JP4927943B2 - マスタ/スレーブ構成を有する無線中継器 - Google Patents

マスタ/スレーブ構成を有する無線中継器 Download PDF

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Description

(関連出願の相互参照)
本出願は、参照により内容が本明細書に組み込まれている、2006年5月19日に出願した米国特許仮出願第60/801,396号と関係し、第60/801,396号の優先権を主張するものである。
この技術分野は、一般に無線通信に関し、より具体的には、施設内または建造物内の既存の、または新たなケーブル配線を使用することを介して無線の適用範囲(coverage)を拡大するための無線中継器システムに関する。
無線通信網の適用範囲を、そのような適用範囲が劣悪または存在しない区域に提供する多数のRFベースの中継器が存在する。そのような適用範囲は、一部の研究では40%近いことを示す高いパーセンテージのネットワーク加入者が、そのような劣悪な適用範囲または適用範囲が存在しない区域内で生活し、働き、または移動するので重要である。
いくつかのタイプのRFベースの中継器は、FDD(周波数分割二重化)システムをサポートするとともに、様々な周波数帯域において無線サービスを提供し、IS−95、IS−2000、W−CDMA、HSDPA/HSUPA、TDS−CDMA、IEEE802.11、IEEE802.16などを含め、様々な無線標準をサポートするネットワークにおいて、ネットワークの適用範囲を拡大する。そのような構成において、無線BS(基地局)と通信する第1の中継装置が、ショッピングモールまたは駐車場のフロアなどの大きい構造体の最上部に通常、配置されたアンテナを介して、RF信号を受信する。次に、第1の中継装置は、このダウンリンクRF信号を、既存の建造物ケーブル配線、または新たな建造物ケーブル配線を介して、しばしば、LO(ローカル発振器信号)と一緒に、遠隔に配置された1つまたは複数の第2の中継器に通信する。これらのタイプの中継器システムの一部は、これらのRF信号を元の周波数でトランスポートするのに対して、他の中継器システムは、これらの信号をトランスポートするためにIF(中間周波数)を利用する。中間周波数が使用される場合、LO基準信号が、IFベースの信号と一緒に供給される。これらの中継器システムは、しばしば、「建造物内配信システム」と呼ばれる。遠隔装置またはスレーブ装置としばしば呼ばれる第2の中継器は、加入者端末装置と通信して、構造体内で無線適用範囲を提供し、一部の事例では、光ファイバケーブル配線を含む新たな建造物ケーブル配線を介して、第1の中継装置に対して確立されたアップリンク経由で、加入者端末装置RF信号をトランシーバに送り返す。LO信号は、BSと通信する第1の中継装置、および加入者端末装置と通信する第2の中継器が、周波数オフセットを最小限に抑えることを可能にする。
しかし、前述の中継器は、通常、複雑であり、したがって、設置するのに費用がかさみ、そのような中継器には、そのような中継器が、通常、実装される構造体のサイズのため、相当な量のネットワーク計画が関係する。一般に、新たなケーブル配線が、これらのシステムのために使用されなければならず、ほとんどの展開において、第1の中継器、つまりマスタ装置と各遠隔装置との間に、単一のケーブルが配線されなければならない。ケーブル配線の繰り返しにより、材料と労働力の両方のために、展開の費用が押し上げられる。ケーブルはマスタから各遠隔装置まで配線されるため、遠隔装置を再構成すること、またはさらなる遠隔装置を設置することは、困難であり、費用がかさむ。最後に、これらの遠隔装置は一般に、マスタ装置と通信しておらず、したがって、動作不良が生じた場合、オペレータは、しばしば不定の期間にわたって、その条件に気付かないままとなる。
韓国などの国々で普及してきた別のRFベースの中継器は、住宅アプリケーションに用途を見出す。そのようなシステムでは通常、ケーブル配線は、屋外の外部アンテナから、自宅内の第2のアンテナ上で送信する屋内中継装置まで引かれる。そのようなシステムの性能は、2つのアンテナの隔離に依存し、2つのアンテナの物理的分離、およびアンテナの向きに基づいて異なることがある。更に、この問題解決の利益より、通常要求される専門的な設置の費用の方が大きい。
そのような構成は、既存の自宅配線または自宅ケーブル配線につながれる必要はないが、中継器が、物理的に分離されなければならない送信アンテナと受信アンテナとを含むため、前述したとおり、専門的な設置が要求される。また、同一の周波数を共有する送信信号と受信信号が、結合のために発振するのを防止するように、互いに対する送信アンテナと受信アンテナの近さに比例して、中継器の信号強度を下方に調整することも行われなければならない。各中継器の信号強度が、下方に調整される結果、そのような中継器は、多くの事例においてネットワーク適用範囲および信号強度の緩やかな向上をもたらし、一部のネットワーク加入者にわずかな利益しか与えず、送信アンテナおよび受信アンテナを頻繁に設置する通信事業者には、極めてばらつきのある結果をもたらす。
自己導入パッケージにおける1つの知られている同一周波数RFベースの住宅中継器が利用可能であって、これは、各中継器内の送信アンテナと受信アンテナの間の隔離が、指向性アンテナを使用すること、これらのアンテナを物理的に分離すること、および中継器送信/受信信号強度を下方に調整することによって達成され、受信機感度低下および受信機発振が防止される。しかし、中継器自体は、これらのアンテナを物理的に分離する必要性のため、大きく、かさばり、中継器の多くのRF用構成要素のため、高価である。そのような中継器によって提供される利益は、両方のアンテナが非常に近いため、わずかであり、したがって、この最小限の隔離により、そのような中継器の有効性が限られる。更に、この問題解決は、ネットワーク適用範囲および信号強度の緩やかな向上をもたらし、ネットワーク加入者にわずかな利益しかもたらさない。
以上の限界に鑑みて、マスタ装置が無線基地局と通信しており、1つまたは複数のスレーブ装置または遠隔装置が、1つまたは複数の加入者端末装置と通信している、RFベースのFDD(周波数領域二重化)中継器システムが提供される。マスタ装置は、同軸ケーブル、イーサネット(登録商標)ケーブル、電力線および電話線、または光ファイバケーブル配線などの既存の、または新たな住居配線に対する物理的接続を介して、スレーブ装置と通信する。新たなケーブル配線が使用される場合、単一の同軸(例えば)ケーブルが、すべての遠隔装置によって共有されて、導入の単純化、および費用の大幅な低減がもたらされることが可能である。更に、スレーブ装置の再構成または追加が、既存の問題解決法と比べると、比較的簡単である。既存の配線で使用される場合、しばしば、MoCA(Multimedia over Coax Alliance)、衛星IF、およびDSL(ディジタル加入者線)などの他のサービスが、同時にサポートされることが可能である。両方の事例において、セルラー信号、つまり、無線信号は、マスタ装置とスレーブ装置の間で中間周波数でトランスポートされる。このトランスポートのために使用される特定の中間周波数は、MSCP(マスタスレーブ通信プロトコル)を介して調整されて、無線基地局および加入者端末装置にトランスペアレントな仕方で周波数変換がもたらされる。この周波数変換は、無線網にトランスペアレントであるので、この構成は、すべての認可されたスペクトル通信標準に適合する。
この中継器システムは、IS−2000、IS−95、GSM、およびWDCMAなどのプロトコルに基づくFDDシステムなどの、FDDシステムに適用可能である。また、このアプローチは、PHS、WIFI、WIMAX、およびTDS−CDMAなどのTDD(時間分割二重化)システムにも適用可能である。この中継器システムにおけるスレーブ装置はそれぞれ、非常に低い周波数オフセットが中継されるRF信号に与えられることを確実にするようにマスタのローカル発振器に同期されるローカル発振器を含む。この同期は、マスタ装置とスレーブ装置の間のタイミングオフセットが非常に正確に軽減されることが可能である、斬新なメッセージベースのアプローチを利用して達せられる。マスタ装置およびスレーブ装置は、基地局からの周波数変換されたダウンリンク信号をダウンリンクトランスポート周波数でトランスポートし、無線端末装置からのアップリンク信号をアップリンクトランスポート周波数でトランスポートする。これら2つの周波数は、FDDベースのシステムの場合、異なるが、TDDベースのシステムの場合、同一のIFである可能性が高い。アップリンク信号およびダウンリンク信号をトランスポートすることに加えて、マスタ装置およびスレーブ装置は、マスタ装置またはスレーブ装置が、ディジタルMSCPパケットを挿入するようにアップリンクトランスポート周波数またはダウンリンクトランスポート周波数で伝送されるアナログ無線信号をパンクチャリング(puncture)する場合、擬似ランダムであることが可能な所定の期間中、同一のアップリンクトランスポート周波数上、および同一のダウンリンクトランスポート周波数上にあることが可能なMSCP(マスタスレーブ通信プロトコル)パケットを介して、互いとの通信も行い、アップリンク信号およびダウンリンク信号をトランスポートするのに使用される配線上、またはケーブル配線上の周波数チャネルは、本明細書で「トランスポート周波数」と呼ばれる。MSCPパケットは、マスタ装置およびスレーブ装置を構成して、設置する際、これらの装置の間で電力制御を伝送する際、およびマスタ装置とスレーブ装置の間のタイミングオフセットおよび周波数オフセットを最小限に抑える際に使用される。また、MSCPパケットは、遠隔装置のステータスを通信して、動作不良ステータス、または他の一般的なステータスを運用者に知らせるために使用されることも可能である。
