JP2010520145A - 水素を貯蔵する方法及びユニット - Google Patents
水素を貯蔵する方法及びユニット Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010520145A JP2010520145A JP2009552257A JP2009552257A JP2010520145A JP 2010520145 A JP2010520145 A JP 2010520145A JP 2009552257 A JP2009552257 A JP 2009552257A JP 2009552257 A JP2009552257 A JP 2009552257A JP 2010520145 A JP2010520145 A JP 2010520145A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cathode
- hydrogen
- unit
- ion
- anode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01B—NON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
- C01B3/00—Hydrogen; Gaseous mixtures containing hydrogen; Separation of hydrogen from mixtures containing it; Purification of hydrogen
- C01B3/0005—Reversible uptake of hydrogen by an appropriate medium, i.e. based on physical or chemical sorption phenomena or on reversible chemical reactions, e.g. for hydrogen storage purposes ; Reversible gettering of hydrogen; Reversible uptake of hydrogen by electrodes
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/32—Hydrogen storage
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/10—Process efficiency
- Y02P20/133—Renewable energy sources, e.g. sunlight
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)
- Hydrogen, Water And Hydrids (AREA)
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
- Fuel Cell (AREA)
Abstract
【解決手段】本発明は、水素を貯蔵し、水素を生成するための方法に関するものであり、この方法においては、水素を貯蔵するために、カチオン・ドナー、特にH+イオン・ドナーと、アノード(20)と、原子状及び/又は分子状水素を貯蔵することができるカソード(22)と、カソードとカチオン・ドナーの間の、非導電性且つイオン伝導性の材料を有するイオン透過性の仕切り壁(21)と、を有するユニット(2)が、少なくともカソードと非導電性材料の界面における原子状及び/又は分子状水素の形成、及び、少なくともカソード内における水素の貯蔵、を可能にする電場に曝され、そして、気体水素を回収するために、カソードが加熱され及び/又は減圧下に置かれる。
【選択図】図6
Description
カチオン・ドナー、具体的にはH+イオンのドナーと、
アノードと、
原子状及び/又は分子状水素を貯蔵することができるカソードと、
カソードとカチオン・ドナーの間の、非導電性且つイオン伝導性の材料を含むイオン透過性の仕切り壁と、
を備えるユニットが、少なくともカソードと非導電性材料の界面における原子状及び/又は分子状水素の形成、並びに、少なくともカソード内における水素の貯蔵を可能にする電場に曝され、そして、水素ガスを回収するために、カソードが加熱され、及び/又は真空下に置かれる。
貯蔵は、カソードの劣化を生じることなく行うことができる。
カソードは、5重量%未満の水を含んでもよい。
アノードは、非導電性材料と接触してもよい。
ポリマー、例えばPVAは、窒化ホウ素内に存在する孔を塞ぐのに用いることができる。ポリマーの添加は、真空下で行って、ポリマーが窒化ホウ素の孔に吸い込まれるようにすることができる。
窒化ホウ素の結晶粒を液体形態のポリマー・バインダと混合し、この混合物を基材の上に注ぎ、次いで、バインダのか焼を引き起すのに十分な温度、例えば、600°C又は700°C近辺の温度で加熱して、窒化ホウ素の結晶粒が基材上で互いに浸透するようにする。
基材は、例えば、ナイロン(登録商標)、ポリエチルエーテルケトン、ポリエチレンテトラフルオロエチレン、ポリエチレン・テレフタレート、又はポリエステルから製造された目の細かい布を含むことができる。
