JP2010508453A - 超高強ブロックによる高強度組積構造用スーパーユニット化ポストテンションブロックシステム - Google Patents

超高強ブロックによる高強度組積構造用スーパーユニット化ポストテンションブロックシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2010508453A
JP2010508453A JP2009534851A JP2009534851A JP2010508453A JP 2010508453 A JP2010508453 A JP 2010508453A JP 2009534851 A JP2009534851 A JP 2009534851A JP 2009534851 A JP2009534851 A JP 2009534851A JP 2010508453 A JP2010508453 A JP 2010508453A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
super
masonry
high strength
upt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009534851A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010508453A5 (ja
Inventor
ロジャー エフ. マーシュ,
パトリシア エム. マーシュ,
Original Assignee
ロジャー エフ. マーシュ,
パトリシア エム. マーシュ,
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ロジャー エフ. マーシュ,, パトリシア エム. マーシュ, filed Critical ロジャー エフ. マーシュ,
Publication of JP2010508453A publication Critical patent/JP2010508453A/ja
Publication of JP2010508453A5 publication Critical patent/JP2010508453A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B2/00Walls, e.g. partitions, for buildings; Wall construction with regard to insulation; Connections specially adapted to walls
    • E04B2/02Walls, e.g. partitions, for buildings; Wall construction with regard to insulation; Connections specially adapted to walls built-up from layers of building elements
    • E04B2/14Walls having cavities in, but not between, the elements, i.e. each cavity being enclosed by at least four sides forming part of one single element
    • E04B2/16Walls having cavities in, but not between, the elements, i.e. each cavity being enclosed by at least four sides forming part of one single element using elements having specially-designed means for stabilising the position
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B1/00Constructions in general; Structures which are not restricted either to walls, e.g. partitions, or floors or ceilings or roofs
    • E04B1/02Structures consisting primarily of load-supporting, block-shaped, or slab-shaped elements
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02DFOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
    • E02D27/00Foundations as substructures
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04CSTRUCTURAL ELEMENTS; BUILDING MATERIALS
    • E04C3/00Structural elongated elements designed for load-supporting
    • E04C3/30Columns; Pillars; Struts
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04HBUILDINGS OR LIKE STRUCTURES FOR PARTICULAR PURPOSES; SWIMMING OR SPLASH BATHS OR POOLS; MASTS; FENCING; TENTS OR CANOPIES, IN GENERAL
    • E04H5/00Buildings or groups of buildings for industrial or agricultural purposes
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B2/00Walls, e.g. partitions, for buildings; Wall construction with regard to insulation; Connections specially adapted to walls
    • E04B2/02Walls, e.g. partitions, for buildings; Wall construction with regard to insulation; Connections specially adapted to walls built-up from layers of building elements
    • E04B2002/0202Details of connections
    • E04B2002/0243Separate connectors or inserts, e.g. pegs, pins or keys
    • E04B2002/0254Tie rods

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Paleontology (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
  • Finishing Walls (AREA)

Abstract

ポストテンショニングを使用する改良型高強度建設システム。それは、最小導管(103)を有する一連の相互接続された超耐久性中空コアブロック(102)、一連の緊張材(105)および付加的な特徴を有する複数のアンカーまたは板(104)で構成される。システム(101)は、互いに近接および接触し、緊張材(105)およびアンカー(103)を用いて、互いに取り外し可能に連結される、複数の隣接ブロック(102)で構成される。独特の特徴は、強固かつ耐久性のある全面板(104)およびボルト(105)を含み、それらの両方が耐食性に対して処置されてもよい。この新しい連結は、モルタルおよび標準的な補強で建造された通常のブロック構造よりも、はるかに強固な構造をもたらす。システムは、ほとんどの鉄筋コンクリートシステムよりも強固な、より予測可能で制御された強度を有する。

