JP2010524343A - 無線通信向けの圧伸される送信経路 - Google Patents

無線通信向けの圧伸される送信経路 Download PDF

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Abstract

【解決手段】 この開示は、無線通信装置において実現されて電源消費を削減し、かつ恐らく信号変調を簡素化し得る圧伸される送信経路技術を記述している。この開示に従って、送信波形の同相(I)成分および直交位相(Q)成分は、ベースバンドで圧縮され、また、強調包絡線がこの圧縮を表わすために生成される。次に、圧縮されたI成分およびQ成分はアナログ信号に変換され処理される。このアナログ処理は圧縮されたI信号およびQ信号がキャリア波形上に変調される混合工程を含み得る。次に、強調包絡線信号が使用されて変調された波形を伸張する。
【選択図】 図2

Description

この開示は、無線通信、特に無線通信装置用送信アーキテクチャに関する。
多様な変調方式が無線通信のために存在する。例えば、様々な直交振幅変調(QAM)技術のような多くの直線変調技術が存在する。これらは16QAM、64QAM等を含んでいる。さらに、多くの新しい直線変調技術が恐らく出現するだろう。
直線変調は、低出力電力制度に適し、たいていの場合、高レベルの出力電力で雑音が多くなりがちである。したがって、より高い電力レベルでは、直線変調は、信号の破損を制限するために実質的な濾波または他の処理を要求し得る。この処理は無線送信器で望ましくない電力消費および設計複雑性を引き起こす場合がある。
ポーラ変調は、搬送波の振幅および位相が直接変調される、直線変調の1つの他候補である。ポーラ変調方式は、直線変調方式に比べて高電力レベルに一層適していると、大抵考えられている。あいにく、ポーラ変調は、典型的には低電力レベルでの性能が悪い。
この開示は、無線通信装置において実現され得る圧伸される送信経路技術を記述している。本技術は、本装置の送信経路中の無線変調器による消費電力を低減し得る。また、本技術は、無線通信装置中の信号変調の性能を改善し得る。本技術は、16QAM、64QAMおよび他の種類の直線変調方式のような直線変調方式に適用され得る。これらの場合、信号は、ベースバンドで送信信号の位相(I)成分および直交位相(Q)成分によって表わされる。I成分およびQ成分はアナログ信号に変換され、アナログ信号はキャリア波形上に変調される。しかしながら、この開示に従って、I成分およびQ成分は変調に先立ってベースバンドで圧縮される。また、強調包絡線(emphasis envelope)がこの圧縮を表わすために生成される。次に、圧縮されたI成分およびQ成分は、アナログ信号に変換され、変調され、増幅される。この、アナログ処理要素と関連する仕様は、ベースバンドで生じるIおよびQ圧縮によって緩和され得る。この処理に続いて、処理されたI信号およびQ信号は、強調包絡線信号によって伸張されることが可能である。強調包絡線信号は、強調包絡線から生成される。このように、強調包絡線信号が、処理されたI信号およびQ信号を伸張する役目をして、無線インターフェース上のI信号およびQ信号の送信に先立って圧縮を除去する。
一例では、この開示は、送信信号の同相(I)成分および直交位相(Q)成分を圧縮し、I成分およびQ成分に基づいて強調包絡線を生成するプロセッサと、前記圧縮されたI成分およびQ成分を圧縮されたI信号およびQ信号に変換し、前記強調包絡線を強調包絡線信号に変換する1つ以上のディジタル・アナログ変換器(DAC)と、前記圧縮されたI信号およびQ信号をキャリア波形上に変調し、前記変調されたキャリア波形を前記強調包絡線信号に基づいて伸張する変調器と、を具備する無線通信装置(WCD)を提供する。
別の例では、この開示は、送信信号のI成分およびQ成分を圧縮し、I成分およびQ成分に基づいて強調包絡線を生成するプロセッサと、前記圧縮されたI成分およびQ成分を圧縮されたI信号およびQ信号に変換し、前記強調包絡線を強調包絡線信号に変換する1つ以上のディジタル・アナログ変換器(DAC)と、前記圧縮されたI信号およびQ信号をキャリア波形上に変調し、前記変調されたキャリア波形を前記強調包絡線信号に基づいて伸張する変調器と、を具備する無線通信装置(wireless communication device)の機械(apparatus)を提供する。
別の例では、この開示は、送信信号のI成分およびQ成分を圧縮する手段と、前記I成分およびQ成分に基づいて強調包絡線を生成する手段と、前記圧縮されたI成分およびQ成分を圧縮されたI信号およびQ信号に変換する手段と、前記強調包絡線を強調包絡線信号に変換する手段と、前記圧縮されたI信号およびQ信号をキャリア波形上に変調する手段と、前記変調されたキャリア波形を前記強調包絡線信号を用いて伸張する手段と、を具備する装置を提供する。
別の例では、この開示は、送信信号のI成分およびQ成分を圧縮し、前記I成分およびQ成分に基づいて強調包絡線を生成し、前記圧縮されたI成分およびQ成分を圧縮されたI信号およびQ信号に変換し、前記強調包絡線を強調包絡線信号に変換し、前記圧縮されたI信号およびQ信号をキャリア波形上に変調し、前記変調されたキャリア波形を前記強調包絡線信号を用いて伸張する、ことを具備する方法を提供する。