また、この中継器システムは、干渉測定および干渉管理を介して基地局と加入者端末装置の間で高品質のリンクを維持すること、トランスポート周波数を試験し、適格とすること、アップストリームのトランスポート周波数、およびダウンストリームのトランスポート周波数を調整すること、所定のパンクチャオフ時間中に干渉を独立に検出すること、ならびにパンクチャオフ時間中にマスタ装置によって行われ、スレーブ装置と調整される定期的なトランスポート周波数チャネルスキャンを実行することもできる。このIF管理は、既存のケーブル配線が構造体内で使用される場合、または新たな配線が使用される際に、非常に強い干渉信号がケーブルに結合される場合に、重要になる。
同様の符号が、同一の要素、または機能的に類似する要素を参照し、後段の詳細な説明と一緒に、本明細書に組み込まれており、本明細書の一部を成す添付の図は、様々な例示的な実施形態を更に例示し、本発明による様々な原理および利点を説明する役割をする。
例示的な無線中継器システムの例示的なアーキテクチャを示す概略図。 例示的な無線中継器システムの例示的なアーキテクチャを示す概略図。 例示的なスレーブ装置またはマスタ装置の諸部分を示す概略図。 マスタ装置およびスレーブ装置をセットアップするための例示的な手順を示す流れ図。 マスタ装置とスレーブ装置の間のトランスポート周波数を調整するための例示的な手順を示す流れ図。 スレーブ装置の電力を制御するための例示的な手順を示す流れ図。 マスタ/スレーブ発振を監視して、最適な利得を設定するための例示的な手順を示す流れ図。 スレーブ装置のアップリンク利得を最適化するための例示的な手順を示す流れ図。 トランスポート周波数上の干渉および雑音を測定するための例示的な手順を示す流れ図。 MoCA(Multimedia over Coax Alliance)によって提供される家の中のいくつかの部屋を互いに接続する例示的な同軸ケーブルを示す概略図。 MoCAによって提供される家の中のいくつかの部屋を互いに接続する別の例示的な同軸ケーブルを示す概略図。 MoCAによって提供される図10に示される同軸ケーブルを介する長い経路の伝送に関する周波数応答を示すグラフ。 MoCAによって提供される図10に示される同軸ケーブルを介する短い経路の伝送に関する周波数応答を示すグラフ。 図1の無線中継器によって回避されなければならない、存在する可能性がある他のサービスのそれぞれの帯域幅を示す例示的な図。 図1に示される中継器の例示的なセットアップおよび設置を示す図。 複数のスレーブ装置を含む別の例示的な無線中継器システムを示すシステム図。
次に、同様の符号が同様の部分を指す図面を参照して、いくつかの例示的な実施形態が、以下に説明される。
本開示は、1つまたは複数の実施形態を実行する最良の形態を、実施可能にする様式で更に説明するために提供される。本開示は更に、本発明を何ら限定するのではなく、本発明の原理、およびこれらの原理の利点の理解および認識を向上させるように更に提供される。
第1の、および第2の、などの関係を示す用語は、或るエンティティ(entity)、アイテム、またはアクションを別のエンティティ、アイテム、またはアクションと区別するだけのために、そのようなエンティティ、アイテム、またはアクションの間で、そのような実際の関係または順序を必ずしも要求することなしに、または暗示することなしに、使用される。一部の実施形態では、或る特定の順序に明確に、必然的に限定されない限り、任意の順序で実行されることが可能な複数のプロセスまたはステップを含むことが可能である、すなわち、そのように限定されていないプロセスまたはステップは、任意の順序で実行されることが可能であることに留意されたい。
本発明の機能の多く、および本発明の原理の多くは、実施される際、ディジタル信号プロセッサ、およびディジタル信号プロセッサのためのソフトウェア、および/または特定用途向けICなどの、ソフトウェアまたはIC(集積回路)を使用して、またはそのようなソフトウェアまたはIC(集積回路)において最もよくサポートされる。当業者は、例えば利用可能な時間、現在の技術、および経済的な考慮によって動機付けられる相当な労力、および多くの設計上の選択の可能性にもかかわらず、本明細書で開示される概念および原理によって導かれる場合は、最小限の実験で、そのようなソフトウェア命令またはICを容易に作成することができるものと見込まれる。したがって、簡明のため、更に本発明による原理および概念を不明瞭にする危険性を最小限に抑えるため、そのようなソフトウェアおよびICのさらなる説明は、例示的な実施形態によって使用される原理および概念に関連する要点に限定される。
本出願は、参照により、以下の内容を組み込む。すなわち、「Wireless Local Area Network Extension Using Existing Wiring And Wireless Repeater Module(s)」という名称の米国特許出願第10/465,817号、「Non-frequency Translating Repeater with Detection and Media access control」という名称の米国特許出願第11/127,320号、「Physical Layer Repeater with Discrete Time Filter for All-digital Detection and Delay Generation」という名称の米国特許出願第11/340,860号、および2007年3月30日に出願した「Enhanced Physical Layer Repeater for Operation in WIMAX Systems」という名称の米国特許出願第 号である。
図1Aおよび図1Bは、1つの例示的な実施形態による無線中継器システム100(より一般的に、中継器とも呼ばれる)の一部分のアーキテクチャ、ならびにその他の周辺電子構成要素を示す。中継器システム100は、マスタ装置およびスレーブ装置を実施するための2つ以上のサブ装置を含む。第1のサブ装置は、無線基地局104と無線で通信するためのマスタ装置102として構成され、本明細書でマスタ装置102と呼ばれる。マスタ装置102は、適用範囲を有する部屋の中に、または拡大された無線適用範囲が所望される施設内、または類似した構造体内の部屋の物理的外部に配置される。第2のサブ装置は、加入者端末装置108と無線で通信するためのスレーブ装置106として構成される。中継器100は、1つだけのスレーブ装置を含むことに限定されないことに留意されたい。実際の実施の際、中継器100は、拡大された無線適用範囲が所望される施設、または類似した構造体の全体にわたって配置された複数のスレーブ装置を実施するために、複数のサブ装置を含むことが可能である。
マスタ装置102は、施設内の既存の配線110を介してスレーブ装置106に接続されて、マスタ装置102は、基地局104および加入者端末装置108にトランスペアレントな仕方、つまり既存の認可されたスペクトル通信標準に適合する仕方で、ダウンリンクトランスポート周波数でセルラー信号などのRF(無線周波数)信号をスレーブ装置106に送信し、アップリンクトランスポート周波数でセルラー信号をスレーブ装置106から受信することが可能である。マスタ装置102とスレーブ装置106はともに、機能が後に詳細に説明される電力検出器112、114も含む。
図2は、1つの例示的な実施形態によるサブ装置の諸部分の図である。サブ装置200は、プロセッサ220と、プロセッサ220に結合されたメモリ235と、プロセッサ220を、基地局104または加入者端末装置108などの外部のエンティティに結合するためのトランシーバ230とを含むことが可能である。トランシーバ230は、アンテナ、モデム、および/または増幅器などの、図1に示される構成要素を含むことが可能である。トランシーバ230は、既存の配線またはケーブル配線が家に入る地点で、マスタ装置とスレーブ装置を物理的に接続する既存の配線またはケーブルに関連するローパスフィルタを更に含むことが可能である。ローパスフィルタは、ケーブルTV信号が、施設に入力されることを可能にし、無線信号を濾波して除き、無線信号が家から出て、例えば、複数入居者の住宅内に配置された他の同様の中継器によって受信されることを防止する。
トランシーバ230は、無線基地局104または加入者端末装置108に無線信号を送信でき、および基地局104または端末装置108から無線信号を受信できる。トランシーバ230は、施設の既存の配線を介して、別のスレーブ装置またはマスタ装置などの別のサブ装置に対して、ダウンリンクトランスポート周波数およびアップリンクトランスポート周波数で、無線信号およびMSCP(マスタスレーブ通信プロトコル)パケットを更に送受信することができる。トランシーバ230は、基地局と加入者端末装置のいずれか、ならびに、サブ装置200がスレーブ装置として構成されるか、マスタ装置として構成されるかに応じて、スレーブ装置またはマスタ装置に無線信号を送信する。
プロセッサ220は、汎用プロセッサ、カスタムプロセッサ、コントローラ、小型の8ビットプロセッサなどを含む、様々な異なるプロセッサの1つであり得る。メモリ235は、RAM(ランダムアクセスメモリ)、ROM(読み取り専用メモリ)、フラッシュメモリ、DRAM(ダイナミックRAM)などの様々なタイプのメモリの1つ、または組み合わせであることが可能である。メモリ235は、基本オペレーティングシステム、データ、ならびに変数240および実行可能コード245を含むことが可能である。メモリ235は、サブ装置200に要求されるタスクを実行するために、プロセッサ220を構成するコンピュータプログラム(または実行可能命令)を更に含むことが可能である。特に、メモリ235は、それぞれが後段でより詳細に説明される、トランスポート周波数調整命令250、MSCPパケット生成命令255、ハンドオフ命令260、探索/発見命令265、電力検出/制御命令270、および利得最適化命令275を含むことが可能である。
トランスポート周波数調整命令250は、トランスポート周波数を試験して適格とし、アップリンクトランスポート周波数とダウンリンクトランスポート周波数を独立に調整するように、プロセッサ220を構成することを目的とする。MSCPパケット生成命令255は、動作パラメータ、ギャップ伝送時間の通知、ブロードキャストメッセージ、測定されたパラメータ、およびその他のメッセージを含むMSCPパケットを生成するように、プロセッサ220を構成することを目的とする。
