JP2010504539A - 音楽および他の音声を視覚化するための装置および方法 - Google Patents

音楽および他の音声を視覚化するための装置および方法 Download PDF

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Abstract

本開示は、音楽および他の音声の視覚化のためのシステムおよび方法に関するものである。一実施形態では、1オクターブの12個の音は円上でラベル付けされる。音が演奏されると、その音と音との間の音程が、円上の楽音ラベルに対応してラベルとラベルとの間にラインを表示することにより視覚化される。いくつかの実施形態では、音程を表すラインは、6つの音程のそれぞれについて異なる色で色分けされる。他の実施形態では、音楽および他の音声をらせん上に視覚化し、それぞれの楽音または音声について絶対周波数の指示を表示するようにできる。
【選択図】図2

Description

関連出願への相互参照
本出願は、参照により本明細書に組み込まれている、「Apparatus and Method for Visualizing Musical Notation」という表題の2006年7月12日に出願された米国仮特許出願第60/830,386号の利益を主張するものである。
本開示は、一般に、音声分析に関するものであり、より具体的には、楽音および他の音声を視覚化するための装置および方法に関する。
かつて地上を歩いていた最初の画家にとって、自分の自由になるカラーパレットは非常に限られたものであったに違いない。洞窟の壁に見られる絵の具の色相は、結局、わずかであり、近くの動植物に関係していたことは確かである。顔料が一箇所に十分集められ色のスペクトルを完成するまでに文字通り数千年を要したに違いなく、その上、誰かがここに至るまでに、「魔法のように」虹に結び付けなければならず、そうして最初に色自体が円であることが発見された。過去を振り返ると、これは、人類の進化における画期的瞬間であったわけで、そういうことがあってから初めて、カラー写真、X線、赤外線、より正確な天体図などの最終的な進歩をもたらすことが可能になった(光の正確な波長は、目に見える星までの距離、大きさ、および組成を計算する際の必須要素である)。
音楽に対する理解の進化は、きわめてこれと似た経路を辿ったが、それというのも、最初、音楽は、歌われたのであって、書かれたのではなかったことは明らかである。われわれの現在の記譜法は、人間の進化的な流れで見た場合、比較的最近生み出されたものといえる。そのような最初の音符が書かれるまでに何千年も経過したに違いなく、その気の遠くなるほどの長い間、人々は耳に聞こえよいものを単純に歌い、音楽が本来、実際に循環的であるという事実にはまったく注意が払われなかった。
一方に偏った形状には、「ルート」つまり安定に向かう傾向があり、一方に偏った音声(例えば、メジャートライアド)はある形で「収まる」のを好む。対称的形状は、これに反して、ルートを持たず、その形状のすべての点は、本質的に、他のすべての点に等しい。対称的な音声(例えば、フルディミニッシュセブンスコード)は、収まるべき場所を持たず、したがって、「奇妙」であるか、または不安定である。このような現象があるため、何世紀にもわたって発展してきた主な音楽パターンが、結局、その性質上一方に偏ることに落ち着いたのは不思議ではない(歴史的に見て)。
この期間を抜けると、3つのメインスケール(主要音階)つまり楽音の「パターン」が発展し、それぞれのパターンは、内部構造の複雑な重層化を可能にした。それぞれ7つの構成音からなるこれら3つのスケールが、最終的に、現代世界における実質的にすべての音楽教育の基礎となったのである。もちろん、他のスケールもあり、楽音の任意のパターンを好きなように創り出すことが可能であるが、楽音の大多数は、この3つのプライマリースケール(基本音階)に遡ることができる。本明細書で開示されるシステムおよび方法は、例外なく、可能な任意のスケールまたはパターンを包含するように使用されうるが、音楽言語の本発明における説明は、説明をわかりやすくするために、この3つのプライマリースケールに基づく。
この3つのメインスケールはそれぞれ、次のような7つの音程の一方に偏りのある集まりである。
メジャースケール: 2度(ステップ)、2度、1度、2度、2度、2度、1度
ハーモニックマイナースケール: 2度、1度、2度、2度、1度、3度、1度
メロディックマイナースケール: 2度、1度、2度、2度、2度、2度、1度
最初に7つの楽音のこれらの原型的なパターンを認識した後、これらの美しい音列が複雑な音楽的重層化を可能にするので、記譜法の最初の作成者たちは、この7音スケールを音楽の記述言語の基礎として使用することに決めた。したがって、われわれの音楽システム全体は、7つの英字(または音名)A、B、C、D、E、Fを使用してスケールの7つの構成音に対応させることに基づいている。記譜法のこれら最初の作成者たちには、スケールがそれ自体、一方の偏りのある実体であること、つまり、真の音楽的な円は、7音ではなく、12音を有することを知るすべはなかったであろう。このような不一致があるため、記譜法の従来のシステムは、本質的にそのルートに偏っていた。12音の円と7つの音名のみを使用すると、(もちろん)5つの欠けている音名がある。最初の画家が虹の色すべてを思うままに使えなかったのとまったく同様に、最初の歌手も音楽家も、音声がさらにもともと循環していることを知るすべを持たなかった。
音楽の読み書きが、なぜこのようにマスターするのが難しい技能であるのか。従来のシステムが7つの文字のみを使用して12音を包含しようとしているという事実がなければ、確かに、十分に困難なことであろう。しかし、残りの5つの音は、シャープ(#)およびフラット(b)と呼ばれる記法を使用して対処されている。このことにより、五線譜上の音符を読み書きする方法が比較的複雑なものとなり、続いて一度に1音ずつ付加される一見恣意的な臨時記号(シャープとフラット)で調号を頭の中で操作しなければならない。その結果、一方に偏りのある実体である、7音スケールが、従来の五線譜上に直線として表されることになる。他方、円の中で真に対称的なパターン(例えば、クロマティックスケールなどの、実際には直線である音階)は、従来の五線譜上に一方に偏りのある形で示される。われわれの従来の記譜法では、耳で聞いているものを決して目では見ず、同じ音楽的アイデアを書き記すのに著しく多くの方法があり、一方に偏りのあるパターンがまっすぐに見えるが、直線パターンは偏って見える。このような不効率はすべて、12音円ではなく7音スケールに基づいている従来の記譜方式の内在的欠陥に由来する。
それでも、音楽は、実際には、円であることが一般に理解され、受け入れられている。このような概念は新しいものではなく、少なくとも数百年前ぐらいに現れており、1700年代中頃に目立つようになった。次いで、ヨハン・セバスチャン・バッハが、新しい「平均律」運動(つまり、ピアノの循環的な調律)の主導者となった。「クラビア」(初期のピアノの一種)を調律するこの新しい方法により、12音円の可能なすべての「調」で楽器を演奏することがいきなり可能になった。
したがって、音楽を真の循環的形式で視覚化することができる記譜の異なるシステムおよび方法が必要である。
したがって、一態様では、音楽を視覚化する方法が開示され、この方法は、(a)1オクターブ内の12個のそれぞれの音に対応する12個のラベルを持つ円の円周にラベルを付け、第1のラベルから隣接する第2のラベルへ時計回りまたは反時計回りに移動することが、半音を表すようにするステップと、(b)12個の音のうちの第1の音の出現を識別するステップと、(c)12個の音のうちの第2の音の出現を識別するステップと、(d)第1の音に対応する第1のラベルを識別するステップと、(e)第2の音に対応する第2のラベルを識別するステップと、(f)第1のラベルと第2のラベルを接続する第1のラインを形成するステップとを含み、(1)それぞれのラインは、第1の音と第2の音とが半音だけ隔たっている場合に第1の色であり、(2)それぞれのラインは、第1の音と第2の音とが全音だけ隔たっている場合に第2の色であり、(3)それぞれのラインは、第1の音と第2の音とが短3度だけ隔たっている場合に第3の色であり、(4)それぞれのラインは、第1の音と第2の音とが長3度だけ隔たっている場合に第4の色であり、(5)それぞれのラインは、第1の音と第2の音とが完全4度だけ隔たっている場合に第5の色であり、(6)それぞれのラインは、第1の音と第2の音とがトライトーン(tri−tone)だけ隔たっている場合に第6の色である。
他の態様でも、音楽を視覚化する方法が開示され、この方法は、(a)複数ターン(turn)のらせんを形成するステップと、(b)らせんの周囲にラベルを付けるステップであって、(1)らせんのそれぞれのターンが、それぞれのオクターブ内の12個のそれぞれの音に対応する12個のラベルからなるそれぞれのグループを有し、(2)任意のラベルから隣接するラベルへらせん上で時計回りまたは反時計回りに移動することが、半音を表す、ラベル付けステップと、(c)第1の音の出現を識別するステップと、(d)12個のそれぞれの音のどれが、またそれぞれのどのオクターブが第1の音に対応するかを識別するステップと、(e)第2の音の出現を識別するステップと、(f)12個のそれぞれの音のどれが、またそれぞれのどのオクターブが第2の音に対応するかを識別するステップと、(g)第1の音に対応する第1のラベルを識別するステップと、(h)第2の音に対応する第2のラベルを識別するステップと、(i)第1のラベルと第2のラベルを接続する第1のラインを形成するステップとを含み、(1)それぞれのラインは、第1の音と第2の音とが半音だけ隔たっている場合に第1の色であり、(2)それぞれのラインは、第1の音と第2の音とが全音だけ隔たっている場合に第2の色であり、(3)それぞれのラインは、第1の音と第2の音とが短3度だけ隔たっている場合に第3の色であり、(4)それぞれのラインは、第1の音と第2の音とが長3度だけ隔たっている場合に第4の色であり、(5)それぞれのラインは、第1の音と第2の音とが完全4度だけ隔たっている場合に第5の色であり、(6)それぞれのラインは、第1の音と第2の音とがトライトーンだけ隔たっている場合に第6の色である。
他の態様によれば、音楽を視覚化する方法が開示され、この方法は、(a)複数ターンのらせんを形成するステップと、(b)らせんの周囲にラベルを付けるステップであって、(1)らせんのそれぞれのターンが、それぞれのオクターブ内の複数のそれぞれの音に対応するそれぞれの複数のラベルを有し、(2)任意のラベルから隣接するラベルへらせん上で時計回りまたは反時計回りに移動することが、第1の音程(interval)を表す、ラベル付けステップと、(c)第1の音の出現を識別するステップと、(d)複数のそれぞれの音のどれが、またそれぞれのどのオクターブが第1の音に対応するかを識別するステップと、(e)第2の音の出現を識別するステップと、(f)複数のそれぞれの音のどれが、またそれぞれのどのオクターブが第2の音に対応するかを識別するステップと、(g)第1の音に対応する第1のラベルを識別するステップと、(h)第2の音に対応する第2のラベルを識別するステップと、(i)第1のラベルと第2のラベルを接続する第1のラインを形成するステップとを含み、(1)それぞれのラインは、第1の音と第2の音とが第1の音程だけ隔たっている場合に第1の色であり、(2)それぞれのラインは、第1の音と第2の音とが第2の音程だけ隔たっている場合に第2の色であり、(3)それぞれのラインは、第1の音と第2の音とが第3の音程だけ隔たっている場合に第3の色であり、(4)それぞれのラインは、第1の音と第2の音とが第4の音程だけ隔たっている場合に第4の色であり、(5)それぞれのラインは、第1の音と第2の音とが第5の音程だけ隔たっている場合に第5の色であり、(6)それぞれのラインは、第1の音と第2の音とが第6の音程だけ隔たっている場合に第6の色である。