様々な例のさらなる詳細は添付図面と以下の記述において示されている。他の特徴、目的および利点は、該記述と図面、および請求項から明らかになるだろう。
この開示に従った、圧伸される送信経路アーキテクチャを含み得る無線通信装置(WCD)のブロック図である。 図1に示されているWCDの様々な要素の実現形態を具備し得る装置を図示するブロック図である。 圧伸される送信経路中でのI成分およびQ成分の圧縮を表わす典型的な強調包絡線信号の実例である。 圧縮されたI信号およびQ信号とともに変調された典型的な搬送波の実例である。 圧縮されたI信号およびQ信号とともに変調され、続いて図3の強調包絡線信号を用いて伸張された、典型的な搬送波の実例である。 この開示に従った、無線信号の圧伸される送信のための典型的な手法を図示するフローチャートである。
この開示は、無線通信装置中で実現されて消費電力および単に信号変調を低減し得る、圧伸される送信経路技術を記述している。この開示の技術は他の多くの種類の直線変調方式と同様に16QAM、64QAMのような直線変調方式に適用され得る。これらの場合、信号符号化は、ベースバンドで送信信号のディジタル同相成分(I)および直交位相(Q)成分を生成することによって行なわれる。I成分およびQ成分はアナログ信号に変換され、アナログ信号はキャリア波形上に変調される。この開示の手法は信号変調においてI信号およびQ信号のアナログ処理を容易にするのに必要なダイナミック・レンジを著しく縮小することが可能である。
本手法は、直交周波数分割多重化(OFDM)に依存する既存の変調プロトコルまたは将来の変調プロトコルと同様に無線通信のための第3世代(3G)、3.5世代(3.5G)、および第4世代(4G)変調プロトコルに特に有用であり得る。OFDMでは、信号は、大抵の場合、構造的に結合する複数の副搬送波の独立した位相ゆえに、典型的には高いピーク対平均電力比(P2APR)を示す。高P2APRの取り扱いは、典型的には大きなダイナミック・レンジの非常に線形な信号経路を必要とする。この開示の手法は大きなダイナミック・レンジを必要とせずに、線形信号経路を達成し得、電力に関して効率的なやり方でこれらの目的を達成することが可能である。
この開示に従って、ベースバンドI成分およびQ成分はディジタル/アナログ変換に先立って圧縮されてベースバンド送信信号のダイナミック・レンジを縮小する。強調包絡線が、圧縮されたI成分およびQ成分が後で伸張されることが可能なように、I成分およびQ成分の圧縮を表わすために生成される。送信信号の圧縮されたI成分およびQ成分はアナログ信号に変換され処理される。このアナログ処理は圧縮されたI信号およびQ信号がキャリア波形上に変調される混合工程(時にアップコンバージョンと呼ばれる)を含み得る。あるいはまたはさらに、アナログ処理は、濾波、スケーリング(倍率を乗じる)、または他の典型的な信号処理のような、様々な他の信号処理を含み得る。いずれの場合でも、アナログ処理性能要件は、ベースバンドで生じるIおよびQ圧縮によって簡素化されることが可能である。特に、上述のように、IおよびQ圧縮は、送信信号のダイナミック・レンジを縮小する。
この処理に続いて、強調包絡線が使用されてアップコンバートされたI成分およびQ成分を伸張することが可能である。この伸張は、アップコンバートされたI成分およびQ成分のダイナミック・レンジを増加させる。場合によって、伸張は圧縮に先立って存在した元のダイナミック・レンジにI成分およびQ成分を実質的に復元するように構成され得る。例えば、I信号およびQ信号とともに変調されたキャリア波形は、強調包絡線信号をその利得として適用する電力増幅器によってスケーリングされ得る。このように、強調包絡線は、I信号およびQ信号が処理された後、加えられることが可能である。従って、IおよびQ圧縮に関する処理の利点が実現されることが可能であり、本処理に続いて、圧縮は実質的に除去されることが可能である。具体的には、強調包絡線信号が使用されて、IおよびQ情報とともに変調されたキャリア波形の無線インターフェース上での送信に先立って、アップコンバートされたキャリア波形内のI信号およびQ信号を(例えば、圧縮を本質的に除去することによって)伸張することが可能である。
図1は、この開示の手法を実現し得る無線通信装置(WCD)10の要素を図示する典型的なブロック図である。図1で示されている要素は単に典型的なものであり、場合によっては、図示されている要素の1つ以上が随意的なものであり得る。WCD10はセルラ無線電話または衛星無線電話、無線電話基地局、1つ以上の無線プロトコルまたは無線ネットワーキング規格をサポートするコンピュータ、無線ネットワーキングのための無線アクセスポイント、携帯型パソコン内に組み込まれたPCMCIAカード、無線データ端末、無線データ収集装置、直接相互通信装置(時に「トランシーバ」と呼ばれる)、無線通信能力付き携帯情報端末(PDA)などを具備し得る。
