JP2016502421A - エネルギー効率の良い揮発性物質ディスペンサ用の改良された表示シーケンス - Google Patents

エネルギー効率の良い揮発性物質ディスペンサ用の改良された表示シーケンス Download PDF

Info

Publication number
JP2016502421A
JP2016502421A JP2015539671A JP2015539671A JP2016502421A JP 2016502421 A JP2016502421 A JP 2016502421A JP 2015539671 A JP2015539671 A JP 2015539671A JP 2015539671 A JP2015539671 A JP 2015539671A JP 2016502421 A JP2016502421 A JP 2016502421A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dispenser
sensor
energy efficient
mode
operating state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015539671A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6109950B2 (ja
Inventor
サレー、サレー、エー.
シピンスキ、ジーン
ウィトクラフト、クレイグ、ジェー.
Original Assignee
エス.シー. ジョンソン アンド サン、インコーポレイテッド
エス.シー. ジョンソン アンド サン、インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エス.シー. ジョンソン アンド サン、インコーポレイテッド, エス.シー. ジョンソン アンド サン、インコーポレイテッド filed Critical エス.シー. ジョンソン アンド サン、インコーポレイテッド
Publication of JP2016502421A publication Critical patent/JP2016502421A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6109950B2 publication Critical patent/JP6109950B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D83/00Containers or packages with special means for dispensing contents
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L9/00Disinfection, sterilisation or deodorisation of air
    • A61L9/14Disinfection, sterilisation or deodorisation of air using sprayed or atomised substances including air-liquid contact processes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L2209/00Aspects relating to disinfection, sterilisation or deodorisation of air
    • A61L2209/10Apparatus features
    • A61L2209/11Apparatus for controlling air treatment

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

内容物を分配するエネルギー効率の良いディスペンサは、ディスペンサが分配モードの動作状態のときの第1表示シーケンス、及びディスペンサが遮断モード動作状態のときの第2表示シーケンスを表示するインジケータを少なくとも1つ含む。表示シーケンスは、それぞれ少なくとも1つのインジケータにおける1つ又は複数の始動状態を含み、ユーザに対してディスペンサの動作状態について表示をするために0.0625mAhのエネルギーしか利用しない。

