JP2010516726A - アゾロピリミジニルアミン誘導体及び殺虫剤を主成分とする殺虫性混合物 - Google Patents

アゾロピリミジニルアミン誘導体及び殺虫剤を主成分とする殺虫性混合物 Download PDF

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Abstract

a)式(I)(式中、置換基は明細書中に定義されている通りである)のアゾロピリミジニルアミン、及びb)少なくとも1つの明細書中に定義されている殺虫性化合物IIを含む殺虫性混合物、植物保護混合物、前記混合物を含む組成物、植物における菌類の感染、或いは有害な昆虫または線虫を防除または予防するための方法、並びに前記混合物を植物またはその場所に施用することによる植物の健康を改善する方法。
【選択図】 なし

Description

本発明は、
a) 少なくとも1種の式I:
Figure 2010516726
[式中、置換基は以下の通り定義される:
R1はC3-C12-アルキル、C2-C12-アルケニル、C5-C12-アルコキシアルキル、C3-C6-シクロアルキル、フェニルまたはフェニル-C1-C4-アルキルであり;
R2はC1-C12-アルキル、C2-C12-アルケニル、C1-C4-ハロアルキルまたはC1-C4-アルコキシ-C1-C4-アルキルであり;
R1及び/またはR2中の脂肪族鎖は1〜4個の同一または異なる基Ra
(ここで、Raはハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、メルカプト、C1-C10-アルキル、C1-C10-ハロアルキル、C3-C8-シクロアルキル、C2-C10-アルケニル、C2-C10-アルキニル、C1-C6-アルコキシ、C1-C6-アルキルチオ、C1-C6-アルコキシ-C1-C6-アルキルまたはNRARBであり、RA、RBは水素またはC1-C6-アルキルである)
で置換されていてもよく:
R1及び/またはRa中の環状基は1〜4個の基Rb
(ここで、Rbはハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、メルカプト、ニトロ、NRARB、C1-C10-アルキル、C1-C6-ハロアルキル、C2-C6-アルケニル、C2-C6-アルキニルまたはC1-C6-アルコキシである)
で置換されていてもよく;
R3は水素、ハロゲン、シアノ、NRARB、ヒドロキシル、メルカプト、C1-C6-アルキル、C1-C6-ハロアルキル、C3-C8-シクロアルキル、C1-C6-アルコキシ、C1-C6-アルキルチオ、C3-C8-シクロアルコキシ、C3-C8-シクロアルキルチオ、カルボキシル、ホルミル、C1-C10-アルキルカルボニル、C1-C10-アルコキシカルボニル、C2-C10-アルケニルオキシカルボニル、C2-C10-アルキニルオキシカルボニル、フェニル、フェノキシ、フェニルチオ、ベンジルオキシ、ベンジルチオ、またはC1-C6-アルキル-S(O)m-
(ここで、mは0、1または2である)
であり;
AはCHまたはNである]
のアゾロピリミジニルアミン、及び
b)少なくとも1種の以下の群:
A.1. 有機(チオ)ホスフェート類:アセフェート、アザメチホス、アジンホス-エチル、アジンホス-メチル、クロルエトキシホス、クロルフェンビンホス、クロルメホス、クロルピリホス、クロルピリホス-メチル、クマホス、シアノホス、デメトン-S-メチル、ダイアジノン、ジクロルボス/DDVP、ジクロトホス、ジメトエート、ジメチルビンホス、ジスルホトン、EPN、エチオン、エトプロホス、ファムフール、フェナミホス、フェニトロチオン、フェンチオン、フルピラゾホス、ホスチアゼート、ヘプテノホス、イソキサチオン、マラチオン、メカルバム、メタミドホス、メチダチオン、メビンホス、モノクロトホス、ナレド、オメトエート、オキシデメトン-メチル、パラチオン、パラチオン-メチル、フェントエート、ホレート、ホサロン、ホスメット、ホスファミドン、ホキシム、ピリミホス-メチル、プロフェノホス、プロペタンホス、プロチオホス、ピラクロホス、ピリダフェンチオン、キナルホス、スルホテップ、テブピリムホス、テメホス、テルブホス、テトラクロルビンホス、チオメトン、トリアゾホス、トリクロルホン、バミドチオン;
A.2. カルバメート類:アルジカルブ、アラニカルブ、ベンジオカルブ、ベンフラカルブ、ブトカルボキシム、ブトキシカルボキシム、カルバリル、カルボフラン、カルボスルファン、エチオフェンカルブ、フェノブカルブ、ホルメタナート、フラチオカルブ、イソプロカルブ、メチオカルブ、メソミル、メトルカルブ、オキサミル、ピリミカルブ、プロポクスル、チオジカルブ、チオファノックス、トリメタカルブ、XMC、キシリルカルブ、トリアザマート;
A.3. ピレスロイド類:アクリナスリン、アレスリン、d-シス-トランス-アレスリン、d-トランス-アレスリン、ビフェントリン、ビオアレスリン、ビオアレスリンS-シクロペンテニル、ビオレスメトリン、シクロプロトリン、シフルトリン、ベータ-シフルトリン、シハロトリン、ラムダ-シハロトリン、ガンマ-シハロトリン、シペルメトリン、アルファ-シペルメトリン、ベータ-シペルメトリン、シータ-シペルメトリン、ゼータ-シペルメトリン、シフェノトリン、デルタメトリン、エンペントリン、エスフェンバレレート、エトフェンプロックス、フェンプロパトリン、フェンバレレート、フルシトリネート、フルメトリン、タウ-フルバリネート、ハロフェンプロックス、イミプロトリン、ペルメトリン、フェノトリン、プラレスリン、レスメトリン、RU 15525、シラフルオフェン、テフルトリン、テトラメトリン、トラロメトリン、トランスフルトリン、ZXI 8901;
A.4. 幼若ホルモン類似物質類:ハイドロプレン、キノプレン、メトプレン、フェノキシカルブ、ピリプロキシフェン;
A.5. ニコチン受容体アゴニスト/アンタゴニスト化合物類:アセタミプリド、ベンスルタップ、カルタップ塩酸塩、クロチアニジン、ジノテフラン、イミダクロプリド、チアメトキサム、ニテンピラム、ニコチン、スピノサド(アロステリックアゴニスト)、チアクロプリド、チオシクラム、チオスルタップ-ナトリウム、式(I-1)
Figure 2010516726
のチアゾール化合物;
A.6. GABA作動性クロリドチャネルアンタゴニスト化合物類:クロルダン、エンドスルファン、γ-HCH(リンデン);アセトプロール、エチプロール、フィプロニル、ピラフルプロール、ピリプロール、バニリプロール、5-アミノ-1-(2,6-ジクロロ-4-トリフルオロメチル-フェニル)-4-トリフルオロメタンスルフィニル-1H-ピラゾール-3-カルボチオ酸アミド;
A.7. クロリドチャネルアクチベーター類:アバメクチン、エマメクチンベンゾエート、ミルベメクチン、レピメクチン;
A.8. METI I化合物類:フェナザキン、フェンピロキシメート、ピリミジフェン、ピリダベン、テブフェンピラド、トルフェンピラド、フルフェネリム、ロテノン;
A.9. METI II及びIII化合物類:アセキノシル、フルアシプリム、ヒドラメチルノン;
A.10. 酸化的リン酸化のアンカップラー類:クロルフェナピル、DNOC;
A.11. 酸化的リン酸化のインヒビター類:アゾシクロチン、シヘキサチン、ジアフェンチウロン、酸化フェンブタスズ、プロパルギット、テトラジホン;
A.12. 脱皮かく乱剤類:シロマジン、クロマフェノジド、ハロフェノジド、メトキシフェノジド、テブフェノジド;
A.13. 協力剤類:ピペロニルブトキシド、トリブホス;
A.14. ナトリウムチャネルブロッカー化合物類:インドキサカルブ、メタフルミゾン;
A.15. 燻蒸剤類:臭化メチル、フッ化クロロピクリンスルフリル;
A.16. 選択的摂食ブロッカー類:クリロタイ、ピメトロジン、フロニカミド;
A.17. ダニ成長インヒビター類:クロフェンテジン、ヘキシチアゾクス、エトキサゾール;
A.18. キチン合成インヒビター類:ブプロフェジン、ビストリフルロン、クロルフルアズロン、ジフルベンズロン、フルシクロクスロン、フルフェノクスロン、ヘキサフルムロン、ルフェヌロン、ノバルロン、ノビフルムロン、テフルベンズロン、トリフルムロン;
A.19. 脂質生合成インヒビター類:スピロジクロフェン、スピロメシフェン、スピロテトラマト;
A.20. オクトパミン作動性アゴニスト類:アミトラズ;
A.21. リアノジン受容体モジュレーター類:フルベンジアミド;
A.22. 各種:リン化アルミニウム、アミドフルメト、ベンクロチアズ、ベンゾキシメート、ビフェナゼート、ほう砂、ブロモプロピレート、シアニド、シエノピラフェン、シフルメトフェン、キノメチオナート、ジコホル、フルオロアセテート、ホスフィン、ピリダリル、ピリフルキナゾン、硫黄、吐酒石;
A.23 N-R’-2,2-ジハロ-1-R”シクロプロパンカルボキサミド-2-(2,6-ジクロロ-α,α,α-トリフルオロ-p-トリル)ヒドラゾンまたはN-R’-2,2-ジ(R”’)プロピオンアミド-2-(2,6-ジクロロ-α,α,α-トリフルオロ-p-トリル)-ヒドラゾン(ここで、R’はメチルまたはエチルであり、ハロはクロロまたはブロモであり、R”は水素またはメチルであり、R”’はメチルまたはエチルである);
A.24. マロノニトリル化合物類:CF3(CH2)2C(CN)2CH2(CF2)3CF2H、CF3(CH2)2C(CN)2CH2(CF2)5CF2H、CF3(CH2)2C(CN)2(CH2)2C(CF3)2F、CF3(CH2)2C(CN)2(CH2)2(CF2)3CF3、CF2H(CF2)3CH2C(CN)2CH2(CF2)3CF2H、CF3(CH2)2C(CN)2CH2(CF2)3CF3、CF3(CF2)2CH2C(CN)2CH2(CF2)3CF2H及びCF3CF2CH2C(CN)2CH2(CF2)3CF2H;
A.25. 微生物かく乱剤類:バチルス・チューリンゲンシス亜種イスラエレンシ(Bacillus thyringiensis subsp.Israelensi)、バチルス・スファエリクス(Bacillus sphaericus)、バチルス・チューリンゲンシス亜種アイザワイ(Bacillus thyringiensis subsp.Aizawai)、バチルス・チューリンゲンシス亜種クルスタキ(Bacillus thyringiensis subsp.Kurstaki)、バチルス・チューリンゲンシス亜種テネブリオニス(Bacillus thyringiensis subsp.Tenebrionis);
から選択される化合物II、
を含む殺虫性混合物に関する。
本発明はまた、植物保護混合物、及び前記混合物を植物またはその場所に対して施用することによる植物の健康の改善方法に関する。
更に、本発明は、菌類が感染しているかまたは菌類が感染しやすい部位(例えば、植物または植物繁殖材料)を本発明の混合物中に存在している殺虫剤で所望の順序でまたは同時に(すなわち、一緒にまたは別々に)処理することを含む菌類の防除及び/または植物の健康の改善方法に関する。
更に、本発明は、菌類が発生しているかまたは菌類が発生しやすい部位(例えば、植物または植物繁殖材料)を本発明の混合物中に存在している殺虫剤で所望の順序でまたは同時に(すなわち、一緒にまたは別々に)処理することを含む有害な昆虫または線虫の防除方法に関する。
有害生物防除の分野で生ずる1つの典型的な問題は、有害生物及び病原体を効果的に防除しながらも、望ましくない環境または有害な作用を低下または回避するために活性成分の施用量を低減させる必要があることである。
経験する別の問題は、広いスペクトルの有害生物及び病原体に対して有効な有害生物防除剤を入手する必要に関する。
本発明の根底をなす別の問題は、一般的に、以後「植物健康」と称されるプロセスである植物を改善する組成物に対する要望である。例えば、列挙され得る有利な特性は、出芽、作物収率、タンパク質含量、油含量、デンプン含量を含めた改善された作物特性、より発達した根系(改善された根の成長)、(例えば、干ばつ、熱、塩、UV、水、寒冷に対する)改善されたストレス耐性、少ないエチレン(少ない発生及び/または受容の抑制)、分げつの増加、植物の高さの増加、より大きい葉身、より少ない死んだ根出葉、より強い分げつ、より濃い緑の葉の色、色素含量、光合成活性、より少ない必要なインプット(例えば、肥料または水)、より少ない種子の必要量、より多い有効分げつ、より早い開花、より早い粒成熟、より少ない植物連(verse)(倒伏)、より多い徒長枝の成長、強い植物の成長力、より多い植物株立本数、及びより早くより良い発芽、或いは当業者に周知の他の作用効果である。
殺虫剤の使用に関連する別の問題は、個々の殺虫性化合物を繰り返し独占的に使用すると、多くの場合問題の活性化合物に対して天然または獲得耐性を発現させた有害生物または病原菌が迅速に選別されることである。
欧州特許出願公開第71 792号 欧州特許出願公開第141 317号 国際公開第03/009687号 国際公開第05/087771号 国際公開第05/087772号 国際公開第05/087773号 PCT/EP/05/002426号 PCT/EP2006/050922号 PCT/EP2006/060399号
The Pesticide Manual,第13版,British Crop Protection Council(2003)
従って、本発明の目的は、上に概説した問題を解決する殺虫性混合物を提供することである。
有害な植物病原性菌類を駆除することが農業者が直面している唯一の問題ではない。有害な昆虫や他の有害生物も作物及び他の植物に対して大きなダメージを与える恐れがある。この問題を解決するために殺菌及び殺虫活性を効率的に組み合わせることが望ましい。よって、本発明の更なる目的は、一方で良好な殺菌活性を有し且つ他方で良好な殺虫活性を有し、これにより作用のより広い殺虫スペクトルを生じさせる混合物を提供することである。
本発明者らは、この目的が部分的または完全に最初に定義した活性化合物の組合せにより達成されることを知見した。
特に、最初に定義した少なくとも1種の式Iの化合物と少なくとも1種の化合物IIの混合物は個々の化合物を用いて可能な防除率に比して植物病原体に対して著しく高い作用を示し、及び/または植物、植物の一部、種子またはその成長場所に施用したとき植物の健康を改善させるために適していることが知見された。
本発明の混合物、例えば最初に定義した式Iの化合物と化合物IIの混合物の作用は混合物中に存在する活性化合物の単独での殺菌及び殺虫作用をはるかに超えていることが知見された。前記混合物が本発明の範囲で植物健康効果を示すことが判明した。用語「植物健康」は、有害生物の防除に関連しない様々な種類の植物の改善を含む。
上に成分aとして言及されている式Iのアゾロピリミジン-7-イルアミン、その製造及びその有害菌類に対する作用は文献(欧州特許出願公開第71 792号、欧州特許出願公開第141 317号、国際公開第03/009687号、国際公開第05/087771号、国際公開第05/087772号、国際公開第05/087773号、PCT/EP/05/002426号、PCT/EP2006/050922号、PCT/EP2006/060399号)から公知である。
群A.1〜A.25の市販されている化合物IIは、http://www.hclrss.demon.co.uk/index.htmlのような他の刊行物の中で、The Pesticide Manual,第13版,British Crop Protection Council(2003)に見つけることができる。