WCD10は様々な信号、データ処理副要素(各々、1つ以上のハードウェア要素、ソフトウェア要素、ファームウェア要素、または組合せハードウェア、ソフトウェア、およびファームウェアによって実現され得る)を含んでいる。図1で示されている要素の機能は、より詳しく下に記述されている。しかしながら、やはり、図示されている要素の1つ以上はこの開示の手法の実現形態において随意的であり得る。
図1に示されているように、WCD10は入力ソース12、アナログ・ディジタル変換器(ADC)14、ベースバンド・プロセッサ15、ディジタル・アナログ変換器(DAC)16、変調器18、送受切換器20、およびアンテナ22を含み得る。また、WCD10は復調器24、別のADC26、別のDAC28、およびユーザ出力要素30を含み得る。
ベースバンド・プロセッサ15はADC14を介して入力ソース12に接続され、DAC28を介してユーザ出力12に接続されている。ベースバンド・プロセッサ15は異なるDAC16を介して変調器18に接続されている。DAC16は、ベースバンド・プロセッサ15から変調器18に進む様々な信号のためのいくつかのDACを表わし得る。さらに、ベースバンド・プロセッサ15はADC26を介して復調器24に接続されている。ADC26は、より一般的には1つまたはいくつかのADCを表わす。変調器18および復調器24は、送受切換器20によってアンテナ22に選択的に接続される。
入力ソース12は、マイクロホン、無線インターネット接続、モデムまたは符号化され、キャリア上に変調され、別の装置に送信されるデータの他のソースを具備し得る。ユーザ出力素子30は、装置10のユーザに情報を提供する装置または要素を具備し得る。例として、ユーザ出力素子30は音声スピーカ、視覚的ディスプレイ、モデム、および(または)他の種類のユーザ・インターフェースを具備し得る。
ADC14は入力ソース12からアナログ信号をディジタル・サンプルに変換する。ディジタル・サンプルはベースバンド・プロセッサ15に提供される。反対に、DAC28はベースバンド・プロセッサ15からのディジタル・サンプルをユーザ出力素子30のためのアナログ信号に変換する。ADC14は、アナログ信号をディジタル・サンプルに変換する多様な変換回路のうちの任意のものによって実現され得る。同様に、DAC28は、ディジタル・サンプルをアナログ信号に変換する多様な変換回路のうちの任意のものによっても実現され得る。
ベースバンド・プロセッサ15は、市販の無線携帯電話中で一般に利用されている1つ以上の中央処理装置(CPU)によって実現され得る。例として、ベースバンド・プロセッサ15は、マイクロプロセッサ、ディジタル信号プロセッサ、および様々なカスタム・ロジック要素の組合せを具備し得る。ベースバンド・プロセッサ15はベースバンド信号の符号化を扱う符号器要素32(これはソフトウェア・ルーチンであり得る)、および受信ベースバンド信号の復号を扱う復号器要素34(これはソフトウェア・ルーチンであり得る)を含み得る。ベースバンド・プロセッサ15はベースバンド・プロセッサ15の一般的な動作を扱うコントローラ(図示せず)も含み得る。また、他の例において、個別のベースバンド・プロセッサが送信および受信の経路用に実装され得る。
ベースバンド・プロセッサ15の符号器要素32は入力ソース12からサンプリングされた入力信号にディジタル符号化スキームを適用し得る。例として、入力信号は音声信号を具備し得る。符号器要素32は、符号分割多重接合(CDMA)、時分割多重接続(TDMA)、直交周波数分割多重化(OFDM)、または別の、未加工データをワイヤレス送信に適する形態に変形するための手法のような1つ以上の符号化手法を利用し得る。
ベースバンド・プロセッサ15の復号器要素34は、典型的には符号器要素32の反対の機能を行なう。例えば、復号器要素34は、復調器20によって復調された受信信号から(例えば、CDMA、TDMA、および/またはOFDM符号化に従って符号化された)受信信号の復号を行ない得る。要素34の復号は、復号された音声または他の復号された出力信号をDAC28を介してユーザ出力素子30に提供し得る。
ベースバンド・プロセッサ15は、無線通信において使用される様々な他のルーチン、例として装置10の送信電力レベルを調整するルーチン、を具備し得る。例えば、装置10がより離れた遠隔局と、またはより多くの環境雑音または干渉のあるチャンネル上で通信している場合、装置10はより高い送信電力レベルを使用し得る。この場合、ベースバンド・プロセッサ15は、離れた局との通信または雑音の多い環境での通信のためにより高い電力レベルを指示し得る。反対に、装置10が近くの遠隔局と、または干渉がより少ないチャンネル上で通信している場合、ベースバンド・プロセッサ15はより低い送信電力レベルを指示し得る。必要とされる送信電力のレベルは、例えば、多くの電力評価またはチャネル推定手法のうちの任意のものを使用して、受信信号の強さまたは弱さを評価することによって決定され得る。ベースバンド・プロセッサ15は、選択された送信電力レベルを実施するかこのような送信電力レベルを調節するために変調器18へコマンドを発行し得る。