ハンドオフ命令260は、サブ装置と別の基地局との間、基地局間、または異なるサブ装置間で加入者端末装置のソフトハンドオフを可能にするようにプロセッサ220を構成することを目的とする。CDMAシステムにおいて、ソフトハンドオフは、複数の基地局からの信号が同時に受信されるプロセスである。更に、中継される伝搬路と直接の伝搬路の両方からの信号が、加入者端末装置によって受信される場合、これらの信号は、CDMAレイク受信機を使用して組み合わすことが可能である。これらの複数の信号源の間の周波数オフセットが、最小の周波数オフセットを有することが重要である。特に、プロセッサ220は、加入者装置が参加しているハンドオフ活動の相手である、この2つのエンティティの信号間の周波数オフセットを制限するように構成されることが可能である。
探索/発見命令265は、サブ装置200をマスタ装置またはスレーブ装置として構成するようにプロセッサ220を構成することを目的とする。特に、探索/発見命令265は、タイムスタンプが付けられたマスタブロードキャストメッセージを含むMSCPパケットが、トランスポート周波数で他のサブ装置に送信される発見モードに入るようにサブ装置(マスタ装置)を構成することができ、あるいはサブ装置200がマスタブロードキャストメッセージをリッスンする探索モードに入るように、サブ装置200(スレーブ装置)を構成することができる。マスタブロードキャストメッセージは、タイミングパラメータ、ダウンリンクマスタ−スレーブ伝送時間、スレーブ−マスタ初期伝送時間、および伝送のために利用可能なアップリンクランダムアクセスタイムスロットなどの動作パラメータを含むことが可能である。
電力検出/制御命令270は、測定されたRSSI(受信信号強度指示)、雑音レベル、ならびにサブ装置入力電力およびサブ装置出力電力に基づいて、アップリンク上、およびダウンリンク上のRSSI電力検出器しきい値などのパラメータを設定し、これらの設定されたパラメータに基づいて、入力電力および出力電力を制御するようにプロセッサ220を構成することを目的とする。
利得最適化命令275は、マスタ装置およびスレーブ装置が発振状態とならない、基地局へのアップリンクまたは加入者端末装置へのダウンリンクに関する最大利得を決定するようにプロセッサ220を構成することを目的とする。
図3を参照して、マスタ装置およびスレーブ装置として2つのサブ装置を含む中継器をセットアップするための例示的な手順300を説明する。305で、マスタ装置として構成されることが意図されたサブ装置(以降、マスタ装置)が、発見モードに入り、310で、スレーブ装置として構成されることが意図される別のサブ装置(スレーブ装置)が、探索モードに入る。後段でより詳細に説明されるとおり、サブ装置は、ユーザが、マスタ装置上の押しボタンを押して、マスタ装置を発見モードに入れ、スレーブ装置上の押しボタンを押して、スレーブ装置を探索モードに入れる単一ボタンプッシュ手順を介して、ユーザによって発見モードおよび探索モードに入ることが可能である。
315で、マスタ装置が、マスタブロードキャストメッセージとして制御メッセージを含むMSCPパケットをダウンリンクトランスポート周波数でスレーブ装置に送信する。代替として、この場合、マスタ装置は、ユーザが、一定の時間の後、タイムアウトにされるマスタ装置上の押しボタンを押し下げると、スレーブ受け付けモードに入ることが可能である。320で、スレーブ装置が、これらのマスタブロードキャストメッセージを受信し、マスタ装置を識別する。325で、マスタ装置が、タイミングパラメータ、ダウンリンクマスタ−スレーブ伝送時間、スレーブ−マスタ初期伝送時間、および伝送のために利用可能なアップリンクランダムアクセスタイムスロットなどの動作パラメータを含む別の制御メッセージをスレーブ装置に送信する。
330で、マスタ装置は、アップストリームのランダムアクセスタイムスロットが、伝送のためにいつ利用可能であるかという指示を含むMSCPパケットをスレーブ装置に送信する。この時間中、アップリンクトランスポート周波数上のスレーブ装置からのRF伝送は、終了される。これらの時間は、スレーブ装置およびマスタ装置によって、干渉評価、ならびに初期スレーブ−マスタ通信のために使用されることが可能である。
335で、スレーブ装置が、ランダムアクセスメッセージを含むMSCPパケットを、アップリンクトランスポート周波数でマスタ装置に送信する。340で、スレーブ装置が、ダウンリンクトランスポート周波数でマスタ装置から肯定応答メッセージを受信する。
345で、マスタ装置が、スレーブ装置が送信する事前定義されたタイミングおよび特定のタイムスロットの命令を含むMSCPパケットをマスタ装置に送信する。この特定のタイムスロットは、ランダムアクセスタイムスロットとは異なる。
350で、スレーブ装置が、通常のマスタスレーブ通信をリッスンして、マスタスレーブ送信タイミングを正しく得ていることを保証する。この時間中、アップリンクトランスポート周波数上のスレーブ装置からのRF伝送は、終了されたままである。
355で、マスタ装置が、タイムスタンプが付けられたブロードキャストメッセージを含むMSCPパケットを、ダウンリンクトランスポート周波数でスレーブ装置、または複数のスレーブ装置に送信して、スレーブ装置における周波数タイミング調整を可能にする。360で、スレーブ装置が、ローカルプロセッサクロックとマスタ装置の間のタイミング差を判断する。特に、スレーブ装置は、スレーブ装置プロセッサ内で、ローカルで動いている内部クロックを、マスタ装置からのタイムスタンプが付けられたブロードキャストメッセージと長期間にわたって比較し、このタイミング差を判断できる。365で、スレーブ装置が、このタイミング差に基づいて、要求される精度を実現するように電圧制御された基準発振器を調整する。このことは、RF周波数が非常に近いこと、すなわち、中継器が2GHzで動作している場合、<100Hzの差(100/2×10=1/(2×10−7)=0.05×10=0.05ppm)を可能にする。
要求されるタイミングおよび電力の精度が達せられると、スレーブ装置が活性化され、スレーブ装置送信機/受信機活性化手順も活性化される。すると、スレーブ装置は、ダウンリンク上で伝送を行い、マスタ装置伝送を監視し、オフパンクチャ(off-puncture)時間中に干渉を監視する。中継器をセットアップするための手順300は、プロセッサ220が、探索/発見命令265を実行することによって実行できる。
図4を参照して、マスタ装置とスレーブ装置の間のトランスポート周波数をセットアップするため、または調整するための例示的な手順400を説明する。401で、マスタ装置が、ダウンリンクギャップ伝送時間を通知する通知メッセージを、ダウンリンクトランスポート周波数でスレーブ装置に送信し、スレーブ装置が、アップリンクギャップ伝送時間を通知する通知メッセージを、アップリンクトランスポート周波数でマスタ装置に送信する。
403で、マスタ装置が、ダウンリンクトランスポート周波数上の無線信号を、ダウンリンクギャップ伝送時間においてダウンリンク「沈黙(quiet)」ギャップでパンクチャリングし、スレーブ装置が、アップリンクトランスポート周波数上の無線信号を、アップリンクギャップ伝送時間においてアップリンク「沈黙」ギャップでパンクチャリングする。マスタ装置およびスレーブ装置は、不定期の間隔に従って無線信号をパンクチャリングして、高調波干渉を防止する。
405で、マスタ装置およびスレーブ装置が、それぞれのトランスポート周波数でダウンリンクギャップおよびアップリンクギャップを受信する。410で、マスタ装置およびスレーブ装置は、これらの「沈黙」ギャップに基づいて、アップリンクトランスポート周波数上、およびダウンリンクトランスポート周波数上の干渉レベルおよび/またはSNR(SN比)を測定する。スレーブ装置は、測定された干渉レベル、または測定されたSNRを含むメッセージをマスタ装置に送信することができる。
412で、マスタ装置は、測定された干渉レベルおよび/またはSNRが、所定の絶対レベル、またはそれらのトランスポート周波数上に存在する所望される信号を基準とした或るレベルを超えているかどうかを判定する。測定された干渉レベルおよび/またはSNRが、所定の絶対レベルを超えていると判定された場合(412において「はい」)、415で、無線中継がオフにされることが可能である。
測定された干渉レベルおよび/またはSNRが、所定の絶対レベルを超えていると判定された場合(412において「いいえ」)、420で、アップリンクトランスポート周波数およびダウンリンクトランスポート周波数が、最小の干渉または所定のSNRに基づいて選択される。マスタ装置は、干渉レベルを絶えず再評価して、干渉が無線ネットワークにわたって再送されないことを保証できる。
MSCPパケット伝送期間中、すべてのスレーブ装置は、これらマスタ装置パケットが、そのトランスポート周波数で、やはりトランスポートされる無線信号を「パンクチャリング」することによって、トランスポート信号の中に直接代入されるので、スレーブ装置のRF送信機をオフにしなければならない。
マスタ装置とスレーブ装置の間のトランスポート周波数をセットアップするため、または調整するための手順400は、プロセッサ220が、トランスポート周波数調整命令250を実行することによって実施可能である。
図5を参照して、スレーブ装置の電力を制御するための例示的な手順500を説明する。505で、スレーブ装置が、アップリンクトランスポート周波数のRSSI(受信信号強度指示)および雑音レベル、ならびにスレーブ装置の入力電力および出力電力を測定する。スレーブ装置は、これらの測定された値、および検出/誤検出の所望される確率に基づいて、初期アップリンク信号検出しきい値(RSSI電力検出器しきい値)を設定する。
510で、スレーブ装置は、そのトランスポート周波数およびマスタスレーブパケット交換を介して、マスタ装置に戻る経路損失を計算する。515で、スレーブ装置は、その経路損失に最小SNR利得調整を加算する。520で、スレーブ装置は、この計算された経路損失およびSNR利得に基づいて、アップリンクトランスポート周波数利得を設定する。
