JP2010507496A5

JP2010507496A5 -

Info

Publication number: JP2010507496A5
Application number: JP2009534050A
Authority: JP
Filing date: 2007-10-16
Publication date: 2010-10-28
Anticipated expiration: 2027-10-16

Claims

それを中心として切削インサートが１８０°の回転対称である中心軸、上面、底面、上面と底面との間に延在する周囲側面であって、一対の副側面に接続する一対の対向する主側面を含んでいる周囲側面、及び中心軸に沿って延在し、上面及び底面を接続するインサート貫通孔を有するインサート本体、
第１及び第２の主切削刃間に延在する凸状輪郭を有する上面と主側面との交差部に形成される第１及び第２の主切削刃、
主側面の一方の側面と隣接する副側面との接合部に沿って形成される第１及び第２の副切削刃、
を備え、
底面は、ベース面と、切削インサートの底面からみて、ベース面の上に起立するインサート突出部上に形成されるインサート突出部当接面とを備え、
インサート突出部は、底面の中心部分に形成され、ベース面に少なくとも部分的に取り囲まれ、
インサート凹部は、中心軸に沿ってインサート突出部に形成され、インサート貫通孔に連通し、インサート凹部は、インサート貫通孔の最小直径より大きい最大幅寸法を有していることを特徴とする交換可能な接線切削インサート。
主切削刃と関連する主すくい面が各主側面に形成され、
上面は、逃げ面を形成し、
切削インサートの主側面から見て、第１の主切削刃は、第１の高い位置にある内側端部から第１の低い位置にある外側端部まで傾斜し、
切削インサートの上面から見て、前記第１の主切削刃は、副側面を通り抜けるインサートの長手方向の軸に対して外側に向かう角度で、第１の高い位置にある内側端部から第１の低い位置にある外側端部まで延在することを特徴とする請求項１に記載の交換可能な接線切削インサート。
各副側面は、上面から底面の方向に外側に向って傾斜していることを特徴とする請求項１に記載の交換可能な接線切削インサート。
上面から見て、切削インサートは、短い対角線Ｄ１を有し、インサート貫通孔は、最小貫通孔直径Ｄ２を有し、
比（Ｄ２／Ｄ１）は、０．３０以上であることを特徴とする請求項１に記載の交換可能な接線切削インサート。
凹部は、インサート貫通孔の最小直径を少なくとも２０％分超える最大直径を有することを特徴とする請求項１に記載の交換可能な接線切削インサート。
凹部は、インサート貫通孔の最小直径を少なくとも３０％分超える最大直径を有することを特徴とする請求項５に記載の交換可能な接線切削インサート。
インサート突出部は、概略リング状であり、対向する截頭外壁部分において截頭されていることを特徴とする請求項１に記載の交換可能な接線切削インサート。
対向する截頭外壁部分は、対向する主側面に属する主側面下方部分と結合することを特徴とする請求項７に記載の交換可能な接線切削インサート。
一対の対向する底部当接縁は、インサート突出部当接面の主側面下方部分との接合部に形成されることを特徴とする請求項８に記載の交換可能な接線切削インサート。
凸状輪郭は、第１の対角線上に対向する一対の同一の凸状輪郭要素及び第２の対角線上に対向する一対の同一の凸状輪郭要素を備え、
第１の対角線上に対向して対をなす部材及び第２の対角線上に対をなす部材が、共通の凸状の幾何学的表面上に全てあるとは限らないことを特徴とする請求項１に記載の交換可能な接線切削インサート。
第１の対角線上に対向して対をなす部材は、第１の円筒面上にあり、
第２の対角線上に対向して対をなす部材は、異なる第２の円筒面上にあることを特徴とする請求項１０に記載の交換可能な接線切削インサート。
ポケット・ベース及び該ポケット・ベースに着座する切削インサートを有するインサート・ポケットを備える切削部分を有する回転切削工具であって、
（ａ）切削インサートは、
それを中心として切削インサートが１８０°の回転対称である中心軸、上面、底面、上面と底面との間に延在する周囲側面であって、一対の副側面に接続する一対の対向する主側面を含んでいる周囲側面、及び中心軸に沿って延在し、上面及び底面を接続するインサート貫通孔を有するインサート本体、
主切削刃間に延在する凸状輪郭を有する上面と主側面との交差部に形成される第１及び第２の主切削刃、
主側面の一方の側面と隣接する副側面との接合部に沿って形成される第１及び第２の副切削刃、
を備え、
底面は、ベース面と、切削インサートの底面からみて、ベース面の上に起立するインサート突出部上に形成されるインサート突出部当接面とを備え、
インサート突出部は、底面の中心部分に形成され、ベース面に少なくとも部分的に取り囲まれ、
インサート凹部は、中心軸に沿ってインサート突出部に形成され、インサート貫通孔に連通し、インサート凹部は、インサート貫通孔の最小直径より大きい最大幅寸法を有しており、
（ｂ）インサート突出部当接面は、ポケット・ベース上にあり、
（ｃ）インサート・ポケットには、ポケット・ベースの上に起立し、インサート凹部内に嵌まり込むポケット突出部が設けられ、該ポケット突出部は、そこに形成されたネジ切りされた孔を有することを特徴とする回転切削工具。
ポケット突出部は、インサート凹部を画定する表面に接触することなくインサート凹部内に嵌まり込むことを特徴とする請求項１２に記載の回転切削工具。
インサート突出部当接面の最も外側の部分は、ポケット・ベースの対応する最も外側の部分の上にあり、
インサート突出部当接面の最も内側の部分は、ポケット・ベースにより支持されないままであることを特徴とする請求項１２に記載の回転切削工具。
切削部分は、ちょうど２つのインサート・ポケットを備え、各インサート・ポケットは、そこに保持される切削インサートを有することを特徴とする請求項１２に記載の回転切削工具。
２つのインサート・ポケット各々は、ネジ切りされた孔を有し、各ネジ切りされた孔は、軸を有し、ネジ切りされた孔の軸は、互いに平行であり、工具の幅を横切る横方向に互いにずれていることを特徴とする請求項１５に記載の回転切削工具。
工具の切削直径は、１０ｍｍほどであることを特徴とする請求項１５に記載の回転切削工具。
凸状輪郭は、第１の対角線上に対向する一対の同一の凸状輪郭要素及び第２の対角線上に対向する一対の同一の凸状輪郭要素を備え、
第１の対角線上に対向する対をなす部材及び第２の対角線上に対抗して対をなす部材は、共通の凸状の幾何学的表面上に全てあるとは限らないことを特徴とする請求項１２に記載の回転切削工具。
第１の対角線上に対向して対をなす部材は、第１の円筒面上にあり、
第２の対角線上に対向して対をなす部材は、異なる第２の円筒面上にあることを特徴とする請求項１８に記載の回転切削工具。