JP2018057032A - 基地局、通信制御方法、及びユーザ端末 - Google Patents

基地局、通信制御方法、及びユーザ端末 Download PDF

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Abstract

【課題】D2D通信における、近傍ユーザ端末の発見用リソースを適切に設定可能なネットワーク装置及び通信制御方法を提供する。
【解決手段】D2D通信をサポートする移動通信システムにおいて用いられる基地局は、前記基地局のセルに在圏するユーザ端末から、前記ユーザ端末の地理的な位置に関する位置情報を取得する処理と、前記位置情報に基づいて、前記D2D通信を行うための信号の送信に使用される無線リソースを前記ユーザ端末に割り当てる処理と、前記割り当てた無線リソースを前記ユーザ端末にユニキャストで通知する処理と、を実行する制御部を備える。
【選択図】図9

Description

本発明は、D2D通信をサポートする移動通信システムにおいて用いられるネットワーク装置及び通信制御方法に関する。
移動通信システムの標準化プロジェクトである3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、リリース12以降の新機能として、端末間(Device to Device:D2D)通信の導入が検討されている(非特許文献1参照)。
D2D通信では、近接する複数のユーザ端末がネットワークを経由せずに直接的な端末間通信を行う。一方、移動通信システムの通常の通信であるセルラ通信では、ユーザ端末がネットワークを経由して通信を行う。
ユーザ端末は、D2D通信を行うために、近傍のユーザ端末の発見に使用される発見用信号を送受信する。このような発見処理の後、ユーザ端末は、近傍のユーザ端末とのD2D通信を行う。
3GPP技術報告書 「TR 22.803 V12.1.0」 2013年3月
D2D通信をサポートする移動通信システムでは、D2D通信におけるユーザデータの送受信に使用される無線リソース(以下、「D2D通信用リソース」という。)とは別に、発見用信号の送受信に使用される無線リソース(以下、「発見用リソース」という。)を確保する必要があると考えられる。
しかしながら、発見用リソースを確保することにより、近傍のユーザ端末の発見に成功する確率を高めることができるものの、D2D通信用リソース又はセルラ通信用リソースが相対的に減少するため、システムスループットが低下するという問題がある。
そこで、本開示は、発見用リソースを適切に設定可能なネットワーク装置及び通信制御方法を提供することを目的とする。
第1の特徴に係る基地局は、直接的な端末間通信であるD2D通信をサポートする移動通信システムにおいて用いられる基地局であって、前記基地局のセルに在圏するユーザ端末から、前記ユーザ端末の地理的な位置に関する位置情報を取得する処理と、前記位置情報に基づいて、前記D2D通信を行うための信号の送信に使用される無線リソースを前記ユーザ端末に割り当てる処理と、前記割り当てた無線リソースを前記ユーザ端末にユニキャストで通知する処理と、を実行する制御部を備える。
第2の特徴に係る通信制御方法は、直接的な端末間通信であるD2D通信をサポートする移動通信システムにおいて用いられる通信制御方法であって、基地局が、前記基地局のセルに在圏するユーザ端末から、前記ユーザ端末の地理的な位置に関する位置情報を取得するステップと、前記基地局が、前記位置情報に基づいて、前記D2D通信を行うための信号の送信に使用される無線リソースを前記ユーザ端末に割り当てるステップと、前記基地局が、前記割り当てた無線リソースを前記ユーザ端末にユニキャストで通知するステップと、を含む。
本発明によれば、発見用リソースを適切に設定可能なネットワーク装置及び通信制御方法を提供できる。
実施形態に係るLTEシステムの構成図である。 実施形態に係るUEのブロック図である。 実施形態に係るeNBのブロック図である。 実施形態に係る無線インターフェイスのプロトコルスタック図である。 実施形態に係る無線フレームの構成図である。 実施形態に係るD2D通信を説明するための図である。 実施形態に係る発見用リソースのフォーマットを説明するための図である。 実施形態に係る動作パターン1を説明するための図である。 実施形態に係る動作パターン1のシーケンス図である。 実施形態に係る動作パターン1における発見用時間の計算フローを示すフロー図である。 実施形態に係る動作パターン2を説明するための図である。 実施形態に係る動作パターン3のシーケンス図である。 実施形態に係る動作パターン3における発見用時間の計算フローを示すフロー図である。 実施形態に係る動作パターン4を説明するための図である。 発見用時間の設定が異なるUE間の干渉を説明するための図である。 発見用リソースの他のフォーマットを説明するための図である。
[実施形態の概要]