Description

(関連出願の引用)
本願は、米国仮特許出願第60/854,913号(2006年10月27日出願)、および同第60/925,302号(2007年4月19日出願)の利益を主張するものである。両仮特許出願は、Roger MarshとPatricia Marshとによるものであって、名称は「SUPER UNITIZED POST TENSION BLOCK SYSTEM FOR HIGH STRENGTH MASONRY STRUCTURES − with SuperStrongBloks」である。ポストテンションシステムに関する最初の教示は、Bolt−A−Blockシステムを用いるものであると考えられ、これは、Roger Marshら(本願と同一の発明者である)によって米国特許出願第11/271,703号として2005年11月10日に出願されている。この発明者らは、ユニット化ポストテンションシステムに関する別の改良構成を提供しており、これは、2006年2月13日出願の米国特許出願第11/353253号、名称「UNITIZED POST TENSION BLOCK SYSTEM FOR MASONRY STRUCTURES」によるものである。本願は、先行出願のBolt−A−Blockまたはユニット化ポストテンションシステムに開示されていないか、または存在していない、ブロックシステムに対する非常に新しい改良および特徴、並びに組立の特徴を伴っている。本願は、有意な改良と特徴とを有する付加的な構成および方法を開示し、説明する。本願は、全ての従来技術と異なる、より高い構造強度と構造特性とを有する独特かつ斬新なスーパーブロックを開示する。
(発明の分野)
この新しい建造物および建設システムは、ユニット化組積構造に関し、より具体的には、ポストテンション補強および超耐久性強度能力を有する構造に関する。新しい建設システムは、高強度組積構造のためのスーパーユニット化ポストテンションブロックシステム(SuperStrongBlokを用いるスーパーUPTブロックシステム)と称される。本発明は、概して、鉄筋コンクリート、またはモルタルおよびブロックもしくは煉瓦の組み合わせを用いる代替的な構造のいずれかが、高強度構造物を建設するために利用されるあらゆる種類の構造に関する。
(背景−発明の分野)
高強度組積構造のためのスーパーユニット化ポストテンションブロックシステム(スーパーUPTブロックシステム)と呼ばれる、本明細書に記述した新しいユニット化組積構造は、モルタル、水、または電力を必要とせずに、どのような場所においても簡易かつ急速に取り付けられるように設計される建設システムである。超耐久性構成は、多くの場所および領域における使用が見込まれる。これらは、軍事用途、行政機関の使用、国土防衛、および橋、ダム、堤防等のための耐久性/高強度用途を含む。
(A.対処課題の導入)
従来技術において、補強手段が、ブロックを用いて使用される場合、一般的には、長い鉄筋、長い鋼棒、全ネジおよび/またはより線等のネジ棒のいずれかを用いて実施される。「鉄筋コンクリート」と一般的にいわれるものは、通常、鋼補強にいかなるテンショニングも有しないものである。この鉄筋コンクリートの強度は、コンクリートの供給者による配送および品質管理に依存することが多い。いくつかの構成において、構造設計は、プレテンショニングまたはポストテンショニングを必要とするか、またはそれを指定する。建設工学および技術に関する当業者による既知のプレまたはポストテンショニング工程は、コンクリート構造の全体的な強度を増大させ得るが、しかし、依然として配送されるコンクリートの品質に依存する。最近まで、ポストテンショニングは、通常、各層間のモルタルの設置と併せて、完全な積層のブロックを用いてのみ使用されてきた。現在まで、棒および板を用いた特殊ブロックシステムの多くは、非常に複雑な設計および建設設計者および技師による高レベルの技術が必要とされてきた。2006年2月13日に出願された米国特許出願第11/353253号「UNITIZED POST TENSION BLOCK SYSTEM FOR MASONRY STRUCTURES」に基本的に記述される場合を除いて、重量および超重量の建造物は予定されていない。
(B.従来の技術)
2005年の最後の月に、Bolt−A−Blokと称される、ボルト、ブロックおよびバーシステムのより新しい技術が、コンクリート組積ユニット(concrete masonry unit:CMU)またはブロックの中空キャビティ(または導管)を横断するアンカーとして緩んだバーが利用される、基本的なユニット化ポストテンショニングを導入した。バー(アンカー)は、本質的には、緊張材であるファスナ(ネジ付き通しボルト)によって、そこでは、個々に接続されたネジの有無にかかわらず、開口部を有した。組み合わせボルトのネットワークの(緊張材)とバー(アンカー)とは、緊張材およびアンカーの補強ウェブの均一性を確実にするために、バーの設置においていくらかの注意を必要とした。組積構造のためのユニット化ポストテンションブロックシステムと称さる改良型の方法およびシステムが開発され、これは、本質的には、コンクリート組積ユニット(concrete masonry unit:CMU)の凹んだキャビティまたはポケット内にバーを均一に構成するように考案された。この用途は、軍隊における使用の可能性、および場合によっては、橋、ピア、堤防、ダム等の一部の構造的造作のための、全面板および導管システムを用いた代替的な構成の基本を示した。本来の重いブロックという先見は、相互接続や、より発展した構造上の必要性を実現する方法を用いない基本的なシステムであった。本発明の新しいSuperStrongBlokを用いる高強度組積構造のためのスーパーユニット化ポストテンションブロックシステムは、あらゆる従来技術よりも著しく改良された配置、組み立て方法、および取り付け手段を提供する。
従来、コンクリート組積ユニットを接合する機械的手段の使用を試みた特許装置はほとんどない。上記のMarshの取り組み以前に、ユニット化ポストテンショニングを使用したものはない。この最新の独特の構成は、ユニット化ポストテンショニングシステムの高強度構成および独特の派生を重視する。上記のように、建設産業は、ユニット化ポストテンションシステムに対してほとんど進歩していない。たとえそうであっても、ブロックは、棒および板を取り扱うためですら、非常に特殊で、時折複雑な構成を必要とし、次いで、特殊なブロックにおいて制限棒のみを教示している。そのような一つの装置は、Instant levy block systemを教示するCenterに発行された特許文献1(1996)に記述される。これは、複数のブロック、複数の接続ペグ、および複数の杭を備える、レヴィを建設するための複雑かつ特別に作られたブロックである。各部分が、独自に設計され、作られているのに対して、本明細書に記述されるような新しいSuperStrongBlokを用いる高強度組積構造のためのスーパーユニット化ポストテンションブロックシステムは、コンクリート組積ユニット(concrete masonry unit:CMU)のための均一かつ容易に構成されたブロック設計を利用する。骨材、セメントの種類および2つの混合比を変化させることによって、2000PSI〜14000PSIの圧縮強度の種々の強度で適合され、作られてもよい。
別のブロック装置は、埋め込み板を有する組積ブロックを教示するFarmer,Sr.らに発行された特許文献2(1998)に記述される。コンクリート組積ブロックは、外側板またはコンクリート組積ブロックを介してアンカーされる板を有する。外側板は、成型時に、鋳型内のコンクリート組積ブロックに流し込まれる。これらの板および金属片は、SuperStrongBlokを用いる高強度組積構造のためのスーパーユニット化ポストテンションブロックシステムの一環として教示されない。
建設のための別の装置は、Franklinらに発行された特許文献3(2000)によって教示される。この技術は、壁サブシステムおよび基礎サブシステムとともに、モジュール式のプレキャストの建設ブロックシステムを開示する。壁サブシステムは、キャビティを有する多くの壁ユニットを有し、事前に応力を受けたテンションケーブルが、キャビティの中に成型される。この装置は、特別に作られ、水を必要とし、SuperStrongBlokを用いる高強度組積構造のためのスーパーユニット化ポストテンションブロックシステムのように容易に再利用できない、プレキャストの壁およびパススルーケーブルを教示する。また、テンショニングシステムは、構造全体にわたってユニット化されないか、または設置されない。
多少再利用可能なシステムは、Carney,Jr.に発行された特許文献4に教示される(2001)。長い棒が、特別に成型されたブロックおよびプレキャスト構造内の開口部を通り抜ける。プレまたはポストテンショニングに関する記述は教示または主張されていない。特別な長さの棒、特別なブロック、特別な板および建設するために電源機器を要する複雑なシステムの構成は、SuperStrongBlokを用いる高強度組積構造のためのスーパーユニット化ポストテンションブロックシステムの単純な構成部品とは異なっている。
モルタルのない壁構造は、Priceに発行された特許文献5に教示される(2004)。ここで、壁構造は、細長い、垂直に配向された支持梁によって互いに接続されたロックの柱とともに、事前形成され、軽量の積層されたブロックの柱を備える。好ましくは、壁構造は、1つ以上のブラケットによって、構造に動作可能なように接続される。梁およびブロックは、特別な構成であるが、容易に利用可能ではなく、使用が限定されている。
比較的均一な断面の円筒開口金属柱を有するプレキャストのモジュール式金属柱システムは、Richterらに発行された特許文献6に教示される(2001)。金属柱断面は、弓形セグメントを接合し、断面を積層することによって形成される。このSuperStrongBlokを用いる高強度組積構造のためのスーパーユニット化ポストテンションブロックシステムを予測する設計は示されていない。
連結モルタルのないシステムは、一部の他の装置によって実現される。しかしながら、それらのうちのいずれも、下記の材料におけるSuperStrongBlokを用いる高強度組積構造のためのスーパーユニット化ポストテンションブロックシステムに対して記述されるような、構造的なユニット化ポストテンショニングシステムを示すものはない。そのような連結装置の一実施例は、Haenerに発行された特許文献7によって教示される(1987)。提供される装置は、平らな底部および上部を有し、コネクタ一体化ブロック連結コネクタとそれらの反対端の種々の構成を支持する離間した平行な一対の直立側壁含む。側壁は、これらの構成を用いて、一体的に接続される。これは、SuperStrongBlokを用いる高強度組積構造のためのスーパーユニット化ポストテンションブロックシステムによって教示される構成ではない。同様に、ポストテンショニングは、構造的な完全性および強度を増大させために教示されない。
従来技術、または発明者によって参照された先の出願は、高強度組積構造のためのスーパーユニット化ポストテンションブロックシステム(スーパーUPTブロックシステム)の全ての特徴および能力を教示するものはない。知る限りにおいて、スーパーUPTブロックシステムとして知られるユニット化されたポストテンションの超重組積ブロック構造に対する必要性を完全に満たすシステムは現在のところない。このスーパーシステムは、単純であるが、強固な構成部品で作られ、簡単なツールで建造されてもよく、モルタルまたは水が必要なく、モルタル構造および多くの鉄筋コンクリート構造よりもはるかに強固で、建設完成後の即時利用および占有が可能であると考えられる。装置の組み合わせおよび多数の新用途は、スーパーUPTブロックシステムに特有である。
米国特許第5,511,902号明細書 米国特許第5,809,732号明細書 米国特許第6,098,357号明細書 米国特許第6,178,714号明細書 米国特許第6,691,471号明細書 米国特許第6,244,785号明細書 米国特許第4,640,071号明細書
スーパーUPTブロックシステムは、建設手段としての組積および鉄筋コンクリートシステムに代替する、種々の種類の耐久性構造の建設に使用するために開発されている。スーパーUPTブロックシステムは、板およびボルトシステムの使用によって、個々の各中空コアブロックに取り外し可能に連結する建設システムである。この連結は、ブロックまたは鉄筋コンクリート代替的システムと比べて、はるかに強固、迅速、かつ安価な建造物の建設をもたらす。板、ボルトおよびブロックの3つの主要な構成部品がしっかりと接続される一方で、取り付け手段は、所望される場合、完全な解体が可能である。スーパーUPTブロックシステムは、簡単なツールおよび指示を用いて人が達成することができる。水、特別なツール(単純なレンチで十分である)、ブレーシングの必要性はなく、スーパーUPTブロックシステムから構成される構造は、即時利用が可能である。改良型スーパーUPTブロックシステムは、中空コア(小さい貫通キャビティまたは導管)、高強度ファスナボルト(緊張材)および板(アンカー)を特徴とする組積ユニット(コンクリート組積ユニット)で構成される。また、新しい特徴は、種々の場所に構成されてもよく、耐食性のために処置されてもよい、強固かつ耐久性のある全面板およびボルトもまた教示する。
(目的、利点、および利益)
上記のユニット化ポストテンショニングの従来技術を用いて利益および利点があるのと同様に、スーパーUPTブロックシステムには、非常に多くの利益および利点がある。容易に利用可能な部品を使用し、組み立てが非常に簡単な、重量または軽量の建設システムは現在存在していない。しかしながら、ユニット化ポストテンショニング技術を有することによって、構造は、従来のモルタル使用の技術および鉄筋コンクリートによって建造されたものよりもはるかに強固なユニットとなっている。表Aは、本来のBolt−A−Blockシステム(米国特許出願第11/271,703号)およびUnitized Post Tensioning Systems(米国特許出願第11/353253号)の従来の技術に優る、スーパーUPTブロックシステムの新しい特徴的な利点および利益の一覧を示す。表Bは、従来のモルタルおよびブロックならびに鉄筋コンクリートシステムに優る、Bolt−A−Blockおよびユニット化ポストテンショニングシステムと同様の、スーパーUPTブロックシステムの有する利点および利益の一覧を示す。表記したこれらの利点は、新しいスーパーUPTブロックシステムに「受け継がれる」。表Cは、本来のBolt−A−Blockシステムに優る利点であったユニット化ポストテンショニングシステムの利点および利益の一覧を示す。また、表Cのこれらの利点は、新しいスーパーUPTブロックシステムに「受け継がれる」。
Figure 2010508453
Figure 2010508453
Figure 2010508453
Figure 2010508453
構造物(特に、組積、コンクリート、および鋼構造物)の建設に関する当業者は、このシステムでの実施例に示される特徴、利点および利益が、他の種類の建設の改良に容易に適合されることを容易に理解する。
本明細書に組み込まれ、その一部を成す添付の図面は、高強度組積構造のためのスーパーユニット化ポストテンションブロックシステム(スーパーUPTブロックシステム)の好適な実施形態を例証する。上記の発明の開示および下記の発明を実施するための形態と併せて、図面は、スーパーUPTブロックシステムの原理を説明することに役立つ。しかしながら、スーパーUPTブロックシステムは、図示した正確な配列および手段のみに限定されるものではないことを理解されたい。