さらに、この開示によれば、ベースバンド・プロセッサ15は、ディジタル・ベースバンド信号の同相(I)成分および直交位相(Q)成分を圧縮する。I成分およびQ成分は、16QAM、64QAMまたは他の直線変調方式のような線形変調方式にとって一般的である。ベースバンド・プロセッサ15は直線符号化を行なう際にI成分およびQ成分を生成し得る。この開示によれば、ベースバンド・プロセッサを符号化する要素32は、I成分およびQ成分を圧縮し、また強調包絡線を生成する。強調包絡線は圧縮を概して示している。I成分およびQ成分(I/Q)および強調包絡線(E)は、両方とも、DAC16によってアナログ信号に変換される。DAC16はいくつかのDACを表わし得る。例えば、I成分用の1つ以上のDAC、Q成分用の1つ以上のさらなるDAC、および強調包絡線用の1つ以上のさらなるDACである。
I成分およびQ成分の圧縮は、変調器18が圧縮されたI成分およびQ成分に対してそのアナログ処理の大多数を行なうことを可能にする。このことは、電源消費を削減し、信号処理に使用される要素(特に高電力信号用の要素)を簡素化することができる。圧縮された信号は圧縮されていない信号に比べて縮小されたダイナミック・レンジを示し得る。この縮小されたダイナミック・レンジは、変調器18のデザインが簡素化されることを可能にする。概して、ベースバンド・プロセッサ15はI成分およびQ成分を圧縮し、I成分およびQ成分のそれぞれの値に基づいて強調包絡線を生成する。1つ以上のDAC16が圧縮されたI成分およびQ成分を圧縮されたI信号およびQ信号に変換し、強調包絡線を強調包絡線信号に変換する。次に、変調器18は圧縮されたI信号およびQ信号をキャリア波形上に変調し、変調されたキャリア波形を強調包絡線信号を用いて伸張する。
場合によって、ベースバンド・プロセッサ15は、選択的にI成分およびQ成分の圧縮を行なう。特に、圧縮は低い電源信号に対して回避され、高電力信号に使用され得る。ベースバンド・プロセッサ15は、電力レベル閾値を適用してI成分およびQ成分の圧縮が望ましいかどうか判断し得る。様々な成分の値が使用されてこの電力レベル決定をなし得る。I成分およびQ成分の値で表現されている電力レベルが、電力レベル閾値を越えている場合、ベースバンド・プロセッサ15は圧縮を行ない、強調包絡線を作成し得る。しかしながら、電力レベルが電力レベル閾値を越えていない場合、圧縮は回避され得、また、強調包絡線の生成が回避され得る。しかしながら、装置15を通る信号の経路は同じであり得、(例えば、高電力または低電力シナリオの異なる変調方式間の)複雑なスイッチングを回避する。
ベースバンド・プロセッサ15がI成分およびQ成分を圧縮する際は常に、ベースバンド・プロセッサ15は、後の伸張で使用されるこの圧縮の性質を伝えるために強調包絡線を生成する。アナログ処理(これは変調器18によって行なわれる)は、圧縮されたI信号およびQ信号がキャリア波形上に変調されて、圧縮されたI信号およびQ信号とともに変調された変調波形を生成する混合工程を含み得る。あるいはまたはさらに、アナログ処理は濾波、スケーリング、または他の信号処理を含み得る。いずれの場合でも、変調器18のアナログ処理は、ベースバンドで生じるIおよびQ圧縮によって簡素化されることが可能である。このことは、変調に必要とされるダイナミック・レンジを縮小することができる。ベースバンド・プロセッサ15がI成分およびQ成分の圧縮を行なわない場合は常に、変調器18を通るI信号経路およびQ信号経路は同じままであり得る。しかしながら、この場合、強調包絡線および強調包絡線信号はないが、単位(unity)包絡線が生成されて圧縮が起こらなかったことを伝え得る。
圧縮がI成分およびQ成分に対して行なわれる場合、圧縮されたI信号およびQ信号のアナログ処理に続いて、処理されたI信号およびQ信号は強調包絡線信号を用いて伸張されることが可能である。強調包絡線信号は強調包絡線からDAC16によって生成される。例えば、変調器18によって行なわれる処理は、キャリア波形が圧縮されたI信号およびQ信号とともに変調される混合工程を含み得る。この混合工程に続いて、変調されたキャリアは強調包絡線信号に従ってスケーリングされ得る。このように、強調包絡線は、圧縮されたI信号およびQ信号がキャリア上に変調された後に、変調されたキャリアに加えられることが可能である。
WCD10は他の多くの要素を含み得る。これらは簡略化のために図示されていない。これらの要素はドライバ、アップコンバータ回路、電源回路、増幅器、および無線通信装置において共通の様々な他の要素のうちの任意のものを含み得る。復調器24および変調器18は両方とも送受切換器20に接続されている。送受切換器20はアンテナ23に接続されている。送受切換器24は、アンテナ23からの受信信号を復調器24へと導き、反対方向の場合、変調器18からの送信信号をアンテナ23へと導く。あるいは、スイッチ(図示せず)が、例えばTDMA、または他の同じ周波数で異なるタイムスロットを使用してデータを送受する符号化を利用する他の符号化が、送受切換器の代わりに用いられ得る。さらに別の場合では、個別のアンテナが送信および受信のために使用され得る。その場合には、送受切換器20は完全に省略され得る。さらに別の例において、この開示の手法は、信号を変調および送信のみして信号を受け取りも復調もしない装置によって行なわれ得る。この場合、図1に示される受信経路の全体が省略され得る。
