JP2015518359A - デバイス間通信のためのリソース配分方法および装置 - Google Patents

デバイス間通信のためのリソース配分方法および装置 Download PDF

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Abstract

ある実施形態において、ネットワーク(100)の基地局(110)によりネットワーク・リソースを配分する方法は、ネットワークのアップリンク・チャネルの少なくとも2つのブロックを、第1のユーザ機器(UE)(120a)と第2のUE(120b)との間の直接通信リンク(150a、150b)に配分するステップを含む。この方法は、更に、直接通信リンク上のデータ転送速度が、(i)第1のUEと基地局との間と(ii)第2のUEと基地局との間との内の一方のアップリンク通信のためのデータ転送速度よりも高いことを判定するステップを含む。この方法は、更に、判定に基づき、直接通信リンクに配分されている少なくとも2つのアップリンク・ブロックの少なくとも1つを、第1のUE、第2のUE、または他のUE(120c)による基地局とのアップリンク通信の内の少なくとも1つに再配分するステップを含む。

Description

デバイス間の通信では、ユーザ機器(UE)が相互に通信する。従来型のUEは、アップリンク上で送信しダウンリンク上で受信する機能を備えており、他方で、基地局は、アップリンク上で受信しダウンリンク上で送信する。デバイス間の通信は、少なくとも、公共安全とソーシャル・ネットワーキングのために用いられ得る。
公共安全を向上するために、デバイス間の通信が、携帯電話のインフラストラクチャが利用できない場所で用いられる。デバイス間の通信により、緊急事態において、ユーザ機器(UE)が相互に直接通信することが可能になる。
デバイス間の通信は、また、ソーシャル・ネットワーキングにおいても用いられる。より詳しくは、デバイス間の通信により、近接しているUEが情報を共有することが可能になる。
例示的な実施形態は、デバイス間の通信のためにリソースを配分するための方法および/または装置に向けられている。この方法および装置によると、システムにおける他のデバイスおよびレガシ・デバイスに加えて直接的なデバイス間の通信をしているデバイスが、更にアップリンク・チャネルで基地局に向けて送信することを可能にしながら、オペレータが、アップリンク・チャネルの一部をデバイス間の通信のために配分することが可能になる。
一実施形態では、ネットワークの基地局によりネットワーク・リソースを配分する方法は、ネットワークのアップリンク・チャネルの少なくとも2つのブロックを、第1のユーザ機器(UE)と第2のUEとの間の直接通信リンクに配分するステップを含む。この方法は、更に、直接通信リンク上のデータ転送速度が、(i)第1のUEと基地局との間と(ii)第2のUEと基地局との間との一方のアップリンク通信のためのデータ転送速度よりも高いことを判定するステップを含む。この方法は、更に、この判定に基づき、直接通信リンクに配分されている少なくとも2つのアップリンク・ブロックの少なくとも1つを、第1のUE、第2のUE、または他のUEによる基地局とのアップリンク通信の少なくとも1つに再配分するステップを含む。
一実施形態では、この方法は、更に、直接通信リンク上の第1のUEと第2のUEとのそれぞれに対する送信電力を、(i)第1のUEと基地局との間と(ii)第2のUEと基地局との間とのそれぞれ一方のアップリンク通信のために許容される送信電力よりも小さくなるまたはそれに等しくなるように、制御するステップを含む。
一実施形態では、再配分するステップは、(i)第1のUEと基地局との間と(ii)第2のUEと基地局との間との一方のアップリンク通信のためのデータ転送速度と等しい直接通信リンク上のデータ転送速度をサポートするのに要求される最小の帯域幅を決定するステップを含む。再配分するステップは、更に、再配分のための帯域幅を決定するために、直接通信リンクに配分されている帯域幅から、最小の帯域幅を減算するステップを含む。
一実施形態では、ネットワークの基地局によりネットワーク・リソースを配分する方法が、ネットワークのアップリンク・チャネルの少なくとも1つのブロックを、第1のユーザ機器(UE)と第2のUEとの間の第1の直接通信リンクに配分するステップを含む。この方法は、更に、アップリンク・チャネルの少なくとも1つのブロックを、第3のUEと第4のUEとの間の第2の直接通信リンクに配分するステップを含む。
一実施形態では、この方法は、更に、第1のUE及び第2のUEが、第3のUE及び第4のUEの送信範囲の外にあることを判定するステップを含む。基地局は、この判定ステップで、第1のUE及び第2のUEが第3のUE及び第4のUEの送信範囲の外にあると判定する場合には、第2の直接通信リンクに配分する。
一実施形態では、この方法は、更に、第1の直接通信リンクと第2の直接通信リンクとの上の送信電力を、第1のUE、第2のUE、第3のUEおよび第4のUEの内の1つと基地局との間のアップリンク通信のために許容される送信電力よりも小さくなるまたはそれに等しくなるように、制御するステップを含む。