他の態様によれば、音声を視覚化する方法が開示され、この方法は、(a)複数ターンのらせんを形成するステップと、(b)らせんの周囲にラベルを付けるステップであって、(1)らせんのそれぞれのターンが、それぞれの複数の周波数範囲内の複数のそれぞれの音声に対応するそれぞれの複数のラベルを有し、(2)任意のラベルから隣接するラベルへらせん上で時計回りまたは反時計回りに移動することが、第1の周波数間隔を表す、ラベル付けステップと、(c)第1の音声の出現を識別するステップと、(d)複数のそれぞれの音声のどれが、またそれぞれの複数の周波数範囲のどれが第1の音声に対応するかを識別するステップと、(e)第2の音声の出現を識別するステップと、(f)複数のそれぞれの音声のどれが、またそれぞれの複数の周波数範囲のどれが第2の音声に対応するかを識別するステップと、(g)第1の音声に対応する第1のラベルを識別するステップと、(h)第2の音声に対応する第2のラベルを識別するステップと、(i)第1のラベルと第2のラベルを接続する第1のラインを形成するステップとを含み、(1)それぞれのラインは、第1の音と第2の音とが第1の周波数間隔だけ隔たっている場合に第1の色であり、(2)それぞれのラインは、第1の音と第2の音とが第2の周波数間隔だけ隔たっている場合に第2の色であり、(3)それぞれのラインは、第1の音と第2の音とが第3の周波数間隔だけ隔たっている場合に第3の色であり、(4)それぞれのラインは、第1の音と第2の音とが第4の周波数間隔だけ隔たっている場合に第4の色であり、(5)それぞれのラインは、第1の音と第2の音とが第5の周波数間隔だけ隔たっている場合に第5の色であり、(6)それぞれのラインは、第1の音と第2の音とが第6の周波数間隔だけ隔たっている場合に第6の色である。
この特許または出願ファイルは、カラーで作製された少なくとも1つの図面を含む。(複数の)カラー図面を含むこの特許または特許出願のコピーは、特許商標庁に申し込み、必要な手数料を支払って入手できる。
一実施形態による12音円の図である。 6つの音程を示す12音円の図である。 クロマティックスケールを示す12音円の図である。 第1のホールトーンスケールを示す12音円の図である。 第2のホールトーンスケールを示す12音円の図である。 第1および第2のホールトーンスケールを示す12音円の図である。 第1のディミニッシュスケールを示す12音円の図である。 第2のディミニッシュスケールを示す12音円の図である。 第3のディミニッシュスケールを示す12音円の図である。 第1から第3までのディミニッシュスケールを示す12音円の図である。 第1のオーグメントスケールを示す12音円の図である。 第2のオーグメントスケールを示す12音円の図である。 第3のオーグメントスケールを示す12音円の図である。 第4のオーグメントスケールを示す12音円の図である。 第1から第4までのオーグメントスケールを示す12音円の図である。 5度圏を示す12音円の図である。 第1のトライトーンを示す12音円の図である。 6つすべてのトライトーンを示す12音円の図である。 メジャートライアドを示す12音円の図である。 マイナートライアドを示す12音円の図である。 ディミニッシュトライアドを示す12音円の図である。 オーグメントトライアドを示す12音円の図である。 メジャーセブンスコードを示す12音円の図である。 ドミナントセブンスコードを示す12音円の図である。 マイナーセブンスコードを示す12音円の図である。 ハーフディミニッシュセブンスコードを示す12音円の図である。 フルディミニッシュセブンスコードを示す12音円の図である。 マイナーメジャーセブンスコードを示す12音円の図である。 オーグメントメジャーセブンスコードを示す12音円の図である。 オーグメントフラットセブンスコードを示す12音円の図である。 フラットファイブセブンスコードを示す12音円の図である。 メジャースケールを示す12音円の図である。 ハーモニックマイナースケールを示す12音円の図である。 メロディックマイナースケールを示す12音円の図である。 Cメジャースケール内のCメジャートライアドを示す12音円の図である。 Cメジャースケール内のCメジャーセブンスコードを示す12音円の図である。 Cメジャースケール内のFメジャートライアドを示す12音円の図である。 Cメジャースケール内のBディミニッシュトライアドを示す12音円の図である。 Cメジャースケール内のDマイナーセブンスコードを示す12音円の図である。 Cメジャースケール内のGドミナントセブンスコードを示す12音円の図である。 Cメジャースケール内のBハーフディミニッシュセブンスコードを示す12音円の図である。 Cハーモニックマイナーケール内のGオーグメントフラットセブンスコードを示す12音円の図である。 Cメロディックマイナーケール内のFフラットファイブセブンスコードを示す12音円の図である。 Bフルディミニッシュセブンスコードを示す12音円の図である。 Bフルディミニッシュセブンスコードを示すらせんの図である。 Bフルディミニッシュセブンスコードを示すらせんの図である。 Bフルディミニッシュセブンスコードを示すらせんの図である。 同時に鳴らされる2つのCオーグメントトライアドを示す12音円の図である。 同時に鳴らされる2つのCオーグメントトライアドを示すらせんの図である。 同時に鳴らされる2つのCオーグメントトライアドを示すらせんの図である。 同時に鳴らされる2つのCオーグメントトライアドを示すらせんの図である。 Fマイナートライアドを示す12音円の図である。 3オクターブにわたるFマイナートライアドを示すらせんの図である。 3オクターブにわたるFマイナートライアドを示すらせんの図である。 3オクターブにわたるFマイナートライアドを示すらせんの図である。 Cメジャースケールを示す12音円の図である。 Cメジャースケールを示すらせんの図である。 Cメジャースケールを示すらせんの図である。 Cメジャースケールを示すらせんの図である。 一実施形態による音楽および音声視覚化システムを示す略ブロック図である。 一実施形態による音楽および音声を視覚化するための方法を示す略工程系統図である。
開示の原理を理解しやすくすることを目的として、特定の実施形態を参照し、特定の言葉を用いてその実施形態を説明する。しかしながら、そこで本開示の範囲を制限することはいっさい意図されておらず、本明細書で説明されているような本発明の原理のそのような改変、さらなる修正、およびさらなる応用は、本開示が関係する当業者にとっては当たり前のことであると考えられることは理解されるであろう。
本明細書に含まれる開示から明らかなように、本発明は、音声の識別および分析が有用である分野に応用される。説明されている実施形態の大半は、本発明の著しい応用であるような、音楽の視覚化に本発明のシステムおよび方法を使用することに関係する。しかし、音楽について繰り返し言及するが、これは説明の便宜上のことであり、当業者であれば、本発明は、音楽の他にも他の多くの分野に応用することができ、その一部は、説明の中で取りあげられる。
本明細書の主要な実施形態で説明される内容は、最も基本的了解事項から最も複雑な事項までの音楽の理論および構造を説明し、教示するために、さらには娯楽を目的として音楽を視覚化するためにも使用されうる、数学に基づく色分けされたダイアグラムの集合である。幾何学的形態と色スペクトルは両方とも、以前には見られなかった方法で音楽の構成単位(基本形状)を提示するために使用される。その結果、初めて、われわれの音楽言語に存在するパターン内に絡み合うパターンの層を見ることが可能になる、つまり、音楽をリアルタイムで聴きながら、付随する楽音の正確な視覚的変換を見ることが可能になる。
以下の説明および付随する幾何学的な色分けされたMASTER KEY(商標)ダイアグラムは、調性音楽の真の単一調を明確な形で明らかにする。本開示によれば、これらのダイアグラムは、楽音の視覚的表現を表し、そのようなものとして、信じられないくらい効率的な学習ツールとなっている。音楽の言語(文字言語、または数学的言語のような)は、最初に判読され、次いで、真に使いこなせるために吸収されなければならない必要な語彙と基本構造を備える。以下の説明および図は、可能なすべての音楽的構造の複雑さをその最も単純な形態に分解するものである。次いで、12音円に基づき楽器を効果的にマスターするために、これらのダイアグラムが表す構造が使用できる。さらに、これらの構造は、娯楽および教育を目的として音楽を視覚化するためにも使用できる。
独学でピアノを習得することに決めた場合、手始めにさまざまなキーを−一度に1つずつ−単に押し下げて、たくさんの異なる音を鳴らす実験から作業を始めることができるであろう。この作業を十分に粘り強く続けた後、最終的に、これらの音声のいくつかは、唯一の違いがその相対的な一致がどれだけ「高い」か、または「低い」かというだけで、互いに「よく調和」するという発見に至る。これらの「音声の一致」を視覚的に識別できた後(どのキーが押されたかを見ることができた後)、すぐに、それらの一致が規則正しく計算された音程で現れたことを理解するであろう。このパターンをよく見ると−一致と一致の間にあるキー(ステップ)を数えると−12音の「主円」が明らかになる。一致と一致の間に12個の等しいステップがある。
図1に示されているように、全体的に10で示されている12音円は、西洋音楽、さらには世界の多くの地域の音楽すべての基本となっている。ジャズからブルース、ロック、カントリー、R&B、パンク、クラシックに至る、西半球の地域の音楽の事実上すべてのジャンルで使用されている。ヴァイオリンから、トランペット、ピアノに至るすべてのオーケストラ用楽器は、この同じ12音円の周りを回る。これは、事実上すべての作曲音楽の真の基礎でもある。
12音円10は、MASTER KEY(商標)ダイアグラムの第1のものである。これは、他のダイアグラムのすべてが組み立てられる際のテンプレートである。12個の点10.1〜10.12は、時計のように円10の周上に等しい間隔で幾何学的に配置され、12個の点は、それぞれ30度隔てられている(ただし、本発明の開示では、正確ではないが、実質的に、30度隔てられている位置に点10.1〜10.12の位置決めをすることを考えている)。円10上の点10.1〜10.12のそれぞれは、12のピッチ(音の高さ)のうちの1つである。次いで、さまざまなピッチの名称を円10の周りにプロットすることができる。従来の記譜法では、それぞれのピッチに対し複数の名称があることは理解されるであろう(例えば、Aは、Bと同じである)。したがって、同一の曲を多くの異なる方法で「綴る」ことができるので、かなり効率が悪く、また最終的には混乱のもとになる。例示されている実施形態では、円10は、これらの従来のラベルを保持しているが、本発明の開示では、AからLまで英字、1から12までの数字、または他のさらに自由な記号などの代替えのラベルを使用することが可能であると考える。さらに、図1の円10では、シャープが付く音名をラベルとして使用しているが、これらのシャープが付く音名の一部またはすべて、それと同等のフラットが付く音名をラベルとして付けることができ、また非シャープおよび非フラットの音名の一部は、それと同等のシャープまたはフラットが付く音名をラベルとして付けることが可能であることは理解されるであろう。
