JP2010508344A - 8−スルホニル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2h−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール誘導体、および5−ht6受容体リガンドとしてのその使用 - Google Patents

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Abstract

本発明は、式(I)(式中、A、XおよびR〜Rは本明細書に記載のとおりである)で表される化合物;当該化合物を含む医薬組成物;その製造方法;ならびに、5−HT受容体関連障害に対する医薬品としての化合物の使用に関する。

Description

技術分野
本発明は、新たな化合物、化合物を含む医薬組成物、それらの製造方法、ならびに5−HT受容体関連障害に対する医薬品の製造のための化合物の使用に関する。
発明の背景
肥満は、許容される標準を超える過剰な体重をもたらす体脂肪含量の増加によって特徴付けられる状態である。肥満は、西欧諸国において最も重要な栄養障害であって、全ての先進工業国において主要な健康問題を代表する。この障害は、循環器疾患、消化器系疾患、呼吸器系疾患、ガンおよび2型糖尿病などの疾患の発生の増加に起因する死亡率の増加をもたらす。体重を減少させる化合物の探索が、数十年間行われてきた。探索の1つの系統は、セロトニン受容体サブタイプの直接的な活性化またはセロトニン再取り込みの抑制のいずれかによるセロトニン作動性システムの活性化である。しかし、必要とされる正確な受容体サブタイプの特性は知られていない。
セロトニン(5−ヒドロキシトリプタミンまたは5−HT)、末梢および中枢神経系の重要な伝達物質は、不安、睡眠調節、攻撃性、摂食およびうつを含む、広い範囲の生理学的および病理学的機能を調節する。多くのセロトニン受容体サブタイプが同定され、クローニングされている。それらのうちの1つ、5−HTが、1993年にいくつかのグループによってクローニングされた(非特許文献1および2)。これらの受容体は、アデニリルシクラーゼとポジティブに共役しており、クロザピンなどの抗うつ剤に対する親和性を示す。近年、5−HTアンタゴニストおよび5−HTアンチセンスオリゴヌクレオチドのラットにおける食物摂取の減少効果が報告されている(非特許文献3〜5)。
5−HTに対して増強された親和性および選択性を有する化合物が、例えば、特許文献1および、非特許文献6〜8にて同定されている。
国際公開第00/34242号
Ruat, M. et al. (1993) Biochem. Biophys. Res. Commun.193: 268-276 Sebben, M. et al. (1994) NeuroReport 5: 2553-2557 Bentley, J.C. et al. (1999) Br J Pharmacol. Suppl. 126, P66 Bentley, J.C. et al. (1997) J. Psychopharmacol. Suppl. A64, 255 Woolley M.L. et al. (2001) Neuropharmacology 41: 210-219 Isaac, M. et al. (2000) 6-Bicyclopiperazinyl-1-arylsulphonylindoles and 6-Bicyclopiperidinyl-1-arylsulphonylindoles derivatives as novel, potent and selective 5-HT6 receptor antagonists. Bioorganic & Medicinal Chemistry Letters 10: 1719-1721 (2000) Bioorganic & Medicinal Chemistry Letters 13: 3355-3359 (2003) Expert Opinion Therapeutic Patents 12(4) 513-527 (2002)
発明の開示
驚くべきことに、本願発明の化合物が、ナノモルの範囲で5−HT受容体に対して親和性を示すことが見出された。
本発明の化合物、およびその医薬上許容される塩は、5−HT受容体アンタゴニスト、アゴニストおよび部分アゴニスト活性、好ましくは、アンタゴニスト活性を有しており、体重および体重増加の減少を達成するための肥満および2型糖尿病の処置または予防、ならびに不安、うつ、パニック発作、記憶障害、認知障害、てんかん、睡眠障害、片頭痛、食欲不振、過食症、大食症、強迫性障害、精神病、アルツハイマー病、パーキンソン病、ハンチントン舞踏病および/または統合失調症、パニック発作、注意欠陥多動性障害(ADHD)、薬物乱用(例えば、アンフェタミン乱用、コカイン乱用および/またはニコチン)からの離脱、神経細胞不全によって特徴付けられる神経変性疾患、ならびに疼痛などの中枢神経系の障害の処置または予防での考えられる使用が考えられている。体重および体重増加の減少(例えば、体重障害を処置すること)は、食物摂取の減少によって特に達成される。本明細書で使用する用語「体重障害」は、エネルギー摂取とエネルギー消費との間の不均衡によって引き起こされる障害をいい、異常な(例えば、過剰な)体重をもたらす。そのような体重障害としては、限定するものではないが、肥満、過体重、食欲不振、悪液質、インスリン耐性および糖尿病が挙げられる。
本発明の1つは、式(I):
Figure 2010508344
(I)
[式中、
以下:
Figure 2010508344
は、単結合または二重結合を示し;
Aは、NまたはNRであり;
Xは、O、S、N−HまたはN−C1−6−アルキルであって;
は、以下から選択される基であって:
(a)C1−6−アルキル、
(b)C3−7−シクロアルキル、
(c)C3−6−アルケニル、
(d)アリール、
(e)アリール−C2−6−アルケニル、
(f)アリール−C1−6−アルキル、
(g)ヘテロアリール、
(h)ヘテロアリール−C2−6−アルケニル、ならびに
(i)ヘテロアリール−C1−6−アルキル、
ここで、任意のヘテロアリールまたはアリール残基は、単独または別の基の部分として、1つ以上の位置において、以下から選択される置換基で独立して置換されてもよく:
(a)ハロゲン、
(b)C1−6−アルキル、
(c)フルオロ−C1−6−アルキル、
(d)C3−7−シクロアルキル、
(e)メチル−C3−7−シクロアルキル、
(f)フルオロ−C3−7−シクロアルキル、
(g)C2−6−アルケニル、
(h)フルオロ−C2−6−アルケニル、
(i)エチニル;
(j)ヒドロキシ−C1−4−アルキル、
(k)ヒドロキシ、
(l)C1−6−アルコキシ
(m)フルオロ−C1−6−アルコキシ
(n)C3−7−シクロアルコキシ
(o)メチル−C3−7−シクロアルコキシ
(p)フルオロ−C3−7−シクロアルコキシ
(q)−SCF
(r)−SCFH、
(s)−SONR1010
(t)−S(O)11、ここで、eは0、1、2または3であって、
(u)−CN、
(v)−NR1010
(w)−NHSO11
(x)−NR12COR11
(y)−NO
(z)−CONR1010
(aa)−CO−R11
(bb)−COOH、
(cc)C1−6−アルコキシカルボニル、
(dd)アリール、
(ee)ヘテロアリール、
(ff)アリールオキシ、および
(gg)ヘテロアリールオキシ、
ここで、任意の(dd)アリールまたは(ee)ヘテロアリールは、単独または別の基の部分として、1つ以上の位置において、以下から選択される置換基で置換されてもよく:
(a)ハロゲン
(b)C1−4−アルキル、
(c)C1−4−アルキルチオ、
(d)C1−4−アルコキシ、
(e)−CF
(f)−CN、および
(g)ヒドロキシメチル;
は、以下から選択される基であって:
(a)水素
(b)ハロゲン、
(c)C1−6−アルキル、
(d)フルオロ−C1−6−アルキル、
(e)C3−7−シクロアルキル、
(f)メチル−C3−7−シクロアルキル、
(g)フルオロ−C3−7−シクロアルキル、
(h)C2−6−アルケニル、
(i)フルオロ−C2−6−アルケニル、
(j)エチニル、
(k)ヒドロキシ−C1−4−アルキル、
(l)ヒドロキシ、
(m)C1−6−アルコキシ、
(n)フルオロ−C1−6−アルコキシ、
(o)C3−7−シクロアルコキシ、
(p)メチル−C3−7−シクロアルコキシ、
(q)フルオロ−C3−7−シクロアルコキシ、
(r)−SCF
(s)−SCFH、
(t)−SONR1010
(u)−S(O)11、ここで、eは0、1、2または3であって、
(v)−CN、
(w)−NR1010
(x)−NR12SO11
(y)−NR12COR11
(z)−NO
(aa)−CONR1010
(bb)−OCONR1010
(cc)−CO−R11
(dd)−COOH、および
(ee)C1−6−アルコキシカルボニル;
は、以下から選択される基であって:
(a)水素、
(b)ハロゲン、
(c)C1−6−アルキル、
(d)C3−7−シクロアルキル、
(e)ヒドロキシ−C1−4−アルキル、
(f)C3−7−シクロアルキル−ヒドロキシ−C1−4−アルキル
(g)C1−2−アルコキシ−C1−4−アルキル
(h)−COOR12
(i)−CONR1010
(j)−CO−R11
(k)−CN、
(l)アリール、および
(m)ヘテロアリール、
ここで、任意のヘテロアリールまたはアリール残基は、1つ以上の位置において、以下から選択される置換基で独立して置換されてもよく:
(a)ハロゲン、
(b)C1−4−アルキル、
(c)C1−4−アルキルチオ、
(d)C1−4−アルコキシ、
(e)−CF
(f)−CN、および
(g)ヒドロキシメチル;
は、以下から選択される基であって:
(a)水素、
(b)C1−4−アルキル、
(c)フルオロ−C1−4−アルキル、
(d)C3−5−シクロアルキル、
(e)フルオロ−C3−5−シクロアルキル、
(f)ヒドロキシ−C1−4−アルキル、および
(g)シアノ;
は、以下から選択される基であるか:
(a)水素、
(b)C1−4−アルキル、
(c)フルオロ−C1−4−アルキル、
(d)2−シアノエチル、
(e)ヒドロキシ−C2−4−アルキル、
(f)C3−4−アルケニル、
(g)C3−4−アルキニル、
(h)C3−7−シクロアルキル、
(i)メチル−C3−7−シクロアルキル
(j)フルオロ−C3−7−シクロアルキル、
(k)C3−4−シクロアルキル−C1−4−アルキル、および
(l)C1−4−アルコキシ−C2−4−アルキル、あるいは
、およびR、R、RまたはR基の1つは、それらに結合する原子と一緒に複素環を形成し、R、R、RまたはR基の残りの3つは水素であり;
、R、RおよびRは、それぞれ以下から独立して選択され:
(a)水素、
(b)C1−6−アルキル、
(c)フルオロ−C1−6−アルキル、
(d)C3−7−シクロアルキル、および
(e)ヒドロキシ−C1−4−アルキル、
ただし、R、R、RおよびRの少なくとも2つがメチルで、その残りが水素でない場合、R、R、RおよびRの3つは水素であって、
、R、RまたはRの2つは、それらに結合する原子と一緒に炭素環または複素環を形成し、R、R、RまたはRの残りの2つは水素であるか、あるいは
、R、RまたはR基の1つおよびRは、それらに結合する原子と一緒に複素環を形成し、R、R、RまたはRの残りの3つは水素であり;
10は、以下からそれぞれ独立して選択される基であるか:
(a)水素、
(b)C1−6−アルキル、
(c)フルオロ−C2−6−アルキル、および
(d)C3−7−シクロアルキル、あるいは
2つのR10は、それらに結合する窒素と一緒に、メチルで置換されていてもよい複素環を形成し;
11は、以下からそれぞれ独立して選択される基であって:
(a)水素、
(b)C1−6−アルキル、
(c)フルオロ−C1−6−アルキル、
(d)C3−7−シクロアルキル、
(e)メチル−C3−7−シクロアルキル、
(f)アリール、および
(g)ヘテロアリール、
ここで、任意のヘテロアリールまたはアリール残基は、1つ以上の位置において、以下から選択される置換基で独立して置換されてもよく:
(a)ハロゲン、
(b)C1−4−アルキル、
(c)C1−4−アルキルチオ、
(d)C1−4−アルコキシ、
(e)−CF
(f)−CN、および
(g)ヒドロキシメチル、
12は、以下からそれぞれ独立して選択される基であるか:
(a)水素、
(b)C1−6−アルキル、
(c)フルオロ−C1−6−アルキル、
(d)C3−7−シクロアルキル、および
(e)ヒドロキシ−C1−4−アルキル、
あるいは、R11およびR12は、基NR12COR11中に存在する場合、それらに結合する原子と一緒にラクタム環を形成するか、または、R11およびR12は、基NR12SO11中に存在する場合、それらに結合する原子と一緒にスルタム環を形成する]
で表される化合物、ならびにその医薬上許容される塩、水和物、溶媒和物、幾何異性体、互換異性体、光学異性体、およびプロドラッグ形態である。
好ましいグループは、式(II):
Figure 2010508344
(II)
[式中、
以下:
Figure 2010508344
は、単結合または二重結合を示し;
A、X、R、R、R、R、R、R、R、R、R、R10、R11およびR12は、式(I)について記載するとおりである]
で表される化合物である。
別の好ましいグループは、式(III):
Figure 2010508344
(III)
[式中、
以下:
Figure 2010508344
は、単結合または二重結合を示し;
Xは、O、S、N−HまたはN−C1−6−アルキルであって;
は、以下から選択される基であって:
(a)C1−6−アルキル、
(b)C3−7−シクロアルキル、
(c)C3−6−アルケニル、
(d)アリール、
(e)アリール−C2−6−アルケニル、
(f)アリール−C1−6−アルキル、
(g)ヘテロアリール、
(h)ヘテロアリール−C2−6−アルケニル、ならびに
(i)ヘテロアリール−C1−6−アルキル、
ここで、任意のヘテロアリールまたはアリール残基は、単独または別の基の部分として、1つ以上の位置において、以下から選択される置換基で独立して置換されてもよく:
(a)ハロゲン、
(b)C1−6−アルキル、
(c)フルオロ−C1−6−アルキル、
(d)C3−7−シクロアルキル、
(e)メチル−C3−7−シクロアルキル、
(f)フルオロ−C3−7−シクロアルキル、
(g)C2−6−アルケニル、
(h)フルオロ−C2−6−アルケニル、
(i)エチニル;
(j)ヒドロキシ−C1−4−アルキル、
(k)ヒドロキシ、
(l)C1−6−アルコキシ
(m)フルオロ−C1−6−アルコキシ
(n)C3−7−シクロアルコキシ
(o)メチル−C3−7−シクロアルコキシ
(p)フルオロ−C3−7−シクロアルコキシ
(q)−SCF
(r)−SCFH、
(s)−SONR1010
(t)−S(O)11、ここで、eは0、1、2または3であって、
(u)−CN、
(v)−NR1010
(w)−NHSO11
(x)−NR12COR11
(y)−NO
(z)−CONR1010
(aa)−CO−R11
(bb)−COOH、
(cc)C1−6−アルコキシカルボニル、
(dd)アリール、
(ee)ヘテロアリール、
(ff)アリールオキシ、および
(gg)ヘテロアリールオキシ、
ここで、任意の(dd)アリールまたは(ee)ヘテロアリールは、単独または別の基の部分として、1つ以上の位置において、以下から選択される置換基で置換されてもよく:
(a)ハロゲン、
(b)C1−4−アルキル、
(c)C1−4−アルキルチオ、
(d)C1−4−アルコキシ、
(e)−CF
(f)−CN、および
(g)ヒドロキシメチル;
は、以下から選択される基であって:
(a)水素
(b)ハロゲン、
(c)C1−6−アルキル、
(d)フルオロ−C1−6−アルキル、
(e)C3−7−シクロアルキル、
(f)メチル−C3−7−シクロアルキル、
(g)フルオロ−C3−7−シクロアルキル、
(h)C2−6−アルケニル、
(i)フルオロ−C2−6−アルケニル、
(j)エチニル、
(k)ヒドロキシ−C1−4−アルキル、
(l)ヒドロキシ、
(m)C1−6−アルコキシ、
(n)フルオロ−C1−6−アルコキシ、
(o)C3−7−シクロアルコキシ、
(p)メチル−C3−7−シクロアルコキシ、
(q)フルオロ−C3−7−シクロアルコキシ、
(r)−SCF
(s)−SCFH、
(t)−SONR1010
(u)−S(O)11、ここで、eは0、1、2または3であって、
(v)−CN、
(w)−NR1010
(x)−NR12SO11
(y)−NR12COR11
(z)−NO
(aa)−CONR1010
(bb)−OCONR1010
(cc)−CO−R11
(dd)−COOH、および
(ee)C1−6−アルコキシカルボニル;
は、以下から選択される基であって:
(a)水素、
(b)C1−6−アルキル、
(c)C3−7−シクロアルキル、
(d)ヒドロキシ−C1−4−アルキル、
(e)C1−2−アルコキシ−C1−4−アルキル
(f)−COOR12
(g)−CONR1010
(h)−CO−R11
(i)−CN、
(j)アリール、および
(k)ヘテロアリール、
ここで、任意のヘテロアリールまたはアリール残基は、1つ以上の位置において、以下から選択される置換基で独立して置換されてもよく:
(a)ハロゲン、
(b)C1−4−アルキル、
(c)C1−4−アルキルチオ、
(d)C1−4−アルコキシ、
(e)−CF
(f)−CN、および
(g)ヒドロキシメチル;
は、以下から選択される基であって:
(a)水素、
(b)C1−4−アルキル、
(c)フルオロ−C1−4−アルキル、
(d)C3−5−シクロアルキル、
(e)フルオロ−C3−5−シクロアルキル、
(f)ヒドロキシ−C1−4−アルキル、および
(g)シアノ;
は、以下から選択される基であるか:
(a)水素、
(b)C1−4−アルキル、
(c)フルオロ−C1−4−アルキル、
(d)2−シアノエチル、
(e)ヒドロキシ−C2−4−アルキル、
(f)C3−4−アルケニル、
(g)C3−4−アルキニル、
(h)C3−7−シクロアルキル、
(i)メチル−C3−7−シクロアルキル
(j)フルオロ−C3−7−シクロアルキル、
(k)C3−4−シクロアルキル−C1−4−アルキル、および
(l)C1−4−アルコキシ−C2−4−アルキル、あるいは
、およびR、R、RまたはR基の1つは、それらに結合する原子と一緒に複素環を形成し、R、R、RまたはRの残りの3つは水素であり;
、R、RおよびRは、それぞれ以下から独立して選択され:
(a)水素、
(b)C1−6−アルキル、
(c)フルオロ−C1−6−アルキル、
(d)C3−7−シクロアルキル、および
(e)ヒドロキシ−C1−4−アルキル、
ただし、R、R、RおよびRの少なくとも2つがメチルで、その残りが水素でない場合、R、R、RおよびRの3つは水素であって、
、R、RまたはRの2つは、それらに結合する原子と一緒に炭素環または複素環を形成し、R、R、RまたはRの残りの2つは水素であるか、あるいは
、R、RまたはR基の1つおよびRは、それらに結合する原子と一緒に複素環を形成し、R、R、RまたはRの残りの3つは水素であり;
10は、以下からそれぞれ独立して選択される基であるか:
(a)水素、
(b)C1−6−アルキル、
(c)フルオロ−C2−6−アルキル、および
(d)C3−7−シクロアルキル、あるいは
2つのR10は、それらに結合する窒素と一緒に、メチルで置換されていてもよい複素環を形成し;
11は、以下からそれぞれ独立して選択される基であって:
(a)水素、
(b)C1−6−アルキル、
(c)フルオロ−C1−6−アルキル、
(d)C3−7−シクロアルキル、
(e)メチル−C3−7−シクロアルキル、
(f)アリール、および
(g)ヘテロアリール、
ここで、任意のヘテロアリールまたはアリール残基は、1つ以上の位置において、以下から選択される置換基で独立して置換されてもよく:
(a)ハロゲン、
(b)C1−4−アルキル、
(c)C1−4−アルキルチオ、
(d)C1−4−アルコキシ、
(e)−CF
(f)−CN、および
(g)ヒドロキシメチル、
12は、以下からそれぞれ独立して選択される基であるか:
(a)水素、
(b)C1−6−アルキル、
(c)フルオロ−C1−6−アルキル、
(d)C3−7−シクロアルキル、および
(e)ヒドロキシ−C1−4−アルキル、
あるいは、R11およびR12は、基NR12COR11中に存在する場合、それらに結合する原子と一緒にラクタム環を形成するか、または、R11およびR12は、基NR12SO11中に存在する場合、それらに結合する原子と一緒にスルタム環を形成する]
で表される化合物である。
式(II)において、
以下:
Figure 2010508344
は、単結合または二重結合を示し;
X=0であって;
は、以下から選択され:
(a)アリール、
(b)ヘテロアリール、
ここで、任意のヘテロアリールまたはアリール残基は、1つ以上の位置において、以下から選択される置換基で独立して置換されてもよく:
(a)ハロゲン、
(b)C1−6−アルキル、
(c)フルオロ−C1−6−アルキル、
(d)C3−7−シクロアルキル、
(e)フルオロ−C3−7−シクロアルキル、
(f)C2−6−アルケニル、
(g)フルオロ−C2−6−アルケニル、
(h)エチニル;
(i)ヒドロキシ−C1−4−アルキル、
(j)ヒドロキシ、
(k)C1−6−アルコキシ
(l)フルオロ−C1−6−アルコキシ
(m)C3−7−シクロアルコキシ
(n)フルオロ−C3−7−シクロアルコキシ
(o)−SCF
(p)−SCFH、
(q)−SONR1010
(r)−S(O)11、ここで、eは0、1、2 または3であって、
(s)−CN、
(t)−NR1010
(u)−NHSO11
(v)−NR12COR11
(w)−NO
(x)−CONR1010
(y)−CO−R11、および
(z)アリール、
は、以下から選択される基であって:
(a)水素
(b)ハロゲン、
(c)C1−6−アルキル、
(d)フルオロ−C1−6−アルキル、
(e)C3−7−シクロアルキル、
(f)フルオロ−C3−7−シクロアルキル、
(j)ヒドロキシ−C1−4−アルキル、
(k)ヒドロキシ、
(l)C1−6−アルコキシ、
(m)フルオロ−C1−6−アルコキシ、
(n)C3−7−シクロアルコキシ、
(o)フルオロ−C3−7−シクロアルコキシ、
(p)−SCF
(q)−SCFH、
(r)−SONR1010
(s)−S(O)11、ここで、eは、0、1、2または3であって、
(t)−CN、
(u)−NR1010
(v)−NR12SO11
(w)−NR12COR11
(x)−CONR1010
(y)−OCONR1010
(z)−CO−R11
は、以下から選択される基であって:
(a)水素、
(b)ハロゲン、
(c)C1−6−アルキル、
(d)C3−7−シクロアルキル、
(e)ヒドロキシ−C1−4−アルキル、
(f)C3−7−シクロアルキル−ヒドロキシ−C1−4−アルキル、
(g)−CO−R11
(h)−CN、
(i)アリール、および
(j)ヘテロアリール;
ここで、任意のヘテロアリールまたはアリール残基は、1つ以上の位置において、以下から選択される置換基で独立して置換されてもよく:
(a)ハロゲン、
(b)C1−4−アルキル、
(c)C1−4−アルキルチオ、
(d)C1−4−アルコキシ、
(e)−CF
(f)−CN、および
(g)ヒドロキシメチル;
は、以下から選択される基であって:
(a)水素、
(b)C1−4−アルキル、
(c)フルオロ−C1−4−アルキル、
(d)C3−5−シクロアルキル、
(e)フルオロ−C3−5−シクロアルキル、および
(f)ヒドロキシ−C1−4−アルキル;
は、以下から選択されるか:
(a)水素、
(b)C1−4−アルキル、
(c)フルオロ−C1−4−アルキル、
(d)2−シアノエチル、
(e)ヒドロキシ−C2−4−アルキル、
(g)C3−7−シクロアルキル、
(h)フルオロ−C3−7−シクロアルキル、
(i)C3−4−シクロアルキル−C1−4−アルキル、および
(j)C1−4−アルコキシ−C2−4−アルキル、あるいは
、およびR、R、RおよびRの1つは、それらに結合する窒素および炭素原子と一緒に複素環を形成し、R、R、RおよびRの残りは水素であり;
、R、RおよびRは、それぞれ以下から独立して選択され:
(a)水素、
(b)C1−6−アルキル、
(c)フルオロ−C1−6−アルキル、
(d)ヒドロキシ−C1−4−アルキル、
ただし、R、R、RおよびRの少なくとも2つがメチルで、その残りが水素でない場合、R、R、RおよびRの3つは水素であって、
、R、RまたはRの2つは、それらに結合する原子と一緒に炭素環または複素環を形成し、R、R、RまたはRの残りの2つは水素であるか、あるいは
、R、RまたはR基の1つおよびRは、それらに結合する原子と一緒に複素環を形成し、R、R、RまたはRの残りの3つは水素であり;
10は、以下からそれぞれ独立して選択される基であるか:
(a)水素、
(b)C1−6−アルキル、
(c)フルオロ−C2−6−アルキル、および
(d)C3−7−シクロアルキル、あるいは
2つのR10は、それらに結合する窒素と一緒に、メチルで置換されていてもよい複素環を形成し;
11は、以下からそれぞれ独立して選択される基であって:
(a)C1−6−アルキル、
(b)フルオロ−C1−6−アルキル、
(c)C3−7−シクロアルキル、
(d)メチル−C3−7−シクロアルキル、
(e)アリール、および
(f)ヘテロアリール、
ここで、任意のヘテロアリールまたはアリール残基は、1つ以上の位置において、以下から選択される置換基で独立して置換されてもよく:
(a)ハロゲン、
(b)C1−4−アルキル、
(c)C1−4−アルキルチオ、
(d)C1−4−アルコキシ、
(e)−CF
(f)−CN、および
(g)ヒドロキシメチル、
12は、以下からそれぞれ独立して選択される基であるか:
(a)水素、
(b)C1−6−アルキル、
(c)フルオロ−C1−6−アルキル、
(d)C3−7−シクロアルキル、および
(e)ヒドロキシ−C1−4−アルキル、
あるいは、R11およびR12は、基NR12COR11中に存在する場合、それらに結合する原子と一緒にラクタム環を形成するか、または、R11およびR12は、基NR12SO11中に存在する場合、それらに結合する原子と一緒にスルタム環を形成する化合物、ならびにその医薬上許容される塩、水和物、溶媒和物、幾何異性体、互換異性体、光学異性体、およびプロドラッグ形態が好ましい。
式(II)で表される化合物のさらに好ましいグループは、
以下:
Figure 2010508344
は、単結合または二重結合を示し;
X=0であって;
は、アリールおよびヘテロアリールから選択され、
ここで、任意のヘテロアリールまたはアリール残基は、1つ以上の位置において、以下から選択される置換基で独立して置換されてもよく:
(a)ハロゲン、
(b)C1−3−アルキル、
(c)トリフルオロメチル、
(d)メトキシ、
(e)トリフルオロメトキシ、
(f)メチルスルホニル、
(g)−CN、および
(h)フェニル;
は、以下から選択される基であって:
(a)水素
(b)ハロゲン、
(c)C1−6−アルキル、および
(d)C1−6アルコキシ;
は、以下から選択される基であって:
(a)水素、
(b)ハロゲン、
(c)C1−6−アルキル、
(d)ヒドロキシ−C1−4−アルキル、
(e)C3−7−シクロアルキル−ヒドロキシ−C1−4−アルキル、および
(f)−CO−C1−6−アルキル;
は、水素およびC1−4−アルキルから選択される基であって;
は、水素、C1−3−アルキルおよびフルオロ−C1−3−アルキルから選択されるか;、あるいは
、およびRおよびRの1つは、それらに結合する窒素および炭素原子と一緒に、ピロリジン環を形成するが、ただし、RおよびRの両方が水素であり;
は、水素であるか、あるいは、R、およびそれらに結合する窒素および炭素原子と一緒にピロリジン環を形成するが、ただし、RおよびRは、両方とも水素であり;
は、水素およびメチルから選択され:
は、水素であるか、あるいは、R、およびそれらに結合する窒素および炭素原子と一緒にピロリジン環を形成するが、ただし、RおよびRは、両方とも水素であり;
は、水素およびメチルから選択される化合物である。
式(II)で表される化合物のさらに好ましいグループは、
以下:
Figure 2010508344
は、単結合または二重結合を示し;
X=0であって;
は、フェニル、ナフチル、ピリジニル、イソオキサゾリル、イミダゾリル、1,4−ベンゾジオキシニル、ベンゾフラニル、フラニル、1,3−ベンゾチアゾリル、クロマニル、チエニルおよびベンゾチエニルから選択され、それぞれ、1つ以上の位置において、以下から選択される置換基で独立して置換されてもよく:
(a)フッ素および塩素から選択されるハロゲン、
(b)C1−3−アルキル、
(c)トリフルオロメチル、
(d)メトキシ、
(e)トリフルオロメトキシ、
(f)メチルスルホニル、
(g)−CN、および
(h)フェニル
は、水素、フルオロ、メチルまたはメトキシであって;
は、水素、クロロ、メチル、1−ヒドロキシ−エチル、1−ヒドロキシ−1−メチル−エチル、アセチル、イソブチリルまたはシクロプロピル−ヒドロキシメチルであって;
は、水素、メチルおよびイソプロピルから選択され;
は、水素、メチル、エチル、イソプロピルおよび2-フルオロエト-1−イルから選択されるか;あるいは
、およびRおよびRの1つは、それらに結合する窒素および炭素原子と一緒にピロリジン環を形成するが、ただし、RおよびRは両方とも水素であり;
は水素であるか、あるいは、Rおよびそれらに結合する窒素および炭素原子と一緒にピロリジン環を形成するが、ただし、RおよびRは両方とも水素であり
は、水素およびメチルから選択され:
は、水素であるか、あるいは、R、およびそれらに結合する窒素および炭素原子と一緒にピロリジン環を形成するが、ただし、RおよびRは両方とも水素であり;
は、水素およびメチルから選択される化合物である。
式(II)で表される化合物のさらに好ましいグループは、
以下:
Figure 2010508344
は、単結合または二重結合を示し;
X=0であって;
は、フェニル、1−ナフチル、2−ナフチル、3−ピリジニル、4−イソオキサゾリル、4−イミダゾリル、1,4−ベンゾジオキシン−6−イル、2−ベンゾフラニル、3−フリル、1,3−ベンゾチアゾール−6−イル、6−クロメニル、2−チエニル、3−チエニル、2−ベンゾチエニルおよび3−ベンゾチエニルから選択され、それぞれ、1つ以上の位置において、以下から選択される置換基で独立して置換されてもよく
(a)フッ素、
(b)塩素、
(c)メチル、
(d)プロピル、
(e)イソプロピル、
(f)トリフルオロメチル、
(g)メトキシ、
(h)トリフルオロメトキシ、
(i)メチルスルホニル、
(j)−CN、および
(k)フェニル;
は、水素、フルオロ、メチルまたはメトキシであって;
は、水素、クロロ、メチル、1−ヒドロキシ−エチル、1−ヒドロキシ−1−メチル−エチル、アセチル、イソブチリルまたはシクロプロピル−ヒドロキシメチルであって;
は、水素、メチルおよびイソプロピルから選択され;
は、水素、メチル、エチル、イソプロピルおよび2−フルオロエト−1−イルから選択されるか;あるいは
、およびRおよびRの1つは、それらに結合する窒素および炭素原子と一緒にピロリジン環を形成するが、ただし、RおよびRは両方とも水素であり;
は水素であるか、あるいは、Rおよびそれらに結合する窒素および炭素原子と一緒にピロリジン環を形成するが、ただし、RおよびRは両方とも水素であり
は、水素およびメチルから選択され:
は、水素であるか、あるいは、R、およびそれらに結合する窒素および炭素原子と一緒にピロリジン環を形成するが、ただし、RおよびRは両方とも水素であり;
は、水素およびメチルから選択される化合物である。
式(I)で表される好ましい化合物としては、
2,5−メチルエン−9−(フェニルスルホニル)−1,2,3,4,5,9−ヘキサヒドロ[1,5]オキサゾシノ[3,2−e]インドール;
2,4−ジメチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
2−イソプロピル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
2−エチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
2−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−6−イルスルホニル)−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−[(3,4−ジメトキシフェニル)スルホニル]−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−(1−ベンゾフラン−2−イルスルホニル)−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−[(2,5−ジメチル−3−フリル)スルホニル]−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−(1,3−ベンゾチアゾール−6−イルスルホニル)−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
2−メチル−8−{[4−(メチルスルホニル)フェニル]スルホニル}−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−[(4−イソプロピルフェニル)スルホニル]−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−[(2,2−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H−クロメン−6−イル)スルホニル]−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)スルホニル]−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−[(3,4−ジクロロフェニル)スルホニル]−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−[(4−フルオロフェニル)スルホニル]−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−[(2,6−ジフルオロフェニル)スルホニル]−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
2−メチル−8−{[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]スルホニル}−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
2−メチル−8−(2−ナフチルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−[(3−クロロ−4−メチルフェニル)スルホニル]−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−[(4,5−ジクロロ−2−チエニル)スルホニル]−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−[(5−クロロ−3−メチル−1−ベンゾチエン−2−イル)スルホニル]−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−[(2,4−ジクロロフェニル)スルホニル]−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−{[4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]スルホニル}−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
2−メチル−8−(2−チエニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
