JP2010506366A - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、ハウジングと、光源と、光源駆動用ドライブエレクトロニクスとを含む照明アーマチュアまたは光発生装置であって、少なくとも2.0W/m.Kの方向平均熱伝導率を有するプラスチック組成物で作られた冷却フィンを有する、照明アーマチュアまたは光発生装置に関する。
【選択図】なし

Description

発明の詳細な説明
本発明は、光源と光源駆動用ドライブエレクトロニクスとを収納するハウジングを含む照明アーマチュア(lighting armature)に関する。
そのような照明アーマチュアそれ自体は周知である。そうした照明アーマチュアは、光アーマチュア(light armature)または光発生装置(light generator)と呼ばれることもある。それらは、とりわけ、一般的な照明目的用、いわゆる標示および輪郭の照明用、および信号照明用(交通信号灯または交通管制システムの場合など、例えば、交通の流れを動的または静的に制御するための道路標識システム(road−marking systems)の場合)に使用される。そのような光発生装置はさらに、映写照明(projection illumination)および光ファイバー照明に使用される。
上述のタイプの照明アーマチュアは、米国特許第6402347B1号明細書から知られている。周知の照明アーマチュアは、作動時に光束が少なくとも5lmであるLED光源と、光源から発せられる照射を指向するためのプラスチック光学レンズ系とを備えている。
米国特許第6402347B1号明細書によると、合成樹脂材料から作られた光学系の使用があり得るのは、発光ダイオード(LED)は、ガス放電ランプまたはハロゲンランプなどの従来の光源よりも発生する放射熱および/または紫外線がかなり少ないという認識があるためである。LEDは、紫外線および/または赤外線をほとんど発しないようなものを選択できるので、LEDは光エンジン(light engines)に用いるのに極めて適している。LEDを使用することのさらなる利点は、そうした光源のコンパクト性である。この利点は、ランプ源で複数のLEDを組み合わせ、かつ/またはさらにいっそうコンパクトな照明アーマチュアを作るのに実際に利用される。これらの利点は、家庭および事務所の照明用途向けの複数のLEDを有するコンパクトな照明アーマチュアであって、ハウジングが電子部品のカバーとして機能するだけでなくハウジングに装飾機能を付与することもできる、照明アーマチュアを作るのに役立ちうる。米国特許第6402347B1号明細書には、原理上はハウジングの外側にドライブエレクトロニクスを配置することも可能であることが述べられているが、家庭および事務所の照明用途では、ドライブエレクトロニクスは一般にはハウジング内に実装しなければならないことに注目すべきである。
光源制御用の電子部品を含む電子ランプ(electronic lamps)で、特にマルチLEDの半導体ランプ(solid state lamps)を備えた電子ランプの問題は、光源が熱を発生し、熱が十分に除去されないと、光源および/または電子部品の性能に影響を及ぼし、その結果として光源および光生成の制御が妨げられ、光源の寿命が短くなるというものである。
米国特許第6402347B1号明細書に述べられているように、単一LEDが発する熱は限られているが、マルチLEDシステムでは、この熱はLEDおよびドライブエレクトロニクスを加熱するのに十分なものとなり得て、そのためドライブエレクトロニクスが駆動する光源の性能に影響を与えうる。コンパクトにされた照明アーマチュア内にマルチLED光源が含まれている場合には特にそうである。さらに、ハウジングが、金属(例えば、アルミニウムまたはスチール)で作られた管状外殻などのシェルとして設計されている電子ランプ(electronic lamps)では、除去される熱はあまりに少ない。ハウジングに含まれる部品の加熱を制限するために、米国特許第6402347B1号明細書の周知の照明アーマチュアは、冷却フィンを備えた金属ハウジングを含むか、強制空冷を行う手段(例えば、空気流を生じさせることができるハウジング内に実装されたファン)を含む。後者の場合、ハウジングは合成樹脂で作ることができる。
周知の照明アーマチュアの不利な点は、コンパクトにされた照明アーマチュアの場合、そのようなファン用のスペースがないことが多いという事実だけでなく、ファンを実装すると、照明アーマチュアの構造がいっそう複雑になることである。冷却フィンを備えた金属ハウジングの不利な点は、そのようなハウジングは製造するのが困難であり、それゆえに高価であり、重量が重く、また非常に重要な点として、短絡(short circuitry)および絶縁破壊(dielectrical breakdown)の危険が生じることである。マルチ/LEDシステムを備えた照明アーマチュアは、家庭照明用としても大きな役割を果たしうるが、それゆえに絶縁破壊の高いしきい値を含め厳しい安全上の基準に適合しなければならないので、この問題はさらにいっそう重大なものとなってきている。
本発明の目的は、前記の問題がないか、または少なくともその程度が小さい電子ランプを提供することである。さらに詳細には、本発明の目的は、熱管理性(heat management properties)と重量とのバランスが改善され、内部強制空冷を行う必要がなく、より高度な安全レベルを達成できる、家庭照明用に適した照明アーマチュアを提供することである。
この目的は、ハウジングが、少なくとも2.0W/m.Kの方向平均熱伝導率(orientation averaged thermal conductivity)を有するプラスチック組成物で作られた冷却フィンを有する、本発明による照明アーマチュアによって達成された。
前記冷却フィンを有する本発明による照明アーマチュアの効果は、金属で作られた対応する照明アーマチュアと比較して短絡および絶縁破壊のしきい値が大きくなることである。さらに、そのようは低い熱伝導率を有するポリマー組成物で作られた冷却フィンをもとから使用することにより、実質的に熱の低減を達成でき、その結果、内部強制空冷を省くことができ、また軽量化できる。この照明アーマチュアは、導電性の金属シールドではなく冷却フィンに触れて取り扱うことができるので、プラスチック冷却フィンは、照明アーマチュアの安全面にも寄与する。