図1は、高強度組積構造のためのスーパーユニット化ポストテンションブロックシステムのための構成の概略図を示す。 図2は、描写した構成部品特徴を有する、高強度組積構造のためのスーパーユニット化ポストテンションブロックシステムに対する構成の概略図を示す。 図3は、先の出願の耐久性ユニット化ポストテンションシステムに対する従来の技術の概略図である。 図4は、高強度組積構造のためのスーパーユニット化ポストテンションブロックシステムの一般的な壁の組み立てである。 図5A〜5Fは、高強度組積構造のためのスーパーユニット化ポストテンションブロックシステムの組み立てのプロトタイプおよび構成部品の概略図である。 図6は、ポストテンショニングされた補強および超耐久性強度能力を有する新しいスーパーUPTブロックシステムの種々の構成である。 図7A〜7Dは、組み立てを容易にし、スピードを上げる位置マーキングを備えた主板またはアンカー装置の詳細を示す。 図8A〜8Cは、スーパーUPTブロックシステムにおける、描写し、特別に印を付けた板またはアンカーによって提供されるグリッド配列の概略図である。 図9は、スーパーUPTブロックシステムのためのグリッド配列板のさらなる詳細である。 図10A〜10Eは、種々の水平構成における強度板を有するスーパーUPTブロックシステムのプロトタイプ概略図を提供する。図10Fは、標識くい取り付けのために使用されるスーパーUPTブロックシステムの概略図である。 図11A〜11Eは、種々の垂直構成における強度板を有するスーパーUPTブロックシステムのプロトタイプ概略図を提供する。 図12は、種々の防護壁構成におけるスーパーUPTブロックシステムの実施例の概略図を示す。 図13A〜13Fは、スーパーUPTブロックシステムに対する潜在用途である典型的な構造システムにおける種々の補強柱および梁の概略図を示す。 図14A〜14Cは、スーパーUPTブロックシステムで、劣化または損傷した構造を改修する新しい構造および実施例の両方に対する柱および梁の概略図を示す。 図15A〜15Eは、スーパーUPTブロックシステムのための種々の補助接続手段および補助ブロック構成を示す。 図16は、多年にわたる種々のシェルタに対する遷移および比較概略図を示す。 図17は、現代において使用される種々の建設システムに対する特徴および機能の比較表を示す。
(図面についての記述−参照番号)
以下のリストは、図面に適用する。
48 CMU内の中空キャビティ
87 ユニット化ポストテンションブロックシステムの高強度(軍事防御または反テロリズム)構成のための一般的部品
87A ユニット化ポストテンションブロックシステムの高強度(軍事防御または反テロリズム)構成のための組み立て
88 ポストテンショニングのための全体を覆うCMU表面板
89 比較的小さいキャビティを有する高密度CMU
90 5等級または8等級鋼または同等物等の高強度緊張材
91 土台または搭載構造に取り付けるための雑アンカー
98 ポストテンショニングのためのアンカー(バー)の通り穴開口部
99 ポストテンショニングのためのアンカー(バー)のネジ穴開口部
101 一般的な高強度スーパーブロック構成
101A いくつかの高強度スーパーブロックの組み立て構成(CMU、板およびボルト)
101B 半ブロック構成(CMU、板およびボルト)
102 最小キャビティおよび最大コンクリートを有するコンクリート組積ユニット
102B 最小キャビティおよび最大コンクリートを有するコンクリート組積ユニットの半ブロック構成
103 最小キャビティ(導管)
103A 最小キャビティ(導管)本質的には垂直
103B 最小キャビティ(導管)本質的には垂直
104 高強度、耐食性板
104B 半ブロックのための高強度、耐食性板
105 ボルト等の高強度かつ耐食性の締結手段
106 通り穴
107 ネジ穴
108 六角頭等のファスナを回転させる手段
109 テーパーネジ
110 衝撃試験手段
111 積層(ソルジャー)積み
111A 水平積層積み
112 長手積み
113 雑ランダム構成
114 配列境界画定手段(ペンキ、色分けまたはその他)
114B 配列境界画定手段−幾何学的マーク
115 マッチアップグリッド
116−1 水平板−ゼロ位置
116−2 水平板−180度位置
116−3 水平板−ゼロ反転
116−4 水平板−反転−180度位置
116−5 水平板−270度位置
116−6 水平板−90度位置
116−7 水平板−反転−90度位置
116−8 水平板−反転−270度位置
117 ブロックの間の開口部/隙間
118 積層またはソルジャー積み(垂直または水平板)
119 多数の(2つ以上)壁構造(垂直または水平板)
120 充填壁構造(垂直または水平板)
121 離隔壁構造(構造−垂直または水平板間にオープンエアを有する)
122 構造的梁(鉄筋コンクリート等)
123 構造的柱(鉄筋コンクリート等)
123A 腐食鉄筋コンクリート柱
123B 差し換えられた鉄筋コンクリート柱
124 シェルタ建造物のチャート
125 現代の建造物技術の比較チャート
126 充填材料(自生の石、土材料等)
127 垂直板−境界画定114、114Bを含む、上記の水平板116と同じ
128 T字形板構造部材−手段(一体形成、溶接等)によって構成され、しっかりと取り付けられた2つの垂直板127および1つの水平板116
129 水平および垂直壁を取り付けるための手段(着脱可能−ボルトまたは固定−溶接等に基づいて)固定手段によって、水平板116および127に取り付けられるT字形構造部材
130 手段(一体形成、溶接等)によって構成され、しっかりと取り付けられたL字形または角度板構造部材−1つの垂直板127および1つの水平板116
131 水平および垂直壁を固定する手段によって、板116および127に取り付けられるL字形または角度構造部材
132 双方向導管を有するブロック(同じブロック内の103Aおよび103B)
133 垂直支持のための構造部材−I梁、H梁、Cチャネル、正方形、矩形または円管等−例えば、標識くい等の埋め込みアイテムとともに使用
134 既存の損傷したまたは劣化した柱
135 既存の梁
136 周囲の構成における改修スーパーUPTブロックシステム柱
137 開放中央部を有する新しいスーパーUPTブロックシステム柱
137A 開放中央部を有する新しいより小さな横断面スーパーUPTブロックシステム柱
138 新しいスーパーUPTブロックシステム柱の中央領域
139 固体中央部を有する新しいスーパーUPTブロックシステム柱
139A 固体中央部を有する新しいより小さな横断面スーパーUPTブロックシステム柱
140 ソルジャー型スーパーUPTブロックシステム梁
141 開放中央部を有する新しいスーパーUPTブロックシステム構造
本発明は、高強度組積構造のためのスーパーユニット化ポストテンションブロックシステム(スーパーUPTブロックシステム101)と称される建設システムである。このポストテンショニングシステムは、異なる数種類のみの構成部品−中空コア(小さい貫通キャビティまたは導管)、高強度ファスナボルト(緊張材)および板(アンカー)を特徴とする組積ユニット(コンクリート組積ユニット)で構成される。新しい特徴は、耐食性に対して処置されてもよい、強固かつ耐久性のある全面板およびボルトもまた教示する。中空キャビティ103が導管である、超耐久性中空コアブロック102(およびその他)、一連の緊張材(ボルトを介して等)105、および付加的な特徴を有する複数のアンカー(板等)104。システム101は、互いに近接および接触し、緊張材105およびアンカー103の手段によって、互いに取り外し可能に連結される、複数の隣接ブロック(102)で構成される。スーパーUPTブロックシステムを用いたこの新しい連結は、モルタルおよび標準的な補強で建造された通常のブロック構造よりも集合的にはるかに強固である、複数のユニット化かつポストテンショニングされたコンクリート組積ユニットから形成される構造をもたらす。スーパーUPTブロックシステムは、殆どの鉄筋コンクリートシステムよりも強固な、より予想可能で、全体的により強固なシステムとなるように制御された強度を有する。建設分野、特に、鉄筋コンクリートおよび組積構造に関する当業者は、このスーパーUPTブロックシステム101を製造および利用することを物理的に可能にするために使用され得る種々の部品を理解する。既存の技術に優る改良は、「目的、利点、および利益」の上記の項目において記述したような多くの利点および利益を有する建設システムを提供する。新しいBolt−A−Blokおよび組積構造のためのユニット化ポストテンションブロックシステムに優る利点は、軍事、行政および橋、ダム堤防等の種々の構造に対するはるかに高度な強度能力を含む。
図1〜17は、スーパーUPTブロックシステム101の完全かつ具体的な実施形態、従来の技術、ならびにスーパーUPTブロックシステムに対する様々な使用および用途を示す。図面および例証において、図面および概略図は、本発明の一般的な構成およびその使用を実証することに留意されたい。システムの好適な実施形態は、図示した数個の部品のみで構成される。また、これらの構成部品の種々の重要な特徴も示し、下記に適切に詳述して、当業者は、スーパーUPTブロックシステム101の重要性および機能性を理解する。
本明細書に組み込まれ、その一部を成す添付の図面は、スーパーUPTブロックシステム101の好適な実施形態を例証する。上記の発明の開示および下記の発明を実施するための形態と併せて、図面は、スーパーUPTブロックシステム101の原理を説明することに役立つ。しかしながら、スーパーUPTブロックシステム101は、図示した正確な配列および手段のみに限定されるものではないことを理解されたい。