2−メチル−8−[(4−メチルフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−[(2−メトキシ−5−メチルフェニル)スルホニル]−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−[(3−フルオロ−4−メチルフェニル)スルホニル]−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−(1−ベンゾチエン−3−イルスルホニル)−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
2−メチル−8−{[4−(トリフルオロメチル)フェニル]スルホニル}−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
2−メチル−8−[(4−プロピルフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
3−クロロ−4−[(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−8H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−8−イル)スルホニル]ベンゾニトリル;
8−[(2,5−ジメチル−3−チエニル)スルホニル]−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
2−[(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−8H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−8−イル)スルホニル]ベンゾニトリル;
2−メチル−1−[2−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−9−イル]プロパン−1−オン;
1−[2−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−9−イル]エタノン;
9−クロロ−2−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
2−[2−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−9−イル]プロパン−2−オール;
シクロプロピル[2−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−9−イル]メタノール;
1−[2−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−9−イル]エタノール ;
10−クロロ−2−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
(7aR)−3−(フェニルスルホニル)−3,7a,8,9,10,12−ヘキサヒドロ−7H−ピロロ[2’,1’:3,4][1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
(7aS)−3−(フェニルスルホニル)−3,7a,8,9,10,12−ヘキサヒドロ−7H−ピロロ[2’,1’:3,4][1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
(3S)−3−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
(3S)−2,3−ジメチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
2,7−ジメチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
6−メトキシ−2−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
2−(2−フルオロエチル)−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−[(2−メトキシ−5−メチルフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−[(2,4−ジクロロフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]スルホニル}−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−[(3,4−ジメトキシフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−(2−ナフチルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−[(2−メトキシ−4−メチルフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−[(4−プロピルフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−[(4−イソプロピルフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−(1−ベンゾフラン−2−イルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−[(2,5−ジメチル−3−チエニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−[(3−フルオロ−4−メチルフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−[(2,5−ジメチル−3−フリル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−[(2−メチルフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−[(4−メチルフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−(2−チエニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−{[2−(トリフルオロメトキシ)フェニル]スルホニル}−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−(ビフェニル−3−イルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−{[2−(トリフルオロメチル)フェニル]スルホニル}−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−(1−ベンゾチエン−2−イルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−(1−ナフチルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−[(5−フルオロ−2−メチルフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
(3R)−3−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
(3R)−2,3−ジメチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
6−メトキシ−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
9−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
10−クロロ−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
10−クロロ−8−[(4−フルオロフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
3−[(10−クロロ−1,2,3,4−テトラヒドロ−8H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−8−イル)スルホニル]ベンゾニトリル;
10−クロロ−8−(ピリジン−3−イルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−[(2−クロロフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
1−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
(1S)−1−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
(1R)−1−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
1−メチル−8−(フェニルスルホニル)−3,8−ジヒドロ−4H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
6−フルオロ−1−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
6−メトキシ−1−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−[(2−クロロフェニル)スルホニル]−6−メトキシ−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
6−メトキシ−1−メチル−8−[(2−メチルフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−[(2,6−ジフルオロフェニル)スルホニル]−6−メトキシ−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
6−メトキシ−8−[(2−メトキシ−5−メチルフェニル)スルホニル]−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−[(2,4−ジクロロフェニル)スルホニル]−6−メトキシ−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
1−イソプロピル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
1−イソプロピル−2−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
1,2−ジメチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
10−クロロ−1−メチル−8−(フェニルスルホニル)−3,8−ジヒドロ−4H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
10−クロロ−1−メチル−8−(ピリジン−3−イルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
10−クロロ−1−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
10−クロロ−1,2−ジメチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
10−クロロ−8−[(2−メトキシ−5−メチルフェニル)スルホニル]−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
10−クロロ−8−[(2−メトキシ−5−メチルフェニル)スルホニル]−1,2−ジメチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
10−クロロ−8−[(2−フルオロフェニル)スルホニル]−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
10−クロロ−8−[(2−フルオロフェニル)スルホニル]−1,2−ジメチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
10−クロロ−8−[(3−フルオロフェニル)スルホニル]−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
10−クロロ−8−[(3−フルオロフェニル)スルホニル]−1,2−ジメチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
1−メチル−8−(ピリジン−3−イルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−[(2−クロロフェニル)スルホニル]−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
1−メチル−8−[(2−メチルフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−[(2,6−ジフルオロフェニル)スルホニル]−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−[(2,4−ジクロロフェニル)スルホニル]−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−[(2−メトキシ−5−メチルフェニル)スルホニル]−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−[(2−メトキシ−4−メチルフェニル)スルホニル]−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−[(2,5−ジメチル−3−チエニル)スルホニル]−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−[(2,5−ジメチル−3−フリル)スルホニル]−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
1−メチル−8−(2−チエニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
1−メチル−8−[(5−メチルイソオキサゾール−4−イル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
8−[(1,2−ジメチル−1H−イミダゾール−4−イル)スルホニル]−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール、ならびにその医薬上許容される塩が挙げられる。
式(I)で表される化合物は、5−HT受容体に対するアゴニスト、部分アゴニストまたはアンタゴニストであってもよい。好ましくは、化合物は、5−HT受容体に対する部分アゴニストまたはアンタゴニストとして作用する。より好ましくは、化合物は、5−HT受容体に対するアンタゴニストとして作用する。用語「5−HT受容体の部分アゴニスト」は、ヒト5−HT受容体に対して結合するが、本明細書に記載する固有活性アッセイ(”生物学的試験”を参照のこと)における5−HT誘導性cAMP形成を完全にはアンタゴナイズしない化合物を意味する。
別の本発明は、治療のための使用、特に、5−HT受容体関連障害の処置または予防における使用のための、式(I)で表される化合物である。
5−HT受容体関連障害の例としては、以下が挙げられる:肥満および2型糖尿病、ならびに不安、うつ、パニック発作、記憶障害、認知障害、てんかん、睡眠障害、片頭痛、食欲不振、過食症、大食症、強迫性障害、精神病、アルツハイマー病、パーキンソン病、ハンチントン舞踏病および/または統合失調症、パニック発作、注意欠陥多動性障害(ADHD)、薬物乱用(例えば、アンフェタミン乱用、コカイン乱用および/またはニコチン)からの離脱、神経細胞不全によって特徴付けられる神経変性疾患、ならびに疼痛などの中枢神経系の障害。
別の本発明は、医薬上許容される希釈剤または担体と組み合わせて有効成分である式(Iで表される化合物を含む、特に、5−HT受容体関連障害の処置または予防における使用のための医薬処方物である。
別の本発明は、5−HT受容体関連障害を患うヒトまたは動物対象のための方法である。方法は、式(I)で表される1つ以上の化合物、それらの塩、または化合物または塩を含む組成物の有効量をそれを必要とする対象(例えば、ヒトまたは動物、イヌ、ネコ、ウマ、ウシ)に投与する工程を含んでもよい。
別の本発明は、体重、または体重増加を減少させるための方法である。方法は、式(I)で表される化合物の有効量をそれを必要とする対象に投与する工程を含む。
本明細書に記載の方法はまた、対象が5−HT受容体関連障害の処置を必要とすることを確認する工程を含む。そのような処置を必要とする対象を確認する工程は、対象または医療専門家の判断であってもよく、主観的(例えば、所見)または客観的(例えば、試験または診断法によって測定可能)であってもよい。
別の本発明は、肥満および2型糖尿病、および中枢神経系の障害などの5−HT受容体関連障害の処置または予防における使用のための医薬品の製造のため;および/または、体重、および体重増加の減少を達成するための上記化合物の使用である。
別の本発明は、経口投与に適応した希釈剤、賦形剤または担体と組み合わせて、有効成分として上記の化合物を含み、体重、および体重増加の減少を達成する、経口投与のための美容組成物である。
本発明の使用によれば、美容組成物は、経口投与のために通常使用される全ての医薬形態、特に、壊すことができてもできなくてもよい錠剤、顆粒、カプセル、ゼラチンカプセル、溶質、懸濁物または溶液の形態で提供される。
本明細書のスキームにおける化学構造は、同じ可変の名称(すなわち、R、R、R、R’、Xなど)によって同定されるかどうかに関わらず、本明細書の化合物の式における対応する位置の官能基の定義(部分、原子など)に相応して定義される種々のものを示す。
本明細書で示す合成経路において使用する化学物質としては、例えば、溶剤、試薬、触媒、および保護基および脱保護基試薬が挙げられる。上記の方法はまた、本明細書にて詳細に記載する工程の前または後に、化合物の合成を最終的に可能にするために、適切な保護基を添加または除去する工程をさらに含む。
さらに、種々の合成工程を、別の順序または順番に実施して、所望の化合物を得てもよい。適用可能な化合物を合成するために有用な合成化学変換が当該分野にて知られており、例えば、R. Larock, Comprehensive Organic Transformations, VCH Publishers (1989);L. Fieser and M. Fieser, Fieser and Fieser´s Reagents for Organic Synthesis, John Wiley and Sons (1994);およびL. Paquette, ed., Encyclopedia of Reagents for Organic Synthesis, John Wiley and Sons (1995)、ならびにその後の版に記載のものが挙げられる。
上記の反応を実施するための方法は、当業者に周知である。式(I)で表される化合物を調製するために必要な出発材料は、既に知られているか、あるいは公知の化合物の調製と同様に調製され得る。
式(I)で表される化合物は、1つ以上のキラルな炭素原子を処理してもよく、そのため、これらの化合物は、例えば、純粋な鏡像異性体、または鏡像異性体(ラセミ体)の混合物もしくはジアステレオマーを含む混合物として、光学異性体の形態で得られる。純粋な鏡像異性体を得るための光学異性体混合物の分離は当該分野にて公知であり、例えば、光学活性(キラル)な酸を用いる塩の分別再結晶、またはキラルカラム上でのクロマトグラフィー分離によって達成され得る。記載の化合物について可能な全ての異性体形態(純粋な鏡像異性体、ジアステレオマー、互変異性体、ラセミ混合物および2つの鏡像異性体の不均等な混合物)が、本発明の範囲内である。本明細書に記載の化合物が幾何学的非対称のオレフィン二重結合を含む場合、トランスおよびシス(EおよびZ)幾何異性体の両方を含むことを意図する。
式(I)で表される化合物は、それ自体として、あるいは、必要に応じて、医薬上許容されるその塩(酸または塩基付加塩)として使用され得る。上記の医薬上許容される付加塩は、化合物が形成し得る医療上有効で無毒な酸および塩基付加塩形態を含むことを意味する。酸特性を有する化合物は、塩基形態を適切な酸で処理することによって、医薬上許容される酸付加塩に変換されてもよい。典型的な酸としては、塩化水素、臭化水素、ヨウ化水素、硫酸、リン酸などの無機酸;および、ギ酸、酢酸、プロパン酸、ヒドロキシ酢酸、乳酸、ピルビン酸、グリコール酸、マレイン酸、マロン酸、シュウ酸、ベンゼンスルホン酸、トルエンスルホン酸、メタンスルホン酸、トリフルオロ酢酸、フマル酸、コハク酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、サリチル酸、p−アミノサリチル酸、パモ酸、安息香酸、アスコルビン酸などの有機酸などが挙げられる。典型的な塩基付加塩形態は、ナトリウム、カリウム、カルシウム塩、ならびにアンモニア、アルキルアミン、ベンザチンなどの医薬上許容されるアミンおよびアルギニンおよびリシンなどのアミノ酸を有する塩である。本明細書で使用する用語付加塩はまた、化合物およびその塩が形成し得る溶媒和物(水和物、アルコラートなど)を含む。
臨床での使用のために、本発明の化合物は、経口、直腸、非経口または他の投与の様式のための医薬処方物に処方される。医薬処方物は、活性物質、または医薬上許容されるその塩を、従来の医薬賦形剤と混合することによって通常調製される。典型的な賦形剤としては、水、ゼラチン、ゴムアラビカム(gum arabicum)、ラクトース、結晶セルロース、デンプン、デンプングリコール酸ナトリウム、リン酸水素カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、滑石、コロイド状二酸化ケイ素などが挙げられる。そのような処方物としてはまた、他の医薬上許容される活性薬剤、および安定化剤、湿潤剤、乳化剤、香料、緩衝剤などの添加剤を含んでもよい。通常、活性化合物の量は、調製物の重量で0.1〜95%の間、好ましくは、非経口使用のための調製物中の重量で0.2〜20%の間、より好ましくは、経口投与のための調製物中の重量で1〜50%の間である。
処方物は、顆粒化、圧縮、マイクロカプセル化、スプレーコーティングなどの公知の方法によってさらに調製してもよい。処方物は、錠剤、カプセル、顆粒、粉末、シロップ、懸濁物、坐薬または注射の投与量形態で従来の方法によって調製してもよい。液体処方物は、活性物質を水または他の適切なビヒクルに溶解または懸濁することによって調製してもよい。錠剤および顆粒は、従来のやり方でコーティングしてもよい。
特定の化合物の用量レベルおよび投与頻度は、用いる特定の化合物の作用強度、化合物の代謝安定性および作用の長さ、患者の年齢、体重、総合的な健康、性別、食事、投与の様式および時間、排泄速度、薬物の組合せ、処置すべき状態の重症度、ならびに患者の経ている治療を含む広範な因子に依存して変わるだろう。1日の投与量は、例えば、約0.001mg〜約100mg/キロ体重の範囲であって、約0.01mg〜約25mgの投与量でそれぞれ1回または複数回投与される。通常、そのような投与量は、経口で与えられるが、非経口投与もまた選択され得る。
美容組成物は、経口投与に適応した希釈剤、賦形剤または担体と組み合わされて、有効成分を有し、例えば、水、ゼラチン、ラクトース、デンプン、滑石、ワセリン、アラビアゴム、ポリアルキレングリコールおよびステアリン酸マグネシウムを含んでもよい。美容組成物は、錠剤、粉末、顆粒、薬用キャンディー、ゼラチンカプセル、懸濁物または溶液の形態であってもよい。錠剤、粉末、顆粒、薬用キャンディーまたはゼラチンカプセルは、結合剤、充填剤、粉末担体を含んでもよく;溶液または懸濁物は、希釈剤、溶媒および増粘剤を含んでもよい。
定義
以下の定義を本明細書および添付の特許請求の範囲に適用する。
他に記載するかまたは示さない限り、用語「C1−6−アルキル」は、1〜6個の炭素原子を有する直鎖または分枝状のアルキル基を示す。C1−6−アルキルの例としては、メチル、エチル、n−プロピル、イソ−プロピル、n−ブチル、イソ−ブチル、sec−ブチル、t−ブチルおよび直鎖−および分枝状ペンチルおよびヘキシルが挙げられる。「C1−6−アルキル」の範囲の部分について、C1−5−アルキル、C1−4−アルキル、C1−3−アルキル、C1−2−アルキル、C2−6−アルキル、C2−5−アルキル、C2−4−アルキル、C2−3−アルキル、C3−6−アルキル、C4−5−アルキルなどのその全てのサブグループが意図される。同様に、「アリール−C1−6−アルキル」は、アリール基によって置換されたC1−6−アルキルを意味する。例としては、ベンジル、2−フェニルエチル、1−フェニルエチルおよび1−ナフチルメチルが挙げられる。
他に記載しない限り、「フルオロ−C1−6−アルキル」は、1つ以上のフッ素原子によって置換されたC1−6−アルキル基を意味する。フルオロ−C1−6−アルキルの例としては、2−フルオロエチル、フルオロメチル、トリフルオロメチルおよび2,2,2−トリフルオロエチルが挙げられる。
他に記載するかまたは示さない限り、用語「ヒドロキシ−C1−4−アルキル」は、OHで置換された水素原子を有する直鎖または分枝状のアルキル基を示す。ヒドロキシ−C1−4−アルキルの例としては、ヒドロキシメチル、2−ヒドロキシエチル、2−ヒドロキシプロピルおよび2−ヒドロキシ−2−メチルプロピルが挙げられる。
他に記載するかまたは示さない限り、用語「C1−6−アルコキシ」は、1〜6個の炭素原子を有する直鎖または分枝状のアルコキシ基を示す。C1−6−アルコキシの例としては、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソ−プロポキシ、n−ブトキシ、イソ−ブトキシ、sec−ブトキシ、t−ブトキシおよび直鎖−および分枝状ペントキシおよびヘキソキシが挙げられる。「C1−6−アルコキシ」の範囲の部分について、C1−5−アルコキシ、C1−4−アルコキシ、C1−3−アルコキシ、C1−2−アルコキシ、C2−6−アルコキシ、C2−5−アルコキシ、C2−4−アルコキシ、C2−3−アルコキシ、C3−6−アルコキシ、C4−5−アルコキシなどのその全てのサブグループが意図される。
他に記載するかまたは示さない限り、「フルオロ−C1−6−アルコキシ」は、1つ以上のフッ素原子で置換されたC1−6−アルコキシ基を意味する。フルオロ−C1−6−アルコキシの例としては、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、モノフルオロメトキシ、2−フルオロエトキシ、2,2,2−トリフルオロエトキシおよび1,1,2,2−テトラフルオロエトキシが挙げられる。
他に記載するかまたは示さない限り、用語「C1−4−アルコキシ−C2−4−アルキル」は、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基に結合した1〜4個の炭素原子を有する、直鎖または分枝状のアルコキシ基を示す。C1−4−アルコキシ−C2−4−アルキルの例としては、メトキシメチル、エトキシメチル、イソ−プロポキシメチル、n−ブトキシメチルおよびt−ブトキシメチルが挙げられる。「C1−4−アルコキシ−C2−4−アルキル」の範囲の部分について、C1−3−アルコキシ−C2−4−アルキル、C1−4−アルコキシ−C2−3−アルキル、C1−2−アルコキシ−C2−3−アルキル、C2−4−アルコキシ−C2−4−アルキル、C2−3−アルコキシ−C2−4−アルキル、C2−4−アルコキシ−C2−3−アルキルなどのその全てのサブグループが意図される。
他に記載するかまたは示さない限り、用語「C2−6−アルケニル」は、2〜6個の炭素原子を有する直鎖または分枝状のアルケニル基を示す。C2−6−アルケニルの例としては、ビニル、アリル、2,3−ジメチルアリル、1−ブテニル、1−ペンテニルおよび1−ヘキセニルが挙げられる。「C2−6−アルケニル」の範囲の部分について、C2−5−アルケニル、C2−4−アルケニル、C2−3−アルケニル、C3−6−アルケニル、C4−5−アルケニルなどのその全てのサブグループが意図される。同様に、「アリール−C2−6−アルケニル」は、アリールで置換されたC2−6−アルケニル基を意味する。アリール−C2−6−アルケニルの例としては、スチリルおおよびシンナミルが挙げられる。
他に記載するかまたは示さない限り、用語「フルオロ−C2−6−アルケニル」は、1つ以上のフッ素原子によって置換された2〜6個の炭素原子を有する直鎖または分枝状のアルケニル基を示す。フルオロ−C2−6−アルケニルの例としては、1−フルオロビニル、1,2−ジフルオロビニル、トリフルオロビニルおよび2−フルオロ−2−プロペン−1−イルが挙げられる。
他に記載するかまたは示さない限り、用語「C3−4−アルキニル」は、3〜4個の炭素原子を有する直鎖または分枝状のアルキニル基を示す。C3−4−アルキニルの例としては、1−プロピニル、2−プロピニル、1−ブチニル、2−ブチニルおよび1−メチルプロパ−2−イン−1−イルが挙げられる。
他に記載するかまたは示さない限り、用語「C3−7−シクロアルキル」は、3〜7個の炭素原子の大きさの環を有する環状アルキル基を示す。C3−7−シクロアルキルの例としては、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシルおよびシクロヘプチルが挙げられる。「C3−7−シクロアルキル」の範囲の部分について、C3−6−シクロアルキル、C3−5−シクロアルキル、C3−4−シクロアルキル、C4−7−シクロアルキル、C4−6−シクロアルキル、C4−5−シクロアルキル、C5−7−シクロアルキル、C6−7−シクロアルキルなどのその全てのサブグループが意図される。
他に記載するかまたは示さない限り、用語「メチル−C3−7−シクロアルキル」は、1つ以上のメチル基で置換されたC3−7−シクロアルキルを示す。「メチル−C3−7−シクロアルキル」の例としては、4−メチルシクロヘキシル、3,3−ジメチルシクロペンチルおよび1−メチルシクロプロピルが挙げられる。
他に記載するかまたは示さない限り、用語「メチル−C3−7−シクロアルコキシ」は、1つ以上のメチル基で置換されたC3−7−シクロアルコキシ基を示す。「メチル−C3−7−シクロアルコキシ」の例としては、4−メチルシクロヘキシルオキシ、3,3−ジメチルシクロペンチルオキシおよび1−メチルシクロプロピルオキシが挙げられる。
他に記載するかまたは示さない限り、用語「フルオロ−C3−7−シクロアルキル」は、1つ以上のフッ素原子で置換されたC3−7−シクロアルキルを示す。「フルオロ−C3−7−シクロアルキル」の例としては、2,2−ジフルオロシクロプロピルおよび4−フルオロシクロヘキシルが挙げられる。
他に記載するかまたは示さない限り、用語「フルオロ−C3−7−シクロアルコキシ」は、1つ以上のフッ素原子で置換されたC3−7−シクロアルコキシを示す。「フルオロ−C3−7−シクロアルコキシ」の例としては、2,2−ジフルオロシクロプロピルオキシおよび4−フルオロシクロヘキシルオキシが挙げられる。
他に記載するかまたは示さない限り、用語「アリール」は、1つ、2つまたは3つ、好ましくは1つまたは2つの炭化水素環系をいい、環は少なくとも1つの芳香環を有し、6〜14個、好ましくは6〜10個の炭素原子を有する。アリールの例は、フェニル、ペンタレニル、インデニル、インダニル、1,2,3,4−テトラヒドロナフチル、1−ナフチル、2−ナフチル、フルオレニルおよびアントリルである。アリール環は、所望により、置換されてもよい。同様に、アリールオキシは、炭素原子が結合したアリール基をいう。
アリール基は、環炭素が芳香環または部分的飽和の環中にあるかどうかにかかわらず、利用可能な環の炭素のいずれかを介して残りの分子に結合してもよい。
用語「ヘテロアリール」は、単または二環の芳香環系をいい、1つの環が芳香族である必要があり、ヘテロアリール部分は、任意の環における炭素または窒素を介して残りの分子に結合してもよく、5〜10個の環原子(単または二環)(1つ以上の環原子は、窒素、硫黄、酸素およびセレンなどの炭素以外のものである)を有する。そのようなヘテロアリールの例としては、フリル、ピロリル、チエニル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、イミダゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、クロマニル、キナゾリニル、インドリル、イソインドリル、インドリニル、イソインドリニル、インダゾリル、ピラゾリル、ピリダジニル、キノリニル、イソキノリニル、ベンゾフラニル、ジヒドロベンゾフラニル、ベンゾジオキソリル、ベンゾジオキシニル、ベンゾチエニル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチアジアゾリルおよびベンゾトリアゾリル基が挙げられる。二環のヘテロアリール環が置換される場合、任意の環にて置換されてよい。
他に記載するかまたは示さない限り、用語「複素環」は、O、NまたはSなどのヘテロ原子を1つ有する4〜10個の環原子を有する非芳香族(すなわち、部分的または完全に飽和した)単または二環の環系をいい、残りの環原子は炭素である。好ましくは、「複素環」は、4〜7個の環原子を有し、1つ以上の原子がO、NおよびSから選択されるヘテロ原子であって、残りの環原子が炭素である、完全に飽和した非芳香族の単環系をいう。複素環基の例としては、ピペリジル、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロフラニル、アゼピニル、アゼチジニル、ピロリジニル、モルホリニル、イミダゾリニル、チオモルホリニル、ピラニル、ジオキサニルおよびピペラジニル基が挙げられる。硫黄原子が複素環基中に存在する場合、硫黄原子は、所望により、酸化形態(すなわち、S=OまたはO=S=O)であってもよい。
他に記載するかまたは示さない限り、用語「炭素環」は、3〜6個の炭素環原子を有する非芳香族(すなわち、部分的または完全に飽和した)の単環系をいう。炭素環の例としては、シクロプロパン、シクロブタン、シクロペンタン、シクロヘキサン、シクロペンテン、シクロヘキセンが挙げられる。
他に記載するかまたは示さない限り、用語「ハロゲン」は、フッ素、塩素、臭素またはヨウ素を意味する。
用語−S(O)11(ここで、eは、0、1、2または3である)は、式(VI)〜(IX)で示す意味を有する:
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用語「ラクタム」は、2−アゼチジノナ−1−イル、2−ピロリドン−1−イルおよび2−ピペリジノナ−1−イルから選択されるラクタム基をいう。
用語「スルタム」は、テトラヒドロ−1,1−ジオキシド−2H−1,2−チアジン−2−イルおよび1,1−ジオキシド−2−イソチアゾリジニルから選択されるスルタム基をいう。
「任意の」または「所望により」は、次に記載する事象または出来事が起こらなくてもよいこと、および記載が事象または出来事が起こる場合、起こらない場合の例を含むことを意味する。
「医薬上許容される」は、一般に安全で無毒であって、生物学的にもそのほかにも望ましくないものではない医薬組成物の調製において有用であることを意味し、獣医学的用途およびヒトの医薬用途に有用であることを意味する。
本明細書で使用する「処置」は、一旦処置が達成されると、特定の障害または状態の予防、または障害の寛解もしくは除去を含む。
「有効量」は、処置される対象に対して治療効果を与える化合物の量をいう。治療効果は、客観的(すなわち、いくつかの試験またはマーカーによって測定可能である)であっても主観的(すなわち、対象が効果を示唆するかまたは効果を感じる)であってもよい。
本明細書の実施態様での「式I」で表される化合物への言及はまた、本明細書で示す任意の式で表される化合物を含む。
