JP2010504052A - Wan信号伝送およびピアツーピア信号伝送をサポートする混在無線通信システムにおける電力制御および/または干渉処理に関する方法および装置 - Google Patents

Wan信号伝送およびピアツーピア信号伝送をサポートする混在無線通信システムにおける電力制御および/または干渉処理に関する方法および装置 Download PDF

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Abstract

広域ネットワーク(WAN)のアップリンク帯域幅をピアツーピア通信信号伝送の使用と共有することに関する方法および装置について開示する。基地局は周辺にあるピアツーピア無線端末向けに意図されたピアツーピア送信電力制御信号を生成し、送信することによってピアツーピア信号伝送からの干渉のレベルを調整する。基地局は、ピアツーピア無線端末がアップリンク周波数帯域でのピアツーピア送信電力レベルを制御する際にピアツーピア無線端末によって用いられる信号、例えばビーコンまたは放送チャンネル信号のような信号を、対応するダウンリンク周波数帯域で送信する。ピアツーピア無線端末は基地局信号を受信し評価する。その評価から決定される情報は、ピアツーピア信号送信が許可されているか否かを決定する際、および/またはピアツーピア送信電力レベルを決定する際に用いられる。
【選択図】 図1

Description

関連出願
本出願は2006年9月15日出願の米国仮出願番号60/845,053、名称”BEACONS IN A MIXED WIRELESS COMMUNICATION SYSTEM”(「混在無線通信システムにおけるビーコン」)に対する優先権を主張する。また本出願は2007年6月18日出願の米国出願番号11/764,332、名称”METHODS AND APPARATUS RELATED TO PEER TO PEER DEVICE CONTROL”(「ピアツーピアデバイス制御に関する方法および装置」)の一部継続出願である。これらの双方はここに参照として明白に組み込まれ、本出願の譲受人に譲渡されている。
種々の実施例は無線通信のための方法および装置に関し、より詳細には、ピアツーピア通信に関する方法および装置に関する。
無線スペクトルは高価かつ貴重な資源である。セルラシステムのような広域ネットワークシステムにおいて、WANに割り当てられる無線スペクトルは、しばしば完全には利用されない。そのような十分に利用されない無線リンク資源を認識し、および/または利用する方法および装置が開発されたら、それは有利であろう。そのような方法および装置が、無線リンク資源の付加的利用により発生するWAN通信への干渉が処理されるような適応型であれば、それは有益であろう。WANシステムの中断および/または変更を最小にしながらWAN通信とピアツーピア通信の間で帯域を共有する方法および装置は有益であろう。
広域ネットワーク(WAN)のアップリンク帯域幅をピアツーピア通信信号伝送の使用と共有することに関する方法および装置について説明する。基地局は、ピアツーピア無線端末がアップリンク周波数帯域のピアツーピア送信電力レベルを制御する際に、ピアツーピア無線端末によって用いられる信号、例えば、参照信号および/または制御情報信号として役立つビーコン信号または非ビーコン放送チャンネル信号、を対応する基地局のダウンリンク周波数帯域で送信する。ピアツーピア無線端末は基地局信号を受信し評価する。この評価、例えば受信信号電力測定および/または復号動作は、ピアツーピア信号送信が許可されているか否かを決定する際、および/またはピアツーピア送信電力レベルを決定する際に、ピアツーピア無線端末によって用いられる情報を得る。いくつかの実施例において、受信された基地局信号によって伝達された実行中のサービスレベル情報および/または他の符号化された情報、例えば干渉レベル指標の値はピアツーピア送信電力レベルを決定する際にピアツーピア無線端末によって利用される。
種々の実施例において、基地局は、送信される信号の送信電力レベルを変える、および/または、信号によって伝達される情報を変える。このように、基地局はピアツーピア無線端末によって発生され、WANアップリンク信号の受信に影響を与える干渉を動的に調整できる。
基地局によって送信され、ピアツーピア無線端末用に意図された参照および/または制御信号が基地局のダウンリンク周波数帯域で伝達されるため、基地局はこの信号をダウンリンク送信構造に容易に組み入れることができる。それとは異なり、そのような信号が基地局のアップリンク帯域で送信されるように指示された場合、基地局が同じ帯域内で同時に送信および受信していることは干渉を考慮すると実際的ではないため、基地局は、そのような期間にセルラ通信デバイスからのWANアップリンク信号伝送を制約する必要があるだろう。したがって、ピアツーピアの参照/制御信号を基地局のダウンリンク帯域で伝達する本方法は、基地局設計検討および/またはWANアップリンク信号伝送への影響から見て有利である。
基地局のアップリンク周波数帯域でのピアツーピア通信をサポートする無線通信デバイスを動作させる代表的な方法は、ダウンリンク周波数帯域で基地局から第1の信号を受信することと、受信信号に関する評価を実行することと、前記アップリンク周波数帯域での少なくともいくつかのピアツーピア信号送信に対して、前記第1の受信信号の評価結果の関数としてピアツーピア送信電力を制御すること、とを含む。基地局のアップリンク周波数帯域におけるピアツーピア通信をサポートする代表的な無線通信デバイスは、ダウンリンク周波数帯域で基地局から第1の信号を受信するための受信機モジュールと、受信信号に関する評価を実行するための信号処理モジュールと、前記アップリンク周波数帯域における少なくともいくつかのピアツーピア信号送信に対して、前記第1の受信信号の評価結果の関数としてピアツーピア送信電力を制御するためのピアツーピア送信電力制御モジュール、とを含む。
第1の通信帯域におけるピアツーピア通信からの干渉を制御するために基地局を動作させる代表的な方法は、ピアツーピア送信電力制御信号を生成することと、前記第1の通信帯域と異なる第2の通信帯域で前記ピアツーピア送信電力制御信号を送信すること、とを含む。第1の通信帯域におけるピアツーピア通信からの干渉を制御する代表的基地局は、ピアツーピア送信電力制御信号を生成するためのピアツーピア送信電力制御信号生成モジュールと、前記第1の通信帯域と異なる第2の通信帯域で前記ピアツーピア送信電力制御信号を送信するための送信機モジュール、とを含む。いくつかの実施例において、基地局は、広域ネットワークのアップリンク送信電力制御およびピアツーピア送信電力制御に対する電力の伝送レベルを制御するために明瞭に区別できる制御信号を生成し、および送信する。
上記概要で種々の実施例について検討したが、必ずしもすべての実施例が同じ特徴を含むわけではなく、いくつかの実施例において、上で説明した特徴のいくつかは必要ではないが、望ましいことがあるということが理解されるべきである。以下の詳細な説明において多くの付加的機能、実施例、および利益について検討する。
基地局のアップリンク周波数帯域でのピアツーピア通信をサポートする無線通信デバイスを動作させる代表的方法のフローチャート。 第1の通信帯域におけるピアツーピア通信からの干渉を制御するように基地局を動作させる代表的方法のフローチャート。 種々の実施例に従う基地局のWANアップリンク帯域でピアツーピア通信をサポートする、代表的無線通信デバイス、例えば移動ノードのような無線端末の図。 種々の実施例に従う、ピアツーピア送信電力制御に用いられる信号を生成し、送信する代表的基地局の図。 種々の実施例に従う、ピアツーピア信号伝送をサポートする無線通信デバイスを動作させる代表的方法のフローチャート。 種々の実施例に従う、ピアツーピア信号伝送をサポートする無線通信デバイスを動作させる代表的方法のフローチャート。 種々の実施例に従う、図7Aおよび図7Bの組み合わせを含み、ピアツーピア通信をサポートする無線通信デバイスを動作させる代表的方法のフローチャート。 種々の実施例に従う、ピアツーピア通信をサポートする無線通信デバイスを動作させる代表的方法のフローチャートの部分。 種々の実施例に従う、ピアツーピア通信をサポートする無線通信デバイスを動作させる代表的方法のフローチャートの部分。 種々の実施例に従う、ピアツーピア通信をサポートする代表的無線通信デバイス、例えば移動ノードのような無線端末の図。 代表的通信システムを含む代表的一実施例を示す図、周波数帯域利用を説明する表、および代表的ピアツーピア無線端末送信電力レベル情報を示す表。 種々の実施例に従う、代表的無線通信システムの図。 種々の実施例に従う、基地局を動作させる代表的方法のフローチャート。 種々の実施例に従う、基地局を動作させる代表的方法のフローチャート。 種々の実施例に従う、代表的基地局の図。 種々の実施例に従う、代表的基地局の図。 基地局がピアツーピア雑音を監視し、測定するサイレント期間が広域ネットワークにある、種々の実施例の特徴を示す図。 種々の実施例のいくつかの特徴を示す図であって、図15の例の続きの図。 種々の実施例の特徴を示す、制御値の代表的ルックアップテーブルの図。 種々の実施例に従う、例えば、アップリンク帯域幅がピアツーピア信号伝送にも利用される基地局を動作させる代表的方法のフローチャート。 種々の実施例に従う、例えば、アップリンク帯域幅がピアツーピア信号伝送にも利用される基地局を動作させる代表的方法のフローチャート。 横軸の制御係数αに対する縦軸の雑音Wをプロットした図。 横軸の制御係数αに対する縦軸の雑音Wをプロットした図で、図15に較べて他のセルの干渉が異なり、異なる特性曲線を示す。 種々の実施例で用いられる電力制御係数αの選択を調整する代表的方法を示す図。 広域ネットワーク、例えばセルラ通信のために時分割二重(TDD)を利用するいくつかの実施例における代表的帯域幅の利用を示す図。 広域ネットワーク、例えばセルラ通信のために周波数分割二重(FDD)を利用するいくつかの実施例における代表的帯域幅の利用を示す図。 種々の実施例に従う、代表的周波数帯域および広域ネットワーク通信利用とピアツーピア通信利用の間の共有周波数帯域の利用を示す図。
発明の詳細な説明
図1は基地局のアップリンク周波数帯域でのピアツーピア通信をサポートする無線通信デバイスを動作させる代表的方法のフローチャート100である。動作はステップ102で始まる。ここで、無線通信デバイスは電源を投入され、初期化されてステップ104へ進む。ステップ104において、無線通信デバイスはダウンリンク周波数帯域で基地局から第1の信号を受信する。いくつかの実施例において、第1の信号はビーコン信号である。そのようないくつかの実施例において、ビーコン信号は最大3個のOFDMトーンを含み、ビーコン信号のこれらのトーンは、ピアツーピア信号の非ヌルトーンの平均トーンあたり送信電力レベルより少なくとも10dB高いトーンあたり送信電力レベルを有する。いくつかの実施例において、第1の信号は放送チャンネル信号である。そのようないくつかの実施例において、放送チャンネル信号は1組のOFDMトーンを含み、放送チャンネル信号のこれらのトーンは、ピアツーピア信号の非ヌルトーンの平均トーンあたり送信電力レベルより少なくとも3dB高いトーンあたり送信電力レベルを有する。別の実施例において、第1の信号はCDMAパイロット信号である。
いくつかの実施例において、アップリンクおよびダウンリンク周波数帯域は異なる非オーバラップ周波数分割二重(FDD)広域ネットワーク(WAN)基地局通信帯域に一致する。他のいくつかの実施例において、アップリンク周波数帯域は、アップリンクタイムスロットの間、基地局の時分割二重(TDD)帯域に一致する。ダウンリンク周波数帯域はダウンリンクタイムスロットの間、基地局の同じTDD帯域に一致する。図24にピアツーピア信号伝送と共有する無線リンク資源を含む代表的WAN FDDスペクトル配置を示す。図23にピアツーピア信号伝送と共有する無線リンク資源を含む代表的WAN TDDスペクトル配置を示す。
動作はステップ104からステップ106へ進む。ステップ106において、無線通信デバイスは受信信号の評価を実行する。いくつかの実施例において、この評価は信号電力測定である。いくつかの実施例において、この評価は受信信号で伝達された符号化された情報の抽出である。種々の実施例において、この評価は、受信信号の受信電力レベルと、受信信号で伝達された、抽出され符号化された情報の双方から情報を求めることを含む。動作はステップ106からステップ108へ進む。
ステップ108において、無線通信デバイスは、前記アップリンク周波数帯域における少なくともいくつかのピアツーピア信号送信について、前記第1の受信信号の評価結果としてピアツーピア送信電力を制御する。いくつかの実施例において、ピアツーピア送信電力を制御することは、ピアツーピア送信電力を、第1の受信信号電力レベルに対しては、第1の受信信号電力レベルより高い第2の受信信号電力レベルに対するよりも低いレベルに制限する第1の関数を用いることを含む。種々の実施例において、第1の関数は最大許容ピアツーピア送信電力レベルを決定する。動作はステップ108からステップ110へ進む。
ステップ110において、無線通信デバイスは、前記基地局から前記第1の信号が受信されている時間と異なる時間にダウンリンク周波数帯域で第2の信号を受信する。次に、ステップ112において、無線通信デバイスは第2の受信信号に関する評価を実行する。動作はステップ112からステップ114へ進む。
ステップ114において、無線通信デバイスは、ピアツーピア信号の送信を控えるべきかどうかを決定する。ステップ114において無線通信デバイスがピアツーピア信号の送信を控えるべきであると決定する場合、動作はステップ114からステップ120へ進む。ステップ114において無線通信デバイスが、ピアツーピア信号の送信が許可されていると決定する場合、動作はステップ114からステップ116へ進む。
ステップ116において、無線通信デバイスは第2の受信信号の評価から導出された情報の関数としてピアツーピア送信電力レベルを決定する。動作はステップ116からステップ118へ進む。そこで無線通信デバイスは決定されたピアツーピア送信電力レベルに従って、ピアツーピア信号を送信する。
ステップ120に戻り、ステップ120において、無線通信デバイスは、基地局からの別の信号を評価することによって無線通信デバイスがピアツーピア信号の送信を許可されていると決定されるまで、アップリンク周波数帯域でのピアツーピア通信の送信を控える。動作はステップ118またはステップ120からステップ110へ進む。そこで無線通信デバイスは基地局から別の信号を受信する。
図2は第1の通信帯域におけるピアツーピア通信からの干渉を制御するように基地局を動作させる代表的方法のフローチャート200である。第1の通信帯域は、(i)広域ネットワーク無線端末から基地局へ送られる広域ネットワークアップリンク信号伝送および(ii)2つのピアツーピア無線端末間のピアツーピア通信信号伝送、の双方に利用される。動作はステップ202で始まる。ここで代表的基地局は電源を投入され初期化されステップ204へ進む。ステップ204において、基地局は広域ネットワークアップリンク信号伝送への干渉を測定する。動作はステップ204からステップ206へ進む。ステップ206において、基地局はピアツーピアデバイスが発信源の干渉の寄与を推定する。次に、ステップ208において、基地局は第1のピアツーピア送信電力制御信号を生成し、ステップ210において、基地局は広域ネットワークアップリンク送信電力制御信号を生成する。動作はステップ210からステップ212へ進む。
ステップ212において、基地局は生成した第1のピアツーピア送信電力制御信号を、前記第1の通信帯域と異なる第2の通信帯域で送信する。次にステップ214において、基地局は生成した広域ネットワークアップリンク送信電力制御信号を前記第2の通信帯域で1つまたは複数の広域ネットワーク無線端末へ送信する。第2の通信帯域は、(i)基地局から広域ネットワーク無線端末へ送られるダウンリンク信号および(ii)ピアツーピア無線端末へのピアツーピア送信電力制御信号の双方を伝送するために利用される。
いくつかの実施例において、第1の通信帯域は周波数分割二重(FDD)広域ネットワーク(WAN)アップリンク周波数帯域であり、第2の通信帯域は周波数分割二重(FDD)広域ネットワーク(WAN)ダウンリンク周波数帯域である。そのようないくつかの実施例において、アップリンク周波数帯域とダウンリンク周波数帯域は、非オーバラップであり、対応する対を形成する。他のいくつかの実施例において、第1の通信帯域はアップリンクのタイムスロットの間、基地局の時分割二重(TDD)帯域である。第2の通信帯域はダウンリンクのタイムスロットの間、基地局時の同じ分割二重(TDD)帯域である。図24にピアツーピア信号伝送と共有する無線リンク資源を含む代表的WAN FDDスペクトル配置を示す。図23にピアツーピア信号伝送と共有する無線リンク資源を含む代表的WAN TDDスペクトル配置を示す。
いくつかの実施例において、ピアツーピア送信電力制御信号はビーコン信号である。そのようないくつかの実施例において、ビーコン信号は最大3個のOFDMトーンを含み、ビーコン信号のこれらのトーンはピアツーピア信号の非ヌルトーンの平均トーンあたり送信電力レベルより少なくとも10dB高いトーンあたり送信電力レベルを有する。
いくつかの実施例において、ピアツーピア送信電力制御信号は放送チャンネル信号である。そのようないくつかの実施例において、放送チャンネル信号は1組のOFDMトーンを含み、放送チャンネル信号のこれらのトーンは、ピアツーピア信号の非ヌルトーンの平均トーンあたり送信電力レベルより少なくとも3dB高いトーンあたり送信電力レベルを有する。
他のいくつかの実施例において、ピアツーピア送信電力制御信号はCDMAパイロット信号である。
動作はステップ214からステップ216へ進む。ステップ216において、基地局はWANアップリンク信号伝送への干渉を測定し、ステップ218において、基地局はピアツーピアデバイスに起因する干渉の寄与を推定する。動作はステップ218からステップ220へ進む。ステップ220において、基地局は1つまたは複数のピアツーピア無線端末に送信電力を変更する命令を行うかどうかを決定する。動作はステップ220からステップ222へ進む。ステップ222において、基地局がピアツーピア送信電力変更を命令すると判定した場合、動作はステップ222からステップ224へ進む。他の場合、動作はステップ222からステップ226へ進む。
