JP2010522540A5 - - Google Patents

Claims (18)

1. Ｎ末端からＣ末端の方向で、
   （ｉ）第１のＦタンパク質ポリペプチドドメイン、
   （ｉｉ）Ｇタンパク質ポリペプチドドメイン、および
   （ｉｉｉ）第２のＦタンパク質ポリペプチドドメイン
   を含む、キメラ呼吸器合胞体ウイルス（ＲＳＶ）ポリペプチド。
2. 第１のＦタンパク質ポリペプチドドメイン（ｉ）がネイティブＦタンパク質ポリペプチドの残基２４〜残基１０７のアミノ酸配列を含む、請求項１に記載のキメラＲＳＶポリペプチド。
3. 第２のＦタンパク質ポリペプチドドメイン（ｉｉｉ）がネイティブＦタンパク質ポリペプチドの残基１６１〜残基５２４のアミノ酸配列を含む、請求項１から２のいずれかに記載のキメラＲＳＶポリペプチド。
4. シグナルペプチドをさらに含む、請求項１から３のいずれかに記載のキメラＲＳＶポリペプチド。
5. 天然に存在するＲＳＶ Ｆタンパク質中に存在するフューリン切断部位を排除する少なくとも１つのアミノ酸の欠失、付加または置換を含む、請求項１から４のいずれかに記載のキメラＲＳＶポリペプチド。
6. Ｇタンパク質ポリペプチドドメイン（ｉｉ）がネイティブＧタンパク質ポリペプチドの少なくとも１つの免疫優勢のＴ細胞エピトープを含む、請求項１から５のいずれかに記載のキメラＲＳＶポリペプチド。
7. 免疫優勢のＴ細胞エピトープがネイティブＧタンパク質ポリペプチドのアミノ酸残基１８３〜残基２０３を含む、請求項６に記載のキメラＲＳＶポリペプチド。
8. Ｇタンパク質の残基１９１でアスパラギンからアラニンへの置換（Ｎ１９１Ａ）を含む、請求項６または７に記載のキメラＲＳＶポリペプチド。
9. 前記請求項のいずれかに記載のキメラＲＳＶポリペプチドの多量体を含む組換えＲＳＶ抗原。
10. 請求項１から９のいずれかに記載のキメラＲＳＶポリペプチド、および担体または賦形剤を含む、免疫原性組成物。
11. アジュバントをさらに含む、請求項１０に記載の免疫原性組成物。
12. アジュバントがＴｈ１に偏らせるアジュバントである、請求項１１に記載の免疫原性組成物。
13. 医薬に使用するための、請求項１０から１２のいずれかに記載の免疫原性組成物。
14. ヒト対象に投与した後にＲＳＶの感染症の予防または減少に使用するための、請求項１０から１２のいずれかに記載の免疫原性組成物。
15. 請求項１から８のいずれかに記載のキメラポリペプチドをコードしているポリヌクレオチド配列を含む組換え核酸。
16. 請求項１５に記載の核酸を含む、宿主細胞。
17. ＲＳＶ感染症を処置する医薬品の調製における、請求項１から８のいずれかに記載のキメラＲＳＶポリペプチドまたは請求項９に記載の抗原の使用。
18. 医薬品を、ＲＳＶ感染症の予防的処置を目的として投与する、請求項１７のキメラＲＳＶポリペプチドまたは抗原の使用。