JP2010509012A - 揮発性液体を蒸発させるための装置 - Google Patents

揮発性液体を蒸発させるための装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、容器内の近位端領域と容器上方の遠位端領域とを含む芯を有する容器から揮発性液体を蒸発させるための装置について記載するものであり、この装置は、ハウジングと、容器を装置に解放可能に固定するための前記ハウジング内の固定手段と、第1の電気的加熱手段と、動きセンサ手段とを備え、動きセンサ手段は、使用時に装置近傍での動きを検出すべく動作可能であるとともに、動きの検出時に、第2の電気的加熱手段、ファン、及び第1の電気的加熱手段内の加熱容量を増大させた領域のうちの少なくとも1つを作動させるべくさらに動作可能である。本発明は、揮発性液体を蒸発させるための方法及び揮発性液体を蒸発させるための部品のキットについても記載する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、エアフレッシュナー(空気清涼剤または芳香剤)及び防虫剤などの揮発性液体を蒸発させるための装置に関する。特に、本発明は、電力を活用して容器から室内へ揮発性液体を蒸発させるための装置に関する。
揮発性液体のボトルが、ボトルから突出する芯を有し、芯からの揮発性液体の蒸発を加速させるために芯の遠位端近くに置かれたヒータを有する装置が知られている。ボトル、芯、及びヒータは、電気プラグを搭載するケーシング内に保持される。ヒータを動作させるために、この装置はコンセントにプラグが差し込まれる。この種の公知の装置は、例えば、芯とヒータとの相対位置を変更することにより揮発性液体の蒸発速度を制御できるようになると言われている。
現行装置のさらなる不都合として、特に、ある人がある期間にわたって一定レベルの揮発性有効成分にさらされた場合に生じる慣れ現象がある。
欧州特許第1196203号には、揮発性有効成分の絶え間ない供給を同じ有効成分の定期的な供給と組み合わせて、総供給量が絶えず変化するように「調整する」ことにより、この現象を克服する方法が記載されている。この方法は、装置のスイッチを手動で動作させることにより行われる。
この現象を克服するさらに別の方法が、国際特許出願公開第2006/042873号に示される装置で実証されており、この場合、手動でボタンを押すことにより、揮発性有効成分の送出の「ブースト」を選択することができ、該ブーストは、ファン又はさらなるヒータ、或いはこれらの両方によって行われる。
上述の先行技術はすべて、ユーザが、「通常」モードから「ブースト」又は「調整」モードへと装置を手動で移行させ、その後、(部屋にだれも居ない時や、或いは夜間などの)この効果がもはや必要でない場合、装置を通常モードへ戻さなければならないという点で効率及び利便性の難点を抱える。電源が壁の典型的な位置(床近くの低い位置)にあると考えると、この操作はさらに非効率的かつ不便なものとなる。
この結果、先行技術の欠点を克服するとともに、部屋に供給する香りをタイムリーかつ効果的に変化させることにより慣れ効果を克服する一方で、揮発性有効成分の過度な放出を最少化する装置に対する必要性が存在する。従って、本発明の第1の観点によれば、容器内の近位端領域と容器上方の遠位端領域とを含む芯を有する容器から揮発性液体を蒸発させるための装置が提供され、この装置は、ハウジングと、容器を装置に解放可能に固定するための前記ハウジング内の固定手段と、第1の電気的加熱手段と、動きセンサ手段とを備え、動きセンサ手段は、使用時に装置近傍での動きを検出すべく動作可能であるとともに、動きの検出時に、第2の電気的加熱手段、ファン、及び第1の電気的加熱手段内の加熱容量を増大させた領域のうちの少なくとも1つを作動させるべくさらに動作可能である。
使用中、動きセンサ手段が装置近傍での動きを検出した場合、感知手段は、第2の電気的加熱手段、ファン、及び第1の電気的加熱手段内のヒータ容量を増大させた領域のうちの少なくとも2つを作動させるべく動作可能であることが好ましい。
使用中、動きセンサ手段が装置近傍での動きを検出した場合、感知手段は、第2の電気的加熱手段と、ファンと、第1の電気的加熱手段内のヒータ容量を増大させた領域とを作動させるべく動作可能であることがより好ましい。