525で、スレーブ装置は、最小に設定されたダウンリンクがどのようなパラメータであるかに基づいて、ダウンリンクRF利得を最小レベルに設定する。530で、スレーブ装置は、ダウンリンクで加入者端末装置にキャリア信号を送信することを始める。スレーブ装置の電力を制御するための手順500は、プロセッサ220が、電力検出/制御命令270を実行することによって実施可能である。
図6を参照して、マスタ/スレーブ発振を監視するため、および最適な利得を設定するための例示的な手順600を説明する。605で、スレーブ装置が、例えば、電力検出器114によってスレーブ装置出力電力を測定する。610で、スレーブ装置は、例えば出力電力を調整することによって、ダウンリンクRF利得(DL_RF_G)を調整する。615で、スレーブ装置は、RF利得の変化をスレーブ装置出力電力の変化と比較する。
620で、スレーブ装置は、加入者端末装置へのダウンリンクの利得の変化が、測定された出力電力の変化と実質的に等しいかどうかを判定する。変化の比が実質的に等しくはない場合、マスタ装置とスレーブ装置は、発振状態にある可能性が高い。
加入者端末装置へのダウンリンクの利得の変化が、測定された出力電力の変化と実質的に等しくはない場合(620で「いいえ」)、630で、スレーブ装置が、ダウンリンクRF利得を調整し、利得設定変化と測定された出力電力変化とを比較する。利得は、発振より前の最大に至るまで、例えば、1dBステップのインクリメントで調整される。635で、スレーブ装置は、さらなる一定の量だけダウンリンクRF利得を低減する。640で、スレーブ装置は、出力電力を定期的に増減させ、測定される出力電力変化を継続的に測定することによって、出力電力を較正する。つまり、スレーブ装置は、マスタ装置とスレーブ装置が発振状態とはならない、加入者端末装置へのダウンリンクの最大利得を決定する。
645で、スレーブ装置は、発振を防止するのに要求される加入者端末装置へのダウンリンクの利得が、或る特定のレベルを下回っているかどうかを判定する。発振を防止するのに要求される加入者端末装置へのダウンリンクの利得が、その特定のレベルを下回っている場合(645で「はい」)、または加入者端末装置へのダウンリンクの利得の変化が、測定された出力電力の変化と実質的に等しいと判定された場合(620で「はい」)、625で、スレーブ装置またはマスタ装置は、スレーブ装置が許容可能なロケーションに存在することを示す指示メッセージをユーザのために生成することができる。
発振を防止するのに要求される加入者端末装置へのダウンリンクの利得が、その特定のレベルを超えている場合(645で「いいえ」)、650で、スレーブ装置は、スレーブ装置が、許容可能なロケーションには存在しないという、マスタ装置に送信されるべき、更にローカルでユーザに送信されるべき指示メッセージを生成する。また、このアプローチは、可能性として、複数のスレーブ装置間の隔離を判定するのに使用することも可能である。マスタ/スレーブ発振を監視するため、および最適な利得を設定するための手順600は、プロセッサ220が、利得最適化命令275を実行することによって、実施可能である。
図7を参照して、スレーブ装置アップリンク利得を設定するための例示的な手順700を説明する。705で、加入者端末装置のユーザが、初期セットアップの後、スレーブ装置近くで発呼する。710で、その呼の間、すべてのスレーブ装置が、アップリンクトランスポート周波数上のアップリンク伝送をアップリンクギャップで定期的にパンクチャリングする。715で、マスタ装置が、各スレーブ装置がアップリンクギャップを送信することを順次可能にする。つまり、各スレーブ装置は、1つずつ伝送を可能にされる。
720で、マスタ装置が、スレーブ装置によって実行されるプロセス600と同様の仕方で、基地局へのアップリンクに関する出力電力/利得調整勾配測定を実行する。つまり、マスタ装置は、基地局へのアップリンクの利得の変化が、測定されたマスタ装置電力の変化と実質的に等しくはない発振状態に、マスタ装置とスレーブ装置がならない、基地局へのアップリンクの最大利得を決定する。マスタ装置アップリンクRF利得が、発振を防止する安全なレベルに設定されると、725で、マスタ装置が、満足の行くレベルの音声通信のために、マスタ装置アップリンクRF利得を、その他すべてのスレーブ装置に関して要求される利得と比較する。
730で、マスタ装置が、スレーブ装置のそれぞれに関する発振を防止するのに要求される基地局へのアップリンクの最小利得が、或る特定のレベルを下回っているかどうかを判定する。発振を防止するのに要求される利得が、その特定のレベルを下回っている場合(730で「はい」)、740で、マスタ装置は、スレーブ装置が許容可能なロケーションに存在しないという、スレーブ装置に送信されるべき更にユーザにローカルで送信されるべき指示メッセージを生成することができる。
発振を防止するのに要求される利得が、その特定のレベルを下回ってはいない場合(730で「いいえ」)、735で、マスタ装置は、スレーブ装置が許容可能なロケーションに存在するという、スレーブ装置に送信されるべき更にユーザにローカルで送信されるべき指示メッセージを生成することができる。
スレーブ装置アップリンク利得を設定するための手順700は、プロセッサ220が、利得最適化命令275を実行することによって実施可能である。
図8を参照して、アップリンクトランスポート周波数上、およびダウンリンクトランスポート周波数上の干渉および雑音を測定するための例示的な手順800を説明する。これらのトランスポート周波数が、アップストリームトランスポート周波数とダウンストリームのトランスポート周波数を別々に調整することによって試験され、適格とされる。
805で、マスタ装置が、アップリンクトランスポート周波数上で、マスタ装置とスレーブ装置の間の無線信号にパンクチャリングされたアップリンクギャップ中の雑音および/または干渉を検出する。同様に、スレーブ装置が、ダウンリンクトランスポート周波数上でマスタ装置とスレーブ装置の間の無線信号にパンクチャリングされたダウンリンクギャップ中の雑音および/または干渉を検出する。マスタ装置およびスレーブ装置は、スレーブ装置またはマスタ装置から受信されるMSCPパケットの中に含まれる通知メッセージに基づいて、アップリンクギャップおよびダウンリンクギャップがいつ、無線信号にパンクチャリングされるかを決定することができる。
810で、マスタ装置が、無線信号にパンクチャリングされたアップリンクギャップに基づいて、アップリンクトランスポート周波数上の干渉レベルおよび伝播を測定する。スレーブ装置が、無線信号にパンクチャリングされたダウンリンクギャップに基づいて、ダウンリンクトランスポート周波数上の干渉レベルおよび伝播を測定する。スレーブ装置は、測定された干渉レベルを含むMSCPパケットを生成して、これらのパケットをマスタ装置に報告することができる。マスタ装置は、「パンクチャオフ」時間中にスレーブ装置と協調して、定期的トランスポート周波数チャネルスキャンを実行し、マスタ装置において実行されるリッスン、およびスレーブ装置からのレポートに基づいて、利用可能なすべてのトランスポートチャネル上の測定された雑音/干渉のテーブルを保持する。
815で、マスタ装置は、検出された干渉、検出された雑音、または測定された伝播が、そのトランスポート周波数を介する満足の行く通信には高過ぎるかどうかを判定する。検出された干渉、検出された雑音、または測定された伝播が高過ぎる場合(815で「はい」)、820で、マスタ装置が、それらのトランスポート周波数を再構成し、825で、トランスポート周波数変更をスレーブ装置に送信する。以上のプロセスは、パラメータが、通信に満足の行くようになるまで、繰り返されることが可能である(815で「いいえ」)。
MSCPパケット、ならびに無線アップリンク信号および無線ダウンリンク信号は、同時にトランスポートされることに留意されたい。マスタ装置は、伝送におけるギャップが存在する場合、そのようなギャップ中にMSCPパケットの使用を調整して、干渉測定を可能にする。また、マスタ装置は、MSCPパケットの伝送タイミングを調整して、マスタ装置またはスレーブ装置が、伝送時間を調整する、不規則なスケジュール、または擬似ランダムなスケジュールであることが可能な所定のスケジュールを使用することによって、再送をオフにして、無線インタフェースを介して、それらのパケットが伝送されるのを防止することを可能にする。アップリンクトランスポート周波数上、およびダウンリンクトランスポート周波数上の干渉および雑音を測定するための手順800は、プロセッサ220が、トランスポート周波数命令250およびMSCPパケット命令255を実行することによって、実施可能である。
図9は、家の中のいくつかの部屋を互いに接続する例示的な同軸ケーブルを示し、既存のケーブル配線または配線にわたる様々な経路がどのように、関連する様々な損失、雑音、およびトランスポート周波数を有するかを例示するように与えられる。
図10は、様々な長さのいくつかの例示的な同軸ケーブル経路を示すのに対して、図11Aおよび図11Bは、図10に示される長い(FからBまで)同軸ケーブル経路、および短い(FからEまで)同軸ケーブル経路に関する周波数応答(信号減衰対トランスポート周波数)をグラフで示す。当分野の技術者には理解されるとおり、一部の周波数は、他の周波数より高い信号減衰をもたらすので、適切なトランスポート周波数を注意深く決定することが重要である。
図12は、本明細書で説明される中継器を実装することが可能な施設内に一部またはすべてが存在することが可能である、いくつかのサービスの動作周波数を示す。図12は、ケーブルTV伝送、MoCA伝送、および衛星TV伝送などの既存のサービスの送信周波数に対する干渉を回避するように、適切なトランスポート周波数を選択することの重要性を更に示す役割をする。