5-アミノ-1-(2,6-ジクロロ-4-トリフルオロメチル-フェニル)-4-トリフルオロメタンスルフィニル-1H-ピラゾール-3-カルボチオ酸アミド及びその製造は国際公開第98/28279号に記載されている。レピメクチンはAgro Project,PJB Publications Ltd,November 2004から公知である。ベンクロチアズ及びその製造は欧州特許出願公開第454621号に記載されている。メチダチオン及びパラオクソン、並びにその製造はFarm Chemicals Handbook,88巻,Meister Publishing Company,2001に記載されている。アセトプロール及びその製造は国際公開第98/28277号に記載されている。メタフルミゾン及びその製造は欧州特許出願公開第462 456号に記載されている。フルピラゾホスはPesticide Science,54,1988,p.237-243及び米国特許第4822779号に記載されている。ピラフルプロール及びその製造は特開第2002-193709号及び国際公開第01/00614号に記載されている。ピリプロール及びその製造は国際公開第98/45274号及び米国特許第6335357号に記載されている。アミドフルメト及びその製造は米国特許第6221890号及び特開第2001-010907号に記載されている。フルフェネリム及びその製造は国際公開第03/007717号及び国際公開第03/007718号に記載されている。AKD-1022に類似のネオニコチオニドの製造方法はZhang,A.ら,J.Neurochemistry,75(3),2000に記載されている。シフルメトフェン及びその製造は国際公開第04/080180号に記載されている。マロノニトリル化合物CF3(CH2)2C(CN)2CH2(CF2)3CF2H、CF3(CH2)2C(CN)2CH2(CF2)5CF2H、CF3(CH2)2C(CN)2(CH2)2C(CF3)2F、CF3(CH2)2C(CN)2(CH2)2(CF2)3CF3、CF2H(CF2)3CH2C(CN)2CH2(CF2)3CF2H、CF3(CH2)2C(CN)2CH2(CF2)3CF3、CF3(CF2)2CH2C(CN)2CH2(CF2)3CF2H及びCF3CF2CH2C(CN)2CH2(CF2)3CF2Hは国際公開第05/63694号に記載されている。
上の式について挙げられている記号の定義において、通常以下の置換基を表す総称を使用した。
ハロゲン:フッ素、塩素、臭素及びヨウ素。
アルキル:1〜4、6、8または10個の炭素原子を有する飽和直鎖もしくは分岐状炭化水素基、例えばメチル、エチル、プロピル、1-メチルエチル、ブチル、1-メチルプロピル、2-メチルプロピル、1,1-ジメチルエチル、ペンチル、1-メチルブチル、2-メチルブチル、3-メチルブチル、2,2-ジメチルプロピル、1-エチルプロピル、ヘキシル、1,1-ジメチルプロピル、1,2-ジメチルプロピル、1-メチルペンチル、2-メチルペンチル、3-メチルペンチル、4-メチルペンチル、1,1-ジメチルブチル、1,2-ジメチルブチル、1,3-ジメチルブチル、2,2-ジメチルブチル、2,3-ジメチルブチル、3,3-ジメチルブチル、1-エチルブチル、2-エチルブチル、1,1,2-トリメチルプロピル、1,2,2-トリメチルプロピル、1-エチル-1-メチルプロピル及び1-エチル-2-メチルプロピルのようなC1-C6-アルキル。
ハロアルキル:(上記した)1〜2、4または6個の炭素原子を有する直鎖もしくは分岐状アルキル基中の水素原子の一部または全部が上記したハロゲン原子で置換されているもの、特にクロロメチル、ブロモメチル、ジクロロメチル、トリクロロメチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、クロロフルオロメチル、ジクロロフルオロメチル、クロロジフルオロメチル、1-クロロエチル、1-ブロモエチル、1-フルオロエチル、2-フルオロエチル、2,2-ジフルオロエチル、2,2,2-トリフルオロエチル、2-クロロ-2-フルオロエチル、2-クロロ-2,2-ジフルオロエチル、2,2-ジクロロ-2-フルオロエチル、2,2,2-トリクロロエチル、ペンタフルオロエチルまたは1,1,1-トリフルオロプロパ-2-イルのようなC1-C2-ハロアルキル。
本発明における式Iのアゾロピリミジニルアミンの意図する使用にてらし、置換基のそれぞれが単独でまたは組み合わせて以下の意味を有していることが特に好ましい。
式I(式中、R1は直鎖もしくは分岐状C3-C12-アルキル、または1〜3個のハロゲンもしくはC1-C4-アルキル基で置換されていてもよいフェニルである)の化合物が本発明に従って使用するのに特に適している。
式Iの化合物の1つの実施形態では、基Raは存在しない。
好ましい実施形態は、式I(式中、R1は直鎖もしくは分岐状C5-C10-アルキル、特にエチル、3,5,5-トリメチルヘキシル、n-ヘプチル、n-オクチル、n-ノニル及びn-デシルである)の化合物に関する。
更なる実施形態は、式I(式中、R1は未置換であるかまたは1〜4個のハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、メルカプト、ニトロ、NRARB、C1-C10-アルキル、C1-C6-ハロアルキル、C2-C6-アルケニル、C2-C6-アルキニル及びC1-C6-アルコキシ基で置換されているフェニルである)の化合物に関する。
式Iの好ましい化合物は、R1が基G:
Figure 2010516726
(式中、
L1はシアノ、ハロゲン、ヒドロキシル、メルカプト、ニトロ、NRARB、C1-C10-アルキル、C1-C6-ハロアルキル、C2-C6-アルケニル、C2-C6-アルキニル及びC1-C6-アルコキシであり;
L2、L3は相互に独立して水素であり、またはL1に挙げた基の1つであり;
#はアゾロピリミジン骨格への結合を示す)
に相当する置換フェニル基である化合物である。
式Iの化合物の更なる実施形態では、L1はシアノ、ハロゲン、ヒドロキシル、メルカプト、ニトロ、NRARB、C1-C6-アルキル、ハロメチルまたはC1-C2-アルコキシ、好ましくはシアノ、ハロゲン、C1-C6-アルキル、ハロメチルまたはC1-C2-アルコキシである。
式Iの化合物の更なる実施形態では、L2は水素であり、または上記した基の1つである。
式Iの化合物の更なる実施形態では、L3は水素、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシル、メルカプト、ニトロ、NRARB、C1-C6-アルキル、ハロメチルまたはC1-C2-アルコキシ、好ましくは水素である。
R2が直鎖もしくは分岐状C1-C12-アルキル、C1-C4-アルコキシ-C1-C4-アルキルまたはC1-C4-ハロアルキルである式Iの化合物が好ましい。
式Iの化合物の特に好ましい実施形態では、R2はメチル、エチル、n-プロピル、n-オクチル、トリフルオロメチルまたはメトキシメチル、特にメチル、エチル、トリフルオロメチルまたはメトキシメチルである。
更に、R3が水素である式Iの化合物が好ましい。
式Iの化合物の更なる実施形態では、R3はアミノである。
式Iの化合物の1つの実施形態は、AがNである化合物に関する。これらの化合物は式IA:
Figure 2010516726
(式中、可変部は式Iについて定義した通りである)
に相当する。
式Iの化合物の別の実施形態は、AがCHである化合物に関する。これらの化合物は式IB:
Figure 2010516726
(式中、可変部は式Iに定義した通りである)
に相当する。
好ましい化合物Iの更なる実施形態では、R1及びR2の炭素鎖は合わせて12個以上の炭素原子を持たない。
使用の点から、下表に列挙した化合物Iが特に好ましい。表中の置換基について挙げられている基は更にそれ自体、置換基が挙げられている組合せと独立して置換基の特に好ましい実施形態である。
表1
化合物についてのR1、R2及びR3の組合せがそれぞれ表Iの1つの行に相当する式IAの化合物。
表2
化合物についてのR1、R2及びR3の組合せがそれぞれ表Iの1つの行に相当する式IBの化合物。
Figure 2010516726
Figure 2010516726
Figure 2010516726
Figure 2010516726
Figure 2010516726
Figure 2010516726
Figure 2010516726
本発明の混合物の好ましい実施形態は、式Iの活性化合物として、以下のリスト:
6-(3,4-ジクロロフェニル)-5-メチル-[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-7-イルアミン、
6-(4-tert-ブチルフェニル)-5-メチル-[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-7-イルアミン、
5-メチル-6-(3,5,5-トリメチルヘキシル)-[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-7-イルアミン、
5-メチル-6-オクチル-[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-7-イルアミン、
5-エチル-6-オクチル-[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-2,7-ジアミン、
6-エチル-5-オクチル-[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-7-イルアミン、
5-エチル-6-オクチル-[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-7-イルアミン、
5-エチル-6-(3,5,5-トリメチルヘキシル)-[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-7-イルアミン、
6-オクチル-5-プロピル-[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-7-イルアミン、
5-メトキシメチル-6-オクチル-[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-7-イルアミン、
6-オクチル-5-トリフルオロメチル-[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-7-イルアミン、及び
5-トリフルオロメチル-6-(3,5,5-トリメチルヘキシル)-[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-7-イルアミン
から選択される化合物を含む。
本発明の好ましい実施形態は、少なくとも1種の式Iの化合物、特に好ましい化合物の上のリストの1種と少なくとも1種の最初に定義したカルバメート類の群からの化合物IIの混合物に関する。カルバメート類は、好ましくはカルボフラン、カルボスルファン及びチオジカルブから選択される。
本発明の別の好ましい実施形態は、少なくとも1種の式Iの化合物、特に上のリストの1種と少なくとも1種の最初に定義したピレスロイド類の群からの化合物IIの混合物に関する。ピレスロイド類は、好ましくはビフェントリン、シフルトリン、シペルメトリン、アルファ-シペルメトリン及びテフルトリンから選択される。
本発明の別の好ましい実施形態は、少なくとも1種の式Iの化合物、特に上のリストの1種と少なくとも1種の最初に定義したニコチン受容体アゴニスト/アンタゴニスト化合物類からの化合物IIの混合物に関する。ニコチン受容体アゴニスト/アンタゴニスト化合物類は、好ましくはアセタミプリド、クロチアニジン、ジノテフラン、イミダクロプリド、スピノサド、チアメトキサム及びチアクロプリドから選択される。
本発明の別の好ましい実施形態は、少なくとも1種の式Iの化合物、特に上のリストの1種と少なくとも1種の最初に定義したGABA作動性クロリドチャネルアンタゴニスト化合物類からの化合物IIの混合物に関する。好ましいGABA作動性クロリドチャネルアンタゴニスト化合物はフィプロニルである。
好ましい実施形態は表Aにリストされている組合せである。それぞれ表Aの1つの行は上記式Iの具体的化合物(成分a)及び上記した群の1つの活性化合物II(成分b)を含む殺虫性配合剤に相当し、この活性化合物IIは好ましくは上に定義した好ましい実施形態から選択される。
Figure 2010516726
Figure 2010516726
式Iの化合物及び化合物IIは無機もしくは有機酸、または金属イオンと塩または付加物を形成し得る。
無機酸の例はハロゲン化水素酸(例:フッ化水素、塩酸、臭化水素及びヨウ化水素)、硫酸、リン酸及び硝酸である。
適当な有機酸は、例えばギ酸、炭酸、アルカン酸(例:酢酸、トリフルオロ酢酸、トリクロロ酢酸及びプロピオン酸)、グリコール酸、乳酸、コハク酸、クエン酸、安息香酸、ケイ皮酸、シュウ酸、p-トルエンスルホン酸、サリチル酸、p-アミノサリチル酸、2-フェノキシ安息香酸または2-アセトキシ安息香酸である。
適当な金属イオンは、特に第1〜第8遷移族の元素(特に、クロム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛)、並びに第2主族の元素(特に、カルシウム及びマグネシウム)、及び第3及び第4主族の元素(特に、アルミニウム、錫及び鉛)のイオンである。適切ならば、金属はとり得るいろいろな原子価で存在し得る。
上に挙げた活性化合物はその農業上許容される塩の形態でも使用され得る。通常アルカリ金属またはアルカリ土類金属塩(例えば、ナトリウム、カリウムまたはカルシウム塩)である。
式Iの化合物は生物学的活性が異なり得る各種結晶変態で存在し得る。これらの化合物も本発明の主題の一部を構成し得る。
本発明の好ましい実施形態では、式Iのアゾロピリミジニルアミンと活性化合物IIの混合物が使用される。ある条件下では、アゾロピリミジニルアミンを2種以上の活性化合物IIと組み合わせることが有利であり得る。加えて、2種以上の化合物Iと1種以上の活性化合物IIの混合物も適当であり得る。
混合物を製造する際、純粋な活性化合物を使用することが好ましいが、所要により追加活性成分として有害な菌類または他の有害生物(例えば、昆虫、クモガタ網の動物または線虫)に対する追加活性化合物、または除草性もしくは成長調節活性化合物、または肥料と混合してもよい。
好ましい追加殺虫剤は最初に成分bとして挙げたものであり、上記した好ましい化合物IIがより好ましい。
好ましい追加殺菌剤は、
・ストロビルリン類、例えばアゾキシストロビン、ジモキシストロビン、エネストロブリン、フルオキサストロビン、クレソキシム-メチル、メトミノストロビン、オリサストロビン、ピコキシストロビン、ピラクロストロビン、ピリベンカルブ、トリフロキシストロビン、2-(オルト-((2,5-ジメチルフェニルオキシメチレン)フェニル)-3-メトキシアクリル酸メチルエステル;
・炭酸アミド類、例えば