用語「プロドラッグ」は、エステルまたはアミドなどの医薬上許容される誘導体を意味し、誘導体は、体内で生体内変換されて、活性薬物を形成する。以下を参照のこと:Goodman and Gilman´s, The Pharmacological basis of Therapeutics, 8th ed., Mc-Graw-Hill, Int. Ed. 1992、“Biotransformation of Drugs”, p. 13-15;および“The Organic Chemistry of Drug Design and Drug Action” by Richard B. Silverman. Chapter 8, p 352. (Academic Press, Inc. 1992. ISBN 0-12-643730-0)。
本発明により想定される置換基および変動の組合せは、安定した化合物の形成をもたらすもののみである。本明細書で使用する用語「安定」は、製造を可能にするために十分な安定性を有し、本明細書で説明する目的にとって有用であることに十分な期間、化合物の完全性を維持する化合物をいう(例えば、5−HT6媒介性疾患または障害(本明細書で示すものを含む)、肥満、2型糖尿病の処置)。
本明細書の変動の任意の定義における化学基の列挙の記載は、1つの基または列挙する基の組合せとしての変動の定義を含む。本明細書の変動についての実施態様の記載は、1つの任意の実施態様としてまたは任意の他の実施態様もしくはその部分と組み合わせた実施態様を含む。
以下の略称を使用している:
CVは、変動の係数を意味し、
DCMは、ジクロロメタンを意味し、
DMSOは、ジメチルスルホキシドを意味し、
EDTAは、エチレンジアミン四酢酸を意味し、
EGTAは、エチレンビス(オキシエチレンニトリロ)四酢酸を意味し、
ESIは、エレクトロスプレーイオン化を意味し、
HEPESは、4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペラジンエタンスルホン酸を意味し、
HPLCは、高速液体クロマトグラフィーを意味し、
LSDは、リゼルグ酸、ジエチルアミドを意味し、
MeCNは、アセトニトリルを意味し、
SPAは、シンチレーション近接アッセイを意味し、
TFAは、トリフルオロ酢酸を意味し、
THFは、テトラヒドロフランを意味し、
UVは、紫外線を意味し、
MeOHは、メタノールを意味し、
BnBrは、臭化ベンジルを意味し、
DCEは、1,2−ジクロロエタンを意味し、
TMADは、(E)−N,N,N’,N’−テトラメチルジアゼン−1,2−ジカルボキサミドを意味する。
以下の非限定的な実施例によって、本発明をさらに説明する。
以下の特定の実施例は、単に例示として構築されるべきであり、本願の開示の残されたものを決して制限するものではない。さらなる詳細なしに、当業者であれば、本明細書の記載に基づいて、本発明を完全な程度まで利用することができると考えられる。全ての引用文献および刊行物は、出典明示によってその全体を本明細書に組込む。
方法
H核磁気共鳴(NMR)および13C NMRを、Bruker Advance DPX 400分光計にて400.1および100.6MHzでそれぞれ、あるいは別法として、Varian Inova 400分光計にて400.0および100.5MHzでそれぞれ、あるいは別法として、Bruker NMR 500分光計にて500.1MHzおよび125.1MHzでそれぞれ、あるいは別法として、JEOL eclipse 270分光計にて270.0MHzおよび67.5MHzでそれぞれ記録した。残った溶媒を内部標準として使用して、全てのスペクトルを記録した。
エレクトロスプレーインターフェースを備えたAgilent 1100/1200 Series Liquid Chromatograph/Mass Selective Detector(MSD)(Singel Quadrupole)(1946A/1946C/1956C/6110)を使用して、分析用HPLC/MSを実施した。調製用HPLC/MSをWaters/Micromass Platform ZQシステムにて実施し、調製用HPLC/UVをGilsonシステムにて実施した。調製用フラッシュクロマトグラフィーをMerckシリカゲル60(230−400メッシュ)にて実施した。実施例1の2,5−エチレン−9−(フェニルスルホニル)−1,2,3,4,5,9−ヘキサヒドロ[1,5]オキサゾシノ[3,2−e]インドールを除いて、ACD Name6.0を使用して、化合物を名付けた。アルミニウムのフタおよび隔壁を装着した0.5〜2mlまたは2〜5ml Smith Process Vialを使用するPersonal Chemistry Smith Creatorを用いて、マイクロ波反応を実施した。
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中間体1
2−ブロモ−3−メチル−4−ニトロ−フェノール
文献に記載されるように、2−ブロモ−3−メチル−4−ニトロ−フェノールと2−ブロモ−5−メチル−4−ニトロ−フェノールの2:1の混合物を、3−メチル−4−ニトロフェノールの臭素付加によって調製した(Muntwyler, R., Widmer, J., Keller-Schierlein, W . Synthese des 5-Chlor-6-methyl-salicylsaure-methylathers, eines Abbauproduktes des Chlorothricins. Helv Chim Acta 1970, 53, 1544-1547)。
中間体2
5−(ベンジルオキシ)−4−ブロモ−1H−インドール
無水アセトン中の粉末状KCO(11.4g、83.0mmol)の懸濁物(150ml)にブロモフェノール(中間体1、12.4g、53.5mmol)およびBnBr(9.42g、55.1mmol)のレジオ混合物(regiomixture)を添加し、還流しながら2時間混合物を加熱した。反応混合物を濾過し、濾液を減圧乾燥し、次の工程でさらに精製せずに使用する油を得た。粗製のベンジルエーテルを無水DMF(100ml)に溶解し、ジメチルホルムアミドジメチルアセタール(13.0g、109mmol)を添加した。反応物を90℃で2日間加熱した。次の3日間、ジメチルホルムアミドジメチルアセタール(1.0g、8.0mmol)の部分を毎日90℃で添加した。溶媒を減圧下で除去し、黒色/赤色の油性残留物を酢酸(20ml)に溶解した。粘稠性溶液を、温かい酢酸によく攪拌した鉄粉末(9.15g、164mmol)の懸濁物(60ml)に、10分間にわたって慎重に添加した。濃い反応混合物を還流で1時間加熱し、固体を濾過し、濾液を減圧乾燥した。黒色の残留物を、温めたCHCl(350ml)に溶解し、50gのシリカゲル、続いてヘパタン(350ml)を添加した。混合物をシリカゲルのパッドを介して濾過し、溶媒を乾燥させた。石油エーテル/EtOAc 90:10を溶出液として使用するシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィーによって、黒色の残留物を精製し、暗緑色の油として表題化合物(4.0g)を得た。MS m/z 302/304[M+H]
中間体3
4−ブロモ−5−(ベンジルオキシ)−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール
DCM中4−ブロモ−5−ベンジルオキシ−1H−インドール(中間体2、3.85g、12.7mmol)溶液(30ml)に、塩化ベンゼンスルホニル(2.47g、14.0mmol)、 硫酸水素テトラブチルアンモニウム(0.41g、1.3mmol)および3M NaOH(13ml、39mmol)を添加し、室温で30分間混合物を激しく攪拌した。有機相を水およびブラインで洗浄し、乾燥させ(MsSO)、乾燥するまで濃縮して、固体として表題化合物(5.7g)を得た。MS m/z 442/444[M+H]
中間体4
5−(ベンジルオキシ)−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−4−カルバルデヒド
温めたトルエン中4−ブロモ−5−ベンジルオキシ−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール (中間体3、4.74g、10.7mmol)溶液(100ml)に、トリブチルビニルスズ(6.80g、21.4mmol)およびPd(PPhCl(0.37g、0.50mmol)を添加した。溶液を還流で2時間加熱し、さらなるPd(PPhCl(0.20g、0.30mmol)を添加し、反応混合物を一晩還流した。1さじのシリカゲルを添加し、混合物をシリカゲルのパッドで濾過した。溶媒を減圧除去し、得られた油を石油エーテルを用いて粉末にして、ジオキサン(110ml)に溶解した半結晶の塊(3.6g)を得た。2,6−ルチジン(2.00g、18.7mmol)およびOsO(0.24g、0.94mmol)を添加し、混合物を室温で5分間攪拌した。暗色の溶液に水中過ヨウ素酸ナトリウム(8.02 g、37.5 mmol)(35ml)を添加し、混合物を濾過した。濾液を蒸発させ、暗赤色の油を得た。粗生成物を石油エーテル/EtOAc90:10、続いて80:20を溶出液として使用するシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、黄色の固体として表題化合物(2.44g)を得た。MS m/z 392[M+H]
実施例1
2,5−エチレン−9−(フェニルスルホニル)−1,2,3,4,5,9−ヘキサヒドロ[1,5]オキサゾシノ[3,2−e]インドール
DCE中5−(ベンジルオキシ)−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−4−カルバルデヒド(中間体4、100mg、0.250mmol)の溶液(3ml)に、3−ヒドロキシピロリジン(33mg、0.38mmol)およびトリアセトキシホウ水素化ナトリウム(0.16g、0.77mmol)を添加し、混合物を室温で一晩攪拌した。溶媒を減圧除去し、残留物をMeOH(2ml)に溶解し、Pd/C 10wt.%(0.020g、0.019mmol)を添加し、混合物をNガスでフラッシュした。ギ酸アンモニウム(0.050g、0.80mmol)を添加し、反応混合物を室温で一晩攪拌した。溶媒を減圧除去し、残留物をCHCl/HO中で取り出し、混合物を水およびブラインで洗浄し、乾燥させた(MgSO)。溶媒を減圧除去して、油として4−[(3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)メチル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−5−オール(85mg)を得た。MS m/z 373[M+H]
この油(85mg、0.23mmol)を、無水DCM(3ml)に溶解し、トリフェニルホスフィン(179mg、0.680mmol)、続いて1,1’−アゾビス(N,N−ジメチルホルムアミド)(118mg、0.680mmol)を添加した。混合物を室温で一晩攪拌した。反応混合物を蒸発させ、調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって粗生成物を精製して、茶色の油として表題化合物(8.0mg)を得た。MS m/z 355[M+H]
実施例2
2,4−ジメチル8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドールトリフルオロアセタート
DCM中5−(ベンジルオキシ)−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−4−カルバルデヒド(中間体4、0.050g、0.12mmol)の溶液(3ml)に、1−アミノ−2−プロパノール(0.020g、0.27mmol)およびトリアセトキシホウ水素化ナトリウム(0.080g、0.38mmol)を添加し、混合物を室温で一晩攪拌した。反応混合物にホルムアルデヒド(水中37wt.%、0.10ml、1.2mmol)およびトリアセトキシホウ水素化ナトリウム(0.10 g、0.48mmol)を添加し、室温で1時間攪拌した。溶媒を減圧除去し、残留物をMeOH(2ml)に溶解した。Pd/C 10wt.%(0.020g、0.019mmol)を添加し、混合物をNガスでフラッシュした。ギ酸アンモニウム(0.050g、0.80mmol)を添加し、反応混合物を室温で一晩攪拌した。溶媒を減圧除去し、CHCl/HOにて半固体を取り出した。混合物を水およびブラインで洗浄し、乾燥(MgSO)させ、溶媒を減圧除去した。粗製物質を無水DCM(1ml)に溶解し、トリフェニルホスフィン(8.0mg、0.030mmol)、続いて1,1’−アゾビス(N,N−ジメチルホルムアミド)(5.2mg、0.030mmol)を添加し、混合物を室温で一晩攪拌した。反応混合物を蒸発させ、粗生成物を調製用HPLC(ACE C8,0.1% TFA−CHCN)によって粗生成物を精製して、トリフルオロ酢酸塩の形態で表題化合物(7.4mg)を得た。MS m/z 357[M+H]
実施例3
2−イソプロピル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドールトリフルオロアセタート
DCM中5−(ベンジルオキシ)−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−4−カルバルデヒド(中間体4、0.050g、0.12mmol)の溶液(2.5ml)に、N−イソプロピル エタノールアミン(0.017g、0.17mmol)およびトリアセトキシホウ水素化ナトリウム(0.036g、0.17mmol)を添加し、混合物を密閉したパイレックス(登録商標)チューブにて40℃で一晩加熱した。溶媒を減圧除去し、残留物をMeOH(2ml)に溶解した。Pd/C 10wt.%(0.020g、0.019mmol)を添加し、混合物をNガスでフラッシュした。ギ酸アンモニウム(0.021g、0.34mmol)を添加し、反応混合物を40℃で一晩攪拌した。反応混合物をDCMを溶出液として用いるハイドロマトリックス(hydromatrix)のプラグによって濾過し、濾液を蒸発させた。粗製物質を無水DCM(1ml)に溶解し、トリフェニルホスフィン(0.044g、0.017mmol)、続いて1,1’−アゾビス(N,N−ジメチルホルムアミド)(0.029g、0.017mmol)を添加し、混合物を室温で一晩攪拌した。反応混合物を蒸発させ、粗生成物を調製用HPLC(ACE C8,0.1% TFA−CHCN)によって粗生成物を精製して、無色の油としてトリフルオロ酢酸塩の形態の表題化合物(5.2mg)を得た。MS m/z 371[M+H]
実施例4
2−エチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドールトリフルオロアセタート
DCM中5−(ベンジルオキシ)−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−4−カルバルデヒド(中間体4、0.033g、0.084mmol)の溶液(2.5ml)に、N−エチルエタノールアミン(0.015g、0.17mmol)およびトリアセトキシホウ水素化ナトリウム(0.036g、0.17mmol)を添加し、混合物を密閉したパイレックス(登録商標)チューブにて40℃で一晩加熱した。溶媒を減圧除去し、残留物をMeOH(2ml)に溶解した。Pd/C 10wt.%(0.010g、0.0095mmol)を添加し、混合物をNガスでフラッシュした。ギ酸アンモニウム(0.021g、0.34mmol)を添加し、反応混合物を40℃で一晩攪拌した。反応混合物を、DCMを溶出液として用いるハイドロマトリックス(hydromatrix)のプラグによって濾過し、濾液を蒸発させた。粗製材料を無水DCM(1ml)に溶解し、トリフェニルホスフィン(0.044g、0.017mmol)、続いて1,1’−アゾビス(N,N−ジメチルホルムアミド)(0.029g、0.017mmol)を添加し、混合物を室温で一晩攪拌した。反応混合物を蒸発させ、粗生成物を調製用HPLC(ACE C8,0.1% TFA−CHCN)によって粗生成物を精製して、無色の油としてトリフルオロ酢酸塩の形態の表題化合物(0.8mg)を得た。MS m/z 357[M+H]
中間体5
4−{[(2−ヒドロキシ−エチル)−メチル−アミノ]−メチル}−1H−インドール−5−オール
パラホルムアルデヒド(0.060g、2mmol)および2−メチルアミノエタノール (0.15g、2.0mmol)をエタノール(10ml)に懸濁し、50℃で20分間加熱した。溶液を室温まで冷却し、5−ヒドロキシインドール(0.27mg、2.0mmol)を添加した。溶液をNガス雰囲気下、室温で一晩攪拌した。溶液を蒸発させ、さらに精製せずに次の工程で使用する表題化合物(441mg)を得た。MS m/z 221[M+H]
中間体6
2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
4−{[(2−ヒドロキシ−エチル)−メチル−アミノ]−メチル}−1H−インドール−5−オール(中間体5、0.44g、2.0mmol)、1,1’−アゾビス(N,N−ジメチルホルムアミド)(0.52mg、3.0mmol)およびトリフェニルホスフィン(0.79mg、3.0mmol)をTHF(10ml)に溶解し、室温で一晩攪拌した。混合物を蒸発させ、粗製材料をMeOH−エチルアセタート勾配液、4〜32%MeOHを使用するシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、136mgの表題化合物を得た。MS m/z 203[M+H]
実施例5
2−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール(中間体6、0.250g、1.24mmol)および水素化ナトリウム(鉱物油中60%、0.100g、2.50mmol)を含むバイアルに、DMF(15ml)を添加した。混合物を室温で20分間攪拌し、塩化ベンゼンスルホニル(0.327g、1.85mmol)を添加した。反応物を30分間攪拌し、2M HCl(0.5ml)を添加した。混合物を1M NaCOおよびジエチルエーテルで希釈した。有機相を水で洗浄し、乾燥(MgSO)させ、蒸発させた。粗生成物をDCM(2ml)に溶解し、ヘキサン(20ml)を添加した。混合物を一晩静置し、淡黄色の結晶を濾取し、ヘキサンで洗浄して、淡黄色の固体として表題化合物(202mg)を得た。MS m/z 343[M+H]
実施例6〜34の調製のための一般的な手順
2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール(中間体6、0.010g、0.050mmol)を無水DMF(0.2ml)に溶解し、水素化ナトリウム(鉱物油中60%、0.6mg、0.1mmol)を添加した。反応混合物を室温で10分間攪拌し、必要量の塩化スルホニル(15mlの無水DMF中0.1mmol)を添加した。反応物を室温で10〜20分間攪拌し、次いで、1mlのメタノールおよび酢酸混合物(1:1)を添加することによって、反応を停止させた。粗生成物を下記するように精製した。
実施例6
8−(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−6−イルスルホニル)−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
スルホニルクロライド: 2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシンe−6−スルホニルクロライド(0.023g、0.10mmol)
調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって粗生成物を精製して、表題化合物(11mg)を得た。MS m/z 401[M+H]
実施例7
8−[(3,4−ジメトキシフェニル)スルホニル]−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
スルホニルクロライド:3,4−ジメトキシ塩化ベンゼンスルホニル(0.024g、0.10mmol)
調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって粗生成物を精製して、表題化合物(10.9mg)を得た。MS m/z 403[M+H]
実施例8
8−(1−ベンゾフラン−2−イルスルホニル)−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
スルホニルクロライド:1−ベンゾフラン−2−スルホニルクロライド(0.022g、0.10mmol)
調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって粗生成物を精製して、表題化合物(5.5mg)を得た。MS m/z 383[M+H]
実施例9
8−[(2,5−ジメチル3−フリル)スルホニル]−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
スルホニルクロライド:2,5−ジメチル3−フランスルホニルクロライド(0.019g、0.10mmol)
調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって粗生成物を精製して、表題化合物(11.4mg)を得た。MS m/z 361[M+H]
実施例10
8−(1,3−ベンゾチアゾール−6−イルスルホニル)−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
スルホニルクロライド:1,3−ベンゾチアゾールe−6−スルホニルクロライド(0.023g、0.10mmol)
調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって粗生成物を精製して、表題化合物(7.1mg)を得た。MS m/z 400[M+H]
実施例11
2−メチル−8−{[4−(メチルスルホニル)フェニル]スルホニル}−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
スルホニルクロライド:4−メチルスルホニルベンゼンスルホニルクロライド(0.025g、0.10mmol)
調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって粗生成物を精製して、表題化合物(9.5mg)を得た。MS m/z 421[M+H]
実施例12
8−[(4−イソプロピルフェニル)スルホニル]−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
スルホニルクロライド: 4−イソプロピルベンゼン−1−スルホニルクロライド(0.022g、0.10mmol)
調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって粗生成物を精製して、表題化合物(10.7mg)を得た。MS m/z 385[M+H]
実施例13
8−[(2,2−ジメチル3,4−ジヒドロ−2H−クロメン−6−イル)スルホニル]−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
スルホニルクロライド: 2,2−ジメチル6−クロマンスルホニルクロライド(0.026g、0.10mmol)
調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって粗生成物を精製して、表題化合物(9.6mg)を得た。MS m/z 427[M+H]
実施例14
8−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)スルホニル]−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
スルホニルクロライド:2−クロロ−4−フルオロベンゼンスルホニルクロライド(0.023g、0.10mmol)
調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって粗生成物を精製して、表題化合物(10.3mg)を得た。MS m/z 395[M+H]
実施例15
8−[(3,4−ジクロロフェニル)スルホニル]−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
スルホニルクロライド: 3,4−ジクロロベンゼンスルホニルクロライド(0.025g、0.10mmol)
調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって粗生成物を精製して、表題化合物(12.2mg)を得た。MS m/z 412[M+H]
実施例16
8−[(4−フルオロフェニル)スルホニル]−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
スルホニルクロライド:4−フルオロベンゼンスルホニルクロライド(0.019g、0.10mmol)
調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって粗生成物を精製して、表題化合物(12.8mg)を得た。MS m/z 361[M+H]
実施例17
8−[(2,6−ジフルオロフェニル)スルホニル]−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
スルホニルクロライド:2,6−ジフルオロベンゼンスルホニルクロライド(0.021g、0.10mmol)
調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって粗生成物を精製して、表題化合物(11.2mg)を得た。MS m/z 379[M+H]
実施例18
2−メチル−8−{[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]スルホニル}−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
スルホニルクロライド:4−(トリフルオロメトキシ)ベンゼン−1−スルホニルクロライド(0.026g、0.10mmol)
調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって粗生成物を精製して、表題化合物(16.8mg)を得た。MS m/z 427[M+H]
実施例19
2−メチル−8−(2−ナフチルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
スルホニルクロライド:2−ナフタレンスルホニルクロライド(0.023g、0.10mmol)
調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって粗生成物を精製して、表題化合物(19.8mg)を得た。MS m/z 393[M+H]
実施例20
8−[(3−クロロ−4−メチルフェニル)スルホニル]−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
スルホニルクロライド:3−クロロ−4−メチルベンゼンスルホニルクロライド(0.023g、0.10mmol)
調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって粗生成物を精製して、表題化合物(2.2mg)を得た。MS m/z 391[M+H]
実施例21
8−[(4,5−ジクロロ2−チエニル)スルホニル]−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
スルホニルクロライド:2,3−ジクロロチオフェン−5−スルホニルクロライド(0.025g、0.10mmol)
調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって粗生成物を精製して、表題化合物(11.5mg)を得た。MS m/z 418[M+H]
実施例22
8−[(5−クロロ−3−メチル−1−ベンゾチエン−2−イル)スルホニル]−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
スルホニルクロライド:5−クロロ−3−メチルベンゾ(b)チオフェン−2−スルホニルクロライド(0.028g、0.10mmol)
調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって粗生成物を精製して、表題化合物(9mg)を得た。MS m/z 447[M+H]
実施例23
8−[(2,4−ジクロロフェニル)スルホニル]−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
スルホニルクロライド:2,4−ジクロロベンゼンスルホニルクロライド(0.025g、0.10mmol)
調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって粗生成物を精製して、表題化合物(9mg)を得た。MS m/z 412[M+H]
実施例24
8−{[4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]スルホニル}−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
スルホニルクロライド:4−フルオロ−3−トリフルオロメチルベンゼンスルホニルクロライド(0.026g、0.10mmol)
調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって粗生成物を精製して、表題化合物(4mg)を得た。MS m/z 429[M+H]
実施例25
2−メチル−8−(2−チエニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
スルホニルクロライド: 2−チエニルスルホニルクロライド(0.018 g、0.10mmol)
調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって粗生成物を精製して、表題化合物(2mg)を得た。MS m/z 349[M+H]
実施例26
2−メチル−8−[(4−メチルフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
スルホニルクロライド: 4−トルエン スルホニルクロライド(0.019g、0.10mmol)
調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって粗生成物を精製して、表題化合物(12mg)を得た。MS m/z 357[M+H]
実施例27
8−[(2−メトキシ−5−メチルフェニル)スルホニル]−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
スルホニルクロライド:2−メトキシ−5−メチルベンゼンスルホニルクロライド(0.022g、0.10mmol)
調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって粗生成物を精製して、表題化合物(12mg)を得た。MS m/z 387[M+H]
実施例28
8−[(3−フルオロ−4−メチルフェニル)スルホニル]−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
スルホニルクロライド:3−フルオロ−4−メチルベンゼンスルホニルクロライド(0.021g、0.10mmol)
調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって粗生成物を精製して、表題化合物(12mg)を得た。MS m/z 375[M+H]
実施例29
8−(1−ベンゾチエン−3−イルスルホニル)−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
スルホニルクロライド:1−ベンゾチオフェン−3−スルホニルクロライド(0.023g、0.10mmol)
調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって粗生成物を精製して、表題化合物(12mg)を得た。MS m/z 399[M+H]
実施例30
8−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
スルホニルクロライド:4−メトキシベンゼンスルホニルクロライド(0.021g、0.10mmol)
調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって粗生成物を精製して、表題化合物(6.2mg)を得た。MS m/z 373[M+H]
実施例31
2−メチル−8−{[4−(トリフルオロメチル)フェニル]スルホニル}−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
スルホニルクロライド:4−(トリフルオロメチル)−ベンゼンスルホニルクロライド(0.024g、0.10 mmol)
調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって粗生成物を精製して、表題化合物(11.6mg)を得た。MS m/z 411[M+H]
実施例32
2−メチル−8−[(4−プロピルフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
スルホニルクロライド: 4−プロピルベンゼンスルホニルクロライド(0.022g、0.10mmol)
調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって粗生成物を精製して、表題化合物(13mg)を得た。MS m/z 385[M+H]
実施例33
3−クロロ−4−[(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−8H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−8−イル)スルホニル]ベンゾニトリル
スルホニルクロライド:2−クロロ−4−シアノベンゼンスルホニルクロライド(0.024g、0.10mmol)
調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって粗生成物を精製して、表題化合物(2mg)を得た。MS m/z 402[M+H]
実施例34
8−[(2,5−ジメチル3−チエニル)スルホニル]−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
スルホニルクロライド:2,5−ジメチル3−チオフェンスルホニルクロライド(0.021g、0.10mmol)
調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって粗生成物を精製して、表題化合物(11.3mg)を得た。MS m/z 377[M+H]
実施例35
2−[(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−8H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−8−イル)スルホニル]ベンゾニトリル
窒素の存在下でパイレックス(登録商標)チューブをNaH(鉱物油中60%、0.040g、1.0mmol)で満たし、無水DMF中2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール(中間体6、100mg、0.492mmol)(1ml)を添加した。反応混合物を室温で20分間攪拌し、2−シアノベンゼンスルホニルクロライド(0.11g、0.50mmol)を添加し、反応混合物を1時間攪拌した。水(2ml)を添加し、溶液をDCMを用いて抽出した。組み合わせた有機相を蒸発させ、固体残留物をジエチルエーテルで洗浄して、64mgの表題化合物を得た。MS m/z 368[M+H]
実施例36
2−メチル−1−[2−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−9−イル]プロパン−1−オントリフルオロアセタート