さらに、当業者であれば、本発明が音の12音分割のみを使用した音楽の視覚化に決して限定されないことは理解するであろう。世界中には、多くの東洋音楽の24(または22)音システムなど、12音に基づかない音楽システムがほかにある。本明細書で開示されているシステムおよび方法は、視覚化される音声の範囲の望ましいセグメント化を使用することができる。例えば、本発明の非音楽的用途では、分析されたスペクトルをできる限り小さな断片、場合によっては数十億個の断片に分割することが望ましい場合がある。さらに、楽音または音声は、円上に配列されなくてもよく、本発明では、多面体またはヒトの口のイメージなど、任意の曲面(2次元または3次元)上への楽音または音声の配列を考えるが、2つの限定されない実施例だけを取りあげる。したがって、12音円10が本明細書で使用されているのは、例示の便宜上にすぎない。
基本的な12音円10は、MASTER KEY(商標)ダイアグラムの第1の「生成」を表し、これは、一度に1つの楽音に注目することにより生成される。MASTER KEY(商標)ダイアグラムの次の「生成」は、2つの楽音に関して考察することを伴う。音楽では、2つの接続された音の形状は、「音程」と呼ばれる。図2に示されている音程ダイアグラムは、MASTER KEY(商標)ダイアグラムの第2のもので、12音円10の最上位点10.12を他のすべての点10.1〜1.11に接続することにより形成される。次のライン−その相対的な長さと色−は、さまざまな「音程」を表す。最上位(点10.12)から始めて、原点から1点遠ざかると(この場合は時計回り)、これらの音程のうちの第1のもの、つまり半音12に遭遇する。時計回りの運動を続けて2点離れると、全音14に遭遇する。3点離れると、短3度音程16に出会う。4点離れると、長3度音程18に出会う。5点離れると、完全4度音程20に出会う。6点離れると、トライトーン音程22に出会う。次のステップは重要であり、円10の周りを時計回りに第7点10.7まで進むと、原点10.12から最大距離だけ通り過ぎたことがわかる。時計回りに7点移動するのは、反時計回りに5点移動するのと同じである。それぞれの連続するステップで開始点へ下る形で戻る−円10の左側が実際には右側の鏡像になっている−が、これは、発見される新しい音程がもうそれ以上ないことを意味している。したがって、音楽にはすべて、6つの基本音程しかない。
これらの6つの音程のそれぞれ(それぞれのライン12〜22)は、異なる、完全に固有の音声を有する。その上、12音円10上の2つのピッチが同時に生成された場合、それら6つの音程12〜22のうちの1つは常にトレースされうる。最も重要なことは、2音形状(音程12〜22)が、すべてのより大きな音楽的構造の効果的な構成要素であることである。
そこで、MASTER KEY(商標)ダイアグラム内の色の関連性について説明しなければならない。これは印象的な偶然の一致にすぎないが、音楽の6つの基本音程は虹の6つの基本色(青色と藍色を同じ色とみなして)と重なっていることがわかる。色は、素晴らしい次元をもたらし、また説明とダイアグラムの残り全体にわたって非常に重要なものとなり、音楽の基本的構造を考察するためのさらにもう1つの手段(空間認識は別として)を形成する。構造が大きくなり複雑さを増し続けても、それぞれの音程(それぞれのライン)は引き続き同じ色のままである。好ましい一実施形態では、半音に対する音程ライン12は、赤色に色付けされ、全音の音程ライン14は、オレンジ色に色付けされ、短3度の音程ライン16は、黄色に色付けされ、長3度の音程ライン18は、緑色に色付けされ、完全4度の音程ライン20は、青色に色付けされ、トライトーンの音程ライン22は、紫色に色付けされる。
例示されている実施形態における6つの音程は、虹の色に対応するように色付けされているが、使用されている特定の色は、さまざまな実施形態において変わりうることは理解されるであろう。異なる音程に割り当てられる色の順序は変えてもよいし、またはまったく異なる一組の色を使用することもできる。例えば、それぞれの音程に、明るい赤から濃いレンガ色までのうちの一意的な濃さの赤色を色付けすることが可能である。望ましいのは、ヒトの目で検出し、非常に速く処理できる、色を使用することにより互いに区別できるように段階的に変わる色スペクトルが音程に割り当てられることである。音程を定める音と音との間の隔たりが増大するとともに周波数が高くなる色を割り当てることにより、観察者は、色と音程とを直観的に結び付けることができる。
MASTER KEY(商標)ダイアグラムの次のグループは、さまざまな音程12〜22を12音円10の周りで完結するまで延ばすことに関係する。この概念は、クロマティックスケールのダイアグラムであり、図3に例示されている。クロマティックスケールでは、最初の音程−半音12−を取って、それを最後に原点に戻るまで円10の周りを巡らせる。図4に示されているように、赤色でエッチングされた12点円30が残されている(半音音程12は、好ましい実施形態では赤色だからである)。音楽用語で、このパターン30は「クロマティックスケール(半音階)」と呼ばれる。このクロマティックスケールは、12個の可能な楽音10.1〜10.12のそれぞれに触れるという非常に重要な理由があるため重要である。以下で説明されるように、この特徴を共有する他のパターンは1つしかない。
他の5つの音程に進む前に、これらの音程を円の周りで完結するまで延ばすことの関連性について説明しなければならない。われわれの音楽システムは、ほとんど全体として7音パターンからなる小さなグループに基づくので、その結果得られる記譜法は非対称的である。実際、このような不均一は、音楽の初心者が経験する混乱と誤解の事実上すべての原因となっている。スケール自体が、複数の音程を組み合わせた一方に偏ったパターンである。例えば、メジャースケールは、円10のどれかの楽音から始まり、全音14−もう1つの全音14−半音12−全音14−全音14−全音14−そして最後にもう1つの半音12と前進するというパターンに従う。従来の記譜法では(曲が五線譜に書かれる)、このパターン(W−W−H−W−W−W−H)は、まっすぐなラインとして描かれる。これは、われわれの従来の音楽システムがどれだけ不効率であるかを示す例となっている。スケールは、まっすぐなラインではなく、その代わりに、複数の音程の非対称な組み合わせである。個々のパターンの対称性を理解する前に、複数の音程の非対称な組み合わせを真に理解することはできない。これが、音程12〜22を円10の周りで完結するまで取るのが望ましいことの理由である。これは単に、非対称なパターンの基礎を形成して、最終的な理解を構築するための真の基礎を確保できるようにすることである。これにより、その後、より複雑なパターンの意味をよく理解できるようになる。
次に図4を参照すると、円の周りに延ばされる第2の音程は、全音14であることがわかる。ライン14を12音円10上の他のすべての点に接続することで、六角形40の認識可能な形状を作る。オレンジ色に色付けされた、この六角形パターンは、音楽用語でホールトーンスケール40と呼ばれるものである。しかし、円10上の12個の点10.1〜10.12のうち6個のみを取ると、1つのホールトーンスケール40では、12個の可能なすべての点10.1〜10.12が埋まらない。図5に示されているように、第2の六角形40は、円10が完結するのに必要であり、したがって、図6からわかるように、完結した音楽的スペクトルに2つのホールトーンスケール40がある。
図7〜10を次に参照すると、12音円10の周りに短3度音程16を延ばすと、正方形70のイメージが得られる。黄色のこの正方形は、連続する短3度16により形成され、ディミニッシュスケール70の音をもたらす。正方形は、4点を接続することにより形成され、また4は3を掛けて12になるので、これで3つの正方形70は12音円10内の可能なすべての点を埋める。したがって、このスペクトルを完結するために学習されなければならないディミニッシュスケール70は3つある。
図11〜15を参照すると、長3度音程18は、緑色であり、12音円10の周りに連続する複数のラインで延ばすことにより、3点三角形1100が残る。この三角形の形状は、音楽の場合、オーグメントスケール1100と称される。前に示されているパターンにこだわると、3は4を掛けて12になるということである。したがって、12音の円10の中には4つの可能なオーグメントスケール1100(4つの三角形)がある。
図16に示されているように、完全4度音程20に到達したら、何か特別なことに遭遇する。円10の周りの点を5つおきに接続することで、非常に興味深い形状が形成される。青色の星状構造である、接続されている完全4度のこのパターンは、音楽用語では、5度圏1600と称される。これは、たぶん、すべての音楽において最も重要なパターンである。このパターンは、さまざまな調号(特定の曲がどのスケールを中心とするものかを伝達するために使用される、「フラット」および「シャープ」のコーディング)の基礎であるだけでなく、さらに、ほぼ間違いなく、存在する最も強力な学習パターンでもある。5度圏1600は、クロマティックスケール30のように、原点に戻る前に12音円10の可能な12個の楽音10.1〜10.12のそれぞれに触れる。演習を行っているときに5度圏1600に従い、それぞれの音楽的構造がすべての可能な調で演奏されていることを確認する。5度圏1600の重要性は、音楽の研究全体にわたって何度も何度も遭遇する。
これらの音程の最後である、トライトーン音程22は、疑いもなく、2音形状のうち最も重要なものである。図17および18を参照すると、円10の周りでトライトーン音程22を延ばすと、円の反対極に到達する。つまり、トライトーン音程22は、12音円10を真っ2つにするということである。紫色のこの延ばされたトライトーン音程22は、2音形状のままであり(一度に6音を跳躍すると、2回ジャンプしただけで開始点に戻る)、2は6を掛けると12になるので、12点の円が完全に埋まるまでに、6つのトライトーンが必要である。トライトーンは、12音円10の要である。前に示されているパターンにこだわると、2は6を掛けて12になるということである。したがって、12音の円10の中には6つの可能なトライトーン22(6本の対角線)がある。音楽的に言うと、トライトーンは不協和音であり(衝突している)、ほとんどの人々にとって、学習が非常に困難であるが、トライトーンを正確に歌い、聴くように学習することで、「完全なイントネーション」(すべての楽音を「同調」させる)および究極的な「絶対音感」(聴いただけでどの音符が演奏または歌われたかを正確に知る)の能力が得られる。トライトーンは、初期の音楽家たちはこれを「悪魔の音」と呼び、いかなる犠牲を払ってでもこれを避けようとしたほどの不協和音である。
次世代のMASTER KEY(商標)ダイアグラムは、3音で組み立てられた音楽的形状に基づく。音楽用語では、3音構造は、トライアドと呼ばれる。ダイアトニック音楽はすべて4つのトライアドのみでできており、それぞれメジャー、マイナー、ディミニッシュ、およびオーグメントの名前を持つ。これら4つの3音形状は、MASTER KEY(商標)ダイアグラム内に、異なるサイズの三角形として表され、それぞれさまざまな色分けされた音程を使用して組み立てられている。トライアドは、音楽的に非常に重要なものであり、他のすべてが加えられる音楽的な音の基本構造を形成する。
図19からわかるように、トライアドの第1のものである、メジャートライアド1900は、長3度18、短3度16、次いで完全4度20を積み上げる(時計回りに)ことにより組み立てられる。メジャートライアド1900のダイアグラムにおいて、この形状は、緑色、黄色、および青色のそれぞれの色の3辺を持つ三角形により表される。ラインの間隔は、さらに、一定であり、また予測可能であって、可能な6つの音程のすでに述べたガイドラインに従っている。メジャートライアドは、演奏されると、「楽しげな音」がする。