本発明による照明アセンブリ(lighting assembly)のハウジングは、光源と光源駆動用ドライブエレクトロニクスとを収納できる。好適には、ハウジングは、ハウジングの一部である壁の内側に光源およびドライブエレクトロニクスを収納する。前記ハウジングにある冷却フィンは、一般には熱源から離れる方向に壁から突出することになるので、概して光源およびドライブエレクトロニクスを収納するのに適していない。フィンは、例えば、上に引用した国際公開第00/36336号パンフレットの図1に示されているように壁に対してほぼ垂直方向に壁から突出していることがある。したがって、冷却フィンはまた、ハウジングの他の構造要素(ハウジングの壁など)とは異なっている点があり、それは、壁および他の構造要素は一方の側から熱源によって加熱され他方の側から熱を放散することになるが、一方、冷却フィンは、フィンの作製材料の大部分を通じてハウジングの他の構造要素から熱伝導によって加熱され、冷却フィンの両方の側部から熱を放散することになるという点である。
本発明による照明アーマチュアの前記冷却フィンの効果は、以下に説明する本発明の照明アーマチュアの種々の実施態様によってさらに高めることができる。
プラスチック組成物の熱伝導率は、本明細書では、方向依存性でありうる材料特性であると理解される。プラスチック組成物の熱伝導率を測定するためには、熱伝導率の測定を行うのに適した形状にその材料を形成しなければならない。プラスチック組成物の組成、測定に使用する形状の種類、形成方法(shaping process)ならびに形成方法に使用する条件に応じて、プラスチック組成物は等方性熱伝導率または異方性(すなわち、方向依存性の)熱伝導率を示しうる。プラスチック組成物を平らな長方形の形状に形成した場合、方向依存性の熱伝導率は一般に3つのパラメーター(Λ、Λ//およびΛ±)で表わすことができる。本明細書では方向平均熱伝導率(orientationally averaged thermal conductivity)(Λoa)は式(I)に従って定義される:
Λoa=1/3(Λ+Λ//+Λ±) (I)
上式において、
− Λは平面貫通方向熱伝導率(through−plane thermal conductivity)であり(本明細書では、垂直熱伝導率とも呼ぶ)、
− Λ//は、最大面内熱伝導率の方向における面内熱伝導率であり(本明細書では、平行または縦方向の熱伝導率とも呼ぶ)、
− Λ±は、最小面内熱伝導率の方向における面内熱伝導率である(本明細書では、横断熱伝導率とも呼ぶ)。
パラメーターの数は、熱伝導率が3つの方向すべてで異方性であるか、3方向のうちの1方向のみで逸脱しているか、またはまったく等方性であるかに応じて、2個またはさらには1個にまで減らすことができる。熱伝導性繊維の主要な一方向が1つの方向にあるプラスチック組成物の場合、Λ//はΛ±よりもかなり大きくなりうるが、Λ±はΛに非常に近いか、さらにはそれと等しい可能性がある。後者の場合には、方向平均熱伝導率(Λoa)の定義は、式(II)のように簡単になる。
Λoa=1/3(2Λ+Λ//) (II)
プレート状粒子の主要平行方向がプレートの平面方向と同一面内にあるプラスチック組成物の場合、プラスチック組成物は等方性の面内熱伝導率を示しうる。すなわち、Λ//がΛ±と等しい。その場合、Λ//およびΛ±は1つのパラメーターΛで表わすことができ、方向平均熱伝導率(Λoa)の定義は式(III)のように簡単になる。
Λoa=1/3(Λ+2Λ) (III)
全等方性熱伝導率を有するプラスチック組成物の場合、Λ、Λ//およびΛ±はすべて等しく、等方性熱伝導率Λと同一である。その場合、方向平均熱伝導率(Λoa)の定義は式(IV)のように簡単になる。
Λoa=Λ (IV)
方向平均熱伝導率は、方向依存性の熱伝導率Λ、Λ//およびΛ±を測定することによって求めることができる。Λ、Λ//およびΛ±を測定するために、80×80×1mmの寸法の試料を、幅80mm高さ1mmのフィルムゲートが正方形金型の一方の側に配置された適当な寸法の正方形金型を備えた射出成形機による射出成形によって、試験する材料から作製した。厚さ1mmの射出成形された小板(plaques)の熱拡散率D、密度(ρ)および熱容量(Cp)を測定した。
本発明において用いる熱拡散率は、Netzsch社のLFA 447レーザーフラッシュ装置を用いてASTM E1461−01に従って、金型充填時のポリマーの流れの方向に対して面内平行方向の熱拡散率(D//)および面内垂直方向の熱拡散率(D±)、ならびに平面貫通方向の熱拡散率(D)を測定した。まず幅約1mmの同一の幅の小さいストライプまたはバーを小板から切り取って、面内温度拡散率D//およびD±を測定した。バーの縦は、金型充填時のポリマーの流れに対してそれぞれ垂直の方向であった。それらのバーの幾つかを、切断面が外側に向くようにして積み重ねて、非常にしっかりと一緒に締め付けた。切断面の配列によって形成されたスタックの一方の側から切断面を有するスタックの他方の側へスタックを通過するときの熱拡散率を測定した。
同じNetzsch社のLFA447レーザーフラッシュ装置を使用し、W.Nunes dos Santos著、P.Mummery and A.Wallwork,Polymer Testing 14(2005),628−634に記載されている手順を用いて、熱容量が知られている標準試料(Pyroceram 9606)と比較することにより、プレートの熱容量(Cp)を求めた。
温度拡散率(D)、密度(ρ)および熱容量(Cp)から、金型充填時のポリマーの流れ方向に対して平行方向の成形小板の熱伝導率(Λ//)および垂直方向の成形小板の熱伝導率(Λ±)ならびに小板の平面に対して垂直方向の熱伝導率(Λ)を、式(V)に従って求めた。
Λ=D ρCp (V)
上式において、xはそれぞれ//、±および⊥である。
本発明による照明アーマチュアのハウジングの冷却フィンまたはその任意の他の部品(1つまたは複数)を作製するもとになるプラスチック組成物の方向平均熱伝導率は、広い範囲にわたってさまざまであってよい。好ましくは、方向平均熱伝導率は少なくとも2W/m.K、より好ましくは少なくとも5W/m.K、さらにより好ましくは少なくとも10W/m.Kである。最小方向平均熱伝導率が大きくなる場合の利点は、光源の加熱、そして最終的には照明システムの内部部品の加熱の問題がさらに緩和されることである。
