【発明の詳細な説明】
引張アーヂm造
発明の背景
発明の分野
引張アーチは、スパンにかかる荷重を支えなければならない橋、建物およびその
他の建造物に有用へ建築機構である。
先行技術の説明
引張アーチの橋の実例は、種々の型の先行する橋の要素を有する。こういう理由
で、それぞれの主要な型の構造が討議される。橋の構造は従来、はり、アーチd
5よびっりの3つの型の1つに分(プられる。2つの付加型の、トラスおよび片
持ちはりは、しばしばこれら3つの型の合成または結合と呼ばれる。これらの分
類の全ては多少任意である。
は り
第1a図で示されるこの橋は、疑いなく最も古い橋である。
その最も基本のものは流れを横切って倒れた木である。それは各々の端で支えら
れ、はり部H自体の強度は、はりの死重と活荷重の重量とを支える。
■形鋼製のはり橋が現在非常に普及している。ウェブまたは垂直パネルが剪断変
形に抵抗づる強さを備え、一方、フランジまたは−F下パネルが屈曲モーメント
に抵抗する。これらの橋は、し・かしながらまた上下の弦材の間に中実のウェブ
の〈 2)
あるトラス橋とみなされる。
アーチ
ローマ人が西洋文明にアーチ橋を伝えた。この橋は第1b図で示すように、しば
しばモルタル無しの石または煉瓦製であった。アーチは半円形で、直径またはス
パンは、めったに80フィート以上にならず、スパンの約3分の1の厚さの、迫
持台により支えられている。各アーチは構造1隣のものと独立している。
イタリアでこれらの橋の最も保存のよいものは、紀元前約20年に建造された、
リミニ(R1m1ni )のボン オーガスタタ(P 011S A ugus
tus )である。最大の橋の1つは、フランスのボン デコ ガール< Po
nt du Qar(l )の三層の水道橋である。1千年の間、この設計は芸
術の状態にあり、1209年に建てられたロンドン橋がその証拠である。その設
計の堅固性は、何世紀もの間これらの橋が使用されてきたことにより示される。
ルネッυンスでは、建築家は第1c図で示すように、橋のアーチを平らにまたは
迫持台間のスパンを広くし始めた。各スパンはしかしながら、自由に位置し、そ
の2つの迫持台で支えられる。1569年に建てられたフローレンスの、シンタ
トリニタ(S anta T rinita) Iiがその一例である。
数百年間、ゴシック式の大IM堂では、アーチの水平方向のスラストを、垂直方
向の荷重を支える迫持台の向う側に移動するため、飛控えが用いられていた。こ
の考えが、シャンロドルフ ペ[]ネ(J ean Rodolphe P e
rronct )により、最終的に橋に採用された。彼が1774年に建造した
フランスのボン ドウ ヌーイリ(Pont deNeuilly)は、・12
0フイートにわたる楕円形のアーチを有し、そこで5つのアーチの各々は、隣接
するアーチの水平方向のスラストの一部を支える。
片持ちはり
第1d図で示されるこの型の極は、東洋では数世紀も前に広(使用されていた。
17世紀にブータンで主スパンが100ノイー1−以上の、ワンクボア(W a
nchpore >橋が建てられた。
横木は各迫持受けから持送りで張り出され、中心の合間は右のはりにより、わた
されている。
1860年代に、ドイツ人が近代的な金属製の片持ちはりのトラス橋を発明した
。サウスカロナイナ州チャールストンの1920年建造のクーパーリバー橋はそ
の一例で、主スパンはios。
フィー]−ある。片持しはりは、フランスのビオール(V iau+・)網のつ
り橋は、記録された歴史に先行している。7世紀に東洋で鉄の鎖がケーブルとし
て使用されている。ヨー[]ツバでの最初の鎖ケーブルの橋は、1491年建造
の英国のチーズにかかるウィンブー橋である。全てこれらの橋は、床材をケーブ
ル上に並べている。
(4)
1801年にアメリカ人のジェームス フィンレイが、鎖ケーブルから水平道路
をつるし、第1e図に示される近代的なつり橋を作製した。1816年に彼は、
鉄の鎖の代りに・ワイヤのケーブルを用いた橋で特許を得た。米国は、エリオツ
ドによるウェストバージニア州ホイーリングの1848年建造の1000ワツト