窒化ホウ素の「活性化」という用語は、窒化ホウ素中のプロトン伝導の促進を可能にするプロセスを意味するものと理解されたい。
窒化ホウ素は、例えば、酸性溶液中で電場に曝すことによって活性化させることができる。
窒化ホウ素はまた、水酸化ナトリウム溶液中で電場を印加し又は印加せずに活性化させることができる。
窒化ホウ素は、バインダ、例えばポリマーに挿入する前に、粉末形態で活性化させることができ、さもなければ、このバインダに挿入した後で、例えば、用いるバインダの機能として活性化させることができる。
焼結する場合には、焼結の際に破壊される危険を避けるために、プロセスの最後に活性化を実施することができる。
イオン透過性の仕切り壁は、カソードを、特に少なくともアノードの方向を向いた面において、少なくとも部分的に、より好ましくは全体的に覆うことができる。
さらに、非導電性材料を気体水素に対して不透過性にして、気体水素の回収中に、カチオン・ドナーの方向にではなく気体水素出口への水素の排出をより容易にすることが好ましい。
カチオン・ドナーは、上述の液体、又は、一変形として、固体、気体、又はプラズマの形態とすることができる。
加熱は、電解質を排出した後で行うことができ、この排出は再充填デバイスに対して行うことが可能である。一変形として、カチオン・ドナーは、水素の放出を目的とする加熱のためには排出されない。
ユニット内で生成された原子状及び/又は分子状水素はカソード内のみに貯蔵することができ、又は、一変形として、カソード内及び非導電性材料内の両方に貯蔵することができる。
カソードを離れた気体水素は、燃料電池内で及び/又は燃料又は反応物として用いるために、収集することができる。
アノードと、
原子状及び/又は分子状水素を貯蔵することができるカソードと、
カチオン・ドナー、特にH+イオンのドナーと、
カソードとカチオン・ドナーの間の、非導電性且つイオン伝導性の材料を含む、イオン透過性の仕切り壁と、
随意的にカソードを加熱するための部材と、
アノード及びカソードに電力供給して、これらの間に、少なくともカソード内での原子状及び/又は分子状水素の形成と、その水素の少なくともカソード内での貯蔵と、を可能にする電場を生成することを可能にする電気コネクタと、
を備え、
少なくともカソードの加熱中にカソードによって放出される気体水素を収集するように配置され、
そのように放出された気体水素をユニットの外部に導くことを可能にする流体コネクタをさらに備える、
ことを特徴とするユニットである。
水素の貯蔵及び回収のためのユニットのアノードは、多孔性及び/又は孔を開けてオリフィスを有するようにすることができ、例えば、網目形態に、又は、金属発泡体若しくは金属化発泡体の形態に作成される。
加熱部材は、例えば、30°C又はそれ以上、より良好には50℃又はそれ以上、例えば70°Cと350°Cの間の温度にユニットを加熱することを可能にすることができる。
加熱部材は電気抵抗素子を含むことができ、この抵抗素子は少なくとも部分的に、カソードの中に、又はそれに接触する要素、例えば、非導電性且つイオン伝導性の材料にカソードを押し付けてカソードの体積変化を補償することを可能にする弾性的に変形可能な部材の中に、配置することができる。
加熱部材が少なくとも部分的にカソードの中に配置されるとき、加熱部材は、例えば、カソードを貫通して延び且つカソードから絶縁された、抵抗線を含むことができる。
本ユニットは、イオン透過性仕切り壁の非導電性材料に向き合うカソードの側面に、カソードをこの非導電性材料に押し付けるように配置された弾性的変形可能な部材を備えることができる。このような弾性的変形可能な部材は、弾性的に変形して、例えば、水素の蓄積によってカソードが膨張したときに、カソードの体積変化を補償することができる。
その内部空間は、例えば弾性スリーブの形態で存在する、弾性的変形可能な部材を収容することができる。
この内部空間はまた、例えば、加熱部材及び/又は温度センサを収容することができる。
本ユニットは、放出された気体水素をユニットの外部に運ぶことを可能にする水素出口カップリングを備えることができる。
これらの充填及び/又は排出用コネクタ及び水素出口コネクタには、例えば、Oリングのような適切なシール・システムを装備することができる。
この再充填デバイスは、幾つかのユニットを同時に又は連続的に再充填することを可能にする幾つかの筐体を備えることができる。
再充填デバイスは、充填をモニタし、ある特定の条件が達成されたときに充填を中断するように構成することができる。
再充填デバイスは、特定の圧力値から開始する電力供給切断を行うように構成することができる。
燃料電池は、適切な場合には、水素を生成及び貯蔵するためのユニットと外囲容器を共有することができる。
そのような場合、水素の放出は、貯蔵ユニット及び燃料電池を収容する外囲容器から出ることなく、燃料電池に向けて行われる。
一変形において、再充填デバイス3は、単一の筐体4を備える。
図4に示すように、組立体10は、組立体10が導入された電気器具に燃料電池が電力供給できるようにする電気コネクタ11を備えることができる。