プラスチック組成物の方向平均熱伝導率は50W/m.Kもの値またはさらにそれ以上であってもよいが、方向平均熱伝導率の値が50W/m.Kを超えても熱放散にさらに大きく寄与することはない。さらに、そのように大きな熱伝導率を有するプラスチック組成物は、一般には機械的性質が劣り、かつ/または流動性が劣るので、そうした材料はハウジングの冷却フィンおよびその任意の部品(少なくとも一体部品としてではない)を作製するのにあまり適さないものとなる。これに従って、本発明によるハウジングまたはその部品あるいはその好ましい実施態様を作るもとになるプラスチック組成物は、好ましくは50W/m.K以下、より好ましくは30W/m.K以下、さらにより好ましくは25W/m.K以下の方向平均熱伝導率を有する。方向平均熱伝導率は、10〜25、好ましくは15〜20W/m.Kの範囲内にあるのが非常に好適である。その利点として、ドライブエレクトロニクスの加熱の問題は、ハウジングの冷却フィンが、そのような限定された方向平均熱伝導率を有するプラスチック組成物で作られている場合、150W/m.Kぐらいの熱伝導率を有する金属で全面的に作られたハウジングと比較して、もとから実質的に緩和されているという点がある。
冷却フィンは、1〜10W/mKの範囲の平面貫通方向伝導率を有する熱可塑性材料で作られ、冷却フィンには高さ(H)の寸法および厚さ(T)の寸法があり、H/T比が少なくとも3:1であることが好ましい。
冷却フィンのH/T比が大きくなると、熱放散効果が改善されるということは大抵の場合に当てはまるが、実際的な点を考慮すると、H/T比は限定されうる。フィンが過度に高くても、熱放散効果のさらなる改善はもたらされない。本発明の材料は、非常に高いフィンが上部までずっと熱を吸い上げるほど十分な熱伝導性はない。機械的安定性および製造の容易さの観点からすると、冷却フィンの好ましいH/T比は3:1〜10:1の範囲内であり、より好ましくはH/T比は5:1〜8:1の範囲内である。
生産技術および機械的安定性に関する理由のため、冷却フィンの最小の厚さは好ましくは0.2mm、より好ましくは0.3mm、さらにより好ましくは0.5mmである。もっとも好ましくは、冷却フィンの厚さは約1mmである。
照明アーマチュアの目的用途に応じて、それぞれ冷却フィンの最大の高さは好ましくは20mmである。
絶対寸法を限定することにより、単位表面積当たりの冷却フィンの数(フィンの密集度(dense packing))を大きくすることができ、それゆえにハウジングの単位重量当たりの冷却表面積を大きくすることができる一方、ハウジングの全体的な寸法を限定されたままに維持することができる。照明アーマチュアを配置するためのスペースが限られている用途にとって、このことは特に有利である。熱放散効果を最大にするために、フィンをできるだけ密に詰めるのが好ましい。但し、フィン間の特定の最小距離は、ある値より小さいと、熱対流が妨げられる可能性があり、またフィンの表面域が冷却用空気流に接触できなくなる可能性があり、最小距離はその値によって決まる。
冷却フィンは、典型的にはハウジングの本体の外面から突出している。それらは、ハウジング上に均一に分散させる必要はない。本発明の照明アーマチュアのハウジングは、冷却フィンが、最も効果的な場所に、すなわち放散すべき熱を発する光源(1つまたは複数)の近くに位置するように設計するのが、かなり有利でありうる。
ハウジングの冷却フィンの位置、数および実際の寸法(厚さ、高さ、および長さを含む)は、経験に基づき、またごく普通の試験によって、プラスチック製品を作る当業者が決定できる。これらの変数の微調整は、とりわけ所望の熱放散効果およびハウジングの製造方法および材料によって左右される。
基本的には、光源は電子駆動システム(electronic drive system)を備えた任意の光源であってよく、従来の光源は好適でありうるが、好ましくは1つまたは複数のLEDを含むという点が注目される。好ましくは、光源は、プリント回路基板(より好ましくは金属コアプリント回路基板(MC−PCB)))に取り付けられた複数のLEDで構成される。
単一LEDを備えた単色光発生装置を製造することができる。実際には、多くの場合に、光発生装置の光源として複数のLEDを付けた基板が使用されるであろう。このことは、特に、光発生装置の所望の色が、異なる種類のLEDの色を混ぜ合わせることによってのみ得られる場合に当てはまる。
LEDを使用することのさらなる利点は、そのような光源がコンパクトであること、耐用年数が比較的非常に長いこと、およびLEDを含む光エンジンのエネルギーおよび保守のコストが比較的安いことである。LEDを使用することには、動的照明の可能性(dynamic lighting possibilities)が開かれているという利点もある。異なる種類のLEDを組み合わせ、かつ/または種々の色のLEDを使用すると、所望の仕方で色を混合することができ、いわゆる色相環を使用しなくとも色を変更することができる。所望の色彩効果は、好適なドライブエレクトロニクスを用いることによって達成される。加えて、LEDの適切な組合わせにより白色光を得ることができ、それによってドライブエレクトロニクスで所望の色温度を調節でき、その色温度は光発生装置の作動中、一定のままである。
LEDは好ましくは金属コアプリント回路基板(MC−PCB)に取り付ける。LED(1つまたは複数)をそうした金属コアプリント回路基板上に設けると、LED(1つまたは複数)が発生する熱は、熱伝導によりPCBを介してLEDから容易に放散させることができる。これによって照明アーマチュアに含まれている内部部品の加熱を相当防ぐということはできないが、MC−PCBは本発明におけるハウジングを介して熱を放散させるのに有利に使用される。
本発明による照明アーマチュアのドライブエレクトロニクスは、LEDの光束を変えるための手段を含んでもよい。この方法を使用すると、例えば、光束を減らすことが可能である。
本発明の有利な実施態様では、照明アーマチュアは、種々の波長の電磁線を発することができる複数のLEDからなる光源を含み、その中でドライブエレクトロニクスはLEDの光束間の比率を調節する手段を含む。この手段により、光発生装置が発する光の色および色温度を変えることができる。好適なドライブエレクトロニクスを使用することにより、例えば、一定の色温度の白色光を作ることも可能になる。
本発明による照明アーマチュアに含まれているハウジングは、種々の部品および構造体(constructions)で構成されうる。
好ましい実施態様では、ハウジングは、第1表面(すなわち、ドライブエレクトロニクスに対面する表面)と第2表面(すなわち、冷却フィンに面する表面)とを有する金属シールドを含み、金属板と冷却フィンとは伝熱的に直接接触している。