1つの実施形態では、第1の電気的加熱手段は、使用中、及び検出された動きが存在しない場合、ルーチンサイクルで作動すべく動作可能であってもよく、ここで、前記第1の加熱手段は、ある期間(t1)の間作動し、その後非作動の休止期間(x)が続く。t1は0.1〜120分の範囲を有し、xも0.1〜120分の範囲を有することができる。t1が5〜90分の範囲を有し、xが5〜60分の範囲を有することが好ましい。t1が20〜60分の範囲を有し、xが10〜30分の範囲を有することが最も好ましい。
使用中、動きが検出された場合、第2の電気的加熱手段、ファン、及び/又は第1の加熱手段内の加熱容量を増大させた領域のうちの少なくとも1つが、ある期間(t2)の間作動し、その後非作動の休止期間(y)が続くように動作可能であってもよい。
2は1〜120分の範囲を有し、yは1〜60分の範囲を有することができる。t2は10〜90分の範囲を有し、yは5〜30分の範囲を有することが好ましい。t2は20〜60分の範囲を有し、yは10〜20分の範囲を有することが最も好ましい。
2≦t1であり、y≦xであることが好ましい。t2=t1/2であり、y=xであることがさらに好ましい。これとは別に、或いはこれに加えて、使用中、検出された動きが存在しない場合、第1の電気的加熱手段は、ルーチンサイクルで作動すべく動作可能であってもよく、ここで、前記第1の加熱手段は、ある期間t4の間全出力(いわゆる100%デューティサイクル)で作動し、その後作動期間t5の間、より低出力(50〜99%、及び好ましくは60〜80%デューティサイクル)での作動が続き、さらにその後休止期間x(ほぼ0%デューティサイクル)が続く。t4は、0.05〜119.95分の範囲を有し、t5は0.05〜119.95分の範囲を有することができる。t4が0.05〜89.95分の範囲を有し、t5も0.05〜89.95分の範囲を有することが好ましい。t4が0.05〜59.95分の範囲を有し、t5も0.05〜59.95分の範囲を有することが最も好ましい。
代替の実施形態では、第1の電気的加熱手段は、使用中、検出された動きが存在しない場合、絶えず作動すべく動作可能であってもよい。
使用中、動きが検出された場合、第2の電気的加熱手段、ファン、及び/又は第1の加熱手段内の加熱容量を増大させた領域のうちの少なくとも1つが、ある期間t2の間作動し、その後非作動の休止期間yが続くように動作可能であってもよい。t2は1〜120分の範囲を有し、yは1〜60分の範囲を有することができる。t2は10〜90分の範囲を有し、yは5〜30分の範囲を有することが好ましい。t2は20〜60分の範囲を有し、yは10〜20分の範囲を有することが最も好ましい。
これとは別に、或いはこれに加えて、使用中、検出された動きが存在しない場合、第1の電気的加熱手段は、ルーチンサイクルで作動すべく動作可能であってもよく、ここで、前記第1の加熱手段は、ある期間t4の間全出力(いわゆる100%デューティサイクル)で作動し、その後作動期間t5の間、より低出力(50〜99%、及び好ましくは60〜80%デューティサイクル)での作動が続く。t4は1〜120分の範囲を有し、t5も1〜120分の範囲を有することができる。t4が1〜90分の範囲を有し、t5も1〜90分の範囲を有することが好ましい。t4が1〜60分の範囲を有し、t5も1〜60分の範囲を有することが最も好ましい。
上述の実施形態のいずれかでは、第1及び/又は第2の加熱手段及び/又はファンを、容器をハウジングに解放可能に固定した際に芯の遠位端が位置するであろう領域の方へ熱及び/又は空気の流れをそれぞれ向けるのに適した位置で装置内に配置することができる。
第1の及び/又は第2の加熱手段及び/又はファンを、容器をハウジングに解放可能に固定した際に芯の遠位端が位置するであろう領域にほぼ隣接する位置で装置内に配置することが好ましい。
本発明の装置は、装置を取り巻く環境の状態に反応するようになっているため有利となり得る。特に、この装置は、周囲近傍での動きを感知した場合、揮発の割合を増加させることにより、使用時に装置を取り巻く環境内に揮発される液体の量を増加させるべく動作可能である。この揮発の増加は、慣れ現象の最小化又は克服を可能にすることができる。
休止期間が存在する場合、休止期間x及びyにより、装置にある程度の自己調節が与えられて、使用時に動きが検出される毎に装置が揮発を起こさないようにすることができるという利点が得られる。これにより、装置を取り巻く環境が揮発された液体で飽和状態になることも防がれる。
赤外線(IR)センサ、レーザセンサ、及び音センサのうちの少なくとも1つの形で動きセンサ手段を設けることができる。