このユニット2は、一端にカバー16を有する外囲容器15を備える。言うまでもなく、本発明は、1つの特定の形態の外囲容器15に限定されず、外囲容器15は、適切な場合には一体型形態とすることができる。
外囲容器15は、当該の実施例において、交換面の表面積を増すように有利に穿孔されたアノード20と、非導電性且つイオン伝導性の材料を含むイオン透過性の仕切り壁21と、水素の貯蔵を可能にする材料から作成されたカソード22と、弾性戻り部材24と、を収容する。
仕切り壁21は、例えば、カバー16に対向する面でベースによりシールされた管状の形状を有する。
仕切り壁21の非導電性材料は、電場の下で、電解質に接触した状態で数時間放置することにより、電解質によって活性化させた六方晶窒化ホウ素を含むことができる。
仕切り壁21及び戻り部材24はそれらの間に、カソード22が液体又は粉末であるときに、カソード22を捕捉することができる。
戻り部材24は、カソード22を仕切り壁21に押し付けて、カソード22が膨張しても両者の間の接触を確実にすることを可能にする。
ユニット2はまた、あらゆる過熱を防止するため、及び/又は、カソード22の加熱の調節により放出される水素の流量を制御するための、図6に非常に概略的に示した、温度センサ26を備えることができる。
電解質の循環は、オリフィス14により、ユニットを通して行うことができる。循環する電解質は、アノード20及び仕切り壁21に接触する。
こうして生成された原子状及び/又は分子状水素は、直接カソード22の中に貯蔵され、随意的に、特許文献1に従って生成された場合には仕切り壁21の中に貯蔵される。
H3O+→H2O+H+
によるH3O+イオンの分解を起すのに十分でなければならない。この反応は、電解質内に存在することが好ましい水を消費する。
水素の生成中に形成された気体酸素は、ユニット内に配置された対応する出口において回収して貯蔵又は直接に使用するか、さもなければ大気中に放出することができる。
カソードを加熱する前に、電解質が排出してユニットを空にすることが好ましい。この排出は、例えば、再充填デバイスに対して実施することができる。
抽出される水素の流量は、例えば、カソードの加熱温度を操作することにより、制御することができる。
図7に示す一変形において、加熱部材25はカソード22の内部に配置される。
この図7にはさらに、イオン透過性の仕切り壁21によって支持されるアノード20の選択肢が示される。
支持層21aは、例えば、多孔質セラミックで構成することができる。
支持層21aの存在は、層21bの支持機能をもたらして、層21bの厚さを減少させることを可能にすることができる。
層21aはまた、アノード20を支持することにより、より低い機械強度を有するアノード20の使用を可能にすることができる。
用いたアノードは黒鉛製である。仕切り壁21は、50Vの電圧下で電解質に接触させた状態で3時間放置することにより活性化させた六方晶窒化ホウ素から成る。仕切り壁21は、例えば、1mmの厚さを有する棒を機械加工することにより作成される。電解質は、5Mの硫酸である。カソード22は、NiMHバッテリに用いられる、粉末LaNi5をベースとするものである。
本ユニットは、異なる形状及びサイズで、また他の材料を用いて作成することができる。適切な場合には、アノード及びカソードを交互嵌合型にすることができる。本ユニットは、各々がカソード及びアノードを備えた幾つかの生成及び貯蔵セルを備えることができる。電解質は、内部に配置してアノード、イオン透過性仕切り壁、及びカソードによって囲まれるようにすることができ、従ってカソードはアノードに対して外側にあり、それ自体は弾性的変形可能な部材によって囲まれるようにすることができる。
2:ユニット
3:再充填デバイス
4:筐体
5:リザーバ
6:燃料電池
10:組立体
11:電気コネクタ
14:オリフィス
15:外囲容器
16:カバー
20:アノード
21:仕切り壁
21a:支持層
21b:層
22:カソード
24:弾性戻り部材
25:加熱部材
26:温度センサ
27:オリフィス
40:電解質
Claims (29)
- 水素を貯蔵及び生成する方法であって、
カチオン・ドナー、特にH+イオンのドナーと、
アノード(20)と、
原子状及び/又は分子状水素を貯蔵することができるカソード(22)と、
前記カソードと前記カチオン・ドナーの間の、非導電性且つイオン伝導性の材料を備えたイオン透過性の仕切り壁(21)と、
を備えるユニット(2)が、水素を貯蔵するために、前記カソードと前記非導電性材料の少なくとも界面における原子状及び/又は分子状水素の形成、及び、少なくとも前記カソード内における前記水素の貯蔵、を可能にする電場に曝され、
気体水素ガスを回収するために、前記カソードが加熱され、及び/又は真空下に置かれる、
ことを特徴とする方法。 - 前記イオン透過性の仕切り壁(21)は生成される水素の質量の5%未満の透水性を有することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 前記カソードは5重量%未満の水を含むことを特徴とする、請求項2に記載の方法。
- 前記イオン透過性の仕切り壁(21)はゼロの透水性を有することを特徴とする、前記請求項のいずれか1項に記載の方法。