そのような伝熱的な直接接触は、例えば、冷却フィンを金属シールドの第2表面上に直接成形するか、または冷却フィンを熱伝導性接着剤(heat conductive adhesive)で前記表面上に付着させることによって達成できる。プラスチック冷却フィンは、金属シールドに触れないですむように保護し、かつ導電性の金属シールドではなく冷却フィンに触れて照明アーマチュアを取り扱うことができるようにするという点で、照明アーマチュアの安全面に寄与する。この効果は、冷却フィンが熱伝導性の電気絶縁性プラスチック材料で作られているときに高まる。
伝熱的な直接接触を達成するための別の解決方法は、ハウジングが熱伝導性プラスチック材料で作られたプラスチックの層またはシールドを含み、そのプラスチックシールドが、金属シールドに面しておりかつ金属シールドと伝熱的に直接接触している第1表面と、金属シールドとは離れた方向に面しておりかつプラスチック冷却フィンを有する第2表面とを含んでいる、構成である。
この解決方法では、熱伝導性の電気絶縁性プラスチック材料で作られた前記プラスチックシールドが存在することにより、照明アーマチュアの安全性がさらに増す。
金属シールドを含むハウジングは、好適には、伝熱的接続を介して金属シールドと接触している金属コアプリント回路基板(MC−PCB)マルチLEDシステムと組み合わせる。そのような伝熱的接続は、好ましくは、金属シールドに接続された金属板にMC−PCBを取り付けることによって実現される。この実施態様では、LED(1つまたは複数)で発生する熱は、MC−PCBおよび金属板を通じたハウジングおよび冷却フィンへの(熱)伝導によって放散させることができ、その後、周囲への熱放散が行われる。
より好ましくは、伝熱的接続は、熱伝導性の電気絶縁材で作られた接続要素によって達成される。これには、短絡の危険が減少するという利点があるか、あるいはそうでなければ、ランプの電気系統で短絡が起きた場合に、ハウジングのどの導電性部分も帯電し得ないという利点がある。
好適には、熱伝導性の電気絶縁材は、MC−PCBとMC−PCBが接続される金属板との間に配置される。
上述の解決方法の1つについてさらに詳しく述べれば、熱伝導性プラスチックで作られた冷却フィンを金属シールド上に成形するかまたは付着させる以外に、冷却フィンは、表面を有するプラスチックシールドを備えたプラスチック体の、該表面から突出している細長い要素を構成することもできる。プラスチック体は、好適には熱伝導性プラスチック組成物で作られた一体成形部品である。このプラスチック体は、上述の金属シールドと組み合わせるのが有利である。
好ましい実施態様では、プラスチック体は、20W/m.Kを超える方向平均熱伝導率を有するプラスチック組成物で作られた一体成形部品である。この実施態様の利点は、照明アーマチュアの熱放散が非常に大きいので、特別の場合には、上述の金属シールドを省くことができることである。冷却フィンを含む一体成形プラスチック体を作るもとになるプラスチック組成物の熱伝導率が大きければ大きいほど、ハウジングの一部としてのそのような金属シールドを必要とすることもなく、照明アーマチュアの熱発生量は大きくなる。
本発明の別の好ましい実施態様では、プラスチック体は、20W/m.Kを超える方向平均熱伝導率を有する第1プラスチック組成物で作られた層と、2.0〜20W/m.Kの方向平均熱伝導率を有する第2プラスチック組成物で作られたフィンとを含む2K成形部品である。
この実施態様の利点は、ハウジングが良好な熱放散性を保持しつつ、向上した機械的性質を有することである。
また好ましくは、上述の2K成形部品または一体成形部品でできたハウジングは、好適には金属コアプリント回路基板(MC−PCB)マルチLEDシステムと組み合わせるが、この場合に、20W/m.Kを超える方向平均熱伝導率を有する第1プラスチック組成物で作られた層、または前記プラスチック組成物で作られた一体成形部品は、伝熱的接続を介して金属シールドと接触している。この構成の照明アーマチュアの利点は、上述の伝熱的接続状態にある金属シールドおよびMC−PCBマルチLEDシステムの構成の場合と同じである。
本発明による照明アーマチュアは、複数のLED(任意選択的にコリメーターレンズおよび/または集束レンズを含む光学系と組み合わる)を含むのが都合がよい。
コリメーターレンズは、好適には複数のサブレンズ(sub−lens)または複数のコリメーティング要素(collimating element)から構成され、それぞれのLEDは1つのサブレンズまたはコリメーティング要素と関連しており、サブレンズ(またはコリメーティング要素)のそれぞれの光軸は、LEDの1つの光軸と一致している。
この光学構成により、いくつものLEDからの光を十分に焦点に集めることができる。好適には、コリメーターレンズのサブレンズまたはコリメーティング要素は、透明な合成樹脂材料(例えばPMMA)で作られる。
集束レンズはフレネルレンズである。これは光発生装置のコンパクト性に寄与する。そのようなフレネルレンズは、好適には合成材料(例えばPMMA)で作られ、所望の光学フレネル構造は射出成形によって得る。
ハウジング、光源、ドライブエレクトロニクス、および任意選択の光学系は別にして、照明アーマチュアは典型的には電力供給手段の一部を収納する。そのような電力供給手段は短絡の問題の重要な原因であり、そのため安全性リスクの原因となる。
本発明の好ましい実施態様では、照明アーマチュアは、電気絶縁材で作られた電気絶縁プラスチックシールドを収納し、そこでは、一方の側にある電力供給手段の一部と、もう一方の側にある熱伝導材料で作られたその部品(1つまたは複数)を有するハウジングとの間に、電気絶縁プラスチックシールドが配置される。
この実施態様の利点は、絶縁破壊のしきい値電圧がさらに高くなること、またより優れた熱伝導性の材料を有する(また任意選択的に導電性材料ですべて作られた)ハウジングを使用できることである。さらなる利点は、電子エンクロージャー技術(electronic enclosure technology)に関するさまざまな国際基準に適合させるために、照明アーマチュアに対して実施しなければならない試験がかなり少ないことである。
電気絶縁材は、本明細書では、少なくとも10Ohm.mの比電気抵抗(specific electrical resistance)を有する材料と理解される。好ましくは、電気絶縁材の比電気抵抗は少なくとも10Ohm.m、より好ましくは少なくとも10Ohm.m、さらには少なくとも1010Ohm.mである。比電気抵抗は、10Ohm.mもの大きさ、またはさらに大きくてもよい。
好適には、電気絶縁材は耐熱性の高分子材料である。好適には、耐熱性の高分子材料は、溶融温度(Tm)の高い半結晶質ポリマー、またはガラス転移温度(Tg)の高い非晶質ポリマーなどの耐熱性のポリマーからなるか、またはそれを含む。好ましくは、TgまたはTmは少なくとも180℃、200℃、さらには220℃である。
