JP2010517596A - カプセル型医療装置および体腔内観察方法 - Google Patents

カプセル型医療装置および体腔内観察方法 Download PDF

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Abstract

カプセル本体と、制御部材と、観察部材とを備えるカプセル型医療装置を提供する。カプセル本体は、被検体の管腔内に導入される。制御部材は、管腔内に導入された流体の流れによって該管腔内でのカプセル本体の動きを制御する。観察部材は、カプセル本体の内部に固定配置されて、該カプセル本体の動きに応じて流体の流れの方向および流れの方向とは異なる方向を観察する。

Description

本発明は、被検体に導入された水などの流体とともに管腔内を移動して管腔内を観察するカプセル型内視鏡等のカプセル型医療装置および体腔内観察方法に関する。
近年、内視鏡の分野では、撮像機能と無線通信機能とが装備されたカプセル型内視鏡が登場している。このカプセル型内視鏡は、観察(検査)のために被検体である被検者の口から飲み込まれた後、被検者の生体から自然排出されるまでの観察期間、例えば食道、胃、小腸などの臓器の内部(管腔内)をその蠕動運動に伴って移動し、撮像機能を用いて順次撮像する構成を有する。
ここで、カプセル型内視鏡の比重を周りの液体と同じ、あるいは水と同じ約1として、カプセル型内視鏡を液体とともに飲み込んで液体に浮揚させることでカプセル型内視鏡を体腔内で大腸まで速く進めるようにした大腸観察に適した技術が特許文献1に開示されている。また、カプセル型内視鏡が体腔壁面にくっつくと近いところしか観察できないのに対して、特許文献1によれば、カプセル型内視鏡を液体に浮揚させて観察することで観察視野を確保し、漏れなく観察できる。
ところで、この種のカプセル型内視鏡を用いた管腔臓器、例えば大腸内観察においては、管腔の全体を観察したい場合と、ポリープなどの注目部位(管腔内壁)を観察したい場合とがある。このような要望に応えるため、例えば少なくとも1つの照明源と少なくとも1つのイメージセンサと少なくとも2つの光学系とを備えるカプセル型内視鏡が特許文献2に開示されている。また、少なくとも1つの撮像装置と複数の光路を有する光学システムを有するカプセル型内視鏡が特許文献3に開示されている。これら特許文献2や特許文献3に示されるカプセル型内視鏡によれば、管腔臓器内において管腔の軸方向だけでなく、管腔の内壁方向の撮像観察が可能である。
国際公開第02/95351号 国際公開第03/11103号 国際公開第02/54932号
しかしながら、特許文献2や特許文献3等に示されるカプセル型内視鏡の場合、カプセル型内視鏡内における撮像光学系の構成に依存しているものであり、管腔内において軸方向や内壁方向の観察を適正に行うために視野方向を最適化させるには、より多くの光学系または光路の設定が必要であり、複雑で大型化してしまい、被検体内に導入されるカプセル型内視鏡としての適正サイズを維持できなくなってしまう。
本発明にかかるカプセル型医療装置は、被検体の管腔内に導入されるカプセル本体と、管腔内に導入された流体の流れによって該管腔内での前記カプセル本体の動きを制御する制御部材と、前記カプセル本体の内部に固定配置されて、該カプセル本体の動きに応じて流体の流れの方向および流れの方向とは異なる方向を観察する観察部材と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる体腔内観察方法は、カプセル型医療装置を摂取するステップと、前記カプセル型医療装置と比重が略同じ流体を摂取するステップと、前記カプセル型医療装置が管腔内における前記流体の流れによって動きを制御するステップと、前記カプセル型医療装置により前記流体の流れの方向を観察するステップと、前記カプセル型医療装置により前記流体の流れの方向とは異なる方向を観察するステップと、からなることを特徴とする。
以上述べたことと、本発明のその他の目的、特徴、利点、並びに技術的かつ産業的意義については、以下の本発明の詳細な説明を添付図面と照らし合わせて読めば、より一層理解できよう。