IRセンサ、好ましくは受動IRセンサは、赤外線スペクトル内の放射線を検出し、これにより装置近傍の人又は動物の存在を検出できるべく動作可能であってもよい。レーザセンサは、1又はそれ以上のレーザビームを放射し、物体が1又はそれ以上のビームを横切って動くことによりビームを遮断した際に検出を行うようになっており、これにより装置近傍の人又は動物の存在を示すべく動作可能であってもよい。音センサは、装置近傍の音を検出し、好ましくは検出した音が所定のレベルを超えると、これが装置近傍の動きを示してもよい。
動きセンサ手段は、赤外線(IR)センサ、レーザセンサ、及び音センサのうちの少なくとも2つの形で実現されることが好ましい。動きセンサ手段は、赤外線(IR)センサと、レーザセンサと、及び音センサとの形で実現されることがさらに好ましい。
本発明による装置近傍の動きを、装置近傍の1又はそれ以上の「動きイベント」として定めることができる。動きセンサ手段は、装置近傍の個々の動きイベントを検出するとともに個々のイベントをコントローラに通信し、及び/又は第1及び/又は第2の加熱手段及び/又はファンに直接通信すべく動作可能であってもよい。これとは別に、或いはこれに加えて、動きセンサ手段は、所定の回数の動きイベントが検出されたときにのみ、動きイベントの検出をコントローラに通信することができる。さらに別の又は追加の構成として、コントローラは、所定の回数の動きイベントが動きセンサ手段によってコントローラに通信されたときにのみ、第1及び/又は第2の加熱手段及び/又はファンと通信することができる。
第1及び/又は第2の加熱手段及び/又はファンを作動させるために必要とされる所定の動きイベントの回数は、一定であってもよいし、或いはユーザが選択可能であってもよい。ユーザは、作動を誘発するのに必要な所定の動きイベントの回数を装置の位置及び装置のユーザ要件に基づいて変更できるようになるので、この回数をユーザが選択できることは有利となり得る。
第1及び/又は第2の加熱手段は、バーヒータ又は少なくとも1点のソース抵抗などの任意の適当な形で実現することができる。前記加熱手段は、サーミスタなどの少なくとも1つの電気抵抗の形で実現されることが好ましい。
第1及び/又は第2の加熱手段は、使用時に芯の遠位端に50〜120℃の範囲で、好ましくは50〜100℃の範囲で、及び最も好ましくは55〜90℃の範囲で熱を与えることができる。
これとは別に、或いはこれに加えて、第1及び/又は第2の加熱手段は、使用時に芯の遠位端に揮発性液体の引火点の40〜95%の範囲で、好ましくは50〜90%の範囲で、及び最も好ましくは55〜75%の範囲で熱を与えることができる。
コントローラは動きセンサ手段に動作可能に接続されることが好ましい。コントローラは、第1及び/又は第2の加熱手段及び/又はファンにも動作可能に接続されて、これらの相互の動作を制御することができる。
コンセントからの電気、電池、又は太陽電池などによる任意の適当な形で、装置に加えられる電力を供給することができる。しかしながら、加熱手段の電力需要という理由でコンセントからの電気が好ましい。
装置をコンセントからの電気で使用する予定の場合、コンセントの孔に嵌め込むような形状にされたプラグ構造を装置に設けることができる。或いは、コンセントからの電気で使用する装置に、遠位端にプラグ構造を有するケーブルを設けて、装置をコンセントから離して置けるようにすることができる。
装置にプラグ構造を設ける場合、この構造は一般にハウジングの後向きの面に向けて設置され、この配置の場合、固定手段をハウジングの下向きの面に設置することができ、また煙突手段の上方の開口部をハウジングの上面に設置することができる。
ハウジングに1又はそれ以上の出口煙突手段を設けて、装置からの揮発性液体の発散を容易にすることができる。また、容器が装置に解放可能に嵌め込まれている場合、ハウジングは、ファンが装置を通じて容器の芯の遠位端の位置へ向けて空気の流れを引き込めるようにするのに適した1又はそれ以上の通気口を有することができる。
容器が固定手段により解放可能に保持される場合、ハウジングはその下側へ向けて実質的に開口して、容器への便利なアクセス及び容器の観察を可能にすることが好ましい。この構成は、ユーザが容器内に残っている揮発性液体のレベルを視認できるので有利になり得る。