ステップ224に戻り、ステップ224において、基地局は第2のピアツーピア送信電力制御信号を生成する。いくつかの実施例において、ステップ224はサブステップ228を含む。サブステップ228において、基地局は先行のピアツーピア送信電力制御信号内とは異なる前記第2のピアツーピア送信電力制御信号内の制御情報を符号化する。そのようないくつかの実施例において、この符号化された情報は、ピアツーピア送信電力レベルを調整する際、例えば最大許容ピアツーピア送信電力レベルを決定する際、にピアツーピア無線端末によって用いられることになる。動作はステップ224からステップ230へ進む。ステップ230において、基地局は生成した第2のピアツーピア送信電力制御信号を送信する。いくつかの実施例において、ステップ230はサブステップ232を含む。サブステップ232において、基地局は前記第2のピアツーピア送信電力制御信号を先行のピアツーピア送信電力制御信号が送信された時の電力レベルとは異なる送信電力レベルで送信する。そのようないくつかの実施例において、ピアツーピア送信電力制御信号の受信電力レベルは、ピアツーピア送信電力レベルを調整する際、例えば最大許容ピアツーピア送信電力レベルを決定する際、にピアツーピア無線端末によって用いられることになる。
ステップ226に戻り、ステップ226において、基地局は前に送信したピアツーピア送信電力制御信号を再送信する。動作はステップ230またはステップ226からステップ216へ進む。そこで、WANアップリンク信号伝送への干渉が測定される。
図3は種々の実施例に従って基地局のWANアップリンク帯域でピアツーピア通信をサポートする代表的無線通信デバイス2300、例えば移動ノードのような無線端末の図である。代表的無線通信デバイス2300は、基地局のダウンリンク周波数帯域で基地局から信号を受信する。この信号を、基地局のアップリンク帯域でピアツーピア信号を送信することを通信デバイスは許可されているかどうかを決定する際、および/またはピアツーピア送信電力レベル情報、例えば最大ピアツーピア送信電力レベルを決定する際に利用する。
無線通信デバイス2300は、バス2312を介して互いに接続された受信機モジュール2302、送信機モジュール2304、ユーザI/Oデバイス2308、プロセッサ2306、およびメモリー2310を含む。このバス上で種々の要素がデータおよび情報を交換するかもしれない。メモリー2310はルーチン2318およびデータ/情報2320を含む。
プロセッサ2306、例えばCPUはメモリー2310内ルーチン2318を実行し、データ/情報2320を用いて無線通信デバイス2300の動作を制御し、方法、例えば図1のフローチャート100の方法を実施する。
受信機モジュール2302、例えばOFDM受信機は受信アンテナ2314に接続される。このアンテナを介して無線通信デバイス2300は基地局からの信号、例えばビーコン信号または放送チャネルの非ビーコン信号を受信する。前記受信信号はピアツーピア送信電力レベル情報を決定する際に用いられ、前記受信信号は基地局のダウンリンク周波数帯域で受信される。また、受信機モジュール2302は基地局のアップリンク周波数帯域でのピアツーピア通信信号を受信する。いくつかの実施例において、無線通信デバイス2300がセルラ通信デバイスとして動作している状態で、いくつかの期間に、受信機モジュール2302はダウンリンク信号、例えば割当信号およびトラヒック信号を、無線通信デバイスが広域ネットワークの接続点として用いている基地局から受信する。
送信機モジュール2304、例えばOFDM送信機は、送信アンテナ2316に接続される。このアンテナを介して無線通信デバイス2300は基地局のアップリンク周波数帯域を用いてピアツーピア信号を他の無線通信デバイスへ送信する。いくつかの実施例において、いくつかの期間に、送信機モジュール2304は、無線通信デバイスがWANの動作モード、例えばセルラ動作モードで動作している状態で、アップリンク信号を基地局に送信する。
ユーザI/Oデバイス2308は、例えばマイクロホン、キーボード、キーパッド、マウス、カメラ、スイッチ、スピーカ、ディスプレイなどを含む。ユーザI/Oデバイス2308により、無線通信デバイス2300のユーザはデータ/情報の入力、出力データ/情報へのアクセス、および無線通信デバイス2300の少なくともいくつかの機能の制御、例えばピアツーピア通信セッションを開始する試み、が可能となる。
ルーチン2318は信号処理モジュール2322、ピアツーピア送信電力制御モジュール2324、およびピアツーピア認可モジュール2326を含む。種々の実施例において、無線通信デバイス2300は1つ以上のピアツーピア送信電力制御ビーコン識別モジュール2328およびピアツーピア送信電力制御放送信号識別モジュール2330を含む。信号処理モジュール2322は、種々の実施例において、1つ以上の電力測定モジュール2333および復号器モジュール2335を含む。
データ/情報2320はタイミング/周波数構造情報2336、ピアツーピア送信電力制御情報を伝達する受信信号2338、および決定済ピアツーピア電力制御情報2340を含む。データ/情報2320は、種々の実施例において、1つ以上のピアツーピア送信制御基地局発信のビーコン特性情報2332、およびピアツーピア送信電力制御基地局発信の放送チャネル特性情報2334を含む。
ピアツーピア送信電力制御基地局発信のビーコン特性情報2332はトーン情報2342、電力情報2344、および時間情報2346を含む。ピアツーピア送信電力制御基地局発信の放送チャネル特性情報2334はトーン情報2348、電力情報2350、および時間情報2352を含む。タイミング/周波数構造情報2336は、1つ以上のTDD基地局無線リンク資源構造情報2354、およびFDD基地局無線リンク資源構造情報2356を含む。
信号処理モジュール2322はダウンリンク周波数帯域で受信された基地局からの受信信号の評価を実行する。前記受信信号は無線通信デバイス2300のピアツーピア送信電力に作用するために用いられる。電力測定モジュール2333は受信信号の受信電力を測定する。復号器モジュール2335は受信信号内で伝達された符号化された情報を抽出する。いくつかの実施例において、信号処理モジュール2322は受信信号の受信電力レベルを測定する電力測定モジュール2333および受信信号内で伝達された符号化された情報を抽出する復号器モジュール2335の双方を含み、評価することは受信信号の受信電力レベルおよび受信信号内で伝達された抽出情報の双方から情報を得ることを含む。
いくつかの実施例において、基地局からの受信信号はビーコン信号である。例えば、受信信号は最大3個のOFDMトーンを含むビーコン信号であり、ビーコン信号のこれらのトーンはピアツーピア信号の非ヌルトーンの平均トーンあたり送信電力レベルより少なくとも10dB高いトーンあたり送信電力レベルで送信される。
いくつかの実施例において、基地局からの受信信号は放送チャネル信号である。例えば、受信信号は1組のOFDMトーンを含む放送チャネル信号であり、放送チャネル信号のこれらのトーンはピアツーピア信号の非ヌルトーンの平均トーンあたり送信電力レベルより少なくとも3dB高いトーンあたり送信電力レベルで送信される。
他のいくつかの実施例において、基地局からの受信信号はCDMAパイロット信号である。そのようないくつかの実施例において、CDMAパイロット信号の受信電力レベルは無線通信デバイス2300においてピアツーピア送信電力レベルを決定する際に無線通信デバイスによって入力として用いられる。
ピアツーピア送信電力制御モジュール2324は、基地局のアップリンク周波数帯域における少なくともいくつかのピアツーピア送信信号に対して、ダウンリンク周波数帯域の基地局からの受信信号の評価結果の関数としてピアツーピア送信電力を制御する。種々の実施例において、ピアツーピア送信電力制御モジュール2324は、ピアツーピア送信電力を、第1の受信信号電力レベルに対しては、前記第1の受信信号電力レベルより高い第2の受信信号電力レベルに対するよりも低く制限する第1の関数を用いて制御する。例えば、受信電力の与えられた入力範囲に対し、最大許容ピアツーピア送信電力レベルは逆線形関係に従う。種々の実施例において、前記第1の関数は最大許容ピアツーピア送信電力を決定する。実際のピアツーピア送信電力はその決定済最大許容ピアツーピア送信電力レベル以下になるように制御される。
ピアツーピア認可モジュール2326は、基地局からの受信信号の評価から、アップリンク周波数帯域でピアツーピア通信信号の送信を無線通信デバイスが認可されているかどうかを決定する。ピアツーピア送信電力制御ビーコン識別モジュール2328は、ピアツーピア送信電力制御基地局発信のビーコン特性情報2332を含むメモリー2310内の情報を用いて、ピアツーピア電力送信電力制御で用いられる基地局発信のビーコン信号を、基地局のダウンリンク周波数帯域で伝達される複数の信号の中から識別する。ピアツーピア送信電力制御放送信号識別モジュール2330は、ピアツーピア送信制御基地局発信の放送信号特性情報2334を含むメモリー2310内の情報を用いて、ピアツーピア電力送信電力制御で用いられる基地局発信の非ビーコン放送信号を、基地局のダウンリンク周波数帯域で伝達される複数の信号の中から識別する。
トーン情報2342は、例えばピアツーピア送信電力制御に用いられるビーコン信号におけるOFDMトーンの数と位置を識別する情報を含む。電力情報2344はビーコン信号の電力レベルを識別する情報、例えば受信されたビーコンを他のダウンリンク受信信号の中から区別するために用いられる情報、を含む。また、電力情報2344は受信されたビーコン信号の電力レベルをピアツーピア送信電力制御情報に関係づけるために用いられる情報を含む。時間情報2346は、例えばピアツーピア送信電力制御に用いられるように指示されたビーコン信号の循環ダウンリンクタイミング構造における位置を識別する情報、例えばOFDMシンボルインデックス情報を含む。
トーン情報2348は、例えばピアツーピア送信電力制御に用いられる放送信号におけるOFDMトーンの数と位置を識別する情報を含む。電力情報2350は放送信号の電力レベルを識別する情報、例えばピアツーピア電力制御に用いられるように指示された受信放送信号を他のダウンリンク受信信号の中から区別するために用いられる情報を含む。また、電力情報2350は受信放送信号電力レベルをピアツーピア送信電力制御情報に関係づけるために用いられる情報を含む。時間情報2352は、例えばピアツーピア送信電力制御に用いられるように指示された放送信号の循環ダウンリンクタイミング構造における位置を識別する情報、例えばOFDMシンボルインデックス情報を含む。
TDD基地局の無線リンク資源構造情報2354はWAN基地局によって用いられるTDD帯域を識別する情報を含む。例えば、情報2354は、アップリンクのタイムスロットの間の基地局TDD帯域に対応するアップリンク周波数帯域を識別する情報、およびダウンリンクのタイムスロットの間の基地局TDD帯域に対応するダウンリンク周波数帯域を識別する情報を含む。
FDD基地局無線リンク資源構造情報2356は異なる非オーバラップFDD WAN基地局通信帯域を識別する情報を含む。例えば、情報2356はFDD WAN帯域であるアップリンク周波数帯域を識別する情報、および異なるFDD WAN帯域であるダウンリンク周波数帯域を識別する情報を含む。これらのアップリンク帯域およびダウンリンク帯域は対を形成している。
ピアツーピア送信電力制御情報を伝達する受信信号2338、例えばビーコン信号または非ビーコン放送チャネル信号は、受信機モジュール2302で受信される。この信号は識別モジュール2328、2330の1つで識別されており、信号処理モジュール2322で処理される。決定済ピアツーピア電力制御情報2340は、ピアツーピア信号の送信を無線通信デバイス2300が許可されているか否かを識別する情報、決定済最大許容ピアツーピア送信電力レベルを識別する情報、および/または決定済の実際のピアツーピア送信電力レベルを識別する情報を含む。
図4は種々の実施例に従う、代表的基地局2400の図である。代表的基地局2400は広域ネットワークアップリンク通信に用いられる同じ無線リンク資源で送信するピアツーピア無線端末からの受信干渉を処理する。例えば、(i)広域ネットワーク無線端末から基地局2400へ送られる広域ネットワークアップリンク信号伝送、および(ii)2つのピアツーピア無線端末間のピアツーピア通信信号伝送の双方に同じ第1の通信帯域が利用される。代表的基地局2400は、ピアツーピア無線端末の送信電力レベルを決定する際にピアツーピア無線端末が利用する電力制御信号を決定し、ダウンリンク周波数帯域で送信する。代表的基地局2400は、WAN無線端末のアップリンク送信電力をWAN無線端末が決定する際に利用する別の電力制御信号を決定し、ダウンリンク周波数帯域で送信する。このように、第2の通信帯域は、(i)広域ネットワーク無線端末へその送信電力を制御するために送られるダウンリンク信号、および(ii)ピアツーピア通信デバイスへのピアツーピア電力制御信号の双方を伝達するために利用される。
代表的基地局2400はバス2412を介して互いに接続された受信機モジュール2402、送信機モジュール2404、プロセッサ2406、I/Oインターフェース2408、およびメモリー2410を含み、このバス上で種々の要素がデータおよび情報を交換するかもしれない。
受信機モジュール2402、例えばOFDM受信機は受信アンテナ2414に接続され、このアンテナを介して基地局2400は、無線端末、例えばセルラモードで動作しネットワーク接続点として基地局2400を用いる無線端末、からのアップリンク信号を受信する。また、受信機モジュール2402は周辺で動作しているピアツーピア通信デバイスから干渉を受ける。また、いくつかの実施例において、受信機モジュール2402は隣接セル内のセルラデバイスからのアップリンク信号伝送から干渉を受ける。
送信機モジュール2404、例えば、OFDM送信機は、送信アンテナ2416に接続される。このアンテナを介して基地局2400は、ネットワーク接続点として基地局2400を用いる無線端末へダウンリンク信号を送信する。そのようなダウンリンク信号はWAN無線端末に送られる電力制御信号を含む。また送信機モジュール2404は、複数のピアツーピア無線端末がそれらの送信電力レベルを制御するために用いる生成された送信電力制御信号、例えば信号2444を基地局のダウンリンク帯域で送信する。これらのピアツーピア無線端末はピアツーピア信号伝送用の基地局のアップリンク帯域を用い、従って基地局受信機モジュール2402から見た干渉を発生させる。
メモリー2410はルーチン2418およびデータ/情報2420を含む。プロセッサ2406、例えばCPUは、ルーチン2418を実行し、メモリー2410内のデータ/情報2420を用いて基地局2400の動作を制御し、方法、例えば図2のフローチャート200の方法を実施する。
ルーチン2418は干渉測定モジュール2422、ピアツーピア信号伝送制約決定モジュール2426、ピアツーピア送信電力制御信号生成モジュール2428、および広域ピアツーピア送信電力信号生成モジュール2430を含む。いくつかの実施例において、ルーチン2418は干渉形式分類モジュール2424を含む。種々の実施例において、ルーチン2418は送信電力制御モジュール2432を含む。
データ/情報2420は干渉情報2436、広域ネットワークアップリンクロード情報2438、ピアツーピア送信制御情報2440、広域ネットワーク送信制御情報2442、生成されたピアツーピア送信電力制御信号2444、生成された広域ネットワーク無線端末送信電力制御信号2446、およびタイミング/周波数構造情報2448を含む。データ/情報2420は1つ以上のピアツーピア送信制御基地局発信のビーコン特性情報2450およびピアツーピア送信制御基地局発信の放送チャネル特性情報2452を含む。タイミング/周波数構造情報2448は1つ以上のTDD基地局無線リンク資源構造情報2454、およびFDD基地局無線リンク資源構造情報2456を含む。ピアツーピア送信電力制御基地局発信のビーコン特性情報2450はトーン情報2458、電力情報2460、および時間情報2462を含む。ピアツーピア送信電力制御基地局発信の放送チャネル特性情報2452はトーン情報2464、電力情報2466、および時間情報2468を含む。
ピアツーピア送信電力制御信号生成モジュール2428はピアツーピア送信制御情報2440を含むデータ/情報2420を用いてピアツーピア送信電力制御信号、例えば信号2444を生成する。
広域ネットワーク送信電力制御信号生成モジュール2430は広域ネットワーク送信電力制御信号、例えば信号2446を生成する。
いくつかの実施例、例えばピアツーピア送信電力制御信号の受信電力がピアツーピア無線端末のピアツーピア送信電力を調整する際にピアツーピア無線端末によって用いられる実施例、に含まれる送信電力制御モジュール2432は、伝達されるべきピアツーピア送信電力制御情報の関数として生成したピアツーピア送信電力制御信号を異なる電力レベルで送信するように、送信機モジュール2404を制御する。例えば、送信電力制御モジュール2432は、第2のピアツーピア送信電力制御信号を第1のピアツーピア送信電力制御信号と異なる電力レベルで送信するように送信機モジュール2404を制御する。またピアツーピア送信電力制御信号の受信電力はピアツーピア無線端末がピアツーピア送信電力レベルを調整する際にピアツーピア無線端末によって用いられることになる。
いくつかの実施例において、ピアツーピア送信電力制御信号生成モジュール2428はピアツーピア送信電力制御情報を、生成されたピアツーピア送信電力制御信号に符号化するための符号器モジュール2434を含む。例えば、符号器モジュール2434は第1のピアツーピア送信電力制御信号内とは異なる符号化制御情報を第2のピアツーピア送信電力制御信号内に符号化し、この符号化された情報はピアツーピア送信電力レベルを調整する際にピアツーピア無線端末によって用いられることになる。
ピアツーピア信号伝送制約決定モジュール2426は、ピアツーピア信号伝送が第1の通信帯域内、例えば基地局のアップリンク通信帯域で許可されているかどうか、またはピアツーピア通信が前記第1の通信帯域内で制約されているかどうかを決定する。種々の実施例において、ピアツーピア信号伝送制約決定モジュール2426は判定の際に干渉情報2436および/またはWANアップリンクロード情報2438を利用する。ピアツーピア制約決定モジュール2426の判定は生成されたピアツーピア送信電力制御信号2444を介して伝達される。
干渉測定モジュール2422はネットワーク接続点として基地局2400を用いるWAN無線端末からのWANアップリンク信号を受信し復元しようとする受信機モジュール2402から見た干渉を測定する。干渉は、隣接基地局のセル内の隣接セルWAN無線端末アップリンク信号伝送と、同じアップリンク通信帯域を用いるピアツーピア信号伝送とを含む複数の送信源から発生するかもしれないし、時には発生する。干渉形式分離モジュール2424はピアツーピア信号伝送に起因する干渉と、他の送信源、例えば隣接基地局を接続点として用いるWAN WTからのアップリンク信号からの干渉性信号伝送とを区別する。ピアツーピア信号伝送制約決定モジュール2426、ピアツーピア送信電力制御信号生成モジュール2428および/または送信電力制御モジュール2432は、ピアツーピア送信電力レベルを制御するための判定を行う際にモジュール2422および/若しくは2424並びに/またはWANロード情報2438からの干渉情報を用いる。