図20に示されているように、第2のトライアドは、マイナートライアド2000であり、短3度16、長3度18、次いで完全4度20を積み上げる(これもまた時計回りに)ことにより組み立てられる。この三角形の辺のそれぞれ色は、黄色、次いで緑色、そして青色である。マイナートライアド2000は、演奏されると、「悲しげな音」がする。
第3のトライアドである、ディミニッシュトライアド2100は、図21に示されており、2つの短3度16、続いてトライトーン22を積み上げることにより組み立てられる。この三角形の色は、それぞれ、黄色、黄色、および紫色である。演奏されたディミニッシュトライアド2100の音は、たぶん「怖い」という言い方が最もあっている。ディミニッシュトライアド2100は、無声映画で、ドラマがクライマックスに至ったときに使用されることが多かった。
最後のトライアドである、オーグメントトライアド2200は、図22に示されており、3つの連続する長3度18を積み上げることにより組み立てられる。完全な正三角形である、このオーグメントトライアド2200は、オーグメントスケール1100とまったく同じである。図22に示されているように、オーグメントトライアド2200は、全部緑色である。演奏された場合、オーグメントトライアドコード2200の音は、たぶん、アニメの世界に最もよく関係していると思われる。オーグメントコード/スケール2200/1100は、アニメのキャラクターが頭をぶつけた後に、「星が見え」ているときに頻繁に演奏される。「夢のような」という言葉が、この音を説明するのに最もよく当てはまると思われる。
MASTER KEY(商標)ダイアグラムの次のグループは、一度に4つの楽音から形成される。4音コードは、音楽において、セブンスコードと称される。MASTER KEY(商標)ダイアグラムには、9種類のセブンスコードが示される。ジャズのコードには、5音、6音、さらには7音のコードもあるが、音楽を理解するうえで4音コードが真の基礎として働く。4音形状をさまざまな様式で組み合わせることで、さらに大きなジャズコードを創り出すことができる。セブンスコードのそれぞれの名前は、メジャーセブンス、ドミナントセブンス、マイナーセブンス、ハーフディミニッシュセブンス、ディミニッシュセブンス、マイナーメジャーセブンス、オーグメントメジャーセブンス、オーグメントフラットセブンス、およびフラットファイブセブンスである。
図23は、第1のセブンスコードであるメジャーセブンスコード2300のダイアグラムを示しており、これは、長3度、短3度16、もう1つの長3度18、および半音12の各音程(いつものように、時計回りに)積み上げることにより組み立てられる。上記の説明では、メジャーセブンスコード2300の外殻(4辺多面体)を示しているが、一般的な観察結果では、前のダイアグラムに現れていなかった「内部」音程の新しい対がすぐに明らかになる(この場合、2つの完全4度20)。これは、単純に、4辺パターンの性質と、すべての点を他のすべての点に接続する結果によるものである。よく調べると、互いとの新しい組み合わせで現在見られるすでに説明されている3音形状が明らかになる。この場合、メジャートライアド1900およびマイナートライアド2000は、重なり合っており、より高度なメジャーセブンスコード2300を形成する。それぞれの4音形状は、他のすべての形状と同様に、それ固有の音を有する。しかし、記述の複雑さは、ここから高まり始める。メジャーセブンスコード2300は、「楽しげな」メジャートライアド1900をそのベース、および明瞭さと安定性を低下させる余分な「緩和」音として有し、これはメジャーセブンスコード2300に「楽しさ」と「哀愁」の両方の音を響かさせる。
次のダイアグラムは、図24に示され、また全体的に2400で示されているように、ドミナントセブンスコードである。この形状2400は、長3度18、短3度16、もう1つの長3度16、および全音14を連続的に積み上げることにより組み立てられる。この形状の内部音程は、完全4度20とトライトーン22である。この形状2400は、メジャートライアド1900をディミニッシュトライアド2100と重ね合わせることと理解することもできる。再生されると、その結果の音は、たぶん「楽しげ」で、さらに、動こうとする傾向を持つものとして最もよく記述されうる。ドミナントセブンスコード2400は、事実上すべての音楽ジャンルにおいて非常に頻繁に現れる。これは、たぶん、音楽的終止において最後から2番目のコードとして最も多く使用されるという点でセブンスコードのうち最も重要なものである。ドミナントセブンスコード2400からメジャートライアド1900またはマイナートライアド2000へのこのような遷移は、「カデンツ」と呼ばれる。「カデンツ」は、作曲家が、楽曲にソリディティを確立する仕方である。より実用的な楽音では、ドミナントセブンスコードの音は、たぶん、「ブルース」に最も容易に関連付けられる。
次に図25を参照すると、次に遭遇するのは、2500で一般に示されている、マイナーセブンスコードである。短3度16、長3度18、もう1つの短3度16、全音14の音程を積み上げると、マイナーセブンスコード2500の区別可能な形状が残る。この形状の内部音程は、またもや、2つの完全4度20である。メジャートライアド1900と重ねられたマイナートライアド2000も、この4音パターンを記述するのに十分である。マイナーセブンスコード2500は、音楽において数学的に最も頻繁に遭遇するセブンスコードである。マイナーセブンスコード2500は、マイナートライアド2000をその基礎として有し、したがって、より暗く、あまり楽しげでなく、メジャーセブンスコード2300またはドミナントセブンスコード2400に比べて強い音を有する。また、存在する実用上すべての音楽分類に見られる。ドミナントセブンスコード2400のように、マイナーセブンスコード2500は、さらに、動きを示唆する傾向を有する。
図26に示され、また2600で全体的に示されているようなハーフディミニッシュセブンスコードは、2つの短3度16、長3度18、および全音14を連続的に積み上げることにより組み立てられる。トライトーン22および完全4度20は、内部音程であり、その2つの認識可能な3音形状は、ディミニッシュトライアド2100とマイナートライアド2000を組み合わせたものである。ハーフディミニッシュセブンスコード2600は、3つのすでに説明されているコードほどにはありふれたものでなく、それでも、大半の音楽ジャンルに見られる。「繊細」で「美しい」が、ハーフディミニッシュセブンスコード2600の音は、1800年代中頃までは管弦楽で普通に使われてはいなかった。その時点では、「ロマン派」時代が音楽で最大の色と多様性を使用する先駆けとなり、ハーフディミニッシュセブンスコード2600が流行し始めた。
図27からわかるように、4つの連続する短3度16を積み上げることで、2700で全体的に示されている、フルディミニッシュセブンスコードが構成される。ディミニッシュスケールと同じパターンであるが、このフルディミニッシュセブンスコード2700は、形状が完全な正方形である。2つのトライトーン22の内部音程は、実際に、この正方形を4つの等しいセクションに細分する。フルディミニッシュセブンスコード2700の形状の最も重要な側面は、その性質上完全に対称的であるという点である。このようなバランスがあるため、フルディミニッシュセブンスコード2700は、「ルート」つまり最低点を持たず、焦点方向に完全不偏である。つまり、フルディミニッシュセブンスコード2700に移動した後も、作曲家は、12音円10の周りで可能などの方向にも跳躍できるということである。次いで、フルディミニッシュセブンスコード2700は、スケールのような、より大きなパターンをこのようにして旋回するために使用される。フルディミニッシュセブンスコード2700の音は、ここでもまた、無声映画で、緊張が高まった危機の瞬間の、例えば、女性が線路に結わえ付けられているときの用途に最もよく関連付けることができる。フルディミニッシュセブンスコード2700は、音楽の動き、または移動の感じを高めるためにほとんどいつでも使用される。
第6の4音形状は、マイナーメジャーセブンスコードのそれである。図28に示され、また2800で全体的に示されているようなこのコードは、短3度16、2つの長3度18、および半音12を連続的に積み上げることにより組み立てられる。内部音程は、長3度18と完全4度20である。マイナートライアド2000およびオーグメントトライアド2200は、このより大きな4音構造のサブコンポーネントと容易にみなされうる。このマイナーメジャーセブンスコード2800は、すでに説明されているセブンスコードに比べてあまりよく聴かれない。その性質上むしろ不協和音で「不安な感じ」を出す、この4音構造は、マイナートライアド2000の「悲しげな」音とオーグメントトライアド2200の「夢のような」音との組み合わせとなっている。たぶん、最もよく使われているのは、ジェームス・ボンドの映画であるが、これは、多くの場合に場面変化をマークするために、特にボンドが誰かを殺した後に使用される。
4音形状のうち最も馴染みのない、最も聴かれたことのないものは、間違いなく、オーグメントメジャーセブンスコードである。図29に示されているように、オーグメントメジャーマイナーセブンスコード2900は、2つの長3度18、短3度16、および半音12を積み上げることにより形成される。この結果、4音形状のうち最も珍しい音が得られる。完全4度20および長3度18は、内部音程を構成し、オーグメントトライアド2200は、あまり明白ではないメジャートライアド1900と重なり、この独特の4辺多面体の部分構造を形成する。オーグメントメジャーセブンスコード2900は、非常に希であり、ほとんどの音楽において遭遇することはあまりない。
最後の2種類のセブンスコードは、もっぱらジャズと20世紀音楽に見られるので、まとめて説明することにする。図30に示され、また全体的に3000で示されているこれらのコードのうちの第1のものは、オーグメントフラットセブンスコードである。これは、2つの長3度18と2つの全音14を連続的に積み上げることにより組み立てられる。内部音程は、長3度18とトライトーン22である。図31に示され、全体的に3100で示されているこのフラットファイブセブンスコードは、長3度18、全音14、もう1つの長3度18、およびもう1つの全音14を連続的に積み上げることによりが組み立てられる。内部音程は2つのトライトーン22である。これら最後の2つのセブンスコードは、独特であるが、それは、2つのトライアド組み合わせることにより、7つのすでに説明されているコードのように、組み立てられていないからである。オーグメントフラットセブンスコード3000は、明らかに、オーグメントコード2200をそのベースとして使用し、第4音(フラットセブンス)がコードにドミナントセブンス感を付与している。フラットファイブセブンスコード3100は、さらに、ドミナントセブンス感も持つが、それでも特定のトライアドがその基礎に帰着できるわけではない。これらのコードは両方とも、残りのセブンスコードと比べてより対称的な形状を有することに留意されたい。これらの音は、主にジャズと現代音楽においてハイライトまたは強調の見せ場で見られる。スティーヴィー・ワンダーが、ジョージ・ガーシュインのように、これらのコードを頻繁に使用している。
その一方に偏りのある性質とは別に、スケールは、今日に至るまで、世界の音楽システムの絶対的基礎であり続けている。図1〜31のMASTER KEY(商標)ダイアグラムにおいてここまで提示されたすべての音楽的構造は、6つの基本音程と別に、3つのメインスケールから直接出てきたものである。