- 前記カソードは、金属間化合物、特に、AB5型(A及びBは金属である)、例えばLaNi5、溶岩相(Zr、Ti)、(Mn、V、Cr、Ni)2、例えばZrMn2又はTiMn2、Mg、TiFe、Mg2Ni、バナジウムベースの体心立方固溶体、BaReH9(水素化状態に対応する化学式)、Mg2FeH6(水素化状態に対応する化学式)、NaAlH4(水素化状態に対応する化学式)、LiBH4(水素化状態に対応する化学式)、及び、それらの全ての化合物及び誘導体、又はそれらの合金、のリストから選択された金属間化合物を含むことを特徴とする、前記請求項のいずれか1項に記載の方法。
- 前記非導電性材料はセラミックを含み、特に六方晶窒化ホウ素、さらに望ましくは酸性溶液により電場の下で活性化された窒化ホウ素、窒化リチウム、イオン伝導性ポリマー、ホウ酸を含むことを特徴とする、前記請求項のいずれか1項に記載の方法。
- 前記イオン透過性の仕切り壁(21)は、異なる材料の1つ又はそれ以上の層を備え、これらの層のうちの少なくとも1つはカチオン伝導機能を果たすことを特徴とする、前記請求項のいずれか1項に記載の方法。
- 前記仕切り壁(21)は、前記カチオン伝導機能を有する層と前記電解質の間の、支持機能を有する多孔層を備えることを特徴とする、前記請求項のいずれか1項に記載の方法。
- 前記カチオン・ドナーは酸性水溶液であることを特徴とする、前記請求項のいずれか1項に記載の方法。
- 前記カチオン・ドナーは前記ユニット内を循環させられることを特徴とする、前記請求項のいずれか1項に記載の方法。
- 水素の前記生成中に前記アノードと前記カソードの間に印加される電圧は1Vと300Vと間、より望ましくは1.24Vと200Vの間、好ましくは1.24Vと4Vの間にあることを特徴とする、前記請求項のいずれか1項に記載の方法。
- 前記カソードは、気体水素を生成するために、30°Cを超える温度、特に70°Cと350°Cの間の温度で加熱されることを特徴とする、前記請求項のいずれか1項に記載の方法。
- 前記加熱は電流の循環中のジュール効果によって引き起されることを特徴とする、請求項12に記載の方法。
- 前記加熱は前記電解質の排出後に行われることを特徴とする、請求項12に記載の方法。
- 前記ユニットは、水素の生成及び貯蔵の段階で、前記貯蔵を向上させるために、水素の放電を生じる温度より低い温度で加熱されることを特徴とする、請求項12に記載の方法。
- 前記原子状及び/又は分子状水素はまた、非導電性且つイオン伝導性の材料中に貯蔵されることを特徴とする、前記請求項のいずれか1項に記載の方法。
- 水素の貯蔵及び回収のためのユニット(2)であって、
アノード(20)と、
原子状及び/又は分子状水素を貯蔵することができるカソード(22)と、
カチオン・ドナー、特にH+イオンのドナーと、
前記カソードと前記カチオン・ドナーの間の、非導電性且つイオン伝導性の材料を含む、イオン透過性の仕切り壁(21)と、
随意的に、前記カソードを加熱するための部材(25)と、
前記アノード及び前記カソードに電力供給し、前記アノードと前記カソードの間に、少なくとも前記カソード内における原子状及び/又は分子状水素の形成と、少なくとも前記カソード内における前記水素の貯蔵と、を可能にする電場を生成することを可能にする電気コネクタと、
を備え、
少なくとも前記カソードの加熱中に該カソードによって放出される気体水素を収集するように構成され、
前記放出された気体水素を前記ユニットの外部に導くことを可能にする流体コネクタをさらに備える、
ことを特徴とするユニット。 - 前記加熱の手段は、電気抵抗素子を含むことを特徴とする、請求項17に記載のユニット。
- 前記カソードの温度を調節するためのデバイス(26)をさらに備えることを特徴とする、請求項17及び請求項18のいずれか1項に記載のユニット。
- 前記カソード(22)は金属間化合物を含むことを特徴とする、請求項17乃至請求項19のいずれか1項に記載のユニット。
- 前記非導電性材料は、セラミック、特にアモルファス・セラミックを含むことを特徴とする、請求項17乃至請求項20のいずれか1項に記載のユニット。
- 前記カチオン・ドナーは酸性水溶液であることを特徴とする、請求項17乃至請求項21のいずれか1項に記載のユニット。
- 前記カソードを前記非導電性且つイオン伝導性の材料に押し付けるための弾性戻り部材(24)を備えることを特徴とする、請求項17乃至請求項22のいずれか1項に記載のユニット。
- 前記カチオン・ドナーの充填及び/又は排出のためのコネクタを備えることを特徴とする、請求項17乃至請求項23のいずれか1項に記載のユニット。
- 前記貯蔵された気体水素の抽出を可能にするカップリングを備えることを特徴とする、請求項17乃至請求項24のいずれか1項に記載のユニット。
- 前記アノード(20)はイオン透過性の前記仕切り壁(21)により支持されることを特徴とする、請求項17乃至請求項25のいずれか1項に記載のユニット。
- 請求項17乃至請求項26のいずれか1項に記載の貯蔵ユニットから抽出された水素を燃料電池に供給することから成るステップを含むことを特徴とする、電気を生成する方法。