Description

[関連出願の相互参照]
該当なし。
[連邦政府資金援助研究開発に関する参照]
該当なし。
[シーケンスリストの参照]
該当なし。
本開示は、一般に、ディスペンサの状態及びその作動方法をユーザに知らせる表示シーケンスを有するエネルギー効率の良いディスペンサに関する。
拡散装置又はディスペンサは、例えば、芳香剤、脱臭剤、殺虫剤、昆虫忌避剤などの揮発性物質を分配するために使用される。このようなディスペンサの多くは、能動型ディスペンサであり、揮発性物質を分散することを目的としたファン及び/又はヒータを含むと考えられる。他にもエアゾール容器のバルブ軸を作動させ、中に入っている揮発性物質を分配するものや、さらに超音波のトランスデューサを利用して液体の揮発性物質を分散し、装置から射出される小さな水滴に変えるものがあり、その他にも上記の拡散装置を任意に組み合わせたもの、又は能動型拡散装置におけるその他あらゆる周知のタイプを含むものがある。
通常、このような能動型ディスペンサは、運用方法を実現するコントローラを含み、ディスペンサから揮発性物質を放出する。揮発性物質は、センサからの入力や、押しボタンが押下されることによって、又は時間間隔が経過に応じて放出されることが多い。動作に関するそのような運用方法はまた、揮発性物質が放出されるのを防ぐ周期、及び/又はセンサが休止している周期を含むことがある。ディスペンサの動作状態をユーザに知らせるために、ディスペンサの多くは、可聴インジケータ又は可視インジケータ、例えば、LED表示シーケンスにしたがって点滅するLEDなどを含む。従来のLED表示シーケンスの欠点は、電力を過剰に消費することである。
近年、消費者は日常生活で消費するエネルギー量をますます意識するようになっている。揮発性物質そのものを放出するディスペンサに電気を供給することよりも、通常の動作シーケンスにしたがってLEDに電気を供給することの方が、多くのエネルギーを消費することがよくあると知って驚く消費者は多い。それゆえ、消費者は、自分たちの使用するエネルギーの量を制限することを望んでいる。したがって、従来のディスペンサに比べて少ないエネルギーを用いて動作するディスペンサを創作することが有益であろう。電池を電源として利用するこのようなエネルギー効率の良いディスペンサであれば、ユーザが電池を取り替える頻度を減らせるため、ユーザにとってより便利で、なおかつ安価であるというさらなる利点を有することになる。
つまり、様々なパターンの表示シーケンスを用いてディスペンサの動作状態をユーザに表示するエネルギー効率の良いディスペンサが求められている。本開示は、このようなニーズに対応するための解決策に関する。
一実施形態によれば、内容物を分配するエネルギー効率の良いディスペンサはインジケータを少なくとも1つ含み、ディスペンサが分配モードの動作状態のときの第1表示シーケンス及びディスペンサが遮断モード動作状態のときの第2表示シーケンスを表示する。表示シーケンスは各々、少なくとも1つのインジケータにおける1つ又は複数の始動状態を含み、ユーザにディスペンサの動作状態を表示するのにエネルギーを0.0625mAhしか利用しない。
別の実施形態によれば、内容物を分配するエネルギー効率の良いディスペンサは、インジケータを少なくとも1つを含み、1つ又は複数の表示シーケンスを装備する。表示シーケンスはそれぞれ、少なくとも1つのインジケータにおける1つ又は複数の始動状態を含み、ユーザにディスペンサの動作状態を表示するのにエネルギーを0.0625mAhしか利用せず、なおかつ約40%から約80%のデューティーサイクルで動作するパルス幅モードを用いて動作させる。動作状態は、能動モード、分配モード、及び遮断モードのうち少なくとも1つを含む。
また別の実施形態によれば、エネルギー効率の良いディスペンサは、容器及び約400mAhから約4000mAhの定格電流を有する電池を1つ又は複数受けるハウジングを含む。ディスペンサはさらに、タイマ及びセンサ入力を検出するのに適合したセンサを少なくとも1つ含む。ディスペンサはまた、インジケータを少なくとも1つ含む。少なくとも1つのインジケータは、1つ又は複数の表示シーケンスを装備し、表示シーケンスはそれぞれ、少なくとも1つのインジケータにおける1つ又は複数の始動状態を含み、ユーザにディスペンサの動作状態を表示する。さらに、電池は、ディスペンサの連続動作で少なくとも7ヶ月の間ディスペンサに電力を供給することが可能である。
さらにまた別の実施形態によれば、エネルギー効率の良いディスペンサを動作させる方法は、電源をディスペンサに適用する手順及び動作状態に入る手順を含み、動作開始手順、分配モード、及び遮断モードのうち1つを含む。その方法はさらに、表示シーケンスを実行する手順を含み、その手順は、少なくとも1つのインジケータの始動状態のうち1つ又は複数を実行し、ユーザにディスペンサの動作状態を表示することを含む。可視インジケータを始動させるには、エネルギーを0.0625mAhしか利用しない。
本発明の他の実施形態及び利点は、以下の詳細な説明を考慮することによって明らかになるであろう。
ディスペンサの一実施形態におけるブロック図である。 他の実施形態に係るディスペンサの等角図である。 図1及び/又は図2のディスペンサによって実行することができる解除操作のプログラミングを示すフローチャートである。 電源が図1及び/又は図2のディスペンサに印加されたときに実行され得る動作手順を示すフローチャートである。 電源が図1及び/又は図2のディスペンサに印加されたときに実行され得る動作手順の他の実施形態を示すフローチャートである。 図4及び/又は図5の動作手順における分配モード中に実行することができる従来技術のLED表示シーケンスを示す図である。 図4及び/又は図5の動作手順における遮断モード中に実行することができる従来技術のLED表示シーケンスを示す図である。 図4及び/又は図5の動作手順における能動モード中に実行することができる従来技術のLED表示シーケンスを示す図である。 図4及び/又は図5の動作手順における分配モード中に実行することができる本実施形態のLED表示シーケンスを示す図である。 図4及び/又は図5の動作手順における遮断モード中に実行することができる本実施形態のLED表示シーケンスを示す図である。 図4及び/又は図5の動作手順における能動モード中に実行することができる本実施形態のLED表示シーケンスを示す図である。
図1は、コントローラ102、電源104、モータ106、センサ108、タイマ(図示せず)、及びインジケータ110、例えば、発光ダイオード(「LED」)を含む装置100を示している。装置は、1つ又は複数の入力装置112、例えばスイッチ、ダイヤル、キーパッド、押しボタン、などを含んでもよい。入力装置112の例は、スイッチ114(図2を参照)のようにしてもよく、これにより、ユーザは装置100及び/又は押しボタン116をオンにし、分配モードにして、スプレー動作を開始することができる。電源104は、コントローラ102及び他の構成要素に電力を供給し、コントローラ102はさらに他の構成要素につながり、その動作を制御するためにプログラミングを実行する。
図2は、図1において、ディスペンサ120として実行される装置の一実施形態を示している。ディスペンサ120は、エアゾール容器122の内容物を分配するもので、内容物としては、当業者に周知である任意の流体、揮発性物質、又は内容物を含むと考えられる。ディスペンサ120は、カーペンター(Carpenter)らに付与された米国特許出願第11/725,402号、ファーナー(Furner)らに付与された米国特許出願第13/302,911号、ギャスパー(Gasper)らに付与された米国特許出願第13/607,581号、及びバラノウスキ(Baranowski)らに付与された米国特許出願第13/607,581号で説明される装置のうちの1つであってもよい。ディスペンサ120は、ハウジング124を含み、エアゾール容器122及び電池126を受けるように適合されている。ハウジング124はまた、アクチュエータアーム128、セレクタスイッチ114、及び押しボタン116を含む。そのうえ、ディスペンサ120はまた、回路、コントローラ102、モータ106、及びハウジング124の内部に装備される、図1に概略的に示したセンサ108を含む。