のスパンの橋と、1883年ttiのジョン レープリング(、、) ohn
Roebling )の16007 yトスバ> (7) ’:/ )Lt ツ
ク’J ンMとを有し、つり橋では先導的位置を保持し、両方の橋は、いまだに
使用されている。
この設計は、1931年のジョージ ワシントン橋の35ooフツトのスパン、
J)よび1937年のゴールデン ゲート橋の42ooノツトのスパンにおいて
高痕な発展段階に到達した。より長いスパンを有するつり橋が、それ以来建)告
されている。
トラス
初期の1ヘラス槙は、木製で屋根のある橋であった。チオドール バーにより1
817年に特許となったバニ アーチは、摩損のある橋の大多数に使用されてい
た。それはアーチ強化トラスである。
19世紀中項の間、トラス橋は木および金属部材を合成して建てられ、鉄のロッ
ドは最初、引張部材として使用された。
20世紀までに、鉄製のトラス橋が、鉄道線路により広く使用された。もしレー
ルが、ブラットのトラスのように下部弦材の平面−ヒにあれば、第1f図に示ず
ように下路橋と呼ばれる。もしレールが、ワレンのトラスのように上部弦材の平
面(5)
上にあれば、第1g図に承りように跨線橋と呼ばれる。□金属製のアーチ橋は普
通、トラスとして分類され、アーチの断面の外観や構成によらないg従って、1
814年建造のセントルイスのイーズ(EadS)橋は1−ラスで支えられたア
ーチとみなされ、一方、ナイアガラ濃イ0のレインボー橋は単に金属製のアーチ
橋とみなされる。しかしながら、両方の橋とも、アープ−の下側または基部面が
引張を受けている。 ゛鉄筋コンクリート ゛
米国で最初の鉄筋コンクリートの橋は、1−884年建造のサンフランシスコの
アルポルトレイク槙である。これは20世紀における世界的なハイウェイの橋の
卓越した様式となっている。
これらの槙の多くの共通の特徴は普通、橋の下側のアーチである。スパンの長さ
によって全ての場合に、アニチ自体は屈曲モーメントのための引張に抵抗しなけ
ればなら゛ない。初期のヨーロッパの橋の、ベルギーのリージュ(L iege
)に1905年建造の橋、およびスイスのキレントン グリシンズの橋は、通路
がアーチと一体になった部分に作られた。このような橋の大半は、カリフォルニ
ア州に1940年に建てられたロシアン ガルチ橋のように、道路は単にアーチ
により養えられ、トラスの要素とはならない。
ユージーヌ フレイシネ< E ugenc Freyssinet )は、1
946年にフランスのルーザンシイ(1ttzancy)にPsシコンリートの
橋を建造した。既成コンクリートのアーチ部分は、′ビンと張っているケーブル
に・より端と端とが取付6づられ、アー(6)
ヂの横ばりを形成する。横ぼり自体は、次にケーブルで迫持受けから迫持受けへ
通され、その部分を圧縮状態で引張り、元応ツノを加えてアーチを形成する。
構造上の力
あらゆる橋またはスパンのある構造は、自然科学の一定の基本的法則に従わなけ
ればならない。それらの各々は、橋の構造の重量、死荷重と、活荷重の重量およ
び衝撃の両方を、地面に分布させなG′jればならない。これはエネルギーを吸
収して伝達する構造物の材質の能力を通して達成される。
はりは、その荷重を、各迫持受番プを通して2つの単一の垂直方向の圧縮力(V
)により、第1a図に示すように伝達する。第1f図および第1g図で示すよう
に、トラス橋は同様にその荷重を、2つの単一の垂直方向の圧縮力(V)を介し
て地面に伝達する。同様のことが鉄筋およびPSのはり橋にもあてはまる。
第1b図の単純なアーチでは、荷重は同様に圧縮力を通して伝達される。しかし
ながら、その力は水平方向(1−I C)および垂直方向(VC)の両方であり
、または少なくとも単一の対角線方向(D)の力がこれら2つの力に分解される
、。
つり極は第1e図に示すように、その荷重を種々の力を介して地面に伝達する。
ケーブルには引張力(T)があり、それが水平方向(H,T)および垂直方向(
VT)の引張力に分解される。加えて各タワーに垂直方向の圧縮力(VC)があ
る。
自然科学のこれら同様の法則(ユ、中間のスパンで楡の#4造の力に影響し、使