トーン情報2458は、例えば、ビーコン信号であるピアツーピア送信電力制御信号を生成するためにモジュール2428によって用いられるOFDMトーンの数と位置を識別する情報を含む。いくつかの実施例において、ビーコン信号は最大3個のOFDMトーンを含む。電力情報2460、例えばビーコントーン送信電力レベルを識別する情報はビーコン信号であるピアツーピア送信電力制御信号を生成するためにモジュール2428によって用いられる。いくつかの実施例において、ビーコン信号のトーンはピアツーピア信号の非ヌルトーンの平均トーンあたり送信電力レベルより少なくとも10dB高いトーンあたり送信電力レベルを有する。また電力情報2460は、いくつかの実施例において、ビーコン信号送信電力変動を、伝達されたピアツーピア送信電力情報の変化に関係づけるために用いられる情報を含む。そのような電力変動情報はいくつかの実施例において送信電力制御モジュール2432で利用される。ここでビーコン信号の受信電力レベルがピアツーピア送信電力に関する情報を伝達する。時間情報2462は、例えばピアツーピア送信電力制御に用いられるように指示されたビーコン信号の循環ダウンリンクタイミング構造における位置を識別する情報、例えばOFDMシンボルインデックス情報を含む。
トーン情報2464は、例えば、放送チャネル信号であるピアツーピア送信電力制御信号を生成するためにモジュール2428によって用いられるOFDMトーンの数と位置を識別する情報を含む。電力情報2466、例えば、トーン送信電力レベルを識別する情報は、放送チャネル信号であるピアツーピア送信電力制御信号を生成するためにモジュール2428によって用いられる。いくつかの実施例において、ピアツーピア送信電力制御情報を伝達するために用いられる基地局放送チャネル信号のトーンはピアツーピア信号の非ヌルトーンの平均トーンあたり送信電力レベルより少なくとも3dB高いトーンあたり送信電力レベルを有する。また電力情報2466は、いくつかの実施例において、放送チャネル信号送信電力変動を、伝達されたピアツーピア送信電力情報の変化に関係づけるために用いられる情報を含む。そのような電力変動情報はいくつかの実施例において送信電力制御モジュール2432で利用される。ここで放送チャネル信号の受信電力レベルがピアツーピア送信電力に関する情報を伝達する。時間情報2468は、例えばピアツーピア送信電力制御に用いられるように指示された放送チャネル信号の循環ダウンリンクタイミング構造における位置を識別する情報、例えばOFDMシンボルインデックス情報を含む。
基地局2400がWAN信号伝送にTDDを用いる一実施例において、TDD基地局無線リンク資源構造情報2454はWAN基地局によって用いられるTDD帯域を識別する情報を含む。例えば情報2454は(i)アップリンクのタイムスロットの間の基地局TDD帯域に対応するアップリンク周波数帯域を識別する情報、および(ii)ダウンリンクのタイムスロットの間の基地局TDD帯域に対応するダウンリンク周波数帯域を識別する情報を含む。また、TDD基地局無線リンク資源構造情報2454は、ピアツーピア送信電力制御信号、例えばピアツーピア送信電力制御に用いられるビーコンまたは放送チャネル信号を伝達するために用いられるように指示されたTDD帯域のダウンリンクタイムスロット内の無線リンク資源を識別する情報を含む。
基地局がWAN信号伝送にFDDを用いる一実施例において、FDD基地局無線リンク資源構造情報2456は異なる非オーバラップFDD WAN基地局通信帯域を識別する情報を含む。例えば、情報2456はFDD WAN帯域であるアップリンク周波数帯域を識別する情報、および別のFDD WAN帯域であるダウンリンク周波数帯域を識別する情報を含む。これらのアップリンク帯域およびダウンリンク帯域は対を形成している。また、FDD基地局無線リンク資源構造情報2456は、どのダウンリンクFDD帯域の無線リンク資源がピアツーピア送信電力制御信号、例えばピアツーピア送信電力制御に用いられるビーコンまたは放送チャネル信号を伝達するために用いられるように指示されたかを識別する情報を含む。
いくつかの実施例において、少なくともいくつかの生成されたWAN無線端末送信電力制御信号は個々の識別されたWAN無線端末に送られ、生成されたピアツーピア送信電力制御信号はいかなる特定の識別されたピアツーピア無線端末にも送られず、むしろ周辺にある任意のピアツーピア無線端末に送られる。いくつかの実施例において、少なくともいくつかの送信されたWAN無線端末電力制御信号は無線端末識別子を含み、送信されたピアツーピア送信電力制御信号は無線端末識別子を含まない。
図5は種々の実施例に従って、アップリンク周波数帯域のピアツーピア信号伝送をサポートする無線通信デバイスを動作させる代表的方法のフローチャート700である。動作はステップ702で始まる。ここで無線通信デバイスは電源を投入され、初期化されステップ704へ進む。ステップ704において無線通信デバイスは前記基地局によって用いられるダウンリンク周波数帯域で基地局からの第1の信号、例えば参照および/または制御信号を受信する。参照および/または制御信号を伝達するために基地局のダウンリンク帯域を用いるこの方法は、基地局がピアツーピア無線端末用に意図された第1の信号を放送信号の部分またはセットとして容易に含めることができるため、基地局から見て簡単である。いくつかの実施例において、第1の信号はビーコン信号である。他の実施例において、第1の信号は非ビーコン放送チャンネル信号である。ピアツーピア無線通信デバイスは、第1の信号に対して基地局のダウンリンク帯域を監視し、ピアツーピア信号を他のピアノードと交換するために基地局のアップリンク帯域を用いる。いくつかの実施例において、ピアツーピア無線通信デバイスは(i)基地局からの参照および/または制御信号を受信するための基地局のダウンリンク帯域および(ii)他のピアツーピア無線通信デバイスからのピアツーピア信号を受信するための基地局のアップリンク帯域の双方から信号を受信できるように、同時に複数帯域に同調できる受信機を含む。いくつかの実施例において、ピアツーピア無線通信デバイスは所与の時間に単一の帯域だけからの受信をサポートする。また、ピアツーピアデバイスの受信機は基地局のダウンリンク帯域と基地局のアップリンク帯域を、ダウンリンク放送参照および/若しくは制御信号を基地局から受信することになるかどうか、またはピアツーピア通信信号をピア通信デバイスから受信することになるかどうかの関数として、切り換える。
動作はステップ704からステップ706へ進む。ステップ706において、無線通信デバイスは受信信号に関する測定、例えば信号電力測定を実行する。動作は1つ以上のステップ708および722へ進む。いくつかの実施例において、無線通信デバイスはピアツーピア信号伝送をサポートするが、基地局へのアップリンク信号伝送を例えばセルラネットワークの構成要素としてサポートすることはない。そのような実施例においてはステップ722は選択肢ではない。いくつかの実施例において、無線通信デバイスは任意の所与の時間にピアツーピア動作モードとセルラ動作モードの1つをサポートし、所与の時間に、動作はステップ708とステップ722の1つへ進むことができる。いくつかの実施例において、無線通信デバイスは同時に発生するピアツーピア信号伝送とセルラ信号伝送をサポートし、動作はステップ706からステップ708およびステップ722へ進み得る。
動作はピアツーピア信号伝送についてはステップ706からステップ708へ進み、一方基地局へのアップリンク信号についてはステップ706からステップ722へ進む。ステップ708において、無線通信デバイスは第1の信号の測定結果の関数として少なくともいくつかのピアツーピア信号送信のためのピアツーピア送信電力を制御する。ステップ708はサブステップ710および712を含む。サブステップ710において、無線通信デバイスは第1の関数を用いて最大許容ピアツーピア送信電力レベルを決定する。この関数はピアツーピア送信電力を、第1の受信信号電力レベルに対しては前記第1の受信信号電力レベルより高い第2の受信信号電力レベルに対するよりも低いレベルに制限する。次に、サブステップ712において、無線通信デバイスは、決定済最大ピアツーピア送信電力レベルと第2のピアツーピア通信デバイスから受信したピアツーピア信号との関数として実際のピアツーピア送信電力レベルを決定する。第2のピアツーピア通信デバイスは、例えば、フローチャート700の動作を実行する通信デバイスがピアツーピア通信セッションを行っている相手のピアデバイスである。したがって、いくつかの実施例において、ピアツーピア送信電力レベルは、受信した基地局信号とピアツーピア信号の双方から影響を受ける。いくつかの実施例において、ピアツーピア信号は、以下の少なくとも1つを伝達および/または導出するために用いられる。すなわち、ピアツーピアチャネル状態情報、ピアツーピアデータレート情報、ピアツーピアデータバックログ情報、ピアツーピアレイテンシ情報、雑音情報、誤り率情報、サービスレベル情報、およびピアツーピア電力制御情報。いくつかの実施例において、実際のピアツーピア送信電力は決定済最大ピアツーピア送信電力レベル以下に制約される。いくつかの実施例において、少なくともいくつかの条件、例えば高優先度のユーザまたは一定のサービスレベルに対して、実際のピアツーピア送信レベルは受信した基地局信号に基づく決定済最大ピアツーピア送信電力レベルの範囲を時には越え、例えば無効にする。動作はステップ708からステップ714へ進む。
ステップ714において、無線通信デバイスは、前記第1の信号が受信された時間と異なる時間にダウンリンク周波数帯域で基地局から第2の信号を受信する。次に、ステップ716において、無線通信デバイスは受信した第2の信号の測定、例えば受信した第2の信号の電力測定を実行する。動作はステップ716からステップ718へ進む。そこでは、無線通信デバイスがその無線通信デバイスはアップリンク周波数帯域でピアツーピア通信信号を送信することを控えるべきであることを第2の受信信号の測定電力から決定する。動作はステップ718からステップ720へ進む。ステップ720において、ピアツーピア信号を送信することを通信デバイスは控えるべきであると決定した後、基地局からの別の信号の電力測定から無線通信デバイスはアップリンク周波数帯域でピアツーピア信号を送信することを許可されると決定するまで、無線通信デバイスはアップリンク周波数帯域でピアツーピア通信信号を送信することを控える。
ステップ722に戻り、ステップ722において、無線通信デバイスは送信される信号の送信電力を制御し、少なくともいくつかのピアツーピア信号送信に用いられる前記ピアツーピア送信電力レベルより大きい送信電力レベルへ制御する。ステップ722はサブステップ724を含む。サブステップ724において、無線通信デバイスは、第1の受信信号の測定電力に基づいて前記基地局へ送信される前記信号の送信電力の決定するために、前記基地局への送信電力を制御する際に、前記第1の関数と異なる第2の関数を用いる。いくつかの実施例において、ピアツーピア送信信号電力レベルは基地局へ送信される前記信号の送信電力レベルより少なくとも10dB低い。
図6は種々の実施例に従って、基地局のWANアップリンク帯域でピアツーピア通信をサポートする代表的無線通信デバイス2900、例えば移動ノードのような無線端末の図である。代表的無線通信デバイス2900は、基地局のダウンリンク周波数帯域で基地局から信号を受信する。無線通信デバイスは、基地局のアップリンク帯域でピアツーピア信号を送信することを無線通信デバイスは許可されているか否かを決定する際、および/またはピアツーピア送信電力レベル情報、例えば最大ピアツーピア送信電力レベルを決定する際に、この信号を利用する。
無線通信デバイス2900はバス2912を介して互いに接続された受信機モジュール2902、送信機モジュール2904、ユーザI/Oデバイス2908、プロセッサ2906、およびメモリー2910を含む。このバス上で種々の要素がデータおよび情報を交換するかもしれない。メモリー2910はルーチン2918およびデータ/情報2920を含む。
プロセッサ2906、例えばCPUはメモリー2910内のルーチン2918を実行し、データ/情報2920を用いて、無線通信デバイス2900の動作を制御し、方法を実施する。
受信機モジュール2902、例えばOFDM受信機は受信アンテナ2914に接続される。このアンテナを介して無線通信デバイス2900は基地局からの信号、例えばビーコン信号または放送チャネル非ビーコン信号を受信する。前記受信信号はピアツーピア送信電力レベル情報を決定する際に用いられ、前記受信信号は基地局のダウンリンク周波数帯域で受信される。また、受信機モジュール2902は基地局のアップリンク周波数帯域でピアツーピア通信信号を受信する。いくつかの実施例において、無線通信デバイス2900がセルラ通信デバイスとして動作している状態で、いくつかの期間に、受信機モジュール2902はダウンリンク信号、例えば割当信号およびトラヒック信号を無線通信デバイスが広域ネットワークの接続点として用いている基地局から受信する。
送信機モジュール2904、例えばOFDM送信機は、送信アンテナ2916に接続される。このアンテナを介して無線通信デバイス2900は基地局のアップリンク周波数帯域を用いてピアツーピア信号を他の無線通信デバイスへ送る。いくつかの実施例において、いくつかの期間に、送信機モジュール2904は、無線通信デバイスがWANの動作モード、例えばセルラ動作モードで動作している状態で、アップリンク信号を基地局に送信する。
ユーザI/Oデバイス2908は、例えば、マイクロホン、キーボード、キーパッド、マウス、カメラ、スイッチ、スピーカ、ディスプレイなどを含む。ユーザI/Oデバイス2908により、無線通信デバイス2900のユーザはデータ/情報の入力、出力データ/情報へのアクセス、および無線通信デバイス2900の少なくともいくつかの機能の制御、例えばピアツーピア通信セッションを開始する試み、が可能となる。
ルーチン2918は通信ルーチン2922および無線端末制御ルーチン2924を含む。通信ルーチン2922は無線通信デバイス2900によって用いられる種々の通信プロトコルを実施する。無線端末制御ルーチン2924は測定モジュール2926、認可モジュール2940、ピアツーピア送信制御モジュール2941、およびピアツーピア送信電力制御モジュール2928を含む。いくつかの実施例、例えばピアツーピア通信およびセルラ通信のようなWAN通信の双方をサポートする実施例において、無線端末制御ルーチン2924は広域ネットワーク送信電力制御モジュール2936を含む。
測定モジュール2926は基地局からの受信信号に関する測定を実行する。信号(2942、2944)は測定モジュール2926の入力を表し、一方情報(2946、2948)は測定モジュール2926の出力を表す。種々の実施例において、測定モジュール2926の測定値は信号電力測定値である。
認可モジュール2940は受信した基地局信号の測定電力から無線通信デバイス2900がピアツーピア信号を送信することを控えるべきであることを決定でき、時には決定する。認可モジュール2940は受信した基地局信号の測定電力から、無線通信デバイス2900がピアツーピア信号を送信することを許可されることを決定でき、時には決定する。ピアツーピア送信認可状態2950は認可モジュール2940の出力であり、ピアツーピア送信制御モジュール2941によって入力として用いられる。
ピアツーピア送信制御モジュール2941は、無線送信モジュール2904を制御し、ピアツーピア信号を送信することを通信デバイス2900は控えるべきであると決定した後、ピアツーピア信号を送信することを無線通信デバイスは許可されると決定するまで、ピアツーピア通信信号を送信することを控える。このように、ピアツーピア送信制御モジュール2941は、ピアツーピア送信認可状態2950を用いてピアツーピア送信の動作可能/不能制御器として機能する。
ピアツーピア送信電力制御モジュール2928は少なくともいくつかのピアツーピア信号の伝送のためのピアツーピア送信電力を、受信された基地局信号の測定結果の関数として制御する。ピアツーピア送信電力制御モジュール2928は最大ピアツーピア送信電力レベル決定サブモジュール2930、実際のピアツーピア送信電力レベル決定サブモジュール2932、および第1の関数2934を含む。ピアツーピア送信電力制御モジュール2928は、ピアツーピア送信電力を第1の受信信号電力レベルに対しては、第1の受信信号電力レベルより高い第2の受信信号電力レベルに対するよりも低く制限する、第1の関数2934を用いる。種々の実施例において、ピアツーピア送信電力制御モジュール2928はピアツーピア送信電力を、より大きな測定された受信信号電力レベルに応じて、より低いレベルに制限する。
最大ピアツーピア送信電力レベルサブモジュール2930は、第1の関数2934を用いて最大ピアツーピア送信電力レベルを決定する。実際のピアツーピア送信電力レベルサブモジュール2932は、前記最大ピアツーピア送信電力レベルと第2のピアツーピア通信デバイスから受信したピアツーピア信号との関数として実際のピアツーピア信号送信電力レベルを決定する。種々の実施例において、サブモジュール2932は決定済の実際のピアツーピア送信電力レベルを最大ピアツーピア送信電力レベル以下になるように制御する。
広域ネットワーク送信電力制御モジュール2936は基地局へ送信される信号の送信電力を制御し、少なくともいくつかのピアツーピア信号送信に用いられる前記ピアツーピア送信電力レベルより大きい送信電力レベルにする。WAN送信電力制御モジュール2936は第1の関数2934と異なる第2の関数2938を含む。広域ネットワーク送信電力制御モジュール2936、前記基地局へ送信される信号の送信電力の制御は、第1の関数2934と異なる第2の関数2938を用いて、基地局からの信号の測定受信電力レベルに基づいて基地局へ送信される信号の送信電力レベルを決定することを含む。
例えば、基地局のダウンリンク帯域で伝達された受信された基地局信号N 2944は、測定モジュール2926によって測定され、ピアツーピア送信電力制御モジュール2928とWAN送信電力制御モジュール2936との双方への入力である信号Nの測定情報2948を得る。ピアツーピアモジュール2928は第1の関数2934を用いて入力2948を処理し、決定済最大ピアツーピア送信電力レベル2952を得る。一方、WANモジュール2936は、第2の関数2938を用いて同じ入力2948を処理し、決定されたピアツーピア送信電力レベル2952より高いレベルの最大WAN送信電力レベル2956を得る。
種々の実施例において、ピアツーピア送信信号電力レベルは基地局へ送信される信号の送信電力レベルより少なくとも10dB低い。例えば、同じ値の測定された基地局信号に対して、決定済最大ピアツーピア送信電力レベル2952は決定済最大WAN送信電力レベル2956より少なくとも10dB低い。別の例として、いくつかの実施例において、無線端末がある位置にあり、ピアツーピア送信電力レベル情報と、同じ受信された基地局信号測定に基づいて決定されたWAN送信電力レベル情報とを有している場合、決定済の実際のピアツーピア送信電力レベル2954は決定済の実際のWAN送信電力レベル2958より少なくとも10dB低い。