図1は、本発明の実施の形態1にかかるカプセル型内視鏡の使用例を示す概略構成図である。 図2は、変形例1にかかるカプセル型内視鏡の使用例を示す概略構成図である。 図3は、変形例2にかかるカプセル型内視鏡の使用例を示す概略構成図である。 図4は、カプセル型内視鏡の概略背面図である。 図5は、本発明の実施の形態2にかかるカプセル型内視鏡を示す概略斜視図である。 図6は、図5のカプセル型内視鏡の背面図である。 図7Aは、カプセル型内視鏡の使用例を示す概略構成図である。 図7Bは、カプセル型内視鏡の使用例を示す概略構成図である。 図7Cは、カプセル型内視鏡の使用例を示す概略構成図である。 図8は、変形例3にかかるカプセル型内視鏡の使用例を示す概略構成図である。 図9は、変形例4にかかるカプセル型内視鏡の使用例を示す概略構成図である。 図10は、変形例5にかかるカプセル型内視鏡の使用例を示す概略構成図である。 図11は、図10のカプセル型内視鏡の背面図である。 図12は、変形例6にかかるカプセル型内視鏡の使用例を示す概略構成図である。 図13は、図12のカプセル型内視鏡の背面図である。 図14Aは、変形例7にかかるカプセル型内視鏡の使用例を示す概略構成図である。 図14Bは、変形例7にかかるカプセル型内視鏡の使用例を示す概略構成図である。 図14Cは、変形例7にかかるカプセル型内視鏡の使用例を示す概略構成図である。
以下に、本発明にかかるカプセル型医療装置および体腔内観察方法の実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施の形態は、カプセル型医療装置として、カプセル型内視鏡への適用例を示す。なお、本発明は、以下の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更実施が可能である。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1にかかるカプセル型内視鏡の使用例を示す概略構成図である。本実施の形態1のカプセル型内視鏡10は、被検体1の管腔内に導入可能なカプセル本体20と、このカプセル本体20に内蔵された観察部材30と、特に図示しないが無線送信部、電池、画像処理部等のその他の内蔵物と、カプセル本体20の外表面に設けられた回転誘導部材40とを備える。
カプセル本体20は、被検体1の口腔から体腔内に飲み込み可能な大きさのものであって、半球ドーム状の両端間を筒状部材で一体化させてなり、両端間を結ぶ方向が長手軸方向をなすドーム型カプセル形状に形成されている。
ここで、本実施の形態1のカプセル型内視鏡10は、被検体1の管腔2、例えば大腸内に導入された流体3中に浮遊しながら管腔2内を進行するものであり、観察部材30、その他の内蔵物等を内蔵したカプセル本体20は、流体3に対する比重が、略1でほぼ等しくなるように設定されている。流体3は、被検体1の口腔から飲用可能であって、観察部材30で撮像に用いる光源の波長に対して透明な液体であり、本実施の形態1では、一例として比重が1に近い飲用水が用いられている。また、観察部材30、その他の内蔵物等を内蔵したカプセル本体20の重心Gは、カプセル本体20の中心(円筒中心を通る長手軸L上の中心)に設定されている。
また、観察部材30は、管腔内画像を撮像する撮像部材であり、本実施の形態1では、カプセル本体20内の長手軸方向の一端側に片寄らせて固定配置させた第1,第2の撮像部材31,32からなる。第1の撮像部材31は、特に図示しないが、撮像部位を照明する光源や、光源の照明光による撮像部位からの反射光を受光して管腔内画像を撮像するCCDやCMOSイメージャ等の固体撮像素子や、固体撮像素子に撮像部位の光像を結像させる結像レンズ等による撮像光学系を備え、図1中に破線で示すように、カプセル本体20の長手軸方向に撮像視野を形成するように配置されている。また、第2の撮像部材32は、特に図示しないが、撮像部位を照明する光源や、光源の照明光による撮像部位からの反射光を受光して管腔内画像を撮像するCCDやCMOSイメージャ等の固体撮像素子や、固体撮像素子に撮像部位の光像を結像させる結像レンズ等による撮像光学系を備え、図1中に破線で示すように、カプセル本体20の長手軸方向に対して斜め方向に撮像視野を形成するように配置されている。ここで、第1の撮像部材31は、ピントが遠点に合うように焦点位置が遠くに設定され、第2の撮像部材32は、ピントが近点に合うように焦点位置が近くに設定されている。なお、第2の撮像部材32の撮像視野は、カプセル本体20の長手軸方向に対して垂直方向であってもよい。ここで、カプセル本体20は、少なくとも第1,第2の撮像部材31,32の撮像視野範囲内に相当する部分が透明性あるいは透光性を有する部材により形成されている。