アニリド類:ベナラキシル、ベナラキシル-M、ベノダニル、ビキサフェン、ボスカリド、カルボキシン、カルプロパミド、ジクロシメット、フェンフラム、フェンヘキサミド、フルトラニル、フラメトピル、イソチアニル、キララキシル、マンジプロパミド、メプロニル、メタラキシル、オフレース、オキサジキシル、オキシカルボキシン、ペンチオピラド、シルチオファム、チフルザミド、チアジニル、N-(3’,4’-ジクロロ-5-フルオロビフェニル-2-イル)-3-ジフルオロメチル-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボン酸アミド、N-(2-(1,3-ジメチル-ブチル)-フェニル)-1,3-ジメチル-5-フルオロ-1H-ピラゾール-4-カルボン酸アミド、N-(4’-クロロ-3’,5-ジフルオロ-ビフェニル-2-イル)-3-ジフルオロメチル-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボン酸アミド、N-(4’-クロロ-3’,5-ジフルオロ-ビフェニル-2-イル)-3-トリフルオロメチル-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボン酸アミド、N-(3’,4’-ジクロロ-5-フルオロ-ビフェニル-2-イル)-3-トリフルオロメチル-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボン酸アミド、N-(3’,5-ジフルオロ-4’-メチル-ビフェニル-2-イル)-3-ジフルオロメチル-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボン酸アミド、N-(3’,5-ジフルオロ-4’-メチル-ビフェニル-2-イル)-3-トリフルオロメチル-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボン酸アミド、N-(2-ビシクロプロピル-2-イル-フェニル)-3-ジフルオロメチル-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボン酸アミド、N-(シス-2-ビシクロプロピル-2-イル-フェニル)-3-ジフルオロメチル-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボン酸アミド、N-(トランス-2-ビシクロプロピル-2-イル-フェニル)-3-ジフルオロメチル-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボン酸アミド;
カルボン酸モルホリド類;ジメトモルフ、フルモルフ;
安息香酸アミド:フルメトバー、フルオピコリド、フルオピラム、ゾキサミド;
・アゾール類、例えば
トリアゾール:アザコナゾール、ビテルタノール、ブロムコナゾール、シプロコナゾール、ジフェノコナゾール、ジニコナゾール、エポキシコナゾール、フェンブコナゾール、フルキンコナゾール、フルシラゾール、フルトリアホール、ヘキサコナゾール、イミベンコナゾール、イプコナゾール、メトコナゾール、ミクロブタニル、オキスポコナゾール、パクロブトラゾール、ペンコナゾール、プロピコナゾール、プロチオコナゾール、シメコナゾール、テブコナゾール、テトラコナゾール、トリアジメホン、トリアジメノール、トリチコナゾール;
イミダゾール類:シアゾファミド、イマザリル、ペフラゾエート、プロクロラズ、トリフルミゾール;
ベンズイミダゾール類:ベノミル、カルベンダジム、フベリダゾール、チアベンダゾール;
その他:エタボキサム、エトリジアゾール、ヒメキサゾール、1-(4-クロロ-フェニル)-1-(プロピン-2-イルオキシ)-3-(4-(3,4-ジメトキシ-フェニル)-イソオキサゾル-5-イル)-プロパン-2-オン;
・含窒素ヘテロ環類、例えば
ピリジン類:フルアジナム、ピリフェノックス、3-[5-(4-クロロフェニル)-2,3-ジメチル-イソオキサゾリジン-3-イル]ピリジン;
ピリミジン類:ブピリメート、シプロジニル、ジフルメトリム、フェナリモル、フェリムゾン、メパニピリム、ニトラピリン、ヌアリモル、ピリメタニル;
ピロール類:フェンピクロニル、フルジオキソニル;
モルホリン類:アルジモルフ、ドデモルフ、フェンプロピモルフ、トリデモルフ;
ジカルボキシイミド類:フルオロイミド、イプロジオン、プロシミドン、ビンクロゾリン;
非芳香族5員環類:ファモキサドン、フェンアミドン、オクチリノン、プロベナゾール;
その他:アシベンゾラル-S-メチル、アミスルブロム、アニラジン、ブラストサイジン-S、カプタホール、キャプタン、キノメチオナート、ダゾメット、デバカルブ、ジクロメジン、フェノキサニル、フェンプロピジン、ホルペット、ピペラリン、プロキナジド、ピロキロン、キノキシフェン、トリアゾキシド、トリシクラゾール、トリシクラゾール、トリホリン、5-クロロ-7-(4-メチルピペリジン-1-イル)-6-(2,4,6-トリフルオロフェニル)-[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン、2-ブトキシ-6-ヨード-3-プロピルクロメン-4-オン;
・カルバメート類及びジチオカルバメート類、例えば
ジチオカルバメート類:フェルバム、マンコゼブ、マンネブ、メタム、メチラム、プロピネブ、チラム、ジネブ、ジラム;
カルバメート類:ジエトフェンカルブ、フルベンチアバリカルブ、イプロバリカルブ、プロパモカルブ、バリフェナル、N-(1-(1-(4-シアノフェニル)エタンスルホニル)ブタ-2-イル)カルバミン酸-4-フルオロフェニルエステル;
・グアニジン類、例えばドジン、グアザチン、イミノクタジン;
・抗生物質類:カスガマイシン、ポリオキシン、ストレプトマイシン、バリダマイシンA;
・有機金属化合物類:フェンチン塩(例えば、酢酸フェンチン、塩化フェンチン、水酸化フェンチン);
・硫黄含有ヘテロ環類、例えばジチアノン、イソプロチオラン;
・有機リン化合物類、例えばエジフェンホス、ホセチル、ホセチル-アルミニウム、イプロベンホス、ピラゾホス、トルクロホス-メチル;
・有機塩素化合物類、例えばクロロタロニル、ジクロフルアニド、ジクロロフェン、フルスルファミド、ヘキサクロロベンゼン、ペンシクロン、フタリド、キントゼン、チオファネート-メチル、トリルフルアニド;
・無機化合物類、例えば硫黄、リン酸(H3PO3)及びその塩、銅塩(例:ボルドー液、酢酸銅、水酸化銅、オキシ塩化銅、塩基性硫酸銅);
・ニトロフェニル誘導体類、例えばビナパクリル、ジクロラン、ジノブトン、ジノカップ、テクナゼン;
・成長抑制物質類:プロヘキサジオン及びその塩、トリネキサパック-エチル、クロルメコート、メピコート-クロリド及びジフルフェンゾピル;
・その他:ブロノポール、シフルフェナミド、シモキサニル、ジフェニルアミン、メトラフェノン、ミルジオマイシン、スピロキサミン、トリルフルアニド、N-(シクロプロピロメトキシイミノ-(6-ジフルオロメトキシ-2,3-ジフルオロ-フェニル)-メチル)-2-フェニルアセトアミド;
からなる群から選択されるものである。
より好ましい追加殺菌剤は、
・アゾール類:ベノミル、ジフェンコナゾール、エポキシコナゾール、フルキンコナゾール、フルトリアホール、ヒメキサゾール、イマザリル、メトコナゾール、プロチオコナゾール、テブコナゾール、チアベンダゾール、トリアジメノール、プロクロラズ、トリチコナゾール、カルベンダジム;
・ストロビルリン類:アゾキシストロビン、クレソキシム-メチル、オリサストロビン、ピラクロストロビン、トリフロキシストロビン;
・カルボキサミド類、例えばボスカリド、カルボキシン、メタラキシル、オキサジキシル、ジメトモルフ、シルチオファム、マンジプロパミド;
・ヘテロ環式化合物類、例えばフルジオキソニル、キャプタン、ダゾメット、ピリメタニル、イプロジオン;
・カルバメート類、例えばマンコゼブ、マンネブ、メチラム、チラム;
・無機活性化合物類:硫黄、ボルドー液、酢酸銅、水酸化銅、オキシ塩化銅、塩基性硫酸銅;その他:グアザチン、ストレプトマイシンから選択される他の活性化合物類;
からなる群から選択されるものである。
別の好ましい実施形態は表Bにリストされている組合せであり、それぞれ表Bの1つの行は上記した式Iの具体的化合物(成分a)及び具体的化合物II(成分b)を含む殺虫性配合剤に相当する。これらの二成分配合剤の各々は追加的に1種以上、特に1種の上記した殺虫剤または殺菌剤を含み得る。
Figure 2010516726
Figure 2010516726
Figure 2010516726
Figure 2010516726
Figure 2010516726
別の好ましい実施形態では、混合物は2種の活性成分のみから構成される。それぞれの好ましい実施形態は上記したものに従う。
別の好ましい実施形態では、混合物は3種の活性成分のみから構成される。組合せB-1〜B-192の1つがより好ましく、この混合物に更に追加活性化合物、特に追加殺菌剤を含めてもよい。それぞれの好ましい実施形態は上記したものに従う。
1つの実施形態では、本発明の混合物は有害な菌類、及び有害な昆虫または線虫を駆除するために使用される。
更なる実施形態では、本発明の混合物は有害な菌類を駆除するために使用される。
式Iの化合物と化合物IIの混合物は、特にペロノスポロマイセテス(Peronosporomycetes(卵菌類と同義語))網、例えばペロノスポラ(Peronospora)属の種、フィトフトラ(Phytophthora)属の種、プラスモパラ・ビチコラ(Plasmopara viticola)及びシュードペロノスポラ(Pseudoperonospora)属の種の有害菌類、特に下記するものに相当する菌類を防除するために適している。
更なる実施形態では、本発明の混合物は有害な昆虫または線虫を駆除するために使用される。
更なる実施形態では、本発明の混合物は式Iの化合物及び化合物IIを相乗的有効量で含む。
更なる実施形態では、本発明の混合物は式Iの化合物及び化合物IIを相乗的有効量で含み、有害な昆虫または線虫を駆除するために使用される。
更なる実施形態では、本発明の混合物は菌類を防除する及び/または植物の健康を改善する方法のために使用され、その方法は菌類が感染しているかまたは菌類が感染しやすい部位(例えば、植物または植物繁殖材料)を少なくとも1種の式Iの化合物及び少なくとも1種の化合物IIで所望の順序でまたは同時に(すなわち、一緒にまたは別々に)処理することを含む。
更なる実施形態では、本発明の混合物は有害な昆虫または線虫を防除する方法のために使用され、その方法は菌類が感染しているかまたは菌類が感染しやすい部位(例えば、植物または植物繁殖材料)を少なくとも1種の式Iの化合物及び少なくとも1種の化合物IIで所望の順序でまたは同時に(すなわち、一緒にまたは別々に)処理することを含む。
更なる実施形態では、本発明の混合物は植物の健康を改善する方法のために使用され、その方法は菌類が感染しているかまたは菌類が感染しやすい部位(例えば、植物または植物繁殖材料)を少なくとも1種の式Iの化合物及び少なくとも1種の化合物IIで所望の順序でまたは同時に(すなわち、一緒にまたは別々に)処理することを含む。
本方法の別の実施形態では、少なくとも1種の式Iの化合物及び少なくとも1種の化合物IIの施用は防除圧(pest pressure)の不在下でなされ得る。
更なる実施形態では、本発明の混合物は式Iの化合物及び化合物IIを相乗的有効量で含み、植物の健康を改善するために使用される。この方法は防除圧下で、または防除圧の不在下でなされ得る。
更に好ましい実施形態では、本発明の混合物は、植物の生きている作物に葉面施用するために、播種または植付前に土壌施用するため(全面土壌処理及び畝間施用を含む)、及び特に植物繁殖材料に対して粉衣施用するために使用される。後者の用語はあらゆる種類(果実、塊茎、子実)の種子、挿し木、刈桑等を含む。施用の1つの具体的分野はあらゆる種類の種子の処理である。
本発明の混合物はいろいろな作物、例えば小麦、コーン、ライ麦、大麦、オート麦、モロコシ、イネ、トウモロコシ、イネ科牧草、バナナ、ワタ、ダイズ、コーヒー、サトウキビ、ブドウの蔓、果物類、観賞植物及び野菜類(例えば、キュウリ、インゲンマメ、ドライビーンズ、トマト、ジャガイモ、レタス、ウリ科植物、キャベツ、ニンジン、アブラナ科植物、ヒマワリ及びカボチャ)及びこれらの植物の種子;または牧草及び牧草の種子についている多数の菌類及び昆虫または線虫を防除するために特に重要である。特定実施形態では、本発明の混合物はダイズに対して施用される。別の好ましい実施形態では、本発明の混合物は種子に対して施用される。具体的実施形態では、本発明の混合物はダイズの種子に対して施用される。
化合物Iは多数のいろいろな活性化合物IIに対する協力剤として使用され得る。少なくとも1種の式Iの化合物及び活性化合物IIを同時に(すなわち、一緒にまたは別々に)施用すると、殺菌活性及び/または植物の健康を高めるための活性が超相加的(superadditive)に増加する。
具体的には、式Iの化合物及び混合物は以下の有害菌類の各々を防除するために適している:
・野菜、セイヨウアブラナ、テンサイ、穀物、果実及びイネにつくアルテルナリア(Alternaria)属の種、例えばジャガイモ及びトマトにつくアルテルナリア・ソラニ(A.solani)またはアルテルナリア・アルテルナタ(A.alternata);
・テンサイ及び野菜につくアファノマイセス(Aphanomyces)属の種;
・穀類及び野菜につくアスコチタ(Ascochyta)属の種、例えば小麦につくアスコチタ・トリティシ(Ascochyta tritici);
・コーン、穀類、イネ及び芝生につくビポラリス(Bipolaris)属の種及びドレクスレラ(Drechslera)属の種、例えばトウモロコシにつくドレクスレラ・マイディス(D.maydis);
・穀類(例えば、小麦または大麦)につくブルメリア・グラミニス(Blumeria graminis)(うどんこ病);
・イチゴ、野菜、花卉、小麦及びブドウにつくボトリチス・シネレア(Botrytis cinerea)(灰色カビ病);
・レタスにつくブレミア・ラクツカエ(Bremia lactucae);
・コーン、ダイズ、イネ及びテンサイにつくサーコスポラ(Cercospora)属の種、例えばダイズにつくサーコスポラ・ソジナ(Cercospora sojina)またはサーコスポラ・キクチ(Cercospora kikuchii);
・小麦につくクラドスポリウム・ヘルバラム(Cladosporium herbarum);
・コーン、穀類及びイネにつくコクリオボーラス(Cochliobolus)属の種、例えば穀類につくコクリオボルス・サティブス(Cochliobolus sativus)、イネにつくコクリオボルス・ミヤビアヌス(Cochliobolus miyabeanus);
・ダイズ及びワタにつくコレトトリクム(Colletotricum)属の種、例えばダイズにつくコレトトリクム・トランカタム(Colletotrichum truncatum);
・ダイズにつくコリネスポラ・カシコラ(Corynespora cassiicola);
・ダイズにつくデマトホラ・ネカテリックス(Dematophora necatrix);
・ダイズにつくダイアホルテ・フェセオロラム(Diaporthe phaseolorum);
・コーン、穀類、イネ及び芝生につくドレクスレラ(Drechslera)属の種、フィレノフォラ(Pyrenophora)属の種、例えば大麦につくドレクスレラ・テレス(D.teres)、または小麦につくドレクスレラ・トリティシ-レペンティス(D.tritici-repentis);
・ファエオアクレモニウム・クラミドスポリウム(Phaeoacremonium chlamydosporium)、ファエオアクレモニウム・アレオフィルム(Ph.Aleophilum)及びホルミチポラ・プンクタタ(Formitipora punctata)(フェニヌス・プンクタツス(Phellinus punctatus)と同義)に起因するブドウの蔓につくエスカ;
・小麦につくエルシノエ・アンペリナ(Elsinoe ampelina);
・イネにつくエンチロマ・オリザエ(Entyloma oryzae);
・小麦につくエピコッカム(Epicoccum)属の種;
・コーンにつくエクセロヒルム(Exserohilum)属の種;
・キュウリにつくエリシフェ・シコラセアルム(Erysiphe cichoracearum)及びスファエロテカ・フリジネア(Sphaerotheca fuliginea);
・各種植物につくフザリウム(Fusarium)属の種及びバーティシリウム(Verticillium)属の種、例えば穀類につくフザリウム・グラミネアルム(F.graminearum)またはフザリウム・クルモルム(F.culmorum)、または多数の植物(例えば、トマト)につくフザリウム・オキシスポルム(F.oxysporum)、及びダイズにつくフザリウム・ソラニ(Fusarium solani);
・穀類(例えば、小麦または大麦)につくガエウマノマイセス・グラミニス(Gaeumanomyces graminis);
・ブドウ及び他の作物につくグロメレラ・シングラタ(Glomerella cingulata);