電気絶縁材に使用できる好適なポリマーは、例えば、PBTなどの半結晶質ポリエステルである。
電気絶縁プラスチックシールドは、ハウジングの表面域(ドライブエレクトロニクスおよび電力供給手段の一部に面している表面域)の近辺またはそれに向かい合うようにして好適に配置されうる。
本発明の好ましい実施態様では、電気絶縁プラスチックシールドは、ハウジングの一体部分(integrated part)を構成する。この実施態様は、2K成形部品であるハウジングによって実現でき、2K成形部品はシールドとシールドから突出している冷却フィンとを含み、シールドは、フィンが突出している第1層(第1層および冷却フィンは、熱伝導性プラスチック材料から一体成形される)、および電気絶縁材で成形された冷却フィンとは反対側に配置された第2層の2つの層を含む。
安全性リスクの減少は別にして、この実施態様には、良好な機械的性質および一体性を保持しつつ、ハウジングの熱伝導性部分をより高い熱伝導性を有する熱伝導材料から作ることができるという利点がある。
電気絶縁プラスチックシールド、ならびに熱伝導性プラスチック冷却フィンを有する熱伝導性プラスチック体とその中で使用される任意選択の金属シールドとから構成されるハウジングの一部は、照明アーマチュアに適した任意の形状であってよい。それらの部品すべての好適な形状は、例えば、平面、凹型、凸形、円柱形、じょうご形、または球状、あるいはそれらの任意の組合わせである。円柱形、じょうご形、台形、または球状の造形部品は、好適には円形、楕円、または多角形の断面、またはそれらの任意の組合わせを有する。好適な多角形の断面は、例えば、長方形、五角形、六角形、および台形である。ハウジングも装飾的な任意の形状または色で形成されていてよい。また、ハウジングにおける冷却フィンの寸法(厚さ、長さおよび高さを含む)は、経験に基づき、また体系的研究およびごく普通の試験によって、熱放散部品を製造する当業者が決定できる。冷却フィンを含むハウジングの部品の製造を可能にするためのこれらの寸法の微調整は、経験に基づき、また体系的研究およびごく普通の試験によって、射出成形品を製造する当業者が行うことができる。
本発明による照明アーマチュアの特定の実施態様では、ハウジングは、金属で作られた内部管状部分と、熱伝導性ポリマーで作られた冷却フィンを備えた外部部分の、2つの部分から構成される。外部部分は、好適には、内部管状部分の一部を覆って嵌着する円筒孔を含むか、または外部部分は、内部管状部分の一部を囲むようにぴったり適合できる個々の小さな部分から構成される。
本発明はまた、照明アーマチュア用のハウジングに関する。本発明によるハウジングおよび上述のその好ましい実施態様のハウジングは、少なくとも2.0W/m.Kの方向平均熱伝導率を有するプラスチック組成物で作られた冷却フィンを含む。
本発明はまた、照明アーマチュアを組み立てるための方法に関する。本発明の方法は、光源と、光源駆動用ドライブエレクトロニクスと、電力供給手段と、プラスチック部品(少なくとも2.0W/m.Kの方向平均熱伝導率を有するプラスチック組成物で作られ、かつ細長い要素が突出している表面を有するプラスチックシールド、および任意選択的に金属シールドおよび/または電気絶縁プラスチックシールドを含む)とを、プラスチック部品が光源およびドライブエレクトロニクスを収納するハウジングまたはその一部を構成するように、組み立てることを含む。
この方法は、内面と外面を有する金属シールドが、その内面がドライブエレクトロニクスに対面するように配置され、その外面が、細長い要素が突出している表面とは反対側のプラスチック部品の表面と伝熱的に接触するように固定されるステップを含むのが有利である。
またその方法で作製された照明アーマチュアが、上述の好ましい実施態様のいずれかによる照明アーマチュアであるのが有利である。
冷却フィン、および任意選択的に本発明による照明アーマチュア用のハウジングの他の部品を作るために、熱伝導性プラスチック組成物を使用する。熱伝導性プラスチック組成物に熱伝導性ポリマーを使用してよいが、そのような材料は広く入手可能ではなく、一般には非常に高価である。好適には、熱伝導性プラスチック組成物はポリマーとそのポリマー中に分散された熱伝導材料とを含む。プラスチック組成物は、ポリマー材料および熱伝導材料とは別の他の成分を含んでもよい。他の成分として、熱伝導材料は、プラスチック成形部品を作製するための従来のプラスチック組成物に用いられる任意の補助添加剤を含んでもよい。
本発明による照明アーマチュアに使用する熱伝導性プラスチック組成物中のポリマーは、基本的には、熱伝導性プラスチック組成物を作るのに好適な任意のポリマーであってよい。好適には、ポリマーは、意図された照明アーマチュアの使用温度において耐熱性が良好なものである。使用するポリマーは、熱伝導材料および他の任意選択の成分と組み合わせたものが、プラスチックの著しい軟化も劣化も生じさせることなく高温で機能することができかつハウジングの機械的および熱的必要条件を満たすことができる、任意の熱可塑性ポリマーであってよい。そうした必要条件は、ハウジングの特定の用途および設計によって異なることになる。そうした必要条件を満たすかどうかは、プラスチック成形部品を作る当業者が体系的研究およびごく普通の試験によって判断できる。
好ましくは、本発明によるハウジングの熱伝導性プラスチック組成物は、ISO 75−2(公称圧力0.45MPaを加える)に従って測定した熱変形温度(HDT−B)が、少なくとも140℃、より好ましくは少なくとも180℃、200℃、220℃、240℃、260℃、さらには少なくとも280℃である。高いHDTを有するプラスチック組成物の利点は、高温においてもハウジングの機械的性質がよりいっそう保持され、機械的性能および熱的性能の面で要求がいっそう厳しい用途にハウジングを使用できることである。
使用できる好適なポリマーとしては、熱可塑性ポリマーおよび熱硬化性ポリマー(熱硬化性ポリエステル樹脂および熱硬化性エポキシ樹脂など)がある。
ポリマーは熱可塑性ポリマーを含むのが好ましい。
熱可塑性ポリマーは、好適には非晶質、半結晶質または液晶性のポリマー、エラストマー、またはそれらの組合わせである。高結晶質性であること、また充填剤物質に対して良好なマトリックスとなることができるため、液晶ポリマーが好ましい。液晶性ポリマーの例として、熱可塑性芳香族ポリエステルがある。