本実施形態におけるセンサ108は、光電セル光センサであってもよい。一実施形態では、センサによって検出される光の輝度における変化は、検出される動作として解釈されてもよい。センサ108は、カーペンター(Carpenter)らに付与された米国特許出願第11/725,40号で説明されているセンサであってもよい。しかし、センサ入力、例えば、受動型赤外線センサ又は焦電型運動センサ、赤外線反射型運動センサ、超音波の運動センサ、又はレーダ又はマイクロ波放射による運動センサを検出するために、検出器又はセンサにおけるその他のあらゆるタイプが利用されてもよい。さらに、センサ108は、加速計又は音響センサ、湿度センサ、温度センサ、圧力センサ、振動センサ、又は化学(例えば匂い)センサを例に、周知のセンサにおけるその他のあらゆるタイプと組み合わさって、置き換え又は使用されてもよい。さらに、センサは、ディスペンサ120のハウジング124の内部に設置されなくてもよい。むしろ、センサ108は、動作又はその他いくつかのセンサ入力を検出するためのリモートセンサとすることもできる。さらに、センサは、物理的な接触に応じてセンサ入力を表示するものであり、ハウジングの内側、又はハウジングから外側に設置されている機械式接触スイッチを備えてもよい。
コントローラ102は、分配モードの動作状態130の間、モータ106を制御し、スプレー動作132を実行する。スプレー動作132の間、モータ106はアクチュエータアーム128を動作させ、エアゾール容器122のバルブ軸134を押下してそこから内容物を分配する。コントローラ102は、分配モード130を開始するプログラミングを含み、センサ108から発せられる信号に応じてスプレー動作132を実行する。代替的に、又は信号によって開始される動作と関連して、コントローラ102は、スイッチ、押しボタン、及び/又はタイマによって発せられる信号に応じて、分配モード130を開始することができる。
図3は、本実施形態のスプレー動作132を示している。スプレー動作132は、モータに電源が加わりアクチュエータアームを動かすブロックで開始され、エアゾール容器のバルブステムを押下または作動させて開放位置になる。モータ106は、ブロック138で電流が断たれることで停止する。その後、モータ106に電流が加わり、アクチュエータアーム128をブロック140で逆方向に動かし、バルブ軸132が非押下位置に移動して閉じるように補助する。本実施形態では、モータ106に電流が加えられてアクチュエータアーム128を動かす時間の長さは、ブロック136に示すように、好ましくは約800ミリ秒から約1200ミリ秒の間、最も好ましくは1000ミリ秒である。モータ106が停止する(ブロック138)時間の長さは、好ましくは約100ミリ秒から約200ミリ秒の間、最も好ましくは150ミリ秒、モータ106に電流が加わりアクチュエータアームが逆の方向に動く(ブロック140)時間の長さは、好ましくは約200ミリ秒から約600ミリ秒の間、最も好ましくは400ミリ秒である。しかし、モータに電流が加わったり又は電流が断たれる時間の長さは、放出されるスプレー量を達成するために変更してもよい。したがって、ディスペンサ120は、モータ106に通電及び/又は非通電される時間を変更することによって、容器122から任意のスプレー量を放出するようにプログラムすることができる。代替の実施形態では、容器122のバルブが、あらかじめ決められた流体の量を発するよう調節されており、モータ106が停止する時間の長さと独立している。当業者には明らかであるように、本実施形態におけるスプレー動作132の修正は、同じ手順又は異なる手順で任意のシーケンスを含むことができる。
図4は、ディスペンサ120によって実行される運用方法150の実施形態を示している。運用方法150は、電力がコントローラ102に供給されると、開始モードブロック152で実行される。セレクタスイッチ114がオンの位置に切り替えられると、電力はコントローラ102に供給される。代替的に、セレクタスイッチ114が設けられている場合には、開始モードブロック152は、電池126をディスペンサ120に挿入する、又はその他のいくつかの電源104をディスペンサ120に提供する、例えば、ディスペンサ120を電源コンセントに差し込むことで応答させてもよく、動作開始手順154は、開始モード152の後に実施される。動作開始手順154の間、ディスペンサは分配モード動作130に入り、その間にスプレー動作が実行され、その後にディスペンサ120は能動モード156の動作状態に入る。この実施形態では、開始モード152の間、分配モード動作130に入っているディスペンサ120の前に、LED110の電源が4.5秒間オンになる。動作開始手順154は、スプレー動作132を実行するため、分配モードの動作状態130を任意に組み合わせてもよいと想定される。それによって、いくつかの場合において、ユーザは、ディスペンサ120が正しく機能していることが分かり、例えば、全構成要素が正しくつながって機能し、容器122の内容物が空になっていないことが分かる。いくつかの実施形態では、開始モード152の間にセンサ108が始動し、動作開始手順154の間に利用されてもよい。代替的に、動作開始手順154が、完全に省かれてもよい。
さらに図4を参照すると、動作開始手順154の後にディスペンサ120が能動モード156に入る。能動モード156の間、センサ108が使用可能となり、ディスペンサ120はセンシング動作を実行し、物又は人がセンサ108の視域を通り過ぎるときにセンサ入力を検出する。制御は、センサ入力が検出されるまで能動モードブロック156にとどまり、その後、制御がブロック130に進むと分配モード130が実行され、その間に容器122から物質が放出される。分配モード130が完了すると、ディスペンサ120は遮断モード158の動作状態に入り、センサ108が停止する。例えば、センサ108からの出力を無視、又はセンサ108から電力を除去することによって、ディスペンサ120はセンサ入力の有無に応じてスプレー動作132を実行する分配モード130に入らない。制御は、遮断中の時間周期Xの一定時間の間、遮断モードブロック158にとどまる。タイマが遮断中の時間周期Xが経過したことを示す場合、制御は能動モードブロック156に戻ってセンサ108が再び始動し、センサ入力があることを検出したり、又はコントローラ102がセンサ108からの出力を受けることで動作する。好適な実施形態では、遮断中の時間周期Xが、約1分から約180分の間、又は約10分から約60分の間、又は約15分から約40分の間続けられる。他の好適な実施形態では、周期Xは、約15分から約30分の間、さらに好ましくは約20分の間続けられる。実施形態の中には、ユーザが遮断中の時間周期Xの長さを選択するために、入力装置112を使用することができる。例えば、一実施形態では、その他の時間周期が使用されてもよく、3つの位置スイッチ(図示せず)が使用され、15分、20分、30分遮断中の時間周期Xの中から選択できる。ユーザはいつでも、押しボタン116を押下することができ、それによりディスペンサ120が分配モードの動作状態130Aを実行することができる。分配モード130Aが完了すると、制御は遮断モードブロック158に戻り、遮断中の時間周期Xがリセットされる。