スケールは、7音パターンである。これらの7つの音は、さまざまな連続する音程を積み上げることにより形成され、終わりのないサイクルで何度も繰り返され、これにより、楽器の完全可聴範囲を埋める。これらのスケールは、すべてのダイアトニック音楽の事実上すべてを構成する。インド、中東、東洋のような地域には異なるスケールが見られるが、ほとんどの場合、それらの「異質なスケール」は、そのままダイアトニック世界の3つのメインスケールと重ねることができる。この3つのメインスケールは、メジャースケール、ハーモニックマイナースケール、およびメロディックマイナースケールである。
メジャースケールは、この3つのメインスケールのうち最も普通のもので、西洋世界で音楽が演奏されるか、または聴かれる事実上すべてのときに聴かれる。図32に示され、全体的に3200で示されているように、MASTER KEY(商標)ダイアグラムは、明らかに、メジャースケールの3200の構成を示し、当然ながら一方に偏りのある性質を示す。円10の最上位から始めて、時計回りにスケールの外殻を巡るすると、全音14、全音14、半音12、全音14、全音14、全音14、半音12というパターンに遭遇する。それぞれのスケールダイアグラムの最も重要な側面は、疑いなく、ダイアグラムの外側の「殻」である。したがって、スケールの内側のさまざまな内部音程は示されていない。点10.12、つまりCから始めたので、スケール3200はCメジャースケールである。他のメジャースケールは、12音円10上の他の楽音の1つから始めることにより形成されうる。例えば、音Eに対応し、メジャースケールの全音と半音のパターンを描く、点10.4から始めた場合、Eメジャースケール(図に示されていない)を形成する。
ハーモニックマイナースケールは図33に示されており、3300に全体的に示されている。ハーモニックマイナースケール3300は、全音14、半音12、全音14、全音14、半音12、短3度16、半音12を連続して積み上げた音程からなる。この音のパターンは、対となる片われである、メジャースケール3200のパターンに比べてあまりよく聴かれるものではないが、ハーモニックマイナースケール3300は、それでも、大半の音楽ジャンルにおいて重要な役割を占めている。バッハの「トッカータとフーガニ短調」は、多くのヒスパニック音楽のように、主にハーモニックマイナースケール3300に基づく。
また、あまり頻繁に遭遇しないスケールの1つである、メロディックマイナースケールは、それでも、音楽世界では重要な役割を果たしている。メロディックマイナースケールは図34に示され、3400に全体的に示されている。メロディックマイナースケール3400は、それぞれのパターンの注目すべき要素を組み合わせたものである、メジャースケール3200とハーモニックマイナースケール3300との間の効果的なブリッジとみなすことができる。図34からわかるように、メロディックマイナースケール3400フレームワークは、全音14、半音12、全音14、全音14、全音14、全音14、半音12のとおりである。作曲家は、多くの場合、その作曲に際して、ハーモニックマイナースケール3300とメロディックマイナースケール3400とを交互に使用する。メロディックマイナースケール3400は、興味深い音楽的成果をいくつかもたらしており、例えば、シンプソンズのテーマソングは、メロディックマイナースケール3400に直接由来する。
すでに説明され示されているMASTER KEY(商標)ダイアグラムは、現代音楽の言語内に存在する事実上すべての形状を表す。これらは、比較的数が少なく、6つの2音形状、4つの3音形状、9つの4音形状、3つの7音パターンである。しかし、なぜ、上述の形状しかないのであろうか。なぜ、6つの2音形状、4つの3音形状、9つの4音形状、3つのスケールのみなのであろうか。この非常に重要な質問に対する答えは、3つのスケールの構成をよく見ることでわかる。スケールモードについて簡単に説明することにする。
すでに述べているように、スケールは、7つの音からなるパターンである。スケールの7つの音のそれぞれは次のように番号を振ることができる。
...1,2,3,4,5,6,7...
何度も繰り返すスケールは次のようになる。
...1,2,3,4,5,6,7,1,2,3,4,5,6,7,1,2,3,4,5,6,7,1,2,3,4,5,6,7...
音楽家が自分の音楽学習を進めてゆくと、最終的に、スケールは、常に、次のように音番号1から始まる必要のないことが明らかになる。
...1,2,3,4,5,6,7,1,2,3,4,5,6,7,1...
実際、7つの連続する音程の基本パターンを保持し、したがって、同じスケールを保持しつつ、次のように、スケールの第2音から始めたくなることがある。
...2,3,4,5,6,7,1,2,3,4,5,6,7,1,2...、
または、次のように第3音から始めたいこともある。
...3,4,5,6,7,1,2,3,4,5,6,7,1,2,3...、
または、次のように第4音、第5音、第6音、さらには第7音かえら始めたいこともある。
...4,5,6,7,1,2,3,4,5,6,7,1,2,3,4...
...5,6,7,1,2,3,4,5,6,7,1,2,3,4,5...
...6,7,1,2,3,4,5,6,7,1,2,3,4,5,6...
...7,1,2,3,4,5,6,7,1,2,3,4,5,6,7...
これらのそれぞれの開始点のそれぞれは、スケールのさまざまなモードのうちの1つを表す。スケールは、7つの音のパターンであるため、それぞれのスケール内には7つのモードがある。モードに関する最も美しい部分は、それぞれのモードが完全に独自の楽音をもたらすことである。実際、3つのスケールダイアグラムの1つを詳しく見ると、スケールのそれぞれのモード内で、特定の3音および特定の4音形状を組み立てることができることがわかる。
再びメジャースケール3200のダイアグラムを参照し、また図35および36を特に参照して、このパターンの最上位点10.12に特に注目する。MASTER KEY(商標)ダイアグラムのすべてと同様に、時計回りに巡ると、最上位点10.12は、Cメジャースケールの開始点を表す。スケール点のそれぞれに番号1から7まで振られた場合、これは番号1の点となる。次いで、スケール3200上の隣接するステップで経路そって移動する代わりに、スケール内の音に1つおきに跳躍し、番号5の音に2回目に跳躍した後に停止する。次に、3つの音を決定しており、これらの音はすべて、メジャースケール3200の第1のモードに収まる、つまり、...1,2,3,4,5,6,7...または1,3,5である。図35に例示されているように、これら3つの音は接続されて三角形を形成し、またこの三角形は、認識可能なものであり、実際、Cメジャートライアド1900であることに留意されたい。スケール3200にそってもう1回跳躍すると、第4点が形状に加えられるが、これは、たまたまスケール3200の第7音であり、したがって、与えられたモードの適切なセブンスコード、この場合はCメジャーセブンスコード2300、つまり、...1,2,3,4,5,6,7...または...1,3,5,7となる。これは、図36に例示されている。この同じプロセスを、それぞれのスケールの7つの点のうちのどれか1つから始めて、何回も繰り返すことができる。これらのモードはそれぞれ、その「親」モードが演奏されている場合に常に存在する特定の3音および4音形状を有する。
例えば、3音パターンをモード...4,5,6,7,1,2,3...に適用する場合、Cメジャースケール3200内でFメジャートライアド3700を得る、つまり、...4,5,6,7,1,2,3...または4,6,1となる。これは、図37に例示されている。同様に、3音パターンをモード...7,1,2,3,4,5,6...に適用する場合、Cメジャースケール3200内でBディミニッシュトライアド3800を得る、つまり、...7,1,2,3,4,5,6...または7,2,4となる。これは、図38に例示されている。他の実施例では、4音パターンをモード...2,3,4,5,6,7,1...に適用するが、これでCメジャースケール内でDマイナーセブンスコード3900を構成する、つまり、...2,3,4,5,6,7,1...または2,4,6,1となる。これは、図39に例示されている。同様に、4音パターンをモード...5,6,7,1,2,3,4...に適用する場合、Cメジャースケール3200内でGドミナントセブンスコード4000を構成する、つまり、......5,6,7,1,2,3,4...または5,7,2,4となる。これは、図40に例示されている。最後に、4音パターンをモード...7,1,2,3,4,5,6...に適用する場合、Cメジャースケール内でBハーフディミニッシュセブンスコード4100を構成する、つまり、...7,1,2,3,4,5,6...または7,2,4,6となる。これは、図41に例示されている。上記の実施例から、Cメジャー内の異なるコード構造はすべて、3音または4音パターンのいずれかを使用して構成することができ、その一方でCメジャースケール(の7つのモードのうちの1つの)上の7つの点のうちの1つから始まることがわかる。他のスケール(メジャースケール3200、ハーモニックマイナースケール3300、またはメロディックマイナースケール3400)のどれかのコードすべてを同様に組み立てることができる。
3つのメインスケール3200、3300、および3400のそれぞれのモードからそれぞれの3音および4音形状のそれぞれを組み立てた後、作成できる形状は限られた数しかない、つまり、4つの3音形状と7つの4本形状しかないことがわかる。実際、すでに説明されているダイアグラムに提示されている4音形状は9つある。最後の2つの4音形状は、2つのジャズコードを表している、つまり、オーグメントフラットセブンスコード3000とフラットファイブセブンスコード3100である。これらの2つの形状は、ジャズイディオム中に頻繁に見つかり、他の4音形状とまったく同じようには組み立てられていないけれども、他のすべてと同様に、スケールから直接派生する。オーグメントフラットセブンスコード3000は、モード度数...1,2,3,4,5,6,7...または...1,3,6,7を使用してハーモニックマイナースケール3300の第5モードから組み立てられる。したがって、このパターンを第5モードに適用すると、...5,6,7,1,2,3,4...または5,7,3,4が得られる。図42は、Cハーモニックマイナースケール3300および5,7,3,4パターンを使用してそのスケール内に形成されているGオーグメントフラットセブンスコード4200を例示している。フラットファイブセブンスコード3100は、モード度数...1,2,3,4,5,6,7...または...1,3,4,7でメロディックマイナースケール3400の第4モードから組み立てられる。したがって、このパターンを第4モードに適用すると、...4,5,6,7,1,2,3...または4,6,7,3が得られる。図43は、Cメロディックマイナースケール3400および4,6,7,3パターンを使用してそのスケール内に形成されているFフラットファイブセブンスコード4300を例示している。
上記の説明からわかるように、音楽言語は、主に3つの7音スケール、メジャースケール3200、ハーモニックマイナースケール3300、およびメロディックマイナースケール3400から組み立てられる。スケールの開始点のそれぞれ、つまり、7つの音またはモードのそれぞれにおいて、特定のトライアド(3音形状)および特定のセブンスコード(4音形状)を組み立てることが可能である。
*3つのスケール、*それぞれ7つの楽音、*可能な21個の開始点。
21個の開始点の1つ毎に3音および4音コードのすべてのタイプを組み立てる場合、反復コードを取り除いた後には、4つの「トライアド」(3音形状−三角形)、7つのセブンスコード(4音形状−台形)、および2つのジャズセブンスコード(4音形状−台形)のみが残される。