・穀類及びイネにつくジベレラ(Gibberella)属の種、例えばイネにつくジベレラ・フジクロイ(Gibberella fujikuroi);
・イネにつく穀粒染色複合体(grain staining complex);
・ブドウにつくグイグナルディァ・ブドウェリ(Guignardia budwelli);
・コーン及びイネにつくヘルミントスポリウム(Helminthosporium)属の種;
・ブドウにつくイサリオプシス・クラビスポラ(Isariopsis clavispora);
・ダイズにつくマクロホミナ・ファセオリナ(Macrophomina phaseolina);
・穀類につくミクロドシウム・ニバレ(Michrodochium nivale);
・ダイズにつくミクロスファエラ・ディフューサ(Microsphaera diffusa);
・穀類、バナナ及び落花生につくマイコスファエレラ(Mycosphaerella)属の種、例えば小麦につくマイコスファエレラ・グラミニコラ(M.graminicola)、またはバナナにつくマイコスファエレラ・フィジエンシス(M.fijiensis);
・キャベツ及び球根植物につくペロノスポラ(Peronospora)属の種、例えばキャベツにつくペロノスポラ・ブラシカエ(P.brassicae)、タマネギにつくペロノスポラ・デストルクトル(P.destructor)、またはダイズにつくペロノスポラ・マンシュリカ(P.manshurica);
・ダイズにつくファコプサラ・パシリジィ(Phakopsara pachyrhizi)及びファコプサラ・メイボミアエ(Phakopsara meibomiae);
・ダイズにつくフィアロホラ・グレガタ(Phialophora gregata);
・ヒマワリ、ダイズ及びブドウにつくホモプシス(Phomopsis)属の種、例えばダイズにつくホモプシス・ファセオリ(P.phaseoli)、及びブドウにつくホモプシス・ビチコラ(P.viticola);
・各種植物につくフィトフトラ(Phytophthora)属の種、例えばピーマンにつくフィトフトラ・カプシシ(P.capsici)、ダイズにつくフィトフトラ・メガスペルマ(P.megasperma)、及びジャガイモ及びトマトにつくフィトフトラ・インフェスタンス(P.infestans);
・ブドウの蔓につくプラスモパラ・ビチコラ(Plasmopara viticola);
・リンゴにつくポドスファエラ・ロイコトリカ(Podosphaera leucotricha);
・穀類(小麦または大麦)につくシュードセルコスポレラ・ヘルポトリコイデス(Pseudocercosporella herpotrichoides);
・各種植物につくシュードペロノスポラ(Pseudoperonospora)、例えばキュウリにつくシュードペロノスポラ・クベンシス(P.cubensis)、またはホップにつくシュードペロノスポラ・ヒュミリ(P.humili);
・ブドウにつくシュードペジクラ・トラケイフィライ(Pseudopezicula tracheiphilai);
・各種植物につくプッシニア(Puccinia)属の種、例えば穀類(小麦または大麦)につくプッシニア・トリティシナ(P.triticina)、プッシニア・ストリホルミンス(P.striformins)、プッシニア・ホルディ(P.hordei)またはプッシニア・グラミニス(P.graminis)、またはアスパラガスにつくプッシニア・アスパラギ(P.asparagi);
・イネにつくピリクラリア・オリザエ(Pyricularia oryzae)、コルティシウム・ササキ(Corticium sasakii)、サロクラディウム・オリザエ(Sarocladium oryzae)、サロクラディウム・アテヌアタム(S.attenuatum)及びエンチロマ・オリザエ(Entyloma oryzae);
・小麦につくフィレノホラ・トリティシレペンチス(Pyrenophora tritici-repentis)、または大麦につくフィレノホラ・テレス(Pyrenophora teres);
・芝生及び穀類につくピリクラリア・グリセア(Pyricularia grisea);
・芝生、イネ、コーン、コムギ、ワタ、セイヨウアブラナ、ヒマワリ、テンサイ、野菜及び他の植物につくフィチウム(Pythium)属の種、例えば各種植物につくフィチウム・ウルチムム(P.ultiumum)、または芝生につくフィチウム・アファニデルマタム(P.aphanidermatum);
・大麦につくラミラリア・コロシグニ(Ramularia collo-cygni)(生理的斑点病(physiological leaf spots));
・ワタ、イネ、ジャガイモ、芝生、コーン、セイヨウアブラナ、ジャガイモ、テンサイ、野菜及び各種植物につくリゾクトニア(Rhizoctonia)属の種、例えばテンサイ及び各種植物につくリゾクトニア・ソラニ(R.solani)、及び小麦及び大麦につくリゾクトニア・セリアリス(Rhizoctonia cerealis);
・大麦、ライ麦及びライ小麦につくリンコスポリウム・セカリス(Rhynchosporium secalis);
・セイヨウアブラナ及びヒマワリにつくスクレロティニア(Sclerotinia)属の種、例えばダイズにつくスクレロティニア・スクレロチオラム(S.sclerotiorum)またはスクレロティニア・ロルフシ(S.rolfsii);
・ダイズにつくセプトリア・グリシネス(Septoria glycines);
・小麦につくセプトリア・トリティシ(Septoria tritici)及びスタゴノスポラ・ノドルム(Stagonospora nodorum);
・ブドウの蔓につくエリシフェ(Erysiphe)(ウンキヌラ(Uncinula)と同義)・ネカトール(necator);
・コーン及び芝生につくセトスパリア(Setospaeria)属の種;
・コーンにつくスファセロセカ・レイリニア(Sphacelotheca reilinia);
・小麦につくスタグノスポラ・ノドルム(Stagonospora nodorum);
・ダイズ及びワタにつくチエバリオプシス(Thievaliopsis)属の種;
・穀類につくティレチア(Tilletia)属の種;
・小麦または大麦につくチフラ・インカルナタ(Typhula incarnata);
・穀類、コーン及びサトウキビにつくウスチラゴ(Ustilago)属の種、例えばコーンにつくウスチラゴ・マイディス(U.maydis);
・リンゴ及びセイヨウナシにつくベンチュリア(Venturia)属の種(そうか病)、例えばリンゴにつくベンチュリア・イナエクアリス(V.inaequalis)。
これらは以下の目の有害昆虫を防除するためにも適している:
・チョウ類(鱗翅目)、例えば、タマナヤガ(Agrotis ypsilon)、カブラヤガ(Agrotis segetum)、アメリカワタノミガ(Alabama argillacea)、アンチカルシア・ゲンマタリス(Anticarsia gemmatalis)、リンゴヒメシンクイ(Argyresthia conjugella)、ガマキンウワバ(Autographa gamma)、ブパルス・ピニアリウス(Bupalus piniarius)、カコエシア・ムリナナ(Cacoecia murinana)、カプア・レチクラナ(Capua reticulana)、ケイマトビア・ブルマタ(Cheimatobia brumata)、トウヒシントメハマキ(Choristoneura fumiferana)、コリストネウラ・オキシデンタリス(Choristoneura occidentalis)、アワヨトウ(Cirphis unipuncta)、コドリンガ(Cydia pomonella)、マツケムシ(Dendrolimus pini)、ジアファニア・ニチダリス(Diaphania nitidalis)、サウスウェスタンコーンボーラー(Diatraea grandiosella)、ミスジアオリンガ(Earias insulana)、モロコシマダラメイガ(Elasmopalpus lignosellus)、ブドウホソハマキ(Eupoecilia ambiguella)、エベトリア・ボウリアナ(Evetria bouliana)、フェルチア・スブテラネア(Feltia subterranea)、ハチノスツヅリガ(Galleria mellonella)、グラホリタ・フネブラナ(Grapholitha funebrana)、ナシヒメシンクイ(Grapholitha molesta)、ヘリオチス・アルミゲラ(Heliothis armigera)、ヘリオチス・ビレセンス(Heliothis virescens)、ヘリオチス・ジー(Heliothis zea)、ハイマダラノメイガ(Hellula undalis)、ヒベルニア・デホリアリア(Hibernia defoliaria)、アメリカシロヒトリ(Hyphantria cunea)、ヒポノメウタ・マリネルス(Hyponomeuta malinellus)、ケイフェリア・リコペルシセラ(Keiferia lycopersicella)、ランブジナ・フィセラリア(Lambdina fiscellaria)、シロイチモジヨトウ(Laphygma exigua)、ロイコプテラ・コフェエラ(Leucoptera coffeella)、ロイコプテラ・シテラ(Leucoptera scitella)、リトコレチス・ブランカルデラ(Lithocolletis blancardella)、ロベシア・ボトラナ(Lobesia botrana)、ロキソステージ・スチクチカリス(Loxostege sticticalis)、マイマイガ(Lymantria dispar)、ノンネマイマイ(Lymantria monacha)、モモハモグリガ(Lyonetia clerkella)、オビカレハ(Malacosoma neustria)、ヨトウガ(Mamestra brassicae)、オルギイア・プソイドツガタ(Orgyia pseudotsugata)、ヨーロッパアワノメイガ(Ostrinia nubilalis)、マツキリガ(Panolis flammea)、ワタアカミムシガ(Pectinophora gossypiella)、ニセタマナヤガ(Peridroma saucia)、ファレラ・ブセファラ(Phalera bucephala)、ジャガイモキバガ(Phthorimaea operculella)、ミカンハモグリガ(Phyllocnistis citrella)、オオモンシロチョウ(Pieris brassicae)、プラチペナ・スカブラ(Plathypena scabra)、コナガ(Plutella xylostella)、プソイドプルシア・インクルデンス(Pseudoplusia includens)、リアシオニア・フルストラナ(Rhyacionia frustrana)、スクロビパルプラ・アブソルタ(Scrobipalpula absoluta)、バクガ(Sitotroga cerealella)、テングハマキ(Sparganothis pilleriana)、スポドプテラ・フルギペルダ(Spodoptera frugiperda)、スポドプテラ・リットラリス(Spodoptera littoralis)、ハスモンヨトウ(Spodoptera litura)、マツノギョウレツケムシ(Thaumatopoea pityocampa)、トルトリキス・ビリダナ(Tortrix viridana)、イラクサギンウワバ(Trichoplusia ni)及びゼイラフェラ・カナデンシス(Zeiraphera canadensis);
・甲虫類(鞘翅目)、例えばアカバナガタマムシ(Agrilus sinuatus)、アグリオテス・リネアツス(Agriotes lineatus)、アグリオテス・オブスクルス(Agriotes obscurus)、アンフィマルス・ソルスチチアリス(Amphimallus solstitialis)、アニサンドルス・ジスパー(Anisandrus dispar)、ワタミハナゾウムシ(Anthonomus grandis)、ナシハナゾウムシ(Anthonomus pomorum)、アトマリア・リネアリス(Atomaria linearis)、マツノキクイムシ(Blastophagus piniperda)、ブリトファガ・ウンダタ(Blitophaga undata)、ソラマメゾウムシ(Bruchus rufimanus)、エンドウゾウムシ(Bruchus pisorum)、ヒラマメゾウムシ(Bruchus lentis)、ドロハマキチョッキリ(Byctiscus betulae)、カメノコハムシ(Cassida nebulosa)、セロトマ・トリフルカタ(Cerotoma trifurcata)、シュートリンクス・アッシミリス(Ceuthorrhynchus assimilis)、シュートリンクス・ナピ(Ceuthorrhynchus napi)、カエトクネマ・チビアリス(Chaetocnema tibialis)、コノデルス・ベスペルチヌス(Conoderus vespertinus)、クリオセリス・アスパラギ(Crioceris asparagi)、ノーザンコーンルートワーム(Diabrotica longicornis)、ジアブロチカ・12-プンクタタ(Diabrotica 12-punctata)、ウエスタンコーンルートワーム(Diabrotica virgifera)、インゲンテントウ(Epilachna varivestis)、エピトリックス・ヒルティペンニス(Epitrix hirtipennis)、ユーティノボスラス・ブラシリエンシス(Eutinobothrus brasiliensis)、マツアナアキゾウムシ(Hylobius abietis)、ヒペラ・ブルネイペンニス(Hypera brunneipennis)、アルファルファタコゾウムシ(Hypera postica)、ヤツバキクイムシ(Ips typographus)、レマ・ビリネアタ(Lema bilineata)、レマ・メラノプス(Lema melanopus)、コロラドハムシ(Leptinotarsa decemlineata)、リモニウス・カリホルニクス(Limonius californicus)、イネミズゾウムシ(Lissorhoptrus oryzophilus)、メラノツス・コンムニス(Melanotus communis)、メリゲテス・アエネウス(Meligethes aeneus)、メロロンタ・ヒポカスタニ(Melolontha hippocastani)、メロロンタ・メロロンタ(Melolontha melolontha)、イネクビボソハムシ(Oulema oryzae)、オルティオリンクス・スルカツス(Ortiorrhynchus sulcatus)、オチオリンクス・オバツス(Otiorrhynchus ovatus)、カラシナハムシ(Phaedon cochleariae)、フィロトレタ・クリソセファラ(Phyllotreta chrysocephala)、フィロファガの種(Phyllophaga sp.)、フィロペルタ・ホルティコラ(Phyllopertha horticola)、フィロトレタ・ネモルム(Phyllotreta nemorum)、キスジノミハムシ(Phyllotreta striolata)、マメコガネ(Popillia japonica)、アカアシチビコフキゾウムシ(Sitona lineatus)及びグラナリアコクゾウムシ(Sitophilus granaria);