また、回転誘導部材40は、管腔2内に導入された流体3の流れによって管腔2内でのカプセル本体20の動きを制御する制御部材として機能するものであり、本実施の形態1では、カプセル本体20を流体3の流れによってカプセル本体20の長手軸Lを中心として周方向に回転させるためのものである。この回転誘導部材40は、流体3の流れに干渉し得る突起量を有して連続する1本の突起41をカプセル本体20の外表面に螺旋状に形成した螺旋状部材からなる。突起41の断面形状は、半円状であっても、矩形状であってもよい。また、突起41によって形成される螺旋間隔、螺旋数、傾斜角等は、適宜設定すればよい。
なお、カプセル本体20に内蔵される図示しない画像処理部は、第1,第2の撮像部材31,32がそれぞれ撮像した管腔内画像に対して必要な画像処理を施す。図示しない無線送信部は、画像処理部で必要な画像処理が施された管腔内画像のデータを被検体1外に配置された受信機(図示せず)等に向けて無線出力する。図示しない電池は、カプセル本体20に内蔵された光源、固体撮像素子等の電装系駆動部に必要な電力を供給する。
次に、本実施の形態1のカプセル型内視鏡10を用いた管腔2、例えば大腸内の観察について説明する。基本的には、カプセル型内視鏡10と流体3とを口腔から飲み込んで、被検体1内で観察対象部位となる大腸等の管腔2内を流体3でほぼ満たし、このような流体3中にカプセル型内視鏡10を浮遊させながら進行させて第1,第2の撮像部材31,32で管腔内画像を撮像することにより観察する。なお、カプセル型内視鏡10と液体3とを飲み込むタイミングは、同時でもよく、相前後して任意の順序で飲み込むようにしてもよい。
ここで、管腔2内に導入された流体3には、図1中に矢印で示すように、管腔2の軸方向に沿って排出側に向かう流れが存在する。このような流体3の流れ中にカプセル型内視鏡10が存在する場合、カプセル本体20は外表面に螺旋状の突起41による回転誘導部材40を備え、回転誘導部材40が流体3の流れに干渉することで、長手軸Lを中心として周方向に回転しながら流れの方向に進行するように動きが制御される。第1,第2の撮像部材31,32は、このようなカプセル本体20の動きの中で管腔2内を撮像する。すなわち、第1の撮像部材31は、回転しながら流体3の流れの方向である管腔2の軸方向前方(または、後方)を撮像し、第2の撮像部材32は、流体3の流れの方向とは異なる方向に位置する管腔2の内壁面2aを順次周回するように撮像する。また、管腔2の軸方向を撮像する第1の撮像部材31の焦点位置は遠くに設定されているので、遠点にピント位置が合った良好なる管腔内全体画像を得ることができ、内壁面2aを順次周回するように撮像する第2の撮像部材32の焦点位置は近くに設定されているので、近点にピント位置が合った良好なる内壁面画像を得ることができ、ポリープ2b等の注目部位を的確に観察することができる。
このように、本実施の形態1のカプセル型内視鏡10によれば、流体3の流れを利用してカプセル本体20を周方向に回転させながら進行させることで管腔2内の観察視野を動的に変化させて最適化させることができる。このためにも、カプセル本体20内に内蔵すべく観察部材(撮像部材)の構成を特に複雑化させることなく、管腔2内全体を隈なく適正に観察することができる。また、本実施の形態1のカプセル型内視鏡10では、重心Gが略中心に設定され、かつ、流体3に対する比重が略1に設定されているので、流体3中でカプセル本体20が動きやすい状態にあり、回転誘導部材40が流体3の流れに干渉する際に、カプセル本体20を周方向にスムーズに回転させることができ、上述した観察動作を安定して行わせることができる。
図2は、変形例1にかかるカプセル型内視鏡の使用例を示す概略構成図である。変形例1のカプセル型内視鏡11は、回転誘導部材42を、不連続な複数の突起43によって断続する螺旋状に形成したものである。このように不連続な突起43により断続的な螺旋状に形成された回転誘導部材42であっても、流体3の流れに干渉してカプセル本体20を、長手軸Lを中心として周方向に回転させ得るものであればよく、連続する1本の突起41による場合よりも簡単に形成することができる。