或いは、容器が固定手段により保持されている場合、ハウジングが容器をほぼ取り囲むことができる。この構成は、嵌め込まれた容器をいたずらされにくくできるので有利となり得る。また、この構成は、消費者の立場から見た装置の美観の向上を可能にすることができる。
固定手段は、容器のいずれかの部分と係合して、装置に対する容器の位置を確保することができる。装置内で芯をより確実に位置決めしやすくできるという理由で、固定手段は容器の上部と係合するように構成されることが好ましい。
或いは、固定手段を容器の下部と係合させることもできる。この構成は、ハウジングが、嵌め込まれた容器をほぼ取り囲むように構成されている場合に、特に有用となり得る。
固定手段を容器の2以上の部分と係合するように構成することもできる。
揮発性液体は、エアフレッシュナー、防臭剤、香水、芳香剤、防虫剤、防かび剤、及び/又はこれらの変形の形で実現することができる。
装置は、通常モード又は検出モードで動作可能であり、通常モードでは、使用中、第1の電気的加熱手段が連続して、或いは(実施形態に応じて)時間間隔t1で作動すべく動作可能であり、検出モードでは、使用中、動きセンサ手段が装置近傍の動きを検出するとともに、任意の検出をコントローラ及び/又は第1及び/又は第2の加熱手段及び/又はファンに通信して、これらを時間間隔t2で作動させるべく動作可能である。
装置は、通常モードと検出モードとの間で切替可能であってもよい。装置は通常モードと検出モードとの間で手動で、及び/又は自動で切替可能であってもよい。タイミング機構、及び/又は光センサ及び/又は音検出手段などの、コントローラに動作可能に接続されたセンサによって、通常モードと検出モードとの間の自動切換を制御することができる。
ユーザが、いつ検出モードを動作可能にすることができるかを選択でき、これによりユーザが、検出した動きに応じて揮発の割合を高いレベルで制御できるようになるので、通常モードと検出モードとの間で装置の切替を行うタイミング機構を組み込むことは有利となり得る。このレベルの制御により、ユーザは、装置が検出モードにある時間量を制御することによって装置の消費電力を節約できるようになり、従って動きセンサ手段がいつ電力を消費できるかを制御できるようになる。
さらに、ユーザが、通常モードと検出モードとの間の切替を装置が自動的に行えるようにし、これによりユーザが、検出した動きに応じてより高いレベルの制御を行えるようになるので、通常モードと検出モードとの間で装置の切替を行うセンサを組み込むことは有利となり得る。例えば、光センサを使用して、夜間の動きによって追加の作動が起きないように、光を検出したときにのみ切替ができるようにすることができる。一方で、音検出手段により、音を検出したときにのみ検出モードに切り替えることが可能となり、従って、場合によっては装置周辺の環境が使用中であることを示す音が検出されるまで、動きセンサ手段が電力を消費するのを防ぐことができる。
装置はインジケータを備えることができ、該インジケータは、装置が現在どのような機能を実行しているかをユーザに示すべく動作可能である。インジケータは、視覚表示を提供し、及び/又は可聴表示を提供すべく動作可能であってもよい。
インジケータは、1又はそれ以上の光源、好ましくは1又はそれ以上のLEDから光を放射することにより視覚表示を提供するように構成されることが好ましい。
1又はそれ以上の光源は、装置が実行している現在の機能を示すべく異なる色の光を放射するようになっていてもよい。これに加えて、或いはこれとは別に、1又はそれ以上の光源は、装置が実行している現在の機能を示すべく点滅又はフラッシュすることもできる。
これとは別に、或いはこれに加えて、装置は、装置が現在実行している機能を画面を介して視覚的に示すべく動作可能であってもよい。画面は、ユーザにメッセージを提供するようにされたLCD画面であってもよく、例えば、このようなメッセージは、「オン」「感知中」「動きを検出」「休止中」「通常モード」「検出モード」「オフ」を含むことができる。
装置はブースト機構を備えることができる。ユーザが操作するスイッチ又はボタンなどにブースト機構を連結することができる。ブースト機構が動作すると、装置の現在の動作モードに関わらず、第2の電気的加熱手段、ファン、及び第1の電気的加熱手段内の加熱容量を増大させた領域のうちの少なくとも1つを作動させることができる。事実上、ブースト機構は、装置の動作を無効にして特定の作動を開始するための制御をユーザに提供することができる。