データ/情報2920は基地局のダウンリンク帯域で伝達された基地局からの複数の受信信号を含む。これらは送信電力レベル情報(受信された基地局信号1 2942、…、受信された基地局信号N 2944)、複数のそれぞれ対応する信号測定情報(信号1測定情報2946、…、信号N測定情報2948)を決定する際に測定され利用される。また、データ/情報2920は、現在ピアツーピア信号送信を無線通信デバイス2900が許可されているか否かを示すピアツーピア送信認可状態情報2950を含む。また、データ/情報2920は、サブモジュール2930の出力である決定済最大ピアツーピア送信電力レベル2952と、サブモジュール2932の出力である決定済の実際のピアツーピア送信電力レベル2954とを含む。
データ/情報2920の構成要素として含まれるタイミング/周波数構造情報2960は、アップリンク周波数帯域情報2962、例えばWANアップリンク帯域幅情報、WANアップリンクキャリア情報およびアップリンクWANトーンセット情報、ダウンリンク周波数帯域情報2964、例えばWANダウンリンク帯域幅情報、WANダウンリンクキャリア情報およびダウンリンクWANトーンセット情報、並びに測定された基地局信号の位置を識別する情報2966を含む。この代表的実施例において、ピアツーピア信号が基地局に送られるWANアップリンク信号への干渉として働いている状態で、ピアツーピア通信信号伝送は基地局によって用いられるWANアップリンク周波数帯域を用いる。無線通信デバイスによってダウンリンク周波数帯域で受信される参照および/または制御信号が測定され、次に測定値はアップリンク周波数帯域における無線通信デバイスのピアツーピア送信電力レベルを制御するために利用される。情報2966は、どのWANダウンリンク帯域がこの信号を搬送し、いくつかの実施例においては、この信号に対応するより詳細な情報、例えば循環タイミング構造内の位置および/またはこの信号を識別するために用いられる詳細なトーン情報を識別する。
無線通信デバイス2900がWAN通信、例えばセルラ通信をサポートする種々の実施例において、データ/情報2920は決定済最大WAN送信電力レベル情報2956および決定済の実際のWAN送信電力レベル情報2958も含む。これらはWAN送信電力制御モジュール2936の出力である。
図7Aと図7Bの組み合わせを含む図7は、種々の実施例に従って、基地局のWANアップリンク周波数帯域でピアツーピア通信をサポートする無線通信デバイスを動作させる代表的方法のフローチャート800である。動作はステップ802で始まる。ここで無線通信デバイスは電源を投入され、初期化されステップ804へ進む。ステップ804において、無線通信デバイスは基地局のダウンリンク周波数帯域で基地局からの第1の信号、例えばビーコン信号または非ビーコン放送チャネル信号を受信する。
動作はステップ804からステップ806へ進む。ステップ806において、無線通信デバイスは受信信号に関する測定、例えば信号電力測定を実行する。動作はステップ806からステップ808へ進む。
ステップ808において、無線通信デバイスは送信電力レベル制御パラメータを決定する。代表的一実施例において、ステップ808はサブステップ810および812を含む。別の代表的実施例において、ステップ808はサブステップ814および816を含む。さらに別の代表的実施例において、ステップ808はサブステップ814および818を含む。
サブステップ810において、無線通信デバイスは、異なるサービスレベルに対応する格納された送信電力レベル制御パラメータを含むメモリーにアクセスする。次に、サブステップ812において、無線通信デバイスは前記無線通信デバイスに対応するサービスレベルに対応する格納された送信電力を検索する。
サブステップ814において、前記無線通信デバイスは無線通信デバイスが前記基地局から受信した信号から制御値を復元する。いくつかの実施例において、制御値が復元される元の信号はステップ804においてダウンリンク周波数帯域で受信された第1の信号である。動作はサブステップ814からサブステップ816と818の1つへ進む。サブステップ816において、無線通信デバイスは復元された制御値を送信電力レベル制御パラメータとして用いる。あるいはまた、サブステップ818において、無線通信デバイスは復元した制御値と無線端末に対応するサービスレベルとに基づいて送信電力レベル制御パラメータを計算する。
動作はステップ808からステップ820へ進む。ステップ820において、無線通信デバイスは前記アップリンク周波数帯域における少なくともいくつかのピアツーピア送信に対し、第1の信号の測定結果の関数としてピアツーピア送信電力を制御する。ここでピアツーピア送信電力の制御は、第1の関数に従ってピアツーピア送信電力を制御することを含み、第1の関数に従ってピアツーピア送信電力を制御することは、前記測定された受信電力レベルに加えて前記第1の関数における前記決定された送信電力レベル制御パラメータを用いることを含む。動作はステップ820から接続ノードA 822を介してステップ824に進む。
ステップ824において、無線通信デバイスは基地局から前記ダウンリンク周波数帯域内の第2の信号、例えば第2のビーコン信号または第2の非ビーコン放送チャンネル信号を前記第1の信号が受信された時間と異なる時間に受信する。次に、ステップ826において、無線通信デバイスは第2の受信信号の測定、例えば第2の受信信号の電力測定を実行する。動作はステップ826からステップ828へ進む。そこで、無線通信デバイスは、第2の受信信号の測定電力から前記アップリンク周波数帯域でピアツーピア通信信号を送信することを無線通信デバイスは控えるべきであることを決定する。動作はステップ828からステップ830へ進む。ステップ830において、ピアツーピア信号を送信することを通信デバイスは控えるべきであると決定した後、基地局からの別の信号の電力測定からピアツーピア信号を送信することを無線通信デバイスが許可されると決定するまで、無線通信デバイスは前記アップリンク周波数帯域でピアツーピア通信信号を送信することを控える。
図8は種々の実施例に従って、基地局のWANアップリンク周波数帯域におけるピアツーピア通信をサポートする代表的無線通信デバイス3000、例えば移動ノードのような無線端末の図である。代表的無線通信デバイス3000は、基地局のダウンリンク周波数帯域で基地局から信号、例えばビーコン信号または非ビーコン放送チャンネル信号を受信する。通信デバイスは、ピアツーピア信号を基地局のアップリンク帯域で送信することを通信デバイスが許可されているか否かを決定する際、および/またはピアツーピア送信電力レベル情報、例えば最大ピアツーピア送信電力レベルを決定する際に、この信号を利用する。
無線通信デバイス3000はバス3012を介して互いに接続された受信機モジュール3002、送信機モジュール3004、ユーザI/Oデバイス3008、プロセッサ3006、およびメモリー3010を含み、このバス上で種々の要素がデータおよび情報を交換し得る。メモリー3010はルーチン3018およびデータ/情報3020を含む。
プロセッサ3006、例えばCPUは、ルーチン3018を実行する。また、無線通信デバイス3000の動作を制御し、方法例えば図7のフローチャート800の方法を実施するためにメモリー3010内のデータ/情報3020を用いる。
受信機モジュール3002、例えばOFDM受信機は受信アンテナ3014に接続され、このアンテナを介して無線通信デバイス3000は基地局からの信号、例えばビーコン信号または非ビーコン放送チャネル信号を受信する。前記受信信号はピアツーピア送信電力レベル情報を決定する際に用いられ、前記信号は基地局のダウンリンク周波数帯域で受信される。また、受信機モジュール3002は基地局のアップリンク周波数帯域内のピアツーピア通信信号を受信する。送信機モジュール3004、例えばOFDM送信機は、無線通信デバイス3000が他の無線通信デバイスへピアツーピア信号を送信する送信アンテナ3016に接続される。
ユーザI/Oデバイス3008は、例えば、マイクロホン、キーボード、キーパッド、マウス、カメラ、スイッチ、スピーカ、ディスプレイなどを含む。ユーザI/Oデバイス3008により、無線通信デバイス3000のユーザは、データ/情報の入力、出力データ/情報へのアクセス、および無線通信デバイス3000の少なくともいくつかの機能の制御、例えばピアツーピア通信セッションを開始する試み、が可能となる。
ルーチン3018は通信ルーチン3022および無線端末制御ルーチン3024を含む。通信ルーチン3002は無線通信デバイス3000によって用いられる種々の通信プロトコルを実施する。無線端末制御ルーチン3024は測定モジュール3026、電力レベル制御パラメータ決定モジュール3028、サービスレベル識別モジュール3034、およびピアツーピア送信電力制御モジュール3036を含む。
測定モジュール3026は基地局のダウンリンク周波数帯域で受信された基地局からの受信信号に関する測定を実行する。受信された基地局信号1 3044は測定モジュール3026への入力を表し、一方信号1の測定情報3046は測定モジュール3026の出力を表す。種々の実施例において、測定モジュール3026の測定値は信号電力測定値である。
電力レベル制御パラメータ決定モジュール3028は送信電力レベル制御パラメータを決定する。いくつかの実施例において、電力レベル制御パラメータ決定モジュール3028は送信電力レベル制御パラメータを、検索済制御パラメータ3048に設定する。いくつかの実施例において、電力レベル制御パラメータ決定モジュール3028は送信電力レベル制御パラメータを、検索済制御パラメータ3048の関数として決定する。いくつかの実施例において、電力レベル制御パラメータ決定モジュール3028は送信電力レベル制御パラメータを、復元された制御パラメータ、例えば復号済制御パラメータ3050に設定する。いくつかの実施例において、電力レベル制御パラメータ決定モジュール3028は送信電力レベル制御パラメータを、復元された制御パラメータ、例えば復号済制御パラメータ3050の関数として決定する。いくつかの実施例において、電力レベル制御パラメータ決定モジュール3028は送信電力レベル制御パラメータを、識別済サービスレベル3052の関数として決定する。いくつかの実施例において、電力レベル制御パラメータ決定モジュール3028は送信電力レベル制御パラメータを、検索済制御パラメータ3048と、復元された制御パラメータ、例えば復号済制御パラメータ3050との関数として決定する。いくつかの実施例において、電力レベル制御パラメータ決定モジュール3028は送信電力レベル制御パラメータを、i)送信電力制御パラメータとして復元された値を用いること、およびii)送信電力レベル制御パラメータを復元された制御値と無線端末に対応するサービスレベルとに基づいて計算すること、の1つを含む動作によって決定する。
サービスレベル識別モジュール3034は無線通信デバイス3000に対応する実行中のサービスレベルを識別する。例えば、通信デバイス3000のいくつかの異なるユーザ、例えば緊急ユーザ、政府関係ユーザ、サービスプロバイダユーザ、ティア1企業ユーザ、ティア2企業ユーザ、ティア1個人ユーザ、ティア2個人ユーザは、いくつかの実施例において異なるサービスレベルに対応する。他の実施例において、異なるサービスレベルは異なる形式の通信デバイス、伝達されるべき異なる形式のデータ、伝達されるべき異なる量のデータおよび/または異なるレイテンシ問題に対応するかもしれない。識別された実行中のサービスレベルは識別済サービスレベル3052に指定される。
電力レベル制御パラメータ決定モジュール3028は検索モジュール3030および制御パラメータ復元モジュール3032を含む。検索モジュール3030は無線通信デバイス3000に対応するサービスレベルに対応する格納された送信電力レベル制御パラメータを検索する。このように、検索モジュール3030は入力として識別済サービスレベル3052を用い、サービスレベルから電力レベル制御パラメータへのマッピング情報3060にアクセスし、入力サービスレベルに関係づけられた制御パラメータを得る。検索済制御パラメータ3048は検索モジュール3030の出力である。
制御パラメータ復元モジュール3032は、通信デバイス3000によって基地局から受信した信号から制御値を復元する。いくつかの実施例において、制御値は測定モジュール3026によって測定された同じ信号、例えば受信された基地局信号1 3044から復元される。復号済制御パラメータ3050は制御パラメータ復元モジュール3032の出力である。いくつかの実施例において、復元された制御値は干渉レベル指標値である。
ピアツーピア送信電力制御モジュール3036は少なくともいくつかのピアツーピア信号送信に対するピアツーピア送信電力を、受信された基地局信号の測定結果の関数として制御する。ピアツーピア送信電力制御モジュール3036は最大ピアツーピア送信電力レベル決定サブモジュール3038、実際のピアツーピア送信電力レベル決定サブモジュール3040、および第1の関数3042を含む。
最大ピアツーピア送信電力レベルサブモジュール3038は第1の関数3042を用いて最大ピアツーピア送信電力レベルを決定する。実際のピアツーピア送信電力レベルサブモジュール3040は前記最大ピアツーピア送信電力レベルと第2のピアツーピア通信デバイスから受信したピアツーピア信号との関数として実際のピアツーピア信号送信電力レベルを決定する。種々の実施例において、サブモジュール3040は実際の決定されたピアツーピア送信電力レベルを最大ピアツーピア送信電力レベル以下になるように制御する。
ピアツーピア送信電力レベル制御モジュール3036は、ピアツーピア送信電力レベルを決定する際、例えば決定済最大ピアツーピア送信電力レベル3056を決定する際に、例えば信号1の測定情報3046からの測定された受信電力レベルに加えて、決定された送信電力レベル制御パラメータ3054を用いる。いくつかの実施例において、電力レベル制御パラメータ決定モジュール3028のいくつかのまたはすべての機能は、ピアツーピア送信電力制御モジュール3036の構成要素として含まれる。
データ/情報3020は基地局からの受信信号、すなわち基地局のダウンリンク帯域で受信された受信基地局信号1 3044を含む。これは送信電力レベル情報を決定する際に利用される信号1の測定情報3046を求める測定モジュール3026により測定される。また、データ/情報3020は送信電力レベル制御パラメータ3054、決定済最大ピアツーピア送信電力レベル3056、決定済の実際のピアツーピア送信電力レベル3058、サービスレベルから電力レベル制御パラメータへのマッピング情報3060、およびタイミング周波数構造情報3070を含む。いくつかの実施例において、いくつかのデータ/情報3020は1つ以上の識別済サービスレベル3052、検索済制御パラメータ3048および復号済制御パラメータ3050を含む。
検索済制御パラメータ3048は検索モジュール3030の出力であり、サービスレベルから電力レベル制御パラメータへのマッピング情報3060の制御パラメータ値(制御パラメータ値1 3066、…、制御パラメータ値M 3068)の1つに対応する。復号済制御パラメータ3050は、制御パラメータ復元モジュール3032の出力であり、受信された基地局信号から復元された情報を表す。いくつかの実施例において、情報の復元の元になる受信された基地局信号は電力測定される同じ基地局信号、例えば受信された基地局信号1 3044である。いくつかの実施例において、復元された制御値は干渉レベル指標値である。
識別済サービスレベル3052はサービスレベル識別モジュール3034の出力であり、検索モジュール3030への入力として用いられる。識別済サービスレベル3052は対応する制御パラメータ値を選択するために用いられる。例えば、識別済サービスレベル3052がサービスレベルM 3064を示す場合、検索モジュール3030は検索済制御パラメータ3048に格納されている制御パラメータ値M 3068を引き出す。
送信電力レベル制御パラメータ3054は電力レベル制御パラメータ決定モジュール3028の出力である。送信電力レベル制御パラメータ3054は、識別済サービスレベル3052、検索済制御パラメータ3048、および復号済制御パラメータ3050の中の1つ以上の関数として決定される。送信電力レベル制御パラメータ3054はピアツーピア送信電力制御モジュール3036によって入力として用いられる。
決定済最大ピアツーピア送信電力レベル3056は最大ピアツーピア送信電力レベルサブモジュール3038の出力であり、一方決定済の実際のピアツーピア送信電力レベル3058は実際のピアツーピア送信電力レベル決定サブモジュール3040の出力である。
サービスレベルから電力レベル制御パラメータへのマッピング情報3060は複数のサービスレベル(サービスレベル1 3062、…、サービスレベルM 3064)および複数の対応する制御パラメータ値(制御パラメータ値1 3066、…、制御パラメータ値M 3068)を含む。
データ/情報3020の構成要素として含まれるタイミング/周波数構造情報3070は、アップリンク周波数帯域情報3072、例えばWANアップリンク帯域幅情報、WANアップリンクキャリア情報およびアップリンクWANトーンセット情報、ダウンリンク周波数帯域情報3074、例えばWANダウンリンク帯域幅情報、WANダウンリンクキャリア情報およびダウンリンクWANトーンセット情報、並びに測定されたおよび/または復号された基地局信号の位置を識別する情報3076を含む。この代表的実施例において、ピアツーピア信号が基地局に送られるWANアップリンク信号への干渉として働いている状態で、ピアツーピア通信信号伝送は基地局によって用いられるWANアップリンク周波数帯域を用いる。基地局WANダウンリンク周波数帯域で無線通信デバイス3000により受信された信号は測定され、次にその測定値は無線通信デバイス3000のピアツーピア送信電力レベルを制御するために利用される。いくつかの実施例において、無線通信デバイス3000によって受信され、例えば干渉指標の値を復元した復号された復元情報である信号は、無線通信デバイス3000のピアツーピア送信電力レベルを制御するためにも利用される。いくつかの実施例において、電力測定に利用される同じ基地局信号は情報の復元に用いる元の復号された信号である。他のいくつかの実施例において、基地局からの2つの異なる受信信号がある。1つはその受信信号レベルが測定され利用される信号、および他の1つは符号化された電力制御情報、例えば符号化された干渉指標値を伝達する信号である。情報の復元に用いる基地局信号、例えば干渉レベル指標値は、いくつかの実施例において、WANダウンリンク帯域で伝達される。情報3076は、どのWANダウンリンク帯域が測定された基地局信号を搬送するか、およびどのWANダウンリンク帯域が情報の復元に用いられる基地局信号を伝達するかを識別する。いくつかの実施例において、情報3076は1つまたは複数の信号に対応するより詳細な情報、例えば循環タイミング構造内の位置および/または1つもしくは複数の信号を識別するために用いられる詳細なトーン情報、を識別する。