数7(7つの音)は素数であり、数12(12個の音)に対称的に収まらないため、われわれの現行記譜法は本質的に欠陥を抱えており、その結果、音楽言語を学習しようとしたときに混乱を生じる。MASTER KEY(商標)ダイアグラムとともに本明細書に含まれる説明では、この問題を巧みに避けて、音楽言語の視覚的変換を明らかにしている。例えば、コンピュータを使用することで、以下でさらに詳しく説明されるように、音楽の構造とパターンが実際にどのように互いに絡み合い、互いに揃うのかをリアルタイムで見ることが可能になる。
すでに説明されているダイアグラムは、2つの次元で示されているが、音楽は、それがらせんであるほどには円であるわけではない。すべての12番目の音は、前のレベルよりもらせん1回転分だけ高いか、または低い。これが意味しているのは、音楽は、円としてみなされるだけでなく、DNAらせんに非常によく似た何か、特におおよそ10と1/2回転のらせん(つまり、オクターブ)とみなすことができることである。最低可聴音から最高可聴音までの、可聴音の完全スペクトルでは、らせんの回転はごくわずかである。
例えば、図44は、12音円10上に描かれたBフルディミニッシュセブンスコード4400を例示している。このダイアグラムは、コードを含む複数の楽音と音と音との間の複数の音程を例示するのに非常に有用であるが、互いに関係するときの楽音に関する情報、つまり互いの相対的ピッチしか与えない。図44のダイアグラムは、楽音のどれかの絶対ピッチに関する情報、つまり、それらの楽音がどのようなオクターブ内にあるかを示さない。
そのような情報を伝達するために、本開示では、さらに、12音円10の3次元表現の使用も考え、この場合、楽音は図45から47に示されているようにらせん100内に配列される。図45では、らせん100は、側面から見たもので、中のコード4400の配置から、それがらせんのどの回転のところに現れるかにより演奏されているオクターブがわかる。図46では、らせん100は、観察者が透視図として見ることができるように回転されている。ここでもまた、コード4400内の楽音の絶対ピッチは、らせん100上のそれぞれの楽音の位置により示される。いくつかの実施形態では、すべてのオクターブ内の類似の音は実質的にまっすぐなライン内に置かれる。例えば、図46では、それぞれのオクターブ内のC音はすべて、ライン4600上にある。いくつかの実施形態では、らせん100は、陰影付きで示され、らせん100の表面を描写していることに留意されたい。
らせん100がさらに回転されると、図47のほぼ真向かいの視点を形成することができる。コード4400は、図44の12音円10に現れるときとほとんど同じ視点で見られるけれども、図47の視点では、そのまま、観察者はコード4400がどのオクターブで演奏されているかを決定することができる。いくつかの実施形態では、観察者に基準点を与えるために、ほぼ真向かいの視点に対し音のラベルをらせん100の周囲に加えることができる。
らせん100は、楽音が複数のオクターブにまたがって演奏されるときになおいっそう強力な視覚化ツールとなる。例えば、図48〜51は、同時に演奏される2つのCオーグメントトライアド4800および4802を示しており、コード4802はコード4800の2オクターブ上である。図48の12音円10では、2つの別々のコードが演奏されるのを見ることは可能でないが、それはコード4800と4802の両方の中の3つの音および3つの音程が、円10上で完全に重なり合うからである。しかし、図49〜51に示されているようにらせん100内で見た場合、実際に、2つのコード4800と4802が2オクターブ離れて同時に鳴っていることは明らかである。
音楽視覚化のためのらせん100の利点を示す他の実施例は、図52〜55に示されており、そこでは、Fマイナートライアド5200が演奏されている。図52の12音円10では、Fをルートとするマイナートライアドのおなじみの形状が見える。しかし、図53〜55のらせんを見ると、コード5200は、単純な3音構造から増音されており、実際には3つの連続するオクターブをカバーすることがわかる。A音は上側オクターブで、C音は上側および真ん中のオクターブで、F音は3つのオクターブすべてで演奏されている。これらの楽音および音程をらせん100で表示することにより、観察者は、複合コード5200の構成要素および内部関係を容易に見て取ることができ、さらには音のスペクトル全体における位置もわかる。
らせん100のパワーを示す劇的実施例は、図56から59に示されており、そこではCメジャースケール5600が演奏されている。図56の12音円10上の楽音を見ると、内部音程が描かれている、図32のCメジャースケール3200とまったく同じく見えるスケール5600が示されている。しかし、らせん100上の同じスケール5600を見ると、図57〜59に例示されているように、Cメジャースケール5600は、3と1/2オクターブにまたがって演奏されていることがわかる。ここでもまた、らせん100内で見たときに音のスペクトル全体におけるスケールの位置を見て取ることができる。
次に図60を参照すると、全体的に6000で示されている、音楽および音声の視覚的表現を構成するためのプロセッサベースのシステムが示されている。システム6000は、デジタル音楽入力デバイス6020、楽譜6040を入力するための楽譜入力デバイス6060、処理デバイス6080、ディスプレイ6100、キーボード6120およびマウス6140などのユーザー入力デバイス、プリンタデバイス6160、および1つまたは複数のスピーカー6200を備える第1のサブシステム6010を備えることができる。これらのデバイスは、音楽または他の音声、および記譜または他の音声表記を処理デバイスに入力できるように結合され、これにより、音楽または音声をスピーカー6200により出力され、音楽または音声の視覚的表現が、ユーザーにより、表示されるか、または印刷されるか、または操作されうる。
デジタル音楽入力デバイス6020は、MIDIポートを介して処理デバイス6080と結合されているMIDI(Musical Instrument Digital Interface)楽器、MP3デバイスまたはCDプレーヤーなどのデジタル音楽プレーヤー、アナログ音楽プレーヤー、適切なインターフェースを備える楽器またはデバイス、トランスポンダーおよびアナログ−デジタルコンバータ、またはデジタル音楽ファイル、さらには他の入力デバイスおよびシステムを備えることができる。例えば、MIDIインターフェースを備えるキーボードを処理デバイス6080に接続し、本明細書で説明されているダイアグラムを、キーボードが演奏されるのと同時にディスプレイ6100上に表示することができる。どのような楽器も、こうしてインターフェースされうる。
スキャナー6060は、デジタルファイルとして処理デバイス6080に入力するため標準または他の記譜法で書かれている楽譜6040をスキャンするように構成されうる。処理デバイス6080のプロセッサで実行される適切なソフトウェアが、このデジタルファイルをスキャンされた楽譜6040上に書かれている音楽を表す適切なデジタル音楽ファイルに変換することができる。それに加えて、ユーザー入力デバイス6120、6140を使用して処理デバイス6080(または他のプロセッサ)上で実行されている作曲ソフトウェアまたは他のソフトウェアとインターフェースし、適切なデジタル音楽ファイルを生成することができる。
処理デバイス6080は、パーソナルコンピュータ、ワークステーションコンピュータ、ラップトップコンピュータ、パームトップコンピュータ、コンピューティング機能を有する無線端末(Windows CEまたはPalmオペレーティングシステムを備える携帯電話など)、ゲーム機などで実装できる。当業者には、他のコンピュータシステムアーキテクチャも使用できることは明らかであろう。
一般に、このような処理デバイス6080は、コンピュータで実装した場合、通信情報を伝達するためのバス、情報処理するためにバスと結合されているプロセッサ、プロセッサ用に情報および命令を格納するためバスに結合されている主記憶、プロセッサ用に静的情報および命令を格納するためバスに結合されている読み取り専用メモリを備える。モニター6100は、コンピュータのユーザー向けに情報表示するためにバスに結合され、入力デバイス6120、6140は、情報およびコマンド選択をプロセッサに伝達するためにバスに結合される。デジタル情報を格納するデータ記憶デバイスと通信するための大容量記憶装置インターフェースも、処理デバイス6080に備えることもでき、さらにはネットワークと通信するためのネットワークインターフェースも備えることができる。
プロセッサは、インテル社によって製造されているPENTIUMマイクロプロセッサ、IBM社によって製造されているPOWER PC、サン社によって製造されているSPARCプロセッサなどのさまざまな汎用プロセッサまたはマイクロプロセッサとしてよい。しかし、当業者には、特定のコンピュータシステムにおいて他のさまざまなプロセッサを使用できることも明らかであろう。表示デバイス6100は、液晶デバイス(LCD)、陰極線管(CRT)、プラズマモニター、または他の好適な表示デバイスとすることができる。大容量記憶装置インターフェースを使用することで、バスを介してデータ記憶デバイス内のデジタル情報にプロセッサからアクセスすることができる。大容量記憶装置インターフェースは、情報および命令を転送するためにバスに結合される、USB(Universal Serial Bus)インターフェース、IDE(integrated drive electronics)インターフェース、SATA(serial advanced technology attachment)インターフェースなどであってよい。データ記憶デバイスは、関連する媒体(フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROM、DVDなど)とともに、従来のハードディスクドライブ、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ、フラッシュデバイス(ジャンプドライブまたはSDカードなど)、コンパクトディスク(CD)ドライブ、デジタル多用途ディスク(DVD)ドライブ、HD DVDドライブ、ブルーレイDVDドライブなどの光ドライブ、または他の磁気、固体、もしくは光データ記憶デバイスとすることができる。
一般に、プロセッサは、大容量記憶装置インターフェースを使用してデータ記憶デバイスから処理命令およびデータを取り出し、実行のためこの情報をランダムアクセスメモリにダウンロードする。次いで、プロセッサは、ランダムアクセスメモリまたは読み取り専用メモリから送られた命令列を実行する。入力デバイス6120、6140で入力されたコマンド選択および情報は、プロセッサにより実行される命令のフローの方向を決めるために使用される。同等の入力デバイス6140は、さらに、従来のトラックボールデバイスなどのポインティングデバイスであってよい。次いで、この処理実行の結果は、表示デバイス6100上に表示される。
処理デバイス6080は、モニター6100に表示し、および/またはプリンタ6160にハードコピーを印刷させるための出力を生成するように構成される。好ましくは、モニター6100に出力されるビデオは、ユーザーが表示された情報を対話操作できるように、グラフィカルユーザーインターフェースでもある。
システム6000は、さらに、LAN、WAN、またはインターネットなどのネットワーク6500を介してサブシステム6010に実質的に類似している、サブシステム6010と通信する1つまたは複数のサブシステム6510を備えることもできる。サブシステム6010および6510は、ウェブサーバー、クライアント、またはその両方として動作するように構成することができ、好ましくはブラウザー対応のものである。したがって、システム6000を使用すると、遠隔授業および音楽交換がユーザー間で可能になる。