THF中2−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール(実施例5、0.020g、0.058mmol)(1ml)を窒素ガスの雰囲気下で−78℃まで冷却した。BuLi(ヘキサン中1.6M、0.11ml、0.18mmol)を添加し、溶液を10分間攪拌し、イソブタン酸メチル(0.20ml、0.18mmol)を添加した。攪拌を一晩続け、反応混合物の温度を室温に到達させた。反応混合物を蒸発させ、調製用HPLC(ACE C8、0.1%TFA−CHCN)によって精製して、トリフルオロ酢酸塩の形態の表題化合物(6mg)を得た。MS m/z 413[M+H]
実施例37
1−[2−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−9−イル]エタノントリフルオロアセタート
THF中2−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール(実施例5、0.020g、0.058mmol)(1ml)を窒素ガスの雰囲気下で−78℃まで冷却した。BuLi(ヘキサン中1.6M、0.11ml、0.18mmol)を添加し、溶液を10分間攪拌し、無水酢酸(0.18ml、0.18mmol)を添加した。攪拌を一晩続け、反応混合物の温度を室温に到達させた。反応混合物を蒸発させ、調製用HPLC(ACE C8、0.1%TFA−CHCN)によって精製して、トリフルオロ酢酸塩の形態の表題化合物(18mg)を得た。MS m/z 385[M+H]
実施例38
9−クロロ−2−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドールトリフルオロアセタート
THF中2−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール(実施例5、0.020g、0.058mmol)(1ml)を窒素ガスの雰囲気下で−78℃まで冷却した。BuLi(ヘキサン中1.6M、0.11ml、0.18mmol)を添加し、溶液を15分間攪拌し、チオフェン−2−スルホニルクロライド(24mg、0.13mmol)を添加した。反応混合物の温度を室温まで上げ、蒸発させた。材料を調製用HPLC(ACE C8、0.1%TFA−CHCN)によって精製して、トリフルオロ酢酸塩の形態の表題化合物(5.2mg)を得た。MS m/z 377[M+H]
実施例39
2−[2−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−9−イル]プロパン−2−オールトリフルオロアセタート
THF中2−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール(実施例5、0.020g、0.058mmol)(1ml)を窒素ガスの雰囲気下で−78℃まで冷却した。BuLi(ヘキサン中1.6M、0.11ml、0.18mmol)を添加し、溶液を15分間攪拌し、アセトン(0.010ml、0.13mmol)を添加した。反応混合物の温度を室温まで上げ、材料を調製用HPLC(ACE C8、0.1%TFA−CHCN)によって精製して、トリフルオロ酢酸塩の形態の表題化合物(10.5mg)を得た。MS m/z 401[M+H]
実施例40
シクロプロピル[2−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−9−イル]メタノール
THF中2−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール(実施例5、0.020g、0.058mmol)(1ml)を窒素ガスの雰囲気下で−78℃まで冷却した。BuLi(ヘキサン中1.6M、0.11ml、0.18mmol)を添加し、溶液を15分間攪拌し、メチルシクロプロパンカルボキシラート(0.013ml、0.13mmol)を添加した。反応混合物の温度を室温まで上げた。材料を調製用HPLC(ACE C8、0.1%TFA−CHCN)によって精製して、トリフルオロ酢酸塩の形態の表題化合物(1.5mg)を得た。MS m/z 413[M+H]
実施例41
1−[2−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−9−イル]エタノール トリフルオロアセタート
THF中2−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール(実施例5、0.020g、0.058mmol)(1ml)を窒素ガスの雰囲気下で−78℃まで冷却した。BuLi(ヘキサン中1.6M、0.11ml、0.18mmol)を添加し、溶液を15分間攪拌し、無水酢酸(0.012ml、0.13mmol)を添加した。反応混合物の温度を室温まで上げた。材料を調製用HPLC(ACE C8、0.1%TFA−CHCN)によって精製して、白色の固体としてトリフルオロ酢酸塩の形態の表題化合物(4.1mg)を得た。MS m/z 387[M+H]
実施例42
10−クロロ−2−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
N−クロロスクシンイミド (NCS)(29mg、0.21mmol)を、THF中2−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール 実施例5、0.050g、0.15mmol)の溶液(2ml)に添加し、反応混合物を50℃で一晩加熱した。さらなるNCS(0.030g、0.22mmol)を添加し、混合物を4日間50℃で加熱した。混合物を蒸発させ、MeOH:DCM:NEt3(2:97:1)を使用するシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、7.3mgの白色の固体を得た。MS m/z 377[M+H]
中間体7
5−(ベンジルオキシ)−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール
4M NaOH(100ml、0.4mol)を、DCM中5−ベンジルオキシインドール(20g、0.09 mol)、硫酸水素テトラブチルアンモニウム(6.1g、0.018mol)およびベンゼンスルホニルクロライド(27g、0.15mol)の溶液(500 mL)に添加した。混合物を室温で6時間攪拌し、さらなるベンゼンスルホニルクロライド(4.1g、0.023mol)を添加した。混合物を一晩攪拌し、水およびDCMで希釈した。混合物を分離漏斗に移し、DCM(2×)で抽出し、乾燥(MgSO)させ、蒸発させた。粗生成物をジエチルエーテル(1000ml)に懸濁し、濾過した。固体ケーキをジエチルエーテル(2×)で洗浄し、廃棄した。濾液を約100mlまで蒸発させ(白色の固体沈殿)、濾過した。白色の結晶を冷やしたジエチルエーテル(2×)で洗浄し、減圧乾燥して、15gの白色固体を得た。MS m/z 364[M+H]
中間体8
1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−5−オール
Pd/C 10 wt.%(0.10g、0.094mmol)を、THF/MeOH 1:1中5−(ベンジルオキシ)−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール(中間体7、6.00g、16.5mmol)およびギ酸アンモニウム(15.6g、248 mmol)の溶液(300ml)に添加した。反応混合物を一晩室温で攪拌し、シリカゲルのショートプラグで濾過した。濾液を蒸発させ、DCMに溶解し、シリカゲルのプラグで濾過し、DCM中2.5% MeOHを用いて溶出した。最も純度の高いフラクション(TLCによってモニタリングした)を蒸発させて、白色の粉末として表題化合物(4.2g)を得た。MS m/z 273[M+H]
中間体9
4−(ヒドロキシメチル)−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−5−オール
1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−5−オール(中間体8、0.80g、2.9mmol)を、MeOH(20ml)に溶解し、ホルムアルデヒド(HO中37wt.%、4.0ml、49mmol)、続いて水中KOH(1.64g、29.3mmol)の溶液(20ml)を添加した。反応混合物を40℃で一晩加熱した。混合物を1M HClを用いて酸性にし、DCMで希釈し、分離漏斗に移し、DCM(2×)で抽出した。有機相を合わせたものをブライン(1×)で洗浄し、乾燥させ(MgSO)、蒸発させた。粗生成物をジエチルエーテル(100ml)に溶解し、約20mlまで蒸発させた(白色結晶の沈殿)。白色結晶を濾取し、ジエチルエーテル(2×)で洗浄して、白色の固体として0.43gの表題化合物を得た。MS m/z 286[M+H−HO]
中間体10
5−ヒドロキシ−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−4−カルバルデヒド
4−(ヒドロキシメチル)−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−5−オール(中間体9、439mg、1.45mmol)を無水DCM(25ml)に溶解し、二酸化マンガン(0.75g、8.7mmol)を全て1つの部分に添加した。反応混合物を室温で2時間攪拌し、混合物をシリカゲルのパッドで濾過した。濾液を水(1×)で洗浄し、乾燥させ(MgSO)、蒸発させて、0.2gの橙色固体を得た。MS m/z 302[M+H]
実施例43
(7aR)−3−(フェニルスルホニル)−3,7a,8,9,10,12−ヘキサヒドロ−7H−ピロロ[2’,1’:3,4][1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドールトリフルオロアセタート
1,1’−アゾビス(N,N−ジメチルホルムアミド)(23mg、0.13mmol)を、DCM中5−ヒドロキシ−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−4−カルバルデヒド(中間体10、0.020g、0.067mmol)、(R)−1−Boc−2−ピロリジンメタノール(26.7mg、0.133mmol)およびトリフェニルホスフィン(34.8mg、0.133mmol)の溶液(2ml)に溶解した。反応混合物を一晩室温で攪拌し、蒸発させ、粗製材料を、溶出液としてDCM中2.5%MeOHを使用するシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。最も純度の高いフラクションを蒸発させ、DCM(3ml)に溶解し、TFA(1ml)を添加した。混合物を2時間攪拌し、蒸発させ、THF(1ml)に溶解した。トリアセトキシホウ水素化ナトリウム(56mg、0.27mmol)を添加し、混合物を15分間室温で攪拌し、蒸発させた。材料を調製用HPLC(ACE C8、0.1% TFA−CHCN)によって精製して、淡茶色の液体としてトリフルオロ酢酸塩の形態の表題化合物(8mg)を得た。MS m/z 369[M+H]
実施例44
(7aS)−3−(フェニルスルホニル)−3,7a,8,9,10,12−ヘキサヒドロ−7H−ピロロ[2’,1’:3,4][1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドールトリフルオロアセタート
1,1’−アゾビス(N,N−ジメチルホルムアミド)(34mg、0.20mmol)を、DCM中5−ヒドロキシ−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−4−カルバルデヒド(中間体10、0.030g、0.10mmol)、(S)−1−Boc−2−ピロリジンメタノール(40.0mg、0.20mmol)およびトリフェニルホスフィン(52mg、0.20mmol)の溶液(2ml)に添加した。混合物を45℃で3時間攪拌し、蒸発させ、粗製材料を溶出液としてDCM中1%〜2.5%MeOHを使用するシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。bac保護した中間体をDCM(2ml)に溶解し、TFA(1ml)を添加した。混合物を1時間室温で攪拌し、蒸発させた。残留物をTHF(2ml)に溶解させ、トリアセトキシホウ水素化ナトリウム(84.0mg、0.40mmol)を添加した。混合物を20分間攪拌し、蒸発させた。粗製材料を調製用HPLC(ACE C8、0.1% TFA−CHCN)によって精製して、黄色油としてトリフルオロ酢酸塩の形態の表題化合物(9mg)を得た。MS m/z 369[M+H]
実施例45
(3S)−3−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
1,1’−アゾビス(N,N−ジメチルホルムアミド)(57mg、0.33mmol)を、DCM中5−ヒドロキシ−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−4−カルバルデヒド(中間体10、0.050g、0.16mmol)、S−(−)−2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−1−プロパノール(58mg、0.33mmol)およびトリフェニルホスフィン(87mg、0.33mmol)の溶液(5ml)に添加した。混合物を45℃で2日間攪拌し、蒸発させた。粗製材料をDCM中1%〜2.5%MeOHを使用するフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。bac保護した中間体をDCM(3ml)に溶解し、TFA(1ml)を添加した。混合物を1時間攪拌し、蒸発させた。残留物をTHF(3ml)に溶解させ、トリアセトキシホウ水素化ナトリウム(30.0mg、0.141mmol)を全て1つの部分に添加した。反応混合物を20分間攪拌し、蒸発させた。生成物をMeOH:DCM:NEt(5:94:1)を溶出液として使用するシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、淡黄色の固体の表題化合物(15mg)を得た。MS m/z 343[M+H]
実施例46
(3S)−2,3−ジメチル8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドールトリフルオロアセタート
(3S)−3−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール(実施例45、0.010g、0.029mmol)を、THF(1ml)に溶解し、ホルムアルデヒド(HO中37wt.%、0.020ml、0.25mmol)に添加した。混合物を5分間攪拌し、トリアセトキシホウ水素化ナトリウム(7.5mg、0.044mmol)を全て1つの部分に添加した。混合物を1時間室温で攪拌し、蒸発させた。粗製材料を調製用HPLC(ACE C8、0.1% TFA−CHCN)によって精製して、淡黄色ゴムとしてトリフルオロ酢酸塩の形態の表題化合物(11.5mgmg)を得た。MS m/z 357[M+H]
中間体11
7−メチル−1H−インドール−5−オール
国際公開第9523141号、1995に従い調製した。
中間体12
4−{[(2−ヒドロキシエチル)(メチル)アミノ]メチル}−7−メチル−1H−インドール−5−オール
EtOH中パラホルムアルデヒド(82.0mg、2.71mmol)および2−メチルアミノエタノール(0.218ml、2.71mmol)の混合物(2ml)を、50℃で20分間加熱した。EtOH中7−メチル−1H−インドール−5−オール(中間体11、500mg、3.4mmol)を添加し、混合物を1.5時間室温で攪拌した。混合物をDCM(15ml)で希釈し、2つの部分に分け、DCM/MeOH 1:1(20ml)を用いて前条件付けした2つのSCXカラム(5g)上で精製し、DCM/MeOH 1:1(50ml)(smのみを含む)および1M MeOH(40ml)(生成物を含む)を用いて溶出して固体に変化する茶色油490mgを得た。MS m/z 235[M+H]
中間体13
2,7−ジメチル1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドールトリフルオロアセタート
THF中4−{[(2−ヒドロキシエチル)(メチル)アミノ]メチル}−7−メチル−1H−インドール−5−オール(中間体12、490mg、2.1mmol)、トリフェニルホスフィン(883mg、3.14mmol)および1,1’−アゾビス(N,N−ジメチルホルムアミド)(540mg、3.1mmol)(10ml)を一晩室温で攪拌した。混合物をMeOHで希釈し、材料を調製用HPLC(ACE C8、0.1% TFA−CHCN)によって精製して、茶色油としてトリフルオロ酢酸塩の形態の表題化合物(60.8mg)を得た。MS m/z 217[M+H]
実施例47
2,7−ジメチル8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドールトリフルオロアセタート
水素化ナトリウム(鉱物油中60%、14mg、0.54mmol、95%)を、DMF中2,7−ジメチル1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドールトリフルオロアセタート(中間体13、0.060g、0.18mmol)(2ml)に添加し、室温で5分間攪拌し、ベンゼンスルホニルクロライド(0.035ml、0.27mmol)を添加した。混合物を室温で10分間攪拌し、氷/水を用いて反応停止させ、DCMを用いて抽出した。粗製材料を調製用HPLC(ACE C8、0.1% TFA−CHCN)によって精製して茶色油としてトリフルオロ酢酸塩の形態の表題化合物(14mg)を得た。MS m/z 357[M+H]
中間体14
5−(ベンジルオキシ)−6−メトキシ−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール
3M NaOH(5ml、15mmol)を、DCM中5−(ベンジルオキシ)−6−メトキシインドール(1.0g、3.9mmol)、硫酸水素テトラブチルアンモニウム(0.400g、1.18mmol)およびベンゼンスルホニルクロライド(1.04g、5.92mmol)の溶液(25ml)に添加した。混合物を室温で一晩攪拌し、DCMおよび水で希釈した。有機相を水(1×)で洗浄し、乾燥させ(MgSO)、蒸発させた。粗生成物をDCMを溶出液として使用するシリカゲルのプラグによって精製し、白色の固体として表題化合物(1.1g)を得た。MS m/z 394[M+H]
中間体15
6−メトキシ−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−5−オール
EtOH中5−(ベンジルオキシ)−6−メトキシ−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール(中間体14、6.6g、17mmol)およびPd/C 10wt.% (2.0g、1.9mmol)の懸濁物(30ml)に、シクロヘキセン(9ml)およびconc.HCl(9ml)を添加した。反応混合物を150℃で5分間加熱した。Pd/Cを濾過し、溶媒を減圧除去して、黒色ゴムとして表題化合物(5.0g)を得た。MS m/z 304[M+H]
中間体16
4−{[(2−ヒドロキシエチル)(メチル)アミノ]メチル}−6−メトキシ−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−5−オール
2−(メチルアミノ)エタノール(0.37g、4.9mmol)およびパラホルムアルデヒド(0.15g、4.9mmol)にエタノール(5ml)を添加した。反応混合物を65℃で5分間加熱し、透明な溶液を形成させた。EtOH中6−メトキシ−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−5−オール(中間体15、0.75g、2.5mmol)(10ml)を1つの部分に添加した。混合物を2時間70℃で攪拌した。溶媒を減圧除去し、粗製材料をDCMに溶解し、ブラインで洗浄した。有機相を収集し、乾燥させて(MsSO)、表題化合物(400mg)を得た。MS m/z 391[M+H]
実施例48
6−メトキシ−2−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
THF(15ml)を、4−{[(2−ヒドロキシエチル)(メチル)アミノ]メチル}−6−メトキシ−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−5−オール(中間体16、1.02mmol、400 mg)、トリフェニルホスフィン(2.05mmol、537mg)および1,1’−アゾビス(N,N−ジメチルホルムアミド)(2.05mmol、353 mg)で満たしたパイレックス(登録商標)チューブに添加した。反応混合物をマイクロ波加熱器にて150℃で90分間加熱した。調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって粗生成物を精製して、表題化合物(137mg)を得た。MS m/z 373[M+H]
実施例49
8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
1−クロロエチル クロロホルマート(1.0ml、7.0mmol)を、DCM中2−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール(実施例5、0.15g、0.44mmol)および1,8−ビス(ジメチルアミノ)−ナフタレン (プロトンスポンジ)(0.056g、0.26mmol)の溶液(10ml)に添加し、混合物を43℃で1時間攪拌した。ジエチルエーテル中1.0M HCl(2.5ml、2.5mmol)を添加して、蒸発させた。残留物を無水MeOH(10ml)に溶解して、78℃で30分間加熱し、蒸発させた。残留物をDCMに溶解し、水およびブラインで洗浄し、有機相を乾燥させ(MgSO)、蒸発させた。粗生成物をMeOH、DCMおよびNEt(5:94:1)を溶出液として使用するシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、淡紅色の固体として、表題化合物(11mg)を得た。MS m/z 329[M+H]
中間体17
tert−ブチル8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート
8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール(実施例49、0.60g、1.8mmol)をDCM(20ml)に溶解し、ジ−tert−ブチルジカルボナート(0.48 g、2.2mmol)を1つの部分で添加した。混合物を室温で1時間攪拌し水で洗浄し、有機相を乾燥させ(MgSO)、蒸発させた。粗生成物をDCMを溶出液として使用するシリカゲルのプラグによって精製して、無色の液体として表題化合物(0.75g)を得た。MS m/z 373[M+H−tert−ブチル])
実施例50
2−(2−フルオロエチル)−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
tert−ブチル8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体17、16mg、0.040mmol)をDCM(1ml)に溶解し、TFA(0.5ml)を添加した。反応混合物を還流で加熱し、すぐに室温まで冷却した。溶液を蒸発させ、残留物をDMF(0.5ml)に溶解した。トリエチルアミン(0.011ml、0.080mmol)を添加し、反応混合物を5分間攪拌し、1−フルオロ−2−ヨードエタン(0.063ml、0.080mmol)を添加した。溶液を60℃で一晩攪拌した。溶液を蒸発させ、粗生成物を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH 10−CHCN)によって精製して、表題化合物(6.9mg)を得た。MS m/z 375[M+H]
中間体18
tert−ブチル 1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート
ジ−tert−ブチルジカルボナート(69mg、0.32mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(3.0mg、0.020mmol)を、DCM中8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール(実施例49、80.0mg、0.244mmol)の溶液(3ml)に添加した。反応物を室温で1時間攪拌し、DCMで希釈して、0.5N HClで洗浄した。有機相を環オスさせ(MgSO)、蒸発させた。残留物をEtOH(3ml)に溶解し、4N NaOH(0.3ml、1.2mmol)の溶液を添加し、混合物を75℃で3時間攪拌し、蒸発させた。残留物をDCMに溶解し、飽和NaHCO溶液で洗浄し、乾燥させ(MgSO)、蒸発させた。粗生成物をDCM中2.5%MeOHを溶出液として使用するシリカゲルのプラグによって精製して、白色の固体として表題化合物(49mg)を得た。MS m/z 233[M+H−tert−ブチル]
実施例51
8−[(2−メトキシ−5−メチルフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
水素化ナトリウム(鉱物油中60%、16.6mg、0.312mmol)を、DMF中tert−ブチル 1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体18、0.060g、0.21mmol)の溶液(3ml)に添加した。混合物を室温で20分間攪拌し、(2−メトキシ−5−メチルフェニル)スルホニルクロライド(69mg、0.31mmol)を添加した。混合物を20分間攪拌し、水およびDCMで希釈した。水相を1M HClでpH3に調整し、DCM(2x)で抽出した。有機相を合わせたもの約5mlまで蒸発させ、TFA(2ml)を添加し、混合物を室温で3時間攪拌し、反応混合物を蒸発させた。残留物をDCMに溶解し、トリエチルアミン(1ml)を添加し、混合物を蒸発させた。粗生成物をMeOH:DCM:NEt(3:96:1)を溶出液として使用するシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、ジエチルエーテルに懸濁された白色の固体を濾取した。白色の粉末を冷やしたジエチルエーテル(2×)で洗浄し、減圧で乾燥させ、表題化合物(65mg)を得た。MS m/z 373[M+H]
実施例52
8−[(2,4−ジクロロフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
tert−ブチル1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体18、14mg、0.05mmol)、NaH(鉱物油中60%、6.4mg、0.10mmol)および無水DMF(0.2ml)を室温で10分間振盪し、2,4−ジクロロベンゼンスルホニルクロライド(25mg、0.10mmol、0.15mlの無水DMF中)を溶液に添加した。反応混合物を室温でさらに20分間振盪し、MeOH/1M HCl(3:1、1ml)の混合物を添加した。反応混合物を一晩攪拌し、蒸発させた。残留物をMeOH中1M NH(1ml、1mmol)およびMeOH(1ml)に溶解した。粗生成物を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、灰色がかった白色の固体として表題化合物(1.9mg)を得た。MS m/z 398[M+H]
実施例53
8−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]スルホニル}−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
tert−ブチル1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体18、14mg、0.05mmol)、NaH(鉱物油中60%、6.4mg、0.10mmol)および無水DMF(0.2ml)を室温で10分間振盪し、3−(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホニルクロライド(24mg、0.10mmol、0.15mlの無水DMF中)を溶液に添加した。反応混合物を室温でさらに20分間振盪し、MeOH/1M HCl(3:1、1ml)の混合物を添加した。反応混合物を一晩攪拌し、蒸発させた。残留物をMeOH中1M NH(1ml、1mmol)およびMeOH(1ml)に溶解した。粗生成物を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、灰色がかった白色の固体として表題化合物(2.7mg)を得た。MS m/z 397[M+H]
実施例54
8−[(3,4−ジメトキシフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
tert−ブチル1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体18、14mg、0.05mmol)、NaH(鉱物油中60%、6.4mg、0.10mmol)および無水DMF(0.2ml)を室温で10分間振盪し、3,4−ジメトキシベンゼンスルホニルクロライド(24mg、0.10mmol、0.15mlの無水DMF中)を溶液に添加した。反応混合物を室温でさらに20分間振盪し、MeOH/1M HCl(3:1、1ml)の混合物を添加した。反応混合物を一晩攪拌し、蒸発させた。残留物をMeOH中1M NH(1ml、1mmol)およびMeOH(1ml)に溶解した。粗生成物を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、灰色がかった白色の固体として表題化合物(6.2mg)を得た。MS m/z 389[M+H]
実施例55
8−(2−ナフチルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
tert−ブチル1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体18、14mg、0.05mmol)、NaH(鉱物油中60%、6.4mg、0.10mmol)および無水DMF(0.2ml)を室温で10分間振盪し、ナフタレン−2−スルホニルクロライド(23mg、0.10mmol、0.15mlの無水DMF中)を溶液に添加した。反応混合物を室温でさらに20分間振盪し、MeOH/1M HCl(3:1、1ml)の混合物を添加した。反応混合物を一晩攪拌し、蒸発させた。残留物をMeOH中1M NH(1ml、1mmol)およびMeOH(1ml)に溶解した。粗生成物を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、灰色がかった白色の固体として表題化合物(5.2mg)を得た。MS m/z 379[M+H]
実施例56
8−[(2−メトキシ−4−メチルフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
tert−ブチル1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体18、14mg、0.05mmol)、NaH(鉱物油中60%、6.4mg、0.10mmol)および無水DMF(0.2ml)を室温で10分間振盪し、2−メトキシ−4−メチルベンゼンスルホニルクロライド(22mg、0.10mmol、0.15mlの無水DMF中)を溶液に添加した。反応混合物を室温でさらに20分間振盪し、MeOH/1M HCl(3:1、1ml)の混合物を添加した。反応混合物を一晩攪拌し、蒸発させた。残留物をMeOH中1M NH(1ml、1mmol)およびMeOH(1ml)に溶解した。粗生成物を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、灰色がかった白色の固体として表題化合物(7.8mg)を得た。MS m/z 373[M+H]
実施例57
8−[(4−プロピルフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
tert−ブチル1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体18、14mg、0.05mmol)、NaH(鉱物油中60%、6.4mg、0.10mmol)および無水DMF(0.2ml)を室温で10分間振盪し、4−プロピルベンゼンスルホニルクロライド(22mg、0.10mmol、0.15mlの無水DMF中)を溶液に添加した。反応混合物を室温でさらに20分間振盪し、MeOH/1M HCl(3:1、1ml)の混合物を添加した。反応混合物を一晩攪拌し、蒸発させた。残留物をMeOH中1M NH(1ml、1mmol)およびMeOH(1ml)に溶解した。粗生成物を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、灰色がかった白色の固体として表題化合物(12.8mg)を得た。MS m/z 371[M+H]
実施例58
8−[(4−イソプロピルフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
tert−ブチル1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体18、14mg、0.05mmol)、NaH(鉱物油中60%、6.4mg、0.10mmol)および無水DMF(0.2ml)を室温で10分間振盪し、4−イソプロピルベンゼンスルホニルクロライド(22mg、0.10mmol、0.15mlの無水DMF中)を溶液に添加した。反応混合物を室温でさらに20分間振盪し、MeOH/1M HCl(3:1、1ml)の混合物を添加した。反応混合物を一晩攪拌し、蒸発させた。残留物をMeOH中1M NH(1ml、1mmol)およびMeOH(1ml)に溶解した。粗生成物を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、灰色がかった白色の固体として表題化合物(2.9mg)を得た。MS m/z 371[M+H]
実施例59
8−(1−ベンゾフラン−2−イルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
tert−ブチル1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体18、14mg、0.05mmol)、NaH(鉱物油中60%、6.4mg、0.10mmol)および無水DMF(0.2ml)を室温で10分間振盪し、1−ベンゾフラン−2−スルホニルクロライド(22mg、0.10mmol、0.15mlの無水DMF中)を溶液に添加した。反応混合物を室温でさらに20分間振盪し、MeOH/1M HCl(3:1、1ml)の混合物を添加した。反応混合物を一晩攪拌し、蒸発させた。残留物をMeOH中1M NH(1ml、1mmol)およびMeOH(1ml)に溶解した。粗生成物を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、灰色がかった白色の固体として表題化合物(0.4mg)を得た。MS m/z 369[M+H]
実施例60
8−[(2,5−ジメチル3−チエニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
tert−ブチル1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体18、14mg、0.05mmol)、NaH(鉱物油中60%、6.4mg、0.10mmol)および無水DMF(0.2ml)を室温で10分間振盪し、2,5−ジメチルチオフェン−3−スルホニルクロライド(21mg、0.10mmol、0.15mlの無水DMF中)を溶液に添加した。反応混合物を室温でさらに20分間振盪し、MeOH/1M HCl(3:1、1ml)の混合物を添加した。反応混合物を一晩攪拌し、蒸発させた。残留物をMeOH中1M NH(1ml、1mmol)およびMeOH(1ml)に溶解した。粗生成物を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、灰色がかった白色の固体として表題化合物(3.2mg)を得た。MS m/z 363[M+H]