図2は、WCD中で使用され得る装置40のブロック図である。装置40の要素は図1に示されているWCD10の要素に対応し得、または、装置40は異なるWCDアーキテクチャで使用されることが可能である。例として、装置40のディジタル・プロセッサ42はWCD10のベースバンド・プロセッサ15に対応し得る。装置40のDAC44A、44B、44CはWCD10のDAC16に対応し得る。装置40のアナログ回路46はWCD10の変調器18に対応し得る。
ディジタル・プロセッサ42は入力を受け取る。また、I/Q生成器52は、送信信号の同相(I)成分および直交位相(Q)成分を生成する。プロセッサ42において、I成分およびQ成分はディジタル・サンプルを具備し得る。圧縮ユニット54は、図2に示されているI経路とQ経路を介してI成分およびQ成分を受け取る。圧縮ユニット54は、I成分およびQ成分に対して圧縮を行なって圧縮されたI成分およびQ成分を生成する。この圧縮は、要素の振幅および位相を圧縮するかもしれないし、ベースバンドで入力複合体の圧縮を指すかもしれない。
I成分およびQ成分の各々の圧縮の際、圧縮ユニット54は強調包絡線を生成する。強調包絡線はI成分とQ成分のペアの圧縮を概して示すディジタル・サンプルを具備し得る。例えば強調包絡線は、個々の連続するI成分およびQ成分の組と関連付けられている平均エネルギーを表わすサンプルを具備し得る。強調包絡線は、図2に示されている強調包絡線経路を進み、対応するI経路およびQ経路と同期させられている。この同期は、強調包絡線がI信号およびQ信号に加えられた際に適切な出力が得られることを保証する。
やはり、上述のように、I成分およびQ成分が電力閾値を越えている場合のみ、圧縮が行なわれるようにI成分およびQ成分の圧縮は選択的であり得る。低い電力成分の圧縮を回避することは、例えば低電力シナリオにおいてより高いレベルの分解能を維持するために非常に望ましいかもしれない。高電力シナリオ(それらは典型的には大きなピーク対平均(P2A)波形を産出する)では、I成分およびQ成分の圧縮は電源消費の実質的増加を必要とせずに、信号処理において線形性を維持するのに望ましいかもしれない。
DAC44A、44B、44Cは、強調包絡線および圧縮されたI成分およびQ成分をアナログ信号に変換する。このアナログ信号はアナログ回路46に送られる。アナログ回路は、圧縮されたI信号およびQ信号、または圧縮が回避される低電力の場合の圧縮されていないI信号およびQ信号、に対してアナログ処理を行なう。具体的には、このアナログ処理は、圧縮されたI信号およびQ信号がキャリア波形上に変調される混合工程を含み得る。そのような混合を行なうために、アナログ回路46は、圧縮されたI信号およびQ信号に関して動作する乗算器要素56A、56Bを含み得、乗じられた信号を組み合わせる加算器62が続く。乗算器要素56A、56Bは、Q成分およびI成分のための局部発振器生成ユニット(LO GEN)58からキャリア波形を受け取る。電圧制御発振器(VCO)のような局部発振器60は、LO GEN58のためのキャリア波形を生成し得る。そして、このキャリア波形は乗算器ユニット56A、56BによってI信号およびQ信号を乗じられる。加算器ユニット62は、乗算器ユニット56A、56Bの出力を結合させる。加算器ユニット62の出力は、I情報およびQ情報(これは圧縮されてい得る)とともに変調されたキャリア波形である。加算器ユニット62の出力は、ドライバ増幅器64(これには電力増幅器66が続く)に提供される。
I成分およびQ成分が圧縮されていた場合、DAC44Aからの強調包絡線信号は、電力増幅器66の利得を制御する。例えば、伸張は、電力増幅器66の電源、または電力増幅器66への線形の利得制御入力に強調包絡線信号を適用することによって行なわれ得る。これらの方法で、変調された波形は強調包絡線信号によってスケーリングされて、そのピーク対平均(P2A)電力レベルを増加させ、かつ本質的にはI情報およびQ情報に起こった圧縮を除去することが可能である。I成分およびQ成分への圧縮が回避されていた場合、電力増幅器66への利得は単位量(1)に設定され得、例えば、出力波形のあらゆるスケーリングを本質的に回避する。
Figure 2010524343
A法則アルゴリズムでは、対応する伸張は逆関数から与えられる。ここで、yは伸張される入力を表わす。
F^{-1}(y) = sgn(y) begin{cases} {|y| (1 + ln(A)) over A}, & |y| < {1 over 1 + ln(A)} {exp(|y| (1 + ln(A)) - 1) over A}, & {1 over 1 + ln(A)} leq |y| < 1 end{cases}
A法則符号化は、信号のダイナミック・レンジを効果的に縮小し、それによって符号化効率を増加させ、かつ信号対歪み比率が所与の数のビットについて圧縮なしで得られるものより優れたものとなる結果となる。
Figure 2010524343
