JP2010506819A - 単一ステップでの,か焼自生粉砕及び分離(casg)法による,か焼ホウ砂の製造方法 - Google Patents

単一ステップでの,か焼自生粉砕及び分離(casg)法による,か焼ホウ砂の製造方法 Download PDF

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Abstract

本発明は,フライトを有する回転炉の中でホウ砂の粗鉱(Na−10HO)が熱処理される間に,鉱石中に含有される水の損失により土類鉱物材料が焼入れされ,ホウ砂鉱石は,か焼(calcination)により膨張し,かつ,軟質な構造を有し,膨張したホウ砂は,乾燥かつ焼入れされた粘土の自生粉砕力により破砕され,か焼ホウ砂は,か焼プロセスに用いた熱空気による空気圧式分離工程にかけられて不純物から高効率で精製されることを含む一連の工程によるBを高含有量で含む超微粉砕された,か焼ホウ砂の製造に関する。本発明はまた,第2のステップにおいて,低密度の超微粉砕された,か焼ホウ砂を圧力下で圧縮することによる高密度の圧縮か焼ホウ砂製品の製造に関する。

Description

発明の詳細な説明
本発明は,フライトを有する回転炉の中でホウ砂の粗鉱(Na.10HO)が熱処理される間に,鉱石中に含有される水の損失により土類鉱物材料が焼入れされ,ホウ砂鉱石は,か焼(calcination)により膨張し,かつ,軟質な構造を有し,膨張したホウ砂は,乾燥かつ焼入れされた粘土の自生粉砕力により破砕され,か焼ホウ砂は,か焼プロセスに用いた熱空気による空気圧式分離工程にかけられて不純物から高効率で精製されることを含む一連の工程によるBを高含有量で含む超微粉砕された,か焼ホウ砂の製造に関する。本発明はまた,第2のステップにおいて,低密度の超微粉砕された,か焼ホウ砂を圧力下で圧縮することによる高密度の圧縮か焼ホウ砂製品の製造に関する。
原料:〜50mmに破砕された,採掘されたホウ砂の粗鉱,
化学式:Na.10H
含有量:20〜28% B
嵩密度:1.3g/cm
粒径:<50mm
水分:3〜8%
結晶水:10mol H
不純物含有量:25〜45%

得られる製品:
第1のステップ:超微粉砕された,か焼ホウ砂
化学式:Na.(1〜5)H
含有量:45〜62% B
嵩密度:0.15〜0.3g/cm
粒径:<250ミクロン
水分:0〜0.6%
結晶水:1〜5mol H
不純物含有量:3〜12%

第2のステップ:圧縮か焼ホウ砂
化学式:Na.(1〜5)H
含有量:45〜62% B
嵩密度:0.75〜1.0g/cm
粒径:<6mm(粒径は調節され得る。)
水分:0〜0.6%
結晶水:1〜5mol H
不純物含有量:3〜12%
第1のステップ:超微粉砕された,か焼ホウ砂の製造方法;
を高含有量で含む超微粉砕された,か焼ホウ砂の製造は,フライトを有する回転炉の中でホウ砂の粗鉱が,か焼する間に,鉱石中に含有される水の損失により土類鉱物材料が焼入れされ,湿分及び含有水の損失及びこれに伴う膨張によりホウ砂鉱石が脆弱な構造を有し,膨張したホウ砂は回転炉の中で焼入れされた粘土の自生粉砕力により破砕され,低密度を有する超微粉砕された,か焼ホウ砂が,か焼プロセスに用いた熱空気による空気圧式分離にかけられて,粘土(不純物)から高比率で精製される方法により達成される。
単一ステップでの,か焼自生粉砕及び分離法による超微粉砕された,か焼ホウ砂製品の製造の産業的用途

超微粉砕された,か焼ホウ砂の製造に用いられる,機器及び器具のリスト(図1/2)