従って、本発明の第2の観点によれば、揮発性液体の容器から揮発性液体を蒸発させる方法が提供され、この方法は、揮発性液体の容器を本発明の第1の観点による装置内に取り付けるステップと、装置を動作モードに置くステップとを含み、動きセンサ手段が装置近傍の動きを検出することができ、前記動きセンサ手段が動きを検出した場合、前記動きが、第2の電気的加熱手段、ファン、及び第1の電気的加熱手段内の加熱容量を増大させた領域のうちの少なくとも1つを作動させる。
従って、本発明の第3の観点によれば、一定量の揮発性液体を蒸発させるための部品のキットが提供され、該キットは、本発明の第1の観点による装置を含み、該装置は、本発明の第2の観点による方法によって動作するようになっているとともに流体の容器をさらに含み、該容器は、装置のハウジング内に装着できるように構成される。
以下、例示のみを目的として、添付の図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
本発明の装置の斜視図である。 本発明の装置の断面側面図である。
概略的に言えば、図1及び図2に示す装置1は、装置に揮発性液体の容器を嵌め込んだ状態で示している。容器は、揮発性液体3を入れたガラスボトルの形のリザーバ部分と、ボトル内へ延びる芯6とを有する。芯6はまた、シールを通ってボトルの頂部上方かつ装置1の煙突手段内へ延びる。芯6はほぼ円筒形であってもよい。シールは、容器を嵌め込む際に万一装置1がひっくり返った場合、及び/又は倒れた場合にボトル内の液体3を保持するために存在する。
装置1は、容器及びその上部に部分的に広がるハウジング2を有する。ハウジングの後壁から電気プラグ構造5が延びる。
ハウジング2の頂部は、煙突手段の上部開口部を定めるほぼ円形の中央開口部を有する。上部開口部は、同軸の下部開口部(図示せず)と整列し、これにより、揮発した液体が上方へ流れ、上部開口部から装置1を取り巻く環境内へ流出するための流路が両開口部間に定められる。
第1の電気的加熱手段8及び第2の電気的加熱手段9が存在する場合、これらを別個の抵抗の形で、好ましくは正の温度係数(PTC)のサーミスタとして設けることができる。しかしながら、第1又は第2の電気的加熱手段8、9の一方又は両方を、リングヒータ等、又はこれらの組合せによって設けてもよい。
電気ファン4を設けることもできる。ファン4、及び第1及び第2の電気的加熱手段8、9はすべて、図1及び図2にPIR動きセンサとして示す動きセンサ手段12と直接的又は間接的に動作可能に通信する。
間接的な動作可能通信はコントローラ(図示せず)を介したものであってもよく、このコントローラは、動きセンサ12からの情報の主な受信機として機能し、与えられた情報を処理し、上述の部品の制御を指示するものであってもよい。
次に、装置の1つの動作モードの例及び部品の相互関係について説明する。
まず、装置1を動作可能モードに置く必要がある。装置の動作可能モードへの切替を可能にするためのユーザ作動用スイッチ(図示せず)が存在してもよい。装置10は、コンセントからの電力を引き出すためのプラグ構造5として示す電源から電力を引き出すが、この電力の引き出しは装置に装着された太陽電池及び/又は1又はそれ以上の電池からであってもよい。
動作可能モードが起動することにより、装置1から揮発性液体を蒸発させる温度まで第1の加熱手段8が暖められる。検出モードが存在しない場合、及び/又は検出された動きが存在しない場合、第1の加熱手段8は、期間t1の間芯へ向けて熱を与え続け、t1の終了時に、加熱手段8は時間xの休止期間に入り、電力を全く引き出さなくなる。
ユーザ制御スイッチ(図示せず)を設けて、ユーザがt1及び/又はxの値を調節できるようにすることができる。
一方、動きセンサ手段12もまた、装置1近傍での動きを感知するために、常に、或いは定期的に電力を引き出すことができる。動きセンサ手段12は、動きを感知した場合、この情報をコントローラ(図示せず)に通信すべく動作可能である。コントローラは、この情報を受信すると、第2の加熱手段9、ファン4、及び/又は第1の加熱手段8内のより高い温度範囲のうちの少なくとも1つの作動を指示することにより、時間間隔t2の間、揮発性液体の蒸発の割合を増加させるべく動作可能である。時間間隔t2の終了時に、第2の加熱手段9、ファン4、及び/又は第1の加熱手段8内のより高い温度範囲のうちの少なくとも1つは時間間隔yの間休止期間に入り、前記手段及び/又はファンは電力を全く引き出さなくなる。