一実施形態では、この方法は、更に、第1の直接通信リンクと第2の直接通信リンクとの少なくとも一方のリンク上のデータ転送速度が、第1のUE、第2のUE、第3のUEおよび第4のUEの中の1つと基地局との間のアップリンク通信のためのデータ転送速度よりも高いことを判定するステップを含む。この方法は、更に、この判定に基づき、第1の直接通信リンクと第2の直接通信リンクとに配分されているアップリンク・ブロックを、第1のUE、第2のUE、第3のUE、第4のUEおよび他のUEによる基地局とのアップリンク通信の少なくとも1つに再配分するステップを含む。
一実施形態では、この再配分するステップは、第1のUEと基地局との間と第2のUEと基地局との間との一方のアップリンク通信のためのデータ転送速度と等しい第1の直接通信リンク上のデータ転送速度をサポートするのに要求される第1の最小帯域幅を決定するステップを含む。この方法は、更に、第3のUEと基地局との間と第4のUEと基地局との間との一方のアップリンク通信のためのデータ転送速度と等しい第2の直接通信リンク上のデータ転送速度をサポートするのに要求される第2の最小帯域幅を決定するステップを含む。この方法は、更に、再配分のための帯域幅を決定するために、第1の最小帯域幅と第2の最小帯域幅との大きな方を、第1の直接通信リンクまたは第2の直接通信リンクそれぞれに配分されている帯域幅から減算するステップを含む。
この方法は、更に、アップリンク・チャネルの少なくとも1つのブロックを、第1のUE、第2のUE、第3のUE、第4のUEおよび他のUEと基地局とのアップリンク通信に更に配分するステップを含む。
一実施形態では、この更に配分するステップは、基地局によって供給されるセルにおける干渉レベルに関する判定に基づく。
一実施形態では、基地局が、ネットワークのアップリンク・チャネルの少なくとも2つのブロックを、第1のユーザ機器(UE)と第2のUEとの間の直接通信リンクに配分するように構成されている。この基地局は、更に、直接通信リンク上のデータ転送速度が、(i)第1のUEと基地局との間と(ii)第2のUEと基地局との間との一方のアップリンク通信のためのデータ転送速度よりも高いことを判定するように構成されている。この基地局は、更に、この判定に基づき、直接通信リンクに配分されている少なくとも2つのアップリンク・ブロックの少なくとも1つを、第1のUE、第2のUE、または他のUEによる基地局とのアップリンク通信の少なくとも1つに再配分するように構成されている。
一実施形態では、この基地局は、更に、直接通信リンク上の第1のUEと第2のUEとのそれぞれに対する送信電力を、(i)第1のUEと基地局との間と(ii)第2のUEと基地局との間とのそれぞれ一方のアップリンク通信のために許容される送信電力よりも小さくなるまたはそれに等しくなるように、制御するように構成されている。
一実施形態では、この基地局は、更に、(i)第1のUEと基地局との間と(ii)第2のUEと基地局との間との一方のアップリンク通信のためのデータ転送速度と等しい直接通信リンク上のデータ転送速度をサポートするのに要求される最小の帯域幅を決定するように構成されている。この基地局は、更に、再配分のための帯域幅を決定するために、直接通信リンクに配分されている帯域幅から、最小の帯域幅を減算するように構成されている。
一実施形態では、この基地局は、ネットワークのアップリンク・チャネルの少なくとも1つのブロックを、第1の機器(UE)と第2のUEとの間の第1の直接通信リンクに配分するように構成されている。この基地局は、更に、アップリンク・チャネルの少なくとも1つのブロックを、第3のUEと第4のUEとの間の第2の直接通信リンクに配分するように構成されている。
一実施形態では、この基地局は、更に、第1のUE及び第2のUEが第3のUE及び第4のUEの送信範囲の外にあることを判定するように構成されている。この基地局は、この判定において、第1のUE及び第2のUEが第3のUE及び第4のUEの送信範囲の外にあると判定される場合には、第2の直接通信リンクに配分する。
一実施形態では、この基地局は、第1の直接通信リンクと第2の直接通信リンクとの上の送信電力を、第1のUE、第2のUE、第3のUEおよび第4のUEの内の1つと基地局との間のアップリンク通信のために許容される送信電力よりも小さくなるまたはそれに等しくなるように、制御するように構成されている。
一実施形態では、この基地局が、第1の直接通信リンクと第2の直接通信リンクとの少なくとも一方の上のデータ転送速度が、第1のUE、第2のUE、第3のUEおよび第4のUEの中の1つと基地局との間のアップリンク通信のためのデータ転送速度よりも高いことを判定するように構成されている。この基地局は、更に、この判定に基づき、第1の直接通信リンクと第2の直接通信リンクとに配分されているアップリンク・ブロックを、第1のUE、第2のUE、第3のUE、第4のUEおよび他のUEによる基地局とのアップリンク通信の少なくとも1つに再配分するように構成されている。
一実施形態では、この基地局は、第1のUEと基地局との間と第2のUEと基地局との間との一方のアップリンク通信のためのデータ転送速度と等しい第1の直接通信リンク上のデータ転送速度をサポートするのに要求される第1の最小帯域幅を決定するように構成されている。この基地局は、更に、第3のUEと基地局との間と第4のUEと基地局との間との一方のアップリンク通信のためのデータ転送速度と等しい第2の直接通信リンク上のデータ転送速度をサポートするのに要求される第2の最小帯域幅を決定するように構成されている。この基地局は、更に、再配分のための帯域幅を決定するために、第1の最小帯域幅と第2の最小帯域幅との大きな方を、第1の直接通信リンクまたは第2の直接通信リンクそれぞれに配分されている帯域幅から減算するように構成されている。