図3は典型的な強調包絡線信号70の実例である。強調包絡線信号70は典型的には低周波情報信号を具備する。強調包絡線信号70は、シヌソイド形状または他の周期的波形を具備し得る。強調包絡線信号70は、図2において典型的には点P1で現われるだろう。
図4は、圧縮されたI信号およびQ信号とともに変調された、典型的な搬送波72の実例である。変調されたI信号およびQ信号は、圧縮されたピーク対平均(P2A)値を有している。圧縮されたI信号およびQ信号とともに変調された搬送波72は、典型的には、図2において点P2で現われる。
図5は、圧縮されたI信号およびQ信号とともに変調され、続いて強調包絡線信号を用いて伸張され、図5において点P3で現われる典型的な搬送波74の実例である。この場合、変調されたI信号およびQ信号はもはや圧縮されておらず、I信号およびQ信号の圧縮なしで期待されるレベルに伸張されたP2A値を有している。ただし、場合によって、より少ないかより大きな伸張が使用され得る。圧縮されたI信号およびQ信号とともに変調された搬送波74は、典型的には、図2において点P2で現われる。
図6はこの開示と呼応している手法を図示するフローチャートである。図6に示されているように、ディジタル・プロセッサ42は入力を受け取り(81)、I/Q生成器52を起動して送信信号のI成分およびQ成分を生成する(82)。I成分およびQ成分は、ディジタル処理され得(83)、また、プロセッサ42は、I成分およびQ成分の電力レベルが予め定められた閾値を超えているかを判断する(84)。I成分およびQ成分の電力レベルが閾値を超えていない場合(84のNO枝)、要素は普通のやり方で処理される。この場合、DAC44B、44CはI成分およびQ成分をアナログ信号に変換し(85)、また、アナログ回路46はI信号およびQ信号をキャリア波形上に変調する(86)。次に、変調された波形は別の装置へ無線で送信され(87)て波形上に変調されている符号化されたI情報およびQ情報を伝達する。送受切換器およびアンテナ(図2で示されていない)、または他の送信器アーキテクチャが使用されて波形の送信を容易にすることが可能である。
I成分およびQ成分の電力レベルが閾値を超えている場合(84のYES枝)、I成分およびQ成分は圧縮される。この場合、圧縮ユニット54は、I成分およびQ成分を圧縮し(88)、この圧縮を示す強調包絡線を生成する(89)。圧縮ユニット54は、A法則アルゴリズム(上に説明されている)、μ法則アルゴリズム(上に説明されている)、または別のアルゴリズムを適用してこの圧縮を達成し得る。次に、DAC44A、44B、44Cは強調包絡線および圧縮されたI成分およびQ成分をアナログ信号に変換する(91)。アナログ回路46は、圧縮されたI信号およびQ信号をキャリア波形上に変調する(91)。次に、アナログ回路46は、変調されたキャリア波形を、強調包絡線を用いて(例えばI信号およびQ信号とともに変調されたキャリア波形に利得として強調包絡線信号を適用することによって)伸張する(92)。
多くの例が記述された。特に、送信信号のI成分およびQ成分の直線変調における圧縮技術が記述されている。本技術は無線通信装置において実現され、消費電力を低減し、恐らく、特に高電力レベルにおける効率的な信号変調に必要とされる要素を簡素化し得る。特に、本技術は信号変調のためのアナログ処理を容易にするのに必要なダイナミック・レンジを著しく縮小することができる。本明細書において記述されている技術の様々な側面はハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアまたはそのあらゆる組合せにおいて実行され得る。しかしながら、様々な修正が、次の請求項の範囲から外れることなく記述されている手法に対してなされ得る。従って、上に記述されている具体的な例および他の例は、次の請求項の範囲内にある。

Claims (47)

  1. 送信信号の同相(I)成分および直交位相(Q)成分を圧縮し、I成分およびQ成分に基づいて強調包絡線を生成するプロセッサと、
    前記圧縮されたI成分およびQ成分を圧縮されたI信号およびQ信号に変換し、前記強調包絡線を強調包絡線信号に変換する1つ以上のディジタル・アナログ変換器(DAC)と、
    前記圧縮されたI信号およびQ信号をキャリア波形上に変調し、前記変調されたキャリア波形を前記強調包絡線信号に基づいて伸張する変調器と、
    を具備する無線通信装置(WCD)。
  2. 前記プロセッサがI成分およびQ成分を生成するI/Q生成器と、前記I成分およびQ成分を圧縮し、前記I成分およびQ成分に基づいて前記強調包絡線を生成する圧縮ユニットと、を含んでいる、
    請求項1のWCD。
  3. 前記プロセッサが、I成分およびQ成分と関連する電力が閾値を越えているかを判断し、前記電力が前記閾値を越えている場合に限り前記I成分およびQ成分を圧縮する、
    請求項1のWCD。
  4. 前記I成分およびQ成分と関連する電力が前記閾値を越えていない場合、
    前記DACが前記I成分およびQ成分をI信号およびQ信号に変換し、
    前記変調器が前記I信号およびQ信号をキャリア波形上に変調する、
    請求項1のWCD。