1 粗鉱供給ホッパー
2 炉の廃棄物排出
2.1 か焼釜
3 炉の端部での煙突出口
4 粉末サイクロン
5 バッグフィルタ
6 バーナ
7 大気への放出用漏斗
8 エアファン
か焼プロセスは,1〜5モルの結晶水を有するミクロン寸法の,か焼ホウ砂の製造が要求される。か焼炉の内部設計は製造量及び品質に影響するため重要である。炉中の鉱石の粒子を渦流させる,炉のライナに取り付けられたフライトが必須である。これらのフライトは,炉の内部ライニングに,炉に沿って細片状に間隔をもって設けられる必要がある。
炉の傾斜及び回転速度は,炉中に残留する時間(duration)及びライナの厚さ,ならびに,供給量に影響する要因であり,したがって,製造量及び品質にも影響する。
プロセスにおいて用いられる器具の予熱が,製造の開始前から要求される。
ホウ砂の粗鉱が,か焼のために,〜25mmの寸法の小片に破砕されて用意される;しかしながら,より大きな粒径(〜50mm)に破砕されて,か焼されてもよい。破砕されたホウ砂の粗鉱が供給ホッパー(1)に投入され,プロセスが開始される。
炉は,ファン(8)により周囲の空気から清浄な空気を吸引し,プロセス制御様式で温度制御をするバーナ(6)で予熱される。か焼釜(2.1)は,投入前の熱的環境(thermal regime)に配置される。
製造される超微粉砕された,か焼ホウ砂の結晶水割合(1〜5モル)により,このプロセスの動作温度レベルは以下に定義される温度範囲に調節され,これらの温度パラメータは,自動制御システムにより連続的に制御される。そして,システム中の温度値は以下のとおりである:

最低 最高
炉の入口(ホットヘッド): 300℃ 550℃
炉の中部: 130℃ 450℃
炉の出口(コールドヘッド): 100℃ 250℃
煙突(炉と粉末清掃ユニットとの間):70℃ 200℃
粉末清掃ユニット: 60℃ 140℃
予熱が完了した後,ホウ砂の粗鉱が,炉の出口(コールドヘッド)から(熱空気流の逆方向に)逆流して,か焼炉に供給される。
か焼炉は,逆流を伴うオーブンであり,したがって,ホウ砂の粗鉱の供給及び高温ガスの流れは逆方向に移動する。
採掘した粗鉱が,供給バンカー下に配置された,重量/流れを制御するシステムにより,回転炉に,定格容量に達するまで徐々に増加しながら供給される。供給量は,システム容量に基づいて決定される。
定義された温度レベルの下方値で動作が実施される場合,最終製品の結晶水は5モルであり;上方値で動作が実施される場合,約1モルの結晶水を有する超微粉砕された,か焼ホウ砂が製造される。1〜5モルの間の値を有する結晶水を含む超微粉砕された,か焼ホウ砂を製造するために,プロセスの温度は,最低温度値と最高温度値との間の値に調節されなければならない。従って,これらの温度パラメータは,自動制御システムにより連続的に制御されなければならない。
さらに,プロセスにより所望の値(1〜5モル)を有する結晶水を含む超微粉砕された,か焼ホウ砂を製造するために,フライトを有する回転炉の中で40〜45分間,ホウ砂の粗鉱に熱処理を行うことが簡便であろう。プロセス動作温度内の煙突及び粉末清掃ユニットの温度値は,炉中でホウ砂の粗鉱に適用されるべき熱処理に必要な温度値を超えることがないよう調節されなければならない。
炉中に供給された粗鉱は熱処理にかけられて,表面の水分及び結晶水が除去された後に,か焼される。炉の内部フライトは,該フライトが炉中で回転する代わりに一定の高さに上昇した後に鉱石が渦流し,膨張した,か焼ホウ砂に自生的に焼入れされた粘土が粉砕されることを確実とする。