・ハエ類(双翅目)、例えばネッタイシマカ(Aedes aegypti)、キンイロヤブカ(Aedes vexans)、アナストレファ・ルデンス(Anastrepha ludens)、アノフェレス・マクリペンニス(Anopheles maculipennis)、チチュウカイミバエ(Ceratitis capitata)、トウヨウラセンウジバエ(Chrysomya bezziana)、クリソミア・ホミニボラックス(Chrysomya hominivorax)、クリソミア・マセラリア(Chrysomya macellaria)、ソルガムタマバエ(Contarinia sorghicola)、ヒトクイバエ(Cordylobia anthropophaga)、アカイエカ(Culex pipiens)、ウリミバエ(Dacus cucurbitae)、オリーブミバエ(Dacus oleae)、ダシネウラ・ブラシカエ(Dasineura brassicae)、ヒメイエバエ(Fannia canicularis)、ウマバエ(Gasterophilus intestinalis)、グロッシナ・モルシタンス(Glossina morsitans)、ノサシバエ(Haematobia irritans)、ハプロジプロシス・エクエストリス(Haplodiplosis equestris)、ヒルエミイア・プラツラ(Hylemyia platura)、キスジウシバエ(Hypoderma lineata)、トマトハモグリバエ(Liriomyza sativae)、マメハモグリバエ(Liriomyza trifolii)、ルシリア・カプリナ(Lucilia caprina)、ヒツジキンバエ(Lucilia cuprina)、ヒロズキンバエ(Lucilia sericata)、リコリア・ペクトラリス(Lycoria pectoralis)、ヘシアンバエ(Mayetiola destructor)、イエバエ(Musca domestica)、オオイエバエ(Muscina stabulans)、ヒツジバエ(Oestrus ovis)、オシネラ・フリット(Oscinella frit)、アサガモグリハナバエ(Pegomya hysocyami)、フォルビア・アンティカ(Phorbia antiqua)、フォルビア・ブラッシカ(Phorbia brassicae)、ホルビア・コアルクタタ(Phorbia coarctata)、ラゴレティス・セラシ(Rhagoletis cerasi)、ラゴレティス・ポモネラ(Rhagoletis pomonella)、タバヌス・ボビヌス(Tabanus bovinus)、ティプラ・オレラセア(Tipula oleracea)及びティプラ・パルドサ(Tipula paludosa);
・アザミウマ類(総翅目)、例えばフランクリニエラ・フスカ(Frankliniella fusca)、ミカンキイロアザミウマ(Frankliniella occidentalis)、フランクリニエーラ・トリティシ(Frankliniella tritici)、シルトスリップス・シトリ(Scirtothrips citri)、イネアザミウマ(Thrips oryzae)、ミナミキイロアザミウマ(Thrips palmi)及びネギアザミウマ(Thrips tabaci);
・ハチ類(膜翅目)、例えばカブラハバチ(Athalia rosae)、ハキリアリ(Atta cephalotes)、チャイロハキリアリ(Atta sexdens)、テキサスハキリアリ(Atta texana)、ホプロカンパ・ミヌタ(Hoplocampa minuta)、ホプロカンパ・テスチュジネア(Hoplocampa testudinea)、イエヒメアリ(Monomorium pharaonis)、アカカミアリ(Solenopsis geminata)及びヒアリ(Solenopsis invicta);
・カメムシ類(異翅目)、例えばアクロステルヌム・ヒラレ(Acrosternum hilare)、ブリスス・ロイコプテルス(Blissus leucopterus)、シルトペルティス・ノタツス(Cyrtopeltis notatus)、アカホシカメムシ(Dysdercus cingulatus)、ジスデルクス・インテルメジウス(Dysdercus intermedius)、ユーリガスター・インテグリセプス(Eurygaster integriceps)、ユーシスタス・インピクティベントリス(Euschistus impictiventris)、レプトグロッスス・フィロプス(Leptoglossus phyllopus)、リグス・リネオラリス(Lygus lineolaris)、リグス・プラテンシス(Lygus pratensis)、ミナミアオカメムシ(Nezara viridula)、ピエスマ・クアドラタ(Piesma quadrata)、ソルベア・インスラリス(Solubea insularis)及びチアンタ・ペルジトル(Thyanta perditor);
・アブラムシ類(同翅目)、例えばアシルトシフォン・オノブリキス(Acyrthosiphon onobrychis)、カラマツカサアブラムシ(Adelges laricis)、アフィズラ・ナスツルティイ(Aphidula nasturtii)、マメクロアブラムシ(Aphis fabae)、イチゴネアブラムシ(Aphis forbesi)、リンゴアブラムシ(Aphis pomi)、ワタアブラムシ(Aphis gossypii)、アフィス・グロスラリア(Aphis grossulariae)、アフィス・スクネイデリ(Aphis schneideri)、ユキヤナギアブラムシ(Aphis spiraecola)、ニワトコアブラムシ(Aphis sambuci)、エンドウヒゲナガアブラムシ(Acyrthosiphon pisum)、ジャガイモヒゲナガアブラムシ(Aulacorthum solani)、ブラシカウダス・カルデュイ(Brachycaudus cardui)、ムギワラギクオマルアブラムシ(Brachycaudus helichrysi)、ブラシカウダス・ペルシカエ(Brachycaudus persicae)、ブラシカウダス・プルニコラ(Brachycaudus prunicola)、ダイコンアブラムシ(Brevicoryne brassicae)、カピトホルス・ホルニ(Capitophorus horni)、セロシファ・ゴシピ(Cerosipha gossypii)、イナゴケナガアブラムシ(Chaetosiphon fragaefolii)、クリプトミズス・リビス(Cryptomyzus ribis)、ドレイフシア・ノルドマンニアナエ(Dreyfusia nordmannianae)、ドレイフシア・ピセア(Dreyfusia piceae)、ジサフィス・ラジコラ(Dysaphis radicola)、ジサウラコルタム・プソイドソラニ(Dysaulacorthum pseudosolani)、オオバコアブラムシア(Dysaphis plantaginea)、ナシクロホシアブラムシ(Dysaphis pyri)、ジャガイモヒメヨコバイ(Empoasca fabae)、モモコフキアブラムシ(Hyalopterus pruni)、チシャミドリアブラムシ(Hyperomyzus lactucae)、ムギヒゲナガアブラムシ(Macrosiphum avenae)、チューリップヒゲナガアブラムシ(Macrosiphum euphorbiae)、イバラヒゲナガアブラムシ(Macrosiphon rosae)、メゴウラ・ビシアエ(Megoura viciae)、メラナフィス・ピラリウス(Melanaphis pyrarius)、ムギウスイロアブラムシ(Metopolophium dirhodum)、モモアカアブラムシ(Myzodes persicae)、ワケギコブアブラムシ(Myzus ascalonicus)、ミズス・セラシ(Myzus cerasi)、カワリコブアブラムシ(Myzus varians)、レタスヒゲナガアブラムシ(Nasonovia ribis-nigri)、トビイロウンカ(Nilaparvata lugens)、ペムフィグス・ブルサリウス(Pemphigus bursarius)、クロツノウンカ(Perkinsiella saccharicida)、ホップイボアブラムシ(Phorodon humuli)、リンゴキジラミ(Psylla mali)、ナシキジラミ(Psylla piri)、ロパロミズス・アスカロニクス(Rhopalomyzus ascalonicus)、トウモロコシアブラムシ(Rhopalosiphum maidis)、ムギクビレアブラムシ(Rhopalosiphum padi)、リンゴクビレアブラムシ(Rhopalosiphum insertum)、サッパフィス・マラ(Sappaphis mala)、サッパフィス・マリ(Sappaphis mali)、ムギミドリアブラムシ(Schizaphis graminum)、シゾネウラ・ラヌギノサ(Schizoneura lanuginosa)、ムギヒゲナガアブラムシ(Sitobion avenae)、オンシツコナジラミ(Trialeurodes vaporariorum)、コミカンアブラムシ(Toxoptera aurantii)及びブドウネアブラムシ(Viteus vitifolii);
・シロアリ類目(等翅目)、例えばカロテルメス・フラビコリス(Calotermes flavicollis)、ロイコテルメス・フラビペス(Leucotermes flavipes)、レチクリテルメス・ルシフグス(Reticulitermes lucifugus)及びテルメス・ナタレンシス(Termes natalensis);
・バッタ類(直翅目)、例えばヨーロッパイエコオロギ(Acheta domestica)、トウヨウゴキブリ(Blatta orientalis)、チャバネゴキブリ(Blattella germanica)、ヨーロッパクギヌキハサミムシ(Forficula auricularia)、グリルロタルパ・グリルロタルパ(Gryllotalpa gryllotalpa)、トノサマバッタ(Locusta migratoria)、メラノプラス・ビビタタス(Melanoplus bivittatus)、メラノプラス・フムル−ルブルム(Melanoplus femur-rubrum)、メラノプラス・メキシカヌス(Melanoplus mexicanus)、メリケンフキバッタ(Melanoplus sanguinipes)、メラノプラス・スプレタス(Melanoplus spretus)、ノマダクリス・セプテムファシアタ(Nomadacris septemfasciata)、ワモンゴキブリ(Periplaneta americana)、アメリカイナゴ(Schistocerca americana)、シストセルサ・ペレグリナ(Schistocerca peregrina)、スタウロノタス・マロカナス(Stauronotus maroccanus)及びクラズミウマ(Tachycines asynamorus);並びに
・クモガタ類、例えばダニ類(ダニ目):例えばヒメダニ科(Argasidae)、マダニ科(Ixodidae)及びヒゼンダニ科(Sarcoptidae)のもの、例えば、アロリカキララマダニ(Amblyomma americanum)、アンブリオマ・バリエガタム(Amblyomma variegatum)、アルガス・ペルシクス(Argas persicus)、ボーフィルス・アンヌラタス(Boophilus annulatus)、ボーフィルス・デコロラツス(Boophilus decoloratus)、オウシマダニ(Boophilus microplus)、デルマセントル・シルバルム(Dermacentor silvarum)、ヒアローマ・トランカタム(Hyalomma truncatum)、イヌダニ(Ixodes ricinus)、イクソデス・ルビクンダス(Ixodes rubicundus)、アフリカカズキダニ(Ornithodorus moubata)、オトビウス・メグニニ(Otobius megnini)、ワクモ(Dermanyssus gallinae)、ヒツジキュウセンヒゼンダニ(Psoroptes ovis)、リピセファルス・アッペンジクラタス(Rhipicephalus appendiculatus)、リピセファルス・エベルトシ(Rhipicephalus evertsi)、ヒゼンダニ(Sarcoptes scabiei)、並びにフシダニ科の種(Eriophyidae spp.)、例えばリンゴサビダニ(Aculus schlechtendali)、フィロコプトラタ・オレイボラ(Phyllocoptrata oleivora)及びエリオフィエス・シェルドニ(Eriophyes sheldoni);ホコリダニ科の種(Tarsonemidae spp.)、例えばシクラルンホコリダニ(Phytonemus pallidus)及びチャノホコリダニ(Polyphagotarsonemus latus);ヒメハダニ科の種(Tenuipalpidae spp.)、例えばブレビパルプス・ホエニシス(Brevipalpus phoenicis);ハダニ科の種(Tetranychidae spp.)、例えばニセナミハダニ(Tetranychus cinnabarinus)、カンザワハダニ(Tetranychus kanzawai)、オウトウハダニ(Tetranychus pacificus)、ダイズハダニ(Tetranychus telarius)及びナミハダニ(Tetranychus urticae)、リンゴハダニ(Panonychus ulmi)、ミカンハダニ(Panonychus citri)及びオリゴニクス・プラテンシス(Oligonychus pratensis)。
更に、これらは以下の有害線虫、特に植物寄生線虫、例えばネコブセンチュウ類のキタネコブセンチュウ(Meloidogyne hapla)、サツマイモネコブセンチュウ(Meloidogyne incognita)、ジャワネコブセンチュウ(Meloidogyne javanica)及び他のメロイドギネ(Meloidogyne)属の種;シスト形成センチュウ類のジャガイモシストセンチュウ(Globodera rostochiensis)及び他のグロボデラ(Globodera) 属の種、ムギシストセンチュウ(Heterodera avenae)、ダイズシストセンチュウ(Heterodera glycines)、ヘテロデラ・スカクティイ(Heterodera schachtii)、クローバーシストセンチュウ(Heterodera trifolii)及び他のヘテロデラ(Heterodera) 属の種;種子ゴールセンチュウ類のアングイナ(Anguina) 属の種;クキ及びハセンチュウ類のアフェレンコイデス(Aphelenchoides) 属の種;刺毛センチュウ類のベロノライムス・ロンギカウダツス(Belonolaimus longicaudatus)及び他のベロノライムス(Belonolaimus) 属の種;マツノザイセンチュウ類のマツノザイセンチュウ(Bursaphelenchus xylophilus)及び他のブルサフェレンクス(Bursaphelenchus) 属の種;ワセンチュウ類のクリコネマ(Criconema) 属の種、クリコネメラ(Criconemella) 属の種、クリコネモイデス(Criconemoides) 属の種、メソクリコネマ(Mesocriconema) 属の種;クキ及びリンケイセンチュウ類のイモグサレセンチュウ(Ditylenchus destructor)、ナミクキセンチュウ(Ditylenchus dipsaci)及び他のジチレンクス(Ditylenchus) 属の種;突錐センチュウ類のドリコドルス(Dolichodorus) 属の種;ラセンセンチュウ類のヘリオコチレンクス・ムルチシンクツス(Heliocotylenchus multicinctus)及び他のヘリオコチレンクス(Helicotylenchus) 属の種;鞘センチュウ及び有鞘センチュウ類のヘミシクリオホラ(Hemicycliophora) 属の種及びヘミクリコネモイデス(Hemicriconemoides) 属の種、ヒルシュマンニエラ(Hirshmanniella) 属の種;ヤリセンチュウ類のホプロアイムス(Hoploaimus) 属の種;ニセネコブセンチュウ類のナコブス(Nacobbus) 属の種;ハリセンチュウ類のロンギドルス・エロンガツス(Longidorus elongatus)及び他のロンギドルス(Longidorus) 属の種;ネグサレセンチュウ類のムギネグサレセンチュウ(Pratylenchus neglectus)、キタネグサレセンチュウ(Pratylenchus penetrans)、プラチレンクス・クルビタツス(Pratylenchus curvitatus)、プラチレンクス・ゴオデイ(Pratylenchus goodeyi)及び他のプラチレンクス(Pratylenchus) 属の種;ネモグリセンチュウ類のラドホルス・シミリス(Radopholus similis)及び他のラドホルス(Radopholus) 属の種;ニセフクロセンチュウ類のロチレンクス・ロブスツス(Rotylenchus robustus)及び他のロチレンクス(Rotylenchus) 属の種;ラセンチュウ(Scutellonema) 属の種;ユミハリセンチュウ類のトリコドルス・プリミチブス(Trichodorus primitivus)及び他のトリコドルス(Trichodorus) 属の種、パラトリコドルス(Paratrichodorus) 属の種;イシュクセンチュウ類のナミイシュンセンチュウ(Tylenchorhynchus claytoni)、チレンコリンクス・ドビウス(Tylenchorhynchus dubius)及び他のチレンコリンクス(Tylenchorhynchus) 属の種;ミカンセンチュウ類のティレンクルス(Tylenchulus) 属の種;オオハリセンチュウ類のキシフィネマ(Xiphinema) 属の種;並びに他の植物寄生線虫の種を防除するのにも適している。