図1は、高強度組積構造のためのスーパーユニット化ポストテンションブロックシステムまたはスーパーUPTブロックシステム101のための構成の概略図を示す。改良型スーパーUPTブロックシステム101は、中空コア(小さい貫通キャビティまたは導管)103、高強度ファスナボルト(緊張材)105および板(アンカー)104を特徴とする組積ユニット102(コンクリート組積ユニット)で構成される。また、新しい特徴は、板104が強固および耐久性であり、板103およびボルト105が、種々の位置に設置されてもよいことも教示する。それぞれ(板104およびボルト105)が、耐食性に対して処理されてもよい。
図2は、描写した構成部品特徴を有する、高強度組積構造のためのスーパーユニット化ポストテンションブロックシステムまたはスーパーUPTブロックシステム101に対する構成の概略図を示す。これらのSuperStrong構成部品は、SuperStrongBlok102、SuperStrong板104およびSuperStrongボルト105を含む。スーパーUPTブロックシステム101の全体的な構成は、構造101Bを完成させるために、予備の半ブロック102Bおよび半面板104Bも採用および利用する。ブロック102および半ブロック102Bに加えて、また、板構成104は、ボルトまたは緊張材105を、板またはアンカー104に接続するために組み込まれた特徴も有する。採用した実施例は、通り穴106およびネジ穴107である。ボルト105は、キャビティ103を通って、開放されたネジ無し通り穴106を通過し、ネジ付き開口部107において下板104を係合する。当業者は、この接続を同様に実現するための多くの締結手段があることを理解する。しかしながら、ネジ付き通しボルト105とともに、開放開口部106およびネジ付き開口部107は、好適な実施形態の手段である。これらの簡単な構成部品は、視覚化し得る、最大かつ最も強固な構造の建造を可能にするために必要なもの全てである。これらの構成部品、SuperStrongBlok102、SuperStrong板104およびSuperStrongボルト105は、全てポストテンショニングされ、文字通り何トンもの割増の強度を各ユニットに付加する(実験的試験は、この結論を支持し得る)。構造を視覚化すると、SuperStrong構成部品(102、104、および105)は、所望の構造に対して任意の相対的サイズで作ることができる。
限定するものではなく、一例として、外側寸法が7.625x7.625x15.25インチであるSuperStrongBlok102を使用する場合がある。重要なことには、寸法の比率は、1x1x2である。これは、1x1x2.05の比率を有する標準的なコンクリートブロックとは異なる。SuperStrongBlok102は、ほぼ中実であり、緊張材(ボルト)105が、プレキャスト導管(コア)103を通過するのに十分な余地のみを残すことに留意されたい。実施例のさらなる説明として(および概念を制限せず)、SuperStrongBlok102は、コンクリートの12,000PSI圧縮強度(またはそれ以上)を有する可能性がある。これは、同様の標準的なコンクリート組積ユニットを越える表面領域の増加のために、各SuperStrongBlok102が、140万ポンドを支持することを可能にする。必要であれば、12,000PSI強度は、ブロック製造工場における製造時での試験によって制御および確認され得る。スーパーUPTブロックシステムにおけるコンクリートブロックの予測可能な強度は、鉄筋コンクリートよりも著しく優れている。実際の強度確認は、製造されたブロックのサンプルの破壊試験または非破壊試験を介して行われてもよい。
図3は、従来技術の耐久性ユニット化ポストテンションシステム87に対する従来技術の概略図である。これは単純な耐久性オプションである。CMU89全体は、中空キャビティ48を介してアンカー板88およびボルト/緊張材90に依然として接続される。アンカー88は、全面板である。これは、Bolt−A−Blokの従来技術に示すようなあらゆる間隙を排除する。これらの板88は、鋼等の金属で作られている。図3Aは、板88におけるネジ付き開口部98によって、板88に接続される各キャビティに対する緊張材90を示す。ネジ無し通り穴99は、下板を接続するために、次の緊張材を設置するための位置である。図3Bは、所望される場合に、複数の緊張材90が、さらに大きなポストテンショニングを生成するために使用されてもよいことを示す。付加的な緊張材90は、それに対応して、アンカー板88に付加的な開口部98、99を必要とする。図3Cは、耐久性用途87Aに対する適用を示す。この実施例において、一連の耐久性CMU89が設置され、組み立てられる。しかしながら、アンカーは、現在、全表面板88である。緊張材90は、ボルトまたは他の高強度の通しボルトまたは他の強固かつ耐久性の緊張材である。また、最初の基盤アンカーは、コンクリートパッドに、固められた石に直接、または地面に直接的に取り付けるための、種々の構成91であってもよい。これらの種々の構成91は、建造の必要性に対応するために、様々な長さであってもよい。
図4は、高強度組積構造のためのスーパーユニット化ポストテンションブロックシステム101Aの一般的な壁の組み立てである。ここで、板104およびブロック102が、事実上あらゆる方向に設置できることを示しているが、ブロック102および板104を有する壁構成は直線および水平である。上記のように、この実施例等の構成は、全ブロック102および半ブロック102Bならびに全面板104および半面板104Bを使用するであろう。全ての場合において、緊張材またはボルト105は、ブロック102、102Bのそれぞれの側に板(アンカー)104、104Bを接続するための好適な手段として利用される。この設置は、構成101Aのポストテンショニングを容易にする。最終的なテンショニングトルク(および結果として生じる圧力)は、用途によって異なってもよい。実験的試験は、所望の用途に対する適切なテンショニングを明らかにするであろう。例えば、一般的な壁または防爆壁は、禁止トルクにおいて最高の機能を発揮することができ、一方、ハリケーンまたは耐震(地震)システムは、他の組のトルクおよび結果として起こるテンションを必要とし得る。このことは全て、構造システムの当業者によって十分理解され、様々な実験的試験によって実証および確認され得る。また、開放した開口部106およびネジ付き開口部107の特徴も、この図に示す。最後に、取り付けアンカー91は、上記の図3における従来の技術を用いて記述したように、システム101Aを支持表面に取り付けるために採用される。
図5A〜5Fは、高強度組積構造のためのスーパーユニット化ポストテンションブロックシステム(スーパーUPTブロックシステム101)の組み立てのプロトタイプおよび構成部品の概略図である。スーパーUPTブロックシステム101の構成部品は、全ての構成部品が一体に組み立てられる方法に関して、上記の図4を補足するために示される。スーパーUPTブロックシステム101Aは、3部品−SuperStrong構成部品(102、104、および105)のみを使用する一体化建設システムである。ユニークに形成されたブロック102は、任意の構成およびパターンにおいて、接合の空洞または間隙がないように、互いに隣接して入れ子にするように設計される。各全体SuperBlok102は、緊張材105に対する導管として機能する2つのコア穴103を有する。図5Aは、SuperStrongBlok102を示す。図5Bは、導管103を有するSuperStrongBlok102を示す。SuperStrongBlok102は、140万ポンドを支持する可能性がある。SuperStrongBlok102プロトタイプは、約68ポンドのみの重さがある。SuperBlok102実施例は、7.5x7.5インチの外側寸法を有する3/8インチ厚のSuperStrong板104を使用するであろう。実施例SuperStrongボルト105は、1/2直径x8 1/2インチ長さ、13ネジである。このボルト105は、約13,000ポンドの締め付け力を有する。2つのボルト105は、約13トンのポストテンショニングを一体となって提供する。National Fineネジは、約10%より強固であり、当然ながら、より大型のボルト105は、確実に、より一層ユニット化されたポストテンショニングのために使用され得る。
図5Cにおいて、SuperStrong板104を示す。また、通り穴106およびネジ付き開口部107も表示する。板104を構成101上に調整および設置するための、整列境界画定(alignment demarcation)114を示す。使用方法を下記に記述する。図5Dは、いくつかのSuperStrongボルト105を示す。図5Eは、一方の端に回転手段108を、反対の端にテーパーネジ109を有する、スーパーボルト105の概略図である。テーパー109は、通しボルト105をネジ付き開口部107内に位置付けることによって、組み立て工程を可能にし、向上させる。
SuperStrong板104およびボルト105を要素から保護することが重要な場合がある。Bolt−A−Blok標準のバー、タッチバー、およびボルトは、通常、壁または構造内に包含されることによって要素から保護される。SuperStrongBlok組み立て101Aにおいて、板104およびボルト105は、要素に暴露されてもよく、錆および他の腐食から保護する必要があり得る。ボルト105および板104を保護する方法がいくつかある。例えば、ボルト105は、ジンククロメート化(推奨)されてもよい。板104は、ジンククロメート化、亜鉛めっき、または100を超える錆止めペンキのうちの1つで塗装することができる。別の選択は、US Steelによって製造されたCor−Ten(登録商標)等の錆自己制御式鋼を使用することであってもよい。板およびファスナの技術分野における当業者は、ボルトおよび板にステンレス鋼または高強度複合材料を使用し得ることを十分理解する。最後に、図5Fにおいて、Sledge Hammerまたは衝撃試験手段110を使用する簡易衝撃試験を示す。スーパーUPTブロックシステム101は、ブロック102の面の表面またはその付近のデトネーションまたは爆発によって断片化するブロック102の作用に抵抗する。