実施形態に係るネットワーク装置は、直接的な端末間通信であるD2D通信をサポートする移動通信システムにおいて、前記移動通信システムのネットワークに含まれる。前記ネットワーク装置は、前記D2D通信を行うための発見用信号の送受信に使用される無線リソースである発見用リソースを設定する制御部を備える。前記制御部は、前記発見用リソースの設定対象のエリアである対象エリアに在圏するユーザ端末に関する情報に基づいて、前記発見用リソースの量を制御する。
実施形態では、前記対象エリアは、前記移動通信システムのセルである。前記制御部は、前記セルに在圏する前記ユーザ端末に関する情報に基づいて、前記セルに設定する前記発見用リソースの量を制御する。
実施形態では、前記ユーザ端末に関する情報とは、前記対象エリアに在圏する前記ユーザ端末の数を示す情報である。
実施形態では、前記ユーザ端末に関する情報とは、前記対象エリアに在圏する前記ユーザ端末の密度を示す情報である。
実施形態では、前記ユーザ端末に関する情報とは、前記対象エリアに在圏する前記ユーザ端末の属性を示す情報である。
実施形態では、前記ユーザ端末に関する情報とは、前記対象エリアに在圏する前記ユーザ端末における前記発見用信号の送信電力を示す情報である。
実施形態では、前記ユーザ端末に関する情報とは、前記対象エリアに在圏する前記ユーザ端末における前記発見用信号を用いた発見処理の結果に関する情報である。
実施形態では、前記ユーザ端末に関する情報とは、前記ユーザ端末が在圏する前記セルのサイズを示す情報である。
実施形態に係る通信制御方法は、直接的な端末間通信であるD2D通信をサポートする移動通信システムにおいて用いられる。前記通信制御方法は、前記移動通信システムのネットワークに含まれるネットワーク装置が、前記D2D通信を行うための発見用信号の送受信に使用される無線リソースである発見用リソースを設定するステップを備える。前記設定するステップにおいて、前記ネットワーク装置は、前記発見用リソースの設定対象のエリアである対象エリアに在圏するユーザ端末に関する情報に基づいて、前記発見用リソースの量を制御する。
[実施形態]
以下において、本発明をLTEシステムに適用する場合の実施形態を説明する。
(システム構成)
図1は、実施形態に係るLTEシステムの構成図である。図1に示すように、実施形態に係るLTEシステムは、UE(User Equipment)100、E−UTRAN(Evolved−UMTS Terrestrial Radio Access Network)10、及びEPC(Evolved Packet Core)20を備える。
UE100は、ユーザ端末に相当する。UE100は、移動型の通信装置であり、接続先のセル(サービングセル)との無線通信を行う。UE100の構成については後述する。
E−UTRAN10は、無線アクセスネットワークに相当する。E−UTRAN10は、eNB200(evolved Node−B)を含む。eNB200は、基地局に相当する。eNB200は、X2インターフェイスを介して相互に接続される。eNB200の構成については後述する。
eNB200は、1又は複数のセルを管理しており、自セルとの接続を確立したUE100との無線通信を行う。eNB200は、無線リソース管理(RRM)機能、ユーザデータのルーティング機能、モビリティ制御・スケジューリングのための測定制御機能などを有する。「セル」は、無線通信エリアの最小単位を示す用語として使用される他に、UE100との無線通信を行う機能を示す用語としても使用される。
EPC20は、コアネットワークに相当する。E−UTRAN10及びEPC20によりLTEシステムのネットワークが構成される。EPC20は、MME(Mobility Management Entity)/S−GW(Serving−Gateway)300を含む。MMEは、UE100に対する各種モビリティ制御などを行う。S−GWは、ユーザデータの転送制御を行う。MME/S−GW300は、S1インターフェイスを介してeNB200と接続される。
図2は、UE100のブロック図である。図2に示すように、UE100は、複数のアンテナ101、無線送受信機110、ユーザインターフェイス120、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機130、バッテリ140、メモリ150、及びプロセッサ160を備える。メモリ150及びプロセッサ160は、制御部を構成する。UE100は、GNSS受信機130を有していなくてもよい。また、メモリ150をプロセッサ160と一体化し、このセット(すなわち、チップセット)をプロセッサ160’としてもよい。
複数のアンテナ101及び無線送受信機110は、無線信号の送受信に用いられる。無線送受信機110は、プロセッサ160が出力するベースバンド信号(送信信号)を無線信号に変換して複数のアンテナ101から送信する。また、無線送受信機110は、複数のアンテナ101が受信する無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換してプロセッサ160に出力する。