マトリックスに使用できる好適な熱可塑性ポリマーには、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、アクリル酸系誘導体、アクリロニトリル類、ビニル類(vinyls)、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリエステル、ポリアミド、ポリフェニレンスルフィド、ポリフェニレンオキシド、ポリスルホン、ポリアリレート、ポリイミド、ポリエーテルエーテルケトン、およびポリエーテルイミド、ならびにそれらの混合物およびコポリマーがある。
好適なエラストマーとしては、例えば、スチレン−ブタジエンコポリマー、ポリクロロプレン、ニトリル(nitrite)ゴム、ブチルゴム、ポリスルフィドゴム、エチレン−プロピレンターポリマー、ポリシロキサン(シリコーン)、およびポリウレタンがある。
熱可塑性ポリマーは、好ましくは、ポリエステル、ポリアミド、ポリフェニレンスルフィド、ポリフェニレンオキシド、ポリスルホン、ポリアリレート、ポリイミド、ポリエーテルエーテルケトン、およびポリエーテルイミド、ならびにそれらの混合物およびコポリマーよりなる群から選択される。
好適なポリアミドとしては、非晶質ポリアミドおよび半結晶質ポリアミドの両方がある。好適なポリアミドは、溶融加工可能な(melt−processable)半結晶質および非晶質ポリアミドを含む、当業者に知られているすべてのポリアミドである。好適な本発明によるポリアミドの例には、脂肪族ポリアミド、例えば、PA−6、PA−11、PA−12、PA−4,6、PA−4,8、PA−4,10、PA−4,12、PA−6,6、PA−6,9、PA−6,10、PA−6,12、PA−10,10、PA−12,12、PA−6/6,6−コポリアミド、PA−6/12−コポリアミド、PA−6/11−コポリアミド、PA−6,6/11−コポリアミド、PA−6,6/12−コポリアミド、PA−6/6,10−コポリアミド、PA−6,6/6,10−コポリアミド、PA−4,6/6−コポリアミド、PA−6/6,6/6,10−ターポリアミド(terpolyamide)、さらに1,4−シクロヘキサンジカルボン酸および2,2,4−および2,4,4−トリメチルヘキサメチレンジアミンから得られるコポリアミド、芳香族ポリアミド、例えば、PA−6,I、PA−6,I/6,6−コポリアミド、PA−6,T、PA−6,T/6−コポリアミド、PA−6,T/6,6−コポリアミド、PA−6,I/6,T−コポリアミド、PA−6,6/6,T/6,I−コポリアミド、PA−6,T/2−MPMDT−コポリアミド(2−MPMDT=2−メチルペンタメチレンジアミン)、PA−9,T、テレフタル酸と2,2,4−および2,4,4−トリメチルヘキサメチレンジアミンから得られるコポリアミド、イソフタル酸、ラウリンラクタムおよび3,5−ジメチル−4,4−ジアミノ−ジシクロヘキシルメタンから得られるコポリアミド、イソフタル酸、アゼライン酸および/またはセバシン酸および4,4−ジアミノジシクロヘキシルメタンから得られるコポリアミド、カプロラクタム、イソフタル酸および/またはテレフタル酸および4,4−ジアミノジシクロヘキシルメタンから得られるコポリアミド、カプロラクタム、イソフタル酸および/またはテレフタル酸およびイソホロンジアミンから得られるコポリアミド、イソフタル酸および/またはテレフタル酸および/または他の芳香族または脂肪族ジカルボン酸、任意選択的にアルキル置換ヘキサメチレンジアミンおよびアルキル置換4,4−ジアミノジシクロヘキシルアミンから得られるコポリアミド、さらにまた前述のポリアミドのコポリアミドおよび混合物がある。
より好ましくは、熱可塑性ポリマーは半結晶質ポリアミドを含む。半結晶質ポリアミドには、熱的性質および金型への充填性が良好であるという利点がある。
またさらにより好ましくは、熱可塑性ポリマーは、少なくとも200℃、より好ましくは少なくとも220℃、240℃、さらには260℃、もっとも好ましくは少なくとも280℃の融点を有する半結晶質ポリアミドを含む。融点の高い半結晶質ポリアミドには、熱的性質がさらに向上するという利点がある。
融点という用語は、本明細書では、5℃の加熱速度でDSCによって測定された場合の融点範囲に含まれかつ最大溶融速度を示す温度と理解される。
好ましくは、半結晶質ポリアミドは、PA−6、PA−6,6、PA−6,10、PA−4,6、PA−11、PA−12、PA−12,12、PA−6,I、PA−6,T、PA−6,T/6,6−コポリアミド、PA−6,T/6−コポリアミド、PA−6/6,6−コポリアミド、PA−6,6/6,T/6,I−コポリアミド、PA−6,T/2−MPMDT−コポリアミド、PA−9,T、PA−4,6/6−コポリアミドならびに前述のポリアミドの混合物およびコポリアミドを含む群から選択される。より好ましくは、PA−6,I、PA−6,T、PA−6,6、PA−6,6/6T、PA−6,6/6,T/6,I−コポリアミド、PA−6,T/2−MPMDT−コポリアミド、PA−9,TまたはPA−4,6、あるいはそれらの混合物またはコポリアミドがポリアミドとして選択される。さらにより好ましくは、半結晶質ポリアミドはPA−4,6を含む。
熱伝導性プラスチック組成物中の熱伝導材料については、熱可塑性ポリマー中に分散させることができ、かつプラスチック組成物の熱伝導率を向上させる任意の材料を使用できる。好適な熱伝導材料としては、例えば、アルミニウム、アルミナ、銅、マグネシウム、黄銅、炭素、窒化珪素、アルミニウム窒化物、窒化ホウ素、酸化亜鉛、ガラス、雲母、グラファイトなどがある。こうした熱伝導材料の混合物も好適である。
熱伝導材料は、粒状粉末や粒子やウイスカーや短繊維の形態、または他の任意の好適な形態であってよい。粒子はさまざまな構造を有していてよい。例えば、粒子の形状は、薄片状、プレート状、ライス状、ストランド状、六角形状、または球形状であってよい。
熱伝導材料は、好適には、熱伝導性充填剤または熱伝導性繊維材料、あるいはそれらの組合わせである。本明細書における充填剤は、アスペクト比が10:1より小さい粒子からなる材料と理解される。好適には、充填剤材料はアスペクト比が約5:1以下である。例えば、約4:1のアスペクト比を有する窒化ホウ素の顆粒状粒子を使用できる。
本発明の好ましい実施態様では、熱伝導性充填剤は窒化ホウ素を含む。ハウジングを作るもとになるプラスチック組成物中に熱伝導性充填剤として窒化ホウ素がある場合の利点は、良好な電気絶縁性を保持しながら高い熱伝導率が得られることである。