なお、回転誘導部材は、突起41,43によって螺旋状に形成されたものに限らず、例えば、カプセル本体20の外表面に流体3の流れに干渉し得る凹みを螺旋状に形成したものであってもよい。また、実施の形態1や変形例1の場合、観察部材30(第1,第2の撮像部材31,32)を、カプセル本体20内の一端側だけでなく、両端側にそれぞれ固定配置させて複眼型として構成するようにしてもよい。さらには、第1の撮像部材31と第2の撮像部材32とを異なる端部側に配置させるようにしてもよい。
図3は、変形例2にかかるカプセル型内視鏡の使用例を示す概略構成図であり、図4は、カプセル型内視鏡の概略背面図である。変形例2のカプセル型内視鏡12は、カプセル本体20の後端側(観察部材30を有しない側)の外表面に、プロペラ44を回転誘導部材45として一体化させて設けたものである。このような構成のカプセル型内視鏡12が管腔2内において流体3の流れを受けると、流体3の流れに干渉してプロペラ44による回転誘導部材45が回転することで、カプセル本体20も一体となって長手軸Lを中心として周方向に回転しながら管腔2内を進行する。これにより、実施の形態1の場合と同様に、管腔2内を隈なく適正に観察することができる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2にかかるカプセル型内視鏡について説明する。図5は、本実施の形態2にかかるカプセル型内視鏡を示す概略斜視図であり、図6は、その背面図であり、図7A〜図7Cは、カプセル型内視鏡の使用例を示す概略構成図である。本実施の形態2のカプセル型内視鏡50は、被検体1の管腔内に導入可能なカプセル本体60と、このカプセル本体60に内蔵された観察部材70と、特に図示しないが無線送信部、電池、画像処理部等のその他の内蔵物と、カプセル本体70の外表面に設けられた回転誘導部材80とを備える。
カプセル本体60は、基本的にカプセル本体20と同様であり、被検体1の口腔から体腔内に飲み込み可能な大きさのものであって、半球ドーム状の両端間を筒状部材で一体化させてなり、両端間を結ぶ方向が長手軸方向をなすドーム型カプセル形状に形成されている。
ここで、本実施の形態2のカプセル型内視鏡50は、被検体1の管腔2、例えば大腸内に導入された流体3中に浮遊しながら管腔2内を進行するものであり、観察部材70、その他の内蔵物等を内蔵したカプセル本体60は、流体3に対する比重が、略1でほぼ等しくなるように設定されている。流体3は、被検体1の口腔から飲用可能であって、観察部材30で撮像に用いる光源の波長に対して透明な液体であり、本実施の形態2では、一例として比重が1に近い飲用水が用いられている。また、観察部材70、その他の内蔵物等を内蔵したカプセル本体60の重心Gは、カプセル本体60の中心(円筒中心を通る長手軸L上の中心)に設定されている。
また、観察部材70は、管腔内画像を撮像する撮像部材であり、本実施の形態2では、カプセル本体60内の長手軸方向の一端側に片寄らせて固定配置させた撮像部材71からなる。撮像部材71は、特に図示しないが、撮像部位を照明する光源や、光源の照明光による撮像部位からの反射光を受光して管腔内画像を撮像するCCDやCMOSイメージャ等の固体撮像素子と、固体撮像素子に撮像部位の光像を結像させる結像レンズ等による撮像光学系を備え、図7A〜図7C中に破線で示すように、カプセル本体60の長手軸方向に撮像視野を形成するように配置されている。ここで、カプセル本体60は、少なくとも撮像部材71の撮像視野範囲内に相当する部分が透明性あるいは透光性を有する部材により形成されている。