利用された方法によりミクロン寸法に粉砕された,か焼ホウ砂は,エアファンにより煙突に向かって強制的に移動される。ミクロン寸法に粉砕された,か焼ホウ砂は,その中で3つのステップで分離され,平均250ミクロン寸法の,か焼ホウ砂が炉排出口(煙突)(3)で,粉末サイクロンユニット(4)の下,及びバッグフィルタ(5)の下で得られる。このように製造された製品は,ホッパー中に個別に貯蔵され,混合物にブレンドされた後は混合しても貯蔵される。一方で,分離された廃棄粘土は,粗い粒径(〜20mm)及び高い比重のためにファンにより引き込まれることができず,か焼炉の燃焼チャンバの側部で排出口(2)から取り出される。平均で1〜5%のBを含有する粘土が排出口から得られる。ミクロン寸法の,空気で,か焼された(air calcinated)ホウ砂は,漏斗(7)から大気に排出される。
ミクロン寸法(〜250ミクロン)に粉砕された,か焼ホウ砂,及び,か焼粘土は,炉中において密度差を利用して分離される。ミクロン寸法に粉末化された,か焼ホウ砂の嵩密度(0.15〜0.3g/cm)は,か焼粘土(1.0g/cm)に比して低いため,気流によって粉末清掃ユニットに運ばれる。ここで,空気と粉末要素とが相互に分離され;これにより,超微粉砕された,か焼ホウ砂が最終製品として貯蔵される。か焼粘土は,その高密度のために炉の開口部から得られる。
炉のホットヘッド(炉入口)から得られる粘土などの不純物は,1〜5%のBを含む廃棄物として除去される。
先ず,ホウ砂の粗鉱を炉の内部の熱空気と接触させることで表面水分が蒸発され,次いで,鉱石の化学組成中の結晶水の一部が温度及び炉の内部に残留する時間に基づいて分離され,最後に,膨張した鉱石が噴出する。
粉末清掃ユニット内の温度が低いために,粉末清掃ユニット中の,鉱石から除去された水,及び,空気及び燃焼ガスによりシステム内に運ばれた水蒸気は凝縮する。凝縮した水蒸気の一部は超微粉砕された,か焼ホウ砂により再度吸収され,これに含まれ;したがって,物体内の結晶水の増加が見られる。
本方法による製造の最中に,注意が必要とされる重要なパラメータは以下のとおりである:
−か焼炉内の内側部分(炉のホットヘッド,炉の中間部及び終端部)の温度,
−煙突及び粉末清掃ユニットの温度,
−ホウ砂の粗鉱の供給量,
−高温ガスの体積,
−か焼炉のサイクル。
本発明により,平均値の不純物,50〜58%の含有量のB,1〜5モルの結晶水,〜250ミクロンの寸法,0.15〜0.3g/cmの嵩密度,及び,10〜15%の含有量の不溶性物質を有する「ミクロン寸法の,か焼ホウ砂」と呼ばれる新規の製品が,プロセスの温度を確実とすると共に,〜25mmの最大粒径,20〜28%の含有量のB及び10モルの結晶水を有する基本的なホウ砂鉱石の採掘された粗鉱を濃縮して製造され,B含有物は,単一ステップでの,か焼及び自生粉砕及び分離(CASG)の方法で回収される。
第2のステップ:圧縮か焼ホウ砂の製造方法
第2のステップにおいては,低密度を有するミクロン寸法の,か焼ホウ砂が,回転ディスク(プレート)の間で圧力下で圧縮され,続いて,破砕され,ふるいにかけられ,かつ,製品の粒径が調節されることにより,嵩密度が増加される圧縮か焼ホウ砂の製造方法が発明されている。本方法は,工業規模で適用されている。
圧縮か焼ホウ砂の製造の産業における適用