MIDIインターフェースを通じて楽器で演奏される音楽を視覚化することに加えて、システム6000は、音符抽出器として動作するソフトウェアを実装し、これによりMP3または他のデジタル形式音楽を表示することができる。音符抽出器は、デジタル音楽ファイルを調べて、その楽曲に含まれる個々の音符を決定する。このアプリケーションは、ビデオ画面を備えるMP3対応携帯電話およびPSPなどのMP3対応ゲーム機などの、ビデオも再生するMP3またはデジタル音楽形式再生デバイス内にインストールすることができる。クラシック音楽から今日のポピュラーバンドに至る、作曲の構造を、ユーザーがその音楽を聴いている最中に視覚化することができる。
一実施形態では、システム6000は、図61に概略が示されているプロセスを実行するために使用されうる。システム6000は、ステップ6600でさまざまな形態の音楽入力を受け取る。音楽入力は、MIDI対応楽器および電子楽器、マイクを使った楽器(アコースティック楽器またはエレクトリック楽器)を使用して演奏されるライブ音楽、MP3、CD、テープまたはレコードプレーヤー(少数の限定されない例を挙げているだけである)を介して再生される記録音楽、デジタル音楽ファイル、スキャンされデジタイズされた楽譜を格納したファイル、作曲ソフトウェアをユーザーが操作して作曲した音楽などの形態を取ることができる。ステップ6602で、受け取った音楽入力は、視覚化生成器により認識される形式に変換される。一実施形態では、この形式は、作成されたときの音声のピッチおよび持続時間のデジタル表現を含むMIDIファイルである。ステップ6604で、本明細書で開示されている方法に従って音楽の視覚化を表示するための光ファイルが生成される。ステップ6606で、受け取った音楽入力により表現される音楽の視覚化がユーザーから見られるように光ファイルが表示される。
1つの重要な実施形態は、明らかに直接音楽教育市場にあり、そこでは、音楽言語の前例のない基礎を伝えることが可能になる。本明細書で説明されている技術を通じて、どのような楽器をも学習することができる。与えられたコードまたはコードシーケンスの現れ方を直接視覚化することにより、学習者は間違った音符または指の位置を容易に正すことができる。付加的なまたは特定の楽器のパートを作曲し、容易に楽譜に追加したり、必要ならば削除したりすることができる。学習者は、次第に難しい曲を演奏して行きながらコンピュータ画面上でパターンを照合することにより音楽学習曲線に「そってゆく」ことができる。
すでに説明されているダイアグラムは、このような完全だが、有限な多数の音楽形状を明らかにしているので、それぞれの特定の楽器に対するさまざまな音楽的形状のそれぞれのチェックリストを作成することが可能である。これにより、徐々に複雑さを増す教授方法を促す、それぞれの楽器について作曲されたさまざまな楽曲を選択する能力がもたらされる。次いで、学習者は、演奏され学習されてゆくさまざまな音楽的形状またはパターンを確認し印を付けることができる。MASTER KEY(商標)ダイアグラム内のすべての音楽的形状の演奏(および学習)を保証する所定の楽器向けの音楽のレパートリーを作成することが可能である。この結果、事前にアレンジされた楽曲群を学習するだけで、楽器に対し可能な最も完全な基礎が得られる。
本明細書で説明されているシステムおよび方法は、楽器の演奏方法を学習者に教えるための対話型コンピュータ学習ソフトウェアに役立つ。本発明の利点の1つは、普通の人が信じられないくらいのクオリティと深さの音楽を演奏し、さらには作曲することを学習する能力をもたらすことである。インターネットを介した音楽演奏および作曲(システム6000により容易になる)を利用すると、全世界の音楽家および教育者のコミュニティが一緒に作業し学習することが可能になる。
本明細書で説明されているシステムおよび方法は、さらに、円、多角形、らせんは数十億もの潜在的な部分に細分できるので、音楽または他の音声を伴う、さまざまな他のアプリケーションにも役立つ。例えば、本発明は、リズミカルな音の周波数に基づきリズムパターンを視覚化すること、視覚的フィードバックを通じて伝統的記譜法の理解を改善すること、視覚刺激と聴覚刺激とを併せて用い早期の子供の発達を促すこと、オーディオイコライゼーションおよびバランシングシステムと画像表示とを併用すること、会場の音響特性の視覚化を通じて音楽演奏会場のチューニングを支援すること、音楽レコーディングのミキシングと編集を支援すること、ソフトウェアプログラムで、中の識別されている音楽構造を使用して自動作曲できるようにすること、視覚的フィードバックを使用して伝送システムの較正を支援すること、楽器をチューニングすること、音楽著作物同士を比較して、その類似点と相違点を自動的に判定する(例えば、著作権論争に関して)ことに使用されうる。
本発明のシステムおよび方法は、音声の視覚化を行うことができるため、音楽用途のみに限定されるわけではない。例えば、本発明は、視覚化コンポーネントを備える音声認識システムで使用すること、任意の種類の音声用の認識システム(例えば、ガラス破損検出器)に使用すること、視覚化コンポーネントを使用した環境音のアーカイビングを行うこと、音の立ち上がりから減衰までの音のエンベロープに関する情報が観察者に対し表示される形で、時間領域成分を含む音声を視覚化すること、視覚的フィードバックを学習者に送ることにより言語療法を支援すること、視覚的フィードバックを学習者に送ることにより聴覚障害者に話し方を教えるのを支援すること、歌おうとしている音符に関係する視覚的フィードバックを送ることにより歌手のボイストレーニングを行うこと、視覚的フィードバックを学習者に送ることにより訛りまたは方言を取得したり、なくす教育を支援すること、視覚的フィードバックを学習者に送ることにより外国語教育を支援すること、視覚化技術を使用して外国語翻訳を行うこと、音声スペクトル成分の視覚化を使用して医学的治療を行うこと(例えば、心拍モニター、EKG分析ソフトウェア、超音波分析ソフトウェアなど)、ノイズリダクションフィルタで使用すること(例えば、携帯電話、補聴器などで)、視覚化フィードバックによる身元証明の確認を行うことに使用されうる。
当業者であれば、本発明のシステムおよび方法が、音声が音楽の形態であるかどうかに関係なく、さらには人間の可聴スペクトル範囲にある場合に、音声の分析が有用である活動に応用されうることを理解するであろう。
本発明は、図面と前記の説明において詳しく例示され説明されているが、その性格上例示的であり、制限的でないと考えられ、好ましい実施形態のみが示され説明されており、また本発明の精神のうちに収まるすべての変更および修正は、保護されることが望ましいことは理解されるであろう。

Claims (42)

  1. 音楽を視覚化する方法であって、
    (a)1オクターブ内の12個のそれぞれの音に対応する12個のラベルを持つ円の円周にラベルを付け、第1のラベルから隣接する第2のラベルへ時計回りまたは反時計回りに移動することが、半音を表すようにするステップと、
    (b)前記12個の音のうちの第1の音の出現を識別するステップと、
    (c)前記12個の音のうちの第2の音の出現を識別するステップと、
    (d)前記第1の音に対応する第1のラベルを識別するステップと、
    (e)前記第2の音に対応する第2のラベルを識別するステップと、
    (f)前記第1のラベルと前記第2のラベルを接続する第1のラインを形成するステップとを含み、
    (1)それぞれのラインは、前記第1の音と前記第2の音とが半音だけ隔たっている場合に第1の色であり、
    (2)それぞれのラインは、前記第1の音と前記第2の音とが全音だけ隔たっている場合に第2の色であり、
    (3)それぞれのラインは、前記第1の音と前記第2の音とが短3度だけ隔たっている場合に第3の色であり、
    (4)それぞれのラインは、前記第1の音と前記第2の音とが長3度だけ隔たっている場合に第4の色であり、
    (5)それぞれのラインは、前記第1の音と前記第2の音とが完全4度だけ隔たっている場合に第5の色であり、
    (6)それぞれのラインは、前記第1の音と前記第2の音とがトライトーンだけ隔たっている場合に第6の色である方法。
  2. ステップ(a)は、さらに、前記周上に実質的に等間隔で並ぶように前記12個のラベルを配列するステップを含む請求項1に記載の方法。
  3. ステップ(a)は、さらに、それぞれの隣接するラベルから30度の間隔をあけて並ぶように前記12個のラベルのそれぞれを配列するステップを含む請求項2に記載の方法。
  4. さらに、
    (g)前記第1の音および第2の音が同じ音を含む場合、前記音に対応する前記ラベルをハイライト表示するステップを含む請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1の色は赤色であり、前記第2の色はオレンジ色であり、前記第3の色は黄色であり、前記第4の色は緑色であり、前記第5の色は青色であり、前記第6の色は紫色である請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1の色は、前記第2の色の第2の周波数よりも低い第1の周波数を有し、
    前記第2の周波数は、前記第3の色の第3の周波数よりも低く、前記第3の周波数は、前記第4の色の第4の周波数よりも低く、前記第4の周波数は、前記第5の色の第5の周波数よりも低く、前記第5の周波数は、前記第6の色の第6の周波数よりも低い請求項1に記載の方法。
  7. 前記第1の音の前記出現は、楽器で前記第1の音を演奏するステップを含む請求項1に記載の方法。
  8. 前記第1の音の前記出現は、記録されたデータファイルから前記第1の音を生成するステップを含む請求項1に記載の方法。
  9. さらに、
    (g)前記第1および第2の音のうちの少なくとも一方が出現するのを止めてから所定の時間が経過した後ラインを消去するステップを含む請求項1に記載の方法。
  10. さらに、
    (g)前記12個の音のうちの第3の音の前記出現を識別するステップと、
    (h)前記第3の音に対応する第3のラベルを識別するステップと、
    (i)前記第2のラベルと前記第3のラベルを接続する第2のラインを形成するステップと、
    (j)前記第3のラベルと前記第1のラベルを接続する第3のラインを形成するステップとを含む請求項1に記載の方法。
  11. 音楽を視覚化する方法であって、
    (a)複数ターンのらせんを形成するステップと、
    (b)前記らせんの周囲にラベルを付けるステップであって、
    (1)前記らせんのそれぞれのターンが、それぞれのオクターブ内の12個のそれぞれの音に対応する12個のラベルからなるそれぞれのグループを有し、
    (2)任意のラベルから隣接するラベルへ前記らせん上で時計回りまたは反時計回りに移動することが、半音を表す、ラベル付けステップと、
    (c)第1の音の出現を識別するステップと、
    (d)前記12個のそれぞれの音のどれが、またそれぞれのどのオクターブが前記第1の音に対応するかを識別するステップと、
    (e)第2の音の出現を識別するステップと、
    (f)前記12個のそれぞれの音のどれが、またそれぞれのどのオクターブが前記第2の音に対応するかを識別するステップと、
    (g)前記第1の音に対応する第1のラベルを識別するステップと、
    (h)前記第2の音に対応する第2のラベルを識別するステップと、
