JP2010513058A5

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Info

Publication number: JP2010513058A5
Application number: JP2009541361A
Authority: JP
Filing date: 2007-12-12
Publication date: 2011-02-03
Anticipated expiration: 2027-12-12

Description

コア厚さを１０回曲げる半径を有する湾曲したハニカムを形成するには、コアを、低熱質量金属モールドに置いて、コアセルがモールド表面と直接接触するようにする。ばね荷重金網をコアの上部に適用して、コアをモールドの適所に保持する。モールドとコアを１９０℃に予熱したホットエア対流式オーブンに入れる。モールドが１８２℃に達したら、オーブンに６０分間保持する。モールドを取り外し、強制空気冷却を３０分間適用して、コアを周囲温度に戻す。モールドを開き、成型したコアを取り出す。コアに、１８０°を超える凹角の破壊されたセルがあるか検査する。曲率のある領域の一面にある破壊されたセルの合計数は、曲率のある領域にあるセルの合計数の２５パーセント未満である。
次に、本発明の態様を示す。
1. ハニカムであって、前記ハニカムの面を形成するエッジを有するセルを含み、前記面は、複数の点で画定され、かつ曲率のある領域を有し、前記点の少なくとも２つが、異なる接平面に位置しており、前記セルの壁が、
ａ）融点が１２０℃〜３５０℃の５〜５０重量部の熱可塑性材料と、
ｂ）１デニール当たり６００グラム（１ｄｔｅｘ当たり５５０グラム）以上の弾性率を有する５０〜９５重量部の高弾性率繊維と
を、前記壁中の熱可塑性材料と高弾性率繊維との総量に基づいて含み、
前記曲率のある領域の２５パーセント未満のハニカムセルが、１８０度を超える凹角を有するハニカム。
2. 前記高弾性率繊維が約６０〜８０重量部の量で存在している上記１に記載のハニカム。
3. 前記熱可塑性材料が２０〜４０重量部の量で存在している上記１に記載のハニカム。
4. 前記高弾性率繊維がパラ−アラミドポリマーを含む上記１に記載のハニカム。
5. 前記パラ−アラミドポリマーがポリ（パラフェニレンテレフタルアミド）である上記４に記載のハニカム。
6. 前記高弾性率繊維が炭素繊維である上記１に記載のハニカム。
7. 前記高弾性率繊維が、ポリベンズアゾール繊維、ポリピリダゾール繊維およびこれらの混合物の群から選択される上記１に記載のハニカム。
8. 前記熱可塑性材料がポリエステルポリマーを含む上記１に記載のハニカム。
9. 前記ポリエステルポリマーが液晶ポリマーである上記８に記載のハニカム。
10. 前記熱可塑性材料が、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリエーテルケトン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリアミド−イミド、ポリエーテル−イミド、ポリフェニレンスルフィドおよびこれらの混合物からなる群から選択される上記１に記載のハニカム。
11. 前記熱可塑性材料が繊維の形態にある上記１に記載のハニカム。
12. 前記熱可塑性材料がフィブリドの形態にある上記１に記載のハニカム。
13. 前記熱可塑性材料が、粒子、フレークまたは粉末の形態にある上記１に記載のハニカム。
14. 熱硬化性マトリックス樹脂をさらに含む上記１に記載のハニカム。
15. 上記１に記載のハニカムを含む物品。
16. 上記１に記載のハニカムを含む空力構造。
17. 上記１に記載のハニカムと、前記ハニカムの面に取り付けられたフェースシートとを含むパネル。

Claims

ハニカムであって、前記ハニカムの面を形成するエッジを有するセルを含み、前記面は、複数の点で画定され、かつ曲率のある領域を有し、前記点の少なくとも２つが、異なる接平面に位置しており、前記セルの壁が、
ａ）融点が１２０℃〜３５０℃の５〜５０重量部の熱可塑性材料と、
ｂ）１デニール当たり６００グラム（１ｄｔｅｘ当たり５５０グラム）以上の弾性率を有する５０〜９５重量部の高弾性率繊維と
を、前記壁中の熱可塑性材料と高弾性率繊維との総量に基づいて含み、
前記曲率のある領域の２５パーセント未満のハニカムセルが、１８０度を超える凹角を有するハニカム。
請求項１に記載のハニカムを含む物品。
請求項１に記載のハニカムを含む空力構造。
請求項１に記載のハニカムと、前記ハニカムの面に取り付けられたフェースシートとを含むパネル。