動きセンサ手段12による動きの次の検出をコントローラに通信することもでき、コントローラは、期間yが経過した場合にのみ、第2の加熱手段9、ファン4、及び/又は第1の加熱手段8内のより高い温度範囲のうちの少なくとも1つを作動させる。
最初に装置が動作可能モードに置かれると、コントローラがほぼ直ちに、或いは若干遅れて例えば約2分後に作動を引き起こすことができる。
或いは、動作モードに置かれた後に第1の加熱手段8が作動した後でありかつ装置近傍の動きを検出した知らせを受けた場合、コントローラは、所定の時間間隔t3が経過するまで、第2の加熱手段9、ファン4、及び/又は第1の加熱手段8内のより高い温度範囲のうちの少なくとも1つの作動を遅らせることができる。時間t3が経過すると、動きの検出に続く次の作動が時間間隔t2で行われる。
或いは、動作モードが開始されたときに、揮発性液体の蒸発を引き起こす温度まで第1の加熱手段8が暖められ、この加熱手段は、休止期間xを伴わずに作動したままとなる。
装置は、通常モードと検出モードとの間で手動で又は自動で切換可能であってもよい。タイミング機構、及び/又は光センサ及び/又は音検出手段などの、コントローラに動作可能に接続されたセンサによって、このような自動切換を制御することができる。装置が限られた時間のみ検出モードで動作できるようにし、この結果動きセンサ手段12が消費する電力を節約することにより、自動切換によって装置の消費電力を低下させることができる。このような電力の管理は、電池及び/又は太陽電池によって装置に給電を行う場合、特に有用である。
動きセンサ手段12はレンズカバーを有することができ、このレンズカバーは、装置1の前面から突出して広い視界を確保する。動きは、必ずしも検出されるセンサ手段の真正面で行われる必要はないので、動きセンサ手段が受動赤外線センサである場合、このことは有利となり得る。同様に、これに加えて、或いはこれの代わりに動きセンサ手段12がレーザセンサとして設けられた場合もまた、このようなセンサに広い視界を提供することになる。
図示の装置1は、LEDの形で設けたインジケータ11を有するように示している。LEDは、装置が現在実行している機能の視覚表示を提供すべく動作可能であってもよい。例えば、LEDは、動きが検出されると点滅動作に切り替わる恒常的な光を発することにより、装置が動作可能モードにある時を表示してもよい。
インジケータ11に音響部品(図示せず)を備えることもでき、この部品は、特定の機能が実行された場合、及び/又は動きが検出された場合などに警報を鳴らすことができる。
これとは別に、或いはこれに加えて、装置1の目立つ部分に(LCD画面などの)画面を設けて、装置1の現在の機能を表示するメッセージをユーザに提供してもよい。例えば、このようなメッセージとして、「オン」「感知中」「動きを検出」「休止中」「通常モード」「検出モード」「オフ」を挙げることができる。
以上の説明は、コントローラを備えた実施形態について説明したものであるが、コントローラが存在しない場合、部品が互いに動作可能に通信して上述の動作関係を実行するようにこれらを相互接続することができる。
(あらゆる添付の特許請求の範囲、要約、及び図面を含む)本明細書で開示した全ての特徴、及び/又は本明細書で開示したあらゆる方法又はプロセスの全てのステップを、このような特徴及び/又はステップの少なくともいくつかが相容れない組合せを除き、あらゆる組合せで組み合わせることができる。
別途明示しない限り、(あらゆる添付の特許請求の範囲、要約、及び図面を含む)本明細書で開示した各特徴を、同じ、均等の、或いは同様の目的を果たす別の特徴に置き替えることができる。従って、別途明示しない限り、開示した各特徴は、一般的な一連の均等の、又は同様の特徴の1つの実施例にすぎない。
本発明は前述した(単複の)実施形態の詳細に限定されるものではない。本発明は、(あらゆる添付の特許請求の範囲、要約、及び図面を含む)本明細書で開示した特徴の任意の新たな特徴、又は任意の新たな組合せ、或いは本明細書で開示したあらゆる方法又はプロセスのステップの任意の新たなステップ、又は任意の新たな組合せにまで及ぶものである。

Claims (31)

  1. 容器内の近位端領域と容器上方の遠位端領域を含む芯を有する容器から揮発性液体を蒸発させるための装置であって、
    ハウジングと、
    前記容器を前記装置に解放可能に固定するための前記ハウジング内の固定手段と、
    第1の電気的加熱手段と、
    動きセンサ手段と、
    を備え、