ユーザインターフェイス120は、UE100を所持するユーザとのインターフェイスであり、例えば、ディスプレイ、マイク、スピーカ、及び各種ボタンなどを含む。ユーザインターフェイス120は、ユーザからの操作を受け付けて、該操作の内容を示す信号をプロセッサ160に出力する。GNSS受信機130は、UE100の地理的な位置を示す位置情報を得るために、GNSS信号を受信して、受信した信号をプロセッサ160に出力する。バッテリ140は、UE100の各ブロックに供給すべき電力を蓄える。
メモリ150は、プロセッサ160により実行されるプログラム、及びプロセッサ160による処理に使用される情報を記憶する。プロセッサ160は、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号などを行うベースバンドプロセッサと、メモリ150に記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行うCPU(Central Processing Unit)と、を含む。プロセッサ160は、さらに、音声・映像信号の符号化・復号を行うコーデックを含んでもよい。プロセッサ160は、後述する各種の処理及び各種の通信プロトコルを実行する。
図3は、eNB200のブロック図である。図3に示すように、eNB200は、複数のアンテナ201、無線送受信機210、ネットワークインターフェイス220、メモリ230、及びプロセッサ240を備える。メモリ230及びプロセッサ240は、制御部を構成する。
複数のアンテナ201及び無線送受信機210は、無線信号の送受信に用いられる。無線送受信機210は、プロセッサ240が出力するベースバンド信号(送信信号)を無線信号に変換して複数のアンテナ201から送信する。また、無線送受信機210は、複数のアンテナ201が受信する無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換してプロセッサ240に出力する。
ネットワークインターフェイス220は、X2インターフェイスを介して隣接eNB200と接続され、S1インターフェイスを介してMME/S−GW300と接続される。ネットワークインターフェイス220は、X2インターフェイス上で行う通信及びS1インターフェイス上で行う通信に用いられる。
メモリ230は、プロセッサ240により実行されるプログラム、及びプロセッサ240による処理に使用される情報を記憶する。プロセッサ240は、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号などを行うベースバンドプロセッサと、メモリ230に記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行うCPUと、を含む。プロセッサ240は、後述する各種の処理及び各種の通信プロトコルを実行する。
図4は、LTEシステムにおける無線インターフェイスのプロトコルスタック図である。図4に示すように、無線インターフェイスプロトコルは、OSI参照モデルの第1層乃至第3層に区分されており、第1層は物理(PHY)層である。第2層は、MAC(Media Access Control)層、RLC(Radio Link Control)層、及びPDCP(Packet Data Convergence Protocol)層を含む。第3層は、RRC(Radio Resource Control)層を含む。
物理層は、符号化・復号、変調・復調、アンテナマッピング・デマッピング、及びリソースマッピング・デマッピングを行う。UE100の物理層とeNB200の物理層との間では、物理チャネルを介してユーザデータ及び制御信号が伝送される。
MAC層は、データの優先制御、及びハイブリッドARQ(HARQ)による再送処理などを行う。UE100のMAC層とeNB200のMAC層との間では、トランスポートチャネルを介してユーザデータ及び制御信号が伝送される。eNB200のMAC層は、上下リンクのトランスポートフォーマット(トランスポートブロックサイズ、変調・符号化方式)及びUE100への割当リソースブロックを決定するスケジューラを含む。
RLC層は、MAC層及び物理層の機能を利用してデータを受信側のRLC層に伝送する。UE100のRLC層とeNB200のRLC層との間では、論理チャネルを介してユーザデータ及び制御信号が伝送される。
PDCP層は、ヘッダ圧縮・伸張、及び暗号化・復号化を行う。
RRC層は、制御信号を取り扱う制御プレーンでのみ定義される。UE100のRRC層とeNB200のRRC層との間では、各種設定のための制御信号(RRCメッセージ)が伝送される。RRC層は、無線ベアラの確立、再確立及び解放に応じて、論理チャネル、トランスポートチャネル、及び物理チャネルを制御する。UE100のRRCとeNB200のRRCとの間に接続(RRC接続)がある場合、UE100は接続状態(RRC接続状態)であり、そうでない場合、UE100はアイドル状態(RRCアイドル状態)である。
RRC層の上位に位置するNAS(Non−Access Stratum)層は、セッション管理及びモビリティ管理などを行う。