図9は通信システム302、周波数帯域利用を説明する表304、および代表的ピアツーピア無線端末送信電力レベル情報を示す表を含む代表的一実施例を示す図300である。代表的通信システム302はセル310で表される対応するセルラカバレッジエリアを有する基地局308を含む。基地局308は他のネットワークノード、例えば他の基地局、ルータ、AAAノード、ホームエージェントノード、制御ノードなど、および/またはネットワークリンク309、例えば光ファイバリンクを介したインターネットに接続される。通信システム302には、セルラ通信をサポートする複数の無線端末(WT 1 312、…、WT N 314)もある。セルラWT(312、314)は、それぞれ無線リンク(316、318)を介して基地局308に接続される。
通信システム302には、ピアツーピア通信をサポートする複数の無線端末(WT 1′、WT 2′ 328、WT 3′、WT 4′ 340)もある。WT 1′は時間的に、2つの位置で示し、時刻t0では要素324として、時刻t1では要素326として表す。WT 1′の動きは矢印334で示す。WT 3′は時間的に、2つの位置で示し、時刻t0では要素336として、時刻t1では要素338として表す。WT 3′の動きは矢印346で示す。WT 1′とWT 2′328との間のピアツーピア通信は矢印330と332で示す。WT 3′とWT 4′340との間のピアツーピア通信は矢印342と344で示す。
基地局は放送信号320、例えばビーコン信号または非ビーコン放送チャンネル信号を基地局のダウンリンクWAN周波数帯域で送信する。放送信号、例えばビーコン信号はピアツーピア無線端末によって検出され、測定される。受信放送信号、例えばビーコン信号の電力測定値は、ピアツーピア信号を対応するWANアップリンク周波数帯域で無線端末が送信しても良いかどうかを決定し、対応するアップリンク周波数帯域での送信が許可される場合、送信電力レベル、例えば最大送信電力レベルを制御するために、ピアツーピア無線端末によって用いられる。基地局308を囲む点線の円322は、代表的ピアツーピア制約領域を示す。この領域ではピアツーピア無線端末は信号を送信することを制約される。基地局308に近接した領域において、ピアツーピア無線端末に利用されるレベルでのピアツーピアからの送信は、セルラモードで動作している無線端末(312、…、314)からのアップリンク信号を復元し復号しようとする基地局の受信機から見て大き過ぎる干渉を引き起こし得る。従って、ピアツーピア無線端末送信は許可されない。
次に、周波数帯域情報の表304について説明する。第1列348は、周波数帯域Aが、(i)セルラ無線端末によって受信されるように意図された基地局から送信された信号のためのセルラダウンリンクとして、および(ii)ピアツーピア無線端末によって用いられるように意図された放送された参照および/または制御信号、例えばピアツーピア通信の制御、例えば対応するアップリンク周波数帯域のピアツーピア通信電力制御用に意図されたビーコン信号、を伝達するためとに用いられることを示す。第2列350は、周波数帯域Bが、(i)基地局によって受信されるように意図されたセルラ無線端末から送信された信号のためのセルラアップリンクとして、並びに(ii)ピアツーピア無線端末から送信された信号に用いられるように意図された、およびピアツーピア無線端末によって受信されるように意図されたピアツーピア帯域として、用いられることを示す。
次に、ピアツーピア無線端末の電力情報の表306について説明する。第1列352は、説明される代表的ピアツーピア無線端末(WT1′、WT2′、WT3′、WT4′)を特定する。第2列354は時間的位置、t0またはt1を特定する。第3列356は同じ行に示した時間に対応する同じ行の無線端末に対応する送信電力レベル情報を特定する。表306の情報は、WT1′に対する送信電力レベルが時間t0から時間t1になると増加することを示す。この時間中にWT1′は基地局308から離れていくことが分かり、またこの時間中にWT1′から見てビーコン信号320の測定電力レベルが減少することが期待される。WT1′がこの時間中に制約領域322の外側に留まることも分かる。表306の情報は、WT3′に対する送信レベルが時間t0から時間t1になると減少することを示す。この時間中にWT3′は基地局308へ向かって移動すること、およびこの時間中にWT3′から見てビーコン信号320の測定電力レベルが増加すると予想されることも分かる。WT3′がこの時間中に制約領域322の外側に留まることも分かる。表306に記載されている電力レベルは、無線端末に対する最大許容送信電力レベルであってよい。あるいは、表306に記載されている電力レベルは、実際の送信電力レベルであってもよい。
いくつかの実施例において、少なくともいくつかの無線端末は複数の動作モード、例えば、ピアツーピアおよびセルラ通信動作モードをサポートする。
図10は種々の実施例に従う、代表的無線通信システム400の図である。代表的無線通信システム400は少なくとも1つの基地局402、ピアツーピア通信をサポートする複数の無線端末(無線端末1 404、…、無線端末N 410)、広域ネットワーク信号伝送をサポートする複数の無線端末(無線端末2 406、…、無線端末n 412)、並びにピアツーピア信号伝送および広域ネットワーク信号伝送の双方をサポートする複数の無線端末(無線端末3 408、…、無線端末M 414)を含む。
基地局402はピアツーピア干渉処理モジュール416、干渉信号測定モジュール418、および送信機モジュール420を含む。ピアツーピア干渉処理モジュール416はピアツーピア送信電力レベル制御値を決定する。送信機モジュール420は決定されたピアツーピア送信電力レベル制御値を、例えば伝達された指標値として送信する。干渉信号測定モジュール418はアップリンクヌル送信期間に信号干渉を測定し、測定された信号干渉情報をピアツーピア干渉処理モジュール416へ出力する。
無線端末1 404は受信信号電力測定モジュール422、ピアツーピア信号送信電力制御モジュール424、差分更新モジュール426、およびメモリー428を含む。メモリー428は、いくつかの実施例において、格納された予め定められた差分指標情報430を含む。格納された予め定められた差分指標情報430は基地局によって通知され得る複数の指標(指標1 442、…、指標N 444)、およびそれぞれ対応する差分値(差分1 446、…、差分N 448)を含む。
受信信号電力測定モジュール422は基地局、例えば基地局402から基地局のダウンリンク周波数帯域で受信される受信信号の電力を測定する。ピアツーピア信号送信電力制御モジュール424は、基地局のアップリンク周波数帯域でのピアツーピア信号送信電力レベルを、第1の関数に従って基地局からの信号の測定電力の関数として制御する。種々の実施例において、ピアツーピア信号送信電力レベルは最大許容ピアツーピア信号送信電力レベルである。差分更新モジュール426は基地局、例えば基地局402から差分指標値を受信し、受信した指標値に基づいて第1の関数を更新する。いくつかの実施例において、差分は予め定められた量であり、指標および対応する予め定められた差分を格納するメモリー428がアクセスされ、アクセスされた値は第1の関数により用いられる。
無線端末2 406は受信信号電力測定モジュール432、および広域ネットワーク信号送信電力制御モジュール434を含む。受信信号電力測定モジュール432は基地局、例えば基地局402からダウンリンク周波数帯域で受信される受信信号の電力レベルを測定する。広域ネットワーク信号送信電力制御モジュール434は、基地局のアップリンク周波数帯域での無線端末2 406に関係する広域信号送信電力レベルを、基地局のダウンリンク周波数帯域で基地局から受信した信号の測定電力の関数として、第1の関数と異なる第2の関数に従って、制御する。いくつかの実施例において、広域信号送信電力レベルは最大広域信号送信電力レベルである。種々の実施例において、第2の関数は、測定受信信号電力の与えられた値に対して第1の関数より高い送信電力レベルを決定する。そのようないくつかの実施例において、測定受信信号電力の与えられた値に対して第1および第2の関数によって決定される送信電力間のdB値の差は少なくとも10dBである。
無線端末3 408は受信信号電力測定モジュール436、ピアツーピア信号送信電力制御モジュール438、および広域ネットワーク信号送信電力制御モジュール440を含む。受信信号電力測定モジュール436はダウンリンク周波数帯域で基地局から受信した信号の電力レベルを測定する。ピアツーピア信号送信電力制御モジュール438は基地局のアップリンク周波数帯域でのピアツーピア信号送信電力レベルを、第1の関数に従って基地局からの信号の測定電力の関数として制御する。広域ネットワーク信号送信電力制御モジュール440は基地局のアップリンク周波数帯域の広域信号送信電力レベルを、基地局からの信号の測定電力の関数として、前記第1の関数と異なる第2の関数に従って制御する。種々の実施例において、モジュール440で用いられる第2の関数は、測定受信信号電力の与えられた値に対してモジュール438で用いられる第1の関数より高い送信電力レベルを決定する。そのようないくつかの実施例において、測定受信信号電力の与えられた値に対して第1および第2の関数によって決定される送信電力間のdB値の差は少なくとも10dBである。いくつかの実施例において、WT3 408のモジュール438で用いられる第1の関数は、WT1 404のモジュール424で用いられる第1の関数と同様である。いくつかの実施例において、WT3 408のモジュール440で用いられる第2の関数は、WT2 406のモジュール434で用いられる第2の関数と同様である。
図11は種々の実施例に従う、基地局を動作させる代表的方法のフローチャート500である。この代表的方法の動作はステップ502で始まりステップ504へ進む。ステップ504において、基地局は干渉配分情報を格納する。動作はステップ504からステップ506およびステップ508へ進む。
継続的に実行されるステップ508において、基地局は、隣接基地局間でアップリンクヌル期間の同期を保持するために、少なくとも1つの隣接基地局との同期を保持するように動作される。種々の実施例において、アップリンクのヌル期間は、基地局によって用いられる帯域幅の少なくとも一部分が基地局へのアップリンク信号の送信用に意図的に用いられない期間である。
ステップ506に戻り、ステップ506において、基地局はアップリンクヌル期間中の背景干渉を測定する。次に、ステップ510において、基地局は測定した背景干渉の関数として第1のアップリンク送信電力制御値を決定する。ステップ510はサブステップ512を含む。サブステップ512において、基地局は格納された干渉配分情報を前記測定背景干渉と組み合わせて用いて、第1のアップリンク送信電力制御値を生成する。サブステップ512はサブステップ514、516、518、および520を含む。サブステップ514において、基地局は、格納された干渉配分情報によって示される干渉配分制限を測定背景干渉が超えているかどうかを決定する。配分制限を超える場合、動作はサブステップ514からサブステップ516へ進む。他の場合には、動作はサブステップ514からサブステップ518へ進む。
サブステップ516において、基地局は先行のアップリンク送信電力制御値を修正する。前記修正された送信電力制御値は先行アップリンク送信電力制御値よりも、ピアツーピア送信電力レベルをより制限する。サブステップ518に戻り、サブステップ518において、基地局は測定背景干渉が格納された干渉配分情報によって示される前記干渉配分制限より低いか、例えば、少なくとも予め定められたしきい値だけ低いかを決定する。サブステップ518において、測定背景干渉が干渉配分制限より低く、例えば試験基準を満たす場合、動作はサブステップ518からサブステップ520へ進む。サブステップ520において、基地局は先行のアップリンク送信電力制御値を修正する。前記修正された送信電力制御値はピアツーピア送信電力レベルを先行の送信電力制御値により制御されたレベルより高いレベルに上げる。
動作はステップ510からステップ522へ進む。そこで、基地局は前記決定された第1のアップリンク送信電力制御値をダウンリンク周波数帯域で送信する。
図12は種々の実施例に従って基地局を動作させる代表的方法のフローチャート600である。この代表的方法の動作はステップ602で始まり、ステップ604へ進む。ステップ604において、基地局は干渉配分情報を格納する。動作はステップ604からステップ606およびステップ608へ進む。
継続的に実行されるステップ608において、基地局は、隣接基地局間でアップリンクヌル期間の同期を保持するために、少なくとも1つの隣接基地局との同期を保持するように動作される。種々の実施例において、アップリンクのヌル期間は、基地局によって用いられる帯域幅の少なくとも一部分が基地局へのアップリンク信号の送信用に意図的に用いられない期間である。
ステップ606に戻り、ステップ606において、基地局は第1のアップリンクヌル期間中の背景干渉を測定する。次に、ステップ610において、基地局は測定背景干渉の関数として第1のアップリンク送信電力制御値を決定する。動作はステップ610からステップ612へ進む。ステップ612において、基地局は前記決定された第1のアップリンク送信電力制御値をダウンリンク周波数帯域で送信する。動作はステップ612からステップ614へ進む。
ステップ614において、基地局は第2のアップリンクヌル期間中の背景干渉を測定する。次に、ステップ616において、基地局は第1のアップリンクヌル期間および第2のアップリンクヌル期間に対応する測定値から測定背景干渉における変化を決定する。動作はステップ616からステップ618へ進む。
ステップ618において、基地局は第2のアップリンクヌル期間に対応する測定背景干渉と測定背景干渉の変化との関数として第2のアップリンク送信電力制御値を決定する。次に、ステップ620において、基地局は決定された第2のアップリンク送信電力制御値をダウンリンク周波数帯域で送信する。動作はステップ620からステップ622へ進む。
ステップ622において、基地局は第3のアップリンクヌル期間に、背景干渉を測定する。次に、ステップ624において、基地局は第2のアップリンクヌル期間および第3のアップリンクヌル期間に対応する測定値から測定背景干渉における変化を決定する。動作はステップ624からステップ626へ進む。そこで、基地局は第1のアップリンク送信電力制御値と第2のアップリンク送信電力制御値間の差分を決定する。動作はステップ626からステップ628へ進む。
ステップ628において、基地局は第3のアップリンクヌル期間に対応する測定背景干渉、第2および第3のアップリンクヌル期間間の測定背景干渉の決定された変化、並びに2つの先行送信電力制御値間の決定された差分の関数として第3のアップリンク送信電力制御値を決定する。動作はステップ628からステップ630へ進む。そこで、基地局は決定された第3のアップリンク送信電力制御値をダウンリンク周波数帯域で送信する。
図13は種々の実施例に従う代表的基地局2800の図である。代表的基地局2800は、広域ネットワークアップリンク通信に用いる同じ無線リンク資源で送信するピアツーピア無線端末からの受信干渉を処理する。代表的基地局2800は、送信電力レベルを決定する際にピアツーピア無線端末が利用するアップリンク電力制御信号を決定し、ダウンリンク周波数帯域で送信する。また、いくつかの実施例において、基地局2800によってダウンリンク周波数帯域で送信されるアップリンク電力制御信号は、その基地局をネットワークの接続点として用い、アップリンク信号を基地局へ送信する無線端末によっても、送信電力を制御するために利用される。
代表的基地局2800はバス2812を介して互いに接続された受信機モジュール2802、送信機モジュール2804、プロセッサ2806、I/Oインターフェース2808、およびメモリー2810を含み、このバス上で種々の要素はデータおよび情報を交換し得る。
受信機モジュール2802、例えばOFDM受信機は受信アンテナ2814に接続される。このアンテナを介して無線通信デバイス2800は無線端末、例えばセルラモードで動作し、ネットワーク接続点として基地局2800を用いる無線端末からのアップリンク信号を受信する。また、受信機モジュール2802は周辺で動作しているピアツーピア通信デバイスから干渉を受ける。また、いくつかの実施例において、受信機モジュール2802は隣接セル内のセルラデバイスからのアップリンク信号伝送から干渉を受ける。
送信機モジュール2804、例えば、OFDM送信機は送信アンテナ2816に接続され、このアンテナを介して基地局2800はネットワーク接続点として基地局2800を用いる無線端末へダウンリンク信号を送信する。また送信機モジュール2804は、基地局のダウンリンク帯域で、ピアツーピア無線端末が送信電力レベルを制御するためにピアツーピア無線端末によって用いられるアップリンク送信電力制御値を送信する。このピアツーピア無線端末はピアツーピア信号伝送用に基地局のアップリンク帯域を用い、従って基地局受信機端末2802から見た干渉を発生させる。
メモリー2810はルーチン2818およびデータ/情報2820を含む。プロセッサ2806、例えばCPUは、ルーチン2818を実行し、基地局2800の動作を制御し、方法を実施するためにメモリー2810内のデータ/情報2820を用いる。ルーチン2818は通信ルーチン2822、干渉測定モジュール2824、無線端末電力制御モジュール2826、および無線端末電力制御信号送信モジュール2830を含む。いくつかの実施例において、ルーチン2818は広域ネットワーク同期モジュール2828および干渉形式分離モジュール2832の1つ以上を含む。
通信ルーチン2822は基地局2800で用いられる種々の通信プロトコルを実施する。干渉測定モジュール2824はアップリンクヌル期間中の背景干渉を測定する。無線端末電力制御モジュール2826はアップリンク送信電力制御値を測定背景干渉の関数として決定する。種々の実施例において、無線端末電力制御モジュール2826は、格納された干渉配分情報をアップリンク送信電力制御値を生成するための測定背景干渉と組み合わせて用いてアップリンク電力制御値を決定する。無線端末電力制御信号送信制御モジュール2830は、生成されたアップリンク送信電力制御信号、例えば第1のアップリンク送信電力制御値2850を送信するために送信機モジュール2804を制御する。いくつかの実施例において、制御モジュール2830は循環スケジュールに従って、生成されたアップリンク送信電力制御値を基地局のダウンリンク周波数帯域で送信するように送信モジュール2804を制御する。いくつかの実施例において、制御モジュール2830は送信を干渉レベル情報の関数として制御する。いくつかの実施例において、無線端末電力制御モジュール2826はアップリンク送信電力制御値を、測定背景干渉と測定背景干渉における先行測定値からの変化との関数として決定する。いくつかの実施例において、無線端末電力制御モジュール2826はアップリンク送信電力制御値を、2つの先行送信電力間の差分の関数として決定する。