図6は、ポストテンショニング補強および超耐久性強度能力を有する新しいスーパーUPTブロックシステム101の種々の構成である。典型的なブロックパターンは、水平長手積み、垂直長手積み、積層積み、ソルジャー段積み、および水平および垂直の両方のヘリングボーンであってもよい。図6Aにおいて、ブロック102および板104での積層積み111を示す。図6Bにおいて、SuperStrongBlok橋組み立てまたは水平積層組み立て111Aを示す。ブロック102は、何トンもの圧力で一体にボルトで留められる。同時に、ブロック102は、板104およびボルト105によってポストテンショニングされ、ブロックの強度をさらに増強させる。ブロックは、コンクリートおよび鋼の1つの固体塊に一体にボルトで留められ、本質的に統一体となる。壁は、養生すべきモルタル(ブロックおよびモルタル)またはコンクリート(鉄筋場所打ちコンクリート)に対する「待機」時間がないため、即時に完全な強度となる。これは、典型的なコンクリートブロック強度が、場所打ち鉄筋コンクリートの強度の2倍となるように製造されてもよい。図6Cは、長手積み112を示す。ピアおよび壁構成のこれらの種類に対して、構造は、任意の厚さを有することができ、全3方向の平面で建造することができる。任意の構成は、任意の所望の形のポケットまたは陥凹を有してもよい。構成は、建造物および建設における種々の構造において、多くの用途に所望されるように、梁、柱および片持ち構造を含むことができる。3つの寸法の偏差は、図6Dのランダム構成113において例示される。
図7A〜7Dは、組み立てを容易にし、スピードを向上させる位置マーキング114を備えた主板またはアンカー装置104の詳細を示す。また、各板104に対する通り穴106およびネジ穴107も示す。留意すべきことは、板104は、2対1(幅対長さ)の完璧な相乗比にあることである。これは、幅:高さ:および長さに関して1:1:2のブロック比を調整および補足するための、正確かつ算出された比である。ここで、半ブロック102Bは、組み立て構成および工程を補完するために、1:1:1の比であることに留意されたい。下記の図に示すように、整列境界画定(色114または幾何学114B)が整列させられ、構造101の全体は適切に適合および整列する。幾何学114Bを使用するか、または色分け114を使用するかにかかわらず、整列境界画定は、スーパーUPTブロックシステム101に対して有意な配列方法を提供する。
各好適な板は、特有の45度の角度パターンにおいて、緊張材に対する4つの穴(106、107)を有する。全ての穴は、接続のために、また、ユニット化ポストテンショニングを実現させるためにも正確に配列しなければならない。穴構成は、接続および配列が、8つの位置(図8および9)のいずれかに板を位置付けることによって達成することができる。パターンおよびシステムは複雑であるため、システムを組み立てる人物は、適切な順番で組み立てることが困難であろう。したがって、スーパーUPTブロックシステム101は、どのように板のパターンおよびレイアウトを組み立てるかが直ぐに分かる、特別に考案および開発された境界画定114、114Bを含む。この色分けシステムは、概略図において明らかである。
図8A〜8Cは、スーパーUPTブロックシステム101における、描かれ、特別に印を付けられた板またはアンカーによって提供されるグリッド配列の概略図である。板は、板104を、スーパーUPTブロックシステム101のブロック102に正確かつ早急に設置することを可能にする、特別な色付きマーク114および/または幾何学的マーク114Bを有する。配列された板115は、鋼板のカーペットを生成し、カーペットの色は、完璧な穴106、107配列に合う。通り穴106およびネジ穴107は、完璧な45度位置上にあり、各セットは、隣接する組と逆である(例証図を参照)。カーペットコネクタパターン、角度穴(4穴−2つのネジ付き、2つのネジ無し)半面板102B等は、図8に示す構成を可能にする。後述の実施において、図9は、マッチアップグリッド115に関して記述する。個々の構成116−1〜116−8は、配列グリッド115上の特別な境界画定114板104によってもたらされる種々の角度位置を示す。
図10A〜10Eは、種々の水平構成における強度板104を有するスーパーUPTブロックシステム101のプロトタイプ概略図を提供する。これらの概略図において、板104パターンおよびマーキング114に留意されたい。スーパーUPTブロックシステム101の高強度ボルト105は、それを、高強度およびポストテンショニングと全て一緒に接続するように設計される。これらの概略図は、水平位置において板104を有するスーパーUPTブロックシステム101のピアまたは基盤構成を上から見た種々の図である。種々の図は、構成を完成させるための、全スーパーUPTブロックシステム101および半ブロック組み立て101Bの相互接続を示す。また、各例において、板104上の境界画定114が、近接ブロックの各層に対して、どのようにシステムの近接板に「マッチアップ」するかに留意されたい。
図10A〜10Eに示すブロックおよび板パターンに関する追加の説明は、SuperStrongBlokを用いた3レベルピアの記述を含む。ハンドレンチ、エアインパクトレンチまたは電池式インパクトレンチは、組み立てのために使用し得る。図10Dの電池式インパクトレンチに留意してもよい。板およびブロックは、任意の方向に設置することができる。境界画定114板は、「カーペット」(水平)または「壁紙」(垂直)構成または形に、組み合わせるように設計される。ブロックのパターンおよび鋼の各層またはレベルのパターンは、一致する必要はない。事実、最強強度に対して、パターンは、層によって異なるべきである。
図10Fは、標識の柱または同様の取り付けのために使用されるスーパーUPTブロックシステム101の概略図である。ブロックシステム101は、開口部または隙間117が、全体構成の内部にある構成で建造される。これは、構造部材133を内部に設置し、グラウトまたはコンクリート等のなんらかの手段によって固定することを可能にする。グラウトは、標識の柱または他のそのような装置の即時使用を可能にするために、急速乾燥および高強度のものである。
図11A〜11Eは、種々の垂直構成における強度板を有するスーパーUPTブロックシステムのプロトタイプ概略図を提供する。これらの概略図において、壁構成は、垂直板127を有する。板およびブロックは、任意の方向に設置することができる。垂直板を有する壁の単一のブロック厚は、3/4インチの鋼プラスSuperStrongBlokを包含する。この構成において、鋼は、爆発現象からの飛散破片を制限し、また小型武器発砲の事象における損傷も制限するために、簡便に配置されてもよい。この構成は、材料の断片化を制限し、近くの人材、材料または機器を保護する。
図12、13および14は、スーパーUPTブロックシステム101の用途を示し、実施において後述する。
図15A〜15Eは、スーパーUPTブロックシステム101のための種々の補助接続手段および補助ブロック構成を示す。図15Aおよび15Cにおいて、全ブロックシステム101および半ブロックシステム101Bは、直角穴103Aおよび103Bで鋳造および成型されたブロックを有し、そのため、ボルトは双方向に向かう。これは、スーパーUPTブロックシステム101の水平および垂直断面を互いに締結すること、および「平面を変更」するための構成を可能にする。断面図15Bは、同じブロック内の2つの導管103Aおよび103Bを示す。これは、特別な製造技術、および可能性として二次的実施を要するが、垂直導管でのこの構成が予測される。図15Dおよび15Eにおいて、より従来の接合方法を示す。水平板116および垂直板127は、典型的なスーパーUPTブロックシステム101上にある。全面板(116、127)は、一体に締め付けられてもよく、または、全体を覆うL字形装置130もしくは脚の短いL字形131が、それらの各接合面で、板116および127に設置され、締結され得るように構成されてもよい。同様に、図15Eは、全面板116および127が、スーパーUPTブロックシステム101の水平および垂直部材を接続するための、完全T字形128または脚の短いT字形129内に構成され得ることを実証する。
図16は、経時的な、種々のシェルタに対する遷移および比較の概略図を示す。チャート124において、種々の種類のシェルタおよび建造物が比較される。高強度のスーパーUPTブロックシステム101は、テント、木材、ブロックおよびさらに鉄筋コンクリートシステムとの、著しい変遷と優位性とを示す。スーパーUPTブロックシステム101は、ブロックの製造時における鋼のネットワークおよび予測可能かつ制御可能な大量のコンクリートのユニット化ポストテンショニングを利用するために、鉄筋システムは負かされる。また、付加的な鋼とコンクリートとの組合せは、鋼補強ウェブに起因して、プレキャスト壁(図示せず)よりも優れている。加えて、スーパーUPTブロックシステム101は、プレキャスト構成を設定するために必要な特別な持ち上げ機器を有する必要はない。スーパーUPTブロックシステム101は、1度に1ユニット行うことができる。当業者は、所望に応じて、スーパーUPTブロックシステム101が、大きな断面で作られることが想定でき、次いで、プレキャストと同様に移行し、適所に設置できることを明白に理解する。
図17は、現代において使用される種々の建設システムに対する特徴および機能の比較表125を示す。チャートは、一目瞭然であり、実験的な確認が容易である。しかしながら、熟練した建造または構造技師は、他のシステムと比較した、スーパーUPTブロックシステム101の特徴および機能性が、大部分は直感的であることもまた認識する。