ミクロン寸法の,か焼ホウ砂の圧縮に用いられる,器具のリスト(図2/2)

9 ミクロン寸法の,か焼ホウ砂用供給エレベータ,
10 圧縮か焼ホウ砂用エレベータ,
11 粗目ふるい,6mmのふるいメッシュサイズ,
12 二重層,3方向の製品スクリーン
13 スクリューコンベヤ
14 スクリューコンベヤ
15 スクリューコンベヤ
16 スクリューコンベヤ
17 スクリューコンベヤ(湿潤用)
18 スクリューコンベヤ
19 破砕機
20 破砕機(粒径調節機)
21 圧縮機,供給バンカー
22 製品サイロ
23 磁気分離機
24 圧縮機
25 袋詰/包装システム
26 前記粗目ふるいからの排出機
〜250ミクロンの平均粒径及び0.15〜0.3g/cmの嵩密度を有する,か焼ホウ砂がストックサイロからエレベータ(9)により粗目ふるい(11)に運ばれる。ふるいにかけた後,か焼ホウ砂はコンベヤ(13)により磁気分離機(23)に運ばれる。磁性粒子の分離に続いて,湿潤システム(17)に運ばれ,ここで,必要な割合で加湿され,次いで,圧縮機用の供給バンカー(21)に運ばれる。
ミクロン寸法の加湿された,か焼ホウ砂は,圧縮機供給バンカーから圧縮機(24)の回転ディスクに運ばれる。螺旋状の供給システムのサイクル及び圧縮機ディスクのサイクルは十分に調節される。ディスクに加えられる圧力もまた調節され,これらの調節は,点検を許容するよう設計される。
圧縮機のディスクの間に入り込む,ミクロン寸法の,か焼ホウ砂は,スラブに圧縮されるにつれてディスクにより絞り出される。スラブにおいて取り出された製品は,圧縮機に連結された前方破砕機(19)によって破砕され,次いで,粒径調節用破砕機(20)に供給される。圧縮か焼ホウ砂はコンベヤ(18)及びエレベータ(10)によって製品スクリーン(12)に運ばれ,ここでふるいにかけられる。スクリーンの頂部に残る製品がコンベヤ(16)により破砕機(20)に逆送されて,適切な寸法に破砕される。スクリーンを通過する製品は,圧縮システムの入口にコンベヤ(14)により逆送される。シフターの層の間に集まった中間寸法の製品が製品サイロ(22)にコンベヤ(15)によって運ばれ,包装ユニット(25)において,バッグ中に包装された後,販売のために準備される。最終製品の嵩密度及び粒径に応じて,圧力値及びスクリーンのメッシュサイズを選択により調節することが可能である。
圧縮研究における製造量を増加させると共に,所望の仕様値で圧縮か焼ホウ砂を製造するために,圧縮機に入り込む前に予備凝縮プロセスを適用することにより,嵩密度(0.15〜0.3g/cm)が,平均で0.4〜0.6g/cmのレベルに増加する。
この目的を達成するために:
−水又は水蒸気を製品に噴霧式で添加して,螺旋状又は他のタイプのミキサ中に混合することにより密度を上げ,
−乾燥水蒸気が噴霧式で添加されて,又はいかなる添加剤も投入せずに,タンク中において磨耗性の無い高密度を有する材料(例えば金属ボール)と共に混合し,
−2又はそれ以上の直列の圧縮機を使用する(製品の加圧−その密度は,第1段の圧縮機では低圧下で,第2段の圧縮機では高圧下で圧縮されることにより,およそ0.4〜0.6g/cmとされる)。
このように,超微粉砕された,か焼ホウ砂に含まれる空気が排出され,したがって粉末(dust)は体積が小さくなることにより圧縮機に挿入されて,平均で0.4〜0.6g/cmの嵩密度を有する粉末に圧縮されることが可能となる。
超微粉砕された,か焼ホウ砂中に含まれる空気であって,圧縮効率に悪影響を及ぼす1つの原因が排出され;これにより,加えられる高い圧力によって,処理前の密度が増加した超微粉砕された,か焼ホウ砂が圧縮される。
超微粉砕された,か焼ホウ砂は,該超微粉砕された,か焼ホウ砂の圧縮効率を高め,凝着させるために(for bounding)外部から供給された水を吸収し,これにより,結晶水が増加する。しかしながら,製品が1重量%の割合でもたらされる場合では,製品の結晶水の顕著な増加は生じず,所望の許容範囲値間に維持される(表1)。
しかも,超微粉砕された,か焼ホウ砂は,水と接触したときに発熱反応を生じ,これは,噴霧式で供給された水の吸収ならびに発熱をもたらす。この熱の増加は,供給された水の部分的な蒸発を生じさせる。より多量の水が供給されるほど,さらなる結晶水の増加が見られる。結晶水の量の増加はまた,超微粉砕された,か焼ホウ砂の圧縮効率を高める。
超微粉砕された,か焼ホウ砂に関する産業的用途において,圧縮プロセスが製品の処理前密度を高めることなく実施された場合には,圧縮効率は低くなるであろう。この場合,圧縮が単一ステップで実施されることが好ましい場合,ディスク表面に少なくとも15トン/cmの圧力を加えることが必要とされる。しかしながら,前述のとおり,製品中の空気を第1のステップにおいて除去して製品の密度を高めておくことにより,第2のステップにおいて少なくとも4トン/cmの圧力がディスク表面に加えられて実施される圧縮プロセスは,より高い効率及び容量での圧縮を結果的にもたらす。
ミクロン寸法の,か焼ホウ砂を圧縮することにより得られる圧縮か焼ホウ砂製品の物理的特徴の変化は以下のとおりである。