マスタ/スレーブ装置構成およびマスタ/スレーブ装置設置に関して、図13は、図1に示される中継器の例示的なセットアップおよび設置を示す図である。ユーザは、劣悪な適用範囲を有する部屋の中にスレーブ装置を置き、スレーブ装置を電源およびケーブル差し込み口に接続する。次に、ユーザは、スレーブ装置上のボタンを押して、一定の期間(10分間)にわたってスレーブ装置を「セットアップモード」にする。ユーザは、セル電話機、または他の無線通信デバイスを使用して、そのデバイス上のバーを使用して適用範囲を有する部屋を特定する。ユーザは、マスタ装置をこの部屋の中に置き、マスタ装置を電源およびケーブル差し込み口に接続する。ユーザは、マスタ装置上のボタンを押して、一定の期間(10分間)にわたってマスタ装置を「セットアップモード」にする。次に、ユーザは、マスタ装置近くにいる間に、ユーザのセル電話機上で電話呼を行う。マスタ装置上の「構成済みライト」がオンになり、構成が完了したことを示す。次に、ユーザは、スレーブ装置まで行き、この区域内で適用性またはパフォーマンスの向上を確認しなければならない。
図14は、同軸ケーブルなどの単一のケーブル1401を使用して、マスタ装置1402が複数のスレーブ装置1406に接続される中継器システム1400の別の例示的な実施形態を示すシステム図である。マスタ装置1402、およびスレーブ装置のそれぞれは、図1Aおよび図1Bに示されるアーキテクチャのようなアーキテクチャを有する。しかし、スレーブ装置1406のそれぞれは、当技術分野でよく知られており、したがって、具体的に示されないタイプの結合器および分配器を介してケーブル1401に結合される。システム1400は、例えば、ハンドセット1408などの無線通信デバイスが、周波数割り当てFA1、FA2、およびFA3上で動作する基地局1416として表される様々なサービスプロバイダに関連付けられた、複数入居者の住宅において特定の用途を見出す。図14は、各階に1つだけのスレーブ装置が配置され、したがって、1つだけの結合器または分配器が配置されているのを示すものの、適用範囲の無線エリアを拡大するのに必要なスレーブ装置の数に依存して、各階に複数の結合器または分配器が、実際には配置され得る。
中継器システム1400の実施は、前述したMSCPパケットの使用を介して、マスタ装置1402とスレーブ装置1406が互いに通信する能力のために可能であり、特に、FDDベースのシステムにおいてアップ周波数およびダウン周波数のそれぞれで単一のIFが使用されることにより、またはTDDベースのシステムにおいてアップ周波数とダウン周波数の両方に関して単一のIFが使用されることにより可能である。中継器システム1400は、新たなケーブル配線が利用される環境において使用することが可能であり、単一ケーブルの概念を使用する従来のシステムに優る多くの利点を提供する。例えば、従来のシステムは、互いに通信することができるマスタ装置とスレーブ装置を有さず、IFを使用して通信せず、通常、1つのスレーブ装置当たり1つのケーブルが必要となる。図1Aおよび図1Bに示されるシステムは、専用ケーブル配線が使用される場合、比較的高い周波数のIFを利用するが、400〜600MHz範囲などの、はるかに低いIFが、システム1400において使用されて、それほど高価でないケーブル配線の使用を可能にしてもよい。
また、前述の実施形態のさらなる変形も可能である。例えば、中継装置がユーザによって操作されるべきスイッチを有し、スイッチの位置に応じて、マスタ装置またはスレーブ装置となることを可能にする中継装置を設計可能である。ユーザは1つのマスタを選択することが可能であり、すると、ユーザの自宅内のその他すべての装置はスレーブとなる。
また、マスタ装置とスレーブ装置の自動セットアップが所望される場合、マスタ装置(例えば、ユーザのハンドセット上または端末装置上で最も強いRSSIを示す窓に、または窓の隣に配置された装置)が、最初にオンになることを確実にするという概念では、スキャンを行った際、他の装置が全く見当たらない。その結果、マスタ装置は、自らがマスタ装置であることを知り、その後、他のスレーブ装置が、オンラインになるにつれ、窓にある装置がマスタ装置であると判定し、したがって、ネットワークにスレーブ装置として参加する。
更に、スレーブ装置上の1つまたは複数のスイッチを操作することによって、またはスレーブ装置をマスタ装置のすぐ近くに移動して、スレーブ装置に最も強いマスタ装置を見つけさせるボタンを押すことによって、スレーブ装置が、或る特定のマスタ装置に関連付けられることが可能である(ガレージドアオープナが、或る特定のガレージドア装置に関係付けられる場合と同様に)ことも企図される。これは、MTD(多数入居者の住宅)において必要である。
本開示は、本発明の真の、意図される、公正な範囲および趣旨を限定するのではなく、本発明による様々な実施形態をどのように作り、使用するかを説明することを意図する。以上の説明は、網羅的であること、または開示される形態そのものに本発明を限定することは意図していない。以上の教示に鑑みて、変形または変種が可能である。実施形態は、本発明の原理、および本発明の実際的な応用の最良の例示を提供し、当業者が、様々な実施形態において、企図される特定の用法に適した様々な変形とともに本発明を利用することを可能にするように選択され、説明された。
以下に本件出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]施設内の無線網通信適用範囲を拡大するための中継器において、前記施設内の配線を介して少なくとも1つのスレーブ装置に結合されたマスタ装置であって、マスタスレーブ通信プロトコル(MSCP)パケットを生成するように構成されたプロセッサと、無線通信網に関連する無線基地局に無線信号を送信し、および該無線基地局から無線信号を受信し、更に前記施設内の前記配線を介して、ダウンリンクトランスポート周波数で前記無線信号および前記MSCPパケットを前記スレーブ装置に送信し、およびアップリンクトランスポート周波数で前記無線信号および前記MSCPパケットを前記スレーブ装置から受信する、前記プロセッサに結合されたトランシーバと、を備えるマスタ装置。
[2]前記MSCPパケットは、前記スレーブ装置を構成するための前記スレーブ装置に送信されるべき動作パラメータ、およびダウンリンクギャップ伝送時間の通知を含む[1]に記載のマスタ装置。
[3]前記プロセッサは、前記ダウンリンクトランスポート周波数上の前記無線信号をダウンリンクギャップでパンクチャリングして、前記ダウンリンクトランスポート周波数上の干渉レベルが、前記スレーブ装置によって測定されることを可能とし、前記アップリンクトランスポート周波数上の前記無線信号におけるパンクチャリングされたアップリンクギャップに基づいて、前記アップリンクトランスポート周波数上の残りの信号レベルを測定し、更に測定された残りの信号レベルに基づいて、前記ダウンリンクトランスポート周波数および前記アップリンクトランスポート周波数を調整するように更に構成された[1]に記載のマスタ装置。
[4]前記配線は、前記施設内の既存の配線を含む[3]に記載のマスタ装置。
[5]前記配線は、前記施設内に布設された同軸ケーブル配線を含む[1]に記載のマスタ装置。
[6]前記残りの信号レベルに対応する信号は、他のスレーブ装置および干渉信号源の1つからの信号を含む[1]に記載のマスタ装置。
[7]前記動作パラメータは、タイミングパラメータ、ダウンリンクマスタ−スレーブ伝送時間、スレーブ−マスタ初期伝送時間、および伝送のために利用可能なアップリンクランダムアクセスタイムスロットを含む[2]に記載のマスタ装置。
[8]前記プロセッサは、前記スレーブ装置から受信される前記MSCPパケットの中に含まれる通知メッセージに基づいて、前記アップリンクギャップがいつ、前記無線信号においてパンクチャリングされるかを判断するように更に構成された[3]に記載のマスタ装置。
[9]前記プロセッサは、不定期の間隔に従って前記ダウンリンクギャップで前記無線信号をパンクチャリングし、高調波干渉を防止するように更に構成された[3]に記載のマスタ装置。
[10]前記プロセッサは、前記測定された残りの信号レベルが、所定のレベルより大きい場合、前記中継器を非活性化するように更に構成された[1]に記載のマスタ装置。
[11]前記プロセッサは、前記スレーブ装置に送信されるべきタイムスタンプが付けられた1つまたは複数のブロードキャストメッセージを生成し、前記マスタ装置と前記スレーブ装置のそれぞれでローカルに生成された周波数間のタイミング同期と周波数オフセットの最小化のいずれかを実行するように更に構成された[1]に記載のマスタ装置。
[12]前記スレーブ装置に対する前記ダウンリンクトランスポート周波数の受信信号強度指示(RSSI)および雑音レベル、マスタ装置入力電力、およびマスタ装置出力電力を測定する、前記トランシーバに結合された電力検出器を更に備え、前記プロセッサは、前記基地局へのアップリンクの利得の変化が、測定されたマスタ装置電力の変化と実質的に等しくなく、前記マスタ装置と前記スレーブ装置が発振状態とならない、前記基地局への該アップリンクの最大利得を決定するように更に構成された[1]に記載のマスタ装置。
[13]前記プロセッサは、前記マスタ装置と前記スレーブ装置が発振状態とならない前記基地局への前記アップリンクの最大利得が、或る特定のレベルを下回っていると判定された場合、前記スレーブ装置に送信されるべき指示メッセージを生成するように更に構成された[12]に記載のマスタ装置。
[14]前記プロセッサは、MSCPパケットが前記スレーブ装置から受信されると、前記基地局に前記無線信号を送信することを一時的に終了するように更に構成された[1]に記載のマスタ装置。
[15]前記トランシーバに結合され、前記施設の信号入口点に配置されて、前記施設内の前記配線に関連する信号の伝送を許し、前記無線信号が前記施設から伝送されるのを防止するフィルタを更に備えた[1]に記載のマスタ装置。