用される材質J5よび設計を限定する。
スパンの中心で、はりの内側に、第1a図で示すように同等で相対する圧縮(C
)および引張(1)力と、剪断変形およびモーメント・力の結合とし°C表わさ
れる剪断変形力とがあり、軸方向の荷重は無視される。その比率が増加するにつ
れて、アーチの基部側、下面は引張を受ける。石造建築およびコンクリートは低
い抗張力を有するので、全くの石造アーチは高度比に応じて制限的な低いスパン
を有する。
鉄筋コンクリートの構造物では、補強鋼は引張りによく耐え、従って、内部にか
かつている軸方向の荷重を通して、荷重を支える許容力を増加し、はりの弾力的
な変形以前に、はりに−唐人ぎな荷重を支えさせることは、コンクリートを引張
で変形させ、その荷重を鋼鉄補強材へ伝達することの原因となる。
つり橋はその中間スパンで、クープルの純粋な水平方向の引張力(HT)により
荷重される。道路により地面に送られる重要な荷重は、圧縮または引張りは、ケ
ーブルを通すものを除いてはいない。
発明の要約
引張アーチ構造は、水準を越えた荷重または傾斜したスパンまたはスパン列を支
えるように設計された構造msである。
その使用の目的は、橋、床張り、iI物の屋根、その上に他の(8)
建造物を含む。
引張アーヂIs造は、末端支柱がら末端支柱まで張られたケーブルを有する。こ
れらのケーブルは所定の撓みを有ジる。
同様の圧縮ブロックの列がケーブルの頂面におかれ、ケーブルを囲んでいる溝に
依存することにより適切な位置に保持される。溝は各々ブロックが置かれている
ケーブルに沿って、撓みの闇と釣合う深さを有する。
ブロックは、゛荷重支え面を形成する上部表向を有する。荷重支え面は、末端支
柱から末端支柱まで、所定の高さにあるブロックは圧縮において活荷重の一部を
支える。最大圧縮力はスパンの中心ではブロックの頂面にあり、スパンの先端で
はブロックの基部にある。
第2図に示舊ように、引張アーチはそのカを、力の合成により地面へ伝達づる。
ケーブルの引張力(T)とブ[1ツクの圧縮力(C)とである。水平方向の引張
要素(1−I T )および水平方向の圧縮要素(HC)は、相対しており等し
くない。
垂直方向の引張(V、T)、、垂直方向の圧縮および剪断変形、カ(S)が更に
存在する。、橋の死荷重は、ケーブルの主として引張力(1゛)により、支えら
れて末端支柱へ送られる。橋の活荷重は、ケーブルの増加した引張およびブロッ
クの圧縮を通して末端支lへ送られる。橋の全荷重、死および活荷重は、従って
、引張および圧縮力の合成により、末端支柱へ伝達される。
基準スパンの中心では、第3図に示すように、引張アーチ(9)
はその力を、引張および圧縮力の合成により伝達する。ここでは、ケーブルの引
張力およびブロックの圧縮力は、両方とも水平方向にな、る。こ、れらの力は讐
しくなく、向い合った方向である。 。
本発明の目的は、傾斜した引張力と傾斜した圧縮力との合成により、その荷重を
末端の支社へ竺達させる橋を建造プることである。
更に本発明の目的は、主としてケブルを介してその死荷重を末端の支柱へ伝達さ
せるアーチ橋を建造づることである。
更に本発明の目的は、ケーブルの合成機能と圧縮要素とにより、その活荷重を伝
達さゼる槓を建造することである。
更に本発明の目的は、圧縮力を介してその荷重を地面に伝達させる橋を建造し、
そこで、圧縮要素の死荷重は、建造中引張要素により主として支えられ、従って
、一時的な足場の建設の必要性を避(lることである。
更に、一体式構造でない別1個の部分からなる要素の橋を建造し、従って、その
橋はその要木を破壊することなしに、大量生産され、組立てられ、解体され、お
よび移動させられることを目的とする。 5
更に本関明の目的は、同様の比較的小さなユニットで、場所をとらずに橋の大部
分を製作ソることにより、実質的なコストの節約で橋を建造することである。
図面の簡単な説明
(10)
下記の詳IIlな説明が考慮される場合に、本発明は一層よく理解され、上述さ
れた以外の目的も明白となるであろう。このような説明はその点で添付の図面を
参照する。
第1a図ないし第19図は従来技術による種々の型の橋の概略図、