図5は、LTEシステムで使用される無線フレームの構成図である。LTEシステムは、下りリンク(DL)にはOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiplexing Access)、上りリンク(UL)にはSC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)がそれぞれ適用される。
図5に示すように、無線フレームは、時間方向に並ぶ10個のサブフレームで構成される。各サブフレームは、時間方向に並ぶ2個のスロットで構成される。各サブフレームの長さは1msであり、各スロットの長さは0.5msである。各サブフレームは、周波数方向に複数個のリソースブロック(RB)を含み、時間方向に複数個のシンボルを含む。各リソースブロックは、周波数方向に複数個のサブキャリアを含む。1つのサブキャリア及び1つのシンボルによりリソースエレメントが構成される。
UE100に割り当てられる無線リソースのうち、周波数リソースはリソースブロックにより構成され、時間リソースはサブフレーム(又はスロット)により構成される。
DLにおいて、各サブフレームの先頭数シンボルの区間は、主に制御信号を伝送するための物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)として使用される領域である。また、各サブフレームの残りの部分は、主にユーザデータを伝送するための物理下りリンク共有チャネル(PDSCH)として使用できる領域である。
ULにおいて、各サブフレームにおける周波数方向の両端部は、主に制御信号を伝送するための物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)として使用される領域である。各サブフレームにおける残りの部分は、主にユーザデータを伝送するための物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)として使用できる領域である。
(D2D通信)
実施形態に係るLTEシステムは、直接的な端末間通信(UE間通信)であるD2D通信をサポートする。ここでは、D2D通信を、LTEシステムの通常の通信であるセルラ通信と比較して説明する。セルラ通信は、データパスがネットワーク(E−UTRAN10、EPC20)を経由する通信モードである。データパスとは、ユーザデータの通信経路である。これに対し、D2D通信は、UE間に設定されるデータパスがネットワークを経由しない通信モードである。
図6は、D2D通信を説明するための図である。図6に示すように、D2D通信は、データパスがeNB200を経由しない。相互に近接するUE100−1及びUE100−2は、eNB200のセルにおいて、低送信電力で直接的に無線通信を行う。このように、近接するUE100−1及びUE100−2が低送信電力で直接的に無線通信を行うことにより、セルラ通信と比べて、UE100の消費電力を削減し、かつ、隣接セルへの干渉を低減できる。
(実施形態に係る動作)
以下、実施形態に係る動作について説明する。
(1)動作概要
UE100は、D2D通信を行うために、近傍のUE100の発見に使用される発見用信号を送受信する。このような発見処理の後、UE100は、近傍のUE100とのD2D通信を行う。
よって、D2D通信をサポートする移動通信システムでは、D2D通信において少なくともユーザデータの送受信に使用される無線リソース(D2D通信用リソース)とは別に、発見用信号の送受信に使用される無線リソース(発見用リソース)を確保する必要がある。しかしながら、発見用リソースを確保することにより、近傍のUE100の発見に成功する確率を高めることができるものの、D2D通信用リソース又はセルラ通信用リソースが相対的に減少するため、システムスループットが低下する。
実施形態では、eNB200は、D2D通信を行うための発見用信号の送受信に使用される無線リソースである発見用リソースを設定する。eNB200は、例えば、D2D通信のために確保される無線リソースにおいて、D2D通信用リソース及び発見用リソースを時分割で設定する。或いは、eNB200は、D2D通信用リソース及び発見用リソースを周波数割で設定してもよい。以下においては、D2D通信用リソース及び発見用リソースを時分割で設定するケースを主として説明する。
eNB200は、発見用リソースの設定対象のエリアである対象エリアに在圏するUE100に関する情報に基づいて、発見用リソースの量(時間長)を制御する。対象エリアとは、例えばセルである。但し、対象エリアはトラッキングエリアであってもよい。或いは、エリアごとに発見用リソースの量を制御するのではなく、UE100ごとに発見用リソースの量を制御してもよい。また、在圏とは、UE100がアイドル状態(RRCアイドル状態)であるか接続状態(RRC接続状態)であるかを問わない。
このように、eNB200が、対象エリアに在圏するUE100に関する情報に基づいて、発見用リソースの量を制御することにより、対象エリアに在圏するUE100の状況に応じて発見用リソースの量を適応的に設定できる。従って、発見用リソースを適切に設定できる。