この基地局は、更に、アップリンク・チャネルの少なくとも1つのブロックを、第1のUE、第2のUE、第3のUE、第4のUEおよび他のUEと基地局とのアップリンク通信に配分するように構成されている。
一実施形態では、この更なる配分は、基地局によって供給されるセルにおける干渉レベルに関する判定に基づく。
例示的な実施形態は、添付の図面と共に以下の詳細な説明を読むことにより、更に明確に理解されるであろう。
ネットワークの例示的な実施形態を示す図である。 基地局の例示的な実施形態を示す図である。 例示的な実施形態に従ってリソースを配分する方法を示す図である。 例示的な実施形態に従うリソース配分を示す図である。 例示的な実施形態に従うリソース配分を示す図である。 例示的な実施形態に従うリソース配分を示す図である。 例示的な実施形態に従うリソース配分を示す図である。
以下では、様々な例示的な実施形態について、いくつかの例示的な実施形態が示されている添付図面を参照しながら、より十分に説明される。
従って、例示的な実施形態は、様々な修正および代替的形態を有し得るが、それらの実施形態が、図面では例として示されており、本明細書において詳細に説明する。しかし、例示的な実施形態を、開示されている特定の形態に限定する意図は存在しないことを理解すべきであり、むしろ反対に、例示的な実施形態は、特許請求の範囲の範囲に属するすべての修正、均等物、および代替物を含み得る。類似する参照番号は、複数の図面に関する説明の全体を通じて、類似する要素を指している。
第1、第2などの用語を本明細書で用いて様々な要素を説明することがあるが、これらの要素がこれらの用語によって限定されるべきではないことが、理解されるであろう。これらの用語は、ある要素と別の要素とを区別するために用いられているに過ぎない。例えば、例示的な実施形態の範囲から逸脱することなく、第1の要素を第2の要素と称することが可能であり、同様に、第2の要素を第1の要素と称することも可能である。本明細書で用いられているように、「および/または(and/or)」という用語は、関連するリスト化されている項目の1つまたは複数の、任意および全部の組合せを含む。
ある要素が別の要素に「接続されている(connected)」または「結合されている(coupled)」と称されるときには、その要素とその別の要素とが直接に接続もしくは結合されている場合があり得るし、または、間に介在する要素が存在する場合もあり得ることが、理解されるであろう。これとは対照的に、ある要素が別の要素に「直接に(directly)接続されている」または「直接に結合されている」と称されるときには、間に介在する要素は存在しない。複数要素間の関係を説明するのに用いられる他の語(例えば、「間に(between)」と「直接に間に」、「隣接する(adjacent)」と「直接に隣接する」など)も、これと同様に解釈されるべきである。
本明細書で用いられる専門用語は、特定の実施形態を説明するという目的だけを有しており、例示的な実施形態への限定を意図していない。本明細書で用いられる場合、単数形の「1つの(a)」、「1つの(an)」、および「その(the)」は、文脈が明らかにそうでないということを示していない限り、複数形も同様に含むことが、意図されている。用語「備える/含む(comprises)」、「備えている/含んでいる(comprising)」、「含む(includes)」、および/または「含んでいる(including)」は、本明細書で用いられる場合、言及されている特徴、整数、ステップ、動作、要素、および/またはコンポーネントが存在することを明示しているのであるが、1つまたは複数の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、コンポーネントおよび/またはそれらのグループの存在または追加を除外するものではないことが、更に理解されるであろう。
いくつかの代替的な実装形態では、言及されている機能/作用は、図面に示されている順序とは異なる順序で起こり得ることにも注意すべきである。例えば、連続して示されている2つの図面が、実際には、関与する機能/作用に応じて、実質的に同時に実行される、または、時には逆の順序で実行されることがあり得る。
別の定義がなされない限り、本明細書で用いられる(技術用語および科学用語を含む)すべての用語は、例示的な実施形態が属する技術分野の当業者によって一般的に理解されるのと同じ意味を有する。用語は、例えば一般的に用いられる辞書で定義されている用語は、関連のある技術の文脈におけるそれらの意味と矛盾しない意味を有するものとして解釈されるべきであり、本明細書で明示的にそう定義されない限り、理想化されたまたは過渡に形式的な意味で解釈されることはない、ということが更に理解されるであろう。
例示的な実施形態とそれに対応する詳細な説明との一部は、コンピュータ・メモリ内部のデータ・ビットに対する動作に関するソフトウェアの観点から、または、アルゴリズムおよび記号的表現の観点から、提示されている。これらの説明および表現は、当業者が自らの業務の実質を他の当業者に効果的に伝達する際に、用いられるものである。本明細書で用いられている用語としての、そして一般的に用いられる用語としての、アルゴリズムとは、希望する結果に至る首尾一貫した一連のステップであると考えられる。そのようなステップは、物理量の物理的操作を必要とするステップである。必ずしもそうであるとは限らないのであるが、通常は、これらの量は、記憶され、転送され、組み合わされ、比較され、またそれ以外の操作が可能である光信号、電気信号、または磁気信号という形態をとる。時には、主に一般的な使用という理由のために、これらの信号を、ビット、値、要素、シンボル、キャラクタ、用語、番号などと称することが便利であることが判明している。