また、回転誘導部材80は、管腔2内に導入された流体3の流れによって管腔2内でのカプセル本体20の動きを制御する制御部材として機能するものであり、本実施の形態2では、カプセル本体60を流体3の流れによってカプセル本体60の重心Gを通り長手軸Lに略直交する軸Sを中心として径方向に回転させるためのものである。この回転誘導部材80は、カプセル本体60の外表面において長手軸方向に沿って中心側に向けて開口させた開口部81a,82aを有して一対の一方向性抵抗体を構成するポケット状の突起81,82からなる。これらポケット状の突起81,82は、カプセル本体60の外表面において長手軸Lの中心からずれた位置であって、カプセル本体60の重心Gに対して点対称をなす位置に設けられている。また、これらポケット状の突起81,82は、カプセル本体60の長手軸Lを含む平面により2分割した場合に左右対称の同一形状であって重心Gに対して点対称に設けられている。ここで、これらポケット上の突起81,82は、開口部81a,82aが上流向きで流体3の流れに対して対峙する場合には抵抗体となって反力を発生させる一方、開口部81a,82aが下流向きで流体3の流れに対して対峙しない場合には抵抗体とならないものであり、流体3の流れに対して反力を発生させる方向性を有する。
次に、本実施の形態2のカプセル型内視鏡50を用いた管腔2、例えば大腸内の観察について説明する。基本的には、カプセル型内視鏡50と流体3とを口腔から飲み込んで、被検体1内で観察対象部位となる大腸等の管腔2内を流体3でほぼ満たし、このような流体3中にカプセル型内視鏡50を浮遊させながら進行させて撮像部材71で管腔内画像を撮像することにより観察する。なお、カプセル型内視鏡50と液体3とを飲み込むタイミングは、同時でもよく、相前後して任意の順序で飲み込むようにしてもよい。
ここで、管腔2内に導入された流体3には、図7A中に矢印で示すように、排出側に向かう流れが存在する。このような流体3の流れ中にカプセル型内視鏡50が存在する場合、カプセル本体60は外表面に一対のポケット状の突起81,82による回転誘導部材80を備えているので、突起81または突起82のいずれか一方が交互に流体3の流れに対して対峙して反力を発生させることで、カプセル本体60の重心Gを通り長手軸Lに略直交する軸Sを中心として径方向に回転しながら(前転しながら)流れの方向に進行するように動きが制御される。
例えば、図7Aに示すように、突起81の開口部81aが流体3の流れに対峙する状況では、この突起81が流体3の流れに対して反力を発生させてカプセル本体60を、軸Sを中心に時計方向に回転させる契機となり、カプセル本体60は流体3の流れに従い、図7Bに示すように軸Sを中心に時計方向に回転する(前転する)。この動作においては、他方の突起82は、開口部82aが流れに対峙しておらず反力を発生することはない。その後、カプセル本体60の回転が進むと、今度は、図7Cに示すように、他方の突起82の開口部82aが流体3の流れに対峙する状況となり、この突起82が流体3の流れに対して反力を発生させてカプセル本体60を軸Sを中心に時計方向に回転させることとなる。このような動作の繰り返しにより、カプセル本体60は、流体3の流れに従い軸Sを中心に前転する如く回転しながら管腔2内を進行する。
撮像部材71は、このようなカプセル本体60の動きの中で管腔2内を撮像する。すなわち、撮像部材71は、前転する如く回転しながらその回転軌跡に従い、流体3の流れの方向である管腔2の軸方向前方や軸方向後方、および、流体3の流れの方向とは異なる方向に位置する管腔2の内壁面2aを順次交互に撮像する。これにより、管腔2の全体像観察や内壁面2aの特定部位の観察が可能となる。
なお、流体3の流れが小さい場合には、流れに対峙する突起81または82の受ける抵抗は小さいため、カプセル本体60は軸S中心の回転を行わない。よって、流れが小さいときは、撮像部材71は管腔2の軸方向を撮像し、流れが一定以上の場合に内壁面2aの特定部位の観察を行うということになり、流体3の流れに周期性がある場合等には、より効率的に両方の観察が可能となる。
このように、本実施の形態2のカプセル型内視鏡50によれば、流体3の流れを利用してカプセル本体60を、軸Sを中心として径方向に回転(前転)させながら進行させることで、直視型の単一の撮像部材70のみを備える構成であっても、管腔2内の観察視野を動的に変化させて最適化させることができる。よって、カプセル本体60内に内蔵すべく観察部材(撮像部材)の構成を特に複雑化させることなく、管腔2内全体を適正に観察することができる。また、本実施の形態2のカプセル型内視鏡50では、重心Gが略中心に設定され、かつ、流体3に対する比重が略1に設定されているので、流体3中でカプセル本体60が動きやすい状態にあり、回転誘導部材80を構成するポケット状の突起81,82が交互に流体3の流れに対峙する際に、カプセル本体60を、軸Sを中心として径方向にスムーズに回転させることができ、上述した観察動作を安定して行わせることができる。