第2図は引張アーチの末端の応力の図、第3図は引張ア・、−ヂの中心の応力の
図、第4図は引張アーチ橋の側面図、
第5図は第4図の5−5線にJ:る横断面図、第6図は引張アーチの代案図の側
面図、第7図は第5図の一部分の拡大図、
第8図は第7図の細部の他の実施例を示し、第9八図ないし第9C図は引張アー
チの第2代案図の側面図および断面図、
第10八図ないし第10D図は引張アーチの第3代案図の垂直方向の寸法が拡張
された側面および断面図、第11図は引張アーチの多様なスパンの変形図を示し
、第12図はケーブルを固定させるだめの代案図の詳細を示し、第13図は2つ
の引張アーチと建物の2rJiiと屋根との側面図、第14図は2方向への力に
抵抗する引張アーチの他の実施例を示し、
第15図は金属製の引張7−チの斜視図、第16図は曲った端部を有する多数の
ブロックを有する別の実施例の4#I断面図、
第11図は第16図の単一のブ1コックの斜視図、および第18図は第16図の
橋の側面図である。
好ましい実施例の詳細な説明
本発明の原理の理解力を助長するために、図面で説明された実施例が参照され、
明確な言葉使いが同様に説明するために使用される。それにもかかわらず、本発
明に関する技術において熟練した人が正常に思いつくような、図解された装置の
このような改変とそれ以上の変形、およびそこに図解されたような本発明の原理
のそれ以−Fの出願が熟考されることにより、本発明の範囲の限定が意図されな
いということが理解されよう。
第4図および第5図で示される引張アーチ橋は、3つの主要な要素より成り、末
端支柱20.ケーブル21およびプレハブの横ブロックまたは道路のデツキ要素
22である。
各末端支柱20は、橋の水平方向J5よび垂直方向の荷重を地面に伝達させなけ
ればならない。従って、その仕事に適した大きさと形とになる。ケーブル21の
先端は、適切な部品により各末端支柱に固定される。
ケーブル21は末端支柱間の距離和わたり、−ト記に述べるような距匍で間隔を
置かれている。ケーブルはその中心で撓み(1)のある、所定の垂曲線形24を
取る。ケーブルは、高い抗張力、低コスト、低重慨を有づるどの要素でもよい。
それらは例えば、ワイヤケーブル、鎖連接桿、itIい鋼板、プラス(12)
チック糸、または炭素繊維である。
デツキ要素22は、全て同じものである。それらは、W1威コンクリート、鋼鉄
、木まtSはプラスチックである。それらはプレハブで場所を取らないものであ
る。1#Iの外形では、デツキ要素は三対の付属フランジ25を有し、3本の講
26を形成する。橋の中心での溝の深さは、ケーブルの直径より太き(なってい
る。溝の幅はケーブルを十分にWl−)で嵌込ませる。溝の上方は上部面27で
、中心の乗物のレーン28と端部の歩行者のレーン、または歩道29とに分けら
れる。デツキ要素の中心には中央開口部30があり、中間を減少させている。
各々の付属溝2Gは、クープルに沿った子の位置により決められた形になってい
る。中心近(では、溝は浅く平らである。
末端支柱の近くでは、溝はより深くて傾斜している。溝の幅はケーブルの数と直
径とに依存づる。第7図は第5図のフランジ25の中心の配置の拡大図であるが
、3水のケーブル21のための溝26を示し、溝はその雄部に3つの普通は半円
形の凹面を有し、ケーブルと協働する。
各デツキ要素の溝は、同様の形と深さである。異なるデツキ要素の溝、異なる形
と深さである。各末端支柱に隣接するデツキ要素の溝は、橋の中心のデツキ要素
の溝と、ケーブルの撓み(f)ど等しい分量だ
【プ深さで相迎する。中間のデツ
キ要素は、橋の末端と中心との間のり°−フルに沿って、それらの位置に適する
形となる溝を有する。各デツキ要素の上部(13)
面は所定の高さである。所定の高さは通常の高速道路の設計の実IMに従い、使
用や場所を基礎として選択され、本発明の要素とはならない。デツキ要素の数は
、2本の末端支柱の間の匍隔を正確に完全に占めるようになっている。
デツキ要素の間にはキー33があり、剪断力を1つのデッ4:から次のデツキへ
伝達するのを助けるように挿入される。キーはまた、ダボまたはボルトを含む。
これらのキーの位置。
