前記ベースプレート(4)は、前記サーボ・モータを、前記駆動トランスミッション装置(9)を介する、前記機械的プレスの前記ドライブ・トレイン(34,27,29)との係合のための適切なプレスに取り付けるために、前記機械的プレスのクラウン(T)の側面または上に配置されている。
  33. 下記特徴を有する請求項26に記載の機械的プレス:
    前記ベースプレート(4)は、前記サーボ・モータを、前記機械的プレスの前記外側に、前記機械的プレスのプレス・ラム(23)のトップの上の高さの位置で、または、前記機械的プレスのクラウン(T)のトップで、取り付けるために配置されている。
  34. 下記特徴を有する請求項26に記載の機械的プレス:
    前記駆動トランスミッション装置(9)は、前記機械的プレスの、既存のプレス・クラッチと既存のプレスの偏心ホイール(29)またはリンク機構との間に配置された、前記ドライブ・トレインの中間ギア(7)との係合のために設けられている。
  35. 下記特徴を有する請求項26に記載の機械的プレス:
    前記アップグレード・キットの前記駆動トランスミッション装置(9)は、前記機械的プレスの既存のドライブ・トレインの、偏心ホイールまたはギア(29)との係合のために設けられている。
  36. 下記特徴を有する請求項26に記載の機械的プレス:
    前記アップグレード・キットの前記駆動トランスミッション装置(9)は、メイン・ギアとの係合のために設けられ、このメイン・ギアは、既存のプレス・クラッチと前記機械的プレスの偏心ホイールとの間の、前記ドライブ・トレインの中に含まれている。
  37. 下記特徴を有する請求項26に記載の機械的プレス:
    ブレーキが、前記アップグレード・モータ(22)にブレーキをかけるためまたはそれを保持するために、前記アップグレード・モータ(22)に接続されて設けられている。
  38. 下記特徴を有する請求項26または27に記載の機械的プレス:
    クラッチまたは他のカップリング/デカップリング手段が、前記アップグレード・モータ(22)と、前記機械的プレスの既存のドライブ・トレインとの間に、接続されて設けられている。
  39. 下記特徴を有する請求項26に記載の機械的プレス:
    クラッチ及びブレーキが、前記サーボ・モータと前記機械的プレスの既存のドライブ・トレインとの間に挿入されたユニットの中で結合され、それによって、前記クラッチまたは前記ブレーキの何れかが、何時でも活性化されるようになっている。
  40. 下記特徴を有する請求項26に記載の機械的プレス:
    ブレーキが、前記サーボ・モータと前記機械的プレスの既存のドライブ・トレインとの間に挿入されるように、追加され、この前記ブレーキは、緊急停止が要求された場合に、前記プレスを停止することが可能であるように構成されている。
  41. 下記特徴を有する請求項26または37または38に記載の機械的プレス:
    クラッチ及びブレーキが、前記サーボ・モータと前記機械的プレスの既存のドライブ・トレインとの間に挿入されたユニットの中で結合され、且つ、
    前記サーボ・モータを機械的にスイッチング・アウトするための手段が設けられ、それによって、サーボ・モータがパワーを供給すること無しに、前記プレスが運転されることが可能になる。
  42. 下記特徴を有する請求項26に記載の機械的プレス:
    前記アップグレード・キット(9)の駆動トランスミッション装置は、中間シャフト上のギア部分と係合するための、一つまたはそれ以上のギア・ホイール(5)を有していて、
    この中間シャフトは、前記機械的プレスの前記ドライブ・トレインのメイン(HS)・シャフトに接続されている。
  43. 下記特徴を有する請求項26に記載の機械的プレス:
    前記プレス・モータ・アップグレード・キット(1)により前記プレスの上に配置された、二つ以上のサーボ・モータを有している。
  44. 下記特徴を有する請求項43に記載の機械的プレス:
    前記プレス・モータ・アップグレード・キット(1)により前記プレスの上に配置された、前記二つ以上のサーボ・モータは、それぞれ、前記プレスの、異なる中間ギアまたは他のギアと相互作用をするように配置されている。
  45. 下記特徴を有する請求項26に記載の機械的プレス:
    前記アップグレード・キット(9)の駆動トランスミッション装置は、一つまたはそれ以上の駆動ベルトまたは他のトランスミッション手段を有している。
  46. 下記特徴を有する請求項26に記載の機械的プレス:
    前記プレス・モータ・アップグレード・キットのサーボ・モータのためのコントロール機能を備えたパワー供給のためのコントロール手段を有している。
  47. 下記特徴を有する請求項26に記載の機械的プレス:
    前記プレス・モータ・アップグレード・キットのサーボ・モータ(22)にパワーを供給するための、パワー供給手段(21c)が設けられている。
  48. 下記特徴を有する請求項26に記載の機械的プレス:
    コントロール手段が、前記アップグレード・キットの中に含まれ、前記サーボ・モータをスイッチング・アウトするために、前記プレス・モータ・アップグレード・キットのサーボ・モータ(22)にコントロール機能を提供し、それによって、サーボ・モータがパワーを供給すること無しに、前記プレスが運転されることが可能になる。
  49. 下記特徴を有する請求項26に記載の機械的プレス:
    前記スライドの前記位置を決定するための一つまたはそれ以上のセンサーが設けられている。
  50. 下記特徴を有する請求項26に記載の機械的プレス:
    コントロール・ユニットによるコントロールのために設けられ、このコントロール・ユニットは、ロボット・コントローラ、プレスPLCからなるグループから選択される。
  51. 下記特徴を有する請求項26に記載の機械的プレス:
    ハイブリッド・サーボ・プレスとしてのコントロール及び運転のために設けられ、ここで、前記フライホイールは、プレスのために使用される。
  52. 下記特徴を有する請求項26に記載の機械的プレス:
    ダイレクト・サーボ・プレスとしてのコントロール及び運転のために設けられ、ここで、前記フライホイールは、プレスの間、使用されることがない。
  53. フライホイール駆動タイプの機械的プレスをサーボ・プレスに改造するための方法であって、
    前記機械的プレスは、駆動モータ(20)及び既存のドライブ・トレイン(34,27,7,29)を有する方法において、
    前記キットは、
    サーボ・モータ(20)と;
    駆動トランスミッション装置(9,5)と;
    前記サーボ・モータ及び前記駆動トランスミッション装置がその上に配置された構造的な取付具(4)またはベースプレートと;を有し、
    前記機械的プレスを駆動するように構成された前記サーボ・モータ(22)、及び前記サーボ・モータ(22)に接続される前記駆動トランスミッション装置(9,5)を、前記機械的プレスに取り付け、
    前記機械的プレスの前記既存のドライブ・トレインの少なくとも一つのギアとの係合のために、前記駆動トランスミッション装置を適合させること、
    を特徴とする方法。
  54. 下記特徴を有する請求項53に記載の方法:
    前記既存のドライブ・トレインの中間ギア(7)と協働する、前記駆動トランスミッション装置を設ける。
  55. 下記特徴を有する請求項53に記載の方法:
    前記機械的プレスを駆動するように構成された前記サーボ・モータ(22)、及び前記サーボ・モータ(22)に接続された前記駆動トランスミッション装置(9,5)を、前記機械的プレスの外側の部分(T)に取り付ける。
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