図8は、変形例3にかかるカプセル型内視鏡の使用例を示す概略構成図である。変形例3のカプセル型内視鏡51は、回転誘導部材80を構成する一対のポケット状の突起81,82の開口部81a,82aを、いずれも長手軸方向に沿って端部側に向けて開口させたものである。変形例3に示すような構成のカプセル型内視鏡51であっても、実施の形態2の場合と同様の作用・効果が得られる。
図9は、変形例4にかかるカプセル型内視鏡の使用例を示す概略構成図である。変形例4のカプセル型内視鏡52は、撮像部材71を第1の撮像部材とし、この第1の撮像部材71とは別個に、カプセル本体60の長手軸方向に撮像視野を形成する第2の撮像部材72をカプセル本体60内の他端側に固定配置し、これら第1,第2の撮像部材71,72により複眼型の観察部材70を構成したものである。
ここで、第2の撮像部材72は、特に図示しないが、第1の撮像部材71と同様に、撮像部位を照明する光源や、光源の照明光による撮像部位からの反射光を受光して管腔内画像を撮像するCCDやCMOSイメージャ等の固体撮像素子や、固体撮像素子に撮像部位の光像を結像させる結像レンズ等による撮像光学系を備える。また、第1の撮像部材71は、管腔2の全体像観察用としてピントが遠点に合うように焦点位置が遠くに設定され、第2の撮像部材72は、管腔2の内壁面等の観察用としてピントが近点にあうように焦点位置が近くに設定されている。また、カプセル本体60は、少なくとも第2の撮像部材72の撮像視野範囲内に相当する部分も透明性あるいは透光性を有する部材により形成されている。
変形例4に示すような構成のカプセル型内視鏡52であっても、実施の形態2の場合と同様の作用・効果が得られる。特に、変形例3のカプセル型内視鏡52は、焦点距離を異ならせた第1,第2の撮像部材71,72を備える複眼型として構成されているので、流体3の流れによって軸Sを中心としてカプセル本体60が径方向に回転する際にその回転軌跡に従い第1,第2の撮像部材71,72は管腔2内を順次撮像する。この際、第1の撮像部材71の焦点位置は遠くに設定されているので、取得された画像中からピントの合った画像を抽出することで、遠点にピント位置が合った良好なる管腔内全体画像を得ることができる。また、第2の撮像部材72の焦点位置は近くに設定されているので、取得された画像中からピントの合った画像を抽出することで、近点にピント位置が合った良好なる内壁面画像を得ることができ、ポリープ等の注目部位を的確に観察することができる。
図10は、変形例5にかかるカプセル型内視鏡の使用例を示す概略構成図であり、図11は、その背面図である。変形例5のカプセル型内視鏡53は、回転誘導部材80を構成する一対の一方向性抵抗体を、一対のポケット状の突起81,82に代えて、一対の溝83,84としたものである。これら溝83,84は、カプセル本体60の外表面において端部寄り位置で長手軸方向に沿って端部側に開口させた形状に形成され、中央側の壁面が流体突き当て面83a,84bとされている。これら溝83,84は、カプセル本体60の重心Gに対して点対称をなす位置に設けられている。また、これら溝83,84の断面形状は、矩形状、U字状等であってもよいが、カプセル本体60の長手軸Lを含む平面により2分割した場合に左右対称の同一形状であって重心Gに対して点対称に設けられている。
ここで、これら溝83,84は、流体突き当て面83a,84aが上流向きで流体3の流れに対して対峙する場合には抵抗体となって反力を発生させる一方、流体突き当て面83a,84aが下流向きで流体3の流れに対して対峙しない場合には抵抗体とならないものであり、流体3の流れに対して反力を発生させる方向性を有する。変形例5に示すような構成のカプセル型内視鏡53であっても、実施の形態2の場合と同様の作用・効果が得られる。