特に、本発明の混合物は鞘翅目、鱗翅目、総翅目、同翅目、等翅目及び直翅目の有害生物を駆除するために適している。
本発明の混合物は植物寄生線虫、例えばメロイドギネ(Meloidogyne)、グルボデラ(Globodera)、ヘテロデラ(Heterodera)、ラドホルス(Radopholus)、ロチレンクルス(Rotylenchulus)、プラティレンクス(Pratylenchus)及び他の属を防除するためにも適している。
種子処理のために適当な標的は各種作物種子、果物類、野菜類及び観賞植物の種子、例えばコーン/トウモロコシ(スイート及び飼料用)、デュラム小麦、ダイズ、小麦、大麦、オート麦、ライ麦、ライ小麦、バナナ、イネ、ワタ、ヒマワリ、ジャガイモ、牧草、アルファルファ、イネ科牧草、芝生、モロコシ、ナタネ、アブラナ科植物(Brassica spp.)、テンサイ、ナス、トマト、レタス、アイスバーグレタス、コショウ、キュウリ、トウナス、メロン、インゲンマメ、ドライビーンズ、エンドウマメ、リーキ、ニンニク、タマネギ、キャベツ、ニンジン、塊茎(例えば、サトウキビ)、タバコ、コーヒー、芝生及び飼料作物、アブラナ科植物、ウリ科植物、ブドウの蔓、コショウ、飼料用ビート、セイヨウアブラナ、パンジー、インパチェンス、ペチュニア及びゼラニウムである。
用語「種子処理」は当業界で公知のすべての適当な種子処理技術を含み、その例には種子粉衣、種子コーティング、種子散粉、浸種、種子フィルムコーティング、種子多層コーティング、種子外皮形成、種子点滴及び種子ペレット化が含まれるが、これらに限定されない。
本発明の活性成分混合物は、セイヨウアブラナ、小麦、コーン、ライ麦、大麦、オート麦、モロコシ、ヒマワリ、イネ、トウモロコシ、芝生及び飼料作物、ワタ、テンサイ、インゲンマメ、エンドウマメ、ダイズ、観賞植物及び野菜(例えば、ウリ科植物、トマト、ナス、ジャガイモ、コショウ、レタス、キャベツ、ニンジン、アブラナ科植物)の種子を処理するために特に有利である。
セイヨウアブラナ、小麦、インゲンマメ、コーン、ダイズ、ワタ、モロコシ、テンサイ、イネ、野菜及び観賞植物の種子処理が特に好ましい。
本発明の混合物をセイヨウアブラナの種子処理のために使用することが最も好ましい。
加えて、本発明の混合物は、遺伝子工学方法を含めた育成により除草剤、殺菌剤または殺虫剤の作用に対して耐性である作物においても使用され得る。
例えば、本発明の混合物は、スルホニル尿素、イミダゾリノン、グルホシネート-アンモニウムまたはグリホセート-イソプロピルアンモニウム及び類似活性物質からなる群から選択される除草剤に対して耐性のトランスジェニック作物(例えば、欧州特許出願公開第242 236号、欧州特許出願公開第242 246号参照)(国際公開第92/00377号)(欧州特許出願公開第257 993号、米国特許第5,013,659号);または植物をある有害生物に対して耐性とするバチルス・チューリンゲンシス毒素(Bt毒素)を産生する能力を有するトランスジェニック作物(例えば、ワタ)(欧州特許出願公開第142 924号、欧州特許出願公開第193 259号)において使用され得る。
更に、本発明の混合物は、既存の植物と比較して修飾された特性を有し、例えば従来の育成方法及び/または変異体の作成により、または組換え手順により作成され得る植物を処理するためにも使用され得る。例えば、植物中で合成されるデンプンを修飾する目的の作物の組換え修飾(例えば、国際公開第92/11376号、国際公開第92/14827号、国際公開第91/19806号)または修飾させた脂肪酸組成を有するトランスジェニック作物(国際公開第91/13972号)は多数記載されている。
式Iの化合物及び化合物II及び任意の追加活性成分は同時に(すなわち、一緒にまたは別々に)または連続して施用され得る。別々に施用する場合の順序は通常防除測定の結果に影響を与えない。
式Iの化合物及び化合物IIは通常、有効量で、好ましくは100:1〜1:100の重量比、特に20:1〜1:20の重量比、好ましくは10:1〜1:10の重量比で施用される。
式Iの化合物及び追加殺菌剤は通常、有効量で、好ましくは1000:1〜1:1000の重量比で施用される。
所望の効果に応じて、本発明の混合物の施用量は、特に農耕中の区域の場合5〜2000g/ha、好ましくは50〜1500g/ha、特に50〜750g/haである。
この場合、式Iの化合物の施用量は1g〜1kg/ha、好ましくは10〜900g/ha、特に20〜750g/haである。
従って、化合物IIの施用量は1g〜1kg/ha、好ましくは10〜750g/ha、特に20〜500g/haである。
従って、追加殺菌剤の施用量は1g〜1kg/ha、好ましくは5〜900g/ha、特に10〜750g/haである。
種子処理の場合、本発明の混合物の施用量は通常3kg:30g a.i./100kg、100g:1g a.i./100kg、30g:3kg a.i./100kg、または1g:100g a.i./100kgである。幾つかの特定の作物(例えば、レタスまたはタマネギ)の種子に対しては施用量を多くしてもよい。
本発明の更なる実施形態は本発明の混合物で処理した種子に関する。
新規な活性成分混合物は、栽培植物を保護するために非常に有利な治療的、予防的及び浸透的殺菌特性を有している。上記したように、活性成分混合物は、各種の作物の植物もしくは植物の一部(実、花、葉、茎、塊茎、根)または有用植物に発生する病原体を抑制または破壊するために使用され得、同時に後から成長する植物の部分も前記病原体による攻撃から保護される。活性成分混合物は、多くの場合植物発生の早期に発生する土壌における病気に対して非常に活性であるという特定の作用効果を有している。
植物病原性の有害菌類及び/または有害な昆虫及び/または線虫を防除するとき、特に植物病原性の有害菌類及び/または有害昆虫を防除するとき、式Iの化合物及び化合物II、及び任意の追加活性成分、或いは本発明の混合物は別々にまたは一緒に、植物を播種する前またはその後に、或いは植物が出芽する前またはその後に種子、植物または土壌を処理することにより施用される。
本発明の活性化合物及び混合物は、例えば直接噴霧可能な溶液、粉末及び懸濁液の形態で、または高濃度の水性、油性または他の懸濁液、分散液、エマルジョン、オイルディスパージョン、ペースト、ダスト、展着用組成物または顆粒の形態で製造され、噴霧、アトマイジング、散粉、広幅散布または灌漑により施用され得、着色させた懸濁液、溶液、エマルジョンをそのまま、または水ベースのスラリーとして種子処理機を用いて施用することができる。使用形態は具体的目的に依存する。いずれにせよ、本発明の混合物はできるだけ細かく且つ均一に分布させなければならない。
活性化合物及び混合物は慣用の製剤、例えば液剤、エマルジョン剤、サスペンジョン剤、ダスト剤、粉剤、ペースト剤及び顆粒剤に変換され得る。使用形態は具体的な意図する目的に依存する。いずれにせよ、本発明の化合物は細かく且つ均一に分布されなければならない。
製剤は公知の方法(例えば、参考のために米国特許第3,060,084号;欧州特許出願公開第707 445号(液体濃厚物のために);Browning,“Agglomeration”,Chemical Engineering,Dec.4,1967,147-48;Perry’s Chemical Engineer’s Handbook,第4版,McGraw-Hill,New York,1963,p.8-57以降;国際公開第91/13546号;米国特許第4,172,714号;米国特許第4,144,050号;米国特許第3,920,442号;米国特許第5,180,587号;米国特許第5,232,701号;米国特許第5,208,030号;英国特許出願公開第2,095,558号;米国特許第3,299,566号;Klingman,Weed Control as a Science,John Wiley and Sons,Inc.,New York,1961;Hanceら,Weed Control Handbook,第8版,Blackwell Scientific Publications,Oxford,1989;Mollet,H.,Grubemann,A.,Formulation technology,Wiley VCH Verlag GmbH,Weinheim(Germany),2001,2;D.A.Knowles,Chemistry and Technology of Agrochemical Formulations,Kluwer Academic Publishers,Dordrecht,1998(ISBN 0-7514-0443-8を参照されたい)で、例えば活性化合物を農薬の製剤に適した補助剤、例えば溶媒及び/または担体、所望により乳化剤、界面活性剤及び分散剤、保存剤、消泡剤、凍結防止剤、種子処理製剤のためには場合により着色剤及び/または結合剤及び/またはゲル化剤を用いて増量することにより製造される。
適当な溶媒の例は水、芳香族溶媒類(例:Solvesso製品、キシレン)、パラフィン類(例:鉱油留分)、アルコール類(例:メタノール、ブタノール、ペンタノール、ベンジルアルコール)、ケトン類(例:シクロヘキサノン、γ-ブチロラクトン)、ピロリドン類(NMP、NOP)、アセテート類(グリコールジアセテート)、グリコール類、脂肪酸ジメチルアミド類、脂肪酸類及び脂肪酸エステル類である。原則、溶媒混合物も使用可能である;
適当な乳化剤は非イオン性及びアニオン性乳化剤(例:ポリオキシエチレン脂肪アルコールエーテル、アルキルスルホネート及びアリールスルホネート)である。
分散剤の例はリグニン-亜硫酸塩廃液及びメチルセルロースである。
使用する適当な界面活性剤は、リグノスルホン酸、ナフタレンスルホン酸、フェノールスルホン酸、ジブチルナフタレンスルホン酸のアルカリ金属、アルカリ土類金属及びアンモニウム塩、アルキルアリールスルホネート、アルキルスルフェート、アルキルスルホネート、脂肪アルコールスルフェート、脂肪酸及び硫酸化脂肪アルコールグリコールエーテル;更にはスルホン化ナフタレン及びナフタレン誘導体とホルムアルデヒドの縮合物、ナフタレンまたはナフタレンスルホン酸とフェノール及びホルムアルデヒドの縮合物、ポリオキシエチレンオクチルフェノールエーテル、エトキシル化イソオクチルフェノール、オクチルフェノール、ノニルフェノール、アルキルフェニルポリグリコールエーテル、トリブチルフェニルポリグリコールエーテル、トリステアリルフェニルポリグリコールエーテル、アルキルアリールポリエーテルアルコール、アルコール及び脂肪アルコールエチレンオキシド縮合物、エトキシル化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、エトキシル化ポリオキシプロピレン、ラウリルアルコールポリグリコールエーテルアセタール、ソルビトールエステル、リグノ亜硫酸塩廃液及びメチルセルロースである。
直接噴霧可能な溶液剤、エマルジョン剤、ペースト剤またはオイルディスパージョン剤を製造するために適当な物質は中〜高沸点を有する鉱油留分、例えばケロセンまたはディーゼル油;更にはコールタール油、及び植物または動物起源の油、脂肪族、環式及び芳香族炭化水素(例えば、トルエン、キシレン、パラフィン、テトラヒドロナフタレン、アルキル化ナフタレンまたはその誘導体)、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、シクロヘキサノール、シクロヘキサノン、イソホロン、強極性溶媒(例:ジメチルスルホキシド、N-メチルピロリドン及び水)である。
凍結防止剤(例えば、グリセリン、エチレングリコール、プロピレングリコール)及び殺細菌剤も製剤に添加し得る。
適当な消泡剤は、例えばシリコーンまたはステアリン酸マグネシウムを主成分とする消泡剤である。
適当な保存剤は、例えばジクロロフェン及びベンジルアルコールヘミホルマールである。
種子処理製剤は更に結合剤及び場合により着色剤を含み得る。
処理後の種子に対する活性物質の接着性を改善するために結合剤を添加してもよい。適当な結合剤はブロックコポリマーEO/PO界面活性剤、並びにポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリレート、ポリメタクリレート、ポリブテン、ポリイソブチレン、ポリスチレン、ポリエチレンアミン、ポリエチレンアミド、ポリエチレンイミン(Lupasol(登録商標)、Polymin(登録商標))、ポリエーテル、ポリウレタン、ポリ酢酸ビニル、チローゼ、並びにこれらのポリマーから誘導されるコポリマーである。
場合により、製剤に着色剤を配合してもよい。種子処理製剤のために適当な着色剤または染料はローダミンB、C.I.ピグメントレッド112、C.I.ソルベントレッド1、ピグメントブルー15:4、ピグメントブルー15:3、ピグメントブルー15:2、ピグメントブルー15:1、ピグメントブルー80、ピグメントイエロー1、ピグメントイエロー13、ピグメントレッド112、ピグメントレッド48:2、ピグメントレッド48:1、ピグメントレッド57:1、ピグメントレッド53:1、ピグメントオレンジ43、ピグメントオレンジ34、ピグメントオレンジ5、ピグメントグリーン36、ピグメントグリーン7、ピグメントホワイト6、ピグメントブラウン25、ベーシックバイオレット10、ベーシックバイオレット49、アシッドレッド51、アシッドレッド52、アシッドレッド14、アシッドブルー9、アシッドイエロー23、ベーシックレッド10、ベーシックレッド108である。
ゲル化剤の例はカラゲナン(Satiagel(登録商標))である。
粉剤、展着用材料及び散粉性製品は、活性物質を固体担体と混合または同時に粉砕することにより製造され得る。
顆粒剤、例えば被覆顆粒剤、含浸顆粒剤及び均質顆粒剤は、活性化合物を固体担体に結合させることにより製造され得る。
固体担体の例は無機土類、例えばシリカゲル、シリケート、タルク、カオリン、アタクレー、石灰石、石灰、チョーク、膠灰粘土、黄土、クレー、ドロマイト、珪藻土、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム、酸化マグネシウム;粉砕合成材料;肥料、例えば硫酸アンモニウム、リン酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、尿素;及び植物起源の製品、例えば穀粉、樹皮粉、木粉及び堅果穀粉;セルロース粉末;及び他の固体担体である。