以下の説明では、例示的な実施形態について、ルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造などを含むプログラム・モジュールまたは機能プロセスとしての実装が可能な動作の作用および記号表現(例えば、フロー・チャート形式での)を参照して、説明がなされる。なお、プログラム・モジュールまたは機能プロセスとは、特定のタスクを実行するもの、または、特定の抽象データ・タイプを実装するものであり、既存のネットワーク要素または制御ノードにおける既存のハードウェアを用いて、実装することができる。そのような既存のハードウェアには、1つまたは複数の中央演算処理装置(CPU)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)コンピュータなどが含まれ得る。
そうではないと特に断らない限り、または、議論から明らかなように、「処理する」、「計算する」、「算出する」、「判定/決定する」または「表示する」などの用語は、コンピュータ・システムまたは類似の電子的コンピューティング・デバイスの作用およびプロセスを指す。なお、ここで、コンピュータ・システムまたは類似の電子的コンピューティング・デバイスは、コンピュータ・システムのレジスタおよびメモリの内部で物理的で電子的な量として表されているデータを、操作し、コンピュータ・システムのメモリ、レジスタ、もしくは他のそのような情報ストレージ、伝送、または表示装置の内部の物理量として同様に表される他のデータに、変換する。
また、例示的な実施形態のソフトウェアで実装される態様は、何らかの形態を有する有体物である(または記録用の)記憶媒体上に符号化されているのが典型的であることに注意されたい。有体物である記憶媒体は、磁気的(例えば、フロッピーディスクやハード・ドライブ)または光学的(例えば、コンパクト・ディスク・リード・オンリ・メモリすなわち「CD−ROM」)であり得るが、リード・オンリの場合またはランダム・アクセスの場合がある。例示的な実施形態は、どの所与の実装形態のこれらの態様によっても、限定されることはない。
本明細書で用いられているように、「ユーザ機器」(UE)という用語は、モバイル・ユーザ、移動局、モバイル端末、ユーザ、加入者、ワイヤレス端末、および/またはリモート局と同義であり得るし、ワイヤレス通信ネットワークにおけるワイヤレス・リソースのリモート・ユーザを説明する場合もあり得る。「基地局」という用語は、1つまたは複数のセル・サイト、エンハンスト・ノードB(eNB)、基地局、アクセス・ポイント、および/または無線周波数通信の任意の終端として理解され得る。現在のネットワーク・アーキテクチャはモバイル/ユーザ・デバイスとアクセス・ポイント/セル・サイトとの区別を考慮することがあり得るが、本明細書でこれ以降説明されている例示的な実施形態は、例えばアド・ホックおよび/またはメッシュ・ネットワーク・アーキテクチャなどのようにこの区別がそれほど明確ではないアーキテクチャにも、一般的に適用可能でありうる。
「チャネル」という用語は、周波数帯域配分、時間配分および符号配分の任意の組合せとして、理解され得る。
図1は、例示的な実施形態が実装されるネットワークを示している。図1に示されているように、ネットワーク100は、基地局110と、UE120a、120bおよび120cとを含む。基地局110は、例えばエンハンストNode−B(eNB)であり得る。基地局110は、セルとして知られている地理的エリアをサービス提供することができる。
LTEシステムにおいて、アップリンクは、周波数分割多重化されており、異なる複数のユーザに、物理リソース・ブロック(PRB)として知られている時間・周波数ブロックが配分されている。図1に示されている例示的な実施形態では、基地局110が、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)として知られているアップリンク・トラフィック・チャネル上でこれらのPRBに関するデータを送信するために、このシステムにおける任意の他のUE(図示せず)だけでなく、UE120a、120bおよび120cをスケジューリングする。UE120a、120bおよび120cと、このシステムの他のUEとは、フィードバックおよび制御情報を、物理アップリンク制御チャネル(PUCCh)上で送信する。フィードバックおよび制御情報には、例えば、ダウンリンク送信肯定応答(ACK)とダウンリンク・チャネル品質フィードバックが含まれ得る。PRBが隣接する地理的セル(図示せず)で再利用され得るような、複数のセルにわたる十分なリソースの再利用があり得ることになる。
各UE120a、120bおよび120cは、双方向通信リンク対140a/140b、160a/160b、および170a/170bそれぞれを経由して、基地局110と通信する。双方向リンクのそれぞれは、アップリンク140a、160aおよび170aと、ダウンリンク140b、160bおよび170bとを含む。