発見用リソースの量を制御するための動作としては、以下に示す動作パターン1乃至7がある。動作パターン1乃至7の詳細については後述するが、ここでは各動作パターンの概要を説明する。なお、動作パターン1乃至7は別個独立して実施する場合に限らず、2以上のパターンを組み合わせて実施可能である。
動作パターン1では、eNB200は、対象エリアに在圏するUE100の数を示す情報に基づいて、発見用リソースの量を制御する。動作パターン2では、eNB200は、対象エリアに在圏するUE100における発見用信号の送信電力を示す情報に基づいて、発見用リソースの量を制御する。動作パターン3では、eNB200は、対象エリアに在圏するUE100の密度を示す情報に基づいて、発見用リソースの量を制御する。動作パターン4では、eNB200は、対象エリアに在圏するUE100における発見用信号を用いた発見処理の結果に関する情報に基づいて、発見用リソースの量を制御する。動作パターン5では、eNB200は、UE100が在圏するセルのサイズを示す情報に基づいて、発見用リソースの量を制御する。動作パターン6では、eNB200は、対象エリアに在圏するUE100の属性を示す情報に基づいて、発見用リソースの量を制御する。動作パターン7では、eNB200は、対象エリアに在圏するUE100が発見用信号の送受信に使用する周波数帯を示す情報に基づいて、発見用リソースの量を制御する。
(2)発見用リソースのフォーマット
図7は、実施形態に係る発見用リソースのフォーマットを説明するための図である。
図7に示すように、D2D通信のために確保されたサブフレームにおいてD2D通信用リソース及び発見用リソースが時分割で設定される。D2D通信用リソースは、D2D通信においてユーザデータ(及び制御信号)の送受信に使用される無線リソースである。発見用リソースは、発見用信号の送受信に使用される無線リソースである。発見用リソースには、例えば直交符号を利用した符号分割多重が適用される。
図7の例では、先頭から数シンボルの区間が発見用リソースに相当し、残る区間がD2D通信用リソースに相当する。以下において、発見用リソースに相当する区間を「発見用時間(Discovery time)」と称し、D2D通信用リソースに相当する区間を「D2D通信用時間(Communication time)」と称する。発見用時間及びD2D通信用時間を合わせた時間長は、一定の時間長(図7の例ではサブフレーム長)である。よって、発見用時間を延長すると、D2D通信用時間が相対的に短縮され、D2D通信容量(D2D通信のスループット)が低下する。これに対し、発見用時間を短縮すると、D2D通信用時間が相対的に延長され、D2D通信容量(D2D通信のスループット)が向上する。
なお、図7の例では、サブフレーム内で発見用リソース及びD2D通信用リソースをシンボル単位で時分割設定しているが、これに限らず、無線フレーム内で発見用リソース及びD2D通信用リソースをサブフレーム単位で時分割設定してもよい。
UE100は、発見用信号を送受信するために、eNB200から発見用リソース(時間・周波数リソース)及び直交符号の割り当てを受ける。UE100は、eNB200から割り当てられた発見用リソース及び直交符号を使用して発見用信号を送受信する。
(3)動作パターン1 動作パターン1では、eNB200は、対象エリアに在圏するUE100の数を示す情報に基づいて、発見用時間を制御する。
UE100の数を示す情報は、例えば、自セルにおいて接続状態のUE100の数、又は自セルを含むトラッキングエリアにおいてアイドル状態のUE100の数などである。eNB200は、アイドル状態のUE100の数をMME300から取得できる。また、UE100の数は、D2D通信をサポートするUE100の数に限定してもよい。この場合、eNB200は、D2D通信のサポート有無を示す情報をUE100から取得する。
図8は、動作パターン1を説明するための図である。図8に示すように、eNB200は、UE100の数が多い場合には発見用時間を延長し、UE100の数が少ない場合には発見用時間を短縮する。UE100の数に応じて発見用時間を制御することにより、UE100の数に適した量の発見用リソースを設定できる。
具体的には、発見用時間において適用される直交符号の符号長が可変である場合には、発見用時間を延長するとともに、符号長を延長する。符号長を延長することにより、利用可能な直交符号数を増加させることができるため、より多くのUE100に対して発見用信号のための直交符号を割り当て可能になる。
これに対し、発見用時間に適用される直交符号の符号長が固定である場合には、利用可能な直交符号数は固定であるため、発見用時間を延長することにより、発見用時間において収容可能なUE数を増加させる。1つの直交符号に対応する時間長(単位時間長)のn倍に発見用時間を延長することにより、発見用時間において収容可能なUE数をn倍にすることができる。
なお、UE100の数が少ない場合には、発見用時間を短縮する(D2D通信用時間を延長する)だけでなく、発見用時間における周波数リソースを少なくしてもよい。例えば、UE100の数が少ない場合には、D2D通信のために確保されたサブフレームにおいて、全てのリソースブロックを発見用リソース及びD2D通信用リソースとして使用するのではなく、一部のリソースブロックのみを発見用リソース及びD2D通信用リソースとして使用する。