ミクロン寸法 圧縮か焼 か焼ホウ砂
ホウ砂
嵩密度
(g/cm3): 0.15〜0.3 0.4〜0.6 0.75〜1.0
粒径(mm): 0.250 〜0.250 〜6.0
本発明により,〜6mmの粒径,0.75〜1.0g/cmの嵩密度及び超微粉砕された,か焼ホウ砂と同一の化学特性を有する「圧縮か焼ホウ砂」と呼ばれる新規製品の製造が,〜250ミクロンの粒径及び0.15〜0.3g/cmの嵩密度を有するミクロン寸法の,か焼ホウ砂を未精錬の供給材料として用いる圧縮方法により達成される。
表1
ホウ砂の粗鉱,超微粉砕された,か焼ホウ砂製品,圧縮か焼ホウ砂製品及び粘土(廃棄物)の化学及び物理特性
Figure 2010506819

注意:分析値は,ホウ砂の粗鉱の,か焼の研究中に得られた値である。
超微粉砕された,か焼ホウ砂の水分の値は40℃,20時間でのもの
900℃,15分間での強熱減量
本発明は,フライトを有する回転炉の中で焼入れされた粘土による,ホウ砂に対する自生粉砕力が示され,低密度の微粉砕され,か焼ホウ砂,か焼に用いた熱空気による空気圧式分離工程にかけられて不純物から高効率で精製されることを含む,高いレベルで不純物を精製する方法によるBを高含有量で含む超微粉砕された,か焼ホウ砂の製造に関するものであって,ホウ砂の粗鉱(Na .10H O)中に存在する粘土は回転炉の中で熱処理される間に湿分を損失し,ホウ砂は,湿分及び含有水を損失した結果,脆弱な特質を備えた膨張した構造を有する
単一ステップでの,か焼自生粉砕及び分離法による超微粉砕された,か焼ホウ砂製品の製造の産業的用途

超微粉砕された,か焼ホウ砂の製造に用いられる,機器及び器具のリスト(図1/2)

1 粗鉱供給ホッパー
2 炉の廃棄物排出
2.1 か焼釜
3 炉の端部での煙突出口
4 粉末サイクロン
5 バッグフィルタ
6 バーナ
7 大気への放出用漏斗
8 エアファン
さらに,プロセスにより所望の値(1〜5モル)を有する結晶水を含む超微粉砕された,か焼ホウ砂を製造するために,フライトを有する回転炉の中で30〜45分間,ホウ砂の粗鉱に熱処理を行うことが簡便であろう。プロセス動作温度内の煙突及び粉末清掃ユニットの温度値は,炉中でホウ砂の粗鉱に適用されるべき熱処理に必要な温度値を超えることがないよう調節されなければならない。
本発明により,平均値の不純物,4562%の含有量のB,1〜5モルの結晶水,〜250ミクロンの寸法,0.15〜0.3g/cmの嵩密度,及び,12%の含有量の不溶性物質を有する「ミクロン寸法の,か焼ホウ砂」と呼ばれる新規の製品が,プロセスの温度を確実とすると共に,〜25mmの最大粒径,20〜28%の含有量のB及び10モルの結晶水を有する基本的なホウ砂鉱石の採掘された粗鉱を濃縮して製造され,B含有物は,単一ステップでの,か焼及び自生粉砕及び分離(CASG)の方法で回収される。

Claims (21)