  5. 前記変調器が前記強調包絡線信号を利得として適用して前記変調されたキャリア波形を伸張する電力増幅器を含んでいる、
    請求項1のWCD。
  6. 前記変調器が前記圧縮されたI信号およびQ信号を前記キャリア波形上に変調するミキサ・ユニットを含んでいる、
    請求項1のWCD。
  7. 前記WCDがアンテナによって前記変調されたキャリア波形を送信する送受切換器を含んでいる、
    請求項6のWCD。
  8. 前記プロセッサが、実質的に、圧縮アルゴリズム
    F(x) = sign(x) begin{cases} {A |x| over 1 + ln(A)}, & |x| < {1 over A} frac{1+ ln(A |x|)}{1 + ln(A)}, & {1 over A} leq |x| leq 1 end{cases}
    ここで、xはI入力またはQ入力を表わし、Aは圧縮パラメータであり、leqは以下関数
    に従って前記I成分およびQ成分を圧縮する、
    請求項1のWCD。
  9. Figure 2010524343
  10. 前記プロセッサが、実質的に、圧縮アルゴリズム
    F(x) = sign(x) frac{ln(1+ μ |x|)}{ln(1+ μ)} -1 leq x leq 1
    ここで、xはI入力またはQ入力を表わし、μ=2^nであり、n=I成分またはQ成分の各ビット数
    に従ってI成分およびQ成分を圧縮する、
    請求項1のWCD。
  11. Figure 2010524343
  12. 前記強調包絡線信号が周期的波形を具備する、
    請求項1のWCD。
  13. 送信信号の同相(I)成分および直交位相(Q)成分を圧縮し、I成分およびQ成分に基づいて強調包絡線を生成するプロセッサと、
    前記圧縮されたI成分およびQ成分を圧縮されたI信号およびQ信号に変換し、前記強調包絡線を強調包絡線信号に変換する1つ以上のディジタル・アナログ変換器(DAC)と、
    前記圧縮されたI信号およびQ信号をキャリア波形上に変調し、前記変調されたキャリア波形を前記強調包絡線信号に基づいて伸張する変調器と、
    を具備する無線通信装置(wireless communication device)の機械(apparatus)。
  14. 前記プロセッサがI成分およびQ成分を生成するI/Q生成器と、前記I成分およびQ成分を圧縮し、前記I成分およびQ成分に基づいて前記強調包絡線を生成する圧縮ユニットと、を含んでいる、
    請求項13の機械。
  15. 前記プロセッサが、I成分およびQ成分と関連する電力が閾値を越えているかを判断し、前記電力が前記閾値を越えている場合に限り前記I成分およびQ成分を圧縮する、
    請求項13の機械。
  16. 前記I成分およびQ成分と関連する電力が前記閾値を越えていない場合、
    前記DACが前記I成分およびQ成分をI信号およびQ信号に変換し、
    前記変調器が前記I信号およびQ信号をキャリア波形上に変調する、
    請求項13の機械。
  17. 前記変調器が前記強調包絡線信号を利得として適用して前記変調されたキャリア波形を伸張する電力増幅器を含んでいる、
    請求項13の機械。
  18. 前記変調器が前記圧縮されたI信号およびQ信号を前記キャリア波形上に変調するミキサ・ユニットを含んでいる、
    請求項13の機械。
  19. 前記プロセッサが、実質的に、圧縮アルゴリズム
    F(x) = sign(x) begin{cases} {A |x| over 1 + ln(A)}, & |x| < {1 over A} frac{1+ ln(A |x|)}{1 + ln(A)}, & {1 over A} leq |x| leq 1 end{cases}
    ここで、xはI入力またはQ入力を表わし、Aは圧縮パラメータであり、leqは以下関数
    に従って前記I成分およびQ成分を圧縮する、
    請求項13の機械。
  20. Figure 2010524343
  21. 前記プロセッサが、実質的に、圧縮アルゴリズム
    F(x) = sign(x) frac{ln(1+ μ |x|)}{ln(1+ μ)} -1 leq x leq 1
    ここで、xはI入力またはQ入力を表わし、μ=2^nであり、n=I成分またはQ成分の各ビット数
    に従ってI成分およびQ成分を圧縮する、
    請求項13の機械。
  22. Figure 2010524343
  23. 前記強調包絡線信号が周期的波形を具備する、
    請求項13の機械。
  24. 送信信号の同相(I)成分および直交位相(Q)成分を圧縮する手段と、
    前記I成分およびQ成分に基づいて強調包絡線を生成する手段と、
    前記圧縮されたI成分およびQ成分を圧縮されたI信号およびQ信号に変換する手段と、
    前記強調包絡線を強調包絡線信号に変換する手段と、
    前記圧縮されたI信号およびQ信号をキャリア波形上に変調する手段と、
    前記変調されたキャリア波形を前記強調包絡線信号を用いて伸張する手段と、
    を具備する装置。