次に図5を参照すると、運用方法160における他の実施形態が示されており、そこでは動作開始手順が省かれ、動作に関する運用方法160がブロック152の開始モードで始まっている。開始モード152では、LED110が開始モード152の期間中電源がオンになり、ディスペンサ120に電力が供給されてディスペンサ120が動作していることをユーザに表示する。本実施形態では、LED110は、開始モード152の間に19.5秒間電力が供給される。その他の実施形態では、時間周期は19.5秒未満又は19.5秒を上回る。開始モードブロック152の後に、制御はブロック130に移って分配モード130が実行され、そのブロック130において物質が容器122から放出される。分配モード130が完了すると、制御はブロック158に直接に移り、遮断中の時間周期Xの間遮断モードが実行される。遮断中の時間周期Xが終了した後、ディスペンサは、能動モード156に入る。センサ108によってセンサ入力があることを検出すると、ディスペンサ120は分配モード130に入ってスプレー動作132が実行され、その後にディスペンサ120は遮断モード158に入る。ユーザはいつでも押しボタン116を押すことができ、それによってディスペンサ120が分配モード130Aに入り、スプレー動作132を実行することができる。分配モード130Aに従って遮断中の時間周期Xがリセットされ、ディスペンサ120は遮断モード158に再び入る。
運用方法における代替の実施形態では、ディスペンサ120は、遮断モード158の後能動モード156に入らない。むしろ、遮断中の時間周期Xが終了したという表示をタイマから受けて、ディスペンサ120はすぐに分配モードの動作状態130に入って内容物が容器から放出される。分配モードの動作状態130の後、ディスペンサは遮断モード158の動作状態に再び入る。
コントローラ102はまた、LED表示シーケンスに基づいてLED110を動作させる。コントローラは、LED110を動作させてユーザにディスペンサの動作状態、すなわち、開始モード152、能動モード156、遮断モード158、あるいは分配モード130を表示する。図6A〜図6Cは、いくつもの従来技術のLED表示シーケンスを示している。従来のディスペンサでは、コントローラがLED110を始動させ、分配モードの動作状態130の間スプレー動作132が実行される前に、あらかじめ決められた回数点滅する。例えば、図6Aは、LED110を500ミリ秒の間点灯し、その後500ミリ秒の間消灯するコントローラを示しており、当該図は、スプレー動作の間、合計3回にわたるオン/オフのサイクルにわたって、そのシーケンスを繰り返す。図6Bに示すように、遮断モード158の間、コントローラは、LEDを、遮断中の時間周期Xの間、例えば20分間点灯する。最後に、図6Cは、能動モード156を示しており、当該図では従来技術の装置におけるコントローラは、LEDを4.85秒の間隔で消灯し、その後LED110を0.15秒の間隔で連続して点灯する。この実施形態のコントローラは、センサ108がセンサ入力を検出するまで、LED110を点灯したり消灯したりし続ける。
従来技術のLED表示シーケンスは、ユーザに本発明におけるディスペンサの動作状態を表示するものの、これらの点灯シーケンスによってLED110に電力を供給する場合、かなりのエネルギー量が必要となる。例えば、図6A〜図6Cによって示される先述の例では、分配モードの動作状態130の間にLEDに電力を供給するのに、0.00125mAhを必要とし、遮断モード158の間にLEDに電力を供給するには、1.000mAh、能動モード156の毎5秒の間にLED110に電力を供給するには0.000486mAhを必要とする。実際に、20分の遮断周期の間にLED110に電力を供給するには、分配モード130の間にモータ106に電力を供給するのに必要なエネルギー量の4倍を必要とする。ゆえに、LEDインジケータは、ディスペンサ120のエネルギー消費に多大な影響を及ぼす重大な要素となる。
次に図7A〜図7Cを参照すると、本実施形態におけるエネルギー効率の良いLED表示シーケンスが示されている。従来技術のディスペンサと同様に、本実施形態でも、コントローラがLED110を動作させてユーザにディスペンサの動作状態、すなわち、開始モード152、能動モード156、遮断モード158、又は分配モード130を表示する。図7Aに示すように、分配モードの動作状態130'の間、コントローラ102によってLED110が1秒につき4回、3秒間点滅する。具体的には、LEDは125ミリ秒の間電源がオンになり、125ミリ秒の間連続して電源オフとなる。このパターンは、12回繰り返される。点滅がこのように急速に続けば、上述した従来技術のディスペンサのLEDシーケンスよりも、ディスペンサ120が動作を検出してスプレーしようとしていることを、ユーザにさらに顕著に表示することができる。例えば、図6Aを参照すると、点滅がはるかに緩慢に続くため、ユーザに顕著に示されない。分配モード130'の間、LED110を始動させるのに必要とされる電力は、0.00125mAhである。本実施形態では(図7Aを参照)、押しボタン116を押下ることによって開始される分配モード130Aの間、LED110に電流が加わらない。手動による動作モード中において表示シーケンスの提供は、必要のないことがわかっている。というのも、ユーザはその行動をすでに開始しており、ディスペンサが物質を放出しようとしていると気がついているからである。しかし、分配モードの動作状態130'の間における同じLEDシーケンスと一致して、コントローラ102は、分配モードの動作状態130Aの間、LED110に電力を供給すると考えられると想定している。
図7Bに示すように、遮断モード158'の間、コントローラ102は、LED110を3.2秒ごとに電源オンにする。具体的には、LED110は3秒の周期でオフとなり、その後0.2秒の周期で電源オンとなる。このオン/オフの周期は、遮断中の時間周期Xが終了するまで、例えば、20分後に繰り返される。ユーザがディスペンサ120のそばを通り過ぎたときに分配モード130'が開始されなくても、ディスペンサ120がまだ動作していることをユーザに知らせるためには、遮断モード158'の間にLED110が交互に電源オン及び電源オフとなることが有益である。遮断モード158'の間にLED110を始動させるのに必要な電力の量は、0.0625mAhである。
図7Cを参照すると、能動モード156'の間、LED110は、能動モード156'の間、すなわち、センサ108がセンサ入力を検出するまでオフになる。能動モード156'の5秒間に消費されるエネルギー量は、0.000069mAhである。LED110を能動モード156'の間にオフにすることが、LED110をパルス化してオン及びオフにするよりも、ディスペンサ120が能動モード156'にあって遮断モード158'にないことを、ユーザに対して明確に示すことができる。さらに、通常は、能動モード156'の間にLED表示シーケンスを使用する必要はなく、それは、この周期の間に、ユーザがLED110を見る位置を取ることはそれほどないためである。ユーザが、LED110に気が付くほどにディスペンサ120の近くにいる場合、センサ108は、通常ユーザがいることを検出して分配モードの動作130'及び光の点滅する高速のシーケンスが付随して開始されるか、又は遮断モード158'になって光の点滅するシーケンスが緩慢になることが付随して起こるかのどちらかである。このようなLED表示シーケンスは、エネルギー消費量の質を向上させるだけでなく、ユーザの理解をさらに直感的にする。