- 前記ユニット(2)を収容するための少なくとも1つの筐体(4)と、前記ユニットの前記電気コネクタに接続されて前記カソードと前記アノードの間に電場を生成するための少なくとも1つの電気コネクタと、を備えることを特徴とする、請求項17乃至請求項26のいずれか1項に記載のユニットを再充填するためのデバイス。
- 請求項17乃至請求項26のいずれか1項に記載の少なくとも1つの貯蔵ユニットを収容することを可能にする少なくとも1つの筐体を備えることを特徴とする電気器具、特に携帯電話又はラップトップ・コンピュータ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR0701614A FR2913417B1 (fr) | 2007-03-06 | 2007-03-06 | Procede et unite de stockage d'hydrogene |
PCT/FR2008/050379 WO2008129182A2 (fr) | 2007-03-06 | 2008-03-06 | Procede et unite de stockage d'hydrogene |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010520145A true JP2010520145A (ja) | 2010-06-10 |
Family
ID=38521174
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009552257A Pending JP2010520145A (ja) | 2007-03-06 | 2008-03-06 | 水素を貯蔵する方法及びユニット |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20100089767A1 (ja) |
EP (1) | EP2129621A2 (ja) |
JP (1) | JP2010520145A (ja) |
CN (1) | CN101679023A (ja) |
AU (1) | AU2008240532B2 (ja) |
CA (1) | CA2679788A1 (ja) |
FR (1) | FR2913417B1 (ja) |
WO (1) | WO2008129182A2 (ja) |
ZA (1) | ZA200906056B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014222077A (ja) * | 2013-05-13 | 2014-11-27 | トヨタ自動車株式会社 | 水素吸蔵装置 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2916906B1 (fr) | 2007-05-28 | 2009-10-02 | Ceram Hyd Soc Par Actions Simp | Membrane echangeuse protonique et cellule comportant une telle membrane |
FR2928492B1 (fr) | 2008-03-06 | 2011-10-21 | Ceram Hyd | Materiau pour un dispositif electrochimique. |
GB2578994B (en) * | 2017-07-11 | 2023-02-15 | Antonio Gomez Rodolfo | Advanced electrolytic storage and recovery of hydrogen |
CN110627019B (zh) * | 2019-09-26 | 2022-12-13 | 电子科技大学 | 一种含氢混合气体高温条件下氢同位素提取组件 |
CN113350983A (zh) * | 2020-03-06 | 2021-09-07 | 顾士平 | 电场极化气体吸附系统 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0446534A (ja) * | 1990-06-14 | 1992-02-17 | Takaoka Electric Mfg Co Ltd | 無停電電源装置 |
JPH07130381A (ja) * | 1993-11-05 | 1995-05-19 | Japan Storage Battery Co Ltd | 燃料電池 |
JPH1064567A (ja) * | 1996-06-14 | 1998-03-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 燃料電池用水素供給システム及び携帯用電気機器 |
JP2001338672A (ja) * | 2000-05-26 | 2001-12-07 | Shinko Pantec Co Ltd | 家庭用電力供給システム |
JP2003336798A (ja) * | 2002-05-17 | 2003-11-28 | Toyota Motor Corp | 水素吸蔵装置及び水素吸蔵方法 |