    前記動きセンサ手段は、使用時に前記装置近傍での動きを検出すべく動作可能であるとともに、動きの検出時に、第2の電気的加熱手段、ファン、及び前記第1の電気的加熱手段内の加熱容量を増大させた領域のうちの少なくとも1つを作動させるべくさらに動作可能である、
    ことを特徴とする装置。
  2. 使用中、前記動きセンサ手段が前記装置近傍での動きを検出した場合、前記感知手段は、第2の電気的加熱手段、ファン、及び前記第1の電気的加熱手段内の加熱容量を増大させた領域のうちの少なくとも2つを作動させるべく動作可能である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 使用中、前記動きセンサ手段が前記装置近傍での動きを検出した場合、前記感知手段は、第2の電気的加熱手段と、ファンと、前記第1の電気的加熱手段内の加熱容量を増大させた領域とを作動させるべく動作可能である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  4. 前記第1の電気的加熱手段はルーチンサイクルで作動すべく動作可能であり、前記第1の加熱手段は、期間(t1)の間作動し、その後非作動の休止期間(x)が続き、t1は0.1〜120分の範囲を有し、xも0.1〜120分の範囲を有する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の装置。
  5. 1は5〜90分の範囲を有し、xは5〜60分の範囲を有する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の装置。
  6. 1は20〜60分の範囲を有し、xは10〜20分の範囲を有する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の装置。
  7. 前記第1の電気的加熱手段はルーチンサイクルで作動すべく動作可能であり、前記第1の加熱手段は、期間(t4)の間全出力で作動し、その後より低出力での作動期間(t5)が続き、その後非作動の休止期間(x)が続き、t4は0.05〜119.95分の範囲を有し、t5も0.05〜119.95分の範囲を有する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の装置。
  8. 4は0.05〜89.95分の範囲を有し、t5も0.05〜89.95分の範囲を有する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の装置。
  9. 4は0.05〜59.95分の範囲を有し、t5も0.05〜59.95分の範囲を有する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の装置。
  10. 前記第1の電気的加熱手段は、絶えず作動すべく動作可能である、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の装置。
  11. 第2の電気的加熱手段、ファン、及び/又は第1の電気的加熱手段内の加熱容量を増大させた領域のうちの少なくとも1つが期間(t2)の間作動し、その後非作動の休止期間(y)が続くように動作可能であり、t2は1〜120分の範囲を有し、yは1〜60分の範囲を有する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の装置。
  12. 2は10〜90分の範囲を有し、yは5〜30分の範囲を有する、
    ことを特徴とする請求項11に記載の装置。
  13. 2は20〜60分の範囲を有し、yは10〜20分の範囲を有する、
    ことを特徴とする請求項11に記載の装置。
  14. 2≦t1であり、y≦xである、
    ことを特徴とする請求項4から請求項9及び請求項11から請求項13のいずれか1項に記載の装置。
  15. 2=t1/2であり、y=xである、
    ことを特徴とする請求項4から請求項9及び請求項11から請求項13のいずれか1項に記載の装置。
  16. 前記第1の電気的加熱手段はルーチンサイクルで作動すべく動作可能であり、前記第1の加熱手段は、期間(t4)の間全出力で作動し、その後より低い出力での活動期間(t5)が続き、t4は1〜120分の範囲を有し、t5も1〜120分の範囲を有する、
    ことを特徴とする請求項10に記載の装置。