ダウンリンク140b、160bおよび170bはそれぞれ、基地局110からUE120a、120bおよび120cまでのチャネルである。基地局110は、ダウンリンク140b、160bおよび170bで送信し、UE120a、120bおよび120cはそれぞれ、ダウンリンク140b、160bおよび170bで受信する。
アップリンク140a、160aおよび170aは、UE120a、120bおよび120cから基地局110へのチャネルである。UE120a、120bおよび120cは、アップリンク140a、160aおよび170aそれぞれの上に送信し、基地局110は、アップリンク140a、160aおよび170a上で受信する。
少なくとも1つの例示的な実施形態では、UE120aおよび120bが、デバイス間の通信におけるUEピアからデータを受信するために、アップリンク・チャネル150a/150b上で、更に信号を受信する。基地局110は、デバイス間通信のためのPRBを、アップリンク・チャネル上に配分する。基地局110は、更に、基地局とデバイス間通信におけるUEを含むUEとの間の通信のためのPRBを、アップリンク・チャネル上に配分する。
UE120aおよび120bのそれぞれは、通信範囲の内部にあるUEを発見するために、発見方法を実行することがあり得る。あるいは、基地局110が、どのUEが通信範囲の内部にあるのかを判定するために、発見方法を開始することもある。この発見プロセスは、ピアを発見する任意の既知の方法でかまわない。UE120aおよび120bの一方が通信範囲の内部において他方のUEを発見する場合には、UE120aおよび120bのその一方が、直接通信を要求することがあり得る。
図1において、UE120aおよび120bは、相互の通信範囲の内部にあると考えられる。
UE120aおよび120bが通信範囲の内部に存するため、UE120aおよび120bの少なくとも一方は、直接通信を求めるリクエストを、アップリンク140aまたは160aそれぞれを経由して、基地局110に送信する。このリクエストに応答して、基地局110は、UE120aと120bとの間の直接通信リンク150a/150bのためのアップリンク・リソースを配分する。アップリンク・リソースは、少なくとも、後述する図4〜図7との関係で示される方法に従って、配分され得る。
更に、ピアリングしているUE120aおよび120bの近傍に存するUE120cは、追加的な送信が基地局110からのダウンリンク上で生じるために、基地局110との通信を継続することができる。
図2は、基地局110の例示的な実施形態を示している。基地局110は図2に示されていない特徴を含み得ること、そして、示されている特徴に限定されるべきではないことを、理解すべきである。
図2を参照すると、基地局110は、例えば、データ・バス259と、送信ユニット252と、受信ユニット254と、メモリ・ユニット256と、処理ユニット258とを含み得る。
送信ユニット252と、受信ユニット254と、メモリ・ユニット256と、処理ユニット258とは、データ・バス259を用いて、相互にデータを送信および/または相互からデータを受信することができる。送信ユニット252は、例えばデータ信号と制御信号と信号強度/品質情報とを含むワイヤレス信号を、ワイヤレス通信ネットワーク100における他のネットワーク要素との間の1つまたは複数のワイヤレス接続を経由して送信するためのハードウェアと任意の必要なソフトウェアとを含むデバイスである。
受信ユニット254は、例えばデータ信号と制御信号と信号強度/品質情報とを含むワイヤレス信号を、ネットワーク100における他のネットワーク要素との間の1つまたは複数のワイヤレス接続を経由して受信するためのハードウェアと任意の必要なソフトウェアとを含むデバイスである。
メモリ・ユニット256は、磁気ストレージ、フラッシュ・ストレージなどを含む、データを記憶することができる任意のデバイスであり得る。
処理ユニット258は、入力データに基づいて特定の動作を遂行するように構成されているマイクロプロセッサを具備し、データを処理することができる、または、コンピュータ可読のコードに含まれる命令を実行することができる、任意のデバイスであり得る。コンピュータ可読のコードは、例えば、メモリ・ユニット256上に記憶され得る。
例えば、処理ユニット258は、いつUEが通信範囲の内部に存在するのかを判定することができる。処理ユニット258は、また、リソースを直接通信リンクに配分するように構成されている。例えば、処理ユニット258は、アップリンク・チャネルPRBを、リンク150a/150b上の直接通信リンクに、または、例えばリンク140b、160bおよび170b上のUEと基地局との間のアップリンク通信など他のものに、配分するように構成されている。
図3は、第1のUEと第2のUEとの間の直接通信のためにネットワーク・リソースを配分する方法を示している。図3に示されている方法は、図1に示されている基地局110によって実行され得る。
示されているように、S300において、基地局110が、UE120aまたは120bから、第2のUE120bまたは120aとの直接通信を求めるリクエストを受信する。このリクエストは、アップリンク140aまたは160aを経由して受信される。