本明細書における繊維は、アスペクト比が少なくとも10:1である粒子からなる材料と理解される。より好ましくは、熱伝導性繊維は、アスペクト比が少なくとも15:1の粒子、より好ましくは少なくとも25:1の粒子から構成される。熱伝導性プラスチック組成物中の熱伝導性繊維には、プラスチック組成物の熱伝導率を向上させる任意の繊維を使用できる。好適には、熱伝導性繊維は、ガラス繊維、金属繊維および/または炭素繊維を含む。好適な炭素繊維(グラファイト繊維としても知られている)としては、ピッチ系炭素繊維およびPAN系炭素繊維がある。例えば、約50:1のアスペクト比を有するピッチ系炭素繊維を使用できる。ピッチ系炭素繊維は熱伝導率に著しく寄与する。一方、PAN系炭素繊維は機械的強度への寄与が大きい。もっとも好ましくは、熱伝導性繊維はガラス繊維を含むかまたはさらにはガラス繊維から構成される。ハウジングまたはその部品を作るもとになる熱伝導性プラスチック組成物中にガラス繊維がある場合の利点は、ハウジングの熱伝導率が良好であり、機械的強度が増大し、良好な電気的絶縁性(electrical isolation)が保持されることである。
本発明によるハウジングの熱伝導性プラスチック組成物は、好適には、30〜90重量%の熱可塑性ポリマーおよび10〜70重量%の熱伝導材料、好ましくは40〜80重量%の熱可塑性ポリマーおよび20〜60重量%の熱伝導材料を含む。ここで、重量%はプラスチック組成物の全重量を基準にしたものである。
好ましくは、アスペクト比の小さい熱伝導材料とアスペクト比の大きい熱伝導材料の両方(すなわち熱伝導性充填剤と繊維の両方)が、プラスチック組成物に含まれる。このことは、マカラック(McCullough)の米国特許第6,251,978号明細書および同第6,048,919号明細書に記載されているとおりであり、これらの開示内容を本明細書に援用する。
より好ましくは、熱伝導性プラスチック組成物は、窒化ホウ素および/またはグラファイト、より好ましくはグラファイトと一緒に、ガラス繊維を共に含む。グラファイトの利点は熱伝導率がさらに大きいことである。窒化ホウ素は、電気絶縁性がより優れているので好ましい。
さらにより好ましくは、ガラス繊維、窒化ホウ素およびグラファイトは、プラスチック組成物の全重量を基準にして、全体量として10〜70重量%、より好ましくは20〜60重量%だけ存在する。
またより好ましくは、ガラス繊維と、窒化ホウ素およびグラファイトの全体は、5:1から1:5の間、好ましくは2.5:1から1:2.5の間の重量比で存在する。
本発明によるハウジングを作るもとになるプラスチック組成物は、熱可塑性ポリマーおよび熱伝導材料とは別に、他の成分(本明細書では添加剤として示す)も含んでよい。熱伝導材料は、添加剤として、ポリマー組成物に通例用いられる、当業者に知られている任意の補助添加剤を含んでよい。好ましくは、こうした他の添加剤は本発明を損なうものであってはならない、あるいはかなりの程度損なうものであってはならない。添加剤がポリマー組成物に用いるのに適しているかどうかは、ごく普通の実験および簡単な試験によって、熱伝導性ポリマー組成物を製造する当業者が判断することができる。そのような他の添加剤としては、特に、非導電充填剤および非導電補強剤、顔料、分散助剤、加工助剤(例えば滑剤および離型剤)、耐衝撃性改良剤、可塑剤、結晶化促進剤、成核剤、紫外線安定剤、酸化防止剤および熱安定剤などがある。特に、熱伝導性プラスチック組成物は非導電無機充填剤および/または非導電補強剤を含む。非導電無機充填剤または補強剤として用いるのに好適なものは、当業者に知られているすべての充填剤および補強剤であり、熱伝導性充填剤とは見なされないもっと特定の補助充填剤である。好適な非導電充填剤は、例えば、アスベスト、雲母、粘土、火焼粘土およびタルクである。
こうした添加剤は、存在する場合、好適にはプラスチック組成物の全重量を基準にして、全体量として0〜50重量%、好ましくは0.5〜25重量%、より好ましくは1〜12.5重量%だけ存在する。
非導電充填剤および繊維は、存在する場合、好ましくは組成物の全重量を基準にして、全体量として0〜40重量%、好ましくは0.5〜20重量%、より好ましくは1〜10重量%だけ存在するが、他の添加剤は、存在する場合、好ましくはプラスチック組成物の全重量を基準にして、全体量として0〜10重量%、好ましくは0.25〜5重量%、より好ましくは0.5〜2.5重量%だけ存在する。
本発明の好ましい実施態様では、ハウジングまたはその一部は、
a)30〜90重量%の熱可塑性ポリマー
b)10〜70重量%の熱伝導材料
c)0〜50重量%の添加剤
からなるプラスチック組成物から作られ、ここで、(a)、(b)および(c)の重量%は、プラスチック組成物の全重量を基準にしており、(a)、(b)および(c)の合計は100重量%である。
より好ましくは、プラスチック組成物は、
a)30〜90重量%の熱可塑性ポリマー
b)10〜70重量%の熱伝導材料(その少なくとも50重量%は、5:1から1:5の間の重量比のガラス繊維と窒化ホウ素から構成される)、および
c)(i)0〜40重量%の非導電充填剤および/または非導電繊維、および
(ii)0〜10重量%の他の添加剤
からなり、ここで、(a)、(b)、(c)(i)および(c)(ii)の重量%はプラスチック組成物の全重量を基準にしており、(a)、(b)、(c)(i)および(c)(ii)の合計は100重量%である。
さらにより好ましくは、プラスチック組成物は、
a)融点が少なくとも200℃である30〜90重量%の半結晶質ポリアミド、
b)10〜70重量%の熱伝導材料(その少なくとも50重量%は、重量比が5:1から1:5の間にあるガラス繊維とグラファイトから構成される)、
c)(i)0〜20重量%の非導電充填剤および/または非導電繊維、および
(ii)0〜5重量%の他の添加剤
からなり、ここで、(a)、(b)、(c)(i)および(c)(ii)の重量%はプラスチック組成物の全重量を基準にしており、(a)、(b)、(c)(i)および(c)(ii)の合計は100重量%である。
本発明に使用する熱伝導性プラスチック組成物は、プラスチック組成物を作るのに適した任意の方法で作ることができ、その方法としては、成形用途用のプラスチック組成物を作る当業者によって知られている従来の方法がある。
好適な熱伝導性プラスチック組成物は、熱伝導材料を非導電ポリマーマトリックスと十分に混合して熱伝導性組成物を形成する方法によって作られる。熱伝導材料を添加すると、ポリマー組成物に熱伝導性が付与される。所望される場合には、混合物は1種または複数種の他の添加剤を含んでもよい。混合物は、当該技術分野において知られている手法を用いて調製できる。原料成分は、熱伝導性充填剤材料の構造が損傷するのを避けるため、低剪断条件下で混合するのが好ましい。