JP2004526278A (ja) * | 2001-01-09 | 2004-08-26 | イー.シー.アール.−エレクトロ−ケミカル リサーチ リミテッド | プロトンの選択的伝導性膜 |
WO2006003328A1 (fr) * | 2004-06-15 | 2006-01-12 | Nassar, Tarek | Systeme d’intrusion et de collision cation-electrons dans un materiau non-conducteur |
JP2006120346A (ja) * | 2004-10-19 | 2006-05-11 | Nissan Motor Co Ltd | 燃料電池システム |
Family Cites Families (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2650217C2 (de) * | 1976-11-02 | 1981-10-01 | Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München | Verfahren zur Erzeugung von Wasserstoff |
US4737249A (en) * | 1982-03-15 | 1988-04-12 | Inco Alloys International, Inc. | Electrolytic production of hydrogen |
US4795617A (en) * | 1984-01-16 | 1989-01-03 | Hare Louis R O | Electroluminescent chemical activation system |
US6638413B1 (en) * | 1989-10-10 | 2003-10-28 | Lectro Press, Inc. | Methods and apparatus for electrolysis of water |
US5205911A (en) * | 1990-11-13 | 1993-04-27 | Oxytech Systems, Inc. | Cathode restoration |
JPH04345763A (ja) * | 1991-05-22 | 1992-12-01 | Fuji Electric Co Ltd | リン酸型燃料電池のマトリックスおよびその製造方法 |
US5935727A (en) * | 1997-04-10 | 1999-08-10 | The Dow Chemical Company | Solid oxide fuel cells |
US6306358B1 (en) * | 1998-06-02 | 2001-10-23 | Osamu Yamamoto | Crystalline turbostratic boron nitride powder and method for producing same |
JP4428774B2 (ja) * | 1999-10-20 | 2010-03-10 | 株式会社豊田中央研究所 | 燃料電池電極の製造方法 |
CN1265490C (zh) * | 2001-01-19 | 2006-07-19 | 索尼公司 | 电极模块 |
US20020100682A1 (en) * | 2001-01-29 | 2002-08-01 | Kelley Ronald J. | Hydrogen recharging system for fuel cell hydride storage reservoir |
DE10125546B4 (de) * | 2001-05-23 | 2005-12-29 | Forschungszentrum Karlsruhe Gmbh | Verfahren zum reversiblen Speichern von gasförmigem Wasserstoff und Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens |
FR2850301B1 (fr) * | 2003-01-23 | 2007-10-19 | Commissariat Energie Atomique | Materiau hybride organique-inorganique comprenant une phase minerale mesoporeuse et une phase organique, membrane et pile a combustible |
AU2003903583A0 (en) * | 2003-07-10 | 2003-07-24 | Technological Resources Pty Ltd | Production and storage of hydrogen |
US20050072334A1 (en) * | 2003-10-07 | 2005-04-07 | Saint-Gobain Performance Plastics, Inc. | Thermal interface material |