基地局110は、いったんリクエストを受信すると、ステップS310において、直接のデバイス間通信のために、少なくとも1つの物理リソース・ブロック(PRB)を配分する。更に、基地局110は、ステップS320において、UEと基地局との通信のために、少なくとも1つのPRBを配分する。このUEと基地局との間の通信は、例えば、UE120aおよび120bと基地局110との間のレガシ・アップリンク通信であり得る。あるいは、または追加的に、このUEと基地局との通信は、UE120cと基地局110との間の通信であり得る。基地局110は、図4〜図7との関係で詳述される異なる複数のスキームに従って、PRBを配分する。
図4〜図7に示されているスキームのそれぞれにより、アップリンク・チャネル・リソースにアクセスするための、デバイス間とネットワーク接続との両方のトラフィックが可能になる。
図4を参照すると、左側のカラムは、現在のレガシ・システムにおいて知られているように、ネットワーク100における各UE120a、120bおよび120cが、それらに割り当てられているPRBを用いて、基地局110へのアップリンク上の送信を同時に行うことを示している。
図4の右側のカラムは、UE120aおよび120bによって基地局110への送信に用いられるPRBが、更にそして追加的に、直接的なデバイス間通信のために用いられることを示している。ある例示的な実施形態では、基地局110は、時分割多重化された態様で、2つの形態の通信のスケジュールを立てる。
少なくともこの例示的な実施形態では、基地局110は、送信間隔を交代させることにより、デバイス間の通信と基地局への通信との両方のために、いくつかのPRBを配分する。
図4の右側のカラムにおいて更に見られるように、少なくとも1つの例示的な実施形態によると、他のPRBは、基地局110へのアップリンク・チャネル通信のために配分されたままの状態に留まる。
図5には、代わりとなるスキームが示されている。図5に示されているように、PRBは、デバイス間の通信またはUEと基地局との通信のいずれかに、配分されている。従って、基地局110は、デバイス間の送信からUEと基地局との送信に、送信間隔を交互に切り替えるスケジューリング動作を、UE120aおよび120bのために実行する必要がない。
基地局110は、直接通信リンク150a/150bに、電力を配分し得る。基地局110は、2つの電力配分スキームの少なくとも一方の下で、電力を配分し得る。
第1の電力配分スキームの下では、基地局110は、直接リンク150a/150b上のデータ転送速度を、同一の通信がネットワーク経由でルーティングされる場合に可能であったであろうデータ転送速度に制限するように、電力を配分し得る。なお、同一の通信がネットワーク経由でルーティングされる場合とは、すなわち、各UE120a/120bから基地局110を通過して他方のUE120b/120aに至る、一対の双方向リンクを経由する場合である。この場合には、知られているように、データ転送を、基地局110を経由するデータ転送よりも、はるかに低い電力を用いて直接リンク150a/150bを介して達成することが可能である。従って、このように電力を削減することにより、直接リンク150a/150bが原因で隣接するセル(図示せず)に生じる干渉を削減または除去することができ、データ転送が基地局110を経由して生じる場合に見られたであろうスループットと比較して、これらのセルにおけるアップリンク・スループットが改善される。
第2の電力配分スキームの下では、基地局110は、直接リンク150a/150bのための送信電力を、UE120a/120bのそれぞれが基地局110を経由して通信するために許容されたであろうレベルに、維持することができる。これにより、隣接するセル(図示せず)への干渉が、レガシ・システムの動作と同様のレベルに保たれ得る。しかし、この電力配分スキームの下での直接リンク150a/150b上の転送速度は、基地局110を経由してルーティングされる通信においてサポートされたであろう場合よりも著しく高くなり得る。その理由は、デバイス間の通信がUEと基地局との通信よりもより効率的に電力を用いるためである。
第2の電力配分スキームの下におけるデータ転送速度の方がより高いため、直接リンク150a/150bの上で同じスループットをサポートするのに要求されるPRBは、より少ない。従って、基地局110は、それまで直接リンク150a/150bに割り当てられていたPRBを、UEと基地局とのアップリンク通信に再配分することができる。これは、レガシ・システムのユーザに配分されているアップリンク帯域幅容量を増加させるという更なる効果を有する。
第2の電力配分スキームの下では、図4および図5によるPRB配分のために、データ転送速度が改善され、方程式(1)〜(4)によって例証される以下の議論により、帯域幅の配分が調節され得る。
例証のための例として、特定の一対のUE120a/120bのために、UEと基地局とのリンク上でサポートされ得る次の速度RNiを考察する。
Ni=Wlog(1+SINRNi)、i∈1,2 (1)
ここで、Wは、そのデータがeNBを経由してルーティングされる場合に各UEに割り当てられたであろう帯域幅であり、SINRNiは、各UE120a/120bと基地局110との間の通信に対する信号対雑音比である。
同じUE対120a/120bのための直接リンク150a/150bに対して、UEと基地局とのリンクの場合と、電力と帯域幅配分とが同じであるとすると、デバイス間の速度Rd2dは次の通りである。
d2d=Wd2dlog(1+SINRd2d) (2)