本実施形態では、LEDが電源オンとなるとき、コントローラはパルス幅モードを使用し、好ましくは20%から100%のデューティーサイクル、さらに好ましくは40%から80%のデューティーサイクル、最も好ましくは50%のデューティーサイクルでLED110を動作させる。コントローラは、好ましくは80から200ヘルツの割合、最も好ましくは100ヘルツの割合でデューティーサイクルを動作させる。パルス幅モードは、連続してオンの状態を表示するようにLEDに電力を供給する一方で、エネルギーを節約又はLEDの明るさを変更するために調節されてもよい。明確にするために、図7A〜図7Cに示される表示シーケンスには、パルス幅モードを示していない。
以下の表1に、本実施形態における分配モード130/130'のLED動作シーケンス、遮断モード158/158'、及び能動モード156/156'におけるエネルギー消費の比較が、従来技術のディスペンサのLEDシーケンスを必要とするエネルギーと比較されている。
Figure 2016502421
各種ディスペンサ120は、1つ又は複数の電池、例えば、上述のように、2−AA電池126の挿入によって電力が供給される。本実施形態のエネルギー効率の良いLED表示シーケンスは、電源の寿命を延ばし、それによりディスペンサ120の寿命にわたって使用する電池126の数を少なくしてディスペンサ120を動作させることができる。具体的には、ディスペンサ120は、約400から約4000mAhの好適な定格電流を有する電池126を1つ又は複数本使って動作することができる。代替的に、他の実施形態において、ディスペンサ120は、約400から約3000mAhの好適な定格電流を有する電池126を1つ又は複数を使って動作することができる。このような電池は、ディスペンサを通常の連続動作で電池の交換なしに、少なくとも3ヶ月間動作させることができる。好適な実施形態では、約400から約3000mAhの定格電流を有する2−AA電池を使用すれば、電池の交換が必要となる前に少なくとも5ヶ月間の連続してディスペンサ120を動作させることができる。他の好適な実施形態では、約400から約3000mAhの定格電流を有する2−AA電池を使用すれば、電池の交換が必要となる前に少なくとも7ヶ月の間連続してディスペンサ120を動作させることができる。代替的に、他の好適な実施形態では、約400から約4000mAhの定格電流を有する2−AA電池を使用すれば、電池の交換が必要となる前に少なくとも5ヶ月間及び/又は少なくとも7ヶ月の間連続してディスペンサ120を動作させることができる。
一例では、ディスペンサ120に電力を供給するために、2−AAアルカリ電池が使用される。本発明で開示されている実施形態に関連して、2−AAアルカリ電池は、約14の詰め替え容器122を使用するまで持続される。消費者が通常どおりに使用すれば、詰め替え容器122は、普通ディスペンサ120を通常どおりに動作させて、約20日から約30日間持続する。実際に、ディスペンサ120を普通に動作させて使用するのに、2−AAアルカリ電池は、好ましくは約7ヶ月から約24ヶ月、さらに好ましくは約10ヶ月から約18ヶ月、最も好ましくは14ヶ月間持続される。上述した従来技術に開示されているディスペンサであれば、同じ電池であっても、わずか5〜6個の詰め替え容器の使用の持続にとどまるであろう。ゆえに、本発明のLED表示シーケンスに応じて動作するディスペンサに使われる電池126の耐用期間は、上述した従来技術のディスペンサに使用される電池126の耐用期間の2倍であってもよい。本発明のエネルギー効率の良いLEDシーケンスを用いて動作させているディスペンサ120は、電池126の交換を要することが減少するため、ユーザに大きな利便性を提供する。さらに、本発明のディスペンサ120は、ディスペンサの寿命にわたって電池の交換が減少するため、動作にかかる様々なコストを削減することができる。さらに、電源104において、使用されるタイプを問わずに本発明のディスペンサ120によって電源104の寿命が極限まで延ばされ、ディスペンサの寿命にわたって使用されるエネルギーが全般的に減少する。
本実施形態のインジケータ110は、LEDとして説明されているが、ディスペンサの動作状態をユーザに表示することのできる、その他のタイプのインジケータを使用してもよいことを想定している。例えば、インジケータは、例えば、非LEDライトなどの他の可視インジケータであってもよく、又は可聴インジケータ又は振動インジケータであってもよい。
また、動作機構を変形させたディスペンサの他のタイプは、本発明で開示されている任意の実施形態と関連して使用され得ることを想定している。例えば、1本の容器から様々な量のスプレー噴射を放出できるディスペンサを使用する代わりに、別の計量式バルブ又は非計量式バルブを有する多様な容器からスプレー噴射を放出できるディスペンサを使用してもよい。また、計量式バルブを有する容器を使用するディスペンサを用いる代わりに、サブ計量バルブを使用するディスペンサを用いてもよく、それにより容器の内部では調節せずにディスペンサ内部でサブ計量するように調節をしてもよい。例えば、ディスペンサは、計量式でないバルブ又は計量式バルブを有する容器と組み合わせて、電気で制御されたソレノイドを使用してディスペンサからスプレーする物質を様々な量で放出し得ることを想定している。
さらに、説明された任意のディスペンサは、ディスペンサのハウジング内部に設置されるセンサ108とは対照的にリモートセンサを使用することができる。リモートセンサには、ディスペンサ120が、ディスペンサ120とは同じ位置にないセンサ入力を検出し、又は検出の範囲を広げられる利点がある。他にも、説明された任意のディスペンサは、ディスペンサ120の内部又は外側に設置され、全方向を検出できるディスペンサを備える多様なセンサを使用し得ることを想定している。
また、上記のあらゆる実施形態が、ユーザが選択できるスイッチを含むよう修正され得ることを想定している。ユーザが選択できるスイッチによって、ユーザは好適な遮断周期の時間を選択できる。代替的に、スイッチの代わりに、ディスペンサは、輪状のハンドル又はダイヤルを含んでもよく、ユーザはそれを回して好適な遮断周期の時間又は回数を選択できる。
さらに、あらゆる改良型のシーケンスが、非エアゾールベースの分配システムと関連して使用され得ることを想定している。例えば、ディスペンサと関連し、類似の能動モード及び/又は遮断モードを備えて、始動のメカニズムを含む。この始動のメカニズムは、ポンプ式のバルブ、加熱容器、容器から又は容器の中に向かって延在する加熱芯、芯及び/又は容器に隣接する加熱部分を始動させ、ハウジング内部でファンを回して内容物を分散するよう補助し、芯に隣接する圧電性のプレートを始動させてプレート上の流体を揮発させ、噴霧器又は拡散器を利用して内容物を分散し、窓を開けたり又はアパーチャー又は開口部から詰まりを取り除いたりしてハウジングから内容物を分散するように補助し、又は分配モード中に容器、貯蔵器、又は内容物の入っているその他の入れ物から内容物を分散することを達成する。このような流体又は揮発物は、加圧流体、非加圧流体、オイル、ろうそく、ワックスの溶融物、及びゲルのうち1つ又は複数を含むが、それに限定されることはない。
本開示に関連して構成され、本開示に含むことが意図されている数多くの特徴を当業者は理解できるであろう。
本発明の詳細な説明で引用した全ての文献は、いずれも関連部分において本明細書に参考として組み込まれているが、いずれの文献の引用も、それが当該発明に対する先行技術であることを容認するものと解釈されるべきではない。
本発明の多数の変更は、前述の説明の観点から当業者には明らかであろう。したがって、この説明は単なる例示として解釈されるべきであり、当業者が本発明を実施し利用できるようにし、本発明を実行するにあたり、最良の形態を教示する目的のために示したものである。添付する特許請求の範囲内に記載のあらゆる修正案に対して排他的権利が確保される。