JP4887600B2 (ja) * | 2003-11-10 | 2012-02-29 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料電池、その分解方法およびそのセパレータ |
US7510640B2 (en) * | 2004-02-18 | 2009-03-31 | General Motors Corporation | Method and apparatus for hydrogen generation |
EP1874679A4 (en) * | 2005-04-22 | 2011-11-16 | Angstrom Power Inc | HYDROGEN STORAGE COMPOSITE MATERIALS AND RELATED METHODS |
JP2007188777A (ja) * | 2006-01-13 | 2007-07-26 | Sony Corp | セパレータおよび非水電解質電池 |
FR2916906B1 (fr) * | 2007-05-28 | 2009-10-02 | Ceram Hyd Soc Par Actions Simp | Membrane echangeuse protonique et cellule comportant une telle membrane |
FR2928492B1 (fr) * | 2008-03-06 | 2011-10-21 | Ceram Hyd | Materiau pour un dispositif electrochimique. |
-
2007
- 2007-03-06 FR FR0701614A patent/FR2913417B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
2008
- 2008-03-06 CA CA002679788A patent/CA2679788A1/fr not_active Abandoned
- 2008-03-06 US US12/529,292 patent/US20100089767A1/en not_active Abandoned
- 2008-03-06 WO PCT/FR2008/050379 patent/WO2008129182A2/fr active Application Filing
- 2008-03-06 EP EP08775682A patent/EP2129621A2/fr not_active Withdrawn
- 2008-03-06 CN CN200880007177A patent/CN101679023A/zh active Pending
- 2008-03-06 AU AU2008240532A patent/AU2008240532B2/en not_active Ceased
- 2008-03-06 JP JP2009552257A patent/JP2010520145A/ja active Pending
-
2009
- 2009-09-01 ZA ZA2009/06056A patent/ZA200906056B/en unknown
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0446534A (ja) * | 1990-06-14 | 1992-02-17 | Takaoka Electric Mfg Co Ltd | 無停電電源装置 |
JPH07130381A (ja) * | 1993-11-05 | 1995-05-19 | Japan Storage Battery Co Ltd | 燃料電池 |
JPH1064567A (ja) * | 1996-06-14 | 1998-03-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 燃料電池用水素供給システム及び携帯用電気機器 |
JP2001338672A (ja) * | 2000-05-26 | 2001-12-07 | Shinko Pantec Co Ltd | 家庭用電力供給システム |
JP2004526278A (ja) * | 2001-01-09 | 2004-08-26 | イー.シー.アール.−エレクトロ−ケミカル リサーチ リミテッド | プロトンの選択的伝導性膜 |
JP2003336798A (ja) * | 2002-05-17 | 2003-11-28 | Toyota Motor Corp | 水素吸蔵装置及び水素吸蔵方法 |
WO2006003328A1 (fr) * | 2004-06-15 | 2006-01-12 | Nassar, Tarek | Systeme d’intrusion et de collision cation-electrons dans un materiau non-conducteur |