ここで、SINRd2dは、リンク150a/150bを経由する直接通信を行うときのUE120a/120b間の通信に対する信号対雑音比である。少なくともこの実施形態では、Wd2dはWと等しい場合もあり得る。
d2dは、Rよりもはるかに高いのであるが、その理由は、UE120aとUE120bとが近接していることで、はるかに大きな信号対雑音比が生じるからである。このような高い速度はこの応用例には必要ないことがあり得るのであって、従って、このような帯域幅が利用されないことがあり得る。
従って、より低い直接リンク・データ速度Rd2d=RN1をサポートするのに要求されるW<Wd2dまで帯域幅を減少させるように、基地局110がPRBを配分することが、効果的であり得る。これにより、基地局110が、帯域幅W−Wd2dを他のUEと基地局110とのリンクに再配分することが可能になり、よって、システムの全体的な容量が増加し得る。可能な減少は、次の方程式(3)のように示すことができる。
例証のための例として、典型的なSINR=10dBおよびSINRd2d=20dBを用いると、以下を得ることとなる。
d2d=0.5*W (4)
このように、基地局110を経由して通信している場合にデバイス間のユーザに通常配分されたであろう帯域幅の半分が、基地局110によって、システムにおける他のユーザに再配分されることが可能になり、ユーザが直接に通信するときには、システムの全体的な容量が増加する。
少なくともこのようにして、例示的な実施形態によるPRBおよび電力配分スキームは、レガシまたはデバイス間のユーザに対するデータ速度を劣化させることなく、システム容量を増加させることができる。
ここで図6を参照すると、更なるPRB配分スキームが示されている。図6のスキームは、直交群の再利用を用いるのであるが、PRBが、直接のデバイス間通信において、別のUE対のためのセルの内部で再利用される。基地局110は、更に、デバイス間通信とネットワーク・ルーティングされるリンクとの間におけるリソース配分において、直交性を維持する。基地局110は、直接通信におけるUE対は干渉を生じさせるのに十分なほど他の対に近接していないという仮定の下で、直交群の再利用による配分を用いることができる。
例証のための実施形態では、UEの更なる対(図示せず)を、基地局110によって供給される地理的エリアの全体にわたるように、ネットワーク100の中に分布させることができる。UEの更なる対は、相互に、または、120a/120b対との干渉を生じないように、分布され得る。これらの対がネットワーク・ルーティングされる通信のために用いられたであろう電力と同じ電力を用いて動作する場合であっても、干渉は、削減することができる、または、存在しないこともあり得る。基地局110が、ネットワーク・ルーティングされる通信のデータ速度と等しいデータ転送速度を維持するのに要求される電力まで電力を削減する電力配分スキームを実装する場合には、電力を、即ち干渉を、更に削減させることができる。
図7は、少なくとも1つの例示的な実施形態による、更なる配分スキームを示している。本明細書で「ハイパー再利用」と称されるこの配分スキームでは、基地局110が、図6との関係で上述したスキームのように、直接リンクの対の間でリソースが再利用されるように、アップリンクPRBを配分する。
追加的に、基地局110は、更に、同じPRBをUEと基地局とのアップリンク通信に配分することにより、システムの容量を更に増加させる。基地局110は、この更なる配分を、UEと基地局との通信と直接リンク通信との間における潜在的な干渉に関する判定に基づいて、実行する。基地局110に接続されているUEからのアップリンク送信が、近接性や、建物による妨害などの理由で、直接的なデバイス間通信におけるデバイスによって受信不可能な場合には、基地局110は、デバイス間通信に配分されているPRBの中のいくつかをハイパー再利用することができる。このようにして、システム容量を、セル内部の干渉を増加させることなく、更に増加させることができる。
例証のための実施形態によると、オペレータは、デバイス間の通信にアップリンク・リソースを配分することによって、セル内部の干渉を減少させて、セル・スループットを増加させることができる。デバイス間通信の効率性により、ネットワーク・ルーティングされる通信の場合のより低い電力条件で、データ転送速度を許容範囲のレベルに維持することが可能である。電力条件が下がることにより、今度は、隣接するセルへの、そして他のアップリンクまたはダウンリンクのセル内部の通信への干渉を、減少させるまたは除去することが可能になり、結果として、より高いデータ・スループットが得られる。
以上では例示的な実施形態について説明してきたが、そのような例示的な実施形態に対し、多くの方法で変更を行うことが可能であるのは明らかであろう。そのような変更は、例示的な実施形態の精神および範囲からの逸脱と見なされるべきではなく、当業者にとって明らかであるそのような修正はすべて、特許請求の範囲の範囲に含まれることが意図されている。

Claims (10)

  1. ネットワーク(100)の基地局(110)によりネットワーク・リソースを配分する方法であって、
    前記ネットワークのアップリンク・チャネルの少なくとも2つのブロックを、第1のユーザ機器(UE)(120a)と第2のUE(120b)との間の直接通信リンク(150a、150b)に配分するステップと、