通常、製剤は0.01〜95重量%、好ましくは0.1〜90重量%の活性化合物を含んでいる。この場合、活性化合物は(NMRスペクトルに従って)90%〜100%、好ましくは95%〜100%の純度で使用される。
種子処理の目的で、各製剤を2〜10倍希釈して、すぐに使用できる製剤中の濃度を0.01〜60重量%、好ましくは0.1〜40重量%の活性化合物とすることができる。
式Iの化合物及び混合物はそのまま、製剤の形態、または製剤から作成した使用形態、例えば直接噴霧可能な溶液、粉末、懸濁液または分散液、エマルジョン、オイルディスパージョン、ペースト、散粉性製品、展着用材料または顆粒の形態で噴霧、アトマイジング、散粉、展着または注入により使用され得る。使用形態は完全に意図する目的に依存する。いずれの場合も、本発明の活性化合物をできる限り微細に分布することが意図されている。
水性使用形態は、乳剤、ペースト剤または水和剤(噴霧可能な粉剤、オイルディスパージョン剤)から水を添加することにより調製され得る。エマルジョン剤、ペースト剤またはオイルディスパージョン剤を製造するためには、そのまままたは油または溶媒に溶解させた物質を湿潤剤、増粘剤、分散剤または乳化剤を用いて水中にホモジナイズさせ得る。しかしながら、活性物質、湿潤剤、増粘剤、分散剤または乳化剤、適当ならば溶媒または油からなる濃厚物を調製することもでき、この濃厚物は水で希釈するために適している。
すぐに使用できる製剤中の活性化合物濃度は比較的広範囲で変更可能である。通常、0.0001〜10重量%、好ましくは0.01〜1重量%である。
活性化合物は微量方法(ULV)でもうまく使用され得、95重量%以上の活性化合物を含む製剤を施用したり、または添加剤なしで活性化合物を施用するさえできる。
以下は製剤の例である:
1.葉面施用のために水で希釈するための製品。種子処理の目的では、製品を希釈してまたは希釈せずに種子に施用してもよい。
A) 水溶性濃縮液剤(SL、LS)
10重量部の活性化合物を90重量部の水または水溶性溶媒中に溶解させる。或いは、湿潤剤または他の補助剤を添加する。水で希釈すると活性化合物は溶解し、こうして10%(w/w)の活性化合物を含む製剤が得られる。
B) 分散性濃縮液剤(DC)
20重量部の活性化合物を10重量部の分散剤(例えば、ポリビニルピロリドン)を添加した70重量部のシクロヘキサノン中に溶解させる。水で希釈すると分散液が得られ、こうして20%(w/w)の活性化合物を含む製剤が得られる。
C) 乳化性濃縮液剤(EC)
15重量部の活性化合物をドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム及びヒマシ油エトキシレート(それぞれ5重量部)を添加した7重量部のキシレン中に溶解させる。水で希釈すると乳濁液が得られ、こうして15%(w/w)の活性化合物を含む製剤が得られる。
D) 乳剤(EW、EO、ES)
25重量部の活性化合物をドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム及びヒマシ油エトキシレート(それぞれ5重量部)を添加した35重量部のキシレン中に溶解させる。この混合物を30重量部の水に乳化機(例えば、Ultraturrax)を用いて装入し、均質な乳濁液とする。水で希釈すると乳濁液が得られ、こうして25%(w/w)の活性化合物を含む製剤が得られる。
E) 懸濁製剤(SC、OD、FS)
攪拌型ボールミルにおいて、20重量部の活性化合物を10重量部の分散剤及び湿潤剤及び70重量部の水または有機溶媒を添加して粉砕して、微細な活性化合物懸濁液を得る。水で希釈すると活性化合物の安定な懸濁液が得られ、こうして20%(w/w)の活性化合物を含む製剤が得られる。
F) 水分散性粒剤および水溶性粒剤(WG、SG)
50重量部の活性化合物を50重量部の分散剤及び湿潤剤を添加して微細に粉砕し、器具(例えば、押出機、噴霧塔、流動床)を用いて水分散性または水溶性粒剤として作成する。水で希釈すると活性化合物の安定な分散液または溶液が得られ、こうして50%(w/w)の活性化合物を含む製剤が得られる。
G) 水分散性粉剤および水溶性粉剤(WP、SP、SS、WS)
75重量部の活性化合物を25重量部の分散剤、湿潤剤及びシリカゲルを添加して回転子-固定子ミルにおいて粉砕する。水で希釈すると活性化合物の安定な分散液または溶液が得られ、こうして75%(w/w)の活性化合物を含む製剤が得られる。
H) ゲル製剤(GF)
攪拌型ボールミルにおいて、20重量部の活性化合物を10重量部の分散剤、1重量部のゲル化剤及び70重量部の水または有機溶媒を添加して粉砕すると、微細な活性化合物懸濁液が得られる。水で希釈すると活性化合物の安定な懸濁液が得られ、こうして20%(w/w)の活性化合物を含む製剤が得られる。
2.葉面施用のために希釈せずに施用する製品。種子処理の目的では、製品を希釈して種子に施用してもよい。
I) 散粉剤(DP、DS)
5重量部の活性化合物を微粉砕し、95重量部の微細なカオリンと均密に粉砕する。こうして、5%(w/w)の活性化合物を有する散粉性製品が得られる。
J) 粒剤(GR、FG、GG、MG)
0.5重量部の活性化合物を微粉砕し、95.5重量部の担体と混合して、0.5%(w/w)の活性化合物を有する製剤が得られる。一般的な方法は押出し、噴霧乾燥及び流動床である。こうして、葉面に使用するために希釈せずに施用する粒剤が得られる。
K) ULV液剤(UL)
10重量部の活性化合物を90重量部の有機溶媒(例えば、キシレン)中に溶解させる。こうして、10%(w/w)の活性化合物を有する製品が得られ、この製品は葉面使用のために希釈せずに施用される。
一般的な種子処理製剤には、例えばフロアブル製剤FS、液剤LS、乾燥処理用粉剤DS、スラリー処理用水分散性粉剤WS、水溶性粉剤SS、エマルジョン剤ES及びEC、及びゲル剤GFが含まれる。これらの製剤は種子に対して希釈してまたは希釈せずに施用され得る。種子への施用は播種前に種子に直接実施する。
好ましい実施形態では、FS製剤は種子処理のために使用される。典型的には、FS製剤は1〜800g/lの活性成分、1〜200g/lの界面活性剤、0〜200g/lの凍結防止剤、0〜400g/lの結合剤、0〜200g/lの顔料、及び最高1リッターの溶媒(好ましくは、水)を含み得る。
すぐに使用できる製剤中の活性化合物濃度は比較的広範囲で変更可能である。通常、前記濃度は0.0001〜10%、好ましくは0.01〜1%である。
活性化合物は微量方法(ULV)でもうまく使用され得、95重量%以上の活性化合物を含む製剤を施用したり、または添加剤なしで活性化合物を施用するさえできる。
活性化合物に各種タイプの油、湿潤剤、補助剤、除草剤、殺菌剤、他の殺虫剤または殺細菌剤を添加してもよく、適当ならば使用直前まで添加しなくてもよい(タンクミックス)。これらの物質は本発明の物質と1:100〜100:1、好ましくは1:10〜10:1の重量比で混合され得る。
この点で適当な補助剤は、特に有機的に改質したポリシロキサン、例えばBreak Thru S 240(登録商標);アルコールアルコキシレート、例えばAtplus 245(登録商標)、Atplus MBA 1303(登録商標)、Plurafac LF 300(登録商標)及びLutensol ON 30(登録商標);EO/POブロックポリマー、例えばPluronic RPE 2035(登録商標)及びGenapol B(登録商標);アルコールエトキシレート、例えばLutensol XP 80(登録商標);及びジオクチルスルホコハク酸ナトリウム、例えばLeophen RA(登録商標)である。
本発明の混合物の試験から、当該混合物が菌類及び/または昆虫及び/または線虫を防除し、植物の健康を改善するのに効果的であることが分かる。
使用例
化合物及び混合物の殺菌効果を以下の試験により立証した。
[温室]
調製:噴霧溶液を複数のステップで調製した。
ストック溶液を調製した:アセトン及び/またはDMSO、及びエトキシル化アルキフェノールを主成分とする湿潤剤/乳化剤Uniperolを溶媒-乳化剤を99:1の相対容量比で含む混合物を25mgの化合物に添加して、総量10mlとした。次いで、水を添加して総量100mlとした。
このストック溶液を記載されている溶媒-乳化剤-水混合物を用いて所与の濃度まで希釈した。
使用例1 トマトでのフィトフトラ・インフェスタンス(Phytophthora infestans)に起因する疫病(late blight)の防除
トマト植物の幼苗を鉢において成長させた。これらの植物に下表に示す濃度の活性成分またはその混合物を含有する水性の懸濁液を流出点まで噴霧した。翌日、処理植物にフィトフトラ・インフェスタンスの胞子嚢の水性懸濁液を接種した。接種後、試験植物を直ちに湿潤チャンバに移した。18〜20℃及び100%に近い相対湿度で6日後、葉が菌攻撃されている程度を肉眼により罹病葉面積%として評価した。
肉眼で調べた感染した葉の面積の%を未処理の対照の効力%に換算した。
効力(E)はアボット(Abbot)の式を用いて次のように計算する。
E=(1-α/β)×100
ここで、
αは処理植物の菌感染(%)に相当し、
βは未処理(対照)植物の菌感染(%)に相当する。
効力0は処理植物の感染レベルが未処理の対照植物の感染レベルに一致することを意味しており、効力100は処理植物が感染しなかったことを意味する。
活性化合物の組合せの予想される効力をコルビーの式(Colby,S.R.,“Calculating synergistic and antagonistic responses of herbicide combinations”,Weeds,15,20-22(1967))を用いて測定し、実測の効力と比較した。
コルビーの式:E=x+y-x・y/100
ここで、
Eは、濃度a及びbの活性化合物A及びBの混合物を用いたときの未処理対照の%で表示した予想される効力であり、
xは、濃度aの活性化合物Aを用いたときの未処理対照の%で表示した効力であり、
yは、濃度bの活性化合物Bを用いたときの未処理対照の%で表示した効力である。
Figure 2010516726
Figure 2010516726
使用例2 ピーマンの葉での灰色カビ病(ボトリチス・シネレア(Botrytis cinerea))の予防防除
ピーマンの幼苗を鉢において2〜3葉期まで成長させた。これらの植物に下表に示す濃度の活性成分またはその混合物を含有する水性懸濁液を流出点まで噴霧した。翌日、処理植物に2% 水性バイオモルト溶液中のボトリチス・シネレアの胞子懸濁液を接種した。次いで、試験植物を直ちに暗い湿潤チャンバに移した。22〜24℃及び100%に近い相対湿度で5日後、葉が菌攻撃されている程度を肉眼により罹病葉面積%として評価した。
評価は実施例1と同様に実施した。
Figure 2010516726
Figure 2010516726
使用例3 ダイズでのファコプソラ・パシリジ(Phakopsora pachyrhizi)に起因するダイズサビ病(rust)の治療防除
鉢で成長させたダイズの苗の葉にファコプソラ・パシリジの胞子を接種した。人工接種を確実に成功させるために、植物を約95%の相対湿度及び23〜27℃の湿潤チャンバに移して24時間置いた。翌日、植物に下記する濃度の活性成分を含有する水性懸濁液を流出点まで噴霧した。植物を風乾した。次いで、試験植物を23〜27℃及び60〜80%の相対湿度の温室において14日間栽培した。葉が菌攻撃されている程度を肉眼により罹病葉面積%として評価した。
評価は実施例1と同様に実施した。
化合物N-R’-2,2-ジハロ-1-R”シクロプロバンカルボキサミド-2-(2,6-ジクロロ-α,α,α-トリフルオロ-p-トリル)ヒドラゾン(ここで、R’はエチルであり、ハロはクロロであり、R”はメチルである)にA.23-1のコードを付す。
Figure 2010516726
Figure 2010516726
使用例4 プラスモパラ・ビチコラ(Plasmopara viticola)に起因するブドウベト病(downy mildew)の殺菌防除
ブドウの挿し木を鉢において4〜5葉期まで成長させた。これらの植物に下表に示す濃度の活性成分またはその混合物を含有する水性懸濁液を流出点まで噴霧した。植物を風乾させた。翌日、植物の下葉側(lower leaf-side)にプラスモパラ・ビチコラの水性胞子懸濁液を噴霧することにより接種した。次いで、試験植物を直ちに22〜24℃及び100%に近い相対湿度を有する湿潤チャンバに移して24時間置いた。20〜25℃及び約50〜80%の相対湿度の温室において5日間栽培した。病的症状の発生を刺激するために、植物を再び湿潤チャンバに移して24時間置いた。次いで、下葉表面が菌攻撃されている程度を肉眼により罹病葉面積%として評価した。
評価は実施例1と同様に実施した。
Figure 2010516726
Figure 2010516726
[マイクロ試験]
使用例5 マイクロタイター試験での疫病菌フィトフトラ・インフェスタンス(Phytophthora infestans)に対する活性
1L DMSOあたり10000mg a.i.を調製する。ストック溶液をピペットによりマイクロタイタープレート(MTP)に移し、菌のための豆の絞り汁をベースとする水性栄養培養液、第2ステップでフィトフトラ・インフェスタンスの水性遊走子懸濁液を用いて指定されている活性化合物濃度まで希釈する。プレートを18℃の温度の水蒸気飽和チャンバに置いた。接種から7日目にMTPを吸光光度計を用いて405nmで測定した。
実測されたパラメーターを活性化合物を含まない対照バリアントの成長、及び菌も活性化合物も含まないブランク値と比較して、個々の活性化合物における病原菌の相対的成長(%)を調べた。
評価は実施例1と同様に実施した。
Figure 2010516726
Figure 2010516726
Figure 2010516726
使用例6 マイクロタイター試験でのセプトリア・トリティシ(Septoria tritici)に対する活性
1L DMSOあたり10000mg a.i.を調製する。ストック溶液をピペットによりマイクロタイタープレート(MTP)に移し、菌のためのバイオモルトをベースとする水性栄養培養液、第2ステップでセプトリア・トリティシの水性遊走子懸濁液を用いて指定されている活性化合物濃度まで希釈する。プレートを18℃の温度の水蒸気飽和チャンバに置した。接種から7日目にMTPを吸光光度計を用いて405nmで測定した。
実測されたパラメーターを活性化合物を含まない対照バリアントの成長、及び菌も活性化合物も含まないブランク値と比較して、個々の活性化合物における病原菌の相対的成長(%)を調べた。
評価は実施例1と同様に実施した。
Figure 2010516726
Figure 2010516726
これらの試験結果は、相乗作用により本発明の混合物はコルビー式を用いて予測されるものよりもかなり有効であることを示している。

Claims (25)

  1. a) 少なくとも1種の式I:
    Figure 2010516726
    [式中、置換基は以下の通り定義される:
    R1はC3-C12-アルキル、C2-C12-アルケニル、C5-C12-アルコキシアルキル、C3-C6-シクロアルキル、フェニルまたはフェニル-C1-C4-アルキルであり;
    R2はC1-C12-アルキル、C2-C12-アルケニル、C1-C4-ハロアルキルまたはC1-C4-アルコキシ-C1-C4-アルキルであり;
    R1及び/またはR2中の脂肪族鎖は1〜4個の同一または異なる基Ra