Claims (20)

  1. 内容物を分配するためのエネルギー効率の良いディスペンサであって、
    前記ディスペンサが分配モードの動作状態のときの第1表示シーケンス及び前記ディスペンサが遮断モード動作状態のときの第2表示シーケンスを表示する、少なくとも1つのインジケータを備え、
    表示シーケンスがそれぞれ、少なくとも1つの前記インジケータにおいて1つ又は複数の始動状態を備え、ユーザに対し、前記ディスペンサの動作状態について表示をするのに、0.0625mAhのエネルギーしか利用しない、エネルギー効率の良いディスペンサ。
  2. 少なくとも1つの前記インジケータが光である、請求項1に記載のエネルギー効率の良いディスペンサ。
  3. 少なくとも1つの前記インジケータがLEDである、請求項2に記載のエネルギー効率の良いディスペンサ。
  4. 少なくとも1つの前記インジケータが可聴インジケータである、請求項1に記載のエネルギー効率の良いディスペンサ。
  5. さらにセンサ入力を検出するためのタイマ又はセンサを少なくとも1つ含み、前記センサが1つ又は複数の光検出素子、受動型赤外線センサ、運動センサ、音響センサ、湿度センサ、温度センサ、圧力センサ、振動センサ、加速計、化学センサ、及び機械式接触スイッチを含む、請求項1から4のいずれか一項に記載のエネルギー効率の良いディスペンサ。
  6. 能動モード動作状態の間、前記センサが始動してセンサ入力を検出し、及び少なくとも1つの前記インジケータが電源オフとなる、請求項5に記載のエネルギー効率の良いディスペンサ。
  7. センサ入力を検出すると前記ディスペンサが分配モードの動作状態に入り、容器から内容物が放出される、請求項6に記載のエネルギー効率の良いディスペンサ。
  8. 遮断周期が経過すると前記ディスペンサが分配モードの動作状態に入り、容器から内容物が放出される、請求項5から7のいずれか一項に記載のエネルギー効率の良いディスペンサ。
  9. 内容物を分配するエネルギー効率の良いディスペンサであって、
    1つ又は複数の表示シーケンスを提供するためのインジケータを少なくとも1つ備え、
    表示シーケンスはそれぞれ、少なくとも1つの前記インジケータにおける1つ又は複数の始動状態を備え、前記1つ又は複数の始動状態は0.0625mAhのエネルギーしか利用せず、なおかつパルス幅モードを使って約40%から約80%のデューティーサイクルで動作させ、ユーザに対し、前記ディスペンサの動作状態について表示をすることを特徴とし、
    前記動作状態は、
    能動モードと、
    分配モードと、
    遮断モードと、
    のうち少なくとも1つを含む、エネルギー効率の良いディスペンサ。
  10. 少なくとも1つの前記インジケータが、パルス幅モードを使って約50%のデューティーサイクルで動作させる、請求項9に記載のエネルギー効率の良いディスペンサ。
  11. 前記デューティーサイクルが、約60Hzから約200Hzで動作する、請求項10に記載のエネルギー効率の良いディスペンサ。
  12. 少なくとも1つの前記インジケータが、光である、請求項9から11のいずれか一項に記載のエネルギー効率の良いディスペンサ。
  13. 少なくとも1つの前記インジケータが、可聴インジケータである、請求項9から12のいずれか一項に記載のエネルギー効率の良いディスペンサ。
  14. さらにセンサ入力を検出するためのタイマ及びセンサのうちの少なくとも1つを含み、前記センサは、光検出素子、受動型赤外線センサ、運動センサ、音響センサ、湿度センサ、温度センサ、圧力センサ、振動センサ、加速計、化学センサ、及び機械式接触スイッチのうちの1つ又は複数を含む、請求項9から13のいずれか一項に記載のエネルギー効率の良いディスペンサ。
  15. 内容物を分配するエネルギー効率の良いディスペンサであって、
    容器及び約400mAhから約4000mAhの定格電流を有する電池を1つ又は複数受けるハウジングと、
    タイマ及びセンサ入力を検出するセンサのうち少なくとも1つと、
    表示シーケンスがそれぞれ、少なくとも1つのインジケータにおける1つ又は複数の始動状態を備え、ユーザに対し、前記ディスペンサの動作状態について表示をする、1つ又は複数の表示シーケンスを提供するためのインジケータを少なくとも1つとを備え、
    前記電池が、前記ディスペンサの連続動作において少なくとも7ヶ月間、前記ディスペンサに電力を供給できる、エネルギー効率の良いディスペンサ。
  16. 前記電池が、前記ディスペンサの連続動作において少なくとも一年、前記ディスペンサに電力を供給できる、請求項15に記載のエネルギー効率の良いディスペンサ。
  17. 少なくとも1つの前記インジケータが、可視インジケータである、請求項15または16に記載のエネルギー効率の良いディスペンサ。
  18. 少なくとも1つの前記インジケータが、LEDである、請求項17に記載のエネルギー効率の良いディスペンサ。
  19. 少なくとも1つの前記インジケータが、可聴インジケータである、請求項15に記載のエネルギー効率の良いディスペンサ。
  20. 少なくとも1つの前記インジケータが、能動モード動作状態の間オフになり、前記能動モード動作状態のときにセンサが始動し、少なくとも1つの前記インジケータが、遮断モード動作状態の間、3.2秒ごとに一回始動し、及び、少なくとも1つの前記インジケータが、スプレー動作状態の間、1秒につき4回始動し、前記スプレー動作状態のときに容器から内容物が放出される、請求項15から19のいずれか一項に記載のエネルギー効率の良いディスペンサ。
JP2015539671A 2012-10-23 2013-10-18 エネルギー効率の良い揮発性物質ディスペンサ用の改良された表示シーケンス Active JP6109950B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US13/658,569 US8807390B2 (en) 2012-10-23 2012-10-23 Indication sequence for energy efficient volatile material dispensers
US13/658,569 2012-10-23
PCT/US2013/065585 WO2014066149A1 (en) 2012-10-23 2013-10-18 Improved indication sequence for energy efficient volatile material dispensers