全体的なスーパーUPTブロックシステム101に対して、SuperStrongBlokまたは軍事ブロックを強化するための方法がいくつかある。建設技術における当業者は、緊張材(ボルト)105が追加され得ること[単一のキャビティまたは導管103内に複数のボルト105]を理解する。これは、付加的な開口部106、107が、板104に必要とされる手段であろう。板104に対して、冷間ロールまたは他のより強固な合金を指定および使用し得る。ボルト105および板104の接続に対して、ネジ式接続は、例えば、10%もの強度を付加するため、またはさらに強度を与えるために、板上のナットを溶接するため、またはさらにより厚い板を指定するために、SAE Nat’1 Fineネジを用いる場合がある。僅かに小さいブロックコア103が可能である。また、コンクリートに関する当業者が理解するように、より強固なコンクリート混合物(骨材タイプおよびセメント濃度)は、より強固なシステムをもたらす。
全体的なスーパーUPTブロックシステム101に対して、板/アンカー104およびボルト/緊張材105を製造するために有効に使用されてもよい、いくつかの材料および特徴を有する構造的構成もある。種々の材料、合金、複合材料等は、継続的なベースで改良および考案される。種々のファスナならびに接続装置および手段は、スーパーUPTブロックシステム101を相互接続するために使用されてもよい。明らかに、好適な実施形態は、アンカーおよび緊張材のための鋼板104およびネジ付きボルト105である。しかしながら、代替的な材料および接続手段は、スーパーUPTブロックシステム101に関して実証する本発明の範囲および精神の範囲内にある。
本明細書に記述した詳細は、例示的であり、限定するものではない。スーパーUPTブロックシステム101は、種々のサイズおよび厚さで作られたSuperStrongBlokを有してもよい。任意の所望の組み合わせ、形またはパターンを組み立てることができる。また、建設材料の技術分野における当業者によって十分に理解されるように、材料の全ての実施例は、同様の性質を有する他のプラスチックおよび複合材料で置換されてもよく、依然として、このスーパーUPTブロックシステム101の範囲および精神の範囲内にある。スーパーUPTブロックシステム101の記述に特有である他の構成部品は、上述の実施形態から明白なように、建設分野における当業者によって追加されてもよい。
(好適な実施形態の実施)
新しいスーパーUPTブロックシステム101を上記の実施形態において記述した。装置の実施方法を下記に記述する。上記の説明および本明細書に記述した実施は、スーパーUPTブロックシステム101の概念を完全に例証するために、統合して考える必要があることに留意されたい。
図7、8および9は、スーパーUPTブロックシステム101に対するグリッド配列板115のさらなる詳細である。図7は、スーパーUPTブロックシステム101のブロック102上に、板104を正確かつ急速に設置することを可能にする、特別な色付きマーク114および/または幾何学的マーク114Bを有する板を示す。種々の配列を、概略図116−1〜116−8によって図8および9に示す。境界画定114を伴うこれらの8個の構成は、板104内でのボルト105のネジとの穴の配列が、「自動的に提供される」ために、急速かつ正確に建造されることを可能にする。図9は、スーパーUPTブロックシステム101に対する板のマッチアップグリッド115配列をさらに詳述する一群の概略図である。個々の構成116−1〜116−8は、配列グリッド115上の特別な境界画定114板104によってもたらされる種々の角度位置を示す。配列された板115は、「鋼板のカーペット」を生成し、カーペットの色は、完璧な穴106、107配列に整合する。通り穴106およびネジ穴107は、完璧な45度位置上にあり、各組は、隣接する組と逆である(例証図を参照)。カーペットコネクタパターン、角度穴(4穴−2つのネジ付き、2つのネジ無し)半面板102B等は、スーパーUPTブロックシステム101の図10A〜10Eプロトタイプ概略図に示す構成を可能にする。この同じマッチアップシステムは、スーパーUPTブロックシステム101を、垂直板104での実施において構成することを可能にする。これらの構成は、種々の垂直構成における強度板を有するスーパーUPTブロックシステムのプロトタイプの、図11A〜11Eにおける概略図に示される。
図12は、防護壁または強固な壁の構成におけるスーパーUPTブロックシステム101の種々の実施例の概略図を示す。標準的な構成は、長手積み101Aである。ソルジャー積み118は、ブロックを垂直に積層するが、板104が、近接ブロックを簡易に繋ぐために使用されてもよい。二重長手壁119は、近接および事実上接触する単一壁101Aによって構成されてもよい。これらの同じ単一壁101Aは、分離されていてもよく、かつ端壁120を有してもよい。この構成は、内側が開放されたままでもよく、または材料126で充填されてもよい。複数の壁121は、2つ以上の単一壁101Aを含むであろう。これらは、特定の周囲に沿って、またはさらに境界もしくは縁に沿って建造される場合がある。「複数の」壁は、開放領域によって分離される。図13および14は、付加的な実施を示す。
図13A〜13Fは、スーパーUPTブロックシステムに対する潜在的な用途であ一般的な構造システムにおける種々の補強柱および梁の概略図を示す。図13Aおよび13Bにおいて、橋、陸橋等のための水平な梁構造122は、垂直な柱構造123によって支持される。図13C〜13Fは、腐食または他の外部の力によって劣化した梁および柱を示す。劣化した梁構造122Aおよび劣化した柱123Aは、劣化の程度および残存した構造強度が未知のため、不明確な危険を引き起こす。そのために、本来の設計は、構造により高い安全係数を組み込ませる。この装置建設は、材料、労働力、および時間の追加に起因してより高い費用がかかる。構造122Aおよび122Bは、未知の構造条件および公衆安全への懸念のために、非難され、撤去されることが多い。スーパーUPTブロックシステム101は、下記に示すように、この解決に役立つことができる。
図14A〜14Cは、上述したように、スーパーUPTブロックシステム101を用いて、劣化または損傷した構造を改修する新しい構造および実施例の両方に対する柱および梁の概略図を示す。スーパーUPTブロックシステムは、新しいまたは改修された構造への多大な支持を提供する。ダム、ピア、または建造物の重量を支持するために、重量は、大きな領域にわたって拡散されなければならない。スーパーUPTブロックシステムは、完全なレベルおよび平底で特別に設計される。加えて、全てのブロックは、本質的には、統一体を形成するために、一体に固定される。一例として、プロトタイプSuperStrongBlokは、120平方インチの平面−ほぼ正方形の脚部を有する。実施例について続けると、各平方フィート当たり4,000ポンドのばね定数である土に対して、各SuperStrongBlokは、3,333ポンドの重量(4000x83%)を支持するであろう。構造の基盤が、300個のSuperStrongBlokを有するのであれば、構造は、100万ポンド、すなわち500トンを支持するであろう。この実施例は、SuperStrongBlokを用いたスーパーUPTブロックシステム101の荷重負担能力が極めて高いことを示す。
特に図14A〜14Cにおいて、新しく、かつ改修された柱および梁への使用の実施例を示す。図14Aは、1辺当たり1つおよび半分のブロックを使用するスーパーUPTブロックシステム101の小横断面を示す。この比較的小さな柱137A、139Aは、開放されている[柱137A](隙間は、チェイスまたは他の用途のためであってもよい)、またはブロックもしくは他の材料138で充填されている[柱139A]中心を有する。スーパーUPTブロックシステム101は、依然として、基本的なシステムおよび建設方法として使用される。上部構造は、柱137A、139Aによって支持されるソルジャー積層140または他の水平構造部材等の別のスーパーUPTブロックシステムであり得る。図14Bは、1辺当たり複数のブロックを使用するスーパーUPTブロックシステム101のより大きな横断面を示す。この柱137、139は、開放されている[柱137](隙間は、他の構造部材、チェイスまたは他の充填138用途のためであってもよい)またはブロック充填されている[柱139]中心を有する。スーパーUPTブロックシステム101は、それでもなお、建設の基本的なシステムおよび方法として使用される。上部構造は、柱137、139によって支持される、水平構造部材等の別のスーパーUPTブロックシステムであり得る。図14Cは、スーパーUPTブロックシステム101による周囲の構成を伴う、劣化した柱134の簡易な改造を示す。ここで、スーパーUPTブロックシステムは、劣化した部材134を包囲し、構造全体に新しい強度を与える。水平の梁または構造135付近に、新しい再生された垂直構造から水平構造135を接続または支持する手段があるであろう。支持される改造された垂直構造および水平構造からの可動(回転、摺動等)の支持部を相互接続または有するための多くの手段がある。各用途は、改造された構造に極めて特有であってもよいが、それでも、スーパーUPTブロックシステムの使用が適用される。
Figure 2010508453
詳細な部分および操作についての本説明によって、スーパーUPTブロックシステム101が、開示した実施形態に限定されないことを理解されたい。スーパーUPTブロックシステム101の特徴は、本明細書の精神および範囲内に含まれる種々の変更および同等の構成を包含することが意図される。