    前記直接通信リンク上のデータ転送速度が、(i)前記第1のUEと前記基地局との間と、(ii)前記第2のUEと前記基地局との間と、の内の一方のアップリンク通信のためのデータ転送速度よりも高いことを判定するステップと、
    前記判定に基づき、前記直接通信リンクに配分されている少なくとも2つのアップリンク・ブロックの少なくとも1つを、前記第1のUE、前記第2のUE、または他のUE(120c)による前記基地局とのアップリンク通信の少なくとも1つに再配分するステップと、
    を含む方法。
  2. 前記再配分するステップが、
    (i)前記第1のUEと前記基地局との間と、(ii)前記第2のUEと前記基地局との間と、の内の一方のアップリンク通信のためのデータ転送速度と等しい前記直接通信リンク上のデータ転送速度をサポートするのに要求される最小の帯域幅を決定するステップと、
    再配分のための帯域幅を決定するために、前記直接通信リンクに配分されている帯域幅から、前記最小の帯域幅を減算するステップと、
    を含む、請求項1に記載の方法。
  3. ネットワーク(100)の基地局(110)によりネットワーク・リソースを配分する方法であって、
    前記ネットワークのアップリンク・チャネルの少なくとも1つのブロックを、第1のユーザ機器(UE)(120a)と第2のUE(120b)との間の第1の直接通信リンク(150a、150b)に配分するステップと、
    前記アップリンク・チャネルの前記少なくとも1つのブロックを、第3のUEと第4のUEとの間の第2の直接通信リンクに配分するステップと、
    を含む方法。
  4. 前記第1の直接通信リンクと前記第2の直接通信リンクとの少なくとも一方のリンク上のデータ転送速度が、前記第1のUE、前記第2のUE、前記第3のUE、および前記第4のUEの中の1つと前記基地局との間のアップリンク通信のためのデータ転送速度よりも高いことを判定するステップと、
    前記判定に基づき、前記第1の直接通信リンクと前記第2の直接通信リンクとに配分されているアップリンク・ブロックを、前記第1のUE、前記第2のUE、前記第3のUE、前記第4のUE、および他のUEによる前記基地局とのアップリンク通信の内の少なくとも1つに再配分するステップと、
    を更に含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記アップリンク・チャネルの前記少なくとも1つのブロックを、前記第1のUE、前記第2のUE、前記第3のUE、前記第4のUE、および他のUEと前記基地局とのアップリンク通信の内の少なくとも1つに更に配分するステップ
    を更に含む、請求項3に記載の方法。
  6. ネットワークのアップリンク・チャネルの少なくとも2つのブロックを、第1のユーザ機器(UE)(120a)と第2のUE(120b)との間の直接通信リンク(150a、150b)に配分し、
    前記直接通信リンク上のデータ転送速度が、(i)前記第1のUEと前記基地局との間と、(ii)前記第2のUEと前記基地局との間と、の内の一方のアップリンク通信のためのデータ転送速度よりも高いことを判定し、
    前記判定に基づき、前記直接通信リンクに配分されている少なくとも2つのアップリンク・ブロックの少なくとも1つを、前記第1のUE、前記第2のUE、または他のUE(120c)による前記基地局とのアップリンク通信の内の少なくとも1つに再配分する
    ように構成されている、基地局(110)。
  7. (i)前記第1のUEと前記基地局との間と、(ii)前記第2のUEと前記基地局との間と、の内の一方のアップリンク通信のためのデータ転送速度と等しい前記直接通信リンク上のデータ転送速度をサポートするのに要求される最小の帯域幅を決定し、
    再配分のための帯域幅を決定するために、前記直接通信リンクに配分されている帯域幅から、前記最小の帯域幅を減算する
    ように更に構成されている、請求項6に記載の基地局。
  8. ネットワークのアップリンク・チャネルの少なくとも1つのブロックを、第1のユーザ機器(UE)(120a)と第2のUE(120b)との間の第1の直接通信リンク(150a、150b)に配分し、
    前記アップリンク・チャネルの前記少なくとも1つのブロックを、第3のUEと第4のUEとの間の第2の直接通信リンクに配分する
    ように構成されている、基地局(110)。
  9. 前記第1の直接通信リンクと、前記第2の直接通信リンクと、の内の少なくとも一方のリンク上のデータ転送速度が、前記第1のUE、前記第2のUE、前記第3のUEおよび前記第4のUEの中の1つと前記基地局との間のアップリンク通信のためのデータ転送速度よりも高いことを判定し、
    前記判定に基づき、前記第1の直接通信リンクと前記第2の直接通信リンクとに配分されているアップリンク・ブロックを、前記第1のUE、前記第2のUE、前記第3のUE、前記第4のUE、および他のUEによる前記基地局とのアップリンク通信の内の少なくとも1つに再配分する
    ように更に構成されている、請求項8に記載の基地局。
  10. 前記アップリンク・チャネルの前記少なくとも1つのブロックを、他のUEと前記基地局とのアップリンク通信に配分するように更に構成されている、請求項8に記載の基地局。
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