図9は、動作パターン1のシーケンス図である。図9に示すように、ステップS11において、eNB200は、自セル内のUE100の数に基づいて発見用時間を計算する。発見用時間の計算フローについては後述する。ステップS12において、eNB200は、計算した発見用時間を自セル内のUE100にユニキャスト又はブロードキャストで通知する。UE100は、通知された発見用時間に対する応答をeNB200に送信してもよい(ステップS13)。
図10は、動作パターン1における発見用時間の計算フローを示すフロー図である。図10に示すように、ステップS111において、eNB200は、自セル内にUE100が存在するか否かを判定する。ステップS111で「No」の場合、ステップS112において、eNB200は、発見用時間をゼロに設定する。ステップS111で「Yes」の場合、ステップS113において、eNB200は、自セル内のUE100の数が発見用時間において収容可能な最大UE数以上であるか否かを判定する。ステップS113で「Yes」の場合、ステップS114において、eNB200は、発見用時間を最大値に設定する。ステップS113で「No」の場合、ステップS115において、eNB200は、自セル内のUE100の数が、符号分割多重可能な最大UE数を超えるか否かを判定する。ステップS115で「Yes」の場合、ステップS117において、eNB200は、自セル内のUE100の数を、最小の発見用時間で収容可能な最大UE数で除算した値(端数切り上げ)を発見用時間として設定する。ステップS115で「No」の場合、ステップS116において、eNB200は、最小の発見用時間を2倍した値を発見用時間として設定する。
(4)動作パターン2
動作パターン2では、eNB200は、対象エリアに在圏するUE100における発見用信号の送信電力を示す情報に基づいて、発見用リソースの量を制御する。
発見用信号の送信電力をeNB200で管理している場合、eNB200は、管理している発見用信号の送信電力の情報を利用できる。発見用信号の送信電力をUE100で決定する場合、eNB200は、発見用信号の送信電力を示す情報をUE100から取得して利用する。発見用信号の送信電力を示す情報は、自セル内のUE100における発見用信号の送信電力の統計量(平均値、最大値、最小値、最頻値など)であってもよい。
図11は、動作パターン2を説明するための図である。図11に示すように、eNB200は、発見用信号の送信電力が小さい場合には発見用時間を延長し、発見用信号の送信電力が大きい場合には発見用時間を短縮する。発見用信号の送信電力が小さい程、発見用信号の到達範囲が狭くなるため、発見処理に成功する確率が低くなる。一方で、発見用時間が長い程、発見処理に成功する確率が高くなる。よって、発見用信号の送信電力が小さい場合には発見用時間を延長することにより、発見処理に成功する確率を一定のレベルに維持できる。
なお、eNB200で決定した発見用時間をUE100に通知するシーケンスについては、動作パターン1と同様である。
(5)動作パターン3
動作パターン3では、eNB200は、対象エリアに在圏するUE100の密度を示す情報に基づいて、発見用リソースの量を制御する。UE100の密度を示す情報とは、例えば、UE−UE間パスロス、又は、UE位置情報に基づくUE−UE間距離などである。各UE100は送信電力既知の参照信号を送信しており、各UE100における参照信号受信時の受信電力と送信電力との差分をUE−UE間パスロスとして、各UE100から取得して利用できる。また、eNB200は、UE100から取得するGNSS位置情報をUE位置情報として利用できる。
eNB200は、自セル内のUE100の密度が低い場合には発見用時間を延長し、自セル内のUE100の密度が高い場合には発見用時間を短縮する。UE100の密度が低い程、発見処理に成功する確率が低くなる。一方で、発見用時間が長い程、発見処理に成功する確率が高くなる。よって、UE100の密度が低い場合には発見用時間を延長することにより、発見処理に成功する確率を一定のレベルに維持できる。或いは、一定範囲内のUEを全て発見できるようにする観点から、自セル内のUE100の密度が高い場合には発見用時間を延長し、自セル内のUE100の密度が低い場合には発見用時間を短縮してもよい。
図12は、動作パターン3のシーケンス図である。ここでは、UE−UE間パスロスに基づいて発見用時間をUE100ごとに設定する一例を説明する。図12に示すように、ステップS21において、eNB200は、UE−UE間パスロスを自セル内のUE100(UE100−1乃至UE100−3)に要求する。ステップS22において、UE100−1乃至UE100−3のそれぞれは、UE−UE間パスロスのリストをeNB200に送信する。ステップS23において、eNB200は、UE−UE間パスロスのリストに基づいて、UE100−1乃至UE100−3のそれぞれについて発見用時間を決定する。発見用時間の決定フローについては後述する。ステップS24において、eNB200は、決定した発見用時間をUE100−1乃至UE100−3にユニキャストで通知する。UE100−1乃至UE100−3は、通知された発見用時間に対する応答をeNB200に送信してもよい。
