JP2010522153A5

JP2010522153A5 -

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Publication number: JP2010522153A5
Application number: JP2009554085A
Authority: JP
Filing date: 2008-03-20
Publication date: 2011-03-24

Claims

プロピコナゾールと共結晶形成化合物またはビフェニル誘導体との共結晶であって、該共結晶形成化合物は、ヒドロキシル（アルコール及びフェノールを含む）、ケトン、カルボン酸、アミド、第一アミン、第二アミン、第三アミン、ｓｐ２アミン、ジアゾ、Ｎ−複素環式環、ピリミジンまたはピリジンから選択される少なくとも１つの官能基を有する共結晶形成化合物であるか、または該ビフェニル誘導体は、一もしくは両方のフェニル環のオルト、メタもしくはパラ位の少なくとも１つが独立に−ＯＨ，−ＲＯＨ，−Ｃ（Ｏ）Ｈ，−Ｃ（Ｏ）Ｒ’，−ＣＯＯＨ，−ＲＣＯＯＨ，−ＮＨ_２，−ＲＮＨ_２，−ＮＨＲ’，−ＲＮＨＲ’，−ＮＲ’_２，−ＲＮＲ’_２，−ＮＨＯＲ’，−ＲＮＨＯＲ’（式中、Ｒはアルキレン基またはアシル基（−Ｃ（Ｏ）Ｒ’’−）であり、Ｒ’はアルキル基であり、そしてＲ’’はアルキレン基である）から選択される適当な水素結合官能基で置換されたビフェニル誘導体である、共結晶。
プロピコナゾールとビフェニル誘導体を含み、該ビフェニル誘導体の一または両方のフェニル環のオルト、メタまたはパラ位の少なくとも１つは独立に−ＯＨ，−ＲＯＨ，−Ｃ（Ｏ）Ｈ，−Ｃ（Ｏ）Ｒ，−ＣＯＯＨ，−ＲＣＯＯＨ，−ＮＨ_２，−ＲＮＨ_２，−ＮＨＲ，−ＲＮＨＲ，−ＮＲ_２，−ＲＮＲ_２，−ＮＨＯＲ’，−ＲＮＨＯＲ’（式中、Ｒはアルキレン基または−Ｃ（Ｏ）Ｒ’’であり、Ｒ’はアルキル基であり、そしてＲ’’はアルキレン基である）から選択される適当な水素結合官能基で置換された、共結晶。
該水素結合官能基は−ＯＨ，−ＲＯＨ，−ＣＯＯＨ，−ＲＣＯＯＨ，−ＮＨ_２，−ＲＮＨ_２，−ＮＨＲ’およびＲＮＨＲ’’から選択される、請求項２に記載の共結晶。
該共結晶形成化合物は１，９−ノナンジオール、２，３，５，６−テトラヒドロキシベンゾキノン、１５−ヒドロキシペンタデカン酸、５−ヒドロキシ−２−メチルピリジン、２−ヒドロキシ−６−メチルピリジン、ニコチンアミド、イソニコチンアミド、４−（３Ｈ）−ピリミジノン、メチルヒドラジノカルボキシレート、４，４’−ジヒドロキシビフェニルまたは４，４−ジヒドロキシシクロヘキシリジンビスフェノールを含む群から選択される、請求項１に記載の共結晶。
該共結晶形成化合物は２，３，５，６−テトラヒドロキシベンゾキノンである、請求項４に記載の共結晶。
該共結晶形成化合物は５−ヒドロキシ−２−メチルピリジンである、請求項４に記載の共結晶。
該共結晶形成化合物はニコチンアミドである、請求項４に記載の共結晶。
該共結晶形成化合物はイソニコチンアミドである、請求項４に記載の共結晶。
該共結晶形成化合物は４，４’−ジヒドロキシビフェニルである、請求項４に記載の共結晶。
該共結晶形成化合物は４，４−ジヒドロキシシクロヘキシリジンビスフェノールである、請求項１に記載の共結晶。
ａ）プロピコナゾールと共結晶形成化合物を粉砕するか、プロピコナゾール及び／又は共結晶形成化合物を加熱するか、又は溶液中でプロピコナゾールを共結晶形成化合物と固相を形成するように結晶化条件の下に接触させ；
ｂ）プロピコナゾールと該共結晶形成化合物を含む共結晶を単離すること
を含む、請求項１〜１０のいずれか１項に記載の共結晶を調製する方法。
請求項１〜１０のいずれか１項に記載の共結晶を含む殺カビ剤組成物。
農薬組成物である、請求項１２に記載の組成物。
請求項１３に記載の殺カビ有効量の農業用組成物で植物を処理することを含む、植物のカビ感染を防止／抑制する方法。
請求項１３に記載の組成物を含む農薬配合物であって、懸濁濃厚物である農薬配合物。
請求項１２に記載の組成物で工業資材を処理することを含む、工業資材のカビ襲撃からの保護方法。