  17. 4は1〜90分の範囲を有し、t5も1〜90分の範囲を有する、
    ことを特徴とする請求項16に記載の装置。
  18. 4は1〜60分の範囲を有し、t5も1〜60分の範囲を有する、
    ことを特徴とする請求項16に記載の装置。
  19. 前記動きセンサ手段は、赤外線(IR)センサ、レーザセンサ、及び音センサのうちの少なくとも1つの形で実現される、
    ことを特徴とする請求項1から請求項18のいずれか1項に記載の装置。
  20. 前記動きセンサ手段は、赤外線(IR)センサ、レーザセンサ、及び音センサのうちの少なくとも2つの形で実現される、
    ことを特徴とする請求項1から請求項18のいずれか1項に記載の装置。
  21. 前記動きセンサ手段は、赤外線(IR)センサと、レーザセンサと、音センサとの形で実現される、
    ことを特徴とする請求項1から請求項18のいずれか1項に記載の装置。
  22. 前記動きセンサ手段は、前記装置近傍での各動きイベントを検出するとともに各イベントを前記コントローラに通信し、及び/又は前記第1及び/又は第2の加熱手段及び/又はファンに直接通信すべく動作可能である、
    ことを特徴とする請求項1から請求項21のいずれか1項に記載の装置。
  23. 前記動きセンサ手段は、所定の回数の動きイベントが検出されたときにのみ、動きイベントの検出を前記コントローラに通信し、及び/又は前記第1及び/又は第2の加熱手段及び/又は前記ファンに直接通信する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項21のいずれか1項に記載の装置。
  24. 前記コントローラは、所定の回数の動きイベントが前記動きセンサ手段によって前記コントローラに通信されたときにのみ、前記第1及び/又は第2の加熱手段及び/又はファンと通信することができる、
    ことを特徴とする請求項1から請求項21のいずれか1項に記載の装置。
  25. 前記第1及び/又は第2の加熱手段及び/又はファンを作動させるために必要な所定の動きイベントの回数は、ユーザが選択可能である、
    ことを特徴とする請求項1から請求項24のいずれか1項に記載の装置。
  26. 前記装置は、通常モード又は検出モードで動作可能であり、通常モードでは、使用中、前記第1の電気的加熱手段は時間間隔t1で作動すべく動作可能であり、検出モードでは、使用中、前記動きセンサ手段は前記装置近傍での動きを検出するとともに、任意の検出を前記コントローラ及び/又は前記第1及び/又は第2の加熱手段及び/又はファンに通信して、これらを時間間隔t2で作動させるべく動作可能である、
    ことを特徴とする請求項1から請求項25のいずれか1項に記載の装置。
  27. 前記装置は、通常モードと検出モードとの間で切換可能である、
    ことを特徴とする請求項26に記載の装置。
  28. 前記装置は、通常モードと検出モードとの間で自動切換可能であり、該自動切換は、前記コントローラに動作可能に接続されたタイミング機構及び/又はセンサにより制御される、
    ことを特徴とする請求項27に記載の装置。
  29. 前記装置はインジケータを備え、該インジケータは、前記装置が現在どのような機能を実行しているかをユーザに示すべく動作可能である、
    ことを特徴とする請求項1から請求項28のいずれか1項に記載の装置。
  30. 揮発性液体の容器から揮発性液体を蒸発させる方法であって、
    揮発性液体の容器を請求項1から請求項29のいずれか1項に記載の装置内に取り付けるステップと、
    前記装置を作動モードに置くステップと、
    を含み、
    前記動きセンサ手段は前記装置近傍での動きを検出することができ、前記動きセンサ手段が動きを検出した場合、前記動きが、第2の電気的加熱手段、ファン、及び前記第1の電気的加熱手段内の加熱容量を増大させた領域のうちの少なくとも1つを作動させる、
    ことを特徴とする方法。
  31. 一定量の揮発性液体を蒸発させるための部品のキットであって、請求項1から請求項29のいずれか1項に記載の装置を含み、該装置は、請求項30に記載の方法によって動作するようにされるとともに流体の容器をさらに含み、該容器は、前記装置のハウジング内に装填できるように構成される、
    ことを特徴とする部品のキット。
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