図12は、変形例6にかかるカプセル型内視鏡の使用例を示す概略構成図であり、図13は、その背面図である。変形例6のカプセル型内視鏡54は、回転誘導部材80を構成する一対の一方向性抵抗体を、一対のポケット状の突起81,82に代えて、一対の穴85,86としたものである。これら穴85,86は、カプセル本体60の外表面において端部寄り位置で長手軸方向に沿って端部側に開口させた形状に形成されている。これら穴85,86は、カプセル本体60の重心Gに対して点対称をなす位置に設けられている。また、これら溝85,86の断面形状は、矩形状、丸形状等であってもよいが、カプセル本体60の長手軸Lを含む平面により2分割した場合に左右対称の同一形状であって重心Gに対して点対称に設けられている。
ここで、これら穴85,86は、開口が上流向きで流体3の流れに対して対峙する場合には抵抗体となって反力を発生させる一方、開口が下流向きで流体3の流れに対して対峙しない場合には抵抗体とならないものであり、流体3の流れに対して反力を発生させる方向性を有する。変形例6に示すような構成のカプセル型内視鏡54であっても、実施の形態2の場合と同様の作用・効果が得られる。
なお、上述の実施の形態2や変形例3〜6では、1個ずつのポケット状の突起81,82や溝83,84や穴85,86により一対の一方向性抵抗体からなる回転誘導部材80を構成したが、それぞれ近傍左右に対称配置させた複数個ずつのポケット状の突起、溝あるいは穴の組合せにより一対の一方向性抵抗体からなる回転誘導部材80を構成するようにしてもよい。
また、突起状の抵抗体は、カプセル本体の外表面に対して開閉可能(突没可能)としてもよい。すなわち、流体3の流れの無い(あるいは、小さい)ときは、抵抗体は閉じて(カプセル本体に内蔵されて)おり、流れが大きくなると、その流れを受けて抵抗体が開く(突出する)ようにする。これにより、必要時以外は、突起がないので、カプセル型内視鏡の飲み込み性が向上する。
図14A〜図14Cは、変形例7にかかるカプセル型内視鏡の使用例を示す概略構成図である。変形例7のカプセル型内視鏡55は、カプセル本体60内に錘91を内蔵させるとともに、この錘91の位置をカプセル本体60の長手軸方向に自由に可動させるスライド空間92を形成したものである。ここで、錘91は、カプセル本体60に対する流体3の流れに起因してスライド空間92内をスライド移動することで、カプセル本体60の重心位置を動的に変化させる。
このような構成のカプセル型内視鏡55が管腔2内に導入され、流体3中に存在する場合、例えば錘91がスライド空間92内において図14Aに示すように一端側に片寄った状態にあり、重心位置により、図14Aに示すような斜め状態で流体3中に浮遊する。このようなカプセル本体60に対して流体3の流れが作用すると、カプセル本体60は、図14Bに示すように前転して略水平状態となる方向に動く。このようなカプセル本体60の動きに追従して、錘91はスライド空間92内を中央に向けてスライド移動し、さらには、他端側に向かう。この時の重心位置の動的な変動により、カプセル本体60は、図14Cに示すように、さらに前転回転を続けるように動く。このような動作を繰り返すことで、カプセル本体60は、管腔2内で流体3の流れによって前転しながら進行することとなる。よって、変形例7に示すような構成のカプセル型内視鏡55であっても、実施の形態2の場合と同様の作用・効果が得られる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。よって、本発明のより広範な態様は、以上のように表わしかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付のクレームおよびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。

Claims (22)

  1. 被検体の管腔内に導入されるカプセル本体と、
    管腔内に導入された流体の流れによって該管腔内での前記カプセル本体の動きを制御する制御部材と、
    前記カプセル本体の内部に固定配置されて、該カプセル本体の動きに応じて流体の流れの方向および流れの方向とは異なる方向を観察する観察部材と、
    を備えたことを特徴とするカプセル型医療装置。
  2. 前記制御部材は、前記カプセル本体を流体の流れによって該カプセル本体の長手軸を中心として周方向に回転させる回転誘導部材であることを特徴とする請求項1に記載のカプセル型医療装置。