実施例61
8−[(3−フルオロ−4−メチルフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
tert−ブチル1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体18、14mg、0.05mmol)、NaH(鉱物油中60%、6.4mg、0.10mmol)および無水DMF(0.2ml)を室温で10分間振盪し、3−フルオロ−4−メチルベンゼンスルホニルクロライド(21mg、0.10mmol、0.15mlの無水DMF中)を溶液に添加した。反応混合物を室温でさらに20分間振盪し、MeOH/1M HCl(3:1、1ml)の混合物を添加した。反応混合物を一晩攪拌し、蒸発させた。残留物をMeOH中1M NH(1ml、1mmol)およびMeOH(1ml)に溶解した。粗生成物を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、灰色がかった白色の固体として表題化合物(1.4mg)を得た。MS m/z 361[M+H]
実施例62
8−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
tert−ブチル1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体18、14mg、0.05mmol)、NaH(鉱物油中60%、6.4mg、0.10mmol)および無水DMF(0.2ml)を室温で10分間振盪し、4−メトキシベンゼンスルホニルクロライド(21mg、0.10mmol、0.15mlの無水DMF中)を溶液に添加した。反応混合物を室温でさらに20分間振盪し、MeOH/1M HCl(3:1、1ml)の混合物を添加した。反応混合物を一晩攪拌し、蒸発させた。残留物をMeOH中1M NH(1ml、1mmol)およびMeOH(1ml)に溶解した。粗生成物を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、灰色がかった白色の固体として表題化合物(5.5mg)を得た。MS m/z 359[M+H]
実施例63
8−[(2,5−ジメチル3−フリル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
tert−ブチル1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体18、14mg、0.05mmol)、NaH(鉱物油中60%、6.4mg、0.10mmol)および無水DMF(0.2ml)を室温で10分間振盪し、2,5−ジメチルフラン−3−スルホニルクロライド(19mg、0.10mmol、0.15mlの無水DMF中)を溶液に添加した。反応混合物を室温でさらに20分間振盪し、MeOH/1M HCl(3:1、1ml)の混合物を添加した。反応混合物を一晩攪拌し、蒸発させた。残留物をMeOH中1M NH(1ml、1mmol)およびMeOH(1ml)に溶解した。粗生成物を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、灰色がかった白色の固体として表題化合物(5.2mg)を得た。MS m/z 347[M+H]
実施例64
8−[(2−メチルフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
tert−ブチル1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体18、14mg、0.05mmol)、NaH(鉱物油中60%、6.4mg、0.10mmol)および無水DMF(0.2ml)を室温で10分間振盪し、2−メチルベンゼンスルホニルクロライド(19mg、0.10mmol、0.15mlの無水DMF中)を溶液に添加した。反応混合物を室温でさらに20分間振盪し、MeOH/1M HCl(3:1、1ml)の混合物を添加した。反応混合物を一晩攪拌し、蒸発させた。残留物をMeOH中1M NH(1ml、1mmol)およびMeOH(1ml)に溶解した。粗生成物を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、灰色がかった白色の固体として表題化合物(5.0mg)を得た。MS m/z 343[M+H]
実施例65
8−[(4−メチルフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
tert−ブチル1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体18、14mg、0.05mmol)、NaH(鉱物油中60%、6.4mg、0.10mmol)および無水DMF(0.2ml)を室温で10分間振盪し、4−メチルベンゼンスルホニルクロライド(19mg、0.10mmol、0.15mlの無水DMF中)を溶液に添加した。反応混合物を室温でさらに20分間振盪し、MeOH/1M HCl(3:1、1ml)の混合物を添加した。反応混合物を一晩攪拌し、蒸発させた。残留物をMeOH中1M NH(1ml、1mmol)およびMeOH(1ml)に溶解した。粗生成物を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、灰色がかった白色の固体として表題化合物(4.9mg)を得た。MS m/z 343[M+H]
実施例66
8−(2−チエニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
tert−ブチル1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体18、14mg、0.05mmol)、NaH(鉱物油中60%、6.4mg、0.10mmol)および無水DMF(0.2ml)を室温で10分間振盪し、チオフェン−2−スルホニルクロライド(18mg、0.10mmol、0.15mlの無水DMF中)を溶液に添加した。反応混合物を室温でさらに20分間振盪し、MeOH/1M HCl(3:1、1ml)の混合物を添加した。反応混合物を一晩攪拌し、蒸発させた。残留物をMeOH中1M NH(1ml、1mmol)およびMeOH(1ml)に溶解した。粗生成物を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、灰色がかった白色の固体として表題化合物(10.2mg)を得た。MS m/z 335[M+H]
実施例67
8−{[2−(トリフルオロメトキシ)フェニル]スルホニル}−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
tert−ブチル1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体18、14mg、0.05mmol)、NaH(鉱物油中60%、6.4mg、0.10mmol)および無水DMF(0.2ml)を室温で10分間振盪し、2−(トリフルオロメトキシ)ベンゼンスルホニルクロライド(26mg、0.10mmol、0.15mlの無水DMF中)を溶液に添加した。反応混合物を室温でさらに20分間振盪し、MeOH/1M HCl(3:1、1ml)の混合物を添加した。反応混合物を一晩攪拌し、蒸発させた。残留物をMeOH中1M NH(1ml、1mmol)およびMeOH(1ml)に溶解した。粗生成物を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、灰色がかった白色の固体として表題化合物(1.0mg)を得た。MS m/z 413[M+H]
実施例68
8−(ビフェニル−3−イルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
tert−ブチル1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体18、14mg、0.05mmol)、NaH(鉱物油中60%、6.4mg、0.10mmol)および無水DMF(0.2ml)を室温で10分間振盪し、ビフェニル3−スルホニルクロライド(25mg、0.10mmol、0.15mlの無水DMF中)を溶液に添加した。反応混合物を室温でさらに20分間振盪し、MeOH/1M HCl(3:1、1ml)の混合物を添加した。反応混合物を一晩攪拌し、蒸発させた。残留物をMeOH中1M NH(1ml、1mmol)およびMeOH(1ml)に溶解した。粗生成物を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、灰色がかった白色の固体として表題化合物(2.0mg)を得た。MS m/z 405[M+H]
実施例69
8−{[2−(トリフルオロメチル)フェニル]スルホニル}−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
tert−ブチル1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体18、14mg、0.05mmol)、NaH(鉱物油中60%、6.4mg、0.10mmol)および無水DMF(0.2ml)を室温で10分間振盪し、2−(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホニルクロライド(24mg、0.10mmol、0.15mlの無水DMF中)を溶液に添加した。反応混合物を室温でさらに20分間振盪し、MeOH/1M HCl(3:1、1ml)の混合物を添加した。反応混合物を一晩攪拌し、蒸発させた。残留物をMeOH中1M NH(1ml、1mmol)およびMeOH(1ml)に溶解した。粗生成物を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、灰色がかった白色の固体として表題化合物(3.3mg)を得た。MS m/z 397[M+H]
実施例70
8−(1−ベンゾチエン−2−イルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
tert−ブチル1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体18、14mg、0.05mmol)、NaH(鉱物油中60%、6.4mg、0.10mmol)および無水DMF(0.2ml)を室温で10分間振盪し、1−ベンゾチオフェン−2−スルホニルクロライド(23mg、0.10mmol、0.15mlの無水DMF中)を溶液に添加した。反応混合物を室温でさらに20分間振盪し、MeOH/1M HCl(3:1、1ml)の混合物を添加した。反応混合物を一晩攪拌し、蒸発させた。残留物をMeOH中1M NH(1ml、1mmol)およびMeOH(1ml)に溶解した。粗生成物を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、灰色がかった白色の固体として表題化合物(1.9mg)を得た。MS m/z 385[M+H]
実施例71
8−(1−ナフチルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
tert−ブチル1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体18、14mg、0.05mmol)、NaH(鉱物油中60%、6.4mg、0.10mmol)および無水DMF(0.2ml)を室温で10分間振盪し、ナフタレン−1−スルホニルクロライド(23mg、0.10mmol、0.15mlの無水DMF中)を溶液に添加した。反応混合物を室温でさらに20分間振盪し、MeOH/1M HCl(3:1、1ml)の混合物を添加した。反応混合物を一晩攪拌し、蒸発させた。残留物をMeOH中1M NH(1ml、1mmol)およびMeOH(1ml)に溶解した。粗生成物を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、灰色がかった白色の固体として表題化合物(1.5mg)を得た。MS m/z 379[M+H]
実施例72
8−[(5−フルオロ−2−メチルフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
tert−ブチル1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体18、14mg、0.05mmol)、NaH(鉱物油中60%、6.4mg、0.10mmol)および無水DMF(0.2ml)を室温で10分間振盪し、5−フルオロ−2−メチルベンゼンスルホニルクロライド(21mg、0.10mmol、0.15mlの無水DMF中)を溶液に添加した。反応混合物を室温でさらに20分間振盪し、MeOH/1M HCl(3:1、1ml)の混合物を添加した。反応混合物を一晩攪拌し、蒸発させた。残留物をMeOH中1M NH(1ml、1mmol)およびMeOH(1ml)に溶解した。粗生成物を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、灰色がかった白色の固体として表題化合物(2.7mg)を得た。MS m/z 361[M+H]
中間体19
tert−ブチル ((1R)−2−{[4−ホルミル−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−5−イル]オキシ}−1−メチルエチル)カルバマート
1,1’−アゾビス(N,N−ジメチルホルムアミド)(201mg、1.16mmol)を、DCM中5−ヒドロキシ−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−4−カルバルデヒド(中間体10、0.070g、0.23mmol)、R−(+)−2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−1−プロパノール(81.6mg、0.465mmol)およびトリフェニルホスフィン(302mg、1.16mmol)の溶液(14ml)に添加した。混合物を45℃で2日間、次いで室温で2日間攪拌した。混合物を0.5N NaOHおよびDCMで希釈した。有機相を分離し、乾燥させ(MgSO)、蒸発させた。粗生成物を、DCM中1%〜2.5%MeOHを使用するフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、白色固体として表題化合物(70mg)を得た。MS m/z 359[M+H−Boc]
実施例73
(3R)−3−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
tert−ブチル ((1R)−2−{[4−ホルミル−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−5−イル]オキシ}−1−メチルエチル)カルバマート(中間体19、0.040g、0.087mmol)を、DCm(2ml)に溶解し、TFA(0.5ml)を添加した。反応混合物を室温で1時間攪拌し、MeOH/1M HCl(3:1、1ml)の混合物を添加した。反応混合物を一晩攪拌し、蒸発させた。残留物をTHF(2ml)に溶解し、トリアセトキシホウ水素化ナトリウム(37.0mg、0.176mmol)を添加した。混合物を1時間攪拌し、蒸発させた。DCM中2.5%〜5%MeOHを使用するフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、白色固体として表題化合物(25mg)を得た。MS m/z 343[M+H]
実施例74
(3R)−2,3−ジメチル8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
トリアセトキシホウ水素化ナトリウム(7.5mg、0.040mmol)を、THF中(3R)−3−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール(実施例73、0.010g、0.029mmol)およびホルムアルデヒド(HO中37wt.%、0.020ml、0.25mmol)の溶液(1ml)に添加した。混合物を20分間攪拌し、蒸発させ、粗生成物を調製用HPLC(ACE C8、0.1%TFA−CHCN)によって精製して、白色固体として、トリフルオロ酢酸塩の形態で表題化合物(4mg)を得た。MS m/z 357[M+H]
実施例75
6−メトキシ−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
6−メトキシ−2−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール(実施例48、0.030g、0.081mmol)に、1,8−ビス(ジメチルアミノ)−ナフタレン(0.010g、0.048mmol)および1−クロロエチルクロロホルマート(25mg、0.18mmol)、続いて、無水DCM(2ml)を添加した。反応混合物を室温で30分間攪拌した。溶媒を減圧除去し、粗生成物を無水MeOH(3ml)に溶解した。反応混合物を還流で2時間加熱し、冷却し、粗生成物を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、表題化合物を得た(3mg)。MS m/z 359[M+H]
実施例76
9−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドールトリフルオロアセタート
tert−ブチル8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体17、0.020g、0.050mmol)をTHF(1m)に溶解し、エタノール/CO(s)浴上で冷却した。BuLi(ヘキサン中2.5M、0.054ml、0.15mmol)を添加し、溶液を−78℃で27分間攪拌した。MeI(0.012ml、0.20mmol)を添加した。温度を室温まで一晩で上げた。水を添加し、EtOAcで抽出した。有機相を蒸発させ、残留物をDCM (1mL)に溶解した。TFA(0.5ml)を添加し、溶液を還流で加熱し、すぐに室温まで冷却した。反応混合物を蒸発させて、表題化合物(21mg)を得た。MS m/z 343[M+H]
実施例77
10−クロロ−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドールトリフルオロアセタート
tert−ブチル8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体17、15mg、0.035mmol)をCHCl(2ml)に溶解し、N−クロロスクシンイミド(7.0mg、0.053mmol)を添加した。混合物を70℃で一晩加熱した。混合物を室温まで冷却し、TFA(1ml)を添加し、混合物を10分間攪拌し、蒸発させた。粗製材料を調製用HPLC(ACE C8、0.1%TFA−CHCN)によって精製して、淡黄色の固体として、トリフルオロ酢酸塩の形態で表題化合物(4.1mg)を得た。MS m/z 363[M+H]
中間体20
tert−ブチル 10−クロロ−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート
N−クロロスクシンイミド(0.23g、0.54mmol)を、クロロホルム中tert−ブチル8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体17、0.23g、0.54mmol)の溶液(4ml)、マイクロ波加熱器にて130℃で40分間加熱した。混合物を蒸発させ、MeOHおよびDCM(1:99)を溶出液として使用するシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、167mgのtert−ブチル10−クロロ−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラートを得た。この中間体(167mg、0.360mmol)をEtOH(20ml)に溶解し、10M KOHの溶液(0.2ml、2mmol)に溶解した。混合物を65℃で20分間加熱し、反応混合物を蒸発させ、調製用HPLC(ACE C8、0.1%TFA−CHCN)によって調製して、灰色がかった白色の固体として、トリフルオロ酢酸塩の形態で表題化合物(40mg)を得た。MS m/z 223[M+H−Boc]
実施例78
10−クロロ−8−[(4−フルオロフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドールトリフルオロアセタート
tert−ブチル10−クロロ−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体20、10mg、0.031mmol)を無水DMF(1ml)に溶解し、水素化ナトリウム(鉱物油中60%、2.5mg、0.062mmol)を全て1つの部分で添加した。混合物を室温で10分間攪拌し、4−フルオロベンゼンスルホニルクロライド(12mg、0.062mmol)添加した。反応混合物を10分間攪拌し、TFA(1ml)を滴下した。反応混合物を50℃で一晩加熱し、蒸発させた。粗製材料を調製用HPLC(ACE C8、0.1%TFA−CHCN)によって精製して、白色固体として、トリフルオロ酢酸塩の形態で表題化合物(9.8mg)を得た。MS m/z 381[M+H]
実施例79
3−[(10−クロロ−1,2,3,4−テトラヒドロ−8H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−8−イル)スルホニル]ベンゾニトリルトリフルオロアセタート
tert−ブチル 10−クロロ−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体20、10mg、0.031mmol)をDMF(1ml)に溶解し、水素化ナトリウム(鉱物油中60%、2.5mg、0.062mmol)を添加した。混合物を室温で10分間攪拌し、3−シアノベンゼン−1−スルホニルクロライド(13mg、0.062mmol)を添加した。混合反応物を20分間攪拌し、TFA(2ml)を添加し、反応混合物を50で一晩加熱した。反応混合物を蒸発させ、粗製材料を調製用HPLC(ACE C8、0.1%TFA−CHCN)によって精製して、灰色がかった白色固体として、トリフルオロ酢酸塩の形態で表題化合物(1.3mg)を得た。MS m/z 388[M+H]
実施例80
10−クロロ−8−(ピリジン−3−イルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドールビス(トリフルオロアセタート)
遊離塩基:ピリジン−3−スルホニルクロリドヒドロクロリドの調製物(20mg、0.093mmol)をジクロロメタンおよびNaHCO飽和水溶液の混合物に溶解し、有機相を乾燥させ(MgSO)、蒸発させて、ピリジンe−3−スルホニルクロライドを得た。tert−ブチル10−クロロ−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体20、10mg、0.031mmol)をDMF(1ml)に溶解し、水素化ナトリウム(鉱物油中60%、2.5 mg、0.062mmol)を添加した。混合物を10分間攪拌し、DMF中ピリジンe−3−スルホニルクロライド(0.093mmol)(1ml)を添加した。反応混合物を室温で10分間攪拌し、TFA(2ml)を添加し、混合物を50℃で一晩加熱した。反応混合物を蒸発させ、粗製材料を調製用HPLC(ACE C8、0.1%TFA−CHCN)によって精製して、白色固体としてトリフルオロ酢酸塩の形態で表題化合物(2.6mg)を得た。MS m/z 364[M+H]
実施例81
8−[(2−クロロフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドールトリフルオロアセタート
DMF(1ml)をtert−ブチル 1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体18、10.0mg、0.035mmol)および60% NaH(5.56mg、0.139mmol)の混合物に添加した。反応混合物を10分間室温で攪拌し、2−クロロフェニルスルホニルクロライド(11mg、0.052mmol)を1つの部分で添加した。その後30分間、TFA(1ml)を添加し、混合物を10分間攪拌し、蒸発させた。粗製材料を調製用HPLC(ACE C8、0.1%TFA−CHCN)によって精製して、白色固体としてトリフルオロ酢酸塩の形態で表題化合物(9.6 mg)。MS m/z 363[M+H]
中間体21
4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−5−オール
DMF中NBS(32.6mg、0.180mmol)(1ml)を、DMF中1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−5−オール(中間体8、50.0mg、0.183mmol)の溶液(1ml)に室温で添加した。混合物を30分間攪拌し、水およびジエチルエーテルで希釈し、分離漏斗に移した。有機相を水(3x)で洗浄し、乾燥させ(MgSO)、蒸発させた。粗生成物をDCM中10%ペンタンを溶出液として使用するフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、白色固体として表題化合物(50mg)を得た。MS m/z 352/354[M+H]
中間体22
4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−5−イルアセタート
トリエチルアミン(0.29g、2.8mmol)を、4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−5−オール(中間体21、0.67g、1.9mmol)およびTHF中塩化アセチル(0.22g、2.8mmol)(10ml)の溶液に添加した。混合物を室温で10分間攪拌し、蒸発させた。残留物をDCMとNaHCO飽和水溶液の間に分配した。反応混合物をNaHCO飽和水溶液で洗浄し、有機相を乾燥させ(MgSO)、蒸発させて、赤色固体として表題化合物(0.6g)を得た。MS m/z 394/396[M+H]
中間体23
1−[5−ヒドロキシ−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−4−イル]エタノン
4−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−5−イルアセタート(中間体22、0.57g、1.5mmol)をトルエン(10ml)にNガスの雰囲気下で溶解し、1−エトキシビニル−トリブチルスタンナン(0.78g、2.2mmol)およびビス(トリフェニルホスフィン)−パラジウム(II)−クロライド(50.8mg、0.072mmol)を添加し、混合物を110℃で加熱した。その後30分間、さらなる触媒(25mg、0.036mmol)を添加し、混合物を110℃でさらに3時間加熱し、冷却し、EtOAcを溶出液として使用するシリカゲルのプラグによって濾過した。濾液を1M HClおよびブライン飽和水溶液で洗浄し、(MgSO)上で乾燥させ、蒸発させた。粗生成物をTHF/1M HCl 2:1(40ml)に溶解し、30分間室温で攪拌した。混合物を蒸発させ、水とDCMの間で分配した。有機相を乾燥させ(MgSO)、蒸発させた。粗製材料をDCM中10%石油エーテルを溶出液として使用するシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、淡黄色の固体とて、表題化合物(100mg)を得た。MS m/z 316[M+H]
実施例82
1−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
1,1’−アゾビス(N,N−ジメチルホルムアミド)(73mg、0.43mmol)を、DCM中1−[5−ヒドロキシ−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−4−イル]エタノン(中間体23、67mg、0.21mmol)、tert−ブチル N−(2−ヒドロキシ−エチル)カルバマート(0.14g、0.85mmol)およびトリフェニルホスフィン(112mg、0.430mmol)の溶液(5ml)に添加した。混合物を43℃で1時間加熱し、さらなる1,1’−アゾビス(N,N−ジメチルホルムアミド)(0.030g、0.17mmol)を添加し、混合物を43℃でさらに2時間加熱した。混合物を室温まで冷却し、TFA(2.5ml)を添加し、混合物を1時間攪拌し、蒸発させた。残留物をDCMと1M NaOHの間で分配した。有機相を乾燥させ(MgSO)、蒸発させた。粗生成物をDCM中5% MeOHを溶出液として使用するフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、75mgの1−メチル−8−(フェニルスルホニル)−3,8−ジヒドロ−4H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドールを得た。
酢酸(132mg、2.20mmol)を、DCM中1−メチル−8−(フェニルスルホニル)−3,8−ジヒドロ−4H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール(75.0mg、0.22mmol)の溶液(10ml)に添加し、混合物を室温で10分間攪拌し、トリアセトキシホウ水素化ナトリウム(0.070g、0.33mmol)を1つの部分で添加した。混合物を30分間攪拌し、分離漏斗に移し、1M NaOHおよびブラインで洗浄した。有機相を乾燥させ(MgSO)、蒸発させた。粗生成物をMeOH:DCM:NEt3(5:94:1)を溶出液として使用するシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、白色固体として表題化合物(28mg)を得た。MS m/z 343[M+H]
実施例83
(1S)−1−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
ラセミ1−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール 実施例82の少量のサンプルを、調製用HPLC(ChiracelカラムOJ−H、0.46cm*25cm、30:70 i−PrOH:n−ヘキサン)によって精製して、白色固体として表題化合物(0.7mg)を得た。MS m/z 343[M+H]
実施例84
(1R)−1−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
ラセミ1−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール 実施例82の少量のサンプルを、調製用HPLC(ChiracelカラムOJ−H、0.46cm*25cm、30:70 i−PrOH:n−ヘキサン)によって精製して、白色固体として表題化合物(0.7mg)を得た。MS m/z 343[M+H]
中間体24
2−{[1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−5−イル]オキシ}エタンアミン
1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−5−オール(中間体8、8.0g、29mmol)に、1,1’−アゾビス(N,N−ジメチルホルムアミド)(7.6g、44mmol)、トリフェニルホスフィン(15.4g、580mmol)、tert−ブチル N−(2−ヒドロキシ−エチル)カルバマート(9.4g、58mmol)およびDCM(200ml)を添加した。反応混合物を50℃で1.5時間加熱した。反応混合物を室温まで冷却させ、TFA(50ml)を添加した。反応混合物を3時間攪拌し、蒸発させた。粗製材料をシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィー(DCM:MeOH、95:5)によって精製して、表題化合物(9.6g)を得た。MS m/z 317[M+H]
中間体25
N−(2−{[1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−5−イル]オキシ}エチル)アセトアミド
DCM中2−{[1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−5−イル]オキシ}エタンアミン(中間体24、9.6g、30mmol)(100ml)をトリエチルアミン(12.8ml、91.0mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(1.9g、15mmol)で処理した。溶液を0℃まで冷却し、塩化アセチル(4.3ml、61mmol)を添加した。反応混合物を室温で1時間攪拌し、NaHCO飽和水溶液(50ml)および1M HCl(2×50ml)で洗浄した。有機相を乾燥させ(MgSO)減圧濃縮して、表題化合物(10.3g)を得た。MS m/z 359[M+H]
実施例85
1−メチル−8−(フェニルスルホニル)−3,8−ジヒドロ−4H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
アセトニトリル中N−(2−{[1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−5−イル]オキシ}エチル)アセトアミド(中間体25、5.0g、14mmol)(7.5l)に、ホスホリルクロライド(100ml)を添加し、反応混合物を還流で一晩加熱した。反応混合物を室温まで冷却させ、溶媒を減圧除去して、表題化合物の粗製材料(5.0g)を得た。少量の粗製材料を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、表題化合物(12mg)を得た。MS m/z 341[M+H]
中間体26
5−ベンジルオキシ−6−フルオロインドール
Eur. Pat. Appl. EP 0 505 322 B1、1992に従って調製した。
中間体27
N−ベンゼンスルホニル−5−ベンジルオキシ−6−フルオロインドール
無水DMF中5−ベンジルオキシ−6−フルオロインドール(中間体26、2.0g、8.3mmol)(30ml)の攪拌した溶液に、水素化ナトリウム(鉱物油中60%、0.35g、8.7mmol)を0℃で添加した。溶液を30分間室温で攪拌し、反応混合物を0℃まで冷却した。ベンゼンスルホニルクロライド(1.17ml、9.12mmol)を滴下した。反応混合物を4℃で一晩保持し、メタノールを滴下した。溶媒を蒸発させた。粗製材料をDCMに溶解し、NaHCO飽和水溶液で洗浄し、MgSO上で乾燥させ、濾過し、蒸発させた。粗製材料をDCMを溶出液として使用するシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、淡黄色油として表題化合物(2.88g)を得た。MS m/z 382[M+H]
中間体28
6−フルオロ−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−5−オール
Pd/C 10wt.%(250mg、0.236mmol)を、エタノール中N−ベンゼンスルホニル−5−ベンジルオキシ−6−フルオロインドール(中間体27、250mg、6.55mmol)の溶液(100ml)に添加した。反応混合物を水素(1atm)の雰囲気下、室温で2時間攪拌し、濾過し、蒸発させた。粗製材料を0.5%MeOH/DCMを溶出液として使用するシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、白色固体として表題化合物(1.79 g)を得た。MS m/z 292[M+H]
中間体29