いくつかの実施例において、測定背景干渉が、格納された干渉配分情報によって示される干渉配分制限を超える場合には、無線端末電力制御モジュール2826は、アップリンク送信電力制御値を先行アップリンク送信電力制御値の修正を含む動作によって決定するが、この修正された送信電力制御値は先行アップリンク送信電力制御値よりもピアツーピア送信電力をより制限する。いくつかの実施例において、測定背景干渉が格納された干渉配分情報によって示される干渉配分制限より低い場合には、無線端末電力制御モジュール2826は、アップリンク送信電力制御値を先行アップリンク送信電力制御値の修正を含む動作によって決定するが、この修正された送信電力制御値は先行アップリンク送信電力制御値よりピアツーピア送信電力を増加させる。種々の実施例において、より高いレベルへの変更は前記測定された干渉が前記干渉配分制限より少なくとも予め定められたしきい値だけ低い場合に実行される。
このように、アップリンク送信電力制御値はピアツーピア通信の送信電力レベルを調整するために基地局2800によって用いられ、これにより基地局のアップリンク周波数帯域で基地局2800へ送られるアップリンク信号への干渉に影響を与える。
広域ネットワーク同期モジュール2828は、隣接基地局間でアップリンクヌル期間の同期を保持するために、少なくとも1つの隣接基地局との同期を保持するために用いられる。
干渉形式分離モジュール2832は、ピアツーピア通信に起因するアップリンク干渉寄与量の推定値を得るために用いられる。いくつかの実施例において、干渉形式分離モジュール2832は、ピアツーピア干渉を他の干渉源、例えば基地局2800に関して同期していない隣接セル内のアップリンク信号を送信するセルラ通信デバイス、から分離することの一部分として、アップリンク送信電力制御値における制御された変化レベルを意図的に入力し、後続のアップリンクヌル期間の干渉測定において観測される影響を計算する。
データ/情報2820は時間/周波数構造情報2834、格納された干渉配分情報2840、複数セットの干渉測定情報(アップリンク干渉測定情報1 2846、…、アップリンク干渉測定情報N 2848)、および複数の生成されたアップリンク送信電力制御値(第1のアップリンク送信電力制御値2850、…、M番目のアップリンク送信電力制御値2852)を含む。
時間/周波数構造情報2834は循環時間構造情報2836を含む。循環時間構造情報2836はアップリンクヌル期間2838を識別する情報を含む。いくつかの実施例において、アップリンクヌル期間は、前記基地局によって用いられるアップリンク帯域幅の少なくとも一部分が基地局へのアップリンク信号の送信用に意図的に用いられない期間に一致する。いくつかの実施例において、アップリンクヌル期間は、基地局2800を接続点として用いる無線端末、例えば、セルラ通信デバイスが基地局2800へアップリンク信号を送ることを控える期間である。この期間にピアツーピア無線端末信号伝送はアップリンク周波数帯域を使用し続ける。したがって、基地局2800はこの期間に背景干渉を測定できる。隣接基地局が、アップリンクヌル期間が同時に発生するように同期されている場合、これらの期間の測定雑音はピアツーピア信号伝送に関係づけることができる。しかし、隣接基地局が同期しておらず、かつ同じアップリンク帯域が使用されている場合、そのようなアップリンクヌル期間の測定干渉は隣接基地局に対応するピアツーピア無線端末およびセルラ通信デバイス双方からの干渉を含む。
格納された干渉配分情報2840は背景干渉限度情報2842およびしきい値情報2844を含む。
図14は種々の実施例に従う、代表的通信システム902および周波数帯域利用表904を含む図面900である。代表的通信システム900において、広域ネットワークはピアツーピア通信と帯域幅を共有する。種々の実施例において、広域ネットワークは展開済みのシステムに対応し、ピアツーピアはアドオンおよび/またはアップグレード出来るという特徴を有する。いくつかの実施例において、代表的通信システム902は初めはWANおよびピアツーピア双方の可能性を含んで展開される。周波数帯域利用表904は代表的システム902に対応できる2つの形式の実施例を示す。第1の形式の実施例、形式Aの実施例、において、広域ネットワークは周波数分割二重(FDD)を用い、広域周波数分割二重アップリンク帯域はピアツーピア通信動作と帯域幅を共有し、かつWAN FDDダウンリンク帯域はWANダウンリンク信号およびピアツーピアデバイス制御用の放送信号を伝達する。第2の形式の実施例、形式Bの実施例、において、広域ネットワークは、WAN信号伝送に関してアップリンクとダウンリンクに同じ周波数帯域が用いられる時分割二重(TDD)を用い、広域帯域はアップリンクスロットをピアツーピア通信動作と共有し、かつ広域ネットワークはピアツーピアデバイス制御のための放送信号を伝達するためにダウンリンクタイムスロットを共有する。したがって、双方の形式の実施例において、広域ネットワーク通信デバイスからのアップリンク信号伝送はピアツーピア通信デバイスによるピアツーピア通信信号の受信と干渉し得る。またピアツーピア通信デバイス間で送られるピアツーピア通信信号は基地局における広域ネットワークアップリンク信号の受信と干渉し得る。さらに、基地局から送信されるピアツーピアデバイスによって用いられることが意図された制御信号は、ダウンリンクWAN信号伝送のために通常確保された資源を用いて伝達される。
代表的通信システム902は例えば基地局906、広域ネットワーク無線端末908、例えばセルラ移動ノード、第1のピアツーピア無線端末910、および第2のピアツーピア無線端末912を含む。例示目的のために、広域ネットワーク無線端末908がアップリンク信号を基地局906へ送信する場合を考える。基地局906はこの信号を受信し、受信信号を測定し、PC1とする。ピアツーピア無線端末2 912から見て信号914は広域ネットワーク無線端末908からの干渉916と見なされる。次に、第1のピアツーピア無線端末910がピアツーピア無線端末2 912へピアツーピア信号918を送信する場合を考える。基地局906から見て信号918は第1のピアツーピア無線端末910からの干渉920と見なされる。基地局906は、この干渉を受信し、受信信号を測定し、PP1とする。
種々の実施例に従って、優先度が広域システムに与えられ、干渉は基地局で処理される。例えば、電力制御値αは、(PC1/PP1)≦αであるような結果を達成するように選択される。そのようないくつかの実施例において、αは−10dB、−20dB、または−30dBのような値である。この例において、1つの広域ネットワークの無線端末のアップリンク信号伝送に対応する基地局受信に関して干渉を引き起こす1つのピアツーピア無線端末に関して説明したが、干渉を送信し引き起こす複数のピアツーピアがあるかもしれないこと、または時にはあることが理解されるべきである。また基地局が復元を試みるアップリンク信号を基地局へ送信する複数の広域ネットワーク無線端末があるかもしれないこと、または時にはあることが理解されるべきである。従って、干渉を処理するために基地局で決定される制御係数αは複数ユーザに依存するかもしれないし、時には依存する。いくつかの実施例において制御係数αはユーザ数例えば動作中の広域ネットワークユーザ数、および/または動作中のピアツーピアユーザ数に依存する。
図15は広域ネットワークに基地局がピアツーピア雑音を監視し測定するサイレント期間を有する種々の実施例の特徴を示す図面1002である。代表的図面1002は基地局1004を含み、その基地局は対応するセルラカバレッジエリア1006を有する。いくつかの実施例において、セルラカバレッジエリアは少なくとも1キロメートルの半径を有する。セル内にはセルラ動作モードで動作している複数の無線端末(WT A 1008、WT B 1010、WT C 1012、WT D 1014)がある。これらの無線端末(1008、1010、1012、1014)は、基地局1004からダウンリンク信号を受信し、基地局1004へアップリンク信号を送信する。しかし、この図の時点は、広域ネットワーク無線端末(1008、1010、1012、1014)がいかなるアップリンク信号も送信しない意図的な広域ネットワークアップリンクサイレント期間である。
また、セル1006は、ピアツーピア動作モードで動作している複数の無線端末(WT 1 1016、WT 2 1018、WT 3 1020、WT 4 1022)を含む。ピアツーピア通信はこの期間中は制約されていない。ピアツーピアWT 1 1016は丁度ピアツーピア信号1024をピアツーピア無線端末2 1018へ送信しているところである。この送信されたピアツーピア信号1024は基地局1004の受信機から見てピアツーピア雑音干渉信号1026と見なされる。ピアツーピアWT 3 1020は丁度ピアツーピア信号1028をピアツーピア無線端末4 1022へ送信しているところである。この送信されたピアツーピア信号1028は基地局1004の受信機から見てピアツーピア雑音干渉信号1030と見なされる。
図16は種々の実施例のいくつかの特徴を示す図面1102で、図15の例の続きの図である。セル1006において、基地局1004は電力制御値αを、測定されたピアツーピア干渉の関数として決定する。次に、基地局はWANダウンリンク無線リンク資源を用いて、この制御値αを無線端末で用いられることになる信号1104を介して放送する。この代表的実施例において、基地局は制御値αに対する単一の値を放送する。しかし値αは放送信号1104を受信する異なる無線通信デバイスによって異なって用いられるかもしれないし、時には用いられる。この実施例において、セルラモードで動作している無線端末の集合(WT A 1008、WT B 1010、WT C 1012、WT D 1014)は第1の電力制御関数f(α)1106を用いて送信電力レベル制御パラメータを決定する。一方、ピアツーピアモードで動作している無線端末の集合(WT 1 1016、WT 2 1018、WT 3 1020、WT 4 1022)は第2の電力制御関数f(α)1108を用いて送信電力レベル制御パラメータを決定する。
図17は種々の実施例の特徴を示す制御値の代表的ルックアップテーブル1200の図である。いくつかの実施例において、無線端末はダウンリンク周波数帯域で基地局から放送電力制御値を受信し、受信値と対応するサービスレベルとの関数として用いるそれ自身の電力制御値を決定する。種々のサービスレベルは種々のトラヒック形式、種々の形式のサービス、および/またはそのサービスの種々のユーザに対応するかもしれないし、時には対応する。また種々のサービスレベルにマッピングするかもしれないし、時にはマッピングする。例えば、代表的な種々の優先度は、いくつかの実施例において、種々のトラヒック形式、例えば音声、レイテンシが重要なデータ、およびベストエフォート型のデータに関係づけられる。代表的種々の形式のサービスは、例えば緊急通信サービスおよび通常の通信を含む。種々の形式のユーザは、例えば警察、消防、緊急サービスのような高優先度ユーザ、高サービスレベルプランに加入した中優先度ユーザ、および低サービスプランに加入した低優先度ユーザを含む。したがって、いくつかの実施例において、復元される電力制御値は優先レベルの関数として変更される。
代表的表1200において、第1列1202は代表的受信制御信号値αを示し、第2列1204は代表的対応するサービスレベル1の制御値αを示し、第3列1206は代表的対応するサービスレベル2の制御値αを示し、第4列1208は代表的対応するサービスレベル3の制御値αを示す。第1行1210はルックアップテーブル1200を用いる無線端末が基地局から、−10dBを示しその対応するサービスレベルが(サービスレベル1、サービスレベル2、サービスレベル3)の放送電力制御値を受信する場合、その電力制御値としてそれぞれ(−10dB、−15dB、−20dB)を用いることを示す。第2行1212はルックアップテーブル1200を用いる無線端末が基地局から、−20dBを示しその対応するサービスレベルが(サービスレベル1、サービスレベル2、サービスレベル3)の放送電力制御値を受信する場合、その電力制御値としてそれぞれ(−20dB、−25dB、−30dB)を用いることを示す。第3行1214はルックアップテーブル1200を用いる無線端末が基地局から、−30dBを示しその対応するサービスレベルが(サービスレベル1、サービスレベル2、サービスレベル3)の放送電力制御値を受信する場合、その電力制御値としてそれぞれ(−30dB、−35dB、−40dB)を用いることを示す。
図18は種々の実施例に従って、基地局、例えばアップリンク帯域幅がピアツーピア信号伝送にも利用される基地局を動作させる代表的方法のフローチャート1300である。基地局は、例えば隣接基地局間で同期して動作するセルラ通信システムの構成要素として動作する基地局である。隣接基地局間の同期は共通のアップリンクヌル期間の実施を容易にする。この期間に広域ネットワーク無線端末セルのアップリンク信号伝送はすべて停止するように制御されるかもしれない。これらのヌル期間は背景干渉の測定に利用される。そのような実施例において、背景干渉WをW=熱雑音+ピアツーピア雑音で近似することができる。基地局は、干渉を制御することを要望し、近傍の無線端末によって受信されるべき電力制御係数αを決定し、ダウンリンク周波数帯域で放送する。
動作はステップ1302で始まる。そこで基地局は電源を投入され初期化される。いくつかの実施例において、初期化は電力制御係数αの規定値の使用を含む。この値はダウンリンク周波数帯域で無線端末へ放送される。動作は開始ステップ1302からステップ1304へ進む。ステップ1304において、基地局はヌル期間、例えばWAN無線端末が信号伝送を控えるよう制御されるアップリンクヌル期間に背景干渉Wを測定する。
動作はステップ1304からステップ1306へ進む。ステップ1306において、基地局は測定背景干渉の関数として電力制御係数αを決定する。種々の実施例において、用いられる関数はWが増加すると、少なくともあるWの非ヌルの範囲においてαが増加するようなものである。いくつかの実施例において、ステップ1306の決定は格納された干渉配分情報との比較を含む。動作はステップ1306からステップ1308へ進む。
ステップ1308において、基地局は決定された電力制御係数αをダウンリンク周波数帯域で放送する。動作はステップ1308からステップ1304を進む。そこで、背景干渉の別の測定が実行される。
いくつかの実施例において、背景干渉の複数の測定が実行され、複数のヌル期間に対応して決定された電力制御係数を生成する際に用いられる。この係数は放送される。このように、いくつかの実施例において、基地局はステップ1308において決定された電力制御係数を放送する前に1組のヌル期間に対応して1組の背景測定、例えばステップ1304の複数の繰り返しを実行する。
図19は、種々の実施例に従う、例えばアップリンク帯域幅がピアツーピア信号伝送にも利用される基地局を動作させる代表的方法のフローチャート1400である。基地局は、例えば隣接基地局間で同期せずに動作するセルラ通信システムの構成要素として動作する基地局である。基地局のアップリンクヌル期間に用いられるアップリンクタイミング構造において、アップリンクヌル期間は基地局に利用される。しかし、隣接セルの動作が同期していないため、隣接セルからの干渉レベルは時間と共に変化するかもしれず、このことが、隣接基地局が同期され、意図的なアップリンクヌルが同時に発生するように制御される場合よりも、背景干渉のピアツーピア成分を抽出することを一層困難にする。基地局は、干渉を制御することを要望し、近傍の無線端末によって受信されるべき電力制御係数αを決定し、放送する。この実施例の特徴に従って、応答を測定するために、基地局は制御された入力として基地局が放送する放送電力制御係数を意図的に変化させる。
動作はステップ1402で始まる。そこで、基地局は電源を投入され、初期化され、ステップ1404へ進む。ステップ1404において、基地局は電力制御係数αをダウンリンク周波数帯域で放送する。この時点で、αは、初期設定から得た規定値である。次に、ステップ1406において、基地局はヌル期間、例えばその基地局を使用する無線通信デバイスがアップリンク信号の送信を意図的に制約されるアップリンクWANヌル期間に背景干渉Wを測定する。動作はステップ1406からステップ1408へ進む。
ステップ1408において、基地局は第2の電力制御係数αを決定するために電力制御係数を調整する。例えば、α=α+Δα、ここでΔαはゼロでない値であり、正または負となりうる。通常Δαはαの小さい割合、例えばαの25%より小さい大きさを有する。動作はステップ1408からステップ1410へ進む。ここで基地局は新しい電力制御係数αをダウンリンク周波数帯域で送信する。動作はステップ1410からステップ1412へ進む。
ステップ1412において、基地局はヌル期間に、背景干渉Wを測定する。動作はステップ1412からステップ1414へ進む。ステップ1414において、基地局は測定背景干渉における変化と送信された電力制御係数における変化との関数として、電力制御係数αを決定する。例えば、αはΔWとΔαの関数として決定される。ここでΔW=W−Wである。代表的一実施例において、αはα=α+Δαおよびα=α−Δαの1つである。動作はステップ1414からステップ1416へ進む。そこで、基地局はα=αに設定する。次に、動作はステップ1404ヘ進む。ここで基地局は電力制御係数αをダウンリンク周波数帯域で放送する。
図20は横軸1504の制御係数αに対する縦軸1502の雑音Wのプロットの図面1500である。アップリンク信号を復元しようとする基地局における受信雑音を表す雑音Wはピアツーピア雑音および他のセルの干渉を含む。変数αは電力制御係数である。曲線1506は他のセルの干渉レベル1508に対応するα対Wの特性曲線である。第1の基地局に対応する意図的アップリンクヌル期間に、第1の基地局はアップリンク信号伝送を控えるために、ネットワーク接続点としてその基地局を用いる無線端末を意図的に制御する。この意図的アップリンクヌル期間において、セル内のピアツーピア動作は続けることが許される。このように、ピアツーピアの動作は第1の基地局受信機に雑音として扱われ、測定雑音Wに寄与する。
次に、隣接基地局が第1の基地局に関して非同期で作動していると考える。隣接基地局が第1の基地局に関して非同期であるため、隣接基地局の意図的アップリンクヌル期間は第1の基地局の意図的ヌル期間とオーバラップする必要がない。したがって、隣接基地局のアップリンク信号伝送は第1の基地局の意図的ヌル期間に第1の基地局により測定される測定雑音Wに寄与する。
W対αの特性曲線1506は他のセルの干渉1508の所与のレベルに対応する。これは干渉の最小レベルを表す。曲線1506のほぼ飽和点で動作している場合、αの増加は雑音Wの減少に顕著な改善を与えない。αの増加はピアツーピア信号伝送のための送信電力の制限に対応する。したがって、そのような状態のもとでは、ピアツーピア送信電力レベルをさらに制約することはセルラ無線端末からのアップリンク信号の受信を顕著には改善しない。しかし、曲線1506の傾斜が大きい値の点を用いて動作している場合、αの僅かな増加は雑音Wのレベルに顕著な減少変化をおよぼすことができる。そのような状態のもとでは、しばしば、セルベースの無線端末からのアップリンク信号の復元を改良するためにαを減少させることは有益であるかもしれない。例えば、ピアツーピア送信電力レベルの僅かの減少は、そのような状態のもとでは、アップリンク信号伝送復元および/またはスループットの顕著な改善をもたらすことができる。