  3. 前記回転誘導部材は、流体の流れに干渉するように前記カプセル本体の外表面に設けられた螺旋状部材からなることを特徴とする請求項2に記載のカプセル型医療装置。
  4. 前記螺旋状部材は、螺旋状の突起からなることを特徴とする請求項3に記載のカプセル型医療装置。
  5. 螺旋状の前記突起は、連続する1本の突起からなることを特徴とする請求項4に記載のカプセル型医療装置。
  6. 螺旋状の前記突起は、不連続な複数の突起からなることを特徴とする請求項4に記載のカプセル型医療装置。
  7. 前記観察部材は、
    前記カプセル本体の長手軸方向に撮像視野を形成する第1の撮像部材と、
    該第1の撮像部材の撮像視野とは異なる方向に撮像視野を形成する第2の撮像部材と、
    からなることを特徴とする請求項1に記載のカプセル型医療装置。
  8. 前記第1の撮像部材は、焦点位置が遠くに設定され、
    前記第2の撮像部材は、焦点位置が近くに設定されていることを特徴とする請求項7に記載のカプセル型医療装置。
  9. 前記第2の撮像部材は、撮像視野が前記カプセル本体の長手軸方向に対して斜め方向に設定されていることを特徴とする請求項7に記載のカプセル型医療装置。
  10. 前記第2の撮像部材は、撮像視野が前記カプセル本体の長手軸方向に対して垂直方向に設定されていることを特徴とする請求項7に記載のカプセル型医療装置。
  11. 前記制御部材は、前記カプセル本体を流体の流れによって該カプセル本体の重心を通り長手軸に略直交する軸を中心として径方向に回転させる回転誘導部材であることを特徴とする請求項1に記載のカプセル型医療装置。
  12. 前記回転誘導部材は、前記カプセル本体の外表面において該前記カプセル本体の重心に対して点対称をなす位置に同一形状で点対称に設けられて、流体の流れに対して反力を発生させる方向性を有する一対の一方向性抵抗体からなることを特徴とする請求項11に記載のカプセル型医療装置。
  13. 前記一方向性抵抗体は、突起からなることを特徴とする請求項12に記載のカプセル型医療装置。
  14. 前記突起は、カプセル本体の外表面に対して突没可能であることを特徴とする請求項13に記載のカプセル型医療装置。
  15. 前記突起は、長手軸方向に沿って開口させた開口部を有するポケット状の突起であることを特徴とする請求項13に記載のカプセル型医療装置。
  16. 前記一方向性抵抗体は、長手軸方向に沿って前記カプセル本体の端部側に向けて開口させた溝からなることを特徴とする請求項12に記載のカプセル型医療装置。
  17. 前記一方向性抵抗体は、長手軸方向に沿って前記カプセル本体の端部側に向けて開口させた穴からなることを特徴とする請求項12に記載のカプセル型医療装置。
  18. 前記観察部材は、前記カプセル本体の長手軸方向に撮像視野を形成する撮像部材からなることを特徴とする請求項11に記載のカプセル型医療装置。
  19. 前記観察部材は、前記カプセル本体の長手軸方向の両端部にそれぞれ固定配置されている2つの撮像部材を有することを特徴とする請求項11に記載のカプセル型医療装置。
  20. 前記撮像部材は、
    前記カプセル本体の長手軸方向の一端に固定配置されて焦点位置が遠くに設定された第1の撮像部材と、
    前記カプセル本体の長手軸方向の他端に固定配置されて焦点位置が近くに設定された第2の撮像部材と、
    からなることを特徴とする請求項19に記載のカプセル型医療装置。
  21. 前記カプセル本体は、被検体内に導入される流体に対する比重が略1であり、重心が略中心に設定されていることを特徴とする請求項1に記載のカプセル型医療装置。
  22. 体腔内観察方法であって、
    カプセル型医療装置を摂取するステップと、
    前記カプセル型医療装置と比重が略同じ流体を摂取するステップと、
    前記カプセル型医療装置が管腔内における前記流体の流れによって動きを制御するステップと、
    前記カプセル型医療装置により前記流体の流れの方向を観察するステップと、
    前記カプセル型医療装置により前記流体の流れの方向とは異なる方向を観察するステップと、
    からなることを特徴とする体腔内観察方法。
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