図13は、動作パターン3における発見用時間の計算フローを示すフロー図である。図13に示すように、ステップS231乃至S234の手順は各UE100について行われる。ステップS231において、eNB200は、対象UE100から取得したUE−UE間パスロスのリストに基づいて、最小の発見用時間で発見できるUE数が最小発見UE数以上であるか否かを判定する。例えば、発見用信号の送信電力からUE−UE間パスロスを減じて得た値(すなわち、発見用信号の想定受信電力)が閾値以上である場合に、当該UE−UE間パスロスに対応する周辺UE100については発見可能であると判断できる。ステップS231で「No」の場合、発見用時間を決定するためのループが開始され、発見用時間が最大発見用時間未満である場合(ステップS232:No)には発見用時間に単位発見用時間が加算(ステップS233)され、発見用時間で発見できるUE数が最小発見UE数以上になるとループを抜け、発見用時間が保存(ステップS234)される。
(6)動作パターン4
動作パターン4では、eNB200は、対象エリアに在圏するUE100における発見用信号を用いた発見処理の結果に関する情報に基づいて、発見用リソースの量を制御する。例えば発見処理の結果をUE100からeNB200に報告することにより、eNB200は、発見処理の結果に関する情報を利用できる。
図14は、動作パターン4を説明するための図である。図14に示すように、eNB200は、過去の発見処理においてUE100が近傍UEを発見できなかった場合には現在の発見用時間を延長し、過去の発見処理においてUE100が近傍UEを発見できた場合には現在の発見用時間を短縮する。或いは、発見処理において発見される近傍UE数の目標値を設定し、目標値になるように発見用時間を調整してもよい。例えば、最小発見UE数に達するまでは発見用時間を延長する、最多発見UE数を下回るまでは発見用時間を短縮するといった方法を採用できる。
(7)動作パターン5
動作パターン5では、eNB200は、UE100が在圏するセルのサイズを示す情報に基づいて、発見用リソースの量を制御する。セルのサイズを示す情報とは、セル種別(マクロセル、ピコセル、フェムトセル)であってもよく、セルの半径、直径、又は送信電力を示す情報であってもよい。
例えば、eNB200は、自セルのサイズが大きい程、発見用時間の到達範囲を拡大するように、発見用時間を延長する。eNB200は、自セルのサイズが小さい程、発見用時間の到達範囲を縮小するように、発見用時間を短縮する。
(8)動作パターン6
動作パターン6では、eNB200は、対象エリアに在圏するUE100の属性を示す情報に基づいて、発見用リソースの量を制御する。
UE100の属性とは、発見処理に関する契約条件(例えば、「10mまで発見できる、又は20mまで発見できる」、「10UEまで発見できる、20UEまで発見できる」といった契約)である。或いは、UE100の属性とは、UE100の種別(例えば、Public Safety UE、通常UE)であってもよい。eNB200は、UE100の属性を示す情報をUE100から取得して利用できる。
例えば、eNB200は、発見処理に関する契約条件を有するUE100については、その契約条件を満たすように発見用時間を調整する。また、eNB200は、Public Safety UEについては、通常UEよりも発見処理の成功率を高めるように発見用時間を延長する。具体的には、UEの種別各々に要求される発見用信号の到達範囲は異なる。また、同一セル内でリソースを分けることなく、異なる符号長の直交符号が適用される発見用信号を混在させると干渉要因となる。これを回避するために、発見用信号に適用される直交符号の符号長を同一の長さとするとともに、発見用時間を延長して、UEの種別に応じて発見用信号の繰り返し送信における繰り返し回数を変える。また、UEの種別に応じて発見用時間の受信時間長を決める。これにより、各UEに要求される発見範囲を実現できる。
(9)動作パターン7
動作パターン7では、eNB200は、対象エリアに在圏するUE100が発見用信号の送受信に使用する周波数帯を示す情報に基づいて、発見用リソースの量を制御する。
発見用信号の送受信に使用する周波数帯が一律に規定されている場合、eNB200は、規定された周波数帯を示す情報を利用できる。発見用信号の送受信に使用する周波数帯がUE100ごとに設定可能である場合、発見用信号の送受信に使用する周波数帯をUE100からeNB200に報告することにより、eNB200は、UE100が発見用信号の送受信に使用する周波数帯を示す情報を利用できる。
一般的に、周波数帯が低い程、電波が良好に伝搬するため、eNB200は、発見用信号の送受信に使用する周波数帯が低い場合に、発見用時間を短縮する。これに対し、eNB200は、発見用信号の送受信に使用する周波数帯が高い場合に、発見用時間を延長する。
(実施形態のまとめ)