  25. 前記I成分およびQ成分を生成する手段をさらに具備する、
    請求項24の装置。
  26. I成分およびQ成分と関連する電力が閾値を越えているかを判断する手段をさらに具備し、前記電力が前記閾値を超えている場合に限り前記I成分およびQ成分の圧縮が生じる、請求項24の装置。
  27. 前記I成分およびQ成分と関連する前記電力が前記閾値を越えていない場合、
    前記圧縮されたI成分およびQ成分を変換する手段が、前記I成分およびQ成分をI信号およびQ信号に変換し、
    前記圧縮されたI信号およびQ信号を処理する手段が、前記I信号およびQ信号を処理する、
    請求項24の装置。
  28. 前記伸張する手段が、前記変調された波形に前記強調包絡線信号を利得として適用する電力増幅器を含んでいる、
    請求項24の装置。
  29. 前記変調する手段が、前記圧縮されたI信号およびQ信号をキャリア波形上に変調するミキサ・ユニットを含んでいる、請求項24の装置。
  30. 前記変調されたキャリア波形をアンテナによって送信する手段をさらに具備する、
    請求項29の装置。
  31. 前記圧縮する手段が、実質的に、圧縮アルゴリズム
    F(x) = sign(x) begin{cases} {A |x| over 1 + ln(A)}, & |x| < {1 over A} frac{1+ ln(A |x|)}{1 + ln(A)}, & {1 over A} leq |x| leq 1 end{cases}
    ここで、xはI入力またはQ入力を表わし、Aは圧縮パラメータであり、leqは以下関数
    に従って前記I成分およびQ成分を圧縮する、
    請求項24の装置。
  32. Figure 2010524343
  33. 前記圧縮する手段が、実質的に、圧縮アルゴリズム
    F(x) = sign(x) frac{ln(1+ μ |x|)}{ln(1+ μ)} -1 leq x leq 1
    ここで、xはI入力またはQ入力を表わし、μ=2^nであり、n=I成分またはQ成分の各ビット数
    に従って前記I成分およびQ成分を圧縮する、
    請求項24の装置。
  34. Figure 2010524343
  35. 前記強調包絡線信号が周期的波形を具備する、請求項24の装置。
  36. 送信信号の同相(I)成分および直交位相(Q)成分を圧縮し、
    前記I成分およびQ成分に基づいて強調包絡線を生成し、
    前記圧縮されたI成分およびQ成分を圧縮されたI信号およびQ信号に変換し、
    前記強調包絡線を強調包絡線信号に変換し、
    前記圧縮されたI信号およびQ信号をキャリア波形上に変調し、
    前記変調されたキャリア波形を前記強調包絡線信号を用いて伸張する、
    ことを具備する方法。
  37. 前記I成分およびQ成分を生成することをさらに具備する、
    請求項35の方法。
  38. I成分およびQ成分と関連する電力が閾値を越えているかを判断することをさらに具備し、前記電力が前記閾値を超えている場合に限り前記I成分およびQ成分の圧縮が生じる、請求項35の方法。
  39. 前記I成分およびQ成分と関連する前記電力が前記閾値を越えていない場合、
    前記I成分およびQ成分をI信号およびQ信号に変換し、
    前記I信号およびQ信号を変調する、
    請求項35の方法。
  40. 電力増幅器が、前記変調された波形に前記強調包絡線信号を利得として適用する
    請求項35の方法。
  41. ミキサ・ユニットが、前記圧縮されたI信号およびQ信号をキャリア波形上に変調する、
    請求項35の方法。
  42. 前記変調されたキャリア波形をアンテナによって送信することをさらに具備する、
    請求項40の方法。
  43. 前記I成分およびQ成分を圧縮することが、圧縮アルゴリズム
    F(x) = sign(x) begin{cases} {A |x| over 1 + ln(A)}, & |x| < {1 over A} frac{1+ ln(A |x|)}{1 + ln(A)}, & {1 over A} leq |x| leq 1 end{cases}
    ここで、xはI入力またはQ入力を表わし、Aは圧縮パラメータであり、leqは以下関数
    を実質的に適用することを具備する、
    請求項35の方法。
  44. Figure 2010524343
  45. 前記I成分およびQ成分を圧縮することが、圧縮アルゴリズム
    F(x) = sign(x) frac{ln(1+ μ |x|)}{ln(1+ μ)} -1 leq x leq 1
    ここで、xはI入力またはQ入力を表わし、μ=2^nであり、n=I成分またはQ成分の各ビット数
    を実質的に適用することを具備する、
    請求項35の方法。
  46. Figure 2010524343
  47. 前記強調包絡線信号が周期的波形を具備する、請求項35の方法。
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