一般に、種々の実施例において、良好な広域ベース、例えばセルラベースの通信の受信はピアツーピア信号伝送より高い優先度を与えられる。しかし、所望のセルベースのアップリンク受信品質の特定のレベルが与えられると、ピアツーピア通信スループットが最大化されることが望ましい。W対α特性曲線が他のセルの干渉の関数として変化することが観測されるかもしれない。他のセルの干渉は第1のセルの動作に関係なく変化するかもしれないし、時には変化する。例えば、隣接セル内のセルラベースの無線端末ユーザ数、隣接セルのアップリンクトラヒック量、その他のような条件に起因して、第1の基地局が感知する他のセルの干渉は異なる値へ変化するかもしれない。図21のプロット1600は図20の他のセルの干渉レベル1508とは異なる他のセルの干渉レベル1608を示す。さらに、図21に特性曲線1506と比べて異なる特性曲線1606を示す。
図22は雑音測定に応じて種々の実施例で用いられる電力制御係数αの選択を調整する代表的方法を示す。図22は横軸1504の制御係数αに対する縦軸1502の雑音Wのプロット1700であり、特性曲線1506に一致する。動作時に、第1の基地局は、第1の基地局が、曲線1506は曲線1506および図21の曲線1606を含む曲線群の1つである状態で、図20の他のセルの干渉レベル1508に対応する特性曲線1506上で動作していることを知らないかもしれない。
第1の基地局はαを初期値α1702に設定する。これはダウンリンク周波数帯域で放送される。値α1702は、第1の基地局のセル内でピアツーピア無線端末により、対応するアップリンク周波数帯域でのそれらのピアツーピア送信電力を制御するために用いられる。第1の基地局の意図的アップリンクヌル期間に、第1の基地局は受信雑音レベルWを測定し、W1706とする。次に、第1の基地局はα1710を得るためにαの値をΔα1708だけ意図的に変化させる。これは特性曲線1506上で受信雑音レベルを異なる点へ(1704から1712へ)意図的に動かすために用いられる制御された入力を表す。第1の基地局はパラメータα1710をダウンリンク周波数帯域で放送する。値α1710は第1の基地局のセル内のピアツーピア無線端末によって用いられ、アップリンク周波数帯域のそれらのピアツーピア送信電力を制御する。第1の基地局の意図的アップリンクヌル期間に、第1の基地局は受信雑音レベルWを測定し、W1714とする。第1の基地局は、Wの変化、ΔW1716を測定する。次に、第1の基地局は入力移動値Δα1708、測定された応答ΔW1716およびいくつかの格納された干渉配分情報の関数として新しい値をαに決定する。いくつかの実施例において、第1の基地局は少なくとも1つの雑音測定点、例えばWまたはWの関数として新しい値をαに決定する。この例において、第1の基地局は、小さいおよび大きいの決定は予め定められた格納された干渉配分情報に関係している状態で、ΔWが小さい場合、点1718で示されるようにαに対する新しい値αをα=α−Δαに設定する。一方第1の基地局はΔWが大きい場合、点1720で示されるようにαに対する新しい値αをα=α+Δαに設定する。次に、電力制御係数αは第1の基地局によってダウンリンク周波数帯域で放送され、アップリンク周波数帯域で送信電力レベルを制御するためにセル内のピアツーピア無線端末によって用いられる。
図23は広域ネットワーク、例えばセルラ通信のために時分割二重(TDD)を利用するいくつかの実施例における代表的帯域幅利用を示す図面1800である。例えば、ある基地局に対応する広域ネットワークに関して、同じ周波数帯域が例えばアップリンクとダウンリンク間の交互パターンで共有される。例えば、広域、例えばセルラ通信に用いられるTDD帯域は、時間軸1802に沿ってブロック(1804、1806、1808、1810)で示すように、それぞれ(アップリンク、ダウンリンク、アップリンク、ダウンリンク)に用いられる。通常のセルラベースの動作に加えて、基地局はピアツーピア参照および/または(複数の)制御放送信号、例えばビーコン信号および/または他の放送信号を、広域ダウンリンク信号伝送のために通常確保された期間に送信する。これはブロック(1806、1810)に対する期間にそれぞれ対応する信号(1812、1814)によって表される。さらに、広域ネットワーク、例えばセルラアップリンクに用いられるように指示された期間は、ピアツーピアブロック(1816、1818)とそれぞれ同時動作するセルラアップリンクブロック(1804、1808)で示されるように、同じTDD帯域を用いてピアツーピア信号伝送にも用いられる。
図24は広域ネットワーク、例えばセルラ通信のために周波数分割二重(FDD)を利用するいくつかの実施例における代表的帯域幅利用を示す図面1900である。広域ネットワークに関して、例えば基地局に対応して異なる周波数帯域がアップリンクおよびダウンリンクで用いられる。この代表的実施例において、FDD広域アップリンク帯域は周波数軸1902に沿ってブロック1904で表され、FDD広域ダウンリンク帯域はブロック1906で表される。いくつかの実施例において、アップリンクとダウンリンク帯域は隣接している。いくつかの実施例において、アップリンクおよび/またはダウンリンク帯域は非連続の部分を含む。いくつかの実施例において、アップリンクおよびダウンリンク帯域の1つの少なくとも一部分は、アップリンクおよびダウンリンク帯域のもう一方の2つの異なる部分の間に含まれる。
FDD広域アップリンク帯域内の通常のセルラベースのアップリンク信号伝送に加えて、この帯域はピアツーピアに関係する他の動作に用いられる。図24において、FDD広域ダウンリンク帯域1906は、ピアツーピア放送の参照および/または制御(複数の)信号1908を送信するために、基地局によっても用いられる。例えばビーコン信号および/または他の放送信号はピアツーピア無線端末によって用いられる基地局によって送信される。ピアツーピア無線端末は、FDD広域アップリンク帯域1904に一致する周波数軸1902上に配置されたブロック1910で示すように、ピアツーピア信号伝送に対して同じ帯域を用いる。
図25は、種々の実施例に従う、代表的周波数帯域および広域ネットワーク通信利用とピアツーピア通信利用の間の共有周波数帯域の利用を示す図面2100である。広域ネットワーク通信帯域として用いられる帯域が、ピアツーピアTDD受信機帯域としておよびピアツーピアTDD送信機帯域としての利用のためにも割り当てられる。一例として、図25に示される帯域は、マルチモード無線通信デバイス、例えばWANアップリンクおよびダウンリンク通信帯域の異なる位置および/または異なる時間に利用可能および/または用いられる、異なる対と共に利用される。
水平軸2101は周波数を表す。周波数fUL12103に対応して、広域ネットワークアップリンク周波数分割二重帯域2102、ピアツーピア時分割二重送信帯域2106およびピアツーピア時分割二重受信帯域2108がある。広域ネットワークアップリンク周波数分割二重帯域2102は広域ネットワークダウンリンク周波数分割二重帯域2104と対にされる。周波数fDL12105に対応して、広域ネットワークダウンリンク周波数分割二重帯域2104がある。WANダウンリンクFDD帯域2104は、ビーコン信号または非ビーコン制御チャネル信号、のような基地局を送信源とする放送信号を伝達するための帯域2109としても用いられる。このビーコン信号または非ビーコン制御チャネル信号は、ピアツーピア送信電力制御に用いられるようなピアツーピア信号伝送に作用させるために用いられる参照および/または制御情報信号を伝達するためのものである。
同様に、周波数fUL22113に対応して、広域ネットワークアップリンク周波数分割二重帯域2112、ピアツーピア時分割二重送信帯域2116およびピアツーピア時分割二重受信帯域2118がある。広域ネットワークアップリンク周波数分割二重帯域2112は広域ネットワークダウンリンク周波数分割二重帯域2114と対にされる。周波数fDL22115に対応して、広域ネットワークダウンリンク周波数分割二重帯域2114がある。WANダウンリンクFDD帯域2114はビーコン信号または非ビーコン制御チャネル信号のような基地局を送信源とする放送信号を伝達するための帯域2119としても用いられる。このビーコン信号または非ビーコン制御チャネル信号はピアツーピア送信電力制御に用いられるようなピアツーピア信号伝送に作用させるために用いられる参照および/または制御情報信号を伝達するためのものである。
同様に、周波数fUL32123に対応して、広域ネットワークアップリンク周波数分割二重帯域2122、ピアツーピア時分割二重送信帯域2126およびピアツーピア時分割二重受信帯域2128がある。広域ネットワークアップリンク周波数分割二重帯域2122は広域ネットワークダウンリンク周波数分割二重帯域2124と対にされる。周波数fDL32125に対応して、広域ネットワークダウンリンク周波数分割二重帯域2124がある。WANダウンリンクFDD帯域2124はビーコン信号または非ビーコン制御チャネル信号のような基地局を送信源とする放送信号を伝達するための帯域2129としても用いられる。このビーコン信号または非ビーコン制御信号はピアツーピア送信電力制御に用いられるようなピアツーピア信号伝送に作用させるために用いられる参照および/または制御情報信号を伝達するためのものである。
いくつかの実施例において、TDDとFDDの少なくとも1つを用いるセルラベースの通信システムはピアツーピア信号伝送を、例えばセルベースのアップリンク広域ネットワークのアップリンク信号伝送にも用いる無線リンク資源を共有する少なくともいくつかのピアツーピア信号伝送に適応させる。いくつかの実施例において、TDDとFDDの少なくとも1つを用いる通常のセルラベースの通信システムは、ピアツーピア信号伝送を、例えばセルベースのアップリンク広域ネットワークのアップリンク信号伝送に通常確保された無線リンク資源を共有する少なくともいくつかのピアツーピア信号伝送に適応させるように修正される。いくつかの実施例において、ピアツーピア信号伝送ではなくセルベースの信号伝送をサポートする多くのレガシー通信装置はこの通信システム内で用いられ続けることができる。種々の実施例において、通信システムは少なくともいくつかの通信デバイスがピアツーピア通信をサポートするがセルベースの通信をサポートしない状態にある複数の通信デバイスの混在をサポートする。いくつかの実施例において、通信システムは少なくともいくつかの通信デバイスがピアツーピア通信とセルベースの通信の双方をサポートする状態にある複数の通信デバイスの混在をサポートする。
主としてOFDMシステムの文脈で説明したが、種々の実施例の方法および装置は多くの非OFDMおよび/または非セルラシステムを含む広範囲の通信システムに適用可能である。いくつかの代表的システムはピアツーピア信号伝送、例えばいくつかのOFDM形式の信号およびいくつかのCDMA形式の信号で利用される複数の技術の混在を含む。
種々の実施例において、ここで説明したノードは、1つ以上の方法に対応するステップを実行する1つ以上のモジュールを用いて実施される。ステップは例えばアップリンク帯域幅を走査すること、基地局信号を評価すること、送信電力レベル制御パラメータを決定すること、ピアツーピア送信電力を制御すること、干渉を測定すること、送信電力制御値を決定すること、送信電力制御パラメータを送信すること等である。いくつかの実施例において、種々の特徴はモジュールを用いて実施される。そのようなモジュールはソフトウェア、ハードウェア、またはソフトウェアとハードウェアの組み合わせを用いて実施されるかもしれない。上で説明した方法または方法のステップの多くは、例えば1つ以上のノードにおいて上記方法のすべてまたは一部を実施するために、機械実行可能な命令を用いて実施されうる。これらの命令は、メモリーデバイス、例えばRAM、フロッピー(登録商標)ディスク等、のような機械可読媒体に含まれ、機械、例えば付加的ハードウェアを含むまたは含まない汎用計算機、を制御するためのソフトウェアのようなものである。従って、特に、種々の実施例は機械、例えばプロセッサおよび関連ハードウェアに上記(複数の)方法の1つ以上のステップを実行させるための機械実行可能な命令を含む機械可読媒体に関するものである。
上で説明した方法および装置の多くの付加的変形例は上の説明に鑑みて当業者に明らかになるだろう。そのような変形は、本発明の範囲内と考えられる。種々の実施例の方法および装置は、CDMA、直交周波数分割多重(OFDM)、および/またはアクセスノードと移動ノードとの間の無線通信リンクを提供する種々の他の形式の通信技術と共に用いられるかもしれないし、種々の実施例では用いられる。いくつかの実施例において、アクセスノードはOFDMおよび/またはCDMAを用いる移動ノードとの通信リンクを確立する基地局として実施される。種々の実施例において、移動ノードはノートパソコン、携帯情報端末(PDA)、または種々の実施例の方法を実施するための、受信機/送信機回路および論理回路および/またはルーチンを含む他の携帯デバイスとして実施される。

Claims (88)

  1. 基地局のアップリンク周波数帯域でのピアツーピア通信をサポートする無線通信デバイスを動作させる方法であって、
    ダウンリンク周波数帯域で基地局から第1の信号を受信することと、
    前記受信信号に関する評価を実行することと、
    前記アップリンク周波数帯域における少なくともいくつかのピアツーピア信号送信に対するピアツーピア送信電力を前記第1の受信信号の評価結果の関数として制御することと、
    を備える方法。
  2. 前記評価は信号電力測定である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記評価は、前記受信信号で伝達された、符号化された情報の抽出である、請求項1に記載の方法。
  4. 前記評価は、前記受信信号の受信電力レベルと、前記受信信号で伝達された、抽出され、符号化された情報の双方から情報を得ることを含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1の信号が受信される時間と異なる時間に前記ダウンリンク周波数帯域で前記基地局から第2の信号を受信することと、
    前記第2の受信信号に関する評価を実行することと、
    前記第2の受信信号の評価から、前記アップリンク周波数帯域でピアツーピア通信信号の送信を前記無線通信デバイスが控えるべきであることを決定することと、
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  6. ピアツーピア通信信号送信を通信デバイスが控えるべきであると決定した後、前記基地局からの別の信号の評価から前記無線通信デバイスがピアツーピア信号送信を許可されると決定するまで前記無線通信デバイスがピアツーピア信号を前記アップリンク周波数帯域で送信することを控えることをさらに備える、請求項5に記載の方法。
  7. 前記第1の信号はビーコン信号である、請求項1に記載の方法。
  8. 前記ビーコン信号は最大3個のOFDMトーンを含み、前記ビーコン信号のトーンはピアツーピア信号の非ヌルトーンの平均トーンあたり送信電力より少なくとも10dB高いトーンあたり送信電力レベルを有する、請求項7に記載の方法。
  9. 前記第1の信号は放送チャネル信号である、請求項1に記載の方法。
  10. 前記放送チャンネル信号は1組のOFDMトーンを含み、前記放送チャンネル信号のトーンはピアツーピア信号の非ヌルトーンの平均トーンあたり送信電力レベルより少なくとも3dB高いトーンあたり送信電力レベルを有する、請求項9に記載の方法。
  11. 前記第1の信号はCDMAパイロット信号である請求項1に記載の方法。
  12. 前記アップリンクおよびダウンリンク周波数帯域は異なる非オーバラップ周波数分割二重(FDD)WAN基地局通信帯域に一致する、請求項1に記載の方法。
  13. 前記アップリンク周波数帯域はアップリンクタイムスロットの期間に基地局時分割二重(TDD)帯域に一致し前記ダウンリンク周波数帯域は、ダウンリンクタイムスロットの期間に、同じ基地局時分割二重(TDD)帯域に一致する、請求項1に記載の方法。
  14. ピアツーピア送信電力を制御することは第1の関数を用いることを含み、
    前記第1の関数は、ピアツーピア送信電力を、第1の受信信号電力レベルに対して、前記第1の受信信号電力レベルより高い第2の受信信号電力レベルに対するよりも低く制限する、請求項2に記載の方法。
  15. 前記第1の関数は最大許容ピアツーピア送信電力レベルを決定する、請求項14に記載の方法。
  16. 基地局のアップリンク周波数帯域のピアツーピア通信をサポートする無線通信デバイスに用いるためのプロセッサを備える装置であって、前記プロセッサは、
    ダウンリンク周波数帯域で基地局から第1の信号を受信し、
    受信信号に関する評価を実行し、
    前記アップリンク周波数帯域における少なくともいくつかのピアツーピア信号送信に対するピアツーピア送信電力を前記第1の受信信号の評価結果の関数として制御する、
    ように構成された、装置。
  17. 前記評価は信号電力測定である、請求項16に記載の装置。
  18. 前記評価は、前記受信信号で伝達された、符号化された情報の抽出である、請求項16に記載の装置。
  19. 前記プロセッサは、
    前記第1の信号が受信される時間と異なる時間に前記ダウンリンク周波数帯域で前記基地局から第2の信号を受信し、
    第2の受信信号に関する評価を実行し、
    前記第2の受信信号の評価から、前記アップリンク周波数帯域でピアツーピア通信信号を送信することを前記無線通信デバイスが控えるべきであることを決定する、
    ようにさらに構成された、請求項16に記載の装置。
  20. 前記プロセッサは、
    ピアツーピア通信信号送信を通信デバイスが控えるべきであると決定した後、前記基地局からの別の信号の評価から、ピアツーピア信号送信を許可されると決定するまでピアツーピア信号の前記アップリンク周波数帯域での送信を前記無線通信デバイスが控えるように前記通信デバイスを制御するようさらに構成された、請求項19に記載の装置。
  21. 別の通信デバイスとの交信方法を実施するために基地局のアップリンク周波数帯域でのピアツーピア通信をサポートする無線通信デバイスを制御するための機械実行可能な命令を含む計算機可読媒体であって、前記方法は、
    ダウンリンク周波数帯域で基地局から第1の信号を受信することと、
    前記受信信号に関する評価を実行することと、
    前記アップリンク周波数帯域における少なくともいくつかのピアツーピア信号送信に対するピアツーピア送信電力を前記第1の受信信号の評価結果の関数として制御することと、
    を備える計算機可読媒体。
  22. 前記評価は信号電力測定である、請求項21に記載の計算機可読媒体。
  23. 前記評価は、前記受信信号で伝達された、符号化された情報の抽出である、請求項21に記載の計算機可読媒体。