    (i)前記第1のラベルと前記第2のラベルを接続する第1のラインを形成するステップとを含み、
    (1)それぞれのラインは、前記第1の音と前記第2の音とが半音だけ隔たっている場合に第1の色であり、
    (2)それぞれのラインは、前記第1の音と前記第2の音とが全音だけ隔たっている場合に第2の色であり、
    (3)それぞれのラインは、前記第1の音と前記第2の音とが短3度だけ隔たっている場合に第3の色であり、
    (4)それぞれのラインは、前記第1の音と前記第2の音とが長3度だけ隔たっている場合に第4の色であり、
    (5)それぞれのラインは、前記第1の音と前記第2の音とが完全4度だけ隔たっている場合に第5の色であり、
    (6)それぞれのラインは、前記第1の音と前記第2の音とがトライトーンだけ隔たっている場合に第6の色である方法。
  12. すべてのオクターブからの類似の音は、実質的にまっすぐなライン内に置かれる請求項11に記載の方法。
  13. ステップ(b)は、さらに、前記らせん上に実質的に等間隔で並ぶように前記ラベルを配列するステップを含む請求項11に記載の方法。
  14. ステップ(b)は、さらに、それぞれの隣接するラベルから30度の間隔をあけて並ぶように前記ラベルのそれぞれを配列するステップを含む請求項13に記載の方法。
  15. 前記第1の色は赤色であり、前記第2の色はオレンジ色であり、前記第3の色は黄色であり、前記第4の色は緑色であり、前記第5の色は青色であり、前記第6の色は紫色である請求項11に記載の方法。
  16. 前記第1の色は、前記第2の色の第2の周波数よりも低い第1の周波数を有し、
    前記第2の周波数は、前記第3の色の第3の周波数よりも低く、前記第3の周波数は、前記第4の色の第4の周波数よりも低く、前記第4の周波数は、前記第5の色の第5の周波数よりも低く、前記第5の周波数は、前記第6の色の第6の周波数よりも低い請求項11に記載の方法。
  17. 前記第1の音の前記出現は、楽器で前記第1の音を演奏するステップを含む請求項11に記載の方法。
  18. 前記第1の音の前記出現は、記録されたデータファイルから前記第1の音を生成するステップを含む請求項11に記載の方法。
  19. さらに、
    (j)前記第1および第2の音のうちの少なくとも一方が出現するのを止めてから所定の時間が経過した後ラインを消去するステップを含む請求項11に記載の方法。
  20. さらに、
    (j)第3の音の前記出現を識別するステップと、
    (k)前記12個のそれぞれの音のどれが、またそれぞれのどのオクターブが前記第3の音に対応するかを識別するステップと、
    (l)前記3の音に対応する第3のラベルを識別するステップと、
    (m)前記第2のラベルと前記第3のラベルを接続する第2のラインを形成するステップと、
    (n)前記第3のラベルと前記第1のラベルを接続する第3のラインを形成するステップとを含む請求項11に記載の方法。
  21. 音楽を視覚化する方法であって、
    (a)複数ターンのらせんを形成するステップと、
    (b)前記らせんの周囲にラベルを付けるステップであって、
    (1)前記らせんのそれぞれのターンが、それぞれのオクターブ内の複数のそれぞれの音に対応するそれぞれの複数のラベルを有し、
    (2)任意のラベルから隣接するラベルへ前記らせん上で時計回りまたは反時計回りに移動することが、第1の音程を表す、ラベル付けステップと、
    (c)第1の音の出現を識別するステップと、
    (d)前記複数のそれぞれの音のどれが、またそれぞれのどのオクターブが前記第1の音に対応するかを識別するステップと、
    (e)第2の音の出現を識別するステップと、
    (f)前記複数のそれぞれの音のどれが、またそれぞれのどのオクターブが前記第2の音に対応するかを識別するステップと、
    (g)前記第1の音に対応する第1のラベルを識別するステップと、
    (h)前記第2の音に対応する第2のラベルを識別するステップと、
    (i)前記第1のラベルと前記第2のラベルを接続する第1のラインを形成するステップとを含み、
    (1)それぞれのラインは、前記第1の音と前記第2の音とが第1の音程だけ隔たっている場合に第1の色であり、
    (2)それぞれのラインは、前記第1の音と前記第2の音とが第2の音程だけ隔たっている場合に第2の色であり、
    (3)それぞれのラインは、前記第1の音と前記第2の音とが第3の音程だけ隔たっている場合に第3の色であり、
    (4)それぞれのラインは、前記第1の音と前記第2の音とが第4の音程だけ隔たっている場合に第4の色であり、
    (5)それぞれのラインは、前記第1の音と前記第2の音とが第5の音程だけ隔たっている場合に第5の色であり、
    (6)それぞれのラインは、前記第1の音と前記第2の音とが第6の音程だけ隔たっている場合に第6の色である方法。
  22. すべてのオクターブからの類似の音は、実質的にまっすぐなライン内に置かれる請求項21に記載の方法。
  23. ステップ(b)は、さらに、前記らせん上に実質的に等間隔で並ぶように前記ラベルを配列するステップを含む請求項21に記載の方法。
  24. 前記複数のラベルは、12個のラベルを含み、ステップ(b)は、さらに、それぞれの隣接するラベルから30度の間隔をあけて並ぶように前記ラベルのそれぞれを配列するステップを含む請求項23に記載の方法。
  25. 前記第1の色は赤色であり、前記第2の色はオレンジ色であり、前記第3の色は黄色であり、前記第4の色は緑色であり、前記第5の色は青色であり、前記第6の色は紫色である請求項21に記載の方法。
  26. 前記第1の色は、前記第2の色の第2の周波数よりも低い第1の周波数を有し、
    前記第2の周波数は、前記第3の色の第3の周波数よりも低く、前記第3の周波数は、前記第4の色の第4の周波数よりも低く、前記第4の周波数は、前記第5の色の第5の周波数よりも低く、前記第5の周波数は、前記第6の色の第6の周波数よりも低い請求項21に記載の方法。
  27. 前記第1の音程は半音であり、前記第2の音程は全音であり、前記第3の音程は短3度であり、前記第4の音程は長3度であり、前記第5の音程は完全4度であり、前記第6の音程はトライトーンである請求項21に記載の方法。
  28. 前記第1の音の前記出現は、楽器で前記第1の音を演奏するステップを含む請求項21に記載の方法。
  29. 前記第1の音の前記出現は、記録されたデータファイルから前記第1の音を生成するステップを含む請求項21に記載の方法。
  30. さらに、
    (j)前記第1および第2の音のうちの少なくとも一方が出現するのを止めてから所定の時間が経過した後ラインを消去するステップを含む請求項21に記載の方法。
  31. さらに、
    (j)第3の音の前記出現を識別するステップと、
    (k)前記複数のそれぞれの音のどれが、またそれぞれのどのオクターブが前記第3の音に対応するかを識別するステップと、
    (l)前記3の音に対応する第3のラベルを識別するステップと、
    (m)前記第2のラベルと前記第3のラベルを接続する第2のラインを形成するステップと、
    (n)前記第3のラベルと前記第1のラベルを接続する第3のラインを形成するステップとを含む請求項21に記載の方法。
  32. 音声を視覚化する方法であって、
    (a)複数ターンのらせんを形成するステップと、
    (b)前記らせんの周囲にラベルを付けるステップであって、
    (1)前記らせんのそれぞれのターンが、それぞれの複数の周波数範囲内の複数のそれぞれの音声に対応するそれぞれの複数のラベルを有し、
    (2)任意のラベルから隣接するラベルへ前記らせん上で時計回りまたは反時計回りに移動することが、第1の周波数間隔を表す、ラベル付けステップと、
    (c)第1の音声の出現を識別するステップと、
    (d)前記複数のそれぞれの音声のどれが、またそれぞれの複数の周波数範囲のどれが前記第1の音声に対応するかを識別するステップと、
    (e)第2の音声の出現を識別するステップと、
    (f)前記複数のそれぞれの音声のどれが、またそれぞれの複数の周波数範囲のどれが前記第2の音声に対応するかを識別するステップと、
    (g)前記第1の音声に対応する第1のラベルを識別するステップと、
    (h)前記第2の音声に対応する第2のラベルを識別するステップと、
    (i)前記第1のラベルと前記第2のラベルを接続する第1のラインを形成するステップとを含み、
    (1)それぞれのラインは、前記第1の音と前記第2の音とが前記第1の周波数間隔だけ隔たっている場合に第1の色であり、
    (2)それぞれのラインは、前記第1の音と前記第2の音とが第2の周波数間隔だけ隔たっている場合に第2の色であり、
    (3)それぞれのラインは、前記第1の音と前記第2の音とが第3の周波数間隔だけ隔たっている場合に第3の色であり、
    (4)それぞれのラインは、前記第1の音と前記第2の音とが第4の周波数間隔だけ隔たっている場合に第4の色であり、
    (5)それぞれのラインは、前記第1の音と前記第2の音とが第5の周波数間隔だけ隔たっている場合に第5の色であり、
    (6)それぞれのラインは、前記第1の音と前記第2の音とが第6の周波数間隔だけ隔たっている場合に第6の色である方法。
  33. 前記複数のそれぞれの音声は、複数の楽音を含み、前記複数の周波数範囲は、複数のオクターブを含む請求項32に記載の方法。
  34. すべてのオクターブからの類似の音は、実質的にまっすぐなライン内に置かれる請求項33に記載の方法。
  35. ステップ(b)は、さらに、前記らせん上に実質的に等間隔で並ぶように前記ラベルを配列するステップを含む請求項32に記載の方法。
  36. 前記複数のラベルは、12個のラベルを含み、ステップ(b)は、さらに、それぞれの隣接するラベルから30度の間隔をあけて並ぶように前記ラベルのそれぞれを配列するステップを含む請求項33に記載の方法。
  37. 前記第1の色は赤色であり、前記第2の色はオレンジ色であり、前記第3の色は黄色であり、前記第4の色は緑色であり、前記第5の色は青色であり、前記第6の色は紫色である請求項32に記載の方法。
  38. 前記第1の音程は半音であり、前記第2の音程は全音であり、前記第3の音程は短3度であり、前記第4の音程は長3度であり、前記第5の音程は完全4度であり、前記第6の音程はトライトーンである請求項32に記載の方法。
  39. 前記第1の音声の前記出現は、機器で前記第1の音声を発生させるステップを含む請求項32に記載の方法。
  40. 前記第1の音声の前記出現は、記録されたデータファイルから前記第1の音声を生成するステップを含む請求項32に記載の方法。
  41. さらに、
    (j)前記第1および第2の音声のうちの少なくとも一方が出現するのを止めてから所定の時間が経過した後ラインを消去するステップを含む請求項32に記載の方法。
  42. さらに、
    (j)第3の音声の前記出現を識別するステップと、
    (k)前記複数のそれぞれの音声のどれが、またそれぞれのどの周波数範囲が前記第3の音声に対応するかを識別するステップと、
    (l)前記3の音声に対応する第3のラベルを識別するステップと、
    (m)前記第2のラベルと前記第3のラベルを接続する第2のラインを形成するステップと、
    (n)前記第3のラベルと前記第1のラベルを接続する第3のラインを形成するステップとを含む請求項32に記載の方法。
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