  1. 45〜62%の含有量のBと,8.0〜30.0%の強熱減量と,0.60%の最大水分と,〜250の粒径と,0.15〜0.3g/cmの嵩密度とを含み,
    化学特性及び物理特性として,Na.(1〜5)HOの化学式を有することを特徴とする超微粉砕された,か焼ホウ砂製品。
  2. 10〜15重量%の含有量の不純物(粘土,ドロマイト)を含み,前記不純物が1〜5.0%のMgOと,1〜5.0%のCaOと,1〜3.0%のSiOと,0.03〜0.15%のSOと,15〜29%のNaOと,最大で0.20%のFeと,最大で0.25%のAlからなることを特徴とする請求項1記載の超微粉砕された,か焼ホウ砂製品。
  3. か焼される粗鉱の化学分析値に応じて異なり,水と接触した場合ならびに水を吸収した場合に発熱反応を生じ,大気中の水分を吸収することによりその結晶水が増加する特性を含む請求項1又は2記載の超微粉砕された,か焼ホウ砂製品。
  4. −ホウ砂の粗鉱を,フライトを有する回転炉内で熱処理することにより,か焼するステップと,
    −前記か焼ホウ砂を,前記回転炉内で自生粉砕により微粉化するステップと,
    −前記粘土(前記不純物)から高比率で精製するよう,前記か焼ホウ砂を,か焼プロセスに必要な熱空気による空気圧式分離工程にかけるステップと
    からなる製造工程を有することを特徴とする請求項1〜3いずれか1項記載の超微粉砕された,か焼ホウ砂製品の製造方法。
  5. 前記ホウ砂の粗鉱を,熱空気流に対して向流(逆)方向の一体型フライトを有する回転炉内に供給するステップと,
    前記回転炉内で30〜45分間熱処理するステップと,
    Na.10HO+加熱−−−−−−−Na.(1〜5)HO+(5〜9)HOの反応に従って結晶水を分離するステップと,
    壊れやすく脆弱に形成された低密度構造を得るステップと,
    水の損失による前記粘土(脈石鉱物)の焼入れのステップと,
    前記ホウ砂の密度を高めるステップと
    を含む,か焼プロセスを特徴とする請求項4記載の超微粉砕された,か焼ホウ砂の製造方法。
  6. 前記か焼粘土が,前記回転炉内に配置された前記一体型フライトにより前記か焼ホウ砂への粉砕力を示す自生粉砕プロセスを特徴とする請求項4又は5記載の超微粉砕された,か焼ホウ砂の製造方法。
  7. 前記炉内のエアファンによって吸引される熱空気を介して実施され,前記ホウ砂の最初の膨化(puffing)の間又は自生粉砕工程の間において,0.15〜0.3g/cmの嵩密度を有する前記超微粉砕された,か焼ホウ砂と,1.0g/cmの嵩密度を有する熱処理された前記粘土との密度差を利用する分離工程を特徴とする請求項4〜6いずれか1項記載の方法。
  8. 前記一体型フライトを備える前記回転炉,粉末清掃ユニット(サイクロン及びフィルタ),前記エアファン及び製品運搬要素を含む機器及び器具が用いられる請求項4〜7いずれか1項記載の超微粉砕された,か焼ホウ砂の製造方法。
  9. 以下の動作温度:
    前記炉の入口(ホットヘッド)の温度が,最低で300℃及び最高で550℃であり,
    前記炉の中部の温度が,最低で130℃及び最高で450℃であり,
    前記炉の出口(コールドヘッド)の温度が,最低で100℃及び最高で250℃であり,
    (前記炉と前記粉末清掃ユニットとの間にある)煙突の温度が,最低で70℃及び最高で200℃であり,
    前記粉末清掃ユニットの温度が,最低で60℃及び最高で140℃である
    ことを特徴とする請求項4〜8いずれか1項記載の超微粉砕された,か焼ホウ砂の製造方法。
  10. で濃縮された前記か焼ホウ砂を,前記サイクロン,前記フィルタ及び前記炉の終端部の前記煙突の出口から得るステップと,
    前記Bの含有量が1〜5%に低減された前記か焼粘土を,前記炉の入口から廃棄物として得るステップと
    を特徴とする請求項4〜9いずれか1項記載の超微粉砕された,か焼ホウ砂の製造方法。
  11. 前記か焼−前記自生粉砕−前記分離工程を,単一ステップで,同一の媒体において実現することを特徴とする請求項1〜10いずれか1項記載の方法。
  12. −前記粉末清掃ユニット中の動作温度が低いという事実に依存し,前記粉末清掃ユニット中の,鉱石から除去された水,及び,システム内に空気及び燃焼ガスを介して運ばれた水蒸気を凝縮するステップと,