大きさおよび形は、周知のように広い範囲で変化する。
単むる一例として橋は、下記の規模と構成要素の寸法とを有する:
迫待受は間のスパン 50フイート
ケーブル数 10
ケーブルの寸法 1〜1/2″の直径
ケーブルの種類 積用ストランド
各ケーブルの重l 3,28ポンド/フィート垂曲線の撓み 2.0フイート
デツキ要素の幅 36フイート
214−ノットの通行用レーン
24−ノットのカブレーン
各デツキ要素の幅 5フイート
各デツキ要素の高さ 2.5フイート
各デツキ要素の重41 2!i、000ポンドデツキ要素の総重量 130トン
(14)
末端の支社はケーブルを受止めるための適切な部品を有して、適切な位置に建て
られる。ケーブルは次に末端支柱間に張られて、設81された乗曲線の撓みおに
び引張に応力が加えられる。
個々のデツキ要素は組立て式に作られる。各デツキ要素は次1上方に持上げられ
、ケーブルの上に置かれる。中心のデツキ要素が、1つのデツキ要素を持上げる
ことのできる小さなりレーンにより、最初に末端支柱に隣接Jるケーブル上に置
かれ、ケーブル上で揺動される。
デツキ要素はそれからケーブルに沿って中心の位置へ滑らせる。もしデツキ要素
の全てが1つの末端支′+1から建てられたならば、最初に建てられたデツキ要
素は、その位置が遠い方の末端支柱に隣接することになる。それは遠い方の末端
支柱へ滑らされる。各デツキ要素はその位置に連続して建てられる。最後のデツ
キ要素があるべき場所に置かれると橋は完成づる。
最後のブロックを橋に挿入するための多数の技術がある。
ブロックを小ぶりにし、向い合つlこ楔で隙間を塞いでもよい。
ジヤツキで持上げることによる横方向の膨張のように、ブロックに詰め木で内部
調節をしてもよい。また膨張づるグラウトで、グラウトボケツ1〜を塞いでもよ
い。
この橋の重要な特徴は、建設の経済性にある。足場を必要とせず、用地での製作
にかかる費用が最小限になる。橋を建設づるために必要な総時間は、非常に縮小
される。これは現(15) 符表昭59−500775 (6)在ある橋の取替
えにおいて副次的な節約となる。現在の実質的な]ス1〜の要因は、建設中の橋
の周囲の一時的な選択手段の建設費用である。・:の橋はより短い時間で完全な
81画を終了させる。橋を萌単に閉鎖するための一層大きな破壊(J、大規模な
コストの節約を考慮して9容される。
代案としての実施例
第6図で示すように、引張アーチ構造は軍事および一般の両りに適用され、運搬
でさる橋として建造される。
末端支柱40は、垂直な壁部41と、それと等しいかまたは長い水平な脚部42
とより成る1−型に組立式に作られる。これらの末端支柱は、パッド45土に載
っている。フランジ43またはケーブルのような適当な強化要素が2つを連結す
る。壁部の頂面は道路の高さを形成する。
末端支柱は、お互いか好まし・ぐ向い合って饋れた脚部により適所に配置される
。地面または岩盤44は、L型に二より形成された区域に定めらね、末端支柱の
回転を防き′または妨げる。
この地面はまた、道路の橋への入口のIこめの土台として役立つ。
ケーブル21は、末端支社の間にその壁部の頂面の近くの下方に張られている。
横ブロック22は次に、起こされて適所に滑らされる。最後のブロックが適所に
降ろされた時に、入口が完成されたと、すると、橋は使用の準備が整う。
橋は重い荷重を支えなければならないので、末端支社40はわずかに回転しても
よい。これはPSまたは引張りの後のは(16)
りと同様に、椙″?X機禍に逆応力を加え、更に、重い荷重を支えるためのその
能力の一層となる。。
この実施例の特別な特徴は、完成()た橋は周囲の地表面のどれにも引張力の伝
達を、依存していないということである。
実際に、末、端支社の回転を防ぐために、岩盤または地面44に依存していない
。
明らかな、ように、この橋はいずれの構成要素も破壊せずに新しい場所に組立−
C1解(AΔ5よび再組立てされる。鋼鉄はりまたは鉄筋コンクリートの橋とは
異なって、道路表面は1回使用のみに適する一体式構造というよりはむしろ、別
個の部分からなるブロックである。
第12図に示すように、引張アーチ構造は、i)ご末端、支社20て建造され、