2−{[6−フルオロ−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−5−イル]オキシ}エタンアミン
6−フルオロ−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−5−オール(中間体28、3.0g、10mmol)に、1,1’−アゾビス(N,N−ジメチルホルムアミド)(3.5g、21mmol)、トリフェニルホスフィン(5.4g、21mmol)、tert−ブチルN−(2−ヒドロキシ−エチル)カルバマート(3.3g、21mmol)およびDCM(20ml)を添加した。混合物をマイクロ波加熱器にて150℃で20分間加熱した。反応混合物を室温まで冷却させ、TFA(20ml)を添加した。反応混合物を室温で2時間攪拌した。溶媒を減圧除去し、粗製材料をDCMを溶出液として使用するシリカゲルのプラグによって濾過した。溶媒を減圧除去し、粗製材料をエチルアセタート(10ml)に溶解し、ジエチルエーテル中1M HCl(20ml)を添加した場合に沈殿する表題化合物のHCl塩を得た。固体を濾取し、DCM(100ml)に溶解し、有機相をNaHCO飽和水溶液(40ml)で洗浄して、表題化合物(2.0g)を得た。MS m/z 335[M+H]
中間体30
N−(2−{[6−フルオロ−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−5−イル]オキシ}エチル)アセトアミド
DCM中2−{[6−フルオロ−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−5−イル]オキシ}エタンアミン(中間体29、2.0g、6.0mmol)(100ml)を、トリエチルアミン (2.5 mL, 18 mmol) and 4−ジメチルアミノピリジン(0.37g、3.0mmol)で処理した。溶液を0℃まで冷却して、塩化アセチル(0.85ml、12mmol)で処理した。混合物を室温で1.5時間攪拌し、NaHCO飽和水溶液(40ml)および0.5M HCl(40ml)で洗浄した。有機相を乾燥させ(MgSO)減圧濃縮し、表題化合物(2.0g)を得た。MS m/z 377[M+H]
中間体31
6−フルオロ−1−メチル−8−(フェニルスルホニル)−3,8−ジヒドロ−4H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
アセトニトリル中N−(2−{[6−フルオロ−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−5−イル]オキシ}エチル)アセトアミド(中間体30、0.020g、0.053mmol)(20ml)にホスホリルクロライド(0.5ml)を添加し、反応混合物をマイクロ波加熱器にて200℃で30分間加熱した。粗生成物を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、表題化合物(1mg)を得た。MS m/z 359[M+H]
実施例86
6−フルオロ−1−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
6−フルオロ−1−メチル−8−(フェニルスルホニル)−3,8−ジヒドロ−4H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール(中間体31、0.010g、0.028mmol)をEtOH(2ml)に溶解し、NaCNBH(3.5mg、0.056mmol)を添加した。反応混合物を50℃で1時間加熱した。水を添加することによって反応を停止させ、溶媒を減圧除去した。粗生成物を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、表題化合物(1.2mg)を得た。MS m/z 361[M+H]
中間体32
2−{[6−メトキシ−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−5−イル]オキシ}エタンアミン
6−メトキシ−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−5−オール(中間体15、2.0g、6.6mmol)に、1,1’−アゾビス(N,N−ジメチルホルムアミド)(2.3g、13mmol)、トリフェニルホスフィン(3.5g、13mmol)、tert−ブチル N−(2−ヒドロキシ−エチル)カルバマート(2.1g、13mmol)およびDCM(40ml)を添加した。混合物をマイクロ波加熱器にて150℃で20分間加熱した。反応混合物を室温まで冷却させ、TFA(30ml)を添加した。反応混合物を室温で30分間攪拌し、溶媒を減圧除去し、粗製材料をDCM中5%MeOHを溶出液として使用するシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、表題化合物(2.53g)を得た。MS m/z 347[M+H]
中間体33
N−(2−{[6−メトキシ−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−5−イル]オキシ}エチル)アセトアミド
DCM中2−{[6−メトキシ−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−5−イル]オキシ}エタンアミン(中間体32、2.0g、5.8mmol)(100ml)をトリエチルアミン(2.4ml、17mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(0.35g、2.9mmol)で処理した。溶液を0℃まで冷却し、塩化アセチル(0.82ml、12mmol)を添加した。混合物を室温で1時間攪拌し、NaHCO(20ml)飽和水溶液および1M HCl(2×20ml)で洗浄した。有機相を乾燥させ(MgSO)、減圧濃縮して、表題化合物(1.2g)を得た。MS m/z 389[M+H]
中間体34
6−メトキシ−1−メチル−8−(フェニルスルホニル)−3,8−ジヒドロ−4H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
N−(2−{[6−メトキシ−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−5−イル]オキシ}エチル)アセトアミド(中間体33、0.10g、2.7mmol)をアセトニトリル(150ml)に溶解し、塩化ホスホリル(2ml)を添加し、反応混合物を還流で5日間加熱した。溶媒を減圧除去し、粗生成物を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、表題化合物(0.010g)を得た。MS m/z 371[M+H]
実施例87
6−メトキシ−1−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
6−メトキシ−1−メチル−8−(フェニルスルホニル)−3,8−ジヒドロ−4H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール(中間体34、0.010g、0.027mmol)をEtOH(2ml)に溶解し、NaCNBH(3.5mg、0.054mmol)を添加し、反応混合物を65℃で2時間加熱した。水を添加することによって反応を停止させ、溶媒を減圧除去した。粗生成物を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、表題化合物(3.7mg)を得た。MS m/z 373[M+H]
中間体35
6−メトキシ−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
6−メトキシ−1−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール(実施例87、0.12g、0.32 mmol)をEtOH(20ml)に溶解し、2M NaOH(5ml、10mmol)を添加し、反応混合物を80℃で2時間加熱した。反応混合物を冷却し、DCM(50ml)を用いて抽出した。有機相を収集し、乾燥させ(MgSO)、蒸発させて、表題化合物(72mg)を得た。MS m/z 233[M+H]
中間体36
tert−ブチル6−メトキシ−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート
ジ−tert−ブチルジカルボナート(85mg、0.39mmol)を、DCM中6−メトキシ−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール(中間体35、72mg、0.32mmol)の溶液(10ml)に添加した。反応混合物を室温で一晩攪拌した。反応混合物を1M NaOH(5ml)で洗浄して、有機相を乾燥させ(MgSO)、蒸発させて、表題化合物(100mg)を得た。MS m/z 333[M+H]
実施例88
8−[(2−クロロフェニル)スルホニル]−6−メトキシ−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドールトリフルオロアセタート
tert−ブチル6−メトキシ−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体36、25mg、0.059mmol)をDMF(1ml)に溶解し、水素化ナトリウム(鉱物油中60%、4.0mg、0.15mmol)を添加した。反応混合物を室温で15分間攪拌し、2−クロロベンゼンスルホニルクロライド(24mg、0.11mmol)を添加した。反応混合物を室温で一晩攪拌し、数滴の水を添加した。粗生成物を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、DCM(1ml)に溶解して、TFA(1ml)を添加したtert−ブチル8−[(2−クロロフェニル)スルホニル]−6−メトキシ−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(6mg)を得た。反応混合物を室温で3時間攪拌し、蒸発させて、表題化合物(5.8mg)を得た。MS m/z 407[M+H]
実施例89
6−メトキシ−1−メチル−8−[(2−メチルフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドールトリフルオロアセタート
tert−ブチル6−メトキシ−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体36、25mg、0.059mmol)をDMF(1ml)に溶解し、水素化ナトリウム(鉱物油中60%、4.0mg、0.15mmol)を添加した。反応混合物を室温で15分間攪拌し、2−メチルベンゼンスルホニルクロライド(22mg、0.113mmol)を添加した。反応混合物を室温で一晩攪拌し、数滴の水を添加した。粗生成物を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、DCM(1ml)に溶解し、TFA(1ml)を添加したtert−ブチル6−メトキシ−1−メチル−8−[(2−メチルフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(3.3mg)を得た。反応混合物を室温で3時間攪拌し、蒸発させて、表題化合物(3.4mg)を得た。MS m/z 387[M+H]
実施例90
8−[(2,6−ジフルオロフェニル)スルホニル]−6−メトキシ−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドールトリフルオロアセタート
tert−ブチル 6−メトキシ−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体36、25mg、0.059mmol)をDMF(1ml)に溶解し、水素化ナトリウム(鉱物油中60%、4.0mg、0.15mmol)を添加した。反応混合物を室温で15分間攪拌し、2,6−ジフルオロベンゼンスルホニルクロライド(24.0mg、0.113mmol)を添加した。反応混合物を室温で一晩攪拌し、数滴の水を添加した。粗生成物を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、DCM(1ml)に溶解し、TFA(1ml)を添加したtert−ブチル8−[(2,6−ジフルオロフェニル)スルホニル]−6−メトキシ−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(6.6mg、0.013 mmol)を得た。反応混合物を室温で3時間攪拌し、蒸発させて、表題化合物(6.8mg)を得た。MS m/z 409[M+H]
実施例91
6−メトキシ−8−[(2−メトキシ−5−メチルフェニル)スルホニル]−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドールトリフルオロアセタート
tert−ブチル6−メトキシ−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体36、25mg、0.059mmol)をDMF(1ml)に溶解し、水素化ナトリウム(鉱物油中60%、4.0mg、0.15mmol)を添加した。反応混合物を室温で15分間攪拌し、2−メトキシ−5−メチルベンゼンスルホニルクロライド(24.0mg、0.113mmol)を添加した。反応混合物を室温で一晩攪拌し、数滴の水を添加した。粗生成物を、調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、DCM(1ml)に溶解し、TFA(1ml)を添加したtert−ブチル 6−メトキシ−8−[(2−メトキシ−5−メチルフェニル)スルホニル]−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(4.4 mg)を得た。反応混合物を室温で3時間攪拌し、蒸発させて、表題化合物(4.6mg)を得た。MS m/z 417[M+H]
実施例92
8−[(2,4−ジクロロフェニル)スルホニル]−6−メトキシ−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドールトリフルオロアセタート
tert−ブチル 6−メトキシ−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体36、25mg、0.059mmol)をDMF(1ml)に溶解し、水素化ナトリウム(鉱物油中60%、4.0mg、0.15mmol)を添加した。反応混合物を室温で15分間攪拌し、2,4−ジクロロベンゼンスルホニルクロライド(28mg、0.113mmol)を添加した。反応混合物を室温で一晩攪拌し、数滴の水を添加した。粗生成物を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、tert−ブチル8−[(2,4−ジクロロフェニル)スルホニル]−6−メトキシ−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(6mg)を得て、DCM(1ml)に溶解し、TFA(1ml)を添加した。反応混合物を室温で3時間攪拌し、蒸発させて、表題化合物(4.2mg)を得た。MS m/z 442[M+H]
中間体37
2−メチル−N−(2−{[1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−5−イル]オキシ}エチル)プロパンアミド
DCM中2−{[1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−5−イル]オキシ}エタンアミン(中間体24、0.20g、0.63mmol)(100ml)をトリエチルアミン(0.27ml、1.9mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(39mg、0.32mmol)を用いて処理した。溶液を0℃まで冷却して、塩化イソブチリル(0.14g、0.13mmol)を添加した。混合物を室温で1時間攪拌し、混合物をNaHCO(50ml)および1M HCl(2×40ml)で洗浄した。有機相を乾燥させ(MgSO)、減圧濃縮して、表題化合物(133mg)を得た。MS m/z 387[M+H]
中間体38
1−イソプロピル−8−(フェニルスルホニル)−3,8−ジヒドロ−4H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
アセトニトリル中2−メチル−N−(2−{[1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−5−イル]オキシ}エチル)プロパンアミド(中間体37、0.13g、0.33mmol)(200ml)に、塩化ホスホリル(2.5ml)を添加し、反応混合物を還流で20時間加熱した。反応混合物を蒸発させて、表題化合物(120mg)を得た。MS m/z 369[M+H]
実施例93
1−イソプロピル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
1−イソプロピル−8−(フェニルスルホニル)−3,8−ジヒドロ−4H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール(中間体38、120mg、0.330mmol)をEtOH(5ml)に溶解し、NaCNBH(41mg、0.65mmol)を添加し、反応混合物を70℃で30分間加熱した。水を添加することによって反応を停止させ、溶媒を減圧除去した。粗生成物を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、表題化合物(35mg)を得た。MS m/z 371[M+H]
実施例94
1−イソプロピル−2−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
1−イソプロピル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール(実施例93、25mg、0.068mmol)をメタノール(4ml)に溶解し、ホルムアルデヒド(HO中37wt.%、0.090ml、1.1mmol)、続いてトリアセトキシホウ水素化ナトリウム(72mg、0.34mmol)を添加した。反応混合物を室温で一晩攪拌し、蒸発させ、粗生成物を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、表題化合物(1.4mg)を得た。MS m/z 385[M+H]
実施例95
1,2−ジメチル8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドールトリフルオロアセタート
1−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール(実施例82、15mg、0.044mmol)をTHF(2ml)に溶解して、ホルムアルデヒド(HO中37wt.%、0.090ml、1.1mmol)を添加した。混合物を10分間攪拌し、トリアセトキシホウ水素化ナトリウム(0.010g、0.048mmol)を添加した。反応物を1時間室温で攪拌し、蒸発させ、MeOH:DCM:NEt(5:94:1)を溶出液として使用するシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、無色の液体として表題化合物(9.2mg)を得た。MS m/z 357[M+H]
中間体39
N−(2−{[3−クロロ−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−5−イル]オキシ}エチル)アセトアミド
NCS(0.42g、3.2mmol)を、THF中N−(2−{[1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−5−イル]オキシ}エチル)アセトアミド(中間体25、0.95g、2.6mmol)溶液(20ml)に室温で添加した。反応混合物を40℃で6時間攪拌した。反応混合物を蒸発させ、粗生成物をDCM中3%MeOHを溶出液として使用するシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、表題化合物(1.11g)を白色固体として得た。MS m/z 393[M+H]。.
中間体40
10−クロロ−1−メチル−3,8−ジヒドロ−4H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
EtOH中N−(2−{[3−クロロ−1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−5−イル]オキシ}エチル)アセトアミド(中間体39、1.07g、2.73mmol、ca 80%純水)(25ml)および2M NaOH(5ml)を混合して、75℃で1時間加熱した。反応混合物を冷却し、水で希釈し、DCMを用いて抽出した。有機相を乾燥させ(MgSO)、蒸発させて、粗製材料(0.287g)を無色の油として得た。粗製材料(0.250g、0979mmol)をMeCN(20ml)に溶解し、POClを添加した。反応混合物をマイクロ波加熱器にて120℃で15分間加熱し、蒸発させた。粗製材料を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、表題化合物(99.7mg)を白色固体として得た。MS m/z 235[M+H]
実施例96
10−クロロ−1−メチル−8−(フェニルスルホニル)−3,8−ジヒドロ−4H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
水素化ナトリウム(鉱物油中60%、38mg、0.95mmol)を、10−クロロ−1−メチル−3,8−ジヒドロ−4H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール(中間体40、45mg、0.19mmol)およびDMF中ベンゼンスルホニルクロライド(74μl、0.58mmol)(3ml)に添加した。反応混合物を室温で10分間攪拌し、水を滴下した。粗製材料を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、表題化合物(15mg)を赤色固体として得た。MS m/z 375[M+H]
中間体41
tert−ブチル 1−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート
ジ−tert−ブチルジカルボナート(3.5g、16mmol)を、DCM中1−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール(実施例82、5.0g、15mmol)溶液(200ml)に添加した。反応混合物を室温で一晩攪拌し、1M NaOH(100ml)を用いて洗浄した。溶媒を減圧除去し、粗製材料を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、表題化合物(2.88g)を得た。MS m/z 443[M+H]
中間体42
tert−ブチル 1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート
tert−ブチル1−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体41、1.5g、3.4mmol)をEtOH(50ml)に溶解し、2M NaOH(10ml、20mmol)を添加し、反応混合物を70℃で2時間加熱した。EtOHを減圧除去し、水相をDCM(2x100ml)で抽出した。有機相を収集し、乾燥させ(MgSO)、蒸発させて、表題化合物(0.98g)を黄色固体として得た。MS m/z 303[M+H]
中間体43
tert−ブチル 10−クロロ−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート
N−クロロスクシンイミド(13mg、0.10mmol)を、THF中tert−ブチル 1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体42、0.030g、0.099mmol)溶液(2ml)に添加し、反応混合物を室温で一晩攪拌した。溶媒を蒸発させ、粗製材料を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、表題化合物(17.5mg)を白色固体として得た。MS m/z 337[M+H]
実施例97
10−クロロ−1−メチル−8−(ピリジン−3−イルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドールビス(トリフルオロアセタート)
tert−ブチル10−クロロ−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体43、77mg、0.23mmol)をDCM(6ml)に溶解し、2M NaOH(0.25ml、0.50mmol)硫酸水素テトラブチルアンモニウム(15.5mg、0.046mmol)およびピリジンe−3−スルホニルクロライド(98.0mg、0.458mmol)を添加し、混合物を室温で一晩攪拌した。有機相を分離し、2mlまで濃縮した。TFA(3ml)を添加し、混合物を室温で一晩攪拌し、蒸発させた。粗製材料を調製用HPLC(ACE C8、0.1%TFA−CHCN)によって精製して、表題化合物を茶色の油(16.8mg)としてトリフルオロ酢酸塩の形態で得た。MS m/z 378[M+H]
実施例98
10−クロロ−1−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドールトリフルオロアセタート
水素化ナトリウム(鉱物油中60%、0.010g、0.42mmol)を、tert−ブチル 10−クロロ−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体43、18mg、0.050mmol)およびDMF中ベンゼンスルホニルクロライド(0.030ml、0.23mmol)(2mL)に添加した。混合物を室温で30分間攪拌した。TFA(0.50ml)を反応混合物に添加し、溶媒を蒸発させた。残留物をDCM(1ml)に溶解し、TFA(1ml)を添加した。反応混合物を10分間攪拌し、蒸発させた。粗製材料を調製用HPLC(ACE C8、0.1%TFA−CHCN)によって精製して、表題化合物を白色固体(16.8mg)としてトリフルオロ酢酸塩の形態で得た。MS m/z 377[M+H]
実施例99
10−クロロ−1,2−ジメチル8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
MeOH中10−クロロ−1−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドールトリフルオロアセタート(実施例98、59mg、0.15mmol)(1ml)をPL−HCO MP SPE(polymer laboratories)columnによって遊離アミンに変換した。ホルムアルデヒド(H2O中37wt.%、0.20ml、2.4mmol)を、THF中遊離アミン溶液(0.15mmol)(1ml)に添加した。10分間室温で攪拌した後で、トリアセトキシホウ水素化ナトリウム(26mg、0.12mmol)を添加して、混合物をさらに30分間攪拌し、蒸発させた。粗製材料を調製用HPLC(Xterra C18、10mM NHHCO(pH10)−CHCN)によって精製して、表題化合物を白色固体(28.9mg)として得た。MS m/z 391[M+H]
実施例100
10−クロロ−8−[(2−メトキシ−5−メチルフェニル)スルホニル]−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
水素化ナトリウム(鉱物油中60%、18mg、0.74mmol)を、DMF中6−メトキシ−m−トルエンスルホニルクロライド(98.3mg、0.445mmol)およびtert−ブチル10−クロロ−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体43、50.0mg、0.148mmol)(2ml)溶液に添加した。混合物を15分間攪拌し、水(5ml)を添加し、水相をDCMで抽出した。有機溶媒の大部分を蒸発させ、残留物をDCM(1ml)に溶解し、TFA(2ml)を添加した。反応混合物を室温で30分間攪拌した。溶媒を蒸発させ、粗生成物を調製用HPLC(Xterra C18、10mM NHHCO(pH10)−CHCN)によって精製して、表題化合物を白色固体(16.8mg)として得た。MS m/z 421[M+H]
実施例101
10−クロロ−8−[(2−メトキシ−5−メチルフェニル)スルホニル]−1,2−ジメチル1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドールトリフルオロアセタート
ホルムアルデヒド(HO中37wt.%、0.20ml、2.4mmol)を、THF中10−クロロ−8−[(2−メトキシ−5−メチルフェニル)スルホニル]−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール(実施例100、12mg、0.029mmol)溶液(1ml)に添加した。10分間室温で攪拌した後で、トリアセトキシホウ水素化ナトリウム(9.2mg、0.043mmol)を添加し、混合物をさらに30分間攪拌して、蒸発させた。粗製材料を調製用HPLC(ACE C8、0.1% TFA−CHCN)によって精製して、表題化合物を白色固体(12.7mg)としてトリフルオロ酢酸塩の形態で得た。MS m/z 435[M+H]
実施例102
10−クロロ−8−[(2−フルオロフェニル)スルホニル]−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドールトリフルオロアセタート
水素化ナトリウム(鉱物油中60%、18mg、0.74mmol)を、DMF中2−フルオロベンゼン−1−スルホニルクロライド(86.7mg、0.445mmol)およびtert−ブチル 10−クロロ−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体43、50.0mg、0.15mmol)(2ml)に室温で添加した。混合物を15分間攪拌し、水(5ml)を添加した。水相をDCMで抽出した。有機溶媒の大部分を蒸発させ、残留物をDCM(1ml)に溶解し、TFA(2ml)を添加した。反応混合物を室温で30分間攪拌した。溶媒を蒸発させて、粗生成物を調製用HPLC(ACE C8、0.1% TFA−CHCN)によって精製して、表題化合物を白色固体として(18mg)、トリフルオロ酢酸塩の形態で得た。MS m/z 395[M+H]
実施例103
10−クロロ−8−[(2−フルオロフェニル)スルホニル]−1,2−ジメチル1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドールトリフルオロアセタート
MeOH中10−クロロ−8−[(2−フルオロフェニル)スルホニル]−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドールトリフルオロアセタート(実施例102、12.5、0.025mmol)(1ml)を、PL−HCO MP SPEカラムを使用して遊離アミンに変換した。ホルムアルデヒド(HO中37wt.%、0.20ml、2.4mmol)を、THF中アミン(0.025mmol)溶液(1ml)に添加した。10分間室温で攪拌した後で、トリアセトキシホウ水素化ナトリウム(10mg、0.047mmol)を添加し、混合物をさらに30分間攪拌して、蒸発させた。粗製材料を調製用HPLC(ACE C8、0.1%TFA−CHCN)によって精製して、表題化合物を無色のゴムとして(11.2mg)トリフルオロ酢酸塩の形態で得た。MS m/z 409[M+H]
実施例104
10−クロロ−8−[(3−フルオロフェニル)スルホニル]−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドールトリフルオロアセタート
水素化ナトリウム(鉱物油中60%、18mg、0.74mmol)を、DMF中3−フルオロベンゼン−1−スルホニルクロライド(86.7mg、0.445mmol)およびtert−ブチル10−クロロ−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体43、50.0mg、0.15mmol)溶液(2ml)に室温で添加した。混合物を15分間攪拌し、水(5ml)を添加し、水相をDCMで抽出した。有機溶媒の大部分を蒸発させ、残留物をDCM(1ml)に溶解し、TFA(2ml)を添加した。反応混合物を室温で30分間攪拌し、溶媒を蒸発させ、粗製材料を調製用HPLC(ACE C8、0.1%TFA−CHCN)によって精製して、表題化合物を茶色固体として(18.5mg)トリフルオロ酢酸塩の形態で得た。MS m/z 395[M+H]
実施例105
10−クロロ−8−[(3−フルオロフェニル)スルホニル]−1,2−ジメチル1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドールトリフルオロアセタート
10−クロロ−8−[(3−フルオロフェニル)スルホニル]−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドールトリフルオロアセタート(実施例104、11.8mg、0.023mmol)PL−HCO MP SPEカラムを使用して遊離アミンに変換した。ホルムアルデヒド(HO中37wt.%、0.20ml、2.4mmol)をTHF中遊離アミン(0.023mmol)溶液(1ml)に添加した。10分間室温で攪拌した後で、トリアセトキシホウ水素化ナトリウム(10mg、0.047mmol)を添加し、反応混合物をさらに30分間攪拌し、蒸発させた。粗製材料を調製用HPLC(ACE C8、0.1%TFA−CHCN)によって精製して、表題化合物を無色のゴム(8.2mg)として、トリフルオロ酢酸塩の形態で得た。MS m/z 409[M+H]
実施例106
1−メチル−8−(ピリジン−3−イルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドールビス(トリフルオロアセタート)
DCM中tert−ブチル 1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体42、0.030g(0,098mmol)溶液(2ml)に、硫酸水素アンモニウムテトラブチル(6.4mg、0.020mmol)、2 M NaOH(0.2ml、0.4mmol)およびピリジン−3−スルホニルクロライドヒドロクロライド(35mg、0.20mmol)を添加した。反応混合物を室温で1時間激しく攪拌した。さらに2M NaOH(1ml、2mmol)、続いてスルホニルクロライド(17mg、0.10mmol)を、1時間ごとに4時間混合物に添加した(総量103mg)。水(10ml)を添加し、水相をCHCl(2×)De洗浄し、有機相を合わせたものを減圧乾燥させた。得られた油にTFA/DCM 50/50(1ml)を添加し、混合物を室温で一晩攪拌した。溶媒を減圧除去し、材料を調製用HPLC(ACE C8、0.1%TFA−CHCN)によって精製して、表題化合物(7.4mg)をビス(トリフルオロアセタート)塩の形態で得た。MS m/z 344[M+H]
実施例107
8−[(2−クロロフェニル)スルホニル]−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドールトリフルオロアセタート
tert−ブチル1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体42、25mg、0.083mmol)をDMF(1ml)に溶解し、水素化ナトリウム(鉱物油中60%、4.0mg、0.17mmol)を添加した。反応混合物を室温で15分間攪拌し、2−クロロベンゼンスルホニルクロライド(26.0mg、0.125mmol)を添加した。反応混合物を室温で一晩攪拌した。水を添加することによって反応を停止させ、粗生成物を調製用HPLC(XTerra C18、50 mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、DCM(1ml)に溶解し、TFA(1ml)を添加したboc保護性中間体を白色固体(23mg)として得た。反応混合物を室温で1時間攪拌し、溶媒を減圧除去した。粗製材料を調製用HPLC(ACE C8、0.1%TFA−CHCN)によって精製して、表題化合物を白色固体として(0.010g)トリフルオロ酢酸塩の形態で得た。MS m/z 377[M+H]
実施例108
1−メチル−8−[(2−メチルフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
tert−ブチル1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体42、25mg、0.083mmol)を、DMF(1ml)に溶解し、水素化ナトリウム(鉱物油中60%、4.0mg、0.17mmol)を添加した。反応混合物を室温で15分間攪拌し、2−メチルベンゼンスルホニルクロライド(22mg、0.11mmol)を添加した。反応混合物を室温で一晩攪拌した。水を添加することによって反応を停止させ、粗生成物を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、DCM(1ml)に溶解し、TFA(1ml)を添加したtert−ブチル 1−メチル−8−[(2−メチルフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(21mg)を得た。反応混合物を室温で1時間攪拌し、溶媒を減圧除去した。粗製材料を調製用HPLC(ACE C8、0.1%TFA−CHCN)によって精製して、表題化合物(1.1mg)を白色固体として得た。MS m/z 357[M+H]
実施例109
8−[(2,6−ジフルオロフェニル)スルホニル]−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
tert−ブチル1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体42、25mg、0.083mmol)をDMF(1ml)に溶解し、水素化ナトリウム(鉱物油中60%、4.0mg、0.17mmol)を添加した。反応混合物を室温で15分間攪拌し、2,6−ジフルオロベンゼンスルホニルクロライド(26mg、0.11mmol)を添加した。反応混合物を室温で一晩攪拌した。水を添加することによって反応を停止させ、粗生成物を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、DCM(1ml)に溶解し、TFA(1ml)を添加したtert−ブチル8−[(2,6−ジフルオロフェニル)スルホニル]−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(17mg)を得た。反応混合物を室温で1時間攪拌し、溶媒を減圧除去した。粗製材料を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、表題化合物(1.1mg)を白色固体として得た。MS m/z 379[M+H]
実施例110
8−[(2,4−ジクロロフェニル)スルホニル]−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
tert−ブチル1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体42、25mg、0.083mmol)をDMF(1ml)に溶解し、水素化ナトリウム(鉱物油中60%、4.0mg、0.17mmol)を添加した。反応混合物を室温で15分間攪拌し、2,4−ジクロロベンゼンスルホニルクロライド(28mg、0.11mmol)を添加した。反応混合物を室温で一晩攪拌した。水を添加することによって反応を停止させ、粗生成物を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、DCM(1ml)に溶解し、TFA(1ml)を添加したtert−ブチル8−[(2,4−ジクロロフェニル)スルホニル]−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(2mg)を得た。反応混合物を室温で1時間攪拌し、溶媒を減圧除去した。粗製材料を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、表題化合物(0.7mg)を白色固体として得た。MS m/z 412[M+H]
実施例111
8−[(2−メトキシ−5−メチルフェニル)スルホニル]−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
tert−ブチル1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体42、25mg、0.083mmol)をDMF(1ml)に溶解し、水素化ナトリウム(鉱物油中60%、4.0mg、0.17mmol)を添加した。反応混合物を室温で1時間攪拌し、2−メトキシ−5−メチルベンゼンスルホニルクロライド(25mg、0.11mmol)を添加し、反応混合物を室温で一晩攪拌した。水を添加することによって反応を停止させ、粗生成物を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、DCM(1ml)に溶解し、TFA(1ml)を添加したtert−ブチル8−[(2−メトキシ−5−メチルフェニル)スルホニル]−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(7mg)を得た。反応混合物を室温で1時間攪拌し、溶媒を減圧除去した。粗製材料を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、表題化合物(2mg)を得た。MS m/z 387[M+H]
実施例112
8−[(2−メトキシ−4−メチルフェニル)スルホニル]−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
tert−ブチル1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体42、25mg、0.083mmol)をDMF(1ml)に溶解し、水素化ナトリウム(鉱物油中60%、4.0mg、0.17mmol)を添加した。反応混合物を室温で15分間攪拌し、2−メトキシ−4−メチルベンゼンスルホニルクロライド(25mg、0.11mmol)を添加した。反応混合物を室温で一晩攪拌した。水を添加することによって反応を停止させ、粗生成物を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、DCM(1ml)に溶解し、TFA(1ml)を添加したtert−ブチル8−[(2−メトキシ−4−メチルフェニル)スルホニル]−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(21mg)を得た。反応混合物を室温で1時間攪拌にし、溶媒を減圧除去した。粗製材料を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、表題化合物(7mg)を得た。MS m/z 387[M+H]
実施例113
8−[(2,5−ジメチル3−チエニル)スルホニル]−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
tert−ブチル1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体42、25mg、0.083mmol)をDMF(1ml)に溶解し、水素化ナトリウム(鉱物油中60%、4.0mg、0.17mmol)を添加した。反応混合物を室温で15分間攪拌し、2,5−ジメチル3−チエニルスルホニルクロライド(24mg、0.11mmol)を添加した。反応混合物を室温で一晩攪拌した。水を添加することによって反応を停止させ、粗生成物を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、DCM(1ml)に溶解し、TFA(1ml)を添加したtert−ブチル8−[(2,5−ジメチル3−チエニル)スルホニル]−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(6mg)を得た。反応混合物を室温で1時間攪拌し、溶媒を減圧除去した。粗製材料を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、表題化合物(4mg)を得た。MS m/z 377[M+H]
実施例114
8−[(2,5−ジメチル3−フリル)スルホニル]−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
tert−ブチル 1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体42、25mg、0.083mmol)をDMF(1ml)に溶解し、水素化ナトリウム(鉱物油中60%、4.0mg、0.17mmol)を添加した。反応混合物を室温で15分間攪拌し、2,5−ジメチル3−フランスルホニルクロライド(22mg、0.11mmol)を添加した。反応混合物を室温で一晩攪拌した。水を添加することによって反応を停止させ、粗生成物を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、tert−ブチル8−[(2,5−ジメチル3−フリル)スルホニル]−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(19mg)を得、DCM(1ml)に溶解し、TFA(1ml)を添加した。反応混合物を室温で1時間攪拌し、溶媒を減圧除去した。粗製材料を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、表題化合物(2mg)を得た。MS m/z 361[M+H]
実施例115
1−メチル−8−(2−チエニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
tert−ブチル 1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体42、25mg、0.083mmol)をDMF(1ml)に溶解し、水素化ナトリウム(鉱物油中60%、4.0mg、0.17mmol)を添加した。反応混合物を室温で15分間攪拌し、2−チオフェンスルホニルクロライド(21mg、0.11mmol)を添加した。反応混合物を室温で一晩攪拌した。水を添加することによって反応を停止させ、粗生成物を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、tert−ブチル 1−メチル−8−(2−チエニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(14mg)を得、DCM(1ml)に溶解して、TFA(1ml)を添加した。反応混合物を室温で1時間攪拌し、粗製材料を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、表題化合物(5mg)を得た。MS m/z 349[M+H]
実施例116
1−メチル−8−[(5−メチルイソオキサゾール−4−イル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
tert−ブチル 1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体42、25mg、0.083mmol)をDMF(1ml)に溶解し、水素化ナトリウム(鉱物油中60%、4.0mg、0.17mmol)を添加した。反応混合物を室温で15分間攪拌し、5−メチル−4−イソオキサゾールスルホニルクロライド(21mg、0.11mmol)を添加した。反応混合物を室温で一晩攪拌した。水を添加することによって反応を停止させ、粗生成物を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、tert−ブチル 1−メチル−8−[(5−メチルイソオキサゾール−4−イル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(0.010g)を得、DCM(1ml)に溶解して、TFA(1ml)を添加した。反応混合物を室温で1時間攪拌し、粗製材料を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、表題化合物(1mg)を得た。MS m/z 348[M+H]
実施例117
8−[(1,2−ジメチル1H−イミダゾール−4−イル)スルホニル]−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール
tert−ブチル 1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(中間体42、25mg、0.083mmol)をDMF(1ml)に溶解し、水素化ナトリウム(鉱物油中60%、4.0mg、0.17mmol)を添加した。反応混合物を室温で15分間攪拌し、1,2−ジメチルイミダゾール−4−スルホニルクロライド(22mg、0.11mmol)を添加した。反応混合物を室温で一晩攪拌した。水を添加することによって反応を停止させ、粗生成物を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、tert−ブチル8−[(1,2−ジメチル1H−イミダゾール−4−イル)スルホニル]−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−2−カルボキシラート(5mg)を得、DCM(1ml)に溶解して、TFA(1ml)を添加した。反応混合物を室温で1時間攪拌し、粗製材料を調製用HPLC(XTerra C18、50mM NHHCO pH10−CHCN)によって精製して、表題化合物(2mg)を得た。MS m/z 361[M+H]
生物学的試験
本発明による化合物の5−HT受容体に対する結合能および医薬上有効である能力を、当該分野にて公知のインビボおよびインビトロアッセイを使用して決定した。
(a)5−HT結合アッセイ
Boess F.G et al. Neuropharmacology 36(4/5) 713-720, 1997に記載する一般的な方法に従って、[H]−LSDを標識化リガンドとして使用し、ヒト5−HTに対する結合親和性実験を5−HT受容体を用いて形質移入したHEK293細胞にて実施した。
材料
細胞培養
HEK293細胞株をヒト5−HTを用いて形質移入し、5%透析済みウシ胎児血清(Gibco BRL 10106−169)、0.5mM ピルビン酸ナトリウムおよび400μg/ml ジェネテシン(G−418)(Gibco BRL10131−019)を含むDulbeccos Modified Eagles Mediumにて培養した。細胞を1:10で1週間に2回継代した。
化学薬品
放射性リガンド[H] LSD 60−240 Ci/mmol(Amersham Pharmacia Biotech(Buckinghamshire,英国)より入手した)を、エタノール中で−20℃で貯蔵した。化合物を100%DMSOに溶解し、結合緩衝液で希釈した。
ディスポーサブル
Costar96ウェルV−ボトルポリプロピレンプレート(Corning Inc.Costar,NY,USA)にて、化合物を希釈した。Packard Optiplate(Packard Instruments B.V.,Groningen,オランダ)にてサンプルをインキュベートした。Packard24ウェルBarexプレート(Packard Instruments B.V.,Groningen,オランダ)にて、Microscint(商標)20シンチレーション液(Packard Bioscience,Meriden,CT,USA)の存在下で、添加した放射性リガンドを測定した。
緩衝液
結合緩衝液は、20mM HEPES、150mM NaCl、10mM MgClおよび1mM,EDTA,pH 7.4からなる。
方法
膜調製
24.5×24.5mm培養ディッシュ上で、細胞を約90%のコンフルエンスまで増殖させた。培地を吸引し、氷冷したPBSですすいだ後に、25ml Tris緩衝液(50mM Tris−HCl、1mM EDTA、1mM EGTA、pH 7.4)およびウィンドウスクレーパー(window scraper)を使用して細胞を剥がした。Polytronホモジェナイザーを用いて細胞を壊し、低速遠心分離(1000×g、5分間)によって残った粒子状のものを除去した。膜を高速遠心分離(20000×g)によって膜を収集し、結合緩衝液に懸濁し、アリコートで−70℃にて凍結させた。
放射性リガンド結合
凍結細胞膜を解凍し、Polytronホモジェナイザーを用いてすぐに再度ホモジェナイズし、チューブを継続的に振盪しながら30分間SPAコムギ胚芽凝集素ビーズ(Amersham Life Sciences,Cardiff,英国)に結合させた。結合させた後で、ビーズを10分間、1000gで遠心分離し、続いて、96ウェルプレートあたり20mlの結合緩衝液に懸濁した。次いで、放射性リガンドおよび試験化合物をビーズ−膜懸濁物に添加することによって、結合反応を開始した。室温でのインキュベーションの後に、アッセイプレートをシンチレーションカウンターに供した。
HeLa細胞の代わりにヒト5−HT受容体を発現するHEK293細胞から膜を調製したこと以外はそのままでSPA法を行った(Dinh DM, Zaworski PG, Gill GS, Schlachter SK, Lawson CF, Smith MW. HeLa細胞にて発現するヒト5-HT6受容体の検証: 飽和結合試験、標準CNS剤の薬学的プロフィールおよびSPA開発(The Upjohn Company Technical Report 7295-95-064 1995;27 December)。[H]−LSDの特異的な結合は飽和性である一方、非特異的な結合は添加した放射性リガンドの濃度に対して直線的に増加した。[H]−LSDは、5−HT受容体に対して高い親和性をともなって結合した。K値は、4回の分離実験に基づいて、2.6±0.2であると予測された。
3nMの[H]−LSDでの全結合量、競合実験にて使用した放射性リガンドの濃度は、典型的に6000dpmであって、5−HTは、2つの異なる膜調製物に対して試験した場合、236nM以上の平均K値で、濃度依存的な[H]−LSD結合の抑制を引き起こした。3回の実験のアッセイ間のばらつきから、平均Ki値が173nM(SD30)でヒル係数が0.94(SD0.09)で、CVが10%であることが示された。アッセイ内のばらつきは、3%(n=4)であった。全てのラベルしていないリガンドを、異なる強度にもかかわらず、濃度依存的な様式で[H]−LSDの特異的な結合に置き換えた。参考化合物の5−HT受容体に対する親和性の順序は、メチオテピン(Ki 2nM)>ミアンセリン(190nM)=5−HT(236nM)>メチセルジド(482nM)>メスレルギン(mesulergine)(1970nM)であった。
タンパク質測定
タンパク質の濃度を、BioRadタンパク質アッセイ(Bradford MM. A rapid and sensitive method for the quantitation of microgram quantities of protein utilizing the principle of protein-dye binding. Anal. Biochem. 1976;72:248-54)を用いて決定した。ウシ血清アルブミンを標準として使用した。
シンチレーションカウンティング
Packard TopCount(商標)シンチレーションカウンター(Packard Instruments,Meriden,CT,USA)にて、約20%のカウンティング効率で放射能を測定した。カウンティング効率は、異なるセットの実験にて測定した。
飽和実験
飽和実験にて、少なくとも6つの濃度の放射性リガンド(0.1〜20nMの[H]−LSD)を2回ずつ使用した。5μMリスリドの存在下で放射性リガンドの結合として決定した全結合と非特異的な結合との間の差異として、特異的な結合を予測した。式1を使用して、非線形回帰分析からBmaxおよび解離定数、Kを決定した。Lは、結合していない放射性リガンドの濃度であって、yは結合したものの量である。
Figure 2010508344
競合実験
それぞれ8個の複製にて、放射性リガンドの全結合および非特異的な結合を測定した。試験化合物を含むサンプルを11個の濃度で2回ずつ行った。室温で3時間インキュベートした。IC50値、すなわち、放射性リガンドの特異的な結合の50%を抑制する試験化合物の濃度を、非線形回帰分析を用いて測定し、式2を使用してK値を予測した(Cheng Y.C. Biochem. Pharmacol. 22, 3099-3108, 1973)。
Figure 2010508344
(b)5−HT固有活性アッセイ
ヒト5−HT受容体を発現するHEK293細胞における5−HT誘導性のcAMPの増加の抑制を測定することによって、ヒト5−HT受容体に対するアンタゴニストを特徴付けた(Boess et al.(1997) Neuropharmacology 36: 713−720を参照のこと)。つまり、ポリリジンコーティングした96ウェルプレートに、25000/ウェルの密度でHEK293/5−HT細胞を播種し、5%透析済みウシ胎児血清を含むDMEM(Dulbecco’s Modified Eagle Medium)(フェノールレッドを含まず)にて、5%COインキュベーターにて48時間37℃で培養した。次いで、培地を吸引し、0.1mlのアッセイ培地(20mM HEPES、1.5mMイソブチルメチルキサンチンおよび1mg/mlウシ血清アルブミンを含むHanks Balance Salt Solution)で置換した。試験物質50μlをアッセイ培地に添加し、溶解した後で、5%COインキュベーターにて細胞を10分間37℃でインキュベートした。培地を再度吸引し、cAMP内容物を放射能cAMPキット(Amersham Pharmacia Biotech, BIOTRAK RPA559)を使用して測定した。式IC50,corr=IC50/(1+[5HT]/EC50)を使用して、cAMPの増加を誘起する5−HTの50%抑制([5−HT]=8回EC50にて)を引き起こす濃度を決定することによって、アンタゴニストの作用強度を定量化した。
本発明による化合物は、0.5nM〜5μMのKおよびC50,corrを有するヒト5−HT受容体に対して選択的な親和性を有するか、または50nMで[H]−LSDのa%抑制(≧20%)を示す、ヒト5−HT受容体に対するアンタゴニスト、アゴニストまたは部分アゴニストである(表IIおよびIIIを参照のこと)。化合物は、ヒト5−HT1a、5−HT1b、5−HT2a、5−HT2bおよび5−HT2c受容体に対して良好な選択性を示す。
Figure 2010508344
Figure 2010508344
(c)食物摂取の低下のインビボアッセイ
セロトニンおよび食物摂取の概説について、Blundell, J.E. and Halford, J.C.G. (1998) Serotonin and Appetite Regulation. Implications for the Pharmacological Treatment of Obesity. CNS Drugs 9:473-495を参照のこと。
肥満(ob/ob)マウスは大量の食物を消費し、ノイズ比に対して高いシグナルをもたらすので、スクリーニングのための主要な動物モデルとして、この変異体マウスを選択する。有効性データをさらに実証および比較するために、食物消費に対する化合物の効果も野生型マウス(C57BL/6J)にて調査する。化合物の注入の15時間に消費される食物量を記録する。全ての調査において、平均体重が50g(肥満)および25g(痩せ)である8〜9週齢の雄マウス(肥満C57BL/6JBom−Lepobおよび痩せ野生型C57BL/6JBom;Bomholtsgaard、デンマーク)を使用する。23±1℃で40〜60%の湿度にて動物をケージに単独で収容し、水および標準的な飼料に自由にアクセスできるようにする。12/12−hの明暗周期を午後5時で消灯になるように設定する。調査の開始前の少なくとも1週間動物を馴化させた。
シクロデキストリン、シクロデキストリン/メタンスルホン酸、ポリエチレングリコール/メタンスルホン酸、生理食塩水などの特定の化合物にそれぞれ適切な溶媒に、試験化合物を溶解する。各調査について、新たな溶液を作製する。30、50および100mg kg−1day−1の用量を使用する。試験化合物の純度は、分析グレードである。
調査の開始時に動物の体重を量り、体重に基づいて動物を無作為化する。Alzet浸透圧ミニポンプ(Model 2001D;注入速度8μl/h)を使用し、Alzet技術情報マニュアルによって実質的に推奨されるようにロードする(Alza Scientific Products, 1997; Theeuwes, F. and Yam, S.I. Ann. Biomed. Eng. 4(4). 343-353, 1976)。24時間の持続時間での連続皮下注入を使用する。ビヒクルに溶解した異なる濃度の試験化合物、または単なるビヒクル溶液のいずれかを、ミニポンプに充填し、37℃まで事前に温めたビヒクル中で維持した(約1時間)。短時間作用する麻酔(メトフォン(metofane)/エンフルラン)下で、ミニポンプを頸部/背部の皮下に移植する。この外科的な手順は、約5分間続ける。
浸透圧ミニポンプの移植前2日間(ベースライン)および移植から1日間、午後5時および午後8時に食物ペレットの重量を量る。コンピューターによってアシストされるMettler Toledo PR 5002バランスを用いて、計量を実施した。偶然の漏出を補正する。調査時および調査の終了時に、頸部脱臼によって動物を殺し、胴体の血液を後の血漿薬物濃度の分析のためにサンプリングする。
血漿サンプルタンパク質をメタノールを用いて沈殿させ、遠心分離し、上清をHPLCバイアルに移し、液体クロマトグラフィー/質量分析システムに注入する。質量分析機をエレクトロスプレー陽イオンモードおよびMultiple Reaction Monitoringに設定する。原点を通る線形回帰分析を使用して、未知のサンプル濃度を予測した。
連続した3日間、15時間の間の食物消費を測定し、処理の前後の各動物から、基底レベルの値のパーセンテージを得る。各用量群あたり8匹の動物からの平均±SDおよび±SEMとして値を表す。パーセント基底値を使用して、クラスカル−ワリス一方向性ANOVAによって、統計的評価を実施する。p<0.05のレベルで統計的有意性に到達した場合、コントロールと処理群との間の統計比較のためにマンホイットニーのU検定を実施する。

Claims (25)

  1. 式(I):
    Figure 2010508344
    (I)
    [式中、
    以下:
    Figure 2010508344
    は、単結合または二重結合を示し;
    Aは、NまたはNRであり;
    Xは、O、S、N−HまたはN−C1−6−アルキルであって;
    は、以下から選択される基であって:
    (a)C1−6−アルキル、
    (b)C3−7−シクロアルキル、
    (c)C3−6−アルケニル、
    (d)アリール、
    (e)アリール−C2−6−アルケニル、
    (f)アリール−C1−6−アルキル、
    (g)ヘテロアリール、
    (h)ヘテロアリール−C2−6−アルケニル、ならびに
    (i)ヘテロアリール−C1−6−アルキル、
    ここで、任意のヘテロアリールまたはアリール残基は、単独または別の基の部分として、1つ以上の位置において、以下から選択される置換基で独立して置換されてもよく:
    (a)ハロゲン、
    (b)C1−6−アルキル、
    (c)フルオロ−C1−6−アルキル、
    (d)C3−7−シクロアルキル、
    (e)メチル−C3−7−シクロアルキル、
    (f)フルオロ−C3−7−シクロアルキル、
    (g)C2−6−アルケニル、
    (h)フルオロ−C2−6−アルケニル、
    (i)エチニル;
    (j)ヒドロキシ−C1−4−アルキル、
    (k)ヒドロキシ、
    (l)C1−6−アルコキシ
    (m)フルオロ−C1−6−アルコキシ
    (n)C3−7−シクロアルコキシ
    (o)メチル−C3−7−シクロアルコキシ
    (p)フルオロ−C3−7−シクロアルコキシ
    (q)−SCF
    (r)−SCFH、
    (s)−SONR1010
    (t)−S(O)11、ここで、eは0、1、2または3であって、
    (u)−CN、
    (v)−NR1010
    (w)−NHSO11
    (x)−NR12COR11
    (y)−NO
    (z)−CONR1010
    (aa)−CO−R11
    (bb)−COOH、
    (cc)C1−6−アルコキシカルボニル、
    (dd)アリール、
    (ee)ヘテロアリール、
    (ff)アリールオキシ、および
    (gg)ヘテロアリールオキシ、
    ここで、任意の(dd)アリールまたは(ee)ヘテロアリールは、単独または別の基の部分として、1つ以上の位置において、以下から選択される置換基で置換されてもよく:
    (a)ハロゲン、
    (b)C1−4−アルキル、
    (c)C1−4−アルキルチオ、
    (d)C1−4−アルコキシ、
    (e)−CF
    (f)−CN、および
    (g)ヒドロキシメチル;
    は、以下から選択される基であって:
    (a)水素
    (b)ハロゲン、
    (c)C1−6−アルキル、
    (d)フルオロ−C1−6−アルキル、
    (e)C3−7−シクロアルキル、
    (f)メチル−C3−7−シクロアルキル、
    (g)フルオロ−C3−7−シクロアルキル、
    (h)C2−6−アルケニル、
    (i)フルオロ−C2−6−アルケニル、
    (j)エチニル、
    (k)ヒドロキシ−C1−4−アルキル、
    (l)ヒドロキシ、
    (m)C1−6−アルコキシ、
    (n)フルオロ−C1−6−アルコキシ、
    (o)C3−7−シクロアルコキシ、
    (p)メチル−C3−7−シクロアルコキシ、
    (q)フルオロ−C3−7−シクロアルコキシ、
    (r)−SCF
    (s)−SCFH、
    (t)−SONR1010
    (u)−S(O)11、ここで、eは0、1、2または3であって、
    (v)−CN、
    (w)−NR1010
    (x)−NR12SO11
    (y)−NR12COR11
    (z)−NO
    (aa)−CONR1010
    (bb)−OCONR1010
    (cc)−CO−R11
    (dd)−COOH、および
    (ee)C1−6−アルコキシカルボニル;
    は、以下から選択される基であって:
    (a)水素、
    (b)ハロゲン、
    (c)C1−6−アルキル、
    (d)C3−7−シクロアルキル、
    (e)ヒドロキシ−C1−4−アルキル、
    (f)C3−7−シクロアルキル−ヒドロキシ−C1−4−アルキル
    (g)C1−2−アルコキシ−C1−4−アルキル
    (h)−COOR12
    (i)−CONR1010
    (j)−CO−R11
    (k)−CN、
    (l)アリール、および
    (m)ヘテロアリール、
    ここで、任意のヘテロアリールまたはアリール残基は、1つ以上の位置において、以下から選択される置換基で独立して置換されてもよく:
    (a)ハロゲン、
    (b)C1−4−アルキル、
    (c)C1−4−アルキルチオ、
    (d)C1−4−アルコキシ、
    (e)−CF
    (f)−CN、および
    (g)ヒドロキシメチル;
    は、以下から選択される基であって:
    (a)水素、
    (b)C1−4−アルキル、
    (c)フルオロ−C1−4−アルキル、
    (d)C3−5−シクロアルキル、
    (e)フルオロ−C3−5−シクロアルキル、
    (f)ヒドロキシ−C1−4−アルキル、および
    (g)シアノ;
    は、以下から選択される基であるか:
    (a)水素、
    (b)C1−4−アルキル、
    (c)フルオロ−C1−4−アルキル、
    (d)2−シアノエチル、
    (e)ヒドロキシ−C2−4−アルキル、
    (f)C3−4−アルケニル、
    (g)C3−4−アルキニル、
    (h)C3−7−シクロアルキル、
    (i)メチル−C3−7−シクロアルキル
    (j)フルオロ−C3−7−シクロアルキル、
    (k)C3−4−シクロアルキル−C1−4−アルキル、および
    (l)C1−4−アルコキシ−C2−4−アルキル、あるいは
    、およびR、R、RまたはR基の1つは、それらに結合する原子と一緒に複素環を形成し、R、R、RまたはR基の残りの3つは水素であり;
    、R、RおよびRは、それぞれ以下から独立して選択され:
    (a)水素、
    (b)C1−6−アルキル、
    (c)フルオロ−C1−6−アルキル、
    (d)C3−7−シクロアルキル、および
    (e)ヒドロキシ−C1−4−アルキル、
    ただし、R、R、RおよびRの少なくとも2つがメチルで、その残りが水素でない場合、R、R、RおよびRの3つは水素であって、
    、R、RまたはRの2つは、それらに結合する原子と一緒に炭素環または複素環を形成し、R、R、RまたはRの残りの2つは水素であるか、あるいは
    、R、RまたはR基の1つおよびRは、それらに結合する原子と一緒に複素環を形成し、R、R、RまたはRの残りの3つは水素であり;
    10は、以下からそれぞれ独立して選択される基であるか:
    (a)水素、
    (b)C1−6−アルキル、
    (c)フルオロ−C2−6−アルキル、および
    (d)C3−7−シクロアルキル、あるいは
    2つのR10は、それらに結合する窒素と一緒に、メチルで置換されていてもよい複素環を形成し;
    11は、以下からそれぞれ独立して選択される基であって:
    (a)水素、
    (b)C1−6−アルキル、
    (c)フルオロ−C1−6−アルキル、
    (d)C3−7−シクロアルキル、
    (e)メチル−C3−7−シクロアルキル、
    (f)アリール、および
    (g)ヘテロアリール、
    ここで、任意のヘテロアリールまたはアリール残基は、1つ以上の位置において、以下から選択される置換基で独立して置換されてもよく:
    (a)ハロゲン、
    (b)C1−4−アルキル、
    (c)C1−4−アルキルチオ、
    (d)C1−4−アルコキシ、
    (e)−CF
    (f)−CN、および
    (g)ヒドロキシメチル、
    12は、以下からそれぞれ独立して選択される基であるか:
    (a)水素、
    (b)C1−6−アルキル、
    (c)フルオロ−C1−6−アルキル、
    (d)C3−7−シクロアルキル、および
    (e)ヒドロキシ−C1−4−アルキル、
    あるいは、R11およびR12は、基NR12COR11中に存在する場合、それらに結合する原子と一緒にラクタム環を形成するか、または、R11およびR12は、基NR12SO11中に存在する場合、それらに結合する原子と一緒にスルタム環を形成する]
    で表される化合物、ならびにその医薬上許容される塩、水和物、溶媒和物、幾何異性体、互換異性体、光学異性体、およびプロドラッグ形態。