    −凝縮した前記水蒸気の一部を前記超微粉砕された,か焼ホウ砂により再吸収するステップと,
    −結晶水を増加するステップと,
    −前記Bの含有量を低減するステップと
    を含む請求項4〜11いずれか1項記載の超微粉砕された,か焼ホウ砂製品の製造方法。
  13. 前記超微粉砕された,か焼ホウ砂製品(45〜62%の含有量のBと,8.0〜30.0%の強熱減量と,3〜12重量%の不純物(粘土,ドロマイト)と,1〜5.0%のMgOと,1〜5.0%のCaOと,1〜3.0%のSiOと,0.03〜0.15%のSOと,15〜29%のNaOと,最高で0.20%のFeと,最高で0.25%のAlとを有する)と,同一の化学特性,同一の不純物含有量及び同一の化学式(Na.(1〜5)HO)を有する含有物を特徴とする請求項1〜12いずれか1項記載の圧縮か焼ホウ砂製品。
  14. 0〜0.6%の水分,〜6mmの粒径及び0.75〜1.0g/cmの嵩密度の物理特性を特徴とする請求項13記載の圧縮か焼ホウ砂製品。
  15. 製造工程において;
    −いかなる結合添加剤も用いずに得るステップと,
    −低密度を有する超微粉砕された,か焼ホウ砂を,高圧下で加圧することにより圧縮するステップと,
    −破砕ふるい工程にかけるステップと
    を特徴とする請求項13又は14記載の圧縮か焼ホウ砂製品の製造方法。
  16. −超微粉砕された粒子としての前記か焼ホウ砂を圧縮機のディスクの間に供給するステップと,
    −高圧下の前記ディスクから前記か焼ホウ砂を細片として抜き出すステップと
    を含む圧縮工程を特徴とする請求項15記載の圧縮か焼ホウ砂の製造方法。
  17. 前記圧縮機に連結された前方破砕機内で前記細片を小片に破壊するステップと,
    寸法を調節する破砕機に供給するステップと,
    前記ふるい工程でスクリーンを通過した製品を,ふるいの下の第2段の圧縮機の内部で圧縮するステップと,
    前記スクリーンの目を通過せず,前記スクリーンに残留する前記製品を,適切な寸法に粉砕するための前記破砕機に逆送りし,前記破砕された製品を最終製品とするステップと
    を含む破砕ふるい工程を特徴とする請求項15又は16記載の圧縮か焼ホウ砂の製造方法。
  18. 圧縮効率及び容量を高めるために,
    −前記超微粉砕された,か焼ホウ砂が前記圧縮機に入り込む前に前記超微粉砕された,か焼ホウ砂の嵩密度に予備凝縮プロセスを適用するステップ
    を特徴とする請求項17記載の圧縮か焼ホウ砂の製造方法。
  19. 前記超微粉砕された,か焼ホウ砂を予備凝縮するために,
    −水又は水蒸気を噴霧式で前記製品に(最適な製品の重量の少なくとも1%)添加して,前記製品を螺旋状又は他のタイプのミキサ内で混合するステップと,
    −前記超微粉砕された,か焼ホウ砂に乾燥水蒸気を添加して,又はいかなる添加剤も投入せずに,タンク中に磨耗性質の無い高密度を有する材料(例えば金属ボール)と共に混合するステップと,
    −2又はそれ以上の直列の圧縮機を用いる予備凝縮プロセスにおいて,第1段の前記圧縮機を用いて前記超微粉砕された,か焼ホウ砂中に含まれる空気を放出することにより,粉末の体積を低減かつ圧縮するステップと,
    −前記製品の嵩密度を平均で0.4〜0.6g/cmとすることにより,前記予備凝縮プロセスを実施するステップと
    を特徴とする請求項15〜18いずれか1項記載の圧縮か焼ホウ砂の製造方法。
  20. −前記予備凝縮プロセスにかけられた,前記超微粉砕された,か焼ホウ砂を圧縮するために,少なくとも4トン/cmの圧力を前記ディスクの表面に加えるステップと,
    −前記予備凝縮プロセスを実施せずに圧縮するために,少なくとも15トン/cmの圧力を前記ディスクの前記表面に加えるステップと
    を特徴とする請求項15〜19いずれか1項記載の圧縮か焼ホウ砂の製造方法。
  21. 平均で〜250ミクロンの粒径及び0.15〜0.3g/cmの嵩密度を有する前記超微粉砕された,か焼ホウ砂を前記圧縮機に供給するステップを含み,
    3mmの寸法及び0.8〜0.95g/cmの嵩密度を有する圧縮か焼ホウ砂製品を特徴とする請求項15〜20いずれか1項記載の方法。
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