[16]施設内の無線網通信の適用範囲を拡大するための中継器において、前記施設内の配線を介してマスタ装置に結合されたスレーブ装置であって、前記トランシーバに結合され、前記マスタ装置からのMSCP(マスタスレーブ通信プロトコル)パケットにおいて受信された動作パラメータに基づいて、前記スレーブ装置を構成するように構成されたプロセッサと、無線接続を介して、ダウンリンクで無線信号を加入者端末装置に送信し、およびアップリンクで無線信号を該加入者端末装置から受信し、更に前記施設内の前記配線を介して、アップリンクトランスポート周波数で前記無線信号および前記MSCPパケットを前記マスタ装置に送信し、およびダウンリンクトランスポート周波数で前記無線信号および前記MSCPパケットを前記マスタ装置から受信するトランシーバと、を備えるスレーブ装置。
[17]前記プロセッサは、前記アップリンクトランスポート周波数上の前記無線信号をアップリンクギャップでパンクチャリングし、前記アップリンクトランスポート周波数上の残りの信号レベルが、前記マスタ装置によって測定されることを可能とし、前記ダウンリンクトランスポート周波数上の前記無線信号にパンクチャリングされたダウンリンクギャップに基づいて、前記ダウンリンクトランスポート周波数上の残りの信号レベルを測定し、更に前記マスタ装置に送信されるべき、前記測定された干渉レベルを含む前記MSCPパケットを生成するように更に構成された[16]に記載のスレーブ装置。
[18]前記プロセッサは、前記マスタ装置から受信される前記MSCPパケットの中に含まれる通知メッセージに基づいて、前記ダウンリンクギャップがいつ、前記無線信号にパンクチャリンされるかを判断するように更に構成された[17]に記載のスレーブ装置。
[19]前記プロセッサは、不定期の間隔に従って前記アップリンクギャップで前記アップリンクトランスポート周波数上の前記無線信号をパンクチャリングするように更に構成された[17]に記載のスレーブ装置。
[20]前記プロセッサは、前記マスタ装置から受信される前記MSCPパケット内のタイムスタンプが付けられた1つまたは複数のブロードキャストメッセージに基づいて、ローカルクロックと前記マスタ装置に関連するクロックとのタイミング差を算出し、更に前記タイミング差に基づいて前記ローカルクロック基準を調整するように更に構成された[16]に記載のスレーブ装置。
[21]受信信号強度指示(RSSI)、前記マスタ装置に対する前記アップリンクトランスポート周波数の雑音レベル、スレーブ装置入力電力、およびスレーブ装置出力電力を測定するように構成され、前記トランシーバに結合された電力検出器を更に備え、前記プロセッサは、前記加入者端末装置へのダウンリンクの利得の変化が、測定されたスレーブ装置出力電力の変化と実質的に等しくない発振状態に、前記スレーブ装置と前記マスタ装置がならない、前記加入者端末装置への前記ダウンリンクの最大利得を決定するように更に構成された[16]に記載のスレーブ装置。
[22]前記プロセッサは、前記マスタ装置と前記スレーブ装置が発振状態とならない前記加入者端末装置への前記ダウンリンクの前記最大利得が、或る特定のレベルを下回っていると判定した場合、前記マスタ装置に送信されるべき指示メッセージを生成するように更に構成された[21]に記載のスレーブ装置。
[23]前記プロセッサは、前記MSCPパケットが、前記マスタ装置から前記ダウンリンクトランスポート周波数で受信されると、前記加入者端末装置に前記無線信号の送信を一時的に終了するように更に構成された[16]に記載のスレーブ装置。
[24]施設に設置されたマスタ装置と、該施設内の配線を介して前記マスタ装置に結合されたスレーブ装置とを含む該施設内の無線網通信の適用範囲を拡大する方法であって、前記スレーブ装置を構成するための動作パラメータと、ダウンリンクギャップ伝送時間とを含む制御メッセージを、ダウンリンクトランスポート周波数で前記スレーブ装置に送信すること、アップリンクギャップ伝送時間を含む制御メッセージを、アップリンクトランスポート周波数で前記スレーブ装置から受信すること、無線基地局から前記マスタ装置において受信された無線信号を、前記ダウンリンクトランスポート周波数を介して前記スレーブ装置に送信すること、加入者端末装置から前記スレーブ装置において受信された無線信号を、前記アップリンクトランスポート周波数を介して前記マスタ装置に送信すること、前記ダウンリンクトランスポート周波数を介して送信される前記無線信号を、前記ダウンリンクギャップでパンクチャリングして、前記ダウンリンクトランスポート周波数上の干渉レベルが、前記スレーブ装置によって測定されることが可能であるようにすること、前記アップリンクトランスポート周波数を介して送信される前記無線信号を、前記アップリンクギャップでパンクチャリングして、前記アップリンクトランスポート周波数上の干渉レベルが、前記マスタ装置によって測定されることが可能であるようにすること、および前記測定された干渉レベルに基づいて、前記ダウンリンクトランスポート周波数および前記アップリンクトランスポート周波数を調整することを備える方法。
[25]前記ダウンリンクトランスポート周波数を介して送信される前記無線信号を前記パンクチャリングすること、および前記アップリンクトランスポート周波数を介して送信される前記無線信号を前記パンクチャリングすることは、不定期の間隔に従って前記無線信号をパンクチャリングすることを更に含む[24]に記載の方法。
[26]前記測定された干渉レベルが、所定のレベルより大きい場合、前記マスタ装置および前記スレーブ装置を非活性化することを更に備える[24]に記載の方法。
[27]タイムスタンプが付けられたブロードキャストメッセージを、前記ダウンリンクトランスポート周波数で前記スレーブ装置に送信すること、前記タイムスタンプが付けられたブロードキャストメッセージに基づいて、スレーブ装置プロセッサクロックと、前記マスタ装置に関連するクロックとのタイミング差を算出すること、および前記タイミング差が、所定の精度レベルより大きい場合、前記スレーブ装置プロセッサクロックを調整することを更に備える[24]に記載の方法。
[28]前記ダウンリンクトランスポート周波数のRSSI(受信信号強度指示)および雑音レベル、ならびに前記マスタ装置の入力電力および出力電力を測定すること、および前記基地局への前記アップリンクの利得の変化が、測定されたマスタ装置出力電力の変化と実質的に等しくはない発振状態に、前記マスタ装置と前記スレーブ装置がならない、前記基地局への前記アップリンクの最大利得を決定することを更に備える[24]に記載の方法。
[29]前記マスタ装置と前記スレーブ装置が発振状態とならない、前記基地局への前記アップリンクの前記最大利得が、或る特定のレベルを下回っていると判定された場合、前記スレーブ装置に送信されるべき指示メッセージを生成することを更に備える[24]に記載の方法。
[30]前記アップリンクトランスポート周波数のRSSI(受信信号強度指示)および雑音レベル、ならびに前記スレーブ装置の入力電力および出力電力を測定すること、および前記アップリンクの前記測定された、受信されたRSSIおよび雑音レベルに基づいて、前記アップリンクトランスポート周波数の利得を設定することを更に備える[24]に記載の方法。
[31]前記加入者端末装置への前記ダウンリンクの前記利得の変化が、前記測定されたスレーブ装置出力電力の変化と実質的に等しくはない発振状態に、前記スレーブ装置と前記マスタ装置がならない、前記加入者端末装置への前記ダウンリンクの最大利得を決定することを更に備える[24]に記載の方法。
[32]前記マスタ装置と前記スレーブ装置が発振状態となららない前記加入者端末装置への前記ダウンリンクの前記最大利得が、或る特定のレベルを下回っていると判定された場合、前記マスタ装置に送信されるべき指示メッセージを生成することを更に備える[31]に記載の方法。
[33]施設内の無線通信の適用エリアを拡大するための中継器であって、ネットワーク基地局と無線で通信するためのマスタ装置と、1つまたは複数の加入者端末装置と無線で通信するためのスレーブ装置とを備え、前記スレーブ装置は、前記施設内の配線を通じて前記マスタ装置に結合され、前記マスタ装置は、前記ネットワーク基地局および前記加入者端末装置にトランスペアレントな仕方で、第1のトランスポート周波数で無線信号を前記スレーブ装置に送信し、第2のトランスポート周波数で無線信号を前記スレーブ装置から受信するように動作可能である中継器。
[34]1つまたは複数の加入者端末装置とそれぞれが通信する複数のスレーブ装置を更に備え、前記複数のスレーブ装置はそれぞれ、単一のケーブル、および前記単一のケーブルに結合された1つまたは複数の分配器を介して前記マスタ装置に結合された[33]に記載の中継器。

Claims (36)

  1. 施設内の無線網通信適用範囲を拡大するための中継器において、前記施設内の配線を介して少なくとも1つのスレーブ装置に結合されたマスタ装置であって、
    マスタスレーブ通信プロトコル(MSCP)パケットを生成するように構成されたプロセッサと、
    無線通信網に関連する無線基地局に無線信号を送信し、および該無線基地局から無線信号を受信し、更に前記施設内の前記配線を介して、ダウンリンクトランスポート周波数で前記無線信号および前記MSCPパケットを前記スレーブ装置に送信し、およびアップリンクトランスポート周波数で前記無線信号および前記MSCPパケットを前記スレーブ装置から受信する、前記プロセッサに結合されたトランシーバと
    を備え、
    前記プロセッサは、
    前記ダウンリンクトランスポート周波数上の前記無線信号をダウンリンクギャップでパンクチャリングして、前記ダウンリンクトランスポート周波数上の干渉レベルが、前記スレーブ装置によって測定されることが可能とし、
    前記アップリンクトランスポート周波数上の前記無線信号におけるパンクチャリングされたアップリンクギャップに基づいて、前記アップリンクトランスポート周波数上の残りの信号レベルを測定し、更に
    測定された残りの信号レベルに基づいて、前記ダウンリンクトランスポート周波数および前記アップリンクトランスポート周波数を調整するように更に構成されたマスタ装置
  2. 前記施設内にさらに配線を備え、前記配線は、前記施設内の既存の配線を含む請求項に記載のマスタ装置。
  3. 前記プロセッサは、前記スレーブ装置から受信される前記MSCPパケットの中に含まれる通知メッセージに基づいて、前記アップリンクギャップがいつ、前記無線信号においてパンクチャリングされるかを判断するように更に構成された請求項に記載のマスタ装置。
