JP2010503137A5 - - Google Patents

Claims (9)

1. 第１のトラックと、隣接する第2のトラックとをもつトラック構造上に第１の分割部を選択するステップであって、当該第1の分割部の、これらトラックの一部分には書き込まれた情報を含まず、前記第2のトラックが、書き込まれた情報を含んでいるトラックの一部分をもってもよい第3のトラックに隣接するよう、第1の分割部を選択するステップと、
   レーザ・ビームの予め定められた書込パワー・プロフィールを用いて、前記第１の分割部の前記第１のトラックの一部分に書き込むステップと、
   前記第１の分割部の前記第１のトラックに書き込まれた情報を読み取るステップと、
   前記書込パワー・プロフィール及び前記第１のトラックから読み取った情報に基づいて、非対称性値とレーザ・パワーとの間の関係を決定するステップとを有する、螺旋トラック構造を有する光学記憶媒体上への光学記録のための、書込パワー較正を実施する方法。
2. 読み取りステップの後、情報が、別の予め定められた書込パワー・プロフィールを用いて、少なくとも第2の分割部の第2のトラックの一部分と、第2のトラック上の第3の分割部の第2のトラックの一部分とに書き込まれ、ジッタとレーザ・パワーとの間の関係が、書込パワー・プロフィールと、第１の分割部の第1のトラックの一部分と、第2の分割部の第2のトラックの一部分と、第3の分割部の第2のトラックの一部分とから読み取った情報に基づいて決定される、請求項１に記載の方法。
3. 第1の分割部のサイズは基本的に第2の分割部の2倍のサイズであり、基本的に第3の分割部の2倍のサイズである、請求項２に記載の方法。
4. 第1の分割部が基本的に360度に亘って延在し、第2の分割部及び第3の分割部が各々基本的に180度に亘って延在する、請求項２に記載の方法。
5. 第1のトラック及び第2のトラックの隣り合った位置での書込パワー・プロフィールのパワー値が異なる、請求項１又は請求項２に記載の方法。
6. 非対称性値βとレーザ・パワーαとの間の関係が、式
   β=aα²＋bα+c
   により近似される、請求項１に記載の方法。
7. 

   ここで
   

   

   の関係を用い、測定された非対称性値と目標非対称性値との間の差Δβに基づいて、逐次最適パワー制御が、レーザ・パワーαをΔαだけ増減することにより実行される、請求項６に記載の方法。
8. 前記光学記憶媒体が、ブルーレイ・ディスク（BD）である、請求項１に記載の方法。
9. 第1のトラックと、隣接する第2のトラックとをもつトラック構造上に第１の分割部を選択する手段であって、前記第1の分割部の、これらトラックの一部分には書き込まれた情報を含まず、前記第2のトラックが、書き込まれた情報を含んでいるトラックの一部分を前記第１の分割部にもってもよい第3のトラックに隣接するよう、第1の分割部を選択する手段と、
   レーザ・ビームの予め定められた書込パワー・プロフィールを用いて、前記第１の分割部の前記第１のトラックの一部分に書き込む手段と、
   前記第１の分割部の中の前記第１のトラックに書き込まれた情報を読み取るための手段と、
   前記書込パワー・プロフィール及び前記第１のトラックから読み取った情報に基づいて、非対称性値とレーザ・パワーとの間の関係を決定する手段とを有する、螺旋トラック構造を有する光学記憶媒体上への光学記録のための書込パワー較正を実施する装置。