ケーブル21は支+]を越えて向う側の地面に固定されるので、引張力を全く保
持しない。各ケーブルは単一の地点に固定されるヲ)まIこは多数の地点23に
固定される1、末端支柱はブロクが設置される時に圧縮力を伝達し、ケーブルの
引張力の垂直方向の成分を、それが末端支柱を越えているために、伝達づる。
引張アーチは末端支柱と同様に、迫持台により建−(られ、そこで、上述したよ
うにそれ以上の、建設中、ケーブルは台を通り越して、向う側の地面に固定され
る。建設が完成すると、ケーブルは次に末端支柱にしっかりと取付けられ、末端
支柱の向う側のケーブルアンカーの引張を和げる。これらのアンカーは次に取除
いてよい。別の手段としては、ケーブルが最(17)
初に末端支社に固定され、補助)7−プルかl!股中に追加の引張を与え、建設
が完了り、た後に取外される。
デツキ要素22は同一の満26を構成し、従って同一の形、もし別の要素ならば
違う形の、スペーサか8溝の頂面に加えられる。このM4造は、もしデツキ要素
か既成コンクリートの構造であるのならば有用であり、その場合、要素の全ては
単一の形に型取られる。
橋の重量を減少した変形例を第9A図、第9B図および第9C図°で示す。横ブ
ロックまたはデツキ要素50は全て同じ形である。それらはしかしながら断面で
は異なり、付属フランジの無い中央部51と、(=J属フランジ52のある先端
部53とを有Jる。
第10A図ないし第10D図は引張アーチの重量を減少した第2変形例である。
横ブック60.61および62は、橋の長さにわたっている横断面で異なってい
る。第10A図の垂直方向の距離は、明確にするために非常に拡大されている。
通路63は一定の高さではなく、平らになったアーチの形をしている。第10B
図ないし第100図で示すよ−うに道路は各横ブロックの主な質量を形成し、ブ
ロックの主な圧縮)jを支える。
中心のスパンで、第10D図で示すように通路は、クープルの上の最高となる。
付属フランジ64は垂直の力だ(プを支えればよく、それは道路の水平方向の圧
縮力およびケーブルの水平方向の引張“荷重より少ない規定量である。
(18)
交点では、第10C図で示づように道路およびケーブルは同平面上にある。構造
物の横断面は橋のこの位置で最小になる。
末端支柱20で、第10B図で示すように道路はケーブルより下の最大距離とな
る。道路は、末端支柱20と交点10cとの間で、品り手フランジ67によりケ
ーブルからつるされる。
第11図で示すように、より長い橋は中間支柱または橋脚71により建造される
。橋脚は道路の高さの最−F面を有する。各橋脚はその表面に切込まれた溝72
を右するので、ケーブルはそこに据えられる。水平な槓として、溝はケーブルが
末端支柱で固定されるのと同じ高さにある。クープルは各橋脚間および各橋脚と
末端支柱との間で、垂面線形の設8]を有づる。
もし橋脚が末端支柱間で等距離ならば、乗曲線はそれぞれ同一である。
橋の建築として米国の主な需要は、建て替えの需要である。
鉄道網は拡がっておらず、高速通路網は大体【ユ完成している。
現在の橋の設計寿命はほぼ50年である。いくらかの場合、建て替えを必要とす
るのは中心のスパンのみである。現存する橋の末端支柱および中間橋脚は、新し
いデツキ要素が加えられなければならない時のみに、ケーブルを支えるために改
装され使用される。
第13図は建物83の屋根80と、中間の床張り82どの構造として、引張アー
チを開示する。屋根および中間床の各々は、平行するケーブル84と、屋根の厚
さで変化する横ブロック85とより成る。建物が完成すると、末端壁は実質的に
垂直方向の圧縮力を地面に伝達づる。この実施例では、水平方向の圧縮および引
張力は、反対側も同じようにほぼ等しい。
第13図の引張アーヂ構造は、長方形の建物か、またはスタジアムの円形の丸屋
根のいずれかに用いられる。この実施例では、引張要素は壁の中心から放射状に
拡がる。横ブE】ツクは頂上の断面図では、長方形というよりむしろ円形の切片
である。ブ[lツクは、同心円のワッシャ型のリングで、屋根の円形を埋める。