  4. 前記プロセッサは、不定期の間隔に従って前記ダウンリンクギャップで前記無線信号をパンクチャリングし、高調波干渉を防止するように更に構成された請求項に記載のマスタ装置。
  5. 施設内の無線網通信適用範囲を拡大するための中継器において、前記施設内の配線を介して少なくとも1つのスレーブ装置に結合されたマスタ装置であって、
    マスタスレーブ通信プロトコル(MSCP)パケットを生成するように構成されたプロセッサと、
    無線通信網に関連する無線基地局に無線信号を送信し、および該無線基地局から無線信号を受信し、更に前記施設内の前記配線を介して、ダウンリンクトランスポート周波数上で前記無線信号および前記MSCPパケットを前記スレーブ装置に送信し、およびアップリンクトランスポート周波数上で前記無線信号および前記MSCPパケットを前記スレーブ装置から受信する、前記プロセッサに結合されたトランシーバと、
    前記スレーブ装置に対する前記ダウンリンクトランスポート周波数の受信信号強度指示(RSSI)および雑音レベル、マスタ装置入力電力、およびマスタ装置出力電力を測定する、前記トランシーバに結合された電力検出器
    を備え、
    前記プロセッサは、前記基地局へのアップリンクの利得の変化が、測定されたマスタ装置電力の変化と実質的に等しくなく、前記マスタ装置と前記スレーブ装置が発振状態とならない、前記基地局への該アップリンクの最大利得を決定するように更に構成されたマスタ装置
  6. 前記プロセッサは、前記マスタ装置と前記スレーブ装置が発振状態とならない前記基地局への前記アップリンクの最大利得が、或る特定のレベルを下回っていると判定された場合、前記スレーブ装置に送信されるべき指示メッセージを生成するようにさらに構成される請求項に記載のマスタ装置。
  7. 施設内の無線網通信の適用範囲を拡大するための中継器において、前記施設内の配線を介してマスタ装置に結合されたスレーブ装置であって、
    トランシーバに結合され、前記マスタ装置からのMSCP(マスタスレーブ通信プロトコル)パケットにおいて受信された動作パラメータに基づいて、前記スレーブ装置を構成するように構成されたプロセッサと、
    無線接続を介して、ダウンリンクで無線信号を加入者端末装置に送信し、およびアップリンクで無線信号を該加入者端末装置から受信し、更に前記施設内の前記配線を介して、アップリンクトランスポート周波数で前記無線信号および前記MSCPパケットを前記マスタ装置に送信し、およびダウンリンクトランスポート周波数で前記無線信号および前記MSCPパケットを前記マスタ装置から受信する前記トランシーバと、
    を備え、
    前記プロセッサは、
    前記アップリンクトランスポート周波数上の前記無線信号をアップリンクギャップでパンクチャリングし、前記アップリンクトランスポート周波数上の残りの信号レベルが、前記マスタ装置によって測定されることを可能とし、
    前記ダウンリンクトランスポート周波数上の前記無線信号にパンクチャリングされたダウンリンクギャップに基づいて、前記ダウンリンクトランスポート周波数上の残りの信号レベルを測定し、更に
    前記マスタ装置に送信されるべき、前記測定された干渉レベルを含む前記MSCPパケットを生成するように更に構成されたスレーブ装置
  8. 前記プロセッサは、前記マスタ装置から受信される前記MSCPパケットの中に含まれる通知メッセージに基づいて、前記ダウンリンクギャップがいつ、前記無線信号にパンクチャリンされるかを決定するように更に構成された請求項に記載のスレーブ装置。
  9. 前記プロセッサは、不定期の間隔に従って前記アップリンクギャップで前記アップリンクトランスポート周波数上の前記無線信号をパンクチャリングするように更に構成された請求項に記載のスレーブ装置。
  10. 施設内の無線網通信の適用範囲を拡大するための中継器において、前記施設内の配線を介してマスタ装置に結合されたスレーブ装置であって、
    トランシーバに結合され、前記マスタ装置からのMSCP(マスタスレーブ通信プロトコル)パケットにおいて受信された動作パラメータに基づいて、前記スレーブ装置を構成するように構成されたプロセッサと、
    無線接続を介して、ダウンリンクで無線信号を加入者端末装置に送信し、およびアップリンクで無線信号を該加入者端末装置から受信し、更に前記施設内の前記配線を介して、アップリンクトランスポート周波数で前記無線信号および前記MSCPパケットを前記マスタ装置に送信し、およびダウンリンクトランスポート周波数で前記無線信号および前記MSCPパケットを前記マスタ装置から受信する前記トランシーバと、
    を備え、
    前記プロセッサは、
    前記マスタ装置から受信される前記MSCPパケット内のタイムスタンプが付けられた1つまたは複数のブロードキャストメッセージに基づいて、ローカルクロックと前記マスタ装置に関連するクロックとのタイミング差を算出し、更に
    前記タイミング差に基づいて前記ローカルクロック基準を調整するように更に構成されたスレーブ装置。
  11. 施設内の無線網通信の適用範囲を拡大するための中継器において、前記施設内の配線を介してマスタ装置に結合されたスレーブ装置であって、
    トランシーバに結合され、前記マスタ装置からのMSCP(マスタスレーブ通信プロトコル)パケットにおいて受信された動作パラメータに基づいて、前記スレーブ装置を構成するように構成されたプロセッサと、
    無線接続を介して、ダウンリンクで無線信号を加入者端末装置に送信し、およびアップリンクで無線信号を該加入者端末装置から受信し、更に前記施設内の前記配線を介して、アップリンクトランスポート周波数で前記無線信号および前記MSCPパケットを前記マスタ装置に送信し、およびダウンリンクトランスポート周波数で前記無線信号および前記MSCPパケットを前記マスタ装置から受信する前記トランシーバと、
    受信信号強度指示(RSSI)、前記マスタ装置に対する前記アップリンクトランスポート周波数の雑音レベル、スレーブ装置入力電力、およびスレーブ装置出力電力を測定するように構成され、前記トランシーバに結合された電力検出器を更に備え、
    前記プロセッサは、前記加入者端末装置へのダウンリンクの利得の変化が、測定されたスレーブ装置出力電力の変化と実質的に等しくない発振状態に、前記スレーブ装置と前記マスタ装置がならない、前記加入者端末装置への前記ダウンリンクの最大利得を決定するように更に構成されたスレーブ装置
  12. 前記プロセッサは、前記マスタ装置と前記スレーブ装置が発振状態とならない前記加入者端末装置への前記ダウンリンクの前記最大利得が、或る特定のレベルを下回っていると判定した場合、前記マスタ装置に送信されるべき指示メッセージを生成するように更に構成される請求項11に記載のスレーブ装置。
  13. 施設に設置されたマスタ装置と、該施設内の配線を介して前記マスタ装置に結合されたスレーブ装置とを含む該施設内の無線網通信カバレッジを強化する方法であって、
    前記スレーブ装置を構成するための動作パラメータと、ダウンリンクギャップ伝送時間とを含む制御メッセージを、ダウンリンクトランスポート周波数で前記スレーブ装置に送信すること、
    アップリンクギャップ伝送時間を含む制御メッセージを、アップリンクトランスポート周波数で前記スレーブ装置から受信すること、
    無線基地局から前記マスタ装置において受信された無線信号を、前記ダウンリンクトランスポート周波数を介して前記スレーブ装置に送信すること、
    加入者端末装置から前記スレーブ装置において受信された無線信号を、前記アップリンクトランスポート周波数を介して前記マスタ装置に送信すること、
    前記ダウンリンクトランスポート周波数を介して送信される前記無線信号を、前記ダウンリンクギャップでパンクチャリングして、前記ダウンリンクトランスポート周波数上の干渉レベルが、前記スレーブ装置によって測定されることが可能であるようにすること、
    前記アップリンクトランスポート周波数を介して送信される前記無線信号を、前記アップリンクギャップでパンクチャリングして、前記アップリンクトランスポート周波数上の干渉レベルが、前記マスタ装置によって測定されることが可能であるようにすること、および
    前記測定された干渉レベルに基づいて、前記ダウンリンクトランスポート周波数および前記アップリンクトランスポート周波数を調整することを備える方法。
  14. 前記ダウンリンクトランスポート周波数を介して送信される前記無線信号を前記パンクチャリングすること、および前記アップリンクトランスポート周波数を介して送信される前記無線信号を前記パンクチャリングすることは、不定期の間隔に従って前記無線信号をパンクチャリングすることをさらに含む請求項13に記載の方法。
  15. 前記測定された干渉レベルが、所定のレベルより大きい場合、前記マスタ装置および前記スレーブ装置を非活性化することをさらに備える請求項13に記載の方法。
  16. タイムスタンプが付けられたブロードキャストメッセージを、前記ダウンリンクトランスポート周波数で前記スレーブ装置に送信すること、
    前記タイムスタンプが付けられたブロードキャストメッセージに基づいて、スレーブ装置プロセッサクロックと、前記マスタ装置に関連するクロックとのタイミング差を算出すること、および
    前記タイミング差が、所定の精度レベルより大きい場合、前記スレーブ装置プロセッサクロックを調整することをさらに備える請求項13に記載の方法。
  17. 前記ダウンリンクトランスポート周波数のRSSI(受信信号強度示度)および雑音レベル、ならびに前記マスタ装置の入力電力および出力電力を測定すること、および
    前記基地局への前記アップリンクの利得の変化が、測定されたマスタ装置出力電力の変化と実質的に等しくはない発振状態に、前記マスタ装置と前記スレーブ装置がならない、前記基地局への前記アップリンクの最大利得を決定することをさらに備える請求項13に記載の方法。