本発明によるハウジングは、プラスチック成形部品を作るのに適した任意の方法によって熱伝導性プラスチック組成物から作ることができ、その方法としては、成形プラスチック組成物を作る当業者によって知られている従来の方法がある。
ポリマー組成物は、溶融押出、射出成形、注型、または他の好適な方法を用いてハウジングの部品に成形することができる。射出成形法が特に好ましい。この方法は一般に、組成物のペレットをホッパーに充填することを伴う。ホッパーによりペレットは押出機中に送り込まれ、そこでペレットが加熱されて溶融組成物が形成する。押出機は、注入ピストン(injection piston)を含んでいるチャンバーに溶融組成物を供給する。ピストンにより溶融組成物が強制的に金型に入れられる。典型的には、金型は2つの成形ブロック(moulding sections)を含んでおり、成形チャンバーまたはキャビティがそれらのブロックの間に位置するように2つの成形ブロックが一緒に並べられている。材料は、冷えるまで高圧下で金型中に残される。その後、形作られた成形部品を金型から取り出す。
好ましくは、ハウジング成形部品は、熱伝導性繊維と熱伝導性充填剤とを含む熱伝導性プラスチック組成物から射出成形法によって作られる。
さらに、本発明のハウジングは好ましくはネットシェイプ成形される(net shape moulded)。これは、ソケットの最終形状が成形ブロックの形状によって決定されることを意味する。ハウジングの最終の形状を生み出すために、さらに処理または工具による細工(tooling)を行う必要がない。この成形方法により、熱放散要素(thermally dissipating elements)を直接にハウジングに一体化することができる。
本発明はまた、本発明による照明アーマチュア、または本明細書に記載したその任意の好ましい実施態様の、自動車のランプアセンブリまたはオフィスビルにおける使用に関する。自動車のランプアセンブリは、好ましくは自動車の外部照明用(例えば、前方照明または後方照明用)である。

Claims (16)

  1. 冷却フィンを有しかつ光源と前記光源駆動用ドライブエレクトロニクスとを収納するハウジングを含む、照明アーマチュアまたは光発生装置であって、前記冷却フィンが、ポリマーと前記ポリマー中に分散させた熱伝導材料とを含むプラスチック組成物で作られており、前記プラスチック組成物が少なくとも2.0W/m.Kの方向平均熱伝導率を有することを特徴とする、照明アーマチュアまたは光発生装置。
  2. 前記方向平均熱伝導率が2.0〜15W/m.Kである、請求項1に記載の照明アーマチュア。
  3. 前記光源が、金属コアプリント回路基板(MC−PCB)上に取り付けられたLEDで構成されている、請求項1または2に記載の照明アーマチュア。
  4. 前記ハウジングが、前記ドライブエレクトロニクスに対面する第1表面と冷却フィンに面する第2表面とを有する金属シールドを含み、前記金属板および前記冷却フィンが伝熱的に直接接触している、請求項1〜3のいずれか一項に記載の照明アーマチュア。
  5. 前記冷却フィンが、表面を有するプラスチックシールドを備えたプラスチック体の、該表面から突出している細長い要素を構成する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の照明アーマチュア。
  6. 前記プラスチック体が、20W/m.Kを超える方向平均熱伝導率を有するプラスチック組成物で作られた一体成形部品である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の照明アーマチュア。
  7. 前記プラスチック体が、20W/m.Kを超える方向平均熱伝導率を有する第1プラスチック組成物で作られた層と、2.0〜20W/m.Kの方向平均熱伝導率を有する第2プラスチック組成物で作られたフィンとを含む2K成形部品である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の照明アーマチュア。
  8. 前記照明アーマチュアが、電力供給手段の一部と電気絶縁材で作られた電気絶縁プラスチックシールドとを収納し、それにより前記電気絶縁プラスチックシールドが前記電力供給手段と前記ハウジングとの間に配置されている、請求項1〜7のいずれか一項に記載の照明アーマチュア。
  9. 前記金属板または一体成形部品と前記光源とが熱伝導性の電気絶縁材を介して接続されている、請求項1〜8のいずれか一項に記載の照明アーマチュア。
  10. 前記冷却フィンが、1〜10W/mKの範囲の平面貫通方向伝導率を有する熱可塑性材料で作られており、前記冷却フィンには高さ(H)の寸法および厚さ(T)の寸法があり、H/T比が少なくとも3:1である、請求項1〜9のいずれか一項に記載の照明アーマチュア。
  11. 冷却フィンを有しかつ光源と前記光源駆動用ドライブエレクトロニクスとを収納するのに適している照明アーマチュア用ハウジングであって、前記冷却フィンが少なくとも2.0W/m.Kの方向平均熱伝導率を有するプラスチック組成物で作られていることを特徴とする、照明アーマチュア用ハウジング。
  12. 前記ハウジングが請求項1〜10のいずれか一項に記載のハウジングである、請求項11に記載のハウジング。
  13. 照明アーマチュアを組み立てるための方法であって、光源と、前記光源駆動用ドライブエレクトロニクスと、電力供給手段と、プラスチック部品(少なくとも2.0W/m.Kの方向平均熱伝導率を有するプラスチック組成物で作られ、かつ細長い要素が突出している表面を有するプラスチックシールド、および任意選択的に金属シールドおよび/または電気絶縁プラスチックシールドを含む)とを、前記プラスチック部品が前記光源と前記ドライブエレクトロニクスとを収納するハウジングまたはその一部を構成するように組み立てることを含む、照明アーマチュアを組み立てるための方法。
  14. 内面と外面とを有する前記金属シールドが、前記内面が前記ドライブエレクトロニクスに対面するように配置され、前記外面が、細長い要素が突出している表面とは反対側の前記プラスチック部品の表面と伝熱的に接触するように固定される、請求項13に記載の方法。
  15. 前記照明アーマチュアが請求項1〜10のいずれか一項に記載の照明アーマチュアである、請求項13または14に記載の方法。
  16. 自動車のランプアセンブリまたはオフィスビルにおける、請求項1〜10のいずれか一項に記載の照明アーマチュアの使用。
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