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016502421A true JP2016502421A (ja) 2016-01-28
JP6109950B2 JP6109950B2 (ja) 2017-04-05

Family

ID=49554478

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015539671A Active JP6109950B2 (ja) 2012-10-23 2013-10-18 エネルギー効率の良い揮発性物質ディスペンサ用の改良された表示シーケンス

Country Status (9)

Country Link
US (1) US8807390B2 (ja)
EP (1) EP2911706B1 (ja)
JP (1) JP6109950B2 (ja)
CN (1) CN104870025B (ja)
AR (1) AR093246A1 (ja)
AU (1) AU2013334987B2 (ja)
BR (1) BR112015009267A2 (ja)
MX (1) MX349471B (ja)
WO (1) WO2014066149A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022010011A (ja) * 2016-07-21 2022-01-14 ソニーグループ株式会社 香料吐出装置及び香料吐出装置の制御方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9387501B2 (en) * 2014-05-21 2016-07-12 Derrick Gale Flying insect spray apparatus

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004524968A (ja) * 2001-04-13 2004-08-19 エス.シー. ジョンソン アンド サン、インコーポレイテッド 自動洗浄噴霧器
JP2010522080A (ja) * 2007-03-19 2010-07-01 エス.シー. ジョンソン アンド サン、インコーポレイテッド 小型スプレー装置
JP2010531275A (ja) * 2007-05-25 2010-09-24 エス.シー. ジョンソン アンド サン、インコーポレイテッド 噴射装置用アクチュエータキャップ
WO2011056199A1 (en) * 2009-10-26 2011-05-12 S. C. Johnson & Son, Inc. Dispensers and functional operation and timing control improvements for dispensers
US20110284653A1 (en) * 2007-11-07 2011-11-24 Reckitt & Colman (Overseas) Limited Adaptive Emanator of a Fluid
JP2013545363A (ja) * 2010-10-15 2013-12-19 エス.シー. ジョンソン アンド サン、インコーポレイテッド 動き検出システムを含む特定用途向け集積回路