    (ここで、Raはハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、メルカプト、C1-C10-アルキル、C1-C10-ハロアルキル、C3-C8-シクロアルキル、C2-C10-アルケニル、C2-C10-アルキニル、C1-C6-アルコキシ、C1-C6-アルキルチオ、C1-C6-アルコキシ-C1-C6-アルキルまたはNRARBであり、RA、RBは水素またはC1-C6-アルキルである)
    で置換されていてもよく:
    R1及び/またはRa中の環状基は1〜4個の基Rb
    (ここで、Rbはハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、メルカプト、ニトロ、NRARB、C1-C10-アルキル、C1-C6-ハロアルキル、C2-C6-アルケニル、C2-C6-アルキニルまたはC1-C6-アルコキシである)
    で置換されていてもよく;
    R3は水素、ハロゲン、シアノ、NRARB、ヒドロキシル、メルカプト、C1-C6-アルキル、C1-C6-ハロアルキル、C3-C8-シクロアルキル、C1-C6-アルコキシ、C1-C6-アルキルチオ、C3-C8-シクロアルコキシ、C3-C8-シクロアルキルチオ、カルボキシル、ホルミル、C1-C10-アルキルカルボニル、C1-C10-アルコキシカルボニル、C2-C10-アルケニルオキシカルボニル、C2-C10-アルキニルオキシカルボニル、フェニル、フェノキシ、フェニルチオ、ベンジルオキシ、ベンジルチオまたはC1-C6-アルキル-S(O)m-
    (ここで、mは0、1または2である)
    であり;
    AはCHまたはNである]
    のアゾロピリミジニルアミン、及び
    b)少なくとも1種の以下の群:
    A.1. 有機(チオ)ホスフェート類:アセフェート、アザメチホス、アジンホス-エチル、アジンホス-メチル、クロルエトキシホス、クロルフェンビンホス、クロルメホス、クロルピリホス、クロルピリホス-メチル、クマホス、シアノホス、デメトン-S-メチル、ダイアジノン、ジクロルボス/DDVP、ジクロトホス、ジメトエート、ジメチルビンホス、ジスルホトン、EPN、エチオン、エトプロホス、ファムフール、フェナミホス、フェニトロチオン、フェンチオン、フルピラゾホス、ホスチアゼート、ヘプテノホス、イソキサチオン、マラチオン、メカルバム、メタミドホス、メチダチオン、メビンホス、モノクロトホス、ナレド、オメトエート、オキシデメトン-メチル、パラチオン、パラチオン-メチル、フェントエート、ホレート、ホサロン、ホスメット、ホスファミドン、ホキシム、ピリミホス-メチル、プロフェノホス、プロペタンホス、プロチオホス、ピラクロホス、ピリダフェンチオン、キナルホス、スルホテップ、テブピリムホス、テメホス、テルブホス、テトラクロルビンホス、チオメトン、トリアゾホス、トリクロルホン、バミドチオン;
    A.2. カルバメート類:アルジカルブ、アラニカルブ、ベンジオカルブ、ベンフラカルブ、ブトカルボキシム、ブトキシカルボキシム、カルバリル、カルボフラン、カルボスルファン、エチオフェンカルブ、フェノブカルブ、ホルメタナート、フラチオカルブ、イソプロカルブ、メチオカルブ、メソミル、メトルカルブ、オキサミル、ピリミカルブ、プロポクスル、チオジカルブ、チオファノックス、トリメタカルブ、XMC、キシリルカルブ、トリアザマート;
    A.3. ピレスロイド類:アクリナスリン、アレスリン、d-シス-トランス-アレスリン、d-トランス-アレスリン、ビフェントリン、ビオアレスリン、ビオアレスリンS-シクロペンテニル、ビオレスメトリン、シクロプロトリン、シフルトリン、ベータ-シフルトリン、シハロトリン、ラムダ-シハロトリン、ガンマ-シハロトリン、シペルメトリン、アルファ-シペルメトリン、ベータ-シペルメトリン、シータ-シペルメトリン、ゼータ-シペルメトリン、シフェノトリン、デルタメトリン、エンペントリン、エスフェンバレレート、エトフェンプロックス、フェンプロパトリン、フェンバレレート、フルシトリネート、フルメトリン、タウ-フルバリネート、ハロフェンプロックス、イミプロトリン、ペルメトリン、フェノトリン、プラレスリン、レスメトリン、RU 15525、シラフルオフェン、テフルトリン、テトラメトリン、トラロメトリン、トランスフルトリン、ZXI 8901;
    A.4. 幼若ホルモン類似物質類:ハイドロプレン、キノプレン、メトプレン、フェノキシカルブ、ピリプロキシフェン;
    A.5. ニコチン受容体アゴニスト/アンタゴニスト化合物類:アセタミプリド、ベンスルタップ、カルタップ塩酸塩、クロチアニジン、ジノテフラン、イミダクロプリド、チアメトキサム、ニテンピラム、ニコチン、スピノサド(アロステリックアゴニスト)、チアクロプリド、チオシクラム、チオスルタップ-ナトリウム、式(I-1)
    Figure 2010516726
    のチアゾール化合物;
    A.6. GABA作動性クロリドチャネルアンタゴニスト化合物類:クロルダン、エンドスルファン、γ-HCH(リンデン);アセトプロール、エチプロール、フィプロニル、ピラフルプロール、ピリプロール、バニリプロール、5-アミノ-1-(2,6-ジクロロ-4-トリフルオロメチル-フェニル)-4-トリフルオロメタンスルフィニル-1H-ピラゾール-3-カルボチオ酸アミド;
    A.7. クロリドチャネルアクチベーター類:アバメクチン、エマメクチンベンゾエート、ミルベメクチン、レピメクチン;
    A.8. METI I化合物類:フェナザキン、フェンピロキシメート、ピリミジフェン、ピリダベン、テブフェンピラド、トルフェンピラド、フルフェネリム、ロテノン;
    A.9. METI II及びIII化合物類:アセキノシル、フルアシプリム、ヒドラメチルノン;
    A.10. 酸化的リン酸化のアンカップラー類:クロルフェナピル、DNOC;
    A.11. 酸化的リン酸化のインヒビター類:アゾシクロチン、シヘキサチン、ジアフェンチウロン、酸化フェンブタスズ、プロパルギット、テトラジホン;
    A.12. 脱皮かく乱剤類:シロマジン、クロマフェノジド、ハロフェノジド、メトキシフェノジド、テブフェノジド;
    A.13. 協力剤類:ピペロニルブトキシド、トリブホス;
    A.14. ナトリウムチャネルブロッカー化合物類:インドキサカルブ、メタフルミゾン;
    A.15. 燻蒸剤類:臭化メチル、フッ化クロロピクリンスルフリル;
    A.16. 選択的摂食ブロッカー類:クリロタイ、ピメトロジン、フロニカミド;
    A.17. ダニ成長インヒビター類:クロフェンテジン、ヘキシチアゾクス、エトキサゾール;
    A.18. キチン合成インヒビター類:ブプロフェジン、ビストリフルロン、クロルフルアズロン、ジフルベンズロン、フルシクロクスロン、フルフェノクスロン、ヘキサフルムロン、ルフェヌロン、ノバルロン、ノビフルムロン、テフルベンズロン、トリフルムロン;
    A.19. 脂質生合成インヒビター類:スピロジクロフェン、スピロメシフェン、スピロテトラマト;
    A.20. オクトパミン作動性アゴニスト類:アミトラズ;
    A.21. リアノジン受容体モジュレーター類:フルベンジアミド;
    A.22. 各種:リン化アルミニウム、アミドフルメト、ベンクロチアズ、ベンゾキシメート、ビフェナゼート、ほう砂、ブロモプロピレート、シアニド、シエノピラフェン、シフルメトフェン、キノメチオナート、ジコホル、フルオロアセテート、ホスフィン、ピリダリル、ピリフルキナゾン、硫黄、吐酒石;
    A.23. N-R’-2,2-ジハロ-1-R”シクロプロパンカルボキサミド-2-(2,6-ジクロロ-α,α,α-トリフルオロ-p-トリル)ヒドラゾンまたはN-R’-2,2-ジ(R”’)プロピオンアミド-2-(2,6-ジクロロ-α,α,α-トリフルオロ-p-トリル)-ヒドラゾン(ここで、R’はメチルまたはエチルであり、ハロはクロロまたはブロモであり、R”は水素またはメチルであり、R”’はメチルまたはエチルである);
    A.24. マロノニトリル化合物類:CF3(CH2)2C(CN)2CH2(CF2)3CF2H、CF3(CH2)2C(CN)2CH2(CF2)5CF2H、CF3(CH2)2C(CN)2(CH2)2C(CF3)2F、CF3(CH2)2C(CN)2(CH2)2(CF2)3CF3、CF2H(CF2)3CH2C(CN)2CH2(CF2)3CF2H、CF3(CH2)2C(CN)2CH2(CF2)3CF3、CF3(CF2)2CH2C(CN)2CH2(CF2)3CF2H及びCF3CF2CH2C(CN)2CH2(CF2)3CF2H;
    A.25. 微生物かく乱剤類:バチルス・チューリンゲンシス亜種イスラエレンシ(Bacillus thyringiensis subsp.Israelensi)、バチルス・スファエリクス(Bacillus sphaericus)、バチルス・チューリンゲンシス亜種アイザワイ(Bacillus thyringiensis subsp.Aizawai)、バチルス・チューリンゲンシス亜種クルスタキ(Bacillus thyringiensis subsp.Kurstaki)、バチルス・チューリンゲンシス亜種テネブリオニス(Bacillus thyringiensis subsp.Tenebrionis);
    から選択される化合物II、
    を含む殺虫性混合物。
  2. 式Iの化合物が以下の意味を有している:
    R1はC3-C12-アルキル、C5-C12-アルコキシアルキル、フェニルまたはフェニル-C1-C4-アルキル(ここで、フェニルは1〜3個の基Rbで置換されていてもよい)である;
    R2はC1-C12-アルキル、C1-C4-ハロアルキル、C1-C4-アルコキシ-C1-C4-アルキルである;
    R3は水素またはNH2である;
    請求項1に記載の殺虫性混合物。
  3. 式Iの化合物が6-(3,4-ジクロロ-フェニル)-5-メチル-[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-7-イルアミン、6-(4-tert-ブチルフェニル)-5-メチル-[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-7-イルアミン、5-メチル-6-(3,5,5-トリメチル-ヘキシル)-[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-7-イルアミン、5-メチル-6-オクチル-[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-7-イルアミン、6-メチル-5-オクチル-[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-7-イルアミン、6-エチル-5-オクチル-[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-7-イルアミン、5-エチル-6-オクチル-[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-7-イルアミン、5-エチル-6-(3,5,5-トリメチル-ヘキシル)-[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-7-イルアミン、6-オクチル-5-プロピル-[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-7-イルアミン、5-メトキシメチル-6-オクチル-[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-7-イルアミン、6-オクチル-5-トリフルオロメチル-[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-7-イルアミン及び5-トリフルオロメチル-6-(3,5,5-トリメチル-ヘキシル)-[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-7-イルアミンからなる群から選択される、請求項1または2に記載の殺虫性混合物。
  4. 化合物IIが請求項1に記載のカルバメート類からなる群から選択される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の殺虫性混合物。
  5. 化合物IIがカルボフラン、カルボスルファン及びチオジカルブからなる群から選択される、請求項4に記載の殺虫性混合物。
  6. 化合物IIが請求項1に記載のピレスロイド類からなる群から選択される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の殺虫性混合物。
  7. 化合物IIがビフェントリン、シフルトリン、シペルメトリン、アルファ-シペルメトリン及びテフルトリンからなる群から選択される、請求項6に記載の殺虫性混合物。
  8. 化合物IIが請求項1に記載のニコチン受容体アゴニスト/アンタゴニスト化合物類からなる群から選択される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の殺虫性混合物。
  9. 化合物IIがアセタミプリド、クロチアニジン、ジノテフラン、イミダクロプリド、スピノサド、チアメトキサム及びチアクロプリドからなる群から選択される、請求項8に記載の殺虫性混合物。
  10. 化合物IIが請求項1に記載のGABA作動性クロリドチャネルアンタゴニスト化合物類からなる群から選択される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の殺虫性混合物。
  11. 化合物IIがフィプロニルである、請求項10に記載の殺虫性混合物。
  12. 式Iの化合物及び化合物IIを相乗的有効量で含む、請求項1〜11のいずれか1項に記載の殺虫性混合物。
  13. 式Iの化合物及び化合物IIを100:1〜1:100の重量比で含む、請求項1〜12のいずれか1項に記載の殺虫性混合物。
  14. 更に殺菌剤を含む、請求項1〜13のいずれか1項に記載の殺虫性混合物。
  15. 有効量の請求項1〜14のいずれか1項に記載の混合物を所望の順序で、同時に(すなわち、一緒にまたは別々に)、または連続して施用することを含む、植物の健康を改善する方法。
  16. 相乗的有効量の請求項1〜14のいずれか1項に記載の混合物を所望の順序で、同時に(すなわち、一緒にまたは別々に)、または連続して施用することを含む、植物、植物の一部、種子またはその成長場所における菌類の感染を防除または予防する方法。
  17. 相乗的有効量の請求項1〜14のいずれか1項に記載の混合物を所望の順序で、同時に(すなわち、一緒にまたは別々に)、または連続して施用することを含む、植物、植物の一部、種子またはその成長場所における有害な昆虫または線虫を防除または予防する方法。
  18. 請求項1〜14に記載の混合物を0.1g/ha〜2000g/haの量で施用する、請求項15、16または17に記載の方法。
  19. 播種前及び/または前発芽後に種子を相乗的有効量の請求項1〜14に記載の混合物と接触させることを含む、種子の保護方法。
  20. 請求項1〜14に記載の混合物を種子100kg当たり0.1g〜5kgの量で施用する、請求項19に記載の方法。
  21. 請求項1〜14に記載の混合物で処理した植物繁殖材料。
  22. 種子が繁殖材料である、請求項21に記載の植物繁殖材料。
  23. 請求項1〜14に記載の混合物を種子100kg当たり0.1g〜5kgの量で含む種子。
  24. 液体または固体の担体及び請求項1〜14のいずれかに記載の混合物を含む殺虫性組成物。
  25. 式Iの活性化合物及び化合物IIを溶媒及び/または担体を用いて増量することを含む、請求項24に記載の組成物を製造する方法。
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