上述したように、eNB200は、対象エリアに在圏するUE100に関する情報に基づいて、発見用時間を制御する。これにより、対象エリアに在圏するUE100の状況に応じて発見用時間を適応的に設定できる。従って、発見用時間を適切に設定できる。
[その他の実施形態]
上述した実施形態では、本発明に係るネットワーク装置の具体例としてeNB200を説明したが、本発明に係るネットワーク装置はeNB200に限らず、eNB200の上位装置(MME300又はOAMなど)であってもよい。
上述した実施形態では、トラッキングエリア単位、セル単位、又はUE単位などで発見用時間を設定すると説明したが、発見用時間の設定が異なる複数のUE100が近接する場合、干渉の問題が生じ得る。図15は、発見用時間の設定が異なるUE間の干渉を説明するための図である。図15に示すように、発見用時間が長く設定されたUEについて、その発見用時間は、発見用時間が短く設定された他のUEにおけるD2D通信用時間の一部と重複(衝突)する。この重複する部分については、受信側で復号することが困難である。よって、このような重複による干渉を検知したeNB200(又はUE100)は、次の干渉回避策の何れかを採用してもよい。第1の方法は、干渉を与え合う各UEの送信電力を変える方法である。この場合、発見用信号(発見用時間)を優先してもよく、ユーザデータ(D2D通信用時間)を優先してもよい。第2の方法は、干渉を与え合う各UEの送信タイミング又は使用周波数をずらす方法である。第3の方法は、発見用信号(発見用時間)に耐干渉性を持たせるために、発見用時間の繰り返し送信回数を増加させる方法である。
上述した実施形態では、発見用時間を延長又は短縮することにより、発見用リソースの量を制御する一例を説明した。しかしながら、このような時間方向における調整に限らず、周波数方向における調整であってもよい。また、時間方向及び周波数方向のそれぞれにおいて発見用リソースを調整してもよい。図16は、発見用リソースの他のフォーマットを説明するための図である。図16に示すように、発見用リソースは、周波数方向において、特定の通信周波数帯における特定のリソースブロックに設けられる。また、発見用リソースは、時間方向において、特定のサブフレームにおける特定のシンボルに設けられる。
上述した各実施形態では、セルラ通信システムの一例としてLTEシステムを説明したが、LTEシステムに限定されるものではなく、LTEシステム以外のシステムに本発明を適用してもよい。
10…E−UTRAN、20…EPC、100…UE、101…アンテナ、110…無線送受信機、120…ユーザインターフェイス、130…GNSS受信機、140…バッテリ、150…メモリ、160…プロセッサ、200…eNB、201…アンテナ、210…無線送受信機、220…ネットワークインターフェイス、230…メモリ、240…プロセッサ、300…MME/S−GW

Claims (5)

  1. 直接的な端末間通信であるD2D通信をサポートする移動通信システムにおいて用いられる基地局であって、
    前記基地局のセルに在圏するユーザ端末から、前記ユーザ端末の地理的な位置に関する位置情報を取得する処理と、
    前記位置情報に基づいて、前記D2D通信を行うための信号の送信に使用される無線リソースを前記ユーザ端末に割り当てる処理と、
    前記割り当てた無線リソースを前記ユーザ端末にユニキャストで通知する処理と、を実行する制御部を備える
    基地局。
  2. 直接的な端末間通信であるD2D通信をサポートする移動通信システムにおいて用いられる通信制御方法であって、
    基地局が、前記基地局のセルに在圏するユーザ端末から、前記ユーザ端末の地理的な位置に関する位置情報を取得するステップと、
    前記基地局が、前記位置情報に基づいて、前記D2D通信を行うための信号の送信に使用される無線リソースを前記ユーザ端末に割り当てるステップと、
    前記基地局が、前記割り当てた無線リソースを前記ユーザ端末にユニキャストで通知するステップと、を含む
    通信制御方法。
  3. 前記ユーザ端末が、他のユーザ端末からの干渉の検知に応じて、前記信号の送信電力、前記信号の使用周波数、及び前記信号の繰り返し送信回数のうち、少なくとも1つを調整するステップをさらに含む
    請求項2に記載の通信制御方法。
  4. 直接的な端末間通信であるD2D通信をサポートする移動通信システムにおいて用いられるユーザ端末であって、
    前記ユーザ端末の地理的な位置に関する位置情報を基地局に送信する処理と、
    前記位置情報に基づいて割り当てられた無線リソースを示すユニキャスト信号を前記基地局から受信する処理と、
    前記無線リソースを用いて、前記D2D通信を行うための信号を送信する処理と、を実行する制御部を備える
    ユーザ端末。
  5. 前記制御部は、他のユーザ端末からの干渉の検知に応じて、前記信号の送信電力、前記信号の使用周波数、及び前記信号の繰り返し送信回数のうち、少なくとも1つを調整する処理をさらに実行する
    請求項4に記載のユーザ端末。
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