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USD244200S (en) 1976-06-30 1977-05-03 American Home Products Corporation Air freshener container or the like
US5038972A (en) * 1989-09-26 1991-08-13 Technical Concepts, Inc. Metered aerosol fragrance dispensing mechanism
US5175791A (en) 1990-05-07 1992-12-29 Technical Concepts, L.P. Fragrance diffuser having stepped power levels
US5111477A (en) 1990-05-07 1992-05-05 Technical Concepts, L.P. Fragrance diffuser
US5908140A (en) * 1997-08-21 1999-06-01 Technical Concepts, L.P. Material dispensing method and apparatus with stall detect
WO2001019720A1 (en) * 1999-09-15 2001-03-22 Technical Concepts, L.P. System and method for programmably dispensing material
GB2369816B (en) 2000-12-06 2004-12-22 Dudley Ind Ltd Dispensing device
NZ527653A (en) 2001-03-14 2005-01-28 Johnson Diversey Inc Automatic air freshener with dynamically variable dispensing interval
WO2004073875A2 (en) 2003-02-18 2004-09-02 Dekko Technologies, Inc. Method of discharging an aerosolized fluid
GB2405097A (en) 2003-08-16 2005-02-23 Reckitt Benckiser Sensor equipped dispenser for air treatment media
US20070235555A1 (en) 2006-04-11 2007-10-11 Helf Thomas A Electronic aerosol device
US20080011874A1 (en) 2006-07-14 2008-01-17 Munagavalasa Murthy S Diffusion device
US7832655B2 (en) 2006-09-22 2010-11-16 The Procter & Gamble Company Delivery system for generating liquid active materials using an electromechanical transducer
US8070139B2 (en) * 2008-01-11 2011-12-06 The Dial Corporation Air treatment device having an audible indicator
US7893829B2 (en) 2008-06-12 2011-02-22 S.C. Johnson & Son, Inc. Device that includes a motion sensing circuit
US8302812B2 (en) * 2009-06-19 2012-11-06 Gojo Industries, Inc. Dispenser with discrete dispense cycles
WO2012018809A1 (en) 2010-08-02 2012-02-09 S.C. Johnson & Son, Inc. System for and method of consistently emitting a volatile material

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004524968A (ja) * 2001-04-13 2004-08-19 エス.シー. ジョンソン アンド サン、インコーポレイテッド 自動洗浄噴霧器
JP2010522080A (ja) * 2007-03-19 2010-07-01 エス.シー. ジョンソン アンド サン、インコーポレイテッド 小型スプレー装置
JP2010531275A (ja) * 2007-05-25 2010-09-24 エス.シー. ジョンソン アンド サン、インコーポレイテッド 噴射装置用アクチュエータキャップ
US20110284653A1 (en) * 2007-11-07 2011-11-24 Reckitt & Colman (Overseas) Limited Adaptive Emanator of a Fluid
WO2011056199A1 (en) * 2009-10-26 2011-05-12 S. C. Johnson & Son, Inc. Dispensers and functional operation and timing control improvements for dispensers
JP2013545363A (ja) * 2010-10-15 2013-12-19 エス.シー. ジョンソン アンド サン、インコーポレイテッド 動き検出システムを含む特定用途向け集積回路

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022010011A (ja) * 2016-07-21 2022-01-14 ソニーグループ株式会社 香料吐出装置及び香料吐出装置の制御方法
US11633515B2 (en) 2016-07-21 2023-04-25 Sony Group Corporation Aroma diffusing device and method of controlling aroma diffusing device
JP7322938B2 (ja) 2016-07-21 2023-08-08 ソニーグループ株式会社 香料吐出装置及び香料吐出装置の制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP2911706A1 (en) 2015-09-02
MX2015005205A (es) 2016-01-20
US8807390B2 (en) 2014-08-19
JP6109950B2 (ja) 2017-04-05
CN104870025A (zh) 2015-08-26
CN104870025B (zh) 2018-06-15
MX349471B (es) 2017-07-31
WO2014066149A1 (en) 2014-05-01
AU2013334987B2 (en) 2016-02-04
BR112015009267A2 (pt) 2017-07-04
AR093246A1 (es) 2015-05-27
US20140110428A1 (en) 2014-04-24
AU2013334987A1 (en) 2015-05-07
EP2911706B1 (en) 2018-08-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8857662B2 (en) Dispensers and functional operation and timing control improvements for dispensers
EP2089068B1 (en) Motion-sensing air freshener of the spray-type
US8459499B2 (en) Dispensers and functional operation and timing control improvements for dispensers
EP2125044B1 (en) Device for evaporating a volatile liquid
US20110284653A1 (en) Adaptive Emanator of a Fluid
JP2004530466A (ja) 動的可変分配間隔を有する自動エアーフレッシュナー
JP2013526980A (ja) 多重揮発性物質ディスペンシングデバイス及びその動作方法
JP2010522080A (ja) 小型スプレー装置
EP2111875A1 (en) Emanator for air treatment agent with odour detection
JP6109950B2 (ja) エネルギー効率の良い揮発性物質ディスペンサ用の改良された表示シーケンス
JP5855720B2 (ja) マイクロプロセッサ制御装置のための低電圧リセット判定及び動作フロー変更
EP3983024A1 (en) Volatile composition cartridge replacement detection
KR200361165Y1 (ko) 향 자동분사장치

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160714

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160720

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20161003

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170308

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6109950

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250