  18. 前記マスタ装置と前記スレーブ装置が発振状態とならない、前記基地局への前記アップリンクの前記最大利得が、或る特定のレベルを下回っていると判定された場合、前記スレーブ装置に送信されるべき指示メッセージを生成することを更に備える請求項13に記載の方法。
  19. 前記アップリンクトランスポート周波数のRSSI(受信信号強度示度)および雑音レベル、ならびに前記スレーブ装置の入力電力および出力電力を測定すること、および
    前記アップリンクの前記測定された、受信されたRSSIおよび雑音レベルに基づいて、前記アップリンクトランスポート周波数の利得を設定することを更に備える請求項13に記載の方法。
  20. 前記加入者端末装置への前記ダウンリンクの前記利得の変化が、前記測定されたスレーブ装置出力電力の変化と実質的に等しくはない発振状態に、前記スレーブ装置と前記マスタ装置がならない、前記加入者端末装置への前記ダウンリンクの最大利得を決定することをさらに備える請求項13に記載の方法。
  21. 前記マスタ装置と前記スレーブ装置が発振状態とならない前記加入者端末装置への前記ダウンリンクの前記最大利得が、或る特定のレベルを下回っていると判定された場合、前記マスタ装置に送信されるべき指示メッセージを生成することをさらに備える請求項20に記載の方法。
  22. 施設に設置されたマスタ装置と、該施設内の配線を介して前記マスタ装置に結合されたスレーブ装置とを含む該施設内の無線網通信適用範囲を拡大する装置であって、
    前記スレーブ装置を構成するための動作パラメータと、ダウンリンクギャップ伝送時間とを含む制御メッセージを、ダウンリンクトランスポート周波数で前記スレーブ装置に送信する手段と、
    アップリンクギャップ伝送時間を含む制御メッセージを、アップリンクトランスポート周波数で前記スレーブ装置から受信する手段と、
    無線基地局から前記マスタ装置において受信された無線信号を、前記ダウンリンクトランスポート周波数を介して前記スレーブ装置に送信する手段と、
    加入者端末装置から前記スレーブ装置において受信された無線信号を、前記アップリンクトランスポート周波数を介して前記マスタ装置に送信する手段と、
    前記ダウンリンクトランスポート周波数を介して送信される前記無線信号を、前記ダウンリンクギャップでパンクチャリングして、前記ダウンリンクトランスポート周波数上の干渉レベルが、前記スレーブ装置によって測定されることが可能であるようにする手段と、
    前記アップリンクトランスポート周波数を介して送信される前記無線信号を、前記アップリンクギャップでパンクチャリングして、前記アップリンクトランスポート周波数上の干渉レベルが、前記マスタ装置によって測定されることが可能であるようにする手段と、
    前記測定された干渉レベルに基づいて、前記ダウンリンクトランスポート周波数および前記アップリンクトランスポート周波数を調整する手段と
    を備える装置。
  23. 前記ダウンリンクトランスポート周波数を介して送信される前記無線信号を前記パンクチャリングする手段および前記アップリンクトランスポート周波数を介して送信される前記無線信号を前記パンクチャリングする前記手段は、不定期の間隔に従って前記無線信号をパンクチャリングする手段を更に含む請求項22に記載の装置。
  24. 前記測定された干渉レベルが、所定のレベルより大きい場合、前記マスタ装置および前記スレーブ装置を非活性化する手段を更に備える請求項22に記載の装置。
  25. タイムスタンプが付けられたブロードキャストメッセージを、前記ダウンリンクトランスポート周波数で前記スレーブ装置に送信する手段と、
    前記タイムスタンプが付けられたブロードキャストメッセージに基づいて、スレーブ装置プロセッサクロックと、前記マスタ装置に関連するクロックとのタイミング差を算出する手段と、
    前記タイミング差が、所定の精度レベルより大きい場合、前記スレーブ装置プロセッサクロックを調整する手段と
    を更に備える請求項22に記載の装置。
  26. 前記ダウンリンクトランスポート周波数の受信信号強度示度(RSSI)および雑音レベル、ならびに前記マスタ装置の入力電力および出力電力を測定する手段と、
    前記基地局への前記アップリンクの利得の変化が、測定されたマスタ装置出力電力の変化と実質的に等しくはない発振状態に、前記マスタ装置と前記スレーブ装置がならない、前記基地局への前記アップリンクの最大利得を決定する手段とを更に備える請求項22に記載の装置。
  27. 前記マスタ装置と前記スレーブ装置が発振状態とならない、前記基地局への前記アップリンクの前記最大利得が、或る特定のレベルを下回っていると判定された場合、前記スレーブ装置に送信されるべき指示メッセージを生成する手段を更に備える請求項22に記載の装置。
  28. 前記アップリンクトランスポート周波数の受信信号強度示度(RSSI)および雑音レベル、ならびに前記スレーブ装置の入力電力および出力電力を測定する手段と、
    前記アップリンクの前記測定された、受信されたRSSIおよび雑音レベルに基づいて、前記アップリンクトランスポート周波数の利得を設定する手段と
    を更に備える請求項22に記載の装置。
  29. 前記加入者端末装置への前記ダウンリンクの前記利得の変化が、前記測定されたスレーブ装置出力電力の変化と実質的に等しくはない発振状態に、前記スレーブ装置と前記マスタ装置がならない、前記加入者端末装置への前記ダウンリンクの最大利得を決定する手段を更に備える請求項22に記載の装置。
  30. 前記マスタ装置と前記スレーブ装置が発振状態にならない前記加入者端末装置への前記ダウンリンクの前記最大利得が、或る特定のレベルを下回っていると判定された場合、前記マスタ装置に送信されるべき指示メッセージを生成する手段を更に備える請求項29に記載の装置。
  31. 施設に設置されたマスタ装置と、該施設内の配線を介して前記マスタ装置に結合されたスレーブ装置とを含む該施設内の無線網通信の適用範囲を拡大するための実行可能な命令を備えるコンピュータ可読記憶媒体であって、
    前記スレーブ装置を構成するための動作パラメータと、ダウンリンクギャップ伝送時間とを含む制御メッセージを、ダウンリンクトランスポート周波数で前記スレーブ装置に送信するための命令と、
    アップリンクギャップ伝送時間を含む制御メッセージを、アップリンクトランスポート周波数で前記スレーブ装置から受信するための命令と、
    無線基地局から前記マスタ装置において受信された無線信号を、前記ダウンリンクトランスポート周波数を介して前記スレーブ装置に送信するための命令と、
    加入者端末装置から前記スレーブ装置において受信された無線信号を、前記アップリンクトランスポート周波数を介して前記マスタ装置に送信するための命令と、
    前記ダウンリンクトランスポート周波数を介して送信される前記無線信号を、前記ダウンリンクギャップでパンクチャリングして、前記ダウンリンクトランスポート周波数上の干渉レベルが、前記スレーブ装置によって測定されることが可能であるようにするための命令と、
    前記アップリンクトランスポート周波数を介して送信される前記無線信号を、前記アップリンクギャップでパンクチャリングして、前記アップリンクトランスポート周波数上の干渉レベルが、前記マスタ装置によって測定されることが可能であるようにするための命令と、
    前記測定された干渉レベルに基づいて、前記ダウンリンクトランスポート周波数および前記アップリンクトランスポート周波数を調整するための命令と
    を備えるコンピュータ可読記憶媒体。
  32. 前記ダウンリンクトランスポート周波数のRSSI(受信信号強度指示)および雑音レベル、ならびに前記マスタ装置の入力電力および出力電力を測定するための命令と、
    前記基地局への前記アップリンクの利得の変化が、測定されたマスタ装置出力電力の変化と実質的に等しくはない発振状態に、前記マスタ装置と前記スレーブ装置がならない、前記基地局への前記アップリンクの最大利得を決定するための命令と
    を更に備える請求項31に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  33. 前記マスタ装置と前記スレーブ装置が発振状態とならない、前記基地局への前記アップリンクの前記最大利得が、或る特定のレベルを下回っていると判定された場合、前記スレーブ装置に送信されるべき指示メッセージを生成するための命令を更に備える請求項31に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  34. 前記アップリンクトランスポート周波数の受信信号強度示度(RSSI)および雑音レベル、ならびに前記スレーブ装置の入力電力および出力電力を測定するための命令と、
    前記アップリンクの前記測定された、受信されたRSSIおよび雑音レベルに基づいて、前記アップリンクトランスポート周波数の利得を設定する命令と
    を更に備える請求項31に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  35. 前記加入者端末装置への前記ダウンリンクの前記利得の変化が、前記測定されたスレーブ装置出力電力の変化と実質的に等しくはない発振状態に、前記スレーブ装置と前記マスタ装置がならない、前記加入者端末装置への前記ダウンリンクの最大利得を決定するための命令を更に備える請求項31に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  36. 前記マスタ装置と前記スレーブ装置が発振状態とならない前記加入者端末装置への前記ダウンリンクの前記最大利得が、或る特定のレベルを下回っていると判定された場合、前記マスタ装置に送信されるべき指示メッセージを生成することを更に備える請求項35に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
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