JP2006120346A (ja) * | 2004-10-19 | 2006-05-11 | Nissan Motor Co Ltd | 燃料電池システム |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014222077A (ja) * | 2013-05-13 | 2014-11-27 | トヨタ自動車株式会社 | 水素吸蔵装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20100089767A1 (en) | 2010-04-15 |
CA2679788A1 (fr) | 2008-10-30 |
AU2008240532B2 (en) | 2013-01-10 |
AU2008240532A1 (en) | 2008-10-30 |
FR2913417B1 (fr) | 2009-11-20 |
ZA200906056B (en) | 2010-11-24 |
FR2913417A1 (fr) | 2008-09-12 |
CN101679023A (zh) | 2010-03-24 |
WO2008129182A2 (fr) | 2008-10-30 |
EP2129621A2 (fr) | 2009-12-09 |
WO2008129182A3 (fr) | 2009-03-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
ES2792910T3 (es) | Anodo generador de oxígeno | |
US7306862B2 (en) | Removable storage method for hydrogen and hydrogen reservoir | |
US7638216B2 (en) | Fuel cell apparatus and associated method | |
US9276278B2 (en) | Hydrogen producing fuel cartridge | |
JP2010520145A (ja) | 水素を貯蔵する方法及びユニット | |
JPWO2008015844A1 (ja) | 発電装置 | |
US20070141464A1 (en) | Porous metal hydride electrode | |
WO2007078689A1 (en) | Cylindrical metal-air-cell comprising a central electrolyte reservoir | |
JP6089188B2 (ja) | 第3電極を備えた水素製造装置および水素製造方法 | |
CN108054474B (zh) | 混合燃料电池 | |
JP2017112036A (ja) | 燃料電池 | |
Chen et al. | Combining catalysis and hydrogen storage in direct borohydride fuel cells: towards more efficient energy utilization | |
CA2760672C (en) | Fuel cell device and method of operating the same | |
JP2010174324A (ja) | 水素吸蔵装置及びその水素吸蔵電極を利用した電池 | |
CN101565166A (zh) | 用于产生氢气的装置以及具有该装置的燃料电池发电系统 | |
US9269975B2 (en) | Hydrogen producing fuel cartridge | |
JP6904611B2 (ja) | 電気エネルギー生成用の充電式電気化学デバイス | |
US20080145723A1 (en) | Rechargeable fuel cell and method | |
KR20090114559A (ko) | 화학적 수소화물을 이용한 수소발생장치 | |
JP5142176B2 (ja) | 固体高分子型燃料電池システム | |
KR20090114558A (ko) | 화학적 수소화물을 이용한 수소발생장치 | |
US20110003225A1 (en) | Recharging valve for a fuel cell |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110216 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130213 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130218 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20130520 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20130527 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20130617 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20130624 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20131028 |