Claims (25)

  1. ユニット化ポストテンショニング補強を有する高強度組積構造のための建設システムであって、該システムは、
    a)耐久性およびアンカーバー設置のための特別な特徴を有する複数のコンクリート組積ユニットであって、各ユニットは、少なくとも1つの小さいキャビティを有し、かつ、該中空キャビティを中に有する最上の平面と最下の平面とを有し、各ユニットの該平面は、本質的に互いに平行である、複数のコンクリート組積ユニットと、
    b)特徴を有する一連のアンカー板であって、各アンカー板は、複数のネジ付き開口部と複数の比較的大きいネジ無し開口部とを有し、第1の板は、該組積ユニットの該中空キャビティを有する該第1の平面に近接して設置され、第2の板は、該組積ユニットの該中空キャビティを有する該最上の上面に近接して設置され、該第1の板および該第2の板は、該整列した開口部によって互いに本質的に平行に設置されることにより、該最上の板の該ネジ無し開口部が、該最下の板の該ネジ付き開口部と整列する、一連のアンカー板と、
    c)緊張材の役割を果たす特徴を有する複数のファスナであって、該特徴は、該アンカー板のそれぞれを、最初に、上方に整列した該板に一体的かつ着脱可能に接続し、もしあれば、次に、該接続された板の間に挿入される該耐久性組積ユニットを有する下側の該板に一体的かつ着脱可能に接続する、手段を有する、複数のファスナと、
    d)該板への該ファスナの該接続手段を容易にする簡便なツールと、
    e)モルタル構造を有する標準的な組積と比較して、同等およびより優れた機能を有する該耐久性組積構造を完成させる一組の種々の付属物であって、それによって、該システムおよび構成部品の組み合わせは、別のユニットに近接して設置された横列および縦列等の種々の構造構成で設置された一連の該コンクリート組積ユニットの、容易に建設される高強度の構造を提供し、該構造は、モルタルおよび組積ユニット構造よりも比較的優れた構造強度を提供するユニット化ポストテンショニング(Unitized Post Tensioning)補強方法を特徴としており、そして、該補強方法は、一般的に設計された入手可能な材料で作られ、該板と組積ユニットとの間に間隙がなく、非熟練工による簡便なツールによって、その構成部品の再利用のために組み立てられ、解体され得る構造を提供する、付属物と
    を備える、システム。
  2. 前記構造は、梁であり、それによって、該梁は、鉄筋コンクリートシステムによる組み立てが従来制限されている、建物、橋および他の大型構造物を建設するために使用され得る、請求項1に記載の高強度組積構造。
  3. 前記構造は、柱であり、それによって、該柱は、鉄筋コンクリートシステムによる組み立てが従来制限されている、建物、橋および他の大型構造物を建設するために使用され得る、請求項1に記載の高強度組積構造。
  4. 前記構造は、凹んだポケットを有する基盤であり、それによって、該基盤は、鉄筋コンクリートシステムでの組み立てが従来制限されている、標識基礎および他の大型構造物を建設するために使用されてもよい、請求項1に記載の高強度組積構造。
  5. 前記構造は、互いに近接して設置される1つ以上の壁である、請求項1に記載の高強度組積構造。
  6. 前記構造は、平行に設置され、前記壁の隣接する面の間に非充填空間を有する、一連の2つ以上の壁である、請求項1に記載の高強度組積構造。
  7. 前記壁の前記隣接する面の間の前記空間は、種々の材料で充填されることが可能である、請求項6に記載の高強度組積構造。
  8. 前記導管は、最小の横断面である、請求項1に記載の高強度組積ユニット。
  9. 前記ファスナは、一方の端にネジが切られ、反対の端に特別な構成を有し、それによって、該特別な構成は、前記ツールによって該ファスナを回転させ、該ネジが切られた端を前記板に固定するために使用され得る、請求項1に記載の高強度組積ユニットシステム。
  10. 前記ファスナは、金属合金である、請求項1に記載の高強度組積ユニットシステム。
  11. 前記金属合金は、合金鋼である、請求項10に記載の装置。
  12. 前記合金鋼は、ステンレス鋼である、請求項11に記載の装置。
  13. 前記合金鋼は、Cor−Ten(登録商標)鋼の同等物である、請求項11に記載の装置。
  14. 前記ファスナは、複合材料で作られている、請求項1に記載の高強度組積ユニットシステム。
  15. 前記ファスナは、被覆される、請求項1に記載の高強度組積ユニットシステム。
  16. 前記板は、複合材料で作られている、請求項1に記載の高強度組積ユニットシステム。
  17. 前記板は、金属合金で作られている、請求項1に記載の高強度組積ユニットシステム。
  18. 前記金属合金は、合金鋼である、請求項17に記載の装置。
  19. 前記合金鋼は、ステンレス鋼である、請求項18に記載の装置。
  20. 前記合金鋼は、Cor−Ten(登録商標)鋼の同等物である、請求項18に記載の装置。
  21. 前記板は、被覆される、請求項1に記載の高強度組積ユニットシステム。
  22. 前記板は、伸展され、L字形アングルとして構成される、請求項1に記載の高強度組積ユニットシステム。
  23. 前記板は、伸展され、T字形構造として構成される、請求項1に記載の高強度組積ユニットシステム。
  24. 前記板は、様々な色付き線によって配列のために境界を画定される、請求項1に記載の高強度組積ユニットシステム。
  25. 前記板は、様々な幾何学的構成によって配列のために境界を画定される、請求項1に記載の高強度組積ユニットシステム。
JP2009534851A 2006-10-27 2007-10-25 超高強ブロックによる高強度組積構造用スーパーユニット化ポストテンションブロックシステム Pending JP2010508453A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US85491306P 2006-10-27 2006-10-27
US92530207P 2007-04-19 2007-04-19
PCT/US2007/082488 WO2008057778A2 (en) 2006-10-27 2007-10-25 Post tension block system with superstrongbloks