  2. 式(II):
    Figure 2010508344
    (II)
    [式中、
    以下:
    Figure 2010508344
    は、単結合または二重結合を示し;
    Aは、NまたはNRであり;
    Xは、O、S、N−HまたはN−C1−6−アルキルであって;
    は、以下から選択される基であって:
    (a)C1−6−アルキル、
    (b)C3−7−シクロアルキル、
    (c)C3−6−アルケニル、
    (d)アリール、
    (e)アリール−C2−6−アルケニル、
    (f)アリール−C1−6−アルキル、
    (g)ヘテロアリール、
    (h)ヘテロアリール−C2−6−アルケニル、ならびに
    (i)ヘテロアリール−C1−6−アルキル、
    ここで、任意のヘテロアリールまたはアリール残基は、単独または別の基の部分として、1つ以上の位置において、以下から選択される置換基で独立して置換されてもよく:
    (a)ハロゲン、
    (b)C1−6−アルキル、
    (c)フルオロ−C1−6−アルキル、
    (d)C3−7−シクロアルキル、
    (e)メチル−C3−7−シクロアルキル、
    (f)フルオロ−C3−7−シクロアルキル、
    (g)C2−6−アルケニル、
    (h)フルオロ−C2−6−アルケニル、
    (i)エチニル;
    (j)ヒドロキシ−C1−4−アルキル、
    (k)ヒドロキシ、
    (l)C1−6−アルコキシ
    (m)フルオロ−C1−6−アルコキシ
    (n)C3−7−シクロアルコキシ
    (o)メチル−C3−7−シクロアルコキシ
    (p)フルオロ−C3−7−シクロアルコキシ
    (q)−SCF
    (r)−SCFH、
    (s)−SONR1010
    (t)−S(O)11、ここで、eは0、1、2または3であって、
    (u)−CN、
    (v)−NR1010
    (w)−NHSO11
    (x)−NR12COR11
    (y)−NO
    (z)−CONR1010
    (aa)−CO−R11
    (bb)−COOH、
    (cc)C1−6−アルコキシカルボニル、
    (dd)アリール、
    (ee)ヘテロアリール、
    (ff)アリールオキシ、および
    (gg)ヘテロアリールオキシ、
    ここで、任意の(dd)アリールまたは(ee)ヘテロアリールは、単独または別の基の部分として、1つ以上の位置において、以下から選択される置換基で置換されてもよく:
    (a)ハロゲン、
    (b)C1−4−アルキル、
    (c)C1−4−アルキルチオ、
    (d)C1−4−アルコキシ、
    (e)−CF
    (f)−CN、および
    (g)ヒドロキシメチル;
    は、以下から選択される基であって:
    (a)水素
    (b)ハロゲン、
    (c)C1−6−アルキル、
    (d)フルオロ−C1−6−アルキル、
    (e)C3−7−シクロアルキル、
    (f)メチル−C3−7−シクロアルキル、
    (g)フルオロ−C3−7−シクロアルキル、
    (h)C2−6−アルケニル、
    (i)フルオロ−C2−6−アルケニル、
    (j)エチニル、
    (k)ヒドロキシ−C1−4−アルキル、
    (l)ヒドロキシ、
    (m)C1−6−アルコキシ、
    (n)フルオロ−C1−6−アルコキシ、
    (o)C3−7−シクロアルコキシ、
    (p)メチル−C3−7−シクロアルコキシ、
    (q)フルオロ−C3−7−シクロアルコキシ、
    (r)−SCF
    (s)−SCFH、
    (t)−SONR1010
    (u)−S(O)11、ここで、eは0、1、2または3であって、
    (v)−CN、
    (w)−NR1010
    (x)−NR12SO11
    (y)−NR12COR11
    (z)−NO
    (aa)−CONR1010
    (bb)−OCONR1010
    (cc)−CO−R11
    (dd)−COOH、および
    (ee)C1−6−アルコキシカルボニル;
    は、以下から選択される基であって:
    (a)水素、
    (b)ハロゲン、
    (c)C1−6−アルキル、
    (d)C3−7−シクロアルキル、
    (e)ヒドロキシ−C1−4−アルキル、
    (f)C3−7−シクロアルキル−ヒドロキシ−C1−4−アルキル
    (g)C1−2−アルコキシ−C1−4−アルキル
    (h)−COOR12
    (i)−CONR1010
    (j)−CO−R11
    (k)−CN、
    (l)アリール、および
    (m)ヘテロアリール、
    ここで、任意のヘテロアリールまたはアリール残基は、1つ以上の位置において、以下から選択される置換基で独立して置換されてもよく:
    (a)ハロゲン、
    (b)C1−4−アルキル、
    (c)C1−4−アルキルチオ、
    (d)C1−4−アルコキシ、
    (e)−CF
    (f)−CN、および
    (g)ヒドロキシメチル;
    は、以下から選択される基であって:
    (a)水素、
    (b)C1−4−アルキル、
    (c)フルオロ−C1−4−アルキル、
    (d)C3−5−シクロアルキル、
    (e)フルオロ−C3−5−シクロアルキル、
    (f)ヒドロキシ−C1−4−アルキル、および
    (g)シアノ;
    は、以下から選択される基であるか:
    (a)水素、
    (b)C1−4−アルキル、
    (c)フルオロ−C1−4−アルキル、
    (d)2−シアノエチル、
    (e)ヒドロキシ−C2−4−アルキル、
    (f)C3−4−アルケニル、
    (g)C3−4−アルキニル、
    (h)C3−7−シクロアルキル、
    (i)メチル−C3−7−シクロアルキル
    (j)フルオロ−C3−7−シクロアルキル、
    (k)C3−4−シクロアルキル−C1−4−アルキル、および
    (l)C1−4−アルコキシ−C2−4−アルキル、あるいは
    、およびR、R、RまたはR基の1つは、それらに結合する原子と一緒に複素環を形成し、R、R、RまたはRの残りの3つは水素であり;
    、R、RおよびRは、それぞれ以下から独立して選択され:
    (a)水素、
    (b)C1−6−アルキル、
    (c)フルオロ−C1−6−アルキル、
    (d)C3−7−シクロアルキル、および
    (e)ヒドロキシ−C1−4−アルキル、
    ただし、R、R、RおよびRの少なくとも2つがメチルで、その残りが水素でない場合、R、R、RおよびRの3つは水素であって、
    、R、RまたはRの2つは、それらに結合する原子と一緒に炭素環または複素環を形成し、R、R、RまたはRの残りの2つは水素であるか、あるいは
    、R、RまたはR基の1つおよびRは、それらに結合する原子と一緒に複素環を形成し、R、R、RまたはRの残りの3つは水素であり;
    10は、以下からそれぞれ独立して選択される基であるか:
    (a)水素、
    (b)C1−6−アルキル、
    (c)フルオロ−C2−6−アルキル、および
    (d)C3−7−シクロアルキル、あるいは
    2つのR10は、それらに結合する窒素と一緒に、メチルで置換されていてもよい複素環を形成し;
    11は、以下からそれぞれ独立して選択される基であって:
    (a)水素、
    (b)C1−6−アルキル、
    (c)フルオロ−C1−6−アルキル、
    (d)C3−7−シクロアルキル、
    (e)メチル−C3−7−シクロアルキル、
    (f)アリール、および
    (g)ヘテロアリール、
    ここで、任意のヘテロアリールまたはアリール残基は、1つ以上の位置において、以下から選択される置換基で独立して置換されてもよく:
    (a)ハロゲン、
    (b)C1−4−アルキル、
    (c)C1−4−アルキルチオ、
    (d)C1−4−アルコキシ、
    (e)−CF
    (f)−CN、および
    (g)ヒドロキシメチル、
    12は、以下からそれぞれ独立して選択される基であるか:
    (a)水素、
    (b)C1−6−アルキル、
    (c)フルオロ−C1−6−アルキル、
    (d)C3−7−シクロアルキル、および
    (e)ヒドロキシ−C1−4−アルキル、
    あるいは、R11およびR12は、基NR12COR11中に存在する場合、それらに結合する原子と一緒にラクタム環を形成するか、または、R11およびR12は、基NR12SO11中に存在する場合、それらに結合する原子と一緒にスルタム環を形成する]
    で表される、請求項1記載の化合物。
  3. X=0であって;
    は、アリールおよびヘテロアリールから選択され、ここで、任意のヘテロアリールまたはアリール残基は、1つ以上の位置において、以下から選択される置換基で独立して置換されてもよく:
    (a)ハロゲン、
    (b)C1−3−アルキル、
    (c)トリフルオロメチル、
    (d)メトキシ、
    (e)トリフルオロメトキシ、
    (f)メチルスルホニル、
    (g)−CN、および
    (h)フェニル;
    は、以下から選択される基であって:
    (a)水素
    (b)ハロゲン、
    (c)C1−6−アルキル、および
    (d)C1−6アルコキシ;
    は、以下から選択される基であって:
    (a)水素、
    (b)ハロゲン、
    (c)C1−6−アルキル、
    (d)ヒドロキシ−C1−4−アルキル、
    (e)C3−7−シクロアルキル−ヒドロキシ−C1−4−アルキル、および
    (f)−CO−C1−6−アルキル;
    は、水素およびC1−4−アルキルから選択される基であって;
    は、水素、C1−3−アルキルおよびフルオロ−C1−3−アルキルから選択されるか;あるいは
    、およびRおよびRの1つは、それらに結合する窒素および炭素原子と一緒にピロリジン環を形成するが、ただし、RおよびRは両方とも水素であり;
    は、水素であるか、あるいは、R、およびそれらに結合する窒素および炭素原子と一緒にピロリジン環を形成するが、ただし、RおよびRは両方とも水素であり;
    は、水素およびメチルから選択され:
    は、水素であるか、あるいは、R、およびそれらに結合する窒素および炭素原子と一緒にピロリジン環を形成するが、ただし、RおよびRは両方とも水素であり;
    は、水素およびメチルから選択される、請求項2記載の化合物。
  4. は、フェニル、ナフチル、ピリジニル、イソオキサゾリル、イミダゾリル、1,4−ベンゾジオキシニル、ベンゾフラニル、フラニル、1,3−ベンゾチアゾリル、クロマニル、チエニルおよびベンゾチエニルから選択され、それぞれ、1つ以上の位置において、以下から選択される置換基で独立して置換されてもよく:
    (a)フッ素
    (b)塩素、
    (c)C1−3−アルキル、
    (d)トリフルオロメチル、
    (e)メトキシ、
    (f)トリフルオロメトキシ、
    (g)メチルスルホニル、
    (h)−CN、および
    (i)フェニル
    は、水素、フルオロ、メチルまたはメトキシであって;
    は、水素、クロロ、メチル、1−ヒドロキシ−エチル、1−ヒドロキシ−1−メチル−エチル、アセチル、イソブチリルまたはシクロプロピル−ヒドロキシメチルであって;
    は、水素、メチルおよびイソプロピルから選択され;
    は、水素、メチル、エチル、イソプロピルおよび2-フルオロエト-1−イルから選択されるか;あるいは
    、およびRおよびRの1つは、それらに結合する窒素および炭素原子と一緒にピロリジン環を形成するが、ただし、RおよびRは両方とも水素であり;
    は水素であるか、あるいは、Rおよびそれらに結合する窒素および炭素原子と一緒にピロリジン環を形成するが、ただし、RおよびRは両方とも水素であり
    は、水素およびメチルから選択され:
    は、水素であるか、あるいは、R、およびそれらに結合する窒素および炭素原子と一緒にピロリジン環を形成するが、ただし、RおよびRは両方とも水素であり;
    は、水素およびメチルから選択される、請求項3記載の化合物。
  5. は、フェニル、1−ナフチル、2−ナフチル、3−ピリジニル、4−イソオキサゾリル、4−イミダゾリル、1,4−ベンゾジオキシン−6−イル、2−ベンゾフラニル、3−フリル、1,3−ベンゾチアゾール−6−イル、6−クロメニル、2−チエニル、3−チエニル、2−ベンゾチエニルおよび3−ベンゾチエニルから選択され、それぞれ、1つ以上の位置において、
    (a)フッ素
    (b)塩素、
    (c)メチル、
    (d)プロピル、
    (e)イソプロピル、
    (f)トリフルオロメチル、
    (g)メトキシ、
    (h)トリフルオロメトキシ、
    (i)メチルスルホニル
    (j)−CN、および
    (k)フェニルから選択される置換基で独立して置換されてもよい、請求項4記載の化合物。
  6. 以下から選択される、請求項5記載の化合物:
    2,5−メチルエン−9−(フェニルスルホニル)−1,2,3,4,5,9−ヘキサヒドロ[1,5]オキサゾシノ[3,2−e]インドール;
    2,4−ジメチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    2−イソプロピル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    2−エチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    2−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−6−イルスルホニル)−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−[(3,4−ジメトキシフェニル)スルホニル]−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−(1−ベンゾフラン−2−イルスルホニル)−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−[(2,5−ジメチル−3−フリル)スルホニル]−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−(1,3−ベンゾチアゾール−6−イルスルホニル)−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    2−メチル−8−{[4−(メチルスルホニル)フェニル]スルホニル}−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−[(4−イソプロピルフェニル)スルホニル]−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−[(2,2−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H−クロメン−6−イル)スルホニル]−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−[(2−クロロ−4−フルオロフェニル)スルホニル]−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−[(3,4−ジクロロフェニル)スルホニル]−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−[(4−フルオロフェニル)スルホニル]−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−[(2,6−ジフルオロフェニル)スルホニル]−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    2−メチル−8−{[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]スルホニル}−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    2−メチル−8−(2−ナフチルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−[(3−クロロ−4−メチルフェニル)スルホニル]−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−[(4,5−ジクロロ−2−チエニル)スルホニル]−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−[(5−クロロ−3−メチル−1−ベンゾチエン−2−イル)スルホニル]−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−[(2,4−ジクロロフェニル)スルホニル]−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−{[4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]スルホニル}−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    2−メチル−8−(2−チエニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    2−メチル−8−[(4−メチルフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−[(2−メトキシ−5−メチルフェニル)スルホニル]−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−[(3−フルオロ−4−メチルフェニル)スルホニル]−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−(1−ベンゾチエン−3−イルスルホニル)−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    2−メチル−8−{[4−(トリフルオロメチル)フェニル]スルホニル}−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    2−メチル−8−[(4−プロピルフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    3−クロロ−4−[(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−8H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−8−イル)スルホニル]ベンゾニトリル;
    8−[(2,5−ジメチル−3−チエニル)スルホニル]−2−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    2−[(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−8H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−8−イル)スルホニル]ベンゾニトリル;
    2−メチル−1−[2−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−9−イル]プロパン−1−オン;
    1−[2−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−9−イル]エタノン;
    9−クロロ−2−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    2−[2−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−9−イル]プロパン−2−オール;
    シクロプロピル[2−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−9−イル]メタノール;
    1−[2−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−9−イル]エタノール ;
    10−クロロ−2−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    (7aR)−3−(フェニルスルホニル)−3,7a,8,9,10,12−ヘキサヒドロ−7H−ピロロ[2’,1’:3,4][1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    (7aS)−3−(フェニルスルホニル)−3,7a,8,9,10,12−ヘキサヒドロ−7H−ピロロ[2’,1’:3,4][1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    (3S)−3−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    (3S)−2,3−ジメチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    2,7−ジメチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    6−メトキシ−2−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    2−(2−フルオロエチル)−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−[(2−メトキシ−5−メチルフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−[(2,4−ジクロロフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]スルホニル}−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−[(3,4−ジメトキシフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−(2−ナフチルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−[(2−メトキシ−4−メチルフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−[(4−プロピルフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−[(4−イソプロピルフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−(1−ベンゾフラン−2−イルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−[(2,5−ジメチル−3−チエニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−[(3−フルオロ−4−メチルフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−[(4−メトキシフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−[(2,5−ジメチル−3−フリル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−[(2−メチルフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−[(4−メチルフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−(2−チエニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−{[2−(トリフルオロメトキシ)フェニル]スルホニル}−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−(ビフェニル−3−イルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−{[2−(トリフルオロメチル)フェニル]スルホニル}−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−(1−ベンゾチエン−2−イルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−(1−ナフチルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−[(5−フルオロ−2−メチルフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    (3R)−3−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    (3R)−2,3−ジメチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    6−メトキシ−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    9−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    10−クロロ−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    10−クロロ−8−[(4−フルオロフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    3−[(10−クロロ−1,2,3,4−テトラヒドロ−8H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール−8−イル)スルホニル]ベンゾニトリル;
    10−クロロ−8−(ピリジン−3−イルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−[(2−クロロフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    1−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    (1S)−1−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    (1R)−1−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    1−メチル−8−(フェニルスルホニル)−3,8−ジヒドロ−4H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    6−フルオロ−1−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    6−メトキシ−1−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−[(2−クロロフェニル)スルホニル]−6−メトキシ−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    6−メトキシ−1−メチル−8−[(2−メチルフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−[(2,6−ジフルオロフェニル)スルホニル]−6−メトキシ−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    6−メトキシ−8−[(2−メトキシ−5−メチルフェニル)スルホニル]−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−[(2,4−ジクロロフェニル)スルホニル]−6−メトキシ−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    1−イソプロピル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    1−イソプロピル−2−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    1,2−ジメチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    10−クロロ−1−メチル−8−(フェニルスルホニル)−3,8−ジヒドロ−4H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    10−クロロ−1−メチル−8−(ピリジン−3−イルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    10−クロロ−1−メチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    10−クロロ−1,2−ジメチル−8−(フェニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    10−クロロ−8−[(2−メトキシ−5−メチルフェニル)スルホニル]−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    10−クロロ−8−[(2−メトキシ−5−メチルフェニル)スルホニル]−1,2−ジメチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    10−クロロ−8−[(2−フルオロフェニル)スルホニル]−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    10−クロロ−8−[(2−フルオロフェニル)スルホニル]−1,2−ジメチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    10−クロロ−8−[(3−フルオロフェニル)スルホニル]−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    10−クロロ−8−[(3−フルオロフェニル)スルホニル]−1,2−ジメチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    1−メチル−8−(ピリジン−3−イルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−[(2−クロロフェニル)スルホニル]−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    1−メチル−8−[(2−メチルフェニル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−[(2,6−ジフルオロフェニル)スルホニル]−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−[(2,4−ジクロロフェニル)スルホニル]−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−[(2−メトキシ−5−メチルフェニル)スルホニル]−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−[(2−メトキシ−4−メチルフェニル)スルホニル]−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−[(2,5−ジメチル−3−チエニル)スルホニル]−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−[(2,5−ジメチル−3−フリル)スルホニル]−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    1−メチル−8−(2−チエニルスルホニル)−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    1−メチル−8−[(5−メチルイソオキサゾール−4−イル)スルホニル]−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール;
    8−[(1,2−ジメチル−1H−イミダゾール−4−イル)スルホニル]−1−メチル−1,3,4,8−テトラヒドロ−2H−[1,4]オキサゼピノ[6,7−e]インドール。
  7. 5−HT受容体アンタゴニストまたは部分アゴニストである、請求項1〜6のいずれか1項記載の化合物。
  8. 5−HT受容体アンタゴニストである、請求項7記載の化合物。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項記載の化合物を含む組成物の対象へ投与を含む、対象における障害の処置または予防のための方法。
  10. 障害が5−HT受容体関連障害である、請求項9記載の方法。
  11. 体重の減少または体重増加の減少が対象にて観察される、請求項10記載の方法。
  12. 障害が肥満である、請求項10記載の方法。
  13. 請求項1〜8のいずれか1項記載の化合物を医薬上許容される希釈剤または担体と組み合わせる工程を含む、組成物の製造方法。
  14. 5−HT受容体関連障害の処置または予防のための方法であって、請求項1〜8のいずれか1項記載の化合物の有効量を、5−HT受容体関連障害の処置を必要とするヒトを含む哺乳動物に投与する工程を含む、方法。
  15. 体重の減少または体重増加の減少のための方法であって、請求項1〜8のいずれか1項記載の化合物の有効量を、体重の減少または体重増加の減少を必要とするヒトを含む哺乳動物に投与する工程を含む、方法。
  16. 5−HT受容体活性を調節するための方法であって、請求項1〜8のいずれか1項記載の化合物の有効量を、ヒトを含む哺乳動物に投与する工程を含む、方法。
  17. 5−HT受容体関連障害の処置または予防における使用のための医薬品の製造のための、請求項1〜8のいずれか1項記載の化合物の使用。
  18. 体重の減少または体重増加の減少のための医薬品の製造のための、請求項1〜8のいずれか1項記載の化合物の使用。
  19. 肥満の処置または予防における使用のための医薬品の製造のための、請求項1〜8のいずれか1項記載の化合物の使用。
  20. 医薬上許容される希釈剤または担体と組み合わせて、請求項1〜8のいずれか1項記載の化合物を有効成分として含む医薬処方物。
  21. さらなる治療剤をさらに含む、請求項20記載の医薬処方物。
  22. 請求項1〜8のいずれか1項記載の化合物が体重の減少または体重増加の減少にて有用である、請求項20記載の医薬処方物。
  23. 請求項1〜8のいずれか1項記載の化合物を、食欲を減少させることに有効な投与量で投与する工程、および美容上有益な体重の減少が生じるまで、当該投与量を繰り返す工程を含む、哺乳動物の体の外観を改善するための非治療的方法。
  24. 美容上許容される希釈剤または担体と組み合わせて、請求項1〜8のいずれか1項記載の化合物を有効成分として含む美容組成物。
  25. さらなる有効成分をさらに含む、請求項21記載の美容処方物。
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