  24. 前記第1の信号が受信される時間と異なる時間に前記ダウンリンク周波数帯域で前記基地局から第2の信号を受信することと、
    第2の受信信号に関する評価を実行することと、
    前記第2の受信信号の評価から、前記アップリンク周波数帯域でのピアツーピア通信信号送信を前記無線通信デバイスが控えるべきであると決定することと、
    を実行するための機械実行可能な命令をさらに含む、請求項21に記載の計算機可読媒体。
  25. ピアツーピア通信信号送信を通信デバイスが控えるべきであると決定した後、前記基地局からの別の信号の評価から、ピアツーピア信号送信を前記無線通信デバイスが許可されると決定するまでピアツーピア信号の前記アップリンク周波数帯域での送信を前記通信デバイスが控えるための機械実行可能な命令をさらに含む、請求項24に記載の計算機可読媒体。
  26. 第1の通信帯域のピアツーピア通信からの干渉を制御するように基地局を動作させる方法であって、
    ピアツーピア送信電力制御信号を生成することと、
    前記ピアツーピア送信電力制御信号を前記第1の通信帯域と異なる第2の通信帯域で送信することと、
    を備える方法。
  27. 前記第1の通信帯域は、(i)広域ネットワーク無線端末から前記基地局へ送られた広域ネットワークアップリンク信号伝送、および(ii)2つのピアツーピア無線端末間のピアツーピア通信信号伝送、の双方に利用される、請求項26に記載の方法。
  28. 前記第2の通信帯域は、(i)前記基地局から前記広域ネットワーク無線端末へのダウンリンク信号、および(ii)ピアツーピア通信デバイスへの前記ピアツーピア電力制御信号、の双方を伝達するために利用される、請求項27に記載の方法。
  29. 広域ネットワークアップリンク送信電力制御信号を生成することと、
    前記生成された広域ネットワーク送信電力制御信号を前記第2の通信帯域で前記広域ネットワーク無線端末へ送信することと、
    をさらに含む、請求項28に記載の方法。
  30. 前記第1の通信帯域は周波数分割二重(FDD)広域ネットワーク(WAN)アップリンク周波数帯域であり、前記第2の通信帯域は周波数分割二重(FDD)広域ネットワークダウンリンク周波数帯域である、請求項28に記載の方法。
  31. 前記アップリンク周波数帯域および前記ダウンリンク周波数帯域は非オーバラップであり、対応する対を形成する、請求項30に記載の方法。
  32. 前記第1の通信帯域は、アップリンクタイムスロットの期間、基地局時分割二重(TDD)帯域であり、前記第2の通信帯域は、ダウンリンクタイムスロットの期間、同じ基地局TDD帯域である、請求項28に記載の方法。
  33. 前記ピアツーピア送信電力制御信号はビーコン信号である、請求項28に記載の方法。
  34. 前記ビーコン信号は最大3個のOFDMトーンを含み、前記ビーコン信号のトーンはピアツーピア信号の非ヌルトーンの平均トーンあたり送信電力より少なくとも10dB高いトーンあたり送信電力レベルを有する、請求項33に記載の方法。
  35. 前記ピアツーピア送信電力制御信号は放送チャネル信号である、請求項28に記載の方法。
  36. 前記放送チャンネル信号は1組のOFDMトーンを含み、前記放送チャンネル信号のトーンはピアツーピア信号の非ヌルトーンの平均トーンあたり送信電力レベルより少なくとも3dB高いトーンあたり送信電力レベルを有する、請求項35に記載の方法。
  37. 前記ピアツーピア送信電力制御信号はCDMAパイロット信号である、請求項28に記載の方法。
  38. 第2のピアツーピア送信電力制御信号を前記第1のピアツーピア送信電力レベルと異なる送信電力レベルで送信することをさらに含み、前記ピアツーピア送信電力制御信号の前記受信電力レベルはピアツーピア無線端末のピアツーピア送信電力レベルを調整する際にピアツーピア無線端末によって用いられることになる、請求項28に記載の方法。
  39. 前記第1のピアツーピア送信電力制御信号と異なる符号化された制御情報を伝達する第2のピアツーピア送信電力制御信号をさらに含み、前記符号化された情報はピアツーピア無線端末のピアツーピア送信電力レベルを調整する際にピアツーピア無線端末によって用いられることになる、請求項28に記載の方法。
  40. 第1の通信帯域のピアツーピア通信からの干渉を制御するために基地局で用いるためのプロセッサを含む装置であって、前記プロセッサは、
    ピアツーピア送信電力制御信号を生成し、
    前記第1の通信帯域と異なる第2の通信帯域で前記ピアツーピア送信電力制御信号を送信する、
    ように構成された、装置。
  41. 前記第1の通信帯域は、(i)広域ネットワーク無線端末から前記基地局へ送られた広域ネットワークアップリンク信号伝送、および(ii)2つのピアツーピア無線端末間のピアツーピア通信信号伝送、の双方に利用される、請求項40に記載の装置。
  42. 前記第2の通信帯域は、(i)前記基地局から前記広域ネットワーク無線端末へのダウンリンク信号、および(ii)ピアツーピア通信デバイスへの前記ピアツーピア電力制御信号、の双方を伝達するために利用される、請求項41に記載の装置。
  43. 前記第1の通信帯域は周波数分割二重(FDD)広域ネットワーク(WAN)アップリンク周波数帯域であり、前記第2の通信帯域は周波数分割二重(FDD)広域ネットワークダウンリンク周波数帯域である、請求項42に記載の装置。
  44. 前記アップリンク周波数帯域は、アップリンクタイムスロットの期間、基地局時分割二重(TDD)帯域であり、第2の通信帯域は、ダウンリンクタイムスロットの期間、同じTDD帯域である、請求項42に記載の装置。
  45. 第1の通信帯域のピアツーピア通信からの干渉を制御するための方法を実施するために基地局を制御するための機械実行可能な命令を含む計算機可読媒体であって、前記方法は、
    ピアツーピア送信電力制御信号を生成することと、
    前記第1の通信帯域と異なる第2の通信帯域で前記ピアツーピア送信電力制御信号を送信することと、
    を含む計算機可読媒体。
  46. 前記第1の通信帯域は、(i)広域ネットワーク無線端末から前記基地局へ送られた広域ネットワークアップリンク信号伝送、および(ii)2つのピアツーピア無線端末間のピアツーピア通信信号伝送、の双方に利用される、請求項45に記載の計算機可読媒体。
  47. 前記第2の通信帯域は、(i)前記基地局から前記広域ネットワーク無線端末へのダウンリンク信号、および(ii)ピアツーピア通信デバイスへの前記ピアツーピア電力制御信号、の双方を伝達するために利用される、請求項46に記載の計算機可読媒体。
  48. 前記第1の通信帯域は周波数分割二重(FDD)広域ネットワーク(WAN)アップリンク周波数帯域であり、前記第2の通信帯域は周波数分割二重(FDD)広域ネットワークダウンリンク周波数帯域である、請求項47に記載の計算機可読媒体。
  49. 前記第1の通信帯域は、アップリンクタイムスロットの期間、基地局時分割二重(TDD)帯域であり、前記第2の通信帯域は、ダウンリンクタイムスロットの期間、同じ基地局TDD帯域である、請求項47に記載の計算機可読媒体。
  50. 基地局のアップリンク周波数帯域でのピアツーピア通信をサポートする無線通信デバイスであって、
    ダウンリンク周波数帯域で基地局から第1の信号を受信するための受信機モジュールと、
    受信信号に関する評価を実行ための信号処理モジュールと、
    前記アップリンク周波数帯域における少なくともいくつかのピアツーピア信号送信のためのピアツーピア送信電力を前記第1の受信信号の評価結果の関数として制御するためのピアツーピア送信電力制御モジュールと、
    を備える無線通信デバイス。
  51. 前記信号処理モジュールは前記受信信号の受信電力レベルを測定するための電力測定モジュール含む、請求項50に記載の無線通信デバイス。
  52. 前記信号処理モジュールは、前記受信信号で伝達された、符号化された情報を抽出するための復号器モジュールを含む、請求項50に記載の無線通信デバイス。
  53. 前記信号処理モジュールは、前記受信信号の受信電力レベルを測定する電力測定モジュールと、前記受信信号で伝達された、符号化された情報を抽出する復号器モジュールの双方を含む、請求項50に記載の無線通信デバイス。
  54. 前記受信信号の評価から、前記アップリンク周波数帯域でのピアツーピア通信信号送信を無線通信デバイスが許可されているかどうか、または前記アップリンク周波数帯域でのピアツーピア通信信号送信を無線端末が制約されているかどうかを決定するためのピアツーピア認可モジュールをさらに含む、請求項50に記載の無線通信デバイス。
  55. 前記第1の信号はビーコン信号である、請求項50に記載の無線通信デバイス。
  56. 前記ビーコン信号は最大3個のOFDMトーンを含み、前記ビーコン信号のトーンはピアツーピア信号の非ヌルトーンの平均トーンあたり送信電力レベルより少なくとも10dB高いトーンあたり送信電力レベルを有し、
    前記無線通信デバイスは、さらに、
    ピアツーピア送信電力制御に用いられる基地局発信のビーコン信号を特性化する格納された情報を含むメモリーと、
    前記ビーコンを識別するためのピアツーピア送信電力制御ビーコン識別モジュールと、
    を備える、請求項55に記載の無線通信デバイス。
  57. 前記第1の信号は放送チャネル信号である、請求項50に記載の無線通信デバイス。
  58. 前記放送チャンネル信号は1組のOFDMトーンを含み、前記放送チャンネル信号のトーンはピアツーピア信号の非ヌルトーンの平均トーンあたり送信電力レベルより少なくとも3dB高いトーンあたり送信電力レベルを有し、
    前無線通信記デバイスは、さらに、
    ピアツーピア送信電力制御に用いられる、基地局発信の放送チャネル信号を特性化する格納された情報を含むメモリーと、
    前記放送チャネルを識別するためのピアツーピア送信電力制御放送識別モジュールと、
    を備える、請求項57に記載の無線通信デバイス。
  59. 前記第1の信号はCDMAパイロット信号である、請求項50に記載の無線通信デバイス。
  60. 前記アップリンクおよびダウンリンク周波数帯域は異なる非オーバラップ周波数分割二重(FDD)WAN基地局通信帯域に一致し、
    前記無線通信デバイスは、格納されたFDD無線リンク資源構造情報を含むメモリーをさらに備える、請求項50に記載の無線通信デバイス。
  61. 前記アップリンク周波数帯域は、アップリンクタイムスロットの期間、基地局時分割二重(TDD)帯域に一致し、前記ダウンリンク周波数帯域は、ダウンリンクタイムスロットの期間、同じ基地局時分割二重(TDD)帯域に一致し、
    前記無線通信デバイスは、格納されたTDD無線リンク資源構造情報を含むメモリーをさらに備える、請求項50に記載の無線通信デバイス。
  62. 前記ピアツーピア送信電力制御モジュールは、第1の受信信号電力レベルに対するピアツーピア送信電力を前記第1の受信信号電力レベルより高い第2の受信信号電力レベルに対するよりも低く制限する第1の関数を用いて、ピアツーピア送信電力を制御する、請求項51に記載の無線通信デバイス。
  63. 前記第1の関数は最大許容ピアツーピア送信電力レベルを決定する、請求項62に記載の無線通信デバイス。
  64. 基地局のアップリンク周波数帯域でピアツーピア通信をサポートする無線通信デバイスであって、
    ダウンリンク周波数帯域で基地局から第1の信号を受信するための受信手段と、
    受信信号に関する評価を実行するための手段と、
    前記アップリンク周波数帯域における少なくともいくつかのピアツーピア信号送信に対するピアツーピア送信電力を前記第1の受信信号の評価結果の関数として制御するための手段と、
    を備える無線通信デバイス。
  65. 前記受信信号に関する評価を実行するための前記手段は前記受信信号の受信電力レベルを測定するための手段を含む、請求項64に記載の無線通信デバイス。
  66. 受信信号に関する評価を実行するための前記手段は、受信信号で伝達された、符号化された情報を抽出するための手段を含む、請求項64に記載の無線通信デバイス。
  67. 前記受信信号の評価から、前記アップリンク周波数帯域でピアツーピア通信信号送信を無線通信デバイスが許可されているかどうか、または前記アップリンク周波数帯域でピアツーピア通信信号送信を前記無線端末が制約されているかどうかを決定するための手段をさらに備える、請求項64に記載の無線通信デバイス。
  68. 制御のための前記手段は、第1の受信信号電力レベルに対するピアツーピア送信電力を前記第1の受信信号電力レベルより高い第2の受信信号電力レベルに対するよりも低く制限する第1の関数を用いてピアツーピア送信電力を制御する、請求項65に記載の無線通信デバイス。
  69. 第1の通信帯域のピアツーピア通信からの干渉を制御する基地局であって、
    ピアツーピア送信電力制御信号を生成するためのピアツーピア送信電力制御信号生成モジュールと、
    前記第1の通信帯域と異なる第2の通信帯域でピアツーピア送信電力制御信号を送信するための送信機モジュールと、
    を備える基地局。
  70. 前記第1の通信帯域は、(i)広域ネットワーク端末から前記基地局へ送られた広域ネットワークアップリンク信号伝送、および(ii)2つのピアツーピア無線端末間のピアツーピア通信信号伝送、の双方に利用される、請求項69に記載の基地局。
  71. 前記第2の通信帯域は、(i)前記基地局から前記広域ネットワーク無線端末へのダウンリンク信号、および(ii)ピアツーピア通信デバイスへの前記ピアツーピア電力制御信号、の双方を伝達するために利用される、請求項70に記載の基地局。
  72. 広域ネットワークアップリンク送信電力制御信号を生成するための広域ネットワーク送信電力制御信号生成モジュールをさらに含み、
    前記送信機モジュールは、前記第2の通信帯域で前記生成された広域ネットワーク送信電力制御信号を前記広域ネットワーク無線端末へ送信するためにも用いられる、
    請求項71に記載の基地局。
  73. 前記第1の通信帯域は周波数分割二重(FDD)広域ネットワーク(WAN)アップリンク周波数帯域であり、前記第2の通信帯域は周波数分割二重(FDD)広域ネットワークダウンリンク周波数帯域である基地局であって、
    ダウンリンク帯域のどの無線リンク資源がピアツーピア送信電力制御信号を伝達するために用いられるかを識別する情報を含む、格納されたFDD無線リンク資源構造情報を含むメモリーをさらに備える、請求項71に記載の基地局。
  74. 前記アップリンク周波数帯域および前記ダウンリンク周波数帯域は非オーバラップであり、対応する対を形成する、請求項73に記載の基地局。
  75. 前記第1の通信帯域は、アップリンクタイムスロットの期間、基地局時分割二重(TDD)帯域であり、前記第2の通信帯域は、ダウンリンクタイムスロットの期間、同じTDD帯域である基地局であって、
    ピアツーピア送信電力制御信号を伝達するために用いられるTDD帯域のダウンリンクタイムスロットの無線リンク資源を識別する情報を含む、格納されたTDD無線リンク資源構造情報を含むメモリーをさらに備える、請求項71に記載の基地局。
  76. 前記ピアツーピア送信電力制御信号はビーコン信号である、請求項71に記載の基地局。
  77. 前記ビーコン信号は最大3個のOFDMトーンを含み、前記ビーコン信号のトーンはピアツーピア信号の非ヌルトーンの平均トーンあたり送信電力より少なくとも10dB高いトーンあたり送信電力レベルを有する基地局であって、
    ピアツーピア送信電力制御ビーコン特性情報を含むメモリーをさらに備える、請求項76に記載の基地局。
  78. 前記ピアツーピア送信電力制御信号は放送チャンネル信号である、請求項71に記載の基地局。
  79. 前記放送チャンネル信号は1組のOFDMトーンを含み、前記放送チャンネル信号のトーンはピアツーピア信号の非ヌルトーンの平均トーンあたり送信電力レベルより少なくとも3dB高いトーンあたり送信電力レベルを有する基地局であって、
    ピアツーピア送信電力制御放送チャンネル信号の特性情報を含むメモリーをさらに備える、請求項78に記載の基地局。
  80. 前記ピアツーピア送信電力制御信号はCDMAパイロット信号である、請求項71に記載の基地局。
  81. 第2のピアツーピア送信電力制御信号を第1のピアツーピア送信電力レベルと異なる送信電力レベルで送信するための送信機モジュールを制御するための送信電力制御モジュールをさらに備え、
    前記ピアツーピア送信電力制御信号の受信電力レベルは、ピアツーピア無線端末のピアツーピア送信電力レベルを調整する際にそのピアツーピア無線端末によって用いられることになる、請求項71に記載の基地局。
  82. 前記ピアツーピア送信電力制御信号生成モジュールは、
    第1のピアツーピア送信電力制御信号と異なる符号化された制御情報を第2のピアツーピア送信電力制御信号に符号化するための符号器モジュールを含み、前記符号化された情報はピアツーピア無線端末のピアツーピア送信電力レベルを調整する際にそのピアツーピア無線端末によって用いられることになる、請求項71に記載の基地局。
  83. ピアツーピア信号伝送が前記第1の通信帯域で許可されることになるかどうか、またはピアツーピア信号伝送が前記第1の通信帯域で制約されることになるかどうかを決定するためのピアツーピア信号伝送制約決定モジュールをさらに備える、請求項71に記載の基地局。
  84. 第1の通信帯域のピアツーピア通信からの干渉を制御する基地局であって、
    ピアツーピア送信電力制御信号を生成するためのピアツーピア送信電力制御信号生成手段と、
    前記第1の通信帯域と異なる第2の通信帯域でピアツーピア送信電力制御信号を送信するための手段と、
    を備える基地局。
  85. 前記第1の通信帯域は、(i)広域ネットワーク端末から前記基地局へ送られた広域ネットワークアップリンク信号伝送、および(ii)2つのピアツーピア無線端末間のピアツーピア通信信号伝送、の双方に利用される、請求項84に記載の基地局。
  86. 前記第2の通信帯域は、(i)前記基地局から前記広域ネットワーク無線端末へのダウンリンク信号、および(ii)ピアツーピア通信端末への前記ピアツーピア電力制御信号、の双方を伝達するために利用される、請求項85に記載の基地局。
  87. 第2のピアツーピア送信電力制御信号を第1のピアツーピア送信電力レベルと異なる送信電力レベルで送信するための手段をさらに備え、ピアツーピア送信電力制御信号の受信電力レベルは、前記ピアツーピア無線端末のピアツーピア送信電力レベルを調整する際にそのピアツーピア無線端末によって用いられることになる、請求項86に記載の基地局。
  88. ピアツーピア信号伝送が前記第1の通信帯域で許可されることになるかどうか、またはピアツーピア信号伝送が前記第1の通信帯域で制約されることになるかどうかを決定するための手段をさらに備える、請求項86に記載の基地局。
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