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010508453A true JP2010508453A (ja) 2010-03-18
JP2010508453A5 JP2010508453A5 (ja) 2010-12-16

Family

ID=39365195

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009534851A Pending JP2010508453A (ja) 2006-10-27 2007-10-25 超高強ブロックによる高強度組積構造用スーパーユニット化ポストテンションブロックシステム

Country Status (10)

Country Link
US (1) US8850763B2 (ja)
EP (1) EP2074267A2 (ja)
JP (1) JP2010508453A (ja)
KR (1) KR20090076991A (ja)
AU (1) AU2007317627A1 (ja)
CA (1) CA2667658C (ja)
IL (1) IL198399A0 (ja)
MX (1) MX2009004524A (ja)
RU (1) RU2009119974A (ja)
WO (1) WO2008057778A2 (ja)

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8893447B1 (en) 2012-12-05 2014-11-25 J Kevin Harris Use devices for mechanically secured block assembly systems
US8225578B2 (en) * 2010-01-11 2012-07-24 Mohammad Reza Azizi Ronagh Flexible interlocking mortarless wall unit and construction method
WO2011143248A1 (en) * 2010-05-11 2011-11-17 Marsh Roger F Configurations for unitized post tension block system
IT1408522B1 (it) * 2010-10-20 2014-06-27 Martigli Cassero a perdere assemblabile con cui comporre casseforme modulari per la costruzione di fondazioni in calcestruzzo
ITBO20110240A1 (it) * 2011-05-02 2012-11-03 Vollero Rinaldo Impresa Individuale Struttura componibile
WO2013022902A2 (en) * 2011-08-09 2013-02-14 Tie-Cast Systems, Inc. Masonry reinforcement system
US20130129444A1 (en) * 2011-11-17 2013-05-23 Security Locknut LLC Locknut
US10113305B2 (en) * 2014-08-01 2018-10-30 Just Biofiber Structural Solutions Corp. Load bearing interlocking structural blocks and tensioning system
US9523201B2 (en) * 2014-09-12 2016-12-20 Sergei V. Romanenko Construction components having embedded internal support structures to provide enhanced structural reinforcement for, and improved ease in construction of, walls comprising same
US20160169526A1 (en) * 2014-12-15 2016-06-16 Raymond Paulding Prefabricated structure for use in constructing outdoor fireplaces and the like and method of making same
KR101664623B1 (ko) * 2014-12-15 2016-10-10 현대자동차주식회사 Cfrp 플레이트 및 그 제조방법
ITUB20169857A1 (it) * 2016-01-07 2017-07-07 Levi Dancona Pier Lorenzo Casa prefabbricata fai da te antisismica montata a secco con cubi tipo lego e piastre smorzatrici
US10415241B2 (en) 2016-03-08 2019-09-17 Excel Project Management Ltd. Monolithic retaining wall
US10584502B2 (en) 2016-09-09 2020-03-10 Excel Project Management Ltd. Arch-support system
CN112888651A (zh) 2018-07-19 2021-06-01 能源库公司 能量储存系统和方法
AU2018213970B2 (en) * 2018-08-06 2020-09-03 Plithos Renewables Pty Ltd A novel method for constructing modular poles.
WO2020097516A1 (en) * 2018-11-08 2020-05-14 The Regents Of The University Of Michigan Modular construction of load-bearing structures from reusable load-bearing elements
KR102190324B1 (ko) * 2018-11-12 2020-12-11 김태명 조립식 벽돌 세트
JP6616031B1 (ja) * 2019-02-27 2019-12-04 高原木材株式会社 ブロック部材セット
CN110105085B (zh) * 2019-05-15 2021-10-15 华电福新周宁抽水蓄能有限公司 碾压混凝土大坝施工期通水冷却方法
WO2021150565A1 (en) 2020-01-22 2021-07-29 Energy Vault, Inc. Grabber comprising a damped self-centering mechanism
EP4172098A1 (en) 2020-06-30 2023-05-03 Energy Vault, Inc. Energy storage and delivery system and method
US20220010545A1 (en) * 2020-07-09 2022-01-13 Meadow Burke, Llc Reinforcement for a connector in a precast concrete panel
RU200967U1 (ru) * 2020-08-05 2020-11-20 федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Белгородский государственный технологический университет им. В.Г. Шухова" Кладка стен из ячеистобетонных блоков с их фиксацией
RU200968U1 (ru) * 2020-08-05 2020-11-20 федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Белгородский государственный технологический университет им. В.Г. Шухова" Кладка стен из ячеистобетонных блоков с их фиксацией по шву
CA3206366A1 (en) 2021-02-02 2022-08-11 Andrea Pedretti Energy storage system with elevator lift system
CN116262588A (zh) 2021-12-13 2023-06-16 能源库公司 能量储存和输送系统及方法
US20240141875A1 (en) 2023-04-10 2024-05-02 Energy Vault, Inc. Energy storage and delivery system and method

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3296758A (en) * 1963-06-28 1967-01-10 Kirkkejner O Knudsen Superimposed building blocks with vertically spaced flat bars interfitted therewith connected by threaded stud members
JPS55160459U (ja) * 1979-05-08 1980-11-18
JPH0420632A (ja) * 1990-05-14 1992-01-24 Nobunari Emoto 壁状構築物の製作工法
JPH0640146U (ja) * 1992-10-27 1994-05-27 ミサワホーム株式会社 建築用パネル
US5950319A (en) * 1997-04-29 1999-09-14 Harris; David Neal Reference marking on construction materials
JP2002030682A (ja) * 2000-07-13 2002-01-31 Tsuneo Goto コンクリートブロックの結合方法及びコンクリートブロックを結合した構造物。
JP2002081152A (ja) * 2000-09-06 2002-03-22 Japan Science & Technology Corp 煉瓦組積構造、煉瓦組積工法及び煉瓦製造方法

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US962463A (en) * 1909-03-10 1910-06-28 Lee Phillips Building-block.
US952305A (en) * 1909-06-02 1910-03-15 Clarence A Buskirk Concrete block.
US1753451A (en) * 1927-07-27 1930-04-08 Tonnelier John Edmund Wall
US1892605A (en) * 1931-10-20 1932-12-27 Betzler Paul Wall construction
US2963828A (en) * 1957-06-13 1960-12-13 Philip J Belliveau Building blocks and means for assembling same
US3763609A (en) * 1972-08-03 1973-10-09 Pal Dev Corp Shingle roofing construction
US4640071A (en) 1985-07-12 1987-02-03 Juan Haener Interlocking building block
US5511902A (en) 1994-02-09 1996-04-30 Center; Leslie T. Instant levy block system
US6098357A (en) 1994-11-07 2000-08-08 Megawall Corporation Modular precast construction block system
US6244785B1 (en) 1996-11-12 2001-06-12 H. B. Zachry Company Precast, modular spar system
US5809732A (en) 1997-08-08 1998-09-22 Ccc Group, Inc. M/bed block system
US6167669B1 (en) * 1997-11-03 2001-01-02 Louis Joseph Lanc Concrete plastic unit CPU
US6178714B1 (en) 1999-07-06 2001-01-30 Robert S. Carney, Jr. Modular temporary building
US6374552B1 (en) 2000-04-12 2002-04-23 Alliance Concrete Concepts, Inc. Skirting wall system
US6427390B1 (en) * 2000-10-18 2002-08-06 F. Boyce Thies Foundation flashing for use in building construction
US7849650B2 (en) * 2005-01-27 2010-12-14 United States Gypsum Company Non-combustible reinforced cementitious lightweight panels and metal frame system for a fire wall and other fire resistive assemblies
CA2511630C (en) * 2005-07-06 2008-10-14 Gc Engineering Ltd Masonry wall system
US7934345B2 (en) 2005-11-10 2011-05-03 Marsh Roger F Systems for building construction by attaching blocks with bolts and vertically spaced flat bars
US9206597B2 (en) 2006-02-13 2015-12-08 3B Construction Solutions, Inc. Unitized post tension block system for masonry structures

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3296758A (en) * 1963-06-28 1967-01-10 Kirkkejner O Knudsen Superimposed building blocks with vertically spaced flat bars interfitted therewith connected by threaded stud members
JPS55160459U (ja) * 1979-05-08 1980-11-18
JPH0420632A (ja) * 1990-05-14 1992-01-24 Nobunari Emoto 壁状構築物の製作工法
JPH0640146U (ja) * 1992-10-27 1994-05-27 ミサワホーム株式会社 建築用パネル
US5950319A (en) * 1997-04-29 1999-09-14 Harris; David Neal Reference marking on construction materials
JP2002030682A (ja) * 2000-07-13 2002-01-31 Tsuneo Goto コンクリートブロックの結合方法及びコンクリートブロックを結合した構造物。
JP2002081152A (ja) * 2000-09-06 2002-03-22 Japan Science & Technology Corp 煉瓦組積構造、煉瓦組積工法及び煉瓦製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
CA2667658C (en) 2013-10-01
RU2009119974A (ru) 2010-12-10
WO2008057778A2 (en) 2008-05-15
IL198399A0 (en) 2010-02-17
MX2009004524A (es) 2009-06-19
EP2074267A2 (en) 2009-07-01
KR20090076991A (ko) 2009-07-13
WO2008057778A3 (en) 2008-11-06
CA2667658A1 (en) 2008-05-15
US20080098687A1 (en) 2008-05-01
AU2007317627A1 (en) 2008-05-15
US8850763B2 (en) 2014-10-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010508453A (ja) 超高強ブロックによる高強度組積構造用スーパーユニット化ポストテンションブロックシステム
US11680401B2 (en) Precast wall panels and method of erecting a high-rise building using the panels
CA2642393C (en) Unitized post tension block system for masonry structures
US8099918B2 (en) Special and improved configurations for unitized post tension block systems for masonry structures
KR100423757B1 (ko) 프리스트레스트 합성 트러스 보 및 그의 제조 방법
KR100713692B1 (ko) 내부구속 중공 콘크리트 충전유닛을 사용한 프리스트레스연결형 조립식교각 및 그 시공방법
US4018055A (en) Steel caissons
US6449791B1 (en) Prefabricated pier system
WO2007061443A2 (en) Bolt-a-blok - a system for unitized, post-tensioned masonry structures
KR101187168B1 (ko) 소하천용 피씨 교량 및 그 시공 방법
EA018421B1 (ru) Легкие несущие конструкции, армированные элементами сердечника, выполненными из сегментов, и способ бетонирования таких конструкций
KR100713690B1 (ko) 내부구속 중공 콘크리트 충전유닛을 사용한 조립식교각 및그 시공방법
US5909984A (en) Pile forming system and method of using the same
US20210270035A1 (en) Concrete reinforcement assembly
US7188453B2 (en) Masonry wall supported fence and method
JP5356085B2 (ja) 仮設支柱の基礎構造及びその構築方法
KR102187182B1 (ko) 합성형 라멘교 및 그 시공방법
KR102644063B1 (ko) 교량 슬래브 시공용 트러스 거더 거푸집
JP2541366B2 (ja) コンクリ―ト梁とコンクリ―ト梁用下コンクリ―ト梁部材
Bhandari et al. Study of a two story precast ferrocement model building
PL218287B1 (pl) Sposób lityfikacji słabych fundamentów budowli
PL202431B1 (pl) Sposób naprawy słupów, zwłaszcza betonowych
KR20040004264A (ko) 프리캐스트 세그먼트 옹벽
JPS59500775A (ja) 引張ア−チ構造

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101025

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101025

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111017

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120821

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130204