JP2010509012A5

JP2010509012A5 -

Info

Publication number: JP2010509012A5
Application number: JP2009536783A
Authority: JP
Filing date: 2007-11-07
Publication date: 2010-12-24

Claims

容器から揮発性液体を蒸発させるための方法であって、前記容器は、容器内の近位端領域と容器上方の遠位端領域とを含む芯を有し且つ装置に接続され、前記装置は、ハウジングと、前記容器を前記装置に解放可能に固定するための前記ハウジング内の固定手段と、第１の電気的加熱手段と、動きセンサ手段と、コントローラと、第２の電気的加熱手段、ファン、及び前記第１の電気的加熱手段内の加熱容量を増大させた領域のうちの少なくとも１つと、を備え、前記方法は、
前記芯の円位端領域が前記装置内にあるように、前記固定手段で前記容器を前記装置に固定するステップと、
前記第１の電気的加熱手段を、揮発性液体の蒸発を起こすように動作させるよう構成するステップと、
前記装置を、前記動きセンサ手段が前記装置近傍の動きを検出できる動作可能モードにおき、この検出を前記コントローラに通信し、前記動きセンサ手段により動きが検出されると、前記コントローラは、第２の電気的加熱手段、ファン、及び前記第１の電気的加熱手段内の加熱容量を増大させた領域のうちの少なくとも１つを作動させるステップと、を含む、
ことを特徴とする、容器から揮発性液体を蒸発させるための方法。
前記動きセンサ手段が動きを検出した場合、前記コントローラは、第２の電気的加熱手段、ファン、及び前記第１の電気的加熱手段内の加熱容量を増大させた領域のうちの少なくとも２つを作動させる、
ことを特徴とする請求項１に記載の方法。
前記動きセンサ手段が動きを検出した場合、前記コントローラは、第２の電気的加熱手段と、ファンと、前記第１の電気的加熱手段内の加熱容量を増大させた領域とを作動させる、
ことを特徴とする請求項１に記載の方法。
動きが検出されない場合、前記第１の電気的加熱手段は、ルーチンサイクルで作動すべく動作可能であり、前記第１の加熱手段は、期間（ｔ₁）の間作動し、その後非作動の休止期間（ｘ）が続き、ｔ₁は０．１〜１２０分の範囲を有し、ｘは０．１〜１２０分の範囲を有し、好ましくは、ｔ₁は５〜９０分の範囲を有し、ｘは５〜６０分の範囲を有する、
ことを特徴とする請求項１から請求項３のいずれか１項に記載の方法。
動きが検出されない場合、前記第１の電気的加熱手段は、ルーチンサイクルで作動すべく動作可能であり、前記第１の加熱手段は、期間（ｔ₄）の間全出力で作動し、その後より低出力での作動期間（ｔ₅）が続き、その後非作動の休止期間（ｘ）が続き、ｔ₄は０．０５〜１１９．９５分の範囲を有し、ｔ₅は０．０５〜１１９．９５分の範囲を有し、好ましくは、ｔ₄は、０．０５〜８９．９５分の範囲を有し、ｔ₅は、０．０５〜８９．９５分の範囲を有する、
ことを特徴とする請求項１から請求項３のいずれか１項に記載の方法。
動きが検出された場合、第２の電気的加熱手段、ファン、及び前記第１の電気的加熱手段内の加熱容量を増大させた領域のうちの少なくとも１つは、期間（ｔ₂）の間作動し、その後非作動の休止期間（ｙ）が続き、ｔ₂は１〜１２０分の範囲を有し、ｙは１〜６０分の範囲を有し、好ましくは、ｔ₂は１０〜９０分の範囲を有し、ｙは５〜３０分の範囲を有する、
ことを特徴とする請求項１から５のいずれか１項に記載の方法。
ｔ₂≦ｔ₁であり、ｙ≦ｘであり、好ましくは、ｔ₂＝ｔ₁／２であり、ｙ＝ｘである、
ことを特徴とする請求項６に記載の方法。
前記第１の電気的加熱手段は、常に作動するよう動作可能である、
ことを特徴とする請求項１から請求項３のいずれか１項に記載の方法。
前記第１の電気的加熱手段は、ルーチンサイクルで作動すべく動作可能であり、前記第１の加熱手段は、期間（ｔ₄）の間全出力で作動し、その後より低出力での作動期間（ｔ₅）が続き、ｔ₄は１〜１２０分の範囲を有し、ｔ₅は１〜１２０分の範囲を有し、好ましくは、ｔ₄は、１〜９０分の範囲を有し、ｔ₅は、１〜９０分の範囲を有する、
ことを特徴とする請求項８に記載の方法。
前記動きセンサ手段は、赤外線（ＩＲ）センサ、レーザセンサ、及び音センサのうちの少なくとも１つの形で実現される、
ことを特徴とする請求項１から請求項９のいずれか１項に記載の方法。
前記動きセンサ手段は、所定の回数の動きイベントが検出されたときにのみ、動きイベントの検出を前記コントローラに通信する、
ことを特徴とする請求項１から請求項１０のいずれか１項に記載の方法。
前記コントローラは、所定の回数の動きイベントが前記動きセンサ手段によって前記コントローラに通信されたときにのみ、前記第１及び／又は第２の加熱手段及び／又はファンと通信する、
ことを特徴とする請求項１から請求項１０のいずれか１項に記載の方法。
前記第１及び／又は第２の加熱手段及び／又はファンを作動させるために必要な所定の動きイベントの回数は、ユーザが選択可能である、
ことを特徴とする請求項１１または請求項１２に記載の方法。
容器内の近位端領域と容器上方の遠位端領域を含む芯を有する容器から揮発性液体を蒸発させるための装置であって、
ハウジングと、
前記容器を前記装置に解放可能に固定するための前記ハウジング内の固定手段と、
第１の電気的加熱手段と、
動きセンサ手段と、
コントローラと、
第２の電気的加熱手段、ファン、及び前記第１の電気的加熱手段内の加熱容量を増大させた領域のうちの少なくとも１つと、を備え、
前記動きセンサ手段は、使用中、請求項１から請求項１３のいずれか１項に記載の方法で動作するよう動作可能である、
ことを特徴とする装置。
一定量の揮発性液体を蒸発させるための部品のキットであって、請求項１４に記載の装置を含み、該装置は、請求項１から請求項３のいずれか１項に記載の方法によって動作するようになっているとともに、流体の容器をさらに含み、該容器は、前記装置のハウジング内に装填できるように構成される、
ことを特徴とする部品のキット。