第14図で示づ−ような引張アーヂ構造は、2方向からの垂直の力に耐えるよう
に利用される。末端支柱91は二対のケーブル92および93を支え、それらは
向い合った乗曲線または放物線のカーブを描いている。
図示のようにその構造は、上向きまたは下向きの力のいずれかに抗することがで
きる。引張アーチ構造のこの変形例は、また垂直状態にすることができ、そこで
は引張アーヂ構造は壁になり、座屈に対してケーブルにより補強され、従ってよ
り高くより薄くすることができ、建物の社または壁を支える。
第15図は金属から組立て式に作られたデフ4:要県22の斜視図である。単一
対のケーブル21が設計されている。上部面27は中実の金属であり、底面は水
平な鋸31であり、離れた壬直面を支えて圧縮力を伝達するのをmけている。
□第16図ないU第18図は別の手段としての構造を示す。橋は6つのブロン9
,94で作られ、橋の幅にさし渡されている。ブロックは単に明確にジるために
分離して示しである。その槙(20)
は、第18図に示1ようにその長さに沿って5つのブロックを有する。これは明
確さの点で非常に単純である。
ブロック94の各々は、長方形の頂部95を有し、それが道路の表面を形成する
。ブロックはまた一対の付属フランジ9Gを有し、外方向に延びた一対の脚部で
終っており、m部95の横方向の端部が延びている。
第17図および第18図で示すように、フランジ96の縦方向の端部91は均一
の曲面で、ブロックの一端は凸面となり、ブロックの他端は凹面となっている。
この1つの例外は中心のブロックであり、即も、そのブロック列は両方の端部が
凸面である。2つの迫待受けは横方向のブロック列を形成する凸面を有する。こ
の曲面の配置は、互いに団連門るブロックの垂直方向の動きを制御するキーの代
用となる。
ケーブル21はブロックの各縦列の下を通る。ケーブルの垂直方向の位置は、下
面98により固定され、グープルを望まれた乗曲線形状にさせるための高さを変
化さゼる。図示されていないが、明確さの点で、縦方向の列が互いに関連して垂
直方向に動かないということを確実にするIこめに、アンカ一部材がある。
この別法としての構造は、更に橋の個々の構成要素の質量を減少し・±り容易な
製作・運搬および建造をもたらす・本発明は2.3の詳細な実施例を参照して説
明されている範囲に一致する多数の他の変形および実例を製作するという(21
)
ことが理解されなGフればならない。
FIG、 10
FIG、 /3゜
手続補正書(方式)
特許庁長官 若 杉 和 夫 殿
1、 国際出願番号 P CT / U S 83 / 006192、発明の
名称 引張アーチ構造
−3,補正をする者
事件との関係 特許出願人
住 所 米国、ウェスト バージニア 26505モルガンタウン、ニス ハイ
ストリート 241氏名 ボナノソ サミコエル ジー
国籍米国
4、代 理 人
〒160 東京都新宿区西新宿1丁目25番1号6、 補正の対象
Z 補正の白亜
別紙の通り
前記以外4つ代理人
〒160東京都新宿区西新宿1丁目25番1号新宿センタービル42階私書箱第
4131号精正専の翻訳文提出書(特許法第184条の7第1項)昭和4g年r
2月ノヘ咄ぺ
特許庁長官 若 杉 和 夫 殿
1、 国際出願番号 PCT/US831006192、発明の名称 引張アー
チ構造
ろ、 特許出願人
住所米国、ウェスト ノく−ジニア 26505国 籍 米国
4、代 理 人
〒160東京都新宿区西新宿1丁目25番1号前記以外の代理人
〒160東京都新宿区西新宿1丁目25番1号補正された特許請求の範囲
(1983年10月17日(17,10,83)何で国際事務局より受領された
:原文の特許請求の範囲4,12および13は削除される。
原文の特許請求の範囲11は補止される:補正された特許請求の範囲の本文は下
記の通り;]
(11) 各末端支柱はスパンの中心に向う動作段階を有し、それによりスパン
の荷重が橋の逆応力自体を増加させるように、圧縮力および荷重を支える橋の能
力を増加させることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の相合せ構造。
国際調査報告 −